JP2002273911A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

Info

Publication number
JP2002273911A
JP2002273911A JP2001074437A JP2001074437A JP2002273911A JP 2002273911 A JP2002273911 A JP 2002273911A JP 2001074437 A JP2001074437 A JP 2001074437A JP 2001074437 A JP2001074437 A JP 2001074437A JP 2002273911 A JP2002273911 A JP 2002273911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
detected
jet printer
ink cartridge
carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001074437A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Arai
健一郎 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2001074437A priority Critical patent/JP2002273911A/ja
Priority to DE60214264T priority patent/DE60214264T8/de
Priority to US10/098,176 priority patent/US6578941B2/en
Priority to ES02005375T priority patent/ES2271134T3/es
Priority to CNB021073651A priority patent/CN1223463C/zh
Priority to EP02005375A priority patent/EP1241011B1/en
Priority to PT02005375T priority patent/PT1241011E/pt
Priority to AT02005375T priority patent/ATE337918T1/de
Priority to KR1020020014157A priority patent/KR100545510B1/ko
Publication of JP2002273911A publication Critical patent/JP2002273911A/ja
Priority to HK03101345.7A priority patent/HK1049135A1/zh
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17543Cartridge presence detection or type identification
    • B41J2/17546Cartridge presence detection or type identification electronically

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数組の検出機構を用いることなく、インク
カートリッジの有無、インクの有無等の各種の情報を検
出可能なオフキャリッジ方式のシリアル型インクジェッ
トプリンタを提案すること。 【解決手段】 インクジェットプリンタ1では、ヘッド
チップ9を搭載したキャリッジ8には光学式検出器38
が取付けられ、この検出器38によって検出可能な被検
出部101、102、121、122がインクカートリ
ッジホルダ71に装着されたインクカートリッジ72、
73の側面に形成されている。これらの被検出部は直角
プリズムから構成されており、被検出部101、121
によってインクの有無が検出され、被検出部102、1
22によってインクカートリッジが装着されているか否
かが検出される。共通の光学式検出器38と複数の被検
出部とによって複数の情報を検出できるので、従来のよ
うに各情報毎に専用の検出機構を配置している場合に比
べて、コストの低減、小型化に極めて有利になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定位置のインク供
給部からキャリッジに搭載されたインクジェットヘッド
にインクを供給し、キャリッジを印字幅方向に移動させ
て印字位置を通過する記録紙上に印字を行なうシルアル
型のインクジェットプリンタに関するものである。さら
に詳しくは、この形式のインクジェットプリンタにおけ
るインク供給部のインクの有無、キャリッジの移動位置
等を検出するための検出機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタとしては、イン
クジェットヘッドを搭載したキャリッジを、搬送される
記録紙の印字幅方向に往復移動させて、当該記録紙の表
面に所定の印字を行なうシリアル型のものが知られてい
る。この形式のインクジェットプリンタには、インクカ
ートリッジ等のインク供給部がキャリッジ搭載されてお
らず、定まった位置に配置されており、ここから、可撓
性のインクチューブを介して、キャリッジに搭載された
インクジェットヘッドにインクを供給する、オフキャリ
ッジ方式と呼ばれるものがある。
【0003】このオフキャリッジ方式のシルアル型イン
クジェットプリンタでは、多色印字を行なうために、イ
ンク供給部に異なる色インクを貯えた複数のインクタン
ク、例えば複数のインクカートリッジが装着される。こ
の場合、インクカートリッジが装着されているか否かの
検出と、各インクカートリッジにおけるインクの有無を
検出する必要がある。そのために、従来においては、各
インクカートリッジ毎に装着の有無を検出するための専
用の検出機構と、インクの有無を検出するための専用の
検出機構とを配置している。各検出機構は、光学式等の
検出器と、これにより検出される被検出部から構成され
ているのが一般的である。
【0004】さらに、シリアル型インクジェットヘッド
では、キャリッジの移動位置を制御するために、その基
準となるキャリッジのホームポジション検出するための
検出機構が配置されている。
【0005】従って、例えば、2個のインクカートリッ
ジが装着されるインク供給部を備えている場合には、そ
れらの有無検出用の2組の検出機構と、それらのインク
の有無検出用の2組の検出機構と、キャリッジのホーム
ポジション検出用の1組の検出機構との合計5組の検出
機構が必要である。
【0006】一方、インク供給部を、単色カートリッジ
と多色カートリッジとを切換えて使用可能な構成とし、
単色印字および多色印字の双方を行なうことのできるシ
リアル型インクジェットプリンタも知られている。この
形式のインクジェットプリンタでは、単色印字か多色印
字かの識別は、プリンタコントローラの側に設置されて
いるディプスイッチ等により行なうように構成されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、インクカートリッジの有無検出、インクの有無
検出、およびキャリッジのホームポジション検出を、そ
れぞれ別個の検出機構により行なう場合には、検出機構
の組数が多くなるので、コストおよび小型化の点で不利
である。
【0008】また、単色印字と多色印字の識別を、ディ
プスイッチ等を操作して行なう構成のものでは、スイッ
チの切換え忘れ等が発生し、例えば、多色印字のつもり
が単色印字が行なわれしまう等といった不具合が起きる
おそれがある。
【0009】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
オフキャリッジ方式のシリアル型インクジェットプリン
タにおいて、インクの有無等のインク供給部に関する情
報、キャリッジのホームポジション位置検出等のキャリ
ッジの移動位置に関する情報や、単色・多色印字の識別
を、少ない個数の検出機構により行い得るようにするこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、インクジェットヘッドと、このインク
ジェットヘッドを印字幅方向に移動させるキャリッジ
と、前記インクジェットヘッドにインクを供給する定位
置に配置されているインク供給部とを有するインクジェ
ットプリンタにおいて、前記キャリッジに搭載された検
出器と、この検出器によって検出可能な被検出部とを有
し、前記被検出部は、前記検出器の移動経路に沿った定
まった位置に配置されており、当該被検出部は、前記イ
ンク供給部に関する情報、および前記キャリッジの移動
位置に関する情報のうちの一方を表示可能な被検出部で
あることを特徴としている。
【0011】本発明では、キャリッジに検出器を搭載
し、これをキャリッジと共に移動して、被検出部を検出
するようにしている。従って、複数の被検出部が配置さ
れている場合においても、それらを検出するための検出
器を共通化できる。よって、従来のように検出対象毎に
検出器および被検出部を設けていた検出機構に比べて、
コストおよび小型化の点で有利になる。
【0012】ここで、前記被検出部が、前記インク供給
部に関する情報を表示可能なものである場合、当該イン
ク供給部に関する情報は、一般には、当該インク供給部
にインクが有るか否かの情報、および当該インク供給部
に貯溜されているインクの種類を表わす情報のいずれか
である。
【0013】また、前記被検出部が、前記キャリッジの
移動位置に関する情報を表示可能なものである場合、当
該キャリッジの移動位置に関する一般的な情報は、当該
キャリッジがホームポジションに位置しているか否かの
情報である。
【0014】一般的には、前記被検出部としては、前記
インク供給部に関する情報を表示可能な第1の被検出部
と、前記キャリッジの移動位置に関する情報を表示可能
な第2の被検出部とが配置される。
【0015】前記検出器は、発光素子および受光素子を
備えた光学式検出器とすることができる。この場合に
は、前記被検出部は、直交する2つの反射面を備えたプ
リズムとすることができる。
【0016】また、前記被検出部が前記インク供給部に
