JP2003026046A - 自動車のボデー構造 - Google Patents

自動車のボデー構造

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JP2003026046A
JP2003026046A JP2001208765A JP2001208765A JP2003026046A JP 2003026046 A JP2003026046 A JP 2003026046A JP 2001208765 A JP2001208765 A JP 2001208765A JP 2001208765 A JP2001208765 A JP 2001208765A JP 2003026046 A JP2003026046 A JP 2003026046A
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opening
closing panel
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rotating shaft
predetermined portion
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Takashi Hashimoto
孝 橋本
Isao Itoi
功 糸井
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Subaru Corp
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Fuji Heavy Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D47/00Motor vehicles or trailers predominantly for carrying passengers
    • B62D47/003Motor vehicles or trailers predominantly for carrying passengers convertible in order to modify the number of seats

Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷台に積載した荷物の移動によって開閉パネ
ルが損傷しにくい構造を有する自動車のボデー構造を提
供すること。 【解決手段】 段差部20は荷台4に積載された荷物X
の開閉パネル6への直接衝突を抑制し、補強材32は衝
突に伴う開閉パネル6の衝突位置周りのモーメントによ
る開閉パネル6の湾曲を抑制し、支持手段34は衝突に
伴う回動軸12の所定部位の前方への移動を弾性的に規
制する。従って、この自動車のボデー構造によれば、段
差部20、補強材32、或いは支持手段34を用いるこ
とにより、開閉パネル6の損傷を抑制することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷台を有する自動
車のボデー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ピックアップタイプの自動車にお
いては、自動車の後部に車室内と荷台とを区画する開閉
パネルを有するボデー構造が存在する(特開2000−
185669号公報参照)。この開閉パネルは基端を中
心に回動し、開閉パネルが荷台側に回動した場合には、
車室内が荷台に向けて開放され荷物積載スペースが拡大
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ボデー構造においては、開閉パネルの耐衝撃性は十分で
は無く、開閉パネルの閉鎖時において、自動車の減速等
によって荷台から前方へ移動した荷物によって開閉パネ
ルが損傷を受ける場合があった。
【0004】本発明の課題は、荷台に積載された荷物の
移動によって開閉パネルが損傷しにくい構造を有する自
動車のボデー構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動車の
ボデー構造は、車室内と荷台とを隔離すると共に端部を
中心に回動可能に車体に設けられた開閉パネルを備える
自動車のボデー構造において、この端部よりも後方に位
置する荷台の荷物積載面に設けられ、荷物積載面よりも
