JP2002171552A - 無線通信装置とそれを用いた画像形成装置管理システムおよび無線チャネルテスト方法 - Google Patents

無線通信装置とそれを用いた画像形成装置管理システムおよび無線チャネルテスト方法

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JP2002171552A
JP2002171552A JP2000369151A JP2000369151A JP2002171552A JP 2002171552 A JP2002171552 A JP 2002171552A JP 2000369151 A JP2000369151 A JP 2000369151A JP 2000369151 A JP2000369151 A JP 2000369151A JP 2002171552 A JP2002171552 A JP 2002171552A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置管理システムに使用する無線通
信装置の無線親機と無線子機との無線通信を確実に行え
るようにする。 【解決手段】 無線通信装置の無線親局100および無
線子局101がそれぞれ、自局のスイッチの操作によっ
てテスト開始要求があった場合に、使用するCH(無線
チャネル)の受信周波数を1CHから10CHに順次設
定し、それぞれの場合についてキャリアセンスを実施し
て受信強度を測定することにより、各CH毎に空きCH
であるか使用CHであるかを判定する。そして、受信強
度が所定値以上のCHを使用CHであると判定してカウ
ンタC1によりカウントしてゆき、全てのCHについて
受信強度の測定が終了した後、カウンタC1の値が所定
値以上の場合に、使用CH数が所定数に達している(空
きCH数が所定数に達していない)と認識して、その旨
を示すCH情報を報知させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線通信装置と
それを用いた画像形成装置管理システムおよび無線チャ
ネルテスト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置管理システムとしては、不
特定多数のユーザ(顧客)のオフィス等に設置された1
台あるいは複数台の画像形成装置をデータ通信装置およ
び公衆回線(電話回線)又は専用回線等の通信回線を利
用して、サービスセンタ(販売,サービスの拠点)など
に設置されている中央制御装置(ホストマシン)と接続
可能にし、その中央制御装置により通信回線およびデー
タ通信装置を介して画像形成装置を遠隔管理するように
したものが一般に知られている。このような画像形成管
理システムにおいては、中央制御装置に通信回線を介し
て接続され、画像形成装置との通信を制御するデータ通
信装置と、その画像形成装置との間をコードレス化(無
線化)する要求が多くなっている。
【0003】これは、データ通信装置と画像形成装置と
の間を上述したように有線接続する場合、長距離にわた
って通信線を施設しなければならなかったり、画像形成
装置の位置を変更する度に、通信線の施設を張り替えな
ければならなかったりして、労力とコストがかかること
や、通信線に足を引っかけて切断してしまい、遠隔管理
機能に支障をきたしてしまったりすることが多いことな
どによる。このような画像形成装置管理システムにおい
て、データ通信装置と画像形成装置との間を無線化する
場合、データ通信装置に無線通信装置の無線親機(以下
「無線親局」ともいう)を、画像形成装置に無線子機
(以下「無線子局」ともいう)をそれぞれ有線接続ある
いは内蔵する必要がある。
【0004】ここで、無線設備標準規格RCR−STD
17A等では、上述したような無線通信装置が無線送信
を行う場合には、それに先立って送信しようとしている
無線チャネルをキャリアセンスしてキャリアの有無をチ
ェックし、一定レベルのキャリアが検出されたチャネル
については、送信を開始できないことになっている。こ
れは、その無線チャンネルが他の無線通信装置において
使用中の場合、その通信を妨害しないためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このキ
ャリアセンスによって検出されるのは、必ずしも他の無
線通信装置の送信キャリアとは限らず、例えば無線通信
装置の近くに同一周波数のノイズを発生するものがある
場合、それをキャリアとして検出してしまうことが少な
くない。このようなノイズは定常的に発生していること
が多く、よってその無線チャネルは他の無線通信装置が
使用していないにもかかわらず、キャリア有りと判定さ
れ使用できないことが多い。また、周波数的な広がりを
もったノイズの場合、何チャネルもの使用不可能なチャ
ネルができる。このようにして使用できない無線チャネ
ルが多い環境では、無線送信の機会が失われることが多
く、無線通信に障害を与えることになる。
【0006】そこで、この障害について、特開平7−3
22338号公報では、無線チャネルが使用できるかど
うかを表示する手段が提示されているが、無線チャネル
を自動選択する無線通信装置では、無線チャネルの使用
可/不可を表示することは意味を持たない。また、特開
平8−33022号公報では、使用不可となりやすいチ
ャネルを選択対象から外す手段が提示されているが、前
述の通り、ノイズが周波数的な広がりを持って定常的に
発生している場合は、選択対象となるチャネル数が極端
に少なくなり、無線送信の機会が失われる可能性が高く
なることに変わりはない。
【0007】また、無線親機が無線子機に通信チャネル
を指定するような無線通信装置では、無線子機には通信
チャネルの選択権がなく、無線子機にとって、ノイズの
影響で使用できないチャネルを無線親機が指定した場合
には、無線子機は送信を開始できず、通信が中断してし
まう。つまり、上記障害を防止するためには、使用可能
なチャネルを多く確保することが重要である。
【0008】ところで、ノイズの場合、無線通信装置の
設置位置やアンテナの向きを少し変更するだけでその影
響を受けなくすることができ、特にプリンタバッファ用
の無線通信装置,ガスメータ,OA機器(例えば画像形
成装置)等の遠隔診断用の無線通信装置のように、無線
通信装置の設置位置が半固定的な場合有用である。ま
た、遠隔診断用の無線通信装置では、遠隔地にいる無線
通信装置の使用者は、実使用中の無線通信装置の通信動
作を確認することはできないため、無線通信装置の設置
の際に無線通信環境の良否を確認できることが好まし
い。
【0009】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、上述した画像形成装置管理システムに使用
する無線通信装置の無線親機と無線子機との無線通信を
確実に行えるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、無線通信装置とそれを用いた画像形成
装置管理システムおよび無線チャネルテスト方法を提供
する。請求項1〜35の発明はそれぞれ、中央制御装置
に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信
装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線化するた
めに、データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無
線親機および画像形成装置に有線接続あるいは内蔵され
る無線子機からなる無線通信装置において、以下に示す
ようにしたことを特徴とする。
【0011】請求項1の発明による無線通信装置は、無
線親機および無線子機にそれぞれ、使用する複数の無線
チャネルの周波数について順次キャリアセンスを実施す
ることにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルで
あるか使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手
段と、該手段による判定結果から空きチャネル数又は使
用チャネル数が所定数に達していると認識した場合に、
その旨を示すチャネル情報を報知するチャネル情報報知
手段とを設けたものである。
【0012】請求項2の発明による無線通信装置は、無
線親機および無線子機にそれぞれ、使用する複数の無線
チャネルの周波数について順次キャリアセンスを実施す
ることにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルで
あるか使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手
段と、該手段による判定結果から得た空きチャネル数又
は使用チャネル数を示すチャネル情報を報知するチャネ
ル情報報知手段とを設けたものである。
【0013】請求項3の発明による無線通信装置は、請
求項1又は2の無線通信装置において、無線親機および
無線子機のチャネル情報報知手段にそれぞれ、チャネル
判定手段によって予め定めた周波数制御チャネルが使用
チャネルであると判定された場合に、その旨を示すチャ
ネル情報を報知する手段を備えたものである。
【0014】請求項4の発明による無線通信装置は、請
求項1〜3のいずれかの無線通信装置において、無線親
機のチャネル判定手段に、その無線親機又はデータ通信
装置に設けられたスイッチの操作によってテスト開始要
求があった場合に、上記キャリアセンスを実施する手段
を備え、無線子機のチャネル判定手段に、その無線子機
又は画像形成装置に設けられたスイッチの操作によって
テスト開始要求があった場合に、上記キャリアセンスを
実施する手段を備えたものである。
【0015】請求項5の発明による無線通信装置は、請
求項4の無線通信装置において、無線親機のチャネル情
報報知手段を、その無線親機の上記チャネル情報をその
無線親機あるいはデータ通信装置の表示部又は音声出力
部に報知させる手段とし、無線子機のチャネル情報報知
手段を、その無線子機の上記チャネル情報をその無線子
機あるいは画像形成装置の表示部又は音声出力部に報知
させる手段としたものである。
【0016】請求項6の発明による無線通信装置は、無
線子機に、使用する複数の無線チャネルの周波数につい
て順次キャリアセンスを実施することにより、その各無
線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであ
るかを判定するチャネル判定手段と、該手段による判定
結果から空きチャネル数又は使用チャネル数が所定数に
達していると認識した場合に、その旨を示すチャネル情
報を無線親機へ無線送信するチャネル情報送信手段とを
設け、無線親機に、使用する複数の無線チャネルの周波
数について順次キャリアセンスを実施することにより、
その各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャ
ネルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段に
よる判定結果から空きチャネル数又は使用チャネル数が
所定数に達していると認識した場合に、その旨を示すチ
ャネル情報を報知する第1のチャネル情報報知手段と、
無線子機から上記チャネル情報を受信した場合に、その
チャネル情報を報知する第2のチャネル情報報知手段と
を設けたものである。
【0017】請求項7の発明による無線通信装置は、無
線子機に、使用する複数の無線チャネルの周波数につい
て順次キャリアセンスを実施することにより、その各無
線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであ
るかを判定するチャネル判定手段と、該手段による判定
結果から得られる空きチャネル数又は使用チャネル数を
示すチャネル情報を無線親機へ無線送信するチャネル情
報送信手段とを設け、無線親機に、使用する複数の無線
チャネルの周波数について順次キャリアセンスを実施す
ることにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルで
あるか使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手
段と、該手段による判定結果から得られる空きチャネル
数又は使用チャネル数を示すチャネル情報を報知する第
1のチャネル情報報知手段と、無線子機から上記チャネ
ル情報を受信した場合に、そのチャネル情報を報知する
第2のチャネル情報報知手段とを設けたものである。
【0018】請求項8の発明による無線通信装置は、請
求項6又は7の無線通信装置において、無線子機のチャ
ネル情報送信手段に、その無線子機のチャネル判定手段
によって予め定めた周波数制御チャネルが使用チャネル
であると判定された場合に、その旨を示すチャネル情報
を無線親機へ無線送信する手段を備え、無線親機の第1
のチャネル情報報知手段に、その無線親機のチャネル判
定手段によって予め定めた周波数制御チャネルが使用チ
ャネルであると判定された場合に、その旨を示すチャネ
ル情報を報知する手段を備えたものである。
【0019】請求項9の発明による無線通信装置は、請
求項6〜8のいずれかの無線通信装置において、無線親
機に、その無線親機又はデータ通信装置に設けられたス
イッチの操作によってテスト開始要求があった場合に、
その要求を示すテスト開始要求信号を無線子機へ無線送
信するテスト開始要求信号送信手段を設け、無線親機の
チャネル判定手段に、その無線親機又はデータ通信装置
に設けられたスイッチの操作によってテスト開始要求が
あった場合に、上記キャリアセンスを実施する手段を備
え、無線子機のチャネル判定手段に、無線親機からテス
ト開始要求信号を受信した場合に、上記キャリアセンス
を実施する手段を備えたものである。
【0020】請求項10の発明による無線通信装置は、
請求項6〜9のいずれかの無線通信装置において、無線
親機の第1のチャネル情報報知手段を、その無線親機の
上記チャネル情報をその無線親機あるいはデータ通信装
置の表示部又は音声出力部に報知させる手段とし、無線
親機の第2のチャネル情報報知手段を、無線子機の上記
チャネル情報をその無線親機あるいはデータ通信装置の
表示部又は音声出力部に報知させる手段としたものであ
る。
【0021】請求項11の発明による無線通信装置は、
請求項6〜8のいずれかの無線通信装置において、無線
親機に、中央制御装置から通信回線およびデータ通信装
置を介してテスト開始要求を示すテスト開始要求信号を
受信した場合に、そのテスト開始要求信号を無線子機へ
無線送信するテスト開始要求信号送信手段を設け、無線
親機のチャネル判定手段に、中央制御装置から通信回線
およびデータ通信装置を介してテスト開始要求信号を受
信した場合に、上記キャリアセンスを実施する手段を備
え、無線子機のチャネル判定手段に、無線親機からテス
ト開始要求信号を受信した場合に、上記キャリアセンス
を実施する手段を備えたものである。
【0022】請求項12の発明による無線通信装置は、
請求項6〜11のいずれかの無線通信装置において、無
線親機に、その無線親機の上記チャネル情報をデータ通
信装置によって中央制御装置へ送信させる手段と、無線
子機の上記チャネル情報をデータ通信装置によって中央
制御装置へ送信させる手段とを設けたものである。請求
項13の発明による無線通信装置は、請求項1〜12の
いずれかの無線通信装置において、無線親機および無線
子機のチャネル判定手段をそれぞれ、一つの無線チャネ
ルについて複数回キャリアセンスを実施し、所定レベル
以上のキャリアを所定回数検出した場合に、その無線チ
ャネルが使用チャネルであると判定する手段としたもの
である。
【0023】請求項14の発明による無線通信装置は、
請求項1〜13のいずれかの無線通信装置において、無
線親機および無線子機のチャネル判定手段がそれぞれ、
空きチャネルであるか使用チャネルであるかを判定する
ためのキャリアセンスレベルとして、通常の送信動作を
行う際に使用するキャリアセンスレベルより低い値を使
用するものである。
【0024】請求項15の発明による無線通信装置は、
無線子機に、使用する複数の無線チャネルの周波数につ
いて順次キャリアセンスを実施することにより、その各
無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルで
あるかを判定するチャネル判定手段と、該手段による判
定結果から得た空きチャネルを示すチャネル情報を無線
親機へ無線送信するチャネル情報送信手段とを設け、無
線親機に、使用する複数の無線チャネルの周波数につい
て順次キャリアセンスを実施することにより、その各無
線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであ
るかを判定するチャネル判定手段と、該手段による判定
結果から得た空きチャネルと上記無線子機から受信した
チャネル情報が示す空きチャネルとを比較して無線親機
と無線子機の両方に共通する空きチャネルを判別する空
きチャネル判別手段と、該手段によって判別された空き
チャネルを優先チャネルとして設定する優先チャネル設
定手段とを設けたものである。
【0025】請求項16の発明による無線通信装置は、
無線子機に、使用する複数の無線チャネルの周波数につ
いて順次キャリアセンスを実施することにより、その各
無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルで
あるかを判定するチャネル判定手段と、該手段による判
定結果から得た空きチャネルを示すチャネル情報を無線
親機へ無線送信するチャネル情報送信手段とを設け、無
線親機に、無線子機から受信するチャネル情報が示す空
きチャネルの周波数と一致する無線チャネルの周波数に
ついてキャリアセンスを実施することにより、その無線
チャネルが空きチャネルであるか使用チャネルであるか
を判定するチャネル判定手段と、該手段による判定結果
から得た空きチャネルを優先チャネルとして設定する優
先チャネル設定手段とを設けたものである。
【0026】請求項17の発明による無線通信装置は、
無線子機に、使用する複数の無線チャネルの周波数につ
いて順次キャリアセンスを実施することにより、その各
無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルで
あるかを判定するチャネル判定手段と、該手段による判
定結果から得た空きチャネルを示すチャネル情報を無線
親機へ無線送信するチャネル情報送信手段とを設け、無
線親機に、使用する複数の無線チャネルの周波数につい
て順次キャリアセンスを実施することにより、その各無
線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであ
るかを判定するチャネル判定手段と、該手段による判定
結果から得た空きチャネルと無線子機から受信したチャ
ネル情報が示す空きチャネルとを比較して無線親機と無
線子機の両方に共通する空きチャネルを判別する空きチ
ャネル判別手段と、該手段によって判別された空きチャ
ネルの数が所定数に達していると認識した場合あるいは
所定数に達していないと認識した場合に、その旨を示す
チャネル情報を報知するチャネル情報報知手段とを設け
たものである。
【0027】請求項18の発明による無線通信装置は、
無線子機に、使用する複数の無線チャネルの周波数につ
いて順次キャリアセンスを実施することにより、その各
無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルで
あるかを判定するチャネル判定手段と、該手段による判
定結果から得られた空きチャネルを示すチャネル情報を
上記無線親機へ無線送信するチャネル情報送信手段とを
設け、無線親機に、無線子機から受信するチャネル情報
が示す空きチャネルの周波数と一致する無線チャネルの
周波数についてキャリアセンスを実施することにより、
その無線チャネルが空きチャネルであるか使用チャネル
であるかを判定するチャネル判定手段と、該手段による
判定結果から得た空きチャネルの数が所定数に達してい
ると認識した場合あるいは所定数に達していないと認識
した場合に、その旨を示すチャネル情報を報知するチャ
ネル情報報知手段とを設けたものである。
【0028】請求項19の発明による無線通信装置は、
無線子機に、使用する複数の無線チャネルの周波数につ
いて順次キャリアセンスを実施することにより、その各
無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルで
あるかを判定するチャネル判定手段と、該手段による判
定結果から得た空きチャネルを示すチャネル情報を上記
無線親機へ無線送信するチャネル情報送信手段とを設
け、無線親機に、使用する複数の無線チャネルの周波数
について順次キャリアセンスを実施することにより、そ
の各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネ
ルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段によ
る判定結果から得た空きチャネルと無線子機から受信し
たチャネル情報が示す空きチャネルとを比較して無線親
機と無線子機の両方に共通する空きチャネルを判別する
空きチャネル判別手段と、該手段によって判別された空
きチャネルの数を示すチャネル情報を報知するチャネル
情報報知手段とを設けたものである。
【0029】請求項20の発明による無線通信装置は、
無線子機に、使用する複数の無線チャネルの周波数につ
いて順次キャリアセンスを実施することにより、その各
無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルで
あるかを判定するチャネル判定手段と、該手段による判
定結果から得た空きチャネルを示すチャネル情報を無線
親機へ無線送信するチャネル情報送信手段とを設け、無
線親機に、無線子機から受信するチャネル情報が示す空
きチャネルの周波数と一致する無線チャネルの周波数に
ついてキャリアセンスを実施することにより、その無線
チャネルが空きチャネルであるか使用チャネルであるか
を判定するチャネル判定手段と、該手段による判定結果
から得た空きチャネルの数を示すチャネル情報を報知す
るチャネル情報報知手段とを設けたものである。
【0030】請求項21の発明による無線通信装置は、
請求項15,17,又は19の無線通信装置において、
無線親機に、空きチャネル判別手段によって判別された
空きチャネルに予め定めた周波数制御チャネルが含まれ
ていないと認識した場合に、その旨を示すチャネル情報
を報知する手段を設けたものである。
【0031】請求項22の発明による無線通信装置は、
請求項15〜21のいずれかの無線通信装置において、
無線親機に、その無線親機又はデータ通信装置に設けら
れたスイッチの操作によってテスト開始要求があった場
合に、その要求を示すテスト開始要求信号を無線子機へ
無線送信するテスト開始要求信号送信手段を設け、無線
親機のチャネル判定手段に、その無線親機又はデータ通
信装置に設けられたスイッチの操作によってテスト開始
要求があった場合に、上記キャリアセンスを実施する手
段を備え、無線子機のチャネル判定手段に、無線親機か
らテスト開始要求信号を受信した場合に、上記キャリア
センスを実施する手段を備えたものである。
【0032】請求項23の発明による無線通信装置は、
請求項17〜21のいずれかの無線通信装置において、
無線親機のチャネル情報報知手段を、上記チャネル情報
をその無線親機あるいはデータ通信装置の表示部又は音
声出力部に報知させる手段としたものである。
【0033】請求項24の発明による無線通信装置は、
請求項15〜21のいずれかの無線通信装置において、
無線親機に、中央制御装置から通信回線およびデータ通
信装置を介してテスト開始要求を示すテスト開始要求信
号を受信した場合に、そのテスト開始要求信号を無線子
機へ無線送信するテスト開始要求信号送信手段を設け、
無線親機のチャネル判定手段に、中央制御装置から通信
回線およびデータ通信装置を介してテスト開始要求信号
を受信した場合に、上記キャリアセンスを実施する手段
を備え、無線子機のチャネル判定手段に、無線親機から
テスト開始要求信号を受信した場合に、上記キャリアセ
ンスを実施する手段を備えたものである。請求項25の
発明による無線通信装置は、請求項17〜21のいずれ
かの無線通信装置において、無線親機に、上記チャネル
情報をデータ通信装置によって中央制御装置へ送信させ
る手段を設けたものである。
【0034】請求項26の発明による無線通信装置は、
請求項15の無線通信装置において、無線子機として、
それぞれ異なる画像形成装置に有線接続あるいは内蔵さ
れた複数の無線子機を有し、無線親機の空きチャネル判
別手段を、各無線子機から順次チャネル情報を受信する
毎に、無線親機のチャネル判定手段による判定結果から
得た空きチャネルと上記受信したチャネル情報が示す空
きチャネルとを比較して無線親機と無線子機の両方に共
通する空きチャネルを判別する手段とし、無線親機の優
先チャネル設定手段を、無線親機の空きチャネル判別手
段によって判別された空きチャネルを無線子機別に優先
チャネルとして設定する手段としたものである。
【0035】請求項27の発明による無線通信装置は、
請求項16の無線通信装置において、無線子機として、
それぞれ異なる画像形成装置に有線接続あるいは内蔵さ
れた複数の無線子機を有し、無線親機のチャネル判定手
段を、各無線子機から順次チャネル情報を受信する毎
に、その受信したチャネル情報が示す空きチャネルの周
波数と一致する無線チャネルの周波数についてキャリア
センスを実施することにより、その無線チャネルが空き
チャネルであるか使用チャネルであるかを判定する手段
とし、無線親機の優先チャネル設定手段を、無線親機の
チャネル判定手段による判定結果から得た空きチャネル
を無線子機別に優先チャネルとして設定する手段とした
ものである。
【0036】請求項28の発明による無線通信装置は、
請求項17の無線通信装置において、無線子機として、
それぞれ異なる画像形成装置に有線接続あるいは内蔵さ
れた複数の無線子機を有し、無線親機の空きチャネル判
別手段を、各無線子機から順次チャネル情報を受信する
毎に、無線親機のチャネル判定手段による判定結果から
得た空きチャネルと上記受信したチャネル情報が示す空
きチャネルとを比較して無線親機と無線子機の両方に共
通する空きチャネルを判別する手段とし、無線親機のチ
ャネル情報報知手段を、無線親機の空きチャネル判別手
段によって判別された空きチャネルの数が所定数に達し
ていると認識した場合あるいは所定数に達していないと
認識した場合に、その旨を示すチャネル情報を無線子機
別に報知する手段としたものである。
【0037】請求項29の発明による無線通信装置は、
請求項18の無線通信装置において、無線子機として、
それぞれ異なる画像形成装置に有線接続あるいは内蔵さ
れた複数の無線子機を有し、無線親機のチャネル判定手
段を、各無線子機から順次チャネル情報を受信する毎
に、その受信したチャネル情報が示す空きチャネルの周
波数と一致する無線チャネルの周波数についてキャリア
センスを実施することにより、その無線チャネルが空き
チャネルであるか使用チャネルであるかを判定する手段
とし、無線親機の空きチャネル情報報知手段を、無線親
機のチャネル判定手段による判定結果から得た空きチャ
ネルの数が所定数に達していると認識した場合あるいは
所定数に達していないと認識した場合に、その旨を示す
チャネル情報を無線子機別に報知する手段としたもので
ある。
【0038】請求項30の発明による無線通信装置は、
請求項19の無線通信装置において、無線子機として、
それぞれ異なる画像形成装置に有線接続あるいは内蔵さ
れた複数の無線子機を有し、無線親機の空きチャネル判
別手段を、各無線子機から順次チャネル情報を受信する
毎に、無線親機のチャネル判定手段による判定結果から
得た空きチャネルと上記受信したチャネル情報が示す空
きチャネルとを比較して無線親機と無線子機の両方に共
通する空きチャネルを判別する手段とし、無線親機のチ
ャネル情報報知手段を、無線親機の空きチャネル判別手
段によって判別された空きチャネルの数を示すチャネル
情報を無線子機別に報知する手段としたものである。
【0039】請求項31の発明による無線通信装置は、
請求項20の無線通信装置において、無線子機として、
それぞれ異なる画像形成装置に有線接続あるいは内蔵さ
れた複数の無線子機を有し、無線親機のチャネル判定手
段を、各無線子機から順次チャネル情報を受信する毎
に、その受信したチャネル情報が示す空きチャネルの周
波数と一致する無線チャネルの周波数についてキャリア
センスを実施することにより、その無線チャネルが空き
チャネルであるか使用チャネルであるかを判定する手段
とし、無線親機のチャネル情報報知手段を、無線親機の
チャネル判定手段による判定結果から得た空きチャネル
の数を示すチャネル情報を無線子機別に報知する手段と
したものである。
【0040】請求項32の発明による無線通信装置は、
請求項26〜31のいずれかの無線通信装置において、
無線親機に、その無線親機又はデータ通信装置に設けら
れたスイッチの操作によってテスト開始要求があった場
合に、その要求を示すテスト開始要求信号を各無線子機
へ順次所定の間隔で無線送信するテスト開始要求信号送
信手段を設け、無線親機のチャネル判定手段に、その無
線親機又はデータ通信装置に設けられたスイッチの操作
によってテスト開始要求があった場合に、上記キャリア
センスを実施する手段を備え、各無線子機のチャネル判
定手段にそれぞれ、無線親機からテスト開始要求信号を
受信した場合に、上記キャリアセンスを実施する手段を
備えたものである。
【0041】請求項33の発明による無線通信装置は、
請求項26〜31のいずれか一項に記載の無線通信装置
において、無線親機に、中央制御装置から通信回線およ
びデータ通信装置を介してテスト開始要求を示すテスト
開始要求信号を受信した場合に、そのテスト開始要求信
号を各無線子機へ順次所定の間隔で無線送信するテスト
開始要求信号送信手段を設け、無線親機のチャネル判定
手段に、中央制御装置から通信回線およびデータ通信装
置を介してテスト開始要求信号を受信した場合に、上記
キャリアセンスを実施する手段を備え、各無線子機のチ
ャネル判定手段にそれぞれ、無線親機からテスト開始要
求信号を受信した場合に、上記キャリアセンスを実施す
る手段を備えたものである。
【0042】請求項34の発明による無線通信装置は、
請求項26〜31のいずれかの無線通信装置において、
無線親機に、その無線親機又はデータ通信装置に設けら
れたスイッチの操作によってテスト開始要求があった場
合に、その要求を示すテスト開始要求信号を各無線子機
へ一斉に無線送信するテスト開始要求信号送信手段を設
け、無線親機のチャネル判定手段に、無線親機又はデー
タ通信装置に設けられたスイッチの操作によってテスト
開始要求があった場合に、上記キャリアセンスを実施す
る手段を備え、各無線子機のチャネル判定手段にそれぞ
れ、無線親機からテスト開始要求信号を受信した場合
に、上記キャリアセンスを実施する手段を備え、各無線
子機のチャネル情報送信手段をそれぞれ、異なるタイミ
ングでその無線子機の上記チャネル情報を無線親機へ無
線送信する手段としたものである。
【0043】請求項35の発明による無線通信装置は、
請求項26〜31のいずれかの無線通信装置において、
無線親機に、中央制御装置から通信回線およびデータ通
信装置を介してテスト開始要求を示すテスト開始要求信
号を受信した場合に、そのテスト開始要求信号を各無線
子機へ一斉に無線送信するテスト開始要求信号送信手段
を設け、無線親機のチャネル判定手段に、中央制御装置
から通信回線およびデータ通信装置を介してテスト開始
要求信号を受信した場合に、上記キャリアセンスを実施
する手段を備え、各無線子機のチャネル判定手段にそれ
ぞれ、無線親機からテスト開始要求信号を受信した場合
に、上記キャリアセンスを実施する手段を備え、各無線
子機のチャネル情報送信手段をそれぞれ、異なるタイミ
ングで該無線子機のチャネル情報を無線親機へ無線送信
する手段としたものである。
【0044】請求項36〜47の発明はそれぞれ、中央
制御装置に公衆回線等の通信回線を介して接続されるデ
ータ通信装置と複写装置等の画像形成装置との間を無線
化するために、データ通信装置に有線接続あるいは内蔵
される無線親機および画像形成装置に有線接続あるいは
内蔵される無線子機からなる無線通信装置における無線
チャネルテスト方法において、以下に示すようにしたこ
とを特徴とする。
【0045】請求項36の発明による無線チャネルテス
ト方法は、無線通信装置の無線親機が、その無線親機又
はデータ通信装置に設けられたスイッチの操作によって
テスト開始要求があった場合に、そのテスト開始要求を
示すテスト開始要求信号を無線子機へ無線送信し、無線
子機が、無線親機からテスト開始要求信号を受信した場
合に、使用する複数の無線チャネルの周波数について順
次キャリアセンスを実施することにより、その各無線チ
ャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるか
を判定し、その判定結果から空きチャネル数又は使用チ
ャネル数が所定数に達していると認識した場合に、その
旨を示すチャネル情報を無線親機へ無線送信し、無線親
機が、無線子機へテスト開始要求信号を無線送信する前
又は後に、使用する複数の無線チャネルの周波数につい
て順次キャリアセンスを実施することにより、その各無
線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであ
るかを判定し、その判定結果から空きチャネル数又は使
用チャネル数が所定数に達していると認識した場合に、
その旨を示すチャネル情報を自機又はデータ通信装置の
表示部又は音声出力部に報知させると共に、無線子機か
らチャネル情報を受信した場合にも、そのチャネル情報
を自機又はデータ通信装置の表示部又は音声出力部に報
知させるものである。
【0046】請求項37の発明による無線チャネルテス
ト方法は、無線通信装置の無線親機が、中央制御装置か
ら通信回線およびデータ通信装置を介してテスト開始要
求を示すテスト開始要求信号を受信した場合に、そのテ
スト開始要求信号を無線子機へ無線送信し、無線子機
が、無線親機からテスト開始要求信号を受信した場合
に、使用する複数の無線チャネルの周波数について順次
キャリアセンスを実施することにより、その各無線チャ
ネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるかを
判定し、その判定結果から空きチャネル数又は使用チャ
ネル数が所定数に達していると認識した場合に、その旨
を示すチャネル情報を無線親機へ無線送信し、無線親機
が、無線子機へテスト開始要求信号を無線送信する前又
は後に、使用する複数の無線チャネルの周波数について
順次キャリアセンスを実施することにより、その各無線
チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルである
かを判定し、その判定結果から空きチャネル数又は使用
チャネル数が所定数に達していると認識した場合に、そ
の旨を示すチャネル情報をデータ通信装置によって中央
制御装置へ送信させると共に、無線子機からチャネル情
報を受信した場合にも、そのチャネル情報をデータ通信
装置によって中央制御装置へ送信させるものである。
【0047】請求項38の発明による無線チャネルテス
ト方法は、無線通信装置の無線親機が、その無線親機又
はデータ通信装置に設けられたスイッチの操作によって
テスト開始要求があった場合に、そのテスト開始要求を
示すテスト開始要求信号を無線子機へ無線送信し、無線
子機が、無線親機からテスト開始要求信号を受信した場
合に、使用する複数の無線チャネルの周波数について順
次キャリアセンスを実施することにより、その各無線チ
ャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるか
を判定し、その判定結果から得た空きチャネル数又は使
用チャネル数を示すチャネル情報を無線親機へ無線送信
し、無線親機が、無線子機へテスト開始要求信号を無線
送信する前又は後に、使用する複数の無線チャネルの周
波数について順次キャリアセンスを実施することによ
り、その各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用
チャネルであるかを判定し、その判定結果から得た空き
チャネル数又は使用チャネル数を示すチャネル情報およ
び無線子機から受信したチャネル情報を自機又はデータ
通信装置の表示部又は音声出力部に報知させるものであ
る。
【0048】請求項39の発明による無線チャネルテス
ト方法は、無線通信装置の無線親機が、中央制御装置か
ら通信回線およびデータ通信装置を介してテスト開始要
求を示すテスト開始要求信号を受信した場合に、そのテ
スト開始要求信号を無線子機へ無線送信し、無線子機
が、無線親機からテスト開始要求信号を受信した場合
に、使用する複数の無線チャネルの周波数について順次
キャリアセンスを実施することにより、その各無線チャ
ネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるかを
判定し、その判定結果から得た空きチャネル数又は使用
チャネル数を示すチャネル情報を無線親機へ無線送信
し、無線親機が、無線子機へテスト開始要求信号を無線
送信する前又は後に、使用する複数の無線チャネルの周
波数について順次キャリアセンスを実施することによ
り、その各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用
チャネルであるかを判定し、その判定結果から得た空き
チャネル数又は使用チャネル数を示すチャネル情報およ
び無線子機から受信したチャネル情報をデータ通信装置
によって中央制御装置へ送信させるものである。
【0049】請求項40の発明による無線チャネルテス
ト方法は、無線通信装置の無線親機が、その無線親機又
はデータ通信装置に設けられたスイッチの操作によって
テスト開始要求があった場合に、そのテスト開始要求を
示すテスト開始要求信号を無線子機へ無線送信し、無線
子機が、無線親機からテスト開始要求信号を受信した場
合に、使用する複数の無線チャネルの周波数について順
次キャリアセンスを実施することにより、その各無線チ
ャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるか
を判定し、その判定結果から得た空きチャネルを示すチ
ャネル情報を無線親機へ無線送信し、無線親機が、無線
子機へテスト開始要求信号を無線送信する前又は後に、
使用する複数の無線チャネルの周波数について順次キャ
リアセンスを実施することにより、その各無線チャネル
毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるかを判定
し、その判定結果から得た空きチャネルと上記無線子機
から受信したチャネル情報が示す空きチャネルとを比較
して無線親機と無線子機の両方に共通する空きチャネル
を判別し、その空きチャネルの数が所定数に達している
と認識した場合あるいは所定数に達していないと認識し
た場合に、その旨を示すチャネル情報を自機又はデータ
通信装置の表示部又は音声出力部に報知させるものであ
る。
【0050】請求項41の発明による無線チャネルテス
ト方法は、無線通信装置の無線親機が、中央制御装置か
ら通信回線およびデータ通信装置を介してテスト開始要
求を示すテスト開始要求信号を受信した場合に、そのテ
スト開始要求信号を無線子機へ無線送信し、無線子機
が、無線親機からテスト開始要求信号を受信した場合
に、使用する複数の無線チャネルの周波数について順次
キャリアセンスを実施することにより、その各無線チャ
ネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるかを
判定し、その判定結果から得た空きチャネルを示すチャ
ネル情報を無線親機へ無線送信し、無線親機が、無線子
機へテスト開始要求信号を無線送信する前又は後に、使
用する複数の無線チャネルの周波数について順次キャリ
アセンスを実施することにより、その各無線チャネル毎
に空きチャネルであるか使用チャネルであるかを判定
し、その判定結果から得た空きチャネルと無線子機から
受信したチャネル情報が示す空きチャネルとを比較して
無線親機と無線子機の両方に共通する空きチャネルを判
別し、その空きチャネルの数が所定数に達していると認
識した場合あるいは所定数に達していないと認識した場
合に、その旨を示すチャネル情報をデータ通信装置によ
って中央制御装置へ送信させるものである。
【0051】請求項42の発明による無線チャネルテス
ト方法は、無線通信装置の無線親機が、その無線親機又
はデータ通信装置に設けられたスイッチの操作によって
テスト開始要求があった場合に、そのテスト開始要求を
示すテスト開始要求信号を無線子機へ無線送信し、無線
子機が、無線親機からテスト開始要求信号を受信した場
合に、使用する複数の無線チャネルの周波数について順
次キャリアセンスを実施することにより、その各無線チ
ャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるか
を判定し、その判定結果から得た空きチャネルを示すチ
ャネル情報を無線親機へ無線送信し、無線親機が、無線
子機からチャネル情報を受信した場合に、そのチャネル
情報が示す空きチャネルの周波数と一致する無線チャネ
ルの周波数についてキャリアセンスを実施することによ
り、その無線チャネルが空きチャネルであるか使用チャ
ネルであるかを判定し、その判定結果から得た空きチャ
ネルの数が所定数に達していると認識した場合あるいは
所定数に達していないと認識した場合に、その旨を示す
チャネル情報を自機又はデータ通信装置の表示部又は音
声出力部に報知させるものである。
【0052】請求項43の発明による無線チャネルテス
ト方法は、無線通信装置の無線親機が、中央制御装置か
ら通信回線およびデータ通信装置を介してテスト開始要
求を示すテスト開始要求信号を受信した場合に、そのテ
スト開始要求信号を無線子機へ無線送信し、無線子機
が、無線親機からテスト開始要求信号を受信した場合
に、使用する複数の無線チャネルの周波数について順次
キャリアセンスを実施することにより、その各無線チャ
ネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるかを
判定し、その判定結果から得た空きチャネルを示すチャ
ネル情報を無線親機へ無線送信し、無線親機が、無線子
機からチャネル情報を受信した場合に、そのチャネル情
報が示す空きチャネルの周波数と一致する無線チャネル
の周波数についてキャリアセンスを実施することによ
り、その無線チャネルが空きチャネルであるか使用チャ
ネルであるかを判定し、その判定結果から得た空きチャ
ネルの数が所定数に達していると認識した場合あるいは
所定数に達していないと認識した場合に、その旨を示す
チャネル情報をデータ通信装置によって中央制御装置へ
送信させるものである。
【0053】請求項44の発明による無線チャネルテス
ト方法は、無線通信装置の無線親機が、その無線親機又
はデータ通信装置に設けられたスイッチの操作によって
テスト開始要求があった場合に、そのテスト開始要求を
示すテスト開始要求信号を無線子機へ無線送信し、無線
子機が、無線親機からテスト開始要求信号を受信した場
合に、使用する複数の無線チャネルの周波数について順
次キャリアセンスを実施することにより、その各無線チ
ャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるか
を判定し、その判定結果から得た空きチャネルを示すチ
ャネル情報を無線親機へ無線送信し、無線親機が、無線
子機へテスト開始要求信号を無線送信する前又は後に、
使用する複数の無線チャネルの周波数について順次キャ
リアセンスを実施することにより、その各無線チャネル
毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるかを判定
し、その判定結果から得た空きチャネルと無線子機から
受信したチャネル情報が示す空きチャネルとを比較して
無線親機と無線子機の両方に共通する空きチャネルを判
別し、その空きチャネルの数を示すチャネル情報を自機
又はデータ通信装置の表示部又は音声出力部に報知させ
るものである。
【0054】請求項45の発明による無線チャネルテス
ト方法は、無線通信装置の無線親機が、中央制御装置か
ら通信回線およびデータ通信装置を介してテスト開始要
求を示すテスト開始要求信号を受信した場合に、そのテ
スト開始要求信号を無線子機へ無線送信し、無線子機
が、無線親機からテスト開始要求信号を受信した場合
に、使用する複数の無線チャネルの周波数について順次
キャリアセンスを実施することにより、その各無線チャ
ネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるかを
判定し、その判定結果から得た空きチャネルを示すチャ
ネル情報を無線親機へ無線送信し、無線親機が、無線子
機へテスト開始要求信号を無線送信する前又は後に、使
用する複数の無線チャネルの周波数について順次キャリ
アセンスを実施することにより、その各無線チャネル毎
に空きチャネルであるか使用チャネルであるかを判定
し、その判定結果から得た空きチャネルと無線子機から
受信したチャネル情報が示す空きチャネルとを比較して
無線親機と無線子機の両方に共通する空きチャネルを判
別し、その空きチャネルの数を示すチャネル情報をデー
タ通信装置によって中央制御装置へ送信させるものであ
る。
【0055】請求項46の発明による無線チャネルテス
ト方法は、無線通信装置の無線親機が、その無線親機又
はデータ通信装置に設けられたスイッチの操作によって
テスト開始要求があった場合に、そのテスト開始要求を
示すテスト開始要求信号を無線子機へ無線送信し、無線
子機が、無線親機からテスト開始要求信号を受信した場
合に、使用する複数の無線チャネルの周波数について順
次キャリアセンスを実施することにより、その各無線チ
ャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるか
を判定し、その判定結果から得た空きチャネルを示すチ
ャネル情報を無線親機へ無線送信し、無線親機が、無線
子機からチャネル情報を受信した場合に、そのチャネル
情報が示す空きチャネルの周波数と一致する無線チャネ
ルの周波数についてキャリアセンスを実施することによ
り、その無線チャネルが空きチャネルであるか使用チャ
ネルであるかを判定し、その判定結果から得た空きチャ
ネルの数を示すチャネル情報を自機又は上記データ通信
装置の表示部又は音声出力部に報知させるものである。
【0056】請求項47の発明による無線チャネルテス
ト方法は、無線通信装置の無線親機が、中央制御装置か
ら通信回線およびデータ通信装置を介してテスト開始要
求を示すテスト開始要求信号を受信した場合に、そのテ
スト開始要求信号を無線子機へ無線送信し、無線子機
が、無線親機からテスト開始要求信号を受信した場合
に、使用する複数の無線チャネルの周波数について順次
キャリアセンスを実施することにより、その各無線チャ
ネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるかを
判定し、その判定結果から得た空きチャネルを示すチャ
ネル情報を無線親機へ無線送信し、無線親機が、無線子
機からチャネル情報を受信した場合に、そのチャネル情
報が示す空きチャネルの周波数と一致する無線チャネル
の周波数についてキャリアセンスを実施することによ
り、その無線チャネルが空きチャネルであるか使用チャ
ネルであるかを判定し、その判定結果から得た空きチャ
ネルの数を示すチャネル情報をデータ通信装置によって
中央制御装置へ送信させるものである。
【0057】請求項48〜65の発明はそれぞれ、複写
装置等の画像形成装置と、その画像形成装置を管理する
中央制御装置と、その中央制御装置に公衆回線等の通信
回線を介して接続され、その中央制御装置と画像形成装
置との通信を制御するデータ通信装置と、そのデータ通
信装置と画像形成装置との間を無線化するために、その
データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親機
および画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線
子機からなる無線通信装置とを備えた画像形成装置管理
システムにおいて、以下に示すようにしたことを特徴と
する。
【0058】請求項48の発明による画像形成装置管理
システムは、無線通信装置の無線親機および無線子機に
それぞれ、使用する複数の無線チャネルの周波数につい
て順次キャリアセンスを実施することにより、その各無
線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであ
るかを判定するチャネル判定手段と、該手段による判定
結果から空きチャネル数又は使用チャネル数が所定数に
達していると認識した場合に、その旨を示すチャネル情
報を報知するチャネル情報報知手段とを設けたものであ
る。
【0059】請求項49の発明による画像形成装置管理
システムは、無線通信装置の無線親機および無線子機に
それぞれ、使用する複数の無線チャネルの周波数につい
て順次キャリアセンスを実施することにより、その各無
線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであ
るかを判定するチャネル判定手段と、該手段による判定
結果から得た空きチャネル数又は使用チャネル数を示す
チャネル情報を報知するチャネル情報報知手段とを設け
たものである。
【0060】請求項50の発明による画像形成装置管理
システムは、請求項48又は49の画像形成装置管理シ
ステムにおいて、無線通信装置の無線親機および無線子
機のチャネル情報報知手段にそれぞれ、チャネル判定手
段によって予め定めた周波数制御チャネルが使用チャネ
ルであると判定された場合に、その旨を示すチャネル情
報を報知する手段を備えたものである。
【0061】請求項51の発明による画像形成装置管理
システムは、無線通信装置の無線子機に、使用する複数
の無線チャネルの周波数について順次キャリアセンスを
実施することにより、その各無線チャネル毎に空きチャ
ネルであるか使用チャネルであるかを判定するチャネル
判定手段と、該手段による判定結果から空きチャネル数
又は使用チャネル数が所定数に達していると認識した場
合に、その旨を示すチャネル情報を無線親機へ無線送信
するチャネル情報送信手段とを設け、無線通信装置の無
線親機に、使用する複数の無線チャネルの周波数につい
て順次キャリアセンスを実施することにより、その各無
線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであ
るかを判定するチャネル判定手段と、該手段による判定
結果から空きチャネル数又は使用チャネル数が所定数に
達していると認識した場合に、その旨を示すチャネル情
報を報知する第1のチャネル情報報知手段と、無線子機
から上記チャネル情報を受信した場合に、そのチャネル
情報を報知する第2のチャネル情報報知手段とを設けた
ものである。
【0062】請求項52の発明による画像形成装置管理
システムは、無線通信装置の無線子機に、使用する複数
の無線チャネルの周波数について順次キャリアセンスを
実施することにより、その各無線チャネル毎に空きチャ
ネルであるか使用チャネルであるかを判定するチャネル
判定手段と、該手段による判定結果から得られる空きチ
ャネル数又は使用チャネル数を示すチャネル情報を無線
親機へ無線送信するチャネル情報送信手段とを設け、無
線通信装置の無線親機に、使用する複数の無線チャネル
の周波数について順次キャリアセンスを実施することに
より、その各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使
用チャネルであるかを判定するチャネル判定手段と、該
手段による判定結果から得られる空きチャネル数又は使
用チャネル数を示すチャネル情報を報知する第1のチャ
ネル情報報知手段と、無線子機から上記チャネル情報を
受信した場合に、そのチャネル情報を報知する第2のチ
ャネル情報報知手段とを設けたものである。
【0063】請求項53の発明による画像形成装置管理
システムは、請求項51又は52の画像形成装置管理シ
ステムにおいて、無線通信装置の無線子機のチャネル情
報送信手段に、その無線子機のチャネル判定手段によっ
て予め定めた周波数制御チャネルが使用チャネルである
と判定された場合に、その旨を示すチャネル情報を無線
親機へ無線送信する手段を備え、無線通信装置の無線親
機の第1のチャネル情報報知手段に、その無線親機のチ
ャネル判定手段によって予め定めた周波数制御チャネル
が使用チャネルであると判定された場合に、その旨を示
すチャネル情報を報知する手段を備えたものである。
【0064】請求項54の発明による画像形成装置管理
システムは、無線通信装置の無線子機に、使用する複数
の無線チャネルの周波数について順次キャリアセンスを
実施することにより、その各無線チャネル毎に空きチャ
ネルであるか使用チャネルであるかを判定するチャネル
判定手段と、該手段による判定結果から得た空きチャネ
ルを示すチャネル情報を無線親機へ無線送信するチャネ
ル情報送信手段とを設け、無線通信装置の無線親機に、
使用する複数の無線チャネルの周波数について順次キャ
リアセンスを実施することにより、その各無線チャネル
毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるかを判定
するチャネル判定手段と、該手段による判定結果から得
た空きチャネルと無線子機から受信したチャネル情報が
示す空きチャネルとを比較して無線親機と無線子機の両
方に共通する空きチャネルを判別する空きチャネル判別
手段と、該手段によって判別された空きチャネルを優先
チャネルとして設定する優先チャネル設定手段とを設け
たものである。
【0065】請求項55の発明による画像形成装置管理
システムは、無線通信装置の無線子機に、使用する複数
の無線チャネルの周波数について順次キャリアセンスを
実施することにより、その各無線チャネル毎に空きチャ
ネルであるか使用チャネルであるかを判定するチャネル
判定手段と、該手段による判定結果から得た空きチャネ
ルを示すチャネル情報を無線親機へ無線送信するチャネ
ル情報送信手段とを設け、無線通信装置の無線親機に、
無線子機からチャネル情報を受信した場合に、そのチャ
ネル情報が示す空きチャネルの周波数と一致する無線チ
ャネルの周波数についてキャリアセンスを実施すること
により、その無線チャネルが空きチャネルであるか使用
チャネルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手
段による判定結果から得た空きチャネルを優先チャネル
として設定する優先チャネル設定手段とを設けたもので
ある。
【0066】請求項56の発明による画像形成装置管理
システムは、無線通信装置の無線子機に、使用する複数
の無線チャネルの周波数について順次キャリアセンスを
実施することにより、その各無線チャネル毎に空きチャ
ネルであるか使用チャネルであるかを判定するチャネル
判定手段と、該手段による判定結果から得た空きチャネ
ルを示すチャネル情報を無線親機へ無線送信するチャネ
ル情報送信手段とを設け、無線通信装置の無線親機に、
使用する複数の無線チャネルの周波数について順次キャ
リアセンスを実施することにより、その各無線チャネル
毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるかを判定
するチャネル判定手段と、該手段による判定結果から得
た空きチャネルと無線子機から受信したチャネル情報が
示す空きチャネルとを比較して無線親機と無線子機の両
方に共通する空きチャネルを判別する空きチャネル判別
手段と、該手段によって判別された空きチャネルの数が
所定数に達していると認識した場合あるいは所定数に達
していないと認識した場合に、その旨を示すチャネル情
報を報知するチャネル情報報知手段とを設けたものであ
る。
【0067】請求項57の発明による画像形成装置管理
システムは、無線通信装置の無線子機に、使用する複数
の無線チャネルの周波数について順次キャリアセンスを
実施することにより、その各無線チャネル毎に空きチャ
ネルであるか使用チャネルであるかを判定するチャネル
判定手段と、該手段による判定結果から得られた空きチ
ャネルを示すチャネル情報を無線親機へ無線送信するチ
ャネル情報送信手段とを設け、無線通信装置の無線親機
に、無線子機からチャネル情報を受信した場合に、その
チャネル情報が示す空きチャネルの周波数と一致する無
線チャネルの周波数についてキャリアセンスを実施する
ことにより、その無線チャネルが空きチャネルであるか
使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手段と、
該手段による判定結果から得た空きチャネルの数が所定
数に達していると認識した場合あるいは所定数に達して
いないと認識した場合に、その旨を示すチャネル情報を
報知するチャネル情報報知手段とを設けたものである。
【0068】請求項58の発明による画像形成装置管理
システムは、無線通信装置の無線子機に、使用する複数
の無線チャネルの周波数について順次キャリアセンスを
実施することにより、その各無線チャネル毎に空きチャ
ネルであるか使用チャネルであるかを判定するチャネル
判定手段と、該手段による判定結果から得た空きチャネ
ルを示すチャネル情報を無線親機へ無線送信するチャネ
ル情報送信手段とを設け、無線通信装置の無線親機に、
使用する複数の無線チャネルの周波数について順次キャ
リアセンスを実施することにより、その各無線チャネル
毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるかを判定
するチャネル判定手段と、該手段による判定結果から得
た空きチャネルと無線子機から受信したチャネル情報が
示す空きチャネルとを比較して無線親機と無線子機の両
方に共通する空きチャネルを判別する空きチャネル判別
手段と、該手段によって判別された空きチャネルの数を
示すチャネル情報を報知するチャネル情報報知手段とを
設けたものである。
【0069】請求項59の発明による画像形成装置管理
システムは、無線通信装置の無線子機に、使用する複数
の無線チャネルの周波数について順次キャリアセンスを
実施することにより、その各無線チャネル毎に空きチャ
ネルであるか使用チャネルであるかを判定するチャネル
判定手段と、該手段による判定結果から得た空きチャネ
ルを示すチャネル情報を無線親機へ無線送信するチャネ
ル情報送信手段とを設け、無線通信装置の無線親機に、
無線子機からチャネル情報を受信した場合に、そのチャ
ネル情報が示す空きチャネルの周波数と一致する無線チ
ャネルの周波数についてキャリアセンスを実施すること
により、その無線チャネルが空きチャネルであるか使用
チャネルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手
段による判定結果から得た空きチャネルの数を示すチャ
ネル情報を報知するチャネル情報報知手段とを設けたも
のである。
【0070】請求項60の発明による画像形成装置管理
システムは、請求項54の画像形成装置管理システムに
おいて、無線通信装置の無線子機として、それぞれ異な
る画像形成装置に有線接続あるいは内蔵された複数の無
線子機を有し、無線通信装置の無線親機の空きチャネル
判別手段を、各無線子機から順次チャネル情報を受信す
る毎に、無線親機のチャネル判定手段による判定結果か
ら得た空きチャネルと上記受信したチャネル情報が示す
空きチャネルとを比較して無線親機と無線子機の両方に
共通する空きチャネルを判別する手段とし、無線通信装
置の無線親機の優先チャネル設定手段を、その無線親機
の空きチャネル判別手段によって判別された空きチャネ
ルを無線子機別に優先チャネルとして設定する手段とし
たものである。
【0071】請求項61の発明による画像形成装置管理
システムは、請求項55の画像形成装置管理システムに
おいて、無線通信装置の無線子機として、それぞれ異な
る画像形成装置に有線接続あるいは内蔵された複数の無
線子機を有し、無線通信装置の無線親機のチャネル判定
手段を、各無線子機から順次チャネル情報を受信する毎
に、その受信したチャネル情報が示す空きチャネルの周
波数と一致する無線チャネルの周波数についてキャリア
センスを実施することにより、その無線チャネルが空き
チャネルであるか使用チャネルであるかを判定する手段
とし、無線通信装置の無線親機の優先チャネル設定手段
を、無線親機のチャネル判定手段による判定結果から得
た空きチャネルを無線子機別に優先チャネルとして設定
する手段としたものである。
【0072】請求項62の発明による画像形成装置管理
システムは、請求項56の画像形成装置管理システムに
おいて、無線通信装置の無線子機として、それぞれ異な
る画像形成装置に有線接続あるいは内蔵された複数の無
線子機を有し、無線通信装置の無線親機の空きチャネル
判別手段を、各無線子機から順次チャネル情報を受信す
る毎に、その無線親機のチャネル判定手段による判定結
果から得た空きチャネルと前記受信したチャネル情報が
示す空きチャネルとを比較して無線親機と無線子機の両
方に共通する空きチャネルを判別する手段とし、無線通
信装置の無線親機のチャネル情報報知手段を、無線親機
の空きチャネル判別手段によって判別された空きチャネ
ルの数が所定数に達していると認識した場合あるいは所
定数に達していないと認識した場合に、その旨を示すチ
ャネル情報を無線子機別に報知する手段としたものであ
る。
【0073】請求項63の発明による画像形成装置管理
システムは、請求項57の画像形成装置管理システムに
おいて、無線通信装置の無線子機として、それぞれ異な
る画像形成装置に有線接続あるいは内蔵された複数の無
線子機を有し、無線通信装置の無線親機のチャネル判定
手段を、各無線子機から順次チャネル情報を受信する毎
に、その受信したチャネル情報が示す空きチャネルの周
波数と一致する無線チャネルの周波数についてキャリア
センスを実施することにより、その無線チャネルが空き
チャネルであるか使用チャネルであるかを判定する手段
とし、無線通信装置の無線親機の空きチャネル情報報知
手段が、無線親機のチャネル判定手段による判定結果か
ら得た空きチャネルの数が所定数に達していると認識し
た場合あるいは該所定数に達していないと認識した場合
に、その旨を示すチャネル情報を無線子機別に報知する
手段としたものである。
【0074】請求項64の発明による画像形成装置管理
システムは、請求項58の画像形成装置管理システムに
おいて、無線通信装置の無線子機として、それぞれ異な
る画像形成装置に有線接続あるいは内蔵された複数の無
線子機を有し、無線通信装置の無線親機の空きチャネル
判別手段を、各無線子機から順次チャネル情報を受信す
る毎に、無線親機のチャネル判定手段による判定結果か
ら得た空きチャネルと上記受信したチャネル情報が示す
空きチャネルとを比較して無線親機と無線子機の両方に
共通する空きチャネルを判別する手段とし、無線通信装
置の無線親機のチャネル情報報知手段を、無線親機の空
きチャネル判別手段によって判別された空きチャネルの
数を示すチャネル情報を無線子機別に報知する手段とし
たものである。
【0075】請求項65の発明による画像形成装置管理
システムは、請求項59の画像形成装置管理システムに
おいて、無線通信装置の無線子機として、それぞれ異な
る画像形成装置に有線接続あるいは内蔵された複数の無
線子機を有し、無線通信装置の無線親機のチャネル判定
手段を、各無線子機から順次チャネル情報を受信する毎
に、その受信したチャネル情報が示す空きチャネルの周
波数と一致する無線チャネルの周波数についてキャリア
センスを実施することにより、その無線チャネルが空き
チャネルであるか使用チャネルであるかを判定する手段
とし、無線通信装置の無線親機のチャネル情報報知手段
を、無線親機のチャネル判定手段による判定結果から得
た空きチャネルの数を示すチャネル情報を無線子機別に
報知する手段としたものである。
【0076】
【発明の実施の形態】まず、この発明の実施形態を説明
する前に、この発明の基礎となる画像形成装置管理シス
テムを図面に基づいて具体的に説明する。図2は、この
発明の基礎となる画像形成装置管理システムの構成例を
示すブロック図である。この画像形成装置管理システム
は、遠隔診断を前提とした5台の画像形成装置(複写装
置等)1〜5と有線通信回線を介して接続されたデータ
通信装置7と、データ通信装置7と公衆回線8(専用回
線等の他の通信回線でもよい)を介して接続される中央
制御装置6とを備え、中央制御装置6が、公衆回線8,
データ通信装置7,および有線通信回線を介して各画像
形成装置1〜5を集中的に遠隔管理できるようにしたも
のである。
【0077】データ通信装置7は、公衆回線8に接続さ
れ、中央制御装置6からの指令信号を画像形成装置1〜
5へ選択的に送信したり、逆に画像形成装置1〜5から
の各種通報を公衆回線8を経由して中央制御装置6へ送
信する。このデータ通信装置7は、24時間通電を行な
っていて、通常画像形成装置1〜5の電源がオフになっ
ている夜間でも、中央制御装置6との通信を可能にして
いる。このデータ通信装置7と各画像形成装置1〜5と
は、シリアル通信インタフェースRS−485(有線通
信回線)によりマルチドロップ接続されていて、データ
通信装置7からのポーリング,セレクティングにより各
画像形成装置1〜5との通信を行なっている。
【0078】図3は、各画像形成装置1〜5の制御部の
構成例を示すブロック図である。各画像形成装置1〜5
の制御部はそれぞれ、CPU11,リアルタイムクロッ
ク回路12,ROM13,RAM14,不揮発性RAM