関する情報を表示するものである場合には、当該インク
供給部のインク貯溜室の側壁部分に前記プリズムを形成
すればよい。このようにすれば、インク貯溜室にインク
が有る場合には、プリズムの反射面の後側がインクに漬
かっているので、当該反射面が反射面として機能しない
ので、検出器の側では反射光が検出されない。逆に、イ
ンクが無くなると、プリズムの反射面がインクから露出
して反射面として機能するので、検出器の側で反射光が
検出される。よって、反射光の有無によってインク無か
否かを検出できる。
【0017】ここで、インク供給部に貯溜されているイ
ンクの種類等を識別するためには、インクの有無に関係
なく反射面を機能させる必要がある。この場合には、前
記被検出部を、前記プリズムにおける前記検出器からの
光入射方向とは反対側において、前記2つの反射面と、
これに対峙している前記側板部分の間に、隙間が形成さ
れた構成とすればよい。隙間によって、反射面はインク
の有無に関係なく機能する。
【0018】次に、一般的に使用されている前記インク
供給部はカートリッジ式のものであり、インクカートリ
ッジ装着部と、ここに着脱可能に装着されたインクカー
トリッジとを有している。
【0019】この場合、前記被検出部が前記インク供給
部に関する情報を表示可能なものであるときには、当該
インク供給部に関する情報は、前記インクカートリッジ
装着部にインクカートリッジが装着されているいるか否
かの情報、装着されているインクカートリッジの種類に
関する情報、および装着されているインクカートリッジ
にインクが有るか否かの情報のうちのいずれか一つ、ま
たは複数とすることができる。
【0020】また、この場合においても、前記検出器
を、発光素子および受光素子を備えた光学式検出器とす
ることができ、前記被検出部を、直交する2つの反射面
を備えたプリズムとすることができる。
【0021】さらに、前記被検出部を、前記インク供給
部に関する情報を表示可能なものであり、前記インクカ
ートリッジのインク貯溜室の側壁部分に形成した前記プ
リズムとすることができる。
【0022】ここで、前記被検出部は、前記プリズムに
おける前記検出器からの光入射方向とは反対側に、前記
2つの反射面と、これに対峙している前記側板部分の間
に、隙間が形成された構成とすることができる。
【0023】ここで、前記被検出部を、第1および第2
の被検出部を含むものとすることができる。この場合に
は、これら第1および第2の被検出部を、装着された状
態における前記インクカートリッジの前記側壁部分にお
いて、前記検出器の移動経路に沿って、異なる位置に配
置すればよい。
【0024】この場合、前記第1の被検出部を前記プリ
ズムとし、前記第2の被検出部を、前記プリズムと、当
該プリズムにおける前記検出器からの光入射方向とは反
対側において、前記2つの反射面および、これに対峙し
ている前記側板部分の間に形成した隙間とを備えた構成
とすることができる。
【0025】このようにすれば、前記第1の被検出部に
より前記インクカートリッジのインクの有無を検出でき
る。また、前記第2の被検出部によって、前記インクカ
ートリッジが前記インクカートリッジ装着部に装着され
ているか否か、あるいは当該インクカートリッジの種類
を検出できる。
【0026】インクカートリッジの種類を検出可能とす
るためには、前記インクカートリッジの種類に応じて、
前記第2の被検出部の形成位置を、前記検出器の移動経
路に沿って異なる位置としておけばよい。
【0027】ここで、複数個のインクカートリッジ、例
えば、第1および第2のインクカートリッジをインクカ
ートリッジ装着部に装着可能な構成の場合には、これら
第1および第2のインクカートリッジのそれぞれに、前
記第1および第2の被検出部を形成しておけばよい。
【0028】また、この場合において、例えば、単色印
字のために、前記インクカートリッジ装着部に対して単
独で装着して使用する第3のインクカートリッジを備え
ている場合には、この第3のインクカートリッジにも、
前記第1および第2の被検出部を形成しておき、前記イ
ンクカートリッジ装着部に装着した状態において、前記
第1および第2のインクカートリッジにおけるそれぞれ
の前記第2の被検出部の位置と、前記第3のインクカー
トリッジの前記第2の被検出部の位置とが異なるように
すればよい。
【0029】このようにすれば、キャリッジに搭載され
ている検出器の出力、および、反射光の検出位置に基づ
き、インクカートリッジの種類を識別でき、これに基づ
き、多色印字および単色印字の別を判別可能である。
【0030】一方、本発明においては、前記キャリッジ
に搭載されている前記検出器を、複数としてもよいこと
は勿論である。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用したオフキャリッジ方式のシリアル型インクジェ
ットプリンタの一例を説明する。
【0032】図1は本例のインクジェットプリンタの内
部構造を示す斜視図であり、図2はそのII−II線で
切断した部分の概略断面図であり、図3はユニット化さ
れている部分を分解した状態で示す分解斜視図である。
これらの図を参照して説明すると、本例のインクジェッ
トプリンタ1は、全体として、偏平な矩形升状のプリン
タフレーム組み立て体2に各部分が装着された構造とな
っており、そのプリンタ前端側には、記録紙搬送部3が
装着されており、ここにはV字状の記録紙搬送路4が形
成されている。この記録紙搬送経路4を通って記録紙5
が印字位置6を経由して、上方に排出されるようになっ
ている。
【0033】印字位置6を規定している垂直に配置した
プラテン板7に対して、プリンタ後側から、キャリッジ
8に搭載されたインクジェットヘッドが作り込まれてい
るヘッドチップ9のノズル面10が対峙している。キャ
リッジ8によってヘッドチップ9は、プリンタ幅方向x
に往復移動して、印字位置6を通過する記録紙5の表面
に所定の印字を行なうようになっている。キャリッジ8
を移動させるために形成されているプリンタ幅方向xに
延びるキャリッジ移動空間11のプリンタ後側には、ヘ
ッドチップ9にインクを供給するためのインク供給部1
2が装着されており、ここから可撓性のインクチューブ
13(図4参照)を経由して、キャリッジ8によって移
動するヘッドチップ9にインクが供給される。
【0034】また、記録紙搬送部3の裏面側から側方に
亘って、ヘッドメンテナンスユニット14が装着されて
おり、このヘッドメンテナンスユニット14は、キャリ
ッジ8の移動経路の一方の端において、ヘッドチップ9
のノズル面10に対峙する位置に配置したワイパ15
と、ヘッドキャップ16とを備えている。ワイパ15に
よってノズル面10の汚れが払拭される。また、ヘッド
キャップ16に対峙させた状態でヘッドチップ9の各イ
ンクノズルからインクを吐出することにより、あるい
は、ヘッドキャップ16をノズル面10に被せた状態で
インクを吐出すことにより、各インクノズルの回復動作
が行われる。
【0035】次に、この構成のインクジェットプリンタ
1における各部分の配置関係、および詳細構造を以下に
説明する。
【0036】まず、本例のプリンタフレーム組み立て体
2は、プリンタ幅方向の左右両側に平行に対向配置され
ている左側のフレーム側板部材21および右側のフレー
ム側板部材22を含んでいる。これらのフレーム側板部
材21、22におけるプリンタ前後方向の中間位置に
は、これらの間に架け渡したプリンタ幅方向xに延びる
ガイド軸23が配置され、このガイド溝23のプリンタ
後側の位置にも部材21、22間に架け渡したプリンタ
幅方向xに延びる副ガイド軸24が配置されている。こ
れらガイド軸23および副ガイド軸24には、これらの
軸に沿ってプリンタ幅方向xに往復移動可能な状態でキ
ャリッジ8が搭載されている。
【0037】すなわち、キャリッジ8にはガイド軸23
が摺動自在の状態で貫通している貫通孔25が形成さ
れ、当該キャリッジ8の後端には副ガイド軸23の外周
面を摺動可能な摺動片26が形成されている。また、ガ
イド軸23の下側位置には、同じくフレーム側板部材2
1、22の間にプリンタ幅方向xに延びるカム軸27が
架け渡されている。このカム軸27の外周面にはその軸
線方向に沿って螺旋状のカム溝27aが形成されてお
り、ここに、キャリッジ8の裏面から下方に延びるカム
フォロワ28が摺動自在の状態で差し込まれている。カ
ム軸27はキャリッジモータ29により、減速歯車列3
0を介して回転駆動される。カム軸27が回転すると、
キャリッジ8はガイド軸23および副ガイド軸24に沿
ってプリンタ幅方向xに移動可能である。
【0038】この構成のキャリッジ8にはヘッドユニッ
ト31が搭載されている。図4および図5は、キャリッ
ジ8およびヘッドユニット31を取出して示す斜視図お
よび部分断面図である。これらの図に示すように、ヘッ
ドユニット31は、ユニットケース32と、このユニッ
トケース32の上面に取り付けられたヘッドチップ9
と、ユニットケース32の内部に形成されたダンバ室3
3と、同じくユニットケース32の内部に形成されたヘ
ッドチップ9の各インクノズル(図示せず)にインクを
供給するインク供給路34とを備えている。また、この
ユニットケース32からは、ヘッドチップ9と外部回路
を接続するための配線が形成されたフレキシブルプリン
と配線基板35と、インクチューブ13(13a、13
b)が引き出されている。
【0039】キャリッジ8は、ヘッドユニット31が搭
載された本体部分36と、ここに形成されている前述の
貫通孔25および摺動片26とを備えている。さらに、
キャリッジ8の本体部分36におけるインク供給部12
に対峙する端面部分は下方に延びた取付板部分37を備
え、ここには、発光素子および受光素子を備えた光学式
検出器38が取付けられている。
【0040】再び、図1ないし図3を参照して説明する
と、ヘッドユニット31が搭載されたキャリッジ8をプ
リンタ幅方向xに往復移動させるためのキャリッジ移動
空間11は、左右のフレーム側板部材21、22の間に
形成されている。このキャリッジ移動空間11に対して
プリンタ後側におけるフレーム側板部材21、22の間
に、インク供給部12が装着されており、キャリッジ移
動空間11のプリンタ前方側におけるフレーム側板部材
21、22の間に、記録紙搬送部3が配置されている。
