JP3530727B2 - 記録装置及び記録制御方法 - Google Patents

記録装置及び記録制御方法

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JP3530727B2
JP3530727B2 JP31409697A JP31409697A JP3530727B2 JP 3530727 B2 JP3530727 B2 JP 3530727B2 JP 31409697 A JP31409697 A JP 31409697A JP 31409697 A JP31409697 A JP 31409697A JP 3530727 B2 JP3530727 B2 JP 3530727B2
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ink tank
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    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17543Cartridge presence detection or type identification
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置及び記録制
御方法に関し、特に、インクジェット方式に従ってイン
ク液滴を吐出し、記録媒体に文字や画像などを記録する
記録装置及び記録制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、微少なインク液滴を記録ヘッ
ドから吐出させて記録を行うインクジェット記録装置が
知られている。この装置は、他の記録装置に比べ、騒音
が小さく、高速記録が可能であり、カラー記録が容易で
あるのみならず、普通紙はもちろんのこと布等の記録媒
体を記録に用いることができ、高品位な記録が可能であ
るといった利点を有している。
【0003】一般に、インクジェット記録装置の記録ヘ
ッドは1〜2000個程度の数のインク液滴を吐出する
吐出口(オリフィス)を有しており、記録媒体に対して
相対的に記録ヘッドを走査させて、その記録媒体の全領
域に記録を行う。実際の記録動作において、記録ヘッド
はキャリッジに搭載され、そのキャリッジをその移動経
路に沿って往復移動させ(その移動方向を主走査方向と
いう)、キャリッジの1往復動作のたび毎に所定量、キ
ャリッジの移動方向とは垂直の方向(その方向を副走査
方向という)に記録媒体を搬送させる。
【0004】通常、キャリッジに搭載する記録ヘッドは
キャリッジに対して着脱可能な構成であるか、或は、記
録ヘッドに供給するインクを貯留するインクタンクが記
録ヘッドに対して着脱可能な構成となっている。
【0005】このように、インクタンクがキャリッジも
しくは記録ヘッドに対して着脱可能な構造であるため、
記録動作時に記録装置に正しくインクタンクが装着され
ているか否か、記録装置が自動的にチェックする必要が
ある。
【0006】図11は従来からのインクタンクが装着さ
れているか否か検出する検出原理を模式的に示す図であ
る。
【0007】図11において、101はインク、102
はインク101を貯溜するインクタンク、103はイン
クタンク底面の光反射面、104は赤外線LEDなどの
発光素子、104は光反射面103からの反射光を受光
するフォトトランジスタなどの受光素子である。
【0008】以上のような構成において、記録装置のキ
ャリッジにインクタンク102が正しく装着されている
場合、発光素子104から照射された光は、光反射面1
03で反射し受光素子105に入射する。受光素子10
5は受光した光量に応じて光を電気信号に変換する。こ
の出力信号(I)がインクタンクが装着されていること
を示す検出信号となる。
【0009】これに対して、インクタンク102がキャ
リッジに装着されていない場合、発光素子104から照
射された光は、その反射物体がないので、そのまま直進
し、受光素子105には戻らない。その結果、受光素子
105は電気信号を発生せず、従って、インクタンクが
装着されていることを示す信号が検出されることはな
い。
【0010】従って、インクタンクの有無をこの検出信
号によって判別することができるのである。
【0011】即ち、インクタンクが正しく装着されてい
る場合に、受光素子105から出力される電気信号の出
力をI=I1とすれば、インクタンクが装着されていな
い場合には、受光素子105から出力される電気信号の
出力はI=“0”である。このように、インクタンクの
有無によって受光素子103の出力には差が生じる。
【0012】ここで、αを0<α<I1のようにあらか
じめ定め、αよりも受光素子105からの出力(I)が
大きければ、インクタンク102が装着されていると判
断する。
【0013】また、従来より、インクジェット記録装置
にはセンサを装置本体に固定し、キャリッジの移動を利
用して、インクタンク内のインク残量を自動的に検出し
て、その検出結果に基づいてユーザに警告を発する手段
が設けられている。例えば、このようなインク残量検出
手段にはインクタンク内に電極を設け電極間の電気伝導
度を測定するものや吐出インク液滴を光学的に検出する
ものがある。一般的に電極を用いた方法はインクタンク
自体の構造が複雑化するので、通常は光学的にインク残
量を検出する手段が採用されることが多い。
【0014】インク残量を光学的に検出する検出手段を
備えたインクジェット方式に従う記録ヘッドあるいはイ
ンクタンクは、特開昭60−31021号公報、特開平
2−102062号公報、特開平7−218321号公
報等に開示されている。
【0015】図12は従来のインク有無を光学的に検出
するインク有無検出部の構成例を示す図である。
