JP2001217957A - 自動通報装置及び自動通報方法 - Google Patents

自動通報装置及び自動通報方法

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JP2001217957A
JP2001217957A JP2000022419A JP2000022419A JP2001217957A JP 2001217957 A JP2001217957 A JP 2001217957A JP 2000022419 A JP2000022419 A JP 2000022419A JP 2000022419 A JP2000022419 A JP 2000022419A JP 2001217957 A JP2001217957 A JP 2001217957A
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Takumi Matsui
巧 松井
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検針値情報をセンタに通報できるとともに、
老人のための特別な装置を設けることなく、老人の異常
事態を通報でき、装置をより安価にする。 【解決手段】 通信回線15を介してセンタ11に接続
され且つ家庭におけるガスメータ33に接続され、ガス
メータ33からの検針値情報を通信回線を介してセンタ
11に通報する自動通報装置20において、家庭におけ
る老人の使用する給湯器35に接続された接点機器ポー
トP5を設け、設定器26は、老人を監視すべき時間を
設定し、制御部23は、設定器26で設定された設定時
間内に、老人による給湯器35の使用を示す機器使用信
号が給湯器35から接点機器ポートP5に入力されたか
否かを判定し、機器使用信号が設定時間内に入力されな
いと判定されたとき老人に異常があったことを示す老人
異常情報をセンタ11に通報する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介して
センタに接続され且つ複数のマイコン内蔵ガスメータ
(以下、ガスメータと称する。)に接続され、各ガスメ
ータからの検針値情報及びセキュリティ情報を通信回線
を介してセンタに通報する自動通報装置及び自動通報方
法に関し、特に、老人が日常使用している接点機器の使
用状態を監視し、この監視結果に基づき老人異常情報を
センタに通報する自動通報装置及び自動通報方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動通報装置を備えた自
動検針システムを図5に示す。図5に示す自動検針シス
テムにおいて、自動通報装置101には、信号線103
a〜103nを介して複数のガスメータ105a〜10
5nが接続され、この自動通報装置101は、複数のガ
スメータ105a〜105nの検針値情報やガス漏れ検
出情報等のセキュリティ情報を通信回線107を介して
センタ109に通報している。
【0003】この場合、図6に示すような通信シーケン
スによってガスメータの発呼が行われる。まず、例え
ば、No.5のガスメータ(器番5)がガス漏れを検出
すると、このNo.5のガスメータは、自動通報装置1
01に起動要求を行い、データを所定の電文形式で送
る。
【0004】次に、自動通報装置101がセンタ109
を呼び出すと、センタ109は、自動通報装置101と
電話回線で接続される。自動通報装置101は、ガスメ
ータからデータが出力されると、ガスメータが接続され
ているポート番号「05」を器物番号(以下、器番と称
する。)として電文に書き込むと共に、既に登録されて
いるID(識別情報)を付加してセンタ109に転送す
る。器番は、ガスメータの大きさ等の種類に応じて予め
ガスメータのマイコンに記載されているコード番号であ
って、センタ側でガスメータの種類を知りたい時等に使
用される。
【0005】一方、センタ109は、受信したデータの
IDに対応する顧客マスターの自動通報装置を検索し、
受信した器番によりサブ顧客マスターファイルを検索
し、検索した器番に対応する顧客名、ガスメータ利用
者、住所、電話番号等を画面に表示させることで通信相
手を知らせることができる。
【0006】また、自動通報装置101は、ガスメータ
の検針値情報の定期通報時等には、例えば、ガスメータ
が接続されている接点機器ポートのポート番号の若い順
番に各ガスメータを呼び出してデータをセンタ109に
送信することができる。すなわち、自動通報装置は、接
点機器ポートにガスメータからの検針値情報等の信号が
入力された場合には、この信号をセンタへ送信する機能
を有している。
