JP2000348277A - 緊急出動支援システム - Google Patents

緊急出動支援システム

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JP2000348277A
JP2000348277A JP11158232A JP15823299A JP2000348277A JP 2000348277 A JP2000348277 A JP 2000348277A JP 11158232 A JP11158232 A JP 11158232A JP 15823299 A JP15823299 A JP 15823299A JP 2000348277 A JP2000348277 A JP 2000348277A
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building
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Kiyoshi Sonomoto
潔 園本
Hiroshi Makino
浩 牧野
Kenichi Morita
健一 森田
Masafumi Kadowaki
雅史 門脇
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビルから異常発報を受信したときに、そのビ
ルの異常に迅速に対応することができるようにした緊急
出動支援システムを提供する。 【解決手段】 設備機器の異常発報を受信したとき、予
め第一の記憶部14,33に保持している監視の対象と
なるビルの名称、所在地、監視設備機器などのビル情
報、第二の記憶部16,35に保持している保守技術者
の担当エリアや作業スキルなど出動者選定に必要な個人
属性情報、および第三の記憶部20,39に保持してい
る作業実施状況やその保守技術者の作業スケジュールを
基に、出動者選定部15,34で異常の対応に最適な保
守技術者の選定を自動的に行ない、出動指示部17,3
6でこの選定された保守技術者の携帯する携帯端末装置
50に対して出動指示を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔監視装置に係
わり、特に、設備機器の異常に対して緊急対応する保守
技術者の選定とその指示の支援に好適な緊急出動支援シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、緊急出動支援システムは、例え
ば特願平2−99379号公報に記載のようにビルに設
置した設備機器に異常が発生すると、このビルに設置さ
れて設備機器の異常を監視する端末装置により、異常情
報を通信回線を介して監視センタに送信し、この異常発
報を受信した監視センタは、ビル名、異常設備名、異常
内容などの情報を処理して報知するように構成されてい
る。監視センタで対応を行なう管制員は、当日の保守ス
ケジュールなどを参考にして適切な保守技術者を選択
し、緊急出動を指示するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の緊急出動支援システムは、保守技術者の選択に
際して当日の保守スケジュールを予め登録した保守巡回
予定表に基づいて決めているが、この時間帯に作業中な
のか否か、どこのビルで作業しているのかなど、実際の
作業状況が反映されていないのが現状であり、そのた
め、連絡をした保守技術者が現在作業中のため出動でき
ない状況であったり、異常が発生したビルからかなり離
れた所で作業をしている保守技術者を出動させる状況が
発生し、ひいては対応が遅れるということが生じてい
た。
【0004】本発明の目的は、ビルから異常発報を受信
したときに、そのビルの異常に迅速に対応することがで
きるようにした緊急出動支援システムを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、複数のビルにそれぞれ設けられて同一ビル
内の設備機器の異常を検出する端末装置と、これら端末
装置からの異常情報を通信回線を介して受信し上記異常
情報に基づいて所要の処理を行なう監視センタ装置と、
この監視センタ装置と通信回線を介して接続された複数
の出動拠点とを有し、異常が発生した設備機器の異常対
応のために出動する保守技術者の選定を支援する緊急出
動支援システムにおいて、緊急出動時に保守技術者毎に
携帯する携帯端末装置と、上記ビルのビル情報を記憶す
る第一の記憶手段と、出動者選定に必要な個人属性情報
を記憶する第二の記憶手段と、緊急出動時に携帯する携
帯端末装置からの報告を受信する報告受付手段と、少な
くとも上記携帯端末装置からの報告とその保守技術者の
