JP2002352366A - 自動通報装置 - Google Patents

自動通報装置

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JP2002352366A JP2001157104A JP2001157104A JP2002352366A JP 2002352366 A JP2002352366 A JP 2002352366A JP 2001157104 A JP2001157104 A JP 2001157104A JP 2001157104 A JP2001157104 A JP 2001157104A JP 2002352366 A JP2002352366 A JP 2002352366A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズ信号の影響を考慮した電池消費量の推
測が可能な自動通報装置を提供すること。 【解決手段】 電池306を駆動電源とし、メータ23
a〜23nから第1の通信回線22を介して起動要求信
号を受信することによりメータ23a〜23nとの通信
を行い、メータ23a〜23nからデータを受信して、
データを第2の通信回線25を介して管理センター4へ
通報する自動通報装置20であって、第1の通信回線2
2から受信されるパルス信号が起動要求信号か否かを判
定する判定手段301a−1と、判定手段301a−1
により起動要求信号でないと判定されたパルス信号の数
をカウントする計数手段301a−2と、計数手段30
1a−2より出力されるカウント値を格納する記憶手段
301cと、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス、水道、電気
などの検針データや異常検出情報等の情報を管理センタ
ーに自動的に通報する自動通報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動通報装置は、たとえ
ば図6に示すように、自動通報装置1に信号線3で接続
されたガスメータ2における検針値やガス漏れ異常検出
情報等のデータを、電話回線等の通信回線5を介してガ
ス事業者の管理センター4に自動的に通報するためのも
のであり、管理センター4側では、この自動通報に基づ
き、ガス使用料金の算出やガス漏れ事故等の防止措置を
行うことができる。
【0003】このような自動通報装置1は、駆動電源と
しての電池(図示しない)の消費量をできるだけ減らし
て電池寿命を延ばすために、消費電流が大きい通報動作
等を行うアクティブモードと、通報動作等を行っていな
い場合に最低限必要な部分のみを機能させておくための
消費電流の少ないスリープモードとを有する。
【0004】自動通報装置1は、たとえばガスメータ2
におけるガス漏れ異常発生時、ガスメータ2から信号線
3を介して起動要求信号を受信すると、ガスメータ2と
の通信を開始し、ガスメータ2からのガス漏れ異常検出
情報を受け取り、通信回線5を介して管理センター4に
通報する。
【0005】ガスメータ2からの起動要求信号は、通
常、所定幅(たとえば、800ms〜1200ms)の
パルス信号で定義されている。自動通報装置1は、通報
動作時以外は通常、消費電流の少ないスリープモードに
なっているが、上述の起動要求パルス信号を受信する
と、その立ち上がりエッジを検出することによりその動
作モードがスリープモードからアクティブモードに移行
する。次いで、自動通報装置1は、起動要求パルス信号
のパルス幅を観測して所定のパルス幅(たとえば、80
0ms〜1200ms)になっていれば起動要求信号で
あることを確認し、ガスメータ2との通信を開始する。
【0006】このような自動通報装置1の電池消費量の
妥当性を検証する値として、アクティブモード時の通報
回数、電話着信回数、通報失敗回数等があり、これらの
回数をカウントして電池消費量を推測することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
フィールドでは、自動通報装置1は、自動通報時でなく
ても外来ノイズによりアクティブモードで動作してしま
い、大きな電流を消費することがある。このようなケー
スにおいては、上記の各回数のみでは説明のつかないこ
ととなる。
【0008】すなわち、外来ノイズの影響を受けやすい
フィールドでは、ガスメータ2の起動要求信号の所定パ
ルス幅、たとえば、800msに満たないパルス幅を有
するノイズ信号が自動通報装置1に度々入り、その度
に、自動通報装置1はアクティブモードになってしま
う。しかし、ノイズ信号のパルス幅が800msに満た
ないので、自動通報装置1は、このノイズ信号を起動要
求信号と認識することはなく、したがって、ガスメータ