【0007】一方、高齢者である老人が独りで住んでい
る場合、老人が病気やけが等をすると、自分で対処する
ことができない。このため、集中管理装置により多数の
老人を1箇所で集中して管理している。従来のこの種の
集中管理装置としては、例えば特開平6−150182
号公報に記載された老人の集中管理装置が知られてい
る。
【0008】老人の集中管理装置は、図7に示すよう
に、発振手段201、集中管理手段204に電話をかけ
る呼出手段202と、独り老人を特定する個別信号を入
力する識別信号発振手段203と、電話回線を介して呼
び出される集中管理手段204とを備える。
【0009】発振手段201は、室内にセットされて室
内で独り老人の動きを検出する移動センサー210A
と、タイマー201Bとを備えている。タイマー201
Bの設定時間に、独り老人の移動が検出されないときに
は集中管理手段204に非常事態を通報する。独り老人
が動けなくなったり、あるいは、意識を失ったときに、
非常事態であることを確実に伝送するので、集中管理手
段204に異常事態を知らせることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
老人の集中管理装置にあっては、老人の異常事態を集中
管理手段204に知らせることができるものの、特別に
老人のための集中管理装置が必要であり、装置が高価な
ものとなっていた。
【0011】老人の集中管理装置を特別に設けることな
く、前述した自動検針システムにおける既存の自動通報
装置を用いて、老人の異常事態を通報でき、これによっ
て、より安価な自動通報装置を提供することが要望され
ていた。
【0012】本発明は、検針値情報をセンタに通報でき
るとともに、しかも、老人のための特別な装置を設ける
ことなく、老人の異常事態を通報でき、これによって、
より安価にすることができる自動通報装置及び自動通報
方法を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の手段を採用した。請求項1の発明
は、通信回線を介してセンタに接続され且つ家庭におけ
るガスメータに接続され、該ガスメータからの検針値情
報を前記通信回線を介して前記センタに通報する自動通
報装置において、前記家庭における老人の使用する接点
機器に接続された接点機器ポートと、前記老人を監視す
べき時間を設定する設定手段と、この設定手段で設定さ
れた設定時間内に、前記老人による前記接点機器の使用
を示す機器使用信号が前記接点機器から前記接点機器ポ
ートに入力されたか否かを判定する判定手段と、この判
定手段により前記機器使用信号が前記設定時間内に入力
されないと判定されたとき前記老人に異常があったこと
を示す老人異常情報を前記センタに通報する通報手段と
を備えることを特徴とする。
【0014】請求項1の発明によれば、設定手段が老人
を監視すべき時間を設定すると、判定手段は、設定され
た設定時間内に、老人による接点機器の使用を示す機器
使用信号が接点機器から接点機器ポートに入力されたか
否かを判定し、機器使用信号が設定時間内に入力されな
いと判定されたときには、通報手段は、老人に異常があ
ったことを示す老人異常情報をセンタに通報するので、
検針値情報をセンタに通報できるとともに、しかも、老
人のための特別な装置を設けることなく、老人の異常事
態を通報でき、これによって、より安価な自動通報装置
を提供することができる。
【0015】請求項2の発明は、請求項1記載の自動通
報装置において、前記通報手段は、前記機器使用信号が
前記設定時間内に入力されないと判定されたとき前記老
人異常情報と前記接点機器ポートのポート番号とを前記
センタに通報することを特徴とする。
【0016】請求項2の発明によれば、機器使用信号が
設定時間内に入力されないと判定されたとき、通報手段
は、老人異常情報と接点機器ポートのポート番号とをセ
ンタに通報するので、センタでは、ポート番号により検
針値情報と老人異常情報とを識別できるとともに、老人
の家庭を特定することができる。
【0017】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2記載の自動通報装置において、前記機器使用信号が前
記接点機器ポートに入力されていない状態の時間を計測
する計測手段を備え、前記判定手段は、前記計測手段で
計測された計測時間が前記設定手段で設定された設定時
間以上になったか否かを判定し、前記通報手段は、前記
計測時間が前記設定時間以上になった場合には、前記老
人異常情報を前記センタに通報することを特徴とする。
【0018】請求項3の発明によれば、計測手段は、機
器使用信号が接点機器ポートに入力されていない状態の