15,入出力ポート16,およびシリアル通信制御ユニ
ット17a,17b,17cからなるPPC(複写装
置)コントローラと、パーソナルインタフェース(以下
「インタフェース」を「I/F」ともいう)18と、シ
ステムバス19とを備えている。CPU11は、ROM
13内の制御プログラムによってこの制御部全体を統括
的に制御する中央処理装置である。リアルタイムクロッ
ク回路12は、時刻情報を発生するものであり、CPU
11がそれを読み込むことによって現在の時刻を知るこ
とができる。
【0079】ROM13は、CPU11が使用する制御
プログラムを含む各種固定データを格納している読み出
し専用メモリである。RAM14は、CPU11がデー
タ処理を行なう際に使用するワークメモリ等として使用
する一時記憶用メモリである。不揮発性RAM15は、
後述する図5に示す操作表示部等からのモード指示の内
容などを記憶するメモリであり、画像形成装置の電源が
オフになっても記憶内容を保持するようになっている。
入出力ポート16は、画像形成装置内のモータ,ソレノ
イド,クラッチ等の出力負荷やセンサ・スイッチ類を接
続している。
【0080】シリアル通信制御ユニット17aは、操作
表示部との信号のやりとりを行なっている。シリアル通
信制御ユニット17bは、図示しない原稿送り部との信
号のやりとりを行なっている。シリアル通信制御ユニッ
ト17cは、図示しない転写紙後処理部との信号のやり
とりを行なっている。パーソナルI/F18は、データ
通信装置7との間の通信を司るインタフェース回路であ
り、CPU11のデータ通信装置7との通信処理のため
の負荷を軽減するために設けられている。もちろん、C
PU11の処理能力が充分であれば、このパーソナルI
/F18の機能をCPU11に取り込んでも差し支えな
い。
【0081】このパーソナルI/F18の主な機能は、
以下の(1)〜(4)に示す通りである。 (1)データ通信装置7からのポーリング,セレクティ
ングの監視 (2)データ通信装置7への肯定応答,否定応答処理 (3)データ通信装置7との間の送受信データの正当性
のチェック,パリティチェック,およびエラー発生時の
再送要求処理 (4)データ通信装置7との間の送受信データのヘッダ
処理 システムバス19はアドレスバス,コントロールバス,
データバスからなるバスラインであり、CPU11,リ
アルタイムクロック回路12,ROM13,RAM1
4,不揮発性RAM15,入出力ポート16,シリアル
通信制御ユニット17a,17b,17c,およびパー
ソナルI/F18を相互に接続する。
【0082】図4は、図3のパーソナルI/F18の構
成例を示すブロック図である。このパーソナルI/F1
8は、CPU21,デュアルポートメモリ22,レジス
タ23〜26,入力ポート27,シリアル通信制御ユニ
ット28,ローカルバス29,およびデバイスコード設
定スイッチ30によって構成されている。CPU21
は、中央処理装置,ROM,RAM,およびそれらを接
続するバス等からなるワンチップのマイクロコンピュー
タであり、このパーソナルI/F18全体を統括的に制
御する。デュアルポートメモリ22は、CPU21と図
3のCPU11の双方から読み書き可能であり、パーソ
ナルI/F18とPPCコントローラ31との間でのテ
キストデータの授受に使用されるデータメモリである。
【0083】なお、PPCコントローラ31は上述した
CPU11,リアルタイムクロック回路12,ROM1
3,RAM14,不揮発性RAM15,入出力ポート1
6,およびシリアル通信制御ユニット17a,17b,
17cによって構成される。レジスタ23〜26は、上
記テキストデータの授受時に制御用として使用される
が、詳細な説明は省略する。デバイスコード設定スイッ
チ30は、画像形成装置毎に固有のデバイスコード(識
別番号)を設定するためのものであり、データ通信装置
7からのポーリング,セレクティング時のデバイスコー
ド識別用として使用される。シリアル通信制御ユニット
28は、データ通信装置7および/または他の画像形成
装置のパーソナルI/F18と接続される。
【0084】図5は、各画像形成装置1〜5の操作表示
部の構成例を示すレイアウト図である。なお、この操作
表示部は、各画像形成装置1〜5が複写装置の場合に対
応するものである。この操作表示部は、一般の制御部
(例えば図3に示した各画像形成装置1〜5における制
御部)と同様に、制御プログラムを格納したROM,そ
の制御プログラムによって各種制御を実行するCPU,
データを一時格納するRAM,電池によりバックアップ
された不揮発性RAM,シリアル通信制御ユニット,お
よび入出力ポート等を備えており、図3のシリアル通信
制御ユニット17aとデータ授受を行なうが、その詳細
は省略する。
【0085】この操作表示部は、上述した制御部の他
に、テンキー71,クリア/ストップキー72,プリン
トキー73,エンタキー74,割り込みキー75,予熱
/モードクリアキー76,モード確認キー77,画面切
り替えキー78,呼び出しキー79,登録キー80,ガ
イダンスキー81,表示用コントラストボリューム8
2,および文字表示部83を備えている。テンキー71
は、コピー(画像形成)枚数や倍率等の数値を入力する
ためのキーである。クリア/ストップキー72は、置数
(コピー枚数)をクリアしたり、コピー動作をストップ
させたりするためのキーである。プリントキー73は、
プリント動作を含むコピー動作を実行開始させるための
キーである。
【0086】エンタキー74は、ズーム倍率や綴じ代寸
法用置数等の数値の指定を確定させるためのキーであ
る。割り込みキー75は、コピー中に割り込んで別の原
稿をコピーする時などに使用するキーである。予熱/モ
ードクリアキー76は、設定した全てのコピーモードの
内容を取り消したり、予熱を設定して節電状態にしたり
するためのキーである。モード確認キー77は、文字表
示部83に選択的に表示される各コピーモードを一覧表
示で確認するためのキーである。画面切り替えキー78
は、文字表示部83の表示形態を使用者の熟練度に応じ
て切り替えるためのキーである。
【0087】呼び出しキー79は、ユーザプログラムを
呼び出すためのキーである。登録キー80は、ユーザプ
ログラムを登録するためのキーである。ガイダンスキー
81は、文字表示部83にガイダンスメッセージ等を表
示するためのキーである。表示用コントラストボリュー
ム82は、文字表示部83のコントラストを調整するた
めのものである。文字表示部83は、液晶(LCD),
蛍光表示管等のフルドット表示素子を用い、その上に多
数のタッチセンサを内蔵(例えば8×8表示画素毎にあ
る)した略透明なシート状のマトリックスタッチパネル
を重ねており、電源投入により、例えば図6に示すよう
な画像形成装置の状態(「コピーできます」「コピー中
です」「転写紙がありません」等),コピー枚数,各種
キーを示す通常のコピーモード画面を表示する。
【0088】ここで、その画面上のキー(表示部)を押
下(タッチ)することにより、給紙段(用紙サイズ),
自動用紙(原稿サイズと設定倍率により最適な転写紙が
収納されている給紙段が自動選択される),画像濃度
(コピー濃度),自動濃度(原稿の濃度に応じて画像濃
度が自動選択される),変倍率(等倍,縮小,拡大,用
紙指定変倍,ズーム変倍,寸法変倍),両面モード,綴
じ代モード,ソートモード等のコピー動作に関わる各種
のコピーモードを任意に選択することができ、押下され
たキーは白黒反転表示に切り替わる。
【0089】図7は、図2のデータ通信装置7の一例を
示すブロック構成図である。このデータ通信装置7は、
CPU41,ROM42,RAM43,不揮発性RAM
44,リアルタイムクロック回路(以下「RTC」とい
う)45,画像形成装置I/F46,網制御装置(以下
「NCU」という)47,モデム48,およびLED表
示部49からなる。CPU41は、ROM42内の制御
プログラムによって次のような制御を行なう。つまり、
5台の画像形成装置1〜5を制御したり、公衆回線8経
由で中央制御装置6に対する指令信号の送受信を制御し
たり、画像形成装置1〜5からの各種通報により、公衆
回線8経由で中央制御装置6に対して発呼を行なった
り、公衆回線8を画像形成装置1〜5側に接続するか、
一般電話機(TEL)又はファクシミリ装置(FAX)
側に接続するかの切り替え制御を行なうなど、このデー
タ通信装置7全体を統括的に制御する中央処理装置であ
る。
【0090】ROM42は、CPU41が使用する制御
プログラムを含む各種固定データを格納している読み出
し専用メモリである。RAM43は、CPU41がデー
タ処理を行なう際に使用するワークメモリ等として使用
する一時記憶用メモリである。不揮発性RAM44は、
中央制御装置6および複数の画像形成装置1〜5の一方
から他方への送信データや、複数の画像形成装置1〜5
の中から1台を特定するそれぞれのデバイスコードおよ
びIDコード,中央制御装置6の電話番号,回線接続が
成功しなかった場合の再発呼回数(リトライ回数),再
発呼間隔などを記憶するメモリであり、電池によってバ
ックアップされている。
【0091】RTC45は、時刻情報を発生するもので
あり、CPU41がそれを読み込むことによって現在の
時刻を知ることができる。画像形成装置I/F46は、
画像形成装置1〜5との間のシリアル通信を司るインタ
フェース回路である。NCU47は、データ通信装置7
を公衆回線8に通信可能に接続するためのものであり、
自動発着信機能を備えている。モデム48は、送受信す
るデータを変復調する。LED表示部49は、データ通
信装置7の電源入力状態やデータ通信装置7が公衆回線
8に通信可能に接続されていない時などに、その旨を知
らせるためのものである。
【0092】図8は、NCU47の構成例を示すブロッ
ク図である。NCU47は、保護回路51,ループ電流
検出回路52,リンギング検出回路53,ライン切替回
路54,およびループ形成回路55等からなる。保護回
路51は、公衆回線8からのノイズから装置を保護する
ための回路である。ループ電流検出回路52は、ループ
形成回路55により形成される直流ループに流れる電流
を検出するものであり、図示しない両方向性のフォトカ
プラ等からなる。
【0093】リンギング検出回路53は、公衆回線8か
らのリンギングを検出するものである。ライン切替回路
54は、公衆回線8を図7のモデム48側に接続する
か、外付けの一般電話機(TEL)又はファクシミリ装
置(FAX)側に接続するかの切り替えを行なうもので
ある。ループ形成回路55は、オフフックして公衆回線
8をつかんだ(公衆回線8のラインL1,L2を直流的
に閉結した)際に直流ループを形成し、公衆回線8とモ
デム信号の送受信を行なう。
【0094】次に、この画像形成装置管理システムの概
略機能について説明する。この画像形成装置管理システ
ムの機能には、大きく分けて以下の(1)〜(3)に示
す3種類の機能がある。 (1)中央制御装置6から画像形成装置1〜5への通信
制御 (2)画像形成装置1〜5から中央制御装置6又はデー
タ通信装置7への通信制御 (3)データ通信装置7独自の制御 (1)の中央制御装置6から画像形成装置1〜5への通
信制御には、例えば以下の(a)〜(c)に示すものが
ある。
【0095】(a)特定の画像形成装置のトータル画像
形成枚数(積算画像形成枚数),給紙段(給紙トレイ)
毎の画像形成枚数,転写紙サイズ毎の画像形成枚数,ミ
スフィード回数,転写紙サイズ毎のミスフィード回数,
転写紙搬送位置毎のミスフィード回数等の読み取りおよ
びリセット (b)画像形成装置を構成する各ユニットの制御電圧,
電流,抵抗,タイミング等の調整値の設定および読み取
り (c)(2)の通信制御による画像形成装置1〜5から
中央制御装置6への通信制御に対する結果返送 これらの制御は、中央制御装置6からの指令信号を受信
して、データ通信装置7から画像形成装置1〜5へのセ
レクティングによって行なう。セレクティングとは、接
続されている5台の画像形成装置1〜5の中から1台を
選択して通信する機能をさす。
【0096】図9は、データ通信装置7におけるセレク
ティング動作の一例を示すフローチャートである。各画
像形成装置1〜5はそれぞれユニークな(特定の)デバ
イスコードを持っており、データ通信装置7は予め定め
られたセレクティング機能を示す特定コード(又はコー
ドの組み合わせ)と選択すべき画像形成装置のデバイス
コードとをシリアル通信インタフェースRS−485上
に送出する。各画像形成装置1〜5はそれぞれ、セレク
ティング機能を示す特定コード(又はコードの組み合わ
せ)により、次に続くデバイスコードと自己のデバイス
コードとを比較し、両コードが一致した時に自分がセレ
クティングされたことを知る。
【0097】ここで、セレクティングされた画像形成装
置は、送出すべきデータがある場合には、予め定められ
た特定コード(又はコードの組み合わせ)によるビジー
(busy)応答を出力する。データ通信装置7は、こ
のビジー応答を受けると、セレクティング動作を中断
し、以下に述べるポーリング動作に移行する。セレクテ
ィングされた画像形成装置は、送出すべきデータがない
場合には、セレクティングに対応可能か否かを判断し、
対応可能ならば予め定められた特定コード(又はコード
の組み合わせ)による肯定応答を出力してデータ通信装
置7との通信を実行する。
【0098】対応不可能の場合は、予め定められた特定
コード(又はコードの組み合わせ)による否定応答を出
力してデータ通信装置7との通信を終了する。また、デ
ータ通信装置7が出力したデバイスコードに対応する画
像形成装置が電源OFFなどの理由で肯定応答も否定応
答も出力できない場合には、データ通信装置7は予め定
められた一定時間経過後にセレクティング動作を終了す
る。
【0099】(2)の画像形成装置1〜5から中央制御
装置6又はデータ通信装置7への通信制御には、例えば
以下の(a)〜(e)に示すものがある。 (a)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、画像形成動作
が不可能となる故障等の異常が発生した場合に、その旨
を示すデータ(通報要因)を即時にデータ通信装置7お
よび公衆回線8を介して中央制御装置6へ通報する(緊
急通報)。 (b)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、使用者(顧
客)による操作表示部上のキー操作により、画像形成モ
ードからそれとは異なる使用者が必要な要求(修理依頼
やサプライ補給依頼)を入力するための使用者要求入力
モードに移行し、操作表示部の文字表示部83に使用者
要求入力画面を表示させ、その画面上の所定キーの押下
によって使用者が必要な要求が入力された場合に、その
旨を示すデータを即時にデータ通信装置7および公衆回
線8を介して中央制御装置6へ通報する(緊急通報)。
【0100】(c)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、
積算画像形成枚数が予め設定された一定枚数(通報レベ
ル値)に達した場合に、その旨を示すデータを即時にデ
ータ通信装置7および公衆回線8を介して中央制御装置
6へ通報する(緊急通報)。 (d)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、予め設定され
た一定期間毎に積算画像形成枚数を示すデータをデータ
通信装置7へ通報し、そのデータ通信装置7はその日
(当日)の指定時刻(これは中央制御装置6により設定
され、データ通信装置7に記憶しておく)にそれまでに
受信したデータをまとめて公衆回線8を介して中央制御
装置6へ通報する(非緊急通報)。この通信制御には、
指定時刻に達する前にそれまでに受信したデータの通報
回数が予め定められた回数に達した場合、その指定時刻
を待たずに中央制御装置6への送信を行なう制御も含ま
れる。
【0101】(e)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、
画像形成動作開始は可能であるが、交換部品の指定回
数,指定時間への接近、センサの規格レベルへの到達な
ど、予防保全を必要とする事象が発生した時にその旨を
示すデータをデータ通信装置7へ通報し、そのデータ通
信装置7はその日の指定時刻(これは中央制御装置6に
より設定され、データ通信装置7に記憶しておく)にそ
れまでに受信したデータをまとめて公衆回線8を介して
中央制御装置6へ通報する(非緊急通報)。この通信制
御には、指定時刻に達する前にそれまでに受信したデー
タの通報回数が予め定められた回数に達した場合、その
指定時刻を待たずに中央制御装置6への送信を行なう制
御も含まれる。これらの通信制御は、データ通信装置7
からのポーリング時に行なう。ポーリングとは、接続さ
れている5台の画像形成装置1〜5を順番に指定し、そ
の指定された画像形成装置からの通信要求の有無を確認
する機能をさす。
【0102】図10は、データ通信装置7におけるポー
リング動作の一例を示すフローチャートである。データ
通信装置7は、予め定められたポーリング機能を示す特
定コード(又はコードの組み合わせ)と選択すべき画像
形成装置のデバイスコード(識別番号)とをシリアル通
信インタフェースRS−485上に送出する。各画像形
成装置1〜5はそれぞれ、ポーリング機能を示す特定コ
ード(又はコードの組み合わせ)により、次に続くデバ
イスコードと自己のデバイスコードとを比較し、両コー
ドが一致した時に自分がポーリングされたことを知る。
【0103】次に、ポーリングされた画像形成装置は、
送出データ(データ通信装置7又は中央制御装置6に対
する通信要求)があればデータ通信装置7との通信を開
始し、通信要求がない時又は開始した通信が終了した時
は予め定められた特定コード(又はコードの組み合わ
せ)による終了応答を出力してデータ通信装置7との通
信を終了する。データ通信装置7は、終了応答を受け取
ると、次の画像形成装置へのポーリングに移行する。ま
た、データ通信装置7が出力するデバイスコードに対応
する画像形成装置が、電源OFFなどの理由で通信を開
始できなかったり、あるいは終了応答も出力できない場
合、データ通信装置7は予め定められた一定時間経過後
にポーリング動作を終了する。このポーリングは、セレ
クティングが発生しない限り、接続されている画像形成
装置1〜5に対して順次繰り返される。
【0104】(3)のデータ通信装置7独自の制御に
は、例えば以下の(a)(b)に示すものがある。 (a)トータルカウンタ値(積算画像形成枚数)の読み
出し (b)(2)の画像形成装置1〜5から中央制御装置6
への通信制御に対する結果返送 トータルカウンタ値の読み出しの制御は、データ通信装
置7から画像形成装置1〜5への1日1回定時(0時0
分、但しこの時刻に画像形成装置の電源がOFFになっ
ている場合は、この時刻以降に初めて電源がONになっ
た時)のセレクティングによって行なう。
【0105】データ通信装置7は、接続されている画像
形成装置毎にトータルカウンタ用のメモリを2個(仮に
これらをそれぞれA,Bとする)用意してあり、上記1
日1回のセレクティングによって読み取ったトータルカ
ウンタ値をメモリAに書き込む。したがって、メモリA
は毎日(但し例えば休日のように1日中画像形成装置の
電源がON状態にならない場合はこの限りでない)前日
の値が書き換えられることになる。また、毎月1回予め
決められた日時(これは中央制御装置6により設定さ
れ、データ通信装置7内の不揮発性RAM44に記憶さ
れる)にメモリAに記憶されているトータルカウンタ値
をメモリBにコピーする。データ通信装置7から中央制
御装置6へはメモリBの内容が送られるが、その転送方
法には以下の(a)(b)に示す2通りの方法がある。
【0106】(a)中央制御装置6は、上記日時(メモ
リAの内容がメモリBにコピーされる日時)以降にデー
タ通信装置7のメモリBに記憶されたトータルカウンタ
値を読みに行く。 (b)データ通信装置7は、上記日時以降に自発呼して
メモリBに記憶されたトータルカウンタ値を公衆回線8
を介して中央制御装置6へ送出する。なお、自発呼を行
なう日時も中央制御装置6により設定され、データ通信
装置7内の不揮発性RAM44に記憶される。 なお、データ通信装置7は、接続されている画像形成装
置毎にメモリA,Bを組み合わせたメモリを複数組用意
している。これは、例えば白黒コピー用,アプリケーシ
ョンコピー用,カラーコピー用等の種々のトータルカウ
ンタ値が考えられるためである。
【0107】次に、この発明を実施する無線通信装置を
用いた画像形成装置管理システムについて、図1および
図11以降の各図面に基づいて具体的に説明する。図1
および図11はこの発明を実施する画像形成装置管理シ
ステムの異なる構成例を示すブロック図であり、前述し
た図2を含む各図面と一致する部分には同一符号を付し
てそれらの説明を省略する。図1に示す画像形成装置管
理システムでは、データ通信装置7と画像形成装置1と
の間の有線通信回線(有線部分)を無線化する無線通信
装置を設けている。つまり、データ通信装置7と各画像
形成装置1との間に無線通信装置を介挿している。
【0108】そして、無線通信装置を、データ通信装置
7に有線接続される(内蔵されてもよい)無線親局10
0と、画像形成装置1に有線接続される(内蔵されても
よい)無線子局101〜105とによって構成してい
る。ここで、画像形成装置1は、図3,図4,図7に示
したように、データ通信装置7の画像形成装置I/F4
6と有線接続可能なシリアル通信制御ユニット28(シ
リアル通信インタフェースRS−485)を有するパー
ソナルI/F18を備えている。そのため、データ通信
装置7と各画像形成装置1との間への無線通信装置の介
挿を容易にするために、無線親局100に、データ通信
装置7の画像形成装置I/F46と有線接続可能なシリ
アル通信インタフェースRS−485を設けることは勿
論、無線子局101に、シリアル通信制御ユニット28
と同等のシリアル通信インタフェースRS−485を設
けている。
【0109】図11に示す画像形成装置管理システムで
は、データ通信装置7と各画像形成装置1〜5との間の
有線通信回線を無線化する無線装置を設けている。つま
り、データ通信装置7と各画像形成装置1〜5との間に
無線装置を介挿している。そして、無線通信装置を、デ
ータ通信装置7に有線接続される(内蔵されてもよい)
無線親局100と、各画像形成装置(被遠隔管理装置)
1〜5にそれぞれ有線接続される(内蔵されてもよい)
無線子局101〜105とによって構成している。
【0110】ここで、各画像形成装置1〜5はそれぞ
れ、図3,図4,図7に示したように、データ通信装置
7の画像形成装置I/F46と有線接続可能なシリアル
通信制御ユニット28(シリアル通信インタフェースR
S−485)を有するパーソナルI/F18を備えてい
る。そのため、データ通信装置7と各画像形成装置1〜
5との間への無線通信装置の介挿を容易にするために、
無線親局100に、データ通信装置7の画像形成装置I
/F46と有線接続可能なシリアル通信インタフェース
RS−485を設けることは勿論、各無線子局101〜
105にそれぞれ、シリアル通信制御ユニット28と同
等のシリアル通信インタフェースRS−485を設けて
いる。
【0111】図12は、図1および図11の無線親局1
00の構成例を示すブロック図である。無線親局100
は、アンテナ111,無線送信部112,無線受信部1
13,制御部114,RS485ドライバ(外部I/F
部)115,不揮発性メモリ116,スイッチ部11
7,およびLED表示部118等からなる。無線送信部
112は、制御部114より入力される送信データを無
線信号に変換してアンテナ111へ出力する。つまり、
所定の周波数の信号を制御部114より入力される送信
データにより変調し、無線信号としてアンテナ111へ
出力する。
【0112】無線受信部113は、アンテナ111より
入力される無線信号を受信データに変換して制御部11
4へ出力する。つまり、アンテナ111より入力される
無線信号の所定の周波数帯について復調し、受信データ
として制御部114へ出力する。また、所定の周波数の
強度を制御部114へ提供する。制御部114は、無線
送信部112,無線受信部113,RS485ドライバ
115,不揮発性メモリ116,スイッチ部117,お
よびLED表示部118の制御を行う。RS485ドラ
イバ115は、シリアル通信インタフェースRS−48
5の制御を行う。つまり、データ通信装置7とのデータ
の送受信を制御する。
【0113】不揮発性メモリ116は、無線装置の呼出
名称,メーカコード,子局ID(対向局ID),管理テ
ーブルなど、無線通信に必要な情報を記憶する。ここ
で、呼出名称は、個々の無線局に固有に与えられる数字
によるコードであり、製造時に書き込まれる。ここで
は、そのコードを無線親局100の親局IDとして使用
する。メーカコードは、製造メーカ等を識別するための
コードであり、製造時などに書き込まれる。
【0114】子局IDは、送信相手先である無線子局を
識別するためのIDであり、製造時又は設置時などに予
め書き込まれる。管理テーブルは、対向局となる無線子
局の子局識別番号と子局IDとを関連付けて記憶管理す
るものであり、予め不揮発性メモリ126に記憶(登
録)されているものとする。図14の(a)は図1に示
した画像形成装置管理システムの場合の無線親局100
の不揮発性メモリ116に記憶される管理テーブルを、
同図の(b)は図11に示した画像形成装置管理システ
ムの場合の無線親局100の不揮発性メモリ116に記
憶される管理テーブルをそれぞれ示す図である。
【0115】スイッチ部117は、後述するチャネルテ
スト動作の開始等、動作モードの設定などを行なう際に
使用するスイッチにより構成される。LED表示部11
8は、無線親局100の動作状態、つまり図11の無線
子局101〜105(図1の無線子局101を含む)と
の通信状態や、チャネルテスト動作時の結果などを表示
する。なお、LED表示部118の代わりに、文字表示
部等の他の表示部を備えたり、スピーカ等の音声出力部
を設けたり、あるいは表示部と音声出力部の両方を備え
るようにしてもよい。
【0116】ここで、図1および図11に示した画像形
成装置管理システムでは、この発明による無線親局10
0の各種機能(手段)に対応するプログラムを制御部1
14内のROMに予め記憶しておき、制御部114内の
CPUがそのプログラムに従って動作すると共に、制御
部114内のRAM,不揮発性メモリ116,およびL
ED表示部118等を使用することにより、上記各種の
機能を実現することができる。なお、無線親局100の
機能をデータ通信装置7に内蔵することもできる。この
場合、データ通信装置7のCPU41,ROM42等か
らなる制御部が無線親局100の制御部114の機能
を、データ通信装置7のLED表示部49が無線親局1
00のLED表示部118の機能を、データ通信装置7
の不揮発性RAM44が無線親局100の不揮発性メモ
リ116の機能をそれぞれ果すようにすればよい。
【0117】図13は、図11の無線子局101〜10
5(図1の無線子局101を含む)の構成例を示すブロ
ック図である。無線子局101〜105はそれぞれ、無
線親局100と同様に、アンテナ121,無線送信部1
22,無線受信部123,制御部124,RS485ド
ライバ125,不揮発性メモリ126,スイッチ部12
7,およびLED表示部128等からなる。無線送信部
122は、制御部124より入力される送信データを無
線信号に変換してアンテナ121へ出力する。つまり、
所定の周波数の信号を制御部124より入力される送信
データにより変調し、無線信号としてアンテナ121へ
出力する。
【0118】無線受信部123は、アンテナ121より
入力される無線信号を受信データに変換して制御部12
4へ出力する。つまり、アンテナ121より入力される
無線信号の所定の周波数帯について復調し、受信データ
として制御部124へ出力する。また、所定の周波数の
強度を制御部124へ提供する。制御部124は、無線
送信部122,無線受信部123,RS485ドライバ
125,不揮発性メモリ126,スイッチ部127,お
よびLED表示部128の制御を行う。RS485ドラ
イバ125は、シリアル通信インタフェースRS−48
5の制御を行う。つまり、画像形成装置1〜5とのデー
タの送受信を制御する。
【0119】不揮発性メモリ126は、無線通信装置の
呼出名称,メーカコード,親局ID(対向局ID)な
ど、無線通信に必要な情報を記憶する。ここで、呼出名
称は、個々の無線局に固有に与えられる数字によるコー
ドであり、製造時に書き込まれる。ここでは、そのコー
ドを子局IDとして使用する。メーカコードは、製造メ
ーカ等を識別するためのコードであり、製造時などに書
き込まれる。親局IDは、送信相手先である無線親局を
識別するためのIDであり、製造時又は設置時などに予
め書き込まれる。
【0120】スイッチ部127は、後述するチャネルテ
スト動作の開始等、動作モードの設定などを行なう際に
使用するスイッチにより構成される。LED表示部12
8は、それを有する無線子局の動作状態、および無線親
局100への送信結果や、チャネルテスト動作時の結果
などを表示する。なお、LED表示部128の代わり
に、文字表示部等の他の表示部を備えたり、スピーカ等
の音声出力部を設けたり、あるいは表示部と音声出力部
の両方を備えるようにしてもよい。
【0121】ここで、図1および図11に示した画像形
成装置管理システムでは、この発明による無線子局10
1〜105の各種機能(手段)に対応するプログラムを
制御部124内のROMに予め記憶しておき、制御部1
24内のCPUがそのプログラムに従って動作すると共
に、制御部124内のRAM,不揮発性メモリ126,
およびLED表示部128等を使用することにより、上
記各種の機能を実現することができる。なお、無線子局
の機能を画像形成装置に内蔵することもできる。この場
合、画像形成装置のCPU11,ROM13等からなる
制御部が無線子局の制御部124の機能を、画像形成装
置の操作表示部が無線子局のLED表示部128の機能
を、画像形成装置の不揮発性RAM15が無線子局の不
揮発性メモリ126の機能をそれぞれ果すようにすれば
よい。
【0122】次に、図1に示した画像形成装置管理シス
テムにおける無線親局100および無線子局101によ
る無線通信回線接続動作を説明する。なお、図11に示
した画像形成装置管理システムにおける無線親局100
および無線子局101〜105による無線通信回線接続
動作も同様なので、その説明を省略する。無線親局10
0と無線子局101とが無線通信を行うためには、送信
側の無線局(例えば無線親局100)が図15の動作
を、受信側の無線局(例えば無線子局101)が図16
の動作をそれぞれ行うことにより、無線通信回線を接続
(形成)する必用がある。
【0123】例えば、無線親局100は、データ通信装
置7に有線接続されているI/Fライン(シリアル通信
インタフェースRS−485)より順次入力されるデー
タを一時バッファリングしながら、ポーリングコマンド
(ポーリング信号)またはセレクティングコマンド(セ
レクティング信号)に一致するデータ(所定の制御デー
タ)を検出する処理を行ない、そのデータ(ポーリング
/セレクティング)を検出した時に、図15に示す無線
通信回線接続動作を開始する。
【0124】図15は、送信側の無線局による無線通信
回線接続動作の一例を示すフローチャートである。送信
側の無線局は、無線通信回線接続動作を開始すると、ま
ず無線通信に使用する無線チャネル(以下「CH」と略
称する)(RCR−STD17Aでは1〜9CHのいず
れか)を選択し、その選択したCHをキャリアセンスす
る。ここで、キャリアセンスとは、選択したCHについ
て、そのCHを他の装置が使用しているか使用していな
いかを調べることをいい、例えば、そのCHの周波数に
無線受信部の受信周波数を同調させた場合にの無線電波
の受信強度(入力レベル)を測定し、その受信強度が所
定値(所定レベル)以上ある場合は、そのCHが使用中
であると判断し、所定値より低い場合には空きCHであ
ると判断する。
【0125】選択したCHのキャリアセンスにより、そ
のCHが使用中であると判断した場合は、再びCH(但
し前回と異なるCH)を選択し、その選択したCHをキ
ャリアセンスする。そして、今回選択したCHも使用中
であると判断した場合には、再びCHの選択に戻って上
述と同様の処理を繰り返し行ない、その処理を所定回数
繰り返しても使用可能なCH(空きCH)を選択できな
かった場合は、無線通信回線接続動作を終了する。
【0126】選択したCHのキャリアセンスにより、そ
のCHが使用可能なCH(空きCH)であると判断した
場合は、そのCH情報および不揮発性メモリから導き出
した対向局ID(通信相手先のID)を無線接続制御情
報に付加し、次に送受信CHである無線送信部の送信C
H(送信周波数)および無線受信部の受信CH(受信周
波数)を周波数制御CH(RCR−STD17Aの場合
は10CH)にセットし、その周波数制御CHをキャリ
アセンスする。ここで、無線設備標準規格RCR−ST
