JPH0516462A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0516462A
JPH0516462A JP3201270A JP20127091A JPH0516462A JP H0516462 A JPH0516462 A JP H0516462A JP 3201270 A JP3201270 A JP 3201270A JP 20127091 A JP20127091 A JP 20127091A JP H0516462 A JPH0516462 A JP H0516462A
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JP
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recording
recording medium
optical sensor
ink
unit
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JP3201270A
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English (en)
Inventor
Toshio Hayashi
俊男 林
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication of JPH0516462A publication Critical patent/JPH0516462A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】給紙される記録用紙の有無および種類を1個の
検出手段で検出することを可能にし、記録ヘッド回りの
構成および配置を簡潔にするとともにコストダウンを図
る。 【構成】記録用紙が透明か否かを判断するするための透
過型光センサから成る判断部と、記録用紙が記録開始位
置まで搬送されたか否かを検知するための反射型光セン
サから成る検知部とを備えた判別手段を設け、透過型光
センサの投光部と反射型光センサの投光部を共通にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録手段によって記録
媒体に画像を形成する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機
能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワード
プロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーショ
ンの出力機器として用いられる記録装置は、画像情報に
基づいて用紙やプラスチック薄板等の記録媒体(被記録
材)に画像を記録していくように構成されている。前記
記録装置は、記録方式により、インクジェット式、ワイ
ヤドット式、サーマル式、レーザービーム式等に分ける
ことができる。
【0003】記録媒体の搬送方向(副走査方向)と交叉
する方向に主走査するシリアルスキャン方式を採るシリ
アルタイプの記録装置においては、記録媒体を所定の記
録位置にセットした後、記録媒体に沿って移動するキャ
リッジ上に搭載した記録手段によって画像を記録(主走
査)し、1行分の記録を終了した後に所定量の紙送り
(ピッチ搬送)を行ない、その後に再び停止した記録媒
体に対して、次の行の画像を記録(主走査)するという
動作を繰り返すことにより、記録媒体全体の記録が行な
われる。一方、記録媒体の搬送方向の副走査のみで記録
するラインタイプの記録装置においては、記録媒体を所
定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録を行な
った後、所定量の紙送り(ピッチ送り)を行ない、さら
に、次の行の記録を一括して行なうという動作を繰り返
すことにより、記録媒体全体の記録が行なわれる。
【0004】上記記録装置のうち、インクジェット式の
記録装置(インクジェット記録装置)は、記録手段(記
録ヘッド)から記録媒体にインクを吐出して記録を行な
うものであり、記録手段のコンパクト化が容易であり、
高精細な画像を高速で記録することができ、普通紙に特
別の処理を必要とせずに記録することができ、ランニン
グコストが安く、ノンインパクト方式であるため騒音が
少なく、しかも、多色のインクを使用してカラー画像を
記録するのが容易であるなどの利点を有している。中で
も、紙幅方向に多数の吐出口を配列したラインタイプの
記録手段を使用するライン型の装置は、記録の一層の高
速化が可能である。
【0005】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット方式の記録手段(記録ヘッド)
