JP2002213319A - 衝突面が表面処理された電磁的アクチュエータを有しかつ電磁的アクチュエータと相互接続する端子コネクタを有するモジュラー燃料インジェクタ - Google Patents

衝突面が表面処理された電磁的アクチュエータを有しかつ電磁的アクチュエータと相互接続する端子コネクタを有するモジュラー燃料インジェクタ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料インジェクタをモジュール構造にするこ
とにより、バルブグループとコイルグループとを別個に
組み立てかつ試験することができるようにする。 【解決手段】 燃料インジェクタに、バルブグループサ
ブアセンブリと、コイルグループサブアセンブリとが設
けられており、前記バルブグループサブアセンブリに
は、管アセンブリと、シートと、リフトスリーブと、可
動子アセンブリと、可動子アセンブリをシートに向かっ
て押し付ける部材と、該部材に係合しかつ該部材の押付
け力を調整する調整管と、第1の取付け部分が設けられ
ており、さらに、前記コイルグループサブアセンブリに
は、ソレノイドコイルと、前記第1の取付け部分に定置
に接続された第2の取付け部分が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料インジェクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】公知の燃料噴射システムの例は、内燃機
関において燃焼させたい所定量の燃料を供給するために
インジェクタを使用する。供給される燃料の量は、エン
ジン速度、エンジン負荷、エンジンエミッション等の多
数のエンジンパラメータに基づき変化される。
【0003】公知の電子式燃料噴射システムの例は、エ
ンジンパラメータのうちの少なくとも1つを監視し、燃
料を供給するためにインジェクタを電気的に動作させ
る。公知のインジェクタの例は、バルブを作動させるた
めに、電磁コイル、圧電素子、又は磁歪材料を使用す
る。
【0004】インジェクタのための公知のバルブの例
は、シートに対して可動な閉鎖部材を含んでいる。閉鎖
部材がシートにシールするように接触した時には、イン
ジェクタを流過する燃料流が遮断され、閉鎖部材がシー
トから離反させられた時には、燃料がインジェクタを流
過させられる。
【0005】公知のインジェクタの例は、閉鎖部材をシ
ートに向かって押し付ける力を提供するばねを含んでい
る。この押付け力は、シートに対する閉鎖部材の移動の
動的特性を設定するために調整可能である。
【0006】公知のインジェクタの例は、燃料流から粒
子を分離するためのフィルタを有しており、燃料源への
インジェクタの接続部においてシールを有している。
【0007】公知のインジェクタのこのような例は、多
数の欠点を有している。公知のインジェクタの例は、実
質的に汚染物質が存在しない環境において完全に組み立
てられなければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、燃料インジェクタをモジュール構造にすること
により、バルブグループとコイルグループとを別個に組
み立てかつ試験することができるようにすることであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、燃料イ
ンジェクタは複数のモジュールを有することができ、各
モジュールは、個別に組み立てかつ試験することができ
る。本発明の1つの実施例によれば、モジュールは、流
体取扱いサブアセンブリと、電気的サブアセンブリとを
含むことができる。これらのサブアセンブリは、本発明
による燃料インジェクタを提供するために、後で組み立
てられることができる。
【0010】本発明は、内燃機関と共に使用するための
燃料インジェクタを提供する。燃料インジェクタは、バ
ルブグループサブアセンブリと、コイルグループサブア
センブリとを有している。バルブグループサブアセンブ
リは、第1の端部と第2の端部との間に延びた長手方向
軸線を有する管アセンブリを有している。管アセンブリ
には、入口管面を有した入口管が設けられており;管ア
センブリの第2の端部に固定されたシートが設けられて
おり、該シートが開口を画定しており;管アセンブリ内
に配置された可動子アセンブリが設けられており、該可
動子アセンブリが可動子面を有しており、可動子面又は
入口管面のうちの少なくとも一方が長手方向軸線に対し
てほぼ傾斜した第1の部分を有しており;可動子アセン
ブリをシートに向かって押し付ける部材が設けられてお
り;管アセンブリ内に配置された調整管が設けられてお
り、調整管が、部材に係合しかつ部材の押付け力を調整
するようになっており;第1の取付け部分が設けられて
いる。コイルグループサブアセンブリには、少なくとも
1つの電気端子が設けられており;可動子アセンブリを
シートに対して移動させるように動作可能なソレノイド
コイルが設けられており、ソレノイドコイルが、少なく
とも1つの電気端子から軸方向に間隔を置いて配置され
ており;少なくとも1つの電気端子に軸方向で接続され
た端子コネクタが設けられており、端子コネクタが、少
なくとも1つの電気端子とソレノイドコイルとを電気的
に接続させており;第1の取付け部分に定置に接続され
た第2の取付け部分が設けられている。
【0011】本発明は、燃料インジェクタを組み立てる
方法をも提供する。この方法は、バルブグループサブア
センブリを提供し、コイルグループサブアセンブリを提
供し、バルブグループサブアセンブリをコイルグループ
サブアセンブリ内に挿入し、第1及び第2の取付け部分
を接続することから成る。バルブグループサブアセンブ
リは、第1の端部と第2の端部との間に延びた長手方向
軸線を有する管アセンブリを含む。管アセンブリに、入
口管面を有する入口管が設けられており;管アセンブリ
の第2の端部に固定されたシートが設けられており、シ
ートが開口を画定しており;シートと管アセンブリとの
間の相対的な軸方向位置を設定するために、管アセンブ
リ内に所定の距離だけテレスコープ式に配置されたリフ
