JP3934886B2 - 自動通報装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス、水道、電気などの検針データや異常検出情報等の情報を管理センターに自動的に通報する自動通報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の自動通報装置は、たとえば図6に示すように、自動通報装置1に信号線3で接続されたガスメータ2における検針値やガス漏れ異常検出情報等のデータを、電話回線等の通信回線5を介してガス事業者の管理センター4に自動的に通報するためのものであり、管理センター4側では、この自動通報に基づき、ガス使用料金の算出やガス漏れ事故等の防止措置を行うことができる。
【0003】
このような自動通報装置1は、駆動電源としての電池(図示しない)の消費量をできるだけ減らして電池寿命を延ばすために、消費電流が大きい通報動作等を行うアクティブモードと、通報動作等を行っていない場合に最低限必要な部分のみを機能させておくための消費電流の少ないスリープモードとを有する。
【0004】
自動通報装置1は、たとえばガスメータ2におけるガス漏れ異常発生時、ガスメータ2から信号線3を介して起動要求信号を受信すると、ガスメータ2との通信を開始し、ガスメータ2からのガス漏れ異常検出情報を受け取り、通信回線5を介して管理センター4に通報する。
【0005】
ガスメータ2からの起動要求信号は、通常、所定幅(たとえば、800ms〜1200ms)のパルス信号で定義されている。自動通報装置1は、通報動作時以外は通常、消費電流の少ないスリープモードになっているが、上述の起動要求パルス信号を受信すると、その立ち上がりエッジを検出することによりその動作モードがスリープモードからアクティブモードに移行する。次いで、自動通報装置1は、起動要求パルス信号のパルス幅を観測して所定のパルス幅(たとえば、800ms〜1200ms)になっていれば起動要求信号であることを確認し、ガスメータ2との通信を開始する。
【0006】
このような自動通報装置1の電池消費量の妥当性を検証する値として、アクティブモード時の通報回数、電話着信回数、通報失敗回数等があり、これらの回数をカウントして電池消費量を推測することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実際のフィールドでは、自動通報装置1は、自動通報時でなくても外来ノイズによりアクティブモードで動作してしまい、大きな電流を消費することがある。このようなケースにおいては、上記の各回数のみでは説明のつかないこととなる。
【0008】
すなわち、外来ノイズの影響を受けやすいフィールドでは、ガスメータ2の起動要求信号の所定パルス幅、たとえば、800msに満たないパルス幅を有するノイズ信号が自動通報装置1に度々入り、その度に、自動通報装置1はアクティブモードになってしまう。しかし、ノイズ信号のパルス幅が800msに満たないので、自動通報装置1は、このノイズ信号を起動要求信号と認識することはなく、したがって、ガスメータ2との通信は行われない。
【0009】
このように、自動通報装置1は、通報動作時以外にも、ノイズ信号によってその動作モードがスリープモードからアクティブモードに移行してしまうことがあるため、電池消費量の推測を行うことが困難であるという問題がある。
【0010】
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、ノイズ信号の影響を考慮した電池消費量の推測が可能な自動通報装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、図1の機能ブロック図に示すように、電池306を駆動電源とし、メータ23から第1の通信回線22を介して起動要求信号を受信することにより上記メータ23との通信を行い、上記メータ23からデータを受信して、上記データを第2の通信回線25を介して管理センター4へ通報する自動通報装置20であって、上記第1の通信回線22から受信されるパルス信号が起動要求信号か否かを判定する判定手段301a−1と、 上記判定手段301a−1により上記起動要求信号でないと判定された上記パルス信号の数をカウントする計数手段301a−2と、上記計数手段301a−2より出力されるカウント値を格納する記憶手段301cと、を備えていることを特徴とする自動通報装置に存する。
【0012】
請求項1記載の発明によれば、電池306を駆動電源とし、メータ23から第1の通信回線22を介して起動要求信号を受信することによりメータ23との通信を行い、メータ23からデータを受信して、データを第2の通信回線25を介して管理センター4へ通報する自動通報装置20であって、第1の通信回線22から受信されるパルス信号が起動要求信号か否かを判定する判定手段301a−1と、上記判定手段301a−1により起動要求信号でないと判定されたパルス信号の数をカウントする計数手段301a−2と、計数手段301a−2より出力されるカウント値を格納する記憶手段301cと、を備えている。
【0013】
それにより、ノイズ信号の影響を考慮した電池消費量の推測が可能となる。したがって、ノイズ耐性を向上させるように自動通報装置の内部回路を改善することができる。
