JP4677477B2 - 車両用サイドライニングの配設構造 - Google Patents

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Description

この発明は、車両用サイドライニングの配設構造に関する。
従来、車両のリヤシートの車外側に、該車外側の車体部材を車内側から覆う樹脂製のサイドライニングを設けた構造がある(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3070425号公報
ところで、上記構造において、未使用時のシートベルト装置のベルトがサイドライニングの外面に沿って配置されることがあるが、この場合、前記ベルトがシートとサイドライニングとの間に入り込んでしまうことがある。これは、特に可動式のシートを採用した場合に顕著であり、ベルト装着時やシート可動時における煩雑さを招いてしまう。
そこでこの発明は、車両用サイドライニングの配設構造において、シートベルト装置のベルトがシートとサイドライニングとの間に入り込むことを抑制することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車両用シート(例えば実施例のリヤシート10)の車外側に設けられて該車外側の車体部材を車内側から覆う車両用サイドライニング(例えば実施例のサイドライニング23)の配設構造において、前記サイドライニングは、前記シートに着座する乗員を拘束するシートベルト装置(例えば実施例のシートベルト装置31)のベルト(例えば実施例のベルト32)を挿通するベルト挿通部(例えば実施例のベルト挿通部35)と、前記シートにより車内側から被覆される被覆部(例えば実施例の切り欠き周辺部28)と、前記ベルト挿通部から被覆部側への前記ベルトの移動を規制する規制部(例えば実施例のベルトストッパ36)とを備え、前記被覆部の下部には、前記シートのシートバック(例えば実施例のシートバック12)を傾動可能に支持するヒンジ機構(例えば実施例のヒンジ機構15)の少なくとも一部を受け入れる切り欠き部(例えば実施例の切り欠き部27)が形成され、前記切り欠き部の周辺部位が、前記ヒンジ機構に車外側から当接支持されることを特徴とする。

請求項2に記載した発明は、前記シートは、車体に固定される固定部(例えば実施例のシートクッション11)と、可動機構(例えば実施例のヒンジ機構15,15a)により可動する可動部(例えば実施例のシートバック12)とを備え、前記ベルト挿通部が前記シートの固定部により被覆されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記サイドライニングの下方に配置されて車体のサイドフレーム(例えば実施例のサイドフレーム3)のキックアップ部(例えば実施例のキックアップ部3b)を覆う下部サイドライニング(例えば実施例のサイドシルライニング22)を備え、前記ベルト挿通部は、前記サイドライニングと下部サイドライニングとの見切り線(例えば実施例の見切り線L)上に設けられ、前記サイドフレームにおけるキックアップ部後方の水平部(例えば実施例のリヤフレーム部3c)の前端部には、前記シートベルト装置のベルトアンカ(例えば実施例のアウタアンカ34)が取り付けられ、該ベルトアンカが前記サイドライニングにより被覆されることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、ベルトがベルト挿通部から被覆部側に移動することを規制し、該ベルトがサイドライニングとシートとの間に入り込んでしまうことを防止して、ベルト装着時やシート可動時等の煩雑さを解消することができる。
請求項2に記載した発明によれば、シートの可動部の操作時にもベルトの被覆部側への移動を防止できると共に、ベルト挿通部がシートの可動状態の影響を受けず、かつ車内側に露出することもないので、サイドライニング周りの見栄えを良好に保つことができる。
請求項3に記載した発明によれば、ベルトアンカがサイドフレームにおけるキックアップ部後方の水平部の前端部に取り付けられることで、シートから遠ざかる方向にベルトを配置しながら、リトラクタからのベルトの引き出し量を小さく設定することができ、ベルトの引き出し荷重を軽減できる。また、実質的にサイドライニングのみによってベルトアンカが被覆される構成となり、メンテナンス時のアクセス性を向上できる。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。
図1,2は、パネル部品と骨格部品とを溶接等により一体に接合してなるモノコック構造の車体1を有する乗用車において、リヤシート10の右側を車内側(車室R内側)から見た斜視図である。