【0016】図12において、106は光学プリズム
(ここでは、90°の頂角を持つ三角プリズム)であ
る。
【0017】インクタンク102は光透過性をもつ半透
明のプラスティックのような部材にて形成されインク1
01を収納している。また、その底部には光学的インク
検出部としての役割を果たす光学プリズム106が形成
されている。光学プリズム106はインクタンク101
と一体的にポリプロピレンなどの透明に近い材料で成形
されている。
【0018】さて、インクタンク102にインク101
が無い状態では発光素子104から照射される光は、光
学プリズム106とインク101の境界面106A及び
106Bにおいて反射され受光素子105に達する。こ
こで、受光素子105から出力される電気信号の出力を
I=I2とする。
【0019】一方、インク101がインクタンク102
に充満している状態では、インクタンク102それ自身
とインク101の屈折率のため、境界面106A及び1
06Bでの反射率がインク101が無い場合のそれと異
なり、その結果、発光素子104からの光で境界面10
2Aと102Bとを経て受光素子105に達する光量は
少なくなる。従って、受光素子105から出力される電
気信号の出力(I)はI=I3<I2となる。このよう
に、受光素子105において検出される光量の差によっ
てインクタンク102内のインク101の有無を検出す
ることが可能となる。
【0020】このようにインク101の有無によって受
光素子105からの出力には差が生じる。
【0021】ここで、βを0<I3<β<I2のように
あらかじめ定め、βよりも受光素子103の出力が大き
ければ、インク101が無いと判断する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら受光素子
105の出力は、上述したような発光素子104からの
光による寄与だけではなく、さまざまな要因からの寄与
によって変動する。
【0023】例えば、受光素子105に用いられるフォ
トトランジスタは、光を受光しなくても電流(これを暗
電流という)を発生する。この暗電流の出力は周囲温度
に依存し、特に、温度が上昇するとその出力は指数関数
的に増大する。また受光素子105には発光素子104
を光源とする光ではなく外光が入射する可能性もある。
外光の入射は、受光素子105に対する入射角によりそ
の入射光量が変化するため、その結果、受光素子105
からの出力も変化する。
【0024】このように、受光素子105からの出力
は、暗電流と外光などの周囲環境に大いに影響される要
因のため、周囲環境とは無関係に成り立つようにαやβ
をあらかじめ定めることは非常に困難である。
【0025】暗電流の影響をなくすために、受光素子1
05の温度を一定に保つための保温機構や温度補正回路
を設けることもできるが、これには装置のコストアップ
につながるという問題がある。また、外光の影響をなく
すためには装置の内に外光が入らない構造にすればよい
が、記録媒体に記録を行うためには装置外部からその記
録媒体(例えば、記録紙)を装置内に給紙する給紙口
と、記録後の記録媒体を装置外に排出するために排紙口
という開口部を持つことが記録装置には要求され、装置
内部に外光が入らない構造にすることは非常に困難であ
る。
【0026】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、周囲環境に関わらず、正確にインクタンクやインク
の有無を判断することができる安価な記録装置及び記録
制御方法を提供することを目的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録装置は、以下のような構成からなる。
【0028】即ち、インクの有無を光学的に検出するた
めに用いられる第1の光反射部と、インクタンクの存在
の有無を光学的に検出するために用いられる第2の光反
射部とを備えたインクを貯溜するインクタンクからイン
クを供給し、インクジェット方式に従う記録ヘッドを用
いて記録を行う記録装置であって、前記記録ヘッドと前
記インクタンクとを一体化したインクカートリッジを搭
載し、前記インクカートリッジを往復移動させる走査手
段と、前記走査手段による走査方向に沿って設けられた
前記第1及び第2の光反射部に光を照射する発光手段
と、光を受光する受光手段と、前記発光手段によって光
を照射した場合に前記受光手段によって受光される光か
ら得られる第1の信号と、前記発光手段によって光を照
射しない場合に前記受光手段によって受光される光から
得られる第2の信号とを夫々、前記インクカートリッジ
を前記発光手段と前記受光手段の設けられた位置の近傍
において移動させながら所定時間間隔で複数個ずつ得る
よう制御し、前記得られた複数個の第1及び第2の信号
から、前記複数個の第1の信号と第2の信号との取得位
置が対応する各位置において、前記第1の信号と前記第
2の信号との差を求め、複数個の差の最大値を算出する
差分算出手段と、前記差分算出手段によって求められる
差と、所定の閾値とを比較する比較手段と、前記比較手
段による比較結果に基づいて、前記インクの有無及び/
或は前記インクタンクの有無を判断する判断手段とを有
することを特徴とする記録装置を備える。
【0029】さらに、前記判断手段による判断結果に従
って記録制御を行なう記録制御手段を備えることが望ま
しい。
【0030】なお、第1の光反射部は、インクタンクの
底面に設けられた光透過性の光学プリズムであり、ま
た、第2の光反射部は、そのインクタンクの底面に設け
られた光反射面であることが望ましい。
【0031】
【0032】そして、発光手段と受光手段とはインクカ
ートリッジの移動経路の近傍に設けられ、その発光手段
は赤外線を照射するLEDであり、また、受光手段は、
赤外光を受光して、その受光した光を電気信号に変換す