作業スケジュールを記憶する第三の記憶手段と、上記携
帯端末装置からの報告を基に保守技術者の作業状況や出
動指示状況を管理する動態管理部手段と、これら各種の
記憶情報に基づき対応する最適な保守技術者の選定を自
動的に行なう出動者選定手段と、この出動者選定手段で
選定された保守技術者の上記携帯端末装置に対して出動
指示を行なう出動指示手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0006】本発明による緊急出動支援システムは、各
保守技術者毎に携帯している携帯端末装置を利用して、
この携帯端末装置から作業状況報告と現在位置を含む作
業実施状況を報告受付部および動態管理部を介して第三
の記憶部に登録するようにしているため、設備機器の異
常発報を受信したとき、予め第一の記憶部に保持してい
る監視の対象となるビル情報と、第二の記憶部に保持し
ている保守技術者の出動者選定に必要な個人属性情報と
に加えて、第三の記憶部に保持している作業実施状況や
その保守技術者の作業スケジュールを加味して、出動者
選定部で異常の対応に最適な保守技術者の選定を自動的
に行なうことができ、しかも出動指示部からこの選定さ
れた保守技術者の携帯する携帯端末装置に対して出動指
示を行なうことができ、携帯している携帯端末装置を活
用して保守技術者の現状の作業状況を考慮にいれなが
ら、ビルで発生した異常に対しても最適な保守技術者を
出動させることができるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態によ
る緊急出動支援システムを示すブロック図である。監視
センタ装置10は複数のビル1を管轄しており、各ビル
1内には複数の設備機器3の異常を検出する端末装置2
と非常通報等を行なう電話機4とが備えられ、この端末
装置2および電話機4は通信回線91を介して監視セン
タ装置10に接続されている。この監視センタ装置10
には、通信回線92を介して複数の出動拠点装置30〜
30Nが接続されると共に、通信回線93を介して保守
技術者が携帯する携帯端末装置50が接続されている。
複数の出動拠点装置30〜30Nには、通信回線93を
介して携帯端末装置50が接続され、また通信回線91
を介してビル1の電話機4も接続されている。
【0008】監視センタ装置10は、端末装置2との通
信制御を行なう発報受信部11と、ビル1の管理人や住
人からの設備機器3に関する異常の電話連絡を受ける電
話受付部12と、端末装置2から送信された異常データ
を編集および翻訳する発報処理部13と、管轄ビルに関
するビル情報を記憶した第一の記憶部14と、各ビル1
の異常に対する最適な保守技術者の選定を行なう出動者
選定部15と、この選定に必要な保守技術者の個人情報
を記憶する第二の記憶部16と、出動者選定部15で選
定した保守技術者の携帯している携帯端末装置50に対
して出動指示を行なう出動指示部17と、保守技術者の
作業状況を把握するために保守技術者の携帯端末装置5
0と通信を行なう報告受付部18と、この情報を基に保
守技術者の作業状況や出動指示状況を管理する動態管理
部19と、保守技術者の作業スケジュールや作業状況な
どの作業情報を記憶する第三の記憶部20と、発報処理
部13で処理した異常情報を出動拠点装置30〜30N
に送信する情報通信部21とを備えて構成している。
【0009】また出動拠点装置30〜30Nは、監視セ
ンタ装置10の情報通信部21との通信制御を行なう情
報通信部31と、ビル1の管理人や住人からの設備機器
3に関する異常の電話連絡を受ける電話受付部32と、
管轄しているビル1に関するビル情報を記憶する第一の
記憶部33と、ビル1の異常に対する最適な保守技術者
の選定を行なう出動者選定部34と、この選定に必要な
保守技術者の個人情報を記憶する第二の記憶部35と、
出動者選定部34で選定した保守技術者の携帯している
携帯端末装置50に対して出動指示を行なう出動指示部
36と、保守技術者の作業状況を把握するために保守技
術者の携帯端末装置50と通信を行なう報告受付部37
と、この情報を基に保守技術者の作業状況や出動指示状
況を管理する動態管理部38と、保守技術者の作業スケ
ジュールや作業状況などの作業情報を記憶する第三の記
憶部39とを備えて構成している。
【0010】次に、上述した緊急出動支援システムによ
る動作を図2および図3に示したフローチャートで説明
する。先ず、端末装置2は、ビル1内の設備機器3の異
常を検出すると、この異常データを通信回線91を介し
て監視センタ装置10に送信する。ステップS1でこの
異常データを受信した監視センタ装置10の発報受信部
11は、異常データの中から対応するビル番号および異
常設備機器コードを抽出し発報処理部13に送る。ステ