トスリーブが設けられており;管アセンブリ内に配置さ
れた可動子アセンブリが設けられており、可動子アセン
ブリが可動子面を有しており、可動子面又は入口管面の
うちの少なくとも一方が、長手方向軸線に対してほぼ傾
斜した第1の部分を有しており;可動子アセンブリをシ
ートに向かって押し付ける部材が設けられており;管ア
センブリに配置された調整管が設けられており、調整管
が、部材に係合しかつ部材の押付け力を調整するように
なっており;第1の取付け部分が設けられている。コイ
ルグループサブアセンブリに、少なくとも1つの電気端
子が設けられており;可動子アセンブリをシートに対し
て移動させるように動作可能なソレノイドコイルが設け
られており、ソレノイドコイルが、少なくとも1つの電
気端子から軸方向に間隔を置いて配置されており;少な
くとも1つの電気端子に軸方向で接続された端子コネク
タが設けられており、端子コネクタが、少なくとも1つ
の電気端子とソレノイドコイルとを電気的に接続させて
おり;第2の取付け部分が設けられている。
【0012】
【発明の実施の形態】ここに組み込まれかつこの明細書
の一部を構成している添付の図面は、本発明の実施例を
示しており、前記の概略的な説明と以下の詳細な説明と
相俟って、本発明の特徴を説明するために働く。
【0013】図1〜図4を参照すると、ソレノイド作動
式燃料インジェクタ100は、内燃機関(図示せず)に
おいて燃焼させたい所定量の燃料を供給する。燃料イン
ジェクタ100は、第1のインジェクタ端部238と第
2のインジェクタ端部239との間に長手方向軸線A−
Aに沿って延びており、バルブグループサブアセンブリ
200とパワーグループサブアセンブリ300とを有し
ている。バルブグループサブアセンブリ200は、流体
取扱い機能を行い、例えば、燃料流路を画定しかつイン
ジェクタ100を通る燃料流を遮断する。パワーグルー
プサブアセンブリ300は、電気的機能を行い、例え
ば、電気信号を、インジェクタ100に燃料を流過させ
るための駆動力に変換する。
【0014】図1及び図2を参照すると、バルブグルー
プサブアセンブリ200は、第1の管アセンブリ端部2
00Aと第2の管アセンブリ端部200Bとの間に長手
方向軸線A−Aに沿って延びた管アセンブリを有してい
る。管アセンブリは、少なくとも入口管210と、非磁
性シェル230と、バルブボディ240とを有してい
る。入口管210は、第1の管アセンブリ端部200A
の近傍の第1の入口管端部を有している。入口管210
の第2の端部は、非磁性シェル230の第1のシェル端
部に接続されている。非磁性シェル230の第2のシェ
ル端部は、バルブボディ240の第1のバルブボディ端
部に接続されている。バルブボディ240の第2のバル
ブボディ端部は、第2の管アセンブリ端部200Bの近
傍に設けられている。入口管210は、深絞りプロセス
又はロール作業によって形成することができる。入口管
210の第2の入口管端部に磁極片を一体的に形成する
か、又は図示したように、入口管210の一部に別個の
磁極片220を結合することができる。磁極片220
は、非磁性シェル230の第1のシェル端部に結合する
ことができる。非磁性シェル230は、非磁性ステンレ
ス鋼、例えば300シリーズステンレス鋼から成るか、
同様の構造的及び磁気的特性を有するあらゆる他の材料
から形成することができる。
【0015】管アセンブリの第2の端部にはシート25
0が取り付けられている。シート250は、燃料インジ
ェクタの長手方向軸線A−A上にセンタリングされた開
口を画定しており、この開口を燃料が流過し、内燃機関
(図示せず)へ流入することができる。シート250
は、開口を包囲したシール面を有している。バルブボデ
ィ240の内部に面したシール面は、円錐台形又は凹面
形であることができ、仕上げ面を有することができる。
少なくとも1つの正確にサイズ決め及び向き付けされた
オリフィスを提供し、これにより、特定の燃料スプレー
パターンを得るために、オリフィスディスク254をシ
ート250に関連して使用することができる。
【0016】可動子アセンブリ260が管アセンブリに
配置されている。可動子アセンブリ260は、強磁性を
有する第1の可動子アセンブリ端部、若しくは可動子部
分262と、シール部分を有する第2の可動子アセンブ
リ端部とを有している。可動子アセンブリ260は、磁
性部分若しくは“可動子”262が磁極片220に対向
するように管アセンブリに配置されている。シール部分
は、閉鎖部材264、例えば球形バルブエレメントを有
しており、この閉鎖部材は、シート250及びシール面
252に対して可動である。閉鎖部材264は、図1及
び図2に示したような閉鎖状態と、開放状態(図示せ
ず)との間を可動である。閉鎖状態においては、閉鎖部
材264は、流体が開口を流過しないようにするため
に、シール面252に接触する。開放状態においては、
閉鎖部材264は、開口に流体を流過させるようにシー
ト250から離反させられる。可動子アセンブリ260
は、強磁性部分又は可動子部分262を閉鎖部材264
に接続する別個の中間部分266を有していてもよい。
中間部分又は可動子管266は、様々な技術によって製
造することができ、例えば、プレートを丸めて継目を溶
接するか、ブランクを深絞りしてシームレス管を形成す
ることができる。中間部分266は、有利には、その能
力により、燃料インジェクタ100の磁気回路からの漏
れ磁束を低減する。この能力は、中間部分又は可動子管
266が非磁性であることができ、これにより磁性部分
又は可動子262を強磁性の閉鎖部材264から磁気的
に切断することができることにより提供される。強磁性
の閉鎖部材は、強磁性部分又は可動子部分262から切
断されているので、漏れ磁束が低減され、これにより、
磁気回路の効率を改善する。
【0017】可動子の応答を改善し、衝突面における摩
耗を低減し、また個々の端部221と261との間の作
業エアギャップの変化を低減するために、図2B及び図
2Cに示したように、端部221又は261の少なくと
も一方に表面処理を提供することができる。表面処理