は、エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造
プロセスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電
極、液路壁、天板などを形成することにより、高密度の
液路配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造する
ことができ、一層のコンパクト化を図ることができる。
一方、記録媒体の材質に対する要求も様々なものがあ
り、近年では、通常の記録媒体である紙や樹脂薄板(O
HP等)などの他に、薄紙や加工紙(ファイリング用の
パンチ孔付き紙やミシン目付き紙、任意な形状の紙な
ど)などを使用ことが要求されるようになってきた。
【0006】例えば、インクジェット記録装置のよう
に、所定密度(例えば、400ドット/インチ)で形成
されたインク吐出口を有する記録ヘッドを使用し、記録
ヘッドと記録媒体との相対移動(走査)に同期してイン
クを吐出しながら記録していく記録装置においては、記
録媒体がOHPシートのようなフイルムの場合、ドット
形成後のインク乾きが良くないため、連続(隣接)する
吐出口から吐出されたインクが互いに干渉し合ってにじ
みを生じ、再生画像の品位が低下することがある。この
ような課題を解決するために、記録媒体がフイルムシー
トか否かを判断する判別回路を設け、フイルムシートの
場合には、にじみが生じない記録シーケンスを選択する
方法が採られている。すなわち、前記判別回路に透過型
センサと反射型センサの2個の独立した判別手段を設
け、記録媒体が両方の判別手段で検出された時は普通紙
であると判断し、反射型の判別手段でのみセンスされた
時はフイルムシートであると判断する手法が採られてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来の記録装置においては、記録媒体の種類を判
断するのに独立した2個の判別手段を配置する必要があ
り、構成が複雑になるという解決すべき課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、
本発明の目的は、1個の判別手段で記録媒体の種類およ
び有無を判別することができ、記録部の構成を簡潔にす
るとともにコストダウンを図り得る記録装置を提供する
ことである。
【0008】
【課題解決のための手段】本発明は、記録手段によって
記録媒体に画像を形成する記録装置において、記録媒体
が透明か否かを判断する判断部と記録媒体の有無を検知
する検知部とを有する判別手段で記録媒体の有無および
種類を判別する構成とすることにより、上記目的を達成
するものである。また、別の本発明は、上記構成に加え
て、前記判断部として透過型光センサを使用する構成、
前記検知部として反射型光センサを使用する構成、ある
いは、前記判断部として透過型光センサを使用するとと
もに、前記検知部として反射型光センサを使用し、前記
透過型光センサの投光部を前記反射型光センサの投光部
と共用する構成とすることにより、一層効率よく上記目
的を達成するものである。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明を適用した記録装置の一実施例の要
部構成を示す模式的斜視図である。図1において、記録
手段(記録ヘッド)1はキャリッジ2に搭載されてお
り、該キャリッジ2はガイドレール3、4に沿って矢印
S方向に往復移動可能に案内支持されている。前記キャ
リッジ2はキャリッジモーター5によりタイミングベル
ト6を介して往復駆動される。用紙やプラスチック薄板
等から成るシート状の被記録材7は、搬送モーター(紙
送りモーター)8で駆動される搬送ローラ9およびこれ
と同期駆動されるフィードローラ10により、所定の経
路に沿って、所定のタイミングおよび所定のピッチで矢
印F方向に搬送(紙送り)される。
【0010】この被記録材7が記録ヘッド1の吐出口形
成面と対面する記録位置で平坦に保持されている間に、
キャリッジ2を矢印S方向に移動させて被記録材7を主
走査しながらインクを吐出させて記録を行ない、1行分
の記録が終了すると、被記録材7を矢印F方向に記録幅
分ピッチ送りし、次の記録幅の記録を行なう。記録ヘッ
ド1は、通常キャリッジ2に交換可能に搭載されるが、
場合によっては、該キャリッジ2と一体に構成すること
もできる。また、記録ヘッド(記録手段)1は、インク
タンクと一体のヘッドカートリッジタイプのもの、ある
いはインクタンクと別体にしインク供給チューブ等で接
続するタイプのものなど、種々の形態を採ることができ
る。
【0011】キャリッジ2の移動範囲内であって、記録
領域外の所定位置(例えば、ホームポジション)には、
記録ヘッド1の吐出口を密閉(キャッピング)するため
のキャップ11を有する吐出回復装置12が配設されて
