JP2004236176A - 監視システム - Google Patents

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Shiro Fukami
志朗 富加見
Shogo Ueda
省吾 植田
Masaaki Shiraishi
雅明 白石
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Abstract

【課題】公衆回線を利用して複数の設備を監視する監視システムにおいて、公衆回線の回線数を少なくすることによってコストの削減を図り、また、管理者の確認作業の労力を低減する。
【解決手段】監視システム10は、ポンプ場1の監視制御を実行する親局装置と、ポンプ場2〜5の監視制御をそれぞれ実行する複数の子局装置とを備えている。親局装置と各子局装置とは互いに無線通信を行い、親局装置には公衆回線50が接続されている。各子局装置の情報は親局装置に一括して管理され、点検員は公衆回線50を通じて親局装置に問い合わせを行うことにより、すべてのポンプ場1〜5の状況を把握することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の設備の監視を行う無線監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ポンプ場などの設備を対象として、遠隔地から監視を行う監視システムが知られている。そして、この種の監視システムとして、遠隔地と各設備との間の通信手段に電話回線等の公衆回線を利用するものも知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、電話回線を利用したマンホール形式ポンプ場の汚水監視装置が開示されている。この汚水監視装置は、ポンプ場に通信端末を設けておき、ポンプ場に異常が発生すると、電話回線を介して上記通信端末から所定の通報先へ異常内容を通報するようにしている。
【0004】
特許文献2には、ポンプ場毎に設置したデータ端末装置と中央処理装置とが公衆回線で接続されてなるポンプ場リモート監視システムが開示されている。この監視システムでは、データ端末装置が異常を検出したとき又は中央処理装置がデータ端末装置に送信要求を行ったときに、公衆回線を通じてデータ端末装置から中央処理装置にデータを送信するようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−30271号公報
【特許文献2】
特開平10−326109号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術では、安価な公衆回線を利用することができるものの、予め設備の数に応じた数の回線を設けておく必要があった。例えば、公衆回線として一般の加入者電話回線を用いる場合、監視対象設備が30台あるとすると、30回線分の電話回線を引いておく必要があった。
【0007】
また、図6に示すように、点検員が電話101を用いて各設備102の状況を確認しようとすると、当該設備102の端末装置に対して個別に電話をかける必要があった。そのため、監視区全体の状況を把握しようとすると、監視区内のすべての設備の端末装置に電話をかける必要があり、設備の数に応じた確認作業が必要であった。
【0008】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、公衆回線を利用して複数の設備を監視する監視システムにおいて、必要とされる公衆回線の数を低減することによって管理コストの削減を図り、また、監視者側からの確認作業の労力を低減することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の監視システムは、複数の設備の監視を行う監視システムであって、前記複数の設備の各々に設けられ、それぞれ各設備の監視を行う複数の子局装置と、公衆回線に接続される一方、前記各子局装置と無線通信を行い、少なくとも前記各子局装置から前記各設備の運転状況に関する情報を受信して記憶する親局装置とを備え、前記親局装置は、前記公衆回線を介して問い合わせがあると、前記各設備の運転状況に関する情報を前記公衆回線を通じて送信するものである。
【0010】
上記監視システムによれば、各設備の運転状況に関する情報(例えば、異常又は故障の有無に関する情報等)は、各子局装置から親局装置に無線で送信され、親局装置において一括して管理される。そして、設備の管理者等が公衆回線を介して親局装置に対して問い合わせを行うと、親局装置から管理者等に対して、各設備の運転状況に関する情報が送信される。したがって、設備の数に拘わらず、管理者等は1つの公衆回線を通じてすべての設備の情報を取得することができる。そのため、設備の数と同数の回線を設けておく必要がなく、公衆回線の初期費用及び維持コストを低減することができ、その結果、管理コストを低減することができる。また、各設備の子局装置毎に問い合わせを行う必要がなく、親局装置に対してすべての子局装置の情報を一括して問い合わせることができるので、管理者等の確認作業の労力を軽減することができる。
