JP2002322963A - モジューラ燃料インジェクタを製造する方法 - Google Patents

モジューラ燃料インジェクタを製造する方法

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Michael P Dallmeyer
ピー ダルマイアー マイケル
Mcfarland Robert
マックファーランド ロバート
Michael J Hornby
ジェイ ホーンビー マイケル
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Siemens VDO Automotive Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モジューラ燃料インジェクタを提供する。 【解決手段】 クリーンルームを提供し、クリーンルー
ムにおいて燃料グループを製造し、クリーンルームの外
部でパワーグループを製造し、パワーグループに燃料グ
ループを挿入し、燃料グループをパワーグループに定置
に結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料インジェクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】公知の燃料噴射システムの例は、内燃機
関において燃焼させたい所定量の燃料を供給するために
インジェクタを使用する。供給される燃料の量は、エン
ジン速度、エンジン負荷、エンジンエミッション等の多
数のエンジンパラメータに基づき変化される。
【0003】公知の電子式燃料噴射システムの例は、エ
ンジンパラメータのうちの少なくとも1つを監視し、燃
料を供給するためにインジェクタを電気的に動作させ
る。公知のインジェクタの例は、バルブを作動させるた
めに、電磁コイル、圧電素子、又は磁歪材料を使用す
る。
【0004】インジェクタのための公知のバルブの例
は、シートに対して可動な閉鎖部材を含んでいる。閉鎖
部材がシートにシールするように接触した時には、イン
ジェクタを流過する燃料流が遮断され、閉鎖部材がシー
トから離反させられた時には、燃料がインジェクタを流
過させられる。
【0005】公知のインジェクタの例は、閉鎖部材をシ
ートに向かって押し付ける力を提供するばねを含んでい
る。この押付け力は、シートに対する閉鎖部材の移動の
動的特性を設定するために調整可能である。
【0006】公知のインジェクタの例は、燃料流から粒
子を分離するためのフィルタを有しており、燃料源への
インジェクタの接続部においてシールを有している。
【0007】公知のインジェクタのこのような例は、多
数の欠点を有している。
【0008】公知のインジェクタの例は、実質的に汚染
物質が存在しない環境において完全に組み立てられなけ
ればならない。公知のインジェクタの例は、最終的な組
立てが完了した後に初めて試験することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、モジューラ燃料インジェクタを提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、燃料イ
ンジェクタは複数のモジュールを有することができ、各
モジュールは、個別に組み立てかつ試験することができ
る。本発明の1つの実施例によれば、モジュールは、流
体取扱いサブアセンブリと、電気的サブアセンブリとを
含むことができる。これらのサブアセンブリは、本発明
による燃料インジェクタを提供するために、後で組み立
てられることができる。
【0011】本発明は、モジューラ燃料インジェクタを
製造する方法を提供する。特に、この方法は、クリーン
ルームを提供し、クリーンルームにおいて燃料グループ
を製造し、クリーンルームの外部でパワーグループを製
造し、燃料グループをパワーグループに挿入し、燃料グ
ループをパワーグループに定置に結合することを必要と
する。
【0012】
【発明の実施の形態】ここに組み込まれかつこの明細書
の一部を構成している添付の図面は、本発明の実施例を
示しており、前記の概略的な説明と以下の詳細な説明と
相俟って、本発明の特徴を説明するために働く。
【0013】図1〜図4を参照すると、ソレノイド作動
式燃料インジェクタ100は、内燃機関(図示せず)に
おいて燃焼させたい所定量の燃料を供給する。燃料イン
ジェクタ100は、第1のインジェクタ端部238と第
2のインジェクタ端部239との間に長手方向軸線A−
Aに沿って延びており、バルブグループサブアセンブリ
200とパワーグループサブアセンブリ300とを有し
ている。バルブグループサブアセンブリ200は、流体
取扱い機能を行い、例えば、燃料流路を画定しかつイン
ジェクタ100を通る燃料流を遮断する。パワーグルー
プサブアセンブリ300は、電気的機能を行い、例え
ば、電気信号を、インジェクタ100に燃料を流過させ
るための駆動力に変換する。
【0014】図1及び図2を参照すると、バルブグルー
プサブアセンブリ200は、第1の管アセンブリ端部2
00Aと第2の管アセンブリ端部200Bとの間に長手
