JPH1135244A - 遠隔監視装置 - Google Patents

遠隔監視装置

Info

Publication number
JPH1135244A
JPH1135244A JP9192599A JP19259997A JPH1135244A JP H1135244 A JPH1135244 A JP H1135244A JP 9192599 A JP9192599 A JP 9192599A JP 19259997 A JP19259997 A JP 19259997A JP H1135244 A JPH1135244 A JP H1135244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitoring
building
monitoring record
unit
record
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9192599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3594769B2 (ja
Inventor
Masayuki Kuwabara
政行 桑原
則男 ▲漆▼山
Norio Urushiyama
Makoto Soratani
誠 空谷
Hiroshi Suenaga
博史 末永
Susumu Sasaki
晋 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP19259997A priority Critical patent/JP3594769B2/ja
Publication of JPH1135244A publication Critical patent/JPH1135244A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3594769B2 publication Critical patent/JP3594769B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備機器類の状態を遠隔的に監視する遠隔監
視装置に関し、設備機器の異常発生に際し、復旧作業に
影響を与えずに、監視センタのオペレータが異常への対
処状況をリアルタイムに把握できるようにする。 【解決手段】 監視センタ2aのデータ記憶部24は、
設備機器ごとに、その設備機器の異常への対処状況を含
む監視レコードを記憶させる。センタ処理部22の発報
データ監視部22aは、受信した発報を解析して得た発
報データに基づいて監視レコードの新規生成,更新を行
う。センタ処理部22の監視レコード判定部22bは、
データ記憶部24に記憶された監視レコードの各々につ
いて、その監視レコード中に含まれる対処状況を判定
し、判定結果に応じた表示の指令を行う。センタ処理部
24の表示出力制御部22cは、監視レコード判定部2
2bによる指令に基づき、対処状況に応じた表示出力を
表示装置201に行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物に設置された設
備機器類の状態を遠隔的に監視する遠隔監視装置に係
り、特に、上記設備機器類に生じた異常への対処状況を
リアルタイムに把握することが可能な遠隔監視装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビルなどの建物には、エレベ
ータ,エスカレータ,高架水槽,防犯装置,冷暖房機器
など、各種の設備機器類が設置されている。このような
設備機器類に何らかの異常が生じると、そのビルの居住
者や利用者などに多大の迷惑を及ぼし、場合によっては
死傷事故の原因となることもある。そこで、建物に設置
された設備機器類に対しては、常に適切な保守管理を行
うことが義務付けられている。こうした設備機器類は高
度に精密化されていることが多く、その保守管理にはか
なりの技術力が必要となるので、専門の保守管理会社に
対し保守管理業務を委託するのが一般的である。保守管
理業務を委託された保守管理会社は、管理対象の建物を
定期的に巡回して保守点検・修理などを行う他、例えば
エレベータの故障による乗客閉じ込めなどの異常が発生
したとき迅速に対処できるように、通信回線を介して常
に設備機器類の状態を遠隔的に監視している。
【0003】図29は、従来の遠隔監視装置の一例の概
略構成を示すブロック図である。図29において、1は
図示しない監視対象のビルに設置され、そのビルの設備
機器の異常の有無を検出するビル端末装置であって、例
えばコンピュータにより構成されている。20はビル端
末装置1から通信回線を介して送信される信号である発
報によって監視対象のビルを監視する監視用コンピュー
タ、201はこの監視用コンピュータ20で処理した情
報を表示する表示装置、202はこの監視用コンピュー
タ20に対して処理命令やデータの入力操作を行うため
の入力装置であって、これらは監視作業を行うオペレー
タが勤務する監視センタ2内に設置してある。3は監視
対象のビルを管理する拠点すなわち営業所であって、そ
れぞれ保守作業を行う所定人数の保守員4が常に配属さ
れている。5は各々の保守員4が常に携行して保守に関
わる情報管理を行うとき用いる携帯型コンピュータ、6
は保守員4が常に携行して監視センタ2や配属された営
業所3から連絡を受けるためのポケットベルである。
【0004】監視対象のビルに設置された設備機器、例
えばエレベータに何らかの異常が発生した場合、ビル端
末装置1はこの異常を検出して、あらかじめ設定された
そのビルのデータ、例えば保守契約者番号,ビルコー
ド,異常内容などを電話線などの通信回線経由で監視セ
ンタ2へ発報する。このビル端末装置1からの異常発報
を受信した監視センタ2の監視用コンピュータ20は、
該当するビルに対する保守員4の派遣を促すメッセージ
を表示装置201に表示させる。監視センタ2には図示
しないオペレータが常に監視業務を行っており、上述の
ように表示装置201に表示された保守員4の派遣を促
すメッセージを確認すると、該当するビルが営業範囲に
属する営業所3で勤務する連絡要員に対し、例えばファ
クシミリなどを用いて該当するビルへ出動して異常の原
因を除去する復旧作業を開始すべき旨の指示を伝える。
この指示を受けた営業所3の連絡要員は、例えば保守点
検のため外出中の保守員4が所持するポケットベル6に
よってこの保守員4を呼び出し、該当するビルへ出動し
て復旧作業を開始すべき旨の指示を伝える。この指示を
受けた保守員4は直ちに該当するビルへ出動し、復旧作
業を開始する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の遠隔監
視装置において、監視センタ2の表示装置201は、異
常が発生したビルに対する保守員4の派遣を促すメッセ
ージとともに、この異常発報を受信した時刻と、異常の
原因が除去されたことをビル端末装置1が検出して発報
した復旧発報を受信した時刻とを、それぞれ表示してい
る。このように、異常発報を受信した時刻及び復旧発報
を受信した時刻のみを表示させる従来の遠隔監視装置で
は、異常発報に該当するビルへ出動して復旧作業を開始
すべき旨の指示を監視センタ2から営業所3へ伝えて以
後、その営業所3に配属されている保守員4が実際に出
動したのか否か、復旧作業が特別な遅れもなく行われて
いるのか否かなど、指示を伝達した後の対処状況につい
て監視センタ2のオペレータが具体的に把握するために
は、例えば電話などを用いて監視センタ2から営業所3
へ問合せを行うことになる。監視センタ2から対処状況
について問合せがあった場合、営業所3は復旧作業を開
始すべき旨の指示を伝えた保守員4を再びポケットベル
6によって呼び出し、異常発報に該当するビルに備えら
れた電話などを用いて対処状況を説明するよう指示する
ことになる。
【0006】しかしながら、ビルに設置された設備機器
に異常が発生したときは、この設備機器を正常に復旧さ
せることが最優先とされるため、通常、上述のように保
守員4に対処状況を説明させるなどの復旧作業の効率低
下に直結する作業は最小限に抑えなければならない。こ
のため、復旧作業を開始すべき旨の指示を営業所3へ伝
えてから、保守員4が営業所3を介して復旧作業の完了
を連絡してくるまでの間、監視センタ2のオペレータ
は、監視対象のビルに設置された設備機器の異常への対
処状況をリアルタイムに把握することができず、復旧作
業についての進捗管理が事実上できないという問題点が
あった。
【0007】本発明の目的は、上記の問題点を解決し
て、監視対象のビルに設置された設備機器の異常発生に
際し、保守員による復旧作業に影響を与えずに、監視セ
ンタのオペレータが異常への対処状況をリアルタイムに
把握可能な遠隔監視装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の遠隔監視装置の請求項1に係る発明は、監
視対象のビルごとに設置され、そのビルの設備機器に発
生した異常を検出して該当する発報を行うビル端末装置
と、所定の保守作業を行う1人以上の保守員があらかじ
め配属され、前記監視対象のビルのうちの所定の複数の
ビルの保守管理を担当する営業所と、所定の通信回線経
由で前記ビル端末装置の各々に接続され、この通信回線
を介して受信される前記発報に基づいて該当するビルの
設備機器に発生した異常に関する各種データを生成する
センタ処理部及びこのセンタ処理部により生成された前
記各種データに基づく表示出力を行う表示装置を備えた
監視センタと、前記保守員の各々によって携行され、前
記営業所から送信される連絡信号に応じた所定の指示を
前記保守員に伝達する指示伝達装置とを有する遠隔監視
装置において、前記監視センタは、異常が発生したビル
の設備機器の各々について、その異常への対処状況を含
む監視レコードを記憶させるデータ記憶部を備え、前記
センタ処理部は、発報の受信を監視するとともに、受信
した発報を解析して得られる発報データに基づいて前記
監視レコードの新規生成及び更新のいずれかを行う発報
データ監視部と、前記データ記憶部に記憶されている監
視レコードの各々について、その監視レコード中に含ま
れる前記対処状況を判定し、その判定結果に応じた表示
の指令を行う監視レコード判定部と、前記監視レコード
判定部による前記指令に基づき、前記対処状況に応じた
表示出力を前記表示装置に行わせる表示出力制御部とを
有するものである。
【0009】この請求項1に係る発明によれば、監視セ
ンタに備えられたデータ記憶部は、異常が発生したビル
の設備機器の各々について、その異常への対処状況を含
む監視レコードを記憶させる。センタ処理部に備えられ
た発報データ監視部は、受信した発報を解析して得られ
る発報データに基づいて前記監視レコードの新規生成及
び更新のいずれかを行う。センタ処理部に備えられた監
視レコード判定部は、データ記憶部に記憶されている監