ップS2では、ビル番号および異常設備機器コードを基
に第一の記憶部14に保持しているビル情報を検索し、
出動する保守技術者の選定に必要なビルの所在位置、例
えば住所、緯度経度、異常ビルの担当エリア、近接エリ
ア、対応に必要なスキル、重要発報フラグなどを編集抽
出し、これを選定情報として出動者選定部15に送る。
このとき、ステップS3で平日昼間の時間帯か否かを判
断し、平日昼間の時間帯であれば情報通信部21を経由
して出動拠点装置30に送る。
【0011】平日昼間の時間帯であれば、ステップS4
で選定情報を通信回線92を介して出動拠点装置30が
受信し、その情報通信部31は、この情報を出動者選定
部34に送る。これを受けた出動者選定部34は、ステ
ップS5で選定情報に基づいて第二の記憶部35に保持
している個人情報、第三の記憶部39に保持している作
業情報を検索し、選定処理の詳細を後述するようにして
出動する最適な保守技術者の選定を行なう。選定された
保守技術者を出動情報として受けた出動指示部36は、
ステップS6で出動者選定部34で選定した保守技術者
の携帯している携帯端末装置50に対して出動情報の中
から異常ビルのビル名称、ビル住所、異常設備名称など
を抽出して通信回線93を介して送信する。
【0012】これを受けた保守技術者は、ステップS7
で現在の作業状況を考慮して携帯端末装置50から出動
可否の応答を行なう。ステップS8でこの指示応答を受
けた出動指示部36は、これをステップS9で判断し、
出動可能の場合は動態管理部38に保守技術者名、異常
ビルの名称などを出動完了情報として送り、一方、出動
不可の場合はステップS5で再度出動者の選定を行なう
ため出動者選定部34に不足している保守技術者の人数
を通知する。出動完了情報を受けた動態管理部38は、
ステップS10で保守技術者名、出動したビル所在位
置、出動時刻、作業モードなどを第三の記憶部39に登
録する。
【0013】異常ビルに到着した保守技術者は、対応が
完了するとステップS11で携帯端末装置50から報告
受付部37に対して完了報告を送信する。これを受けた
動態管理部38は、ステップS12で第三の記憶部39
に登録されている出動した保守技術者の作業モードを即
対応可能な「0」に書き換え、完了時刻などを登録し一
連の処理が完結する。
【0014】しかし、上述したステップS3で、平日昼
間ではなく夜間あるいは休日の時間帯と判定された場合
は次のように動作する。選定情報を受けた出動者選定部
15は、ステップS13でこの選定情報に基づいて第二
の記憶部16に保持している個人情報、第三の記憶部2
0に保持している作業情報をそれぞれ検索し、選定処理
の詳細については後述するように出動する最適な保守技
術者の選定を行なう。選定された保守技術者を出動情報
として受けた出動指示部17は、ステップS14で出動
情報を画面表示した上で、管制員が最適と判断し選定し
た保守技術者の携帯している携帯端末装置50に対して
出動情報の中から異常ビルのビル名称、ビル住所、異常
設備名称などを抽出して通信回線93を介して送信す
る。
【0015】これを受けた保守技術者は、ステップS1
5で現在の作業状況を考慮して携帯端末装置50から出
動可否の応答を返信する。ステップS16でこの指示応
答を受けた出動指示部17は、これをステップS17で
判断し、出動可能の場合は動態管理部19に保守技術者
名、異常ビルの名称などを出動完了情報として送り、一
方、ステップS17で出動不可と判断した場合は、再度
出動する保守技術者の選定を行なうため出動者選定部1
5に不足している保守技術者の人数を通知する。出動完
了情報を受けた動態管理部19は、ステップS18で保
守技術者名、出動したビル所在位置、出動時刻、作業モ
ードなどを第三の記憶部20に登録する。
【0016】その後、異常ビルに到着した保守技術者
は、対応が完了した時点でステップS19として携帯端
末装置50から報告受付部18に対して完了報告を送信
する。これを受けた動態管理部19は、ステップS20
で第三の記憶部20に登録されている出動した保守技術
者の作業モードを即対応可能な「0」に書き換え、完了
時刻などを登録し一連の処理を完結する。
【0017】次に、ビル1の管理人や住人から設備機器
3の異常に関する電話機4による連絡を受けた場合の対
応について説明する。ステップS21で電話機4が監視
センタ装置10の電話受付部12または出動拠点装置3
0の電話受付部32に接続されると、ステップS22で
はその応対に当たった管制員や出動拠点担当者が電話の
なかで聞き出したビル名、異常設備、異常状態などに基
づいて、第一の記憶部14または第1の記憶部33に保
持しているビル情報を検索し、出動者の選定に必要なビ