方向軸線A−Aに沿って延びた管アセンブリを有してい
る。管アセンブリは、少なくとも入口管と、非磁性シェ
ル230と、バルブボディ240とを有している。入口
管210は、第1の管アセンブリ端部200Aの近傍の
第1の入口管端部を有している。入口管210の第2の
入口管端部は、非磁性シェル230の第1のシェル端部
に接続されている。非磁性シェル230の第2のシェル
端部は、バルブボディ240の第1のバルブボディ端部
に接続されている。バルブボディ240の第2のバルブ
ボディ端部は、第2の管アセンブリ端部200Bの近傍
に設けられている。入口管210は、深絞り成形法又は
丸め作業によって形成することができる。入口管210
の第2の入口管端部に磁極片を一体的に形成するか、又
は図示したように、入口管の一部と非磁性シェル230
の第1のシェル端部とに別個の磁極片220を結合する
ことができる。非磁性シェル230は、反磁性ステンレ
ス鋼430FR又はほぼ同様の構造的及び磁気的特性を
有するあらゆる他の材料から形成することができる。
【0015】管アセンブリの第2の端部にはシート25
0が取り付けられている。シート250は、燃料インジ
ェクタの長手方向軸線A−A上に中心を有する開口を画
定しており、この開口を通って燃料が内燃機関(図示せ
ず)へ流入することができる。シート250は、開口を
包囲したシール面を有している。バルブボディ240の
内部に面したシール面は、円錐台形又は凹面形であるこ
とができ、仕上げ面を有することができる。少なくとも
1つの正確にサイズ決め及び向き付けされたオリフィス
を提供し、これにより、特定の燃料スプレーパターンを
得るために、オリフィスディスク254をシート250
に関連して使用することができる。
【0016】可動子アセンブリ260が管アセンブリ内
に配置されている。可動子アセンブリ260は、強磁性
の第1の可動子アセンブリ端部若しくは可動子部分26
2と、シール部分を有する第2の可動子アセンブリ端部
とを有している。可動子アセンブリ260は、磁性部分
若しくは“可動子”262が磁極片220に対向するよ
うに管アセンブリ内に配置されている。シール部分は、
閉鎖部材264、例えば球形バルブエレメントを有して
おり、この閉鎖部材は、シート250及びシール面25
2に対して可動である。閉鎖部材264は、図1及び図
2に示したような閉鎖状態と、開放状態(図示せず)と
の間を可動である。閉鎖状態においては、閉鎖部材26
4は、流体を開口に流過させないようにシール面252
に接触している。開放状態においては、閉鎖部材264
は、開口に流体を流過させるようにシート250から離
反させられている。可動子アセンブリ260は、強磁性
部分又は可動子部分262を閉鎖部材264に接続した
別個の中間部分266を有していてもよい。中間部分又
は可動子管266は、様々な技術によって製造すること
ができ、例えば、プレートを丸めて継目を溶接するか、
ブランクを深絞り成形して継目なし管を形成することが
できる。中間部分266は、燃料インジェクタ100の
磁気回路からの漏れ磁束を低減することができるので有
利である。この能力は、中間部分又は可動子管266が
非磁性であることができ、これにより磁性部分又は可動
子262を強磁性の閉鎖部材264から磁気的に切断す
ることができることにより提供される。強磁性の閉鎖部
材は、強磁性部分又は可動子部分262から切断されて
いるので、漏れ磁束が低減され、これにより、磁気回路
の効率を改善する。
【0017】可動子アセンブリ260内の燃料の流過
は、軸方向に延びた少なくとも1つの貫通孔267と、
可動子アセンブリ260の壁部を貫通した少なくとも1
つの開口268とによって提供することができる。いか
なる形状であってもよい開口268は、気泡の通過を容
易にするために、細長い開口269によって示したよう
に軸方向に細長いと有利である。例えば、シートをほぼ
管状に丸めることによって形成された別個の中間部分2
66の場合、開口268は、丸められたシートの当接し
ない縁部の間に形成された軸方向に延びたスリットであ
ることができる。しかしながら、開口268は、スリッ
トに加えて、シートを貫通した開口を含むと有利であ
る。開口268は、少なくとも1つの貫通孔267と、
バルブボディの内部との流体接続を提供する。つまり、
開放位置においては、流体が貫通孔267から、開口2
68を通り、バルブボディ240の内部を通り、閉鎖部
材の周囲を通り、開口を通ってエンジン(図示せず)内
へ流れることができる。
【0018】閉鎖部材264を提供する球形バルブエレ
メントの場合、球形バルブエレメントは、球形バルブエ
レメントの直径よりも小さな直径において可動子アセン
ブリ260に接続されることができる。このような接続
は、球形バルブエレメントの、シートと接触する側とは
反対側において行われる。シートの近傍において管アセ
ンブリ内に下部可動子ガイドを配置することができ、こ
の下部可動子ガイド257は、球形バルブエレメントの
直径に摺動可能に係合する。下部可動子ガイド257
は、長手方向軸線A−Aに沿った可動子アセンブリ26
0の整合を容易にすることができる。