上方に向けて突出した段差部を備えることを特徴とす
る。
【0006】この自動車のボデー構造によれば、荷台の
荷物積載面上に載せられた荷物が、自動車の減速等によ
って荷台から前方へ移動した場合、荷物の下部は段差部
に衝突し、移動速度が大きな場合、段差部への衝突後に
開閉パネルに突き当たる。即ち、荷物移動時において
も、この荷物の開閉パネルへの直接衝突は避けられるの
で、開閉パネルは損傷しにくくなる。
【0007】また、請求項2記載の自動車のボデー構造
は、車室内と荷台とを隔離すると共に一端に位置するヒ
ンジを中心に回動可能に車体に設けられた開閉パネルを
備える自動車のボデー構造において、開閉パネルの閉鎖
時に開閉パネルの他端を車体に対してロックする係合部
と、この他端に対してヒンジ寄りに隣接する開閉パネル
の所定部位を補強する補強材とを備えることを特徴とす
る。
【0008】この自動車のボデー構造によれば、開閉パ
ネルの一端はヒンジに支持され他端は閉鎖時に係合部に
ロックされている。この状態で、荷台に搭載された荷物
が開閉パネルに衝突した場合、開閉パネルの撓みによっ
て衝突位置が車室内方向に移動するが、これに対する反
動によって、上述の開閉パネルの他端は衝突位置周りの
回転モーメントを受ける。この開閉パネルの他端は係合
部にロックされているため、この開閉パネルの他端に対
してヒンジ寄りに隣接する開閉パネルの所定部位に応力
がかかるが、この開閉パネルの所定部位に補強材を備え
ているので、開閉パネルが損傷しにくくなる。
【0009】また、請求項3記載の自動車のボデー構造
は、車室内と荷台とを隔離すると共に自動車の幅方向に
沿って延びた回動軸を中心に回動可能に車体に設けられ
た開閉パネルを備える自動車のボデー構造において、こ
の回動軸の両端に設けられた第1及び第2ヒンジと、第
1及び第2ヒンジ間の回動軸の所定部位が車室内側へ移
動するように回動軸が撓んだ場合に、この移動に抗する
ように所定部位を支持する支持手段とを備えることを特
徴とする。
【0010】この自動車のボデー構造によれば、開閉パ
ネルの回動軸の両端は、第1及び第2ヒンジによって支
えられている。この状態で、荷台に搭載された荷物が開
閉パネルに衝突した場合、開閉パネルの撓みによって第
1及び第2ヒンジ間の回動軸の所定部位が車室内側へ移
動するように回動軸が撓む。支持手段は、この移動に抗
するように所定部位を支持するので、所定部位の車室内
方向への移動が規制され開閉パネルが損傷しにくくな
る。
【0011】また、請求項4記載の自動車のボデー構造
は、支持手段が、一端が車体に固定され回動軸の前方を
通って他端が開閉パネルに固定されたベルトを有してい
ることを特徴とする。
【0012】この自動車のボデー構造によれば、荷物の
衝突によって回動軸の所定部位が前方、即ち車室内方向
に所定距離以上移動すると、ベルトは回動軸の所定部位
を支持しつつ回転軸からベルトに荷重が分散吸収され
る。従って、所定部位の車室内方向への移動が規制され
ることとなる。
【0013】また、請求項5記載の自動車のボデー構造
は、支持手段が、回動軸の所定部位が内部に位置するブ
ラケットと、ブラケットの内面と回動軸の所定部位との
間に介在するブッシュとを備えること特徴とする。
【0014】この自動車のボデー構造によれば、荷物の
衝突によって回動軸の所定部位が前方、即ち車室内方向
に所定距離以上移動すると、回動軸の所定部位はブッシ
ュを前方に押すことになる。ブッシュはブラケットの内
面と回動軸の所定部位との間に介在しているので、所定
部位はブッシュの弾性力によって、押された方向とは逆
方向、即ち、後方に向けて押し戻される。従って、所定
部位の車室内方向への移動が弾性的に規制されることと
なる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態に係る自動車のボデー構造について説明す
る。なお、この実施の形態の説明においては、同一要素
には同一符号を用い重複する説明は省略する。
【0016】図1は、実施の形態に係るボデー構造を有
する自動車の斜視図であり、図2は、ボデー構造の主要
部の斜視図である。この自動車のボデー構造は、ピック
アップタイプの自動車の後部側に、車室2内と荷台4と
を隔離する開閉パネル6が設けられている。開閉パネル
6の上側にはリアガラス8が位置し、開閉パネル6とリ
アガラス8との間には自動車の幅方向に沿って延びた支
持梁(バルクヘッドアッパ)10が設けられている。ま
