JP2002190075A - 監視情報通報装置 - Google Patents

監視情報通報装置

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JP2002190075A
JP2002190075A JP2000390413A JP2000390413A JP2002190075A JP 2002190075 A JP2002190075 A JP 2002190075A JP 2000390413 A JP2000390413 A JP 2000390413A JP 2000390413 A JP2000390413 A JP 2000390413A JP 2002190075 A JP2002190075 A JP 2002190075A
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Yoshihiro Kawasaki
芳裕 川崎
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は異常が発生した場合のような緊急時
に比較的短い時間で管理者などに状況を確実に伝達する
ことが可能な監視情報通報装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 時間の変化に伴って変化する少なくとも
1つの状態を表す情報を所定の測定装置から繰り返し入
力する測定値入力手段11と、測定値入力手段11が入
力した情報を処理して特定の異常状態か否かを識別する
異常識別手段12と、異常識別手段12が異常状態を検
出した場合に、少なくとも異常の発生時刻及び発生した
異常の種類を表す情報を組み合わせて異常の発生を示す
文字情報の警報メッセージを自動的に作成するメッセー
ジ作成手段15と、異常状態を検出した場合に作成した
警報メッセージの情報を出力する警報メッセージ出力手
段15とを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視情報通報装置
に関し、例えば河川の状況を管理する河川情報システ
ム,ダムの状況を管理するダム情報管理システム,道路
の状況を管理する道路情報システムなどと連携して各種
の情報を管理者などに通報するために利用することがで
きる。
【0002】
【従来の技術】例えばダム情報管理システムのようなシ
ステムにおいては、管理センタなどに水位などの測定値
や設備の状態を示す計器や表示装置が設置されている。
従って、ダムの管理者は通常は管理センタ内で計器や表
示装置の状態を監視することによりシステムを管理して
いる。
【0003】また、電話応答通報装置を備えたシステム
も存在する。すなわち、電話を用いて管理センタ内のシ
ステムと音声で通信できるシステムである。このような
システムにおいては、管理者は管理センタの外にいる場
合であっても、電話を用いて管理センタ内のシステムに
アクセスし、測定値や設備の状態を示す情報を音声で聞
き取ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムにおい
ては、管理者などが管理センタの外から状況を確認しよ
うとする場合、音声でしか確認する方法がなかった。そ
のため、聞き間違いや聞き漏らしが発生する場合があ
り、状況を完全に把握するためには聞き取りを複数回繰
り返さざるを得なかった。
【0005】つまり、管理センタの外から状況を確認す
る場合には確認に比較的長い時間が必要になる。特に、
音声で通知されるデータ量が多い場合には、聞き直しに
よって複数回の聞き取りを行うと非常に長い時間がかか
る。
【0006】音声で通知されるメッセージのデータは予
め定めた順番で並んでいるので、例えば確認すべき情報
がメッセージの最後の方に存在する場合には、僅かな情
報を確認するだけでもメッセージの全体を聞き取らざる
を得ず、聞き取りに長い時間がかかるのは避けられな
い。しかし、緊急時のように忙しいときには長い時間を
かけて確認するのは望ましくない。また、従来のシステ
ムでは管理センタの外から電話で過去のデータを確認す
ることはできなかった。
【0007】本発明は、異常が発生した場合のような緊
急時に、比較的短い時間で管理者などに状況を確実に伝
達することが可能な監視情報通報装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の監視情報通報
