JP4723407B2 - 同時通話システム - Google Patents

同時通話システム Download PDF

Info

Publication number
JP4723407B2
JP4723407B2 JP2006095997A JP2006095997A JP4723407B2 JP 4723407 B2 JP4723407 B2 JP 4723407B2 JP 2006095997 A JP2006095997 A JP 2006095997A JP 2006095997 A JP2006095997 A JP 2006095997A JP 4723407 B2 JP4723407 B2 JP 4723407B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
simultaneous
simultaneous call
information
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006095997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007274232A (ja
Inventor
智子 塚谷
純 真次
伴恒 三沢
康子 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Fujitsu FSAS Inc
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu FSAS Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Fujitsu FSAS Inc filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2006095997A priority Critical patent/JP4723407B2/ja
Publication of JP2007274232A publication Critical patent/JP2007274232A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4723407B2 publication Critical patent/JP4723407B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、複数の端末装置間において同時に通話することのできる同時通話システムに関する。
複数の通話者間での同時通話を実現する同時通話システムに関して、予め登録された複数の目的別の特定通話者グループを階層的に関係付けておき、運用要求に応じて、これらの特定通話者グループを接続する技術について提供されている(例えば、特許文献1)。このような技術によれば、予め記憶させておいた通話先の接続情報を特定通話グループの指定情報を同時通話システムにおいて受信すると、特定通話グループの指定情報と会議トランクの接続情報を格納したデータベースとから、対応する会議トランクの接続情報を抽出し、抽出した会議トランクの接続情報に基づいて、特定通話グループの通話者間の接続が行われる。
例えばハードトラブルの修復作業を行うフィールド作業(顧客対応作業)においては、効率的に作業を進めるために、別々の場所にいる関係者同士が互いに連絡を取り合い、必要な情報を共有する必要性も高い。複数の技術者間で相互に連絡を取り合うための技術に関しては、変電設備の保守・点検作業において複数の点検者への判断や指示を、データベース(知識ベース)に格納された情報および携帯電話等の端末装置を用いて効率化する技術や、駅設備の故障発生時に、対応すべき駅員にのみ携帯電話等の端末装置を用いて1対1に連絡を取らせるための技術について、提案されている(例えば、特許文献2および3)。
特開平9−261343号公報 特開2002−245188号公報 特開2003−32741号公報
上記の同時通話システムにおいては、特定通話グループはそのシステム内で固定されている。このため、本来必要とされる知識を持った通話者が接続できなかった場合、その知識を持った通話者を欠いた状態で通話しなければならなかった。すなわち、同時通話に実際に参加できる通話者に関する情報については同時通話システムにおいて保有していないため、このシステムを利用しても作業の目的に適った通話環境が提供されるかどうかは実際に利用してみるか、あるいは実際に各担当者が通話に応じることができるかどうかを確認する必要があり、トラブルを早急に対処する必要のあるフィールド作業に利用しても必ずしも効果的に活用されるとは言えない。
トラブルシューティング等の即時の対応が要求されるような場面であっても、対応者にとって簡便な方法で迅速に、相互に連絡を取り合うことのできる手段があることが好ましい。
本発明は、利用者の同時通話する目的に適った通話環境を、簡便に構築することのできる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の端末装置間で同時に通話させるための同時通話システムであって、前記複数の端末装置のうちのある端末装置からの同時通話要求を、ネットワークを介して受信する受信手段と、端末装置の各保有者について、前記同時通話要求に対する対応の可否を示す可否情報を格納する可否情報格納手段と、前記可否情報に基づいて、前記受信手段において同時通話要求を受信した時点における複数の通話候補を抽出する抽出手段と、前記同時通話要求に基づいて、前記複数の通話候補の端末装置への接続方法を決定する決定手段と、前記接続手段によって前記接続方法による接続が確立されると、同時通話を開始させる通話手段とを備えた構成とする。