D17Aで定められているCH(無線チャネル)と周波
数との関係を図17に示す。この中で、CH番号10
(10CH)の2波が、周波数制御CHとして使用する
ことが定められている。また、複信方式又は半複信方式
のデータCHは、CH番号10の2波を除く同一CH番
号の対波を使用する。
【0127】周波数制御CHのキャリアセンスにより、
周波数制御CHが使用中であると判断した場合は、所定
時間待った後、再度周波数制御CHをキャリアセンス
し、所定回数キャリアセンスしても周波数制御CHの空
き状態を検出できなかった場合は、無線通信回線接続動
作を終了する。周波数制御CHのキャリアセンスによ
り、周波数制御CHの空きを確認できた場合は、その周
波数制御CHが使用可能なため、上述した無線接続制御
情報を含む無線通信回線接続要求情報を送信する。ここ
で、送信側の無線局が送信する無線接続制御情報のデー
タフォーマットの一例を図18に示す。なお、図18の
A局IDは送信側の無線局のIDを、B局IDは受信側
の無線局(対向局)のIDをそれぞれ示す。
【0128】送信側の無線局は、無線通信回線接続要求
情報の送信後、送受信CHを先に捕捉(選択)したCH
(空きCH)の周波数にセットして、受信側の無線局
(B局)からの無線通信回線接続応答情報の受信を待
つ。但し、所定時間待っても無線通信回線接続応答情報
を受信できない場合は、無線通信回線接続動作を終了す
る。所定時間内に、受信側の無線局から無線通信回線接
続応答情報を受信した場合は、両無線局の(無線親局1
00と無線子局101との)無線通信回線の接続が完了
したことになり、無線通信回線接続動作を終了する。そ
の後、送信側の無線局は、自局に有線接続されている外
部装置(データ通信装置7又は画像形成装置1)から受
信したデータを受信側の無線局へ無線送信する。
【0129】一方、受信側の無線局は、通常、無線受信
部の受信周波数(受信CH)を周波数制御CHの周波数
に同調させておき、送信側の無線局から周波数制御CH
で送信される無線接続制御情報を含む無線通信回線接続
要求情報を監視し、無線通信回線接続要求情報を受信し
た時に、図16に示す無線通信回線接続動作を開始す
る。
【0130】図16は、受信側の無線局による無線通信
回線接続動作の一例を示すフローチャートである。受信
側の無線局は、無線通信回線接続動作を開始すると、ま
ず受信した無線通信回線接続要求情報に含まれている無
線接続制御情報中のメーカコード,対向局(B局)ID
が自身の不揮発性メモリに記憶されているメーカコー
ド,自局(B局)ID(呼出名称)と一致するか否かを
調べ、一致していなければ今回の無線通信回線接続要求
情報の受信を無効とし、無線通信回線接続動作を終了
し、他の無線通信回線接続要求情報の受信待ちの状態に
戻る。
【0131】メーカコード,対向局IDが自身のものと
一致した場合は、受信した無線通信回線接続要求情報に
含まれている無線接続制御情報中のCH情報に基づい
て、送受信CHをセット、つまり無線送信部の送信CH
を指定された(送信側の無線局で先に捕捉された)CH
(空きCH)の周波数にセットし、無線受信部の受信C
Hを指定されたCHの周波数にセットする。その後、指
定されたCHをキャリアセンスし、そのCHが使用可能
なCHであると判断した場合に、無線通信回線接続応答
情報を無線送信(返送)し、それによって両無線局の無
線通信回線の接続が完了するため、無線通信回線接続動
作を終了する。
【0132】以上により、両無線局間で無線通信回線を
形成し、この無線通信回線を介してそれぞれの無線局に
接続されている外部装置同士のデータ通信が可能にな
る。但し、送信側の無線局(A局)は、選択したCHを
キャリアセンスする際、および周波数制御CHをキャリ
アセンスする際に、そのCHがノイズの影響のために使
用不可(他の無線通信装置が使用中)と判断し、且つそ
の状態が継続した場合には、無線通信回線接続動作を中
止せざるを得なくなる。
【0133】また、受信側の無線局(B局)は、指定さ
れた(送信側の無線局で先に捕捉された)CHをキャリ
アセンスする際に、そのCHがノイズの影響のために使
用不可(他の無線通信装置が使用中)と判断した場合に
は、無線通信回線接続応答情報を返信できないため、送
信側の無線局でタイムオーバとなり、やはり無線通信回
線接続動作を中止せざるを得なくなり、各無線局にそれ
ぞれ接続されている外部装置同士のデータ通信に障害を
与えることになる。そこで、そのような問題を解消する
ため、送信側の無線局又は受信側の無線局となる無線親
局100および無線子局101(又は101〜105)
が、以下に示すようなこの発明に係わる処理を実行す
る。
【0134】以下、図1に示した画像形成装置管理シス
テムに使用される無線通信装置を構成する無線親局10
0および無線子局101によるこの発明に係わるチャネ
ルテスト動作、および図11に示した画像形成装置管理
システムに使用される無線通信装置を構成する無線親局
100および無線子局101〜105によるこの発明に
係わるチャネルテスト動作について、図19以降のフロ
ーチャートも参照して具体的に説明する。なお、無線親
局100と無線子局101(又は無線子局101〜10
5)が無線通信を行うためには、前述したように、一方
の無線局が図15に示した動作を、他方の無線局が図1
6に示した動作をそれぞれ行うことにより、無線通信回
線を接続する必要があるが、以降の説明では、無線通信
回線接続動作およびそれに伴う無線通信回線切断動作の
説明を省略する。
【0135】図19〜図35は、この発明によるチャネ
ルテストを含む動作のそれぞれ異なる実施形態(各請求
項に対応する)を示すフローチャートである。 〔第1実施形態:図19〕図19は、無線親局100お
よび無線子局101(又は無線子局101〜105)に
よるこの発明に係わる共通動作の第1例を示すフローチ
ャートである。無線親局100および無線子局101は
それぞれ、自局のスイッチ部上のスイッチの操作によっ
てテスト開始要求があった場合に、図19の動作を開始
し、まずチャネルテストを行う。
【0136】すなわち、使用するCH(無線チャネル)
の受信周波数(無線通信に使用するCHの受信周波数)
を1CHから10CHに順次設定し、それぞれの場合に
ついてキャリアセンスを実施して受信強度を測定する
(各CHの周波数に無線受信部の受信周波数を同調させ
た場合にの無線電波の受信強度を測定する)ことによ
り、各CH毎に空きCHであるか使用CHであるかを判
定する。このとき、受信強度が所定値以上のCHを使用
CHであると判定してカウンタC1によりカウントして
ゆき、全てのCHについて受信強度の測定が終了するこ
とにより、チャネルテストが終了する。
【0137】そして、チャネルテストの結果であるカウ
ンタC1の値が所定値以上の場合に、空きCH数が所定
数に達していない(使用CH数が所定数に達している)
と認識して、その旨を示すCH情報(例えば空きCH不
足)を自局に設けているLED表示部の所定LEDの点
灯又は点滅によって報知させる。つまり、無線通信装置
の設置環境が無線通信に適していないことを警告する。
操作者(サービスマン又はユーザ)は、その報知(警
告)の有無によって空きCHが不足しているかどうかを
判断でき、不足している場合は、無線通信装置の位置を
変更したり、アンテナの方向を変更して、再度上述した
チャネルテスト動作を実施させることにより、空きCH
不足による通信障害の発生しない設置位置又はアンテナ
方向を探索できる。
【0138】なお、無線親局100および無線子局10
1がそれぞれ、カウンタC1の値が所定値に達していな
い場合に、空きCH数が所定数に達している(使用CH
数が所定数に達していない)と認識して、その旨を示す
CH情報を自局に設けているLED表示部の所定LED
の点灯又は点滅によって報知させることもできる。操作
者は、その報知の有無によっても、空きCHが不足して
いるかどうかを知ることができる。
【0139】あるいは、無線親局100および無線子局
101がそれぞれ、受信強度が所定値に達していないC
Hを空きCHであると判定してカウンタC1によりカウ
ントしてゆき、全てのCHについて受信強度の測定が終
了した後、カウンタC1の値が所定値以上の場合に、空
きCH数が所定数に達していると認識し、その旨を示す
CH情報を自局に設けているLED表示部の対応するL
EDの点灯又は点滅によって報知したり、カウンタC1
の値が所定値に達していない場合に、空きCH数が所定
数に達していないと認識し、その旨を示すCH情報を自
局に設けているLED表示部の所定LEDの点灯又は点
滅によって報知させることもできる。
【0140】このように、第1実施形態では、画像形成
装置管理システムに使用される無線通信装置の無線親局
100および無線子局101(又は無線子局101〜1
05)がそれぞれ、自局のスイッチ部上のスイッチの操
作によってテスト開始要求があった場合に、使用する複
数のCH(無線チャネル)の周波数について順次キャリ
アセンスを実施することにより、その各CH毎に空きC
Hであるか使用CHであるかを判定するチャネルテスト
を行い、その結果から空きCH数又は使用CH数が所定
数に達していると認識した場合に、その旨を示すCH情
報を自局に設けているLED表示部の所定LEDの点灯
又は点滅によって報知させるので、それらの報知内容か
ら操作者は実質的に使用できるCHが少ないことあるい
は十分確保されていることを把握でき、無線通信装置の
設置等の際に無線通信環境の良否を判断できる。したが
って、無線通信装置の無線親局100と無線子局101
との無線通信を確実に行わせることが可能になる。
【0141】〔第2実施形態:図20〕図20は無線親
局100および無線子局101(又は無線子局101〜
105)によるこの発明に係わる共通動作の第2例を示
すフローチャートである。無線親局100および無線子
局101はそれぞれ、自局のスイッチ部上のスイッチの
操作によってテスト開始要求があった場合に、図20の
動作を開始し、図19によって説明した第1実施形態と
同様のチャネルテストを行った後、そのチャネルテスト
の結果であるカウンタC1の値(使用CH数)を示すC
H情報を自局に設けているLED表示部の所定LEDの
点灯又は点滅によって報知させる。
【0142】操作者は、その報知によって空きCHが不
足しているかどうかを知ることができる。ここで、無線
通信に詳しくない人の場合、第1実施形態で示したよう
な報知(空きCH不足表示等)の方が扱いやすいが、無
線通信に精通した人であれば、使用CH数又は空きCH
数の報知の方が扱いやすく、無線通信に適した無線通信
装置の設置位置又はアンテナ方向を探索できる。
【0143】なお、無線親局100および無線子局10
1がそれぞれ、受信強度が所定値に達していないCHを
空きCHであると判定してカウンタC1によりカウント
してゆき、全てのCHについて受信強度の測定が終了し
た後、カウンタC1の値(空きCH数)を示すCH情報
を自局に設けているLED表示部の所定LEDの点灯又
は点滅によって報知させることもできる。操作者は、そ
の報知によっても空きCHが不足しているかどうかを知
ることができる。
【0144】このように、第2実施形態では、画像形成
装置管理システムに使用される無線通信装置の無線親局
100および無線子局101(又は無線子局101〜1
05)がそれぞれ、自局のスイッチ部上のスイッチの操
作によってテスト開始要求があった場合に、第1実施形
態と同様のチャネルテストを行い、その結果から得られ
る空きCH数又は使用CH数を示すCH情報を自局に設
けているLED表示部の所定LEDの点灯又は点滅によ
って報知させるので、無線通信に精通した操作者であれ
ば無線通信装置の設置等の際に無線通信環境の良否を的
確に判断でき、無線通信装置の無線親局100と無線子
局101との無線通信を確実に行わせることが可能にな
る。
【0145】〔第3実施形態:図21〕図21は無線親
局100および無線子局101(又は無線子局101〜
105)によるこの発明に係わる共通動作の第3例を示
すフローチャートである。無線親局100および無線子
局101はそれぞれ、自局のスイッチ部上のスイッチ操
作によってテスト開始要求があった場合に、図21の動
作を開始するが、その動作は図19によって説明した第
1実施形態と同様の動作に以下に示す動作を加えたもの
である。
【0146】すなわち、予め定めた周波数制御CHであ
る10CHのキャリアセンスを実施して受信強度を測定
した場合に、10CHの受信強度が所定値以上あり、1
0CHが使用CHであると判定した場合には、空きCH
数に係わらず、周波数制御CHが使用CHである(空き
CHでない)旨を示すCH情報を自局に設けているLE
D表示部の所定LEDの点灯又は点滅によって報知させ
る。ここで、一般的にCHを自動的に選択する無線通信
装置(例えば無線親局に相当する)では、周波数制御C
Hが定められており、この周波数制御CH上でどのCH
で通信するかを相手の無線通信装置(例えば無線子局に
相当する)に伝えている。よって、この周波数制御CH
がノイズの影響を受けている場合には、全く通信できな
くなる。
【0147】第3実施形態では、画像形成装置管理シス
テムに使用される無線通信装置の無線親局100又は無
線子局101がそれぞれ、第1実施形態と同様の動作に
加え、周波数制御CHのキャリアセンスの実施により、
そのCHが使用CHであると判定した場合に、その旨を
示すCH情報を自局に設けているLED表示部の所定L
EDの点灯又は点滅によって報知させる動作を行うの
で、操作者は無線通信装置の設置等の際に無線通信環境
の良否をより的確に判断でき、無線通信装置の無線親局
100と無線子局101との無線通信を確実に行わせる
ことが可能になる。
【0148】なお、無線親局100および無線子局10
1がそれぞれ、スイッチ部上のスイッチ操作によってテ
スト開始要求があった場合に、図20によって説明した
動作(第2実施形態)と同様の動作に加え、周波数制御
CHである10CHのキャリアセンスを実施して受信強
度を測定したとき、10CHの受信強度が所定値以上あ
り、10CHが使用CHであると判定した場合に、その
旨を示すCH情報を自局に設けているLED表示部の所
定LEDの点灯又は点滅によって報知させることもでき
る。それによって、無線通信に精通した操作者であれば
無線通信装置の設置等の際に無線通信環境の良否をより
的確に判断でき、無線通信装置の無線親局100と無線
子局101との無線通信をより確実に行わせることが可
能になる。
【0149】〔第4実施形態:図22〕図22は無線親
局100および無線子局101(又は無線子局101〜
105)によるこの発明に係わる共通動作の第4例を示
すフローチャートである。無線親局100および無線子
局101はそれぞれ、スイッチ部上のスイッチ操作によ
ってテスト開始要求があった場合に、図22の動作を開
始するが、その動作は図21によって説明した第3実施
形態の動作と若干異なるだけなので、その異なる部分の
みを説明する。
【0150】すなわち、使用CHをカウントするカウン
タC1の他にカウンタC2を用意し、一つのCHについ
て予め設定された所定回数(複数回)だけキャリアセン
スを繰り返し実施して受信強度を測定するチャネルテス
トを行い、受信強度が所定値以上のキャリアを所定回数
検出した場合(所定レベル以上のキャリアを所定回数検
出した場合)に、そのCHが使用CHであると判定して
カウンタC1によりカウントアップする。ここで、この
画像形成装置管理システムで使用されている無線通信装
置の無線親局100又は無線子局101が一つのCHに
ついてキャリアセンスしたときに、たまたま無線通信装
置を有する他の無線システムが通信中のため、受信強度
が所定値以上のキャリアを検出してしまうことがある。
また、ノイズによって、受信強度が所定値以上のキャリ
アを検出した場合でも、そのノイズが突発的に発生した
ものであって、定常的に発生しているものではない場合
がある。
【0151】第4実施形態では、画像形成装置管理シス
テムに使用される無線通装置の無線親局100又は無線
子局101がそれぞれ、第3実施形態と同様の動作のう
ち、使用する複数のCHの周波数についてキャリアセン
スを実施する場合、一つのCHについて複数回キャリア
センスを実施して受信強度を測定し、受信強度が所定値
以上のキャリアを所定回数検出した場合(所定レベル以
上のキャリアを所定回数検出した場合)に、そのCHが
使用CHであると判定することにより、より正確なチャ
ネルテストを行えるため、操作者は無線通信装置の設置
等の際に無線通信環境の良否を更に的確に判断でき、無
線通信装置の無線親局100と無線子局101との無線
通信を一層確実に行わせることが可能になる。
【0152】なお、無線親局100又は無線子局101
がそれぞれ、第1又は2実施形態のいずれかと同様の動
作のうち、使用する複数のCHの周波数についてキャリ
アセンスを実施する場合、一つのCHについて複数回キ
ャリアセンスを実施して受信強度を測定し、受信強度が
所定値以上のキャリアを所定回数検出した場合に、その
CHが使用CHであると判定することもできる。
【0153】〔第5実施形態:図23〕図23は無線親
局100および無線子局101(又は無線子局101〜
105)によるこの発明に係わる共通動作の第5例を示
すフローチャートである。無線親局100および無線子
局101はそれぞれ、スイッチ部上のスイッチ操作によ
ってテスト開始要求があった場合に、図23の動作を開
始するが、その動作は図22によって説明した第4実施
形態の動作と若干異なるだけなので、その異なる部分の
みを説明する。
【0154】すなわち、図23の動作を開始すると、ま
ずキャリアセンスレベルを通常の送信動作(図15,図
16参照)を行う際に使用するレベルAに代えて、それ
より低いレベルBにセットする。つまり、順次設定する
CHが空きCHであるか使用CHであるかを判定するた
めのキャリアセンスレベル(所定値)として、通常の送
信動作を行う際に使用するレベルAより低いレベルBを
セットし、このチャネルテスト動作を終了する直前にキ
ャリアセンスレベルを元のレベルAに戻す。
【0155】ここで、通常の送信動作を行う際に実施す
るCHのキャリアセンスは、他の無線システムによって
そのCHが使用されているかどうかを確認するためのも
のであるため、比較的大きな無線電力を検出できるよう
に設定されている。しかしながら、その際のキャリアセ
ンスでは検出されないようなノイズが定常的に発生して
いる場合、無線通信品質は極端に悪くなり、通信エラー
をおこす可能性が高くなる。
【0156】第5実施形態では、画像形成装置管理シス
テムに使用される無線通信装置の無線親局100および
無線子局101(又は無線子局101〜105)がそれ
ぞれ、第4実施形態と略同様の動作を実行する際に、順
次設定するCHが空きCHであるか使用CHであるかを
判定するためのキャリアセンスレベルとして、通常の送
信動作を行う際に使用するキャリアセンスレベルより低
い値を使用することにより、より厳しくチャネルテスト
を行え、通常の無線通信を妨害するようなノイズを検出
することができるため、操作者は無線通信装置の設置等
の際に無線通信環境の良否を更に的確に判断でき、無線
通信装置の無線親局100と無線子局101との無線通
信をより一層確実に行わせることが可能になる。
【0157】なお、無線親局100および無線子局10
1がそれぞれ、第1〜第3実施形態の動作をそれぞれ実
行する際に、順次設定するCHが空きCHであるか使用
CHであるかを判定するためのキャリアセンスレベルと
して、通常の送信動作を行う際に使用するキャリアセン
スレベルより低い値を使用するようにすることもでき
る。
【0158】また、上述した第1〜第5実施形態では、
無線親局100および無線子局101がそれぞれ、自局
のスイッチ部上のスイッチの操作によってテスト開始要
求があった場合に、チャネルテストを実行する(チャネ
ルテストを含む共通動作を開始する)ようにしたが、以
下の(A1)〜(A3)のいずれかに示すようにしても
よい。 (A1)無線親局100は、データ通信装置7のスイッ
チ(新たに追加する必要がある)の操作によってテスト
開始要求があった場合に、チャネルテストを実行する。
無線子局101は、画像形成装置1の表示操作部(図
5)のキー(スイッチ)の操作によってテスト開始要求
があった場合に、チャネルテストを実行する。
【0159】(A2)無線親局100は、自局のスイッ
チ部117又はデータ通信装置7のスイッチの操作によ
ってテスト開始要求があった場合に、テスト開始要求を
示すテスト開始要求信号を無線子局101へ無線送信す
る。また、その前又は後に自局のチャネルテストを実行
する。無線子局101は、無線親局100からテスト開
始要求信号を受信した場合に、チャネルテストを実行す
る。それによって、操作者が無線子局101側でチャネ
ルテストを実行させるためのスイッチの操作を行う必要
がなくなるため、その分だけ操作者の作業負担を軽減す
ることができる。
【0160】(A3)無線親局100は、中央制御装置
6から公衆回線8およびデータ通信装置7を介してテス
ト開始要求信号を受信した場合に、テスト開始要求信号
を無線子局101へ無線送信する。また、その前又は後
に自局のチャネルテストを実行する。無線子局101
は、無線親局100からテスト開始要求信号を受信した
場合に、チャネルテストを実行する。それによって、セ
ンタオペレータによる中央制御装置6上の遠隔操作で無
線親局100および無線子局101にチャネルテストを
実行させることができる。
【0161】さらに、第1〜第5実施形態では、無線親
局100および無線子局101がそれぞれ、自局のCH
情報(空きCH数又は使用CH数が所定数に達している
旨を示すCH情報,空きCH数又は使用CH数を示すC
H情報,又は周波数制御CHが使用CHである旨又は空
きCHでない旨を示すCH情報)を自局に設けているL
ED表示部の所定LEDの点灯又は点滅によって報知さ
せるようにしたが、以下の(B1)〜(B4)のいずれ
かに示すようにしてもよい。 (B1)無線親局100は、自局のCH情報をデータ通
信装置7に設けているLED表示部の所定LEDの点灯
又は点滅によって報知させる。無線子局101は、自局
のCH情報を画像形成装置1に設けている操作表示部の
文字表示部83への文字表示によって報知させる。
【0162】(B2)無線子局101は、自局のCH情
報を無線親局100へ無線送信する。無線親局100
は、自局のCH情報を自局に設けているLED表示部1
18の所定LEDの点灯又は点滅によって報知させると
共に、無線子局101からCH情報を受信した場合に、
そのCH情報をLED表示部118の所定LEDの点灯
又は点滅によって報知させる。それによって、操作者が
無線親局101上でその無線親局101と無線子局10
1のCH情報の内容をまとめて認識し、無線通信装置の
設置環境を把握することができ、その分だけ操作者の作
業負担を軽減することができる。
【0163】(B3)無線子局101は、自局のCH情
報を無線親局100へ無線送信する。無線親局100
は、自局のCH情報をデータ通信装置7に設けているL
ED表示部の所定LEDの点灯又は点滅によって報知さ
せると共に、無線子局101からCH情報を受信した場
合に、そのCH情報をデータ通信装置7に設けているL
ED表示部49の所定LEDの点灯又は点滅によって報
知させる。それによって、操作者がデータ通信装置7上
で無線親局101と無線子局101のCH情報の内容を
まとめて認識し、無線通信装置の設置環境を把握するこ
とができ、その分だけ操作者の作業負担を軽減すること
ができる。
【0164】(B4)無線子局101は、自局のCH情
報を無線親局100へ無線送信する。無線親局100
は、自局のCH情報をデータ通信装置7によって中央制
御装置6へ送信させると共に、無線子局101からCH
情報を受信した場合に、そのCH情報をデータ通信装置
7によって中央制御装置6へ送信させる。それによっ
て、遠隔地の中央制御装置6で顧客の無線通信装置の無
線親局101と無線子局101のCH情報の内容を認識
し、その無線通信装置の設置環境を把握することができ
る。
【0165】さらに、無線親局100が、(A2)に示
したように、自局のスイッチ部117又はデータ通信装
置7のスイッチの操作によってテスト開始要求があった
場合に、テスト開始要求を示すテスト開始要求信号を無
線子局101へ無線送信するようにした場合、(B2)
又は(B3)に示したように、CH情報を自局に設けて
いるLED表示部118又はデータ通信装置7に設けて
いるLED表示部49の所定LEDの点灯又は点滅によ
って報知させるようにすることもできる。さらにまた、
無線親局100が、(A3)に示したように、中央制御
装置6から公衆回線8およびデータ通信装置7を介して
テスト開始要求信号を受信した場合に、テスト開始要求
信号を無線子局101へ無線送信するようにした場合、
(B4)に示したように、CH情報をデータ通信装置7
によって中央制御装置6へ送信させるようにすることも
できる。
【0166】〔第6実施形態:図24,図25〕図24
は、無線親局100によるこの発明に係わる動作の第1
例を示すフローチャートである。図25は、無線子局1
01(又は無線子局101〜105)によるこの発明に
係わる動作の第1例を示すフローチャートである。無線
親局100は、自局のスイッチ部117上のスイッチの
操作によってテスト開始要求があった場合に、図24の
動作を開始し、まずチャネルテストを行う。
【0167】すなわち、使用するCHの受信周波数を1
CHから10CHに順次設定し、それぞれの場合につい
てキャリアセンスを実施して受信強度を測定することに
より、各CH毎に空きCHであるか使用CHであるかを
判定する。このとき、受信強度が所定値以上のCHを使
用CHであると判定してカウンタC1によりカウントし
てゆき、また受信強度が所定値に達していないCHを空
きCHとしてその空きCHを示すCH情報を内部メモリ
(例えば制御部114内のRAM又は不揮発性メモリ1
16)に記憶してゆき、全てのCHについて受信強度の
測定が終了することにより、チャネルテストが終了す
る。
【0168】そして、チャネルテストの結果であるカウ
ンタC1の値が所定値以上の場合に、空きCH数が所定
数に達していない(使用CH数が所定数に達している)
と認識して、その旨を示すCH情報を自局に設けている
LED表示部の所定LEDの点灯又は点滅によって報知
させる。カウンタC1の値が所定値に達していない場合
には、空きCH数が所定数に達している(使用CH数が
所定数に達していない)と認識し、無線子局101から
のCH情報(空きCH情報)の受信を待つ。
【0169】一方、無線子局101(又は各無線子局1
01〜105のいずれか)は、自局のスイッチ部127
上のスイッチの操作によってテスト開始要求があった場
合に、図25の動作を開始し、まずチャネルテストを行
う。すなわち、無線親局100と同様に、使用するCH
の受信周波数を1CHから10CHに順次設定し、それ
ぞれの場合についてキャリアセンスを実施して受信強度
を測定することにより、各CH毎に空きCHであるか使
用CHであるかを判定する。
【0170】このとき、受信強度が所定値以上のCHを
使用CHであると判定してカウンタC1によりカウント
してゆき、また受信強度が所定値に達していないCHを
空きCHとしてその空きCHを示すCH情報を内部メモ
リ(例えば制御部124内のRAM又は不揮発性メモリ
126)に記憶してゆき、全てのCHについて受信強度
の測定が終了することにより、チャネルテストが終了す
る。そして、チャネルテストの結果であるカウンタC1
の値が所定値以上の場合に、空きCH数が所定数に達し
ていないと認識して、その旨を示すCH情報を自局に設
けているLED表示部の所定LEDの点灯又は点滅によ
って報知させる。カウンタC1の値が所定値に達してい
ない場合には、空きCH数が所定数に達していると認識
し、内部メモリに記憶した自局のCH情報(空きCH情
報)を無線親局100へ無線送信する。
【0171】無線親局100は、無線子局101からC
H情報の受信すると、内部メモリに記憶した自局のCH
情報が示す空きCHと無線子局101から受信したCH
情報が示す空きCHとを比較して自局と無線子局101
の両方に共通する空きCHを判別して、その共通空きC
Hを優先CHとして設定する(不揮発性メモリ117に
記憶する)。なお、この実施形態では、無線親局100
および無線子局101がそれぞれ、自局のチャネルテス
トの結果であるカウンタC1の値が所定値以上の場合、
空きCH数が所定数に達していないと認識し、その旨を
示すCH情報を自局のLED表示部の所定LEDの点灯
又は点滅によって報知させ、空きCHを示すCH情報の
送信,受信は行わないようにしているが、上記CH情報
の報知を行った後、上記CH情報の送信,受信を行うよ
うにしても、勿論構わない。
【0172】また、無線親局100が、カウンタC1の
値が所定値に達していない場合に、空きCH数が所定数
に達していると認識して、その旨を示すCH情報を自局
に設けているLED表示部の所定LEDの点灯又は点滅
によって報知させることもできる。あるいは、無線親局
100が、受信強度が所定値に達していないCHを空き
CHであると判定してカウンタC1によりカウントして
ゆき、全てのCHについて受信強度の測定が終了した
後、カウンタC1の値が所定値以上の場合に、空きCH
数が所定数に達していると認識し、その旨を示すCH情
報を自局に設けているLED表示部の対応するLEDの
点灯又は点滅によって報知したり、カウンタC1の値が
所定値に達していない場合に、空きCH数が所定数に達
していないと認識し、その旨を示すCH情報を自局に設
けているLED表示部の所定LEDの点灯又は点滅によ
って報知させることもできる。
【0173】ここで、無線親局が無線子局にCHを指定
するような無線通信装置では、無線子局にはCHの選択
権がなく、無線子局にとって、ノイズの影響で使用でき
ないCHを無線親局が指定した場合は、無線子局は送信
を開始できず、通信が中断してしまう。
【0174】第6実施形態では、画像形成装置管理シス
テムに使用される無線通信装置の無線子局101(又は
各無線子局101〜105のいずれか)が、自局のスイ
ッチ部127上のスイッチの操作によってテスト開始要
求があった場合に、使用する複数のCHの周波数につい
て順次キャリアセンスを実施することにより、その各C
H毎に空きCHであるか使用CHであるかを判定するチ
ャネルテストを行い、その結果から得た空きCHを示す
CH情報を無線親局100へ無線送信し、無線親局10
0が、自局のスイッチ部117上のスイッチの操作によ
ってテスト開始要求があった場合に、使用する複数のC
Hの周波数について順次キャリアセンスを実施すること
により、その各CH毎に空きCHであるか使用CHであ
るかを判定するチャネルテストを行い、その結果から得
た空きCHと無線子局101から受信したCH情報が示
す空きCHとを比較して自局と無線子局101の両方に
共通する空きCHを判別し(第6実施形態ではその各空
きCHの数がそれぞれ所定値を超えるようにしている
が、必らずしもそうする必要はない)、その空きCHを
優先CHとして設定して、その優先CHを優先的に使用
するようにしたので、無線子局101で使用できないC
Hをその無線子局101に指定することを回避でき、無
線通信装置の無線親局100と無線子局101との無線
通信を確実に行わせることが可能になる。
【0175】〔第7実施形態:図26〕図26は、無線
親局100によるこの発明に係わる動作の第2例を示す
フローチャートである。なお、この実施形態は、図11
に示したように、複数の画像形成装置1〜5と、その各
画像形成装置1〜5にそれぞれ無線子局101〜105
が有線接続された(内蔵されていてもよい)無線通信装
置とを備えた画像形成装置管理システムに対応するもの
である。また、各無線子局101〜105による動作は
図25によって説明した第6実施形態の動作と同様なの
で、その説明を省略する。
【0176】無線親局100は、スイッチ部117上の
スイッチ操作によってテスト開始要求があった場合に、
図26の動作を開始し、図24によって説明した第6実
施形態と同様のチャネルテストを行った後、その結果で
あるカウンタC1の値が所定値に達していない場合、空
きCH数が所定数に達している(使用CH数が所定数に
達していない)と認識し、その後無後各無線子局101
〜105のいずれかからCH情報(空きCH情報)を受
信した場合に、そのCH情報は実際には図18に示した
フォーマットの無線接続制御情報として構成されている
ので、その無線接続制御情報からCH情報の送信元の無
線子局のID(A局ID)を読み出して取得する。
【0177】次いで、内部メモリに記憶した自局のCH
情報が示す空きCHといずれかの無線子局から受信した
CH情報が示す空きCHとを比較して自局とその無線子
局の両方に共通する空きCHを判別し、その共通空きC
Hを優先CHとして先に取得した無線子局のIDと対で
設定する。その後、再び無線子局からのCH情報の受信
待機状態に戻り、いずれかの無線子局からCH情報を受
信する毎に上述と同様の動作を繰り返し行い、スイッチ
部117上のスイッチ操作によってテスト終了要求があ
