JP2004265426A - 熱供給設備の管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の管理対象機器を備えた熱供給設備において、確実でかつ迅速な保守管理を行うとともに、熱供給設備の管理担当者の負担を軽減する。
【解決手段】 熱供給設備1の監視センター8に設置された第一コンピュータ9と、対応者A,B,…の第二コンピュータ11と、前記第一コンピュータ9と前記熱供給設備1とを通信可能とするとともに、前記第一コンピュータ9と前記第二コンピュータ11とを通信可能とする通信手段10とを備え、前記熱供給設備1から前記第一コンピュータ9へ要求情報を自動的に送信する構成とし、前記第一コンピュータ9は、前記熱供給設備1における管理対象機器ごとに前記対応者A,B,…を設定する設定手段と、受信した要求情報に基づいて対応者A,B,…を選別する判定手段とを備え、この選別された対応者A,B,…の前記第二コンピュータ11へ必要な情報を前記第一コンピュータ9から送信する構成とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ボイラ等を備えた熱供給設備の管理システムに関するものである。
熱供給設備には、ボイラの他に水処理機器,燃料供給機器,排水処理機器等の機器が設けられている。また、前記熱供給設備の1つであるコージェネレーションシステムにおいては、エンジン,発電機,排熱回収ボイラ等の機器が設けられている。これらの機器においては、通常、保守管理を行う業者がそれぞれ異なるため、前記各機器において異常が発生したとき、前記熱供給設備の管理担当者は、担当の業者を確認してから修理を依頼する連絡を行う。したがって、担当の業者を確認する手間がかかるとともに、担当の業者を確認するのに時間がかかって前記各機器の停止時間が長くなると、生産工場等において多大な損失が生じる。
また、前記水処理機器においては、供給水中へ注入するための水処理用薬品や軟水器における再生用の塩等の消耗品を適宜、補給する必要がある。しかし、前記管理担当者が補給管理を怠ると、前記薬品や前記塩がなくなり、前記水処理機器が本来の機能を発揮しなくなり、前記熱供給設備の運転に支障をきたす。さらに、前記燃料供給機器における燃料の補給も同様であり、燃料の補給管理を怠って燃料がなくなると、前記熱供給設備の運転ができなくなる。したがって、前記消耗品や前記燃料の補給管理も、前記熱供給設備の運転においては、非常に重要な管理である。
この発明が解決しようとする課題は、複数の管理対象機器を備えた熱供給設備において、確実でかつ迅速な保守管理を行うとともに、熱供給設備の管理担当者の負担を軽減することである。
この発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、熱供給設備における管理対象機器の保守管理を行うための管理システムにおいて、前記熱供給設備1からの要求情報を仲介する監視センターと、この監視センターに設置された第一コンピュータと、前記保守管理を行う対応者の第二コンピュータと、前記第一コンピュータと前記熱供給設備とを通信可能とするとともに、前記第一コンピュータと前記第二コンピュータとを通信可能とする通信手段とを備え、前記熱供給設備1から前記第一コンピュータへ要求情報を自動的に送信可能とし、前記第一コンピュータは、前記管理対象機器ごとに前記対応者を設定する設定手段と、受信した要求情報に基づいて必要な保守管理内容を判別し、この保守管理を行うことのできる対応者を選別する判定手段とを備え、この選別された対応者の前記第二コンピュータへ必要な情報を前記第一コンピュータから送信可能としたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、前記熱供給設備からの要求情報が、異常復旧要求情報であることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、前記熱供給設備からの要求情報が、軟水器の塩補給要求情報であることを特徴としている。
さらに、請求項4に記載の発明は、前記熱供給設備からの要求情報が、燃料補給要求情
報であることを特徴としている。
この発明によれば、複数の管理対象機器を備えた熱供給設備において、確実でかつ迅速な保守管理を行うことができるとともに、熱供給設備の管理担当者の負担を大幅に軽減することができる。
