JPH058383A - インクジエツト記録装置 - Google Patents

インクジエツト記録装置

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JPH058383A
JPH058383A JP16164091A JP16164091A JPH058383A JP H058383 A JPH058383 A JP H058383A JP 16164091 A JP16164091 A JP 16164091A JP 16164091 A JP16164091 A JP 16164091A JP H058383 A JPH058383 A JP H058383A
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JP
Japan
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recording head
sensor
carriage
head
type
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JP16164091A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Inoue
博行 井上
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Ink Jet (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1個のホームポジションセンサー12によ
り、ホームポジションの検出と、搭載された交換可能な
記録ヘッドの複数の種類が識別できるインクジェット記
録装置を提供する。 【構成】 記録ヘッド1は、B種には突起部33が設け
られ、A種にはこれがない。センサー対応部11は、ホ
ームポジション検出用の遮光板23、24とヘッド種別
検出用の遮光板23、24とからなり、各1枚ずつを一
組としてガイドシャフト6Aに平行なシャーシー20上
の直線AA′、BB′に沿ってホームポジションPの付
近に並設される。遮光形のセンサー12は、キャリッジ
3の下方にバネ34により付勢されてAA′線の直上に
位置するように取り付けられ、B種の記録ヘッド1が搭
載されると、突起部33に押されて水平に移動し、B
B′線の直上に位置する。記録ヘッドの種別は、遮光板
23、24の長さや遮光板21、22からの距離の相達
を検出することにより識別される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録装置
に関し、特にインクジェット記録方式の中でも、熱エネ
ルギーを利用して飛翔液滴を形成し、記録を行う記録方
式のインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の記録装置は、小形、廉価、静粛
性、使い勝手の良さなど、さまざまな要素が求められて
いるが、種々の記録方式の中でこれらの要望に確実に応
えられるのがインクジェット方式である。その代表的な
構成や原理については、例えば、米国特許第47231
29号明細書、同第4740796号明細書に開示され
ている。この記録方式を簡単に説明すると、液体(イン
ク)が保持されているシートや液路に対応して配置され
ている電気熱変換体に、記録情報に対応して液体(イン
ク)に核沸騰現象を越え、膜沸騰現象を生じる様な急速
な温度上昇を与えるための少なくとも一つの駆動信号を
印加することによって、熱エネルギーを発生せしめ、記
録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせる。このように
液体(インク)から電気熱変換体に付与する駆動信号に
一対一に対応した気泡を形成出来るため、特にオンデマ
ンド型の記録法には有効である。この気泡の成長、収縮
により吐出孔を介して液体(インク)を吐出させて、少
なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形
状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行なわれるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成で
き、より好ましい。このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4463359号明細書、同第4345
262号明細書に記載されているようなものが適してい
る。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米
国特許第4313124号明細書に記載されている条件
を採用すると、更に優れた記録を行うことができる。