ル1の所在位置、異常が発生したビル1の担当エリア、
近接エリア、対応に必要なスキル、重要発報フラグなど
を編集抽出し、選定情報として出動者選定部15または
出動者選定部34に送る。これ以降の手順は、時間帯に
基づいてステップS5かステップS13に進み、上述の
場合と同様に処理される。
【0018】ここで、上述した出動する最適な保守技術
者の選定処理について図3のフローチャートを用いて説
明する。緊急出動の対象となる保守技術者は、予め当日
の作業スケジュールを月間もしくは週間スケジュールを
参考にして、作業ビル、作業内容、作業予定時刻などを
作業情報として監視センタ装置10の第三の記憶部20
または出動拠点装置30の第三の記憶部39に登録する
ようにしている。また、作業の開始および終了に際して
は、各自が携帯している携帯端末装置50から報告受付
部18または報告受付部37に現在位置と作業モードを
連絡するようにしており、この情報を受けた動態管理部
19または動態管理部38は、現在位置、作業モードな
どを第三の記憶部20または第三の記憶部39に登録す
るようにしている。
【0019】先ず、ステップS31で重要フラグにより
緊急出動レベルがAランクか否かを判断する。このAラ
ンクの例としては、エレベータの閉じ込め発報が挙げら
れ、例えば20分以内に対応が必要とすると、一番近い
保守技術者を選定し現地に急行させなければいけない。
この緊急出動レベルがAランクのとき、ステップS32
で個人情報から担当エリアと近接エリアに合致する保守
技術者を抽出し、さらに、その中から作業モードが
「0」で移動中などで即対応可能か、もしくは作業モー
ドが「1」で作業の中断または中止が可能な者のリスト
を作成する。次に、ステップS33で、このリストの保
守技術者の現在位置と異常ビルの位置から概算距離を算
出し、異常ビルに近い順のリストとして完成させる。さ
らにステップS34として、このリストにおける上位3
名の保守技術者の携帯端末装置50の電話番号、異常ビ
ル1のビル名称、ビル住所、異常設備名称などを出動情
報として作成する。
【0020】一方、ステップS31で緊急出動レベルが
Aランク以外のときは、ステップS35で個人情報から
担当エリアに合致する保守技術者を抽出し、その中から
作業モードが「0」か「1」の者で、かつ、異常内容に
応じたスキルを有する者のリストを作成する。次に、ス
テップS36で、このリストの保守技術者の現在位置と
異常ビルの位置から概算位置を算出し、異常ビルに近い
順のリストとして完成させ、ステップS37で、このリ
ストの最上位者の作業モードを判断する。
【0021】判断の結果、作業モードが「0」の即対応
可能な場合には、ステップS38でこの保守技術者の携
帯端末装置50の電話番号、異常ビル1のビル名称、ビ
ル住所、異常設備名称などを出動情報として作成する。
【0022】一方、判断の結果、作業モードが「1」で
作業中だが対応可能な場合には、ステップS39で異常
ビル1との概算距離にリスト対象者が有する交通手段、
例えば、徒歩、自転車、バイク、車などの係数を乗じて
異常ビル1までの概算所要時間を算出し、さらに、作業
モードが「0」の者は現在時刻に、また作業モードが
「1」の者は作業終了予定時刻に、それぞれ概算所要時
間を加算し、最も早く異常ビル1に到着できる保守技術
者の携帯端末装置50の電話番号、異常ビル1のビル名
称、ビル住所、異常設備名称などを出動情報として作成
する。
【0023】このように各保守技術者毎に携帯している
携帯端末装置50を利用して、この携帯端末装置50に
監視センタ装置10および出動拠点装置30〜30Nを
接続し、携帯端末装置50から作業状況報告と現在位置
を含む作業実施状況を報告受付部18,37および動態
管理部19,38を介して第三の記憶部20,39に登
録するようにしているため、設備機器の異常発報を受信
したとき、予め第一の記憶部14,33に保持している
監視の対象となるビル情報と、第二の記憶部16,35
に保持している保守技術者の出動者選定に必要な個人属
性情報とに加えて、第三の記憶部20,39に保持して
いる作業実施状況やその保守技術者の作業スケジュール
を加味して、出動者選定部15,34で異常の対応に最
適な保守技術者の選定を自動的に行なうことができ、し
かも出動指示部17,36からこの選定された保守技術
者の携帯する携帯端末装置50に対して出動指示を行な
うことができ、携帯している携帯端末装置50を活用し
て保守技術者の現状の作業状況を考慮にいれながら、ビ
ル1で発生した異常に対しても最適な保守技術者を出動
させることができるようになる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明による緊急出
