JP2002208782A - 多層プリント配線板用離型フィルム - Google Patents

多層プリント配線板用離型フィルム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】離型性に優れ、ハンドリング性が良好で、再使
用が容易な、多層プリント配線板用離型フィルムの提
供。 【解決手段】インタスティシャルバイアホールを含む多
層プリント配線板をプレス成形で製造する際に用いられ
る離型フィルム4であって、A層1、B層2、C層3が
この順で積層された3層構造を有し、A層がプレス成形
の温度より高い融点を有するフッ素樹脂からなり、B層
が熱可塑性エラストマー又はプレス成形の温度で溶融状
態となる熱可塑性樹脂からなり、C層がプレス成形の温
度より高い融点を有する熱可塑性非フッ素樹脂からな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インタスティシャ
ルバイアホール(以下、IVHという。)を含む多層プ
リント配線板を製造する際に用いる離型フィルムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、多層プリント配線板の高密度実装
を可能とするIVHの利用が広がっている。IVHと
は、多層プリント配線板の2層以上のプリント配線板間
を貫通するスルーホールで、多層プリント配線板全体を
貫通しない穴(バイア)である。
【0003】IVHには、多層プリント配線板表面から
スルーホールの存在が確認できるブラインドバイアホー
ルと、多層プリント配線板中にあって表面からスルーホ
ールの存在が確認できないベリードバイアホールの2種
類がある。IVHを有する多層プリント配線板は、プリ
ント配線板に穴開け加工でスルーホールを形成した後、
スルーホール部にめっきを施し、ついで接着用プリプレ
グを用いて銅箔又は他のプリント配線板と積層する手順
で製造される。
【0004】プレス成形機のプレス板間で成形してプリ
ント配線板が積層されるとき、接着用プリプレグによる
プレス板表面の汚染を防ぐため、プレス板と積層される
プリント配線板間に離型フィルムが挿入される。IVH
を有する多層プリント配線板の製造に用いられる離型フ
ィルムとしては、フッ素樹脂フィルム、ポリメチルペン
テン樹脂フィルム等の単層フィルム、離型性コーティン
グを施したポリエステルフィルム等が使用されてきた。
しかし、これらの離型フィルムを用いてプレス成形する
と、接着用プリプレグ中の樹脂が加熱・加圧により流動
しスルーホールを充填するとき、配線パターンが形成さ
れるプリント配線板表面にはみ出して硬化する問題があ
った。
【0005】特開平10−296765号公報には、融
点の低い熱可塑性樹脂フィルムの両側にフッ素樹脂フィ
ルムを接着剤で貼り合わせた3層構造の離型フィルムが
記載されている。この離型フィルムを用いると接着性プ
リプレグのはみ出しを抑制できるが、この離型フィルム
は柔らかくハンドリング性(作業性)に劣っていた。ま
た、接着剤を用いるので、フッ素樹脂フィルムの再使用
が困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、離型性に優
れ、ハンドリング性が良好で、フッ素樹脂フィルムの再
使用が容易な、IVHを含む多層プリント配線板用離型
フィルムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、IVHを含む
多層プリント配線板をプレス成形で製造する際に用いる
離型フィルムであって、A層、B層、C層がこの順で積
層された3層構造を有し、A層がプレス成形の温度より
高い融点を有するフッ素樹脂からなり、B層が熱可塑性
エラストマー又はプレス成形の温度で溶融状態となる熱
可塑性樹脂からなり、C層がプレス成形の温度より高い
融点を有する熱可塑性非フッ素樹脂からなることを特徴