ある端末装置から同時通話要求を受信すると、抽出手段が、同時通話要求を受信した時点において同時通話に適した通話候補者を抽出し、決定手段が、受信した同時通話要求に基づいて、接続方法を決定するので、状況に応じた同時通話が実行される。
前記可否情報は、同時通話を利用して対処すべき障害を示す障害情報、前記端末装置の保有者の中で、障害への対処作業のために同時通話すべき通話候補を示す保有者情報、および各保有者についての作業日程を示す日程情報から構成され、前記抽出手段は、前記障害情報が示す障害の対処作業のために同時通話すべき通話候補として、前記保有者情報および前記日程情報により同時通話が可能であると判定される端末装置の保有者を抽出することとしてもよい。
また、前記複数の通話候補の端末装置に対して、前記決定手段により決定された方法で接続処理を順次実行する接続手段を更に備え、前記決定手段は、前記複数の通話候補のうち最初に接続できた端末装置と接続する第1の方法、あるいは該複数の通話候補のうち接続できた端末装置の全てと接続する第2の方法のいずれにより接続するかを決定することとしてもよい。
更には、前記決定手段により前記第2の方法で接続すると決定された場合には、前記接続手段により未接続の端末装置に接続処理を実行している間に、すでに接続された端末装置に対しては、待機期間であることの通知をする通知手段を更に備え、全ての通話候補の端末装置に対して接続処理を実行すると、前記通知手段による通知を停止し、前記通話手段により同時通話が開始されることとしてもよい。
本発明によれば、利用者にとって簡便に、利用者の目的に適った同時通話環境が構築される。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る同時通話システムのシステム構成図である。図1に示すように、本実施形態に係る同時通話システム1は、決定部11、トラブル管理データベース12、技術者属性データベース13、通話方法定義データベース14、同時通話部15、同時通話管理データベース16、録音部17、録音データベース18、再生部19およびメール送信部20を含んで構成され、複数の端末装置2の間の同時通話を実現する。
決定部11は、ある端末装置2からの要求を受けて、同時通話に最適な通話者候補を決定する。トラブル管理データベース12は、対処すべきトラブルの詳細や、対応状況等についての情報を格納する。技術者属性データベース13は、同時通話システム1を用いて同時通話に参加するのに適した候補者を抽出するための情報を格納する。通話方法定義データベース14は、複数の端末装置間を接続する方法すなわち同時通話を行う方法を決定するための情報を格納する。同時通話部15は、例えばVoIP(Voice Over IP)に基づいて発呼させる機能を備えており、複数の端末装置間での同時通話を実行する。同時通話管理データベース16は、同時通話システム1において実際に実行した同時通話に関する情報を格納する。
録音部17は、同時通話の内容を録音する。録音データベース18は、録音部17において録音した音声データ等を格納する。再生部19は、録音データベース18に格納されている音声データを再生する。メール送信部20は、録音データベース18に格納されている音声データを所定の端末装置2に対してメールに添付して送信する。
図1には、端末装置2の例として、端末装置2A、2B、2C、2D、2E、2Mを示す。これらの端末装置2の保有者は、トラブル管理データベース12に格納されているトラブルを対処する技術者(フィールドエンジニア、FE)として、技術者属性データベース13に、担当装置や連絡先等の情報が保有されている。例えば端末装置2Aを保有するFE等の技術者がある装置のトラブルの対処に当たっているときに本実施形態に係る同時通話システム1を介して他の技術者に支援等の要請をすると、同時通話システム1において自動的に同時通話に適した技術者を通話の候補者として技術者属性データベース13から抽出する。また、通話方法定義データベース14に格納された情報に基づいて、端末装置2Aの保有者が要請している内容に基づいて、適した方法で同時通話の候補者の端末装置に対して接続がされる。
図2は、本実施形態に係る同時通話システム1の概念図である。図2を参照して、ある装置について発生した1件のトラブルに対処するために、対応に当たっている技術者が他の技術者との同時通話を同時通話システム1に対して求める場合の動作を説明する。
図2の縦軸方向は技術者属性データベース13に登録されている技術者を示しており、FEとしてはA、B、C、…、JおよびKの11名、SWATメンバとしては、V、W、X、YおよびZの5名、マネージャとしては、ア、イ、ウ、エおよびオの5名が登録されている。図2の横軸方向は、時間の経過を表している。ここで、SWATとは、緊急時に対応するために待機する、特別対応のためのメンバを言う。マネージャとは、ここでは、装置や地域、顧客ごとに設けられた統括者を言う。
トラブルが発生すると、顧客からトラブルの報告を受け付けるサポートセンター等において、顧客からの報告内容を登録する。サポートセンター等に登録された情報に基づいて、同時通話システム1のトラブル管理データベース12に、同時通話の候補者の抽出および接続方法の決定に必要な情報が格納される。サポートセンター等から連絡を受けてトラブルの対応に当たっているFEは、必要に応じて他の技術者との同時通話を要求する。
まず対応しているFEが、技術支援を目的とする同時通話要求を送信する。以下の実施例においては、技術支援のための通話とは、担当のFEがフィールド作業するに際して疑問点が生じた場合等、他のFEとの間で意見交換するため等の、広く他のFEに意見を求めたりする目的の通話をいう。同時通話要求を受信した同時通話システム1においては、自装置に備える各種データベースの情報を参照して、発生したトラブルに対して、どの技術者が同時通話に参加すべきかを判断する。第1回目の技術支援のための同時通話においては、FEとして登録されているAからKの11名に対して、図8の通話制御データベースを参照して、複数モードで呼び出しが実行される。2回目の技術支援のための同時通話でも、第1回目の同時通話と同様のメンバを候補者として同時通話が実行される。