【0003】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出孔、液流路、電気熱変換
体を組み合わせた構成(直線状液流路または直角液流
路)の他に、米国特許第4558333号明細書、米国
特許第4459600号明細書に開示されているよう
に、熱作用部が屈曲する領域に配置された構成を持つも
のがあり、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリ
ットを電気熱変換体の吐出口とする構成を開示する特開
昭59年第123670号公報や熱エネルギーの圧力波
を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特
開昭59年第138461号公報に基づいた構成があ
る。
【0004】特に最近の小型インクジェット記録装置で
は、記録ヘッドと、インクを収納し記録ヘッドにインク
を供給するインクタンクとが一体になり、インクを消費
すると記録ヘッドごとインクタンクを交換できる、いわ
ゆる使い捨てヘットを搭載した機種がある。使い捨てヘ
ッドを用いることにより、次のようなメリットが生まれ
る。すなわち、ヘッドへのインク供給経路がダイレクト
であるため、従来のようなインクチューブを這いまわす
といったことがなくなり、装置はシンプルになりコスト
ダウンができる。また、ヘッド部分がメンテナンスフリ
ーになるため使い勝手がよく、トラブルシュートが容易
になる。あるいは、ヘッドはインクタンクのインク容量
分を保証すればよいため、ヘッドを簡略化でき、コスト
ダウンができる。このようなメリットを考え、特にパー
ソナルなインクジェット記録装置においては、この使い
捨てヘッドが多用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の使い捨てヘッド
を搭載するインクジェット記録装置においては、複数の
動作モードのヘッドが交換可能であるが、そのために
は、相互間の形状および機能上の交換性が重要である。
すなわち、使い捨てという利用形態から、ユーザーは同
一種類のヘッドを一時にまとめて購入し、在庫する傾向
があり、一方、装置とヘッドはそれぞれ別個に改良、開
発が進められる。例えば、最大吐出応答周波数が3kHz
のヘッドAと装置Aとが市場で利用されているとき、6
kHz のヘッドBと装置Bが開発されて市場に出荷された
場合は、ヘツドBを装置Aで、またはヘッドAを装置B
でそれぞれ利用できなければ使用不能の在庫が増える
か、無理な使用による記録状態や有効寿命の悪化を招来
して、品質問題を発生する可能性がある。
【0006】上記のような問題は、記録装置本体が搭載
された記録ヘッドを識別する手段をもち、その情報によ
り記録装置本体が記録ヘッドの駆動条件を変更可能に構
成することにより解決される。ここで前記識別手段は、
従来技術によりさまざまな方法が考えられる。例えば、
記録ヘッドを搭載するキャリッジにセンサー(マイクロ
スイッチ、フォトセンサーなど)を設け、記録ヘッドを
検知したり、あるいは、記録ヘッドに電気的信号などを
送信する信号線とともに記録ヘッドを区別するパターン
を設け、記録ヘッドと前記信号線がコンタクトする部分
でこのパターンにより記録ヘッドを検知する方法などで
ある。ところがこれらの従来の方法では、例えば専用の
センサーを設けなければならず、また信号線コンタクト
の場合では、その信号をMPUに取り入れるためのポー
トを必要とした。一方、専用のセンサーを持たず、専用
のポートも持たない方法としては、前記キャリッジのホ
ームポジションを検知するホームポジションセンサーで
記録ヘッドを検知する方法がある。ここで、前記ホーム
ポジションセンサーは、キャリッジ上に搭載されている
タイプと、記録装置のシャーシなどに固定されているタ
イプとがある。この2者を比較すると、配線のしやすさ
などから前者、キャリッジ搭載タイプの方が優れた構成
である。ところが、前述のキャリッジホームポジション
センサーで記録ヘッドを検知する方法は後者のタイプで
多く提案されており、前者のタイプではむずかしいとさ
れていた。そのため、キャリッジ搭載タイプでの利点、
すなわち、配線のしやすさ、それに伴うコストダウンが
行われずにいた。
【0007】本発明の目的は、キャリッジに搭載された
ホームポジションセンサーにより、異る駆動モードの記
録ヘッドの種類を識別し、その記録ヘッドの駆動条件に
対応して記憶ヘッドを駆動できるインクジェット記録装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記識別方法
を開示するものである。本発明によれば、特に使い捨て
ヘッドを搭載するキャリッジ上に設けられた、キャリッ
ジのホームポジションを検知するホームポジションセン
サーが、記録ヘッドの情報を検知し、その情報により記
