JP2002210422A - 被処理基板の洗浄処理装置と洗浄方法 - Google Patents

被処理基板の洗浄処理装置と洗浄方法

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JP2002210422A
JP2002210422A JP2001008247A JP2001008247A JP2002210422A JP 2002210422 A JP2002210422 A JP 2002210422A JP 2001008247 A JP2001008247 A JP 2001008247A JP 2001008247 A JP2001008247 A JP 2001008247A JP 2002210422 A JP2002210422 A JP 2002210422A
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liquid
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Koichi Morita
浩一 盛田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】省エネルギー効果に優れ、スループットの向上
を図れる被処理基板の洗浄処理装置とその洗浄方法を提
供する。 【解決手段】洗浄廃液4や処理中の洗浄液を予備加熱源
として用いて、処理槽2に供給される前の洗浄液aに予
熱をかけることによって、エネルギーの節約及びスルー
プットの向上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、半導
体ウェハーやLCD用ガラス基板などの被処理基板の洗
浄処理装置とその洗浄方法に関する。詳しくは、洗浄廃
液や処理中の洗浄液を予備加熱源として用いて、処理槽
に供給される前の洗浄液に予熱をかけることによって、
エネルギーの節約及びスループットの向上を図る被処理
基板の洗浄処理装置とその洗浄方法に係わるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体などの製造工程において
は、半導体ウェハーやLCD用ガラス基板などの被処理
基板(以下、ウェハーという)を複数枚一緒にしてカセ
ットに収納し、それを各種の薬液やリンス液などの洗浄
液が貯留された処理槽に順次浸漬して洗浄処理を行う洗
浄処理装置が広く採用されている。この種の洗浄処理装
置としては、図9に示すようなものが知られている。図
9は、複数の処理槽を装備した洗浄処理装置のブロック
図である。
【0003】この洗浄処理装置100は、ローダ−10
1において多数のウェハーを収納したカセット(図示し
ない)を装置内に装填し、搬送システム102によりカ
セットを順次搬送して、各種の洗浄液が貯留された処理
槽のそれぞれにカセットを浸漬して洗浄処理を行い、ウ
ェハーからパーティクルや金属不純物などを洗い流すも
のである。
【0004】例えば、処理槽103においては、硫酸
(H2SO4)と過酸化水素(H22)の混液を洗浄液と
して使用し、この洗浄液を130℃程度に加熱した状態
でカセットを浸漬し、所定時間経過後にカセットを取り
出す。次に、被処理基板に付着している残滓や汚染物質
を含んだ洗浄液を洗い流すために水洗槽104において
純水で水洗する。
【0005】次いで、次の処理槽105に満たされてい
るフッ化水素(HF)の水溶液にカセットを浸漬し、所
定時間経過後にカセットを取り出す。その後、再び水洗
槽106内の純水で水洗する。更に、処理槽107にお
いては、硝酸(HNO3)と塩酸(HCl)の混液を洗
浄液として使用し、この洗浄液を50℃程度に加熱した
状態でカセットを浸漬し、所定時間経過後にそれを取り
出して、水洗槽108において純水で水洗する。硫酸
(H2SO4)と過酸化水素(H22)の混液などの洗浄
液を加熱するのは、ウェハー表面の不純物などを化学反
応させるためであり、水洗するときでも、加熱した純水
を用いて水洗することもある。
【0006】最後に、カセットは、最終水洗槽109で
純水による最後の水洗を行った後に、乾燥装置110で
乾燥される。そして、アンローダー111でカセットを
洗浄処理装置から取り出す。
【0007】上述した個々の処理槽に関しては、図10
〜図12に示すような構成のものが使われている。図1
0〜図12はそれらの装置の略図である。また、図13
は、従来の洗浄処理装置の処理槽内の洗浄液の温度Tと
