JP2006233887A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 可動コアと弁部材との結合力を高め、側壁を貫通して弁部材の内部と外部とを連通する連通路を安価に形成する燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】 弁部材30の摺動部33は、弁ボディ20の内周壁21に往復移動自在に支持されている。弁部材30の側壁32は、可動コア40側に開口する内部空間200を形成している。内部空間200を形成する側壁32の可動コア40側は可動コア40の内周壁に圧入され、さらに溶接により可動コア40に結合されている。側壁32が可動コア40の内周壁と結合している箇所は全周にわたって閉じた円筒であり、環状結合部34を構成している。側壁32は、摺動部33が形成されている箇所から周方向にずれた位置に摺動部33の上流側から下流側にわたって切り欠かれており、切り欠き36により連通路210が形成されている。連通路210は、弁部材30の内部空間210と弁部材30の外部とを連通している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関(以下、内燃機関を「エンジン」という)の燃料噴射弁に関する。
従来、弁部材の側壁を貫通している連通路により、弁部材の内部空間と弁部材の外部とを連通させている燃料噴射弁が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の燃料噴射弁では、弁部材を構成する筒部材に軸方向全長にわたって形成されたスリットに加え、筒部材の側壁を貫通する連通路を形成する構成が例示されている。
また図6に示す燃料噴射弁300のように、スリットを形成せず、有底筒状の弁部材310の側壁を貫通する連通路312を形成する構成も知られている。
特開平2−107877号公報
しかしながら、特許文献1では、弁部材を構成する筒部材が可動コアの内周壁に結合されている箇所にもスリットが形成されている。それ故、例えば可動コアの内周壁に弁部材を圧入したときの結合力が弱くなるという問題がある。
図6に示す燃料噴射弁300のように、スリットは形成していないが、側壁を貫通する連通路312を筒状の弁部材310に形成する場合、放電加工またはレーザ加工により連通路312を形成することが知られている。しかし、放電加工またはレーザ加工により連通路312を形成する場合、加工設備のコストが増加するという問題がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、可動コアと弁部材との結合力を高め、側壁を貫通して弁部材の内部と外部とを連通する連通路を安価に形成する燃料噴射弁を提供することを目的とする。
請求項1から4記載の発明では、弁部材の側壁は可動コア側に開口する内部空間を形成しており、この内部空間の周囲の側壁は可動コアの内周壁と結合している結合箇所の少なくとも軸方向の一部において全周にわたって閉じた環状結合部を有している。したがって、可動コアの内周壁と結合する箇所の弁部材の側壁の強度が高くなる。その結果、可動コアの内周壁と弁部材の側壁とを強固に結合できる。
また、弁部材の側壁を貫通して弁部材の内部空間と外部とを連通する連通路を弁部材の側壁を切り欠いて形成しているので、例えば、研磨や切削等の機械加工により連通路を形成できる。したがって、安価な加工設備で連通路を形成することができる。
請求項2記載の発明では、弁部材の中心軸に対して軸対称に複数の連通路を形成している。この構成によれば、弁部材が弁座から離座して燃料を噴射するときに、内部空間から連通路を通り弁部材の外部に流出するときに、弁部材の中心軸に対して軸対称な径方向反対側に形成された各組の連通路から流出する燃料の反力が径方向反対側に向きあって働き、互いに打ち消し合う。これにより、径方向に偏った力が弁部材に働かないので、弁部材が滑らかに往復移動する。
また、弁部材の内部空間から連通路を通り軸対称に燃料が弁部材の外部に流出し噴射されるので、弁部材の軸を挟んで燃料が偏って噴射されることを防止できる。
請求項3記載の発明では、弁部材の側壁は弁ボディの内周壁に往復移動方向に支持される摺動部を有し、摺動部の上流側から下流側にわたって切り欠きが形成されている。つまり、摺動部が形成されている箇所から周方向にずれた位置の側壁が切り欠かれ、この切り欠きは弁ボディの内周壁に支持されていない。その結果、この切り欠きと弁ボディの内周壁との間には隙間が形成されている。したがって、弁部材が弁座に着座、あるいは弁部材が弁座から離座しているかに関わらず、摺動部の上流側と下流側とは連通している。この構成によれば、切り欠きと弁ボディの内周壁との隙間を所定量以上に大きくしておけば、燃料噴射量は弁部材と弁座との開口面積により決定される。このように切り欠きと弁ボディの内周壁との隙間の通路面積が所定量以上に大きくなるように弁部材の側壁を切り欠くことは容易である。つまり、切り欠きの形成位置、および切り欠き量を高精度に制御して弁部材の側壁を切り欠く必要がないので、連通路を容易に形成できる。