トラブルの発生から時間が経過して、第2回目の同時通話をしている間にそのトラブルについての緊急度が上昇したとする。緊急度の上昇に伴い、第3回目の同時通話においては、第1回および第2回の同時通話には参加していない技術者も同時通話に参加することができるようにするために候補者を抽出し直して、トラブルの解消を図る。更にトラブル発生から時間が経過すると、更に知識や経験の深いSWATやマネージャについても同時通話の候補者として抽出し直し、トラブルに対処する。図2の例においては、応援要請を目的とする同時通話要求を受信すると、それまでも候補者であったFEに加えて、SWATやマネージャも同時通話の候補者として抽出している。なお、以下の実施例では、応援要請のための通話とは、担当のFEが、他のFE等のうちいずれかと連絡を取るための通話をいう。
障害から復旧した後、復旧報告の際には、それまでの3回の技術支援および応援要請の同時通話に参加したメンバ全てを選択して同時通話する。以下の実施例では、復旧報告を目的とする通話とは、トラブル対処の作業が完了したFEが、同時通話等で関係した他の技術者に対して報告するための通話をいう。
同時通話の候補者への接続は、同時通話を要求した技術者から受信した通話目的情報に基づいて、適した方法が選択される。また、同一の候補者に対して何度か同時通話をしてもトラブルが解決できない場合は、他のメンバも同時通話に参加できるよう、再度候補者を抽出し直す。また、候補者を抽出し直しても依然解決が図れない場合は、同時通話の対象とされる範囲を拡げて問題の解決を図る。同時通話システム1においては、候補者を抽出するための方法を選択モードとしてデータベースで管理し、トラブルの緊急度およびトラブルの発生からの経過時間に基づいて、対応する選択モードで候補者を抽出する。
上記の接続方法や候補者の選択は、例えばトラブルの対応に当たっている技術者が、保有する端末装置2を介して同時通話を要求することで開始される。
図3は、端末装置2におけるブラウザの画面の例である。他の技術者との同時通話を求める技術者は、図3に示す画面に、その技術者自身の識別名、トラブル番号および通話の目的を入力する。ここで、識別名とは、同時通話システム1において各端末装置2の保有者を識別するための氏名等である。トラブル番号とは、装置の故障した場合等に装置のユーザからの電話やメールによる連絡を受けて登録され、各トラブルを一意に識別するためにサポートセンター等において割り振られる番号である。通話目的には、例えば上記の技術支援、応援要請、復旧報告等がある。なお、図3に示す画面の例によれば、応援要請には、FEを優先する応援要請と、マネージャを優先する応援要請とを含む。同時通話要求を送信する技術者は、FEとマネージャのいずれとの通話を優先させるかについての選択することができ、同時通話システム1においては、FEあるいはマネージャのうちいずれを優先する応援要請であるかに応じて、複数の同時通話候補のうちいずれとの接続処理を優先的に行うかを決定する。
技術者からの同時通話要求を受信した同時通話システム1においては、トラブル管理データベース12および技術者属性データベース13を参照して、予め登録されている技術者のうち、いずれが同時通話に参加するのに適しているのかを判断する。判断の結果抽出された候補者に対して、通話目的や接続先(候補者)に応じた接続方法で同時通話が実行される。以下、各データベースにおいて保有する情報を具体的に説明する。
図4は、トラブル管理データベース12の構造を示す図である。上記の通り、顧客の装置等において発生したトラブルに関する情報は、サポートセンター等のデータベースにすでに登録されて管理されている。トラブル管理データベース12には、例えば、各トラブルを一意に識別するためのトラブル番号、および各トラブル番号に対応付けて、顧客名、対象の装置の配置されている地域、対象装置、サポートセンター等において報告を受け付けた日時、装置の担当FE、トラブルの内容に応じた緊急度およびそのトラブルへの対応に求められるスキル等の情報が格納される。
フィールド作業に当たっているFEが同時通話を要求すると、同時通話システム1の図4のトラブル管理データベース12がまず参照され、参照した情報に基づいて、続いて同時通話の候補となるFE等や接続方法が決定される。
図5は、同時通話相手候補データベースの構造を示す図である。同時通話相手候補データベースには、各装置に対応する技術者についての情報が格納されている。図5の例によれば、トラブル対応の対象とされる装置に対し、装置が置かれている地域、その地域でその装置の対応に適しているFEの識別名が、同時通話の候補者として格納されている。同時通話候補者は、優先順位の高い者から候補者1、候補者2、…とその識別名が格納されている。同時通話相手候補データベースの情報を参照することで、対象とされている装置および対象エリアでの対応に適したFE等の技術者が抽出される。
図6は、FE属性管理データベースの構造を示す図である。FE属性管理データベースには、各FEについての役割、担当している装置および障害の種類、経験(トラブルの対応回数、顧客訪問回数等)や資格、および連絡先の電話番号やメールアドレス等の情報が、FEやマネージャ等の技術者の識別名に対応付けて格納されている。なお、ここでのFEの役割とは、FEのほか、チームを統括するマネージャ、あるいは緊急時に出動するための特別対応チームのメンバであるSWATを指す。図6に示すFE属性管理データベースを参照することによって、各技術者の役割(FE、SWATあるいはマネージャ)や、担当している装置、連絡先等が割り出される。FE属性管理データベースに保有される情報を参照することで、同時通話の候補者を、その役職(役割)や担当装置、スキルに応じて適切に抽出される。