視レコードの各々について、その監視レコード中に含ま
れる対処状況を判定し、その判定結果に応じた表示の指
令を行う。センタ処理部に備えられた表示出力制御部
は、監視レコード判定部による指令に基づき、対処状況
に応じた表示出力を表示装置に行わせる。したがって、
監視センタで勤務するオペレータは、監視対象のビルの
設備機器に発生した異常への対処状況をリアルタイムに
把握できる。
【0010】また、本発明の請求項2に係る遠隔監視装
置は、上記請求項1に係る発明において、前記監視セン
タは、前記監視対象のビルの各々について、そのビルの
保守管理を担当する前記営業所に関する情報があらかじ
め設定された営業所記憶部を備えるとともに、前記発報
データ監視部は、監視対象の特定のビルからそのビルの
設備機器に異常が発生した旨の発報を受信したとき、こ
の発報を前記営業所記憶部に設定された情報と照合して
そのビルの保守管理を担当する特定の営業所を求め、こ
の特定の営業所に配属された前記保守員のいずれかを前
記特定のビルへ出動させるべき旨の指示を前記特定の営
業所に伝えるものである。
【0011】この請求項2に係る発明によれば、発報デ
ータ監視部は、監視対象の特定のビルからそのビルの設
備機器に異常が発生した旨の発報を受信したとき、この
発報を、営業所記憶部にあらかじめ設定された監視対象
のビルの各々の保守管理を担当する営業所に関する情報
と照合して、そのビルの保守管理を担当する特定の営業
所を求め、この特定の営業所に配属された保守員のいず
れかをそのビルへ出動させるべき旨の指示を、この特定
の営業所に伝える。したがって、監視対象のビルの設備
機器に異常が発生したとき、そのビルの保守管理を担当
する営業所に対し、遅滞なく自動的に出動指示が行われ
る。
【0012】また、本発明の請求項3に係る遠隔監視装
置は、上記請求項1及び請求項2のいずれかに係る発明
において、前記監視センタは、現在時刻を求めて出力す
るタイマを備えるとともに、前記発報データ監視部は、
前記監視レコードの新規生成及び更新に際して前記タイ
マから得られた現在時刻をその時点の対処状況となった
ことを表す各種の時刻として前記監視レコード中に登録
し、前記監視レコード判定部は、前記監視レコードの参
照に際して前記タイマから得られる現在時刻とその前記
監視レコード中に登録された前記各種の時刻との差を求
め、この差の値が所定の範囲を超過していたときには前
記対処状況が望ましくない旨の表示の指令を行うもので
ある。
【0013】この請求項3に係る発明によれば、発報デ
ータ監視部は、監視レコードの新規生成及び更新に際し
てタイマから得られた現在時刻をその時点の対処状況と
なったことを表す各種の時刻としてその監視レコード中
に登録する。監視レコード判定部は、その監視レコード
の参照に際してタイマから得られる現在時刻とその監視
レコード中に登録された各種の時刻との差を求め、この
差の値が所定の範囲を超過していたときには対処状況が
望ましくない旨の表示の指令を行う。したがって、監視
センタで勤務するオペレータは、監視対象のビルの設備
機器に発生した異常への対処が遅れているものを、対処
が順調なものと容易に区別して把握することができる。
【0014】また、本発明の請求項4に係る遠隔監視装
置は、上記請求項2及び請求項3のいずれかに係る発明
において、各々の前記営業所は、前記保守員に関する情
報があらかじめ設定された保守員記憶部を備えるととも
に、前記発報データ監視部は、前記出動指示に対して前
記特定の営業所から伝えられた発報に基づき、前記特定
のビルへ実際に出動した特定の保守員に関する情報を求
めて、この情報を前記監視レコード中に登録し、前記監
視レコード判定部は、この保守員に関する情報を含む表
示の指令を行うものである。
【0015】この請求項4に係る発明によれば、発報デ
ータ監視部は、前記出動指示に対して前記特定の営業所
から伝えられた発報に基づき、前記特定のビルへ実際に
出動した特定の保守員に関する情報を求めて、この情報
を前記監視レコード中に登録し、前記監視レコード判定
部は、この保守員に関する情報を含む表示の指令を行
う。したがって、監視センタで勤務するオペレータは、
監視対象のビルの設備機器に発生した異常への対処すな
わち復旧作業を実際に担当する保守員について知ること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の遠隔監視装置の実
施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の遠隔監視装置の一実施形
態の主要部分の全体的な構成を示すブロック図である。
同図中、1は図29に示したものと同様のビル端末装
置、2aは所定の監視業務を行うオペレータが勤務する
監視センタ、3aは監視対象のビルを管理する拠点であ
る営業所、4は監視対象のビルへ出動して所定の保守作
業を行う保守員、5aは各々の保守員4が常に携行して
保守に関わる情報管理や監視センタ2aへ発報を行うと
き用いる携帯型コンピュータ、6は保守員4が常に携行
して監視センタ2aや配属された営業所3aから連絡を
受けるためのポケットベルである。20aはビル端末装
置1から通信回線を介して送信される信号である発報に
よって監視対象のビルを監視する監視用コンピュータ、
201は監視作業中のオペレータに対面するように設置
されて監視用コンピュータ20aの処理結果に基づく表
示出力を行う例えば70×70インチの大画面表示装
置、202は監視作業中のオペレータが監視用コンピュ
ータ20aに各種の指示を与えるための入力装置であ
る。
【0018】監視用コンピュータ20aにおいて、21
は監視対象のビルに設置されたビル端末装置1から発報
を受信するための送受信部、22は受信される発報に基
づいて該当するビルの設備機器に発生した異常に関する
各種データを生成するセンタ処理部、23は現在時刻を
求めて出力するタイマ、24は異常が発生したビルの設
備機器の各々について、その異常への対処状況を含む監
視レコードを記憶させるデータ記憶部、25は監視対象
のビルの各々について、そのビルの重要度を含むビル固
有の情報があらかじめ設定されたビル記憶部、26は監
視対象のビルの各々について、そのビルの保守管理を担
当する営業所3aに関する情報があらかじめ設定された
営業所記憶部、27は営業所3aとの通信及び携帯型コ
ンピュータ5aからの発報の受信を行うセンタ通信部、
28は各種のビルの設備機器で発生し得る異常の各々に
ついて、その異常の重要度を含む異常状態の情報があら
かじめ設定された異常状態記憶部、29は監視作業を行
うオペレータに関する情報があらかじめ設定されたオペ
レータ記憶部である。
【0019】センタ処理部22中の発報データ監視部2
2aは、送受信部21による発報の受信を監視するとと
もに、受信した発報を解析して得られる発報データに基
づいて上述した監視レコードの新規生成及び更新のいず
れかを行う。センタ処理部22中の監視レコード判定部
22bは、データ記憶部24に記憶されている監視レコ
ードの各々について、その監視レコード中に含まれる対
処状況を判定し、その判定結果に応じた表示の指令を行
う。センタ処理部22中の表示出力制御部22cは、監
視レコード判定部22bによる指令に基づき、対処状況
に応じた表示出力を後述する大画面表示装置204に行
わせる。ここで、対処状況とは、ビルの設備機器に発生
した異常への対処がどのくらい進捗したかを表す指標の
ことであって、後述するように、データ記憶部24に記
憶されている監視レコードごとに登録された対処状況フ
ラグによって表される。
【0020】営業所3aにおいて、30は営業所端末装
置、31は監視センタ2aと通信を行う営業所通信部、
32は保守員4に関する情報があらかじめ設定された保
守員記憶部、33は営業所端末装置30の全般的な制御
を行う営業所処理部、34は異常が発生した設備機器の
ある監視対象のビルへ出動させる保守員4に携行させて
いるポケットベル6に対して自動ダイヤルを行う自動ダ
イヤル部、301は営業所3aで待機中の保守員などが
監視センタ2aからの指示を読むための表示装置、30
2は営業所3aで待機中の保守員などが監視センタ2a
へ応答するための入力装置である。
【0021】携帯型コンピュータ5aにおいて、51は
保守員4が指定したデータを発報として監視センタ2a
へ転送するデータ転送部、52はこのような発報の生成
などの各種制御を行う処理部、53及び54は図示しな
い通常の入力キーに加えて設けられた到着キー及び完了
キーである。
【0022】図2は、図1中に示した各種の記憶部のう
ち、あらかじめ情報が設定されている記憶部の一例を示
す図である。ここで、図2(a)はビル記憶部25の設
定例を表し、監視対象のビルを特定するビルコード25
a,そのビルを所有あるいは管理する顧客を特定する顧
客No25b,その顧客の名称である顧客名25c,その
ビルが保守管理上のどの地域に属するかを示す番号であ
る巡回地域25d,そのビル及び顧客の重要度25e
が、各々のビルごとに設定されている。例えば、符号2
51に該当するビルについては、ビルコード25a=
“1221−5556”,顧客No25b=“11-123”,顧客名2
5c=“Aビル”,巡回地域25d=“115”,重要
度25e=“重要”が設定されている。図2(b)は営
業所記憶部26の設定例を表し、上述したビルコード2
5aに対応付けられるビルコード26a,そのビルの保
守管理を担当する営業所26bが、各々のビルごとに設
定されている。例えば、符号261に該当するビルにつ
いては、ビルコード26a=“1221−5556”,営業所2
6b=“千葉1係2班”が設定されている。
【0023】図2(c)は異常状態記憶部28の設定例
を表し、監視対象のビルで発生した異常を特定する設備
状態コード28a,その異常の内容を簡潔に記した異常
内容28b,その異常の重要度28c,その異常の発報
があったことをオペレータにはっきり通知するための標
識28dが、各々の異常ごとに設定されている。例え
ば、符号281に該当する異常については、設備状態コ
ード28a=“010101”,異常内容28b=“エレベー
タ閉じ込め”,重要度28c=“重要”が設定され、標
識28dとしてエレベータのイメージ図形が設定されて
いる。
【0024】図2(d)はオペレータ記憶部29の設定
例を表し、オペレータとして監視センタ2aで勤務可能
な者の個人番号29a及びそのオペレータ名29bが、
各々のオペレータごとに設定されている。例えば、符号
291に該当するオペレータについては、個人番号29
a=“ 02345”及びオペレータ名29b=“荒木田”が
設定されている。図2(e)は保守員記憶部32の設定
例を表し、保守員4として営業所3aに配属可能な者の
個人番号32a,その保守員名32b,上述した巡回地
域25dに対応付けられる巡回地域32c,その保守員
4が携行するポケットベル6の呼出し電話番号であるポ
ケットベルNo32dが、各々の保守員ごとに設定されて