つぎに、この発明の実施の形態について説明する。この発明における熱供給設備の管理対象機器は、ボイラ,水処理機器,燃料供給機器,排水処理機器等がある。前記ボイラとしては、蒸気ボイラ,温水ボイラ,熱媒ボイラ等の種々のボイラが含まれる。また、前記管理対象機器としては、冷熱を供給する機器,たとえば冷温水機等も含まれる。さらに、前記熱供給設備がコージェネレーションシステムの場合、前記管理対象機器としては、エンジン,発電機,排熱回収ボイラ等がある。
まず、前記熱供給設備の保守管理を行うにあたっては、前記熱供給設備の所有者または使用者(以下、「契約者」と云う。)と保守管理者との間で、保守管理契約が結ばれる。この保守管理契約は、前記各管理対象機器に対して所定の保守管理を行う内容になっている。そして、前記保守管理者は、前記保守管理契約の内容を実現するために、前記熱供給設備からの要求情報を仲介する監視センターを設置している。
前記監視センターと前記熱供給設備とは、通信手段を介して通信可能となっている。具体的には、前記監視センターのコンピュータと前記熱供給設備のコンピュータとが、前記通信手段を介して通信可能に接続されている。ここで、前記熱供給設備のコンピュータは、前記各管理対象機器における個々のコンピュータとするか、前記各管理対象機器を統合するコンピュータとする。また、前記監視センターは、前記熱供給設備から所定距離離れた遠隔地に設置することもできるし、前記熱供給設備内または前記熱供給設備の隣接位置に設置することもできる。
また、前記監視センターと前記保守管理を行う対応者とを通信手段を介して通信可能としている。具体的には、前記監視センターのコンピュータと前記対応者のコンピュータとが、前記通信手段を介して通信可能に接続されている。そして、前記対応者は、前記各管理対象機器ごとにそれぞれ設定されている。また、前記対応者は、前記監視センターが所属する会社内の対応部門であってもよいし、別の会社であってもよい。
さらに、通信を行うにあたっては、一般電話回線や専用回線が用いられ、これらの回線は、有線式のものであっても無線式のものであってもよい。
以上のような構成において、前記熱供給設備から要求情報が自動的に送信されると、この要求情報を前記監視センターが受信する。そして、受信した要求情報に基づいて必要な保守管理内容を判別し、この保守管理を行うことのできる対応者を選別する。そして、この対応者へ前記監視センターから必要な情報を送信し、この送信情報に基づいて前記対応者に対応させるようにしている。
ここにおいて、前記保守管理内容の判別や前記対応者の選別は、前記監視センターのコンピュータで自動的に行い、受信した要求情報をそのまま前記対応者へ転送することもできるし、受信した要求情報に基づく対応指示情報を前記対応者へ送信することもできる。そして、前記対応者への情報の送信に際しては、対応に必要な詳細情報も送信するようにしている。
また、前記要求情報としては、前記各管理対象機器において異常が発生したときの異常復旧要求情報が、送信されるようになっている。また、この異常復旧要求情報の他に、たとえば前記水処理機器においては、供給水中へ注入するための水処理用薬品や軟水器における再生用の塩等の水処理用消耗品の補給を要求する情報が送信される。この情報を受信した前記監視センターは、この情報を前記対応者としての水処理会社へ転送し、この水処理会社が、水処理用消耗品の発送あるいは配達を行う。さらに、前記要求情報として、前記燃料供給機器における燃料の補給を要求する情報を受信した場合は、この情報を前記対応者としての燃料供給会社へ転送し、この燃料供給会社は、前記燃料供給機器への燃料の補給をタンクローリーの配送計画に組み入れる。したがって、水処理用消耗品や燃料等の補給管理が確実に行われ、前記熱供給設備の運転に支障をきたすことがない。また、前記熱供給設備における管理担当者の負担も軽減される。
さらに、前記コージェネレーションシステム等のように前記各管理対象機器ごとに前記対応者がそれぞれ異なる場合、前記構成によれば、前記監視センターにおいて、前記各管理対象機器からの要求情報の内容を判別し、担当の前記対応者へ要求情報をそれぞれ転送することができる。したがって、前記熱供給設備における管理担当者が、担当の前記対応者を確認する手間がなくなり、また連絡遅れもなくなり、要求情報に対する迅速な対応を行うことができる。