2との通信は行われない。
【0009】このように、自動通報装置1は、通報動作
時以外にも、ノイズ信号によってその動作モードがスリ
ープモードからアクティブモードに移行してしまうこと
があるため、電池消費量の推測を行うことが困難である
という問題がある。
【0010】そこで、本発明は、上記のような問題点に
着目し、ノイズ信号の影響を考慮した電池消費量の推測
が可能な自動通報装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の発明は、図1の機能ブロック
図に示すように、電池306を駆動電源とし、メータ2
3から第1の通信回線22を介して起動要求信号を受信
することにより上記メータ23との通信を行い、上記メ
ータ23からデータを受信して、上記データを第2の通
信回線25を介して管理センター4へ通報する自動通報
装置20であって、上記第1の通信回線22から受信さ
れるパルス信号が起動要求信号か否かを判定する判定手
段301a−1と、 上記判定手段301a−1により
上記起動要求信号でないと判定された上記パルス信号の
数をカウントする計数手段301a−2と、上記計数手
段301a−2より出力されるカウント値を格納する記
憶手段301cと、を備えていることを特徴とする自動
通報装置に存する。
【0012】請求項1記載の発明によれば、電池306
を駆動電源とし、メータ23から第1の通信回線22を
介して起動要求信号を受信することによりメータ23と
の通信を行い、メータ23からデータを受信して、デー
タを第2の通信回線25を介して管理センター4へ通報
する自動通報装置20であって、第1の通信回線22か
ら受信されるパルス信号が起動要求信号か否かを判定す
る判定手段301a−1と、上記判定手段301a−1
により起動要求信号でないと判定されたパルス信号の数
をカウントする計数手段301a−2と、計数手段30
1a−2より出力されるカウント値を格納する記憶手段
301cと、を備えている。
【0013】それにより、ノイズ信号の影響を考慮した
電池消費量の推測が可能となる。したがって、ノイズ耐
性を向上させるように自動通報装置の内部回路を改善す
ることができる。
【0014】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の発明は、前記判定手段301a−1は、前記パ
ルス信号のパルス幅に基づき、前記パルス信号が起動要
求信号か否かを判定することを特徴とする請求項1記載
の自動通報装置に存する。
【0015】請求項2記載の発明によれば、判定手段3
01a−1は、パルス信号のパルス幅に基づき、パルス
信号が起動要求信号か否かを判定する。それにより、メ
ータからの起動要求信号とノイズ信号をパルス幅で判別
して、ノイズ信号の影響を考慮した電池消費量の推測が
可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図2乃至図5を参照して説明する。
【0017】図2は、本発明の自動通報装置を用いた自
動通報システムの構成図、図3は、本発明の自動通報装
置の回路構成図を示す。図2に示す自動通報システムに
おいて、自動通報装置20は、電話機21に接続される
と共に、第1の通信回線としての信号線22を介して複
数のマイコン付きガスメータ(以下、単にガスメータと
いう)23a〜23nに接続され、さらに、交換機24
および第2の通信回線としての電話回線25を介して管
理センター4に接続されている。
【0018】図3において、自動通報装置20は、端子
L[1]及びL[2]には電話回線25が接続され、端
子T[1]及びT[2]には加入者電話機21が接続さ
れ、端子TA[1]〜TA[n]には、ガスメータ23
a〜23nが接続されている。
【0019】また、自動通報装置20は、マイクロコン
ピュータ(MPU)301を備えている。MPU301
は、予め定めた制御プログラムに基づいて動作する中央
処理ユニット(CPU)301aと、制御プログラムを
格納した読み出し専用のリードオンリーメモリ(RO
M)301bと、各種のデータを格納したランダムアク
セスメモリ(RAM)301cと、各種の設定データが
格納されバックアップ電源なしに記憶内容を保持できる
電気的に書き替え可能なプログラマブルリードオンリー
メモリ(PROM)301dと、年月日時分(実時間)
データを発生してCPU301aに供給する時計・カレ
ンダ301eとを内蔵している。なお、時計・カレンダ
301eのカウンタの内容は、CPU301aから供給
されるデータにより書き替えられ、時計・カレンダ30
1eが発生する年月日時分データの修正が行われ得るよ
うになっている。
【0020】モデム(FSK通信方式の変復調回路)3
02は、MPU301の入出力パラレルポートにデータ