装置は、時間の変化に伴って変化する少なくとも1つの
状態を表す情報を所定の測定装置から繰り返し入力する
測定値入力手段と、前記測定値入力手段が入力した情報
を処理して特定の異常状態か否かを識別する異常識別手
段と、前記異常識別手段が異常状態を検出した場合に、
少なくとも異常の発生時刻及び発生した異常の種類を表
す情報を組み合わせて、異常の発生を示す文字情報の警
報メッセージを自動的に作成するメッセージ作成手段
と、前記異常識別手段が異常状態を検出した場合に、前
記メッセージ作成手段の作成した警報メッセージの情報
を出力する警報メッセージ出力手段とを設けたことを特
徴とする。
【0009】請求項1においては、異常な状況が発生す
ると、前記異常識別手段が異常状態を検出し、メッセー
ジ作成手段が文字情報の警報メッセージを自動的に作成
する。この警報メッセージは、警報メッセージ出力手段
の制御により例えば管理センタ内の表示装置に表示され
る。
【0010】従って、異常が発生した場合には、管理者
は表示される警報メッセージを読み取ることにより直ち
に状況を正確に把握することができる。請求項2は、請
求項1の監視情報通報装置において、前記警報メッセー
ジ出力手段には、警報メッセージの情報を通信網を介し
て予め登録されたメールアドレスにEメールとして自動
的に送信する警報メッセージ送信手段を設けたことを特
徴とする。
【0011】請求項2においては、異常が発生した場合
には、警報メッセージがEメールとして管理者などに自
動的に送信される。従って、管理者が管理センタの外に
いる場合であっても、例えば携帯電話などのメール機能
を利用して直ちに警報メッセージを受信することができ
る。そして、警報メッセージを読み取ることにより、管
理者は正確に状況を把握することができる。
【0012】請求項3は、請求項2の監視情報通報装置
において、複数種類の監視対象の情報を同時に管理する
場合に、警報メッセージの送信先を複数のグループに区
分して管理する送信先情報保持手段と、前記メッセージ
作成手段が作成した警報メッセージの種類に対応付けら
れた特定のグループの送信先情報を前記送信先情報保持
手段から取得して前記警報メッセージ送信手段に与える
送信先選別手段とを更に設けたことを特徴とする。
【0013】同時に複数のシステムを管理する場合や、
比較的大規模なシステムを管理する場合には、システム
の系統毎に独立した複数の担当者や複数の担当部門をそ
れぞれ割り当て、系統毎に異なる担当者が管理する場合
が多い。そのような場合、様々な系統で発生した異常情
報のメッセージを全ての担当者に送信すると、大部分の
担当者は無意味な情報を受け取ることになる。
【0014】請求項3においては、警報メッセージの送
信先をグループ別に独立して管理しているので、作成し
た警報メッセージの種類毎に、それを必要とする担当者
だけに警報メッセージを送信することができる。
【0015】請求項4は、請求項2の監視情報通報装置
において、曜日及び時刻の少なくとも一方の情報を規制
スケジュールとして保持する規制スケジュール情報保持
手段と、前記規制スケジュール情報保持手段の保持する
規制スケジュールが特定の条件を満たす場合には、前記
警報メッセージ送信手段の送信動作を一時的に停止する
送信規制制御手段とを更に設けたことを特徴とする。
【0016】例えば、月曜日から金曜日までの午前9時
から午後5時までの通常勤務時間中は常に所定の管理セ
ンタ内で仕事をする管理者の場合を想定すると、通常勤
務時間中は管理センタ内で常にシステムの状況を把握す
ることができる。また、このようなときに送信されるメ
ールは無駄になる。請求項4においては、メールの送信
が不要な曜日や時間帯を予め規制スケジュールとして定
めておくことにより、不要な曜日や時間帯にはメールの
送信を一時的に停止することができる。従って、無駄な
メール送信をなくし、管理者が管理センタ内にいないと
きだけメールを送信することができる。
【0017】請求項5は、請求項4の監視情報通報装置
において、日付の情報を規制解除スケジュールとして保
持する規制解除スケジュール情報保持手段を更に設ける
とともに、前記送信規制制御手段は、前記規制解除スケ
ジュール情報保持手段に登録された規制解除スケジュー
ルの条件を満たす場合には、前記警報メッセージ送信手
段に対する送信規制を一時的に解除することを特徴とす
る。
【0018】管理者が管理センタ内で仕事をする月曜日