加熱時間tの関係を示すグラフである。
【0008】図10に示す洗浄処理装置は、主に、洗浄
液aを加熱してウェハーWの洗浄処理をする処理槽12
0と、この処理槽に洗浄液aを供給する供給ポンプなど
の供給手段121で構成されている。
【0009】供給手段121からの洗浄液aは、供給管
路122に設けられた開閉弁123aを開けて処理槽1
20に供給される。廃液管路128に設けられた開閉弁
123b、123c、123dは閉弁されている。洗浄
液aが所定量だけ処理槽120に供給されると図示しな
いセンサーが働いて開閉弁123aが閉じてその供給が
止められる。処理槽120に供給された洗浄液aは、図
13の実線Aに示すように、図示しないヒーターによっ
て常温T1から所定の洗浄処理温度T2、例えば、13
0℃まで加熱される。
【0010】処理槽120には過剰な洗浄液aを流すた
めのオーバーフロー流路口124が設けられている。循
環管路125に設けた循環ポンプ126によって、オー
バーフロー流路口124から循環管路125を通って処
理槽120に洗浄液aを循環させて再利用する。そのた
め、その途中に設けたフィルタ127により洗浄液aは
濾過される。
【0011】所定回に亘る洗浄処理が終了すると洗浄能
力が低下するので、そのような使用回数に至ったときに
は、開閉弁123bが開いて処理槽内の洗浄廃液が廃液
管路128を通って排出口129から排出される。同様
に、循環管路125内の廃液も、開閉弁123cと12
3dを開いて、廃液管路128を通って排出口129か
ら排出される。
【0012】図11に示す洗浄処理装置100は、洗浄
液aの成分である各薬液bを混合し、処理槽120に供
給されるべき必要な量の洗浄液aを秤量する秤量槽13
1を図10の洗浄処理装置に増設したものである。
【0013】供給装置121から供給された複数の薬液
bは秤量槽131内で混合されて洗浄液aとなり、そこ
に一旦貯留される。洗浄液aが必要量に達すると図示し
ないセンサーによってその供給が止められる。その後開
閉弁123aを開いて、秤量槽131に貯留された洗浄
液aを処理槽120に移す。処理槽120に供給された
洗浄液aは、図10の場合と同様の加熱処理がなされ
る。したがって、図13の実線Aに示すように、図示し
ないヒーターによって所定の処理温度T2にまで加熱さ
れた後洗浄処理が行われる。排液処理は図10の洗浄処
理装置と同じように行われる。
【0014】図12に示す洗浄処理装置100は、図1
1の秤量槽131にヒーター132を内設したものであ
る。他の処理槽の処理中にヒーター132により、秤量
槽131に貯留された洗浄液aを予熱するものである。
【0015】まず、供給装置121から供給された薬液
bは秤量槽131内で混合されて洗浄液aとなり、そこ
に一旦貯留される。その後、開閉弁123aを開いて、
処理槽120に移される。そして、開閉弁123aは閉
じられる。処理槽120に供給された洗浄液aは、図1
3の一点鎖線Bに示すように、図示しないヒーターによ
って所定の処理温度T2に加熱された後洗浄処理が行わ
れる(時点tx)。洗浄液aの交換時には、開閉弁12
3bを開いて図10と図11の洗浄処理装置と同じ工程
を経て排液処理が行われる。
【0016】そして、処理槽120で洗浄処理が行われ
ている間に秤量槽131内に貯留された洗浄液aは、内
設されたヒーター132によって、所定温度T3まで予
熱される。したがって、洗浄液aを交換した後の処理槽
120内の洗浄液aは、図13の時点ty以降は一点鎖
線Bに示すように、予熱温度T3から所定の処理温度T
2となるような加熱処理が行われる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図10及び図11に示
された洗浄処理装置においては、処理槽120に供給さ
れた常温T1の洗浄液aを図示しないヒーターによって
処理温度T2にまで加熱する必要がある。特に、処理温
度が高温の場合には、洗浄液aをT1からT2に加熱す
るためのエネルギーの消費は大きい。図12に示された
洗浄処理装置についても、ヒーター132が常温T1か
ら予熱温度T3に洗浄液aを加熱するエネルギーと処理
槽120内で図示しないヒーターが予熱温度T3から処
理温度T2まで洗浄液aを加熱するエネルギーの消費も
大きい。
【0018】また、図13に示すように洗浄液aを処理
温度T2に加熱するまでの時間t1、t2は洗浄処理を
まだ行うことができないので、t1、t2が長いと、処
理槽120内の洗浄液aを交換するたびに、相当多くの