は、コーティング、めっき又ははだ焼きを含むことがで
きる。コーティング又はめっきは、硬質クロムめっき、
ニッケルめっき又はケロナイトコーティングを含むこと
ができるが、これらに限定されない。他方で、はだ焼き
は、窒化、浸炭、浸炭窒化、青化法、火炎焼入れ、火花
焼入れ又は高周波焼入れを含むことができるが、これら
に限定されない。
【0018】表面処理は、通常、それぞれの端部上に少
なくとも1つの耐摩耗性材料の層を形成する。しかしな
がら、これらの層は、それぞれの部分の周面と半径方向
端面との間の接合部等の、鋭い縁部が存在する箇所にお
いてはどこでも、本質的により厚くなる傾向がある。さ
らに、このように厚くなることにより、端部の半径方向
外縁において不均一な接触面が生じる。しかしながら、
少なくとも1つの端部が、長手方向軸線A−Aに対して
ほぼ傾斜した面263を有しながら、端部221,26
1の少なくとも一方に耐摩耗性の層を形成することによ
り、両端部は互いに実質的に合致して接触する。
【0019】図2Bに示したように、端部221,26
1は、長手方向軸線A−Aに対してほぼ対称的である。
さらに図2Cに示したように、少なくとも一方の端部の
面263は、ほぼ円錐形、円錐台形、回転楕円面状又は
軸線A−Aに対してほぼ傾斜した面であることができ
る。
【0020】表面処理は可動子アセンブリ260の強磁
性部分又は磁極片220の物理的及び磁気的特性に影響
するので、適切な材料、例えば、マスク、コーティング
又は保護カバーが、表面処理中に個々の端部221,2
61以外の領域を包囲する。表面処理が完了すると材料
は除去され、前もって被覆されていた領域は表面処理に
よって影響されない。
【0021】少なくとも1つの軸方向に延びた貫通ボア
267と、可動子アセンブリ260の壁部を貫通した少
なくとも1つの開口268は、燃料を可動子アセンブリ
260に流過させることができる。開口268は、あら
ゆる形状であることができるが、非円形、例えば軸方向
に細長いと有利であり、これにより気泡の通過を容易に
する。例えば、シートを実質的に管に丸めることによっ
て形成された別個の中間部分266の場合、開口268
は、丸められたシートの突き当たっていない縁部の間に
画定された、軸方向に延びたスリットであることができ
る。開口268により、流体は、少なくとも1つの貫通
ボア267とバルブボディ240の内部との間を通流す
ることができる。したがって、開放状態においては、燃
料は、貫通ボア267から、開口268、バルブボディ
240の内部、閉鎖部材264の周囲、及び開口を通っ
て、エンジン(図示せず)内へ通流させられることがで
きる。
【0022】閉鎖部材264を提供する球形バルブエレ
メントの場合、球形バルブエレメントは、球形バルブエ
レメントの直径よりも小さな直径において可動子アセン
ブリ260に接続されることができる。このような接続
は、球形バルブエレメントの、シートと接触する側とは
反対側において行われる。シートの近傍において管アセ
ンブリに下部可動子ガイド257を配置することがで
き、この下部可動子ガイド257は、球形バルブエレメ
ントの直径に摺動可能に係合する。下部可動子ガイド
は、軸線A−Aに沿った可動子アセンブリ260の整合
を容易にすることができる。
【0023】管アセンブリには弾性部材270が配置さ
れており、この部材270は可動子アセンブリ260を
シートに向かって付勢している。フィルタアセンブリ2
82はフィルタ284Aを有しており、調整管280も
管アセンブリに配置されている。フィルタアセンブリ2
82は、第1の端部と第2の端部とを有している。フィ
ルタ284Aは、フィルタアセンブリ282の第1の端
部に配置されており、管アセンブリの第1の端部の近傍
に、弾性部材270から離れて配置されているが、調整
管280は、ほぼ、管アセンブリの第2の端部の近傍に
配置されている。調整管280は、弾性部材270に係
合し、管アセンブリに対する部材の付勢力を調整する。
特に、調整管280は反応部材を提供し、この反応部材
に対して弾性部材270が反応し、これにより、パワー
グループサブアセンブリ300への通電が遮断されると
インジェクタバルブ100を閉鎖する。調整管280の
位置は、調整管280の外面と管アセンブリの内面との
間の締りばめによって入口管210に対して保持するこ
とができる。したがって、入口管210に対する調整管
280の位置は、可動子アセンブリ260の所定の動特
性を設定するために使用することができる。択一的に、
図2Aに示したように、円錐タイプのフィルタアセンブ
リ282の代わりに、調整管280A及びカップを逆さ
にした形状のフィルタリングエレメント284Bから成
るフィルタアセンブリ282′を使用することができ
る。
【0024】バルブグループサブアセンブリ200を以
下のように組み立てることができる。非磁性シェル23
0は、入口管210及びバルブボディ240に接続され
る。フィルタアセンブリ282又は282′は、軸線A
−Aに沿って入口管210の第1の入口管端部から挿入
される。次いで、弾性部材270及び可動子アセンブリ
260(前もって組み立てられている)が、軸線A−A
に沿ってバルブボディ240の第2のバルブボディ端部
から挿入される。調整管280を、弾性部材に接するよ
うに所定の距離だけ入口管210内へ挿入することがで
きる。入口管210に対する調整管280の位置決め
は、弾性部材の動特性を調整するために、例えば、噴射
パルス中に可動子アセンブリ260が浮いたり弾んだり
しないことを保証するために使用することができる。
【0025】次いで、シート250及びオリフィスディ
スク254は、軸線A−Aに沿って、バルブボディ24
0の第2のバルブボディ端部から挿入される。図2D又
は図2Eにそれぞれ示したように、インジェクタリフト
高さを設定するためにリフトスリーブ255又はクラッ
シュリング256を使用することができる。リフトスリ
ーブ255又はクラッシュリング256は交換可能であ
るが、リフトスリーブ255が有利である。なぜなら
ば、リフトスリーブを軸線A−Aに沿っていずれかの軸