【0041】記録紙搬送部3は、左右のフレーム側板部
材21、22の間隔よりも短い長さ寸法とされているの
で、この記録紙搬送部3の左側には、当該搬送部3と左
側のフレーム側板部材21の間に側方隙間部分41が形
成されている。また、記録紙搬送部3の裏面側にも、フ
レーム側板部材21、22の下端面によって規定される
フレーム組み立て体2の底面42と記録紙搬送部裏面4
3によって区画されるプリンタ幅方向xに延びるほぼ三
角形断面の裏面側隙間部分44が形成されている。本例
では、これら側方隙間部分41および裏面側隙間部分4
4を利用して、ヘッドメンテナンスユニット14が配置
されている。
【0042】更に詳細に説明すると、左側のフレーム側
板部材21は、側板部分21aと、この下端から直角に
折れ曲がって他方のフレーム側板部材22の側に延びる
底板部分21bと、この底板部分21bの先端から直角
に起立して上方に延びる取付け板部分21cを備えてい
る。他方のフレーム側板部材22は、側板部分22a
と、この下端から直角に折れ曲がって他方のフレーム側
板部材21の側に延びる底板部分22bとを備えてい
る。これら底板部分21b、22bの裏面によってプリ
ンタフレーム組み立て体2の底面42が規定されてい
る。
【0043】記録紙搬送部3は、右側のフレーム側板部
材22に取付けた記録紙ガイド板51と、この記録紙ガ
イド板51に対して、プリンタ厚さ方向zの上側から装
着された記録紙搬送ユニット52とを備えている。記録
紙ガイド板51は、上方に開いたほぼV字状に折り曲げ
られた断面形状をしており、フレーム組み立て体2の底
面42の上方位置において当該底面に平行に延びる底板
部分51aと、この底板部分51aのプリンタ後側の縁
から垂直に起立している垂直板部分51bと、底板部分
51aのプリンタ前側の縁からプリンタ前方に向けて斜
め上方に傾斜した方向に延びる(換言すると、キャリッ
ジ移動空間の側から遠ざかるに伴って上方に傾斜してい
る)傾斜板部分51cとを備えている。
【0044】この形状の記録紙ガイド板51の両端が、
それぞれ、左側のフレーム側板部材21の取付け板部分
21c、および右側のフレーム側板部材22の側板部分
22aに固定されている。また、その垂直板部分51b
の前側端面にはガイド板53が取付けられ、当該ガイド
板53からは記録紙搬送用の従動ローラ54がプリンタ
前方に僅かに突出している。この記録紙ガイド板51の
底板部分51aおよび傾斜板部分51cの裏面51d
と、フレーム組み立て体底面42とによって、上記の裏
面側隙間部分44が形成されている。さらに、記録紙ガ
イド板51における右端側の下側には、右側のフレーム
側板部材22に取り付けた紙送りモータ50が配置され
ている。
【0045】これに対して、記録紙搬送ユニット52
は、上記のV字状に折り曲げられた断面形状の記録紙ガ
イド板51と相補的な輪郭形状をしたユニットベース5
5を備えている。このユニットベース55のプリンタ後
端側の面は垂直面であり、ここにはプラテン板7が取り
付けられている。ユニットベース55の先細りの下端部
には記録紙搬送ローラ56が回転自在の状態で取付けら
れており、ユニットベース55のプリンタ前側の面は下
端部から斜め上方に傾斜した記録紙ガイド面57とされ
ている。
【0046】記録紙搬送ユニット52を記録紙ガイド板
51に装着した状態においては、ユニット側の記録紙ガ
イド面57が記録ガイド板51の傾斜板部分51cに対
峙し、記録紙搬送ローラ56がガイドローラ54に圧接
し、プラテン板7が垂直ガイド板53に対峙する。これ
によって、V字状の記録紙搬送路4が形成される。ま
た、記録紙搬送ローラ56の回転軸の右端に取り付けた
従動歯車58が、紙送りモータ50の回転軸に取り付け
られている駆動歯車59に噛み合った状態になる。よっ
て、紙送りモータ50によって記録紙搬送ローラ56が
回転駆動され、記録紙が記録紙搬送路4に沿って印字位
置6を経由して搬送される。
【0047】次に、図6および図7は、ヘッドメンテナ
ンスユニット14をプリンタ後側から見た斜視図および
正面図である。これらの図を参照して説明すると、ヘッ
ドメンテナンスユニット14は、上述した側方隙間部分
41に配置されているヘッドキャップ16およびワイパ
15と、同じく上述した裏面側隙間部分44に配置され
ている廃インクポンプ61、モータ62および、このモ
ータ62の回転力を廃インクポンプ61、ワイパ15お
よびヘッドキャップ16に伝達するための動力伝達機構
63とを備えている。
【0048】本例のヘッドメンテナンスユニット14
は、左右のフレーム側板部材21、22間に装着された
ユニットベース64を備え、このユニットベース64
に、上記の各部分15、16、61、62、63が搭載
されている。
【0049】本例のユニットベース64は、左右のフレ
ーム側板部材21、22の間に架け渡され、これらのフ
レーム側板部材21、22に直交するフレーム組み立て
体2のプリンタ前面を規定している端板部分64aと、
この端板部分64aのフレーム側板部材21の側の端か
ら当該フレーム側板部材の側板部分21aに沿って直角
に折れ曲がって延びる側板部分64bとを備えたL形を
している。端板部分64aのプリンタ後側の表面には、
廃インクポンプ61、モータ62、および動力伝達機構
63が搭載され、側板部分64bには、ヘッドキャップ
16およびワイパ15が搭載されている。
【0050】次に、本例のインク供給部12は、左右の
フレーム側板部材21、22の間に装着され、上方に開
口した矩形升形状をしたインクカートリッジホルダ71
と、このインクカートリッジホルダ71に対して上方か
ら着脱可能に装着された2個のインクカートリッジ7
2、73とを備えている。インクカートリッジホルダ7
1の左右の側板部分71a、71bは、それぞれ、左右
のフレーム側板部材21、22の側板部分21a、22
aに取付けられている。また、インクカートリッジホル
ダ71の底板部分71cは、フレーム側板部材21、2
2の底板部分21b、22bと同一の平面上に位置し、
フレーム組み立て体2の底面42を規定している。さら
に、当該インクカートリッジホルダ71のプリンタ後側
の端板部分71dは、フレーム側板部材21、22の側
面に直交するフレーム組み立て体2のプリンタ後端面を
規定している。
【0051】図8および図9は、それぞれ、インクカー
トリッジ72、73を示す分解斜視図である。図10
は、これらインクカートリッジ72、73をインクカー
トリッジホルダ71に装着した状態において、図8、9
にそれぞれ示すA―A線およびB−B線で切断した部分
の断面図である。
【0052】まず、図8、図10を参照して説明する
と、インクカートリッジ72はカラーインクを貯溜した
カラーインクカートリッジであり、ケース本体81とケ
ース蓋82を備え、そのケース本体81の内部には、吸
収体83に充填された状態でカラーインクを貯えたカラ
ーインク貯溜室84と、カラーインクが貯溜されている
カラーインク貯溜室85と、内蔵されているインク吸収
体86に廃インクを回収する廃インク回収室87とが区
画形成されている。カラーインク貯溜室85と84は、
その上側部分は仕切られているが、底面近傍位置におい
て相互に連通している。
【0053】ケース本体81の底面部分には、インク貯
溜室84が位置する部分にインク供給口88が形成さ
れ、廃インク回収室87が位置する部分には廃インク回
収口89が形成されている。これらインク供給口88お
よび廃インク回収口89は、インクカートリッジ72を
インクカートリッジホルダ71に装着すると、当該イン
クカートリッジホルダ71の底に形成されているカラー
インク供給部および廃インク回収部(共に図示せず)に
連通するようになっている。
【0054】他方のインクカートリッジ73は黒インク
を貯溜した黒インクカートリッジであり、ケース本体9
1とケース蓋92を備え、ケース本体91の内部には、
吸収体93に充填された状態で黒インクを貯えた黒イン
ク貯溜室94と、黒インクを貯えた黒インク貯溜室95
が区画形成されており、これらは、ケース本体91の底
面近傍位置において相互に連通している。一方の黒イン
ク貯溜室94が位置しているケース本体91の底面部分
には黒インク供給口96が形成されている。このインク
供給口96は、インクカートリッジ73をインクカート
リッジホルダ71に装着すると、当該インクカートリッ
ジホルダ71の底に形成されている黒インク供給部(図
示せず)に連通するようになっている。
【0055】このように、インクカートリッジ72、7
3を装着すると、インクチューブ13a、13bを介し
てヘッドチップ9へのインク供給経路が形成され、同時
に、インクメンテナスユニット14で回収された廃イン
クを回収するための廃インク回収経路が形成される。
【0056】このように構成した本例のインクジェット
プリンタ1は、偏平な矩形形状のフレーム組み立て体2
を備えており、このフレーム組み立て体2が、左右のフ
レーム側板部材21、22と、そのプリンタ前端に取り
付けたヘッドメンテナスユニット14のユニットベース
64と、プリンタ後端に取り付けたインク供給部12の
インクカートリッジホルダ71とによって構成されてい
る。また、ヘッドメンテナンスユニット14は、記録紙
搬送部3の記録紙ガイド板51の裏面と、フレーム組み
立て体2の底面42との間に形成した裏面側隙間部分4
4と、記録紙搬送部3とフレーム側板部材21の間に形
成された側方隙間部分41とを利用して、矩形のフレー
ム組み立てた体2に納まるように配置されている。
【0057】従って、本例のインクジェットプリンタ1
では、キャリッジ8の移動空間11を挟み、前後に記録
紙搬送部3およびインク供給部12がコンパクトに配置
され、記録紙搬送部3の裏面側および側方の空き空間を
利用してヘッドメンテナンスユニット14がコンパクト
に装着されている。従って、偏平で、小型のインクジェ
ットプリンタを実現できる。
【0058】また、本例では、保守点検が必要とされる
ヘッドメンテナンスのための部分、および記録紙搬送機
構をユニット化してある。従って、小型でありながら、
組み立て作業が容易であり、また、保守点検時の分解、
再組み立ても容易である。
【0059】(インクカートリッジの検出機構)次に、
本例のインクジェトプリンタ1においては、インクカー
トリッジホルダ71にインクカートリッジ72、73が