車体1のフロア部2は、リヤシート10の足元スペースを形成する略水平な低位フロア2aと、リヤシート10の下方において低位フロア2aの後縁部から略垂直に立ち上がる立壁部2bと、該立壁部2bの上縁部から略水平に後方へ延びる高位フロア2cとを有する。
低位フロア2aは、リヤシート10のシートクッション11における略水平な下面よりも下方に離間し、前後方向ではシートクッション11の前方位置からシートクッション11の下方に入り込む位置まで設けられる。低位フロア2aの左右中央には、断面台形状のフロアトンネル部2dが前後に延設される。低位フロア2a上であってシートクッション11の下方には物品収納用のアンダートレイ6が配設される。
高位フロア2cは、シートクッション11の下面と略同一高さにあり、前後方向ではシートクッション11の後部の下方位置からシートクッション11の後方まで延出して設けられる。高位フロア2cの後部はリヤシート10後方の荷室Tの床面を形成し、その略中央にはスペアタイヤ等収納用の凹部2eが形成される。
図2を参照し、フロア部2の左右両側には、前後に延びるサイドフレーム3が配設される。サイドフレーム3は、リヤシート10の車外側においてリヤドア4により開閉されるリヤドア開口5の下縁部を構成するサイドシル部3aと、該サイドシル部3aの後部において後上がりに立ち上がるキックアップ部3bと、該キックアップ部3bの後方において略水平に連なるリヤフレーム部3cとを有してなる。左右サイドフレーム3の間はクロスメンバを介して適宜結合されている。
ここで、図中符号21はリヤドア開口5の前縁部を形成するセンターピラーの車内側を覆うセンターピラーライニングを、符号22は前記サイドシル部3a及びキックアップ部3bを車内側から覆うサイドシルライニングを、符号23はリヤドア開口5の後縁部下側を形成するボディサイド(不図示)における前記後縁部下側から所定量後方に至るまでの間を車内側から覆うサイドライニングを、符号24はサイドライニング23の上方においてリヤドア開口5の後縁部上側を形成するリヤピラー(不図示)の下部車内側を覆うリヤピラーロアライニングをそれぞれ示す。各ライニング21〜24はそれぞれポリプロピレン等の合成樹脂製とされる。
リヤシート10の上端部の後方には、車体左右の前記リヤピラーの基端部間に渡って左右に延びるリヤパーセルシェルフ7が設けられる。リヤパーセルシェルフ7は略水平な板状をなし、リヤシート10の上端部の後方において車室Rと荷室Tとを仕切る。車体下部両側には、リヤシート10近傍から荷室T前部に掛けて車内側に膨出するリヤホイールハウス8が設けられる。
図1を参照し、リヤシート10は、乗員の臀部を支持するシートクッション11と、乗員の背中を支持するシートバック12とを有してなる。シートバック12の上端部には乗員の頭部を支持するヘッドレスト13が一体的に設けられる。シートクッション11は、やや前上がりに傾斜して設けられ、シートバック12は、その上部が後側となるように傾斜(後傾)して設けられる。リヤシート10の後部(シートクッション11の後部)は、高位フロア2cの前部上に直接的に支持され、リヤシート10の前部(シートクッション11の前部)は、低位フロア2aの後部上に不図示の支持フレームを介して支持される。
また、シートクッション11はフロア部2に対して固定的に支持されるのに対し、シートバック12はその下端部の左右両側及び左右中央がフロア部2の対応位置にそれぞれヒンジ機構15,15aを介して傾動可能に支持される。シートバック12は、その上部左右両側に設けた不図示のロック機構を、車体1からサイドライニング23を貫通して車内側に突出する門形のストライカ19(図2参照)に係合させることで、前述の如く後傾した起立状態(着座可能状態)に保持される。一方、不図示のロック解除手段の操作により前記ロック機構のストライカ19への係合を解除させることで、シートバック12を前方に傾動させてシートクッション11上に重ねるように倒し、車室Rと荷室Tとを連通させた折り畳み状態(着座不能状態)とすることが可能である。
図1,2を参照し、リヤドア開口5の後縁部下側は、シートバック12の前面よりもやや前方に位置し、側面視でシートバック12と同様の後傾姿勢に設けられる。このリヤドア開口5の後縁部下側とシートバック12の外側部との間を埋めるように、前記サイドライニング23が設けられる。
サイドライニング23は、側面視でシートバック12と同様の後傾姿勢に設けられるもので、リヤドア開口5の後縁部下側から車内側に延びつつ後方へ湾曲する湾曲部25と、該湾曲部25の先端から後方に向けて直線状に延びる幅広の内側部26とを一体に有してなる。サイドライニング23の上端部は前記リヤピラーの基端部近傍に至り、該上端部をリヤピラーロアライニング24の下端部に突き当てる。一方、サイドライニング23の下端部はサイドフレーム3のリヤフレーム部3cの前部近傍に至り、その湾曲部25の下端部をサイドシルライニング22の後部上端部に突き当てる。なお、内側部26の下部はリヤホイールハウス8を避けるべく車内側に変化して設けられている。