った時に、図26の動作を終了する。
【0178】このように、第7実施形態では、画像形成
装置管理システムに使用される無線通信装置の無線子局
101〜105がそれぞれ、自局のスイッチ部127上
のスイッチの操作によってテスト開始要求があった場合
に、第6実施形態と同様の動作(チャネルテストを含
む)を行い、無線親局100が、自局のスイッチ部11
7上のスイッチの操作によってテスト開始要求があった
場合に、第6実施形態と同様のチャネルテストを行い、
各無線子局101〜105から順次CH情報を受信する
毎に、上記チャネルテストの結果から得た空きCHとそ
の受信したCH情報が示す空きCHとを比較して自局と
無線子局の両方に共通する空きCHを判別し、その共通
空きCHを無線子局別に優先CHとして設定するので、
第6実施形態と同様の効果を得られる。
【0179】また、共通空きCHを無線子局別に管理で
きるため、各無線子局101〜150のいずれかへの送
信を行う際に対応する共通空きCHを優先して活用する
ことができる。さらに、無線通信装置が1台の無線親局
100と複数台の無線子局101〜105とによって構
成されている場合でも、各無線子局101〜105の1
台1台について、いちいち操作者が無線親局100のス
イッチ部117上でチャネルテストを実行させる操作を
行う必要がなく、そのための煩わしさを解消できるた
め、操作者の作業負担を軽減することができる。
【0180】〔第8実施形態:図27〕図27は、無線
親局100によるこの発明に係わる動作の第3例を示す
フローチャートである。なお、無線子局101(又は各
無線子局101〜105)による動作は図25によって
説明した第6実施形態の動作と同様なので、その説明を
省略する。無線親局100は、スイッチ部117上のス
イッチ操作によってテスト開始要求があった場合に、図
27の動作を開始し、図24によって説明した第6実施
形態と同様のチャネルテストを行う。
【0181】そして、チャネルテストの結果であるカウ
ンタC1の値が所定値に達していない場合、空きCH数
が所定数に達していると認識し、その後無線子局101
からCH情報を受信した場合に、内部メモリに記憶した
自局のCH情報が示す空きCHと無線子局101(又は
各無線子局101〜105のいずれか)から受信したC
H情報が示す空きCHとを比較して自局とその無線子局
の両方に共通する空きチャネルを判別してその数を算出
し、その共通空きCH数が所定値に達していないと認識
した場合に、その旨を示すCH情報(例えば共通空きC
H不足)を自局に設けているLED表示部の所定LED
の点灯又は点滅によって報知させる。なお、共通空きC
H数が所定数に達していると認識した場合に、その旨を
示すCH情報を自局に設けているLED表示部の所定L
EDの点灯又は点滅によって報知させることもできる。
【0182】このように、第8実施形態では、画像形成
装置管理システムに使用される無線通信装置の無線子局
101(又は各無線子局101〜105のいずれか)
が、自局のスイッチ部127上のスイッチの操作によっ
てテスト開始要求があった場合に、第6実施形態と同様
の動作を行い、無線親局100が、自局のスイッチ部1
17上のスイッチの操作によってテスト開始要求があっ
た場合に、第6実施形態と同様のチャネルテストを行
い、その結果から得た空きCHと無線子局101から受
信したCH情報が示す空きCHとを比較して自局と無線
子局101の両方に共通する空きCHを判別し、その共
通空きCHの数が所定数に達していると認識した場合あ
るいは所定数に達していないと認識した場合に、その旨
を示すCH情報を自局に設けているLED表示部の所定
LEDの点灯又は点滅によって報知させるので、その報
知内容から操作者は実質的に使用できるCHが少ないこ
とあるいは十分確保されていることを把握でき、無線通
信装置の設置等の際に無線通信環境の良否を判断でき
る。
【0183】したがって、無線通信装置の無線親局10
0と無線子局101との無線通信を確実に行わせること
が可能になる。また、操作者が無線親局100上でその
無線親局100と無線子局101の共通CH情報の内容
を認識し、無線通信装置の設置環境を把握することがで
きるので、その分だけ操作者の作業負担を軽減すること
ができる。
【0184】〔第9実施形態:図28〕図28は、無線
親局100によるこの発明に係わる動作の第4例を示す
フローチャートである。なお、この実施形態は、図11
に示したように、複数の画像形成装置1〜5と、その各
画像形成装置1〜5にそれぞれ無線子局101〜105
が有線接続された(内蔵されていてもよい)無線通信装
置とを備えた画像形成装置管理システムに対応するもの
である。また、各無線子局101〜105による動作は
図25によって説明した第6実施形態の動作と同様なの
で、その説明を省略する。
【0185】無線親局100は、スイッチ部117上の
スイッチ操作によってテスト開始要求があった場合に、
図28の動作を開始し、図24によって説明した第6実
施形態と同様のチャネルテストを行い、その結果である
カウンタC1の値が所定値に達していない場合、空きC
H数が所定数に達していると認識し、その後各無線子局
101〜105のいずれかからCH情報(空きCH情
報)を受信した場合に、そのCH情報の送信元の無線子
局のID(受信子局ID)を取得する。
【0186】次いで、その取得したIDから無線子局の
識別番号(子局識別番号)を検索した後、内部メモリに
記憶した自局のCH情報が示す空きCHといずれかの無
線子局から受信したCH情報が示す空きCHとを比較し
て自局とその無線子局の両方に共通する空きチャネルを
判別してその数を算出し、その共通空きCH数が所定値
に達していないと認識した場合に、その旨を示すCH情
報(例えば共通空きCH不足)を自局に設けているLE
D表示部の先に検索した子局識別番号に対応するLED
の点灯又は点滅によって報知させる。
【0187】その後、再び無線子局からのCH情報の受
信待機状態に戻り、いずれかの無線子局からCH情報を
受信する毎に上述と同様の動作を繰り返し行い、全ての
無線子局101〜105からのCH情報の受信が終了し
た時、あるいはスイッチ部117上のスイッチ操作によ
ってテスト終了要求があった時に、図28の動作を終了
する。なお、共通空きCH数が所定数に達していると認
識した場合に、その旨を示すCH情報を自局に設けてい
るLED表示部の所定LEDの点灯又は点滅によって報
知させることもできる。
【0188】このように、第9実施形態では、画像形成
装置管理システムに使用される無線通信装置の無線子局
101〜105がそれぞれ、自局のスイッチ部127上
のスイッチの操作によってテスト開始要求があった場合
に、第6実施形態と同様の動作を行い、無線親局100
が、自局のスイッチ部117上のスイッチの操作によっ
てテスト開始要求があった場合に、第6実施形態と同様
のチャネルテストを行い、各無線子局101〜105か
ら順次CH情報を受信する毎に、上記チャネルテストの
結果から得た空きCHとその受信したCH情報が示す空
きCHとを比較して自局と無線子局の両方に共通する空
きCHを判別し、その共通空きCHの数が所定数に達し
ていると認識した場合あるいは所定数に達していないと
認識した場合に、その旨を示すCH情報を無線子局別に
自局に設けているLED表示部の所定LEDの点灯又は
点滅によって報知させるので、第8実施形態と同様の効
果を得られる。
【0189】また、無線通信装置が1台の無線親局10
0と複数台の無線子局101〜105とによって構成さ
れている場合でも、各無線子局101〜105の1台1
台について、いちいち操作者が無線親局100のスイッ
チ部117上でチャネルテストを実行させる操作を行う
必要がなく、そのための煩わしさを解消できるため、操
作者の作業負担を軽減することができる。
【0190】〔第10実施形態:図29〕図29は、無
線親局100によるこの発明に係わる動作の第5例を示
すフローチャートである。なお、無線子局101(又は
各無線子局101〜105)による動作は図25によっ
て説明した第6実施形態の動作と同様なので、その説明
を省略する。無線親局100は、スイッチ部117上の
スイッチ操作によってテスト開始要求があった場合に、
図29の動作を開始し、図24によって説明した第6実
施形態と同様のチャネルテストを行う。
【0191】そして、チャネルテストの結果であるカウ
ンタC1の値が所定値に達していない場合、空きCH数
が所定数に達していると認識し、その後無線子局101
(又は各無線子局101〜105のいずれか)からCH
情報を受信した場合に、内部メモリに記憶した自局のC
H情報が示す空きCHと無線子局101から受信したC
H情報が示す空きCHとを比較して自局とその無線子局
の両方に共通する空きチャネルを判別してその数を算出
し、その共通空きCH数を示すCH情報を自局に設けて
いるLED表示部の所定LEDの点灯又は点滅によって
報知させる。
【0192】このように、第10実施形態では、画像形
成装置管理システムに使用される無線通信装置の無線子
局101(又は各無線子局101〜105のいずれか)
が、自局のスイッチ部127上のスイッチの操作によっ
てテスト開始要求があった場合に、第6実施形態と同様
の動作を行い、無線親局100が、自局のスイッチ部1
17上のスイッチの操作によってテスト開始要求があっ
た場合に、第6実施形態と同様のチャネルテストを行
い、その結果から得た空きCHと無線子局101から受
信したCH情報が示す空きCHとを比較して自局と無線
子局101の両方に共通する空きCHを判別し、その共
通空きCHの数を示すCH情報を自局に設けているLE
D表示部の所定LEDの点灯又は点滅によって報知させ
るので、その報知内容から無線通信に精通した操作者で
あれば正確に空きCH数を把握でき、無線通信装置の設
置等の際に無線通信環境の良否を的確に判断できる。
【0193】したがって、無線通信装置の無線親局10
0と無線子局101との無線通信を確実に行わせること
が可能になる。また、操作者が無線親局100上でその
無線親局100と無線子局101の共通CH情報の内容
を認識し、無線通信装置の設置環境を把握することがで
きるので、その分だけ操作者の作業負担を軽減すること
ができる。
【0194】〔第11実施形態:図30〕図30は、無
線親局100によるこの発明に係わる動作の第6例を示
すフローチャートである。なお、この実施形態は、図1
1に示したように、複数の画像形成装置1〜5と、その
各画像形成装置1〜5にそれぞれ無線子局101〜10
5が有線接続された(内蔵されていてもよい)無線通信
装置とを備えた画像形成装置管理システムに対応するも
のである。また、各無線子局101〜105による動作
は図25によって説明した第6実施形態の動作と同様な
ので、その説明を省略する。
【0195】無線親局100は、スイッチ部117上の
スイッチ操作によってテスト開始要求があった場合に、
図30の動作を開始し、図24によって説明した第6実
施形態と同様のチャネルテストを行い、その結果である
カウンタC1の値が所定値に達した場合、空きCH数が
所定数に達していると認識し、その後各無線子局101
〜105のいずれかからCH情報(空きCH情報)を受
信した場合に、そのCH情報の送信元の無線子局のID
(受信子局ID)を取得し、そのIDから無線子局の識
別番号(子局識別番号)を検索する。
【0196】次いで、内部メモリに記憶した自局のCH
情報が示す空きCHといずれかの無線子局から受信した
CH情報が示す空きCHとを比較して自局とその無線子
局の両方に共通する空きチャネルを判別してその数を算
出し、その共通空きCH数を示すCH情報を自局に設け
ているLED表示部の先に検索した子局識別番号に対応
するLEDの点灯又は点滅によって報知させる。その
後、再び無線子局からのCH情報の受信待機状態に戻
り、いずれかの無線子局からCH情報を受信する毎に上
述と同様の動作を繰り返し行い、全ての無線子局101
〜105からのCH情報の受信が終了した時、あるいは
スイッチ部117上のスイッチ操作によってテスト終了
要求があった時に、図30の動作を終了する。
【0197】このように、第11実施形態では、画像形
成装置管理システムに使用される無線通信装置の無線子
局101〜105がそれぞれ、自局のスイッチ部127
上のスイッチの操作によってテスト開始要求があった場
合に、第6実施形態と同様の動作を行い、無線親局10
0が、自局のスイッチ部117上のスイッチの操作によ
ってテスト開始要求があった場合に、第6実施形態と同
様のチャネルテストを行い、各無線子局101〜105
から順次CH情報を受信する毎に、上記チャネルテスト
の結果から得た空きCHとその受信したCH情報が示す
空きCHとを比較して自局と無線子局の両方に共通する
空きCHを判別し、その共通空きCHの数を示すCH情
報を無線子局別に自局に設けているLED表示部の所定
LEDの点灯又は点滅によって報知させるので、第10
実施形態と同様の効果を得られる。
【0198】また、無線通信装置が1台の無線親局10
0と複数台の無線子局101〜105とによって構成さ
れている場合でも、各無線子局101〜105の1台1
台について、いちいち操作者が無線親局100のスイッ
チ部117上でチャネルテストを実行させる操作を行う
必要がなく、そのための煩わしさを解消できるため、操
作者の作業負担を軽減することができる。
【0199】〔第12実施形態:図31〕図31は、無
線親局100によるこの発明に係わる動作の第7例を示
すフローチャートである。なお、無線子局101(又は
各無線子局101〜105)による動作は図25によっ
て説明した第6実施形態の動作と同様なので、その説明
を省略する。無線親局100は、スイッチ部117上の
スイッチ操作によってテスト開始要求があった場合に、
図31の動作を開始し、図24によって説明した第6実
施形態と同様のチャネルテストを行う。
【0200】そして、チャネルテストの結果であるカウ
ンタC1の値が所定値に達していない場合、空きCH数
が所定数に達していると認識し、その後無線子局101
(又は各無線子局101〜105のいずれか)からCH
情報を受信した場合に、内部メモリに記憶した自局のC
H情報が示す空きCHと無線子局101から受信したC
H情報が示す空きCHとを比較して自局とその無線子局
の両方に共通する空きチャネルを判別して、その共通空
きCHを優先CHとして設定した後、その優先CH(共
通空きCH)に周波数制御CHが含まれていないと認識
した場合に、その旨を示すCH情報(例えば周波数制御
CHNG)を自局に設けているLED表示部の所定LE
Dの点灯又は点滅によって報知させる。
【0201】このように、第12実施形態では、画像形
成装置管理システムに使用される無線通信装置の無線子
局101(又は各無線子局101〜105のいずれか)
が、自局のスイッチ部127上のスイッチの操作によっ
てテスト開始要求があった場合に、第6実施形態と同様
の動作を行い、無線親局100が、自局のスイッチ部1
17上のスイッチの操作によってテスト開始要求があっ
た場合に、第6実施形態と同様の動作に加え、判別した
共通空きCHに周波数制御CHが含まれていないと認識
した場合に、その旨を示すCH情報を自局に設けている
LED表示部の所定LEDの点灯又は点滅によって報知
させるので、無線通信装置の無線親局100と無線子局
101との無線通信をより確実に行わせることが可能に
なる。
【0202】なお、無線親局100が、スイッチ部上の
スイッチ操作によってテスト開始要求があった場合に、
図26〜図30のいずれかによって説明した動作(第7
〜第11実施形態のいずれか)と同様の動作に加え、判
別した共通空きCHに周波数制御CHが含まれていない
と認識した場合に、その旨を示すCH情報を自局に設け
ているLED表示部の所定LEDの点灯又は点滅によっ
て報知させることもできる。それによって、無線通信装
置の無線親局100と無線子局101との無線通信をよ
り確実に行わせることが可能になる。
【0203】また、上述した第6〜第12実施形態で
は、無線親局100および無線子局101(又は無線子
局101〜105)がそれぞれ、自局のスイッチ部上の
スイッチの操作によってテスト開始要求があった場合
に、チャネルテストを実行する(チャネルテストを含む
共通動作を開始する)ようにしたが、上述した(A1)
〜(A3)のいずれかに示すようにしてもよい。さら
に、第8〜第12実施形態では、無線親局100が、C
H情報(共通空きCH数が所定数に達している旨を示す
CH情報,共通空きCH数を示すCH情報,又は周波数
制御CHが使用CHである旨又は空きCHでない旨を示
すCH情報)を自局に設けているLED表示部の所定L
EDの点灯又は点滅によって報知させるようにしたが、
以下の(C1)(C2)のいずれかに示すようにしても
よい。
【0204】(C1)無線親局100は、CH情報をデ
ータ通信装置7に設けているLED表示部の所定LED
の点灯又は点滅によって報知させる。 (C2)無線親局100は、CH情報をデータ通信装置
7によって中央制御装置6へ送信させる。それによっ
て、遠隔地の中央制御装置6で顧客の無線通信装置の無
線親局101と無線子局101(又は無線子局101〜
105)のCH情報の内容を認識し、その無線通信装置
の設置環境を把握することができる。
【0205】さらにまた、無線親局100は、(A2)
に示したように、自局のスイッチ部117又はデータ通
信装置7のスイッチの操作によってテスト開始要求があ
った場合に、テスト開始要求を示すテスト開始要求信号
を無線子局101へ無線送信するようにした場合、CH
情報を自局に設けているLED表示部118又はデータ
通信装置7に設けているLED表示部49の所定LED
の点灯又は点滅によって報知させるようにすることもで
きる。また、無線親局100が、(A3)に示したよう
に、中央制御装置6から公衆回線8およびデータ通信装
置7を介してテスト開始要求信号を受信した場合に、テ
スト開始要求信号を無線子局101へ無線送信するよう
にした場合、CH情報をデータ通信装置7によって中央
制御装置6へ送信させるようにすることもできる。
【0206】〔第13実施形態:図32〕図32は、無
線親局100によるこの発明に係わる動作の第8例を示
すフローチャートである。なお、この実施形態は、図1
1に示したように、複数の画像形成装置1〜5と、その
各画像形成装置1〜5にそれぞれ無線子局101〜10
5が有線接続された(内蔵されていてもよい)無線通信
装置とを備えた画像形成装置管理システムに対応するも
のである。また、各無線子局101〜105による動作
は図25によって説明した第6実施形態の動作と同様で
ある。但し、その動作タイミングは異なる。
【0207】無線親局100は、スイッチ部117上の
スイッチ操作によってテスト開始要求があった場合に、
図32の動作を開始し、図24によって説明した第6実
施形態と同様のチャネルテストを行い、その結果である
カウンタC1の値が所定値に達していない場合、空きC
H数が所定数に達していると認識し、不揮発性メモリ1
16に記憶されている各無線子局101〜105のID
のいずれか(最初は無線子局101のID)を読み込
み、そのIDから判別した無線子局101へテスト開始
要求信号を無線送信する。このとき、テスト開始要求信
号は、実際には図18に示したフォーマットの無線接続
制御情報として構成されており、無線子局を指定するた
めの子局ID(先に読み込んだ子局ID)および自局の
ID(親局ID)を入れる。
【0208】無線子局101は、無線親局100からテ
スト開始要求信号を受信した場合に、つまりそのテスト
開始要求信号中の子局IDおよび親局IDと不揮発性メ
モリ126に記憶されている自局のIDおよび親局ID
とが一致した場合に、図24によって説明した第6実施
形態と同様の動作を開始する。無線親局100は、無線
子局101へのテスト開始要求信号の送信に対して、予
め設定された時間を経過する前あるいはスイッチ部11
7上のスイッチ操作によってテスト終了要求がなされる
前に、無線子局101からCH情報(空きCH情報)を
受信すると、内部メモリに記憶した自局のCH情報が示
す空きCHと無線子局101から受信したCH情報が示
す空きCHとを比較して自局と無線子局101の両方に
共通する空きCHを判別し、その共通空きCHを優先C
Hとして先に読み込んだ無線子局101のIDと対で設
定する。
【0209】次に、まだ他の無線子局102〜105か
らのCH情報の受信を終了していないので、不揮発性メ
モリ116に記憶されている各無線子局101〜105
のIDのうち、無線子局101のID以外のいずれか
(今度は無線子局102のID)を読み込み、そのID
から判別した無線子局102へテスト開始要求信号を無
線送信する。無線子局102は、無線親局100からテ
スト開始要求信号を受信した場合、つまりそのテスト開
始要求信号中の子局IDおよび親局IDと不揮発性メモ
リ126に記憶されている自局のIDおよび親局IDと
が一致した場合に、図24によって説明した第6実施形
態と同様の動作を開始する。
【0210】無線親局100は、無線子局102へのテ
スト開始要求信号の送信に対して、その予め設定された
時間を経過する前あるいはスイッチ部117上のスイッ
チ操作によってテスト終了要求がなされる前に、無線子
局102からCH情報を受信すると、内部メモリに記憶
した自局のCH情報が示す空きCHと無線子局102か
ら受信したCH情報が示す空きCHとを比較して自局と
無線子局102の両方に共通する空きCHを判別し、そ
の共通空きCHを優先CHとして先に読み込んだ無線子
局102のIDと対で設定する。
【0211】以後、不揮発性メモリ116に記憶されて
いる各無線子局101〜105のIDのうち、無線子局
101,102のID以外のいずれかを順次読み込み、
その度にIDから判別した無線子局へテスト開始要求信
号を無線送信し(結果的に各無線子局へ順次所定の間隔
で無線送信することになる)、各無線子局から順次CH
情報を受信する毎に、上述と同様な判別および設定を行
い、図32の動作を終了する。もし、全ての無線子局1
01〜105からのCH情報の受信が終了する前に、ス
イッチ部117上のスイッチ操作によってテスト終了要
求があった場合は、そのまま図32の動作を終了する。
【0212】このように、第13実施形態では、画像形
成装置管理システムに使用される無線通信装置の無線親
局100が、自局のスイッチ部117上のスイッチの操
作によってテスト開始要求があった場合に、第6実施形
態と同様のチャネルテストを行った後、テスト開始要求
信号を無線子局101〜105へ順次所定の間隔で無線
送信し、各無線子局101〜105がそれぞれ、無線親
局100からテスト開始要求信号を受信した場合に、第
6実施形態と同様の動作(チャネルテストを含む)を行
い、無線親局101が、各無線子局101〜105から
順次CH情報を受信する毎に、自局の上記チャネルテス
トの結果から得た空きCHと無線子局から受信したCH
情報が示す空きCHとを比較して自局とその無線子局の
両方に共通する空きCHを判別し、その共通空きCHを
優先CHとして設定するので、第6実施形態と同様の効
果を得られる。
【0213】また、共通空きCHを無線子局別に管理で
きるため、各無線子局101〜150のいずれかへの送
信を行う際に対応する共通空きCHを優先して活用する
ことができる。さらに、無線通信装置が1台の無線親局
100と複数台の無線子局101〜105とによって構
成されている場合でも、各無線子局101〜105の1
台1台について、いちいち操作者が無線親局100のス
イッチ部117上でチャネルテストを実行させる操作を
行う必要がなく、また各無線子局101〜105側でチ
ャネルテストを実行させるためのスイッチの操作を行う
必要もなくなり、それらの操作を行う際の煩わしさを解
消できるため、操作者の作業負担を大幅に軽減すること
ができる。
【0214】なお、この実施形態では、無線親局100
が、自局のスイッチ部117上のスイッチの操作によっ
てテスト開始要求があった場合に、第6実施形態と同様
のチャネルテストを行った後、テスト開始要求信号を無
線子局101〜105へ順次所定の間隔で無線送信する
ようにしたが、その送信を行った後、第6実施形態と同
様のチャネルテストを行うようにしても構わない。
【0215】また、この実施形態では、無線親局100
が、各無線子局101〜105から順次CH情報を受信
する毎に、自局の上記チャネルテストの結果から得た空
きCHと無線子局から受信したCH情報が示す空きCH
とを比較して自局とその無線子局の両方に共通する空き
CHを判別し、その共通空きCHを優先CHとして設定
するようにしたが、その共通空きCHの数が所定数に達
していると認識した場合あるいは所定数に達していない
と認識した場合に、その旨を示すCH情報を無線子局別
に自局に設けているLED表示部118の所定LEDの
点灯又は点滅によって報知させるようにしたり、または
上記共通空きCHの数を示すCH情報を無線子局別に自
局に設けているLED表示部118の所定LEDの点灯
又は点滅によって報知させるようにすることもできる。
【0216】あるいは、共通空きCHの数が所定数に達
していると認識した場合あるいは所定数に達していない
と認識した場合に、その旨を示すCH情報を無線子局別
にデータ通信装置7に設けているLED表示部49の所
定LEDの点灯又は点滅によって報知させるようにした
り、または上記共通空きCHの数を示すCH情報を無線
子局別にデータ通信装置7に設けているLED表示部4
9の所定LEDの点灯又は点滅によって報知させるよう
にすることもできる。あるいはまた、共通空きCHの数
が所定数に達していると認識した場合あるいは所定数に
達していないと認識した場合に、その旨を示すCH情報
を無線子局別にデータ通信装置7によって中央制御装置
6へ送信させるようにしたり、または上記共通空きCH
の数を示すCH情報を無線子局別にデータ通信装置7に
よって中央制御装置6へ送信させるようにすることもで
きる。
【0217】〔第14実施形態:図33,図34〕図3
3は、無線親局100によるこの発明に係わる動作の第
9例を示すフローチャートである。図34は、無線子局
101〜105によるこの発明に係わるチャネルテスト
動作の第2例を示すフローチャートである。なお、この
実施形態は、図11に示したように、複数の画像形成装
置1〜5と、その各画像形成装置1〜5にそれぞれ無線
子局101〜105が有線接続された(内蔵されていて
もよい)無線通信装置とを備えた画像形成装置管理シス
テムに対応するものである。
【0218】無線親局100は、スイッチ部117上の
スイッチ操作によってテスト開始要求があった場合に、
図33のチャネルテスト動作を開始し、図24によって
説明した第6実施形態と同様のチャネルテストを行い、
カウンタC1の値が所定値に達していない場合、空きC
H数が所定数に達していると認識し、各無線子局101
〜105へテスト開始要求信号を一斉に無線送信する。
このとき、テスト開始要求信号に自局のID(親局I
D)は入れるが、無線子局を指定するための子局IDを
入れる必要はない。
【0219】各無線子局101〜105はそれぞれ、無
線親局100からテスト開始要求信号した場合、つまり
そのテスト開始要求信号中の親局IDと不揮発性メモリ
126に記憶されている親局IDとが一致した場合に、
図34の動作を開始し、図25によって説明した第6実
施形態の動作と同様のチャネルテストを行い、そのテス
トの結果であるカウンタC1の値が所定値に達していな
い場合は、空きCH数が所定数に達していると認識し、
不揮発性メモリ126に記憶されている自局の識別番号
に応じた遅延時間(無線子局毎に異なる)だけ待って、
内部メモリに記憶した自局のCH情報(空きCH情報)
を無線親局100へ無線送信する。
【0220】無線親局100は、各無線子局101〜1
05へのテスト開始要求信号の一斉送信に対して、予め
設定された時間を経過する前あるいはスイッチ部117
上のスイッチ操作によってテスト終了要求がなされる前
に、各無線子局101〜105のいずれかからCH情報
を受信すると、そのCH情報の送信元の無線子局のID
を取得し、内部メモリに記憶した自局のCH情報が示す
空きCHといずれかの無線子局から受信したCH情報が
示す空きCHとを比較して自局とその無線子局の両方に
共通する空きチャネルを判別し、その共通空きCHを優
先CHとして先に取得した無線子局のIDと対で設定す
る。
【0221】その後、再び無線子局からのCH情報の受
信待機状態に戻り、予め設定された時間を経過する前あ
るいはスイッチ部117上のスイッチ操作によってテス
ト終了要求がなされる前であれば、いずれかの無線子局
からCH情報を受信する毎に上述と同様な判別および設
定を行い、図33の動作を終了する。もし、全ての無線
子局101〜105からのCH情報の受信が終了する前
に、予め設定された時間を経過するか、スイッチ部11
7上のスイッチ操作によってテスト終了要求があった場
合は、そのまま図33の動作を終了する。
【0222】このように、第14実施形態では、画像形
成装置管理システムに使用される無線通信装置の無線親
局100が、自局のスイッチ部117上のスイッチの操
作によってテスト開始要求があった場合に、第6実施形
態と同様のチャネルテストを行った後、テスト開始要求
信号を無線子局101〜105へ一斉に無線送信し、各
無線子局101〜105がそれぞれ、無線親局100か
らテスト開始要求信号を受信した場合に、第6実施形態
と同様のチャネルテストを行い、そのテストの結果から
得た空きCHを示すCH情報を異なるタイミングで無線
親局100へ無線送信し、無線親局100が、各無線子
局101〜105から順次CH情報を受信する毎に、自
局の上記チャネルテストの結果から得た空きCHと無線
子局から受信したCH情報が示す空きCHとを比較して
自局とその無線子局の両方に共通する空きCHを判別
し、その共通空きCHを優先CHとして設定するので、
第13実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0223】また、無線親局100が、子局IDで無線
子局を指定せずにテスト開始要求信号を送信できるの
で、不揮発性メモリ117に子局IDを記憶(登録)し
ておく必要がなくなる。なお、この実施形態では、無線
親局100が、自局のスイッチ部117上のスイッチの
操作によってテスト開始要求があった場合に、第6実施
形態と同様のチャネルテストを行った後、テスト開始要
求信号を無線子局101〜105へ一斉に無線送信する
ようにしたが、その送信を行った後、第6実施形態と同
様のチャネルテストを行うようにしても構わない。
【0224】また、この実施形態では、無線親局100
が、各無線子局101〜105から順次CH情報を受信
する毎に、自局の上記チャネルテストの結果から得た空
きCHと無線子局から受信したCH情報が示す空きCH
とを比較して自局とその無線子局の両方に共通する空き
CHを判別し、その共通空きCHを優先CHとして設定
するようにしたが、その共通空きCHの数が所定数に達
していると認識した場合あるいは所定数に達していない
と認識した場合に、その旨を示すCH情報を無線子局別
に自局に設けているLED表示部118の所定LEDの
点灯又は点滅によって報知させるようにしたり、または
上記共通空きCHの数を示すCH情報を無線子局別に自
局に設けているLED表示部118の所定LEDの点灯
又は点滅によって報知させるようにすることもできる。
【0225】あるいは、共通空きCHの数が所定数に達
していると認識した場合あるいは所定数に達していない
と認識した場合に、その旨を示すCH情報を無線子局別
にデータ通信装置7に設けているLED表示部49の所
定LEDの点灯又は点滅によって報知させるようにした
り、または上記共通空きCHの数を示すCH情報を無線
子局別にデータ通信装置7に設けているLED表示部4
9の所定LEDの点灯又は点滅によって報知させるよう
にすることもできる。あるいはまた、共通空きCHの数
が所定数に達していると認識した場合あるいは所定数に
達していないと認識した場合に、その旨を示すCH情報
を無線子局別にデータ通信装置7によって中央制御装置
6へ送信させるようにしたり、または上記共通空きCH
の数を示すCH情報を無線子局別にデータ通信装置7に
よって中央制御装置6へ送信させるようにすることもで
きる。
【0226】また、第13,第14実施形態では、無線
親局100が、自局のスイッチ部117上のスイッチの
操作によってテスト開始要求があった場合に、自局のチ
ャネルテストを実行したり、無線子局101〜105へ
テスト開始要求信号を無線送信したが、以下の(D1)
(D2)のいずれかに示すようにしてもよい。 (D1)無線親局100は、データ通信装置7のスイッ
チ(新たに追加する必要がある)の操作によってテスト
開始要求があった場合に、自局のチャネルテストを実行
したり、無線子局101〜105へテスト開始要求信号
を無線送信する。 (D2)無線親局100は、中央制御装置6から公衆回
線8およびデータ通信装置7を介してテスト開始要求信
号を受信した場合に、チャネルテストを実行したり、無
線子局101〜105へテスト開始要求信号を無線送信
