JP2003173207A - 遠隔故障診断方法及び遠隔故障診断システム - Google Patents

遠隔故障診断方法及び遠隔故障診断システム

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JP2003173207A
JP2003173207A JP2001371129A JP2001371129A JP2003173207A JP 2003173207 A JP2003173207 A JP 2003173207A JP 2001371129 A JP2001371129 A JP 2001371129A JP 2001371129 A JP2001371129 A JP 2001371129A JP 2003173207 A JP2003173207 A JP 2003173207A
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Akishi Kegasa
明志 毛笠
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の修繕を迅速、容易かつ安価に行うこと
ができる遠隔故障診断方法及び遠隔故障診断システムを
提供する。 【解決手段】 サーバシステム4が、ネットワーク1を
介して現場に設置された機器2の故障診断を行う遠隔故
障診断方法であって、運転開始指令を機器2に送信する
ステップと、機器2から受信した動作信号に基づいて故
障原因を推定するステップと、故障原因に対応する修繕
情報を現場に送信するステップとを備えることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器、ガス機
器、通信機器、情報機器等の各種機器の故障を遠隔地に
おいて診断し、修繕を可能にする遠隔故障診断方法及び
遠隔故障診断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気機器、ガス機器、通信機器、
情報機器等(以下では単に機器と称する。)において
は、故障の修繕時には、修繕要請者自らが故障原因を推
定して修繕するか、故障機器を販売店に持ち込んで修繕
を依頼するか、あるいは出張修繕を要請するかのいずれ
かにより修繕を行うのが一般的であった。しかし、この
ような修繕方法は、故障原因の特定に熟練を要し時間が
かかるだけでなく、故障原因を特定することができても
交換部品の在庫が無ければ部品の取り寄せに更に時間を
要するため、迅速な修繕は困難であり、機器使用者や修
繕担当者などの労力も大きなものとなる。
【0003】そこで、最近では機器の電子化に伴い、自
らの運転状況を監視して故障情報を表示するものも普及
してきており、このような自己診断機能を有する機器の
運転状況を、インターネットやLANなどのネットワー
クを介して遠隔地において集中監視することができる遠
隔監視システムも登場している。
【0004】また、CPUにより制御される機器の販売
開始後に作動プログラムの欠陥が見つかったような場合
には、ユーザに告知して、修正プログラムをネットワー
ク等を介してダウンロードできるようにすることも、従
来から行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな遠隔監視システムを利用する場合、故障の迅速な発
見は可能である一方、実際に修繕を行うためには担当者
が現場まで行かなければならない。この場合、自己診断
機能により故障原因を特定することができても、それに
対する修繕方法の選択は作業者自身の経験を必要とする
ため、やはり時間や労力の点で問題があった。
【0006】また、修正プログラムのダウンロードは、
遠隔地における修繕の一形態とも考えられるが、修繕内
容がソフトウェア的なものに限定されるだけでなく、個
々の修繕要請に基づいて個別にプログラムの書き換え修
繕を行うものではないために、種々の要因で発生する故
障には対応できないという問題があった。更に、ユーザ
が見当違いのプログラムをダウンロードしてしまうこと
も多く、故障が修繕されないおそれがあるという問題も
あった。