から金曜日の範囲内であっても、当日が祝日であれば管
理者は管理センタ内に存在しないので、祝日などに管理
者が警報メッセージをメールとして受け取ることは重要
である。請求項5においては、祝日などの特別な日付を
規制解除スケジュールとして予め登録しておくことによ
り、祝日には送信規制を一時的に解除することができ
る。すなわち、当日が送信規制の規制スケジュールに該
当する曜日であっても、登録された祝日等の規制解除ス
ケジュールに該当する場合には、警報メッセージはメー
ルとして管理者に送信される。
【0019】請求項6は、請求項2の監視情報通報装置
において、前記測定値入力手段が入力した情報を予め定
めた時刻もしくは一定の時間間隔で定期的に処理してそ
のときの状態を表す定期メッセージを自動的に作成する
定期メッセージ作成手段と、前記定期メッセージ作成手
段が作成した定期メッセージを通信網を介して予め登録
されたメールアドレスにEメールとして自動的に送信す
る定期メッセージ送信手段とを更に設けたことを特徴と
する。
【0020】請求項6においては、特別な異常が発生し
ない場合であっても、定期メッセージが定期的にEメー
ルとして監視情報通報装置から管理者に通報される。こ
のため、管理者は受信したEメールを参照することによ
り、過去の情報を含む状況の推移を時系列の情報として
把握することができる。請求項7は、請求項1の監視情
報通報装置において、通信網を介してユーザから入力さ
れる要求に従って、前記測定値入力手段が入力した情報
を前記ユーザ宛てに送信する情報提供手段を更に設けた
ことを特徴とする。
【0021】請求項7においては、例えばインターネッ
ト上のホームページのように、情報を必要とする任意の
ユーザからの要求に従って、情報提供手段からユーザに
情報を提供することができる。これにより、例えば管理
者が必要なときに携帯電話などを利用してシステムにア
クセスし、監視対象の状況を把握するのに必要な情報を
入手することができる。また、例えば監視対象のダム,
河川などの近傍に居住している住民に対して情報を公開
することもできるので、必要に応じて住民自身が現在の
状況を把握したり、異常が発生した場合に避難などの安
全な行動に役立てることもできる。
【0022】請求項8は、請求項2,請求項3,請求項
4,請求項5及び請求項6のいずれかの監視情報通報装
置において、通信網を介してユーザから入力される要求
に従って、予め前記ユーザに対応付けて保持されている
特定の情報の内容を更新するユーザ情報更新手段を更に
設けたことを特徴とする。
【0023】請求項8においては、ユーザ毎に登録され
た情報の内容を携帯電話などを利用して管理センタの外
部からいつでも更新することができる。すなわち、請求
項2のメールアドレス,請求項4の規制スケジュール,
請求項5の規制解除スケジュール,請求項6のメール送
信間隔などを遠隔地からの指示で変更することができ
る。
【0024】請求項9は、請求項2の監視情報通報装置
において、前記警報メッセージ送信手段が送信したEメ
ールに対する応答として所定の確認メールが到来したか
否かを認識する確認メール認識手段と、前記警報メッセ
ージ送信手段がEメールを送信してから所定時間以内に
前記確認メール認識手段が確認メールの到来を認識しな
い場合には、前記Eメールの再送を実施するメール再送
制御手段とを更に設けたことを特徴とする。
【0025】請求項9においては、通信システムの一時
的な故障などによって宛先にメールが届かなかった場合
には、自動的にメールの再送が実施される。このため、
警報メッセージのメールを管理者に確実に届けることが
できる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の監視情報通報装置の1つ
の実施の形態について、図1〜図6を参照して説明す
る。この形態は全ての請求項に対応する。
【0027】図1は監視情報通報装置を含む通信システ
ムの構成例を示すブロック図である。図2は異常発生時
の監視情報通報装置の動作を示すフローチャートであ
る。図3は通常の監視情報通報装置の動作を示すフロー
チャートである。図4は利用者管理DB(データベース
の略、以下同様)の内容の例を示す模式図である。図5
は警報メッセージの作成例を示す模式図である。図6は
定期メッセージの作成例を示す模式図である。
【0028】この形態では、請求項1の測定値入力手段
及び異常識別手段はデータ処理部12に対応し、メッセ