ところで、前記対応者が、前記監視センターが所属する会社とは別の会社である場合は、前記監視センターと前記対応者との間で情報仲介契約を結び、前記対応者への情報の送信に対して課金し、集金するようにしている。すなわち、前記監視センターは、情報の仲介をビジネスとしている。
以上のように、前記構成によれば、複数の前記各管理対象機器を備えた前記熱供給設備において、確実でかつ迅速な保守管理を行うことができるとともに、前記熱供給設備の管理担当者の負担を大幅に軽減することができる。
また、前記各管理対象機器ごとに前記対応者がそれぞれ異なる場合は、通常、前記各管理対象機器ごとに要求情報を受信する管理システムを構築する必要があるが、前記構成によれば、情報の仲介をまとめて行う前記監視センターを設けることにより、管理システムを簡略化することができる。そして、前記対応者が自前で管理システムをもつ必要がなく、前記対応者にとってもメリットの大きい構成となっている。
以下、この発明の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。この発明における熱供給設備の保守管理を実施するにあたっては、まず熱供給設備の所有者または使用者(以下、「契約者」と云う。)と保守管理者との間で、有償の保守管理契約が結ばれる。この保守管理契約は、前記熱供給設備における管理対象機器に対して所定の保守管理を行う内容になっており、具体的には、異常発生時の異常復旧や機能維持のための消耗品の補給等が行われるようになっている。そして、前記保守管理者は、前記保守管理契約の内容を実現するために、後述する監視センターを設置しており、前記保守管理を実際に行う対応者は、前記保守管理者とは別に設定されている。また、前記保守管理者と前記対応者との間では、情報仲介契約が結ばれている。
つぎに、この発明における管理システムの概略構成を図1に基づいて説明する。図1に示すように、熱供給設備1,1,…は、管理対象機器としてボイラ2,2,…と軟水器3,3,…と燃料タンク4,4,…等をそれぞれ備えている。そして、前記各軟水器3は、給水ライン5,5,…を介して前記各ボイラ2にそれぞれ接続されている。また、前記各燃料タンク4は、燃料ライン6,6,…を介して前記各ボイラ2にそれぞれ接続されてい
るとともに、燃料の残量を検出する液位センサ7,7,…をそれぞれ備えている。
また、前記各熱供給設備1からの要求情報を受信する監視センター8が、管理区域ごとに設けられており、この監視センター8には、第一コンピュータ9が設置されている。そして、この第一コンピュータ9と前記各ボイラ2,前記各軟水器3および前記各燃料タンク4とが、通信手段10を介してそれぞれ通信可能に接続されている。また、前記監視センター8から転送された要求情報に基づいて前記保守管理を行う対応者が、前記各管理対象機器ごとにそれぞれ設定されており、図示した実施例では、第一対応者A,第二対応者Bおよび第三対応者Cの3つが設定されている。そして、これらの対応者A,B,Cには、第二コンピュータ11,11,11がそれぞれ設置されており、これらの各第二コンピュータ11と前記第一コンピュータ9とが、前記通信手段10を介してそれぞれ通信可能に接続されている。
すなわち、前記各ボイラ2,前記各軟水器3および前記各燃料タンク4のコンピュータ(図示省略)は、第一信号線12,12,…を介して第一モデム13,13,…にそれぞれ接続されており、また前記第一コンピュータ9も同様に、第二信号線14を介して第二モデム15に接続されており、前記各第一モデム13と前記第二モデム15とが、一般電話回線16を介してそれぞれ接続されている。さらに、前記各第二コンピュータ11も同様に、第三信号線17,17,17を介して第三モデム18,18,18にそれぞれ接続されており、これらの各第三モデム18と前記第二モデム15とが、前記一般電話回線16を介してそれぞれ接続されている。したがって、この実施例においては、前記通信手段10が、前記各第一モデム13,前記第二モデム15,前記各第三モデム18および前記一般電話回線16により構成されている。
つぎに、前記構成における要求情報送信の具体的内容について、図2〜図4を参照しながら説明する。
まず、図2に基づいて、前記構成における要求情報送信の第一実施例について説明する。なお、以下の説明では、前記各熱供給設備1のうち1つの熱供給設備1から要求情報を受信した場合について説明する。