する。それによって、センタオペレータによる中央制御
装置6上の遠隔操作で無線親局100および無線子局1
01〜105にチャネルテストを実行させることができ
る。
【0227】さらに、無線親局100は、(D1)に示
したように、データ通信装置7のスイッチ(新たに追加
する必要がある)の操作によってテスト開始要求があっ
た場合に、無線子局101〜105へテスト開始要求信
号を無線送信するようにした場合、CH情報をデータ通
信装置7に設けているLED表示部49の所定LEDの
点灯又は点滅によって報知させるようにすることもでき
る。さらにまた、無線親局100が、(D2)に示した
ように、中央制御装置6から公衆回線8およびデータ通
信装置7を介してテスト開始要求信号を受信した場合
に、テスト開始要求信号を無線子局101〜105へ無
線送信するようにした場合、CH情報をデータ通信装置
7によって中央制御装置6へ送信させるようにすること
もできる。
【0228】〔第15実施形態:図35〕図35は、無
線親局100によるこの発明に係わる動作の第10例を
示すフローチャートである。なお、無線子局101(又
は各無線子局101〜105)による動作は図25によ
って説明した第6実施形態の動作と同様なので、その説
明を省略する。無線親局100は、自局のスイッチ部1
17上のスイッチの操作によってテスト開始要求があっ
た場合に、図35の動作を開始し、まず無線子局101
(又は各無線子局101〜105のいずれか)からのC
H情報(空きCH情報)の受信を待つ。
【0229】そして、無線子局101からCH情報を受
信すると、チャネルテストを行う。つまり、その受信し
たCH情報を内部メモリに記憶し、そのCH情報が示す
空きCH(受信CH)の数が予め設定された所定値に達
していないと認識した場合、その旨を示すCH情報を自
局に設けているLED表示部118の所定LEDの点灯
又は点滅によって報知させる。また、受信したCH情報
が示す空きCHの数が予め設定された所定値を超えてい
ると認識した場合は、その各空きCHの受信周波数と一
致するCHの受信周波数について順次キャリアセンスを
実施して受信強度を測定することにより、その各CH毎
に空きCHであるか使用CHであるかを判定する。
【0230】このとき、受信強度が所定値以上のCHを
使用CHであると判定してカウンタC1によりカウント
してゆき、また受信強度が所定値に達していないCHを
空きCHとしてその空きCHを示すCH情報を内部メモ
リに記憶してゆき、受信したCH情報が示す全ての空き
CHと一致するCHについて受信強度の測定が終了する
ことにより、チャネルテストが終了する。そして、チャ
ネルテストの結果であるカウンタC1の値が所定値以上
の場合に、空きCH数が所定数に達していないと認識し
て、その旨を示すCH情報を自局に設けているLED表
示部の所定LEDの点灯又は点滅によって報知させる。
カウンタC1の値が所定値に達していない場合には、空
きCH数が所定数に達していると認識し、その空きCH
(無線親局100と無線子局101の両方に共通する空
きチャネル)を優先CHとして設定する(不揮発性メモ
リ117に記憶する)。
【0231】このように、第15実施形態では、画像形
成装置管理システムに使用される無線通信装置の無線子
局101(又は各無線子局101〜105のいずれか)
が、自局のスイッチ部127上のスイッチの操作によっ
てテスト開始要求があった場合に、第6実施形態と同様
の動作(チャネルテストを含む)を行い、チャネルテス
トの結果から得た空きCHを示すCH情報を無線親局1
00へ無線送信し、無線親局100が、自局のスイッチ
部117上のスイッチの操作によってテスト開始要求が
あった場合に、無線子局101からのCH情報の受信を
待って、そのCH情報が示す空きCHの周波数と一致す
るCHの周波数について順次キャリアセンスを実施する
ことにより、その各CH毎に空きCHであるか使用CH
であるかを判定するチャネルテストを行い、その結果か
ら得た空きCHと無線子局101から受信したCH情報
が示す空きCHとを比較して自局と無線子局101の両
方に共通する空きCHを判別し、その空きCHを優先C
Hとして設定して、その優先CHを優先的に使用するよ
うにしたので、無線子局101で使用できないCHをそ
の無線子局101に指定することを回避でき、無線通信
装置の無線親局100と無線子局101との無線通信を
確実に行わせることが可能になる。
【0232】ここで、図35によって説明した無線親局
100による動作(第15実施形態)は、図24によっ
て説明した動作(第6実施形態)の一部を変更したもの
である。すなわち、第6実施形態では、無線親局100
が、自局のスイッチ部117上のスイッチの操作によっ
てテスト開始要求があった場合に、直ちにチャネルテス
トを開始し、使用する全てのCHの受信周波数について
順次キャリアセンスを実施し、その後それによって得た
空きCHと無線子局101から受信したCH情報が示す
空きCHとを比較して無線親局100と無線子局101
(又は各無線子局101〜105のいずれか)の両方に
共通する空きCHを判別し、その共通空きCHを優先C
Hとして設定するようにしている。
【0233】それに対して、第15実施形態では、無線
親局100が、自局のスイッチ部117上のスイッチの
操作によってテスト開始要求があった場合に、直ちにチ
ャネルテストを開始せず、無線子局101(又は各無線
子局101〜105のいずれか)からのCH情報(空き
CHを示すもの)の受信を待って、チャネルテストを開
始し、その受信したCH情報が示す空きCHの受信周波
数と一致するCHの受信周波数について順次キャリアセ
ンスを実施し、それによって得た空きCHは無線親局1
00と無線子局101の両方に共通する空きCHなの
で、そのまま優先CHとして設定するようにしている。
したがって、無線親局100による処理効率が向上す
る。
【0234】なお、図26〜図33によってそれぞれ説
明した無線親局100による動作(第7〜第14実施形
態)も第15実施形態と同様に一部変更することができ
る。そこで、まず図26によって説明した無線親局10
0による動作(第7実施形態)を一部変更した動作につ
いて簡単に説明する。
【0235】無線親局100は、自局のスイッチ部11
7上のスイッチの操作によってテスト開始要求があった
場合に、無線子局101〜105のいずれかからのCH
情報(空きCHを示すもの)の受信を待ち、各無線子局
101〜105から順次CH情報を受信する毎に、第1
5実施形態と同様のチャネルテストを行い、そのチャネ
ルテストの結果から得た空きCHを無線子局別に優先C
Hとして設定する。このようにすれば、第7実施形態と
同様の効果に加え、無線親局100による処理効率が向
上するという効果も得られる。
【0236】次に、図27によって説明した無線親局1
00による動作(第8実施形態)を一部変更した動作に
ついて簡単に説明する。無線親局100は、自局のスイ
ッチ部117上のスイッチの操作によってテスト開始要
求があった場合に、無線子局101(又は無線子局10
1〜105のいずれか)からのCH情報の受信を待っ
て、第15実施形態と同様のチャネルテストを行い、そ
のチャネルテストの結果から得た空きCHの数が所定数
に達していると認識した場合あるいは所定数に達してい
ないと認識した場合に、その旨を示すCH情報を自局に
設けているLED表示部の所定LEDの点灯又は点滅に
よって報知させる。このようにすれば、第8実施形態と
同様の効果に加え、無線親局100による処理効率が向
上するという効果も得られる。
【0237】次に、図28によって説明した無線親局1
00による動作(第9実施形態)を一部変更した動作に
ついて簡単に説明する。無線親局100は、自局のスイ
ッチ部117上のスイッチの操作によってテスト開始要
求があった場合に、無線子局101〜105のいずれか
からのCH情報の受信を待ち、各無線子局101〜10
5から順次CH情報を受信する毎に、第15実施形態と
同様のチャネルテストを行い、そのチャネルテストの結
果から得た空きCHの数が所定数に達していると認識し
た場合あるいは所定数に達していないと認識した場合
に、その旨を示すCH情報を無線子局別に自局に設けて
いるLED表示部の所定LEDの点灯又は点滅によって
報知させる。このようにすれば、第9実施形態と同様の
効果に加え、無線親局100による処理効率が向上する
という効果も得られる。
【0238】次に、図29によって説明した無線親局1
00による動作(第10実施形態)を一部変更した動作
について簡単に説明する。無線親局100は、自局のス
イッチ部117上のスイッチの操作によってテスト開始
要求があった場合に、無線子局101(又は無線子局1
01〜105のいずれか)からのCH情報の受信を待っ
て、第15実施形態と同様のチャネルテストを行い、そ
のチャネルテストの結果から得た空きCHの数を示すC
H情報を自局に設けているLED表示部の所定LEDの
点灯又は点滅によって報知させる。このようにすれば、
第10実施形態と同様の効果に加え、無線親局100に
よる処理効率が向上するという効果も得られる。
【0239】次に、図30によって説明した無線親局1
00による動作(第11実施形態)を一部変更した動作
について簡単に説明する。無線親局100は、自局のス
イッチ部117上のスイッチの操作によってテスト開始
要求があった場合に、無線子局101〜105のいずれ
かからのCH情報の受信を待ち、各無線子局101〜1
05から順次CH情報を受信する毎に、第15実施形態
と同様のチャネルテストを行い、そのチャネルテストの
結果から得た空きCHの数を示すCH情報を無線子局別
に自局に設けているLED表示部の所定LEDの点灯又
は点滅によって報知させる。このようにすれば、第11
実施形態と同様の効果に加え、無線親局100による処
理効率が向上するという効果も得られる。
【0240】次に、図31によって説明した無線親局1
00による動作(第12実施形態)を一部変更した動作
について簡単に説明する。無線親局100は、自局のス
イッチ部117上のスイッチの操作によってテスト開始
要求があった場合に、無線子局101(又は無線子局1
01〜105のいずれか)からのCH情報の受信を待っ
て、第15実施形態と同様のチャネルテストを行い、そ
のチャネルテストの結果から得た空きCHを優先CHと
して設定する。但し、その空きCHに周波数制御CHが
含まれていないと認識した場合に、その旨を示すCH情
報を自局に設けているLED表示部の所定LEDの点灯
又は点滅によって報知させる。このようにすれば、第1
2実施形態と同様の効果に加え、無線親局100による
処理効率が向上するという効果も得られる。
【0241】次に、図32によって説明した無線親局1
00による動作(第13実施形態)を一部変更した動作
について簡単に説明する。無線親局100は、自局のス
イッチ部117上のスイッチの操作によってテスト開始
要求があった場合に、テスト開始要求信号を無線子局1
01〜105へ順次所定の間隔で無線送信し、それに対
して各無線子局101〜105から順次CH情報を受信
する毎に、第15実施形態と同様のチャネルテストを行
い、そのチャネルテストの結果から得た空きCHを無線
子局別に優先CHとして設定する。このようにすれば、
第13実施形態と同様の効果に加え、無線親局100に
よる処理効率が向上するという効果も得られる。
【0242】次に、図33によって説明した無線親局1
00による動作(第14実施形態)を一部変更した動作
について簡単に説明する。無線親局100は、自局のス
イッチ部117上のスイッチの操作によってテスト開始
要求があった場合に、テスト開始要求信号を無線子局1
01〜105へ一斉に無線送信し、それに対して各無線
子局101〜105から順次CH情報を受信する毎に、
第15実施形態と同様のチャネルテストを行い、そのチ
ャネルテストの結果から得た空きCHを無線子局別に優
先CHとして設定する。このようにすれば、第14実施
形態と同様の効果に加え、無線親局100による処理効
率が向上するという効果も得られる。
【0243】なお、各無線子局101〜105から順次
CH情報を受信する毎に、第15実施形態と同様のチャ
ネルテストを行い、そのチャネルテストの結果から得た
空きCHの数が所定数に達していると認識した場合ある
いは所定数に達していないと認識した場合に、その旨を
示すCH情報を無線子局別に自局に設けているLED表
示部の所定LEDの点灯又は点滅によって報知させるよ
うにしたり、または上記空きCHの数を示すCH情報を
無線子局別に自局に設けているLED表示部の所定LE
Dの点灯又は点滅によって報知させるようにすることも
できる。
【0244】また、無線親局100および無線子局10
1(又は各無線子局101〜105)がそれぞれ、第6
実施形態以降の各実施形態の動作をそれぞれ実行する際
に、順次設定するCHが空きCHであるか使用CHであ
るかを判定するためのキャリアセンスレベルとして、通
常の送信動作を行う際に使用するキャリアセンスレベル
より低い値を使用するようにすることもできる。
【0245】さらに、無線親局100が、自局のスイッ
チ部117又はデータ通信装置7のスイッチの操作によ
ってテスト開始要求があった場合に、テスト開始要求を
示すテスト開始要求信号を無線子局101へ無線送信す
るようにした場合、CH情報を自局に設けているLED
表示部118又はデータ通信装置7に設けているLED
表示部49の所定LEDの点灯又は点滅によって報知さ
せるようにすることもできる。さらにまた、無線親局1
00が、中央制御装置6から公衆回線8およびデータ通
信装置7を介してテスト開始要求信号を受信した場合
に、テスト開始要求信号を無線子局101へ無線送信す
るようにした場合、CH情報をデータ通信装置7によっ
て中央制御装置6へ送信させるようにすることもでき
る。
【0246】また、前述した各実施形態では、無線親局
100が、CH情報を自局のLED表示部118又はデ
ータ通信装置7のLED表示部49に報知(表示)させ
たり、無線子局101(又は無線子局101〜105)
が、CH情報を自局のLED表示部128又は画像形成
装置の文字表示部83に報知させたりしたが、無線親局
100,無線子局101(又は無線子局101〜10
5),データ通信装置7,又は画像形成装置が他の表示
部を設けている場合は、それらの表示部にCH情報を報
知させることもできる。あるいは、無線親局100,無
線子局101(又は無線子局101〜105),データ
通信装置7,あるいは画像形成装置がスピーカ等の音声
出力部を設けている場合は、それらの音声出力部にCH
情報を報知(音声出力)させることもできる。
【0247】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の遠
隔管理システムによれば、画像形成装置管理システムに
使用する無線通信装置の無線親機と無線子機との無線通
信を確実に行わせることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する画像形成装置管理システム
の構成例を示すブロック図である。
【図2】この発明の基礎となる画像形成装置管理システ
ムの構成例を示すブロック図である。
【図3】図2の画像形成装置1〜5の制御部の構成例を
示すブロック図である。
【図4】図3のパーソナルI/F18の構成例を示すブ
ロック図である。
【図5】図2の画像形成装置1〜5の操作表示部の構成
例を示すレイアウト図である。
【図6】図5の文字表示部83に電源投入時に表示され
る通常のコピーモード画面の一例を示す図である。
【図7】図2のデータ通信装置7の一例を示すブロック
構成図である。
【図8】図7のNCU47の構成例を示すブロック図で
ある。
【図9】図7のデータ通信装置7におけるセレクティン
グ動作の一例を示すフロー図である。
【図10】同じくポーリング動作の一例を示すフロー図
である。
【図11】この発明を実施する画像形成装置管理システ
ムの他の構成例を示すブロック図である。
【図12】図1,図11の無線親局100の構成例を示
すブロック図である。
【図13】図1,図11の無線子局101〜105の構
成例を示すブロック図である。
【図14】図1に示した画像形成装置管理システムの場
合の無線親局100の不揮発性メモリに記憶される管理
テーブルおよび図11に示した画像形成装置管理システ
ムの場合の無線親局100の不揮発性メモリに記憶され
る管理テーブルをそれぞれ示す図である。
【図15】図1,図11無線親局100および無線子局
101〜105がそれぞれデータ送信を行う場合の無線
通信回線接続動作の一例を示すフロー図である。
【図16】図1,図11無線親局100および無線子局
101〜105がそれぞれデータ受信を行う場合の無線
通信回線接続動作の一例を示すフロー図である。
【図17】無線設備標準規格RCR−STD17Aで定
められている無線チャネルと周波数との関係を示す図で
ある。
【図18】図1,図11無線親局100および無線子局
101〜105がそれぞれ送信する無線接続制御情報の
データフォーマットの一例を示す図である。
【図19】図1,図11の無線親局100および無線子
局101〜105によるこの発明に係わる共通動作の第
1例を示すフロー図である。
【図20】同じくこの発明に係わる共通動作の第2例を
示すフロー図である。
【図21】同じくこの発明に係わる共通動作の第3例を
示すフロー図である。
【図22】同じくこの発明に係わる共通動作の第4例を
示すフロー図である。
【図23】同じくこの発明に係わる共通動作の第5例を
示すフロー図である。
【図24】図1,図11の無線親局100によるこの発
明に係わる動作の第1例を示すフロー図である。
【図25】図1,図11の無線子局101〜105によ
るこの発明に係わる動作の第1例を示すフロー図であ
る。
【図26】図1,図11の無線親局100によるこの発
明に係わる動作の第2例を示すフロー図である。
【図27】同じくこの発明に係わる動作の第3例を示す
フロー図である。
【図28】同じくこの発明に係わる動作の第4例を示す
フロー図である。
【図29】同じくこの発明に係わる動作の第5例を示す
フロー図である。
【図30】同じくこの発明に係わる動作の第6例を示す
フロー図である。
【図31】同じくこの発明に係わる動作の第7例を示す
フロー図である。
【図32】同じくこの発明に係わる動作の第8例を示す
フロー図である。
【図33】同じくこの発明に係わる動作の第9例を示す
フロー図である。
【図34】図1,図11の無線子局101〜105によ
るこの発明に係わる動作の第2例を示すフロー図であ
る。
【図35】図1,図11の無線親局100によるこの発
明に係わるチャネルテスト動作の第10例を示すフロー
図である。
【符号の説明】
1〜5:画像形成装置 6:中央制御装置 7:データ通信装置 8:公衆回線 11,21,41:CPU 13,42:ROM 14,43:RAM 15,44:不揮発性RAM 17a,17b,17c:シリアル通信制御ユニット 18:パーソナルI/F 30:デバイスコード設定スイッチ 31:PPCコントローラ 46:画像形成装置I/F 47:NCU 48:モデム 49,118,128:LED表示部 51:保護回路 52:ループ電流検出回路 53:リンギング検出回路 54:ライン切替回路 55:ループ形成回路 100:無線親局 101〜105:無線子局 111,121:アンテナ 112,122:無線送信部 113,123:無線受信部 114,124:制御部 115,125:RS485ドライバ 116,126:不揮発性メモリ

Claims (65)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線を
    介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形
    成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に
    有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像形
    成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からなる
    無線通信装置において、 前記無線親機および前記無線子機にそれぞれ、使用する
    複数の無線チャネルの周波数について順次キャリアセン
    スを実施することにより、その各無線チャネル毎に空き
    チャネルであるか使用チャネルであるかを判定するチャ
    ネル判定手段と、該手段による判定結果から空きチャネ
    ル数又は使用チャネル数が所定数に達していると認識し
    た場合に、その旨を示すチャネル情報を報知するチャネ
    ル情報報知手段とを設けたことを特徴とする無線通信装
    置。
  2. 【請求項2】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線を
    介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形
    成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に
    有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像形
    成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からなる
    無線通信装置において、 前記無線親機および前記無線子機にそれぞれ、使用する
    複数の無線チャネルの周波数について順次キャリアセン
    スを実施することにより、その各無線チャネル毎に空き
    チャネルであるか使用チャネルであるかを判定するチャ
    ネル判定手段と、該手段による判定結果から得た空きチ
    ャネル数又は使用チャネル数を示すチャネル情報を報知
    するチャネル情報報知手段とを設けたことを特徴とする
    無線通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の無線通信装置にお
    いて、 前記無線親機および前記無線子機のチャネル情報報知手
    段がそれぞれ、前記チャネル判定手段によって予め定め
    た周波数制御チャネルが使用チャネルであると判定され
    た場合に、その旨を示すチャネル情報を報知する手段を
    有することを特徴とする無線通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    無線通信装置において、 前記無線親機のチャネル判定手段が、該無線親機又は前
    記データ通信装置に設けられたスイッチの操作によって
    テスト開始要求があった場合に、前記キャリアセンスを
    実施する手段を有し、 前記無線子機のチャネル判定手段が、該無線子機又は前
    記画像形成装置に設けられたスイッチの操作によってテ
    スト開始要求があった場合に、前記キャリアセンスを実
    施する手段を有することを特徴とする無線通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の無線通信装置において、 前記無線親機のチャネル情報報知手段が、該無線親機の
    前記チャネル情報を該無線親機あるいは前記データ通信
    装置の表示部又は音声出力部に報知させる手段であり、 前記無線子機のチャネル情報報知手段が、該無線子機の
    前記チャネル情報を該無線子機あるいは前記画像形成装
    置の表示部又は音声出力部に報知させる手段であること
    を特徴とする無線通信装置。
  6. 【請求項6】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線を
    介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形
    成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に
    有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像形
    成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からなる
    無線通信装置において、 前記無線子機に、使用する複数の無線チャネルの周波数
    について順次キャリアセンスを実施することにより、そ
    の各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネ
    ルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段によ
    る判定結果から空きチャネル数又は使用チャネル数が所
    定数に達していると認識した場合に、その旨を示すチャ
    ネル情報を前記無線親機へ無線送信するチャネル情報送
    信手段とを設け、 前記無線親機に、使用する複数の無線チャネルの周波数
    について順次キャリアセンスを実施することにより、そ
    の各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネ
    ルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段によ
    る判定結果から空きチャネル数又は使用チャネル数が所
    定数に達していると認識した場合に、その旨を示すチャ
    ネル情報を報知する第1のチャネル情報報知手段と、前
    記無線子機から前記チャネル情報を受信した場合に、そ
    のチャネル情報を報知する第2のチャネル情報報知手段
    とを設けたことを特徴とする無線通信装置。
  7. 【請求項7】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線を
    介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像形
    成装置との間を無線化するために、該データ通信装置に
    有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像形
    成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からなる
    無線通信装置において、 前記無線子機に、使用する複数の無線チャネルの周波数
    について順次キャリアセンスを実施することにより、そ
    の各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネ
    ルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段によ
    る判定結果から得られる空きチャネル数又は使用チャネ
    ル数を示すチャネル情報を前記無線親機へ無線送信する
    チャネル情報送信手段とを設け、 前記無線親機に、使用する複数の無線チャネルの周波数
    について順次キャリアセンスを実施することにより、そ
    の各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネ
    ルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段によ
    る判定結果から得られる空きチャネル数又は使用チャネ
    ル数を示すチャネル情報を報知する第1のチャネル情報
    報知手段と、前記無線子機から前記チャネル情報を受信
    した場合に、そのチャネル情報を報知する第2のチャネ
    ル情報報知手段とを設けたことを特徴とする無線通信装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載の無線通信装置にお
    いて、 前記無線子機のチャネル情報送信手段が、該無線子機の
    チャネル判定手段によって予め定めた周波数制御チャネ
    ルが使用チャネルであると判定された場合に、その旨を
    示すチャネル情報を前記無線親機へ無線送信する手段を
    有し、 前記無線親機の第1のチャネル情報報知手段が、該無線
    親機のチャネル判定手段によって予め定めた周波数制御
    チャネルが使用チャネルであると判定された場合に、そ
    の旨を示すチャネル情報を報知する手段を有することを
    特徴とする無線通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至8のいずれか一項に記載の
    無線通信装置において、 前記無線親機に、該無線親機又は前記データ通信装置に
    設けられたスイッチの操作によってテスト開始要求があ
    った場合に、該要求を示すテスト開始要求信号を前記無
    線子機へ無線送信するテスト開始要求信号送信手段を設
    け、 前記無線親機のチャネル判定手段が、該無線親機又は前
    記データ通信装置に設けられたスイッチの操作によって
    テスト開始要求があった場合に、前記キャリアセンスを
    実施する手段を有し、 前記無線子機のチャネル判定手段が、前記無線親機から
    前記テスト開始要求信号を受信した場合に、前記キャリ
    アセンスを実施する手段を有することを特徴とする無線
    通信装置。
  10. 【請求項10】 請求項6乃至9のいずれか一項に記載
    の無線通信装置において、 前記無線親機の第1のチャネル情報報知手段が、該無線
    親機の前記チャネル情報を該無線親機あるいは前記デー
    タ通信装置の表示部又は音声出力部に報知させる手段で
    あり、 前記無線親機の第2のチャネル情報報知手段が、前記無
    線子機の前記チャネル情報を該無線親機あるいは前記デ
    ータ通信装置の表示部又は音声出力部に報知させる手段
    であることを特徴とする無線通信装置。
  11. 【請求項11】 請求項6乃至8のいずれか一項に記載
    の無線通信装置において、 前記無線親機に、前記中央制御装置から前記通信回線お
    よび前記データ通信装置を介してテスト開始要求を示す
    テスト開始要求信号を受信した場合に、該テスト開始要
    求信号を前記無線子機へ無線送信するテスト開始要求信
    号送信手段を設け、 前記無線親機のチャネル判定手段が、前記中央制御装置
    から前記通信回線および前記データ通信装置を介して前
    記テスト開始要求信号を受信した場合に、前記キャリア
    センスを実施する手段を有し、 前記無線子機のチャネル判定手段が、前記無線親機から
    前記テスト開始要求信号を受信した場合に、前記キャリ
    アセンスを実施する手段を有することを特徴とする無線
    通信装置。
  12. 【請求項12】 請求項6乃至11のいずれか一項に記
    載の無線通信装置において、 前記無線親機に、該無線親機の前記チャネル情報を前記
    データ通信装置によって前記中央制御装置へ送信させる
    手段と、前記無線子機の前記チャネル情報を前記データ
    通信装置によって前記中央制御装置へ送信させる手段と
    を設けたことを特徴とする無線通信装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれか一項に記
    載の無線通信装置において、 前記無線親機および前記無線子機のチャネル判定手段が
    それぞれ、一つの無線チャネルについて複数回キャリア
    センスを実施し、所定レベル以上のキャリアを所定回数
    検出した場合に、その無線チャネルが使用チャネルであ
    ると判定する手段であることを特徴とする無線通信装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれか一項に記
    載の無線通信装置において、 前記無線親機および前記無線子機のチャネル判定手段が
    それぞれ、空きチャネルであるか使用チャネルであるか
    を判定するためのキャリアセンスレベルとして、通常の
    送信動作を行う際に使用するキャリアセンスレベルより
    低い値を使用することを特徴とする無線通信装置。
  15. 【請求項15】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置において、 前記無線子機に、使用する複数の無線チャネルの周波数
    について順次キャリアセンスを実施することにより、そ
    の各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネ
    ルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段によ
    る判定結果から得た空きチャネルを示すチャネル情報を
    前記無線親機へ無線送信するチャネル情報送信手段とを
    設け、 前記無線親機に、使用する複数の無線チャネルの周波数