いる。例えば、符号322に該当する保守員について
は、個人番号32a=“ 03321”,保守員名32b=
“佐藤”,巡回地域32c=“115”,ポケットベル
No32d=“03-5432-6634”が設定されている。
【0025】図3は、受信した発報を解析して得られる
発報データの一例を示す図である。これらの発報データ
のうち、図3(a)〜図3(e)に示す発報データは、
後述する第1の監視レコードにより管理されるエレベー
タ閉じ込めの異常に係る一連の発報データを時系列的に
並べて表したものであり、図3(a)の発報データは監
視対象のビルでエレベータ閉じ込めが発生したときビル
端末装置1から行われた発報に、図3(b)の発報デー
タはこのエレベータ閉じ込めに対する出動指示を受信し
たとき営業所3aから行われた発報に、図3(c)の発
報データはこの出動指示に応じて保守員4が出動したと
き営業所3aから行われた発報に、図3(d)の発報デ
ータは保守員4が該当するビルに到着して利用客を救出
し、到着キー53を操作したとき携帯型コンピュータ5
aから行われた発報に、図3(e)の発報データは保守
員4がエレベータの復旧作業を完了して完了キー54を
操作したとき携帯型コンピュータ5aから行われた発報
に、それぞれ対応する。
【0026】また、図3(f)〜図3(j)に示す発報
データは後述する第2の監視レコードにより管理される
空調設備故障の異常に係る一連の発報データを時系列的
に並べて表したものであり、図3(f)の発報データは
監視対象のビルの空調設備が故障したときビル端末装置
1から行われた発報に、図3(g)の発報データはこの
空調設備故障に対する出動指示を受信したとき営業所3
aから行われた発報に、図3(h)の発報データはこの
出動指示に応じて保守員4が出動したとき営業所3aか
ら行われた発報に、図3(i)の発報データは保守員4
が該当するビルに到着して到着キー53を操作したとき
携帯型コンピュータ5aから行われた発報に、図3
(j)の発報データは保守員4が空調設備の復旧を完了
して完了キー54を操作したとき携帯型コンピュータ5
aから行われた発報に、それぞれ対応する。
【0027】図4は、図1中に示したデータ記憶部24
の構成の一例を示す図であり、図4(a)はデータ記憶
部24に記憶される監視レコードの構成のみを、図4
(b)は上述した図3(a)及び図3(f)の発報デー
タに基づいて記憶される第1及び第2の監視レコードの
設定内容を、それぞれ示す。
【0028】図4(a)に示すように、データ記憶部2
4には、監視対象のビルに備えられて異常が発生した設
備機器ごとに、その設備機器に発生した異常及びその異
常に対する保守作業の進捗が登録される監視レコードが
記憶される。それぞれの監視レコードには、監視レコー
ドを互いに識別するためのレコードNo24a,異常が発
生した設備機器が設置されている監視対象のビルを特定
するビルコード24b,発生した異常を特定する設備状
態コード24c,監視センタ2aから該当する巡回地域
内の営業所3aに対して行われた出動指示の発報を受信
して応答した者の個人番号である受付者番号24d,こ
の出動指示に応じて異常が発生した設備機器が設置され
ている監視対象のビルへ実際に出動した保守員4の個人
番号である出動者番号24e,設備機器に発生した異常
をビル端末装置1が検出して最初の発報を行ったときの
時刻である発報時刻24f,復旧作業の完了後に保守員
4が携帯型コンピュータ5aの完了キー54を操作した
ときの時刻である復旧時刻24g,上記出動指示に対し
て営業所3aから応答したときの時刻である受信時刻2
4h,監視対象のビルへ保守員4が実際に出動したとき
の時刻である出動時刻24i,該当するビルに出動した
保守員4が到着し、利用客の救出作業を行ったときの時
刻である到着/救出時刻24j,該当するビル及びその
顧客が重要であるか否かを表す重要顧客フラグ24k,
設備機器に発生した異常が重要であるか否かを表す重要
発報フラグ24l,異常発生の発報があったとき監視セ
ンタ2aで勤務していたオペレータを表す担当管制員2
4m,現時点における復旧作業の進捗を表す対処状況フ
ラグ24nが、それぞれ設定される。
【0029】図4(b)において、第1の監視レコード
には、レコードNo24a=“1”,ビルコード24b=
“1221−5556”,設備状態コード24c=“010101”,
発報時刻24f=“13:09”,重要顧客フラグ24
k=“重要”,重要発報フラグ24l=“重要”,担当
管制員24m=“ 02345”,対処状況フラグ24n=
“出動指示”の各値が設定されている。また、第2の監
視レコードには、レコードNo24a=“2”,ビルコー
ド24b=“1301−5786”,設備状態コード24c=
“030101”,発報時刻24f=“13:04”,重要顧
客フラグ24k=“(設定なし)”,重要発報フラグ2
4l=“(設定なし)”,担当管制員24m=“(設定
なし)”,対処状況フラグ24n=“出動指示”の各値
が設定されている。これらの各値は、後述する監視セン
タ2aの発報データ監視部22aによって登録される。
【0030】図5〜図8は図1中に示した発報データ監
視部22aによる処理の流れを示すフローチャート、図
9〜図17は図1中に示した監視レコード判定部22b
による処理の流れを示すフローチャート、図18〜図2
8は、設備機器の復旧作業の進捗に伴って更新されるデ
ータ記憶部24中の監視レコードの設定内容及び対応す
る大画面表示装置201の表示出力の一例を示す図であ
る。ここで、大画面表示装置201の表示は、異常が発
生したビルの設備機器ごとに、そのビルの設備機器に対
応する監視レコードのレコードNoを表示するa欄、顧客
番号及びビルコードを表示するb欄、顧客名及び異常内
容を表示するc欄、異常発報のあったビルを担当してい
る営業所を表示するd欄、営業所で監視センタ2aから
出動指示を受けた受付者及びこの出動指示に応じて出動
した出動者(保守員)を表示するe欄、最初に異常発生
の発報が行われた時刻及びその復旧時刻を表示するf
欄、監視センタ2aから営業所へ出動指示を伝えた後の
対応の経過を表示するg欄、重要な発報への対処を担当
したオペレータの氏名を表示するh欄からなる。さらに
g欄は、営業所で監視センタ2aからの出動指示を受け
たことを示す標識及びその時刻を表示するg1欄、この
出動指示に応じて保守員が出動したことを示す標識及び
その時刻を表示するg2欄、この保守員が該当するビル
に到着して異常に巻き込まれた利用客の救出作業を開始
したことを示す標識及びその時刻を表示するg3欄、上
記出動指示に応じた復旧作業がすべて完了したことを示
す標識及びその時刻を表示するg4欄からなる。
【0031】以下、図5〜図17のフローチャートと図
18〜図28に示したデータ記憶部24中の監視レコー
ドの設定内容及び対応する大画面表示装置201の表示
出力の一例とに基づいて、異常発生のために図4(b)
に示した第1及び第2の監視レコードがデータ記憶部2
4中に生成されて以後に本実施形態の遠隔監視装置が実
行する主要な処理について、説明を行う。なお、以後の
記述中、“発報データを受信する”とは、“発報を受信
して解析し、発報データを求める”ことであるものとす
る。
【0032】図5において、発報データ監視部22a
は、新たな発報データを受信しない限り(ステップS1
02=No)、発報データの受信を監視し続ける(ステ
ップS101)。そして、新たな発報データを受信した
ときには(ステップS102=Yes)、その発報デー
タの発信元によって処理を分岐する。発報データの発信
元が営業所3aであった場合(ステップS103=Ye
s)、すなわち、出動指示を受信したときあるいは保守
員4が出動したとき営業所3aから行われた発報であっ
た場合には、ラベルA1(図6中のステップS121)
へ分岐する。発報データの発信元が営業所3a及びビル
端末装置1のいずれでもなく保守員4の携帯型コンピュ
ータ5aであった場合(ステップS103=No,ステ
ップS104=No)、すなわち、保守員4が到着キー
53あるいは完了キー54を操作したとき携帯型コンピ
ュータ5aから行われた発報であった場合には、ラベル
A2(図7中のステップS131)へ分岐する。発報デ
ータの発信元がビル端末装置1であった場合(ステップ
S104=Yes)、すなわち、監視対象のビルの設備
機器に異常が発生したときビル端末装置1から行われた
発報であった場合には、そのままステップS105へ分
岐する。発報データの発信元による処理の分岐先は以上
の3通りである。
【0033】発報データの発信元がビル端末装置1であ
った場合(ステップS104=Yes)、すなわち、監
視対象のビルの設備機器に異常が発生したときビル端末
装置1から行われた発報であった場合、発報データ監視
部22aは、データ記憶部24中に図4(a)に示した
形式の監視レコードを新規に生成する(ステップS10
5)。新規の監視レコードが生成されると、ステップS
102で受信した新たな発報データ中に含まれるビルコ
ード,設備状態コード,発報時刻の各値を、この新規の
監視レコードに登録する(ステップS106)。そし
て、登録したビルコードの値をビル記憶部25の設定値
と照合して(ステップS107)、該当するビルの顧客
の重要度が“重要”に設定されていた場合に限り(ステ
ップS108=Yes)、新規の監視レコードの重要顧
客フラグの値を“重要”にセットする(ステップS10
9)。同様に、ステップS106で登録した設備状態コ
ードの値を異常状態記憶部28の設定値と照合して(ス
テップS110)、該当する発報の重要度が“重要”に
設定されていた場合に限り(ステップS111=Ye
s)、新規の監視レコードの重要発報フラグの値を“重
要”にセットする(ステップS112)。そして、ラベ
ルA3すなわち図8中に示すステップS141以降の処
理へジャンプする。
【0034】このステップS141では、新規の監視レ
コード中の重要顧客フラグ・重要発報フラグの一方でも
“重要”にセットされているか否かを判定し、セットさ
れていた場合(ステップS141=Yes)、監視セン
タ2aで勤務中のオペレータに対して、そのオペレータ
の個人番号の入力を促すメッセージを表示する(ステッ
プS142)。そして、個人番号の入力が行われたか否
かを判定し(ステップS143)、個人番号の入力が行
われなければ(ステップS143=No)再びステップ
S142に戻る。一方、個人番号の入力が行われると
(ステップS143=Yes)、入力された個人番号の
値をオペレータ記憶部29の設定値と照合し(ステップ
S144)、入力された個人番号の値が正当か否かを判
定する(ステップS145)。この結果、個人番号の値
が正当でなければ(ステップS145=No)再びステ
ップS142に戻る。一方、個人番号の値が正当であれ
ば(ステップS145=Yes)、この個人番号の値
を、新規の監視レコードに担当管制員番号の値として登
録する(ステップS146)。