いる。この吐出回復装置12は、非記録時に前記キャッ
プ11で吐出口を密閉することによりインク乾燥による
インクの増粘や固着を防止するとともに、キャッピング
状態で内部に装着された吸引ポンプを作動することによ
り、吐出口からインクを吸引し、吐出口内の固着イン
ク、紙粉等の塵埃、気泡などを除去して吐出不良を回復
させるためのものである。
【0012】前記キャリッジ2上には反射型光センサ1
3が搭載されており、該反射型光センサ13と記録媒体
7を挟んで対向する一定位置には受光センサ14が配設
されている。前記反射型光センサ13および前記受光セ
ンサ14は、記録媒体7が透明か否かを判断する判断部
と記録媒体1の有無を検知する検知部とを有する判別手
段15を構成するものであり、その詳細については後で
説明する。
【0013】前記記録手段(記録ヘッド)1は、熱エネ
ルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記録
手段であって、熱エネルギーを発生するための電気熱変
換体を備えたものである。また、前記記録手段1は、前
記電気熱変換体によって印加される熱エネルギーにより
生じる膜沸騰による気泡の成長、収縮によって生じる圧
力変化を利用して、吐出口よりインクを吐出させ、記録
を行なうものである。
【0014】図2は、前記記録手段(記録ヘッド)1の
インク吐出部の構造を模式的に示す部分斜視図である。
図2において、被記録材7と所定の隙間(例えば、約
0.5〜2.0ミリ程度)をおいて対面する吐出口形成
面21には、所定のピッチで複数の吐出口22が形成さ
れ、共通液室23と各吐出口22とを連通する各液路2
4の壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生する
ための電気熱変換体(発熱抵抗体など)25が配設され
ている。本例においては、記録ヘッド1は、前記吐出口
22がキャリッジ2の走査方向と交叉する方向に並ぶよ
うな位置関係で、該キャリッジ2に搭載されている。こ
うして、画像信号または吐出信号に基づいて対応する電
気熱変換体25を駆動(通電)して、液路24内のイン
クを膜沸騰させ、その時に発生する圧力によって吐出口
22からインクを吐出させる記録ヘッド1が構成されて
いる。
【0015】図3は本発明による記録装置の前記判別手
段15の構成を示す模式的平面図であり、図4は記録媒
体7が記録開始位置に頭出しされた時の記録部を示す模
式的正面図であり、図5は記録媒体7がフィードローラ
10と突き当たる位置にセットされた時の記録部を示す
模式的正面図であり、図6は記録ヘッド1の吐出口形成
面21の模式的正面図であり、図7は図3中の反射型光
センサ13の配置構成を示す平面図であり、図8は図3
中の反射型光センサ13の電気回路図である。
【0016】図3において、キャリッジ2の上には、記
録ヘッド1と反射型光センサ13が搭載されている。記
録ヘッド1の吐出口形成面21には、図6に示すよう
に、複数(例えば、128個)の吐出口22が所定ピッ
チ(所望の密度)で直線配列で形成されている。画像信
号に基づいて各吐出口22を駆動してインクを吐出させ
ながら記録ヘッド1(キャリッジ2)を移動(主走査)
させることにより、1回の移動で128ライン分の記録
が行なわれる。図3および図7において、反射型光セン
サ13は投光部104と受光部105で構成されてい
る。受光センサ14は受光部106で構成されている。
【0017】図7において、前記反射型光センサ13
は、例えば、検知位置Aの真上から右に20度の方向か
ら、投光部104により赤外光を検知位置Aに投光し、
さらに、検知位置Aの真上から左に20度の位置に受光
部105を設け、検知位置Aから反射する赤外光を受光
して記録媒体7の有無(有り)を判断するように構成さ
れている。すなわち、上記反射型光センサ13によっ
て、記録媒体7の有無を判断する判断部が構成されてい
る。前記反射型光センサ13と前記検知位置Aとの間隔
は、例えば、約5ミリ程度に選定されている。
【0018】図8の反射型光センサ13の電気回路にお
いて、前記投光部104は赤外線発光ダイオード61で
構成され、前記受光部105はフォトトランジスタ62
で構成されている。前記赤外線発光ダイオード61の発
光光量は外付けの抵抗Rpの定数で決定され、前記フォ
トトランジスタ62の受光感度は外付けの抵抗Rt1
定数で決定される。また、前記受光センサ14(図3、
図4、図5)の受光部106も、前記受光部105と同
様に構成されている。
【0019】記録媒体7の有無および種類を判別するた
めの前記判別手段15においては、前記投光部104お
よび前記2つの受光部105、106によって、記録媒
体7の有無を検知するための検知部と記録媒体7の種類
を判断するための判断部が形成されている。その場合、
前記投光部104は、前記検知部と前記判断部で共用す