さて、この第一実施例においては、要求情報として、前記熱供給設備1から異常復旧要求情報が送信されている。すなわち、前記熱供給設備1に異常が発生すると、この異常からの復旧を要求する旨の情報が、前記監視センター8へ自動的に送信され、この送信された異常復旧要求情報を前記監視センター8が受信する。たとえば、前記ボイラ2の給水ポンプ(図示省略)の能力が低下した状態になると、その旨の情報が前記異常復旧要求情報として送信されるようになっている。
そして、前記監視センター8は、前記異常復旧要求情報に基づいて必要な保守管理内容を判別し、この保守管理を行うことのできる前記各対応者A,B,Cを選別する。この選別は、前記監視センター8における前記第一コンピュータ9により自動的に行われる。たとえば、前記ボイラ2の異常の場合は、前記第一対応者Aが選ばれ、前記軟水器3の異常の場合は、前記第二対応者Bが選ばれ、前記燃料タンク4の異常の場合は、前記第三対応者Cが選ばれるようになっている。
そして、選別された前記各対応者A,B,Cへ前記監視センター8から前記異常復旧要求情報が転送される。このとき、実施に応じては、前記異常復旧要求情報に関連する詳細情報を合わせて送信することもできる。すなわち、前記監視センター8においては、前記異常復旧要求情報を受信したとき、その内容を確認するとともに、関連する詳細情報を前記熱供給設備1へ要求して受信し、この詳細情報も前記各対応者A,B,Cへ送信する。
そうすることにより、前記各対応者A,B,Cが異常復旧の対応を行うとき、確実でかつ効率的な対応を行うことができる。
さらに、前記異常復旧要求情報を転送された前記各対応者A,B,Cは、前記異常復旧要求情報および/または前記詳細情報を解析し、この解析結果に基づいて、メンテナンス員の派遣または前記熱供給設備1の管理担当者への復旧の指示を行うようにしている。すなわち、送信された前記異常復旧要求情報および/または前記詳細情報は、前記各対応者A,B,Cにおける前記第二コンピュータ11のモニタ画面に映し出され、前記各対応者A,B,Cは、これを解析し、この解析結果に基づいて対応するようにしている。
したがって、前記熱供給設備1が設置されている現場まで行かなくても、前記熱供給設備1が現在どのような運転状況にあるかを正確に知ることができ、適切な対応指示を直ちに行うことができるようになっている。また、前記メンテナンス員が現場へ出向しなければならない場合であっても、事前に異常原因の特定を行い、修理に必要な部品等をそろえておくことができるので、現場で直ちに修理にとりかかることができる。
以上のように、この第一実施例によれば、前記熱供給設備1における前記各管理対象機器に異常が発生したとき、担当の対応者が前記各対応者A,B,Cのうちいずれであるかを確認する手間が省けるとともに、遅滞なく異常復旧要求情報が発信される。したがって、確実でかつ迅速な保守管理を行うことができるとともに、前記熱供給設備1の管理担当者の負担を大幅に軽減することができる。
つぎに、図3に基づいて、前記構成における要求情報送信の第二実施例について説明する。なお、以下の説明においても、前記各熱供給設備1のうち1つの熱供給設備1から要求情報を受信した場合について説明する。
さて、この第二実施例においては、要求情報として、前記熱供給設備1の前記軟水器3における再生用の塩の補給を要求する情報,すなわち塩補給要求情報が送信されている。すなわち、前記軟水器3では、塩の使用量が、再生動作の都度、積算されるようになっており、この積算値が設定値に達すると、前記塩補給要求情報が自動的に送信され、この送信された前記塩補給要求情報を前記監視センター8が受信する。
そして、前記監視センター8は、前記塩補給要求情報に基づいて、塩の補給を行うことのできる対応者を選別し、塩供給会社である第四対応者Dを選ぶ。この選別は、前記第一実施例と同様に、前記監視センター8における前記第一コンピュータ9により自動的に行われる。
そして、前記第四対応者Dへ前記監視センター8から前記塩補給要求情報が転送され、前記第四対応者Dが、前記熱供給設備1へ塩を発送する。また、実施に応じては、前記第四対応者Dが、塩を前記熱供給設備1へ運ぶとともに、前記軟水器3の塩水タンク(図示省略)内へ塩を投入する作業を行うようにすることもできる。