た、リアガラス8の幅方向両端にはCピラー11が設け
られている。
【0017】開閉パネル6は、車室2内と荷台4とを隔
離すると共に、その端部、即ち下端部に自動車の幅方向
に一致して設けられた回動軸12を中心に回動可能に車
体14に設けられている。開閉パネル6は、車室2内側
に回動することによって車室2内を荷台4に向けて開放
可能である。もちろん、開閉パネル6が荷台4側にも回
動可能な構造を採用することもできる。また、回動軸1
2は開閉パネル6の上端部に設けてもよい。
【0018】荷台4は、床面(荷物積載面)を構成する
荷台フロア4aと、荷台フロア4aの幅方向両端部から
立設した側壁(クオータインナ)4bとを備えている。
側壁4bの車室2側にはタイヤハウス部16が設けられ
ている。荷台4の前方内壁面は、回動可能な開閉パネル
6の外面と、開閉パネル6の幅方向両サイドに位置する
バルクヘッドサイドパネル18の外面とから構成されて
いる。なお、荷台4の前方内壁面と荷台フロア4aとの
間には、バルクヘッドロア(段差部)20及びリアクロ
スメンバ22が幅方向に沿って配置されている。
【0019】車室2内には2つに分割された後席24が
配置されている。各座席はシートバック24a及びヘッ
ドレスト24bを備えている。なお、後席24は分割さ
れていない1つの座席であってもよい。
【0020】図3は、開閉パネル閉鎖時の後席24近傍
の側面図である。後席24は搭乗者が着席可能なよう
に、そのシートバック24aがシートクッション24c
に対して起き上がっている。シートバック24aの後方
には開閉パネル6が位置し、車室2内と荷台4とを隔離
している。開閉パネル6の外側の適当な位置には車体の
外部に対して密着するシール材26が設けられている。
【0021】開閉パネル6は、車室2内と荷台4とを隔
離すると共に回動軸12を中心に回動可能に車体に設け
られている。段差部20は、回動軸12よりも後方で好
ましくは隣接して位置する荷台4の荷物積載面4aに設
けられており、荷物積載面4aよりも上方に向けて突出
している。
【0022】図4は、開閉パネル閉鎖時の後席24近傍
の拡大側面図である。荷台4の荷物積載面4a上に載せ
られた荷物Xが、自動車の減速等によって荷台4から前
方へ移動した場合、荷物Xの下部は段差部20に衝突
し、移動速度が大きな場合、段差部20への衝突後に開
閉パネル6に突き当たる。なお、移動時の荷物Xを二点
鎖線で示す。即ち、荷物移動時においても、この荷物X
の開閉パネル6への直接衝突は避けられるので、開閉パ
ネル6は損傷しにくくなる。
【0023】なお、荷物積載面4aは板金からなる車体
の一部を樹脂製の整形シート4a’によって覆うことに
よって構成されている。段差部20は金属製の突出部2
0aと、突出部20aを覆う部分の整形シート4a’に
よって構成されている。また、整形用の樹脂部材(トリ
ム)は各所に設けられており、例えば、支持梁10もこ
のような樹脂部材によって覆われている。
【0024】開閉パネル6は下方の回動軸12の両端に
位置するヒンジを中心に回動するが、回動軸12とは反
対側の一端である上端(他端)は、開閉パネル閉鎖時に
車体側の係合部28によってロックされる。
【0025】図5は、開閉パネル上端近傍の拡大断面図
である。なお、同図は開閉パネル6の幅方向中央部の構
造を示している。係合部28は、開閉パネル6の閉鎖時
にヒンジとは反対側の一端に、本例ではコの字型の金属
片30を車体に対してロックするラッチを構成してい
る。係合部28に前方側から金属片30が押し当てられ
ると、係合部28内に金属片30が係合してロックさ
れ、係合部28のロック機構を解除すると、金属片30
が係合部28から解放される。金属片30(上述の反対
側の一端)に対して、開閉パネル6のヒンジ寄り、即ち
下方に隣接する開閉パネル6の所定部位で、より好まし
くは開閉パネル6断面内の後方で金属片30の後側取付
部に対応する部位は、補強材32によって補強されてい
る。
【0026】開閉パネル6は、金属又は樹脂製のフレー
ム6aと、フレーム6aの幅方向に沿って延在しフレー
ム6aの上端部に固定された金属パイプ6bと、フレー
ム6aの幅方向中央部から金属パイプ6bの上方まで延
びたブラケット6cと、これらを収容する外郭部材6d
とを備えている。なお、金属片30はブラケット6cの
上部に固定されている。
【0027】開閉パネル6の金属片30は閉鎖時に係合