ージ作成手段及び警報メッセージ出力手段はメール送信
制御部15に対応する。また、請求項2の警報メッセー
ジ送信手段はステップS21,S22に対応する。ま
た、請求項3の送信先情報保持手段は利用者管理DB1
6に対応し、請求項3の送信先選別手段はステップS1
5,S16に対応する請求項4の規制スケジュール情報
保持手段は利用者管理DB16に対応し、請求項4の送
信規制制御手段はステップS20に対応する。
【0029】更に、請求項5の規制解除スケジュール情
報保持手段は利用者管理DB16に対応する。また、請
求項6の定期メッセージ作成手段はステップS39に対
応し、請求項6の定期メッセージ送信手段はステップS
41,S42に対応する。請求項7の情報提供手段はス
テップS35に対応する。請求項8のユーザ情報更新手
段はステップS37に対応する。請求項9の確認メール
認識手段はステップS23に対応し、請求項9のメール
再送制御手段はステップS24に対応する。
【0030】図1に示すように、この形態の監視情報通
報装置10にはデータ入力インタフェース11,データ
処理部12,表示装置13,記憶装置14,メール送信
制御部15,利用者管理DB16,Webサーバ17及
び通信インタフェース18が備わっている。監視情報通
報装置10の入力には、例えば河川情報システム,ダム
情報管理システム,道路情報システムのような監視対象
システムに備わった各種センサや機器25が接続されて
いる。
【0031】通信インタフェース18は、例えば電話の
加入者線を介してインターネットのような通信網21に
接続されている。また、監視情報通報装置10を利用す
る管理者などの利用者は、例えば携帯電話23を用いて
基地局22と通信回線を確立し、インターネットや監視
情報通報装置10との間で通信することができる。ま
た、携帯電話23には必要に応じてパソコン24や携帯
情報端末などが接続される。
【0032】各種センサや機器25から出力される様々
な測定値(例えば河川の水位,ダムの水位,放流量な
ど)や機器の状態を表す情報は、データ入力インタフェ
ース11を介してデータ処理部12に入力され処理され
る。処理されたデータは、記憶装置14に逐次記憶さ
れ、必要に応じて表示装置13に表示される。メール送
信制御部15は予め定めた定期スケジュールのタイミン
グで、並びに特定の異常が発生した場合に自動的にメッ
セージを作成し、このメッセージをEメールにより予め
定めた利用者のメールアドレスに自動的に送信する。
【0033】また、Webサーバ17は一般的なインタ
ーネット上のホームページを提供するサーバと同様に、
利用者からのアクセスに応答して記憶装置14に蓄積さ
れた情報を送出する。また、Webサーバ17は利用者
からの要求に従って、利用者管理DB16に登録された
利用者自身の情報の変更を実行する。利用者管理DB1
6には、図4に示すように複数の利用者のそれぞれにつ
いて、利用者グループ(K1),送信する情報の種類
(K2),利用者ID(K3),パスワード(K4),
メールアドレス(K5)及びスケジュール情報(K6)
が保持されている。
【0034】この例では、多数の利用者を複数のグルー
プに区分して管理している。利用者グループ(K1)
は、当該利用者が属するグループ(A,B,C,・・・
のいずれか)を表している。このグループは、例えば利
用者が属する部署の区別や担当するシステムの区別に相
当する。各々のグループには複数の利用者を割り当てる
ことができる。また、送信する情報の種類(K2)につ
いては、グループ(K1)毎に予め決定される。
【0035】スケジュール情報(K6)には、送信規制
スケジュール(K61)と、規制解除スケジュール(K
62)と、定期送信スケジュール(K63)とが含まれ
ている。送信規制スケジュール(K61)の内容は、異
常発生時のEメールの送信を停止する曜日及び時間帯を
表している。規制解除スケジュール(K62)は、送信
規制スケジュール(K61)によって指定された送信規
制を解除する特定の日付及び時間帯を表している。
【0036】また、定期送信スケジュール(K63)は
定期的に送信されるEメールに関するデータの取得間隔
及びメール送信間隔を表している。また、定期的に送信
されるEメールの通知のオン/オフを定期送信スケジュ
ール(K63)で指定することもできる。次に、具体的
な監視情報通報装置10の動作について説明する。な
お、図1に示す監視情報通報装置10についてはパソコ
