JP2011131288A - 加工装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 加工水の温度を所定の温度に調整可能な加工装置を提供することである。
【解決手段】 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を加工する加工工具を有する加工手段と、該チャックテーブルに保持された被加工物と該加工工具に加工水を供給する加工水供給手段と、使用済みの加工水を排水する排水手段と、加工水源に接続され該加工水供給手段に所定の温度の加工水を導入する温度調整手段とを備えた加工装置であって、該排水手段に接続されて加工装置からの廃液を収容する廃液収容器と、該加工水源に接続されて加工水を該廃液収容器に導入して排液と加工水の間で熱交換する熱交換部と、該熱交換部を通過した加工水を該温度調整手段に導入する導入部とから構成された熱交換手段を具備したことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を加工する加工工具を有する加工手段と、該チャックテーブルに保持された被加工物と該加工工具に加工水を供給する加工水供給手段と、使用済みの加工水を排水する排水手段と、加工水源に接続され該加工水供給手段に所定の温度の加工水を導入する温度調整手段とを備えた加工装置であって、該排水手段に接続されて加工装置からの廃液を収容する廃液収容器と、該加工水源に接続されて加工水を該廃液収容器に導入して排液と加工水の間で熱交換する熱交換部と、該熱交換部を通過した加工水を該温度調整手段に導入する導入部とから構成された熱交換手段を具備したことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、加工水を供給しながら被研削物に加工を施す研削装置等の加工装置に関する。
IC,LSI等の数多くのデバイスが表面に形成され、且つ個々のデバイスが分割予定ライン(ストリート)によって区画された半導体ウエーハは、研削装置によって裏面が研削されて所定の厚みに加工された後、ダイシング装置によって分割予定ラインを切削して個々のデバイスに分割され、分割されたデバイスは携帯電話、パソコン等の電気機器に利用される。
ウエーハを研削する研削装置は、ウエーハを保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持されたウエーハを研削する研削砥石が配設された研削ホイールを回転可能に支持する研削手段と、ウエーハと研削ホイールに加工水を供給する加工水供給手段と、加工水を所定の温度に調整する温度調整手段とを少なくとも備えており、ウエーハを高精度に所望の厚みに研削することができる(特開2003−326458号公報参照)。
所望の研削性能を発揮するために、加工水源から供給された純水等からなる加工水はコンプレッサを含んだ温度調整手段により所定の温度、例えば23℃に温度調整されて研削領域に供給される。
しかし、温度調整手段に供給される加工水の温度は不安定であり非常に広範囲にわたる。例えば、温度の高い地域に設置された研削装置では、非常に高い温度の加工水が温度調整手段に供給される。
このように高温の加工水が温度調整手段に供給されると、温度調整手段の調整能力に限界があるため、加工水の温度を所望の温度に調整されることができず、ウエーハを高精度に所望の厚さに加工できないという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、加工水を所望の温度に調整可能な加工装置を提供することである。
本発明によると、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を加工する加工工具を有する加工手段と、該チャックテーブルに保持された被加工物と該加工工具に加工水を供給する加工水供給手段と、使用済みの加工水を排水する排水手段と、加工水源に接続され該加工水供給手段に所定の温度の加工水を導入する温度調整手段とを備えた加工装置であって、該排水手段に接続されて加工装置からの廃液を収容する廃液収容器と、該加工水源に接続されて加工水を該廃液収容器に導入して排液と加工水の間で熱交換する熱交換部と、該熱交換部を通過した加工水を該温度調整手段に導入する導入部とから構成された熱交換手段を具備したことを特徴とする加工装置が提供される。
好ましくは、加工手段は被加工物を研削する研削手段から構成され、加工工具は研削砥石がホイール基台に環状に配設された研削ホイールから構成される。