図7は、顧客データベースの構造を示す図である。顧客データベースには、顧客の識別名に対応付けて、各顧客の保有する装置が置かれた地域、装置の識別名、およびトラブル時に対応すべきチームの統括者、上記の例ではマネージャの識別名が格納されている。図4のトラブル番号に対応する顧客名を読み出すと、図7の顧客名に対応する責任者であるマネージャの氏名が抽出される。
図8は、スケジュールデータベースの構造を示す図である。スケジュールデータベースには、図6のFE属性管理データベースにその属性情報を登録されている技術者について、各識別名に対応付けて、出動状況が格納されており、そのFEが出動している場合は、いずれの地域に出動中かを示す情報として、更に現在位置情報が格納される。
図5に示す同時通話相手候補データベースから対処すべき装置の担当や装置の置かれているエリア等の情報を元に対応に当たることのできる候補者を抽出し、更に、図6から図8のデータベースを参照して、各技術者の担当、スキル、スケジュール等に基づいて、同時通話要求のあったトラブルについて同時通話をするのに適した技術者が抽出される。
図9は、通話制御データベースの構造を示す図である。通話制御データベースには、同時通話の要求に含まれる通話目的に応じて、適した接続方法を決定するための情報が格納されている。具体的には、通話目的に対応付けて、同時通話の候補者に対してコールする手順や、不通時の処理を、各技術者の役割等に応じて設定するための情報を格納する。
まず、「コール手順」について、すなわち同時通話を開始するために複数の端末装置2に対して接続する方法について説明する。例えば、通話目的が「技術支援」の場合は、「FE」に対しては、呼び出しは「複数モード」で行う。複数モードとは、全ての候補者に対して呼び出しをした後に同時通話を開始させる接続方法であり、これにより、同時通話の候補者のうちできるだけ多くの候補者が同時通話に参加できるようにされる。これに対し、通話目的が「応援要請」の場合は、「FE」に対しては、呼び出しは「逐次モード」でされる。逐次モードとは、複数の同時通話の候補者のうちいずれかと接続できるまで、順次呼び出しを行う接続方法であり、候補者のうちいずれかと接続ができた時点でコール処理を終了する。
図9に示す例では、コール手順については、候補者がマネージャである場合は出来るだけ多くが同時通話に参加するのが好ましいとして、通話目的が技術支援の場合および応援要請の場合のいずれも、複数モードでの呼び出しを行うこととしている。
次に、図9に示す「不通時処理」、すなわち接続を試みたが接続できなかった候補者の端末装置2に対して実行する処理について説明する。候補者がFEの場合は、不通時処理は通話目的が技術支援の場合および応援要請の場合のいずれも特に処理を行わないので、「無(なし)」と設定されている。候補者がマネージャの場合は、技術支援を目的とする同時通話の場合は「連絡メールの送信」をすることと設定され、応援要請を目的とする同時通話の場合は「エスカレーションメールの送信」をすることと設定されている。ここで、連絡メールとは、実施例では、同時通話の内容を録音した音声データを添付したメールである。エスカレーションメールとは、実施例では、トラブル対応に当たっているFEからその作業の引き継ぎを送付相手に依頼するための、同時通話の内容を録音した音声データを添付したメールをいう。
通話目的を復旧報告とする場合については、既通話者についてのコール手順や不通時処理が設定されている。復旧報告とは、先に技術支援や応援要請の目的で同時通話した相手に対して、障害が復旧したことを報告することを言う。すなわち、図9における「既通話者」とは、ここでは先の技術支援や応援要請で同時通話に参加した全ての者を指している。復旧報告では、呼び出しは複数モード、すなわち関係者全てに接続処理をしてから同時通話を開始する方法で、不通時の処理については連絡メールを送付することと設定されている。
通話制御データベースに格納されている「通話相手選択論理情報」とは、あるトラブルについて複数回に渡って同時通話を実行する場合、その都度候補者を選択し直すことを許可するか、あるいは候補者を固定するかを設定するための情報である。図2を参照して説明したように、通話相手選択論理情報は、緊急度やトラブル発生からの経過時間に基づいて設定される。
図10は、同時通話管理データベース16の構造を示す図である。同時通話管理データベース16は、トラブル番号ごとに、各同時通話の目的、通話者等の情報や、同時通話のログを格納する。
図10の例では、あるトラブルt1について、FEのaが同時通話を3回要求した場合に同時通話管理データベースに格納される情報を示す。1回目の同時通話の目的情報には「技術支援」を示すデータが格納され、そして同時通話の通話者情報には、同時通話を要求したaのほか、FEのcとdおよびマネージャのmについての氏名および連絡先である電話番号が、通話者に関する情報として格納されている。なお、通話者情報に関しては、発信者および受信者についての識別名や電話番号等の情報が、優先度順に格納される。受信者には、実際に同時通話した者のほか、メールで連絡する対象とされている者や、上記の逐次モードによる接続において優先度の高い受信者が先に接続したため、実際には接続処理が実行されなかった者も含まれる。
ログの「通話状況」には、接続された通話者については「可」、逐次モードのため接続処理が実行されなかった通話者については「中止」、そして通話が不通であっても処理を実行する対象とされている者、例えばメールでの連絡を受ける者については「メール」との情報が格納される。例えば、第1回目の同時通話における「通話状況」情報には、FEのa、cおよびdは同時通話に参加したものとして「可」が書き込まれる。通話に参加できなかったマネージャのmについては、図8の通話制御データベースより、不通時には連絡メールをmに対して送信すると設定されていることから、「メール」と書き込まれる。2回目の応援要請のための同時通話および3回目の復旧報告のための同時通話についても同様に、各通話者について通話状況情報等のログ情報が格納される。