【0007】本発明の目的は、以上の問題を解決すべく
なされたものであって、機器の修繕を可能な限り自動化
することができ、現場での修繕作業が必要な場合であっ
ても作業者の負担を大幅に軽減することで、機器の修繕
を迅速、容易かつ安価に行うことができる遠隔故障診断
方法及び遠隔故障診断システムを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、サ
ーバシステムが、ネットワークを介して現場に設置され
た機器の故障診断を行う遠隔故障診断方法であって、運
転開始指令を前記機器に送信するステップと、前記機器
から受信した動作信号に基づいて故障原因を推定するス
テップと、前記故障原因に対応する修繕情報を現場に送
信するステップとを備えることを特徴とする遠隔故障診
断方法により達成される。
【0009】この遠隔故障診断方法において、前記故障
原因を推定するステップは、前記機器から受信した動作
信号に基づいて運転現況情報を生成するステップと、
前記運転現況情報を予め記憶されている正常運転情報と
対比するステップとを備えることが好ましい。
【0010】更に、前記修繕情報の送信後、前記運転開
始指令を前記機器に再度送信するステップと、受信した
前記動作信号に基づいて生成した前記運転現況情報を前
記正常運転情報と対比させるステップとを備えることが
より好ましい。
【0011】また、上述した各遠隔故障診断方法は、前
記故障原因の推定により、前記機器が設置された現場へ
の交換部品の供給が必要であると判断した場合に、前記
交換部品の供給依頼を供給元に送信するステップと、前
記交換部品の配送先から前記交換部品の受領通知を受信
すると、部品供給又は修繕が可能になった旨の通知を現
場に送信するステップとを更に備えることも可能であ
る。
【0012】また、本発明の前記目的は、現場に設置さ
れた機器がネットワークを介してサーバシステムに接続
されており、前記機器の故障診断を前記サーバシステム
が行う遠隔故障診断システムであって、前記サーバシス
テムは、運転開始指令を前記機器に送信し、前記機器か
ら受信した動作信号に基づいて故障原因を推定した後、
前記故障原因に対応する修繕情報を現場に送信すること
を特徴とする遠隔故障診断システムにより達成される。
【0013】この遠隔故障診断システムは、前記サーバ
システムにネットワークを介して接続された部品供給元
端末及び部品供給先端末を更に備えることが好ましく、
前記サーバシステムは、前記故障原因の推定により、前
記機器が設置された現場への交換部品の供給が必要であ
ると判断した場合に、前記交換部品の供給依頼を前記部
品供給元端末に送信し、前記部品供給先端末から前記交
換部品の受領通知を受信すると、部品供給又は修繕が可
能になった旨の通知を現場に送信することが好ましい。
【0014】また、前記サーバシステムにネットワーク
を介して接続された修繕者端末を更に備えても良く、前
記サーバシステムは、前記故障原因の推定により、現場
において手作業による修繕が必要であると判断した場合
に、当該修繕に必要な情報を抽出して前記修繕者端末に
送信することが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る遠隔故障診断シ
ステムを示す概略構成図である。図1に示すように、こ
の遠隔故障診断システムは、現場Sに設置された機器2
と、管理センタCに設置されたサーバシステム4とが、
インターネットなどのネットワーク1を介して接続され
ている。尚、機器2は、図1において1つのみ示してい
るが、1つの現場に複数設置しても良く、更に、複数の
現場にそれぞれ設置しても良い。
【0016】機器2は、通信部及び制御部を備えてお
り、サーバシステム4との間で情報のやりとりをできる
ように構成されている。機器2の具体例としては、電気
機器、ガス機器、通信機器、情報機器などを挙げること
ができる。
【0017】サーバシステム4は、イントラネットなど
の通信回線を介して互いに接続されたパーソナルコンピ
ュータ(PC)11及びサーバ12を備えている。PC
11は、図1において1つのみ示しているが、複数設置
しても良い。
【0018】また、遠隔故障診断システムにおいて、パ