録装置が記録ヘッドの種類を自動的に判断し、ヘッドの
種類に応じた印字制御を行う。そのためにホームポジシ
ョンセンサー、あるいはその他の部材のキャリッジ上で
の位置を、搭載する使い捨てヘッドの種類によってそれ
ぞれ移動するように構成し、それぞれの位置において、
ホームポジションセンサーが記録ヘッドの情報を読み取
るように構成した。
【0009】また、記録ヘッドはインクの吐出のための
エネルギーとして熱エネルギーを発生する電気熱変換体
を有する液体噴射記録ヘッドからなる。
【0010】
【作用】このような構成にすることにより、上記のよう
な複数の性能を持つ使い捨てヘッドと装置本体の間に互
換性を持たせ、常に良好な記録を行い、品質の悪化を招
かないようにすることができる。このことはユーザーに
対しても、装置、ヘッドを供給するメーカーにとっても
非常にメリットあることである。そしてこれを実現する
方法として、もっとも安価で組み立て性の良い方法をと
ることにより、コストダウンが可能になる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明により得られた記録ヘ
ッドをインクジェットカートリッジとして装着したイン
クジェット記録装置の機構の一例を示す外観斜視図、図
2は図1の記録ヘッド1、キャリッジ3およびセンサー
対応部11の部分拡大図、図3〜6は記録ヘッド1の突
起部33によるホームポジションのセンサー12の移動
を説明する図、図7は記録ヘッド1の種別検知シーケン
スのフローチャートである。
【0012】図1において、インクジェットヘッドカー
トリッジの記録ヘッド1はプラテン2上に送紙されてき
た記録紙の記録面に対向してインク吐出を行うノズル群
を具えている。キャリッジ3は記録ヘッド1を保持し、
駆動モータ4の駆動力を伝達する駆動ベルト5の一部と
連結し、互いに平行に配設された2本のガイドシャフト
6Aおよび6Bと摺動可能とすることにより、記録ヘッ
ド1の記録紙の全幅にわたる往復移動が可能となる。
【0013】ヘッド回復装置7は、記録ヘッド1の移動
経路の一端、例えばホームポジションと対向する位置に
配設される。伝動機構8を介したモータ9の駆動力によ
って、ヘッド回復装置7を動作せしめ、記録ヘッド1の
キャッピングを行う。このヘッド回復装置7のキャップ
部7Aによる記録ヘッド1へのキャッピングに関連させ
て、ヘッド回復装置7内に設けた適宜の吸引手段による
インク吸引もしくは記録ヘッド1へのインク供給経路に
設けた適宜の加圧手段によるインク圧送を行い、インク
を吐出口より強制的に排出させることによりノズル内の
増粘インクを除去する等の吐出回復処理を行う。また、
記録終了時等にキャッピングを施すことにより記録ヘッ
ド1が保護される。
【0014】ブレード10はヘッド回復装置7の側面に
配設され、シリコンゴムで形成されるワイピング部材で
ある。ブレード10はブレード保持部材10Aにカンチ
レバー形態で保持され、ヘッド回復装置7と同様、モー
タ9および伝動機構8によって動作し、記録ヘッド1の
吐出面との係合が可能となる。これにより、記録ヘッド
1の記録動作における適切なタイミングで、あるいはヘ
ッド回復装置7を用いた吐出回復処理後に、ブレード1
0を記録ヘツド1の移動経路中に突出させ、記録ヘッド
1の移動動作に伴なって記録ヘッド1の吐出面における
結露、濡れあるいは塵埃等をふきとるものである。
【0015】センサー対応部11は、キャリッジ3のホ
ームポジション付近のシャーシ20の上面に配設され、
図2以下に示すキャリッジ3の下面に取り付けられたセ
ンサー12に対応する部材であって、センサー12から
発せられる赤外線を遮断または反射する複数の遮光板ま
たは反射板からなるものである。本実施例の構成におい
て、図2〜4のセンサー対応部11は、記録ヘッド1の
ホームポジションPと2つの種類A、Bを識別するため
の2枚ずつ2列に並べられた計4枚の遮光板21〜24
からなり、キャリッジ3の走行方向と平行にシャーシ2
0上に画かれた2本の直線AA’、BB’上に直立して
配置される。各直線上の第1の遮光板21、22は、い
ずれも各直線上のホームポジションPを示すもので、同
一寸法の長方形断面を有する。これらに対して第2の遮
光板23、24は、キャリッジ3に搭載された記録ヘッ
ド1の種類A、Bを判別するためのもので、シャーシ2
0からの立上りの高さと厚さはいずれも第1の遮光板2
1、22と同じであるが、直線AA’、BB’に沿った
長さ、または第1の遮光板21、22からのそれぞれの
離隔距離が異っている。
【0016】図2〜6のセンサー12は、下向きの凹字
形状をなし、その各先端部近くに赤外線の投光部と受光
部を有し、中間に挟まれた遮光板による赤外線の断続を
検出するフォトインタラプトタイプのセンサーで、キャ
リッジ3の下面のガイド(不図示)によつてキャリッジ
3の走行方向、すなわちガイドシャフト6A、Bに垂直