時間を計測し、判定手段は、計測された計測時間が設定
時間以上になったか否かを判定し、通報手段は、計測時
間が設定時間以上になった場合には、老人異常情報をセ
ンタに通報するので、検針値情報をセンタに通報できる
とともに、しかも、老人のための特別な装置を設けるこ
となく、老人の異常事態を通報でき、これによって、よ
り安価な自動通報装置を提供することができる。
【0019】請求項4の発明は、請求項3記載の自動通
報装置において、前記計測手段は、前記機器使用信号が
前記接点機器ポートに入力された時点で前記計測時間を
リセットすることを特徴とする。
【0020】請求項4の発明によれば、計測手段は、機
器使用信号が接点機器ポートに入力された時点で計測時
間をリセットするので、計測時間の累積を防止でき、し
かも、再度、機器使用信号が接点機器ポートに入力され
なくなった時から時間の計測を開始できる。
【0021】請求項5の発明は、通信回線を介してセン
タに接続され且つ家庭におけるガスメータに接続された
自動通報装置を用いて、前記ガスメータからの検針値情
報を前記通信回線を介して前記センタに通報する自動通
報方法において、前記家庭における老人を監視すべき時
間を設定する設定ステップと、設定された設定時間内
に、前記老人による接点機器の使用を示す機器使用信号
が前記接点機器から接点機器ポートに入力されたか否か
を判定する判定ステップと、前記機器使用信号が前記設
定時間内に入力されないと判定されたとき前記老人に異
常があったことを示す老人異常情報を前記センタに通報
する通報ステップとを備えることを特徴とする。
【0022】請求項6の発明は、請求項5記載の自動通
報方法において、前記通報ステップは、前記機器使用信
号が前記設定時間内に入力されないと判定されたとき前
記老人異常情報と前記接点機器ポートのポート番号とを
前記センタに通報することを特徴とする。
【0023】請求項7の発明は、請求項5または請求項
6記載の自動通報方法において、前記機器使用信号が前
記接点機器ポートに入力されていない状態の時間を計測
する計測ステップを備え、前記判定ステップは、計測さ
れた計測時間が設定された設定時間以上になったか否か
を判定し、前記通報ステップは、前記計測時間が前記設
定時間以上になった場合には、前記老人異常情報を前記
センタに通報することを特徴とする。
【0024】請求項8の発明は、請求項7記載の自動通
報方法において、前記計測ステップは、前記機器使用信
号が前記接点機器ポートに入力された時点で前記計測時
間をリセットすることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動通報装置のい
くつかの実施の形態を図面を参照して説明する。
【0026】<第1の実施の形態>図1に第1の実施の
形態の自動通報装置を備えた自動検針システムの構成ブ
ロック図を示す。図1に示す自動検針システムは、セン
タ11と、このセンタ11に交換機13及び通信回線1
5を介して接続された自動通報装置20と、この自動通
報装置20に接続された電話機31と、自動通報装置2
0に接続されたガスメータ33と、自動通報装置20に
接続された給湯器35とを備えて構成されている。
【0027】自動通報装置20は、通信回線15に接続
されたポートP1と、電話機31に接続されたポートP
2と、信号線を介してガスメータ33に接続されガスメ
ータ33から5ビットデータを入力する5ビットポート
P3と、図示しない接点機器を時間単位で監視するため
に設けられた第1の接点機器ポートP4と、信号線を介
して老人が日常使用する給湯器35に接続され且つ長時
間監視用として設けられた第2の接点機器ポートP5と
を有している。
【0028】センタ11は、自動通報装置20及びガス
メータ33の各々に設定するための設定データを作成
し、この設定データを図2(a)に示すような電文形式
で通信回線15を介して自動通報装置20及びガスメー
タ33に設定するようになっている。設定するデータと
しては、例えば、警報通報先電話番号、検針値通報先電
話番号、定時検針条件、動作条件、接続メータ情報等で
ある。
【0029】自動通報装置20は、センタ11からガス
検針要求を受信して、5ビットポートP3を介してガス
メータ33に対してガス検針要求を行い、ガスメータ3
3から送られてくる検針値情報をセンタ11に送信す
る。
【0030】また、自動通報装置20は、第1の接点機
器ポートP4の他に第2の第2の接点機器ポートP5を
追加し、この第2の第2の接点機器ポートP5を介して
給湯器35からの給湯使用信号が設定時間以上入力され
ないときに老人に異常があった旨を示す老人異常情報を
センタ11に通報する。