方向に移動させることによって調整することができるか
らである。この場合、インジェクタのリフトを調査する
ために、入口管端部200A又はオリフィスからプロー
ブを挿入することができる。インジェクタリフトが適正
であれば、リフトスリーブ255及びシート250がバ
ルブボディ240に固定される。シート250及びリフ
トスリーブ255は公知の慣用の取付け技術によってバ
ルブボディ240に固定されるが、この取付け技術は、
例えば、レーザ溶接、圧着、摩擦溶接、又は慣用の溶接
を含んでおり、レーザ溶接であると有利である。その
後、シート250及びオリフィスプレート254を、互
いに又はバルブボディ240に、レーザ溶接、圧着、摩
擦溶接、慣用の溶接等の公知の取付け技術によって固定
することができる。
【0026】図1及び図3に示したように、パワーグル
ープサブアセンブリ300は、電磁コイル310と、少
なくとも1つの端子320(有利な実施例によれば2
つ)と、ハウジング330と、オーバモールド340と
を有している。電磁コイル310は、ワイヤを有してお
り、このワイヤは、ボビン314に巻き付けることがで
き、ボビン314に支持された電気接点322に電気的
に接続することができる。通電されると、コイルは、可
動子アセンブリ260を開放状態に向かって移動させる
磁束を生ぜしめ、これにより、燃料が開口を流過するこ
とができる。電磁コイル310への通電を遮断すること
により、弾性部材270は可動子アセンブリ260を閉
鎖状態へ戻し、これにより、燃料流を遮断する。各電気
端子320は、軸方向に延びた接点部分324を介し
て、コイル310の個々の電気接点322と電気的に接
続されている。磁束のための戻り経路を提供するハウジ
ング330は、主として、電磁コイル310を包囲した
強磁性の円筒体332と、この円筒体から軸線A−Aに
向かって延びたフラックスワッシャ334とを有してい
る。ワッシャ334は、円筒体と一体的に形成すること
も別個に取り付けることもできる。ハウジング330
は、コイルへの通電が遮断されるときに生じる虞がある
過電流を防止するために、孔、スロット330A又はそ
の他の形状的特徴を有することができる。付加的に、ボ
ビン314のためのマウンティングレリーフを提供する
ために、ハウジング330には、ホタテ貝状の周縁部3
31が設けられている。オーバモールド340は、電磁
コイル310と、少なくとも1つの電気端子320と、
ハウジング330との相対的な向き及び位置を維持す
る。オーバモールド340は、電気的なハーネスコネク
タ部分321を形成することもでき、このハーネスコネ
クタ部分において、端子320の一部が露出されてい
る。端子320及び電気的なハーネスコネクタ部分32
1は、対応するコネクタ、例えば車両ワイヤリングハー
ネス(図示せず)の一部と係合することができ、これに
より、電磁コイル310に通電するためにインジェクタ
100を電源(図示せず)に容易に接続することができ
る。
【0027】有利な実施例によれば、電磁コイル310
によって生ぜしめられた磁束は、磁極片220、磁極片
220と磁気的な可動子部分262との間の作業エアギ
ャップ、磁気的な可動子部分262とバルブボディ24
0との間の非励振エアギャップ、ハウジング330、及
びフラックスワッシャ334から成る回路を流れる。
【0028】コイルグループサブアセンブリ300は以
下のように製作することができる。図3Bに示したよう
に、プラスチックボビン314は、少なくとも1つの電
気接点322を備えて成形することができる。電磁コイ
ル310のためのワイヤ312は、プラスチックボビン
314に巻き付けられ、電気接点322に接続される。
次いで、ハウジング330が、電磁コイル310及びボ
ビン314ユニットに被せられる。ボビン314には、
少なくとも1つの保持プロング314Aを形成すること
ができ、この保持プロングは、オーバモールド340と
共に、一旦オーバモールドが形成されるとボビン314
をハウジングに対して固定するために利用される。端子
320は適切な輪郭に予め曲げられているので、予め整
合させられた端子320は、電気的なサブアセンブリの
ためにポリマが型(図示せず)に注入又は噴射された場
合に、ハーネスコネクタ321と整合する。次いで、端
子320は、軸方向に延びた部分324を介して、個々
の電気接点322に電気的に接続される。次いで、完成
したボビン314は、ホタテ貝状の縁部331によって
適切な向きでハウジング330内に配置される。次い
で、コイル/ボビンユニットと、ハウジング330と、
端子320との相対的なアセンブリを維持するためにオ
ーバモールド340が形成される。オーバモールド34
0は、インジェクタのための構造上のケースをも提供
し、所定の電気的及び熱的な絶縁特性を提供する。別個
のカラーを例えば接着によって接続することができ、こ
のカラーは、用途に応じた特性、例えば、インジェクタ
100の向き付け特徴又は識別特徴を提供することがで
きる。したがって、オーバモールド340は、適切なカ
ラーを付加することによって修正することができるユニ
バーサル構造を提供する。製造コスト及び在庫管理コス
トを低減するために、コイル/ボビンユニットは種々異
なる用途に対して同じであることができる。特定の管ア
センブリ長さ、取付け構成、電気コネクタ等に適合する
ように、端子320及びオーバモールド340(又は使
用されているならばカラー)のサイズ及び形状を変更す
ることができる。
【0029】択一的に、図3Aに示したように、1片オ
ーバモールド340の代わりに2片オーバモールドを使
用することができる。2片オーバモールドは、用途が特
定されることができる第1のオーバモールド片341
と、全ての用途に対して普遍的であることができる第2
のオーバモールド片342とを提供する。第1のオーバ
モールドは第2のオーバモールドに接着され、これら
は、インジェクタのための電気的及び熱的な絶縁体とし
て作用することができる。付加的に、ハウジング330
の一部は、オーバモールド340の端部を越えて軸方向
に延びていることができ、Oリングを保持するためのフ