るフォトトランジスタであると良い。
【0033】このような構成で、第1の信号と第2の信
号とはインクカートリッジの移動経路上において、イン
クタンクが同一の位置において求められるようにしても
良い。その場合、これらの信号はインクカートリッジを
発光手段と受光手段の設けられた位置に静止させて得る
と良い。
【0034】或は、第1の信号をインクカートリッジを
発光手段と受光手段の設けられた位置の近傍において移
動させながら所定時間間隔で複数個得るよう発光手段を
制御し、その制御によって得られた複数個の第1の信号
から、第1の信号の最大値を算出し、その第1の信号の
最大値が得られた場所において、発光手段による発光を
止め、受光手段によって前記第2の信号を得るよう制御
しても良い。
【0035】また、前記比較手段では、その得られた差
の最大値と所定の閾値とを比較し、その比較結果に基づ
いて、インクタンクの有無を判断するようにしても良
い。
【0036】なお、前記記録ヘッドは、熱エネルギーを
利用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インク
に与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変
換体を備えていることが望ましい。
【0037】また他の発明によれば、インクの有無を光
学的に検出するために用いられる第1の光反射部と、イ
ンクタンクの存在の有無を光学的に検出するために用い
られる第2の光反射部とを備えたインクを貯溜するイン
クタンクからインクを供給し、インクジェット方式に従
う記録ヘッドを用い、前記インクタンクと前記記録ヘッ
ドとを一体化したインクカートリッジを往復移動させて
記録を行う際に用いられる記録制御方法であって、光を
前記インクカートリッジの往復移動方向に沿って設けら
れた前記第1及び第2の光反射部に照射した場合に受光
部において受光される光から得られる第1の信号を取得
する第1の信号取得工程と、光を前記第1及び第2の光
反射部に照射しない場合に前記受光部において受光され
る光から得られる第2の信号を取得する第2の信号取得
工程と、前記第1及び第2の信号各々を、前記インクカ
ートリッジを前記光を発光する発光部と前記受光部の設
けられた位置の近傍において移動させながら所定時間間
隔で複数個ずつ得るよう制御する信号生成制御工程と、
前記信号生成制御工程における制御によって得られた前
記複数個の第1及び第2の信号から、前記複数個の第1
の信号と第2の信号との取得位置が対応する各位置にお
いて、前記第1の信号と前記第2の信号とを差を求め、
複数個の差の最大値を算出する差分算出工程と、前記差
分算出工程において求められる差と、所定の閾値とを比
較する比較工程と、前記比較工程における比較結果に基
づいて、前記インクの有無及び/或は前記インクタンク
の有無を判断する判断工程と、前記判断工程による判断
結果に従って記録制御を行なう記録制御工程とを有する
ことを特徴とする記録制御方法を備える。
【0038】以上のような構成により本発明は、インク
の有無を光学的に検出するために用いられる第1の光反
射部と、インクタンクの存在の有無を光学的に検出する
ために用いられる第2の光反射部とを備えたインクを貯
溜するインクタンクからインクを供給し、インクジェッ
ト方式に従う記録ヘッドを用いて記録を行う際に、光を
第1及び第2の光反射部に照射した場合に受光部におい
て受光される光から得られる第1の信号と、光を第1及
び第2の光反射部に照射しない場合にその受光部におい
て受光される光から得られる第2の信号との差を求め、
その差と所定の閾値とを比較し、その比較結果に基づい
て、インクの有無及び/或はインクタンクの有無を判断
する。
【0039】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
好適な実施形態について詳細に説明する。
【0040】図1は本発明の代表的な実施形態であるイ
ンクジェット方式に従って記録を行う記録ヘッドを備え
た記録装置の概略構成を示す斜視図である。この実施形
態では、図1に示すように記録ヘッド1はこれにインク
を供給するインクタンク7とともに一体的に形成された
インクカートリッジ20に含まれている。なお、インク
タンク7の底面にはインクタンクの有無の検出を行うた
めに光の反射率の高くなるよう滑面に仕上げられた光反
射面とインクの有無の検出を行うための光学プリズムが
設けられている。
【0041】図1において、記録ヘッド1は図中下向き
にインクを吐出する姿勢でキャリッジ2に搭載されてお
り、キャリッジ2をガイド軸3に沿って移動させながら
インク液滴を吐出して記録用紙のような記録媒体(不図
示)上に画像を形成していく。なお、キャリッジ2の左
右移動(往復移動)はキャリッジモータ4の回転により
タイミングベルト5を介して行われる。キャリッジ2に
は係合爪6が設けられ、インクタンクの係合穴7aと係
合して、キャリッジ2にインクタンクは固定される。
【0042】さて、記録ヘッド1走査分の記録が終了す
ると、記録動作を中断し、プラテン8上に位置する記録
媒体をフィードモータ9の駆動により所定量だけ搬送
し、次いで再びキャリッジ2をガイド軸3に沿って移動
させながら次の1走査分の画像形成を行う。
【0043】装置本体の右側には記録ヘッド1のインク
吐出状態を良好に保つための回復動作を行う回復機器1
0が配設されており、その機器10には記録ヘッド1を
キャップするキャップ11、記録ヘッド1のインク吐出
面を拭うワイパ12、及び、記録ヘッド1のインク吐出
ノズルからインクを吸引するための吸引ポンプ(不図
示)などが設けられている。
【0044】また、記録媒体を搬送するためのフィード
モータ9の駆動力は本来の記録媒体搬送機構に伝達され