図3を併せて参照し、サイドライニング23の湾曲部25の下端部は、側面視で前上がりに傾斜する傾斜部25aとされる。一方、サイドライニング23の内側部26の下端部は、その前部が高位フロア2cに近接する略水平な前平坦部26aとされ、後部が前平坦部26aに対して上方に変位する略水平な後平坦部26bとされる。前後平坦部26a,26b間には略垂直な段差部26cが形成される。段差部26cと後平坦部26bとの間の隅部には、側面視で車体右側のヒンジ機構15のヒンジ軸18と略同軸をなす円弧状の切り欠き部27が設けられ、この切り欠き部27には、前記ヒンジ機構15におけるヒンジ軸18の周辺部位が斜め下後方から受け入れ可能とされる。なお、図中符号Cはヒンジ軸線を、符号19aは前記ストライカ19の貫通孔をそれぞれ示す。
サイドライニング23は、その湾曲部25におけるリヤドア開口5の後縁部下側に沿う前縁部の複数箇所が樹脂クリップ等により車体1に固定され、内側部26の上端側の複数箇所が樹脂クリップ等により車体1に固定され、内側部26の上部後側及び上下中間部前側が樹脂クリップ等により車体1に固定され、内側部26の後平坦部26bの前側が樹脂クリップ等により車体1に固定される。なお、前記各固定位置を図中符号Pで示す。
そして、サイドライニング23の内側部26における切り欠き部27の周辺部位(以下、切り欠き周辺部28という)は、前記ヒンジ機構15のヒンジベース16に車外側から当接支持される。
図4を参照し、ヒンジ機構15は、車体1に固定される前記ヒンジベース16と、該ヒンジベース16にヒンジ軸18を介して回動可能に支持されるヒンジプレート17とを有してなる。
ヒンジベース16は鋼板プレス成型品であり、リヤフレーム部3cの前部上に前後一対のボルトにより締結固定される固定フランジ部16aと、該固定フランジ部16aの車外側から側面視山形をなして上方に起立する起立部16bとを一体形成してなる。起立部16bの上端部には側面視円形のヒンジ軸挿通部16cが形成される。固定フランジ部16a及び起立部16bの外縁部には、上方又は車内側に凸の断面半円状をなす補強用の円ビード16dが連続的に形成される。固定フランジ部16a及び起立部16bの前後中間部には、当該部位を円ビード16dと同等量だけ上方又は車内側に変化させてなる同じく補強用の凸形状部16eが適宜形成される。
ヒンジプレート17も鋼板プレス成型品であり、シートバック12の下端部に配された不図示のシートフレームに上下一対のボルトにより締結固定される固定フランジ部17aと、該固定フランジ部17aの車外側から側面視山形をなして前方に起立する起立部17bとを一体形成してなる。起立部17bの前端部には側面視円形のヒンジ軸挿通部17cが形成される。固定フランジ部17a及び起立部17bの外縁部には、前方又は車内側に起立する補強用の短フランジ17dが連続的に形成される。固定フランジ部17a及び起立部17bの上下中間部には、当該部位を短フランジ17dと同等量だけ前方又は車内側に変化させてなる同じく補強用の凸形状部17eが適宜形成される。
図5,6を併せて参照し、サイドライニング23における切り欠き部27の周囲及び段差部26cの前方部位は、ヒンジベース16のヒンジ軸挿通部16cの外周及び起立部16bの前縁における円ビード16dに車外側から当接支持され、かつサイドライニング23における段差部26cの周辺部位は、ヒンジベース16の起立部16bの凸形状部16eに車外側から当接支持される。これらヒンジベース16に支持される部位が前記切り欠き周辺部28に相当する。
図4を参照し、ヒンジベース16のヒンジ軸挿通部16cの車外側には、ヒンジプレート17のヒンジ軸挿通部17cが車内側から重なり、これらが左右方向に沿うヒンジ軸18を介して相対回転可能に連結される。ヒンジ軸挿通部16cにおける軸挿通孔の周囲は車内側に突出し、かつヒンジ軸挿通部17cにおける軸挿通孔の周囲は車外側に突出する。これにより、ヒンジベース16の起立部16bとヒンジプレート17の起立部17bとの間には左右方向で所定量の間隙が形成され、この間隙内にサイドライニング23の切り欠き周辺部28が挿入可能である。
サイドライニング23の内側部26は、起立状態にあるシートバック12の外側部及びシートクッション11の後部外側部により車内側から押圧されつつ概ね覆われ、主に湾曲部25のみを車内側に露出させている。このとき、内側部26の下端部における切り欠き周辺部28も、シートクッション11の後端部及びシートバック12の下端部により車内側から押圧状態で概ね覆われるが、当該部位が車外側(サイドライニング23内側)からヒンジベース16の起立部16bに当接支持されることで、リヤシート10からの押圧力が作用した際にも車外側への撓みが抑制される。