るように配設されている。また、記録媒体7の有無を検
知するための前記検知部としては、投光部104および
受光部105を有する反射型光センサが使用されてお
り、記録媒体7の種類を判断するための前記判断部とし
ては、投光部104および受光部106を有する透過型
光センサが使用されている。
【0020】次に、以上の記録装置の動作について説明
する。図4および図5において、記録装置の左側および
右側には、キャリッジ2のホームポジションHPおよび
エンドポジションEPが設定されている。記録前のセッ
トアップとして、まず記録媒体7の給紙が行われる。給
紙時には、まず、図5に示すように、記録媒体7の先端
をフィードローラ10に突き当てる。この時、記録装置
は不図示の給紙センサにより記録媒体7の有無を検知す
る。前記給紙センサによって記録媒体7が所定位置まで
給紙されたことを確認すると、搬送モーター8(図1)
を駆動してフィードローラ10を所定量だけ回転させる
ことにより、図4に示すように、記録媒体7の先端が記
録開始位置Bと一致するまで矢印F方向に搬送する。
【0021】図4において、記録媒体7が記録開始位置
Bにセットされた後、記録装置は、キャリッジ2をホー
ムポジションHPからエンドポジションEPまで矢印S
方向に移動させ、前記反射型光センサ13および受光セ
ンサ14を有する判別手段15によって記録媒体7の有
無および種類(普通紙かフィルムシートかなど)を判別
する。その場合、前記投光部104から光を受光部10
6でセンス(検知)し、受光部105でセンスしない時
には、記録媒体7が不図示の給紙センサによって検知さ
れたにもかかわらず記録媒体7が記録開始位置に存在し
ないことになるので、例えば、紙詰まり(ジャム)など
が発生して正常な紙送りが行われなかったと判別され
る。すなわち、記録媒体7が無いと判別され、紙詰まり
発生の場合にはセットアップをやり直す。
【0022】また、前記投光部104から光を受光部1
05でセンスされ受光部106ではセンスされない時に
は、記録媒体7が普通紙であると判断する。さらに、投
光部104からの光を受光部106では透過光をセンス
し、かつ受光部105でも反射光がセンスされた時に
は、記録媒体7が無色透明のOHPなどのフイルムシー
トであると判断する。
【0023】記録媒体7が記録開始位置Bまで正常に搬
送され、該記録媒体7が普通紙であると判断された場合
には、通常の記録が行われる。すなわち、キャリッジ2
をホームポジションHPからエンドポジションEPまで
移動させる間に、図6に示す128個の吐出口22の全
てを利用して記録を行なうことにより、128ライン分
の記録を行う。この128ライン分の記録を行なった
後、搬送ローラ8を駆動して記録媒体7を所定量(この
場合は、128ライン分)だけ紙送りし、次の行の12
8ライン分の記録を行なう。以下、同様の記録動作を繰
り返して記録媒体7の全体の記録を行なう。
【0024】記録媒体7がフイルムシートであると判断
された場合は、まず、図6に示す128個の吐出口22
のうち奇数番目の吐出口だけを使用して64ライン分の
記録を行う。次いで、記録媒体7を紙送りせずに同じ位
置に保持したまま、今度は残りの偶数番目の吐出口22
だけを使用して64ライン分の記録を行う。このよう
に、先に行った奇数番目の吐出口22による記録から一
定の時間が経過し、その分のインク乾燥が進んだ時点で
偶数番目の吐出口22による記録を行なうので、奇数番
目の吐出口22による記録インクの干渉にじみを無くす
か減少させることができ、したがって、インク定着(乾
燥)に時間を要するフイルムシートに記録する場合で
も、吐出されたインク間の干渉にじみを無くし、鮮明な
画像を記録することができる。
【0025】上記奇数番目の吐出口22による記録およ
び偶数番目の吐出口22による記録を終了した後、搬送
ローラ8を駆動して記録媒体7を所定量(例えば、12
8ライン分)だけ紙送りし、前述と同様の動作で次の行
の記録を行なう。以下このような記録動作を繰り返すこ
とにより、記録媒体7の全体の記録を行なう。
【0026】以上説明した実施例によれば、1つの投光
部104を共用する反射型光センサ(検知部)および透
過型光センサ(判断部)から成る1つの判別手段15に
よって、記録媒体7の有無および記録媒体の種類(普通
紙かフイルムシートかなど)を判別するように構成した
ので、記録装置の記録部(図示の例では、キャリッジ
2)の構成を簡潔にすることが可能になった。
【0027】記録装置で使用する記録媒体としては、以
上のような普通紙や無色透明のOHPフィルムシートの
他に、様々な記録媒体が使用される可能性がある。例え
ば、半透明のバックプリント用紙や色付きの普通紙等を
使用する場合があり、そのような場合には、以上とは異
なるシーケンスの記録動作が採られる。なお、前記バッ
クプリント用紙は、紙の表面にプラスチックコーティン
