JPH07251547A - 記録装置および該記録装置に用いられるインクタンクと、該記録装置を備えた情報処理装置 - Google Patents

記録装置および該記録装置に用いられるインクタンクと、該記録装置を備えた情報処理装置

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JPH07251547A
JPH07251547A JP6183481A JP18348194A JPH07251547A JP H07251547 A JPH07251547 A JP H07251547A JP 6183481 A JP6183481 A JP 6183481A JP 18348194 A JP18348194 A JP 18348194A JP H07251547 A JPH07251547 A JP H07251547A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録品位を低下させることなく、画像形成を
行うことのできる記録装置を実現する。 【構成】 被記録媒体に画像を形成する記録ヘッドを着
脱自在に保持する保持手段と、記録ヘッドを保持手段に
装着する際に記録ヘッドを保持手段の所定の位置に位置
決めするための位置決め手段とを有する記録装置におい
て、位置決め手段が、記録ヘッドの1方向の位置を規制
する第1の嵌合手段と、記録ヘッドの2方向の位置を規
制する第2の嵌合手段とを有し、記録ヘッドを保持手段
に装着する際に、第2の嵌合手段を第1の嵌合手段に先
立って嵌合させる規制手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字、画像等の入力情
報を被記録媒体上に出力するための記録手段を有を有す
る記録装置、および該記録装置を出力手段として具備し
た複写機、ファクシミリ、プリンタ、ワードプロセッ
サ、パーソナルコンピュータ等の情報処理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙、布、プラスチックシート、O
HP用シート等の被記録媒体(以下単に記録紙ともい
う)に対して記録を行なう記録装置は、種々の記録方
式、例えばワイヤードット方式、感熱方式、熱転写方
式、インクジェット方式による記録ヘッドをを搭載可能
な形態として提案されている。
【0003】そのような記録装置のなかで、低騒音なノ
ンイパクト記録として、記録素子上に配置した吐出口
(ノズル)からインクを吐出させて記録紙上に記録を行
うインクジェット方式の記録ヘッドを具備した記録装置
(以下、インクジェット記録装置ともいう)は、高密度
かつ高速な記録動作が可能である。
【0004】インクジェット記録装置は、該装置が適用
されるシステム等の固有の機能、使用形態等に対応した
構成をとる。一般にインクジェット記録装置は、記録ヘ
ッドおよびインクタンクを搭載するキャリッジと、記録
紙を搬送する搬送手段と、これらを制御するための制御
手段とを具備する。
【0005】そして、複数の吐出口からインク滴を吐出
させる記録ヘッドを記録紙の搬送方向(副走査方向)と
直交する方向(主走査方向)にシリアルスキャンさせ、
一方で非記録時に記録紙を記録幅に等しい量で間欠搬送
(ピッチ送り)するものである。インクを吐出する多数
のノズルが副走査方向に直線上に配置された記録ヘッド
を用いることにより、記録ヘッドが記録紙上を一回走査
することでノズル数に対応した幅の記録がなされる。
【0006】またインクジェット記録装置は、ランニン
グコストが安く、装置のコンパクト化も可能であり、さ
らに多色のインクを用いてカラー画像記録に対応するこ
とも容易である。中でも、記録紙の幅方向に多数の吐出
口を配列したラインタイプの記録手段を使用したライン
型の記録装置は、記録の一層の高速化が可能である。上
記の理由から、インクジェット記録装置は、情報処理シ
ステムの出力手段、例えば複写機、ファクシミリ、電子
タイプライタ、ワードプロセッサ、ワークステーション
等の出力端末としてのプリンタ、あるいはパーソナルコ
ンピュータ、ホストコンピュータ、光ディスク装置、ビ
デオ装置等に具備されるハンディまたはポータブルプリ
ンタとして利用され、かつ商品化されている。
【0007】上記インクジェット記録手段の記録素子、
すなわちインクを吐出するためのエネルギーを発生する
エネルギー発生手段としては、ピエゾ素子などの電気機
械変換体を用いたもの、レーザーなどの電磁波を照射し
て発熱させ、この発熱による作用で液滴を吐出させるも
の、あるいは発熱抵抗体を有する電気熱変換素子によっ
て液体を加熱させるものなどがある。
【0008】その中でも熱エネルギーを利用して液体を
吐出させる方式のインクジェット記録方式の記録ヘッド
は、上記液体吐出口を高密度に配列することができるた
めに高解像度の記録をすることが可能である。その中で
も電気熱変換素子をエネルギー発生手段として用いた記
録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、かつ最近の半
導体分野における技術の進歩と信頼性の向上が著しいI
C技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に活用でき、
高密度実装化が容易で、製造コストも安価なことから有
利である。
【0009】記録ヘッドへインクを供給するためのイン
クタンクは、インク吸収体と、このインク吸収体を挿入
するための容器と、これを封止する蓋部材とで概略構成
される。
【0010】また、上記記録ヘッドは、このようなイン
クタンクと一体化されたチップタイプものと、インクタ
ンクと着脱自在に結合するものとがある。どちらのタイ
プの場合においても、記録ヘッドとインクタンクとの位
置決め、あるいはこれらの部材が一体となったヘッドカ
ートリッジとキャリッジとの位置決めは印字品位に係わ
る重要な項目である。それらの位置決め手段の1つに嵌
合穴と嵌合ピンを用いて、位置決めを正確に行うことが
可能となる。
【0011】ここで、ヘッドカートリッジが搭載される
記録装置は、記録ヘッドを保護するための下記のヘッド
回復装置を備えている。
【0012】まず、ヘッド回復装置について説明する。
【0013】ヘッド回復装置は、記録ヘッドの移動経路
の一端、例えばホームポジションと対向する位置に配設
される。伝動機構を介したモータの駆動力によって、ヘ
ッド回復装置を動作せしめ、記録ヘッドのキャッピング
を行う。このヘッド回復装置のキャップ部による記録ヘ
ッドへのキャッピングに関連させて、ヘッド回復装置内
に設けた適宜の吸引手段(例えば、吸引ポンプ)による
インク吸収(吸引回復)を行い、これによりインクを吐
出口から強制的に排出させることにより吐出口内の増粘
インクを除去する等の吐出回復処理を行う。また、記録
終了時等にキャッピングを施すことにより記録ヘッドが
保護される。このような吐出回復処理は電源投入時、記
録ヘッド交換時、一定時間以上記録動作が行われない時
等に行われるものである。
【0014】つぎに、ワイピング装置について説明す
る。
【0015】ワイピング装置は、ヘッド回復装置の側面
に配設され、シリコンゴムで形成されるワイピング部材
としてのブレードを有する。ブレードはブレード保持部
材にカンチレバー形態で保持され、ヘッド回復装置と同
様、モータおよび伝動機構によって動作し、記録ヘッド
の吐出面との係合が可能となる。これにより、記録ヘッ
ドの記録動作における適切なタイミングで、あるいはヘ
ッド回復装置を用いた吐出回復処理後に、ブレードを記
録ヘッドの移動経路中に突出させ、ヘッドの移動動作に
伴なってヘッドの吐出面における結露,濡れあるいは塵
埃等をふきとる。
【0016】このように、インクジェット記録装置はヘ
ッド回復装置およびワイピング装置によってインク吐出
安定化を図っている。したがって、これらの部材(例え
ば記録ヘッドとインクタンクとが一体化したヘッドカー
トリッジ)をキャリッジに取り付けたり、外したりする
際に、上記回復装置やプラテン等に記録ヘッドのノズル
面が接触したりして記録ヘッドや回復装置のみならず他
の部材の変形等が生じないように注意する必要がある。
【0017】ヘッドカートリッジの装着形態について
は、以下に記すものがある。
【0018】(1)キャリッジ内のフレキシブルケーブ
ルを直接圧接する形態にて行うもの。
【0019】(2)フレキシブルケーブルを受ける凹部
をヘッドカートリッジ内に設け、キャリッジと近接させ
て装着するもの。
【0020】(3)フレキシブルケーブルが取り付けら
れたキャリッジを上下動可能とし、上昇させてヘッドカ
ートリッジを装着し、この状態にて下降させて固定し、
印字を行うもの。
【0021】上記のいずれの形態のものにおいても、フ
レキシブルケーブルとヘッドカートリッジの電気的接点
の物理的な接触を確実とすること、および、ヘッドカー
トリッジのキャリッジに対する位置決めを精度良く、か
つ、確実に行うことは印字精度を確保するために重要で
ある。
【0022】近年のインクジェット装置では、大量な記
録を可能とする大容量のインクタンクが交換用タンクと
して用いられることが多い。このようなインクタンクを
有するヘッドカートリッジを用いる場合には着脱を容易
とし、かつ、位置決めを正確とするために、第1の位置
決め用部材を中心としてインクタンクを第2の位置決め
用部材に当接するまで旋回させて装着する構造が多く用
いられる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の記
録装置は、たとえヘッドカートリッジの着脱操作を使用
者が注意深く行ったとしても下記の構造上の問題による
記録ヘッド等の変形あるいは破損が発生することがあ
る。
【0024】その一つの問題は、搭載すべきインクジェ
ットカートリッジの構造に合った適切な着脱手段等が記
録装置本体側に十分備わっていないことである。
【0025】上記のような変形を回避するために、キャ
ップ位置および記録領域の外にヘッド着脱位置を設ける
ことも可能ではあるが、このためのスペースを確保する
必要から装置サイズを大きくしなければならず、装置の