図11は、選択モード定義データベースの構造を示す図である。トラブル発生からの経過時間、トラブルの緊急度に対応付けて上記選択モードが定義されている。実施例においては、経過時間が2時間未満で緊急度が「低」の場合は「静的/一般」の選択モードである。「静的/一般」選択モードとは、候補者の抽出範囲を固定して、抽出範囲にはSWATやマネージャ等は含まず、FEのみを対象とすることを意味する。
経過時間が4時間未満で緊急度も「低」の場合は、「動的/一般」選択モードが定義されている。この選択モードにおける「動的」とは、候補者の抽出範囲を固定させずに、同時通話の処理ごとに抽出をし直すことを意味する。緊急度が「低」であるが4時間以上経過している場合は、「動的/SWAT」選択モードが定義されている。候補者を固定せず、かつ候補者を抽出する際には特別対応メンバであるSWATも候補者に含むことを意味する。
緊急度として「高」が設定されている場合は、特に早急にそのトラブルに対処する必要があるとして、すべての選択モードにおいて上記の「動的」、経過時間に応じて抽出範囲が設定されている。
図12は、録音データベース18の構造を示す図である。同時通話に参加できなかった技術者に対しても、その同時通話の内容を録音した音声データを送付しておき、情報を共有する。録音データベース18は、トラブル番号に対応付けて、通話番号および録音データのURL(Uniform Resource Locator)情報を格納する。通話番号とは、図10の通話番号に対応しており、同時通話が実行されるごとに、各通話を識別するために同時通話システム1によって割り当てられる、識別用の番号である。
図13は、同時通話を実行するための基本動作を示したフローチャートである。図13の処理は、トラブルの対応に当たっている技術者等から同時通話要求を受信したことを契機として開始される。
まず、ステップS1で、トラブル管理データベース12から、トラブル番号に対応するトラブル情報を読み出す。ステップS2で、通話方法定義データベース14のうち通話制御データベースから、受信した通話目的情報をキーとして、通話相手種別、コール手順および通話相手選択論理についての情報を読み出す。ステップS3で、読み出した通話相手選択論理について判定し、「可変」であるとき、すなわち通話目的が技術支援あるいは応援要請の場合は、更にステップS4の判定に進む。通話相手選択論理に「なし」が設定されている場合は、通話目的が復旧報告であるとして、ステップS18に進む。
ステップS4では、通話方法定義データベース14の選択モード定義データベースから緊急度を読み出し、トラブルの受付日時からの経過時間および緊急度に応じて、ステップS5からステップS9の処理で、対応する選択モードを設定し、ステップS10に進む。
ステップS10で、選択モードに「1」が設定されている場合は、ステップS11で、同時通話要求は初回の要求であるか否かを更に判定し、初回である場合は特に処理を行わないが、第2回目以上の同時通話要求であると判定された場合は、ステップS12に進む。ステップS12では、今回受信した同時通話要求に含まれる通話目的が、前回の同時通話要求における通話目的と同じであるか否かを、同時通話管理データベース16の情報に基づいて判定する。通話目的が前回の同時通話要求のそれと同じ場合は特に処理を行わずにステップS14に進むが、前回の通話目的と今回の通話目的が異なる場合は、ステップS13に進み、選択モードを「静的」から「動的」に切り替えてからステップS14に進む。
ステップS14では、更に選択モードとして設定されている値によりそれぞれステップS15、S16あるいはS17に進む。ステップS15からステップS18においては、それぞれの選択モードに適った同時通話の候補者を、図5から図8に示すデータベースを参照して決定し、図10の同時通話管理データベース16に候補者情報を書き込む。書き込みが完了すると、ステップS19に進む。
ステップS19で、コール手順を判定し、複数モードが設定されている場合はステップS20に、逐次モードが設定されている場合はステップS21に進む。それぞれのコール手順で接続すると、処理を終了する。
図14は、ステップS20の複数モードでの呼び出し処理を示したフローチャートであり、図15は、ステップS21の逐次モードでの呼び出し処理を示したフローチャートである。図14および図15を参照して、それぞれの呼び出し処理について説明する。
複数モードでの呼び出し処理は、まず、ステップS31で、同時通話の利用者すなわち同時通話要求をした技術者に対して、例えば「次の通話者にコール中です。しばらくお待ちください」等の、呼び出し処理中である旨を伝えるアナウンスをし、次に、ステップS32で、同時通話の次の候補者情報が、同時通話管理データベース16に格納されているか否かを判定する。次の候補者情報が格納されている場合、すなわち同時通話管理データベース上に、まだ接続処理を実行していない候補者情報がある場合は、ステップS33に進み、接続処理を実行し、またその結果を同時通話管理データベース16のログに記憶する。ステップS34で、接続が出来たか否かを判定し、出来た場合は、ステップS35で、接続された相手の端末装置2に対し、例えば「次の通話者にコール中です。しばらくお待ちください」等のアナウンスを流し、ステップS32に戻る。端末装置2の電源がオフにされていたり、候補者が応答できないためにその端末装置2と接続できなかったりした場合は、ステップS36で、連絡のためのメールが必要か否かを、通話制御データベースを参照して判定する。メール不要の場合は特に処理を行わずにステップS32に戻るが、メールが必要と判定された場合は、ステップS37に進み、メール送信のための処理を実行し、ステップS32に戻る。