本発明によると、使用済みの廃液と未使用の加工液とを熱交換部で熱交換して、未使用の加工液の温度を使用済みの排液の温度に近づけることができる。よって、温度調整手段に供給される加工水の温度が温度調整手段の能力を超える比較的高温であっても、排液によって加工水が冷却されて温度調整手段の能力の許容値内に温度調整手段に供給される加工液の温度を収めることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明実施形態に係る研削装置の概略構成図が示されている。研削装置2のハウジング4は、ベース6と、ベース6から垂直に立ち上がったコラム8から構成される。コラム8には上下方向に伸びる一対のガイドレール12,14が固定されている。
この一対のガイドレール12,14に沿って研削ユニット(研削手段)16が上下方向に移動可能に装着されている。研削ユニット16は支持部20を介して一対のガイドレール12,14に沿って上下方向に移動する移動基台18に取り付けられている。
研削ユニット16は、支持部20に取り付けられたスピンドルハウジング22と、スピンドルハウジング22中に回転可能に収容されたスピンドル24と、スピンドル24を回転駆動するサーボモータ26を含んでいる。
研削装置2は、研削ユニット16を一対の案内レール12,14に沿って上下方向に移動する研削ユニット送り機構44を備えている。研削ユニット送り機構44は、ボールねじ46と、ボールねじ46の一端部に固定されたパルスモータ48から構成される。パルスモータをパルス駆動すると、ボールねじ46が回転し、移動基台18の内部に固定されたボールねじ46のナットを介して移動基台18が上下方向に移動される。
50は研削すべきウエーハ11を吸引保持するチャックテーブルであり、図示しないチャックテーブル移動機構によりY軸方向に移動可能に構成されている。即ち、チャックテーブル50は図1に示したウエーハ搬入・搬出位置と、研削ユニット16に対向する研削位置との間でY軸方向に移動される。52,54は蛇腹である。
図3に最も良く示されるように、スピンドル24の先端部にはホイールマウント28が固定されており、このホイールマウント28には研削ホイール30がねじ31で装着されている。
例えば、図2に示すように研削ホイール30は、環状基台32の自由端部に粒径0.3〜1.0μmのダイアモンド砥粒をビトリファイドボンド等で固めた複数の研削砥石34が固着されて構成されている。
加工水源56からは純水等の加工水が、熱交換手段58、温度調整手段60、ポンプ62、ホース36を介して研削ユニット16に供給される。図3に示すように、ホース36から供給された加工水は、スピンドル24に形成された加工水供給穴38、ホイールマウント28に形成された空間40及び研削ホイール30の環状基台32に形成された複数の加工水供給孔42を介して、研削砥石34とチャックテーブル50に保持されたウエーハ11に供給される。
熱交換手段58は、研削装置2の排水手段66に排水パイプ68を介して接続されて廃液を収容する廃液収容器64を含んでいる。廃液収容器64内には加工水源56に接続されたチューブ70が収容されており、廃液収容器64内に収容された廃液とチューブ70を流れる加工水とで熱交換部72を構成する。熱交換部72を通過した加工水は導入部74を介して温度調整手段60に導入される。
温度調整手段60はコンプレッサ等を含んだ従来公知の構成であり、導入部74を介して導入された加工水を例えば23℃に調整し、ポンプ62を駆動して加工水(研削水)を研削ユニット16に供給する。
研削ユニット16に供給される加工水が23℃に調整されているため、研削装置2の排水手段66から排水される廃液は24〜26℃近辺である。よって、熱交換部72内に配置されたチューブ70内を加工水源56から供給された30℃程度の高温の加工水が流れると、廃液と加工水との間で熱交換が行われ、高温の加工水が比較的低温の廃液により冷却されて、導入部74を介して温度調整手段60に導入される。
温度調整手段60に導入される加工水は、廃液との間で熱交換されて温度調整手段60の冷却能力範囲内である例えば26〜27℃に冷却されている。よって、温度調整手段60では導入された加工水を冷却して所望の温度である23℃に温度調整することができ、この温度調整された加工水がポンプ62を介して研削ユニット16に供給される。