グを施したものであり、普通紙に比べて耐久性に優れた
記録媒体である。このバックプリント用紙の場合は裏面
から記録が行なわれる。また、このようなバックプリン
ト用紙は、一般に半透明であり、記録終了後にインクの
定着操作を行うと白色不透明になる性質を有する。
【0028】また、前記色付きの普通紙(ここでは薄い
ブルーの普通紙とする)に記録する場合には、記録濃度
が薄い個所は用紙の下地の色(青)が目立つためブルー
の記録濃度を低くする必要がある。さらに、前記バック
プリント用紙に記録する場合には、用紙の裏側から記録
するので、記録部へ送出する画像データを左右逆に送出
する必要がある。したがって、バックプリント用紙や色
付きの普通紙を使用する場合には、前述の受光部10
5、106の入光量は記録媒体の反射率または透過率に
応じて変動する。この時の各受光部105、106の出
力レベルは入光量に比例するので、それぞれの受光部の
出力レベルを検知することにより、どの種類の記録媒体
が使用されているかを判断することができ、使用される
記録媒体の種類に応じた記録シーケンスを自動的に選択
することが可能になる。
【0029】図9および図10はこのように記録媒体の
種類に応じた記録シーケンスを自動的に選択するための
電気回路の構成例を示す図である。図9は反射型光セン
サ13の周辺回路を示し、まず、図9を参照して反射型
光センサ13の構成および動作を説明する。図9におい
て、投光部104の赤外線発光ダイオード61の発光光
量は外付けの抵抗Rpの定数で決定され、受光部105
のフォトトランジスタ62の受光感度は外付けの抵抗R
1 の定数で決定される。投光部104から投光された
赤外光は、記録媒体7によって反射され、該反射光は受
光部105に入光する。受光部105の出力はアンプ7
1に入力する。このアンプ71のゲインは、記録媒体7
が白色普通紙の場合にIVが出力されるように調整され
ている。
【0030】白色普通紙の反射率に対する色付きの普通
紙の反射率は、白色普通紙を100とした時に約70程
度になるとすると、色付きの普通紙に対するアンプ71
の出力は0.7Vになる。アンプ71の出力は、2つの
コンパレータ72、73に入力される。コンパレータ7
2は抵抗R1 、R2 により−入力端子に0.9Vが印加
されるように設定されている。一方、コンパレータ73
は抵抗R3 、R4 により−入力端子に0.6Vが印加さ
れるように設定されている。コンパレータ72およびコ
ンパレータ73は、−入力端子の電圧より+入力端子の
電圧が高い時に+5Vを出力し、逆に低い時には0Vを
出力するように設定されている。このため、白色普通紙
の場合は両方のコンパレータ72、73の出力が+5V
になり、色付き普通紙の場合には、コンパレータ72の
出力は0Vになり、コンパレータ73の出力は+5Vに
なる。各コンパレータ72、73の出力は、それぞれ、
不図示のCPUが管理しているI/Oポート74の入力
端子P0 、P1 に入力される。
【0031】図10は、前述の記録媒体の種類に応じた
記録シーケンスを自動的に選択するための電気回路のう
ち、前記受光センサ14の周辺回路の構成例を示す図で
ある。次に、図10を参照して透過型光センサの構成お
よび動作を説明する。なお、図10中の投光部104は
図9中の投光部と共用するものである。図10におい
て、受光センサ14の受光部106のフォトトランジス
タ63の受光感度は外付けの抵抗Rt2 の定数で決定さ
れる。投光部104から投光された赤外光は、記録媒体
7を透過する。この透過光は受光センサ14内の受光部
106に入光する。受光部106の出力はアンプ75に
入力する。このアンプ75のゲインは、記録媒体7が無
色透明のOHPシート(フイルムシート)の場合にIV
が出力されるように調整されている。
【0032】OHPシートの透過率に対するバックプリ
ント紙の透過率は、白色普通紙を100とした時に約5
0程度になるとすると、OHPシートに対するアンプ7
5の出力は0.5Vになる。アンプ75の出力は、2つ
のコンパレータ76、77に入力される。コンパレータ
76は抵抗R5 、R6 により−入力端子に0.9Vが印
加されるように設定されている。一方、コンパレータ7
7は抵抗R7 、R8 により−入力端子に0.4Vが印加
されるように設定されている。コンパレータ76および
コンパレータ77は、前述のコンパレータ72、73と
同様、−入力端子の電圧より+入力端子の電圧が高い時
に+5Vを出力し、逆に低い時には0Vを出力するよう
に設定されている。このため、OHPシートの場合には
両方のコンパレータ76、77の出力が+5Vになり、
バックプリント用紙の場合には、コンパレータ76の出
力は0Vになり、コンパレータ77の出力は+5Vにな
る。各コンパレータ76、77の出力は、それぞれ、不
図示のCPUが管理している前記I/Oポート74の入
力端子P2 、P3 に入力される。