とする離型フィルムを提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の離型フィルム4は、図1
に示すようにA層1、B層2、C層3がこの順で積層さ
れた3層構造を有する。本発明の離型フィルムにおける
A層は、プレス成形の温度より高い融点を有するフッ素
樹脂からなる。A層のフッ素樹脂は表面エネルギーが低
く、優れた離型性を発現する。
【0009】A層のフッ素樹脂としては、テトラフルオ
ロエチレン(以下、TFEという。)とコモノマーとの
共重合体が好ましい。コモノマーとしては、CF2=C
FCl、CF2=CH2等のTFE以外のフルオロエチレ
ン類、CF2=CFCF3、CF2=CHCF3等のフルオ
ロプロピレン類、CF3CF2CF2CF2CH=CH2
CF3CF2CF2CF2CF=CH2等のペルフルオロア
ルキル基の炭素数が4〜12の(ペルフルオロアルキ
ル)エチレン類、Rf(OCFXCF2mOCF=CF2
(式中Rfは炭素数1〜6のペルフルオロアルキル基、
Xはフッ素原子又はトリフルオロメチル基、mは0〜5
の整数を表す。)等のペルフルオロビニルエーテル類、
エチレン、プロピレン、イソブチレン等のオレフィン類
等が挙げられる。これらのコモノマーは、単独で使用し
てもよいし、2種以上組合わせて使用してもよい。
【0010】フッ素樹脂の具体例としては、TFE/エ
チレン系共重合体(以下、ETFEという。)、TFE
/ペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)系共重合体
又はTFE/ヘキサフルオロプロピレン系共重合体が好
ましい。
【0011】A層のフッ素樹脂は、帯電防止付与のため
の帯電防止剤を0.1〜2質量%含有することも好まし
い。また、カーボンブラック、炭酸カルシウム、シリカ
等の無機フィラーを1〜20質量%含有することも好ま
しい。さらに、離型フィルムの柔軟性を向上するため
に、TFE/プロピレン系共重合体、フッ化ビニリデン
/ヘキサフルオロプロピレン系共重合体等のフッ素ゴム
を1〜50質量%含有することも好ましい。
【0012】本発明の離型フィルムにおけるB層は、熱
可塑性エラストマー又は多層プリント配線板をプレス成
形する温度で溶融状態となる熱可塑性樹脂からなる。こ
こで、溶融状態とは、液体状態でもよく、プレス成形時
に容易に変形し、被成形物のスルーホールに蓋をするよ
うに隙間なく密着することができる程度の軟化状態でも
よい。
【0013】B層の熱可塑性樹脂の溶融温度としては、
50℃〜プレス成形温度+40℃の範囲が好ましい。例
えば、130℃でプレス成形する場合には、B層の熱可
塑性樹脂の溶融温度は50℃〜170℃の範囲が好まし
い。積層されるプリント配線板に熱が伝わり、プレス圧
力によりプリント配線板間で接着用プリプレグ中の樹脂
が流動を開始する時点でB層が溶融状態となることがよ
り好ましい。したがって、B層の熱可塑性樹脂の溶融温
度は、接着用プリプレグ中の樹脂が流動を開始する温度
よりも低いことがより好ましい。
【0014】B層の熱可塑性樹脂は、多層プリント配線
板の成形条件、接着用プリプレグ中の樹脂の種類等に合
わせて種々の熱可塑性樹脂中から適宜選択され、ポリエ
チレン(以下、PEという。)、ポリプロピレン(以
下、PPという。)又はエチレン/酢酸ビニル共重合体
(以下、EVAという。)であることが好ましい。これ
らの熱可塑性樹脂は、1種を単独で用いてもよいし、2
種以上を併用してもよい。EVAが、融点及び軟化点が
低く、流動特性が良好で、より好ましい。
【0015】B層の熱可塑性エラストマーとしては、多
層プリント配線板の成形条件、接着用プリプレグ中の樹
脂の種類等に合わせて種々の熱可塑性エラストマー中か
ら適宜選択できる。具体例としては、ポリエステル系エ
ラストマー(以下、TPEEという。)、ポリウレタン
系エラストマー(以下、TPUいう。)、ポリオレフィ
ン系エラストマー、スチレン/ブタジエン系エラストマ