ーソナルコンピュータ(PC)21及び電話機23が現
場Sに設置され、電話機13が管理センタCに設置され
ており、PC11,21同士又は電話機13,23同士
でそれぞれのオペレータ10,20が情報交換できるよ
うに構成されている。
【0019】次に、遠隔故障診断システムの作動につい
て、図2に示すシーケンス図を参照して説明する。現場
Sで使用する機器2が故障した場合、現場Sにいるオペ
レータ(例えば顧客など)20は、PC21又は電話機
23を利用して、機器2の故障を管理センタCに連絡す
る。
【0020】PC11又は電話機13により連絡を受け
た管理センタCのオペレータ(例えば受付担当者)10
は、機器2の故障情報を、当該機器2を特定するための
識別IDやパスワード等と共にPC11に入力する(ス
テップS1)。PC11は、故障情報の入力に基づい
て、運転開始指令をサーバ12及びネットワーク1を介
して該当する機器2に送信する(ステップS2)。運転
開始指令には、機器2の通常運転の開始指令の他に、全
構成部品を動作させて機能を調べるような故障診断用の
特殊な運転を行うための指令も含まれる。故障診断用の
運転としては、例えば、機器2がエアコンである場合の
冬季における冷房運転、機器2が給湯器である場合の最
小能力から最大能力まで連続的に変化させる運転、機器
2が異常モード運転機能を備える場合の異常モード運転
などが挙げられる。尚、機器2への送信に必要なIDや
パスワード等については、現場Sのオペレータ20がP
C21により故障連絡する際に、PC21に予め記憶さ
れている情報に基づいて管理センタCに自動送信される
ようにしても良い。
【0021】運転開始指令を受信した機器2は、制御部
の制御により運転動作を開始する(ステップS3)。そ
して、運転開始時、通常運転時もしくは故障診断運転時
において、機器2の制御部が、センサやアクチュエータ
などのハードウェア信号、或いは、予め機器2に内蔵さ
れた診断プログラムにより検出されたソフトウェア信号
などの動作信号を、管理センタCのPC11にリアルタ
イムで送信する(ステップS4)。尚、故障の状態によ
って運転を継続させることができない場合には、停止状
態における信号を動作信号としてPC11に送信する。
また、機器2が故障診断機能を備えている場合には、機
器2が自ら行った故障診断結果を、診断終了後すぐに或
いは動作信号の送信と同時にPC11に送信するように
しても良い。
【0022】PC11は、機器2から受信した動作信号
に基づいて、機器2の運転現況情報を生成する(ステッ
プS5)。そして、この運転現況情報を、PC11又は
サーバ12に機器2の正常時の運転情報として予め記憶
されている正常運転情報と対比することにより、故障原
因を推定する(ステップS6)。
【0023】故障原因の推定は、機器2の種類毎にPC
11に予め記憶された推論プログラムにより自動的に行
うことができ、この推論プログラムへのアクセスは、機
器2の種類や識別IDなどに基づいて行うことができ
る。尚、故障原因の推定は、運転現況情報を生成せず
に、機器2のハードウェア信号やソフトウェア信号に基
づいて直接行っても良い。
【0024】こうして故障原因の推定が行われると、P
C11は、予め格納されている情報に基づいて故障原因
に対応する修繕方法を抽出することにより修繕方法を決
定した後、機器2の修繕を行うための操作信号やプログ
ラムなどの修繕情報を送信する(ステップS7)。例え
ば、故障原因として、ノイズや制御用プログラムの欠陥
などのように部品の取替えを要しない故障であると推定
した場合、PC11は、「リセット」信号や修正プログ
ラムを機器2に送信する。また、部品の取り替えを要す
る故障であると推定した場合であっても、機器2が交換
部品を自動交換できるように予め搭載しているような場
合には、PC11は機器2に部品交換指令を送信する。
これにより、機器2における故障部品が正常部品に取り
替えられる。交換部品は、故障部品に限られず、プリン
タのインクやトナーなどの消耗部品なども含まれる。
【0025】修繕情報の送信後、PC11は、運転開始
指令を機器2に再度送信する(ステップS8)。これに