【0035】上述したステップS141〜S146の処
理を完了した後、あるいは、新規の監視レコード中の重
要顧客フラグ・重要発報フラグのいずれも“重要”にセ
ットされていなかったため(ステップS141=No)
ステップS141〜S146の処理をスキップした後、
発報データ監視部22aは、これまでの処理によって新
規の監視レコードに登録されている各種データに基づ
き、少なくともビルコードと設備状態コードとを含む出
動指示データを生成して(ステップS147)、この出
動指示データを該当する営業所3a宛てにセンタ通信部
27及び営業所通信部31経由で発信する(ステップS
148)。そして、新規の監視レコードの対処状況フラ
グの値を“出動指示”にセットして(ステップS14
9)、発報データ監視部22aの処理はラベルA0すな
わち図5中に示す最初のステップS101へ戻る。
【0036】例えば、受信した発報データの内容が、図
3(a)に示すように、ビルコード=“1221−5556”,
設備状態コード=“010101”,発報時刻=“13:0
9”であった場合、監視センタ2aの発報データ監視部
22aが上述したステップS101〜S112,S14
1〜S149の処理を実行することで、図4(b)中に
レコードNo=1で示す第1の監視レコードが新規に生成
され、レコードNo24a=“1”,ビルコード24b=
“1221−5556”,設備状態コード24c=“010101”,
発報時刻24f=“13:09”,重要顧客フラグ24
k=“重要”,重要発報フラグ24l=“重要”,担当
管制員24m=“ 02345”,対処状況フラグ24n=
“出動指示”の各値が登録される。また、受信した発報
データの内容が、図3(f)に示すように、ビルコード
=“1301−5786”,設備状態コード=“030101”,発報
時刻=“13:04”であった場合、監視センタ2aの
発報データ監視部22aが上述したステップS101〜
S112,S141〜S149の処理を実行すること
で、図4(b)中にレコードNo=2で示す第2の監視レ
コードが新規に生成され、レコードNo24a=“2”,
ビルコード24b=“1301−5786”,設備状態コード2
4c=“030101”,発報時刻24f=“13:04”,
重要顧客フラグ24k=“(設定なし)”,重要発報フ
ラグ24l=“(設定なし)”,担当管制員24m=
“(設定なし)”,対処状況フラグ24n=“出動指
示”の各値が登録される。
【0037】図9において、処理開始直後の監視レコー
ド判定部22bは、処理対象の監視レコードを表す対象
レコード番号に値0をセットする(ステップS20
1)。そして、この対象レコード番号の値を〔+1〕し
て(ステップS202)、データ記憶部24から現在の
対象レコード番号に該当する監視レコードを読み出し
(ステップS203)、正常に監視レコードを読み出せ
たか否かを判定する(ステップS204)。この結果、
正常に監視レコードを読み出せなければ(ステップS2
04=No)、読み出し可能な既存の監視レコードをす
べて処理してしまったものとみなし、監視レコード判定
部22bの処理は再びステップS201に戻る。一方、
正常に監視レコードを読み出せた場合(ステップS20
4=Yes)には、そのまま次のステップS205へ進
む。ステップS205では、正常に読み出した監視レコ
ードの対処状況フラグがセットされているか否かを判定
し、セットされていなかった場合(ステップS205=
No)には、表示出力などの処理が不要なものとみな
し、監視レコード判定部22bの処理はラベルB0すな
わち図中に示す2番目のステップS202へ戻る。一
方、監視レコードの対処状況フラグがセットされていた
場合(ステップS205=Yes)には、ステップS2
06以降の判定処理によって、その対処状況フラグの値
に応じた処理へ分岐する。
【0038】対処状況フラグの値が“出動指示”となっ
ていた場合(ステップS206=Yes)、ラベルB1
すなわち図10中に示すステップS221に分岐する。
図10において、監視レコード判定部22bは、先に図
9中のステップS203で読み出した監視レコード(対
処状況フラグ=“出動指示”)を参照して、新たに登録
されたビルコード,設備状態コード,発報時刻及び受信
時刻の各値を取得する(ステップS221)。そして、
監視レコードから取得した各種データに基づく表示を開
始する旨の指令を、表示出力制御部22cに与え(ステ
ップS222)、この監視レコードの対処状況フラグを
クリアする(ステップS223)。上述したステップS
221で参照される監視レコードには、例えば図4
(b)に示したように、ビルコード,設備状態コード,
発報時刻及び受信時刻の各値が登録されている。以上の
ステップS221〜S223の処理を行った後、監視レ
コード判定部22bの処理は再びラベルB0すなわち図
9中に示す2番目のステップS202の処理へ戻る。
【0039】上述のように監視レコードの対処状況フラ
グの値が“出動指示”となった後、監視センタ2aの発
報データ監視部22aは、この監視レコードに基づく出
動指示の送信先である営業所3aからその出動指示を受
信した旨の発報が行われるのを監視している状態にな
る。図5において、受信した発報データの発信元が営業
所3aであった場合(ステップS103=Yes)、す
なわち、出動指示を受信したときあるいは保守員4が出
動したとき営業所3aから行われた発報であった場合に
は、ラベルA1(図6中のステップS121)へ分岐す
る。分岐先のステップS121において、発報データ監
視部22aは、新たな発報データ中に含まれるビルコー
ドの値を、データ記憶部24の各監視レコードと照合し
て、ビルコードの値が一致する既存の監視レコードを求
め(図6中のステップS121)、この既存の監視レコ
ードに、受信時刻の値が登録済みであるか否かを判定す
る(ステップS122)。既存の監視レコードに、受信
時刻の値が登録済みでなかった場合(ステップS122
=No)、すなわち、新たな発報データがこの既存の監
視レコードに基づく出動指示の送信先である営業所3a
から行われたその出動指示を受信した旨の発報に対応す
るものであった場合、発報データ監視部22aは、新た
な発報データ中に含まれる個人番号・発報時刻の値を、
この既存の監視レコードに受付者番号・受信時刻として
それぞれ登録し(ステップS123)、既存の監視レコ
ードの対処状況フラグの値を“受信”にセットする(ス
テップS124)。そして、発報データ監視部22aの
処理はラベルA0すなわち図5中に示す最初のステップ
S101へ戻る。図18(a)に示す第1及び第2の監
視レコードの設定内容は、発報データ監視部22aが上
述したステップS123,S124の処理を行った結
果、図4(b)に示した第1及び第2の監視レコードの
設定内容から更新されたものである。
【0040】図9に示す監視レコード判定部22bの処
理において、対処状況フラグの値が“受信”となってい
た場合(ステップS207=Yes)、ラベルB2すな
わち図11中に示すステップS231に分岐する。図1
1において、監視レコード判定部22bは、先に図9中
のステップS203で読み出した監視レコード(対処状
況フラグ=“受信”)を参照して、新たに登録された受
付者番号・受信時刻の各値を取得する(ステップS23
1)。そして、出動指示の受付をオペレータに通知する
所定の標識を表示に追加する旨の指令を、表示出力制御
部22cに与えて(ステップS232)から、所定の表
示時間を経過するまでの間そのまま待ち続ける(ステッ
プS233=No)。図18(b)は図18(a)に示
す第1及び第2の監視レコードから取得された各値に対
するステップS232の指令を与えられた表示出力制御
部22cによる大画面表示装置201への表示出力の一
例を表す。図18(a)及び図18(b)において、a
欄,b欄,f欄には、監視レコードから取得したレコー
ドNo24a,ビルコード24b,発報時刻24fの各値
がそのまま表示出力される。また、b欄,c欄,d欄,
h欄には、監視レコードから取得した各値をビル記憶部
25,営業所記憶部26,異常状態記憶部28,オペレ
ータ記憶部29と照合して求められる固有の顧客番号,
顧客名,異常内容,営業所,担当管制員が表示出力され
る。さらにg1欄には、該当する監視レコードから取得
した設備状態コードの値に対応する標識M1及びM2が
表示出力される。
【0041】図11において、所定の表示時間を経過し
た後(ステップS233=Yes)、監視レコード判定
部22bは、ステップS231で取得した受付者番号及
び受信時刻の各値に基づいて表示を更新する旨の指令
を、表示出力制御部22cに与え(ステップS23
4)、この監視レコードの対処状況フラグをクリアする
(ステップS235)。以上のステップS231〜S2
35の処理を行った後、監視レコード判定部22bの処
理はラベルB0すなわち図9中に示す2番目のステップ
S202へ戻る。図19(a)は上述したステップS2
35によって対処状況フラグがクリアされた第1及び第
2の監視レコードの設定内容の一例を、図19(b)は
上述したステップS234の指令を与えられた表示出力
制御部22cによる大画面表示装置201への表示出力
の一例を、それぞれ示す。図19(a)及び図19
(b)において、e欄には、監視レコードから取得した
受付者番号24dを保守員記憶部32と照合して求めら
れる受付者名が追加によってそれぞれ表示出力され、g
1欄には、標識M1及びM2に代えて受信時刻24hの
値がそれぞれ表示出力される。
【0042】図19(b)に示す大画面表示装置201
への表示出力が行われた後、監視センタ2aの発報デー
タ監視部22aは、この監視レコードに基づく出動指示
の送信先である営業所3aから保守員4が出動した旨の
発報が行われるのを監視している状態になる。図5にお
いて、受信した発報データの発信元が営業所3aであっ
た場合(ステップS103=Yes)、上述したように
ラベルA1(図6中のステップS121)へ分岐し、ビ
ルコードの値が一致する既存の監視レコードを求め、受
信時刻の値が登録済みであるか否かを判定する(ステッ
プS122)。既存の監視レコードに、受信時刻の値が
登録済みであった場合(ステップS122=Yes)、
すなわち、新たな発報データがこの既存の監視レコード
に基づく出動指示の送信先である営業所3aから行われ
た保守員4が出動した旨の発報に対応するものであった
場合、発報データ監視部22aは、新たな発報データ中
に含まれる個人番号・発報時刻の値を、この既存の監視
レコードに出動者番号・出動時刻としてそれぞれ登録し
(ステップS125)、既存の監視レコードの対処状況
フラグの値を“出動”にセットする(ステップS12
6)。そして、発報データ監視部22aの処理はラベル
A0すなわち図5中に示す最初のステップS101へ戻
る。図20(a)に示す第1及び第2の監視レコードの
設定内容は、発報データ監視部22aが上述したステッ
プS125,S126の処理を行った結果、図19