バスを介して接続され、MPU301で処理可能な0〜
9およびA〜Fの数字文字を表す4ビットパラレルデー
タと、電話回線25を通じて伝送される信号との間の変
換を行う。伝送される信号としては、例えば2つの周波
数の信号の組合せでマーク、スペースを表すFSK信号
が使用される。また、MPU301の複数個の入出力シ
リアルポートには、端子TA[1]〜TA[n]を介し
て複数のガスメータ23a,23b…,23nが接続さ
れている。
【0021】MPU301の入力ポートには、電池電圧
低下検出回路303の出力が直接接続されると共に、1
6Hz検出回路304及びTEL検出回路305の出力
が、それぞれ、フォトカプラPC[1]及びPC[2]
を介して接続されている。
【0022】電池電圧低下検出回路303は、駆動電源
としてのリチウム電池等からなる電池306の電圧が一
定値以下に低下したことを検出して検出信号を出力し、
MPU301は入力ポートを介してこの検出信号を読み
込む。DC−DCコンバータ306aは、電池306の
電圧を昇圧して、MPU301自身や他の部分の動作電
源として各部に供給するが、常時供給する必要のない部
分には、MPU301の出力ポートからの制御信号によ
ってオン・オフされるスイッチングトランジスタQ
[1]を介して供給されるようになっている。なお、D
C−DCコンバータ306aも、MPU301の出力ポ
ートからの制御信号によってその動作がオン・オフ制御
されるようになっている。
【0023】16Hz検出回路304の入力は、MPU
301からの制御信号により切り換えられ互いに連動す
る切替スイッチSW[1]及びSW[2]を介して電話
回線25が接続される端子L[1]及びL[2]に接続
されるとともに、加入者電話機22が接続される端子T
[2]に接続されている。
【0024】そして、16Hz検出回路304は、電話
回線25を通じて外部から入力される着信呼び出し中で
あることを示す16Hzの呼出し信号(例えば、ノーリ
ンギング着呼の信号、電話着発信の信号)を検出し、検
出信号をフォトカプラPC[1]を介して、MPU30
1に出力する。また、TEL検出回路305の一方の入
力は、切替スイッチSW[1]を介して端子L[1]に
接続されるとともに、他方の入力は、加入者電話機21
が接続される他方の端子T[1]に接続されている。そ
して、TEL検出回路305は、加入者電話機21が使
用中であることを検出し、その検出信号をフォトカプラ
PC[2]を介してMPU301に出力する。
【0025】切替スイッチSW[1]及びSW[2]
は、ガスメータ23a〜23nの発呼事象(たとえば、
ガス漏れ異常)の発生により自動通報装置20が管理セ
ンター4に通報しなければならないとき、または、管理
センター4からデータを受信するとき、MPU301か
ら出力される制御信号により図示の状態とは反対側に切
り替えられる。
【0026】また、MPU301の他の入力ポートに
は、自動通報システム20自身の通信機能を検査するテ
ストを開始させる際などに操作されるテストスイッチ3
07aと、MPU301の動作をリセットして初期状態
から開始させる際に操作されるリセットスイッチ307
bと、管理センター4から送られてくる設定データを受
信してRAM301cの所定のエリアに格納させたり、
ガスメータ23a〜23nに格納させたりするために操
作されるデータ設定スイッチ307cが、それぞれ、接
続されている。
【0027】そして、MPU301の出力ポートには、
フォトカプラPC[3]を介してスイッチングトランジ
スタQ[2]のベースが接続されている。スイッチング
トランジスタQ[2]が、MPU301の制御の下でフ
ォトカプラPC[3]を介してオン状態にされることに
より、電話回線25を全波整流器309、トランジスタ
Q[2]を介して結合トランスTの一次巻線L1に接続
する。結合トランスTの一次巻線L1は、電話回線25
に対して擬似負荷として働き、この二次巻線L2には、
モデム302が接続されている。
【0028】切替スイッチ311は、図示のような状態
において、電話回線25に加入者電話機21、16Hz
検出回路304及びTEL検出回路305或いは全波整
流器309を接続し、図示の状態と反対の状態におい
て、電話回線25に加入者電話機21のみを接続する。
よって、切替スイッチ311が図示の状態にあるとき、
切替スイッチSW[1]及びSW[2]が図示の状態か
ら反対側に切り替えられると、加入者電話機21、16
Hz検出回路304及びTEL検出回路305が電話回
線25から切り離され、その代わりに全波整流器309
のみが接続され、モデム302を介して管理センター4
とのデータの授受が可能になる。
【0029】上記MPU301が予め定めたプログラム