コンパクト化という要求に応えることができない。一
方、ヘッド交換位置を記録領域内に設けると、記録ヘッ
ドのノズル先端から記録紙の記録がなされる面までの距
離が記録画質を保証するために約1〜2mmと狭いため
に、記録ヘッドの着脱の際、記録ヘッド先端(フェイス
面)が記録紙搬送手段のガイドとこすれる恐れがあっ
た。この場合、ヘッドフェイス面が傷つくと記録品位が
低下することが起る。
【0026】ヘッドカートリッジの装着を、ヘッドカー
トリッジがキャリッジ内のフレキシブルケーブルを直接
圧接する形態にて行うものや、ヘッドカートリッジを旋
回させて取り付けるものにおいては、摩擦によりフレキ
シブルケーブルを傷つけたり、。フレキシブルケーブル
が摩耗するという問題点がある。この問題点は、フレキ
シブルケーブルを受ける凹部をヘッドカートリッジ内に
設け、キャリッジと近接させて装着するものにおいて
も、凹部とフレキシブルケーブル間に摩擦が生じるため
に同様に発生する。
【0027】フレキシブルケーブルが取り付けられたキ
ャリッジを上下動可能とし、上昇させてヘッドカートリ
ッジを装着し、この状態にて下降させて固定し、印字を
行うものにおいては、機構が複雑となるうえに装置の大
型化を招来するという問題点がある。
【0028】本発明は上述したような従来の技術が有す
る様々な問題点に鑑みてなされたものであって、その目
的は、記録ヘッドとキャリッジとの電気的当接を確実に
行うことができ、かつ、記録ヘッドのフェイス面を記録
紙搬送手段のガイド面に擦ることなくキャリッジを着脱
することができ、これにより記録品位を低下させること
なく、画像形成を行うことのできる記録装置および該記
録装置を出力手段とした情報処理システムを提供するこ
とである。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明の記録装置は、被
記録媒体に画像を形成する記録ヘッドを着脱自在に保持
する保持手段と、前記記録ヘッドを前記保持手段に装着
する際に前記記録ヘッドを前記保持手段の所定の位置に
位置決めするための位置決め手段とを有する記録装置に
おいて、前記位置決め手段が、前記記録ヘッドの1方向
の位置を規制する第1の嵌合手段と、前記記録ヘッドの
2方向の位置を規制する第2の嵌合手段とを有し、前記
記録ヘッドを前記保持手段に装着する際に、前記第2の
嵌合手段を前記第1の嵌合手段に先立って嵌合させる規
制手段を有することを特徴とする。
【0030】この場合、前記各嵌合手段は、それぞれ嵌
合ピンおよび嵌合穴から構成されてもよい。
【0031】上記のように構成した場合、前記嵌合ピン
は、テーパー形状であってもよい。
【0032】本発明の記録装置の上記のいずれのものに
おいても、前記規制手段は、前記記録ヘッドが当接する
ことにより前記第2の嵌合手段が前記第1の嵌合手段よ
りも接近する向きに前記記録ヘッドを傾けるように、前
記保持手段に設けられた突起であってもよい。
【0033】この場合、前記突起に対向する位置に、前
記記録ヘッドを前記突起に向けて押し付ける押し付け手
段を設けてもよい。
【0034】本発明の記録装置の上記のいずれのものに
おいても、前記突起は、前記記録ヘッドが前記保持手段
の所定の位置に位置決めされた状態では前記記録ヘッド
には当接しない位置に設けられていてもよい。
【0035】さらに、前記規制手段は、前記記録ヘッド
を前記第2の嵌合手段に向けて付勢する付勢手段であっ
てもよい。
【0036】上記のいずれの形態の記録装置において
も、前記記録手段を搭載するキャリッジと、前記保持手
段の所定の交換位置上で、記録手段を着脱させるための
着脱手段と、 前記キャリッジ上に搭載された前記記録
手段の電気的コンタクト面に当接することによって前記
記録手段に電気信号を送る電気的コンタクト手段と、を
有し、前記着脱手段は、前記記録手段を保持して所定方
向へ移動することにより、前記位置決め手段と前記記録
手段とを当接させ、かつ、前記記録手段を前記キャリッ
ジに搭載させるための保持部材を具備し、前記保持部材
は、前記記録手段を着脱自在に保持するためのアーム
と、保持部材上の所定位置に前記記録手段を配置するた
めの位置決め手段とを有するものとしてもよい。
【0037】この場合、前記保持手段の移動方向は、前
記記録手段の装着方向に対して垂直であってもよい。
【0038】さらに、前記コンタクト手段および前記位
置決め手段を前記記録手段の装着方向から覆う手段を設
けてもよい。
【0039】さらに、前記コンタクト手段及び前記位置
決め手段と対向する前記キャリッジ上の面に、所定方向
へ前記記録手段を押圧するための押圧手段を設けてもよ
い。
【0040】この場合、前記押圧手段は、前記位置決め
手段が設けられた複数の点を結ぶことによって形成され
る多角形状の領域内の少なくとも1箇所を押圧すること
としてもよい。
【0041】また、前記押圧手段は、剛性押圧手段およ
び弾性押圧手段からなる複数の押圧手段からなるもので
あってもよい。
【0042】また、前記記録手段に設けられた位置決め
用嵌合穴に対応する前記位置決め手段は、前記記録手段
の位置決め位置において所定の嵌合寸法を有するテーパ
ー形状の嵌合ピンからなるものであってもよい。
【0043】この場合、前記前記テーパー形状の嵌合ピ
ンのテーパー面に、前記記録ヘッドの嵌合穴の1部を当
接させる手段を設けてもよい。
【0044】また、前記保持手段に前記記録手段を該保
持手段に装着するためのガイド手段と、前記装着の位置
から位置ずれを抑えるための規制手段とを設けてもよ
い。
【0045】また、前記コンタクト手段の幅が信号ライ
ンの方向から先端に向けて、小さくなるものであっても
よい。
【0046】また、前記コンタクト手段はフレキシブル
基板からなるもので、該フレキシブル基板の先端部に引
掛部を設け、また該先端部の引掛部を挿入して係合する
ためのスリットを前記着脱手段またはコンタクト手段に
設けてもよい。
【0047】この場合、前記フレキシブル基板の先端部
が前記スリットの挿入方向に可動としてもよい。
【0048】また、前記着脱手段のガイド手段および規
制手段に対応するガイド部及び規制部を前記記録手段に
設けてもよい。
【0049】この場合、前記記録手段に対向する前記ガ
イド手段は、前記被記録媒体と接する被記録媒体搬送ガ
イド面を有し、さらに前記主走査方向に沿う交換位置と
対向する前記被記録媒体搬送ガイド面上の領域に少なく
とも1つの凹部を形成してもよい。
【0050】この場合、前記交換位置が被記録媒体の印
字領域内にあってもよい。
【0051】さらに、前記記録手段は、前記ガイド手段
の前記被記録媒体搬送ガイド面に対向し、かつ段差が形
成された先端面を有し、さらに前記段差の高さは、前記
被記録媒体搬送ガイド面に形成された前記凹部の深さよ
りも大きいものであってもよい。
【0052】また、前記被記録媒体ガイド面上の前記凹
部の幅は、前記記録手段の前記先端面の幅と前記記録手
段を前記キャリッジから着脱する際に要する前記記録手
段の所定方向への移動量とを加えた長さよりも大きく設
定されていてもよい。
【0053】また、前記凹部は、前記被記録媒体搬送ガ
イド面上に前記搬送方向に沿って隆起しかつ所定の間隔
で配置されたリブのうちの少なくとも2本のリブと、前
記少なくとも2本のリブによって挟まれた前記被記録媒
体搬送ガイド面上の領域とから凹状に形成されたもので
あることを特徴とする記録装置。
【0054】この場合、前記凹部は、前記被記録媒体搬
送ガイド面に貫通孔を形成し、かつ該貫通孔に前記イン
クを吸収する吸収手段を配設することによって、該吸収
手段を底部として凹状に形成されたものであってもよ
い。
【0055】上記のいずれに記載の記録装置において
も、前記記録手段は、前記インクを吐出するためのエネ
ルギーを発生させる手段として、前記インクに膜沸騰を
生じさせる電気熱変換体を用いたインクジェット記録ヘ
ッドと、該インクタンクへインクを供給するインクタン
クとが1体となったヘッドカートリッジであってもよ
い。
【0056】本発明のインクタンクは上述したヘッドカ
ートリッジに用いられるインクタンクであって、前記イ
ンクタンクは、少なくとも該インクタンクの1側面に、
前記記録装置のヘッドホルダーに着脱自在にして前記ヘ
ッドカートリッジを誘導するためのガイド部材と、前記
ヘッドホルダー内の定位置に前記ヘッドホルダーを着脱
自在にして配置するための位置決め部材とを有する。
【0057】上記のように構成されたインクタンクを用
いる本発明の記録装置は、記録ヘッドのフェイス面は、
前記ヘッドホルダーに設けられた位置決め部材と嵌合す
る部材を有することを特徴とする。
【0058】上述したような様々な形態の記録装置は、
着脱手段の移動方向がキャリッジの移動方向であっても
よい。
【0059】また、保持部材は、設けられるアームには
テーパが形成されるとともに記録手段のインクを吐出す
る部分に対応する箇所には凹部が形成されていてもよ
い。
【0060】また、電気的コンタクト手段と記録手段と
が接続された状態のときに、保持部材に設けられるアー
ムが電気的コンタクト面とキャリッジとの間に位置して
いてもよい。
【0061】また、所定のキャッピング位置にて記録手
段をキャッピングするキャッピング手段を有し、前記キ
ャッピング位置と交換位置とが異なっていてもよい。
【0062】また、前記記録ヘッドは、インクを吐出す
る吐出口と、前記吐出口からインクを吐出するためのエ
ネルギーを発生するエネルギー発生素子とを有し、記録
信号に基づいて前記エネルギー発生素子を駆動し、前記
吐出口からインクを吐出させることで記録を行なうイン
クジェット方式の記録ヘッドであってもよい。
【0063】本発明の情報処理装置は、上述したような
記録装置を出力手段として備えたことを特徴とする。
【0064】
【作用】上記のとおり構成された本発明の記録装置で
は、記録ヘッドの1方向の位置を規制する第1の嵌合手
段に先立って、記録ヘッドの2方向の位置を規制する第
2の規制手段を嵌合させる規制手段を有するので、記録
ヘッドを保持手段に対して位置決めする際には、第2の
嵌合手段が先に嵌合される。そのため、このときの摺動
抵抗や力のロスが小さくてすみ、記録ヘッドは所定の位