ランジが形成されていることができる。
【0030】特に図1及び図4に示したようにバルブグ
ループサブアセンブリ200は、コイルグループサブア
センブリ300に挿入されることができる。次いで、弾
性部材270が入口管210の入口端部から挿入され
る。インジェクタ100は、2つのモジュラーサブアセ
ンブリから形成されており、これらのモジュラーサブア
センブリは、別個に組み立てられかつ試験され、次い
で、インジェクタ100を形成するように結合すること
ができる。バルブグループサブアセンブリ200及びコ
イルグループサブアセンブリ300は、接着剤、溶接、
又は別の同様の結合方法によって固定することができ
る。有利な実施例によれば、オーバモールドを貫通した
孔360は、ハウジング330を露出させ、ハウジング
330をバルブボディ240にレーザ溶接、例えば連続
波レーザ溶接するためのアクセスを提供する。
【0031】第1のインジェクタ端部238は、燃料を
供給するために、燃料レール(図示せず)と流体接続さ
れている。第1のインジェクタ端部238を燃料レール
(図示せず)にシールするために、及び、インジェクタ
100と内燃機関(図示せず)との間の接続部において
液密シールを提供するために、Oリング290を使用す
ることができる。
【0032】動作時には、電磁コイル310が通電さ
れ、これにより、磁気回路に磁束が生ぜしめられる。磁
束は、可動子アセンブリ260を(有利な実施例によれ
ば軸線A−Aに沿って)磁極片220に向かって移動さ
せ、すなわち作業エアギャップを閉鎖する。可動子アセ
ンブリ260のこの移動は、閉鎖部材264をシート2
50から離反させ、これにより、流体は、(燃料レー
ル、図示せず)から、入口管、貫通ボア267、バルブ
ボディ240に設けられた開口、シート250と閉鎖部
材264との間、シート250に設けられた開口、最後
にオリフィスディスク254を通って、内燃機関(図示
せず)内へ流れることができる。電磁コイル310への
通電が遮断されると、可動子アセンブリ260は弾性部
材270の付勢力によって移動させられて閉鎖部材26
4をシートに継続的に係合させ、これにより、インジェ
クタ100を通る燃料流を停止させる。
【0033】図5を参照すると、有利な組立プロセスを
以下のように行うことができる。
【0034】1.予め組み立てられたバルブボディ及び
非磁性スリーブが、バルブボディを上方に向けながら配
置される。
【0035】2.スクリーンリテーナ、例えばリフトス
リーブが、バルブボディ/非磁性スリーブアセンブリ内
に装入される。
【0036】3.下部スクリーンを、バルブボディ/非
磁性スリーブアセンブリ内に装入することができる。
【0037】4.予め組み立てられたシート及びガイド
アセンブリが、バルブボディ/非磁性スリーブアセンブ
リ内に装入される。
【0038】5.シート/ガイドアセンブリが、バルブ
ボディ/非磁性スリーブアセンブリ内の所望の位置にま
で押し込まれる。
【0039】6.バルブボディが、例えばハーメチック
ラップシールを形成する連続波レーザによってシートに
溶接される。
【0040】7.バルブボディ/非磁性スリーブアセン
ブリに対して第1の漏れ試験が行われる。この試験は、
ニューマチック式に行うことができる。
【0041】8.非磁性スリーブが上方に位置するよう
にバルブボディ/非磁性スリーブアセンブリが反転され
る。
【0042】9.可動子アセンブリが、バルブボディ/
非磁性スリーブアセンブリに装入される。
【0043】10.磁極片が、バルブボディ/非磁性ス
リーブアセンブリに装入され、リフト前位置にまで押し
込まれる。
【0044】11.バルブボディ/非磁性スリーブアセ
ンブリをダイナミックに、例えばニューマチック式にパ
ージする。
【0045】12.リフトを設定する。
【0046】13.非磁性スリーブが、例えば仮付け溶
接によって磁極片に溶接される。
【0047】14.非磁性スリーブが、例えばハーメチ
ックラップシールを形成する連続波レーザによって磁極
片に溶接される。
【0048】15.リフトを検証する。
【0049】16.バルブボディ/非磁性スリーブアセ
ンブリにばねが装入される。
【0050】17.バルブボディ/非磁性スリーブアセ
ンブリにフィルタ/調整管が装入され、プレ・キャリブ
レーション(予備校正)位置にまで押し込まれる。
【0051】18.燃料グループサブアセンブリをほぼ
確立するために、バルブボディ/非磁性スリーブアセン
ブリに入口管が接続される。
【0052】19.燃料グループサブアセンブリを所望
の全長にまで軸方向に押し込む。
【0053】20.入口管が、例えばハーメチックラッ
プシールを形成する連続波レーザによって磁極片に溶接
される。
【0054】21.燃料グループサブアセンブリに対し
て第2の漏れ試験が行われる。この試験はニューマチッ
ク式に行うことができる。
【0055】22.シートが上方に位置するように燃料
グループサブアセンブリが反転される。
【0056】23.オリフィスが打ち抜かれ、シートに
装入される。
【0057】24.オリフィスが、例えばハーメチック
ラップシールを形成する連続波レーザによってシートに
溶接される。
【0058】25.燃料グループサブアセンブリ/オリ
フィスの周方向の向きが、“ルック/オリエント/ルッ
ク”手段によって確立することができる。
【0059】26.燃料グループサブアセンブリが、
(予め組み立てられた)パワーグループサブアセンブリ
に挿入される。
【0060】27.パワーグループサブアセンブリが、
燃料グループサブアセンブリに対して所望の軸方向位置
にまで押し込まれる。
【0061】28.燃料グループサブアセンブリ/オリ
フィス/パワーグループサブアセンブリの周方向の向き
が、検証されることができる。
【0062】29.パワーグループサブアセンブリが、
部分番号、連続番号、性能データ、ロゴ等の情報をレー
ザマークされることができる。
【0063】30.高圧電気試験を行う。
【0064】31.パワーグループサブアセンブリのハ
ウジングが、バルブボディに仮付け溶接される。