    について順次キャリアセンスを実施することにより、そ
    の各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネ
    ルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段によ
    る判定結果から得た空きチャネルと前記無線子機から受
    信したチャネル情報が示す空きチャネルとを比較して無
    線親機と無線子機の両方に共通する空きチャネルを判別
    する空きチャネル判別手段と、該手段によって判別され
    た空きチャネルを優先チャネルとして設定する優先チャ
    ネル設定手段とを設けたことを特徴とする無線通信装
    置。
  16. 【請求項16】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置において、 前記無線子機に、使用する複数の無線チャネルの周波数
    について順次キャリアセンスを実施することにより、そ
    の各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネ
    ルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段によ
    る判定結果から得た空きチャネルを示すチャネル情報を
    前記無線親機へ無線送信するチャネル情報送信手段とを
    設け、 前記無線親機に、前記無線子機から受信するチャネル情
    報が示す空きチャネルの周波数と一致する無線チャネル
    の周波数についてキャリアセンスを実施することによ
    り、その無線チャネルが空きチャネルであるか使用チャ
    ネルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段に
    よる判定結果から得た空きチャネルを優先チャネルとし
    て設定する優先チャネル設定手段とを設けたことを特徴
    とする無線通信装置。
  17. 【請求項17】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置において、 前記無線子機に、使用する複数の無線チャネルの周波数
    について順次キャリアセンスを実施することにより、そ
    の各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネ
    ルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段によ
    る判定結果から得た空きチャネルを示すチャネル情報を
    前記無線親機へ無線送信するチャネル情報送信手段とを
    設け、 前記無線親機に、使用する複数の無線チャネルの周波数
    について順次キャリアセンスを実施することにより、そ
    の各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネ
    ルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段によ
    る判定結果から得た空きチャネルと前記無線子機から受
    信したチャネル情報が示す空きチャネルとを比較して無
    線親機と無線子機の両方に共通する空きチャネルを判別
    する空きチャネル判別手段と、該手段によって判別され
    た空きチャネルの数が所定数に達していると認識した場
    合あるいは該所定数に達していないと認識した場合に、
    その旨を示すチャネル情報を報知するチャネル情報報知
    手段とを設けたことを特徴とする無線通信装置。
  18. 【請求項18】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置において、 前記無線子機に、使用する複数の無線チャネルの周波数
    について順次キャリアセンスを実施することにより、そ
    の各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネ
    ルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段によ
    る判定結果から得られた空きチャネルを示すチャネル情
    報を前記無線親機へ無線送信するチャネル情報送信手段
    とを設け、 前記無線親機に、前記無線子機から受信するチャネル情
    報が示す空きチャネルの周波数と一致する無線チャネル
    の周波数についてキャリアセンスを実施することによ
    り、その無線チャネルが空きチャネルであるか使用チャ
    ネルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段に
    よる判定結果から得た空きチャネルの数が所定数に達し
    ていると認識した場合あるいは該所定数に達していない
    と認識した場合に、その旨を示すチャネル情報を報知す
    るチャネル情報報知手段とを設けたことを特徴とする無
    線通信装置。
  19. 【請求項19】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置において、 前記無線子機に、使用する複数の無線チャネルの周波数
    について順次キャリアセンスを実施することにより、そ
    の各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネ
    ルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段によ
    る判定結果から得た空きチャネルを示すチャネル情報を
    前記無線親機へ無線送信するチャネル情報送信手段とを
    設け、 前記無線親機に、使用する複数の無線チャネルの周波数
    について順次キャリアセンスを実施することにより、そ
    の各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネ
    ルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段によ
    る判定結果から得た空きチャネルと前記無線子機から受
    信したチャネル情報が示す空きチャネルとを比較して無
    線親機と無線子機の両方に共通する空きチャネルを判別
    する空きチャネル判別手段と、該手段によって判別され
    た空きチャネルの数を示すチャネル情報を報知するチャ
    ネル情報報知手段とを設けたことを特徴とする無線通信
    装置。
  20. 【請求項20】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置において、 前記無線子機に、使用する複数の無線チャネルの周波数
    について順次キャリアセンスを実施することにより、そ
    の各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用チャネ
    ルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段によ
    る判定結果から得た空きチャネルを示すチャネル情報を
    前記無線親機へ無線送信するチャネル情報送信手段とを
    設け、 前記無線親機に、前記無線子機から受信するチャネル情
    報が示す空きチャネルの周波数と一致する無線チャネル
    の周波数についてキャリアセンスを実施することによ
    り、その無線チャネルが空きチャネルであるか使用チャ
    ネルであるかを判定するチャネル判定手段と、該手段に
    よる判定結果から得た空きチャネルの数を示すチャネル
    情報を報知するチャネル情報報知手段とを設けたことを
    特徴とする無線通信装置。
  21. 【請求項21】 請求項15,17,又は19記載の無
    線通信装置において、 前記無線親機に、前記空きチャネル判別手段によって判
    別された空きチャネルに予め定めた周波数制御チャネル
    が含まれていないと認識した場合に、その旨を示すチャ
    ネル情報を報知する手段を設けたことを特徴とする無線
    通信装置。
  22. 【請求項22】 請求項15乃至21のいずれか一項に
    記載の無線通信装置において、 前記無線親機に、該無線親機又は前記データ通信装置に
    設けられたスイッチの操作によってテスト開始要求があ
    った場合に、該要求を示すテスト開始要求信号を前記無
    線子機へ無線送信するテスト開始要求信号送信手段を設
    け、 前記無線親機のチャネル判定手段が、該無線親機又は前
    記データ通信装置に設けられたスイッチの操作によって
    テスト開始要求があった場合に、前記キャリアセンスを
    実施する手段を有し、 前記無線子機のチャネル判定手段が、前記無線親機から
    前記テスト開始要求信号を受信した場合に、前記キャリ
    アセンスを実施する手段を有することを特徴とする無線
    通信装置。
  23. 【請求項23】 請求項17乃至21のいずれか一項に
    記載の無線通信装置において、 前記無線親機のチャネル情報報知手段が、前記チャネル
    情報を該無線親機あるいは前記データ通信装置の表示部
    又は音声出力部に報知させる手段であることを特徴とす
    る無線通信装置。
  24. 【請求項24】 請求項15乃至21のいずれか一項に
    記載の無線通信装置において、 前記無線親機に、前記中央制御装置から前記通信回線お
    よび前記データ通信装置を介してテスト開始要求を示す
    テスト開始要求信号を受信した場合に、該テスト開始要
    求信号を前記無線子機へ無線送信するテスト開始要求信
    号送信手段を設け、 前記無線親機のチャネル判定手段が、前記中央制御装置
    から前記通信回線および前記データ通信装置を介して前
    記テスト開始要求信号を受信した場合に、前記キャリア
    センスを実施する手段を有し、 前記無線子機のチャネル判定手段が、前記無線親機から
    前記テスト開始要求信号を受信した場合に、前記キャリ
    アセンスを実施する手段を有することを特徴とする無線
    通信装置。
  25. 【請求項25】 請求項17乃至21のいずれか一項に
    記載の無線通信装置において、 前記無線親機に、前記チャネル情報を前記データ通信装
    置によって前記中央制御装置へ送信させる手段を設けた
    ことを特徴とする無線通信装置。
  26. 【請求項26】 請求項15記載の無線通信装置におい
    て、 前記無線子機として、それぞれ異なる画像形成装置に有
    線接続あるいは内蔵された複数の無線子機を有し、 前記無線親機の空きチャネル判別手段が、前記各無線子
    機から順次チャネル情報を受信する毎に、該無線親機の
    チャネル判定手段による判定結果から得た空きチャネル
    と前記受信したチャネル情報が示す空きチャネルとを比
    較して無線親機と無線子機の両方に共通する空きチャネ
    ルを判別する手段であり、 前記無線親機の優先チャネル設定手段が、該無線親機の
    前記空きチャネル判別手段によって判別された空きチャ
    ネルを無線子機別に優先チャネルとして設定する手段で
    あることを特徴とする無線通信装置。
  27. 【請求項27】 請求項16記載の無線通信装置におい
    て、 前記無線子機として、それぞれ異なる画像形成装置に有
    線接続あるいは内蔵された複数の無線子機を有し、 前記無線親機のチャネル判定手段が、前記各無線子機か
    ら順次チャネル情報を受信する毎に、その受信したチャ
    ネル情報が示す空きチャネルの周波数と一致する無線チ
    ャネルの周波数についてキャリアセンスを実施すること
    により、その無線チャネルが空きチャネルであるか使用
    チャネルであるかを判定する手段であり、 前記無線親機の優先チャネル設定手段が、該無線親機の
    前記チャネル判定手段による判定結果から得た空きチャ
    ネルを無線子機別に優先チャネルとして設定する手段で
    あることを特徴とする無線通信装置。
  28. 【請求項28】 請求項17記載の無線通信装置におい
    て、 前記無線子機として、それぞれ異なる画像形成装置に有
    線接続あるいは内蔵された複数の無線子機を有し、 前記無線親機の空きチャネル判別手段が、前記各無線子
    機から順次チャネル情報を受信する毎に、該無線親機の
    前記チャネル判定手段による判定結果から得た空きチャ
    ネルと前記受信したチャネル情報が示す空きチャネルと
    を比較して無線親機と無線子機の両方に共通する空きチ
    ャネルを判別する手段であり、 前記無線親機のチャネル情報報知手段が、該無線親機の
    空きチャネル判別手段によって判別された空きチャネル
    の数が所定数に達していると認識した場合あるいは該所
    定数に達していないと認識した場合に、その旨を示すチ
    ャネル情報を無線子機別に報知する手段であることを特
    徴とする無線通信装置。
  29. 【請求項29】 請求項18記載の無線通信装置におい
    て、 前記無線子機として、それぞれ異なる画像形成装置に有
    線接続あるいは内蔵された複数の無線子機を有し、 前記無線親機のチャネル判定手段が、前記各無線子機か
    ら順次チャネル情報を受信する毎に、その受信したチャ
    ネル情報が示す空きチャネルの周波数と一致する無線チ
    ャネルの周波数についてキャリアセンスを実施すること
    により、その無線チャネルが空きチャネルであるか使用
    チャネルであるかを判定する手段であり、 前記無線親機の空きチャネル情報報知手段が、該無線親
    機のチャネル判定手段による判定結果から得た空きチャ
    ネルの数が所定数に達していると認識した場合あるいは
    該所定数に達していないと認識した場合に、その旨を示
    すチャネル情報を無線子機別に報知する手段であること
    を特徴とする無線通信装置。
  30. 【請求項30】 請求項19記載の無線通信装置におい
    て、 前記無線子機として、それぞれ異なる画像形成装置に有
    線接続あるいは内蔵された複数の無線子機を有し、 前記無線親機の空きチャネル判別手段が、前記各無線子
    機から順次チャネル情報を受信する毎に、該無線親機の
    前記チャネル判定手段による判定結果から得た空きチャ
    ネルと前記受信したチャネル情報が示す空きチャネルと
    を比較して無線親機と無線子機の両方に共通する空きチ
    ャネルを判別する手段であり、 前記無線親機のチャネル情報報知手段が、該無線親機の
    空きチャネル判別手段によって判別された空きチャネル
    の数を示すチャネル情報を無線子機別に報知する手段で
    あることを特徴とする無線通信装置。
  31. 【請求項31】 請求項20記載の無線通信装置におい
    て、 前記無線子機として、それぞれ異なる画像形成装置に有
    線接続あるいは内蔵された複数の無線子機を有し、 前記無線親機のチャネル判定手段が、前記各無線子機か
    ら順次チャネル情報を受信する毎に、その受信したチャ
    ネル情報が示す空きチャネルの周波数と一致する無線チ
    ャネルの周波数についてキャリアセンスを実施すること
    により、その無線チャネルが空きチャネルであるか使用
    チャネルであるかを判定する手段であり、 前記無線親機のチャネル情報報知手段が、該無線親機の
    チャネル判定手段による判定結果から得た空きチャネル
    の数を示すチャネル情報を無線子機別に報知する手段で
    あることを特徴とする無線通信装置。
  32. 【請求項32】 請求項26乃至31のいずれか一項に
    記載の無線通信装置において、 前記無線親機に、該無線親機又は前記データ通信装置に
    設けられたスイッチの操作によってテスト開始要求があ
    った場合に、該要求を示すテスト開始要求信号を前記各
    無線子機へ順次所定の間隔で無線送信するテスト開始要
    求信号送信手段を設け、 前記無線親機のチャネル判定手段が、該無線親機又は前
    記データ通信装置に設けられたスイッチの操作によって
    テスト開始要求があった場合に、前記キャリアセンスを
    実施する手段を有し、 前記各無線子機のチャネル判定手段がそれぞれ、前記無
    線親機から前記テスト開始要求信号を受信した場合に、
    前記キャリアセンスを実施する手段を有することを特徴
    とする無線通信装置。
  33. 【請求項33】 請求項26乃至31のいずれか一項に
    記載の無線通信装置において、 前記無線親機に、前記中央制御装置から前記通信回線お
    よび前記データ通信装置を介してテスト開始要求を示す
    テスト開始要求信号を受信した場合に、該テスト開始要
    求信号を前記各無線子機へ順次所定の間隔で無線送信す
    るテスト開始要求信号送信手段を設け、 前記無線親機のチャネル判定手段が、前記中央制御装置
    から前記通信回線および前記データ通信装置を介して前
    記テスト開始要求信号を受信した場合に、前記キャリア
    センスを実施する手段を有し、 前記各無線子機のチャネル判定手段がそれぞれ、前記無
    線親機から前記テスト開始要求信号を受信した場合に、
    前記キャリアセンスを実施する手段を有することを特徴
    とする無線通信装置。
  34. 【請求項34】 請求項26乃至31のいずれか一項に
    記載の無線通信装置において、 前記無線親機に、該無線親機又は前記データ通信装置に
    設けられたスイッチの操作によってテスト開始要求があ
    った場合に、該要求を示すテスト開始要求信号を前記各
    無線子機へ一斉に無線送信するテスト開始要求信号送信
    手段を設け、 前記無線親機のチャネル判定手段が、該無線親機又は前
    記データ通信装置に設けられたスイッチの操作によって
    テスト開始要求があった場合に、前記キャリアセンスを
    実施する手段を有し、 前記各無線子機のチャネル判定手段がそれぞれ、前記無
    線親機から前記テスト開始要求信号を受信した場合に、
    前記キャリアセンスを実施する手段を有し、 前記各無線子機のチャネル情報送信手段がそれぞれ、異
    なるタイミングで該無線子機の前記チャネル情報を前記
    無線親機へ無線送信する手段であることを特徴とする無
    線通信装置。
  35. 【請求項35】 請求項26乃至31のいずれか一項に
    記載の無線通信装置において、 前記無線親機に、前記中央制御装置から前記通信回線お
    よび前記データ通信装置を介してテスト開始要求を示す
    テスト開始要求信号を受信した場合に、該テスト開始要
    求信号を前記各無線子機へ一斉に無線送信するテスト開
    始要求信号送信手段を設け、 前記無線親機のチャネル判定手段が、前記中央制御装置
    から前記通信回線および前記データ通信装置を介して前
    記テスト開始要求信号を受信した場合に、前記キャリア
    センスを実施する手段を有し、 前記各無線子機のチャネル判定手段がそれぞれ、前記無
    線親機から前記テスト開始要求信号を受信した場合に、
    前記キャリアセンスを実施する手段を有し、 前記各無線子機のチャネル情報送信手段がそれぞれ、異
    なるタイミングで該無線子機のチャネル情報を前記無線
    親機へ無線送信する手段であることを特徴とする無線通
    信装置。
  36. 【請求項36】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置における無線チャネルテスト方法におい
    て、 前記無線親機が、該無線親機又は前記データ通信装置に
    設けられたスイッチの操作によってテスト開始要求があ
    った場合に、そのテスト開始要求を示すテスト開始要求
    信号を前記無線子機へ無線送信し、 前記無線子機が、前記無線親機から前記テスト開始要求
    信号を受信した場合に、使用する複数の無線チャネルの
    周波数について順次キャリアセンスを実施することによ
    り、その各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用
    チャネルであるかを判定し、その判定結果から空きチャ
    ネル数又は使用チャネル数が所定数に達していると認識
    した場合に、その旨を示すチャネル情報を前記無線親機
    へ無線送信し、 前記無線親機が、前記無線子機へ前記テスト開始要求信
    号を無線送信する前又は後に、使用する複数の無線チャ
    ネルの周波数について順次キャリアセンスを実施するこ
    とにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルである
    か使用チャネルであるかを判定し、その判定結果から空
    きチャネル数又は使用チャネル数が所定数に達している
    と認識した場合に、その旨を示すチャネル情報を自機又
    は前記データ通信装置の表示部又は音声出力部に報知さ
    せると共に、前記無線子機からチャネル情報を受信した
    場合にも、そのチャネル情報を自機又は前記データ通信
    装置の表示部又は音声出力部に報知させることを特徴と
    する無線チャネルテスト方法。
  37. 【請求項37】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置における無線チャネルテスト方法におい
    て、 前記無線親機が、前記中央制御装置から前記通信回線お
    よび前記データ通信装置を介してテスト開始要求を示す
    テスト開始要求信号を受信した場合に、そのテスト開始
    要求信号を前記無線子機へ無線送信し、 前記無線子機が、前記無線親機から前記テスト開始要求
    信号を受信した場合に、使用する複数の無線チャネルの
    周波数について順次キャリアセンスを実施することによ
    り、その各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用
    チャネルであるかを判定し、その判定結果から空きチャ
    ネル数又は使用チャネル数が所定数に達していると認識
    した場合に、その旨を示すチャネル情報を前記無線親機
    へ無線送信し、 前記無線親機が、前記無線子機へ前記テスト開始要求信
    号を無線送信する前又は後に、使用する複数の無線チャ
    ネルの周波数について順次キャリアセンスを実施するこ
    とにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルである
    か使用チャネルであるかを判定し、その判定結果から空
    きチャネル数又は使用チャネル数が所定数に達している
    と認識した場合に、その旨を示すチャネル情報を前記デ
    ータ通信装置によって前記中央制御装置へ送信させると
    共に、前記無線子機からチャネル情報を受信した場合に
    も、そのチャネル情報を前記データ通信装置によって前
    記中央制御装置へ送信させることを特徴とする無線チャ
    ネルテスト方法。
  38. 【請求項38】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置における無線チャネルテスト方法におい
    て、 前記無線親機が、該無線親機又は前記データ通信装置に
    設けられたスイッチの操作によってテスト開始要求があ
    った場合に、そのテスト開始要求を示すテスト開始要求
    信号を前記無線子機へ無線送信し、 前記無線子機が、前記無線親機から前記テスト開始要求
    信号を受信した場合に、使用する複数の無線チャネルの
    周波数について順次キャリアセンスを実施することによ
    り、その各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用
    チャネルであるかを判定し、その判定結果から得た空き
    チャネル数又は使用チャネル数を示すチャネル情報を前
    記無線親機へ無線送信し、 前記無線親機が、前記無線子機へ前記テスト開始要求信
    号を無線送信する前又は後に、使用する複数の無線チャ
    ネルの周波数について順次キャリアセンスを実施するこ
    とにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルである
    か使用チャネルであるかを判定し、その判定結果から得
    た空きチャネル数又は使用チャネル数を示すチャネル情
    報および前記無線子機から受信したチャネル情報を自機
    又は前記データ通信装置の表示部又は音声出力部に報知
    させることを特徴とする無線チャネルテスト方法。
  39. 【請求項39】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置における無線チャネルテスト方法におい
    て、 前記無線親機が、前記中央制御装置から前記通信回線お
    よび前記データ通信装置を介してテスト開始要求を示す
    テスト開始要求信号を受信した場合に、そのテスト開始
    要求信号を前記無線子機へ無線送信し、 前記無線子機が、前記無線親機から前記テスト開始要求
    信号を受信した場合に、使用する複数の無線チャネルの
    周波数について順次キャリアセンスを実施することによ
    り、その各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用
    チャネルであるかを判定し、その判定結果から得た空き
    チャネル数又は使用チャネル数を示すチャネル情報を前
    記無線親機へ無線送信し、 前記無線親機が、前記無線子機へ前記テスト開始要求信
    号を無線送信する前又は後に、使用する複数の無線チャ
    ネルの周波数について順次キャリアセンスを実施するこ
    とにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルである
    か使用チャネルであるかを判定し、その判定結果から得
    た空きチャネル数又は使用チャネル数を示すチャネル情
    報および前記無線子機から受信したチャネル情報を前記
    データ通信装置によって前記中央制御装置へ送信させる
    ことを特徴とする無線チャネルテスト方法。
  40. 【請求項40】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置における無線チャネルテスト方法におい
    て、 前記無線親機が、該無線親機又は前記データ通信装置に
    設けられたスイッチの操作によってテスト開始要求があ
    った場合に、そのテスト開始要求を示すテスト開始要求
    信号を前記無線子機へ無線送信し、 前記無線子機が、前記無線親機から前記テスト開始要求
    信号を受信した場合に、使用する複数の無線チャネルの
    周波数について順次キャリアセンスを実施することによ
    り、その各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用
    チャネルであるかを判定し、その判定結果から得た空き
    チャネルを示すチャネル情報を前記無線親機へ無線送信
    し、 前記無線親機が、前記無線子機へ前記テスト開始要求信
    号を無線送信する前又は後に、使用する複数の無線チャ
    ネルの周波数について順次キャリアセンスを実施するこ
    とにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルである
    か使用チャネルであるかを判定し、その判定結果から得
    た空きチャネルと前記無線子機から受信したチャネル情
    報が示す空きチャネルとを比較して無線親機と無線子機
    の両方に共通する空きチャネルを判別し、その空きチャ
    ネルの数が所定数に達していると認識した場合あるいは
    該所定数に達していないと認識した場合に、その旨を示
    すチャネル情報を自機又は前記データ通信装置の表示部
    又は音声出力部に報知させることを特徴とする無線チャ
    ネルテスト方法。
  41. 【請求項41】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置における無線チャネルテスト方法におい
    て、 前記無線親機が、前記中央制御装置から前記通信回線お
    よび前記データ通信装置を介してテスト開始要求を示す
    テスト開始要求信号を受信した場合に、そのテスト開始
    要求信号を前記無線子機へ無線送信し、 前記無線子機が、前記無線親機から前記テスト開始要求
    信号を受信した場合に、使用する複数の無線チャネルの
    周波数について順次キャリアセンスを実施することによ
    り、その各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用
    チャネルであるかを判定し、その判定結果から得た空き
    チャネルを示すチャネル情報を前記無線親機へ無線送信
    し、 前記無線親機が、前記無線子機へ前記テスト開始要求信
    号を無線送信する前又は後に、使用する複数の無線チャ
    ネルの周波数について順次キャリアセンスを実施するこ
    とにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルである
    か使用チャネルであるかを判定し、その判定結果から得
    た空きチャネルと前記無線子機から受信したチャネル情
    報が示す空きチャネルとを比較して無線親機と無線子機
    の両方に共通する空きチャネルを判別し、その空きチャ
    ネルの数が所定数に達していると認識した場合あるいは
    該所定数に達していないと認識した場合に、その旨を示
    すチャネル情報を前記データ通信装置によって前記中央
    制御装置へ送信させることを特徴とする無線チャネルテ
    スト方法。
  42. 【請求項42】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置における無線チャネルテスト方法におい
    て、 前記無線親機が、該無線親機又は前記データ通信装置に
    設けられたスイッチの操作によってテスト開始要求があ
    った場合に、そのテスト開始要求を示すテスト開始要求
    信号を前記無線子機へ無線送信し、 前記無線子機が、前記無線親機から前記テスト開始要求
    信号を受信した場合に、使用する複数の無線チャネルの
    周波数について順次キャリアセンスを実施することによ
    り、その各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用
    チャネルであるかを判定し、その判定結果から得た空き
    チャネルを示すチャネル情報を前記無線親機へ無線送信
    し、 前記無線親機が、前記無線子機からチャネル情報を受信
    した場合に、そのチャネル情報が示す空きチャネルの周
    波数と一致する無線チャネルの周波数についてキャリア
    センスを実施することにより、その無線チャネルが空き
    チャネルであるか使用チャネルであるかを判定し、その
    判定結果から得た空きチャネルの数が所定数に達してい
    ると認識した場合あるいは該所定数に達していないと認
    識した場合に、その旨を示すチャネル情報を自機又は前
    記データ通信装置の表示部又は音声出力部に報知させる
    ことを特徴とする無線チャネルテスト方法。
  43. 【請求項43】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置における無線チャネルテスト方法におい
    て、 前記無線親機が、前記中央制御装置から前記通信回線お
    よび前記データ通信装置を介してテスト開始要求を示す
    テスト開始要求信号を受信した場合に、そのテスト開始
    要求信号を前記無線子機へ無線送信し、 前記無線子機が、前記無線親機から前記テスト開始要求
    信号を受信した場合に、使用する複数の無線チャネルの
    周波数について順次キャリアセンスを実施することによ
    り、その各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用
    チャネルであるかを判定し、その判定結果から得た空き
    チャネルを示すチャネル情報を前記無線親機へ無線送信
    し、 前記無線親機が、前記無線子機からチャネル情報を受信
    した場合に、そのチャネル情報が示す空きチャネルの周
    波数と一致する無線チャネルの周波数についてキャリア