ー、スチレン/イソプレン系エラストマー、スチレン/
プロピレン系エラストマー、ポリアミド系エラストマー
等の熱可塑性エラストマーが挙げられる。これらの熱可
塑性エラストマーは、1種を単独で用いてもよいし、2
種以上を混合して用いてもよい。
【0016】B層の熱可塑性エラストマーの反発弾性率
は35%以上が好ましく、45%以上がより好ましい。
反発弾性率がこの範囲にあると、プレス成形時に容易に
変形し、被成形物のスルーホール部に蓋をするように隙
間なく密着できるため接着用プリプレグのはみ出しを抑
制でき、かつスルーホール部へフィルムが入り込むこと
がないためスルーホール部の表面平滑性に優れる。
【0017】B層の熱可塑性エラストマーとしては、特
に、反発弾性率が高くゴム弾性が良好な、TPEE及び
TPUがより好ましい。
【0018】本発明において、熱可塑性エラストマーか
らなるB層を用いることが、スルーホール部の表面平滑
性により優れる多層プリント配線板を与えるので好まし
い。
【0019】本発明の離型フィルムにおけるC層は、プ
レス成形の温度より高い融点を有する熱可塑性非フッ素
樹脂からなる。なお、非フッ素樹脂とは、フッ素を含ま
ない樹脂をいう。熱可塑性非フッ素樹脂は、フッ素樹脂
に比較して、高温で離型フィルムの強度保持性に優れ、
離型フィルムのハンドリング性に優れる。
【0020】熱可塑性非フッ素樹脂としては、種々の樹
脂より適宜選択でき、ポリエチレンテレフタレート(以
下、PETという。)、ポリブチレンテレフタレート、
ポリカーボネート又はポリフェニレンスルフィド等が好
ましい。これらの樹脂は、プレス成形機のプレス板に対
する離型性に優れる。特に、PETが比較的安価でより
好ましい。C層のB層とは反対側の表面に、離型コーテ
ィング処理やエンボス処理を施すことも離型フィルムと
プレス板との離型性が向上するので好ましい。
【0021】本発明の離型フィルムにおいて、A層の厚
さは3〜100μmが好ましく、12〜25μmがより
好ましい。この範囲にあるとA層用フィルムの成形性が
良好であり、離型フィルムも安価に製造できる。B層の
厚さは10〜200μmが好ましく、15〜50μmが
より好ましい。この範囲にあると多層プリント配線板表
面のスルーホールへの離型フィルムの追従性に優れる。
C層の厚さは3〜100μmが好ましく、10〜30μ
mがより好ましい。この範囲にあると離型フィルムの破
断強度が大きいうえ、柔軟性が保持されるので、ハンド
リング性に優れる。さらに、本発明の離型フィルムの厚
さは16〜400μmが好ましく、37〜100μmが
より好ましい。この範囲にあるとハンドリング性に優れ
る。
【0022】本発明の離型フィルムの破断強度は、40
〜300MPaであることが好ましく、60〜200M
Paであることがより好ましい。破断強度があまりに小
さいと離型フィルムに腰がなく、折れ曲がりやシワが発
生しやすい。また、破断強度があまりに大きいと離型フ
ィルムの柔軟性がなくなるのでハンドリング性が低下す
る。
【0023】本発明において、離型フィルムをプレス成
形に使用した後、A層を離型フィルムから剥離し、A層
を再使用することも好ましい。このために、A層とB層
との間の接着力(以下、剥離強度ともいう。)は10〜
200mN/25mm幅であることが好ましく、15〜
100mN/25mm幅であることがより好ましい。A
層とB層との間の接着力があまりに小さいと多層プリン
ト配線板のプレス成形時にA層がB層と剥離しやすく、
あまりに大きいとプレス成形に使用した後にA層をB層
から容易に剥離できない。
【0024】本発明の離型フィルムは、A、B、Cの各
層を別々に押出成形、加圧成形、キャスト成形等の方法
で成形した後、積層して製造すること、又は、A、B、
Cの各層を同時に押出成形し、積層して製造すること、
が好ましい。各層を別々に成形した後、積層して製造す
る場合の積層には、通常の種々のラミネート成形法が採
用できるが、押出ラミネート成形法、ドライラミネート