【0065】32.下部Oリングを装着することができ
る。択一的に、この下部Oリングを、試験後オペレーシ
ョンとして装着することができる。
【0066】33.上部Oリングが装着される。
【0067】34.完全に組み立てられた燃料インジェ
クタを反転する。
【0068】35.インジェクタを試験リグへ引き渡
す。
【0069】リフトを設定するために、すなわち適切な
インジェクタリフト距離を保証するために、少なくとも
4つの異なる技術を利用することができる。第1の技術
によれば、バルブボディ240の、下部ガイド257と
バルブボディ240との間に挿入されたクラッシュリン
グ256を変形させることができる。第2の技術によれ
ば、バルブボディ240と非磁性シェル230との相対
的軸方向位置を、2つの部材が互いに固定される前に調
節することができる。第3の技術によれば、非磁性シェ
ル230と磁極片220との相対的軸方向位置を、2つ
の部材が固定される前に調節することができる。第4の
技術によれば、リフトスリーブ255を、バルブボディ
240内で軸方向に移動させることができる。リフトス
リーブ技術が使用されるならば、リフトスリーブの位置
を、リフトスリーブを軸方向に移動させることによって
調節することができる。リフト距離を、試験プローブを
用いて測定することができる。リフトが正しいならば、
スリーブは、例えばレーザ溶接によってバルブボディ2
40に溶接される。次いで、バルブボディ240は、溶
接、有利にはレーザ溶接によって入口管210アセンブ
リに取り付けられる。組み立てられた燃料グループサブ
アセンブリ200は次いで、例えば、漏れに関して試験
される。
【0070】図5に示したように、リフト設定作業は、
他の作業と同じ速度で進行することはできない。したが
って、単一製造ラインを、複数(2つが示されている)
の平行リフト設定ステーションに分割することができ、
後で単一製造ラインに再合流されることができる。
【0071】(a)ハウジング330、(b)端子32
0を備えたボビンアセンブリ、(c)フラックスワッシ
ャ334及び(d)オーバモールド、を含むことができ
るパワーグループサブアセンブリの製造は、燃料グルー
プサブアセンブリとは別個に行うことができる。
【0072】有利な実施例によれば、ワイヤ312は、
少なくとも1つの電気接点322が成形された予め形成
されたボビン314に巻き付けられる。ボビンアセンブ
リは、予め形成されたハウジング330に挿入される。
磁極片220とハウジング330との間の磁束のための
戻り経路を提供するために、ボビンアセンブリにフラッ
クスワッシャ334が取り付けられる。軸方向に延びた
コネクタ部分324を有する、予め曲げられた端子32
0は、電気接点部分322に接続され、ろう付け、はん
だ付け、又は有利には抵抗溶接される。ここで、部分的
に組み立てられたパワーグループアセンブリが型(図示
せず)内に配置される。予め曲げられた形状により、端
子は、ポリマが型内に注入又は射出された場合に、ハー
ネスコネクタ321に関して適切な向きに位置決めされ
る。択一的に、図3Aに関して説明した2片オーバモー
ルドを形成するために、2つの別個の型(図示せず)を
使用することができる。組み立てられたパワーグループ
サブアセンブリ300は、ソレノイドの引張力、コイル
抵抗、及びソレノイドが飽和された場合の電圧降下を決
定するために、試験台に取り付けることができる。
【0073】パワーグループサブアセンブリ300への
燃料グループサブアセンブリ200の挿入は、パワーグ
ループサブアセンブリ300に対する燃料グループサブ
アセンブリ200の相対的な周方向の向きを設定するこ
とを含むことができる。挿入作業は、“トップダウン”
又は“ボトムアップ”の2つの方法のうちの一方によっ
て行うことができる。トップダウンによれば、パワーグ
ループサブアセンブリ300が燃料グループサブアセン
ブリ200の上部から下方へスライドされ、ボトムアッ
プによれば、パワーグループサブアセンブリ300が燃
料グループサブアセンブリ200の底部から上方へスラ
イドされる。入口管210アセンブリが漏斗状に拡開し
た第1の端部を有している場合には、ボトムアップ法が
要求される。これらの状況においても、漏斗状に拡開し
た第1の端部によって保持されたOリング290は、燃
料グループサブアセンブリ200をパワーグループサブ
アセンブリ300に滑り込ませる前にパワーグループサ
ブアセンブリ300の周囲に位置決めすることができ
る。パワーグループサブアセンブリ300に燃料グルー
プサブアセンブリ200を挿入した後、これらの2つの
アセンブリは、例えばレーザ溶接等の溶接によって互い
に固定される。有利な実施例によれば、オーバモールド
340は、ハウジング330の一部を露出させる開口3
60を有している。この開口360は、バルブボディ2
40に対してハウジング330を溶接するために溶接を
行うためのアクセスを提供する。もちろん、サブアセン
ブリを互いに固定するために他の方法を使用することが
できる。最後に、燃料インジェクタのそれぞれの端部に
Oリング290を装着することができる。
【0074】有利な実施例を組み立てる方法及び有利な
実施例自体は製造上の利点及び利益を提供すると考えら
れる。例えば、モジューラ構造により、バルブグループ
サブアセンブリのみがクリーンルーム環境において組み
立てられればよい。パワーグループサブアセンブリ30
0は、このような環境の外で別個に組み立てることがで
きるので、製造コストを低減する。また、サブアセンブ
リのモジュール性は、バルブアセンブリとコイルアセン
ブリとを別個に組立て前に試験することができる。完全
に組み立てられたインジェクタを廃棄するのではなく、
試験不合格の個々のサブアセンブリのみが廃棄されるの
で、製造コストが低減される。さらに、ユニバーサルコ
ンポーネント(例えば、コイル/ボビンユニット、非磁
性シェル230、シート250、閉鎖部材264、フィ
ルタ/リテーナアセンブリ282等)を使用することに
より在庫管理コストが低減され、用途に応じたインジェ
クタの適時組立て(just-in-time assembly)を可能に
