JPH0725495U - 遠隔監視センタ装置 - Google Patents

遠隔監視センタ装置

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JPH0725495U
JPH0725495U JP5638093U JP5638093U JPH0725495U JP H0725495 U JPH0725495 U JP H0725495U JP 5638093 U JP5638093 U JP 5638093U JP 5638093 U JP5638093 U JP 5638093U JP H0725495 U JPH0725495 U JP H0725495U
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Application number
JP5638093U
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English (en)
Inventor
克浩 田爪
Original Assignee
株式会社日立ビルシステムサービス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 故障発報に対し最も近い保守現場で作業中の
保守員により緊急対応処理を行うことができる遠隔監視
センタ装置の提供。 【構成】 端末装置16からの異常発報をセンタ装置1
において受信した際、発報の現場を判定し、予め保守員
アドレス記憶装置13に記憶されていた端末装置16の
近距離の端末装置2で保守作業していた保守員3を故障
検出端末16に急行させ緊急対応を図ることを特徴とし
た遠隔監視センタ装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電話回線による監視対象建物内設備の故障又は異常発報に対応する 遠隔監視センタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年MPUを導入して監視システムを構成した建物(ビル)が増加しており、 これによってビルの各部に設けられた空調機、照明機器、給配水設備、昇降機等 の運転状態を集中管理し、省力化が図られている。この集中管理のため、空調機 、照明機器、給配水設備、昇降機等に対してMPUを有する端末装置を設け、こ の端末装置と遠隔監視センタとを電話回線を介して接続する構成が採用されてい る。そして、空調機、照明機器、給配水設備、昇降機等に故障又は異常の場所、 状態を捉え電話回線を介して遠隔監視センタへ発報することにより、当該故障、 異常データは遠隔監視センタ内のデータ記憶装置に一時的に記憶蓄積される。
【0003】 これと同時に、発報データの内容、即ち故障又は異常に対応する保守員を呼出 すため、データ記憶装置に記憶されている保守員の携帯端末装置内の携帯電話番 号を取出し、呼出し装置を介し保守員を自動的に呼出す。これによって呼出され た対応保守員は電話回線よりデータ記憶装置に記憶、蓄積された発報データをデ ータ転送装置を介し携帯端末装置等にて呼出し、このデータによって保守員が発 報のあったビルに急行し修理、部品交換等を行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記、従来の遠隔監視センタにおいて、当該遠隔監視センタから呼出し装置に よって呼出す保守員は、保守員スケジュール記憶装置から呼出されるが、もし発 報した端末に極めて近い場所で保守作業を行っている現場がある時、この保守員 が緊急対応する手段が無かった。
【0005】 本考案の目的とするところは、故障発報に対して最も近い場所で保守作業して いる保守員を呼出し緊急対応処理を行うことができる遠隔監視センタ装置を提供 することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本考案は、端末装置から発報された監視対象建物内 の異常発報を電話回線を介して受信する受信装置と、この受信装置より受信した 異常発報のデータを記憶するデータ記憶装置と、保守員が巡回する現場の巡回ス ケジュールを予め記憶する保守員スケジュール記憶装置と、前記端末装置から発 報があったとき前記保守員スケジュール記憶装置に記憶されたデータに基づいて 当該端末装置に最も近い保守員を選択する保守員選択手段を設けた保守員呼出し 装置と、前記データ記憶装置に記憶されているデータを電話回線を介して転送す るデータ転送装置とを備えた遠隔監視センタ装置において、保守員が前記端末を 保守している時、その場所を前記端末を介して前記センタ装置に発信し、センタ 装置は前記場所を保守員アドレス記憶装置に記憶し、ここで前記端末と別個の端 末装置から異常発報があった場合、前記保守員アドレス記憶装置のデータと突合 せ、前記保守中端末の近距離であれば、この保守員に故障対応の呼出しをかける 構成としたものである。