【0011】
なお、親局装置は、子局装置と同様に所定の設備に設けられて監視を行うものであってもよく、あるいは、子局装置と異なり設備の監視は行わないものであってもよい。
【0012】
第2の監視システムは、前記第1の監視システムにおいて、前記各子局装置は、他の子局装置と無線通信自在に構成されており、前記親局装置は、前記子局装置の少なくとも一つに対しては1又は2以上の他の子局装置を中継して無線通信を行うものである。
【0013】
上記監視システムによれば、子局装置同士が無線通信自在であるので、子局装置は中継機能を有することになる。そのため、子局装置が親局装置の無線通信可能範囲外にあったとしても、当該子局装置が親局装置と無線通信可能な他の子局装置と通信可能な範囲内にある限り、他の子局装置を中継することによって、当該子局装置は親局装置と無線通信が可能となる。したがって、上記監視システムによれば、親局装置の無線通信可能エリアよりも広い地域を対象とした監視が可能となる。
【0014】
第3の監視システムは、前記第1又は第2の監視システムにおいて、前記親局装置は、情報を要求する情報要求信号を前記子局装置に対して順次自動的に送信し、前記各子局監視装置は、前記情報要求信号を受けると、各設備の運転状況に関する情報を前記親局監視装置に送信するものである。
【0015】
上記監視システムによれば、親局装置は各子局装置から各設備の情報を順番に入手し、すべての設備の運転状況を常時把握することができる。
【0016】
第4の監視システムは、前記第1〜第3のいずれか一つの監視システムにおいて、前記親局装置は、前記設備の少なくとも一つに異常が発生している場合には、前記公衆回線を介した問い合わせに応じて、異常の発生している設備に関する情報を送信するものである。
【0017】
上記監視システムによれば、公衆回線を介して親局装置に問い合わせを行うことにより、異常の発生している設備に関する詳細な情報を得ることができる。
【0018】
第5の監視システムは、前記第1〜第4のいずれか一つの監視システムにおいて、前記親局装置は、前記公衆回線を介して前記各設備の運転状況に関する情報を音声、文字又は画像情報として送信するものである。
【0019】
上記監視システムによれば、公衆回線を介して情報を受け取る管理者等は、各設備の運転状況に関する情報を容易に理解することができる。
【0020】
第6の監視システムは、前記第1〜第5のいずれか一つの監視システムにおいて、前記各設備が水処理施設であるものである。
【0021】
なお、ここでいう「水処理施設」とは、例えばポンプ場や水処理場等のように、雨水、上水又は下水等を搬送又は処理する設備をいう。一般に、水処理施設は比較的小さな監視エリア内に数多く設けられる場合が多い。そのため、本発明に係る監視システムを水処理施設に適用することにより、管理コストの低減及び管理作業の負担軽減の効果が顕著に発揮される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
図1に示すように、実施形態に係る監視システム10は、所定の監視区に設けられた複数のポンプ場1〜5を管理するシステムである。なお、ここでは監視対象となるポンプ場は5つであるが、監視システム10が監視するポンプ場の数は特に限定されるものではない。
【0024】
図2に示すように、第1ポンプ場1には、水中ポンプ(図示せず)が収容されたマンホール施設30と端末装置31aとアンテナ32とが設けられている。同様に、第2〜第5ポンプ場2〜5には、水中ポンプ(図示せず)が収容されたマンホール施設30と端末装置31bとアンテナ32とが、それぞれ設けられている。なお、第1ポンプ場1の端末装置31aは本発明で言うところの「親局装置」に対応し、第2〜第5ポンプ場2〜5の各端末装置31bは本発明で言うところの「子局装置」に対応する。以下では、端末装置31a、端末装置31bをそれぞれ親局装置31a、子局装置31bと称することとする。
【0025】