【0019】管アセンブリには弾性部材270が配置さ
れており、この弾性部材270は可動子アセンブリ26
0をシートに向かって付勢している。調整管281も、
入口管210の第2の入口管端部のほぼ近傍において管
アセンブリ内に配置されている。調整管281は、弾性
部材270に係合し、管アセンブリに対する弾性部材の
付勢力を調節する。特に、調整管281は反応部材を提
供し、パワーグループサブアセンブリ300への通電が
遮断された時にインジェクタバルブ100を閉鎖するた
めに弾性部材270が反応部材に対して反応する。入口
管210に対する調整管281の位置は、調整管281
の外面と入口管210の内面との間の締りばめによって
維持することができる。したがって、入口管210に対
する調整管281の位置は、可動子アセンブリ260の
所定の動特性を設定するために使用することができる。
【0020】フィルタアセンブリ282は、管アセンブ
リの第1の端部に配置されている。フィルタアセンブリ
282は、カップ状のフィルタエレメント284と、O
リング290を管アセンブリの第1の端部の近傍に位置
決めするための一体的保持部分283とを有している。
Oリング290は、管アセンブリの第1の端部を包囲し
ており、燃料源(図示せず)へのインジェクタ100の
結合部においてシールを提供する。保持部分283は、
Oリング290とフィルタエレメントとを管アセンブリ
に対して保持する。
【0021】バルブグループサブアセンブリ200を以
下のように組み立てることができる。非磁性シェル23
0は、入口管210及びバルブボディ240に接続され
る。調整管281は、軸線A−Aに沿って入口管210
の第1の入口管端部から挿入される。次いで、弾性部材
270及び可動子アセンブリ260(前もって組み立て
られている)が、軸線A−Aに沿ってバルブボディ24
0の第2のバルブボディ端部から挿入される。調整管2
81を、弾性部材270に接するように所定の距離だけ
入口管210内へ挿入することができる。入口管210
に対する調整管281の位置は、弾性部材の動特性を調
整するために、例えば、噴射パルス時に可動子アセンブ
リ260が浮いたり弾んだりしないことを保証するため
に使用することができる。次いで、シート250及びオ
リフィスディスク254は、軸線A−Aに沿ってバルブ
ボディ240の第2のバルブボディ端部240Bから挿
入される。シート250及びオリフィスプレート254
を、互いに又はバルブボディ240に、レーザ溶接、圧
着、摩擦溶接、慣用の溶接等の公知の取付け技術によっ
て固定することができる。
【0022】図1及び図3に示したように、パワーグル
ープサブアセンブリ300は、電磁コイル310と、少
なくとも1つの端子320(有利な実施例によれば2つ
が設けられている)と、ハウジング330と、オーバモ
ールド340とを有している。電磁コイル310は、ワ
イヤを有しており、このワイヤは、ボビン314に巻き
付けられることができ、ボビン314に設けられた電気
接点322に電気的に接続されることができる。通電さ
れると、コイルは、可動子アセンブリ260を開放状態
に向かって移動させる磁束を生ぜしめ、これにより、燃
料が開口を流過することができる。電磁コイル310へ
の通電を遮断することにより、弾性部材270は可動子
アセンブリ260を閉鎖状態へ戻し、これにより、燃料
流を遮断する。各電気端子320は、軸方向に延びた接
点部分324を介して、コイル310の個々の電気接点
322と電気的に接続されている。磁束のための戻り経
路を提供するハウジング330は、主として、電磁コイ
ル310を包囲した強磁性の円筒体332と、この円筒
体から軸線A−Aに向かって延びたフラックスワッシャ
334とを有している。ワッシャ334は、円筒体と一
体的に形成することも別個に取り付けることもできる。
ハウジング330は、コイルが通電されたときに生じる
おそれがある過電流を防止するために、孔及びスロット
330A又はその他の形状的特徴を有することができ
る。付加的に、ボビン314のための取付けレリーフを
提供するために、ハウジング330には貝殻状の周方向
縁部331が設けられている。オーバモールド340
は、電磁コイル310と、少なくとも1つの電気端子3
20と、ハウジング330との相対的な向き及び位置を
維持する。オーバモールド340は、電気的なハーネス
コネクタ部分321を形成することもでき、このハーネ
スコネクタ部分内で端子320の一部が露出させられて
いる。端子320及び電気的ハーネスコネクタ部分32
1は、対応するコネクタ、例えば車両ワイヤリングハー
ネス(図示せず)の一部と係合することができ、これに
より、電磁コイル310に通電するためにインジェクタ
100を電源(図示せず)に容易に接続することができ
る。
【0023】有利な実施例によれば、電磁コイル310
によって生ぜしめられた磁束は、磁極片220、磁極片
220と磁気的な可動子部分262との間の作業エアギ
ャップ、磁気的な可動子部分262とバルブボディ24
0との間の非励振エアギャップ、ハウジング330、及
びフラックスワッシャ334から成る回路を流れる。