時間を浪費してしまい、スループットが悪くなる。
【0019】そこで、この発明の目的は、洗浄廃液や処
理中の洗浄液そのものをこれから使用する洗浄液の予備
加熱源として用いて、処理槽に供給される前の洗浄液を
予熱することによって、エネルギーの節約及びスループ
ットの向上を図った被処理基板の洗浄処理装置とその洗
浄方法を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は以下のように構成する。請求項1に記載の
発明においては、洗浄液を加熱して被処理基板の洗浄処
理をする処理槽と、この処理槽に洗浄液を供給する供給
手段を具備した被処理基板の洗浄装置において、前記被
処理基板を洗浄処理した後の被加熱洗浄廃液を、前記処
理槽に供給される前の洗浄液に予熱をかける予備加熱源
として用いることを特徴とする。被処理基板を洗浄処理
した後の洗浄廃液でも充分な高温となっているので、こ
の洗浄廃液を用いて、処理槽に供給される前の洗浄液に
予熱をかけることができる。
【0021】また、請求項5に記載の発明においては、
洗浄液を加熱して被処理基板の洗浄処理を実施する複数
の処理槽と、各処理槽用の洗浄液をそれぞれの処理槽に
供給する供給手段を具備した被処理基板の洗浄処理装置
において、前記処理槽のうちの第1の処理槽において加
熱された洗浄処理中の洗浄液を、第2の処理槽用の洗浄
液を予熱する予備加熱源として用いることを特徴とす
る。複数の処理槽のうちの第1の処理槽において洗浄処
理中の加熱された洗浄液は、供給手段から第2の処理槽
に供給される洗浄液に対して、予熱をかけることができ
る。
【0022】更に、請求項9に記載の発明は、被処理基
板の洗浄処理をする処理槽内に洗浄液を供給し、その洗
浄液を所定の温度に加熱して被処理基板の洗浄処理をす
る洗浄方法において、被加熱洗浄廃液を予備加熱源とし
て用いて、前記処理槽に供給される前の洗浄液に予熱を
かけることを特徴とする。被加熱洗浄廃液を用いて洗浄
液を予熱してから処理槽に供給し、そこで洗浄液を所定
の処理温度にまで加熱するので、洗浄液を所定の処理温
度にまで加熱する時間が短縮される。
【0023】次いで、請求項13に記載の発明は、被処
理基板の洗浄処理をする複数の処理槽のそれぞれに洗浄
液を供給し、それらの洗浄液を所定の温度に加熱して被
処理基板の洗浄処理をする洗浄方法において、前記処理
槽のうちの第1の処理槽において第1の処理槽用の洗浄
液を加熱して被処理基板の第1の洗浄処理を行い、第1
の洗浄処理中に、第1の処理槽用の被加熱洗浄液を、第
2の処理槽用の洗浄液を予熱する予備加熱源として用い
ることを特徴とする。第1の処理槽において処理中の洗
浄液を用いて、第2の処理槽に供給される洗浄液を予熱
してから第2の処理槽に供給し、そこで所定の処理温度
にまで加熱するので、第2の処理槽用の洗浄液を所定の
処理温度に加熱する時間が短縮される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の
第1の好適な実施の形態に係わる洗浄処理装置1の略図
である。また、図7は、以下の図1乃至図3に示す本発
明の実施の形態に係わる洗浄処理装置の各処理槽2内の
洗浄液aの温度Tと加熱時間tの関係を示すグラフであ
る。
【0025】この洗浄処理装置1は、図示しないヒータ
ーによって洗浄液aを加熱してカセットに収納されたウ
ェハーWの洗浄処理をする処理槽2と、洗浄液aを貯留
したタンクや供給ポンプなどの供給手段3から構成され
ている。
【0026】更に、洗浄処理装置1は、処理槽2でウェ
ハーWを洗浄処理した後の洗浄廃液4を一旦貯留してお
く予備加熱槽5を具備する。予備加熱槽5の底部には、
開閉弁6を介して廃液4を排出する排出口7が装備され
ている。また、処理槽2は廃液管路8によって予備加熱
槽5と連通されている。この廃液管路8には、開閉弁9
が設けられている。
【0027】供給手段3から処理槽2に洗浄液aを供給
するための供給管路10は、その一部10aが予備加熱
槽5の洗浄廃液4内に浸漬するように配設されている。
この供給管路10は、その管路部10aの管壁を通じて
洗浄廃液4の熱を洗浄液aに伝えるものなので、管路1
0は洗浄液aに使用される薬剤に対して耐薬剤性があ
り、熱伝導率のよいものが用いられる。例えば、テフロ
ン(登録商標)製の薄いパイプである。
【0028】管路部10aに関しては、熱伝導の効率を
よくするために、その形状を洗浄液aとの接触が多くな
るようなものにするのが好適である。図1に示された場