【0033】以上図9および図10について説明した構
成の判別手段15を用いれば、I/Oポート74の入力
端子P0 〜P3 の信号入力状態を管理することにより、
現在使用されている記録媒体7の種類をより具体的に判
断することが可能となり、自動的に記録媒体7の種類に
応じた動作シーケンスで記録を行なうことができる。ま
た、記録媒体7のバージョンアップにより反射率や透過
率が多少変化しても、抵抗R3 、R4 、R7 、R8 の定
数を変更してコンパレータ73、77の−入力端子に印
加する電圧値を適当な値に設定することにより、容易に
対応することができる。このため、抵抗R3 、R4 、R
7 、R8 は可変抵抗にすることが好ましい。図11は、
図9および図10におけるI/Oポート74の入力状態
とこれに基づいて判断される記録媒体7の種類を一覧す
る図である。なお、図11の表の中の「0」は0V入力
を示し、「1」は5V入力を示す。
【0034】図9および図10のような構成を採ること
により、種々の記録媒体の種類を判別することが可能に
なるが、今後、さらに多くの種類の記録媒体が開発され
ることが考えられる。これらの記録媒体の種類によって
は、反射率や透過率が小さなものが存在する可能性があ
る。そのため、前記受光部105、106に入光する光
量が著しく少なくなり、前記受光部105、106のみ
では記録媒体7の種類を判断することが困難になること
が考えられる。このような技術的課題を解決する方法と
して、投光部(赤外線発光ダイオード)104に流す電
流値を大きく(すなわち、抵抗RP の定数を小さく)し
て発光光量を大きくする方法、あるいは受光部105、
106の感度を上げる(すなわち、抵抗Rt 1 またはR
t 2 の定数を小さくする)方法などが考えられる。しか
し、このような方法では、一般に投光部104または受
光部105、106に流し得る電流の限界値は低いもの
であり、また、限界ぎりぎりの電流を常時流すと投光部
104あるいは受光部105、106の寿命が極端に短
くなるので、有効な解決方法とは言えない。
【0035】図12は、このような技術的課題を有効に
解決することができ、反射率や透過率が小さい記録媒体
を使用する場合でも、記録媒体の種類を的確に判断する
ことが可能な判別手段15の構成を例示する模式的平面
図である。図12において、反射型光センサ13の受光
部105の受光面の前方に集光レンズ91が配置され、
また、受光センサ14の受光部106の受光面の前方に
集光レンズ92が配置されている。前述したように、反
射型光センサ13と記録媒体7上の検知位置Aとの間に
は約5ミリの間隔があるので、前記集光レンズ91を配
置することは容易である。図12の判別手段15は、図
3中の判別手段15において前記集光レンズ91、92
を追加配置したものと実質上同じ構成を有している。
【0036】前記判別手段15として図12の構成のも
のを使用すれば、記録に用いる記録媒体7の反射率や透
過率が小さい場合でも、受光部105、106へ入力さ
れる光量が大きくなるので、これらの受光部105、1
06によっても充分に光量を検出することが可能とな
る。したがって、反射率や透過率が異なる多種類の記録
媒体を使用する場合でも、これら記録媒体の種類を的確
に判断し得る記録装置が得られる。
【0037】なお、前述の実施例では、本発明をインク
ジェット記録装置に適用する場合を例に挙げて説明した
が、本発明は、熱転写式記録装置、感熱式記録装置、ワ
イヤドット式記録装置、レーザービーム式記録装置な
ど、他の記録方式を用いる記録装置においても同様に適
用でき、同様の効果を達成し得るものである。また、前
述の実施例では、記録手段(記録ヘッド)1をキャリッ
ジ2に搭載し、記録媒体7に沿って主走査するシリアル
タイプの記録装置を例に挙げて説明したが、本発明は、
記録媒体の記録幅の全体または一部に対応するライン型
の記録手段を用いるラインタイプの記録装置の場合に
も、同様に適用することができ、同様の作用効果を達成
し得るものである。
【0038】さらに、前述の実施例では、1個の記録手
段1で記録する場合を例示したが、本発明は、異なる色
で記録する複数の記録手段を備えたカラー記録装置、あ
るいは色彩が同じで濃度が異なる記録を行なう複数の記
録手段を用いる階調記録用の記録装置など、記録手段
(記録ヘッド)の数にも関係なく、同様に適用すること
ができ、同様の作用効果を達成し得るものである。ま
た、記録手段としては、記録ヘッドとインクタンク等を
一体化したカートリッジタイプの記録手段(ヘッドカー
トリッジ)、あるいは記録ヘッドとインクタンク等を別
々に設ける構成のものなど、その他の記録ヘッドおよび
インクタンクの構成形態を有する記録装置においても、
同様に適用することができ、同様の作用効果が得られる
ものである。
【0039】なお、本発明は、記録装置がインクジェッ
ト記録装置である場合には、例えば、ピエゾ素子等の電