(a)に示した第1及び第2の監視レコードの設定内容
から更新されたものである。
【0043】図9に示す監視レコード判定部22bの処
理において、対処状況フラグの値が“出動”となってい
た場合(ステップS208=Yes)、ラベルB3すな
わち図12中に示すステップS241に分岐する。図1
2において、監視レコード判定部22bは、先に図9中
のステップS203で読み出した監視レコード(対処状
況フラグ=“出動”)を参照して、新たに登録された出
動者番号及び出動時刻の各値を取得する(ステップS2
41)。そして、保守員の出動をオペレータに通知する
所定の標識を表示に追加する旨の指令を、表示出力制御
部22cに与えて(ステップS242)から、所定の表
示時間を経過するまでの間そのまま待ち続ける(ステッ
プS243=No)。図20(b)は図20(a)に示
す第1及び第2の監視レコードから取得された各値に対
するステップS242の指令を与えられた表示出力制御
部22cによる大画面表示装置201への表示出力の一
例を表す。図20(a)及び図20(b)において、g
2欄には、保守員の出動を表す標識M3及びM4が追加
によって表示出力される。
【0044】図12において、所定の表示時間を経過し
た後(ステップS243=Yes)、監視レコード判定
部22bは、ステップS241で取得した出動者番号及
び出動時刻の各値に基づいて表示を更新する旨の指令
を、表示出力制御部22cに与え(ステップS24
4)、この監視レコードの対処状況フラグの値を“通常
域”にセットする(ステップS245)。以上のステッ
プS241〜S245の処理を行った後、監視レコード
判定部22bの処理はラベルB0すなわち図9中に示す
2番目のステップS202へ戻る。
【0045】図21(a)は上述したステップS245
によって対処状況フラグが“通常域”にセットされた第
1及び第2の監視レコードの設定内容の一例を、図21
(b)は上述したステップS244の指令を与えられた
表示出力制御部22cによる大画面表示装置201への
表示出力の一例を、それぞれ示す。図21(a)及び図
21(b)において、e欄には、監視レコードから取得
した出動者番号24eを保守員記憶部32と照合して求
められる出動者名が追加によってそれぞれ表示出力さ
れ、g2欄には、標識M3及びM4に代えて出動時刻2
4iの値がそれぞれ表示出力される。
【0046】図21(b)に示す大画面表示装置201
への表示出力が行われた後、監視センタ2aの発報デー
タ監視部22aは、この監視レコードに基づく出動指示
に応じて出動した保守員4の携帯型コンピュータ5aか
ら保守員4が該当するビルに到着して利用客を救出した
旨の発報が行われるのを監視している状態になる。また
同時に、監視センタ2aの監視レコード判定部22b
は、この監視レコードに基づく出動指示に応じて保守員
4が出動してからの経過時間を監視している状態にな
る。次に、このときの発報データ監視部22aと監視レ
コード判定部22bの処理についてそれぞれ説明する。
【0047】図5に示す発報データ監視部22aの処理
において、受信した発報データの発信元が営業所3a及
びビル端末装置1のいずれでもなく保守員4の携帯型コ
ンピュータ5aであった場合(ステップS103=N
o,ステップS104=No)、すなわち、保守員4が
到着キー53あるいは完了キー54を操作したとき携帯
型コンピュータ5aから行われた発報であった場合に
は、ラベルA2(図7中のステップS131)へ分岐す
る。分岐先のステップS131において、発報データ監
視部22aは、新たな発報データ中に含まれるビルコー
ドの値を、データ記憶部24の各監視レコードと照合し
て、ビルコードの値が一致する既存の監視レコードを求
め(図7中のステップS131)、新たな発報データ中
に含まれる設備状態コードの値が“900101”であるか否
かを判定する(ステップS132)。そして、新たな発
報データ中の設備状態コードの値が“900101”であった
場合(ステップS132=Yes)、すなわち、新たな
発報データがこの既存の監視レコードに基づく出動指示
に応じて出動した保守員4による携帯型コンピュータ5
aの到着キー53の操作で行われた発報に対応するもの
であった場合、発報データ監視部22aは、新たな発報
データ中に含まれる発報時刻の値を、既存の監視レコー
ドに到着/救出時刻として登録し(ステップS13
3)、既存の監視レコードの対処状況フラグの値を“到
着/救出”にセットする(ステップS134)。そし
て、発報データ監視部22aの処理はラベルA0すなわ
ち図5中に示す最初のステップS101へ戻る。図22
(a)に示す第1の監視レコードの設定内容は、発報デ
ータ監視部22aが上述したステップS133,S13
4の処理を行った結果、図21(a)に示した第1の監
視レコードの設定内容から更新されたものである。
【0048】図9に示す監視レコード判定部22bの処
理において、対処状況フラグの値が“通常域”となって
いた場合(ステップS209=Yes)、ラベルB4す
なわち図13中に示すステップS251に分岐する。図
13において、監視レコード判定部22bは、先に図9
中のステップS203で読み出した監視レコード(対処
状況フラグ=“通常域”)を参照して、登録済の出動時
刻24iの値を取得する(ステップS251)ととも
に、タイマ23から現在時刻を取得し、上記出動時刻2
4iからの経過時間を求める(ステップS252)。そ
して、求めた経過時間の値が所定の警告時間を超過して
いなければ(ステップS253=No)、監視レコード
判定部22bの処理はそのままラベルB0すなわち図9
中に示す2番目のステップS202へ戻る。一方、経過
時間の値が所定の警告時間を超過していた場合(ステッ
プS253=Yes)、監視レコード判定部22bは、
出動後の経過時間が警告時間に達した旨をオペレータに
通知するよう表示を更新する指令を表示出力制御部22
cに与え(ステップS254)、この監視レコードの対
処状況フラグの値を“警告域”にセットする(ステップ
S255)。以上のステップS251〜S255の処理
を行った後、監視レコード判定部22bの処理はラベル
B0すなわち図9中に示す2番目のステップS202へ
戻る。図22(a)に示す第2の監視レコードの設定内
容は、監視レコード判定部22bが上述したステップS
254,S255の処理を行った結果、図21(a)に
示した第2の監視レコードの設定内容から更新されたも
のである。また、図22(b)の下段は、図21(a)
に示した第2の監視レコードに対し図13中のステップ
S254の指令を与えられた表示出力制御部22cによ
る大画面表示装置201への表示出力の一例を示す。図
22(a)及び図22(b)中の第2の監視レコードに
おいて、g3欄には、出動後の経過時間が警告時間に達
した旨をオペレータに通知するメッセージL1が追加に
よって表示出力される。
【0049】図9に示す監視レコード判定部22bの処
理において、対処状況フラグの値が“到着/救出”とな
っていた場合(ステップS212=Yes)、ラベルB
7すなわち図16中に示すステップS281に分岐す
る。図16において、監視レコード判定部22bは、先
に図9中のステップS203で読み出した監視レコード
(対処状況フラグ=“到着/救出”)を参照して、新た
に登録された到着/救出時刻の値を取得する(ステップ
S281)。そして、保守員4が到着/救出したことを
オペレータに通知する所定の標識を表示に追加する旨の
指令を、表示出力制御部22cに与えて(ステップS2
82)から、所定の表示時間を経過するまでの間そのま
ま待ち続ける(ステップS283=No)。図22
(b)の上段は、図22(a)に示す第1の監視レコー
ドから取得された各値に対するステップS282の指令
を与えられた表示出力制御部22cによる大画面表示装
置201への表示出力の一例を表す。図22(a)及び
図22(b)中の第1の監視レコードにおいて、g3欄
には、到着/救出が開始したことをオペレータに通知す
る標識M4が追加によって表示出力される。
【0050】図16において、所定の表示時間を経過し
た後(ステップS283=Yes)、監視レコード判定
部22bは、ステップS281で取得した到着/救出時
刻の値に基づいて表示を更新する旨の指令を、表示出力
制御部22cに与え(ステップS284)、この監視レ
コードの対処状況フラグをクリアする(ステップS28
5)。以上のステップS281〜S285の処理を行っ
た後、監視レコード判定部22bの処理はラベルB0す
なわち図9中に示す2番目のステップS202へ戻る。
図23(a)中に示す第1の監視レコードの設定内容は
上述したステップS285によって対処状況フラグがク
リアされた例を、図23(b)中に示す第1の監視レコ
ードの表示出力は上述したステップS284の指令を与
えられた表示出力制御部22cによる例を表す。図23
(b)において、g3欄には、第1の監視レコードに対
応する標識M4に代えて、到着/救出時刻の値が表示出
力される。
【0051】図9に示す監視レコード判定部22bの処
理において、対処状況フラグの値が“警告域”となって
いた場合(ステップS210=Yes)、ラベルB5す
なわち図14中に示すステップS261に分岐する。図
14において、監視レコード判定部22bは、先に図9
中のステップS203で読み出した監視レコード(対処
状況フラグ=“警告域”)を参照して、登録済の出動時
刻24iの値を取得する(ステップS261)ととも
に、タイマ23から現在時刻を取得し、上記出動時刻2
4iからの経過時間を求める(ステップS262)。そ
して、求めた経過時間の値が所定の遅延時間を超過して
いなければ(ステップS263=No)、監視レコード
判定部22bの処理はそのままラベルB0すなわち図9
中に示す2番目のステップS202へ戻る。一方、経過
時間の値が所定の遅延時間を超過していた場合(ステッ
プS263=Yes)、監視レコード判定部22bは、
出動後の経過時間が遅延時間に達した旨をオペレータに
通知するよう表示を更新する指令を表示出力制御部22
cに与えて(ステップS264)、この監視レコードの
対処状況フラグの値を“遅延域”にセットする(ステッ
プS265)。以上のステップS261〜S265の処
理を行った後、監視レコード判定部22bの処理はラベ
ルB0すなわち図9中に示す2番目のステップS202
へ戻る。図24(a)に示す第2の監視レコードの設定
内容は、監視レコード判定部22bが上述したステップ
S264,S265の処理を行った結果、図23(a)
に示した第2の監視レコードの設定内容から更新された
ものである。また、図24(b)の下段は、図23
(a)に示した第2の監視レコードに対し図14中のス
テップS264の指令を与えられた表示出力制御部22
cによる大画面表示装置201への表示出力の一例を示
す。図24(a)及び図24(b)中の第2の監視レコ
ードにおいて、g3欄には、上述したメッセージL1に