置に確実に位置決めされる。各嵌合手段を嵌合ピンおよ
び嵌合穴で構成すれば、その構造は簡単であるし、嵌合
ピンをテーパー形状とすることで嵌合ピンの嵌合がより
容易に行なえる。
【0065】また、位置決め手段は、キャリッジ上に搭
載された記録手段の電気的コンタクト面と当接する電気
的コンタクト手段を有する所定の面上に少なくとも設け
られ、さらに電気的コンタクト手段は、記録手段の着脱
がなされる方向に沿って所定の面から突出して設けられ
ている。また、好ましくは、記録手段に対向するガイド
手段は、被記録媒体と接する被記録媒体搬送ガイド面を
有し、さらに主走査方向に沿う交換位置と対向する被記
録媒体搬送ガイド面上の領域に少なくとも一つの凹部が
形成されている。したがって、記録ヘッドとキャリッジ
との電気的当接が確実に行え、かつ記録ヘッドのフェイ
ス面を記録紙搬送手段のガイド面に擦ることなくキャリ
ッジの着脱ができるので記録品位を低下させることな
く、画像形成を行うことができる。
【0066】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0067】[実施例1]本発明にもとづく記録装置の
概略的構成を、まず図1ないし図3にもとづいて説明す
る。図1は記録装置1の全体構成を示す斜視図、図2は
記録装置1の正面図、図3は記録装置1の側面断面図で
ある。
【0068】自動給紙装置を有した記録装置1は、給紙
部2、送紙部3、排紙部4、キャリッジ部15、クリー
ニング部6から構成されている。そこで、これらを項目
に分けて概略を順次述べていく。
【0069】(A)給紙部 給紙部2は、記録紙Pを積載する圧板21と記録紙Pを
給紙する給送回転体22がベース20に取り付けられる
構成となっている。圧板21には可動サイドガイド23
が移動可能に設けられて、記録紙Pの積載位置を規制し
ている。圧板21はベース20に結合された軸を中心に
回動可能で、圧板バネ24により給送回転体22に付勢
される。給送回転体22と対向する圧板21の部位に
は、記録紙Pの重送を防止する人工皮等の摩擦係数の大
きい材質からなる分離パッド25が設けられている。さ
らに、ベース20には、記録紙Pの一方向の角部を覆
い、記録紙Pを一枚ずつ分離するための分離爪26、さ
らに分離爪26が使えないような厚紙等を分離するため
にベース20に一体成形された土手部27、普通紙ポジ
ションでは分離爪26が作用し、厚紙ポジションでは分
離爪26が作用しないように切り換えるための切り替え
レバー28、圧板21と給送回転体22の当接を解除す
るリリースカム29、が設けられている。
【0070】上記構成において、待機状態ではリリース
カム29が圧板21を所定位置まで押し下げている。こ
れにより、圧板21と給送回転体22の当接は解除され
る。そして、この状態で搬送ローラー36の有する駆動
力が、ギア等により給送回転体22およびリリースカム
29に伝達されると、リリースカム29は圧板21から
離れるので圧板21は上昇し、給送回転体22と記録紙
Pが当接し、給送回転体22の回転に伴い記録紙Pはピ
ックアップされ給紙を開始し、分離爪26によって一枚
ずつ分離されて送紙部3に送られる。給送回転体22お
よびリリースカム29とはシート材Pを送紙部3に送り
込むまで回転し、再び記録紙Pと給送回転体22との当
接を解除した待機状態となって搬送ローラー36からの
駆動力が切られる。
【0071】(B)送紙部 送紙部3は記録紙Pを搬送する搬送ローラ36とPEセ
ンサー32を有している。搬送ローラー36には従動す
るピンチローラー37が当接して設けられている。ピン
チローラー37はピンチローラーガイド30に保持さ
れ、ピンチロラーバネ31で付勢することで、ピンチロ
ーラー37を搬送ローラー36に圧接することで記録紙
Pの搬送力を生み出している。さらに、記録紙Pが搬送
されてくる送紙部3の入口には記録紙Pをガイドする上
ガイド33およびプラテン34が配設されている。ま
た、上ガイド33には記録紙Pの先端、後端検出をPE
センサー32に伝えるPEセンサーレバー35が設けら
れている。さらに、搬送ローラー36の記録紙搬送方向
における下流側には、画像情報に基づいて画像を形成す
るヘッドカートリッジ7が設けられている。
【0072】上記構成において、送紙部3に送られた記
録紙Pはプラテン34、ピンチローラーガイド30およ
び上ガイド33に案内されて、搬送ローラー36とピン
チローラー37とのローラー対に送られる。この時、P
Eセンサーレバー35搬送されてきた記録紙Pの先端を
検知して、これにより記録紙Pの印字位置を求めてい
る。また、記録紙Pは不図示のLFモーターによりロー
ラー対36,37が回転することでプラテン34上を搬
送される。
【0073】なお、ヘッドカートリッジ7はインクタン
クと一体に構成された交換容易なインクジェット記録ヘ
ッドが用いられている。このヘッドカートリッジ7は、
ヒータ等によりインクに熱を与えることが可能となって
いる。そして、この熱によりインクは膜沸騰し、この膜
沸騰による気泡の成長または収縮によって生じる圧力変
化によって記録ヘッドカートリッジ7のノズル70から
インクが吐出されて記録紙P上に画像が形成される。
【0074】(C)キャリッジ部 キャリッジ部5は、ヘッドカートリッジ7を取り付ける
キャリッジ50を有している。
【0075】そしてキャリッジ50は、記録紙Pの搬送
方向(副走査方向)にたいして直角方向(主走査方向)
に往復走査させるためのガイド軸81およびキャリッジ
50の後端を保持してヘッドカートリッジ7と記録紙P
との隙間を維持するガイドレール82によって支持され
ている。なお、これらガイド軸81およびガイドレール
82はシャーシー8に取り付けられている。また、キャ
リッジ50はシャーシー8に取り付けられたキャリッジ
モーター80によりタイミングベルト83を介して駆動
される。このタイミングベルト83は、アイドルプーリ
ー84によって張設、支持されている。さらに、キャリ
ッジ50には、電気基板9からヘッドカートリッジ7ヘ
ッド信号を伝えるためのフレキシブル基板51を備えて
いる。
【0076】上記構成において、記録紙Pに画像形成す
る時は、画像形成する行位置(記録紙Pの搬送方向の位
置)にローラー対36、37が記録紙Pを搬送すると共
にキャリッジモーター80によりキャリッジ50を画像
形成する位置(記録紙Pの搬送方向と垂直な位置)に移
動させて、ヘッドカートリッジ7を画像形成位置に対向
させる。その後、電気基板9からの信号によりヘッドカ
ートリッジ7が記録紙Pに向けてインクを吐出して画像
が形成される。
【0077】(D)排紙部 排紙部4は、伝達ローラ40が搬送ローラー36に当接
し、さらに、伝達ローラ40は排紙ローラー41と当接
して設けられいる。したがって、搬送ローラー36の駆
動力が伝達ローラー40を介して排紙ローラー41に伝
達される。また、排紙ローラー41に従動して回転可能
な如く拍車42が排紙ローラー41に当接されている。
以上の構成によって、キャリッジ部5で画像形成された
記録紙Pは、排紙ローラー41と拍車42とのニップに
挟まれ、搬送されて不図示の排紙トレー等に排出され
る。
【0078】(E)クリ−ニング部 クリーニング部6は、ヘッドカートリッジ7のクリーニ
ングを行うポンプ60と記録ヘド7の乾燥を抑えるため
のキャップ61および搬送ローラー36からの駆動力を
給紙部2およびポンプ60にきり換える駆動切り替えア
ーム62から構成されている。駆動切り替えアーム62
が給紙、クリーニング以外の時は、搬送ローラー36の
軸心を中心に回転する遊星ギア(不図示)を所定位置に
固定しているので、給紙部2およびポンプ60に駆動力
は伝達されない。キャリッジ50が移動することで、駆
動切り替えアーム62を矢印A方向に移動させると、遊
星ギアがフリーになるので搬送ローラー36の正転、逆
転に応じて遊星ギアが移動し、搬送ローラー36が正転
したときは給紙部2に駆動力が伝達され、逆転したとき
はポンプ60に駆動力が伝達されるようになっている。
【0079】つぎに、図4ないし図10を用いて、特に
キャリッジ部15および送紙部3のガイド手段の記録紙
ガイド面に相当するプラテン34の主要各部の詳細につ
いて述べる。
【0080】図4は本発明にもとづく記録装置(図1な
いし図3参照)に搭載されるヘッドカートリッジ(以
下、単にヘッドともいう)7の外観を説明するための図
で、(a)は背面図、(b)は(a)の矢印4Bから見
た正面(またはフェース面とする)図、(c)および
(d)はそれぞれ(a)の矢印4Cおよび矢印4Dから
見た側面図である。図5はキャリッジ部15の正面図
で、(a)はヘッドカートリッジ7が完全に装着される
前、(b)は完全に装着された状態を示す。図6はキャ
リッジ部15の平面図である。図7はキャリッジ部15
のコンタクト部503等の構成を説明するための図であ
る。図8はヘッドカートリッジ7の着脱機構の主要部の
構成を説明するための図で(a)は平面図、(b)は正
面図である。図9はキャリッジ50のヘッドカートリッ
ジ7嵌合ピン505の構成を説明するための図で、
(a)および(b)はそれぞれ異なる箇所に設けられた
嵌合ピンを示している。そして図10はフレキシブル基
板56の先端部562の組み込み状態を説明するための
図で、(a)は先端部562が組み込まれた状態、そし
て(b)および(c)は先端部挿入過程を説明するため
のものである。図11はキャリッジ部15の構成を詳細
に示す分解斜視図であり、図12は、キャリッジ部15
へのヘッドカートリッジ7の取付状態を示す斜視図であ
る。
【0081】本発明にもとづく記録装置に搭載されるヘ
ッドカートリッジ7の構成は基本的には、すでに説明し
た図22に示された従来のヘッドカートリッジと同じで
あるが、以下の点が異なる。
【0082】本実施例のヘッドカートリッジ7は、イン
クタンク73の側面にガイド74が設けられており、こ
のガイド74によってヘッドカートリッジ7は後述する
ヘッドホルダーのガイドアーム513上面に沿ってヘッ
ドホルダーに装着される。そして、ヘッドカートリッジ
7が装着される所定位置において、ヘッドカートリッジ