【0014】
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の発明は、前記判定手段301a−1は、前記パルス信号のパルス幅に基づき、前記パルス信号が起動要求信号か否かを判定することを特徴とする請求項1記載の自動通報装置に存する。
【0015】
請求項2記載の発明によれば、判定手段301a−1は、パルス信号のパルス幅に基づき、パルス信号が起動要求信号か否かを判定する。それにより、メータからの起動要求信号とノイズ信号をパルス幅で判別して、ノイズ信号の影響を考慮した電池消費量の推測が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図2乃至図5を参照して説明する。
【0017】
図2は、本発明の自動通報装置を用いた自動通報システムの構成図、図3は、本発明の自動通報装置の回路構成図を示す。図2に示す自動通報システムにおいて、自動通報装置20は、電話機21に接続されると共に、第1の通信回線としての信号線22を介して複数のマイコン付きガスメータ(以下、単にガスメータという)23a〜23nに接続され、さらに、交換機24および第2の通信回線としての電話回線25を介して管理センター4に接続されている。
【0018】
図3において、自動通報装置20は、端子L[1]及びL[2]には電話回線25が接続され、端子T[1]及びT[2]には加入者電話機21が接続され、端子TA[1]〜TA[n]には、ガスメータ23a〜23nが接続されている。
【0019】
また、自動通報装置20は、マイクロコンピュータ(MPU)301を備えている。MPU301は、予め定めた制御プログラムに基づいて動作する中央処理ユニット(CPU)301aと、制御プログラムを格納した読み出し専用のリードオンリーメモリ(ROM)301bと、各種のデータを格納したランダムアクセスメモリ(RAM)301cと、各種の設定データが格納されバックアップ電源なしに記憶内容を保持できる電気的に書き替え可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)301dと、年月日時分(実時間)データを発生してCPU301aに供給する時計・カレンダ301eとを内蔵している。なお、時計・カレンダ301eのカウンタの内容は、CPU301aから供給されるデータにより書き替えられ、時計・カレンダ301eが発生する年月日時分データの修正が行われ得るようになっている。
【0020】
モデム(FSK通信方式の変復調回路)302は、MPU301の入出力パラレルポートにデータバスを介して接続され、MPU301で処理可能な0〜9およびA〜Fの数字文字を表す4ビットパラレルデータと、電話回線25を通じて伝送される信号との間の変換を行う。伝送される信号としては、例えば2つの周波数の信号の組合せでマーク、スペースを表すFSK信号が使用される。また、MPU301の複数個の入出力シリアルポートには、端子TA[1]〜TA[n]を介して複数のガスメータ23a,23b…,23nが接続されている。
【0021】
MPU301の入力ポートには、電池電圧低下検出回路303の出力が直接接続されると共に、16Hz検出回路304及びTEL検出回路305の出力が、それぞれ、フォトカプラPC[1]及びPC[2]を介して接続されている。
【0022】
電池電圧低下検出回路303は、駆動電源としてのリチウム電池等からなる電池306の電圧が一定値以下に低下したことを検出して検出信号を出力し、MPU301は入力ポートを介してこの検出信号を読み込む。DC−DCコンバータ306aは、電池306の電圧を昇圧して、MPU301自身や他の部分の動作電源として各部に供給するが、常時供給する必要のない部分には、MPU301の出力ポートからの制御信号によってオン・オフされるスイッチングトランジスタQ[1]を介して供給されるようになっている。なお、DC−DCコンバータ306aも、MPU301の出力ポートからの制御信号によってその動作がオン・オフ制御されるようになっている。
【0023】
16Hz検出回路304の入力は、MPU301からの制御信号により切り換えられ互いに連動する切替スイッチSW[1]及びSW[2]を介して電話回線25が接続される端子L[1]及びL[2]に接続されるとともに、加入者電話機22が接続される端子T[2]に接続されている。
【0024】
そして、16Hz検出回路304は、電話回線25を通じて外部から入力される着信呼び出し中であることを示す16Hzの呼出し信号(例えば、ノーリンギング着呼の信号、電話着発信の信号)を検出し、検出信号をフォトカプラPC[1]を介して、MPU301に出力する。また、TEL検出回路305の一方の入力は、切替スイッチSW[1]を介して端子L[1]に接続されるとともに、他方の入力は、加入者電話機21が接続される他方の端子T[1]に接続されている。そして、TEL検出回路305は、加入者電話機21が使用中であることを検出し、その検出信号をフォトカプラPC[2]を介してMPU301に出力する。
【0025】
切替スイッチSW[1]及びSW[2]は、ガスメータ23a〜23nの発呼事象(たとえば、ガス漏れ異常)の発生により自動通報装置20が管理センター4に通報しなければならないとき、または、管理センター4からデータを受信するとき、MPU301から出力される制御信号により図示の状態とは反対側に切り替えられる。