代えて、出動後の経過時間が遅延時間に達した旨をオペ
レータに通知するメッセージL3が表示出力される。
【0052】図5に示す発報データ監視部22aの処理
において、受信した発報データの発信元が営業所3a及
びビル端末装置1のいずれでもなく保守員4の携帯型コ
ンピュータ5aであった場合(ステップS103=N
o,ステップS104=No)、すなわち、保守員4が
到着キー53あるいは完了キー54を操作したとき携帯
型コンピュータ5aから行われた発報であった場合に
は、上述したように、ラベルA2(図7中のステップS
131)へ分岐する。そして、分岐先のステップS13
1で上述した既存の監視レコードを求め、新たな発報デ
ータ中に含まれる設備状態コードの値が“900101”であ
るか否かを判定する(ステップS132)。この結果、
この設備状態コードの値が“900101”でなかった場合
(ステップS132=No)、発報データ監視部22a
はさらに、この設備状態コードの値が“900909”である
か否かを判定する(ステップS135)。この結果、こ
の設備状態コードの値が“900909”であった場合(ステ
ップS135=Yes)、すなわち、新たな発報データ
がこの既存の監視レコードに基づく出動指示に応じて出
動した保守員4による携帯型コンピュータ5aの完了キ
ー54の操作で行われた発報に対応するものであった場
合、発報データ監視部22aは、新たな発報データ中に
含まれる発報時刻の値を、既存の監視レコードに復旧時
刻として登録し(ステップS136)、既存の監視レコ
ードの対処状況フラグの値を“完了”にセットする(ス
テップS137)。そして、発報データ監視部22aの
処理はラベルA0すなわち図5中に示す最初のステップ
S101へ戻る。図24(a)に示す第1の監視レコー
ドの設定内容は、発報データ監視部22aが上述したス
テップS136,S137の処理を行った結果、図23
(a)に示した第1の監視レコードの設定内容から更新
されたものである。
【0053】図9に示す監視レコード判定部22bの処
理において、対処状況フラグの値が“完了”となってい
た場合(ステップS213=Yes)、ラベルB8すな
わち図17中に示すステップS291に分岐する。図1
7において、監視レコード判定部22bは、先に図9中
のステップS203で読み出した監視レコード(対処状
況フラグ=“完了”)を参照して、新たに登録された復
旧時刻24gの値を取得する(ステップS291)。そ
して、発報データへの対応がすべて完了した旨と復旧時
刻24gの値とをオペレータに通知するよう表示を更新
する指令を、表示出力制御部22cに与えて(ステップ
S292)から、所定の表示時間を経過するまでの間そ
のまま待ち続ける(ステップS293=No)。図24
(b)の上段は、図24(a)に示す第1の監視レコー
ドから取得された各値に対するステップS292の指令
を与えられた表示出力制御部22cによる大画面表示装
置201への表示出力の一例を表す。図24(a)及び
図24(b)において、g4欄には、第1の監視レコー
ドに該当する設備機器の異常すなわちエレベータ閉じ込
めに対する復旧作業がすべて完了した旨をオペレータに
通知するメッセージL2が、追加によって表示出力され
る。
【0054】図17において、所定の表示時間を経過し
た後(ステップS293=Yes)、監視レコード判定
部22bは、この監視レコードについての表示を終了す
る旨の指令を、表示出力制御部22cに与え(ステップ
S294)、データ記憶部24中からこの監視レコード
を削除する(ステップS295)。以上のステップS2
91〜S295の処理を行った後、ラベルB0すなわち
図9中に示す2番目のステップS202へ戻る。図25
(a)中に示す第1の監視レコードの設定内容は上述し
たステップS295によって監視レコードそのものが削
除された例を、図25(b)中に示す第1の監視レコー
ドの表示出力は上述したステップS294の指令を与え
られた表示出力制御部22cによる例を表す。図25
(b)において、第1の監視レコードに対応するa欄〜
h欄には、すべて空白が表示出力される。
【0055】図9に示す監視レコード判定部22bの処
理において、対処状況フラグの値が“遅延域”となって
いた場合(ステップS211=Yes)、ラベルB6す
なわち図15中に示すステップS271に分岐する。図
15において、監視レコード判定部22bは、先に図9
中のステップS203で読み出した監視レコード(対処
状況フラグ=“遅延域”)を参照して、登録済の出動時
刻24iの値を取得する(ステップS271)ととも
に、タイマ23から現在時刻を取得し、出動後の経過時
間がどの程度遅延時かを超過したかを表す超過情報を求
める(ステップS272)。そして、求めた超過情報に
基づいて表示を更新する指令を表示出力制御部22cに
与えて(ステップS273)から、監視レコード判定部
22bの処理は、ラベルB0すなわち図9中に示す2番
目のステップS202へ戻る。図25(b)の下段は、
図25(a)に示した第2の監視レコードに対し図15
中のステップS273の指令を与えられた表示出力制御
部22cによる大画面表示装置201への表示出力の一
例を示す。図25(a)及び図25(b)中の第2の監
視レコードにおいて、g3欄には、通常の表示形態の上
記メッセージL3に代えて、例えば赤色の枠をメッセー
ジL3に加えた表示形態のメッセージL3aが表示出力
される。
【0056】図26(a)は、監視レコード判定部22
bが図17中のステップS295で行った監視レコード
の削除に伴うレコードNoの繰り上げの後、発報データ監
視部22aが図7中のステップS134によって対処状
況フラグの値を“到着/救出”にセットした第1の監視
レコード(元の第2の監視レコード)の設定内容の一例
を示し、図26(b)は、図26(a)に示した上記第
1の監視レコードに対し図16中のステップS282の
指令を与えられた表示出力制御部22cによる大画面表
示装置201への表示出力の一例を示す。図26(a)
及び図26(b)において、a欄〜f欄,g1欄,g2
欄の各々には、元の第2の監視レコードについて表示さ
れていたものと同一の表示出力が行われるとともに、g
3欄には、第1の監視レコードについて保守員4が到着
/救出したことをオペレータに通知する標識M4が、追
加によって表示出力される。
【0057】図27(a)は、監視レコード判定部22
bが図16中のステップS285によって対処状況フラ
グをクリアした第1の監視レコード(元の第2の監視レ
コード)の設定内容の一例を示し、図27(b)は、図
27(a)に示した上記第1の監視レコードに対し図1
6中のステップS284の指令を与えられた表示出力制
御部22cによる大画面表示装置201への表示出力の
一例を示す。図27(a)及び図27(b)において、
g3欄には、上述した標識M4に代えて、到着/救出時
刻24jの値が表示出力される。
【0058】図28(a)は、発報データ監視部22a
が図7中のステップS137によって対処状況フラグの
値を“完了”にセットした第1の監視レコード(元の第
2の監視レコード)の設定内容の一例を示し、図28
(b)は、図28(a)に示した上記第1の監視レコー
ドに対し図17中のステップS292の指令を与えられ
た表示出力制御部22cによる大画面表示装置201へ
の表示出力の一例を示す。図28(a)及び図28
(b)において、g4欄には、第1の監視レコード(元
の第2の監視レコード)に該当する設備機器の異常すな
わち空調設備故障に対する復旧作業がすべて完了した旨
をオペレータに通知するメッセージL2が、追加によっ
て表示出力される。
【0059】上述した本実施形態の遠隔監視装置によれ
ば、監視センタ2aで勤務するオペレータは、保守員4
による復旧作業に影響を与えずに、監視対象のビルの設
備機器に発生した異常への対処状況をリアルタイムに把
握でき、復旧作業に関する進捗管理を十分に行うことが
できる。また、監視対象のビルの設備機器に異常が発生
したとき、そのビルの保守管理を担当する営業所3aに
対し、遅滞なく自動的に出動指示が行われるので、異常
発生時から復旧作業開始時までの時間の短縮を図ること
ができる。また、異常発生時からの経過時間を監視し
て、対処が遅れているものについては上述したメッセー
ジL1やメッセージL3を表示するようにしたので、オ
ペレータは、監視対象のビルの設備機器に発生した異常
への対処が遅れているものを、対処が順調なものと容易
に区別して把握することができ、復旧作業に関する進捗
管理をより適切に行うことができる。さらに、オペレー
タは、復旧作業を実際に担当する保守員4である出動者
について知ることができ、これに基づいて各保守員4の
作業能率や適性などを管理することができる。また、設
備機器に発生し得る異常内容や監視対象のビルごとにあ
らかじめ重要度を設定し、実際に発生した異常への対処
状況をこの重要度に応じて表示するようにしたので、同
時に多数のビルの設備機器に異常が発生した場合に必要
なオペレータによる優先判断の負担が軽減され、オペレ
ータは、復旧作業に関する進捗管理をより容易かつ適正
に行うことができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の遠隔監視
装置の請求項1に係る発明によれば、監視センタで勤務
するオペレータは、保守員による復旧作業に影響を与え
ずに、監視対象のビルの設備機器に発生した異常への対
処状況をリアルタイムに把握でき、復旧作業に関する進
捗管理を十分に行うことができる。
【0061】また、特に請求項2に係る発明によれば、
監視対象のビルの設備機器に異常が発生したとき、その
ビルの保守管理を担当する営業所に対し、遅滞なく自動
的に出動指示が行われるので、異常発生時から復旧作業
開始時までの時間の短縮を図ることができる。
【0062】また、特に請求項3に係る発明によれば、
異常発生時からの経過時間を監視して、対処が遅れてい
るものについてはその旨を表示するようにしたので、オ
ペレータは、監視対象のビルの設備機器に発生した異常
への対処が遅れているものを、対処が順調なものと容易
に区別して把握することができ、復旧作業に関する進捗
管理をより適切に行うことができる。
【0063】また、特に請求項4に係る発明によれば、
オペレータは、復旧作業を実際に担当する保守員である
出動者について知ることができ、これに基づいて各保守
員の作業能率や適性などを管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遠隔監視装置の一実施形態の主要部分
の全体的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1中に示した各種の記憶部のうち、あらかじ
め情報が設定されている記憶部の一例を示す図である。
【図3】受信した発報を解析して得られる発報データの
一例を示す図である。
【図4】図1中に示したデータ記憶部の構成の一例を示