合には、葛折り状に形成されている。
【0029】更に、供給手段3は、処理槽2に供給され
る洗浄液aに効率よく廃液4から熱が伝わるように、洗
浄液aの流量や流速を調整する。また、廃液4は、洗浄
液aに予熱をかけるものなので、高温に加熱された洗浄
液aの廃液であれば、洗浄液aに効率よくその熱を伝え
ることができる。
【0030】処理槽2にはオーバーフロー流路口11が
設けられており、流路口11は循環管路12によって処
理槽2と連通している。循環管路12上には、オーバー
フローした洗浄液aを流路口11から処理槽2に循環さ
せる循環ポンプ13と洗浄液aを濾過するフィルタ14
が設けられている。更に、循環管路12は、循環ポンプ
13とフィルタ14の前後に開閉弁15と16を備えて
いる。
【0031】この洗浄処理装置1の作動を説明する。ま
ず、供給手段3からの洗浄液aは、供給手段3の開閉弁
17を開けて、処理槽2に供給される。このとき開閉弁
9、15、16は閉弁されている。
【0032】所定量の洗浄液aが処理槽2に供給される
と図示しないセンサーが働いて開閉弁17が閉じてその
供給が止められる。処理槽2に供給された洗浄液aは、
図7の一点鎖線Bに示すように、図示しないヒーターに
よって所定の処理温度T2に加熱されて洗浄処理が行わ
れる(時点tx)。そして、循環ポンプ13によって、
オーバーフロー流路口11から循環管路12を通って処
理槽2に洗浄液aを循環させて再利用する。そのときフ
ィルタ14は洗浄液aを濾過する。
【0033】洗浄液の交換時には、開閉弁9を開いて処
理槽2内の洗浄廃液4が廃液管路8を通り予備加熱槽5
内に排出され、一旦そこに貯留される(時点ty)。こ
のとき、開閉弁6は閉じている。また、開閉弁15と1
6を開いて、循環管路12内の廃液4も、廃液管路8、
8を通って予備加熱槽5内に排出され貯留される。
【0034】次いで、開閉弁17を開いて、次の洗浄処
理のための洗浄液aを供給管路10を通して処理槽2に
供給する。このとき、予備加熱槽5内には加熱された廃
液4が貯留されているので、管路部10aの管壁を介し
て廃液4から熱(廃熱)が洗浄液aに伝達され、洗浄液
aは予熱温度T3近くまで予熱される。
【0035】したがって、洗浄液aを交換した後の処理
槽2内の洗浄液aは、図7の時点t y以降は一点鎖線B
が示すように、図示しないヒーターによって予熱温度T
3から処理温度T2となるような加熱処理が行われ、そ
して洗浄処理が実施される。この間に、予備加熱槽5内
の最初の廃液4は開閉弁6を開いて排液口7から排出さ
れているので、前記と同様の排液処理を行って廃液4を
再び予備加熱槽5に貯留して次の洗浄液の予熱に具え
る。
【0036】この実施の形態においては、廃液4を用い
て洗浄液aを温度T3近くまで予熱してから、洗浄液a
を処理温度T2にまで加熱するので、洗浄液aを処理温
度T2に加熱するに要したエネルギー−の一部、すなわ
ち、廃液4が洗浄液aを常温T1から予熱温度T3に加
熱するに要したエネルギーEの分だけエネルギーを節約
することができる。
【0037】図2は、本発明の第2の好適な実施の形態
に係わる洗浄処理装置1の略図である。ここにおいて、
処理槽2と供給手段3と予備加熱槽5は、図1に示す第
1の実施の形態と共通する。しかし、成分薬液を混合し
て洗浄液aとし、必要量の洗浄液aを秤量する秤量槽2
0を更に設けた点で相違する。
【0038】この洗浄処理装置1の作動を説明する。供
給手段3から供給された複数の薬液bは秤量槽20内で
混合されて洗浄液aとなり、そこに一旦貯留される。そ
の後、開閉弁21を開いて、洗浄液aを処理槽2に移
す。処理槽2に供給された洗浄液aは、第1の実施の形
態と同様の加熱処理がなされる。したがって、図7の一
点鎖線Bに示すように、図示しないヒーターによって所
定の処理温度T2に加熱された(時点tx)後洗浄処理
が行われる。
【0039】洗浄液aの交換時には、図1の洗浄処理装
置と同様の工程を経て排液処理が行われ廃液4が予備加
熱槽5内に貯留される。処理槽2の処理中には、開閉弁
21は閉じられており、次の洗浄処理のための洗浄液a
は秤量槽20に一旦貯留される。
【0040】そして、開閉弁21を再び開いて洗浄液a
を供給管路10を通して処理槽2に移す。このとき予備
加熱槽5内には廃液4が貯留されているので、管路部1
0aを通過する洗浄液aは廃液4によって予熱を受け、
図7に示す予熱温度T3近くまで加熱される(時点
y)。したがって、交換後の処理槽2内の洗浄液a