【0007】
【作用】
本考案による遠隔監視センタは前述の如く構成したため、保守員が端末の保守 を行う時その場所をセンタに記憶させることにより、他の端末から故障発報があ った場合、前記保守現場の住所と極めて近距離の場合、この保守員に呼出しかけ 現場に急行させる。
【0008】 これによって、実際故障現場に最も早く到着できる保守員が緊急対応を行うた め、最も迅速に現場対応処理ができる。
【0009】
【実施例】 以下本考案の一実施例を図面により説明する。
【0010】 図1は本考案の遠隔監視センタ装置の一実施例を示す説明図、図2は図1の遠 隔監視センタ装置の処理手順を示すフローチャート、図3は保守員から保守中の 連絡発報が入った時の遠隔監視センタの処理手順を示すフローチャートである。
【0011】 図1において、遠隔監視センタ装置1は受信装置8、データ転送装置9、保守 員呼出し装置10、処理装置7、データ記憶装置11、保守員スケジュール記憶 装置12、保守員アドレス記憶装置13で構成され処理装置7に各装置が接続さ れている。
【0012】 さらに受信装置8、データ転送装置9、保守員呼出し装置10は電話回線6に 接続されている。保守員スケジュール記憶装置12には所定期間内の各日の各保 守員の保守巡回スケジュールが入力されている。
【0013】 端末装置2、16は、図示しない各種設備機器に接続されており、故障又は異 常の状態を常時監視しており電話回線6にも接続されている。保守員3、14は それぞれ携帯端末4、15を持ち、通常各種機器の巡回点検作業を行っている。 携帯端末装置は電話回線6と接続が可能であり、センタ装置1とのデータ通信が 可能である。また、ポケットベル機能も有しており、発信局5の発信する電波に より鳴動し、また、簡単なメッセージをディスプレイに表示することも可能であ る。発信局5は電話回線6に接続されている。
【0014】 保守員3が端末装置2を保守点検作業を行う前に携帯端末4から端末装置2を 介し遠隔監視センタ1へ、点検開始発報を発信する。遠隔監視センタ装置1は、 絶えず電話回線6からの発報の有無を受信装置8を介して処理装置7が監視して いる(図3に示す手順S1′)。
【0015】 ここで、前記保守員3からの点検開始発報が電話回線6を介して、受信装置6 に受信される(手順S2′)。受信された発報は処理装置7を介して保守員アド レス記憶装置13に記憶される。
【0016】 今、端末装置16で監視中の設備機器に故障が発生した場合、端末装置16は 故障を検出し発報データが端末装置16、電話回線6、受信装置8を経て遠隔監 視センタ1に発報される。
【0017】 処理装置7は各端末装置からの故障発報があるか否かを常時監視しており(図 2に示す手順S1)、前記発報が発生すると、受信装置8により発報データを受 信する(手順S2)。
【0018】 受信された発報データはデータ記憶装置11に記憶、蓄積される(手順S3) 。次に処理装置7は、前記発報から地域コードのデータを取出しこれを保守員ス ケジュール記憶装置に登録されている各保守員のスケジュールと突合せ、発報地 区の近辺を巡回中と思われる保守員の呼出し番号を選択する(手順S4)。又、 同時に、前記発報の地域コードのデータと、保守員アドレス記憶装置に登録され ている各保守中現場のアドレスとを突合せ、最も前記故障発報と近距離な保守員 の呼出し番号を選択する(手順S5)。
【0019】 この時、発報端末の近距離に保守中の保守員がいなかった場合(この場合の近 距離とは各地域によって誤差が生じる)(手順S6)、処理装置7は保守員スケ ジュール記憶装置12より取出した番号により、保守員呼出し装置10で保守員 14の呼出しを行う(手順S11)。これにより保守員14の携帯端末15のポ ケットベルが鳴動する。
【0020】 これに応じて保守員14は携帯端末15を使用し電話回線6を介して遠隔監視 センタ装置1に対してデータ転送要求を出力する。
【0021】 ここで処理装置7はデータ転送要求の有無をチェックし(手順S12)、要求 があった場合は、発報現場の場所や、現場の故障種類を示した発報データをデー タ転送9から電話回線6を介し携帯端末15へ転送する(手順S13)。同時に 処理装置7は故障発報を行った端末装置16に故障の種類に応じた故障データを データ装置11から取出し、データ転送装置9、電話回線6を介し端末装置11 に転送する(手順S14)。