成形法、熱ラミネート成形法等が好ましい。A層とB層
との剥離性に優れ、A層の再使用が容易となるので押出
ラミネート成形法がより好ましい。
【0025】本発明の離型フィルムをプレス成形に使用
して得られる多層プリント配線板は、ブラインドバイア
ホール又はベリードバイアホールのいずれか一方だけを
含んでいてもよく、両方を含んでいてもよい。
【0026】多層プリント配線板は、通常、基板、接着
用プリプレグ、銅箔等を原料とする。基板は、セルロー
ス系繊維紙、ガラス繊維等の織布又は不織布の基材に熱
硬化性樹脂を含浸した後、硬化して製造される。基板の
具体例としては、ガラス繊維/エポキシ樹脂複合体、ガ
ラス繊維/ポリイミド樹脂複合体、ガラス繊維/ビスマ
レイミド−トリアジン樹脂複合体、シリカ繊維/ポリイ
ミド樹脂複合体等が挙げられる。
【0027】基板同士の接着や、銅箔又はプリント配線
パターンが付された銅箔と基板との接着には、基板に用
いられた熱硬化性樹脂と同種の樹脂を用いた接着用プリ
プレグが用いられる。接着用プリプレグは、基材に未硬
化状態の熱硬化性樹脂、必要に応じて硬化剤及び溶剤を
含浸させ、130〜200℃で3〜5分間乾燥すること
によって製造される。接着用プリプレグは半硬化状態が
好ましい。接着用プリプレグの170℃でのゲル化時間
は、ガラス繊維/半硬化状態エポキシ樹脂系接着用プリ
プレグで100〜300秒、ガラス繊維/半硬化状態ポ
リイミド樹脂系接着用プリプレグで200〜400秒、
が好ましい。
【0028】多層プリント配線板は、接着用プリプレグ
を介して複数の基板を重ねて多層積層体を構成し、多層
積層体のスルーホールを有する面とプレス板間に離型フ
ィルムを挿入してプレス成形して製造することが好まし
い。また、IVHを含む多層プリント配線板の製造に
は、スルーホール部分にめっきを施した部分積層プリン
ト配線板を逐次積み上げるシーケンシャルラミネーショ
ン法等を用いることも好ましい。
【0029】多層プリント配線板製造時のプレス成形温
度は100〜240℃が好ましく、120〜220℃が
より好ましい。プレス成形圧力は0.3〜5MPaが好
ましく、0.4〜3MPaがより好ましい。プレス成形
時間は30〜240分が好ましく、40〜120分がよ
り好ましい。プレス成形時のプレス板としてはステンレ
ス鋼製板が好ましい。また、離型フィルムとプレス板と
の間にシリコーンゴム板等の柔軟性平板を挟んでもよ
い。
【0030】離型フィルムの使用にあたっては、積層さ
れたプリント配線板が両表面にスルーホール(ブライン
ドバイアホール)を有する場合には、両面に本発明の離
型フィルムを使用することが好ましい。また、積層され
たプリント配線板が一方の表面だけにブラインドバイア
ホールを有する場合には、ブラインドバイアホールを有
する片面に本発明の離型フィルムを使用し、ブラインド
バイアホールを有さないもう一方の面には、本発明の離
型フィルムを使用してもよいし、従来の離型フィルムを
使用してもよい。
【0031】本発明の離型フィルムの優れた特性の発現
機構は必ずしも明確ではないが次のように考えられる。
A層の材質は表面エネルギーが低いTFE系共重合体で
あるので多層プリント基板及びプレス板に対して離型性
を有する。また、B層がプレス成形温度で溶融状態にな
ることにより、A層の変形が容易になり多層プリント配
線板のブラインドバイアホール部を密封して、ブライン
ドバイアホール部からの接着用プリプレグのはみ出しを
防止する。さらに、C層側がプレス成形温度より高い融
点を有するので、プレス成形時にも十分な強度を保持し
て、ハンドリング性にも優れると考えられる。さらに、
B層が熱可塑性エラストマーの場合には、ゴム弾性を有
するので、多層プリント基板のスルーホール部へフィル
ムが入り込まないでブラインドバイアホール部を密封で
きるので表面平滑性がより向上すると考えられる。
【0032】
【実施例】以下の実施例により本発明を詳しく説明する