す図である。
【図5】図1中に示した発報データ監視部による処理の
流れを示すフローチャートである。
【図6】図1中に示した発報データ監視部による処理の
流れを示すフローチャートである。
【図7】図1中に示した発報データ監視部による処理の
流れを示すフローチャートである。
【図8】図1中に示した発報データ監視部による処理の
流れを示すフローチャートである。
【図9】図1中に示した監視レコード判定部による処理
の流れを示すフローチャートである。
【図10】図1中に示した監視レコード判定部による処
理の流れを示すフローチャートである。
【図11】図1中に示した監視レコード判定部による処
理の流れを示すフローチャートである。
【図12】図1中に示した監視レコード判定部による処
理の流れを示すフローチャートである。
【図13】図1中に示した監視レコード判定部による処
理の流れを示すフローチャートである。
【図14】図1中に示した監視レコード判定部による処
理の流れを示すフローチャートである。
【図15】図1中に示した監視レコード判定部による処
理の流れを示すフローチャートである。
【図16】図1中に示した監視レコード判定部による処
理の流れを示すフローチャートである。
【図17】図1中に示した監視レコード判定部による処
理の流れを示すフローチャートである。
【図18】設備機器の復旧作業の進捗に伴って更新され
るデータ記憶部中の監視レコードの設定内容及び対応す
る大画面表示装置の表示出力の一例を示す図である。
【図19】設備機器の復旧作業の進捗に伴って更新され
るデータ記憶部中の監視レコードの設定内容及び対応す
る大画面表示装置の表示出力の一例を示す図である。
【図20】設備機器の復旧作業の進捗に伴って更新され
るデータ記憶部中の監視レコードの設定内容及び対応す
る大画面表示装置の表示出力の一例を示す図である。
【図21】設備機器の復旧作業の進捗に伴って更新され
るデータ記憶部中の監視レコードの設定内容及び対応す
る大画面表示装置の表示出力の一例を示す図である。
【図22】設備機器の復旧作業の進捗に伴って更新され
るデータ記憶部中の監視レコードの設定内容及び対応す
る大画面表示装置の表示出力の一例を示す図である。
【図23】設備機器の復旧作業の進捗に伴って更新され
るデータ記憶部中の監視レコードの設定内容及び対応す
る大画面表示装置の表示出力の一例を示す図である。
【図24】設備機器の復旧作業の進捗に伴って更新され
るデータ記憶部中の監視レコードの設定内容及び対応す
る大画面表示装置の表示出力の一例を示す図である。
【図25】設備機器の復旧作業の進捗に伴って更新され
るデータ記憶部中の監視レコードの設定内容及び対応す
る大画面表示装置の表示出力の一例を示す図である。
【図26】設備機器の復旧作業の進捗に伴って更新され
るデータ記憶部中の監視レコードの設定内容及び対応す
る大画面表示装置の表示出力の一例を示す図である。
【図27】設備機器の復旧作業の進捗に伴って更新され
るデータ記憶部中の監視レコードの設定内容及び対応す
る大画面表示装置の表示出力の一例を示す図である。
【図28】設備機器の復旧作業の進捗に伴って更新され
るデータ記憶部中の監視レコードの設定内容及び対応す
る大画面表示装置の表示出力の一例を示す図である。
【図29】従来の遠隔監視装置の一例の概略構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 ビル端末装置 2a 監視センタ 3a 営業所 4 保守員 5a 携帯型コンピュータ 6 ポケットベル 20a 監視用コンピュータ 21 送受信部 22 センタ処理部 22a 発報データ監視部 22b 監視レコード判定部 22c 表示出力制御部 23 タイマ 24 データ記憶部 25 ビル記憶部 26 営業所記憶部 27 センタ通信部 28 異常状態記憶部 29 オペレータ記憶部 30 営業所端末装置 31 営業所通信部 32 保守員記憶部 33 営業所処理部 34 自動ダイヤル部 51 データ転送部 52 処理部 53 到着キー 54 完了キー 201 大画面表示装置 202 入力装置 301 表示装置 302 入力装置
フロントページの続き (72)発明者 空谷 誠 東京都足立区中川4丁目16番29号 日立エ レベータテクノサービス株式会社内 (72)発明者 末永 博史 東京都足立区中川4丁目16番29号 日立エ レベータテクノサービス株式会社内 (72)発明者 佐々木 晋 東京都足立区中川五丁目1番地34号 株式 会社日立製作所生活ソフト開発センター内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象のビルごとに設置され、そのビ
    ルの設備機器に発生した異常を検出して該当する発報を
    行うビル端末装置と、 所定の保守作業を行う1人以上の保守員があらかじめ配
    属され、前記監視対象のビルのうちの所定の複数のビル
    の保守管理を担当する営業所と、 所定の通信回線経由で前記ビル端末装置の各々に接続さ
    れ、この通信回線を介して受信される前記発報に基づい
    て該当するビルの設備機器に発生した異常に関する各種
    データを生成するセンタ処理部及びこのセンタ処理部に
    より生成された前記各種データに基づく表示出力を行う
    表示装置を備えた監視センタと、 前記保守員の各々によって携行され、前記営業所から送
    信される連絡信号に応じた所定の指示を前記保守員に伝
    達する指示伝達装置とを有する遠隔監視装置において、 前記監視センタは、異常が発生したビルの設備機器の各
    々について、その異常への対処状況を含む監視レコード
    を記憶させるデータ記憶部を備え、 前記センタ処理部は、 発報の受信を監視するとともに、受信した発報を解析し
    て得られる発報データに基づいて前記監視レコードの新
    規生成及び更新のいずれかを行う発報データ監視部と、 前記データ記憶部に記憶されている監視レコードの各々
    について、その監視レコード中に含まれる前記対処状況
    を判定し、その判定結果に応じた表示の指令を行う監視
    レコード判定部と、 前記監視レコード判定部による前記指令に基づき、前記
    対処状況に応じた表示出力を前記表示装置に行わせる表
    示出力制御部とを有することを特徴とする遠隔監視装
    置。
  2. 【請求項2】 前記監視センタは、前記監視対象のビル
    の各々について、そのビルの保守管理を担当する前記営
    業所に関する情報があらかじめ設定された営業所記憶部
    を備えるとともに、 前記発報データ監視部は、監視対象の特定のビルからそ
    のビルの設備機器に異常が発生した旨の発報を受信した
    とき、この発報を前記営業所記憶部に設定された情報と
    照合してそのビルの保守管理を担当する特定の営業所を
    求め、この特定の営業所に配属された前記保守員のいず
    れかを前記特定のビルへ出動させるべき旨の出動指示を
    前記特定の営業所に伝えることを特徴とする請求項1記
    載の遠隔監視装置。
  3. 【請求項3】 前記監視センタは、現在時刻を求めて出
    力するタイマを備えるとともに、 前記発報データ監視部は、前記監視レコードの新規生成
    及び更新に際して前記タイマから得られた現在時刻をそ
    の時点の対処状況となったことを表す各種の時刻として
    前記監視レコード中に登録し、 前記監視レコード判定部は、前記監視レコードの参照に
    際して前記タイマから得られる現在時刻とその前記監視
    レコード中に登録された前記各種の時刻との差を求め、
    この差の値が所定の範囲を超過していたときには前記対
    処状況が望ましくない旨の表示の指令を行うことを特徴
    とする請求項1または2記載の遠隔監視装置。
  4. 【請求項4】 各々の前記営業所は、前記保守員に関す
    る情報があらかじめ設定された保守員記憶部を備えると
    ともに、 前記発報データ監視部は、前記出動指示に対して前記特
    定の営業所から伝えられた発報に基づき、前記特定のビ
    ルへ実際に出動した特定の保守員に関する情報を求め
    て、この情報を前記監視レコード中に登録し、 前記監視レコード判定部は、この保守員に関する情報を
    含む表示の指令を行うことを特徴とする請求項2または
    3記載の遠隔監視装置。
JP19259997A 1997-07-17 1997-07-17 遠隔監視装置 Expired - Fee Related JP3594769B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19259997A JP3594769B2 (ja) 1997-07-17 1997-07-17 遠隔監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19259997A JP3594769B2 (ja) 1997-07-17 1997-07-17 遠隔監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1135244A true JPH1135244A (ja) 1999-02-09
JP3594769B2 JP3594769B2 (ja) 2004-12-02

Family

ID=16293953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19259997A Expired - Fee Related JP3594769B2 (ja) 1997-07-17 1997-07-17 遠隔監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3594769B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002329276A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Atsumi Electric Co Ltd センタ装置
JP2004265426A (ja) * 2004-03-11 2004-09-24 Miura Co Ltd 熱供給設備の管理システム
JP2005210476A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Japan Radio Co Ltd 樋門・樋管操作支援システム
JP2006146759A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Chugoku Electric Power Co Inc:The 不具合発生時の臨時出動要請方法
JP2012247821A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 保守員派遣システム