【0031】自動通報装置20は、ネットワークコント
ロールユニット(NCU)21、モデム22、制御部2
3、インターフェイス部24、電池25、設定器26を
備えて構成されている。
【0032】NCU21は、センタ11への回線接続や
電話機31への回線接続を制御する。モデム22は、デ
ータの変復調を行う。インターフェイス部24は、制御
部23とガスメータ33や給湯器35との入出力を司
る。電池25は、制御部23、モデム22、NCU21
等に電源を供給する。
【0033】制御部23は、データを記憶するメモリ2
7、時計28を有している。設定器26は、家庭におけ
る老人を監視すべき時間を設定する。制御部23は、設
定器26で設定された設定時間をメモリ27に記憶させ
る。
【0034】また、制御部23は、設定器26で設定さ
れた設定時間内に、老人による給湯器35の使用を示す
機器使用信号が給湯器35から第2の接点機器ポートP
5に入力されたか否かを判定する判定手段を構成する。
制御部23、モデム22及びNCU21は、機器使用信
号が設定時間内に入力されないと判定されたとき老人に
異常があったことを示す老人異常情報をセンタ11に通
報する通報手段を構成する。
【0035】時計28は、機器使用信号が第2の接点機
器ポートP5に入力されていない状態の時間を計測す
る。制御部23は、時計28により計測された計測時間
が設定器26で設定された設定時間以上になったか否か
を判定し、計測時間が設定時間以上になった場合には、
老人異常情報及び第2の接点機器ポートP5のポート番
号をセンタ11に通報する。
【0036】なお、時計28は、給湯器35からの機器
使用信号が接点機器ポートに入力された時点で計測時間
をリセットするようになっている。
【0037】給湯器35は、接点を有し、老人が湯を使
用したときに接点がオンして機器使用信号を第2の接点
機器ポートP5に出力し、老人が湯を使用しないときに
接点がオフして機器使用信号を第2の接点機器ポートP
5に出力しないようになっている。
【0038】次に、このように構成された実施の形態の
自動通報装置の動作を説明する。まず、ガスメータ33
の検針値情報のセンタ11への通報を説明する。センタ
11がガス検針要求を自動通報装置20に送信すると、
自動通報装置20は、センサ11からのガス検針要求に
従って、5ビットポートP3を介してガスメータ33に
対してガス検針要求を行う。
【0039】すると、ガスメータ33は、検針値情報を
自動通報装置20の5ビットポートP3に送る。自動通
報装置20は、ガスメータ33に設定されたポート番号
P3(器番)と検針値情報とを図2(b)に示すような
電文形式でセンタ11に送信する。
【0040】次に、自動通報装置20を用いてセンタ1
1に老人の安否確認通報を行う場合について説明する。
図3は自動通報装置による家庭における老人の安否確認
通報を行うためのフローチャートである。
【0041】まず、設定器26が老人を監視すべき時間
を設定すると(ステップS11)、その設定時間は制御
部23内のメモリ27に記憶される。この設定時間は、
例えば、1日〜30日を設定する。
【0042】一方、給湯器35を用いて老人が湯を使用
すると、給湯器35の接点がオンして給湯使用信号が、
第2の接点機器ポートP5に入力されてくる。また、老
人が湯を使用しなくなったときには、給湯器35の接点
がオフして給湯使用信号が、第2の接点機器ポートP5
に入力されなくなる。
【0043】このため、制御部23は、第2の接点機器
ポートP5、及びインターフェイス部24を介して給湯
使用信号が、入力されなくなったかどうかを判定する
(ステップS13)。
【0044】給湯使用信号が入力されなくなった時か
ら、時計28は、給湯使用信号が入力されなくなった状
態の時間を計測する(ステップS15)。制御部23
は、メモリ27に記憶された設定時間を読み出し、時計
28で計測された計測時間がメモリ27から読み出され
た設定時間以上になったかどうかを判定する(ステップ
S17)。
【0045】計測時間が設定時間以上になった場合に
は、制御部23、モデム22、及びNCU21により、
老人が異常である旨を示す老人異常情報及び第2の接点
機器ポートP5のポート番号をセンタ11に通報する
(ステップS19)。
【0046】一方、センタ11では、自動通報装置20
から老人の老人異常情報及び第2の接点機器ポートP5
のポート番号を通報として受信した場合には、その通報
を老人異常通報と判断する。このため、老人異常通報の
有無によって、老人の安否を確認することができる。ま
た、当該機能によって、老人の家出等も確認することが
できる。
【0047】一方、計測時間が設定時間未満である場