が、本願発明はこれらに限定されない。例1〜4及び例
7〜12が実施例であり、例5〜6が比較例である。離
型フィルムの破断強度の測定、剥離強度(接着力)の測
定、多層プリント配線板のプレス成形評価方法、接着用
プリプレグのはみ出し試験、表面平滑性評価及び熱可塑
性エラストマ−の反発弾性率の測定には以下に示す方法
を用いた。
【0033】[離型フィルムの破断強度の測定]破断強
度の測定は、JIS K7127にしたがい、4号試験
片を用い、標線間40mm、引張り速度200mm/分
で行った。
【0034】[離型フィルムの剥離強度(接着力)の測
定]A層とB層との間の剥離強度の測定には、3層構造
の離型フィルムを切断して得た長さ150mm、幅25
mmの試験片を用いた。試験片の長さ方向の端から50
mmの位置まで手でA層とB層との間を剥離した。つい
で、その位置を中央にして、引張り試験機を用いて、引
張り速度50mmで180℃剥離させたときの最大荷重
を剥離強度とした。
【0035】[多層プリント配線板のプレス成形評価方
法]各例で使用したプレス成形前のIVHを有する6層
プリント配線板20の断面図を図2に示す。両面銅貼り
積層板5〜7、9〜11及び13〜15と接着用プリプ
レグ8及び12が交互に積層された構造を有する。a及
びbがスルーホール、16、17、18、19がスルー
ホールめっき、である。両面銅貼り積層板の基材6、1
0、14はガラス繊維/エポキシ樹脂複合体からなる。
接着用プリプレグ8、12にはエポキシ樹脂含有量44
質量%のエポキシ樹脂含浸ガラス繊維を使用した。6層
プリント配線板は405mm×510mmの大きさであ
った。
【0036】以下の手順でプレス成形して得た6層プリ
ント配線板23の断面図を図3に示す。c及びdは硬化
した接着用プリプリグが充填された状態のスルーホール
(ブラインドバイアホール)である。熱硬化した接着用
プレプレグ21及び22で両面銅張り積層板5〜7と9
〜11及び9〜11と13〜15は接着されている。
【0037】図4に示すように、プレス機に、ステンレ
ス鋼製板24、離型フィルム4、6層プリント配線板2
0、離型フィルム4、ステンレス鋼製板25の順に重ね
て配置した。このとき、離型フィルムのハンドリング性
を評価した。6層プリント配線板のプレス成形条件は、
圧力2MPa、温度130℃で40分間、ついで圧力2
MPa、温度185℃で60分間、ついで圧力0.5M
Pa、温度185℃で30分間、であった。この間、プ
レス成形開始から60分間は減圧状態に保持した。
【0038】[接着用プリプレグのはみ出し性評価]プ
レス成形で得た6層プリント配線板のスルーホール部を
電子顕微鏡で観察し、6層プリント配線板表面への接着
用プリプレグのはみ出しの有無を評価した。 [表面平滑性評価]プレス成形で得られた6層プリント
配線板のスルーホール部の断面を顕微鏡で観察し、表面
の凹凸の状態を評価した。 [熱可塑性エラストマ−の反発弾性率の測定]JIS
K6255に従い測定した。
【0039】[例1]離型フィルムは、厚さ12μmの
ETFEフィルム(アフレックス12N、融点265
℃、旭硝子社製)をA層に、厚さ12μmのPETフィ
ルム(NSC、融点265℃、帝人デュポンフィルム社
製)をC層に、用いた。PP樹脂(Y−6005GM、
溶融温度130℃、出光石油化学社製)を押出成形して
B層を作成した後、B層の両側からA層とC層を貼り合
わせる押出ラミネート成形法で厚さ49μmの離型フィ
ルムを作成した。B層の厚さは25μmであった。離型
フィルムの破断強度は75.5MPaであった。
【0040】この離型フィルムを用い、多層プリント配
線板にA層側を接触させて6層プリント配線板をプレス
成形した。離型フィルムに適度な腰があり、ハンドリン
グ性に非常に優れていた。得られた6層プリント配線板
のスルーホール部には接着用プリプレグのはみ出しがほ
とんどなかった。プレス成形後の離型フィルムのA層と
B層との間の剥離強度は15.7mN/25mm幅であ