【0022】 ここで前記端末装置2から保守中発報があり、端末2と端末16が極めて近距 離だった場合、処理装置7は保守員アドレス記憶装置13から取出した保守員3 の呼出し番号より保守員呼出し装置10で呼出しを行う(手順S6、S7)。こ れにより保守員3の携帯端末4のポケットベルが鳴動する。これに応じて保守員 3は保守点検作業を中断し、携帯端末4を使用し電話回線6を介して遠隔監視セ ンタ装置1に対してデータ転送要求を出力する。ここで処理装置7は、データ転 送要求の有無をチェックし(手順S8)、要求があった場合は、発報現場の場所 や、現場の故障種類などを示した発報データをデータ転送9から電話回線6を介 して携帯端末4へ転送する(手順S9)。同時に処理装置7は故障発報を行った 端末装置16に故障の種類に応じた故障データをデータ装置11から取出し、デ ータ転送装置9、電話回線6を介し端末装置16に転送する(手順S10)。
【0023】 又、前述の例では保守中現場が1ヶ所の場合を例にとったが、都市部など端末 装置が密集している所であれば2ヶ所以上の保守中保守員を呼出すことも当然可 能となる。
【0024】 以上説明した通り、本考案によれば、故障発生時に最も近距離で保守作業を行 っている保守員を故障現場に呼出せるため、緊急対応を徹底することができる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明した通り本考案は、端末装置からの異常発報をセンタ装置において受 信した際、最も近くで保守作業を行っている保守員を呼出し故障発報現場に急行 させ緊急対応を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す説明図である。
【図2】遠隔監視センタ装置の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】保守現場により保守点検開始発報があった場合
の遠隔監視センタ装置の処理手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 センタ装置 2 端末装置 3 保守員 4 携帯用端末 5 発信局 6 電話回線 7 処理装置 8 受信装置 9 データ転送装置 10 保守員呼出し装置 11 データ記憶装置 12 保守員スケジュール記憶装置 13 保守員アドレス記憶装置 14 保守員 15 携帯用端末 16 端末装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置から発報された監視対象建物内
    の異常発報を電話回線を介して受信する受信装置と、こ
    の受信装置より受信した異常発報のデータを記憶するデ
    ータ記憶装置と、保守員が巡回する現場の巡回スケジュ
    ールを予め記憶する保守員スケジュール記憶装置と、前
    記端末装置から発報があったとき前記保守員スケジュー
    ル記憶装置に記憶されたデータに基づいて当該端末装置
    に最も近い保守員を選択する保守員選択手段を設けた保
    守員呼出し装置と、前記データ記憶装置に記憶されてい
    るデータを電話回線を介して転送するデータ転送装置と
    を備えた遠隔監視センタ装置において、保守員が前記端
    末を保守している時、その場所を前記端末を介して前記
    センタ装置に発信し、センタ装置は前記場所を保守員ア
    ドレス記憶装置に記憶し、ここで前記端末と別個の端末
    装置から異常発報があった場合、前記保守員アドレス記
    憶装置のデータと突合せ、前記保守中端末の近距離であ
    れば、この保守員に故障対応の呼出しをかけることを特
    徴とする遠隔監視センタ装置。
JP5638093U 1993-10-19 1993-10-19 遠隔監視センタ装置 Pending JPH0725495U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1135244A (ja) * 1997-07-17 1999-02-09 Hitachi Building Syst Co Ltd 遠隔監視装置
JP2018137691A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 セコム株式会社 監視システム、及び監視方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1135244A (ja) * 1997-07-17 1999-02-09 Hitachi Building Syst Co Ltd 遠隔監視装置
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