図3に示すように、子局装置(すなわち、第2〜第5ポンプ場2〜5の各端末装置)31bには、それぞれのポンプ場の監視制御を実行する監視制御部41と、ポンプ場の機器(水中ポンプ等)を制御する機器制御部45と、アンテナ32を通じて無線通信を行う無線通信部42とが設けられている。なお、ポンプ場の監視制御には、例えば、ポンプ場の水位の異常診断、機器の故障診断、停電の検知等が含まれる。一方、親局装置(すなわち、第1ポンプ場1の端末装置)31aには、監視制御部41、機器制御部45及び無線通信部42に加えて、各子局装置31bから収集した情報を記憶する記憶部43と、公衆回線50に接続された公衆回線通信部44とが設けられている。公衆回線50は汎用の公衆回線であり、一般の加入者電話回線(アナログ回線)やISDN加入者回線(ディジタル回線)等を好適に用いることができる。公衆回線通信部44には公衆回線50の種類に応じた各種機器、例えばモデムやターミナルアダプタ等を適宜用いることができる。
【0026】
親局装置31aと子局装置31bとは、無線通信が自在に構成されている。また、子局装置31b同士も無線通信が自在に構成されている。つまり、子局装置31bは中継機能を有している。したがって、ある子局装置31bが親局装置31aの通信可能エリア外にあったとしても、当該子局装置31bが1又は2以上の他の子局装置31bと通信可能な範囲内にある限り、その子局装置31bを介在させることによって親局装置31aと通信が可能である。本実施形態では、第2ポンプ場2、第3ポンプ場3及び第4ポンプ場4の各子局装置31bは親局装置31aと直接通信を行うが、第5ポンプ場5の子局装置31bは親局装置31aの通信可能エリア外にあり、第4ポンプ場4の子局装置31bを中継して親局装置31aと通信を行う。
【0027】
なお、親局装置31a及び各子局装置31bには、それぞれ予め識別番号又は識別記号等が付されており、それら装置31a,31bから送信される情報には上記識別番号又は識別記号等が含まれている。したがって、子局装置31bから送信された情報は、どのような経路を通ったとしても他の子局装置31bの情報から識別され、適切に処理されるようになっている。
【0028】
次に、親局装置31aと子局装置31bとの無線通信の方法について説明する。
【0029】
本実施形態では、親局装置31aは、すべての子局装置31bを対象として順次通信(巡回通信)を行う。また、いったんすべての子局装置31bとの通信を行った後は、同様の巡回通信を更に繰り返す。具体的には、親局装置31aは、第2ポンプ場2、第3ポンプ場3、第4ポンプ場4の順に子局装置31bとの通信を行い、その後更に同様の通信を繰り返す。上記の巡回通信は、親局装置31aによって自動的に行われる。なお、巡回通信の間隔は定期的であってもよく、不定期であってもよい。
【0030】
親局装置31aと子局装置31bとの間では、ポーリング方式の無線通信が行われる。すなわち、始めに親局装置31aから子局装置31bに対して、情報を要求する情報要求信号が送信される。そして、上記情報要求信号を受信した子局装置31bは、当該子局装置31bの属するポンプ場の運転状況に関する情報を親局装置31aに送信する。上記子局装置31bから情報を受け取った親局装置31aは、その情報を記憶部43に記憶する。そして、次の子局装置31bに対して、上記と同様の通信を行っていく。
【0031】
なお、親局装置31a自身も第1ポンプ場1の監視制御を行っており、第1ポンプ場1の情報も記憶部43に記憶されていく。その結果、親局装置31aの記憶部43にはすべてのポンプ場1〜5の情報が集中的に集められ、それらの情報は親局装置31aにおいて一括して管理される。また、親局装置31a自身の監視制御及び子局装置31bに対する巡回通信は常時行われるので、親局装置31aには常に最新の情報が蓄積されることになる。
【0032】
管理者による管理作業は以下のようにして行われる。なお、ここで言う管理者とは、ポンプ場の点検、修理、又はそれらの作業の確認等を行う人や機械(コンピュータを含む)などを意味する。以下では、管理者として、ポンプ場の点検を担当する点検員を例にして説明する。
【0033】
図4に示すように、始めに、点検員は自己の保有する携帯電話15(図1参照)を用い、親局装置31aに電話をかける(ステップS1)。次に、電話がつながると、点検員は異常の有無を確認するための信号(例えば、プッシュボタン「###」等のコマンド信号)を送信する(ステップS2)。すると、上記信号を受けた親局装置31aは、記憶部43に記憶されている情報に基づき、監視区域内のポンプ場1〜5に異常が発生していないか否かを調べる(ステップS3)。
【0034】
親局装置31aは、ステップS3において、すべてのポンプ場1〜5において異常が発生していないと判断すると、監視区域内のすべてのポンプ場1〜5が正常に動作している旨の情報を、点検員の携帯電話15に対して送信する(ステップS4)。なお、送信する情報は、例えば、「こちらは××監視区です。異常はありません。」等の音声情報(メッセージ)であってもよく、文字情報又は画像情報など他の形態の情報であってもよい。
【0035】