動支援システムは、設備機器の異常発報を受信したと
き、予め第一の記憶部に保持している監視の対象となる
ビル情報、第二の記憶部に保持している出動選定に必要
な個人属性情報、および第三の記憶部に保持している作
業実施状況やその保守技術者の作業スケジュールを基
に、出動者選定部で異常の対応に最適な保守技術者の選
定を自動的に行ない、出動指示部から対応する携帯端末
装置に対して出動指示を行なうようにしたため、ビルか
ら異常発報を受信したときに、そのビルの異常対応に最
適な保守技術者を監視センタの管制員や出動拠点の担当
者の手を煩わせることなく選定することができるように
なり、迅速な対応を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による緊急出動支援シス
テムを示すブロック図である。
【図2】図1に示した緊急出動支援システムの動作を示
すフローチャートである。
【図3】図1に示した緊急出動支援システムの他の動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ビル 2 端末装置 3 設備機器 10 監視センタ装置 11 発報受信部 12,32 電話受付部 13 発報処理部 14,33 第一の記憶部 15,34 出動者選定部 16,35 第二の記憶部 17,36 出動指示部 18,37 報告受付部 19,38 動態管理部 20,39 第三の記憶部 21,31 情報通信部 30〜30N 出動拠点装置 91〜93 通信回線 50 携帯端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301C (72)発明者 森田 健一 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 門脇 雅史 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA10 AA21 BB12 BB20 BB46 BB74 BB76 DD08 DD23 DD33 FF01 FF02 FF19 FF23 GG07 GG10 GG21 GG23 GG30 GG70 GG83 5K048 AA05 BA51 DC01 DC07 EB13 5K101 KK14 LL12 MM07 NN21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビルにそれぞれ設けられて同一ビ
    ル内の設備機器の異常を検出する端末装置と、これら端
    末装置からの異常情報を通信回線を介して受信し上記異
    常情報に基づいて所要の処理を行なう監視センタ装置
    と、この監視センタ装置と通信回線を介して接続された
    複数の出動拠点装置とを有し、異常が発生した設備機器
    の異常対応のために出動する保守技術者の選定を支援す
    る緊急出動支援システムにおいて、緊急出動時に保守技
    術者毎に携帯する携帯端末装置と、上記ビルのビル情報
    を記憶する第一の記憶手段と、出動者選定に必要な個人
    属性情報を記憶する第二の記憶手段と、緊急出動時に携
    帯する携帯端末装置からの報告を受信する報告受付手段
    と、少なくとも上記携帯端末装置からの報告とその保守
    技術者の作業スケジュールを記憶する第三の記憶手段
    と、上記携帯端末装置からの報告を基に保守技術者の作
    業状況や出動指示状況を管理する動態管理部手段と、こ
    れら各種の記憶情報に基づき対応する最適な保守技術者
    の選定を自動的に行なう出動者選定手段と、この出動者
    選定手段で選定された保守技術者の上記携帯端末装置に
    対して出動指示を行なう出動指示手段とを備えたことを
    特徴とする緊急出動支援システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記第一
    の記憶手段と、上記第二の記憶手段と、上記報告受付手
    段と、上記第三の記憶手段と、上記動態管理部手段と、
    上記出動者選定手段と、上記出動指示手段とを、上記監
    視センタ装置に設けたことを特徴とする緊急出動支援シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、上記第一
    の記憶手段と、上記第二の記憶手段と、上記報告受付手
    段と、上記第三の記憶手段と、上記動態管理部手段と、
    上記出動者選定手段と、上記出動指示手段とを、上記出
    動拠点装置に設けたことを特徴とする緊急出動支援シス
    テム。
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