は、図7の時点ty以降は一点鎖線Bに示すように、図
示しないヒーターによって予熱温度T3から処理温度T
2となるように加熱処理され、その後洗浄処理を行う。
【0041】この実施の形態においては、廃液4を用い
て洗浄液aに予熱をかけて温度T3近くにしてから処理
温度T2に加熱しているので、排液4が洗浄液aを常温
T1から予熱温度T3に加熱するに要したエネルギーE
の分だけエネルギーを節約することができる。
【0042】図3は、本発明の第3の好適な実施の形態
に係わる洗浄処理装置1の略図である。ここにおいて、
処理槽2と供給手段3と予備加熱槽5と秤量槽20は、
図2に示す第2の実施の形態と共通する。しかし、秤量
槽20内にヒーター30のような予備加熱源を更に設け
た点で相違する。
【0043】この洗浄処理装置1の作動を説明する。供
給手段3から供給された薬液bはそれぞれ供給管路10
を通って秤量槽20に送られてそこで混合されて洗浄液
aがつくられる。洗浄液aは秤量槽20で一旦貯留され
てから、所定の時点で開閉弁31を開いて、処理槽2に
移される。
【0044】処理槽2に供給された洗浄液aは、図1や
図2の場合と同様の加熱処理がなされる。したがって、
図7の二点鎖線Cに示すように、図示しないヒーターに
よって所定の温度T2に加熱された(時点tx)後洗浄
処理が行われる。
【0045】洗浄液の交換時には、第1と第2の実施の
形態の洗浄処理装置の排液処理と同じ工程を経て排液が
行われ廃液4が予備加熱槽5内に貯留される。処理槽2
で洗浄処理が行われている間に、次の洗浄処理のための
薬液bを、供給手段3からそれぞれ供給管路10を通っ
て秤量槽20に供給する。これらの薬液bは管路部10
aを通過するときに、廃液4から予熱を受けて、図7に
示す温度T3近くに加熱される。そして、それらの薬液
bを秤量槽20で混合して洗浄液aにする。
【0046】次いで、秤量槽20内の洗浄液aをヒータ
ー30で予熱温度T4まで加熱する(時点ty)。その
後、開閉弁31を開いて洗浄液aを処理槽2に移す。交
換後の処理槽2内の洗浄液aは、図7の時点ty以降は
二点鎖線Cに示すように、図示しないヒーターによって
予熱温度T4から処理温度T2となるような加熱処理が
なされ、その後洗浄処理を行う。
【0047】この実施の形態においては、廃液4により
温度T3近くに加熱された薬液bを混合して洗浄液aを
つくり、それをヒーター30によって予熱温度T4に加
熱するので、廃液4が薬液bを常温T1から温度T3近
くに加熱するに要したエネルギーEの分だけエネルギー
を節約することができる。
【0048】また、処理槽2における洗浄液の加熱時間
tが、図12の洗浄処理装置の場合に比べて、線Cの処
理温度到達時間と線Bの処理温度到達時間の差であるt
2だけ短くなるので、スループットも向上する。
【0049】図4は、本発明の第4の好適な実施の形態
に係わる洗浄処理装置1の略図である。また、図8は、
以下の図4乃至図6に示す本発明の実施の形態に係わる
洗浄処理装置の各処理槽2b内の洗浄液a2の温度Tと
加熱時間tの関係を示すグラフである。
【0050】この第4の実施の形態において、処理槽2
bと供給手段3−2は、図1に示す第1の実施の形態の
処理槽2と供給手段3とそれぞれ共通する。しかし、こ
の実施の形態は、第1の実施の形態の廃液4に代わっ
て、処理槽2bとは別の処理槽2a用の洗浄液a1を予
備加熱源として用いている点で第1の実施形態と異な
る。
【0051】この実施の形態においては、管路部10a
は、処理槽2aの処理中の洗浄液a 1内に浸漬されるよ
うに設けられ、また、ウェハーWを収納したカセットを
出し入れをすることを可能にするために、処理槽2aの
槽底部に配設されている。
【0052】この洗浄処理装置1の作動を次に説明す
る。まず、供給手段3−1から処理槽2a用の洗浄液a
1が処理槽2aに供給されて、そこで図示しないヒータ
ーによって処理槽2aの処理温度にまで加熱されて洗浄
処理が行われる。
【0053】上記の処理槽2aの洗浄処理中に、供給手
段3−2から供給管路10を通して処理槽2b用の洗浄
液a2が処理槽2bに供給される。洗浄液a2は、管路部
10aを通過するときに、洗浄液a1によって予熱を受
けて温度T3の近くにまで加熱される(時点t0)。
【0054】処理槽2bに供給された洗浄液a2は、図
示しないヒーターによって、図8の一点鎖線Bに示すよ
うに、処理槽2bの処理温度T2に加熱されて洗浄処理
を行う(時点tx1)。
【0055】処理槽2bにおける洗浄液a2の交換時に