する。特定の用途のために変更する必要があるコンポー
ネント、例えば端子320及び入口管210のみを別個
に貯蔵する必要がある。別の利点は、電磁コイル310
内に、すなわち可動子アセンブリ260と磁極片220
との間に、作業エアギャップを配置することによって、
巻き数を低減することができる。使用されるワイヤ31
2の量におけるコスト節約に加え、所要の磁束を生ぜし
めるために必要なエネルギが少なくなり、コイルに蓄積
する熱が少なくなる(この熱は、インジェクタの一貫し
た動作を保証するために散逸されなければならない)。
さらに別の利点は、モジューラ構造により、オリフィス
ディスク254を組立てプロセスのより遅い段階におい
て、組立てプロセスの最終ステップとしてさえも、取り
付けることができることである。オリフィスディスク2
54のこの適時組立てにより、動作要求に応じて広範囲
なバルブボディの選択が可能となる。モジュールアセン
ブリの別の利点は、パワーグループサブアセンブリ30
0のアウトソーシング構造を含み、これは、クリーンル
ーム環境において生じる必要はない。パワーグループサ
ブアセンブリ300がアウトソーシングされなくとも、
付加的なクリーンルーム空間を提供するコストが低減さ
れる。
【0075】所定の実施例を引用して有利な実施例を開
示したが、添付の請求項に定義したように本発明の範囲
から逸脱することなしに、記載された実施例に対する多
数の修正及び変更が可能である。すなわち、本発明は記
載の実施例に限定されず、請求項及び請求項の均等物の
文言によって定義された完全な範囲を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による燃料インジェクタの縦断面図であ
る。
【図2】図1に示した燃料インジェクタの流体取扱いサ
ブアセンブリを示す縦断面図である。
【図2A】図2に示した流体取扱いサブアセンブリの変
化実施例を示す縦断面図である。
【図2B】電磁的な燃料インジェクタの衝突面の端部の
表面形状を示している。
【図2C】電磁的な燃料インジェクタの衝突面の端部の
表面形状を示している。
【図2D】インジェクタリフトの設定に関する2つの変
化実施例を示している。
【図2E】インジェクタリフトの設定に関する2つの変
化実施例を示している。
【図3】図1に示した燃料インジェクタの電気的サブア
センブリを示す縦断面図である。
【図3A】図1の電気的サブアセンブリのための2つの
オーバモールドを示す縦断面図である。
【図3B】図3の電気的サブアセンブリのコンポーネン
トを示す分解図である。
【図4】図2及び図3に示した流体取扱いサブアセンブ
リと電気的サブアセンブリとの組立てを示す等角図であ
る。
【図5】本発明のモジュラー燃料インジェクタを組み立
てる方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 燃料インジェクタ、 200 バルブグループ
アセンブリ、 200A 第1の管アセンブリ端部、
200B 第2の管アセンブリ端部、 210入口管、
220 磁極片、 221 端部、 230 非磁性
シェル、 238 第1のインジェクタ端部、 239
第2のインジェクタ端部、 240バルブボディ、
250 シート、 252 シール面、 254 オリ
フィスディスク、 255 リフトスリーブ、 256
クラッシュリング、 260 可動子アセンブリ、
261 端部、 262 強磁性部分又は可動子部分、
263 面、 264 閉鎖部材、 266 中間部
分又は可動子管、 267 貫通ボア、 268 開
口、 270 弾性部材、 280,280A調整管、
282,282′ フィルタアセンブリ、 284A
フィルタ、284B フィルタリングエレメント、
290 Oリング、 300 パワーグループアセンブ
リ、 310 電磁コイル、 312 ワイヤ、 31
4 ボビン、 320 端子、 321 ハーネスコネ
クタ、 322 電気接点、324 接点部分、 33
0 ハウジング、 331 孔およびスロット、 33
4 フラックスワッシャ、 340 オーバモールド、
360 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル ジェイ ホーンビー アメリカ合衆国 ヴァージニア ウィリア ムズバーグ イースト ブリッティントン 3017 (72)発明者 ブライアン ホール アメリカ合衆国 ヴァージニア ニューポ ート ニュース ミニットマン ドライヴ 569 (72)発明者 ロス ウッド アメリカ合衆国 ヴァージニア ヨークタ ウン ヨーク ウォーウィック ドライヴ 802 Fターム(参考) 3G066 AA01 AB02 BA53 BA56 BA57 BA58 BA61 BA65 BA69 CC01 CC11 CC15 CE21 CE22 CE24 CE25

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関と共に使用するための燃料イン
    ジェクタにおいて、 バルブグループサブアセンブリと、コイルグループサブ
    アセンブリとが設けられており、 前記バルブグループサブアセンブリには、 第1の端部と第2の端部との間に延びた長手方向軸線を
    有する管アセンブリが設けられており、該管アセンブリ
    が、入口管面を備えた入口管を有しており、 管アセンブリの第2の端部に固定されたシートが設けら
    れており、該シートが開口を画定しており、 該シートと前記管アセンブリとの間の相対的な軸方向位
    置を設定するために管アセンブリ内に所定の距離だけテ
    レスコープ式に配置されたリフトスリーブが設けられて
    おり、 管アセンブリ内に配置された可動子アセンブリが設けら
    れており、該可動子アセンブリが可動子面を有してお
    り、該可動子面又は前記入口管面の少なくとも一方が、
    前記長手方向軸線に対してほぼ傾斜した第1の部分を有
    しており、 前記可動子アセンブリをシートに向かって押し付ける部