【0024】コイルグループサブアセンブリ300は以
下のように構成することができる。図3Bに示したよう
に、プラスチックボビン314は電気接点322を備え
て成形されることができる。電磁コイル310のための
ワイヤ312は、プラスチックボビン314に巻き付け
られ、電気接点322に接続される。次いで、ハウジン
グ330が電磁コイル310及びボビン314ユニット
に被せられる。ボビン314は少なくとも1つの保持プ
ロング314Aを備えて形成されることができ、この保
持プロング314Aは、オーバモールド340と組み合
わせて、オーバモールドが形成された後にボビン314
をオーバモールド340に固定するために利用される。
電気的なサブアセンブリのための型(図示せず)にポリ
マが注入又は噴射された時に、予め整合させられた端子
320がハーネスコネクタ321と整合するように、端
子320は適切な形状に予め折り曲げられている。次い
で、端子320は、軸方向に延びた部分324を介して
個々の電気接点322に電気的に接続される。次いで、
完成したボビン314は、貝殻状の縁部331によって
適切な向きでハウジング330内に配置される。次い
で、コイル/ボビンユニットと、ハウジング330と、
端子320との相対的な組立てを維持するために、オー
バモールド340が形成される。オーバモールド340
は、インジェクタのための構造的なケースをも提供し、
所定の電気的及び熱的な絶縁特性を提供する。別個のカ
ラー(図示せず)を、例えば接着によって結合すること
ができ、このカラーはインジェクタ100のための位置
決め特徴又は識別特徴としての用途毎の特徴を提供する
ことができる。つまり、オーバモールド340は、適切
なカラーを付加することによって変更されることができ
る普遍的な配列を提供する。製造コスト及び在庫管理コ
ストを低減するために、コイル/ボビンユニットは種々
異なる用途に対して同じであることができる。このよう
に、特定の管アセンブリ長さ、取付け形式、電気コネク
タ等に適合するように、端子320及びオーバモールド
340(使用されている場合にはカラー)のサイズ及び
形状を変更することができる。
【0025】択一的に、図3Aに示したように、2片オ
ーバモールドの場合、第1のオーバモールドが、用途に
応じた特定のものであり、第2のオーバモールドが、全
ての用途のためのものであることができる。第1のオー
バモールド341は第2のオーバモールド342に接着
され、これらは、インジェクタのための電気的及び熱的
な絶縁体として作用することができる。付加的に、ハウ
ジング330の一部は、オーバモールドよりも突出して
いることができ、これにより、インジェクタは種々異な
るインジェクタ先端部長さを有することができる。
【0026】特に図1及び図4に示したようにバルブグ
ループサブアセンブリ200は、コイルグループサブア
センブリ300に挿入されることができる。つまり、イ
ンジェクタ100は、2つのモジュラーサブアセンブリ
から形成されており、これらのモジュラーサブアセンブ
リは、別個に組み立てられかつ試験され、次いで、イン
ジェクタ100を形成するように結合されることができ
る。バルブグループサブアセンブリ200及びコイルグ
ループサブアセンブリ300は、接着剤、溶接、又は別
の同様の結合方法によって固定することができる。有利
な実施例によれば、オーバモールド340を貫通した孔
360は、ハウジング330を露出させており、ハウジ
ング330をバルブボディ240にレーザ溶接するため
のアクセスを提供する。一体的なユニットであるフィル
タ284及びリテーナ283を、管ユニットの第1の管
アセンブリ端部200Aに結合することができる。Oリ
ング290を、各第1のインジェクタ端部及び第2のイ
ンジェクタ端部に取り付けることができる。
【0027】第1のインジェクタ端部238を、内燃機
関(図示せず)の燃料供給部に接続することができる。
第1のインジェクタ端部238を燃料供給部に対してシ
ールするためにOリング290を使用することができ、
これにより、インジェクタ100と燃料レール(図示せ
ず)との結合部においてOリング290が液密シールを
形成しながら、燃料レール(図示せず)からの燃料が管
アセンブリに供給される。
【0028】動作時には、電磁コイル310が通電さ
れ、これにより、磁気回路に磁束が生ぜしめられる。磁
束は、可動子アセンブリ260を(有利な実施例によれ
ば軸線A−Aに沿って)一体的な磁極片220に向かっ
て移動させ、すなわち作業エアギャップを閉鎖する。可
動子アセンブリ260のこの移動は、閉鎖部材264を
シート250から離反させ、これにより、燃料が、燃料
レール(図示せず)から、入口管210、貫通ボア26
7、開口268及びバルブボディ240、シート250
と閉鎖部材264との間、開口、及び最後にオリフィス
ディスク254を通って内燃機関(図示せず)へ流れる
ことができる。電磁コイル310への通電が遮断される
と、可動子アセンブリ260は弾性部材270の付勢力
によって移動させられて閉鎖部材264をシート250
に接触させ、これにより、燃料がインジェクタ100を
流過することを妨げる。
【0029】図5を参照すると、有利な組立プロセスを
以下のように行うことができる。
【0030】1.予め組み立てられたバルブボディ及び
非磁性スリーブが、クリーンルーム内にバルブボディを
上方に向けながら配置される。
【0031】2.スクリーンリテーナ、例えばリフトス
リーブが、バルブボディ/非磁性スリーブアセンブリ内
に装入される。
【0032】3.下部スクリーンを、バルブボディ/非
磁性スリーブアセンブリ内に装入することができる。
【0033】4.予め組み立てられたシート及びガイド
アセンブリが、バルブボディ/非磁性スリーブアセンブ
リ内に装入される。
【0034】5.シート/ガイドアセンブリが、バルブ
ボディ/非磁性スリーブアセンブリ内の所望の位置にま
で押し込まれる。
【0035】6.バルブボディが、例えばハーメチック
ラップシールを形成する連続波レーザによってシートに
溶接される。
【0036】7.バルブボディ/非磁性スリーブアセン
ブリに対して第1の漏れ試験が行われる。この試験は、
ニューマチック式に行うことができる。
【0037】8.非磁性スリーブが上方に位置するよう
にバルブボディ/非磁性スリーブアセンブリが反転され
る。
【0038】9.可動子アセンブリが、バルブボディ/
非磁性スリーブアセンブリに装入される。
【0039】10.磁極片が、バルブボディ/非磁性ス
リーブアセンブリに装入され、リフト前位置にまで押し
込まれる。
【0040】11.バルブボディ/非磁性スリーブアセ
ンブリをダイナミックに、例えばニューマチック式にパ
ージする。
【0041】12.リフトを設定する。
【0042】13.非磁性スリーブが、例えば仮付け溶
接によって磁極片に溶接される。
【0043】14.非磁性スリーブが、例えばハーメチ
ックラップシールを形成する連続波レーザによって磁極
片に溶接される。
【0044】15.リフトを検証する。
【0045】16.バルブボディ/非磁性スリーブアセ
ンブリにばねが装入される。
【0046】17.バルブボディ/非磁性スリーブアセ
ンブリにフィルタ/調整管が装入され、プレ・キャリブ
レーション(予備校正)位置にまで押し込まれる。
【0047】18.燃料グループサブアセンブリをほぼ
確立するために、バルブボディ/非磁性スリーブアセン
ブリに入口管が接続される。
【0048】19.燃料グループサブアセンブリを所望
の全長にまで軸方向に押し込む。
【0049】20.入口管が、例えばハーメチックラッ
プシールを形成する連続波レーザによって磁極片に溶接
される。
【0050】21.燃料グループサブアセンブリに対し
て第2の漏れ試験が行われる。この試験はニューマチッ
ク式に行うことができる。
【0051】22.燃料グループサブアセンブリは、ク
リーンルームから取り出され、シートが上方に位置する
ように反転される。
【0052】23.オリフィスが打ち抜かれ、シートに
装入される。
【0053】24.オリフィスが、例えばハーメチック
ラップシールを形成する連続波レーザによってシートに
溶接される。
【0054】25.燃料グループサブアセンブリ/オリ
フィスの周方向の向きが、“ルック/オリエント/ルッ
ク”手段によって確立することができる。
【0055】26.燃料グループサブアセンブリが、
(予め組み立てられた)パワーグループサブアセンブリ
に挿入される。
【0056】27.パワーグループサブアセンブリが、
燃料グループサブアセンブリに対して所望の軸方向位置
にまで押し込まれる。
【0057】28.燃料グループサブアセンブリ/オリ
フィス/パワーグループサブアセンブリの周方向の向き
が、検証されることができる。
【0058】29.パワーグループサブアセンブリが、
部分番号、連続番号、性能データ、ロゴ等の情報をレー
ザマークされることができる。
【0059】30.高圧電気試験を行う。
【0060】31.パワーグループサブアセンブリのハ
ウジングが、バルブボディに仮付け溶接される。
【0061】32.下部Oリングを装着することができ
る。択一的に、この下部Oリングを、試験後オペレーシ
ョンとして装着することができる。
【0062】33.上部Oリングが装着される。
【0063】34.完全に組み立てられた燃料インジェ
クタを反転する。
【0064】35.インジェクタを試験リグへ引き渡
す。
【0065】製造環境からの粒子が燃料グループサブア
センブリを汚染しないように、燃料グループサブアセン
ブリの製造工程はクリーンルーム内で行われると有利で
ある。クリーンルームとはここでは、製造環境に空気ろ
過システムが設けられていることを意味し、この空気ろ
過システムは、粒子がクリーンルームから除去されるこ
とを保証する。
【0066】しかし、クリーンルームを使用するにも拘
わらず、ポリマばり(polymer flashing)及び金属ばり
(metal burr)等の粒子状物質が、部分的に組み立てら
れた燃料グループに依然として存在する場合がある。こ
のような粒子状物質は、燃料インジェクタから除去され
ないと、完成したインジェクタが開放したままにさせ、
エンジン非効率又はさらにエンジンの流体固着現象を含
む効果を生じる。このようなシナリオを回避するため
に、第1の漏れ試験の後、インジェクタのならし運転
(又はバーンイン)時の最終フラッシング工程の前に、
少なくとも洗浄工程が利用されることができる。
【0067】リフトを設定するために、すなわち適切な
インジェクタリフト距離を保証するために、少なくとも
4つの種々異なる技術を利用することができる。第1の
技術によれば、下部ガイド257とバルブボディ240
との間でバルブボディ240に挿入されたクラッシュリ
ングを変形させることができる。第2の技術によれば、
バルブボディ240と非磁性シェル230との相対的な
軸方向位置を、両部材が固定される前に調節することが
できる。第3の技術によれば、非磁性シェル230と磁
極片220との相対的な軸方向位置を、両部材が固定さ
れる前に調節することができる。第4の技術によれば、
リフトスリーブ255をバルブボディ240内で軸方向
に移動させることができる。リフトスリーブ技術が使用
されるならば、リフトスリーブの位置は、リフトスリー
ブを軸方向に移動させることによって調節することがで
きる。リフト距離は、試験プローブを用いて測定するこ
とができる。リフトが正しいならば、スリーブは、例え
ばレーザ溶接によってバルブボディ240に溶接され
る。次いで、バルブボディ240は、溶接、有利にはレ
ーザ溶接によって入口管210アセンブリに取り付けら
れる。次いで、組み立てられた燃料グループサブアセン
ブリ200は、例えば漏れに対する試験が行われる。
【0068】図5に示したように、リフト設定作業は、
他の作業と同じ速度で進行することはできない。したが
って、単一製造ラインを、複数(2つが示されている)
の並行リフト設定ステーションに分割することができ、
後で単一製造ラインに再合流されることができる。
【0069】(a)ハウジング330、(b)端子32
0を備えたボビンアセンブリ、(c)フラックスワッシ
ャ334及び(d)オーバモールド、を含むことができ
るパワーグループサブアセンブリの製造は、燃料グルー
プサブアセンブリとは別個に行うことができる。
【0070】有利な実施例によれば、ワイヤ312は、
少なくとも1つの電気接点322が成形された予め形成
されたボビン314に巻き付けられる。ボビンアセンブ
リは、予め形成されたハウジング330に挿入される。
磁極片220とハウジング330との間の磁束のための
戻り経路を提供するために、ボビンアセンブリにフラッ
クスワッシャ334が取り付けられる。軸方向に延びた
コネクタ部分324を有する、予め曲げられた端子32
0は、電気接点部分322に接続され、ろう付け、はん
だ付け、又は有利には抵抗溶接される。ここで、部分的
に組み立てられたパワーグループアセンブリが型(図示
せず)内に配置される。予め曲げられた形状により、端
子320は、ポリマが型内に注入又は射出された場合
に、ハーネスコネクタ321に関して適切な向きに位置
決めされる。択一的に、図3Aに関して説明した2片オ
ーバモールドを形成するために、2つの別個の型(図示
せず)を使用することができる。組み立てられたパワー
グループサブアセンブリ300は、ソレノイドの引付け
力、コイル抵抗、及びソレノイドが飽和された場合の電
圧降下を決定するために、試験台に取り付けることがで
きる。
【0071】パワーグループサブアセンブリ300への
燃料グループサブアセンブリ200への挿入作業は、パ
ワーグループサブアセンブリ300に対する燃料グルー
プサブアセンブリ200の相対的な回転方向の位置を設
定することを含むことができる。有利な実施例によれ
ば、オリフィスプレート254上の基準点とインジェク
タハーネスコネクタ321上の基準点との間の角度が所
定の角度範囲であるように、燃料グループを回転させる
ことができる。相対的な位置は、サブアセンブリ上の個
々の所定の基準点を見るためにロボットカメラ又は計算
機化映像装置を使用して、互いに嵌合される前にこれら
のサブアセンブリが適切に位置決めされるまで、サブア
センブリを位置決めし、再び見てチェックすることによ
って設定することができる。
【0072】挿入作業は、“トップダウン”又は“ボト
ムアップ”の2つの方法のうちの一方によって行うこと
ができる。トップダウンによれば、パワーグループサブ
アセンブリ300が燃料グループサブアセンブリ200
の上部から下方へスライドされ、ボトムアップによれ
ば、パワーグループサブアセンブリ300が燃料グルー
プサブアセンブリ200の底部から上方へスライドされ
る。入口管210アセンブリが漏斗状に拡開した第1の
端部を有している場合には、ボトムアップ法が要求され
る。これらの状況においても、漏斗状に拡開した第1の
端部によって保持されたOリング290は、燃料グルー
プサブアセンブリ200をパワーグループサブアセンブ
リ300に滑り込ませる前にパワーグループサブアセン
ブリ300の周囲に位置決めすることができる。パワー
グループサブアセンブリ300に燃料グループサブアセ
ンブリ200を挿入した後、これらの2つのサブアセン
ブリは、例えばレーザ溶接等の溶接によって互いに固定
される。有利な実施例によれば、オーバモールド340
は、ハウジング330の一部を露出させる開口360を
有している。この開口360は、バルブボディ240に
ハウジング330を溶接するためのアクセスを提供す
る。もちろん、サブアセンブリを互いに固定するための
他の方法を使用することができる。最後に、燃料インジ
ェクタのそれぞれの端部にOリング290を装着するこ
とができる。
【0073】有利な実施例の組立て方法及び有利な実施
例自体は製造上の利点及び利益を提供すると考えられ
る。例えば、モジューラ構造により、バルブグループサ
ブアセンブリのみがクリーンルーム環境において組み立
てられればよい。パワーグループサブアセンブリ300
は、このような環境の外で別個に組み立てることができ
るので、製造コストを低減する。また、サブアセンブリ
のモジュール性は、バルブアセンブリとコイルアセンブ
リとを別個に組立て前に試験することができる。完全に
組み立てられたインジェクタを廃棄するのではなく、試
験不合格の個々のサブアセンブリのみが廃棄されるの
で、製造コストが低減される。さらに、ユニバーサルコ
ンポーネント(例えば、コイル/ボビンユニット、非磁
性シェル230、シート250、閉鎖部材264、フィ
ルタ/リテーナアセンブリ282等)を使用することに
より在庫管理コストが低減され、用途に応じたインジェ
クタの適時組立て(just-in-time assembly)を可能に
する。特定の用途のために変更する必要があるコンポー
ネント、例えば端子320及び入口管210のみを別個
に貯蔵されればよい。別の利点は、可動子アセンブリ2
60と磁極片220との間の作業エアギャップを電磁コ
イル内に配置することによって、巻き数を低減すること
ができる。使用されるワイヤ312の量におけるコスト
節約に加え、所要の磁束の発生に必要なエネルギが小さ
くなり、コイルにおける発熱が減少する(この熱は、イ
ンジェクタの一貫した動作を保証するために散逸されな
ければならない)。さらに別の利点は、モジューラ構造
により、オリフィスディスク254を組立て工程のより
遅い段階において、さらには組立て工程の最終ステップ
として取り付けることができることである。オリフィス
ディスク254のこの適時組立てにより、動作要求に応
じて広範囲なバルブボディの選択が可能となる。モジュ
ールアセンブリの別の利点は、クリーンルーム環境にお
いて行う必要のないパワーグループサブアセンブリ30
0のアウトソーシング構成を含む。パワーグループサブ
アセンブリ300がアウトソーシングされなくとも、付
加的なクリーンルーム空間を提供するコストが低減され
る。
【0074】所定の実施例を引用して有利な実施例を開
示したが、添付の請求項に定義したように本発明の範囲
から逸脱することなしに、記載された実施例に対する多
数の修正及び変更が可能である。すなわち、本発明は記
載の実施例に限定されず、請求項及び請求項の均等物の
文言によって定義された完全な範囲を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って製造された完成した燃料インジ
ェクタの縦断面図である。
【図2】図1に示した燃料インジェクタの流体取扱いサ
ブアセンブリの縦断面図である。
【図3】図1に示した燃料インジェクタの電気的サブア
センブリの縦断面図である。
【図3A】2片オーバモールドを使用する燃料インジェ
クタの電気的サブアセンブリの縦断面図である。
【図3B】図1に示した燃料インジェクタの電気的サブ
アセンブリの分解図である。
【図4】図2及び図3に示した流体取扱いサブアセンブ
リ及び電気的サブアセンブリの組立てを示す等角図であ
る。
【図5】本発明のモジューラ燃料インジェクタを組み立
てる方法のチャートである。
【符号の説明】
100 燃料インジェクタ、 200 バルブグループ
アセンブリ、 200A 第1の管アセンブリ端部、
200B 第2の管アセンブリ端部、 210入口管、
220 磁極片、 221 端部、 222A,22
2B 肩部、230 非磁性シェル、 238 第1の
インジェクタ端部、 239 第2のインジェクタ端
部、 240 バルブボディ、 250 シート、 2
52シール面、 254 オリフィスプレート、 25
5 リフトスリーブ、 256 クラッシュリング、
260 可動子アセンブリ、 261 端部、 262
強磁性部分又は可動子部分、 263 面、 264
閉鎖部材、 266中間部分又は可動子管、 267
貫通孔、 268 開口、 270 弾性部材、 2
80 調整管、 282 フィルタアセンブリ、 28
4A フィルタ、 284B フィルタリングエレメン
ト、 290 Oリング、 300パワーグループアセ
ンブリ、 310 電磁コイル、 312 ワイヤ、
314 ボビン、 320 端子、 321 ハーネス
コネクタ、 322 電気接点、 324 コネクタ部
分、 330 ハウジング、 334 フラックスワッ
シャ、 340 オーバモールド、 341 第1のオ
ーバモールド、 342 第2のオーバモールド、 3