に従って行う機能には、ガス検針機能、電池電圧低下検
出機能、時計及びカレンダ機能、伝送制御機能などの他
に設定データ設定機能、異常検査機能、誤接続検査機
能、電流容量低下の検出とその情報の生成および保持機
能、自動通報の検出とその情報の生成および保持機能、
停電状態の累積時間の検出とその情報の生成および保持
機能、ノーリンギング着呼回数の検出とその情報の生成
および保持機能、発呼回数の検出とその情報の生成およ
び保持機能、電話着発信回数の検出とその情報の生成お
よび保持機能、電池306の電池消費量の推測機能など
がある。
【0030】なお、各ガスメータ23a〜23nには、
発呼したときに、自己のガスメータに設定された器番を
検針情報や異常検出情報等とともに電文に付加して自動
通報装置20に送る。ガスメータ23a〜23nには、
それぞれ、器番「01」,「02」…,[0n」が設定
されている。
【0031】また、CPU301aは、信号線22から
受信されるパルス信号が、起動要求信号か否かをそのパ
ルス幅に基づき判定する判定手段301a−1と、判定
手段301a−1により起動要求信号でないと判定され
たパルス信号の数をカウントする計数手段301a−2
として働く。CPU301aでカウントされたカウント
値は、記憶手段として働くRAM301cに格納され
る。
【0032】図4は、管理センター4、自動通報装置2
0及びガスメータ23a〜23n間の通信シーケンスを
示す図である。図4において、まず、たとえば器番「0
2」のガスメータ23bがガス漏れを検出すると、ガス
メータ23bは、自動通報装置20に起動要求信号を送
信する。自動通報装置20は、待機中は消費電流の少な
いスリープモードになっているが、上述の起動要求パル
ス信号を受信すると、その動作モードがスリープモード
からアクティブモードに移行する。次いで、自動通報装
置1は、起動要求パルス信号のパルス幅を観測して所定
のパルス幅(たとえば、800ms〜1200ms)に
なっていれば起動要求信号であることを確認し、ガスメ
ータ2との通信を開始し、データ要求信号をガスメータ
23bに送信する。データ要求信号の受信に応じて、ガ
スメータ23bは、ガス漏れ検出情報及び器番「02」
を含むデータを所定の電文形式で自動通報装置20に送
信する。
【0033】次に、自動通報装置20が、管理センター
4を呼び出すと、管理センター4は、自動通報装置20
と交換機24及び電話回線25を介して接続される。次
いで、自動通報装置20は、ガスメータ23bからデー
タを受信すると、ガスメータ23bの器番「02」を書
き込むと共に、予め登録されているID(識別番号)を
付加して管理センター4へ転送する。
【0034】一方、管理センター4は、受信したデータ
のIDに対応する顧客マスターの自動通報装置を検索
し、受信した器番によりサブ顧客マスターファイルを検
索し、検索した器番に対応する顧客名、ガスメータ利用
者、住所、電話番号等を画面に表示させ、ガス漏れ異常
発生に対する適正な処置を講じることができる。
【0035】また、自動通報装置20は、ガスメータの
検針値情報の定期通報時には、たとえば、ガスメータが
接続されている端子番号の若い順にガスメータを呼び出
して、検針値データを管理センター4へ送信することが
できる。
【0036】次に、図5は、MPU301およびCPU
301aで行われる、電池消耗量の推測に用いられるた
めのデータ処理の動作を説明するフローチャートを示
す。まず、自動通報装置20は、待機中スリープモード
になっており(ステップS1)、信号線22から所定レ
ベル以上のパルス信号を受信すると(ステップS2)、
そのパルス信号の立ち上がりエッジを検出することによ
りスリープモードからアクティブモードに移行する(ス
テップS3)。
【0037】次いで、受信した所定レベル以上のパルス
信号のパルス幅を観測し、受信したパルス信号が起動要
求信号か否かを判定する(ステップS4)。その答がイ
エスならば、すなわち、受信したパルス信号が起動要求
信号の所定のパルス幅(たとえば、800ms)を有し
ていれば、パルス信号を起動要求信号として確認し、次
いで、ガスメータとの通信を開始する(ステップS
5)。
【0038】次いで、ガスメータからの応答データ(検
針値または異常検出情報)を受信し、受信したデータを
RAM301cに格納する(ステップS6)とと共に管
理センター4を呼び出して通報する(ステップS7)。
【0039】次いで、管理センター4からの応答の有無
に基づいて通報が成功したか否かを判定する(ステップ
S8)。その答がイエスならば、通報回数をカウントし
(ステップS9)、次いでカウントした通報回数のカウ
ント値をRAM301cに格納し(ステップS10)、
次いで処理を終了する。
【0040】一方、ステップS8の答がノーならば、通