合、例えば設定時間前に老人が給湯器35を使用した場
合には、直ちにステップS13に戻り、ステップS13
の処理を実行する。
【0048】また、ステップS13において、給湯使用
信号が入力されたときには、時計28は、時計28で計
測された計測時間をクリア(リセット)して(ステップ
S21)、直ちにステップS13に戻り、ステップS1
3の処理を実行する。
【0049】このように、実施の形態の自動通報装置に
よれば、第2の接点機器ポートP5を追加し、この第2
の接点機器ポートP5を介して、老人が日常使用する給
湯器35等の接点機器の使用状態を監視し、給湯器35
が設定時間以上使用されていない場合には、老人が異常
であると判定して、老人異常情報をセンタ11に通報す
る。
【0050】従って、検針値情報をセンタ11に通報で
きるとともに、しかも、老人を管理するための特別な装
置を設けることなく、老人の異常事態を通報でき、これ
によって、より安価にすることができる自動通報装置を
提供することができる。
【0051】また、時計28は、機器使用信号が接点機
器ポートに入力された時点で計測時間をリセットするの
で、計測時間の累積を防止でき、しかも、再度、機器使
用信号が接点機器ポートに入力されなくなった時から時
間の計測を開始できる。
【0052】<第2の実施の形態>図4に第2の実施の
形態の自動通報装置を備えた自動検針システムの構成ブ
ロック図を示す。第2の実施の形態の自動通報装置は、
ガスメータ及び給湯器を備える複数の家庭37a〜37
nに対応して複数の5ビットポートP1a〜P1nと複
数の接点機器ポートP2a〜P2nを設けたことを特徴
とする。
【0053】図4において、家庭37aは、ガスメータ
33a及び給湯器35aを有し、ガスメータ33aは信
号線を介して5ビットポートP1aに接続され、給湯器
35aは、信号線を介して接点機器ポートP2aに接続
されている。
【0054】家庭37bは、ガスメータ33b及び給湯
器35bを有し、ガスメータ33bは信号線を介して5
ビットポートP1bに接続され、給湯器35bは、信号
線を介して接点機器ポートP2bに接続されている。
【0055】同様にして、家庭37nは、ガスメータ3
3n及び給湯器35nを有し、ガスメータ33nは信号
線を介して5ビットポートP1nに接続され、給湯器3
5nは、信号線を介して接点機器ポートP2nに接続さ
れている。
【0056】制御部23は、複数の給湯器35a〜35
nのいずれかの給湯器から該給湯器に対応する接点機器
ポートを介して給湯使用信号が入力されなくなった時に
は、計測時間が設定時間以上になったかどうかを判定
し、計測時間が設定時間以上になった場合には、老人が
異常である旨を示す老人異常情報及び接点機器ポートの
ポート番号をセンタ11に通報する。
【0057】センサ11は、自動通報装置20に設けら
れた複数の接点機器ポートP2a〜P2nのポート番号
と、複数の家庭37a〜37nとを1対1に対応させて
格納メモリに記憶しておく。
【0058】なお、図4に示す第2の実施の形態の自動
検針システムのその他の構成は、図1に示す第1の実施
の形態の自動検針システムの構成と同一であるので、そ
の説明は省略する。
【0059】このように構成された第2の実施の形態の
自動検針システムにおいて、例えば、家庭37bに住む
老人が給湯器35bを使用しなくなると、給湯器35b
から給湯使用信号が接点機器ポートP14に入力されな
くなる。
【0060】すると、制御部23は、接点機器ポートP
14を介して給湯使用信号が入力されなくなった時に
は、計測時間が設定時間以上になったかどうかを判定
し、計測時間が設定時間以上になった場合には、老人が
異常である旨を示す老人異常情報及び接点機器ポートP
2bのポート番号をセンタ11に通報する。
【0061】センサ11では、自動通報装置20から老
人の老人異常情報及び接点機器ポートP2bのポート番
号を通報として受信した場合には、その通報を老人異常
通報と判断する。このため、老人異常通報の有無によっ
て、老人の安否を確認することができる。
【0062】また、センタ11に設けられた格納メモリ
を参照することにより、接点機器ポートP2bのポート
番号に基づき、通報のあった家庭を家庭37bと判断す
ることができ、これによって、家庭37bに住む老人に
異常があったことを確認することができる。すなわち、
接点機器ポートを増加するのみで、各家庭に住む老人の
安否をセンタ11で集中管理することができる。
【0063】なお、本発明は前述した第1及び第2の実
施の形態の自動通報装置に限定されるものではない。第
1及び第2の実施の形態の自動通報装置では、老人の日
常使用する接点機器として給湯器を例示したが、これに