ステップS32の判定において、全ての候補者について接続処理を実行したと判定すると、ステップS38に進み、それまで流していたアナウンスを停止し、ステップS39で、同時通話を開始し、処理を終了する。
一方、図15に示す逐次モードでの呼び出し処理は、ステップS41からステップS44までの処理は図14のステップS31からステップS34までの処理と同様であるが、ステップS45では、ある候補者と接続できると、接続中である旨のアナウンスはせず、すぐに通話を開始させ、ステップS48に進む。ステップS48では、同時通話要求を送信した相手に対して流していたアナウンスを停止し、処理を終了する。なお、ステップS46およびステップS47における不通の場合の処理は、それぞれ図14のステップS36およびステップS37の処理と同様であるのでここでは省略する。
以上、本実施形態に係る同時通話システム1によれば、フィールド作業に当たっている技術者が、他の技術者と同時通話するために同時通話システム1に対して端末装置2を介して同時通話を要求すると、その要求に含まれる通話目的情報やトラブルを識別する情報に基づいて、同時通話システム1においてトラブルの対処に当たるのに適当な技術者および同時通話のために接続する方法を決定する。同時通話システム1のデータベースには、技術者の属性やスケジュール、トラブルの緊急度や発生からの経過時間等の情報が格納されており、これらの情報に基づいて通話の候補者や接続方法を決定することで、同時通話システム1においては、同時通話要求を受信した時点においてトラブルの対処に適した方法で同時通話を実行することができる。
なお、各種データベースに格納される情報については、上記の実施例に限定されない。同時通話システムの利用者やシステムを利用する環境等に応じたデータを保有して、同時通話の要求を受け付けた時点において適切な同時通話の候補者や接続方法を決定することができる同時通話システムについては当然に本発明に含まれる。
(付記1)
複数の端末装置間で同時に通話させるための同時通話システムであって、
前記複数の端末装置のうちのある端末装置からの同時通話要求を、ネットワークを介して受信する受信手段と、
端末装置の各保有者について、前記同時通話要求に対する対応の可否を示す可否情報を格納する可否情報格納手段と、
前記可否情報に基づいて、前記受信手段において同時通話要求を受信した時点における複数の通話候補を抽出する抽出手段と、
前記同時通話要求に基づいて、前記複数の通話候補の端末装置への接続方法を決定する決定手段と、
前記接続手段によって前記接続方法による接続が確立されると、同時通話を開始させる通話手段と
を備えたことを特徴とする同時通話システム。
(付記2)
前記可否情報は、同時通話を利用して対処すべき障害を示す障害情報、前記端末装置の保有者の中で、障害への対処作業のために同時通話すべき通話候補を示す保有者情報、および各保有者についての作業日程を示す日程情報から構成され、
前記抽出手段は、前記障害情報が示す障害の対処作業のために同時通話すべき通話候補として、前記保有者情報および前記日程情報により同時通話が可能であると判定される端末装置の保有者を抽出する
ことを特徴とする付記1に記載の同時通話システム。
(付記3)
前記複数の通話候補の端末装置に対して、前記決定手段により決定された方法で接続処理を順次実行する接続手段
を更に備え、
前記決定手段は、前記複数の通話候補のうち最初に接続できた端末装置と接続する第1の方法、あるいは該複数の通話候補のうち接続できた端末装置の全てと接続する第2の方法のいずれにより接続するかを決定する
ことを特徴とする付記2に記載の同時通話システム。
(付記4)
前記決定手段により前記第2の方法で接続すると決定された場合には、前記接続手段により未接続の端末装置に接続処理を実行している間に、すでに接続された端末装置に対しては、待機期間であることの通知をする通知手段
を更に備え、
全ての通話候補の端末装置に対して接続処理を実行すると、前記通知手段による通知を停止し、前記通話手段により同時通話が開始される
ことを特徴とする付記3に記載の同時通話システム。
(付記5)
前記同時通話要求には、同時通話によって対処すべき事象についての情報を含み、
前記抽出手段は、前記事象の発生からの経過時間に応じて、参照する前記属性情報の基準を変更して、第1の通話候補よりも広い範囲から第2の通話候補を再抽出する
ことを特徴とする付記3に記載の同時通話システム。
(付記6)
前記決定手段により決定された方法での通話が確立されなかった通話候補の端末装置に対しては、同時通話の内容の録音データを再生させる再生手段
を更に備えたことを特徴とする付記5に記載の同時通話システム。
(付記7)
前記事象への対応が完了したことを認識すると、前記抽出手段により抽出された通話候補の端末装置に対しては、対応が完了したことを電子メールにて送信するメール送信手段
を更に備えたことを特徴とする付記5に記載の同時通話システム。
本実施形態に係る同時通話システムのシステム構成図である。 本実施形態に係る同時通話システムの概念図である。 端末装置におけるブラウザの画面の例である。 トラブル管理データベースの構造を示す図である。 同時通話相手候補データベースの構造を示す図である。 FE属性管理データベースの構造を示す図である。 顧客データベースの構造を示す図である。 スケジュールデータベースの構造を示す図である。 通話制御データベースの構造を示す図である。 同時通話管理データベースの構造を示す図である。 選択モード定義データベースの構造を示す図である 録音データベースの構造を示す図である。 同時通話を実行するための基本動作を示したフローチャートである。 複数モードでの呼び出し処理を示したフローチャートである。 逐次モードでの呼び出し処理を示したフローチャートである。
符号の説明
1 同時通話システム
2、2A、2B、2C、2D、2E、2M 端末装置