は、処理槽2aの処理中に、新たな洗浄液a2が供給源
3−2から処理槽2bに供給される。この新たな洗浄液
2は管路部10aを通過する時に、洗浄液a1によって
予熱を受けて温度T3近くまで加熱される(時点t
y1)。処理槽2bに供給された洗浄液a2は、図示しな
いヒーターによって、図8の時点ty1以降は一点鎖線
Bに示すように、処理槽2bの処理温度T2に加熱され
て洗浄処理を行う。
【0056】この実施の形態においては、供給管路10
を通過する洗浄液a2が洗浄液a1による予熱を受けてか
ら処理槽2bで処理温度T2にまで加熱されるので、処
理液a1が洗浄液a2を予熱するのに要したエネルギーE
の分だけエネルギーを節約することができる。
【0057】また、予熱された洗浄液a2を処理温度T
2に加熱するので、処理槽2bにおける洗浄液a2の加
熱時間tも、図8の線Bの処理温度到達時間と線Aの処
理温度到達時間の差であるt2だけ短くなると共に、処
理槽2aの洗浄処理中に処理槽2bの洗浄処理を並行し
て実行できるので、スループットが向上する。
【0058】図5は、本発明の第5の好適な実施の形態
に係わる洗浄処理装置1の略図である。ここにおいて、
処理槽2bと供給手段3ー2と秤量槽20は、図2に示
された第2の実施の形態の処理槽2と供給手段3と秤量
槽20とそれぞれ共通する。
【0059】しかし、この実施の形態は、処理槽2a用
の洗浄液a1を予備加熱源として用いている点で第2の
実施の形態と異なる。
【0060】この洗浄処理装置1の作動を次に説明す
る。供給手段3ー1から供給された洗浄液a1は処理槽
2aに供給されて、そこで図示しないヒーターによって
処理槽2aの処理温度に加熱されて洗浄処理が行われ
る。
【0061】その処理中に、供給手段3−2から供給さ
れた各薬液bの混合液である洗浄液a2は秤量槽20に
一旦貯留される。その後、洗浄液a2は、開閉弁21を
開いて、供給管路10を通して処理槽2bに移される。
洗浄液a2は管路部10aを通過するときに洗浄液a1
よって予熱を受けて、図8に示す温度T3近くに加熱さ
れる(時点t0)。
【0062】そして、処理槽2bで、この洗浄液a
2は、図4の場合と同様の加熱処理がなられる。したが
って、図8の一点鎖線Bに示すように、図示しないヒー
ターによって、処理温度T2にまで加熱された(時点t
x1)後洗浄処理が行われる。
【0063】洗浄液a2の交換時(ty1)においては、
秤量槽20に貯留された洗浄液a2が処理槽2aの処理
中に管路部10aを通って処理槽2bに供給されるの
で、洗浄液a1によって洗浄液a2は温度T3近くに加熱
される。処理槽2bに移された洗浄液a2は、図示しな
いヒーターによって、図8の時点ty1以降は一点鎖線
Bに示すように、処理槽2bの処理温度T2に加熱され
て洗浄処理を行う。
【0064】この実施の形態においては、予熱温度T3
近くにある洗浄液a2を処理槽2bで処理温度T2に加
熱するので、洗浄液a1が洗浄液a2に予熱をかけるに要
したエネルギーEの分だけエネルギーを節約することが
できる。
【0065】また、処理槽2bにおける加熱時間も前記
第5の実施の形態と同様にt2だけ短くなると共に、処
理槽2aと2bの洗浄処理が並行して実行できるので、
その分スループットも向上する。
【0066】図6は、本発明の第6の好適な実施の形態
に係わる洗浄処理装置1の略図である。ここにおいて、
処理槽2bと供給手段3−2と秤量槽20とヒーター3
0は、図3に示す第3の実施の形態の処理槽2と供給手
段3と秤量槽20とヒーター30にそれぞれ共通する。
しかし、この実施の形態は、処理槽2a用の洗浄液a1
を予備加熱源として用いている点で第3の実施の形態と
異なる。
【0067】この洗浄処理装置1の作動を次に説明す
る。図4及び図5の場合と同様に、処理槽2aに供給手
段3−1から洗浄液a1が供給されて処理温度に加熱さ
れた後洗浄処理される。
【0068】その処理中に、供給手段3−2から供給さ
れた薬液bはそれぞれ管路部10aを通過するときに、
洗浄液a1によって予熱を受けて温度T3近くに加熱さ
れる。これらの薬液bを秤量槽20で混合して洗浄液a
2をつくり、この洗浄液a2をそこに一旦貯留してヒータ
ー30によって予熱温度T4に加熱する(時点t0)。
そして、開閉弁31を開いて洗浄液a2を処理槽2bに
移す。洗浄液a2は、そこで、図示しないヒーターによ
って、図8の二点鎖線Cに示すように、処理温度T2に
加熱された後洗浄処理を行う(時点tx2)。
【0069】洗浄液a2の交換時(ty2)においては、