【0026】
また、MPU301の他の入力ポートには、自動通報システム20自身の通信機能を検査するテストを開始させる際などに操作されるテストスイッチ307aと、MPU301の動作をリセットして初期状態から開始させる際に操作されるリセットスイッチ307bと、管理センター4から送られてくる設定データを受信してRAM301cの所定のエリアに格納させたり、ガスメータ23a〜23nに格納させたりするために操作されるデータ設定スイッチ307cが、それぞれ、接続されている。
【0027】
そして、MPU301の出力ポートには、フォトカプラPC[3]を介してスイッチングトランジスタQ[2]のベースが接続されている。スイッチングトランジスタQ[2]が、MPU301の制御の下でフォトカプラPC[3]を介してオン状態にされることにより、電話回線25を全波整流器309、トランジスタQ[2]を介して結合トランスTの一次巻線L1に接続する。結合トランスTの一次巻線L1は、電話回線25に対して擬似負荷として働き、この二次巻線L2には、モデム302が接続されている。
【0028】
切替スイッチ311は、図示のような状態において、電話回線25に加入者電話機21、16Hz検出回路304及びTEL検出回路305或いは全波整流器309を接続し、図示の状態と反対の状態において、電話回線25に加入者電話機21のみを接続する。よって、切替スイッチ311が図示の状態にあるとき、切替スイッチSW[1]及びSW[2]が図示の状態から反対側に切り替えられると、加入者電話機21、16Hz検出回路304及びTEL検出回路305が電話回線25から切り離され、その代わりに全波整流器309のみが接続され、モデム302を介して管理センター4とのデータの授受が可能になる。
【0029】
上記MPU301が予め定めたプログラムに従って行う機能には、ガス検針機能、電池電圧低下検出機能、時計及びカレンダ機能、伝送制御機能などの他に設定データ設定機能、異常検査機能、誤接続検査機能、電流容量低下の検出とその情報の生成および保持機能、自動通報の検出とその情報の生成および保持機能、停電状態の累積時間の検出とその情報の生成および保持機能、ノーリンギング着呼回数の検出とその情報の生成および保持機能、発呼回数の検出とその情報の生成および保持機能、電話着発信回数の検出とその情報の生成および保持機能、電池306の電池消費量の推測機能などがある。
【0030】
なお、各ガスメータ23a〜23nには、発呼したときに、自己のガスメータに設定された器番を検針情報や異常検出情報等とともに電文に付加して自動通報装置20に送る。ガスメータ23a〜23nには、それぞれ、器番「01」,「02」…,[0n」が設定されている。
【0031】
また、CPU301aは、信号線22から受信されるパルス信号が、起動要求信号か否かをそのパルス幅に基づき判定する判定手段301a−1と、判定手段301a−1により起動要求信号でないと判定されたパルス信号の数をカウントする計数手段301a−2として働く。CPU301aでカウントされたカウント値は、記憶手段として働くRAM301cに格納される。
【0032】
図4は、管理センター4、自動通報装置20及びガスメータ23a〜23n間の通信シーケンスを示す図である。図4において、まず、たとえば器番「02」のガスメータ23bがガス漏れを検出すると、ガスメータ23bは、自動通報装置20に起動要求信号を送信する。自動通報装置20は、待機中は消費電流の少ないスリープモードになっているが、上述の起動要求パルス信号を受信すると、その動作モードがスリープモードからアクティブモードに移行する。次いで、自動通報装置1は、起動要求パルス信号のパルス幅を観測して所定のパルス幅(たとえば、800ms〜1200ms)になっていれば起動要求信号であることを確認し、ガスメータ2との通信を開始し、データ要求信号をガスメータ23bに送信する。データ要求信号の受信に応じて、ガスメータ23bは、ガス漏れ検出情報及び器番「02」を含むデータを所定の電文形式で自動通報装置20に送信する。
【0033】
次に、自動通報装置20が、管理センター4を呼び出すと、管理センター4は、自動通報装置20と交換機24及び電話回線25を介して接続される。次いで、自動通報装置20は、ガスメータ23bからデータを受信すると、ガスメータ23bの器番「02」を書き込むと共に、予め登録されているID(識別番号)を付加して管理センター4へ転送する。
【0034】
一方、管理センター4は、受信したデータのIDに対応する顧客マスターの自動通報装置を検索し、受信した器番によりサブ顧客マスターファイルを検索し、検索した器番に対応する顧客名、ガスメータ利用者、住所、電話番号等を画面に表示させ、ガス漏れ異常発生に対する適正な処置を講じることができる。
【0035】
また、自動通報装置20は、ガスメータの検針値情報の定期通報時には、たとえば、ガスメータが接続されている端子番号の若い順にガスメータを呼び出して、検針値データを管理センター4へ送信することができる。
【0036】