装着されているか否かの検出と、各インクカートリッジ
72、73におけるインクの有無の検出を行なう検出機
構が備わっている。本例の検出機構は、前述したように
キャリッジ8に取り付けた単一の光学式検出器38と、
各インクカートリッジ72、73に形成した複数の被検
出部から構成されている。
【0060】図8、10から分かるように、本例のカラ
ーインクカートリッジ72には、そのキャリッジ移動空
間11の側の端壁部分100に、2個の被検出部10
1、102が形成されている。これらの被検出部10
1、102は、光学式検出器38の移動方向に、すなわ
ち、キャリッジ移動方向xに沿って離れた位置に形成さ
れており、また、光学式検出器38の検出領域内に位置
している。
【0061】一方の被検出部101は、光透過性のプラ
スチック素材からなる端板部分100の底面側の部分を
内側に突出させた直角プリズム103を備えている。こ
の直角プリズム103における直交する2つの反射面1
04、105がカラーインク貯溜室85の内部に露出し
ている。このプリズム103が形成されている端板部分
100の表面の側には、反射面104、105を包含す
る大きさの乱反射防止面106が形成されている。さら
に、この長方形の乱反射防止面106の中心には矩形の
凹部107が形成されている。
【0062】他方の被検出部102も、端板部分100
の底面側の部分を内側に突出された直角プリズム113
を備えている。ここで、直角プリズム113が形成され
ている端板部分100に連続しているケース本体81の
底板部分110には、インク供給口88の周壁部分88
aに隣接する部分にほぼ矩形の凹部111が形成されて
いる。従って、直角ブリズム113が形成されている端
板部分の内外面は、カラーインク貯溜室84の外部に露
出している。すなわち、当該直角プリズム113におけ
る直交する2つの反射面114、115と、カラーイン
ク貯溜室84の側壁部分の一部を形成している凹部側壁
部分112との間には隙間が形成されている。
【0063】また、このプリズム113が形成されてい
る端板部分100の表面の側には、反射面114、11
5を包含する大きさの乱反射防止面116が形成されて
いる。さらに、この長方形の乱反射防止面116の中心
には矩形の凹部117が形成されている。
【0064】次に、他方の黒インクカートリッジ73に
も、そのキャリッジ移動空間11の側の端壁部分120
に、2個の被検出部121、122が形成されている。
これらの被検出部121、122は、光学式検出器38
の移動方向に、すなわち、キャリッジ移動方向xに沿っ
て離れた位置に形成されており、また、光学式検出器3
8の検出領域内に位置している。
【0065】一方の被検出部121は被検出部101と
同一構造であり、端板部分100の底面側の部分を内側
に突出させた直角プリズム123を備えている。この直
角プリズム123における直交する2つの反射面12
4、125が黒インク貯溜室95の内部に露出してい
る。このプリズム123が形成されている端板部分10
0の表面の側には、反射面124、125を包含する大
きさの乱反射防止面126が形成されている。さらに、
この長方形の乱反射防止面126の中心には矩形の凹部
127が形成されている。
【0066】他方の被検出部122も、端板部分120
の底面側の部分に形成した直角プリズム133を備えて
いる。この直角プリズム133は、端板部分120の底
面側の部分を内側に直角三角形状に突出させると共に、
この部分に、ケース本体91の底板部分130の側から
L形の凹部131を形成することにより形成されたもの
であり、直交する2つの反射面134および135を備
えている。従って、この直角プリズム133の反射面1
34、135が直接にインクに晒されることはなく、凹
部131により、常に一定の隙間があいている。
【0067】また、このプリズム133が形成されてい
る端板部分130の表面の側には、反射面134、13
5を包含する大きさの乱反射防止面136が形成されて
いる。さらに、この長方形の乱反射防止面136の中心
には矩形の凹部137が形成されている。
【0068】これらの被検出部101、102、12
1、122のうち、被検出部101、121は、カラー
インクカートリッジ72および黒インクカートリッジ7
3のインクの有無を表示するためのものである。被検出
部121を例に挙げて説明すると、図11(a)に示す
ように、インク貯溜室95内にインクが有る場合には、
直交する2つの反射面124、125はインク140に
漬かっているので、反射面として機能しない。このた
め、キャリッジ8に搭載されている光学式検出器38が
被検出部121に対峙した時点(位置38B)におい
て、その発光素子38aからの射出光は反射面124で
反射されず、その受光素子38bは反射光を受光しな
い。
【0069】これに対して、図11(b)に示すよう
に、インクが無くなった状態では、直交する2つのプリ
ズム反射面124、125が反射面として機能するの
で、位置38Bにおいて、検出器38の発光素子38a
からの射出光が反射面124、125で反射されて、受
光素子38bに入射する。従って、受光素子38での受
光量に基づき、インクの有無を検出できる。
【0070】次に、被検出部102、122は、カラー
インクカートリリッジ72および黒インクカートリッジ
73がインクカートリッジホルダ71に装着されている
か否かをが表示するためのものである。被検出部122
を例に挙げて説明すると、図11に示すように、直交す
る2つの反射面134、135の背面側には隙間(凹部
131)が形成されているので、インクの有無に関係な
く、これらは常に反射機能を備えている。よって、イン
クカートリッジホルダ71に黒インクカートリッジ73
が装着されている場合には、検出器38がこの被検出部
122に対峙した時点(位置38A)で、当該検出器3
8によって反射光が検出される。装着されていない場合
には反射光が検出されない。従って、受光素子38での
受光量に基づき、インクカートリッジの有無を検出でき
る。
【0071】次に、図12は本例のインクジェットプリ
ンタ1の駆動制御系を示す概略ブロック図である。駆動
制御系は、CPU、ROM、RAM等を含むコンピュー
タを中心に構成された制御部151を備えており、ここ
には外部装置152から印刷情報が供給される。制御部
151では、供給された印刷情報に基づき、ドライバ1
53を介して紙送りモータ50を駆動して、記録紙(図
示せず)を印字位置6に向けて搬送する。また、ドライ
バ155を介してキャリッジモータ29を駆動して、ヘ
ッドチップが搭載されているキャリッジ8を印字幅方向
に向けて移動する。さらに、ヘッドドライバ157を介
してヘッドチップ9に作り込まれているインクジェット
ヘッドを所定のタイミングで駆動して、印字位置を通る
記録紙の表面に所定の印字を行なわせる。これに加え
て、インクジェットヘッドのメンテナンス処理も行な
う。メンテナンス処理は、公知のように、キャリッジ8
をヘッドメンテナンスユニット14のヘッドキャップ1
6が位置しているホームポジションに移動し、インクジ
ェットヘッドの各ノズルからインク液滴を吐出させ、あ
るいは、インクジェットヘッドのノズル面にヘッドキャ
ップ16を被せて、各インクノズルからインクの吸引動
作を行なわせる等の処理を行なうことを内容としてい
る。かかるメンテナンス処理用の駆動源であるモータ6
2もドライバ159を介して駆動制御される。
【0072】ここで、制御部151は、キャリッジ8が
ホームポジション8(HP)に位置したことを当該位置
に配置したセンサ161によって検出するように構成さ
れている。また、このホームポジションを基準として、
例えば、キャリッジモータ29のステップ数等に基づ
き、キャリッジ8の移動経路上の各位置8(1)ないし
8(4)を検出するように構成されている。位置8
(1)は、キャリッジ8に搭載されている光学式検出器
38が黒インクカートリッジ73の被検出部122に対
峙する位置であり、位置8(2)は被検出部121に対
峙する位置であり、位置8(3)は検出器38がカラー
インクカートリッジ72の被検出部102に対峙する位
置であり、位置8(4)は被検出部101に対峙する位
置である。
【0073】制御部151では、これらの各位置8
(1)ないし8(4)にキャリッジ8が位置した時点
で、光学式検出器38の検出信号に基づき、各インクカ
ートリッジ72、73のインクの有無、および、各イン
クカートリッジ72、73が装着されているか否かを判
別する。
【0074】以上説明したように、本例のインクジェッ
トプリンタ1においては、インクカートリッジ72、7
3のそれぞれの側面に、2個ずつの直角プリズムからな
る被検出部101、102および121、122を形成
し、これらを、キャリッジ8に搭載された共通の光学式
検出器38によって検出することで、各インクカートリ
ッジ72、73の装着の有無、およびそれらのインクの
有無を判別している。従来においては、このような4種
類の情報を検出するためには、4組の検出機構を配置す
る必要があったが、本例によれば、4個の被検出部と単
一の検出器のみで、同様の機能を実現できる。よって、
インクジェットプリンタのコストの低減化、小型化に有
利である。
【0075】(その他の実施の形態)上記の例では、キ
ャリッジがホームポジションに位置したことを検出する
機構については具体的に説明しなかったが、このような
検出機構としては光学式、機械式等の検出機構を採用す
ることができるが、図13に示す構成を採用することが
望ましい。この図においては上記のインクジェットプリ
ンタ1における各部分に対応する部位には同一の符号を
付してある。この図に示すインクジェットプリンタ17
0では、キャリッジ8がホームポジション8(HP)に
位置した時点で、そこに搭載されている光学式検出器3
8に対峙する位置に、直角プリズムからなるホームポジ
ション検出用の被検出部171を配置してある。この構
成によれば、キャリッジ8のホームポジション検出も簡
単な機構とすることができる。
【0076】次に、前述したインクジェットプリンタ1
では、2種類のインクカートリッジ72、73を装着す
ることを前提として説明したが、3種類のインクカート
リッジを装着可能なインク供給部を搭載することもでき