気機械変換体等を用いる記録手段(記録ヘッド)を使用
するものに適用できるが、中でも、熱エネルギーを利用
してインクを吐出する方式の記録手段を使用するインク
ジェット記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば、記録の高密度化、高精細化
が達成できるからである。
【0040】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうのが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録手段(記録ヘッド)の熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一対応し液体
(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
【0041】この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行なうことができる。
【0042】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれ
ば、記録を確実に効率よく行なうことができるようにな
るからである。
【0043】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても、本発明は有効に適用できる。そのよ
うな記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組み合わせ
によってその長さを満たす構成や、一体的に形成された
1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。加え
て、上例のようなシリアルタイプのものでも、装置本体
に固定された記録ヘッド、あるいは装置本体に装着され
ることで装置本体との電気的な接続や装置本体からのイ
ンクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録
ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインクタン
クが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用い
た場合にも本発明は有効である。
【0044】また、本発明に記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対しての、キャッピング手段、クリーニン
グ手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは
別の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行なう
ことも安定した記録を行なうために有効である。
【0045】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば、単色のインクに対応して1個
のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複
数のインクに対応して複数個数設けられるものであって
もよい。すなわち、例えば、記録装置の記録モードとし
ては、黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、
記録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせに
よるか、いずれでもよいが、異なる色の複色カラー又
は、混色によるフルカラーの少なくとも一つを備えた装
置にも本発明は極めて有効である。
【0046】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいは、インクジェット方式で
は、インク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、
積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態か
ら液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめ
ることで防止するか、または、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
【0047】このような場合のインクは、特開昭54−
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0048】さらに加えて、本発明によるインクジェッ
ト記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理