報失敗回数をカウントし(ステップS11)、次いでカ
ウントした通報失敗回数のカウント値をRAM301c
に格納し(ステップS12)、次いで処理を終了する。
【0041】ステップS4に戻ってその答がノーなら
ば、すなわち、受信した所定レベル以上のパルス信号の
パルス幅が、起動要求信号の所定のパルス幅(たとえば
800ms)に満たないため、そのパルス信号が起動要
求信号ではないと判定した場合は、ガスメータ2との通
信は行わず、起動要求信号でないと判定したパルス信号
の数をカウントし(ステップS13)、次いでカウント
した起動要求信号でないパルス信号の数のカウント値を
RAM301cに格納し(ステップS14)、次いで処
理を終了する。
【0042】このように、RAM301cには、通報動
作時およびノイズ受信時に自動通報装置20がスリープ
モードからアクティブモードになった場合、通報に成功
した通報回数、通報に失敗した通報失敗回数、および起
動要求信号でないパルス信号の数の各カウント値が格納
されるので、これらのカウント値に基づき、電池306
の消費量を、通報動作による消費プラス外来ノイズによ
る消費で推測することができ、従来の通報回数等のみで
は説明のつかなかった電池消費量がより明確になる。
【0043】以上の通り、本発明の実施の形態について
説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用
が可能である。
【0044】たとえば、上述の実施の形態では、本発明
の自動通報装置をガスメータに適用した場合について説
明したが、水道、電気などの他のメータに滴用可能であ
る。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ノイズ信
号の影響を考慮した電池消費量の推測が可能となる。し
たがって、ノイズ耐性を向上させるように自動通報装置
の内部回路を改善することができる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、メータから
の起動要求信号とノイズ信号をパルス幅で判別して、ノ
イズ信号の影響を考慮した電池消費量の推測が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動通報装置の実施の形態を示す基本
構成図である。
【図2】本発明の自動通報装置を用いた自動通報システ
ムの構成図を示す。
【図3】本発明の自動通報装置の回路構成図を示す。
【図4】本発明の自動通報装置、管理センター及びガス
メータ間の通信シーケンスを示す図である。
【図5】本発明の自動通報装置で行われる、電池消耗量
の推測に用いられるためのデータ処理の動作を説明する
フローチャートを示す。
【図6】従来の自動通報装置を用いた自動通報システム
の構成図を示す。
【符号の説明】
4 管理センター 20 自動通報装置 22 信号線(第1の通信回線) 23 メータ 25 電話回線(第2の通信回線) 301 MPU 301a CPU 301a−1 判定手段 301a−2 計数手段 301c RAM(記憶手段) 306 電池

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を駆動電源とし、メータから第1の
    通信回線を介して起動要求信号を受信することにより上
    記メータとの通信を行い、上記メータからデータを受信
    して、上記データを第2の通信回線を介して管理センタ
    ーへ通報する自動通報装置であって、 上記第1の通信回線から受信されるパルス信号が起動要
    求信号か否かを判定する判定手段と、 上記判定手段により上記起動要求信号でないと判定され
    た上記パルス信号の数をカウントする計数手段と、 上記計数手段より出力されるカウント値を格納する記憶
    手段と、 を備えていることを特徴とする自動通報装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記パルス信号のパル
    ス幅に基づき、前記パルス信号が起動要求信号か否かを
    判定することを特徴とする請求項1記載の自動通報装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006343929A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 家庭内情報システム
JP2015177198A (ja) * 2014-03-12 2015-10-05 サクサ株式会社 通信装置、通信装置を備えた検針システム、及び通信装置における駆動信号検出方法

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