一方、いずれかのポンプ場において異常が発生している場合には、親局装置31aは、異常が発生している旨の情報を点検員の携帯電話15に送信する(ステップS5)。例えば、「こちらは××監視区です。異常発生中です。」等のメッセージが点検員の携帯電話15に送られる。
【0036】
異常発生通知を受けた点検員は、詳細情報が必要か否かを判断し(ステップS6)、必要であればステップS7に進み、詳細情報確認を行う。詳細情報確認としては、例えば、監視区域内のすべてのポンプ場に関して異常の有無を順に読み上げていく連続確認(例えば、「第1ポンプ場、異常なし。第2ポンプ場、異常なし。第3ポンプ場、異常あり。・・・」等)、特定のポンプ場を指定してその状態を読み上げる個別確認(例えば、「こちらは第3ポンプ場です。水位異常発生中です。」等)などが挙げられる。上記連続確認及び個別確認は、電話がつながっている状態で点検員が特定のダイアル番号を送信すること等によって行われる。例えば、上記連続確認の結果、第3ポンプ場3のみに異常があることが分かった場合、点検員が第3ポンプ場3を指定して個別確認を要求することにより、異常の発生した第3ポンプ場3の詳細状況を確認するようにしてもよい。
【0037】
図5は、点検員による他の点検例を示すフローチャートである。本例では、上記例と同様に、ステップS1において親局装置31aに電話をかけ、ステップS2において異常の有無を確認するための信号を送信し、ステップS3において異常の有無が判定される。そして、すべてのポンプ場において異常が発生していない場合には、ステップS4において、親局装置31aから携帯電話15に対して異常なしメッセージが送信される。
【0038】
一方、いずれかのポンプ場において異常が発生している場合には、ステップS8に進み、点検員からの要求を待つことなく、親局装置31aから携帯電話15に対し異常が発生しているポンプ場の名称及びその異常内容を伝えるメッセージが送信される。
【0039】
したがって、本例では、異常が発生したポンプ場の情報のみが読み上げられるので、監視区域の全ポンプ場の情報を順に読み上げる場合に比べて、異常に関する詳細情報が点検員に効率的に伝えられることになる。
【0040】
以上のように、本監視システム10によれば、親局装置31aと各子局装置31bとが無線通信を行い、各子局装置31bの情報が親局装置31aに一括して収集されるので、管理者は親局装置31aに問い合わせるだけで全ポンプ場1〜5の運転状況を把握することができる。したがって、各端末装置31a,31bのそれぞれに対して各ポンプ場の状況を個別に問い合わせる必要がなく、作業負担が大幅に低減する。また、すべての端末装置を公衆回線に接続する必要はないので、回線数の低減によりコストの削減を図ることができる。
【0041】
本監視システム10では、親局装置31aは子局装置31bに対して無線通信を連続的に順次繰り返して行う。そのため、親局装置31aは、各ポンプ場1〜5の状況を常時把握することができる。
【0042】
子局装置31bは中継機能を有しているので、親局装置31aと無線通信可能な範囲内に存在する他の子局装置31bと無線通信可能である限り、子局装置31bを親局装置31aの無線通信可能エリア外に配置することが可能となる。したがって、本監視システム10では、親局装置31aの無線通信可能エリアよりも広い範囲で設備管理を実行することができる。
【0043】
公衆回線50を通じて親局装置31aから送信される情報を音声情報(メッセージ)としたことにより、点検員はポンプ場の状況を容易に把握することができる。なお、親局装置31aから送信される情報は音声情報に限らず、文字情報(例えば、電子メール)又は画像情報等であってもよい。
【0044】
なお、上記実施形態では、親局装置31aも子局装置31bと同様にポンプ場の監視を行っていたが、親局装置31a自体はポンプ場の監視を行わないようにしてもよい。
【0045】
上記実施形態は、1つの監視区域に1つの親局装置31aのみを設けた例であったが、1つの監視区域に2つ以上の親局装置31aを設けるようにしてもよい。1つの親局装置31aに対して複数の子局装置31bを対応させる限り、本発明の監視システムを有効に活用することができる。
【0046】
上記監視システム10は1つの監視区域を監視するものであったが、上記監視システム10を複数の監視区域のそれぞれに設けることにより、複数の監視区域を監視するようにしてもよい。
【0047】
上記実施形態では、点検員の使用する端末装置として、携帯電話15を用いていた。しかし、点検員の使用する端末装置は、携帯型パソコンやPDA等の他の携帯型端末であってもよい。また、携帯型端末に限らず、非携帯型の端末、例えば固定電話(公衆電話含む)などの固定型端末であってもよい。