処理槽2aの処理中に供給手段3−2から薬液bが秤量
槽20に供給されるが、この薬液bは管路部10aを通
るので、洗浄液a1によって温度T3近くに予熱され
る。この薬液bを処理槽2bで混合して洗浄液a2
し、ヒーター30によって加熱して予熱温度T4にまで
加熱する(時点ty2)。そして、開閉弁31を開いて
洗浄液a2を処理槽2bに移し、そこで洗浄液a2は、図
示しないヒーターによって、図8の時点ty2以降は二
点鎖線Cに示すように、処理温度T2に加熱された後洗
浄処理を行う。
【0070】この実施の形態においては、洗浄液a1
薬液bを図8に示す常温T1から温度T3近くまで加熱
するに要したエネルギーEの分だけエネルギーを節約す
ることができる。
【0071】また、処理槽2bにおける洗浄液の加熱時
間tが線Cの処理温度到達時間と線Bの処理温度到達時
間の差であるt3だけ短くなると共に、処理槽2aと2
bの洗浄処理を並行して実施できるので、スループット
も向上する。
【0072】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、被処理基板を
洗浄処理した後の加熱された洗浄廃液によって洗浄液に
予熱をかけ、その洗浄液を処理槽内で所定の温度にまで
加熱するので、洗浄液を所定の温度まで加熱するための
エネルギーの一部を節約することができる効果を奏す
る。
【0073】請求項5に記載に発明は、複数の処理槽の
うちの第1の処理槽において処理中の加熱された洗浄液
によって、第2の処理槽に供給される洗浄液に予熱をか
け、その洗浄液を第2の処理槽内で所定の温度にまで加
熱するので、第2の処理槽において洗浄液を所定の温度
にまで加熱するためにエネルギーの一部を節約すること
ができる効果を奏する。
【0074】請求項9に記載の発明は、洗浄廃液により
予熱をかけられた洗浄液を処理槽に供給して、洗浄液を
予熱温度から所定の温度に加熱するので、洗浄液を所定
温度にまで加熱する時間を短縮することができ、その分
スループットの向上が図れる効果を奏する。
【0075】請求項13に記載の発明は、複数の処理槽
のうちの第1の処理槽において処理中の加熱された洗浄
液によって、第2の処理槽に供給される洗浄液に予熱を
かけ、その洗浄液が第2の処理槽内で所定の温度にまで
加熱されるので、第2の処理槽において洗浄液を所定温
度に加熱する時間を短縮することができ、その分スルー
プットを向上できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の好適な実施の形態に係わ
る洗浄処理装置の略図である。
【図2】図2は、本発明の第4の好適な実施の形態に係
わる洗浄処理装置1の略図である。
【図3】図3は、本発明の第4の好適な実施の形態に係
わる洗浄処理装置1の略図である。
【図4】図4は、本発明の第4の好適な実施の形態に係
わる洗浄処理装置1の略図である。
【図5】図5は、本発明の第4の好適な実施の形態に係
わる洗浄処理装置1の略図である。
【図6】図6は、本発明の第4の好適な実施の形態に係
わる洗浄処理装置1の略図である。
【図7】図7は、本発明の洗浄装置の処理槽内の洗浄液
の温度と加熱時間の関係を示すグラフである。
【図8】図8は、本発明の洗浄装置の処理槽内の洗浄液
の温度と加熱時間の関係を示すグラフである。
【図9】図9は、従来の洗浄処理装置のブロック図であ
る。
【図10】図10は、図9の処理槽に関連して使用され
る従来の洗浄処理装置の略図である。
【図11】図11は、図10の洗浄処理装置に秤量槽を
装備した従来の洗浄処理装置の略図である。
【図12】図12は、図11の洗浄処理装置の秤量槽に
ヒーターを内設した従来の洗浄処理装置の略図である。
【図13】図13は、従来の洗浄装置の処理槽内の洗浄
液の温度と加熱時間の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1・・・洗浄処理装置、2・・・処理槽、3・・・供給
手段、4・・・洗浄廃液、5・・・予備加熱槽、10・
・・供給管路、20・・・秤量槽、30・・・加熱手
段、a・・・洗浄液、b・・・薬液、W・・・被処理基

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液を加熱して被処理基板の洗浄処理
    をする処理槽と、この処理槽に洗浄液を供給する供給手
    段を具備した被処理基板の洗浄装置において、 前記被処理基板を洗浄処理した後の被加熱洗浄廃液を、