11 決定部
12 トラブル管理データベース
13 技術者属性データベース
14 通話方法定義データベース
15 同時通話部
16 同時通話管理データベース
17 録音部
18 録音データベース
19 再生部
20 メール送信部

Claims (5)

  1. 複数の端末装置間で同時に通話させるための同時通話システムであって、
    前記複数の端末装置のうちのある端末装置からの同時通話要求を、ネットワークを介して受信する受信手段と、
    端末装置の各保有者について、前記同時通話要求に対する対応の可否を示す可否情報を格納する可否情報格納手段と、
    前記可否情報に基づいて、前記受信手段において同時通話要求を受信した時点における複数の通話候補を抽出する抽出手段と、
    前記同時通話要求に含まれる通話目的に基づいて、前記複数の通話候補の端末装置への接続方法を決定する決定手段と、
    前記複数の通話候補の端末装置に対して、前記決定手段により決定された方法で接続処理を順次実行する接続手段と、
    前記接続手段によって前記接続方法による接続が確立されると、同時通話を開始させる通話手段と
    を備え
    前記可否情報は、同時通話を利用して対処すべき障害を示す障害情報、前記端末装置の保有者の中で、障害への対処作業のために同時通話すべき通話候補を示す保有者情報、および各保有者についての作業日程を示す日程情報から構成され、
    前記抽出手段は、前記障害情報が示す障害の対処作業のために同時通話すべき通話候補として、前記保有者情報および前記日程情報により同時通話が可能であると判定される端末装置の保有者を抽出し、
    前記決定手段は、前記複数の通話候補のうち最初に接続できた端末装置と接続する第1の方法、あるいは該複数の通話候補のうち接続できた端末装置の全てと接続する第2の方法のいずれにより接続するかを決定する
    ことを特徴とする同時通話システム。
  2. 前記決定手段により前記第2の方法で接続すると決定された場合には、前記接続手段により未接続の端末装置に接続処理を実行している間に、すでに接続された端末装置に対しては、待機期間であることの通知をする通知手段
    を更に備え、
    全ての通話候補の端末装置に対して接続処理を実行すると、前記通知手段による通知を停止し、前記通話手段により同時通話が開始される
    ことを特徴とする請求項に記載の同時通話システム。
  3. 前記同時通話要求には、同時通話によって対処すべき事象についての情報を含み、
    前記抽出手段は、前記事象の発生からの経過時間に応じて、参照する前記属性情報の基準を変更して、第1の通話候補よりも広い範囲から第2の通話候補を再抽出する
    ことを特徴とする請求項に記載の同時通話システム。
  4. 前記決定手段により決定された方法での通話が確立されなかった通話候補の端末装置に対しては、同時通話の内容の録音データを再生させる再生手段
    を更に備えたことを特徴とする請求項3に記載の同時通話システム。
  5. 前記事象への対応が完了したことを認識すると、前記抽出手段により抽出された通話候補の端末装置に対しては、対応が完了したことを電子メールにて送信するメール送信手段
    を更に備えたことを特徴とする請求項3に記載の同時通話システム。
JP2006095997A 2006-03-30 2006-03-30 同時通話システム Active JP4723407B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006095997A JP4723407B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 同時通話システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006095997A JP4723407B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 同時通話システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007274232A JP2007274232A (ja) 2007-10-18
JP4723407B2 true JP4723407B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=38676586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006095997A Active JP4723407B2 (ja) 2006-03-30 2006-03-30 同時通話システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4723407B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000348277A (ja) * 1999-06-04 2000-12-15 Hitachi Building Systems Co Ltd 緊急出動支援システム
JP2005072877A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Hitachi Information Technology Co Ltd メッセージ交換サーバ装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05344225A (ja) * 1992-06-11 1993-12-24 Fujitsu Ltd 会議通話の接続方法
JP4442007B2 (ja) * 2000-03-30 2010-03-31 Kddi株式会社 移動端末にグループ通信を提供するシステム