る。図14には、このようなインク供給部12Aを備え
たインクジェットプリンタ180を示してあり、前述の
インクジェットプリンタ1の各部分に対応する部位には
同一の符号を付してある。図14に示すように、インク
供給部12Aには、カラーインクカートリッジ72と、
黒インクカートリッジ73を装着可能であると共に、単
一の黒インクカートリッジ74を装着可能となってい
る。2個のインクカートリッジ72、73が装着された
場合には多色印字が行われ、単一のインクカートリッジ
74が装着された場合には単色印字が行われる。このよ
うに印字モードを切換えるためには、インクカートリッ
ジ74が装着されているか否かを識別する必要がある。
そのために、本例では、インクカートリッジ74には、
これが装着されていることを表示するための被検出部1
82と、このインクカートリッジのインクの有無を表示
するための被検出部181が形成されている。被検出部
182は上記の被検出部102、122と同一構成とす
ることができ、被検出部181は上記の被検出部10
1、121と同一構成とすることができる。
【0077】しかるに、本例では、被検出部182は、
キャリッジ8が位置8(1)と位置8(2)の間の位置
8(1A)に至った時点で、そこに搭載されている光学
式検出器38に対峙する位置に形成されている。従っ
て、キャリッジ8が位置8(1A)に位置した時点での
光学式検出器38の出力信号に基づき、当該インクカー
トリッジ74が装着されているか否かを識別できる。ま
た、この識別結果に基づき、印字モードを多色印字およ
び単色印字のいずれかに切換えることができる。
【0078】よって、本例のインクジェットプリンタ1
80によれば、従来のように、プリンタ制御装置に配置
したディプスイッチ等を操作して印字モードを切換える
必要がないので、スイッチの操作し忘れによる弊害を回
避できる。また、かかる印字モードの判別を簡単な構成
で行なうことが可能になる。
【0079】なお、本例では、インクカートリッジ74
に形成されているもう一つの被検出部181の位置8
(3A)も位置8(1)ないし8(4)とは異なる位置
としてある。従って、6個所のキャリッジ移動位置にお
いて光学式検出器38の検出信号を判別している。しか
しながら、この被検出部181はインクの有無を検出す
るためのものであるから、位置8(1)ないし8(4)
のいずれかと同一位置となるようにしても問題はない
が、位置8(1)ないし8(4)の位置の差でも検出す
ることができる。
【0080】次に、上記の各実施例では、光学式検出器
と直角プリズムからなる被検出部を備えた反射型の光学
式検出機構を採用しているが、検出機構としては、これ
以外の形式のものを採用することも可能である。例え
ば、一般的に使用されている透過型の光学式検出器や、
マイクロスイッチ等のメカニカルスイッチを用いること
も可能である。さらに、被検出部の構成も直角プリズム
以外の構成のものを採用することができる。
【0081】図15、16には、上記の光学式検出器お
よび被検出部とは異なる構成の検出機構の例を説明する
ための図である。これらの図を参照して説明すると、イ
ンクカートリッジ190には、その側面から被検出部と
しての検出片191、192が突出している。一方の検
出片191は、カートリッジケース193に一体形成さ
れた突起であり、当該インクカートリッジ190が装着
されているか否かを検出するためのものである。他方の
検出片192は、インクが無くなると、カートリッジケ
ース193に形成したスリット194から外部に突出す
るように構成されている。
【0082】インクジェットヘッド195が搭載されて
いるキャリッジ196には、インクカートリッジの検出
片191、192に対峙する側に透過型の光学式検出器
197が取付けられている。キャリッジ196が移動す
ると、光学式検出器197の発光素子197a、受光素
子197bの間に、各検出片191、192が位置する
ので、これら検出片を検出可能となっている。また、キ
ャリッジ196のホームポジション位置にも同様な検出
片198が配置されており、この検出片198の検出に
より、キャリッジ196がホームポジションに位置した
ことが識別されるようになっている。
【0083】図16(a)に示すように、インクカート
リッジ190の内部には、インクが貯えられた可撓性の
インク袋199が装着されている。インクが無くなるの
に伴って、インク袋199が薄くなり、当該インク袋1
99に取付けられている検出片192もそれに伴って移
動し、インクが無くなった状態では、カートリッジケー
スに形成したスリット194から外部に突出して、光学
式検出器197によって検出可能となる。
【0084】なお、上記の各実施例では、キャリッジに
単一の検出器が搭載されているが、例えば、2個の検出
器を搭載した構成とすることもできる。この場合には、
キャリッジの同一位置において、一方の検出器によって
インクカートリッジの有無を検出し、他方の検出器によ
ってインクの有無を検出する等の検出方法を実現でき
る。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、オフキ
ャリッジ方式のシリアル型インクジェットプリンタにお
いて、キャリッジに検出器を搭載し、この検出器により
検出可能な被検出部を、キャリッジの移動経路に沿って
インク供給部を構成しているインクカートリッジ等に形
成した構成を採用している。また、キャリッジのホーム
ポジション等を示す位置に被検出部を配置した構成を採
用している。
【0086】従って、本発明によれば、共通の検出器と
複数の被検出部により、インク供給部に関する情報およ
びキャリッジ移動位置に関する情報を検出できる。従来
のように検出すべき情報の種類に応じて複数組の検出機
構を配置しなければならない場合に比べて、コストおよ
びプリンタの小型化の点に極めて有利となる。
【0087】また、装着されるインクカートリッジの種
類も同様に検出しているので、従来のようなディップス
イッチを切換え操作して、単色印字と多色印字を切換え
制御している場合のようなスイッチの切換え忘れ等に起
因する弊害を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェットプリンタの構
成を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II線で切断した部分の概略断面
図である。
【図3】図1のインクジェットプリンタの主要部分を分
解した状態で示す分解斜視図である。
【図4】図1のインクジェットプリンタにおけるキャリ
ッジおよびヘッドユニットを取出して示す斜視図であ
る。
【図5】図4のV−V線で切断した部分の断面図であ
る。
【図6】図1のインクジェットプリンタにおけるヘッド
メンテナンスユニットを示す斜視図である。
【図7】図6のヘッドメンテナンスユニットをプリンタ
後方から見た場合の正面図である。
【図8】図1のインクジェットプリンタにおけるインク
カートリッジを示す分解斜視図である。
【図9】図1のインクジェットプリンタにおけるインク
カートリッジを示す分解斜視図である。
【図10】図8、9のインクカートリッジに形成されて
いる被検出部の構成を示すための断面図である。
【図11】キャリッジに搭載されている光学式検出器に
よるインクカートリッジに形成されている被検出部の検
出動作を説明するための説明図である。
【図12】図1のインクジェットプリンタの駆動制御系
の概略ブロック図である。
【図13】図1のインクジェットプリンタの変形例を示
す説明図である。
【図14】図1のインクジェットプリンタの別の例を示
す説明図である。
【図15】インクの有無およびインクカートリッジの装
着の有無を検出するための別の検出機構を示す説明図で
ある。
【図16】図15のインクカートリッジにおけるインク
の有無を示す検出片の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 フレーム組み立て体 3 記録紙搬送部 4 V字形の搬送路 5 記録紙 6 印字位置 7 プラテン板 8 キャリッジ 9 ヘッドチップ 10 ノズル面 11 キャリッジ移動空間 12 インク供給部 13 インクチューブ 14 ヘッドメンテナンスユニット 15 ワイパ 16 ヘッドキャップ 21 フレーム側板部材 22 フレーム側板部材 23 ガイド軸 31 ヘッドユニット 32 ユニットケース 41 側方隙間部分 42 フレーム底面 43 記録紙搬送部裏面 44 裏面側隙間部分 51 記録紙ガイド板 52 記録紙搬送ユニット 53 ガイド板 54 ガイドローラ 55 ユニットベース 56 搬送ローラ 57 ガイド面 61 廃インクポンプ 62 モータ 63 動力伝達機構 64 ユニットベース 64a 端板部分 64b 側板部分 71 インクカートリッジホルダ 71d 端板部分 72、73、74 インクカートリッジ 84、85 カラーインク貯溜室 94、95 黒インク貯溜室 100 端壁部分 101、121、181、192 インクの有無検出用
の被検出部 102、122、182、191 インクカートリッジ
の装着の有無検出用の被検出部 103、113、123、133 直角プリズム 104、105、114、115、124、125、1
34、135 反射面 8(HP)、8(1)ないし8(4)、8(1A)、8
(3A) キャリッジ位置

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットヘッドと、このインクジ
    ェットヘッドを印字幅方向に移動させるキャリッジと、
    前記インクジェットヘッドにインクを供給する定位置に
    配置されているインク供給部とを有するインクジェット
    プリンタにおいて、 前記キャリッジに搭載された検出器と、この検出器によ
    って検出可能な被検出部とを有し、 前記被検出部は、前記検出器の移動経路に沿った位置に
    配置されており、 当該被検出部は、前記インク供給部に関する情報、およ
    び前記キャリッジの移動位置に関する情報のいずれかを
    表示可能な被検出部であることを特徴とするインクジェ
    ットプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記被検出部は、前記インク供給部に関する情報を表示