る他に、自動給紙装置(ASF)13へも伝達される。
【0045】さらに、回復機器10の横側には赤外LE
D(発光素子)15及びフォトトランジスタ(受光素
子)16から成るインクタンクの有無の検出を行うため
の光学ユニット14が設けられている。光学ユニット1
6は装置本体のシャーシ17に取り付けられている。イ
ンクカートリッジ20がキャリッジ2に搭載され、図1
に示された位置より右方向へと移動すると、インクカー
トリッジ20は光学ユニット14上に位置するようにな
る。そして、インクタンク7の底面からの光反射を光学
ユニット14によって検出する(詳細は後述)ことが可
能となる。
【0046】次に、上述した装置の記録制御を実行する
ための制御構成について説明する。
【0047】図2は記録装置の制御回路の構成を示すブ
ロック図である。制御回路を示す同図において、170
0は記録信号を入力するインタフェース、1701はM
PU、1702はMPU1701が実行する制御プログ
ラムを格納するROM、1703は各種データ(上記記
録信号や記録ヘッド1に供給される記録データ等)を保
存しておくDRAMである。1704は記録ヘッド1に
対する記録データの供給制御を行うゲートアレイ(G.
A.)であり、インタフェース1700、MPU170
1、RAM1703間のデータ転送制御も行う。170
5は記録ヘッド1を駆動するヘッドドライバ、170
6、1707はそれぞれフィードモータ9、キャリッジ
モータ4を駆動するためのモータドライバである。
【0048】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
フェース1700に記録信号が入るとゲートアレイ17
04とMPU1701との間で記録信号がプリント用の
記録データに変換される。そして、モータドライバ17
06、1707が駆動されると共に、ヘッドドライバ1
705に送られた記録データに従って記録ヘッド1が駆
動され、記録が行われる。
【0049】また、記録ヘッド1と一体となったインク
タンク7の有無とインクの有無とを検出するインクタン
ク及びインク検出部25の動作はMPU1701によっ
て制御される。
【0050】図3はインクタンク7の底面の立体的構造
を示すインクタンクの斜視図である。
【0051】図3に示すように、インクタンク7の底面
にはキャリッジ2の移動方向(PR方向、CR方向)に
沿って、光反射面41と光学プリズム(頂角が90°の
三角プリズム)42とが設けられている。キャリッジ2
がCR方向或はPR方向に移動するときに、光学ユニッ
ト14に内蔵された発光素子15から光をインクタンク
7の底面に照射すると、その移動に従って、受光素子1
6は光反射面41からの反射光、光学プリズム42から
の反射光を受光する。
【0052】以下、最初にインク有無の検出について、
次に、インクタンク有無の検出について説明する。
【0053】(1)インク有無の検出 図4はインクタンク及びインク検出部25の詳細な構成
を示すブロック図である。
【0054】図4は光学ユニット14の直上に図3に示
す直線a−a′がある場合のインクタンク7の断面が示
されている。
【0055】図4に示すような構成において、MPU1
701からの制御信号に基づいて、コントローラ32
は、所定のデューティ(DUTY)比(%)のパルス信
号をLED駆動回路30に出力して、そのデューティ比
に従って光学ユニット14を構成する発光素子15を駆
動して赤外光をインクタンク7の底部に設けられた光学
プリズム42に照射する。
【0056】その赤外光は、インクタンク7の底部の光
学プリズムで反射され、光学ユニット14を構成する受
光素子16に戻ってくる。フォトトランジスタである受
光素子16は受光した光を電気信号に変換し、その電気
信号をローパスフィルタ(LPF)31に出力する。ロ
ーパスフィルタ(LPF)31は、受光素子16から入
力した電気信号の内、高周波雑音をカットして周波数の
低い信号のみをコントローラ32に送る。コントローラ
32はローパスフィルタ(LPF)31の信号をA/D
変換してデジタル信号に変換する。そして、変換された
値はMPU1701に転送される。
【0057】図5はインクタンク7の移動に従う受光素
子16からの出力変化を示す図である。特に、図5は光
学ユニット14の直上付近に光学プリズム42が位置す
る場合について示している。
【0058】図5において、(a)は光学ユニット14
とインクタンク7を図3に示すCR方向に眺めた図であ
る、(b)はその時のインクタンク7を底面から眺めた
図である。また、(c)はインクタンク7にインクが無
い場合に発光素子15を発光させてキャリッジ2の移動
によってインクタンク7を移動させた時の、受光素子1
6からの出力変化を示した図である。一方、(d)はイ
ンクタンク7にインクが無い場合に発光素子15を発光
させずにキャリッジ2の移動によってインクタンク7を
移動させた時の、受光素子16からの出力変化を示した
図である。
【0059】図5(d)に示すように、受光素子16か
らは発光素子15を発光させなくても暗電流IDARK
と外光による寄与による出力IEXTが発生する。即
ち、発光素子15を発光させない時の受光素子16の出
力(I)は、次のように表わされる。
【0060】I=IDARK+IEXT 図5(d)から分かるように、暗電流IDARKはイン
クタンク7と光学ユニット14との相対位置に依らず一
定の出力を出力する。一方、外光の受光素子16への入
射光量はインクタンク7の位置によっては光学ユニット
14の受光素子16がインクタンク7によって外光から
遮断されることがあるので、図5(d)から分かるよう
に、外光による出力IEXTは、インクタンク7と光学
ユニット14との相対位置により変化する。
【0061】これに対して、図5(c)に示す発光素子
15を発光させた時も、図5(d)に示した場合と同様