JP5934418B1 (ja) * 2015-06-19 2016-06-15 Dmg森精機株式会社 運転状況送信装置
JP2017126258A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 横河電機株式会社 監視制御システム及び作業支援方法
CN110088025A (zh) * 2016-12-26 2019-08-02 三菱电机株式会社 电梯的修复支持系统
JPWO2018122921A1 (ja) * 2016-12-26 2019-10-31 三菱電機株式会社 復旧システム
JP2020075803A (ja) * 2018-11-08 2020-05-21 株式会社日立ビルシステム 昇降機監視システム、昇降機保守作業支援システムおよび昇降機保守作業支援方法
JP2021068192A (ja) * 2019-10-23 2021-04-30 株式会社日立ビルシステム 情報表示システムおよび情報表示方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05128393A (ja) * 1991-10-31 1993-05-25 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd ビル設備遠隔監視装置
JPH05306075A (ja) * 1992-04-30 1993-11-19 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベーターの遠隔監視システム
JPH06152798A (ja) * 1992-11-10 1994-05-31 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd 遠隔監視センタ装置
JPH06321446A (ja) * 1993-05-12 1994-11-22 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベータの遠隔監視装置
JPH06333188A (ja) * 1993-05-26 1994-12-02 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd 遠隔監視センタ装置
JPH0710408A (ja) * 1993-06-24 1995-01-13 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベーターの故障対応支援システム
JPH0795305A (ja) * 1993-09-21 1995-04-07 Toshiba Erebeeta Technos Kk エレベータ遠隔監視システムおよびそれに用いる保守用コンソール
JPH0725495U (ja) * 1993-10-19 1995-05-12 株式会社日立ビルシステムサービス 遠隔監視センタ装置
JPH08329375A (ja) * 1995-06-06 1996-12-13 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd 保守作業等支援装置
JPH0920474A (ja) * 1995-07-05 1997-01-21 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd ビル設備の復旧作業管理支援装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05128393A (ja) * 1991-10-31 1993-05-25 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd ビル設備遠隔監視装置
JPH05306075A (ja) * 1992-04-30 1993-11-19 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベーターの遠隔監視システム
JPH06152798A (ja) * 1992-11-10 1994-05-31 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd 遠隔監視センタ装置
JPH06321446A (ja) * 1993-05-12 1994-11-22 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベータの遠隔監視装置
JPH06333188A (ja) * 1993-05-26 1994-12-02 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd 遠隔監視センタ装置
JPH0710408A (ja) * 1993-06-24 1995-01-13 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベーターの故障対応支援システム
JPH0795305A (ja) * 1993-09-21 1995-04-07 Toshiba Erebeeta Technos Kk エレベータ遠隔監視システムおよびそれに用いる保守用コンソール
JPH0725495U (ja) * 1993-10-19 1995-05-12 株式会社日立ビルシステムサービス 遠隔監視センタ装置
JPH08329375A (ja) * 1995-06-06 1996-12-13 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd 保守作業等支援装置
JPH0920474A (ja) * 1995-07-05 1997-01-21 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd ビル設備の復旧作業管理支援装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002329276A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Atsumi Electric Co Ltd センタ装置
JP2005210476A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Japan Radio Co Ltd 樋門・樋管操作支援システム
JP4658482B2 (ja) * 2004-01-23 2011-03-23 日本無線株式会社 樋門・樋管操作支援システム
JP2004265426A (ja) * 2004-03-11 2004-09-24 Miura Co Ltd 熱供給設備の管理システム
JP2006146759A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Chugoku Electric Power Co Inc:The 不具合発生時の臨時出動要請方法
JP4578212B2 (ja) * 2004-11-24 2010-11-10 中国電力株式会社 不具合発生時の臨時出動要請方法
JP2012247821A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 保守員派遣システム
JP5934418B1 (ja) * 2015-06-19 2016-06-15 Dmg森精機株式会社 運転状況送信装置
JP2017126258A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 横河電機株式会社 監視制御システム及び作業支援方法
CN110088025A (zh) * 2016-12-26 2019-08-02 三菱电机株式会社 电梯的修复支持系统
JPWO2018122921A1 (ja) * 2016-12-26 2019-10-31 三菱電機株式会社 復旧システム
CN110088025B (zh) * 2016-12-26 2020-11-13 三菱电机株式会社 电梯的修复支持系统
JP2020075803A (ja) * 2018-11-08 2020-05-21 株式会社日立ビルシステム 昇降機監視システム、昇降機保守作業支援システムおよび昇降機保守作業支援方法
JP2021068192A (ja) * 2019-10-23 2021-04-30 株式会社日立ビルシステム 情報表示システムおよび情報表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3594769B2 (ja) 2004-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4005328B2 (ja) ビル設備と昇降機の管理装置
JP3594769B2 (ja) 遠隔監視装置
JP2007031082A (ja) エレベータの点検報告書作成方法及び点検報告書作成装置
JPH08329375A (ja) 保守作業等支援装置
JP2008217229A (ja) 機器管理装置および機器管理システム
JPH096428A (ja) プラント監視装置
JP3432408B2 (ja) 作業管理システム
JP2006353023A (ja) 蓄電池残容量遠隔監視システム、蓄電池残容量遠隔監視方法。
JP7011555B2 (ja) アラート通知システム、アラート通知方法
JPH10268933A (ja) ビル管理装置およびビル管理方法
JP2010224829A (ja) 運用管理システム
JPH08265868A (ja) ビル群遠隔管理装置
JP2008271474A (ja) 遠隔管理装置
JP4125509B2 (ja) 異常通報装置およびプログラム
JP2003271238A (ja) リモートメンテナンス方法及びシステム
JP2991257B2 (ja) 保守員巡回位置表示装置
JP3576674B2 (ja) 遠隔監視装置
JP3152599B2 (ja) ビル遠隔管理装置
JP2007028121A (ja) 警報監視制御システム及び警報監視制御方法
JPH05114093A (ja) ビル設備遠隔監視システム
JP2000166127A (ja) 電気設備監視システムおよび電気設備の監視方法
JP2003288400A (ja) ビル群管理システム
JP2005301982A (ja) 遠隔管理装置および遠隔管理システム
JPH06208694A (ja) 監視制御システムにおける保守点検装置
JPH10222564A (ja) 保全作業支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140910

Year of fee payment: 10

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees