JP2002179926A - 防湿加工用樹脂組成物および防湿材 - Google Patents
防湿加工用樹脂組成物および防湿材Info
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Abstract
性能を付与することができ、再生に際し樹脂層と紙との
離解性がよく、耐スベリ性がよく、ワックスの脱落のな
い防湿加工用樹脂組成物と、防湿材を提供すること。 【解決手段】 合成樹脂エマルジョンまたは合成ゴムラ
テックス(A)と平均粒子径が1〜50μmで軟化点が
70℃以上の疎水性有機樹脂粉末(B)とを含有する防
湿加工用樹脂組成物と、この組成物が基材上に塗布され
てなる防湿材。
Description
成物と、この防湿加工用樹脂組成物を用いた防湿材に関
するものであり、さらに詳しくは、紙または不織布に塗
工または含浸することによって、防湿性の層を形成させ
る防湿加工用樹脂組成物と、この防湿加工用樹脂組成物
を用いた防湿材に関するものである。この防湿加工用樹
脂組成物は、特に故紙や損紙の回収が容易な防湿、防水
組成物であり、特に包装紙の分野に適用されるものであ
り、防湿材としては、特に防湿紙が挙げられる。
ニリデン樹脂を塗工した防湿コ−ト紙や、ポリエチレン
ラミネ−ト紙などがある。これらの防湿紙は、防湿性能
の面で良好であるため包装紙分野に適用されている。
から故紙や損紙の回収に際して、紙に再生することが容
易か否かという問題がある。この観点からポリエチレン
ラミネート紙の場合は、樹脂層と紙との解離が困難であ
り、故紙や損紙を回収しても再生し難いという問題があ
る。
は、塗工紙の焼却廃棄処理するときハロゲンの有毒ガス
発生が、最近環境上問題となっている。
り、代替防湿紙の開発が強く要求されている。
クス100重量部にワックス5〜200重量部を配合し
塗工することにより防湿紙を得る技術が、特公昭55−
2259号公報の中に提案されている。しかし、この技
術は、ワックスを使用しているため塗工面が滑りやす
く、防滑剤などを用いても、耐スベリ性を満足するもの
ではない。また、塗工面の磨耗によるワックスの脱落に
よってかえって防湿性能の低下がみられる。さらに塗工
紙の巻取り時の圧力によって塗工紙のブロッキングなど
の問題が発生する。
をブレンドしてダンボ−ルへ塗工し、防湿紙を製造する
技術も提案されている(特公平2−1671号公報)。
しかし、この技術で得られる防湿紙は、耐スベリ性は満
足するものであるが、防湿性は、上記塩化ビニリデン樹
脂塗工紙や、ポレエチレンラミネート紙に較べて劣って
いる。
ン化もしくはフマール化ロジンと多価アルコールとのエ
ステル化物とポリブテン等を含有するワックスエマルジ
ョンを防湿組成物として使用した技術がある(特公平3
−10759号公報)。しかし、この防湿組成物を基材
に塗布して得られる防湿紙は、塗工面の摩耗によってワ
ックスが脱落し防湿性が低下する。
クスおよび合成樹脂ラテックスを含む防湿層を形成して
なる防湿性紙において、該防湿層がアスペクト比5以上
で粒子径が5〜50μmの平板状顔料を含有し、しかも
n−パラフイン成分率が防湿層全体に対し0.5〜5.
0重量%である防湿性紙に関する技術がある(特開平9
−111696号公報)。しかし、この技術は、組成物
を製造するときの顔料分散性、顔料配合での増粘により
低粘度化が難しく、低粘度を必要とする塗工機での塗工
適性に問題がある。また、塗工紙の光沢性(白色度)と
摩擦係数においても十分満足の行く性能が得られない。
ス等の合成樹脂ラテックスを主材とする防湿剤に水酸化
アルミニウム細粉、好ましくは更にワックスを添加した
塗工液を、水酸化アルミニウム細粉の粒子の一部が塗工
液の塗工により形成された防湿層の表面に突出するよう
に原紙に塗工した防湿加工紙に関する技術がある(特開
平11−335999号公報)。しかし、この技術は、
ポリエチレンラミネ−ト紙に匹敵する防湿性が得られる
ものの、それ以上の防湿性能を得るのは困難である。ま
た、ここで用いる塗工液は、水酸化アルミニウム細粉が
沈降し易く、保存安定性に劣るという欠点がある。
防湿性を付与できると共に、故紙と損紙の回収が可能な
エマルジョン系の防湿加工用樹脂組成物、好ましくは保
存安定性に優れる防湿加工用樹脂組成物の開発が望まれ
ている。
する課題は、ポリエチレンラミネ−ト紙以上の高防湿性
能(JIS Z−0208)を付与することができ、再
生に際し樹脂層と紙との離解性がよく、耐スベリ性がよ
く、ワックスの脱落のない防湿加工用樹脂組成物、好ま
しくは保存安定性に優れる防湿加工用樹脂組成物と、こ
の防湿加工用樹脂組成物を用いた防湿材を提供すること
にある。
解決するために鋭意研究を行なった結果、合成樹脂エマ
ルジョンまたは合成ゴムラテックス(A)と、平均粒子
径が1〜50μmで軟化点が70℃以上の疎水性有機樹
脂粉末(B)、好ましくは、さらに特定割合の融点が4
5〜65℃のパラフィンワックス(C)とを、含有して
なる樹脂組成物は、保存安定性に優れ、これを紙等の基
材に塗工することにより、ポリエチレンラミネ−ト並み
の高い防湿性能を発揮し、かつ、故紙と損紙の回収が容
易で、しかも、耐ブロッキング性に優れるものが得られ
ること等を見い出し、本発明を完成させるに到った。
(A)と平均粒子径が1〜50μmで軟化点が70℃以
上の疎水性有機樹脂粉末(B)とを含有していることを
特徴とする、防湿加工用樹脂組成物、 2.さらに、融点が45〜65℃のパラフィンワックス
(C)を、固形分換算で、合成樹脂エマルジョンまたは
合成ゴムラテツクス(A)100重量部に対して0.3
〜150重量部含有する、上記1記載の防湿加工用樹脂
組成物、 3.パラフインワックス(C)が、ノルマルパラフィン
ワックスを90重量%以上含むものである、上記2記載
の防湿加工用樹脂組成物、 4.合成樹脂エマルジョウンまたは合成ゴムラテックス
(A)中の樹脂分のガラス転移温度(Tg)が、5〜3
0℃である上記1,2または3記載の防湿加工用樹脂組
成物、 5.疎水性有機樹脂粉末(B)を、固形分換算で、合成
樹脂エマルジョンまたは合成ゴムラテックス(A)10
0重量部に対して5〜250重量部含有する、上記1〜
4のいずれか1つに記載の防湿加工用樹脂組成物、 6.疎水性有機樹脂粉末(B)が、平均粒子径8〜30
μm、軟化点80〜300℃、比重1.0〜2.0の疎
水性有機樹脂粉末である、上記1〜5のいずれか1つに
記載の防湿加工用樹脂組成物、 7.疎水性有機樹脂粉末(B)が、ポリエステル系樹
脂、ロジン酸エステル系樹脂、テルペンフェノ−ル系樹
脂、石油系樹脂、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂およ
びエポキシ系樹脂からなる群から選ばれる1種以上の樹
脂の粉末である、上記1〜6のいずれか1つに記載の防
湿加工用樹脂組成物、 8.さらに、平均粒子径が1〜50μmの無機物質粉末
(無機系顔料)(D)を含有する、上記1〜7のいずれ
か1つに記載の防湿加工用樹脂組成物、 9.疎水性有機樹脂粉末(B)と無機物質粉末(無機系
顔料)(D)の重量比(B)/(D)が、100/5〜
0/95である、上記8記載の防湿加工用樹脂組成物、 10.上記1〜9のいずれか1つに記載の防湿加工用樹
脂組成物が、固形分換算で、10〜50/m2 となる塗
布量で基材上に塗布されていることを特徴とする、防湿
材、 および、 11.基材が紙である、上記11記載の防湿材、 を提供するものである。
ョンまたは合成ゴムラテックス(A)は、その種類は特
に限定されるものではなく、樹脂分のガラス転移温度
(Tg)が−39〜40℃の合成樹脂エマルジョンまた
は合成ゴムラテツクスを通常用いるが、なかでも、耐ブ
ロッキング性、防湿性に優れる防湿材が得られることか
ら、樹脂分のガラス転移温度(Tg)が5〜30℃の合
成樹脂エマルジョンまたは合成ゴムラテツクスが好まし
い。
ラテックス(A)としては、例えば、以下に示すような
エチレン性不飽和単量体を単独もしくは複数組み合わせ
て(ただし、合成ゴムラテックスの場合は、脂肪族共役
ジエン単量体等を必須成分として用いて)乳化重合させ
ることにより製造されるものが挙げられる。エチレン性
不飽和単量体としては、例えば、アクリル酸メチル、メ
タクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エ
チル、アクリル酸プロピル、メタルクル酸プロピル、ア
クリル酸ブチル、メタルリル酸ブチル、アクリル酸ヘキ
シル、メタアクリル酸ヘキシル、アクリル酸ヘプチル、
メタクリル酸ヘプチル、アクリル酸オクチル、メタクリ
ル酸オクチル、アクリル酸オクタデシル、メタクリル酸
オクタデシル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル;1,2−ブタジェン、1,3−ブタジェン、イソプ
レン、クロロプレン等の脂肪族共役ジエン単量体;スチ
レン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、クロルス
チレン、2,4−ジブロモスチレン等のエチレン性不飽
和芳香族単量体;アクリロニトリル、メタクロニトリル
等の不飽和ニトリル;アクリル酸、メタクリル酸、クロ
トン酸、マレイン酸およびその無水物、フマル酸、イタ
コン酸;マレイン酸モノメチル、フマル酸モノエチル、
イタコン酸モノノルマルブチル等の不飽和ジカルボン酸
モノアクキルエステル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル等のビニルエステル;塩化ビニリデン、臭化ビニリデ
ン等のビニリデンハライド;アクリル酸−2−ヒドロキ
シエチル、アクリル酸−2−ヒドロキシプロピル、メタ
クリル酸−2−ヒドロキルエチル等のエチレン性不飽和
カルボン酸のヒドロキシアルキルエステル;アクリル酸
グリシジル、メタクリル酸グリシジル等の如きエチレン
性不飽和カルボン酸のグリシジルエステル;アクリルア
ミド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
ド、N−メチロールメタクリルアミド、N−ブトキシメ
チルアクリルアミド、ジアセトンアクリルミド等のラジ
カル重合可能な単量体が挙げられる。
は合成ゴムラテックス(A)は、上記のエチレン性不飽
和単量体を乳化重合することによって得られるが、この
際使用する乳化剤としては、一般に市販されている陰イ
オン性界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面
活性剤、両イオン界面活性剤などを使用することができ
る。これらのうち、防湿性をより高めるためには反応性
乳化剤を用いることが好ましい。この反応性乳化剤を用
いることによりソープフリー型のエマルジョンが得られ
る。
スルホン酸ソーダ、ビニルスルホン酸ソーダ、各種エチ
レン性不飽和基を有する乳化剤などを挙げることができ
る。この中でも、特開昭58−203960号公報で示
される下記の構造式を有する化合物が最も好ましい。
子の1つがフッ素原子で置換された炭素原子数18のア
ルキル基を表し、Mはナトリウム原子またはアンモニウ
ム基を表す。)
ジョンまたは合成ゴムラテックス(A)中のの樹脂にカ
ルボキシル基等の陰イオン性基、第4級アンモニウム塩
基等の陽イオン性基、エチレンオキサイド鎖等の非イオ
ン性の官能基を含ませた自己乳化型のソープフリーのエ
マルジョンを使用することもできる。
合成樹脂エマルジョンまたは合成ゴムラテックス(A)
とワックスエマルジョンとを併用するものである場合に
は、ワックスエマルジョンとの相溶性の点から、乳化剤
のイオン性、非イオン性を一致させることが好ましい。
例えば、ワックスエマルジョンに陰イオン性界面活性剤
を使用すれば合成樹脂エマルジョンまたは合成ゴムラテ
ックス(A)も陰イオン性界面活性剤を使用したものが
好ましい。
ジョンまたは合成ゴムラテックス(A)の固形分100
重量部に対して、0.1〜3重量部用いるのが、防湿性
に優れる防湿材が得られることから、好ましい。
は、高い防湿性能が得られることから、スチレンブタジ
エンゴム(SBR)、メチルメタクリレートブタジエン
ゴム(MBR)の水分散体が好ましい。
ンとしては、上記エチレン性不飽和単量体を乳化重合し
たものであるが、防湿性に優れる防湿材が得られること
から、これらのエチレン性不飽和単量体の中でも2−エ
チルヘキシルアクリレ−トを必須成分として使用したも
のが好ましい。
は合成ゴムラテックス(A)を製造するに際しては、例
えば、前記したエチレン性不飽和単量体を必須成分とし
た単量体混合物を、フリ−ラジカル発生触媒の存在下
で、40〜80℃で乳化重合を行なえばよい。フリ−ラ
ジカル発生触媒としては、例えば、過硫酸カリウム(K
2S2O8)、過硫酸アンモニウム[(NH4)2S2O8]、
過酸化水素等の水性触媒、tert−ブチルハイドパ−オキ
サイド、クメンハイドロパ−オキサイド等の油性触媒な
どが挙げられる。
通常用いられる添加剤、例えば、連鎖移動剤、エチレン
ジアミン四酢酸、pH調整のためのアルカリ物質を必要
に応じて使用することができる。
ンまたは合成ゴムラテッス(A)は、未反応モノマーの
臭気を低減する等のため、例えば、ストリッピング等の
方法によって必要とされる固形分含量に濃縮されて使用
することが好ましい。
ッス(A)の最低造膜温度(MFT)としては、特に制
限はないが、皮膜形成性に優れる防湿加工用樹脂組成物
が得られることから、50℃以下が好ましい。
としては、平均粒子径が1〜50μmで、軟化点が70
℃以上の疎水性有機樹脂からなる粉末であればよく、特
に限定されないが、疎水性有機樹脂粉末(B)を含有さ
せた本発明の防湿加工用樹脂組成物からなる塗工液を紙
等の基材に塗工した際に疎水性有機樹脂粉末(B)の粒
子の一部分が塗工液の塗工により形成された防湿層の表
面に突出するようになるものが望ましいことから、平均
粒子径が8〜30μmのものが好ましく、なかでも平均
粒子径が8〜30μm、軟化点が80〜300℃、比重
が1.0〜2.0のものが特に好ましい。平均粒子径が
1μm未満の場合には、耐ブロッキング性の劣る防湿材
となるし、50μmを越えると造膜性、防湿性および表
面状態に劣る防湿材となることから、それぞれ好ましく
ない。
例えば、ポリエステル系樹脂粉末、ロジン酸エステル系
樹脂粉末、テルペンフェノ−ル系樹脂粉末、石油系樹脂
粉末、スチレン系樹脂粉末、アクリル系樹脂粉末、エポ
キシ系樹脂粉末等が挙げられ、なかでも分散性が良好で
長期保存安定性に優れる防湿加工用樹脂組成物が得られ
ることから、ポリエステル系樹脂粉末、スチレン系樹脂
粉末が好ましい。
成樹脂エマルジョンまたは合成ゴムラテックス(A)の
固形分100重量部に対して、通常5〜250重量部で
あるが、なかでも耐すべり性、造膜性、防湿性に優れる
防湿材が得られることから、10〜150重量部が好ま
しい。
樹脂エマルジョンまたは合成ゴムラテッス(A)および
疎水性有機樹脂粉末(B)と共に、融点が45〜65℃
のパラフィンワックス(C)や脂肪酸エステルを併用す
ることが、透湿性、造膜性および耐すべり性を同時に満
足する防湿材が得られることから好ましく、なかでもパ
ラフィンワックス(C)を併用することが特に好まし
い。
れ、精製された結晶性パラフィンであり、主としてノル
マルパラフィン、イソパラフィン、シクロパラフィン等
の構造のものがある。パラフィンワックスの融点は、通
常40〜70℃の範囲で変化するが、本発明で用いるパ
ラフィンワックス(C)は、融点が45〜65℃である
ことが必須である。融点が45℃に満たないと、本発明
の防湿加工用樹脂組成物を基材に塗布後、乾燥工程にお
いて基材にしみ込んでしまうため防湿性を発揮せず、6
5℃を越えるとワックスが塗膜の表面に出ないため防湿
性を発揮しないことから、それぞれ好ましくない。さら
に、本発明で用いるパラフィンワックス(C)として
は、なかでも、ノルマルパラフィンを90重量%以上含
み、イソパラフィンとシクロパラフィンは10重量%以
下であるものが、防湿性に優れる防湿材が得られること
から、好ましい。また、分子量は、特に制限がないが、
数平均分子量で330〜480であることが、防湿性に
優れる防湿材を得られることから、好ましい。炭素原子
数は、特に制限はないが、20〜35のものが好まし
い。
湿性と耐スベリ性に優れる防湿材が得られることから、
合成樹脂エマルジョンまたは合成ゴムラテックス(A)
の固形分100重量部に対して、0.3〜150重量部
であることが好ましく、なかでも、2〜100重量部が
特に好ましい。
は、固形状またはこの固形状のものを乳化分散したエマ
ルジョン状のものが挙げられ、いずれの形態も使用する
ことができるが、合成樹脂エマルジョン等との相溶性の
点でエマルジョン状のものが好ましい。
際、乳化剤を使用することができる。乳化剤としては、
一般に市販されている陰イオン性界面活性剤、非イオン
界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両イオン界面活性剤
などを使用することができる。
は、例えば、115、120、125、130、13
5、140、150〔以上、日本精蝋(株)製〕等の固形
状パラフィンワックス;EMUSTER 0135、0
136、0384〔以上、日本精蝋(株)製〕、ハリック
ス WE200〔ハリマ化成(株)製〕、セロゾール 4
28、B−460、B−608、B−982、686
〔以上、中京油脂(株)製〕等のエマルジョン状パラフィ
ンワックスなどが挙げられる。
ルジョンまたは合成ゴムラテッス(A)および疎水性有
機樹脂粉末(B)と共に、好ましく併用することができ
る脂肪酸エステルとしては、特に限定されないが、例え
ば、炭素原子数が6〜36の高級脂肪酸と炭素原子数が
6〜36の高級アルコ−ルとから得られる脂肪酸エステ
ルが挙げられ、なかでも耐水性に優れる防湿加工用樹脂
組成物が得られることから、炭素原子数14〜26の高
級脂肪酸と炭素原子数14〜26の高級アルコ−ルとか
ら得られる脂肪酸エステルが好ましく、ステアリン酸ス
テアリルが特に好ましい。
末、水分散化されたタイプ等の形態のものが挙げられる
が、配合作業性を考えると水分散化されたタイプが好ま
しい。
限されないが、防湿性と塗工面の耐久性に優れる防湿加
工用樹脂組成物が得られることから、合成樹脂エマルジ
ョンまたは合成ゴムラテッス(A)の固形分100重量
部に対して、3〜200重量部であることが好ましく、
なかでも5〜100重量部であることが特に好ましい。
応じて、上記した各成分の他に、無機物質粉末、界面活
性剤、多価アルコ−ル、増粘剤等を添加することができ
る。
化アルミニウム、炭酸カルシウム、タルク、カオリン、
酸化チタン、酸化亜鉛、シリカ等の粉末が挙げられる。
紙を再生する場合の離解性を向上させるために使用する
ものである。この界面活性剤としては、例えば、市販品
として、エマルゲン105、108、109P、12
0、123P、705、707、709、エマ−ル、エ
マ−ル2F、ネオペレックスF25〔以上、花王(株)
製〕;ノイゲンEA−80、120、140、142、
160、170、190D、ネオコ−ルYSK、P〔以
上、第一工業製薬(株)製〕等が挙げられる。
エチレングリコ−ル、ジエチレングリコ−ル、プロピレ
ングリコ−ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール等が挙げられる。
ルコ−ル、ポリアクリル酸ソ−ダ塩、及びアンモニウム
塩、ポリエチレン系増粘剤等が挙げられる。
としては、例えば、合成樹脂エマルジョンまたは合成ゴ
ムラテックス(A)と、疎水性有機樹脂粉末(B)とを
混合する方法等が挙げられる。なお、パラフィンワック
ス(C)を添加する場合には、パラフィンワックス
(C)を、合成樹脂エマルジョンまたは合成ゴムラテッ
クス(A)と疎水性有機樹脂粉末(B)と共に混合する
方法や、パラフィンワックス(C)の存在下で合成樹脂
エマルジョンまたは合成ゴムラテックス(A)を乳化重
合した後、疎水性有機樹脂粉末(B)と混合する方法等
が挙げられる。また、無機物質粉末、界面活性剤、多価
アルコ−ル、増粘剤等は、疎水性有機樹脂粉末(B)と
共に用いて混合することが好ましい。
脂組成物を基材に塗布または含浸させることにより得ら
れる。例えば、基材が紙であれば防湿紙が得られる。
えば、紙、板紙、不織布、繊維基材、木材などが挙げら
れる。これら基材に、本発明の防湿加工用樹脂組成物を
塗布または含浸する方法としては、各種コ−タ−による
塗工、含浸機による含浸加工、サイズプレスによる加工
等多種多様な加工方法を用いることができる。
工量であることが、乾燥性に優れ、コストが低く、故紙
や損紙の回収が容易であること、および、塗工液を紙等
の基材に塗工した際に疎水性有機樹脂粉末(B)の粒子
の一部分が塗工液の塗工により形成された防湿層の表面
に突出するようになり、防湿性と共に耐スベリ性に優れ
る防湿紙が得られることから望ましい。通常の場合、塗
工量が10〜50g/m2 となるよう塗工するのが好ま
しく、なかでも20〜30g/m2 となるよう塗工する
のが特に好ましい。
て、本発明を説明する。なお、例中の部および%はすべ
て重量基準とする。
トリウム0.1部、反応性乳化剤S−180〔不飽和ア
ルキル硫酸塩、花王(株)製〕0.5部、エチレンジアミ
ン四酢酸0.1部、スチレン30部、ブタジエン25
部、メチルメタクリレ−ト40部、アクリル酸5.0
部、および、t−ドデシルメルカプタン0.1部を仕込
み、撹拌下に反応温度を60℃に昇温し、重合容器内温
度が60℃に達したとき、過硫酸アンモニウム0.1部
を添加して反応を開始させ、7時間後、重合率が98%
に達したとき冷却を行なって合成ゴムラテックスを得
た。得られたラテックスは、重合率98.6%であっ
た。次いで、25%アンモニア水でラテックスのpHを
9.0に調整し、その後水蒸気蒸留によって乳化剤の含
有量が1%以下の固形分50.1%のSBR(スチレン
−ブタジエンゴム)ラテックス(以下、LX−Aとい
う)を得た。
トリウム0.1部、乳化剤ネオペレックスF−25〔ア
ルキルベンゼンスルホン酸ソ−ダ塩、花王(株)製〕
0.5部、エチレンジアミン四酢酸0.1部、スチレン
30部、ブタジエン25部、メチルメタクリレ−ト40
部、アクリル酸5.0、および、t−ドデシルメルカプ
タン0.1部を仕込み、撹拌下に反応温度を60℃に昇
温し、重合容器内温度が60℃に達したとき、過硫酸ア
ンモニウム0.1部を添加して反応を開始させ、7時間
後、重合率が98%に達したとき冷却を行なって合成ゴ
ムラテックスを得た。得られたラテックスは、重合率9
8.6%であった。次いで、25%アンモニア水でラテ
ックスのpHを9.0に調整し、その後水蒸気蒸留によ
って乳化剤の含有量が1%以下の固形分50.1%のS
BRラテックス(以下、LX−Bという)を得た。
ウム0.1部、反応性乳化剤S−180〔不飽和アルキ
ル硫酸塩、花王(株)製〕0.5部、エチレンジアミン四
酢酸0.1部、スチレン30部、2−エチルヘキシルア
クリレート25部、メチルメタクリレート40部、アク
リル酸5.0、および、t−ドデシルメルカプタン0.
1部を仕込み、撹拌下に反応温度を70℃に昇温し、重
合容器内温度が70℃に達したとき、過硫酸アンモニウ
ム0.1部を添加して反応を開始させ、7時間後、重合
率が98%に達したとき、冷却を行なって合成樹脂エマ
ルジョンを得た。行なった。得られたエマルジョンは、
重合率98.6%であった。次いで、25%アンモニア
水でエマルジョンのpHを9.0に調整し、その後水蒸
気蒸留によって乳化剤の含有量が1%以下の固形分5
0.5%の合成樹脂エマルジョン(以下、EM−Aとい
う)を得た。
ンワックス〔日本精蝋(株)製パラフィンワックスエマル
ジョン、EMUSTAR−0136、融点60℃、固形
分40%)10部、水酸化ナトリウム0.1部、反応性
乳化剤S−180〔不飽和アルキル硫酸塩、花王(株)
製〕0.5部、エチレンジアミン四酢酸0.1部、スチ
レン30部、ブタジエン25部、メチルメタクリレート
40部、アクリル酸5・0部、および、t−ドデシルメ
ルカプタン0.1部を仕込み、撹拌下に反応温度を60
℃に昇温し、重合容器内温度が60℃に達したとき、過
硫酸アンモニウム0.1部を添加して反応を開始させ、
7時間後、重合率が98%に達したとき冷却を行なって
合成ゴムラテックスを得た。得られたラテックスは重合
率98.6%であった。次いで、25%アンモニア水で
ラテックスのpHを9.0に調整し、その後水蒸気蒸留
し、乳化剤の含有量が1%以下で、固形分が49.9%
の、パラフィンワックスを含有したSBRラテックス
(以下、LX−1という)を得た。
B、EM−A、LX−1、パラフィンワックス(013
6、042X)、疎水性有機樹脂粉末(M−8630、
A−100、803L、M−135、GS−102、A
−125、SE−730)、さらに無機物質粉末(B3
03、NN#200、雲母 A21)を、それぞれ第1
表と第2表に示すとおり配合し、実施例1〜9の防湿加
工用組成物と比較例1〜5で用いる防湿加工用組成物を
得た。また、比較例6として、市販ポリエチレンラミネ
−ト紙を用意した。
(坪量70m2 )に対して、マイヤ−ロットにより塗工
量が25g/m2 となるように塗工し、熱風乾燥機にて
120℃で1分間乾燥し、防湿塗工紙を得た。
ついて、下記のように各物性の評価試験を行った。第3
表と第4表に測定の結果を示す。
た。 <測定方法および評価基準> ・透湿度(g/m2 、24時間);防湿加工紙の塗工面
の透湿度をJIS Z−0208に準じた恒温恒湿条件
下、40℃、90%RHでのカップ法で測定した。 ・磨耗後の透湿度(g/m2 、24時間);防湿加工紙
の塗工面と非塗工面を合わせ、荷重10Kgをかけ、振
盪機を用いて2分間左右に振盪を行い、塗工面を磨耗し
た後、塗工面の透湿度をJIS Z−0208に準じた
恒温恒湿条件下、40℃、90%RHでのカップ法で測
定した。 ・摩擦係数;防湿加工紙の塗工面の摩擦係数をJIS
P−8147(水平法)に準じて測定した。
5mlの温水40℃に25%水酸化ナトリウム0.8m
l加え、3cm角にカットした塗工紙1gを入れ、3分
間離解を行い、樹脂と紙の離解状態を下記の評価基準で
目視評価した。 ○:離解性あり。 △:離解性一部なし。 ×:理解性なし。 ・ブロッキング性;10×10cmの防湿加工紙の塗工
面と黒画用紙を合わせ、プレス圧10kg/cm2 、プ
レス温度40℃の条件で15分間プレスを行い、防湿加
工紙と黒画用紙のブロッキンン状態を下記の評価基準で
目視評価した。 ○:ブロッキングなし。 △:ブロッキングややあり。 ×:ブロッキングあり。 ・分散性;防湿加工用樹脂組成物をアプリケーター(バ
ーコーター)にて膜厚が20μmとなるようにガラス板
上に塗工し、疎水性有機樹脂粉末や無機物質粉末顔料の
分散状態を下記の評価基準で目視評価した。 ○:均一に分散している。 △:均一だが、分散不十分である。 ×:塊があり、分散していない。 ・耐溶剤性;防湿加工紙の塗工面に着色したトルエンを
落とし、溶剤が塗工紙の裏面浸透していないか、下記の
評価基準で指触と目視により評価した。 ○:浸透していない。 △:少し滲みあり。 ×:完全に浸透している。 ・貯蔵安定性;防湿加工用樹脂組成物に水性染料を混合
して着色した後、100mlのメスシリンダーに100
mlとり、24時間放置した後、疎水性有機樹脂粉末や
無機物質粉末の沈降状態を下記の評価基準で目視評価し
すると共に、沈降のあるものについてはスパチュラで攪
拌し、再分散性の有無を評価した。 ○:粉末の沈降なし。 △:粉末の一部が沈降しているが、再分散が容易であ
る。 ×:粉末のほぼ全部が沈降しており、再分散不能であ
る。
エマルジョン(EMUSTAR−0136、融点60
℃、固形分40%) ・M−8630 :大日本インキ化学工業(株)製ポリエ
ステル系樹脂粉末(ディックファインM−8630、軟
化点116〜122℃)を、篩いにかけて平均粒子径3
0μmに調整したもの ・A−100 :荒川化学工業(株)製ロジン酸エステ
ル系樹脂(スーパーエステルA−100、軟化点95〜
105℃)を、粉砕後、篩いにかけて平均粒子径30μ
mに調整したもの ・803L :荒川化学工業(株)製テルペンフエノ
−ル系樹脂(タマノル803L、軟化点145〜160
℃)を、粉砕後、篩いにかけて平均粒子径20μmに調
整したもの ・M−135 :荒川化学工業(株)製石油系樹脂(ア
ルコンM−135、軟化点130〜140℃)を、粉砕
後、篩いにかけて平均粒子径50μmに調整したもの。 ・GS−102R:武田薬品(株)製スチレン系樹脂粉末
〔スタフィロイドGS−102R、軟化点なし(分解温
度200℃以上)、平均粒子径20μm〕 ・B303 :日本軽金属工業(株)製水酸化アルミ
ニウム粉末(B303、平均粒子径30μm) ・NN#200 :日東粉化工業(株)製炭酸カルシウム