に、暗電流IDARKと外光による出力IEXTが発生
する。もちろん、光学プリズム42からの反射光による
出力I2(この値は従来例で説明したI2と同じもので
ある)も発生する。従って、発光素子15を発光させた
時の受光素子16の出力(I)は、次のように表わされ
る。
【0062】I=IDARK+IEXT+I2 また、インクタンク7にインクが無い場合は光学ユニッ
ト14の真上に光学プリズム42が位置するところで受
光光量は最大となる。
【0063】次に、以上の構成による記録装置を用いた
光学的インク有無検出処理について、図6に示すフロー
チャートを参照して説明する。なお、この処理は、図5
の一点鎖線で示されているように、キャリッジ2に搭載
されたインクタンク7の光学プリズム42が、光学ユニ
ット14の真上に位置するところに移動したときに、実
行されることとする。
【0064】まず、ステップS1において、MPU17
01からの指示により、コントローラ32はLED駆動
回路30を介して発光素子15を駆動する。発光素子1
5から照射された光は、光学プリズム42に入射し、そ
の光の反射光が受光素子16に戻ってくる。このとき、
受光素子16には、発光素子15からの寄与だけでな
く、外光も入射し、受光素子16からの出力には暗電流
による寄与も加わる。ここで得られる受光素子16から
の出力(I)の高周波成分をフィルタし、デジタル変換
した値を“A”とし、これをDRAM1703に記憶し
ておく(図5(c)の“A”を参照)。
【0065】次に、ステップS2では発光素子15から
の発光を止め、ステップS1と同様にして得られる受光
素子16からの出力(I)の高周波成分をフィルタし、
デジタル変換した値を“B”とし、これをDRAM17
03に記憶しておく(図5(d)の“B”を参照)。
【0066】ステップS3では、MPU1701は(A
−B)の値を計算し、その値があらかじめ定められた閾
値(β)と比較する。ここで、(I3<)(A−B)≦
βであれば、処理はステップS4に進みインク有りと判
断し、(A−B)>βであれば、処理はステップS5に
進み、インク無しと判断する。そして、ステップS4或
はS5以降は、それぞれの判断に従った記録制御(例え
ば、記録の中断、インクタンク交換の旨のメッセージ表
示、記録動作実行など)を行う。
【0067】従って以上説明した実施形態に従えば、図
6のフローチャートに示した処理を実行することによ
り、外光や暗電流による寄与を除いた発光素子15から
の寄与による光量を取り出すことにより暗電流と外光に
よる出力の影響を除去するので、より正確にインクの有
無の判断を行うことができる。
【0068】さらに、外光が記録装置に侵入する場合で
も、キャリッジ2を同じ位置にして、発光素子を発光さ
せた場合と、発光させない場合における受光素子からの
出力の差を求めることにより、外光による寄与をキャン
セルできるので、たとえ、その影響がキャリッジ位置
(即ち、インクタンクの位置)と光学ユニットとの相対
位置関係によって変化しても、インク有無の判断には影
響を与えないという利点がある。
【0069】なお、上述した実施形態では、図5の一点
鎖線で示されているようにインクタンク7に設けられた
光学プリズム42の中心が光学ユニット14の中心の真
上に位置する場合に、インク有無検出処理を実行すると
したが、本発明はこれによって限定されるものではな
い。例えば、キャリッジ2の移動によって、インクタン
ク7の光学プリズム42の一端が光学ユニット14の真
上にかかりはじめた時点でインク有無検出処理を実行し
てもよい。
【0070】このときには、その処理は図7に示すフロ
ーチャートに従って実行される。
【0071】以下にそのフローチャートの処理につい
て、具体的に説明する。
【0072】まず、ステップS10ではMPU1701
はLED駆動回路30を介して発光素子15を駆動し、
所定量キャリッジ2を移動させながら所定間隔にて受光
素子16の出力を順次入力し、そのときに得られるデジ
タル入力値をインクタンク7と光学ユニット14との相
対位置と対応付け、これを配列A[X]としてDRAM
1703に記憶しておく。ここでXは受光素子16から
の出力を入力した時の相対位置を表わし、A[X]は相
対位置Xにおける受光素子16からの出力のデジタル値
を表わす。
【0073】次に、ステップS20では、記憶した入力
値の最大値を求めその最大値をAMAXとし、そのとき
の位置をXAMAXとする(図5(c)における“AM
AX”、“XAMAX”を参照)。
【0074】さらにステップS30では、MPU170
1はコントローラ32及びLED駆動回路30を介して
発光素子15からの発光を止め、キャリッジ2を位置X
AMAXによって示される位置に移動させ、そのときの
受光素子16から出力のデジタル値を入力し、これをC
としてDRAM1703に記憶する(図5(d)の
“C”を参照)。
【0075】ステップS40では、MPU1701がA
MAX−Cを計算し、その値を所定の閾値βと比較す
る。
【0076】以下、上述したようにステップS4或はス
テップS5の処理を実行する。
【0077】(2)インクタンク有無の検出 図8はインクタンク及びインク検出部25の詳細な構成
を示すブロック図である。
【0078】図8は光学ユニット14の直上に図3に示
す直線b−b′がある場合のインクタンク7の断面が示
されている。
【0079】この場合でも発光素子15からの発光駆動
や受光素子16で受光された信号の処理は、図4で説明
したものと同じなので、その説明は省略する。
【0080】図9はインクタンク7の移動に従う受光素
子16からの出力変化を示す図である。特に、図9は光
学ユニット14の直上付近に光反射面41が位置する場
合について示している。
【0081】図9において、(a)は光学ユニット14