ウエーハ11の裏面11bの研削時には、ウエーハ11の表面には図2に示すようにウエーハの表面に形成されたデバイスを保護するために保護テープ23が貼着される。保護テープ23を下にしてチャックテーブル50に吸引保持されたウエーハ11が図2に示す研削位置に位置づけられると、チャックテーブル50を矢印a方向に例えば300rpmで回転しつつ、研削ホイール32をチャックテーブル50と同一方向に、即ち矢印b方向に例えば6000rpmで回転させると共に、研削ユニット送り機構44を作動して研削砥石34をウエーハ11の裏面11bに接触させる。
そして、研削ホイール30を所定の研削送り速度(例えば3〜5μm/秒)で下方に所定量研削送りして、ウエーハ11の研削を実施する。図示しない接触式の厚み測定ゲージによってウエーハの厚みを測定しながらウエーハ11を所望の厚み、例えば100μmに仕上げる。
ウエーハ11の研削時には、熱交換手段58、高温調整手段60、ポンプ62、ホース36及び加工水供給孔42を介して研削領域に加工水を供給しながら研削が遂行される。
上述した実施形態によると、熱交換手段58で使用済みの廃液と未使用の加工水とを熱交換して未使用の加工水の温度を使用済みの廃液の温度に近づけて温度調整手段60に供給する。
よって、加工水の温度が温度調整手段の能力を超える比較的高い温度であっても、廃液によって加工水の熱が奪われて加工水が冷却されてから温度調整手段60に導入されるため、導入される加工水の温度を温度調整手段60の能力範囲内に収めることが出来る。
また、熱交換手段58によって温度調整手段60に供給される加工水の温度が所望の温度に近づくので、温度調整手段60の消費電力を下げる経済的効果がある。
以上説明した実施形態では、本発明を研削装置に適用した例について説明したが、本発明の原理は加工水を使用する切削装置等の他の加工装置にも同様に適用可能である。
2 研削装置
16 研削ユニット
30 研削ホイール
34 研削砥石
50 チャックテーブル
56 加工水源
58 熱交換手段
60 温度調整手段
64 廃液収容器
70 チューブ
72 熱交換部
16 研削ユニット
30 研削ホイール
34 研削砥石
50 チャックテーブル
56 加工水源
58 熱交換手段
60 温度調整手段
64 廃液収容器
70 チューブ
72 熱交換部
Claims (2)
- 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を加工する加工工具を有する加工手段と、該チャックテーブルに保持された被加工物と該加工工具に加工水を供給する加工水供給手段と、使用済みの加工水を排水する排水手段と、加工水源に接続され該加工水供給手段に所定の温度の加工水を導入する温度調整手段とを備えた加工装置であって、
該排水手段に接続されて加工装置からの廃液を収容する廃液収容器と、該加工水源に接続されて加工水を該廃液収容器に導入して排液と加工水の間で熱交換する熱交換部と、該熱交換部を通過した加工水を該温度調整手段に導入する導入部とから構成された熱交換手段を具備したことを特徴とする加工装置。 - 該加工手段は被加工物を研削する研削手段から構成され、該加工工具は研削砥石がホイール基台に環状に配設された研削ホイールから構成される請求項1記載の加工装置。
Priority Applications (1)
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JP2009290556A JP2011131288A (ja) | 2009-12-22 | 2009-12-22 | 加工装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2002210422A (ja) * | 2001-01-16 | 2002-07-30 | Sony Corp | 被処理基板の洗浄処理装置と洗浄方法 |
JP2003077878A (ja) * | 2001-09-03 | 2003-03-14 | Tokyo Electron Ltd | 液処理方法及び液処理装置 |
JP2003326458A (ja) * | 2002-05-08 | 2003-11-18 | Disco Abrasive Syst Ltd | 加工装置及び研削装置 |
JP2008030169A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Disco Abrasive Syst Ltd | 加工水温度制御装置 |
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2009
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