機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
によれば、記録手段によって記録媒体に画像を形成する
記録装置において、記録媒体が透明か否かを判断する判
断部と記録媒体の有無を検知する検知部とを有する判別
手段で記録媒体の有無および種類を判別する構成とした
ので、1個の判別手段で記録媒体の種類および有無を判
別することができ、記録部の構成を簡潔にするとともに
コストダウンを図り得る記録装置が提供される。また、
別の本発明によれば、上記構成に加えて、前記判断部と
して透過型光センサを使用する構成、前記検知部として
反射型光センサを使用する構成、あるいは、前記判断部
として透過型光センサを使用するとともに、前記検知部
として反射型光センサを使用し、前記透過型光センサの
投光部を前記反射型光センサの投光部と共用する構成と
したので、一層効率よく上記効果を達成し得る記録装置
が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した記録装置の一実施例の構成を
模式的に示す斜視図である。
【図2】図1中の記録ヘッドのインク吐出部の構造を模
式的に示す部分斜視図である。
【図3】記録媒体の有無および種類を判別するための本
発明による判別手段の一実施例を示す模式的平面図であ
る。
【図4】図1の記録装置の記録部において記録媒体が記
録開始位置にセットされた状態を示す模式的正面図であ
る。
【図5】図1の記録装置の記録部において記録媒体がフ
ィードローラまで給紙された状態を示す模式的正面図で
ある。
【図6】図1中の記録ヘッドの吐出口形成面を模式的に
示す正面図である。
【図7】図3中の反射型光センサの具体的構成を示す平
面図である。
【図8】図7の反射型光センサの電気回路を示す回路図
である。
【図9】図7の反射型光センサの電気回路の他の構成例
を示す回路図である。
【図10】図9の電気回路とともに使用される図3中の
受光センサの電気回路の構成例を示す回路図である。
【図11】図9および図10の電気回路を有する判別手
段を使用する場合の入力検出信号の状態と記録媒体の種
類および有無との関係を示す表である。
【図12】記録媒体の有無および種類を判別するための
本発明による判別手段の他の実施例を示す模式的平面図
である。
【符号の説明】
1 記録手段(記録ヘッド) 2 キャリッジ 5 キャリッジ駆動用のモーター 7 記録媒体(被記録材) 8 搬送モーター 9 搬送ローラ 10 フィードローラ 13 反射型光センサ 14 受光センサ 15 判別手段 21 吐出口形成面 22 吐出口 25 電気熱変換体 104 投光部 105 受光部 106 受光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 7/14 7456−3F G03G 15/00 109 7369−2H G06K 13/067 Z 2116−5L 15/22 2116−5L

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録手段によって記録媒体に画像を形
    成する記録装置において、記録媒体が透明か否かを判断
    する判断部と記録媒体の有無を検知する検知部とを有す
    る判別手段で記録媒体の有無および種類を判別すること
    を特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記判断部として透過型光センサを使
    用することを特徴とする請求項1の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記検知部として反射型光センサを使
    用することを特徴とする請求項1の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記判断部として透過型光センサを使
    用するとともに、前記検知部として反射型光センサを使
    用し、前記透過型光センサの投光部を前記反射型光セン
    サの投光部と共用することを特徴とする請求項1の記録
    装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段が、インク吐出用の熱エ
    ネルギーを発生するための電気熱変換体を備えているイ
    ンクジェット記録手段であることを特徴とする請求項1
    の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段が、前記電気熱変換体に
    よって印加される熱エネルギーによりインクに生じる膜
    沸騰を利用して、吐出口よりインクを吐出させることを
    特徴とする請求項5の記録装置。
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