部28にロックされ、回動軸はヒンジが支えている。こ
の状態で、荷台4に搭載された荷物が開閉パネル6に衝
突した場合、開閉パネル6の撓みによって衝突位置が車
室2内方向に移動するが、これに対する反動によって、
金属片30は衝突位置周りの回転モーメントを受ける。
金属片30は係合部28にロックされているため、金属
片30に対してヒンジ寄りに隣接する開閉パネルの所定
部位、即ち、金属パイプ6bとブラケット6cの上部で
金属片30の後側取付部の間に応力がかかる。この所定
部位には断面コの字型の補強材が介在しているので、開
閉パネル6の当該所定部位が損傷しにくくなる。なお、
補強材32は、金属パイプ6bとブラケット6cの上部
の間に固定されている。
【0028】次に、開閉パネル6の下端側の構造につい
て説明する。図6は、開閉パネル下端側近傍の拡大断面
図である。なお、同図は開閉パネル6の幅方向中央部の
構造を示している。開閉パネル6の端部を構成する回動
軸12は、自動車の幅方向に沿って延びている。回動軸
12の両端には図示しない第1及び第2ヒンジが設けら
れており、これらのヒンジは回動軸12を回動可能に支
持している。このボデー構造は、第1及び第2ヒンジ間
の回動軸12の所定部位が車室2内側へ移動するように
回動軸12が撓んだ場合に、この移動に抗するように所
定部位を支持する支持手段34を備えている。
【0029】回動軸12の両端は、第1及び第2ヒンジ
によって支えられている。この状態で、荷台4に搭載さ
れた荷物が開閉パネル6に衝突した場合、開閉パネルの
撓みによって第1及び第2ヒンジ間の回動軸12の所定
部位(本例では中央部)が車室2内側へ移動するように
回動軸12が撓む。支持手段34は、この移動に抗する
ように所定部位を支持する。なお、所定部位は回動軸1
2の中央部である必要はない。
【0030】図6に示す支持手段34は、一端が車体に
固定され回動軸12の前方を通って他端が開閉パネル6
に固定されたベルト34aを有する。この固定はボルト
34b,34cによって行われる。ベルト34aの一端
と他端との間のベルトの長さは、回動軸12の所定部位
が前方に荷重を受けた際に、その荷重をベルト34aが
受持つ時間が最適となるように適宜変更でき、効果的に
ベルト34aが荷重を受けられる長さに設定されてい
る。
【0031】ベルト34aと回動軸12との間には所定
の隙間が設定されている。荷物の衝突によって回動軸1
2の所定部位が前方、即ち車室2内方向に所定距離以上
移動すると、ベルト34aの一端と他端との間のベルト
34aの長さは、回動軸12の所定部位に押されて長く
なる。
【0032】また、ベルト34aに複数の孔を設け、こ
れらの孔にボルト34b,34cを通すことにより、ベ
ルト34aを固定する場合、ボルト34b,34cを通
す孔を適宜選択することで、上述の隙間を設定すること
ができる。また、ベルト34aの孔の設けられる周囲の
厚みは、ベルト34aの中央部よりも厚くすることが好
ましい。例えばベルト34aを2つ折や3つ折りにする
ことによってベルト34aを厚くすることができる。
【0033】荷物が開閉パネル6に衝突した場合、開閉
パネル6の撓みによって回動軸12の所定部位が前述の
隙間だけ車室2内側へ移動すると、ベルト34aは回動
軸12の所定部位を支持しつつ、回動軸12からベルト
34aに荷重が分散、吸収され、開閉パネル6の進入量
を抑えることができる。更にこのとき、ベルト長、即ち
隙間を適当に調整することにより、回動軸12の荷重を
ベルトが受ける時間を最適にでき、開閉パネル6の進入
量をコントロールすることが可能になる。従って、開閉
パネル6が損傷しにくくなる。
【0034】支持手段34の構造としては別の形態も考
えられる。図7に示す開閉パネル下端側近傍の拡大断面
図を参照して、別の形態に係る支持手段34について説
明する。なお、同図は開閉パネル6の幅方向中央部の構
造を示している。
【0035】図7に示す支持手段34は、回動軸12の
所定部位が内部に位置するブラケット34xと、ブラケ
ット34xの内面と回動軸12の所定部位(本例では中
央部)との間に介在するブッシュ34yとを備えてい
る。なお、ブッシュ34yと回動軸12の所定部位との
間には隙間が介在している。ブラケット34xは複数の
ボルト34zによって車体14に固定されている。
【0036】荷物の衝突によって回動軸12の所定部位
が前方、即ち車室2内方向に前述の隙間以上移動する