とインクタンク7を図3に示すCR方向に眺めた図であ
る、(b)はその時のインクタンク7を底面から眺めた
図である。また、(c)はインクタンク7は存在する場
合に発光素子15を発光させてキャリッジ2の移動によ
ってインクタンク7を移動させた時の、受光素子16か
らの出力変化を示した図である。一方、(d)はインク
タンク7が無い場合に発光素子15を発光させずにキャ
リッジ2の移動によってインクタンク7を移動させた時
の、受光素子16からの出力変化を示した図である。
【0082】図5(d)に示した場合と同様に、受光素
子16からは発光素子15を発光させなくても、図9
(d)に示すように、暗電流IDARKと外光による寄
与による出力IEXTが発生する。即ち、発光素子15
を発光させない時の受光素子16の出力(I)は、次の
ように表わされる。
【0083】I=IDARK+IEXT 図9(d)から分かるように、暗電流IDARKと外光
による出力IEXTの出力特性は、図5(d)に示した
のと同様の特性を示す。
【0084】これに対して、図9(c)に示す発光素子
15を発光させた時も、図9(d)に示した場合と同様
に、暗電流IDARKと外光による出力IEXTが発生
する。もちろん、光反射板41からの反射光による出力
I1(この値は従来例で説明したI1と同じものであ
る)も発生する。従って、発光素子15を発光させた時
の受光素子16の出力(I)は、次のように表わされ
る。
【0085】I=IDARK+IEXT+I1 次に、以上の構成による記録装置を用いた光学的インク
タンク検出処理について、図10に示すフローチャート
を参照して説明する。なお、この処理は、キャリッジ2
の移動によって、インクタンク7の光反射板41の一端
が光学ユニット14の真上にかかりはじめた時点で実行
されることとする。
【0086】まず、ステップS100では、MPU17
01がコントローラ32とLED駆動回路30を介して
発光素子15を駆動して発光させ、所定量キャリッジ2
を移動させながら所定間隔にて受光素子16からの出力
を順次入力する。そのときの入力信号は高周波成分がフ
ィルタされ、さらにデジタル値に変換される。そのデジ
タル値をインクタンクと光学ユニットとの相対位置と対
応付け、配列A[X]としてDRAM1703に記憶す
る。ここでXは受光素子16からの出力を入力した時の
相対位置を表わし、A[X]は相対位置Xにおける受光
素子16からの出力のデジタル値を表わす。
【0087】次に、ステップS110では、発光素子1
5の発光を止め,所定量キャリッジ2を逆転移動させな
がら所定間隔にて受光素子16からの出力を順次入力す
る。そのときの入力信号は高周波成分がフィルタされ、
さらにデジタル値に変換される。そのデジタル値をイン
クタンクと光学ユニットとの相対位置と対応付け、配列
B[X]としてDRAM1703に記憶する。
【0088】ステップS120では、受光素子16から
の出力信号を得た全ての位置に関し、その対応する位置
におけるA[X]−B[X]を計算し、その結果をC
[X]としDRAM1703に記憶する。さらに、ステ
ップS130ではC[X]の最大値を求め、それをCM
AXとする。次いで、ステップS140において、CM
AXを所定の閾値αと比較する。
【0089】ここで、CMAX≧αであれば、処理はス
テップS150に進み、インクタンク有りと判断し、C
MAX<αであれば、処理はステップS160に進み、
インクタンク無しと判断する。。そして、ステップS1
40或はS150以降は、それぞれの判断に従った記録
制御(例えば、記録動作の中断、インクタンク装着を促
すメッセージの表示、記録動作実行など)を行う。
【0090】従って以上説明した実施形態に従えば、図
10のフローチャートに示した処理を実行することによ
り、外光や暗電流による寄与を除いた発光素子15から
の寄与による光量を取り出すことにより暗電流と外光に
よる出力の影響を除去するので、より正確にインクタン
クの有無の判断を行うことができる。
【0091】さらに、外光が記録装置に侵入する場合で
も、キャリッジ2を同じ位置にして、発光素子を発光さ
せた場合と、発光させない場合における受光素子からの
出力の差を求めることにより、外光による寄与をキャン
セルできるので、たとえ、その影響がキャリッジ位置
(即ち、インクタンクの位置)と光学ユニットとの相対
位置関係によって変化しても、インクタンク有無の判断
には影響を与えないという利点がある。
【0092】なお以上説明した実施形態では、1つのイ
ンクタンクの底面にインク有無を検出するための光学プ
リズムとインクタンク有無を検出するための光反射板と
をキャリッジ移動方向に沿って設ける構成としたが、イ
ンクタンクの有無検出を重要視するような記録装置で
は、インクタンクの底面に光反射板のみを設けるような
構成とし、また、インク有無検出を重要視するような記
録装置では、インクタンクの底面に光学プリズムのみを
設けるような構成としても良い。
【0093】以上の実施形態は、特にインクジェット記
録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用され
るエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例え
ば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギ
ーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いるこ
とにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0094】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0095】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0096】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0097】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0098】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0099】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0100】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0101】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0102】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0103】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、た
とえ、受光部においてインクの有無やインクタンクの有
無の判断に影響を及ぼすノイズが発生しても或は外光が
その受光部に入射しても、その影響を除去して、正確に
インクの有無及び/或はインクタンクの有無を判断する
ことができるという効果がある。
【0105】また、上述の効果を達成するために特別な
装置構成を必要としないので、安価に正確なインクある
いはインクタンク有無を判断することができるという利
点もある。
【0106】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるインクジェッ
ト方式に従って記録を行う記録ヘッドを備えた記録装置
の概略構成を示す斜視図である。
【図2】記録装置の制御回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】インクタンク7の底面の立体的構造を示すイン
クタンクの斜視図である。
【図4】インクタンク及びインク検出部25の詳細な構
成を示すブロック図である。
【図5】光学ユニット14の直上付近に光学プリズム4
2が位置する場合におけるインクタンク7の移動に従う
受光素子16からの出力変化を示す図である。
【図6】光学的インク有無検出処理を示すフローチャー
トである。
【図7】インク有無検出処理の別の実施形態を示すフロ
ーチャートである。
【図8】インクタンク及びインク検出部25の詳細な構
成を示すブロック図である。
【図9】光学ユニット14の直上付近に光反射面41が
位置する場合におけるインクタンク7の移動に従う受光
素子16からの出力変化を示す図である。
【図10】光学的インクタンク検出処理を示すフローチ
ャートである。
【図11】従来からのインクタンクが装着されているか
否か検出する検出原理を模式的に示す図である。
【図12】従来のインク残量を光学的に検出するインク
残量検出部の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 キャリッジ 3 ガイド軸 4 キャリッジモータ 5 タイミングベルト 6 係合爪 7 インクタンク 8 プラテン 9 フィードモータ 10 回復機器 11 キャップ 12 ワイパー 13 ASF 14 光学ユニット 15 発光素子 16 受光素子 30 LED駆動回路 31 ローパスフィルタ(LPF) 32 コントローラ 41 光反射面 42 光学プリズム
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−240010(JP,A) 特開 平9−226149(JP,A) 特開 平9−29989(JP,A) 特開 平9−1816(JP,A) 特開 平8−314327(JP,A) 特開 平8−309963(JP,A) 特開 平8−114488(JP,A) 特開 平8−20135(JP,A) 特開 平7−218321(JP,A) 特開 平7−164626(JP,A) 特開 平5−332812(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクの有無を光学的に検出するために
    用いられる第1の光反射部と、インクタンクの存在の有
    無を光学的に検出するために用いられる第2の光反射部
    とを備えたインクを貯溜するインクタンクからインクを
    供給し、インクジェット方式に従う記録ヘッドを用いて
    記録を行う記録装置であって、前記記録ヘッドと前記インクタンクとを一体化したイン
    クカートリッジを搭載し、前記インクカートリッジを往
    復移動させる走査手段と、 前記走査手段による走査方向に沿って設けられた 前記第
    1及び第2の光反射部に光を照射する発光手段と、 光を受光する受光手段と、 前記発光手段によって光を照射した場合に前記受光手段
    によって受光される光から得られる第1の信号と、前記
    発光手段によって光を照射しない場合に前記受光手段に
    よって受光される光から得られる第2の信号とを夫々、
    前記インクカートリッジを前記発光手段と前記受光手段
    の設けられた位置の近傍において移動させながら所定時
    間間隔で複数個ずつ得るよう制御し、前記得られた複数
    個の第1及び第2の信号から、前記複数個の第1の信号
    と第2の信号との取得位置が対応する各位置において、
    前記第1の信号と前記第2の信号との差を求め、複数個
    の差の最大値を算出する差分算出手段と、 前記差分算出手段によって求められる差と、所定の閾値
    とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果に基づいて、前記インクの