り、A層とB層は手作業で容易に剥離でき、A層が再使
用できた。
【0041】[例2]B層として例1と異なるPP樹脂
(PH803A、溶融温度159℃、モンテル・エスデ
ィーケイ・サンライズ社製)を用いる以外は例1と同様
にして、厚さ49μmの離型フィルムを作成した。B層
の厚さは25μmであった。この離型フィルムの破断強
度は74.0MPaであった。
【0042】例1と同様に6層プリント配線板をプレス
成形した。離型フィルムに適度な腰があり、ハンドリン
グ性が非常に優れていた。得られた6層プリント配線板
のスルーホール部には接着用プリプレグのはみ出しがほ
とんどなかった。プレス成形後の離型フィルムのA層と
B層の剥離強度は19.6mN/25mm幅であり、手
作業で容易に剥離でき、A層が再使用できた。
【0043】[例3]B層としてPP樹脂の代わりにP
E樹脂(ペトロセン1384R、溶融温度110℃、東
ソー社製)を用いる以外は例1と同様にして、厚さ49
μmの離型フィルムを作成した。B層の厚さは25μm
であった。この離型フィルムの破断強度は74.0MP
aであった。
【0044】例1と同様に6層プリント配線板をプレス
成形した。離型フィルムに適度な腰があり、ハンドリン
グ性が非常に優れていた。得られた6層プリント配線板
のスルーホール部には接着用プリプレグのはみ出しがほ
とんどなかった。プレス成形後の離型フィルムのA層と
B層の剥離強度は65.7mN/25mm幅であり、手
作業で容易に剥離でき、A層が再使用できた。
【0045】[例4]B層としてPP樹脂の代わりにE
VA樹脂(ウルトラセン541L、溶融温度95℃、東
ソー社製)を用いる以外例1と同様にして厚さ49μm
の離型フィルムを作成した。B層の厚さは25μmであ
った。離型フィルムの破断強度は74.6MPaであっ
た。
【0046】例1と同様にして、6層プリント配線板を
プレス成形した。離型フィルムに適度な腰があり、ハン
ドリング性が非常に優れていた。得られた多層プリント
配線板のスルーホール部には接着用プリプレグのはみ出
しがほとんどなかった。プレス成形後の離型フィルムの
A層とB層の剥離強度は37.3mN/25mm幅であ
り、手作業で容易に剥離でき、A層が再使用できた。
【0047】[例5(比較例)]離型フィルムとして、
破断強度が26.8MPaで、厚さ25μmのETFE
フィルムを用いた以外は例1と同様にして6層プリント
配線板を得た。ETFEフィルムは、ハンドリング性が
悪かった。得られた多層プリント配線板のスルーホール
部には接着用プリプレグのはみ出しが見られた。
【0048】[例6(比較例)]厚さ12μmのETF
Eフィルムと厚さ75μmのPETフィルムをアクリル
系2液硬化型接着剤を用いてドライラミネートしてET
FE層とPET層の2層よりなる離型フィルムを得た。
この離型フィルムの破断強度は315MPaであった。
【0049】この離型フィルムを、ETFE層側をプリ
ント配線板に接触させて、例1と同様の条件で6層プリ
ント配線板をプレス成形した。この離型フィルムには適
度な腰があり、ハンドリング性が非常に優れていたが、
得られた多層プリント配線板のスルーホール部には接着
用プリプレグのはみ出しが見られた。プレス成形後の離
型フィルムのETFE層とPET層の剥離強度は540
mN/25mm幅であり、ETFE層とPET層は手作
業により剥離することができなかった。
【0050】[例7]離型フィルムは、厚さ12μmの
ETFEフィルム(アフレックス12N、融点265
℃、旭硝子社製)をA層に、厚さ25μmのPETフィ
ルム(ルミラーX44、融点265℃、東レ社製)をC
層に、用いた。TPEE(ヌーベランR−4110、帝
人社製)を押出成形し、TPEEフィルムを作成した。
このTPEEの反発弾性率は85%であった。
【0051】TPEEフィルム(B層)の両側からA層
とC層を貼り合わせる押出ラミネート成形法で厚さ57
μmの離型フィルムを作成した。B層の厚さは20μm