【0048】
本発明に係る監視システムの監視対象は、ポンプ場に限定されるものではなく、水処理場等の他の水処理施設であってもよい。ポンプ場及び水処理場の両方を管理対象としてもよい。また、水処理施設に限らず、その他の設備であってもよい。複数の設備の監視を目的とする限り、本発明の適用対象は何ら限定されるものではない。また、監視対象となる設備は、同種類の設備に限らず、異なる種類の設備であってもよい。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、親局装置と各子局装置とが無線通信を行い、各子局装置の情報が親局装置に一括して管理されるので、管理者等は公衆回線を通じて親局装置のみと通信を行うことにより、すべての設備の情報を得ることができる。したがって、公衆回線の回線数を少なくすることができ、監視のためのコストを低減することができる。また、親局装置に対する一回の確認作業で全子局装置の情報を得ることができるので、確認作業の労力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る監視システムの概念図である。
【図2】実施形態に係る監視システムの構成図である。
【図3】実施形態に係る監視システムのブロック図である。
【図4】ポンプ場の点検処理を示すフローチャートである。
【図5】ポンプ場の点検処理の変形例を示すフローチャートである。
【図6】従来の監視システムの概念図である。
【符号の説明】
1〜5 ポンプ場
10 監視システム
15 携帯電話
30 マンホール施設
31a 端末装置(親局装置)
31b 端末装置(子局装置)
32 アンテナ
41 監視制御部
42 無線通信部
43 記憶部
44 公衆回線通信部
45 機器制御部
50 公衆回線

Claims (6)

  1. 複数の設備の監視を行う監視システムであって、
    前記複数の設備の各々に設けられ、それぞれ各設備の監視を行う複数の子局装置と、
    公衆回線に接続される一方、前記各子局装置と無線通信を行い、少なくとも前記各子局装置から前記各設備の運転状況に関する情報を受信して記憶する親局装置とを備え、
    前記親局装置は、前記公衆回線を介して問い合わせがあると、前記各設備の運転状況に関する情報を前記公衆回線を通じて送信することを特徴とする監視システム。
  2. 請求項1に記載の監視システムであって、
    前記各子局装置は、他の子局装置と無線通信自在に構成されており、
    前記親局装置は、前記子局装置の少なくとも一つに対しては1又は2以上の他の子局装置を中継して無線通信を行うことを特徴とする監視システム。
  3. 請求項1又は2に記載の監視システムであって、
    前記親局装置は、情報を要求する情報要求信号を前記子局装置に対して順次自動的に送信し、
    前記各子局監視装置は、前記情報要求信号を受けると、各設備の運転状況に関する情報を前記親局監視装置に送信することを特徴とする監視システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載の監視システムであって、
    前記親局装置は、前記設備の少なくとも一つに異常が発生している場合には、前記公衆回線を介した問い合わせに応じて、異常の発生している設備に関する情報を送信することを特徴とする監視システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の監視システムであって、
    前記親局装置は、前記公衆回線を介して前記各設備の運転状況に関する情報を音声、文字又は画像情報として送信することを特徴とする監視システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一つに記載の監視システムであって、
    前記各設備は、水処理施設であることを特徴とする監視システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013190264A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Toshiba Corp 雨量警報装置、雨水処理システム、雨量警告方法及び雨水処理方法
JP2017198062A (ja) * 2016-04-21 2017-11-02 薫 橋詰 河川用水門の遠隔監視制御システム
JP2018097778A (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 日本アンテナ株式会社 センシング部を備えるハザードマップシステム

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