粉末(NN#200、平均粒子径15μm)
エマルジョン(EMUSTAR−0136、融点60
℃、固形分40%) ・042X :日本精蝋(株)製パラフィンワックス
エマルジョン(EMUSTAR−042X、融点82
℃、固形分40%) ・A−125 :荒川化学工業(株)製ロジン酸エステ
ル樹脂(スーパーエステルA−125、軟化点120〜
130℃)を、粉砕後、篩いにかけて平均粒子径80μ
mに調整したもの ・SE−730 :荒川化学工業(株)製ロジン酸エステ
ル樹脂エマルジョン(スーパーエステルSE−730、
平均粒子径0.04〜0.07μm) ・B303 :日本軽金属工業(株)製水酸化アルミ
ニウム粉末(B303、平均粒子径30μm) ・A−21 :土屋カオリン工業(株)製雲母粉末
(A−21、平均粒子径8μm)
実施例1〜9で得られた防湿加工紙は、透湿度および摩
擦後の透湿度が比較例1〜6で得られた防湿加工紙の値
よりいずれも低く、防湿性の点でポリエチレンラミネ−
ト紙以上の高い防湿性能を示すことがわかる。また、実
施例1〜7で得られた防湿加工用樹脂組成物は、粉末と
して疎水性有機樹脂粉末のみを分散させているため、貯
蔵安定性に優れている。なお、実施例8〜9で得られた
防湿加工用樹脂組成物は、一部に粉末の沈降が認められ
たが、これは粉末として疎水性有機樹脂粉末と共に分散
させた無機物質粉末(水酸化アルミニウムや炭酸カルシ
ウム)が沈降するためである。
防湿材、特に防湿紙は、従来のポリマ−を用いた防湿塗
工紙に比べて防湿性能に優れているとともに摩耗後ワッ
クスの脱落が少なく、防湿性能の低下が極めて少ない。
また塗工紙の再パルプ化が容易である。更に、摩擦係数
と耐ブロキング性においても極めて優れており防湿加工
紙として大変有用である。
Claims (11)
- 【請求項1】 合成樹脂エマルジョンまたは合成ゴムラ
テックス(A)と平均粒子径が1〜50μmで軟化点が
70℃以上の疎水性有機樹脂粉末(B)とを含有してい
ることを特徴とする、防湿加工用樹脂組成物。 - 【請求項2】 さらに、融点が45〜65℃のパラフィ
ンワックス(C)を、固形分換算で、合成樹脂エマルジ
ョンまたは合成ゴムラテツクス(A)100重量部に対
して0.3〜150重量部含有する、請求項1記載の防
湿加工用樹脂組成物。 - 【請求項3】 パラフインワックス(C)が、ノルマル
パラフィンワックスを90重量%以上含むものである、
請求項2記載の防湿加工用樹脂組成物。 - 【請求項4】 合成樹脂エマルジョウンまたは合成ゴム
ラテックス(A)中の樹脂分のガラス転移温度(Tg)
が、5〜30℃である請求項1,2または3記載の防湿
加工用樹脂組成物。 - 【請求項5】 疎水性有機樹脂粉末(B)を、固形分換
算で、合成樹脂エマルジョンまたは合成ゴムラテックス
(A)100重量部に対して5〜250重量部含有す
る、請求項1〜4のいずれか1項記載の防湿加工用樹脂
組成物。 - 【請求項6】 疎水性有機樹脂粉末(B)が、平均粒子
径8〜30μm、軟化点80〜300℃、比重1.0〜
2.0の疎水性有機樹脂粉末である、請求項1〜5のい
ずれか1項記載の防湿加工用樹脂組成物。 - 【請求項7】 疎水性有機樹脂粉末(B)が、ポリエス
テル系樹脂、ロジン酸エステル系樹脂、テルペンフェノ
−ル系樹脂、石油系樹脂、スチレン系樹脂、アクリル系
樹脂およびエポキシ系樹脂からなる群から選ばれる1種
以上の樹脂粉末である、請求項1〜6のいずれか1項記
載の防湿加工用樹脂組成物。 - 【請求項8】 さらに、平均粒子径が1〜50μmの無
機物質粉末(無機系顔料)(D)を含有する、請求項1
〜7のいずれか1項記載の防湿加工用樹脂組成物。 - 【請求項9】 疎水性有機樹脂粉末(B)と無機物質粉
末(無機系顔料)(D)の重量比(B)/(D)が、1
00/5〜0/95である、請求項8記載の防湿加工用
樹脂組成物。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項記載の防
湿加工用樹脂組成物が、固形分換算で、10〜50/m
2 となる塗布量で基材上に塗布されていることを特徴と
する、防湿材。 - 【請求項11】 基材が紙である、請求項11記載の防
湿材。
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