と、回動軸12の所定部位はブッシュ34yを前方に押
すことになる。ブッシュ34yはブラケット34xの内
面と回動軸12の所定部位との間に介在しているので、
所定部位はブッシュ34yの弾性力によって、押された
方向とは逆方向、即ち、後方に向けて押し戻される。従
って、所定部位の車室2内方向への移動が弾性的に規制
されることとなり、開閉パネル6が損傷しにくくなる。
なお、前述のベルト同様、所定距離は、ブッシュ34y
と回動軸12の所定部位との間の隙間を最適に設定する
ことで開閉パネル6の進入量をコントロールすることが
できると共に、支持手段34としてブッシュ34yを使
用することで回転軸12が前述のベルトを使用した場合
に比べて剛結されることになり大荷重にも対応すること
ができる。
【0037】上述の実施の形態に係る自動車のボデー構
造によれば、衝突抑制のための段差部、衝突時の補強
材、或いは回動軸の支持を行う支持手段を用いることに
より、開閉パネル6の損傷を抑制することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る自動車のボデー構造によれ
ば、荷台の荷物が直接衝突するのを防止し、また所定部
位に補強部材を用いると共に衝突時の衝撃を吸収する構
成を有することにより開閉パネルの損傷を抑制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るボデー構造を有す
る自動車の斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態に係るボデー構造主要部
の斜視図である。
【図3】この発明の実施の形態に係る開閉パネル閉鎖時
の後席近傍の側面図である。
【図4】この発明の実施の形態に係る開閉パネル閉鎖時
の後席近傍の拡大側面図である。
【図5】この発明の実施の形態に係る開閉パネル上端近
傍の拡大断面図である。
【図6】この発明の実施の形態に係る開閉パネル下端側
近傍の拡大断面図である。
【図7】この発明の実施の形態に係る開閉パネル下端側
近傍の拡大断面図である。
【符号の説明】
2…車室、4…荷台、6…開閉パネル、12…回動軸、
20…段差部、32…補強材、34…支持手段、34a
…ベルト、34x…ブラケット、34y…ブッシュ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内と荷台とを隔離すると共に端部を
    中心に回動可能に車体に設けられた開閉パネルを備える
    自動車のボデー構造において、 前記端部よりも後方に位置する前記荷台の荷物積載面に
    設けられ、前記荷物積載面よりも上方に向けて突出した
    段差部を備えることを特徴とする自動車のボデー構造。
  2. 【請求項2】 車室内と荷台とを隔離すると共に一端に
    位置するヒンジを中心に回動可能に車体に設けられた開
    閉パネルを備える自動車のボデー構造において、 前記開閉パネルの閉鎖時に前記開閉パネルの他端を前記
    車体に対してロックする係合部と、 前記他端に対して前記ヒンジ寄りに隣接する前記開閉パ
    ネルの所定部位を補強する補強材と、を備えることを特
    徴とする自動車のボデー構造。
  3. 【請求項3】 車室内と荷台とを隔離すると共に自動車
    の幅方向に沿って延びた回動軸を中心に回動可能に車体
    に設けられた開閉パネルを備える自動車のボデー構造に
    おいて、 前記回動軸の両端に設けられた第1及び第2ヒンジと、 前記第1及び第2ヒンジ間の前記回動軸の所定部位が前
    記車室内側へ移動するように前記回動軸が撓んだ場合
    に、この移動に抗するように前記所定部位を支持する支
    持手段と、を備えることを特徴とする自動車のボデー構
    造。
  4. 【請求項4】 前記支持手段は、 一端が車体に固定され前記回動軸の前方を通って他端が
    前記開閉パネルに固定されたベルトを有していることを
    特徴とする請求項3に記載の自動車のボデー構造。
  5. 【請求項5】 前記支持手段は、 前記回動軸の前記所定部位が内部に位置するブラケット
    と、 前記ブラケットの内面と前記回動軸の前記所定部位との
    間に介在するブッシュと、を備えることを特徴とする請
    求項3に記載の自動車のボデー構造。
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