ンなどのハードウェアとソフトウェアプログラムとで構
成することもできるし、専用のハードウェアで構成する
こともできる。
【0037】監視対象に異常が発生した場合には、図2
に示す処理が実行される。図2の処理の内容について以
下に説明する。データ処理部12は、データ入力インタ
フェース11を介して各種センサや機器25から入力さ
れる測定値を予め定めた閾値と比較したり、状態の情報
を認識して異常の有無を識別する。この識別がステップ
S11で実施され、異常が検出されるとステップS12
に進む。
【0038】ステップS12では、データ処理部12が
検出された異常に関連のある様々な情報について、デー
タの種類,測定値,時刻情報などを各種センサや機器2
5から入力する。ステップS13では、メール送信制御
部15がデータ処理部12から入力される情報に基づい
て文字列で構成される警報メッセージを例えば図5に示
すようにして作成する。すなわち、測定値,データの種
類,定型文字列,時刻データなどを組み合わせて警報メ
ッセージを作成する。
【0039】ステップS14では、ステップS13で作
成した警報メッセージを表示装置13に出力して表示す
る。ステップS15では、異常が検出されたデータの種
類を識別し、それに対応付けられた利用者グループ(K
1)を選択する。次のステップS16では、該当する利
用者グループ(K1)に属する全ての利用者のデータを
利用者管理DB16から入力する。
【0040】これ以降のステップS17〜S25につい
ては、ステップS15で選択された利用者グループに属
する全ての利用者のそれそれに対してEメールを送信す
るように、処理が繰り返し行われる。これらの処理はメ
ール送信制御部15によって制御される。ステップS1
7では、利用者のメールアドレス(K5)を入力する。
次のステップS18では、現在の日付,曜日及び時刻の
情報を取得する。
【0041】ステップS19では、当該利用者に関する
規制解除スケジュール(K62)の内容を識別する。現
在が規制解除の条件に該当する場合にはステップS21
に進み、該当しない場合にはステップS20に進む。ス
テップS20では、当該利用者に関する送信規制スケジ
ュール(K61)の内容を識別する。現在が送信規制の
条件に該当する場合にはステップS25に進み、該当し
ない場合にはステップS21に進む。
【0042】ステップS21では、ステップS13で作
成した警報メッセージの内容を含むEメールを作成す
る。Eメールの宛先は、ステップS17で取得したメー
ルアドレスである。このEメールは、次のステップS2
2で直ちに送信される。送信されたEメールは、指定さ
れたメールアドレスに従って、例えば図1の通信インタ
フェース18,通信網21,基地局22を介して携帯電
話23に転送される。
【0043】この例では、各々の利用者が警報メッセー
ジを含むEメールを受信した場合には、それに対する返
信などの形態で利用者が確認メールを監視情報通報装置
10に対して送信することを想定している。そこで、監
視情報通報装置10においてはステップS22でEメー
ルを送信した後で、宛先の利用者からの確認メールを受
け取ったか否かを次のステップS23で識別する。確認
メールを受信した場合にはステップS25に進み、所定
時間以内に確認メールが届かない場合にはステップS2
4に進み、同じEメールの再送を行う。
【0044】なお、予め定めた回数の再送を行っても確
認メールが届かない場合には、再送の送信間隔を大きく
してもよいし、再送を中止してもよい。図2の処理を行
うことにより、異常の発生が検出された場合には、その
異常が警報メッセージを含むEメールの形で直ちに該当
する利用者に通知される。但し、送信規制スケジュール
の曜日及び時間帯に該当する利用者についてはEメール
の送信が省略される。但し、送信規制スケジュールに該
当する場合であっても、当日が規制解除スケジュールに
該当する日付であれば規制は解除されEメールの送信が
実行される。
【0045】一方、異常が発生しない場合であっても監
視情報通報装置10は図3に示す処理を常時実行する。
まず、図3に示す処理のうち、定期送信スケジュール
(K63)に関連する動作について説明する。データ処
理部12はステップS31で利用者管理DB16から各
利用者の定期送信スケジュール(K63)を取得する。
【0046】また、データ処理部12は定期送信スケジ
ュールに含まれる取得間隔により定まるデータ取得時刻