図7を参照し、車体1の後部には、リヤシート10に着座した左右乗員毎に該乗員の身体をリヤシート10に拘束するシートベルト装置31が設けられる。
シートベルト装置31は所謂三点式のもので、リヤドア開口5の後方かつサイドライニング23の内側において車体1に取り付けた不図示のリトラクタ(巻き取り装置)からベルト32(ウェビング)を上方へ引き出し、該ベルト32をリヤピラーロアライニング24の内側において車体1に取り付けたスルーアンカ33に挿通し、該ベルト32を下方に折り返してリヤピラーロアライニング24に形成したベルト挿通部24aから該リヤピラーロアライニング24の外側に引き出した後、サイドライニング23の外側を下方に向けて取り回す。このベルト32の先端部を、サイドライニング23の湾曲部25の下端(傾斜部25a)とサイドシルライニング22の上端との突き当て部(当該部位の見切り線を図中符号Lで示す)の車内側に形成したベルト挿通部35よりサイドライニング23の内側に差し入れ、リヤシート10の車外側かつサイドライニング23の内側においてリヤフレーム部3cの前端部に取り付けたアウタアンカ34に至らしめる。
スルーアンカ33とアウタアンカ34との間にはベルト32を挿通するタングプレート(不図示)が配設され、該タングプレートをリヤシート10の左右中間部において車体1に取り付けたバックル(不図示)に係合させることで、ベルト32がリヤシート10に着座した乗員の主に胸部と腰部とを拘束する。一方、シートベルト装置31の未使用時には、上下のベルト挿通部24a,35間においてベルト32がサイドライニング23の湾曲部25の外面に沿うように配設される。
サイドライニング23の下端部における前記傾斜部25aと前平坦部26aとに渡る部位には、これら傾斜部25a及び前平坦部26aよりも下方に突出する側面視方形状のベルトストッパ36が形成される。このベルトストッパ36よりも車外側かつ前方には前記ベルト挿通部35が位置し、該ベルト挿通部35を通過するベルト32の車内側縁部がベルトストッパ36における略垂直な前縁部に接触する。これにより、ベルト32がサイドライニング23の外面に沿って車内側かつ後方に移動することが規制される。
すなわち、ベルトストッパ36が無い場合には、例えばシートバック12を前方に倒しサイドライニング23の内側部26を車内側に露出させた際に、図中二点鎖線で示す如くベルト32がサイドライニング23の外面に沿って車内側かつ後方に移動することがある。すると、シートバック12を通常使用位置に戻す際に、該シートバック12の外側部とサイドライニング23の外面との摺接によりベルト32がさらに後方に引き込まれ、該ベルト32の装着時にこれをシートバック12及びサイドライニング23間から引き抜く動作が必要になってしまう。また、引き込まれたベルト32が前記ストライカ19に近接すると、該ストライカ19とシートバック12の前記ロック機構との係合が阻害されたりベルト32が噛み込んだりすることもあり得る。
しかし、前記ベルトストッパ36によりベルト32の車内側かつ後方への移動を規制することで、折り畳み状態のシートバック12を起立状態に戻す際にもベルト32が巻き込まれ難くなり、ベルト32の装着時やリヤシート10の戻し操作時における煩雑さが解消される。そして、ベルトストッパ36及びベルト挿通部35は、シートクッション11の外側部により車内側から覆われるようになっている。
以上説明したように、上記実施例における車両用サイドライニング構造は、リヤシート10の車外側に設けられて該車外側の車体部材を車内側から覆うサイドライニング23の配設構造であって、前記サイドライニング23は、前記リヤシート10に着座する乗員を拘束するシートベルト装置31のベルト32を挿通するベルト挿通部35と、前記リヤシート10により車内側から被覆される切り欠き周辺部28と、前記ベルト挿通部35から切り欠き周辺部28側への前記ベルト32の移動を規制するベルトストッパ36とを備えるものである。
この構成によれば、ベルト32がベルト挿通部35から切り欠き周辺部28側に移動することを規制し、該ベルト32がサイドライニング23とリヤシート10との間に入り込んでしまうことを防止して、ベルト装着時やシート操作時等の煩雑さを解消することができる。
また、上記サイドライニング構造は、前記リヤシート10は、車体1に固定されるシートクッション11と、ヒンジ機構15,15aにより可動するシートバック12とを備え、前記ベルト挿通部35が前記リヤシート10のシートクッション11により被覆されるものである。