より、機器2の試運転が行われ、機器2の動作信号がサ
ーバ12に送信される(ステップS9)。機器2から受
信した動作信号に基づいて生成された運転現況情報が正
常運転情報と一致すれば、PC11は、修繕が完了した
旨を画面上に表示する(ステップS10)。一方、運転
現況情報が正常運転情報と一致しなければ、再度故障原
因の推定、修繕方法の決定、試行、及び試運転を繰り返
す。こうして、新たな部品の供給を必要としない故障に
ついては、遠隔操作により修繕を完了させることができ
る。尚、故障原因の再推定は、各構成部品毎の動作、動
作プログラムにおけるブロック毎の動作、動作シーケン
スに基づく動作などにおいて、各動作を順次確認しなが
ら行うことができる。
【0026】機器2の修繕完了後は、PC11は、故障
原因及び修繕方法に関する情報をPC11又はサーバ1
2に格納されている顧客情報に追加したり、修繕結果に
基づいて推論プログラムを更新する(ステップS1
1)。これにより、顧客の保有機器の管理に役立てるこ
とができ、例えば、機器の買い換え予測や将来の修繕時
における原因推定の参考にすることができる。また、同
様の機器2におけるその後の迅速且つ確実な修繕に役立
てることができる。尚、修繕結果と共に、オペレータ1
0がコメントを付してPC21に送信することも可能で
あり、顧客に対するきめ細かなサービスを提供すること
ができる。
【0027】以上は、PC11の遠隔操作のみによって
自動的に修繕可能な場合の説明であるが、PC11から
の運転開始指令の送信だけでは機器2を運転させること
ができず、機器2を運転させるために現場Sにおける何
らかの手動操作を必要とする場合もある。例えば、多く
の機器は電源スイッチが手動であるため、電源を入れる
操作を現場Sで行わなければ、機器2を遠隔操作するこ
とができない。また、機器2によっては、何らかの負荷
をかけなければ待機状態のまま運転を開始しないものも
存在する。このような場合には、予めPC11又は電話
機13により現場Sのオペレータ20に連絡して操作依
頼を行った後に、運転開始指令を送信する。
【0028】現場Sへの依頼内容としては、例えば、機
器2の電源が入っていない場合の電源ボタンの操作、機
器2が給湯機器である場合のカランの開放、機器2が冷
房機器である場合の設定温度の調整、機器2がCDやD
VDなどの再生器である場合のディスクなどの記録媒体
のセット、機器2がプリンタである場合の印刷媒体の供
給などが挙げられる。尚、機器2が故障しているため、
現場Sにおける手動操作に危険を伴うおそれがあり注意
が必要な場合には、その旨の情報も合わせて提供するこ
とが好ましい。
【0029】また、修繕費用の受領は、通常のインター
ネット取引と同様に、クレジットカード番号や顧客番号
を機器2の運転開始指令の発信前に電話もしくはインタ
ーネットを介して知ることで、行うことができる。
【0030】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。図3は、本発明の第2の実
施形態に係る遠隔故障診断システムの概略構成図であ
る。図3において、図1に示す遠隔故障診断システムと
同様の構成部分については同一の符号を付して、説明を
省略する。
【0031】本実施形態に係る遠隔故障診断システム
は、第1の実施形態の遠隔故障診断システムにおいて、
部品の配送業者及び部品の配送先にそれぞれ設けられた
供給元端末及び供給先端末としてのパーソナルコンピュ
ータ(PC)31,41を更に供えて構成されたもので
あり、これらPC31,41は、ネットワーク1を介し
てサーバ12に接続されている。これらのPC31,4
1についても、複数の現場にそれぞれ設置されることが
好ましい。部品の配送先とは、例えば、現場Sの修理要
請者が指定する販売店、現場Sの最寄りの販売店、機器
2の販売店などを挙げることができる。
【0032】このように構成された遠隔故障診断システ
ムによれば、上記第1の実施形態と同様にして故障原因
の推定を行った結果、新たな部品を提供して交換するこ
とが必要であると判明した場合、PC11のオペレータ
10は、現場Sのオペレータ20に部品の配送先に関す