になると、ステップS32からS33に進み、各種セン
サや機器25から入力されるデータや時刻の情報を記憶
装置14に保存する。また、データ処理部12は定期送
信スケジュールに含まれる送信間隔により定まるデータ
送信時刻になると、ステップS38からS39に進み、
次のように処理する。
【0047】ステップS39では、記憶装置14に保存
されたデータを用いて、例えば図6に示すような文字情
報のメッセージを作成する。例えば、定期送信スケジュ
ールにより10分間隔でデータを取得し、1時間間隔で
メールを送信する場合には、10分毎に取得された6個
のデータが1つメッセージに含まれる。ステップS40
では、該当する利用者のメールアドレス(K5)を利用
者管理DB16から取得する。
【0048】ステップS41では、ステップS39で作
成したメッセージを含むEメールを作成する。このEメ
ールの宛先は、ステップS40で取得したメールアドレ
スになる。このEメールは次のステップS42で直ちに
送信される。ステップS42で送信されたEメールは、
指定されたメールアドレスに従って、例えば図1の通信
インタフェース18,通信網21,基地局22を介して
携帯電話23に転送される。
【0049】従って、各々の利用者は予め定期送信スケ
ジュール(K63)を監視情報通報装置10に登録して
おくことにより、異常が発生しない場合でも定期的にシ
ステムの状況をEメールで受け取ることができる。一
方、Webサーバ17は通信網21を介して利用者から
アクセスされると、ステップS34でデータ送信要求を
検出してステップS35に進み、記憶装置14に蓄積さ
れているデータを読み出して利用者に送信する。
【0050】従って、利用者はインターネットなどを介
してWebサーバ17にアクセスし、現在の状況や過去
のデータを閲覧することができる。また、Webサーバ
17は通信網21を介して利用者からアクセスした利用
者から登録情報の更新要求を受けた場合、ステップS3
6からS37に進み、利用者からの要求に従って、利用
者管理DB16に登録された利用者自身の情報の変更を
実行する。
【0051】ステップS37で更新処理を行う際には、
予め利用者の認証を行う必要がある。例えば、Webサ
ーバ17から利用者に対して利用者ID(K3)及びパ
スワード(K4)の入力を要求し、利用者から入力され
た情報を利用者管理DB16の内容と照合することによ
り認証を行うことができる。このように、利用者は携帯
電話23などを用いることにより、遠隔地から通信網2
1を介して監視情報通報装置10にアクセスし、必要に
応じてメールアドレス(K5)やスケジュール情報(K
6)の内容を変更することができる。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば異常が発
生した場合には警報メッセージを自動的に出力すること
ができる。また、警報メッセージをEメールで送信する
ことにより、利用者が管理センタ内などに存在しない場
合であっても警報メッセージを利用者に確実に伝達する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】監視情報通報装置を含む通信システムの構成例
を示すブロック図である。
【図2】異常発生時の監視情報通報装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】通常の監視情報通報装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】利用者管理DBの内容の例を示す模式図であ
る。
【図5】警報メッセージの作成例を示す模式図である。
【図6】定期メッセージの作成例を示す模式図である。
【符号の説明】
10 監視情報通報装置 11 データ入力インタフェース 12 データ処理部 13 表示装置 14 記憶装置 15 メール送信制御部 16 利用者管理DB 17 Webサーバ 18 通信インタフェース 21 通信網 22 基地局 23 携帯電話 24 パソコン 25 各種センサや機器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間の変化に伴って変化する少なくとも
    1つの状態を表す情報を所定の測定装置から繰り返し入
    力する測定値入力手段と、 前記測定値入力手段が入力した情報を処理して特定の異
    常状態か否かを識別する異常識別手段と、 前記異常識別手段が異常状態を検出した場合に、少なく