な方向に移動可能に取り付けられ、バネ34により一方
のガイドシャフト6Aから遠ざかる方向に付勢されてい
る。ケーブル36は、このインクジェット記録装置の本
体の制御部(不図示)とセンサー12との間の信号を伝
達するためのケーブルで、記録ヘッド1に制御信号を伝
達するケーブルから分岐したものであり、センサー12
の移動に追従するようにフレキシブルケーブルの長さに
余裕を持たせて組み込まれている。
【0017】キャリッジ3は、上述のようにセンサー1
2を移動可能に保持する外に、センサー12の移動範囲
にわたって上下に記録ヘッド1の突起部33が通過でき
る通路を有する。このキャリツジ3に記録ヘッド1を搭
載するときは、その表面に電気接点を有してキャリッジ
上面に直立するヘッド支持部32にはめ込むようにして
記録ヘツド1を上部から取り付け、不図示のヘッド固定
レバーを操作して記録ヘッド1をキャリッジ3上に固定
する。装置本体からのヘツド駆動電流や制御信号はヘッ
ド支持部32の接点に接触した記録ヘッド1の接点を通
じて記録ヘッド1に供給される。
【0018】このキヤリッジ3に搭載される2種類A、
Bの記録ヘッド1のうちの一方のB種の記録ヘッド1
は、キャリッジ3に接触する下面に、斜面37と位置ぎ
め部38との高さが搭載時にセンサー12の対抗面に十
分に到達する突起部33を有し、他方のA種の記録ヘッ
ド1は従来品と同様にこのような突起部33を有しない
ヘッドである。
【0019】次に、本実施例の作用について説明する。
図2〜6において、記録ヘッド1搭載以前のセンサー1
2は、バネ34の付勢によりキャリッジ3の直線AA’
に対向する位置に設定されている。このキャリッジ3に
突起部33を有するB種の記録ヘッド1を矢印アの方向
に押し込みながら搭載すると、突起部33の斜面37が
センサー12の上面の直線BB’とは反対側の1辺の角
部に当り、記録ヘッド1を押し込む垂直な力の斜面37
に傾斜による水平な分力によって、センサー12をバネ
34の弾力に抗して矢印イの直線BB’の方へ移動さ
せ、位置ぎめ部38によりセンサー12がキャリッジ3
下面の直線BB’に対向する位置に固定される。搭載す
る記録ヘッド1がA種の場合は、このような突起部33
がないので、センサー12の位置は直線AA’の真上に
設定されたままである。
【0020】このようにしてA、Bいずれかの種類の記
録ヘッド1が搭載されたキャリッジ3をガイドシャフト
6A、6Bに沿って移動すると、ホームポジションP付
近でセンサー12の赤外線が、A種のヘッドの場合は遮
光板21または23に、B種のヘッドの場合は遮光板2
2または24にそれぞれ遮られたとき、センサー12が
オンになり、遮られない時はオフになる。
【0021】ホームポジションPと記録ヘッド1の種類
を検知するシーケンスを図7により説明する。まず、ホ
ームポジションPにあるキャリッジ3をA′、B′の方
向(以下順方向という)に移動してセンサー対応部11
の範囲外、すなわち、いずれの遮光板21〜24からも
完全に外れるところまで送り、そのときの駆動ベルト5
の駆動パルス数をxパルスとする(ステップS1)。次
に、キャリッジ3をA、Bの方向(以下逆方向という)
にセンサー12がオンになるまで送り、すなわち第2の
遮光板23または24のいずれかによって赤外線が遮ら
れるまで送って、その駆動パルス数y1 をカウントして
制御部に記録する(ステップS2、S3)。センサー1
2がオンになった後さらにキャリッジ3を逆方向にセン
サー12がまたオフになるまで、すなわち第2の遮光板
23または24をセンサー12が通過するまで駆動パル
ス数y2 をカウントしながら送る(ステップS4、S
5)。次に、センサー12がオフになった後、さらにキ
ャリッジ3を逆方向にセンサー12が再びオンになるま
で、すなわち、センサー12が第2の遮光板23または
24から外れて第1の遮光板21または22に達するま
で駆動パルス数y3 をカウントしながら送る(ステップ
S6、S7)。このようにして、第1の遮光板21また
は22をセンサー12が検出した位置がキャリッジ3の
ホームポジションであるが、キャリッジ3は、センサー
12がいずれの直線AA’、BB’の真上にあっても共
通にさらにy0 パルス逆方向に駆動され、ヘッド回復装
置7のキャップ部7Aに対向する位置に移動される(ス
テップS8)。次に、制御部に記録した3つの駆動パル
ス数y1 、y2 、y3 を読み出すと、これらのパルス数
はそれぞれAA’線上とBB’線上とでは異なるので、
検出した遮光板が21、23の組か22、24の組か、
すなわち、搭載された記録ヘッド1がA種のヘッドかB
種のヘッドかを判定し(ステップS10)、記録ヘッド
1の種類AまたはBに対応した駆動条件で制御部が記録
ヘッド1の動作を制御する。
【0022】次に、記録ヘッドの搭載によりセンサーが
回転するように構成された第2の実施例について、図8
〜10を参照して説明する。図8(A)、(B)は本実
施例の記録ヘッド1、キャリッジ3、センサー12、お
よび遮光板60〜63の関係を示す側面図と平面図、図
9は記録ヘッド1の突起部33とセンサー12の関係を
示す模式図、図10(A)、(B)はセンサー12の回
転を示す側面図である。
【0023】図8において、本実施例のセンサー12
は、第1の実施例と同様なフォトインタンプトタイプの
センサーで、このセンサー12を接着したセンサーホル
ダ50は、キャリッジ3の下面に支軸54により回動可
能に取り付けられ、バネ51により付勢されて周辺部が
キャリッジ下面に接している。シャーシ20上の直線A
A’上の遮光板60、62は、第1の実施例と同様にホ
ームポジション付近のシャーシ20表面に垂直に直立し
て配設されるが、センサー12が下方のシャーシ20側
に90°回転したときの検出位置、すなわち直線BB’
上の遮光板61、63は、その先端部付近が回転したセ
ンサー12の凹部に挟まれるように、取付板によってシ
ャーシ20から離れて、かつシャーシ20に平行に配設
される。
【0024】2種類A、Bの記録ヘッド1は、第1実施
例と同様に突起部33を有するヘッド(B種)と有しな
いヘッド(A種)によって区別される。突起部33を有
する記録ヘッド1をキャリッジ3に搭載すると、突起部
33の斜面先端の角部52がセンサーホルダ50の後背
部に当ってセンサー12を図10(B)のように回動さ
せる。
【0025】ホームポジション位置検出と記録ヘッド1
の種類判別の手順は、第1実施例の第7図による説明と
全く同じである。次に第3の実施例、すなわちセンサー
12とセンサー対応部11とが反射形で、かつ、3種類
の記録ヘッド1を判別できる実施例を図11〜14によ
り説明する。
【0026】図11(A)はキャリッジ3、センサー1
2、反射板41、42の相互関係位置を示す平面図、
(B)は側面図、図12はセンサー12と記録ヘッド1
の突起部33の関係を示す図、図13は突起部33によ
るセンサー12の移動を説明する図である。このセンサ
ー12は、赤外線の投光部と受光部がキャリッジ3の下
面に並んでシャーシ20表面に向けられ、かつ、キャリ
ッジ3の下面に沿ってキャリッジ3の走行方向に垂直に
移動可能に、バネ34で付勢されて取り付けられてい
る。反射板41、42は、いずれも反射面をシャーシ2
0表面に垂直に上方に向けて配設される。ホームポジシ
ョン検出用の反射板41は、長方形で、その一辺をキャ
リッジ3の走行方向に垂直にしてホームポジションに対
応する線P上に置かれ、記録ヘッド1の種類判別用の反
射板42は、一辺が走行方向に面して垂直な直線でこの
辺に平行な反対側の各辺までの長さが異なる3段の階段
状の形状で、反射板41から僅かの間隔をおいてキャリ
ッジ3の走行方向に平行なシャーシ20上の直線A
A’、BB’、CC’に沿って配設される。
【0027】3種類の記録ヘッド1は、第1実施例の図
5、6に示した突起部33と同様の形状で、位置ぎめ部
38とその反対側の面との間の長さの異なる突起部33
をそれぞれの種類ごとに有する。例えば、A種類の記録
ヘッド1にはこのような突起部33を全く設けずB種類
の記録ヘッド1の突起部33の位置ぎめ部38までの長
さはC種類の同様部分の長さの半分とする。
【0028】この記録ヘッド1をキャリッジ3に搭載す
ると、記録ヘッド1の種類に応じて突起部33がセンサ
ー12をシャーシ20の3本の直線AA’〜CC’のい
ずれかの真上に移動する。その後、駆動モータ4により
キャリッジ3を走行させると、第1実施例の図7の説明
と同じ手順でホームポジションの位置と搭載された記録
ヘッド1の種類とを検知することができる。
【0029】遮光板を用いるフォトインタラプトタイプ
と反射形とを比較すると、前者は後者より比較的安価で
あるという利点があるが、構造がやや大形になるので同
程度の空間で検知できる種類の数を増加することは困難
であり、また、ヘッド交換に伴うセンサー12の移動を
遮光板が妨げるおそれがあるので、記録ヘッド1の交換
は、ホームポジション付近を避けて遮光板のない場所で
行う必要がある。後者はこれに反して構造を小形にでき
るので検知できる種類の数を増加することが容易であ
り、反射板がセンサー12の移動を妨げないので、ホー
ムポジションで記録ヘッドの交換ができる。
【0030】次に、同様手順でより多くの記録ヘッドの
種類を検出できる反射形センサーの第4の実施例を図1
4、15により説明する。この実施例の記録ヘッド1
は、その種類A〜Gに応じて異なった7種類の形状の、
例えばセンサーホルダ50背面に当接する面の傾斜角が
異なるとか、センサーホルダ50に至る突起長または突
起位置の異なるいずれかの突起部33を有する。
【0031】反射形のセンサー12は、キャリッジ3の
走行方向に平行な支軸54によってキャリッジ3に枢着
されたセンサーホルダ50に接着され、キャリッジ3に
記録ヘッド1が搭載されると、その突起部33の形状に
より不図示のバネの弾力に抗して下方に回動されて、検
索方向が垂直下方から水平方向までの間に7か所の位置
のいずれかに固定される。
【0032】センサー対応部11の反射板43、44
は、それぞれの位置にあるセンサー12に対向してしか
もそのセンサー12から等距離にある7つの反射板A〜
Gを有する。すなわちその横断面は、図14に示すよう
に、各反射点から支軸54を中心とする同一円周上にあ
り、丸のこぎりの歯状をなしている。また、キャリッジ
3の走行方向に平行な各線AA’〜GG′に沿う各反射
板の長さは、ホームポジション検出用の反射板43にお
いては全て等しく、その上方から垂直に見た形は長方形
となるが、記録ヘッド1の種類検出用の反射板44にお
いては種類ごとに全て異なり、上方から見た形は階段状
となる。
【0033】この実施例は、同じ反射形のセンサー12
による第2の実施例に比較すると、センサー12の変換
を回転式としたことにより、直線移動による後者よりさ
らに小形にしてしかも検出種類数を増加することができ
る。もちろんこの検出数は必要に応じて増減することが
可能である。次に、反射形センサー12がキャリッジ3
に固定され、記録ヘッド1の突起部33によってセンサ
ー対応部11が移動する第5の実施例を図16、17に
より説明する。
【0034】図16に示すように、反射形センサー12
はキャリッジ3と一体に構成されたセンサーホルダ50
に固定され、赤外線の出入方向がキャリッジ3の下面と
平行な水平方向に向けられている。1つの反射板80
は、キャリッジ3の下面にその走査方向に平行な回転軸
によって回動可能に取り付けられ、反射面を下方に向
け、背面がキャリッジ3の下面に接触するように不図示
のバネによって付勢されている。
【0035】B種の記録ヘッド1は、キャリッジ3に搭
載されたときに反射板80を45°の角度で下方に傾斜
させる突起部33を有し、A種の記録ヘッド1はこのよ
うな突起部33を有しない。シャーシ20上には2枚ず
つ2組の反射板81〜84がホームポジション付近に設
けられる。その1組82、84は、反射面を上方に向け
てキャリッジ3の走査方向に並設され、B種の記録ヘッ
ド1が搭載されたときの検出用である。他方のA種の記
録ヘッド検出用の反射板81、83は、センサー12か
ら照射された赤外線が45°の角度で突出した反射板8
0で反射されて反射板82または84に達するまでの赤
外線の経路長に等しい距離だけセンサー12から水平方
向、すなわちキャリッジ3の下面およびシャーシ20上
面に平行方向に離れた位置に、各反射面をセンサー12
の方向に向けてシャーシ20表面に垂直に並設されてい
る。ホームポジション検出用の反射板81、82は、赤
外線の走査経路AA’またはBB’に沿う長さが等しい
が、記録ヘッドの種類を検出するための反射板83、8
4この長さが異なる。
【0036】この実施例によりホームポジションと記録
ヘッド1の種類とを検出する手順は前述の各実施例の場
合と同様である。本実施例のように、反射板80を回動
可能としてセンサー12をキャリッジ3に固定すると、
センサー12への配線部材を可撓性のある部材に限定さ
れず、組立性および信頼性を向上することができる。
【0037】次に、センサー12を固定し、センサー対
応部材11を可動として記録ヘッド1の種類を検出する
他の例として、第6の実施例を図18により説明する。
この実施例のセンサー対応部11は、ホームポジション
Pのシャーシ20上に固定された1枚の遮光板90と、
キャリッジ3に可動的に取り付けられた記録ヘッド1の
種類検出用の1枚の遮光板91とからなり、センサー1
2は、フォトインタラプト形のセンサーで、キャリッジ
3の底部のホームポジション寄りの一端の下面に垂直に
固定して取り付けられている。
【0038】遮光板91は、遮光板90とともにセンサ
ー12の先端の赤外線の出、入力部の間に互いに接触す
ることなく挿入できる厚さの薄板で、底部が両側に突出
してその一端が遮光部93、他端が突起92を形成し、
その両先端間の長さ(以下、これに平行な長さを幅と称
する)がほぼキャリッジ3の幅に等しく、上部は、上方
に記録ヘッド1のガイド用溝に陥入する2つの突起9
4、95を有し、その間の幅が底部の幅よりも少なくと
もセンサー12の幅に相当する長さだけ小さくなってお
り、全体としてほぼ横長の凸字形をなしている。
【0039】キャリッジ3は、記録ヘッド1が搭載され
る上面からシャーシ20と対向する下面まで貫通する遮
光板91の移動用の溝を有し、この溝の幅は、遮光板9
1の上部の幅にセンサー12の幅を加えた長さにほぼ等
しく、また、センサー12取付部の反対側に取り付けら
れたバネ96によって、遮光板91を上方およびセンサ
ー12と反対側の水平方向の両方向に付勢している。
【0040】また、シャーシ20は、キャリッジ3の走
行方向の末端部にシャーシ20の表面から直立したスト
ッパ98が設けられている。このキャリッジ3に、前述
の遮光板91の移動用溝に陥入する突起部33を有する
B種の記録ヘッド1を搭載すると、遮光板91は突起部
33に押されてセンサー12の底部を含む水平面より下
の水平面まで下げられる。このような突起部33を有し
ないA種の記録ヘッド1の場合は、キャリッジ3に搭載
しても遮光板91の上下方向の位置は変らず、遮光部9
3はセンサー12と同一水平面の位置にある。
【0041】駆動モータ4によりキャリッジ3を走行さ
せると、ホームポジション付近では、遮光板91がセン
サー12の反対側に付勢されているので、A種、B種ど
ちらの記録ヘッド1の場合でも全く同様に、センサー1
2が遮光板90によりオンとなり、ホームポジションの
検出が行われる。一方、キャリッジ3が走行して遮光板
91の突出部92がストッパ98に当接すると、遮光板
91が水平にセンサー12の方向、図18の上では左の
方へ押されて、A種の記録ヘッド1が搭載されている場
合には、遮光部93がセンサー12の赤外線を遮ってセ
ンサーをオンとし、B種の記録ヘッド1の場合には遮光
部93とセンサー12の水平方向位置が異なるのでセン
サー12がオフのままとなる。したがって、これによっ
て記録ヘッド1の種類A、Bを判別することができる。
【0042】本実施例において、記録ヘッド1の突起部
33の上下方向の長さを変えて複数種類設定してセンサ
ー12の赤外線の遮光量を検出することによって3つ以
上の記録ヘッド1の種類を識別することも可能である。
また、本発明の記録装置に、記録ヘッドに対する回復手
段や、予備的な補助手段等を付加することは、本発明の
記録装置を一層安定にすることができるので好ましいも
のである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対
しての、キャピング手段、クリーニング手段、加圧ある
いは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱
素子、あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行う手段
を付加することも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0043】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみを記録するモードだけではなく、記録
ヘッドを一体的に構成したものか、複数個の組み合わせ
て構成したものかのいずれでも良いが、異なる色の複色
カラーまたは、混色によるフルカラーの少なくとも一つ
を備えた装置にも本発明は極めて有効である。以上説明
した本発明実施例においては、液体インクを用いて説明
しているが、本発明では室温で固体状であるインクであ
っても、室温で軟化状態となるインクであっても用いる
ことができる。上述のインクジェット装置ではインク自
体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行って
インクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御する
ものが一般的であるから、使用記録信号付与時にインク
が液状をなすものであれば良い。
【0044】加えて、熱エネルギーによるヘッドやイン
クの過剰な昇温をインクの固形状態から液体状態への状
態変化のエネルギーとして使用せしめることで積極的に
防止するかまたは、インクの蒸発防止を目的として放置
状態で固化するインクを用いることもできる。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化してインク液状として吐出するものや記録媒
体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質を
持つインクの使用も本発明には適用可能である。
【0045】このようなインクは、特開昭54−568
47号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記
載されるような、多孔質シートの凹部または貫通孔に液
状または固形物として保持された状態で、電気熱変換体
に対して対向するような形態としても良い。本発明にお
いて、上述した各インクにたいして最も有効なものは、
上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明のインクジェ
ット記録装置は、キャリッジに取り付けられたホームポ
ジションのセンサーに、該キャリッジに搭載された記録
ヘッドに関する情報の検知手段を設けることにより、駆
動条件等の異なる複数の種類の交換可能な記録ヘッドが
搭載されたとき、その種類を識別してその条件に適合し
た駆動条件で記録ヘッドを含む装置各部の駆動が可能と
なり、記録ヘッドとインクジェット記録装置との相互の
互換性を高め、記録品質の向上と製造原価の低減に大き
な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の機構の一例
を示す外観斜視図。
【図2】第1実施例の記録ヘッド1、キャリッジ3、セ
ンサー12およびセンサー対応部11の部分拡大図。
【図3】キャリッジ3とセンサー対応部11の平面図。
【図4】キャリッジ3とセンサー対応部11の正面図。
【図5】第1実施例の記録ヘッド1とセンサー12の関
係を示す斜視図。
【図6】突起部33の作用を説明する側面図。 (A)記録ヘッド搭載前 (B)記録ヘッド搭載後
【図7】記録ヘッド1の種別検知手順のフローチャー
ト。
【図8】第2の実施例の記録ヘッド1、キャリッジ3お
よびセンサー対応部11の相互関係を示す図。 (A)側面図 (B)センサー対応部11の平面図
【図9】突起部33とセンサー12の関係を示す斜視
図。
【図10】突起部33の作用を説明する側面図。 (A)記録ヘッド1搭載前 (B)記録ヘッド1搭載後
【図11】第3の実施例の説明図 (A)平面図 (B)側面図
【図12】第3実施例の記録ヘッド1とセンサー12の
関係を示す斜視図。
【図13】突起部33の作用を説明する側面図。 (A)記録ヘッド1搭載前 (B)記録ヘッド1搭載後
【図14】第4の実施例のセンサー12、センサー対応
部11の側面図。
【図15】反射板44、45の斜視図。
【図16】第5の実施例の側面図。
【図17】第5の実施例の斜視図。
【図18】第6の実施例を説明する正面図。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 プラテン 3 キャリッジ 4 駆動モータ 5 駆動ベルト 6A、6B ガイドシャフト 7 ヘッド回復装置 7A キャップ部 8 伝動機構 9 モータ 10 ブレード 11 センサー対応部 12 センサー 20 シャーシ 21、22、23、24、90、91 遮光板 31 接点 32 ヘッド支持部 33 突起部 34、51、96 バネ 36 ケーブル 37 斜面 38 位置ぎめ部 50 センサーホルダ 52 角部 54 支軸 41、42、43、44、80、81、82、83、8
4 反射板 92、94、95 突出部 98 ストッパ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8804−2C B41J 29/00 U

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 応答周波数により駆動されてインクを吐
    出する交換可能な記録ヘッドと、前記記録ヘッドと一体
    に構成され、該記録ヘッドにインクを供給するインクタ
    ンクと、前記記録ヘッドが搭載されるキャリッジと、前
    記キャリッジに付設され、該キャリッジのホームポジシ
    ョンを検出するホームポジションのセンサーとを含むイ
    ンクジェット記録装置において、 前記ホームポジョンのセンサーは、前記キャリッジのホ
    ームポジョンを検出するとともに、前記記録ヘッドに関
    する情報の検知手段を有することを特徴とするインクジ
    ェット記録装置。
  2. 【請求項2】 記録ヘッドがキャリッジに搭載されたと
    き、ホームポジョンのセンサーまたは前記センサーに対
    応する他の部材のいずれか一方が搭載動作と連動して移
    動可能に構成された請求項1に記載のインクジェット記
    録装置。
  3. 【請求項3】 検知手段によって検知される情報は、記
    録ヘッドの駆動条件に関する情報である請求項1または
    2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 インクジェット記録装置は、記録ヘッド
    を駆動する複数のモードをもち、検知手段の検知した情
    報により該記録ヘッドに対応したモードを選択して記録
    動作を制御する請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 検知手段によって検知される情報は、記
    録ヘッドのインク吐出応答周波数に関する情報である請
    求項4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 記録ヘッドは、インクを吐出するための
    エネルギー発生素子として、熱エネルギーを発生する電
    気熱変換体を有する液体噴射記録ヘッドである請求項1
    ないし5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装
    置。
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