    前記処理槽に供給される前の洗浄液に予熱をかける予備
    加熱源として用いることを特徴とする洗浄処理装置。
  2. 【請求項2】 洗浄廃液を貯留する予備加熱槽を具備し
    て、前記供給手段から処理槽に洗浄液を供給する供給管
    路を前記予備加熱槽の洗浄廃液内に浸漬するように配設
    することを特徴とする前記請求項1に記載の洗浄処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記処理槽の洗浄液を秤量する秤量槽を
    具備したことを特徴とする前記請求項2に記載の洗浄処
    理装置。
  4. 【請求項4】 洗浄液の供給方向に対して、前記廃液に
    浸漬された供給管路よりも後に秤量槽を設け、その秤量
    槽に加熱手段を設けたことを特徴とする前記請求項3に
    記載の洗浄処理装置。
  5. 【請求項5】 洗浄液を加熱して被処理基板の洗浄処理
    を実施する複数の処理槽と、各処理槽用の洗浄液をそれ
    ぞれの処理槽に供給する供給手段を具備した被処理基板
    の洗浄処理装置において、 前記処理槽のうちの第1の処理槽において加熱された洗
    浄処理中の洗浄液を、第2の処理槽用の洗浄液を予熱す
    る予備加熱源として用いることを特徴とする洗浄処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1の処理槽が、洗浄処理順におい
    て、前記第2の処理槽の直前に配設されていることを特
    徴とする前記請求項5に記載の洗浄処理装置。
  7. 【請求項7】 第2の処理槽用の洗浄液を秤量する秤量
    槽を具備したことを特徴とする前記請求項5に記載の洗
    浄処理装置。
  8. 【請求項8】 第2の処理槽用の洗浄液の供給方向に対
    して、第1の処理槽内の洗浄液に浸漬された第2の処理
    槽用の供給管路よりも後に秤量槽を設け、更に、前記秤
    量槽に加熱手段を設けたことを特徴とする前記請求項7
    に記載の洗浄処理装置。
  9. 【請求項9】 被処理基板の洗浄処理をする処理槽内に
    洗浄液を供給し、その洗浄液を所定の温度に加熱して被
    処理基板の洗浄処理をする洗浄方法において、 被加熱洗浄廃液を予備加熱源として用いて、前記処理槽
    に供給される前の洗浄液に予熱をかけることを特徴とす
    る被処理基板の洗浄方法。
  10. 【請求項10】 洗浄廃液を予備加熱槽内に貯留し、 前記洗浄廃液内に浸漬した供給管路に洗浄液を通過させ
    て予熱を加え、その洗浄液を処理槽に供給することを特
    徴とする前記請求項9に記載の洗浄方法。
  11. 【請求項11】 秤量槽で処理槽の洗浄液を秤量して、
    その秤量した洗浄液を処理槽に供給することを特徴とす
    る前記請求項10に記載の洗浄方法。
  12. 【請求項12】 予備加熱槽の洗浄廃液内に浸漬した供
    給管路内を通過させた薬液を一旦秤量槽に入れて洗浄液
    とし、加熱手段で更に秤量槽内の洗浄液を所定の温度に
    加熱することを特徴とする前記請求項11に記載の洗浄
    方法。
  13. 【請求項13】 被処理基板の洗浄処理をする複数の処
    理槽のそれぞれに洗浄液を供給し、それらの洗浄液を所
    定の温度に加熱して被処理基板の洗浄処理をする洗浄方
    法において、 前記処理槽のうちの第1の処理槽において第1の処理槽
    用の洗浄液を加熱して被処理基板の第1の洗浄処理を行
    い、 第1の洗浄処理中に、第1の処理槽用の被加熱洗浄液
    を、第2の処理槽用の洗浄液を予熱する予備加熱源とし
    て用いることを特徴とする被処理基板の洗浄方法。
  14. 【請求項14】 秤量槽で第2の処理槽用の洗浄液を秤
    量し、その洗浄液を第1の処理槽用の被加熱洗浄液に浸
    漬した供給管内に通過させて第2の処理槽に供給するこ
    とを特徴とする前記請求項13に記載の洗浄方法。
  15. 【請求項15】 第1の洗浄処理中に、第2の処理槽用
    の薬液を第1の処理槽用の被加熱洗浄液内に浸漬した供
    給管路に通過させ、 その薬液を一旦秤量槽に入れて第2の処理槽用の洗浄液
    とし、更に、 加熱手段で秤量槽内の洗浄液を所定の温度に加熱するこ
    とを特徴とする前記請求項14に記載の洗浄方法。
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