であった。この離型フィルムの破断強度は82.3MP
aであった。
【0052】この離型フィルムを用い、多層プリント配
線板にA層側を接触させて6層プリント配線板をプレス
成形した。プレス成形後の離型フィルムのA層とB層と
の間の剥離強度は68.2mN/25mm幅であり、A
層とB層は手作業で容易に剥離でき、A層が再使用でき
た。得られた6層プリント配線板はスルーホール部の表
面平滑性に優れ、接着用プリプレグのはみ出しがほとん
どなかった。
【0053】[例8]B層として例7と異なるTPEE
(ヌーベランR−4135、帝人社製)を用いる以外は
例7と同様にして、厚さ57μmの離型フィルムを作成
した。B層の厚さは20μmであった。このTPEEの
反発弾性率は69%であった。この離型フィルムの破断
強度は80.1MPaであった。
【0054】例7と同様に6層プリント配線板をプレス
成形した。プレス成形後の離型フィルムのA層とB層と
の間の剥離強度は35.1mN/25mm幅であり、A
層とB層は手作業で容易に剥離でき、A層が再使用でき
た。得られた6層プリント配線板はスルーホール部の表
面平滑性に優れ、接着用プリプレグのはみ出しがほとん
どなかった。
【0055】[例9]B層として例7と異なるTPEE
(ペルプレンP−30B、東洋紡績社製)を用いる以外
は例7と同様にして、厚さ62μmの離型フィルムを作
成した。B層の厚さは25μmであった。このTPEE
の反発弾性率は82%であった。この離型フィルムの破
断強度は77.6MPaであった。
【0056】例7と同様に6層プリント配線板をプレス
成形した。プレス成形後の離型フィルムのA層とB層と
の間の剥離強度は55.4mN/25mm幅であり、A
層とB層は手作業で容易に剥離でき、A層が再使用でき
た。得られた6層プリント配線板はスルーホール部の表
面平滑性に優れ、接着用プリプレグのはみ出しがほとん
どなかった。
【0057】[例10]B層として例7と異なるTPE
E(ペルプレンP−70B、東洋紡績社製)を用いる以
外例7と同様にして厚さ62μmの離型フィルムを作成
した。B層の厚さは25μmであった。このTPEEの
反発弾性率は69%であった。この離型フィルムの破断
強度は79.5MPaであった。
【0058】例7と同様に6層プリント配線板をプレス
成形した。プレス成形後の離型フィルムのA層とB層と
の間の剥離強度は40.5mN/25mm幅であり、A
層とB層は手作業で容易に剥離でき、A層が再使用でき
た。得られた6層プリント配線板はスルーホール部の表
面平滑性に優れ、接着用プリプレグのはみ出しがほとん
どなかった。
【0059】[例11]B層としてTPEEの代わりに
TPU(E−380、日本ポリウレタン社製)を用いる
以外例7と同様にして厚さ62μmの離型フィルムを作
成した。B層の厚さは25μmであった。このTPUの
反発弾性率は63%であった。この離型フィルムの破断
強度は81.1MPaであった。
【0060】例7と同様に6層プリント配線板をプレス
成形した。プレス成形後の離型フィルムのA層とB層と
の間の剥離強度は18.2mN/25mm幅であり、A
層とB層は手作業で容易に剥離でき、A層が再使用でき
た。得られた6層プリント配線板はスルーホール部の表
面平滑性に優れ、接着用プリプレグのはみ出しがほとん
どなかった。
【0061】[例12]B層としてTPEEの代わりに
TPU(P−480、日本ポリウレタン社製)を用いる
以外は例7と同様にして厚さ62μmの離型フィルムを
作成した。B層の厚さは25μmであった。このTPU
の反発弾性率は53%であった。この離型フィルムの破
断強度は81.0MPaであった。
【0062】例7と同様に6層プリント配線板をプレス
成形した。プレス成形後の離型フィルムのA層とB層と
の間の剥離強度は25.0mN/25mm幅であり、A
層とB層は手作業で容易に剥離でき、A層が再使用でき
た。得られた6層プリント配線板はスルーホール部の表