    可能なものであり、 当該インク供給部に関する情報は、当該インク供給部に
    インクが有るか否かの情報、および当該インク供給部に
    貯溜されているインクの種類を表わす情報のいずれかで
    あることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記被検出部は、前記キャリッジの移動位置に関する情
    報を表示可能なものであり、 当該キャリッジの移動位置に関する情報は、当該キャリ
    ッジがホームポジションに位置しているか否かの情報で
    あることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記被検出部は、前記インク供給部に関する情報を表示
    可能な第1の被検出部と、前記キャリッジの移動位置に
    関する情報を表示可能な第2の被検出部を含んでいるこ
    とを特徴とするインクジェットプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記第1の被検出部は、前記インク供給部にインクが有
    るか否かの情報、および当該インク供給部に貯溜されて
    いるインクの種類を表わす情報のいずれかを表示するも
    のであることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 前記第2の被検出部は、前記キャリッジがホームポジシ
    ョンに位置しているか否かの情報を表示するものである
    ことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 前記検出器は、発光素子および受光素子を備えた光学式
    検出器であり、 前記被検出部は、直交する2つの反射面を備えたプリズ
    ムであることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記被検出部は、前記インク供給部に関する情報を表示
    可能なものであり、当該インク供給部のインク貯溜室の
    側壁部分に形成した前記プリズムであることを特徴とす
    るインクジェットプリンタ。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記被検出部は、前記プリズムにおける前記検出器から
    の光入射方向とは反対側の位置において、前記2つの反
    射面と、これに対峙している前記側板部分の間に形成さ
    れた隙間を備えていることを特徴とするインクジェット
    プリンタ。
  10. 【請求項10】 請求項1において、 前記インク供給部は、インクカートリッジ装着部と、こ
    こに着脱可能に装着されたインクカートリッジとを有し
    ていることを特徴とするインクジェトプリンタ。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記被検出部は、前記インク供給部に関する情報を表示
    可能なものであり、 当該インク供給部に関する情報は、前記インクカートリ
    ッジ装着部にインクカートリッジが装着されているいる
    か否かの情報、装着されているインクカートリッジの種
    類に関する情報、および装着されているインクカートリ
    ッジにインクが有るか否かの情報のうちの少なくとも一
    つであることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  12. 【請求項12】 請求項10において、 前記検出器は、発光素子および受光素子を備えた光学式
    検出器であり、 前記被検出部は、直交する2つの反射面を備えたプリズ
    ムであることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記被検出部は、前記インク供給部に関する情報を表示
    可能なものであり、前記インクカートリッジのインク貯
    溜室の側壁部分に形成した前記プリズムであることを特
    徴とするインクジェットプリンタ。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記被検出部は、前記プリズムにおける前記検出器から
    の光入射方向とは反対側の位置において、前記2つの反
    射面と、これに対峙している前記側板部分の間に形成さ
    れた隙間を備えていることを特徴とするインクジェット
    プリンタ。
  15. 【請求項15】 請求項13において、 前記被検出部は、第1および第2の被検出部を備えてお
    り、 これら第1および第2の被検出部は、装着された状態に
    おける前記インクカートリッジの前記側壁部分におい
    て、前記検出器の移動経路に沿って、異なる位置に配置
    されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 前記第1の被検出部は前記プリズムからなり、 前記第2の被検出部は、前記プリズムと、当該プリズム
    における前記検出器からの光入射方向とは反対側の位置
    において、前記2つの反射面および、これに対峙してい
    る前記側板部分の間に形成した隙間とをが備えているこ
    とを特徴とするインクジェットプリンタ。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 前記第1の被検出部は、前記インクカートリッジのイン
    クの有無を検出するためのものであり、 前記第2の被検出部は、前記インクカートリッジが前記
    インクカートリッジ装着部に装着されているか否かを検
    出するためのものであることを特徴とするインクジェッ
    トプリンタ。
  18. 【請求項18】 請求項17において、 前記第1の被検出部または前記第2の被検出部の少なく
    とも一方が、更に前記インクカートリッジの種類を検出
    するためのものであることを特徴とするインクジェット
    プリンタ。
  19. 【請求項19】 請求項17または18において、 前記インクカートリッジの種類に応じて、前記第2の被
    検出部の形成位置は、前記検出器の移動経路に沿って異
    なる位置とされていることを特徴とするインクジェット
    プリンタ。
  20. 【請求項20】 請求項19において、 前記インクカートリッジは、前記インクカートリッジ装
    着部に対して同時に装着して使用する第1および第2の
    インクカートリッジを含み、 これら第1および第2のインクカートリッジのそれぞれ
    に、前記第1および第2の被検出部が形成されているこ
    とを特徴とするインクジェットプリンタ。
  21. 【請求項21】 請求項20において、 前記インクカートリッジは、前記インクカートリッジ装
    着部に単独で装着して使用する第3のインクカートリッ
    ジを含み、 この第3のインクカートリッジは、前記第1および第2
    の被検出部が形成されており、 前記インクカートリッジ装着部に装着した状態におい
    て、前記第1および第2のインクカートリッジにおける
    それぞれの前記第2の被検出部の位置と、前記第3のイ
    ンクカートリジの前記第2の被検出部の位置とが異なっ
    ていることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  22. 【請求項22】 請求項21において、 3つの前記第2の被検出部のうちの少なくともいずれか
    一つの検出結果に基づき、単色印字および多色印字のい
    ずれであるのかを判別する判別手段を有していることを
    特徴とするインクジェットプリンタ。
  23. 【請求項23】 請求項1ないし22のうちのいずれか
    の項において、 前記キャリッジに搭載されている前記検出器は、複数の
    検出器を含むことを特徴とするインクジェットプリン
    タ。
JP2001074437A 2001-03-15 2001-03-15 インクジェットプリンタ Withdrawn JP2002273911A (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001074437A JP2002273911A (ja) 2001-03-15 2001-03-15 インクジェットプリンタ
EP02005375A EP1241011B1 (en) 2001-03-15 2002-03-15 Ink jet printer
US10/098,176 US6578941B2 (en) 2001-03-15 2002-03-15 Ink jet printer
ES02005375T ES2271134T3 (es) 2001-03-15 2002-03-15 Impresora de chorro de tinta.
CNB021073651A CN1223463C (zh) 2001-03-15 2002-03-15 一种喷墨打印机
DE60214264T DE60214264T8 (de) 2001-03-15 2002-03-15 Tintenstrahldrucker
PT02005375T PT1241011E (pt) 2001-03-15 2002-03-15 Impressora a jacto de tinta
AT02005375T ATE337918T1 (de) 2001-03-15 2002-03-15 Tintenstrahldrucker
KR1020020014157A KR100545510B1 (ko) 2001-03-15 2002-03-15 잉크젯 프린터
HK03101345.7A HK1049135A1 (zh) 2001-03-15 2003-02-21 一種噴墨打印機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001074437A JP2002273911A (ja) 2001-03-15 2001-03-15 インクジェットプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002273911A true JP2002273911A (ja) 2002-09-25