以下、本発明の複数の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料噴射弁を図2に示す。第1実施形態による燃料噴射弁10は、例えばガソリンエンジンの燃焼室に接続する吸気管に設置され、吸気管が形成する吸気通路を流れる吸気に燃料を噴射する。なお、燃料噴射弁10は、ガソリンエンジンの燃焼室に直接燃料を噴射する直噴式のガソリンエンジンに適用してもよく、またディーゼルエンジンに適用してもよい。
燃料噴射弁10のパイプ部材12は、噴孔の形成された噴孔プレート18側から、磁性パイプ14、非磁性パイプ16をこの順で有している。磁性パイプ14と非磁性パイプ16とは溶接等で結合されている。パイプ部材12の内側に、弁ボディ20、弁部材30、可動コア40、固定コア42、アジャスティングパイプ44、スプリング46および燃料フィルタ48が収容されている。
磁性パイプ14は、非磁性パイプ16と反対側の端部内周壁に弁ボディ20を収容し、弁ボディ20と溶接等により結合されている。非磁性パイプ16は、燃料噴射弁10の噴孔プレート18と反端側の端部まで延び、燃料入口17を形成している。非磁性パイプ16の燃料入口17側の内周壁に燃料フィルタ48が設置されている。燃料フィルタ48は、燃料入口17から燃料噴射弁10の内部に流入した燃料に含まれる異物を除去する。非磁性パイプ16の燃料入口17側の外周壁にシール部材であるOリング49が嵌合している。
噴孔プレート18は弁ボディ20の底部外壁に溶接等により結合されている。噴孔プレート18には燃料を噴射する単数もしくは複数の噴孔が形成されている。
弁ボディ20内周壁21には弁部材30が着座する弁座22が形成されている。弁ボディ20の内周壁21は噴射側に向けて段々に内径が小さくなっている。弁部材30は有底円筒状の中空であり、弁座22に着座する当接部31を底部に有している。弁部材30には、可動コア40側に開口した内部空間200が形成されている。可動コア40側から内部空間200内に流入した燃料は、連通路210を通り弁部材30の外部に流出し、当接部31と弁座22とが形成する弁部に向かう。
弁部材30の弁ボディ20と反対側に可動コア40が溶接等により結合されている。固定コア42は、可動コア40に対し弁座22と反対側に可動コアと向き合って設置され、パイプ部材12内に固定されている。アジャスティングパイプ44は固定コア42の内部に圧入されている。可動コア40、固定コア42およびアジャスティングパイプ44は軸方向両側に開口した筒状部材であり、内側を燃料が流れる。付勢部材としてのスプリング46は、一端を弁部材30に係止され、他端をアジャスティングパイプ44に係止されている。アジャスティングパイプ44の圧入量を調整することにより、スプリング46の付勢力を調整する。
コイル50はボビン52に巻回されており、パイプ部材12の外周に設置されている。ヨーク54、56は磁気的に接続している。ヨーク54は、コイル50の外周を覆い、可動コア40の径方向外側で磁性パイプ14と接続している。ヨーク56は、固定コア42の径方向外側で非磁性パイプ16の薄肉部と接続している。樹脂ハウジング60は、パイプ部材12、コイル50およびヨーク54、56の外周を覆っている。ターミナル62はコイル50と電気的に接続されており、コイル50に駆動電流を供給する。
次に、弁部材30の構成について詳細に説明する。
図1に示すように、弁部材30は有底筒状に形成されている。図1の(A)は、図1の(C)に示すように、弁部材30を90°断面で切断した図である。弁部材30の側壁32は、弁ボディ20の内周壁21に往復移動自在に支持される摺動部33を当接部31の上流側に有している。また、弁部材30の側壁32は、可動コア40側に開口する内部空間200を形成している。内部空間200を形成する側壁32の可動コア40側は可動コア40の内周壁に圧入され、さらに溶接により可動コア40に結合されている。側壁32が可動コア40の内周壁と結合している箇所は全周にわたって閉じた円筒であり、環状結合部34を構成している。
この可動コア40の下流端から下流側に位置する側壁32の環状結合部34と当接部31との間は研磨または切削等により切り欠かれており、この切り欠き36により側壁32の一部が除去され内部空間200と弁部材30の外部とを連通する連通路210が形成されている。切り欠き36が形成された側壁32の外周側面は平面である。また、側壁32は、摺動部33が形成されている箇所から周方向にずれた位置に摺動部33の上流側から下流側にわたって切り欠かれている。したがって、切り欠き36が形成されている軸方向の範囲L1は、摺動部33が形成されている軸方向の範囲L2を含みL2よりも広くなっている。