    有無及び/或は前記インクタンクの有無を判断する判断
    手段とを有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段による判断結果に従って記
    録制御を行なう記録制御手段をさらに有することを特徴
    とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の光反射部は、前記インクタン
    クの底面に設けられた光透過性の光学プリズムであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の光反射部は、前記インクタン
    クの底面に設けられた光反射面であることを特徴とする
    請求項1に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記発光手段と前記受光手段とは前記イ
    ンクカートリッジの移動経路の近傍に設けられることを
    特徴とする請求項に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記発光手段は、赤外線を照射するLE
    Dであり、 前記受光手段は、赤外光を受光して、前記受光した光を
    電気信号に変換するフォトトランジスタであることを特
    徴とする請求項に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の信号と前記第2の信号とは前
    記インクカートリッジの移動経路上において、前記イン
    クタンクが同一の位置において求められることを特徴と
    する請求項に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の信号と前記第2の信号とは前
    記インクカートリッジを前記発光手段と前記受光手段の
    設けられた位置に静止させて得ることを特徴とする請求
    に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の信号を前記インクカートリッ
    ジを前記発光手段と前記受光手段の設けられた位置の近
    傍において移動させながら所定時間間隔で複数個得るよ
    う前記発光手段を制御する発光制御手段と、 前記発光制御手段の制御によって得られた前記複数個の
    第1の信号から、前記第1の信号の最大値を算出する第
    1の最大値算出手段とをさらに有することを特徴とする
    請求項に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記発光制御手段は、前記第1の最大
    値算出手段によって前記第1の信号の最大値が得られた
    場所において、前記発光手段による発光を止め、前記受
    光手段によって前記第2の信号を得るよう制御すること
    を特徴とする請求項に記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 前記比較手段は、前記差の最大値と所
    定の閾値とを比較し、 前記判断手段は、前記比較手段による比較結果に基づい
    て、前記インクタンクの有無を判断することを特徴とす
    る請求項に記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
    用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに
    与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
    体を備えていることを特徴とする請求項1に記載の記録
    装置。
  13. 【請求項13】 インクの有無を光学的に検出するため
    に用いられる第1の光反射部と、インクタンクの存在の
    有無を光学的に検出するために用いられる第2の光反射
    部とを備えたインクを貯溜するインクタンクからインク
    を供給し、インクジェット方式に従う記録ヘッドを用
    、前記インクタンクと前記記録ヘッドとを一体化した
    インクカートリッジを往復移動させて記録を行う際に用
    いられる記録制御方法であって、 光を前記インクカートリッジの往復移動方向に沿って設
    けられた前記第1及び第2の光反射部に照射した場合に
    受光部において受光される光から得られる第1の信号を
    取得する第1の信号取得工程と、 光を前記第1及び第2の光反射部に照射しない場合に前
    記受光部において受光される光から得られる第2の信号
    を取得する第2の信号取得工程と、前記第1及び第2の信号各々を、前記インクカートリッ
    ジを前記光を発光する発光部と前記受光部の設けられた
    位置の近傍において移動させながら所定時間間隔で複数
    個ずつ得るよう制御する信号生成制御工程と、 前記信号生成制御工程における制御によって得られた前
    記複数個の第1及び第2の信号から、前記複数個の第1
    の信号と第2の信号との取得位置が対応する各位置にお
    いて、前記第1の信号と前記第2の信号とを差を求め、
    複数個の差の最大値を算出する 差分算出工程と、 前記差分算出工程において求められる差と、所定の閾値
    とを比較する比較工程と、 前記比較工程における比較結果に基づいて、前記インク
    の有無及び/或は前記インクタンクの有無を判断する判
    断工程と、 前記判断工程による判断結果に従って記録制御を行なう
    記録制御工程とを有することを特徴とする記録制御方
    法。
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