Family

ID=18931704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001074437A Withdrawn JP2002273911A (ja) 2001-03-15 2001-03-15 インクジェットプリンタ

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6578941B2 (ja)
EP (1) EP1241011B1 (ja)
JP (1) JP2002273911A (ja)
KR (1) KR100545510B1 (ja)
CN (1) CN1223463C (ja)
AT (1) ATE337918T1 (ja)
DE (1) DE60214264T8 (ja)
ES (1) ES2271134T3 (ja)
HK (1) HK1049135A1 (ja)
PT (1) PT1241011E (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014054786A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Seiko Epson Corp 液体収容容器

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4018422B2 (ja) * 2002-03-29 2007-12-05 キヤノン株式会社 液体収納容器、および液体収納容器の識別方法
JP4175065B2 (ja) 2002-09-24 2008-11-05 セイコーエプソン株式会社 カートリッジ、印刷装置およびカートリッジと情報をやり取りする方法
US7207666B2 (en) * 2003-08-07 2007-04-24 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Printer ink supply system
JP4453400B2 (ja) * 2004-03-04 2010-04-21 ブラザー工業株式会社 インクカートリッジ
US7350909B2 (en) * 2004-03-04 2008-04-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink cartridge and inkjet printer
JP4649274B2 (ja) * 2005-06-21 2011-03-09 キヤノン株式会社 位置検出方法
US8052261B2 (en) 2007-01-30 2011-11-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink cartridge determination systems and ink cartridges
US8025378B2 (en) 2007-03-28 2011-09-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink cartridges
US7950791B2 (en) * 2007-10-29 2011-05-31 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Ink level detection by electronic means
US20090179961A1 (en) * 2008-01-16 2009-07-16 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead maintenance facility with variable speed wiper element
US20090179951A1 (en) * 2008-01-16 2009-07-16 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead nozzle face wiper with multiple overlapping skew blades
US20090179944A1 (en) * 2008-01-16 2009-07-16 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead maintenance facilty with elongate nozzle face wiper
US7922279B2 (en) * 2008-01-16 2011-04-12 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead maintenance facility with ink storage and driven vacuum drainage coupling
US8277025B2 (en) * 2008-01-16 2012-10-02 Zamtec Limited Printhead cartridge with no paper path obstructions
US20090179962A1 (en) * 2008-01-16 2009-07-16 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead wiping protocol for inkjet printer
US20090179957A1 (en) * 2008-01-16 2009-07-16 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead maintenance facility with pagewidth absorbent element
US8313165B2 (en) * 2008-01-16 2012-11-20 Zamtec Limited Printhead nozzle face wiper with non-linear contact surface
US20090179930A1 (en) * 2008-01-16 2009-07-16 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead priming protocol
US20090179942A1 (en) * 2008-01-16 2009-07-16 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead maintenance facility with nozzle wiper movable parallel to media feed direction
US8118422B2 (en) * 2008-01-16 2012-02-21 Silverbrook Research Pty Ltd Printer with paper guide on the printhead and pagewidth platen rotated into position
US20090179954A1 (en) * 2008-01-16 2009-07-16 Silverbrook Research Pty Ltd Printhead nozzle face wiper blade with multiple, inclined contact sections
US8277026B2 (en) * 2008-01-16 2012-10-02 Zamtec Limited Printhead cartridge insertion protocol
US8246142B2 (en) * 2008-01-16 2012-08-21 Zamtec Limited Rotating printhead maintenance facility with symmetrical chassis
US8277027B2 (en) 2008-01-16 2012-10-02 Zamtec Limited Printer with fluidically coupled printhead cartridge
US8596769B2 (en) 2008-01-16 2013-12-03 Zamtec Ltd Inkjet printer with removable cartridge establishing fluidic connections during insertion
EP2298556B1 (en) * 2008-02-28 2012-12-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink cartridge and identifying device and identifying method for identifying ink cartridge
DK2279871T3 (da) * 2008-02-28 2013-10-28 Brother Ind Ltd Blækpatron, sæt af blækpatroner, og blækpatronbestemmelsessystem
JP2010228374A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Brother Ind Ltd インク供給装置
JP2010228388A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Brother Ind Ltd 画像記録装置
JP2010228384A (ja) 2009-03-27 2010-10-14 Brother Ind Ltd インク供給装置
JP5584286B2 (ja) * 2009-04-28 2014-09-03 ダイモ ラベルプリンタに使用されるカセット
WO2011093527A1 (en) 2010-01-29 2011-08-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink cartridge, recording device, and method for controlling recording device