以上のように、この第二実施例によれば、前記軟水器3における塩の補給管理の手間が大幅に軽減される。また、確実な塩の補給管理が行われるので、塩不足による再生不良を防止して、原水を軟水にするという前記軟水器3の機能を確実に維持することができる。さらに、硬度成分の漏洩が防止されるので、前記ボイラ2へのスケール付着が防止され、前記ボイラ2において高効率が維持されるとともに缶体破損が防止される。
さらに、図4に基づいて、前記構成における要求情報送信の第三実施例について説明する。なお、以下の説明においても、前記各熱供給設備1のうち1つの熱供給設備1から要求情報を受信した場合について説明する。
さて、この第三実施例においては、要求情報として、前記熱供給設備1の前記燃料タンク4における燃料の補給を要求する情報,すなわち燃料補給要求情報が送信されている。すなわち、前記燃料タンク4では、燃料の残量が、前記液位センサ7により検出されており、この残量が設定値に達すると、前記燃料補給要求情報が自動的に送信され、この送信された前記燃料補給要求情報を前記監視センター8が受信する。
そして、前記監視センター8は、前記燃料補給要求情報に基づいて、燃料の補給を行うことのできる対応者を選別し、燃料供給会社である第五対応者Eを選ぶ。この選別は、前記各実施例と同様に、前記監視センター8における前記第一コンピュータ9により自動的に行われる。
そして、前記第五対応者Eへ前記監視センター8から前記燃料補給要求情報が転送される。前記第五対応者Eは、燃料の残量と前記ボイラ2における毎日の平均使用量とに基づいて、補給時期を推定し、タンクローリーによる配送計画に組み入れ、この配送計画にしたがって燃料の配送を行う。また、実施に応じては、前記監視センター8が、前記補給時期の推定を行い、前記第五対応者Eへ指示するようにすることもできる。
以上のように、この第三実施例によれば、前記燃料タンク4における燃料の補給管理の手間が大幅に軽減される。また、確実な燃料の補給管理が行われるので、燃料不足による前記ボイラ2の運転停止を確実に回避することができ、蒸気の安定供給を実現することができる。
ところで、前記監視センター8は、情報の仲介をビジネスとしており、前記保守管理者は、前記各対応者A,B,…と前記情報仲介契約を結び、前記各対応者A,B,…への情報の送信に対して課金し、集金するようにしている。また、前記保守管理契約においては、所定額の契約料が設定されているとともに、前記各対応者A,B,…が実際にメンテナンス員の派遣,塩の補給,燃料の補給等を行ったときは、前記契約者から前記各対応者A,B,…へ料金がそれぞれ支払われるようになっている。
この発明における管理システムの概略構成を示す説明図である。 この発明における要求情報送信の第一実施例を示す説明図である。 この発明における要求情報送信の第二実施例を示す説明図である。 この発明における要求情報送信の第三実施例を示す説明図である。
符号の説明
1 熱供給設備
3 軟水器
8 監視センター
9 第一コンピュータ
10 通信手段
11 第二コンピュータ
A 第一対応者
B 第二対応者
C 第三対応者
D 第四対応者
E 第五対応者

Claims (4)

  1. 熱供給設備1の監視センター8に設置された第一コンピュータ9と、対応者A,B,…の第二コンピュータ11と、前記第一コンピュータ9と前記熱供給設備1とを通信可能とするとともに、前記第一コンピュータ9と前記第二コンピュータ11とを通信可能とする通信手段10とを備え、前記熱供給設備1から前記第一コンピュータ9へ要求情報を自動的に送信する構成とし、前記第一コンピュータ9は、前記熱供給設備1における管理対象機器ごとに前記対応者A,B,…を設定する設定手段と、受信した要求情報に基づいて対応者A,B,…を選別する判定手段とを備え、この選別された対応者A,B,…の前記第二コンピュータ11へ必要な情報を前記第一コンピュータ9から送信する構成としたことを特徴とする熱供給設備の管理システム。
  2. 前記熱供給設備1からの要求情報が、異常復旧要求情報であることを特徴とする請求項1に記載の熱供給設備の管理システム。
  3. 前記熱供給設備1からの要求情報が、軟水器3の塩補給要求情報であることを特徴とする請求項1に記載の熱供給設備の管理システム。
  4. 前記熱供給設備1からの要求情報が、燃料補給要求情報であることを特徴とする請求項1に記載の熱供給設備の管理システム。
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