この構成によれば、リヤシート10のシートバック12の操作時にもベルト32の切り欠き周辺部28側への移動を防止できると共に、ベルト挿通部35がリヤシート10の可動状態の影響を受けず、かつ車内側に露出することもないので、サイドライニング23周りの見栄えを良好に保つことができる。
さらに、上記サイドライニング構造は、前記サイドライニング23の下方に配置されて車体1のサイドフレーム3のキックアップ部3bを覆うサイドシルライニング22を備え、前記ベルト挿通部35は、前記サイドライニング23とサイドシルライニング22との見切り線L上に設けられ、前記サイドフレーム3におけるキックアップ部3b後方の略水平なリヤフレーム部3cの前端部には、前記シートベルト装置31のアウタアンカ34が取り付けられ、該アウタアンカ34が前記サイドライニング23により被覆されるものである。
この構成によれば、アウタアンカ34がサイドフレーム3におけるキックアップ部3b後方の略水平なリヤフレーム部3cの前端部に取り付けられることで、リヤシート10から遠ざかる方向にベルト32を配置しながら、リトラクタからのベルト32の引き出し量を小さく設定することができ、ベルト32の引き出し荷重を軽減できる。また、実質的にサイドライニング23のみによってアウタアンカ34が被覆される構成となり、メンテナンス時のアクセス性を向上できる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば、リヤシート10が、シートバック12を前後に傾動可能とするリクライニング機構を有するものであったり、シートクッション11を上方に傾動させてシートバック12と重なるように起立させるものであってもよい。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この実施例における車両のリヤシートの右側周辺を左前かつ上方から見た斜視図である。 上記リヤシートを取り外した状態の図1に相当する斜視図である。 上記リヤシートの車外側に配設したサイドライニングを車内側から見た側面図である。 上記リヤシートの車外側を支持するヒンジ機構周辺を左前かつ上方から見た斜視図である。 図4のA−A断面図である。 図4のB−B断面図である。 上記サイドライニングの外面上にシートベルト装置のベルトが配された状態を左前かつ上方から見た斜視図である。
符号の説明
1 車体
3 サイドフレーム
3b キックアップ部
3c リヤフレーム部(水平部)
10 リヤシート(車両用シート)
11 シートクッション(固定部)
12 シートバック(可動部)
15,15a ヒンジ機構(可動機構)
22 サイドシルライニング(下部サイドライニング)
23 サイドライニング(車両用サイドライニング)
28 切り欠き周辺部(被覆部)
31 シートベルト装置
32 ベルト
34 アウタアンカ(ベルトアンカ)
35 ベルト挿通部
36 ベルトストッパ(規制部)
L 見切り線

Claims (3)

  1. 車両用シートの車外側に設けられて該車外側の車体部材を車内側から覆う車両用サイドライニングの配設構造において、
    前記サイドライニングは、前記シートに着座する乗員を拘束するシートベルト装置のベルトを挿通するベルト挿通部と、前記シートにより車内側から被覆される被覆部と、前記ベルト挿通部から被覆部側への前記ベルトの移動を規制する規制部とを備え
    前記被覆部の下部には、前記シートのシートバックを傾動可能に支持するヒンジ機構の少なくとも一部を受け入れる切り欠き部が形成され、
    前記切り欠き部の周辺部位が、前記ヒンジ機構に車外側から当接支持されることを特徴とする車両用サイドライニングの配設構造。
  2. 前記シートは、車体に固定される固定部と、可動機構により可動する可動部とを備え、
    前記ベルト挿通部が前記シートの固定部により被覆されることを特徴とする請求項1に記載の車両用サイドライニングの配設構造。
  3. 前記サイドライニングの下方に配置されて車体のサイドフレームのキックアップ部を覆う下部サイドライニングを備え、
    前記ベルト挿通部は、前記サイドライニングと下部サイドライニングとの見切り線上に設けられ、
    前記サイドフレームにおけるキックアップ部後方の水平部の前端部には、前記シートベルト装置のベルトアンカが取り付けられ、該ベルトアンカが前記サイドライニングにより被覆されることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用サイドライニングの配設構造。
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