限定されることなく、例えば、老人の日常使用する電灯
等の接点機器の使用状態を監視し、この監視結果に基づ
き老人異常情報をセンタ11に通報しても良く、老人の
日常使用する接点機器であれば、その他の接点機器であ
っても良い。
【0064】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、設定手段が老
人を監視すべき時間を設定すると、判定手段は、設定さ
れた設定時間内に、老人による接点機器の使用を示す機
器使用信号が接点機器から接点機器ポートに入力された
か否かを判定し、機器使用信号が設定時間内に入力され
ないと判定されたときには、通報手段は、老人に異常が
あったことを示す老人異常情報をセンタに通報するの
で、検針値情報をセンタに通報できるとともに、しか
も、老人のための特別な装置を設けることなく、老人の
異常事態を通報でき、これによって、より安価な自動通
報装置を提供することができる。
【0065】請求項2の発明によれば、機器使用信号が
設定時間内に入力されないと判定されたとき、通報手段
は、老人異常情報と接点機器ポートのポート番号とをセ
ンタに通報するので、センタでは、ポート番号により検
針値情報と老人異常情報とを識別できるとともに、老人
の家庭を特定することができる。
【0066】請求項3の発明によれば、計測手段は、機
器使用信号が接点機器ポートに入力されていない状態の
時間を計測し、判定手段は、計測された計測時間が設定
時間以上になったか否かを判定し、通報手段は、計測時
間が設定時間以上になった場合には、老人異常情報をセ
ンタに通報するので、検針値情報をセンタに通報できる
とともに、しかも、老人のための特別な装置を設けるこ
となく、老人の異常事態を通報でき、これによって、よ
り安価な自動通報装置を提供することができる。
【0067】請求項4の発明によれば、計測手段は、機
器使用信号が接点機器ポートに入力された時点で計測時
間をリセットするので、計測時間の累積を防止でき、し
かも、再度、機器使用信号が接点機器ポートに入力され
なくなった時から時間の計測を開始できる。
【0068】請求項5の発明の自動通報方法によれば、
請求項1の発明の自動通報装置の効果と同様な効果が得
られる。請求項6の発明の自動通報方法によれば、請求
項2の発明の自動通報装置の効果と同様な効果が得られ
る。
【0069】請求項7の発明の自動通報方法によれば、
請求項3の発明の自動通報装置の効果と同様な効果が得
られる。請求項8の発明の自動通報方法によれば、請求
項4の発明の自動通報装置の効果と同様な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の自動通報装置を備えた自動
検針システムの構成ブロック図である。
【図2】設定時の電文形式及び通報時の電文形式を示す
図である。
【図3】自動通報装置による家庭における老人の安否確
認通報を行うためのフローチャートである。
【図4】第2の実施の形態の自動通報装置を備えた自動
検針システムの構成ブロック図である。
【図5】従来の自動検針システムを示す構成図である。
【図6】従来の自動検針システムにおけるガスメータの
発呼の通信シーケンスを示す図である。
【図7】従来の老人の集中管理装置の構成ブロック図で
ある。
【符号の説明】
11 センタ 13 交換機 15 通信回線 20 自動通報装置 21 NCU(ネットワークコントロールユニット) 22 モデム 23 制御部 24 インターフェイス部 25 電池 26 設定器 27 メモリ 28 時計 31 電話機 33 ガスメータ 35 給湯器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/04 G08B 25/04 K 25/08 25/08 A H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301D 311 311H Fターム(参考) 2F085 AA00 BB00 BB04 CC10 DD00 EE01 EE02 EE05 EE08 FF01 FF04 GG11 GG23 3L024 CC17 EE08 EE12 FF04 GG32 GG50 HH60 5C087 BB12 BB32 BB74 DD03 DD24 EE16 EE18 FF01 FF02 FF13 FF20 FF23 GG08 GG10 GG21 GG23 GG30 GG35 GG45 GG46 GG67 GG70 GG72 GG83 5K048 AA00 BA12 BA36 DC07 EB06 EB09 EB10 EB11 FA07 GB05 HA01 HA02 5K101 KK19 LL01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介してセンタに接続され且つ