面平滑性に優れ、接着用プリプレグのはみ出しがほとん
どなかった。
【0063】
【発明の効果】本発明の離型フィルムは、IVHを含む
多層プリント配線板のプレス成形に使用できる。ハンド
リング性に優れ、接着用プリプレグのはみ出しを防止で
き、かつ多層プリント配線板の離型性に優れる。また、
多層プリント配線板のスルーホール部の表面平滑性にも
優れる。さらに、離型フィルムのフッ素樹脂層が容易に
剥離でき、フッ素樹脂層の再使用ができる。また、本発
明の離型フィルムはフッ素樹脂層の厚さが薄いので経済
性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の離型フィルムの断面図。
【図2】プレス成形前の6層プリント配線板の断面図。
【図3】プレス成形後の6層多層プリント配線板の断面
図。
【図4】プレス成形時の積層配置状態を示す断面図。
【符号の説明】
1:A層 2:B層 3:C層 4:離型フィルム 5、7、9、11、13、15:銅箔層 6、10、14:基材 8、12:接着用プリプレグ 16、17、18、19:スルーホールめっき 21、22:硬化した接着用プリプレグ 24、25:ステンレス鋼製板 a、b、c、d:スルーホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK01B AK01C AK04B AK07B AK17A AK41 AK41B AK51B AK68B AL01A AL09B BA03 BA07 BA10A BA10C EH23 GB43 JA04A JA04C JB16B JB16C JL00 JL05 JL11 YY00A YY00B YY00C 5E346 CC60 EE01 GG28 HH33

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インタスティシャルバイアホールを含む多
    層プリント配線板をプレス成形で製造する際に用いられ
    る離型フィルムであって、A層、B層、C層がこの順で
    積層された3層構造を有し、A層がプレス成形の温度よ
    り高い融点を有するフッ素樹脂からなり、B層が熱可塑
    性エラストマー又はプレス成形の温度で溶融状態となる
    熱可塑性樹脂からなり、C層がプレス成形の温度より高
    い融点を有する熱可塑性非フッ素樹脂からなることを特
    徴とする離型フィルム。
  2. 【請求項2】前記A層のフッ素樹脂が、テトラフルオロ
    エチレン/エチレン系共重合体、テトラフルオロエチレ
    ン/ペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)系共重合
    体又はテトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピ
    レン系共重合体である請求項1又は2に記載の離型フィ
    ルム。
  3. 【請求項3】前記B層の熱可塑性樹脂が、ポリエチレ
    ン、ポリプロピレン又はエチレン/酢酸ビニル共重合体
    である請求項1又は2に記載の離型フィルム。
  4. 【請求項4】前記B層の熱可塑性エラストマーが、ポリ
    エステル系エラストマー又はポリウレタン系エラストマ
    ーである請求項1又は2に記載の離型フィルム。
  5. 【請求項5】前記B層の熱可塑性エラストマーの反発弾
    性率が35%以上である請求項1、2又は4に記載の離
    型フィルム。
  6. 【請求項6】前記A層とB層との間の接着力が10〜2
    00mN/25mm幅である請求項1〜5のいずれかに
    記載の離型フィルム。
  7. 【請求項7】前記離型フィルムの破断強度が40〜30
    0MPaである請求項1〜6のいずれかに記載の離型フ
    ィルム。
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