摺動部33が形成されている箇所の周方向に位置する切り欠き36と弁ボディ20の内周壁21とが形成する隙間の通路面積は、弁部材30が最大リフトしたときの当接部31と弁座22との開口面積よりも大きくなるように設定されている。したがって、燃料噴射量は当接部31と弁座22との開口面積よって決定される。
次に、燃料噴射弁10の作動について説明する。
コイル50に通電されると、コイル50に発生した磁界によりヨーク54、56、磁性パイプ14、非磁性パイプ16、可動コア40、固定コア42で形成される磁気回路に磁束が流れる。非磁性パイプ16がヨーク56と接続する箇所は薄肉であるため、ヨーク56と固定コア42との間を非磁性パイプ16を通り磁束が十分に通過する。そのため、ヨーク56と固定コア42との間の磁気抵抗は低減される。上記磁気回路を磁束が流れることにより、固定コア42と可動コア40との間に磁気吸引力が発生し、可動コア40は固定コア42側に吸引される。そして、弁部材30は、可動コア40が固定コア42側に吸引されることにともない、図2の上方に移動する。すると、燃料入口17からパイプ部材12内に流入した燃料は、アジャスティングパイプ44、固定コア42、可動コア40の各内部通路、弁部材30の内部空間200、連通路210、弁部材30の外部から当接部31と弁座22との開口を通り、噴孔プレート18に形成した噴孔から燃料が噴射される。
コイル50への通電を停止すると、固定コア42と可動コア40との間の磁気吸引力は消滅する。その結果、可動コア40はスプリング46の付勢力により固定コア42から離れる方向に移動する。弁部材30も固定コア42から離れる方向、つまり弁座22に向けて移動する。弁部材30の当接部31が弁座22に着座すると、燃料噴射は遮断される。
(第2、第3、第4実施形態)
本発明の第2実施形態を図3に、第3実施形態を図4に、第4実施形態を図5に示す。第2、第3、第4実施形態では、弁部材以外の燃料噴射弁の構成は実質的に第1実施形態と同一であり、同一構成部分には同一符号を付している。
図3に示す第2実施形態の弁部材70は、弁部材70の中心軸220に対して軸対称な位置にある弁部材70の側壁72を切り欠いて1組の連通路210を形成している。側壁72は、内周壁21に支持される摺動部33が形成されている箇所から周方向にずれた位置に摺動部33の上流側から下流側にわたって切り欠かれている。したがって、切り欠き74が形成されている軸方向の範囲L1は、摺動部33が形成されている軸方向の範囲L2を含みL2よりも広くなっている。
第2実施形態では、弁部材70の中心軸220に対して軸対称に連通路210が形成されているので、弁部材70が弁座22から離座したときに、内部空間200から連通路210を通り弁部材70の外部に流出する燃料から弁部材70が受ける反力が互いに向き合う径方向反対に働き、打ち消し合う。これにより、燃料を噴射するときに径方向に偏った力が弁部材70に働くことを防止するので、弁部材70が弁ボディ20に支持され滑らかに往復移動する。
また、弁部材70の内部空間200から連通路210を通り軸対称に燃料が弁部材70の外部に流出し噴射されるので、弁部材70の中心軸220を挟んで燃料が偏って噴射されることを防止できる。
図4に示す第3実施形態の弁部材80では、弁部材80の中心軸220に対して軸対称に弁部材80の側壁82を切り欠いて2組の連通路210を形成している。また、合計4つの連通路210は、周方向に90°の等角度間隔に形成されている。側壁82は、内周壁21に支持される摺動部33が形成されている箇所から周方向にずれた位置に摺動部33の上流側から下流側にわたって切り欠かれている。したがって、切り欠き84が形成されている軸方向の範囲L1は、摺動部33が形成されている軸方向の範囲L2を含みL2よりも広くなっている。
第3実施形態においても、弁部材80の中心軸220に対して軸対称に連通路210が形成されているので、燃料を噴射するときに弁部材80が弁ボディ20に支持され滑らかに往復移動する。また、弁部材80の中心軸220を挟んで燃料が偏って噴射されることを防止できる。
図5に示す第4実施形態では、円筒部材90とボール100により弁部材が構成されている。弁ボディ20は円筒部材90を往復移動自在に支持している。そして、円筒部材90およびボール100の中心軸220に対して軸対称な位置にある円筒部材90の側壁92の径方向反対側を切り欠いて1組の連通路210を形成している。
第4実施形態においても、円筒部材90およびボール100の中心軸220に対して軸対称に連通路210が形成されているので、燃料を噴射するときに円筒部材90が弁ボディ20に支持され滑らかに往復移動する。また、円筒部材90およびボール100の中心軸220を挟んで燃料が偏って噴射されることを防止できる。
以上説明した上記複数の実施形態では、環状結合部34の下流側の側壁を切り欠いて連通路210を形成し、弁部材の内部空間200と弁部材の外部とを連通している。その結果、全周にわたって閉じた環状結合部34が可動コア40の内周壁と結合しているので、弁部材と可動コア40とを強固に結合できる。