    家庭に設けられたガスメータに接続され、該ガスメータ
    からの検針値情報を前記通信回線を介して前記センタに
    通報する自動通報装置において、 前記家庭における老人の使用する接点機器に接続された
    接点機器ポートと、 前記老人を監視すべき時間を設定する設定手段と、 この設定手段で設定された設定時間内に、前記老人によ
    る前記接点機器の使用を示す機器使用信号が前記接点機
    器から前記接点機器ポートに入力されたか否かを判定す
    る判定手段と、 この判定手段により前記機器使用信号が前記設定時間内
    に入力されないと判定されたとき前記老人に異常があっ
    たことを示す老人異常情報を前記センタに通報する通報
    手段と、を備えることを特徴とする自動通報装置。
  2. 【請求項2】 前記通報手段は、前記機器使用信号が前
    記設定時間内に入力されないと判定されたとき前記老人
    異常情報と前記接点機器ポートのポート番号とを前記セ
    ンタに通報することを特徴とする請求項1記載の自動通
    報装置。
  3. 【請求項3】 前記機器使用信号が前記接点機器ポート
    に入力されていない状態の時間を計測する計測手段を備
    え、 前記判定手段は、前記計測手段で計測された計測時間が
    前記設定手段で設定された設定時間以上になったか否か
    を判定し、 前記通報手段は、前記計測時間が前記設定時間以上にな
    った場合には、前記老人異常情報を前記センタに通報す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の自動
    通報装置。
  4. 【請求項4】 前記計測手段は、前記機器使用信号が前
    記接点機器ポートに入力された時点で前記計測時間をリ
    セットすることを特徴とする請求項3記載の自動通報装
    置。
  5. 【請求項5】 通信回線を介してセンタに接続され且つ
    家庭におけるガスメータに接続された自動通報装置を用
    いて、前記ガスメータからの検針値情報を前記通信回線
    を介して前記センタに通報する自動通報方法において、 前記家庭における老人を監視すべき時間を設定する設定
    ステップと、 設定された設定時間内に、前記老人による接点機器の使
    用を示す機器使用信号が前記接点機器から接点機器ポー
    トに入力されたか否かを判定する判定ステップと、 前記機器使用信号が前記設定時間内に入力されないと判
    定されたとき前記老人に異常があったことを示す老人異
    常情報を前記センタに通報する通報ステップと、を備え
    ることを特徴とする自動通報方法。
  6. 【請求項6】 前記通報ステップは、前記機器使用信号
    が前記設定時間内に入力されないと判定されたとき前記
    老人異常情報と前記接点機器ポートのポート番号とを前
    記センタに通報することを特徴とする請求項5記載の自
    動通報方法。
  7. 【請求項7】 前記機器使用信号が前記接点機器ポート
    に入力されていない状態の時間を計測する計測ステップ
    を備え、 前記判定ステップは、計測された計測時間が設定された
    設定時間以上になったか否かを判定し、 前記通報ステップは、前記計測時間が前記設定時間以上
    になった場合には、前記老人異常情報を前記センタに通
    報することを特徴とする請求項5または請求項6記載の
    自動通報方法。
  8. 【請求項8】 前記計測ステップは、前記機器使用信号
    が前記接点機器ポートに入力された時点で前記計測時間
    をリセットすることを特徴とする請求項7記載の自動通
    報方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008026104A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス器具監視装置
JP2008035423A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Yazaki Corp 警報通報装置
CN113936424A (zh) * 2021-09-14 2022-01-14 青岛经济技术开发区海尔热水器有限公司 一种监测人体行为并主动告警的方法、热水器和服务器

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