次に、図5は、MPU301およびCPU301aで行われる、電池消耗量の推測に用いられるためのデータ処理の動作を説明するフローチャートを示す。まず、自動通報装置20は、待機中スリープモードになっており(ステップS1)、信号線22から所定レベル以上のパルス信号を受信すると(ステップS2)、そのパルス信号の立ち上がりエッジを検出することによりスリープモードからアクティブモードに移行する(ステップS3)。
【0037】
次いで、受信した所定レベル以上のパルス信号のパルス幅を観測し、受信したパルス信号が起動要求信号か否かを判定する(ステップS4)。その答がイエスならば、すなわち、受信したパルス信号が起動要求信号の所定のパルス幅(たとえば、800ms)を有していれば、パルス信号を起動要求信号として確認し、次いで、ガスメータとの通信を開始する(ステップS5)。
【0038】
次いで、ガスメータからの応答データ(検針値または異常検出情報)を受信し、受信したデータをRAM301cに格納する(ステップS6)とと共に管理センター4を呼び出して通報する(ステップS7)。
【0039】
次いで、管理センター4からの応答の有無に基づいて通報が成功したか否かを判定する(ステップS8)。その答がイエスならば、通報回数をカウントし(ステップS9)、次いでカウントした通報回数のカウント値をRAM301cに格納し(ステップS10)、次いで処理を終了する。
【0040】
一方、ステップS8の答がノーならば、通報失敗回数をカウントし(ステップS11)、次いでカウントした通報失敗回数のカウント値をRAM301cに格納し(ステップS12)、次いで処理を終了する。
【0041】
ステップS4に戻ってその答がノーならば、すなわち、受信した所定レベル以上のパルス信号のパルス幅が、起動要求信号の所定のパルス幅(たとえば800ms)に満たないため、そのパルス信号が起動要求信号ではないと判定した場合は、ガスメータ2との通信は行わず、起動要求信号でないと判定したパルス信号の数をカウントし(ステップS13)、次いでカウントした起動要求信号でないパルス信号の数のカウント値をRAM301cに格納し(ステップS14)、次いで処理を終了する。
【0042】
このように、RAM301cには、通報動作時およびノイズ受信時に自動通報装置20がスリープモードからアクティブモードになった場合、通報に成功した通報回数、通報に失敗した通報失敗回数、および起動要求信号でないパルス信号の数の各カウント値が格納されるので、これらのカウント値に基づき、電池306の消費量を、通報動作による消費プラス外来ノイズによる消費で推測することができ、従来の通報回数等のみでは説明のつかなかった電池消費量がより明確になる。
【0043】
以上の通り、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用が可能である。
【0044】
たとえば、上述の実施の形態では、本発明の自動通報装置をガスメータに適用した場合について説明したが、水道、電気などの他のメータに滴用可能である。
【0045】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ノイズ信号の影響を考慮した電池消費量の推測が可能となる。したがって、ノイズ耐性を向上させるように自動通報装置の内部回路を改善することができる。
【0046】
請求項2記載の発明によれば、メータからの起動要求信号とノイズ信号をパルス幅で判別して、ノイズ信号の影響を考慮した電池消費量の推測が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動通報装置の実施の形態を示す基本構成図である。
【図2】本発明の自動通報装置を用いた自動通報システムの構成図を示す。
【図3】本発明の自動通報装置の回路構成図を示す。
【図4】本発明の自動通報装置、管理センター及びガスメータ間の通信シーケンスを示す図である。
【図5】本発明の自動通報装置で行われる、電池消耗量の推測に用いられるためのデータ処理の動作を説明するフローチャートを示す。
【図6】従来の自動通報装置を用いた自動通報システムの構成図を示す。
【符号の説明】
4 管理センター
20 自動通報装置
22 信号線(第1の通信回線)
23 メータ
25 電話回線(第2の通信回線)
301 MPU
301a CPU
301a−1 判定手段
301a−2 計数手段
301c RAM(記憶手段)
306 電池

Claims (2)

  1. 電池を駆動電源とし、メータから第1の通信回線を介して起動要求信号を受信することにより上記メータとの通信を行い、上記メータからデータを受信して、上記データを第2の通信回線を介して管理センターへ通報する自動通報装置であって、
    上記第1の通信回線から受信されるパルス信号が起動要求信号か否かを判定する判定手段と、
    上記判定手段により上記起動要求信号でないと判定された上記パルス信号の数をカウントする計数手段と、
    上記計数手段より出力されるカウント値を格納する記憶手段と、
    を備えていることを特徴とする自動通報装置。
  2. 前記判定手段は、前記パルス信号のパルス幅に基づき、前記パルス信号が起動要求信号か否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の自動通報装置。
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