る問い合わせを行い、配送先を特定するための情報を予
め入力しておく。
【0033】この後、PC11は、サーバ12に格納さ
れた部品に関する情報に基づいて、必要な部品の特定及
び在庫確認を行う。在庫が無い場合には、配送業者のP
C31に対して、部品の型番、数量、配送先などを特定
した発注依頼を行う。配送先に必要な部品が全て届く
と、PC41からサーバ12に受領報告を送信すること
によりPC11において確認することができ、この情報
は現場SのPC21に自動的に送信される。一方、管理
センタCの倉庫などに在庫がある場合には、当該倉庫に
発送指令を出して、部品を配送先に供給する。こうし
て、機器2の修繕に必要な部品を現場Sに供給すること
が可能になる。尚、部品代金の決済は、例えば、顧客が
配送先から部品を引き取るときに行うことができる。
【0034】供給した部品による修繕作業は修繕業者が
請け負うことも可能であり、この場合には、現場Sに送
信される通知を、部品到着の通知に代えて修繕可能とな
った旨の通知にしても良い。この後は、修繕業者が現場
Sの顧客と相談して修繕日時を決定し、部品交換作業を
行うことができる。
【0035】このように、PC11における修繕方法の
決定に基づき、必要な部品の発注依頼や発送指令を自動
的に行うようにすることで、例えば現場Sの近辺におけ
る販売店などに部品を迅速に届けることができる。ま
た、このように販売店を介して部品の受け渡しを行うこ
とで、代金の決済や修理サービスの受付などを効率良く
行うことができる。
【0036】また、故障原因に対応する修繕方法に関す
る情報を予め記憶されている情報の中から抽出し、この
情報を修繕情報としてサーバシステム14から現場に送
信することが好ましく、現場での作業に役立てることが
できる。
【0037】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。図4は、本発明の第3の実
施形態に係る遠隔故障診断システムの概略構成図であ
る。本実施形態に係る遠隔故障診断システムは、図3に
示す第2の実施形態の遠隔故障診断システムにおいて部
品の配送先に設置されているPC41を設けずに構成し
たものであり、その他の構成については第2の実施形態
と同様である。したがって、図3に示す遠隔故障診断シ
ステムと同様の構成部分については同一の符号を付し
て、説明を省略する。
【0038】この遠隔故障診断システムによれば、上記
第2の実施形態と同様にして交換部品の特定及び在庫確
認を行った後、部品の発注依頼や発送指令における配送
先として現場Sを指定して部品を供給する。このよう
に、顧客が自ら修繕する場合などにおいては、現場Sに
直接部品を届けることで、より迅速な修繕が可能にな
る。尚、部品代金は、クレジットカードなどを用いて公
衆通信回線を介して配送以前に決済するか、部品の受け
渡し時に決済することができる。
【0039】顧客が自ら修繕する場合には、部品交換作
業を含む修繕マニュアルなどの情報が必要となることが
ある。これに対しては、サーバ12などに予め格納され
ている修繕に必要な情報をPC11において検索し、該
当する情報をPC21に送信することができる。修繕に
必要な情報は、現場Sの顧客からの要請により行っても
良く、或いは、部品の発注依頼又は発送指令と同時に当
該部品に基づく修繕情報として自動的に送信するように
しても良い。これにより、顧客が専門的な修繕知識を持
たない場合であっても、容易且つ確実な修繕が可能にな
る。
【0040】現場Sの顧客からPC11又は電話機13
に修繕を終えた旨の連絡があった場合には、PC11か
ら機器2に運転開始指令を送信して、第1の実施形態と
同様に試運転を行うことで、修繕の完了を確認すること
ができる。尚、修繕に必要な情報の提供や修繕完了の確
認については、クレジットカードなどを利用して公衆通
信回線を介して料金を徴収することが可能である。
【0041】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態について説明する。図5は、本発明の第4の実
施形態に係る遠隔故障診断システムの概略構成図であ
る。本実施形態に係る遠隔故障診断システムは、図3に