60 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート マックファーランド アメリカ合衆国 ヴァージニア ニューポ ート ニュース チスウィック サークル 958 (72)発明者 マイケル ジェイ ホーンビー アメリカ合衆国 ヴァージニア ウィリア ムズバーグ イースト ブリッティントン 3017 Fターム(参考) 3G066 AA01 AB02 BA56 BA58 BA61 BA65 BA69 CC01 CC06U CC15 CD12 CE24 CE25 CE26

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料インジェクタを製造する方法におい
    て、 クリーンルームを提供し、 該クリーンルームにおいて燃料グループを製造し、 クリーンルームの外部でパワーグループを製造し、 該パワーグループに燃料グループを挿入し、 燃料グループをパワーグループに定置に結合することを
    特徴とする、燃料インジェクタを製造する方法。
  2. 【請求項2】 燃料グループをパワーグループに挿入す
    る前に、燃料グループに対して少なくとも1つの燃料流
    れ試験を行う、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1つの燃料流れ試験が、
    クリーンルームの外部で行われる、請求項2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 挿入が、クリーンルームの外部で行われ
    る、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 定置に結合することが、クリーンルーム
    の外部で行われる、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 燃料グループを製造する前に、燃料管ア
    センブリを組立て、該燃料管アセンブリが入口管と非磁
    性シェルとを含む、請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 燃料管アセンブリを組み立てることが、
    クリーンルームの外部で行われる、請求項6記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 燃料管アセンブリを組み立てた後に、燃
    料管アセンブリに対して漏れ試験が行われる、請求項7
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 漏れ試験を行った後に、燃料管アセンブ
    リを洗浄する、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 燃料管アセンブリを洗浄する前に、燃
    料管アセンブリをクリーンループに配置する、請求項9
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 燃料管アセンブリを洗浄した後に、フ
    ィルタを燃料管アセンブリに挿入する、請求項10記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 フィルタを装着した後に、可動子アセ
    ンブリを燃料管アセンブリに挿入する、請求項11記載
    の方法。
  13. 【請求項13】 燃料グループをパワーグループに挿入
    することが、クリーンルームの外部で行われる、請求項
    1記載の方法。
  14. 【請求項14】 非磁性シェルが、入口管の前にパワー
    グループに挿入される、請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 パワーグループを製造することが、 磁性ハウジングを提供し、 電磁ソレノイドコイルを提供し、 磁性ハウジングを電磁ソレノイドコイルに定置に結合す
    ることを含む、請求項1記載の方法。
  16. 【請求項16】 パワーグループを製造することがさら
    に、少なくとも1つの電気端子を電磁ソレノイドコイル
    に定置に結合することを含む、請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 パワーグループを製造することがさら
    に、磁性ハウジングの少なくとも一部と、電磁ソレノイ
    ドコイルと、少なくとも1つの電気端子とに被せて誘電
    性オーバモールドを形成することを含む、請求項16記
    載の方法。
  18. 【請求項18】 燃料グループをパワーグループに挿入
    することが、クリーンルームの外部で行われる、請求項
    1記載の方法。
  19. 【請求項19】 定置に結合することが、クリーンルー
    ムの外部で行われる、請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 定置に結合することが、パワーグルー
    プを燃料グループに溶接することを含む、請求項19記
    載の方法。
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