    材が設けられており、 前記管アセンブリ内に配置された調整管が設けられてお
    り、該調整管が、前記部材に係合しかつ該部材の押付け
    力を調整するようになっており、 第1の取付け部分が設けられており、 前記コイルグループサブアセンブリには、 前記可動子アセンブリを前記シートに対して移動させる
    ように動作可能なソレノイドコイルが設けられており、 前記第1の取付け部分に定置に接続された第2の取付け
    部分が設けられていることを特徴とする、燃料インジェ
    クタ。
  2. 【請求項2】 前記管アセンブリ内に配置されたフィル
    タが設けられており、該フィルタが前記調整管に接続さ
    れている、請求項1記載の燃料インジェクタ。
  3. 【請求項3】 前記可動子が、磁性部分とシール部分と
    の間に中間部分を有しており、該中間部分が、磁性部分
    とシール部分とを磁気的に切断するようになっている、
    請求項1記載の燃料インジェクタ。
  4. 【請求項4】 前記フィルタが、前記長手方向軸線に関
    して円錐形である、請求項2記載の燃料インジェクタ。
  5. 【請求項5】 前記フィルタが、カップ状でありかつ、
    開放したフィルタ端部と閉鎖されたフィルタ端部とを有
    している、請求項2記載の燃料インジェクタ。
  6. 【請求項6】 前記開放したフィルタ端部が、前記シー
    ト側に向けて配置されている、請求項5記載の燃料イン
    ジェクタ。
  7. 【請求項7】 前記第1の部分が、ほぼアーチ状であ
    る、請求項1記載の燃料インジェクタ。
  8. 【請求項8】 前記第1の部分が、ほぼ円錐台形であ
    る、請求項1記載の燃料インジェクタ。
  9. 【請求項9】 前記可動子面が、硬化されている、請求
    項1記載の燃料インジェクタ。
  10. 【請求項10】 前記可動子面が、熱処理されている、
    請求項9記載の燃料インジェクタ。
  11. 【請求項11】 前記可動子面が、めっきされている、
    請求項9記載の燃料インジェクタ。
  12. 【請求項12】 前記入口管が、第1の管部分と、該第
    1の管部分に接続された第2の管部分とを有している、
    請求項1記載の燃料インジェクタ。
  13. 【請求項13】 前記管アセンブリに非磁性シェルが設
    けられており、該非磁性シェルが、該非磁性シェルから
    前記長手方向軸線に向かって延びたガイドを有してい
    る、請求項1記載の燃料インジェクタ。
  14. 【請求項14】 前記シートの近傍に配置された下部可
    動子ガイドが設けられており、該下部可動子ガイドが、
    前記可動子アセンブリを長手方向軸線に関してセンタリ
    ングするようになっている、請求項1記載の燃料インジ
    ェクタ。
  15. 【請求項15】 前記コイルグループサブアセンブリ
    が、さらに、前記入口管の第1の端部をほぼ包囲した第
    1の絶縁体部分と、前記入口管の第2の端部をほぼ包囲
    した第2の絶縁体部分とを有しており、前記第1の絶縁
    体部分が、前記第2の絶縁体部分に接着されている、請
    求項1記載の燃料インジェクタ。
  16. 【請求項16】 前記バルブグループサブアセンブリ
    が、前記長手方向軸線を中心に対称的である、請求項1
    記載の燃料インジェクタ。
  17. 【請求項17】 前記管アセンブリが、バルブボディと
    シェルとを有しており、前記バルブボディが、前記長手
    方向軸線に対してほぼ横方向の面において前記シェルに
    係合している、請求項16記載の燃料インジェクタ。
  18. 【請求項18】 前記管アセンブリが、バルブボディと
    シェルとを有しており、前記バルブボディが、前記長手
    方向軸線に対してほぼ平行な環状の面に沿って前記シェ
    ルに係合している、請求項16記載の燃料インジェク
    タ。
  19. 【請求項19】 燃料インジェクタを製作する方法にお
    いて、 バルブグループサブアセンブリを提供し、該バルブグル
    ープサブアセンブリに、 第1の端部と第2の端部との間に延びた長手方向軸線を
    有する管アセンブリが設けられており、該管アセンブリ
    が、入口管面を備えた入口管を有しており、 前記管アセンブリの第2の端部に固定されたシートが設
    けられており、該シートが開口を画定しており、 該シートと前記管アセンブリとの間の相対的な軸方向位
    置を設定するために、該管アセンブリ内に所定の距離だ
    けテレスコープ式に配置されたリフトスリーブが設けら
    れており、 管アセンブリ内に配置された可動子アセンブリが設けら
    れており、該可動子アセンブリが可動子面を有してお
    り、該可動子面又は前記入口管面のうちの少なくとも一
    方が、前記長手方向軸線に対してほぼ傾斜した第1の部
    分を有しており、 前記可動子アセンブリを前記シートに向かって押し付け
    る部材が設けられており、 前記管アセンブリ内に配置された調整管が設けられてお
    り、該調整管が、前記部材に係合しかつ該部材の押付け
    力を調整するようになっており、 第1の取付け部分が設けられており、 コイルグループサブアセンブリを提供し、該コイルグル
    ープサブアセンブリに、 可動子アセンブリをシートに対して移動させるように動
    作可能なソレノイドコイルが設けられており、 第2の取付け部分が設けられており、 前記バルブグループサブアセンブリを前記コイルグルー
    プサブアセンブリ内に挿入し、 前記第1及び第2の取付け部分を接続することを特徴と
    する、燃料インジェクタを製作する方法。
  20. 【請求項20】 前記可動子が、少なくとも1つの半径
    方向の面を有しており、該少なくとも1つの半径方向の
    面を被覆し、可動子面を硬化させる、請求項19記載の
    方法。
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