    センスを実施することにより、その無線チャネルが空き
    チャネルであるか使用チャネルであるかを判定し、その
    判定結果から得た空きチャネルの数が所定数に達してい
    ると認識した場合あるいは該所定数に達していないと認
    識した場合に、その旨を示すチャネル情報を前記データ
    通信装置によって前記中央制御装置へ送信させることを
    特徴とする無線チャネルテスト方法。
  44. 【請求項44】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置における無線チャネルテスト方法におい
    て、 前記無線親機が、該無線親機又は前記データ通信装置に
    設けられたスイッチの操作によってテスト開始要求があ
    った場合に、そのテスト開始要求を示すテスト開始要求
    信号を前記無線子機へ無線送信し、 前記無線子機が、前記無線親機から前記テスト開始要求
    信号を受信した場合に、使用する複数の無線チャネルの
    周波数について順次キャリアセンスを実施することによ
    り、その各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用
    チャネルであるかを判定し、その判定結果から得た空き
    チャネルを示すチャネル情報を前記無線親機へ無線送信
    し、 前記無線親機が、前記無線子機へ前記テスト開始要求信
    号を無線送信する前又は後に、使用する複数の無線チャ
    ネルの周波数について順次キャリアセンスを実施するこ
    とにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルである
    か使用チャネルであるかを判定し、その判定結果から得
    た空きチャネルと前記無線子機から受信したチャネル情
    報が示す空きチャネルとを比較して無線親機と無線子機
    の両方に共通する空きチャネルを判別し、その空きチャ
    ネルの数を示すチャネル情報を自機又は前記データ通信
    装置の表示部又は音声出力部に報知させることを特徴と
    する無線チャネルテスト方法。
  45. 【請求項45】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置における無線チャネルテスト方法におい
    て、 前記無線親機が、前記中央制御装置から前記通信回線お
    よび前記データ通信装置を介してテスト開始要求を示す
    テスト開始要求信号を受信した場合に、そのテスト開始
    要求信号を前記無線子機へ無線送信し、 前記無線子機が、前記無線親機から前記テスト開始要求
    信号を受信した場合に、使用する複数の無線チャネルの
    周波数について順次キャリアセンスを実施することによ
    り、その各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用
    チャネルであるかを判定し、その判定結果から得た空き
    チャネルを示すチャネル情報を前記無線親機へ無線送信
    し、 前記無線親機が、前記無線子機へ前記テスト開始要求信
    号を無線送信する前又は後に、使用する複数の無線チャ
    ネルの周波数について順次キャリアセンスを実施するこ
    とにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルである
    か使用チャネルであるかを判定し、その判定結果から得
    た空きチャネルと前記無線子機から受信したチャネル情
    報が示す空きチャネルとを比較して無線親機と無線子機
    の両方に共通する空きチャネルを判別し、その空きチャ
    ネルの数を示すチャネル情報を前記データ通信装置によ
    って前記中央制御装置へ送信させることを特徴とする無
    線チャネルテスト方法。
  46. 【請求項46】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置における無線チャネルテスト方法におい
    て、 前記無線親機が、該無線親機又は前記データ通信装置に
    設けられたスイッチの操作によってテスト開始要求があ
    った場合に、そのテスト開始要求を示すテスト開始要求
    信号を前記無線子機へ無線送信し、 前記無線子機が、前記無線親機から前記テスト開始要求
    信号を受信した場合に、使用する複数の無線チャネルの
    周波数について順次キャリアセンスを実施することによ
    り、その各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用
    チャネルであるかを判定し、その判定結果から得た空き
    チャネルを示すチャネル情報を前記無線親機へ無線送信
    し、 前記無線親機が、前記無線子機からチャネル情報を受信
    した場合に、そのチャネル情報が示す空きチャネルの周
    波数と一致する無線チャネルの周波数についてキャリア
    センスを実施することにより、その無線チャネルが空き
    チャネルであるか使用チャネルであるかを判定し、その
    判定結果から得た空きチャネルの数を示すチャネル情報
    を自機又は前記データ通信装置の表示部又は音声出力部
    に報知させることを特徴とする無線チャネルテスト方
    法。
  47. 【請求項47】 中央制御装置に公衆回線等の通信回線
    を介して接続されるデータ通信装置と複写装置等の画像
    形成装置との間を無線化するために、該データ通信装置
    に有線接続あるいは内蔵される無線親機および前記画像
    形成装置に有線接続あるいは内蔵される無線子機からな
    る無線通信装置における無線チャネルテスト方法におい
    て、 前記無線親機が、前記中央制御装置から前記通信回線お
    よび前記データ通信装置を介してテスト開始要求を示す
    テスト開始要求信号を受信した場合に、そのテスト開始
    要求信号を前記無線子機へ無線送信し、 前記無線子機が、前記無線親機から前記テスト開始要求
    信号を受信した場合に、使用する複数の無線チャネルの
    周波数について順次キャリアセンスを実施することによ
    り、その各無線チャネル毎に空きチャネルであるか使用
    チャネルであるかを判定し、その判定結果から得た空き
    チャネルを示すチャネル情報を前記無線親機へ無線送信
    し、 前記無線親機が、前記無線子機からチャネル情報を受信
    した場合に、そのチャネル情報が示す空きチャネルの周
    波数と一致する無線チャネルの周波数についてキャリア
    センスを実施することにより、その無線チャネルが空き
    チャネルであるか使用チャネルであるかを判定し、その
    判定結果から得た空きチャネルの数を示すチャネル情報
    を前記データ通信装置によって前記中央制御装置へ送信
    させることを特徴とする無線チャネルテスト方法。
  48. 【請求項48】 複写装置等の画像形成装置と、該画像
    形成装置を管理する中央制御装置と、該中央制御装置に
    公衆回線等の通信回線を介して接続され、該中央制御装
    置と前記画像形成装置との通信を制御するデータ通信装
    置と、該データ通信装置と前記画像形成装置との間を無
    線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは
    内蔵される無線親機および前記画像形成装置に有線接続
    あるいは内蔵される無線子機からなる無線通信装置とを
    備えた画像形成装置管理システムにおいて、 前記無線通信装置の無線親機および無線子機にそれぞ
    れ、使用する複数の無線チャネルの周波数について順次
    キャリアセンスを実施することにより、その各無線チャ
    ネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるかを
    判定するチャネル判定手段と、該手段による判定結果か
    ら空きチャネル数又は使用チャネル数が所定数に達して
    いると認識した場合に、その旨を示すチャネル情報を報
    知するチャネル情報報知手段とを設けたことを特徴とす
    る画像形成装置管理システム。
  49. 【請求項49】 複写装置等の画像形成装置と、該画像
    形成装置を管理する中央制御装置と、該中央制御装置に
    公衆回線等の通信回線を介して接続され、該中央制御装
    置と前記画像形成装置との通信を制御するデータ通信装
    置と、該データ通信装置と前記画像形成装置との間を無
    線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは
    内蔵される無線親機および前記画像形成装置に有線接続
    あるいは内蔵される無線子機からなる無線通信装置とを
    備えた画像形成装置管理システムにおいて、 前記無線通信装置の無線親機および無線子機にそれぞ
    れ、使用する複数の無線チャネルの周波数について順次
    キャリアセンスを実施することにより、その各無線チャ
    ネル毎に空きチャネルであるか使用チャネルであるかを
    判定するチャネル判定手段と、該手段による判定結果か
    ら得た空きチャネル数又は使用チャネル数を示すチャネ
    ル情報を報知するチャネル情報報知手段とを設けたこと
    を特徴とする画像形成装置管理システム。
  50. 【請求項50】 請求項48又は49記載の画像形成装
    置管理システムにおいて、 前記無線通信装置の無線親機および無線子機のチャネル
    情報報知手段がそれぞれ、前記チャネル判定手段によっ
    て予め定めた周波数制御チャネルが使用チャネルである
    と判定された場合に、その旨を示すチャネル情報を報知
    する手段を有することを特徴とする画像形成装置管理シ
    ステム。
  51. 【請求項51】 複写装置等の画像形成装置と、該画像
    形成装置を管理する中央制御装置と、該中央制御装置に
    公衆回線等の通信回線を介して接続され、該中央制御装
    置と前記画像形成装置との通信を制御するデータ通信装
    置と、該データ通信装置と前記画像形成装置との間を無
    線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは
    内蔵される無線親機および前記画像形成装置に有線接続
    あるいは内蔵される無線子機からなる無線通信装置とを
    備えた画像形成装置管理システムにおいて、 前記無線通信装置の無線子機に、使用する複数の無線チ
    ャネルの周波数について順次キャリアセンスを実施する
    ことにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルであ
    るか使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手段
    と、該手段による判定結果から空きチャネル数又は使用
    チャネル数が所定数に達していると認識した場合に、そ
    の旨を示すチャネル情報を前記無線親機へ無線送信する
    チャネル情報送信手段とを設け、 前記無線通信装置の無線親機に、使用する複数の無線チ
    ャネルの周波数について順次キャリアセンスを実施する
    ことにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルであ
    るか使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手段
    と、該手段による判定結果から空きチャネル数又は使用
    チャネル数が所定数に達していると認識した場合に、そ
    の旨を示すチャネル情報を報知する第1のチャネル情報
    報知手段と、前記無線子機から前記チャネル情報を受信
    した場合に、そのチャネル情報を報知する第2のチャネ
    ル情報報知手段とを設けたことを特徴とする画像形成装
    置管理システム。
  52. 【請求項52】 複写装置等の画像形成装置と、該画像
    形成装置を管理する中央制御装置と、該中央制御装置に
    公衆回線等の通信回線を介して接続され、該中央制御装
    置と前記画像形成装置との通信を制御するデータ通信装
    置と、該データ通信装置と前記画像形成装置との間を無
    線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは
    内蔵される無線親機および前記画像形成装置に有線接続
    あるいは内蔵される無線子機からなる無線通信装置とを
    備えた画像形成装置管理システムにおいて、 前記無線通信装置の無線子機に、使用する複数の無線チ
    ャネルの周波数について順次キャリアセンスを実施する
    ことにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルであ
    るか使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手段
    と、該手段による判定結果から得られる空きチャネル数
    又は使用チャネル数を示すチャネル情報を前記無線親機
    へ無線送信するチャネル情報送信手段とを設け、 前記無線通信装置の無線親機に、使用する複数の無線チ
    ャネルの周波数について順次キャリアセンスを実施する
    ことにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルであ
    るか使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手段
    と、該手段による判定結果から得られる空きチャネル数
    又は使用チャネル数を示すチャネル情報を報知する第1
    のチャネル情報報知手段と、前記無線子機から前記チャ
    ネル情報を受信した場合に、そのチャネル情報を報知す
    る第2のチャネル情報報知手段とを設けたことを特徴と
    する画像形成装置管理システム。
  53. 【請求項53】 請求項51又は52記載の画像形成装
    置管理システムにおいて、 前記無線通信装置の無線子機のチャネル情報送信手段
    が、該無線子機のチャネル判定手段によって予め定めた
    周波数制御チャネルが使用チャネルであると判定された
    場合に、その旨を示すチャネル情報を前記無線親機へ無
    線送信する手段を有し、 前記無線通信装置の無線親機の第1のチャネル情報報知
    手段が、該無線親機のチャネル判定手段によって予め定
    めた周波数制御チャネルが使用チャネルであると判定さ
    れた場合に、その旨を示すチャネル情報を報知する手段
    を有することを特徴とする画像形成装置管理システム。
  54. 【請求項54】 複写装置等の画像形成装置と、該画像
    形成装置を管理する中央制御装置と、該中央制御装置に
    公衆回線等の通信回線を介して接続され、該中央制御装
    置と前記画像形成装置との通信を制御するデータ通信装
    置と、該データ通信装置と前記画像形成装置との間を無
    線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは
    内蔵される無線親機および前記画像形成装置に有線接続
    あるいは内蔵される無線子機からなる無線通信装置とを
    備えた画像形成装置管理システムにおいて、 前記無線通信装置の無線子機に、使用する複数の無線チ
    ャネルの周波数について順次キャリアセンスを実施する
    ことにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルであ
    るか使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手段
    と、該手段による判定結果から得た空きチャネルを示す
    チャネル情報を前記無線親機へ無線送信するチャネル情
    報送信手段とを設け、 前記無線通信装置の無線親機に、使用する複数の無線チ
    ャネルの周波数について順次キャリアセンスを実施する
    ことにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルであ
    るか使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手段
    と、該手段による判定結果から得た空きチャネルと前記
    無線子機から受信したチャネル情報が示す空きチャネル
    とを比較して無線親機と無線子機の両方に共通する空き
    チャネルを判別する空きチャネル判別手段と、該手段に
    よって判別された空きチャネルを優先チャネルとして設
    定する優先チャネル設定手段とを設けたことを特徴とす
    る画像形成装置管理システム。
  55. 【請求項55】 複写装置等の画像形成装置と、該画像
    形成装置を管理する中央制御装置と、該中央制御装置に
    公衆回線等の通信回線を介して接続され、該中央制御装
    置と前記画像形成装置との通信を制御するデータ通信装
    置と、該データ通信装置と前記画像形成装置との間を無
    線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは
    内蔵される無線親機および前記画像形成装置に有線接続
    あるいは内蔵される無線子機からなる無線通信装置とを
    備えた画像形成装置管理システムにおいて、 前記無線通信装置の無線子機に、使用する複数の無線チ
    ャネルの周波数について順次キャリアセンスを実施する
    ことにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルであ
    るか使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手段
    と、該手段による判定結果から得た空きチャネルを示す
    チャネル情報を前記無線親機へ無線送信するチャネル情
    報送信手段とを設け、 前記無線通信装置の無線親機に、前記無線子機からチャ
    ネル情報を受信した場合に、そのチャネル情報が示す空
    きチャネルの周波数と一致する無線チャネルの周波数に
    ついてキャリアセンスを実施することにより、その無線
    チャネルが空きチャネルであるか使用チャネルであるか
    を判定するチャネル判定手段と、該手段による判定結果
    から得た空きチャネルを優先チャネルとして設定する優
    先チャネル設定手段とを設けたことを特徴とする画像形
    成装置管理システム。
  56. 【請求項56】 複写装置等の画像形成装置と、該画像
    形成装置を管理する中央制御装置と、該中央制御装置に
    公衆回線等の通信回線を介して接続され、該中央制御装
    置と前記画像形成装置との通信を制御するデータ通信装
    置と、該データ通信装置と前記画像形成装置との間を無
    線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは
    内蔵される無線親機および前記画像形成装置に有線接続
    あるいは内蔵される無線子機からなる無線通信装置とを
    備えた画像形成装置管理システムにおいて、 前記無線通信装置の無線子機に、使用する複数の無線チ
    ャネルの周波数について順次キャリアセンスを実施する
    ことにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルであ
    るか使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手段
    と、該手段による判定結果から得た空きチャネルを示す
    チャネル情報を前記無線親機へ無線送信するチャネル情
    報送信手段とを設け、 前記無線通信装置の無線親機に、使用する複数の無線チ
    ャネルの周波数について順次キャリアセンスを実施する
    ことにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルであ
    るか使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手段
    と、該手段による判定結果から得た空きチャネルと前記
    無線子機から受信したチャネル情報が示す空きチャネル
    とを比較して無線親機と無線子機の両方に共通する空き
    チャネルを判別する空きチャネル判別手段と、該手段に
    よって判別された空きチャネルの数が所定数に達してい
    ると認識した場合あるいは該所定数に達していないと認
    識した場合に、その旨を示すチャネル情報を報知するチ
    ャネル情報報知手段とを設けたことを特徴とする画像形
    成装置管理システム。
  57. 【請求項57】 複写装置等の画像形成装置と、該画像
    形成装置を管理する中央制御装置と、該中央制御装置に
    公衆回線等の通信回線を介して接続され、該中央制御装
    置と前記画像形成装置との通信を制御するデータ通信装
    置と、該データ通信装置と前記画像形成装置との間を無
    線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは
    内蔵される無線親機および前記画像形成装置に有線接続
    あるいは内蔵される無線子機からなる無線通信装置とを
    備えた画像形成装置管理システムにおいて、 前記無線通信装置の無線子機に、使用する複数の無線チ
    ャネルの周波数について順次キャリアセンスを実施する
    ことにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルであ
    るか使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手段
    と、該手段による判定結果から得られた空きチャネルを
    示すチャネル情報を前記無線親機へ無線送信するチャネ
    ル情報送信手段とを設け、 前記無線通信装置の無線親機に、前記無線子機からチャ
    ネル情報を受信した場合に、そのチャネル情報が示す空
    きチャネルの周波数と一致する無線チャネルの周波数に
    ついてキャリアセンスを実施することにより、その無線
    チャネルが空きチャネルであるか使用チャネルであるか
    を判定するチャネル判定手段と、該手段による判定結果
    から得た空きチャネルの数が所定数に達していると認識
    した場合あるいは該所定数に達していないと認識した場
    合に、その旨を示すチャネル情報を報知するチャネル情
    報報知手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置管
    理システム。
  58. 【請求項58】 複写装置等の画像形成装置と、該画像
    形成装置を管理する中央制御装置と、該中央制御装置に
    公衆回線等の通信回線を介して接続され、該中央制御装
    置と前記画像形成装置との通信を制御するデータ通信装
    置と、該データ通信装置と前記画像形成装置との間を無
    線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは
    内蔵される無線親機および前記画像形成装置に有線接続
    あるいは内蔵される無線子機からなる無線通信装置とを
    備えた画像形成装置管理システムにおいて、 前記無線通信装置の無線子機に、使用する複数の無線チ
    ャネルの周波数について順次キャリアセンスを実施する
    ことにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルであ
    るか使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手段
    と、該手段による判定結果から得た空きチャネルを示す
    チャネル情報を前記無線親機へ無線送信するチャネル情
    報送信手段とを設け、 前記無線通信装置の無線親機に、使用する複数の無線チ
    ャネルの周波数について順次キャリアセンスを実施する
    ことにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルであ
    るか使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手段
    と、該手段による判定結果から得た空きチャネルと前記
    無線子機から受信したチャネル情報が示す空きチャネル
    とを比較して無線親機と無線子機の両方に共通する空き
    チャネルを判別する空きチャネル判別手段と、該手段に
    よって判別された空きチャネルの数を示すチャネル情報
    を報知するチャネル情報報知手段とを設けたことを特徴
    とする画像形成装置管理システム。
  59. 【請求項59】 複写装置等の画像形成装置と、該画像
    形成装置を管理する中央制御装置と、該中央制御装置に
    公衆回線等の通信回線を介して接続され、該中央制御装
    置と前記画像形成装置との通信を制御するデータ通信装
    置と、該データ通信装置と前記画像形成装置との間を無
    線化するために、該データ通信装置に有線接続あるいは
    内蔵される無線親機および前記画像形成装置に有線接続
    あるいは内蔵される無線子機からなる無線通信装置とを
    備えた画像形成装置管理システムにおいて、 前記無線通信装置の無線子機に、使用する複数の無線チ
    ャネルの周波数について順次キャリアセンスを実施する
    ことにより、その各無線チャネル毎に空きチャネルであ
    るか使用チャネルであるかを判定するチャネル判定手段
    と、該手段による判定結果から得た空きチャネルを示す
    チャネル情報を前記無線親機へ無線送信するチャネル情
    報送信手段とを設け、 前記無線通信装置の無線親機に、前記無線子機からチャ
    ネル情報を受信した場合に、そのチャネル情報が示す空
    きチャネルの周波数と一致する無線チャネルの周波数に
    ついてキャリアセンスを実施することにより、その無線
    チャネルが空きチャネルであるか使用チャネルであるか
    を判定するチャネル判定手段と、該手段による判定結果
    から得た空きチャネルの数を示すチャネル情報を報知す
    るチャネル情報報知手段とを設けたことを特徴とする画
    像形成装置管理システム。
  60. 【請求項60】 請求項54記載の画像形成装置管理シ
    ステムにおいて、 前記無線通信装置の無線子機として、それぞれ異なる画
    像形成装置に有線接続あるいは内蔵された複数の無線子
    機を有し、 前記無線通信装置の無線親機の空きチャネル判別手段
    が、前記各無線子機から順次チャネル情報を受信する毎
    に、該無線親機のチャネル判定手段による判定結果から
    得た空きチャネルと前記受信したチャネル情報が示す空
    きチャネルとを比較して無線親機と無線子機の両方に共
    通する空きチャネルを判別する手段であり、 前記無線通信装置の無線親機の優先チャネル設定手段
    が、該無線親機の空きチャネル判別手段によって判別さ
    れた空きチャネルを無線子機別に優先チャネルとして設
    定する手段であることを特徴とする画像形成装置管理シ
    ステム。
  61. 【請求項61】 請求項55記載の画像形成装置管理シ
    ステムにおいて、 前記無線通信装置の無線子機として、それぞれ異なる画
    像形成装置に有線接続あるいは内蔵された複数の無線子
    機を有し、 前記無線通信装置の無線親機のチャネル判定手段が、前
    記各無線子機から順次チャネル情報を受信する毎に、そ
    の受信したチャネル情報が示す空きチャネルの周波数と
    一致する無線チャネルの周波数についてキャリアセンス
    を実施することにより、その無線チャネルが空きチャネ
    ルであるか使用チャネルであるかを判定する手段であ
    り、 前記無線通信装置の無線親機の優先チャネル設定手段
    が、該無線親機のチャネル判定手段による判定結果から
    得た空きチャネルを無線子機別に優先チャネルとして設
    定する手段であることを特徴とする画像形成装置管理シ
    ステム。
  62. 【請求項62】 請求項56記載の画像形成装置管理シ
    ステムにおいて、 前記無線通信装置の無線子機として、それぞれ異なる画
    像形成装置に有線接続あるいは内蔵された複数の無線子
    機を有し、 前記無線通信装置の無線親機の空きチャネル判別手段
    が、前記各無線子機から順次チャネル情報を受信する毎
    に、無線親機のチャネル判定手段による判定結果から得
    た空きチャネルと前記受信したチャネル情報が示す空き
    チャネルとを比較して無線親機と無線子機の両方に共通
    する空きチャネルを判別する手段であり、 前記無線通信装置の無線親機のチャネル情報報知手段
    が、該無線親機の空きチャネル判別手段によって判別さ
    れた空きチャネルの数が所定数に達していると認識した
    場合あるいは該所定数に達していないと認識した場合
    に、その旨を示すチャネル情報を無線子機別に報知する
    手段であることを特徴とする画像形成装置管理システ
    ム。
  63. 【請求項63】 請求項57記載の画像形成装置管理シ
    ステムにおいて、 前記無線通信装置の無線子機として、それぞれ異なる画
    像形成装置に有線接続あるいは内蔵された複数の無線子
    機を有し、 前記無線通信装置の無線親機のチャネル判定手段が、前
    記各無線子機から順次チャネル情報を受信する毎に、そ
    の受信したチャネル情報が示す空きチャネルの周波数と
    一致する無線チャネルの周波数についてキャリアセンス
    を実施することにより、その無線チャネルが空きチャネ
    ルであるか使用チャネルであるかを判定する手段であ
    り、 前記無線通信装置の無線親機の空きチャネル情報報知手
    段が、該無線親機のチャネル判定手段による判定結果か
    ら得た空きチャネルの数が所定数に達していると認識し
    た場合あるいは該所定数に達していないと認識した場合
    に、その旨を示すチャネル情報を無線子機別に報知する
    手段であることを特徴とする画像形成装置管理システ
    ム。
  64. 【請求項64】 請求項58記載の画像形成装置管理シ
    ステムにおいて、 前記無線通信装置の無線子機として、それぞれ異なる画
    像形成装置に有線接続あるいは内蔵された複数の無線子
    機を有し、 前記無線通信装置の無線親機の空きチャネル判別手段
    が、前記各無線子機から順次チャネル情報を受信する毎
    に、該無線親機のチャネル判定手段による判定結果から
    得た空きチャネルと前記受信したチャネル情報が示す空
    きチャネルとを比較して無線親機と無線子機の両方に共
    通する空きチャネルを判別する手段であり、 前記無線通信装置の無線親機のチャネル情報報知手段
    が、該無線親機の空きチャネル判別手段によって判別さ
    れた空きチャネルの数を示すチャネル情報を無線子機別
    に報知する手段であることを特徴とする画像形成装置管
    理システム。
  65. 【請求項65】 請求項59記載の画像形成装置管理シ
    ステムにおいて、 前記無線通信装置の無線子機として、それぞれ異なる画
    像形成装置に有線接続あるいは内蔵された複数の無線子
    機を有し、 前記無線通信装置の無線親機のチャネル判定手段が、前
    記各無線子機から順次チャネル情報を受信する毎に、そ
    の受信したチャネル情報が示す空きチャネルの周波数と
    一致する無線チャネルの周波数についてキャリアセンス
    を実施することにより、その無線チャネルが空きチャネ
    ルであるか使用チャネルであるかを判定する手段であ
    り、 前記無線通信装置の無線親機のチャネル情報報知手段
    が、該無線親機のチャネル判定手段による判定結果から
    得た空きチャネルの数を示すチャネル情報を無線子機別
    に報知する手段であることを特徴とする画像形成装置管
    理システム。
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JP5833793B2 (ja) * 2013-02-27 2015-12-16 株式会社日立国際電気 無線通信システムおよび無線通信方法

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