7のガイド74に形成された凹部75が、該凹部75に
対応したヘッドホルダー51上の位置に設けられた凸部
514と嵌合することによってヘッドカートリッジ7が
ヘッドホルダー51内の定位置に着脱自在にして固定さ
れることになる。
【0083】さらに、ヘッドカートリッジ7のフェイス
面には凸部76、一方ヘッドホルダー51の対応する受
け部には凸部76に対応した凹部515が設けられてい
る。これによりヘッドカートリッジ7を装着する際にノ
ズル面70をプラテン34等にあてることがなく、ヘッ
ドカートリッジ7にダメージを与えることがないように
構成されている。そして、これらの凹凸部による嵌合に
よって装着時のいわゆるクリック感が得られるため、操
作者がヘッドカートリッジ7をヘッドホルダーに正しく
装着したかどうかを容易に確認することができる。ま
た、ヘッドホルダー51の凸部514の引っ掛かりによ
り、ヘッドカートリッジ7の着脱時にヘッドカートリッ
ジ7が前面に落下したり、装着後の位置ズレ等の不安定
感を無くすことが出来る。
【0084】この実施例では、上記ヘッドカートリッジ
を搭載するためのキャリッジ部15の構成は以下の通り
である。
【0085】キャリッジ部15は、キャリッジ50に各
部品が取り付けられたユニットからなる。
【0086】ヘッドカートリッジ7を記録装置に搭載す
るための着脱部は、キャリッジ50、ヘッドホルダー5
1、ベースカバー52、フックレバー53、コンタクト
バネ54、フックカバー55、フレキシブル基板56、
およびラバーパッド57から構成されている。
【0087】図5に示す如く、ヘッドホルダー51はキ
ャリッジ50上に設けられ、かつ主走査方向へ延びる溝
からなるガイド501(図7参照)に沿ってヘッドカー
トリッジ7を搭載し図面の左右(主走査方向)にスライ
ドする様に構成されている。ヘッドホルダー51には、
ヘッドカートリッジ7をガイドするガイド部511およ
びキャリッジ50に垂直に立てられた側板502のコン
タクト面503および位置決め面504にヘッドカート
リッジ7を押し付ける押圧部512(図8参照)が設け
られている。この実施例では、キャリッジの側板502
の位置決め面は3点ある。すなわち、ヘッドカートリッ
ジ7のノズル70近傍のベースプレート72上に対応す
る2つの点、ヘッドカートリッジ7のインクタンク73
の上方に対応する1つの点である。
【0088】ヘッドカートリッジ7とキャッリジ50の
コンタクト面503はこの位置決め面504の3点が形
成する3角形の内部に位置するように構成されている。
ヘッドホルダー51の押圧部512の押圧位置はこの3
つの点を結んでなる三角形の内側にある。また、ヘッド
ホルダー51の押圧部512の対向位置にガイドアーム
513が設けられており、ヘッドカートリッジ7をコン
タクト面503から離脱する際にはこのガイドアーム5
13がヘッドカートリッジ7に当接する。キャリッジ5
0の側板502にはヘッドカートリッジ7着脱時のガイ
ドを兼ねるリブ509が設けられ、後述のフレキシブル
基板56のコンタクト面561等の保護、目隠しを行っ
ている。
【0089】フックレバー53はキャリッジ50の側板
502に回動自在に取り付けられている。フックレバー
53の回動の中心にはコンタクトバネ54が設けられて
おり、フックレバー53をヘッドホルダー51のスライ
ド方向(図5矢印A方向)へ付勢している。フックカバ
ー55はフックレバー53を被うように取り付けられ、
フックレバー53がキャリッジ50から抜けないように
保持している。図8に示す如く、フックレバー53とヘ
ッドホルダー51のそれぞれは、互いに当接するカム5
16、531を有しており、フックレバー53の回動に
よりヘッドホルダー51が主走査方向に移動するように
構成されている。また、コンタクトバネ54の付勢力が
フックレバー53を介して、ヘッドホルダー51のヘッ
ドカートリッジ7への押し圧力となるように構成されて
いる。
【0090】キャリッジ50の側板502にはヘッドカ
ートリッジ7の位置決めを行うための嵌合ピン(505
a,505b)が設けられている。図7、9に示す如
く、嵌合ピンはヘッドカートリッジ7のベースプレート
72の嵌合穴77に対応して2個設けられている。ヘッ
ドカートリッジ7のベースプレート72はキャリッジ部
15の主走査方向に対して約1゜〜4゜傾けた構成とな
る。傾いた嵌合穴77に対応する為に、ヘッドカートリ
ッジ7のベースプレート72の嵌合穴77の一つを角穴
77aとし、他方を丸穴77bとした。また、該角穴7
7aに、そこに、対応するキャリッジ50側の嵌合ピン
505aを一部円柱形状を有した角ピンとし、さらに丸
穴77bに対応するキャリッジ側の嵌合ピン505bは
以下のようにした。すなわち、キャリッジの型構成上ア
ンダーカットとなる部分を取り除き、キャリッジの位置
決め面504にヘッドカートリッジ7が突き当てられる
位置での嵌合が取れるようにした。このようにすること
で複雑な型構造を必要とせずに、傾いたベースプレート
72に対しても正確かつスムーズなヘッドカートリッジ
7の位置決めを行うことが出来る。
【0091】図7に示す如く、キャリッジ50の側板5
02に設けられたコンタクト面503(図5参照)はヘ
ッドカートリッジ7と電気的なコンタクトを取る為にゴ
ム硬度30゜〜50゜(JIS規格)のシリコンゴム等
の弾性体からなるラバーパッド57がある。そしてその
上に、フレキシブル基板56のコンタクト部561が設
けられている。ラバーパッド57、フレキシブル基板5
6は共にキャリッジ50の側板502に設けられた位置
決めピン506により位置決めされている。フレキシブ
ル基板56の位置決め部のコンタクト部561の逆側に
はスリット563が設けられておりフレキシブル基板5
6の組立上の変形等の影響がコンタクト部561に及ば
ないように構成されている。フレキシブル基板56のコ
ンタクト部561の先端562はヘッドカートリッジ7
のベースプレート72の形状に合わせて細くなり、端部
に引掛部562が設けられている。
【0092】このように、コンタクト部561を三角形
状にし、コンタクトパッド数を先端ほど減らすことで信
号線のフォーミングが容易になり、高密度化を行うこと
ができる。また、フレキシブル基板56の先端部562
の処理が容易になる。
【0093】キャリッジ50の側板502にはフレキシ
ブル基板56の先端部562を挿入するスリット穴50
7が設けられている。図10の(b)に示す如く、この
先端部562を反らせてスリット穴507に挿入させ
る。スリット穴507を通過すると図10の(c)に示
すように、先端部が真っ直ぐになり、引っ掛かるために
抜けることはない。この構成だと先端部がフリーであり
フレキシブル基板56のコンタクト面561が剛性を持
たないのでヘッドカートリッジ7のコンタクト面と良好
なコンタクトができる。ヘッドカートリッジ7を装着す
るとキャリッジ50のコンタクト部503がヘッドカー
トリッジ7のベースプレート72の切り欠き部79の中
に入り込み、切り欠き部79の内側に形成されたコンタ
クト面78と当接する。
【0094】図5に示すように、フレキシブル基板56
はキャリッジ50の側板502に沿って引き回され、垂
直に折られてベースカバー52によりキャリッジ50に
固定されている。この時、フレキシブル基板56には仮
止め用凸部563が設けられているので、凸部563を
キャリッジ50に止めておくことでフレキシブル基板5
6を固定することができ、ベースカバー52を取り付け
る際に効率良く組み立てを行うことができる。さらに、
ベースカバー52にはラバーパッド57およびフレキシ
ブル基板56の位置決め穴のそれぞれと嵌合するキャリ
ッジ50上のピン506が抜けることを防止するための
押え部521が設けられている。また、本発明のヘッド
カートリッジ7は位置決めピン506およびベースカバ
ー52の押え部521の出る張り分を逃げるための凹部
731を設けている。したがって、位置決めピン506
の長さ、ベースカバー52の押え部502の肉厚を稼げ
るのでしっかりとしたラバーパッド57およびフレキシ
ブル基板56の位置決め、抜け防止が可能となる。フレ
キシブル基板56はフレキ固定板85(図2参照)によ
りシャーシ8に固定され、キャリッジ部15の位置に応
じて、その曲率を変化させ、キャリッジ部15の動きに
対応して、電気基板9からのヘッド駆動信号をヘッドカ
ートリッジ7に伝えている(図3参照)。
【0095】以上の構成によって、ヘッドカートリッジ
7のキャリッジ部15への着脱、保持、位置決め、電気
的コンタクト等が容易に行える。
【0096】つぎに、ヘッドカートリッジ交換時の動作
について説明する。記録ヘッド内のインクが無くなった
場合およびカラー記録ヘッド等使用時における交換が必
要になった場合、操作者は所定のヘッドカートリッジ交
換のキースイッチを押す。通常、ヘッドカートリッジは
キャッピング位置で待避しているが、これにより、キャ
リッジがヘッドカートリッジ交換ポジションまで移動す
る。
【0097】図5に着脱時のキャリッジ部15の正面図
を示す。ヘッドカートリッジ7を装着する際には、フッ
クレバー53を図の如く上方向に上げてヘッドホルダー
51を図中左側(すなわち、記録装置本体正面から見て
左側)に寄せてヘッドカートリッジ7が装着できるよう
にする(図5(a))。この状態で、ヘッドカートリッ
ジ7を装着し、フックレバー53を下方向に回動させる
とヘッドホルダー51がヘッドカートリッジ7と共に右
側に移動し、ヘッドカートリッジ7の位置決め、電気的
コンタクト等が行われる(図5(b))。この状態で、
記録紙Pに画像形成が可能となる。さらに、ヘッドカー
トリッジ7をキャリッジ部15から外すときはフックレ
バー53を図5(a)の如く上方向に上げてヘッドホル
ダー51を左側に移動させる。これによってヘッドホル
ダー51のガイドアーム513がヘッドカートリッジ7
を左側に押付けるので、キャリッジ部15のコンタクト
部から記録ヘッドが外される。この状態で操作者が記録
ヘッドをヘッドホルダー51のスライド方向に垂直にヘ
ッドカートリッジ7を取出すことができる。この時、ヘ
ッドカートリッジ交換位置において、プラテン34には
図1に示すような凹部34aがヘッドカートリッジ7の
フェイス面に対向する位置に設けてある。深さは0.5
mm〜2mm、幅はヘッドカートリッジ7のフェイス面
の幅とヘッドカートリッジ7の嵌合を外すのに必要なス
ライド量を足したものより大きく設けてある。従って、
操作者が記録ヘッドを交換するときに、ヘッドカートリ
ッジ7のフェイス面をプラテン34のガイド面に擦る恐
れをさらに少なくし、ヘッドフェイス面を傷つけること
による記録品位の低下をなくすことができる。さらに、
新しいヘッドカートリッジ7を操作者が装着する。この
場合もヘッドカートリッジ7のフェイス面を擦る恐れが
少ないのは上述した通りである。例えば、フックレバー
53を図5(a)に示す如く下方向に回転させるヘッド
ホルダー51がヘッドカートリッジ7とともに右側に移
動し、ヘッドカートリッジ7の位置決め、電気的コンタ
クトが行われる。交換が終了し、操作者が再び記録ヘッ
ド交換のキースイッチを押すと、キャリッジがキャッピ
ング位置まで戻り、キャッピングが行われる。
【0098】キャリッジ50の上部にはヘッドカートリ
ッジ7と記録紙Pとのギャップを調整するための、紙間
調整部58が設けられている。紙間調整部58は調整レ
バー581、圧接レバー582、圧接バネ583、トッ
プカバー584から構成されている。
【0099】調整レバー581はキャリッジ50に設け
られた穴にピンが挿入され、回転可能に構成されてい
る。調整レバー581は紙間ポジション数に応じた調整
レバーの回転中心からの距離が異なる多角形の摺動面5
85を有している。圧接レバー582はキャリッジ50
に設けられたピンを中心に回転可能で、圧接バネ583
により調整レバー581の摺動面585をガイドレール
82に付勢している。調整レバー581の摺動面585
を変えることで、キャリッジ50がガイド軸81を中心
に回転するので、紙間を変えることが出来る。トップカ
バー584はキャリッジ50に両側の爪で固定され、調
整レバー581、圧接レバー582、等を保持してい
る。さらに、調整レバー581のレバー先端部は弾性を
有するようになっており、トップカバー584の溝58
6と対応して調整レバー581を固定し、所定の紙間を
形成している。
【0100】キャリッジ部15はシャーシー8に取り付
けられたガイド軸81にキャリッジ50の軸受を通し
て、そして同じくシャーシ8に取り付けられたガイドレ
ール82に調整レバー581および圧接レバー582を
摺動させて往復走査可能である。キャリッジ50の背面
にはタイミングベルト83が取り付けられている。タイ
ミングベルト83はシャーシー8に取り付けられたキャ
リッジモーター80の軸上に取り付けられたプーリー8
01とシャーシー8に取り付けられタイミングベルト8
3を張設するアイドルプーリー84に懸架されている。
【0101】以上説明したように、本実施例のインクジ
ェット装置においては、ヘッドカートリッジの交換位置
が、ヘッドのキャッピング位置と異なる(キャッピング
用部材が設けられていない)位置に設けられているの
で、交換作業を容易に行うことができるものとなってい
る。
【0102】また、ヘッドカートリッジ7の交換の際
に、ヘッドカートリッジ7を旋回させることなく主操作
方向にのみ移動させる構成となっている。ヘッドカート
リッジ7の移動機構については、ガイドアーム513に
よって案内を行うものとし、また、記録ヘッドのインク
吐出面に対応する箇所には凹部515を設けているの
で、ヘッドカートリッジ7に損傷が発生することなく、
確実な装着を行うことが可能となっている。
【0103】また、ヘッドカートリッジ装着時にはフレ
キシブル基板56が取り付けられるコンタクト部503
とヘッドカートリッジ7との間には上述したガイドアー
ム513がフレキシブル基板56を直接圧することなく
位置するように配置されているので、フレキシブル基板
56に摩擦等による損傷が発生することはない。
【0104】[実施例2]上記実施例に於ては、ヘッド
カートリッジ7のベースプレート72の嵌合穴77に対
応するキャリッジ50側の嵌合ピン505bをキャリッ
ジ50の型構成上アンダーカットとなる部分のみを取り
除いた構成としたが、図13に示す如く、テーパー部分
を全体的に設けることができる。フレキシブル基板56
のコンタクト面561とヘッドカートリッジ7のコンタ
クト面78とが当接開始する位置からヘッドセット位置
まで一定のテーパー量を設けている。そして、テーパー
面505cに沿う如く、押し付け手段508が設けられ
ている。
【0105】以上の構成により、フレキシブル基板56
のコンタクト面561とヘッドカートリッジ7のコンタ
クト面78が当接開始する位置からヘッドセット位置に
至までの間で両コンタクト面78、561は所定の圧力
を受けながら摺動することになる。したがって、両コン
タクト面78、561はヘッドカートリッジ7の着脱の
機会ごとにリフレッシュされるので、異物の付着等によ
るコンタクト不良等を防止することが出来る。
【0106】その他の構成については実施例1と同様で
ある。
【0107】[実施例3]実施例1では、ヘッドカート
リッジ7に対するヘッドホルダー51の押し圧部512
は一点で押していたが、図14に示す如く複数の点で押
す構成としてもよい。この時、押し圧部512をヘッド
ホルダー51から出した同様の剛性があるものではヘッ
ドホルダー51のキャッリジ50に対するガタや変形等
からバランスよくヘッドカートリッジ7を押すことが難
しい。そこで、図14に示す如く両端の押し圧部512
bを板バネ等の弾性部材を設けている。例えば、中央の
押し圧部512aの押し付け力を1000〜2000
g、両端の押し圧部512bの押し付け力を200〜5
00gとする。図14に示す如く両端の押し圧部512
bの板バネがその弾性により変形し所定の力を加えて、
中央の押し圧部12aにヘッドカートリッジ7が当接す
る位置で固定される。また、両端の押し圧部512bの
ヘッドカートリッジ7を押す位置はヘッドカートリッジ
7のベースプレート72のキャッリジ50の2つの位置
決め面504a、bの近傍より外側が望ましい。
【0108】以上の構成により、より安定したヘッドカ
ートリッジ7の保持が可能となる。その他の構成につい
ては実施例1と同様である。
【0109】[実施例4]実施例1においては、ガイド
手段の一部に凹部34aを設ける構成としたが、図15
に示す如く、副走査方向へ延びる複数のリブ341をプ
ラテン(ガイド手段)上に設けて、これらのリブとこれ
らのリブによって挟まれた面とで複数の凹部34aを設
けても良い。複数のリブ上を記録紙が摺動するような構
成にすることにより、記録紙の摺動抵抗等は全体で等し
くなり、搬送性に影響を与えることはない。また、図1
6に示す如く、ヘッドカートリッジ7のガイド手段のガ
イド面に1番近い第1先端面と2番目に近い第2先端面
の段差L1がガイド手段の凹部深さL2よりも大きく(L
1>L2)ても良い。この場合、第2先端面がガイド面に
当接しても、第1先端面は凹部の底に当接することがな
いので、ヘッドカートリッジ7のフェイス面を着脱時に
傷つけることは全くない。他の実施例については第1実
施例と同様である。
【0110】[実施例5]上記実施例においてはガイド
手段の一部に底を有する凹部を設ける構成としたが、図
17に示す如く貫通孔にし、さらに、その先にインク吸
収体を設けても良い。このような構成にすることによ
り、記録ヘッド交換時に何らかの原因でインクタンク内
が加圧状態になり、インクが記録ヘッドのノズル面から
流れ落ちても吸収体に保持することができる。
【0111】[実施例6]上述の各実施例ではヘッドカ
ートリッジをキャリッジに搭載して主走査方向に走査し
て記録を行う。いわゆるシリアルタイプのプリンタにつ
いて説明したが、記録紙の記録可能な幅相当の長さに記
録素子を並べた、いわゆるフルラインタイプのプリンタ
についても適用できる。すなわち、フルラインヘッドを
プリンタに取り付ける部材に本発明は好適に用いること
ができる。
【0112】[実施例7]図7に示すように、キャリッ
ジ50の側板502には、記録ヘッド7の位置決めを行
うための嵌合ピン505a,505bが設けられてい
る。一方、図4に示したように記録ヘッド7のベースプ
レート72は、シート材Pの搬送方向に対して1゜〜4
゜傾けて取り付けられている。それに対応するため、一
方の嵌合ピン505aを、図19の(b)に示すように
一部円柱形状2505dを有する角形とするとともに、
他方の嵌合ピン2505bをテーパーを有する丸形とし
た。そして、記録ヘッド7のベースプレート72には、
角形の嵌合ピン2505aが嵌合する角穴を形成すると
ともに、丸形の嵌合ピン2505bが嵌合する丸穴を形
成した。角形の嵌合ピン2505aがベースプレート7
2形成された角穴に嵌合することにより、記録ヘッド7
は、嵌合ピン2505aとベースプレート72形成され
た角穴との嵌合方向に垂直な1方向の位置が規制され、
丸形の嵌合ピン2505bがベースプレート72形成さ
れた丸穴に嵌合することにより、記録ヘッド7は、嵌合
ピン2505bとベースプレート72形成された丸穴と
の嵌合方向に垂直な2方向の位置が規制される。すなわ
ち、角形の嵌合ピン2505aとベースプレート72形
成された丸穴とで第1の嵌合手段が構成され、丸形の嵌
合ピン2505bとベースプレート72形成された丸穴
とで第2の嵌合手段が構成される。
【0113】また、特に丸形の嵌合ピン2505bにつ
いては、キャリッジ50の型構成上アンダーカットとな
る部分を取り除き、キャリッジ50の位置決め面504
aに記録ヘッド7が突き当てられる位置、すなわち図1
9の(a)に示した記録ヘッドセット位置での嵌合が取
れるようにした。このようにすることで、複雑な型構造
を必要とせずに、傾いたベースプレート72に対しても
正確かつスムーズな記録ヘッド7の位置決めを行うこと
が出来るようになる。さらに、嵌合ピン2505bのテ
ーパー部分を、フレキシブル基板56のコンタクト部6
1と記録ヘッド7のコンタクト面78とが当接を開始す
る位置から記録ヘッドセット位置まで一定のテーパー量
となるように、全体的に設けている。
【0114】記録ヘッド7を装着する際には、図5の
(a)に示したように、フックレバー53を上方向に引
き上げてヘッドホルダー51を左方に移動させる。この
状態で、記録ヘッド7をヘッドホルダー51に装着す
る。次いで、フックレバー53を下方向に回転させる
と、図5の(b)に示したように、ヘッドホルダー51
が記録ヘッド7と共に右方に移動し、記録ヘッド7の位
置決めおよび電気的コンタクト等が行われる。この動作
を模式的に示したのが図18である。すなわち、ヘッド
ホルダー2051が左方に位置した状態においては、図
18の(a)に示すように、記録ヘッド2007はキャ
リッジ2050に設けられた突起2010に当接してい
るので、記録ヘッド2007は嵌合ピン2505b側に
やや傾きをもって装着される。このまま、ヘッドホルダ
ー2051からの押圧力Fにより記録ヘッド2007が
右方に移動されると、必ず、嵌合ピン2505bが先に
丸穴2077bと嵌合するので、このときの摺動抵抗や
力のロス等は小さくてすみ、記録ヘッド2007が正規
位置に確実に位置決めできる。その結果、記録ヘッド2
007のセット位置不良による罫線ずれ等の印字不良が
発生しなくなる。さらに、図18の(b)に示すよう
に、記録ヘッド2007がセットされる正規位置におい
ては、突起2010は記録ヘッド2007とは当接しな
いので、記録ヘッド2007が突起2010により規制
を受けたまま不完全にセットされることがない。
【0115】一方、記録ヘッド2007をキャリッジ2
050から外すときは、フックレバー2053を図5の
(a)に示したように上方向に引き上げてヘッドホルダ
ー51を左側に移動させ、この状態で記録ヘッド200
7をヘッドホルダー2051から取り外す。
【0116】[実施例8]図20は、本発明の記録装置
の第8実施例におけるキャリッジと記録ヘッドとの嵌合
部を、その位置決め動作とともに模式的に示した図であ
る。
【0117】本実施例は、記録ヘッド2107をキャリ
ッジ2150の突起2110に向けて押し付ける押し付
け手段として、押し付けコイルバネ2508がヘッドホ
ルダー(不図示)の突起2110と対向する部位に付加
されている点が、第1実施例と異なっている。その他の
構成については第1実施例と同様である。
【0118】以上の構成により、より確実に嵌合ピン2
605bが先に丸穴2177bと嵌合するので、記録ヘ
ッド2010をより確実に正規位置に位置決めすること
ができる。なお、押し付け手段としては、コイルバネに
限らず、板バネを用いることもできる。
【0119】[実施例9]図21は、本発明の記録装置
の第9実施例におけるキャリッジと記録ヘッドとの嵌合
部を、その位置決め動作とともに模式的に示した図であ
る。
【0120】本実施例は、規制手段をキャリッジ225
0にではなく、ヘッドホルダー2251に設けたもので
ある。すなわち、ヘッドホルダー2251の押し圧部2
712に、記録ヘッド2207の丸穴2277bと反対
側の部位を嵌合ピン2705aに向けて付勢する付勢手
段として、先端部が記録ヘッド2207の丸穴2277
bと反対側の部位に当接する押し付け板バネ2210b
を固定したものである。その他の構成については第1実
施例と同様である。
【0121】以上の構成により、ヘッドホルダー225
1に装着された記録ヘッド2207は、丸穴2277b
と反対側の部位を押し付け板バネ2210bによりF’
の力で図示右方に付勢されるので、図21の(a)に示
すように嵌合ピン2705b側に傾いて装着される。こ
の状態でヘッドホルダー2251を右方に移動させる
と、嵌合ピン2705bが先に丸穴2277bと嵌合
し、記録ヘッド2207は確実に正規位置に位置決めさ
れる。記録ヘッド2207が位置決めされた状態では、
図21の(b)に示すように、押し付け板バネ2210
bが記録ヘッドにより弾性変形し、記録ヘッド2207
は押し圧部2712と当接している。押し付け板バネ2
210bによる記録ヘッド2207への押し付け力は、
例えば200〜500gとし、また、記録ヘッド220
7が位置決めされた状態での押し圧部2712による記
録ヘッドへ2207の押し付け力は、例えば1000〜
2000gとする。
【0122】なお、本実施例においても、付勢手段とし
ては板バネに限らず、コイルバネを用いることもでき
る。また、付勢手段の取付位置も、押し圧部2712で
はなくヘッドホルダー2251の側面に直接取り付けて
もよい。
【0123】上述した各実施例では、嵌合ピンをキャリ
ッジに設け、嵌合穴を記録ヘッドに設けた場合について
説明したが、その逆に、嵌合ピンを記録ヘッドに設け、
嵌合穴をキャリッジに設けてもよい。また、インクジェ
ット式の記録装置を例に挙げて説明したが、それに限ら
ず、記録ヘッドが着脱自在な記録装置であれば、ワイヤ
ドット式の記録装置やサーマル式の記録装置などにも適
用することができる。本発明は、特に熱エネルギーを利
用して飛翔的液滴を形成し、記録を行うインクジェット
方式の記録ヘッド、記録装置において、優れた効果をも
たらすものである。
【0124】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れた液体(イ
ンク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0125】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、更に優れた記録を行なうことができる。
【0126】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に、熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を
開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書を用いた構成も本発明に含ま
れるものである。
【0127】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても本発明は有効である。
【0128】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数個の記録ヘッドの組み合わせによってその長さを
満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドと
しての構成のいずれでもよいが、本発明は、上述した効
果を一層有効に発揮することができる。
【0129】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
【0130】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング
手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこ
れとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる
予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モード
を行うことも安定した記録を行うために有効である。
【0131】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極
めて有効である。
【0132】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであれば良い。
【0133】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としても良い。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
【0134】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情報
処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けら
れるものの他、リーダと組み合せた複写装置、さらには
送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採るもの
であってもよい。また、本発明は上記実施例に限定され
ることなく、色々の変形例が可能であり、これら変形例
によって下記効果以外の効果を得ることも本発明の範囲
を逸脱することなく可能であろう。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、記録ヘッ
ドを保持手段に装着する際に、第2の嵌合手段を第1の
嵌合手段に先立って嵌合させる規制手段を有すること
で、各嵌合手段の嵌合時の摺動抵抗や力のロスが少なく
てすみ、記録ヘッドを確実に所定の位置に位置決めする
ことができる。その結果、記録ヘッドのセット位置不良
が発生せず、セット位置不良による罫線ずれ等の印字不
良を防止することができる。
【0136】また、規制手段として突起を用いた場合
に、記録ヘッドを突起に向けて押し付ける押し付け手段
を設けることで、記録ヘッドは確実に突起に当接し、よ
り確実に第2の嵌合手段を先に嵌合させることができ
る。さらに、突起を、記録ヘッドが位置決めされた状態
では記録ヘッドには当接しない位置に設けることで、記
録ヘッドを、記録ヘッドが位置決めされた状態では突起
の規制を受けずに所定の位置に位置決めできる。
【0137】以下、本発明の部分構成の効果について列
挙するが、本発明は、以下の部分構成の少なくとも1つ
を有することでより好ましくなる。
【0138】(1)ヘッドカートリッジ交換位置におい
て、記録ヘッドに対向するガイド手段の一部に記録紙搬
送ガイド面より低い凹部を設けたことにより、記録ヘッ
ド着脱時に記録ヘッドフェイス面が倒れてガイド手段の
ガイド面を擦る恐れがなく、フェイス面に傷が生じるこ
とによる印字品位の低下がない。
【0139】(2)ヘッドカートリッジ交換位置を印字
領域内に設けることで装置サイズの大型化を防ぐことが
できる。
【0140】(3)ガイド手段のガイド面を複数のリブ
形状で構成し、そのリブ間にヘッドカートリッジ交換位
置を設けたことで記録紙とガイド手段との摺動抵抗等に
差がなく良好な記録紙の搬送ができる。
【0141】(4)ガイド面の凹部を貫通穴にし、その
先にインク吸収体を設けることにより、記録ヘッド交換
時に何らかの原因でインクタンク内が加圧状態になり、
インクが記録ヘッドのノズル面から流れ落ちても吸収体
に保持することができる。
【0142】(5)ヘッドのコンタクト面がベースプレ
ートの切り欠き部の中にあり、この凹部の中にキャリッ
ジのコンタクト面を当接することが容易にできる。
【0143】(6)ベースプレートの切り欠き部がコン
タクト面に対し3方向を囲む様な構成となるが、フレキ
シブル基板の端部処理も問題なくでき、良好なコンタク
トを実現できる。
【0144】(7)キャリッジ側の嵌合ピンにテーパー
をつけたので、傾いたベースプレートの位置決め嵌合穴
に対応に対しても型構成上複雑な構成を避けることがで
きた。さらに、テーパー面に沿う如く、押し付け手段が
設けられているのでフレキシブル基板のコンタクト面と
記録ヘッドのコンタクト面は記録ヘッドの着脱の機会ご
とにリフレッシュされるので、異物の付着等によるコン
タクト不良等を防止することができる。
【0145】(8)押し付け手段手段、押し付け位置、
及び押し付け方法により正確なコンタクトおよび位置決
めが可能となる。
【0146】(9)コンタクト手段、位置決め手段を記
録ヘッド装着方向から覆う手段を設けたことでコンタク
ト手段、位置決め手段をユーザーが直接触れることがな
いのでコンタクト不良、位置決め不良等を防止できる。
【0147】したがって、本発明によれば、インクジェ
ット記録ヘッドの持つ優れた特性を損なうことなく高品
位な画像を被記録媒体上に出力する優れた記録装置、お
よび該記録装置を出力手段として具備した複写機、ファ
クシミリ、プリンタ、ワードプロセッサ、パーソナルコ
ンピュータ等の情報処理システムを提供すること可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづく記録装置の全体構成を示す斜
視図である。
【図2】本発明にもとづく記録装置の正面図である。
【図3】本発明にもとづく記録装置の側面断面図であ
る。
【図4】本発明にもとづく記録装置に搭載されるヘッド
カートリッジ(以下、単にヘッドともいう)の外観を説
明するための図で、(a)は背面図、(b)は(a)の
矢印4Bから見た正面(またはフェース面とする)図、
(c)および(d)はそれぞれ(a)の矢印4Cおよび
矢印4Dから見た側面図である。
【図5】本発明にもとづく記録装置のキャッリジ部の正
面図で(a)はヘッド7が完全に装着される前、(b)
は完全に装着された状態を示す。
【図6】本発明にもとづく記録装置のキャリッジ部の平
面図である。
【図7】本発明にもとづく記録装置のキャリッジ部のコ
ンタクト部等の構成を説明するための図である。
【図8】本発明にもとづく記録装置のヘッド着脱機構の
主要部の構成を構成を説明するための図で(a)は上か
らみたときの摸式図、(b)は正面からみたときの摸式
図である。
【図9】本発明にもとづく記録装置のヘッド嵌合ピンの
構成を説明するための図で、(a)および(b)はそれ
ぞれ異なる箇所に設けられた嵌合ピンを示している。
【図10】本発明にもとづく記録装置のフレキシブル基
板先端部の組み込み状態を説明するための図で、(a)
は先端部562が組み込まれた状態、そして(b)およ
び(c)は先端部挿入過程を説明するためのものであ
る。
【図11】キャリッジ部15の構成を詳細に示す分解斜
視図である。
【図12】キャリッジ部15へのヘッドカートリッジ7
の取付状態を示す斜視図である
【図13】本発明の第2の実施例におけるヘッド勘合ピ
ンの構成を説明するための図である。
【図14】本発明の第3の実施例におけるヘッド押圧部
の構成を説明するための図である。
【図15】本発明の第4実施例における記録装置の全体
構成を示す斜視図である。
【図16】本発明の第4の実施例におけるヘッドとプラ
テンの位置関係を示す正面図である。
【図17】本発明の第5の実施例におけるヘッドとプラ
テンの位置関係を示す正面図である。
【図18】本発明の第7の実施例における、図1に示し
た記録装置でのキャリッジと記録ヘッドとの嵌合部を、
その位置決め動作とともに模式的に示した図である。
【図19】本発明の第7の実施例における、キャリッジ
部の嵌合ピンの拡大図であり、同図の(a)は、丸形の
嵌合ピンの側面図、同図の(b)は、角形の嵌合ピンの
正面図である。
【図20】本発明の記録装置の第8実施例におけるキャ
リッジと記録ヘッドとの嵌合部を、その位置決め動作と
ともに模式的に示した図である。
【図21】本発明の記録装置の第9実施例におけるキャ
リッジと記録ヘッドとの嵌合部を、その位置決め動作と
ともに模式的に示した図である。
【符号の説明】
1 記録装置 2 給紙部 3 送紙部 4 排紙部 5 キャリッジ部 6 クリーニング部 7 ヘッドカートリッジ 8 シャーシ 9 電気基板 15 キャリッジ部 20 ベース 21 圧板 22 給紙回転体 23 可動サイドガイド 24 圧板バネ 25 分離パット 26 分離爪 27 土手部 28 切り替えレバー 29 リリースカム 30 ピッチローラー 31 ピッチローラーバネ 32 PEセンサー 33 上ガイド 34 プラテン 35 PEセンサーレバー 36 搬送ローラー 37 ピンチローラー 40 伝達ローラー 41 排紙ローラー 42 拍車 50 キャリッジ 51 ヘッドホルダー 52 ベースカバー 53 フッックレバー 54 コンタクトバネ 55 フックカバー 56 フレキシブル基板 57 ラバーパッド 58 紙間調整部 60 ポンプ 61 キャップ 62 駆動切り替えローラー 70 ノズル面 72 ベースプレート 73 インクタンク 74 ガイド 75 凹部 79 切欠部 80 キャリッジモーター 81 ガイド軸 82 ガイドレール 83 タイミングベルト 84 アイドルプーリー 85 フレキ固定板 502 側板 503 コンタクト部 504 位置決め面 505 嵌合ピン 506 ピン 507 スリット穴 512 押し圧部 513 ガイドアーム 514 凸部 515 凹部 516 カム 521 押え部 531 カム 561 コンタクト部 562 先端部(引掛部) 563 凸部 581 紙間調整レバー 582 圧接レバー 583 圧接バネ 584 トップカバー 586 溝 801 プーリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 3/04 102 Z (72)発明者 丹野 幸一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 谷黒 昌宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 哲夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 木下 啓之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 新町 昌也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 タン アット ミング 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 新倉 武二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録媒体に画像を形成する記録ヘッド
    を着脱自在に保持する保持手段と、前記記録ヘッドを前
    記保持手段に装着する際に前記記録ヘッドを前記保持手
    段の所定の位置に位置決めするための位置決め手段とを
    有する記録装置において、 前記位置決め手段が、前記記録ヘッドの1方向の位置を
    規制する第1の嵌合手段と、前記記録ヘッドの2方向の
    位置を規制する第2の嵌合手段とを有し、 前記記録ヘッドを前記保持手段に装着する際に、前記第
    2の嵌合手段を前記第1の嵌合手段に先立って嵌合させ
    る規制手段を有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記各嵌合手段は、それぞれ嵌合ピンお
    よび嵌合穴からなる請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記嵌合ピンは、テーパー形状である請
    求項2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記規制手段は、前記記録ヘッドが当接
    することにより前記第2の嵌合手段が前記第1の嵌合手
    段よりも接近する向きに前記記録ヘッドを傾けるよう
    に、前記保持手段に設けられた突起である請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記突起に対向する位置に、前記記録ヘ
    ッドを前記突起に向けて押し付ける押し付け手段を有す
    る請求項4に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記突起は、前記記録ヘッドが前記保持
    手段の所定の位置に位置決めされた状態では前記記録ヘ
    ッドには当接しない位置に設けられている請求項4また
    は請求項5に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記規制手段は、前記記録ヘッドを前記
    第2の嵌合手段に向けて付勢する付勢手段である請求項
    1乃至請求項3のいずれかに記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載
    の記録装置において、 前記記録手段を搭載するキャリッジと、 前記保持手段の所定の交換位置上で、記録手段を着脱さ
    せるための着脱手段と、 前記キャリッジ上に搭載され
    た前記記録手段の電気的コンタクト面に当接することに
    よって前記記録手段に電気信号を送る電気的コンタクト
    手段と、を有し、 前記着脱手段は、前記記録手段を保持して所定方向へ移
    動することにより、前記位置決め手段と前記記録手段と
    を当接させ、かつ、前記記録手段を前記キャリッジに搭
    載させるための保持部材を具備し、 前記保持部材は、前記記録手段を着脱自在に保持するた
    めのアームと、保持部材上の所定位置に前記記録手段を
    配置するための位置決め手段とを有することを特徴とす
    る記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の記録装置において、 前記保持手段の移動方向は、前記記録手段の装着方向に
    対して垂直であることを特徴とする記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載の記録
    装置において、 前記コンタクト手段および前記位置決め手段を前記記録
    手段の装着方向から覆う手段を設けたことを特徴とする
    記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至請求項10のいずれか1
    項に記載の記録装置において、 前記コンタクト手段及び前記位置決め手段と対向する前
    記キャリッジ上の面に、所定方向へ前記記録手段を押圧
    するための押圧手段が設けられたことを特徴とする記録
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の記録装置において、 前記押圧手段は、前記位置決め手段が設けられた複数の
    点を結ぶことによって形成される多角形状の領域内の少
    なくとも1箇所を押圧することを特徴とする記録装置。
  13. 【請求項13】 請求項11または請求項12に記載の
    記録装置において、 前記押圧手段は、剛性押圧手段および弾性押圧手段から
    なる複数の押圧手段からなることを特徴とする記録装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項8乃至請求項13のいずれかに
    記載の記録装置において、 前記記録手段に設けられた位置決め用嵌合穴に対応する
    前記位置決め手段は、前記記録手段の位置決め位置にお
    いて所定の嵌合寸法を有するテーパー形状の嵌合ピンか
    らなることを特徴とする記録装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の記録装置において、 前記前記テーパー形状の嵌合ピンのテーパー面に、前記
    記録ヘッドの嵌合穴の1部を当接させる手段を設けたこ
    とを特徴とする記録装置。
  16. 【請求項16】 請求項8乃至請求項15のいずれかに
    記載の記録装置において、 前記保持手段に前記記録手段を該保持手段に装着するた
    めのガイド手段と、 前記装着の位置から位置ずれを抑えるための規制手段と
    を設けたことを特徴とする記録装置。
  17. 【請求項17】 請求項8乃至請求項16のいずれかに
    記載の記録装置において、 前記コンタクト手段の幅が信号ラインの方向から先端に
    向けて、小さくなることを特徴とする記録装置。
  18. 【請求項18】 請求項8乃至請求項17のいずれかに
    記載の記録装置において、 前記コンタクト手段はフレキシブル基板からなるもの
    で、該フレキシブル基板の先端部に引掛部を設け、また
    該先端部の引掛部を挿入して係合するためのスリットを
    前記着脱手段またはコンタクト手段に設けたことを特徴
    とする記録装置。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の記録装置において、 前記フレキシブル基板の先端部が前記スリットの挿入方
    向に可動にすることを特徴とする記録装置。
  20. 【請求項20】 請求項8乃至請求項19のいずれかに
    記載の記録装置において、 前記着脱手段のガイド手段および規制手段に対応するガ
    イド部及び規制部を前記記録手段に設けたことを特徴と
    する記録装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の記録装置におい
    て、 前記記録手段に対向する前記ガイド手段は、前記被記録
    媒体と接する被記録媒体搬送ガイド面を有し、さらに前
    記主走査方向に沿う交換位置と対向する前記被記録媒体
    搬送ガイド面上の領域に少なくとも1つの凹部が形成さ
    れたことを特徴とする記録装置。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の記録装置において、 前記交換位置が被記録媒体の印字領域内にあることを特
    徴とする記録装置。
  23. 【請求項23】 請求項8乃至請求項22のいずれかに
    記載の記録装置において、 前記記録手段は、前記ガイド手段の前記被記録媒体搬送
    ガイド面に対向し、かつ段差が形成された先端面を有
    し、さらに前記段差の高さは、前記被記録媒体搬送ガイ
    ド面に形成された前記凹部の深さよりも大きいことを特
    徴とする記録装置。
  24. 【請求項24】 請求項23のいずれかに記載の記録装
    置において、 前記被記録媒体ガイド面上の前記凹部の幅は、前記記録
    手段の前記先端面の幅と前記記録手段を前記キャリッジ
    から着脱する際に要する前記記録手段の所定方向への移
    動量とを加えた長さよりも大きく設定されていることを
    特徴とする記録装置。
  25. 【請求項25】 請求項8乃至請求項24のいずれかに
    記載の記録装置において、 前記凹部は、前記被記録媒体搬送ガイド面上に前記搬送
    方向に沿って隆起しかつ所定の間隔で配置されたリブの
    うちの少なくとも2本のリブと、前記少なくとも2本の
    リブによって挟まれた前記被記録媒体搬送ガイド面上の
    領域とから凹状に形成されたものであることを特徴とす
    る記録装置。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の記録装置におい
    て、 前記凹部は、前記被記録媒体搬送ガイド面に貫通孔を形
    成し、かつ該貫通孔に前記インクを吸収する吸収手段を
    配設することによって、該吸収手段を底部として凹状に
    形成されたものであることを特徴とする記録装置。
  27. 【請求項27】 請求項1乃至請求項26のいずれかに
    記載の記録装置において、 前記記録手段は、前記インクを吐出するためのエネルギ
    ーを発生させる手段として、前記インクに膜沸騰を生じ
    させる電気熱変換体を用いたインクジェット記録ヘッド
    と、該インクタンクへインクを供給するインクタンクと
    が1体となったヘッドカートリッジであることを特徴と
    する記録装置。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の記録装置に用いられ
    るインクタンクであって、 前記インクタンクは、少なくとも該インクタンクの1側
    面に、前記記録装置のヘッドホルダーに着脱自在にして
    前記ヘッドカートリッジを誘導するためのガイド部材
    と、 前記ヘッドホルダー内の定位置に前記ヘッドホルダーを
    着脱自在にして配置するための位置決め部材とを有する
    ことを特徴とするインクタンク。
  29. 【請求項29】 請求項1乃至請求項27のいずれかに
    記載の構成を有し、請求項28記載のインクタンクを用
    いて記録を行う記録装置であって、 記録ヘッドのフェイス面は、前記ヘッドホルダーに設け
    られた位置決め部材と嵌合する部材を有することを特徴
    とする記録装置。
  30. 【請求項30】 請求項8乃至請求項27、請求項29
    のいずれかに記載の記録装置において、 着脱手段の移動方向がキャリッジの移動方向であること
    を特徴とする記録装置。
  31. 【請求項31】 請求項8乃至請求項27、請求項2
    9、請求項30のいずれかに記載の記録装置において、 保持部材は、設けられるアームにはテーパが形成される
    とともに記録手段のインクを吐出する部分に対応する箇
    所には凹部が形成されていることを特徴とする記録装
    置。
  32. 【請求項32】 請求項8乃至請求項27、請求項29
    乃至請求項31のいずれかに記載の記録装置において、 電気的コンタクト手段と記録手段とが接続された状態の
    ときに、保持部材に設けられるアームが電気的コンタク
    ト面とキャリッジとの間に位置することを特徴とする記
    録装置。
  33. 【請求項33】 請求項8乃至請求項27、請求項29
    乃至請求項32のいずれかに記載の記録装置において、 所定のキャッピング位置にて記録手段をキャッピングす
    るキャッピング手段を有し、前記キャッピング位置と交
    換位置とが異なることを特徴とする記録装置。
  34. 【請求項34】 請求項8乃至請求項27、請求項29
    乃至請求項33のいずれかに記載の記録装置において、 前記記録ヘッドは、インクを吐出する吐出口と、前記吐
    出口からインクを吐出するためのエネルギーを発生する
    エネルギー発生素子とを有し、記録信号に基づいて前記
    エネルギー発生素子を駆動し、前記吐出口からインクを
    吐出させることで記録を行なうインクジェット方式の記
    録ヘッドであることを特徴とする記録装置。
  35. 【請求項35】 請求項8乃至請求項27、請求項29
    乃至請求項34のいずれかに記載の記録装置を出力手段
    として備えたことを特徴とする情報処理装置。
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