JP5381757B2 (ja) 2010-01-29 2014-01-08 ブラザー工業株式会社 インクカートリッジ
DE102011000168B4 (de) * 2011-01-17 2013-07-11 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Tintenvorratsbehälter für einen Tintendrucker und Tintendrucker
EP2481590A1 (en) * 2011-01-28 2012-08-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink cartridge, recording device, and method for controlling recording device
CN102615983A (zh) * 2011-02-01 2012-08-01 兄弟工业株式会社 液体盒
JP5787193B2 (ja) 2011-05-09 2015-09-30 ブラザー工業株式会社 インクカートリッジ及び記録装置
WO2020117273A1 (en) * 2018-12-07 2020-06-11 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print head maintenance assembly
CN110293772A (zh) * 2019-06-19 2019-10-01 东莞市安达自动化设备有限公司 一种自动定位喷墨打印机

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058383A (ja) * 1991-07-02 1993-01-19 Canon Inc インクジエツト記録装置
JPH08233634A (ja) * 1994-12-20 1996-09-13 Hewlett Packard Co <Hp> インクジェットプリンタ用インクレベル検出装置
JP2000326519A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Copyer Co Ltd インクジェット画像形成装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4709248A (en) 1986-12-22 1987-11-24 Eastman Kodak Company Transverse printing control system for multiple print/cartridge printer
US4881840A (en) 1988-09-30 1989-11-21 Texas Instruments Incorporated Printer having paper-out and column zero detection mechanism
JPH041056A (ja) * 1990-04-19 1992-01-06 Canon Inc インクジェット記録装置
JPH04178638A (ja) * 1990-11-14 1992-06-25 Canon Inc 磁気記憶部付フィルムを用いるカメラ
US5289208A (en) 1991-10-31 1994-02-22 Hewlett-Packard Company Automatic print cartridge alignment sensor system
JP3143539B2 (ja) * 1993-02-03 2001-03-07 キヤノン株式会社 インク残量検知方法およびその装置ならびにインクジェット記録装置
JP3397441B2 (ja) * 1993-05-26 2003-04-14 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置
ATE290954T1 (de) * 1993-05-26 2005-04-15 Canon Kk Tintenstrahlaufzeichnungsvorrichtung
US5721581A (en) * 1993-11-30 1998-02-24 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus
US5997121A (en) * 1995-12-14 1999-12-07 Xerox Corporation Sensing system for detecting presence of an ink container and level of ink therein
JP3473275B2 (ja) * 1996-06-21 2003-12-02 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP3530727B2 (ja) * 1997-11-14 2004-05-24 キヤノン株式会社 記録装置及び記録制御方法
US6155664A (en) * 1998-06-19 2000-12-05 Lexmark International, Inc. Off-carrier inkjet print supply with memory
JP2000108371A (ja) * 1998-10-07 2000-04-18 Canon Inc インクジェット記録装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058383A (ja) * 1991-07-02 1993-01-19 Canon Inc インクジエツト記録装置
JPH08233634A (ja) * 1994-12-20 1996-09-13 Hewlett Packard Co <Hp> インクジェットプリンタ用インクレベル検出装置
JP2000326519A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Copyer Co Ltd インクジェット画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014054786A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Seiko Epson Corp 液体収容容器

Also Published As

Publication number Publication date
CN1375400A (zh) 2002-10-23
EP1241011A3 (en) 2003-03-19
EP1241011A2 (en) 2002-09-18
CN1223463C (zh) 2005-10-19
DE60214264T8 (de) 2007-10-18
US6578941B2 (en) 2003-06-17
PT1241011E (pt) 2006-12-29
KR100545510B1 (ko) 2006-01-24
ES2271134T3 (es) 2007-04-16
US20020140759A1 (en) 2002-10-03
KR20020073446A (ko) 2002-09-26
ATE337918T1 (de) 2006-09-15
DE60214264D1 (de) 2006-10-12
HK1049135A1 (zh) 2003-05-02
EP1241011B1 (en) 2006-08-30
DE60214264T2 (de) 2007-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002273911A (ja) インクジェットプリンタ
US6921161B2 (en) Liquid container, cartridge including liquid container, printing apparatus using cartridge and liquid-discharge printing apparatus
JP4101230B2 (ja) 液体貯蔵容器および記録装置
JP5151285B2 (ja) 廃液収容容器及び画像形成装置
JP2008183909A (ja) インクカートリッジ検出機構、インクジェットプリンタ及びインクカートリッジ
JPH0929989A (ja) インク有無検出装置、インクタンク、キット、記録ユニット、記録装置、および情報処理システム
US6729711B1 (en) Ink jet recording apparatus
JPH10232157A (ja) 液体残量検知装置および液体吐出装置
JP6187290B2 (ja) 印刷装置
US8079686B2 (en) Liquid storage container and recording apparatus
JP2001063085A (ja) インクジェット記録装置
JP4062075B2 (ja) 情報処理装置
CN110861405B (zh) 液体喷射装置、以及液体喷射装置的检测方法
JP2002273899A (ja) インクタンクおよびインクジェットプリンタ
CN1290703C (zh) 喷墨记录装置及喷墨记录装置的控制方法
JP3584165B2 (ja) 液体収納容器、及び、その液体収納容器を含むカートリッジ、及び、そのカートリッジを用いる記録装置
JP3501663B2 (ja) 液体収納容器、及び、その液体収納容器を含むカートリッジ、及び、そのカートリッジを用いる記録装置、及び、液体吐出記録装置
JP4333237B2 (ja) インクジェット記録装置
JP3213452B2 (ja) インクジェット記録装置
JP4860516B2 (ja) 廃液収容容器及び画像形成装置
JP4147376B2 (ja) 記録装置
JP2005088284A (ja) 記録装置
JP3669284B2 (ja) インクカートリッジ
JP2003063028A (ja) 記録装置
JP2002001940A (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100810

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20101005