また、弁部材の側壁を例えば研磨または切削等の機械加工により切り欠いて連通路を形成するので、安価な加工設備で連通路を形成できる。
また、切り欠きと弁ボディ20の内周壁21とが形成する隙間の通路面積を、弁部材30が最大リフトしたときの当接部31と弁座22との開口面積よりも大きくなるように設定することにより、燃料噴射量は当接部31と弁座22との開口面積よって決定される。このように、切り欠きと弁ボディ20の内周壁21とが形成する隙間の通路面積を、弁部材30が最大リフトしたときの当接部31と弁座22との開口面積よりも大きくなるように弁部材の側壁を切り欠くことは容易である。したがって、切り欠きの形成位置、および切り欠き量を高精度に制御して弁部材の側壁を切り欠く必要がなく、連通路210を容易に形成できる。このような弁部材側の切り欠きの加工の容易さに伴い、弁ボディ20が弁部材の摺動部33を支持する箇所および弁座22を除いた部分の弁ボディ20の加工も容易になり、内周壁21の形状を簡単化できる。
(他の実施形態)
以上説明した上記複数の実施形態では、可動コア40の下流端から下流側の弁部材の側壁を切り欠いたが、弁部材の側壁が可動コア40の内周壁と結合している結合箇所の少なくとも軸方向の一部において全周にわたって閉じていれば、可動コア40の下流端の上流側、つまり可動コア40の内側まで切り欠きを形成してもよい。
また上記第4実施形態では、弁部材を構成する円筒部材90が往復移動自在に支持されたが、弁部材を構成するボール100が往復移動自在に支持されてもよい。
(A)は本発明の第1実施形態による弁部材の周囲を示す断面図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は(A)のC−C線断面図である。 第1実施形態による燃料噴射弁を示す断面図である。 (A)は本発明の第2実施形態による弁部材の周囲を示す断面図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は(A)のC−C線断面図である。 (A)は本発明の第3実施形態による弁部材の周囲を示す断面図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は(A)のC−C線断面図である。 (A)は本発明の第3実施形態による弁部材の周囲を示す断面図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は(A)のC−C線断面図である。 従来の燃料噴射弁を示す断面図である。
符号の説明
10 燃料噴射弁、20 弁ボディ、21 内周壁、22 弁座、30、70、80 弁部材、32、72、82、92 側壁、33 摺動部、34 環状結合部、36、74、84、94 切り欠き、40 可動コア、42 固定コア、50 コイル、90 円筒部材(弁部材)、100 ボール(弁部材)、200 内部空間、210 連通路、220 中心軸

Claims (4)

  1. 固定コアと、
    前記固定コアと向き合って設置されている可動コアと、
    弁座を有する弁ボディと、
    前記弁座に着座することにより燃料噴射を遮断し、前記弁座から離座することにより燃料噴射を許容する弁部材であって、前記弁部材の側壁の一方の軸方向端部側が前記可動コアの内周壁に結合されている弁部材と、
    通電することにより前記固定コアと前記可動コアとの間に磁気吸引力を発生するコイルと、
    を備え、
    前記側壁は前記可動コア側に開口する内部空間を形成しており、前記内部空間の周囲の前記側壁は前記可動コアの前記内周壁と結合している結合箇所の少なくとも軸方向の一部において全周にわたって閉じた環状結合部を有し、前記環状結合部よりも下流側の前記側壁を切り欠いて前記内部空間と前記弁部材の外側とを連通する連通路を形成していることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記連通路は前記弁部材の中心軸に対して軸対称に複数形成されていることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 前記側壁は、前記弁ボディの内周壁に往復移動方向に支持される摺動部を有し、前記切り欠きは前記摺動部の上流側から下流側にわたって形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の燃料噴射弁。
  4. 前記側壁を切り欠いた前記弁部材の外周側面は平面であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の燃料噴射弁。
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