JP2002077419A (ja) * 2000-09-05 2002-03-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 多地点会議装置、多地点会議システム及び多地点会議方法
JP2003143303A (ja) * 2001-11-06 2003-05-16 Oki Electric Ind Co Ltd 公衆緊急連絡会議通話システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000348277A (ja) * 1999-06-04 2000-12-15 Hitachi Building Systems Co Ltd 緊急出動支援システム
JP2005072877A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Hitachi Information Technology Co Ltd メッセージ交換サーバ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007274232A (ja) 2007-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9088657B2 (en) System and method of automated order status retrieval
US8649500B1 (en) Dynamic allocation of agents for outbound calling in an automated communication link establishment and management system
US20080037748A1 (en) Method of and System for Conference Calling
US20060245579A1 (en) System and method for eliminating hold time in a telecommunications network
JP2013540407A (ja) 通話の転送速度の効率を最大限にするためのシステムおよび方法
US10116793B2 (en) Method and system for learning call analysis
US20070025544A1 (en) Method and system for blocking lower priority communications for improved automatic call distribution
US20120230486A1 (en) Methods and apparatus for proximity based call termination
CN102326376A (zh) 座席终端接入呼叫的方法、呼叫中心及系统
US9986076B1 (en) Closed loop calling process in an automated communication link establishment and management system
US11258904B2 (en) Communications processing
JP4723407B2 (ja) 同時通話システム
JP2007053711A (ja) Ip電話端末の呼接続方法とその転送方法及びサーバ装置
JP5610060B2 (ja) 回線接続装置、回線接続方法、及びプログラム
JP6730487B1 (ja) 呼出を支援するための方法、サーバ、クライアント、及びプログラム
US20060250978A1 (en) Personal communication interaction manager
JP4718279B2 (ja) Ip電話サービスセンタ装置、プログラム、及び方法
CA2551187C (en) Method of and system for conference calling
JP2006185319A (ja) 顧客対応支援方法及び顧客対応支援システム
JP5397130B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびモニタリング開始通知システム
US11838447B2 (en) Systems and methods for coordinating an impromptu voice meeting in an automated call distribution system
US20170126876A1 (en) System and method for blocking calls to restricted numbers from call centers
JP5351261B2 (ja) 通信サーバを介しての電話端末からの情報の回復
EP1718085A2 (en) Method for eliminating hold time in a telecommunications network
JP6417825B2 (ja) 呼振分装置、方法及びプログラム、並びに、呼処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

RD12 Notification of acceptance of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7432

Effective date: 20100928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110407

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250