    とも異常の発生時刻及び発生した異常の種類を表す情報
    を組み合わせて、異常の発生を示す文字情報の警報メッ
    セージを自動的に作成するメッセージ作成手段と、 前記異常識別手段が異常状態を検出した場合に、前記メ
    ッセージ作成手段の作成した警報メッセージの情報を出
    力する警報メッセージ出力手段とを設けたことを特徴と
    する監視情報通報装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の監視情報通報装置において、
    前記警報メッセージ出力手段には、警報メッセージの情
    報を通信網を介して予め登録されたメールアドレスにE
    メールとして自動的に送信する警報メッセージ送信手段
    を設けたことを特徴とする監視情報通報装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の監視情報通報装置において、
    複数種類の監視対象の情報を同時に管理する場合に、 警報メッセージの送信先を複数のグループに区分して管
    理する送信先情報保持手段と、 前記メッセージ作成手段が作成した警報メッセージの種
    類に対応付けられた特定のグループの送信先情報を前記
    送信先情報保持手段から取得して前記警報メッセージ送
    信手段に与える送信先選別手段とを更に設けたことを特
    徴とする監視情報通報装置。
  4. 【請求項4】 請求項2の監視情報通報装置において、 曜日及び時刻の少なくとも一方の情報を規制スケジュー
    ルとして保持する規制スケジュール情報保持手段と、 前記規制スケジュール情報保持手段の保持する規制スケ
    ジュールが特定の条件を満たす場合には、前記警報メッ
    セージ送信手段の送信動作を一時的に停止する送信規制
    制御手段とを更に設けたことを特徴とする監視情報通報
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の監視情報通報装置において、
    日付の情報を規制解除スケジュールとして保持する規制
    解除スケジュール情報保持手段を更に設けるとともに、
    前記送信規制制御手段は、前記規制解除スケジュール情
    報保持手段に登録された規制解除スケジュールの条件を
    満たす場合には、前記警報メッセージ送信手段に対する
    送信規制を一時的に解除することを特徴とする監視情報
    通報装置。
  6. 【請求項6】 請求項2の監視情報通報装置において、 前記測定値入力手段が入力した情報を予め定めた時刻も
    しくは一定の時間間隔で定期的に処理してそのときの状
    態を表す定期メッセージを自動的に作成する定期メッセ
    ージ作成手段と、 前記定期メッセージ作成手段が作成した定期メッセージ
    を通信網を介して予め登録されたメールアドレスにEメ
    ールとして自動的に送信する定期メッセージ送信手段と
    を更に設けたことを特徴とする監視情報通報装置。
  7. 【請求項7】 請求項1の監視情報通報装置において、
    通信網を介してユーザから入力される要求に従って、前
    記測定値入力手段が入力した情報を前記ユーザ宛てに送
    信する情報提供手段を更に設けたことを特徴とする監視
    情報通報装置。
  8. 【請求項8】 請求項2,請求項3,請求項4,請求項
    5及び請求項6のいずれかの監視情報通報装置におい
    て、通信網を介してユーザから入力される要求に従っ
    て、予め前記ユーザに対応付けて保持されている特定の
    情報の内容を更新するユーザ情報更新手段を更に設けた
    ことを特徴とする監視情報通報装置。
  9. 【請求項9】 請求項2の監視情報通報装置において、 前記警報メッセージ送信手段が送信したEメールに対す
    る応答として所定の確認メールが到来したか否かを認識
    する確認メール認識手段と、 前記警報メッセージ送信手段がEメールを送信してから
    所定時間以内に前記確認メール認識手段が確認メールの
    到来を認識しない場合には、前記Eメールの再送を実施
    するメール再送制御手段とを更に設けたことを特徴とす
    る監視情報通報装置。
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