示す第2の実施形態の遠隔故障診断システムにおいて、
現場Sに設置される修繕者端末としてのパーソナルコン
ピュータ(PC)51を更に備えて構成したものであ
り、その他の構成については第2の実施形態と同様であ
る。したがって、図3に示す遠隔故障診断システムと同
様の構成部分については同一の符号を付して、説明を省
略する。
【0042】PC51は、ネットワーク1を介して管理
センタCのPC11に接続されており、PC11又はサ
ーバ12に格納されている情報を閲覧したり、管理セン
タCのオペレータ10とPC11を介して情報のやりと
りを行うことができる。
【0043】この構成によれば、第1の実施形態と同様
にしてPC11が故障原因の推定や修繕方法の決定を行
った結果、修繕担当者が現場Sまで出向いて修繕を行う
必要があると判断した場合に、管理センタCのPC11
又はサーバ12に格納されている修繕に必要な情報が抽
出され、PC51に送信される。修繕担当者が得ること
ができる情報としては、例えば、機器2の運転現況情
報、機器2の動作信号、故障原因の推論結果、修繕方
法、修繕マニュアルなどが挙げられる。また、必要に応
じて、修繕担当者が、PC51及びPC11を介して管
理センタCのオペレータ10と質問や回答のやりとりを
行うこともできる。
【0044】こうしてPC51が受信した情報は、修繕
担当者の修繕の補助として役立てることができ、迅速且
つ低コストな修繕が可能になる。尚、修繕完了後に、P
C11又はPC51から機器2に対して運転開始指令を
送信することにより、試運転における運転状況を機器2
からPC51に送信するように構成することが好まし
く、これによって、機器2が正常に運転されているか否
かを修繕担当者がPC51において容易に確認すること
ができる。修繕担当者が使用するPC51は、予め現場
Sに設置されていても良いが、携帯無線端末などを利用
して修繕担当者が常に所持することも可能である。ま
た、PC51を設けずに現場Sに設置されたPC21を
利用して、修繕担当者の修繕補助を行うことも可能であ
る。
【0045】以上、本発明の実施の形態について詳述し
たが、本発明の具体的な態様が上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、上記の各実施形態において、
公衆通信回線などのネットワーク1は有線に限定され
ず、一部又は全部を無線通信で行うものであっても良
い。
【0046】また、管理センタCに設置されるサーバシ
ステム4は、上記各実施形態のようにサーバー・クライ
アントシステムに限定されるものではなく、ピア・ツー
・ピア型など各種のシステムにて構成できる。また、P
C11及びサーバー12により必ずしも役割分担をする
必要はなく、それぞれの機能を1つのコンピュータで行
うことも可能である。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、サーバシステムが、運転開始指令を機器に送
信し、機器から受信した動作信号に基づいて故障原因を
推定した後、故障原因に対応する修繕情報を現場に送信
するので、機器の作動及び診断を遠隔地から行うことが
可能になる。また、各機器から受信した動作信号を一括
して管理することができるので、故障原因の推定に容易
にフィードバックさせることができる。更に、修繕情報
として、機器の修繕に必要な操作信号などを送信するこ
とにより、機器の修繕も遠隔地から行うことが可能にな
る。これらの結果、機器の修繕を迅速、容易かつ安価に
行うことができる。
【0048】また、サーバシステムが、機器から受信し
た動作信号に基づいて運転現況情報を生成し、この運転
現況情報を予め記憶されている正常運転情報と対比して
故障原因を推定するようにした場合には、故障原因の推
定が容易になって、より迅速な修繕が可能になる。更
に、修繕終了後に、再び運転開始指令を機器に送信し、
運転現況情報を正常運転情報と対比させることで、修繕
が確実に行われたかの判断が容易になる。
【0049】また、故障原因の推定により、修繕情報の
送信だけでは機器を修繕することができず、現場での作
業が必要であると前記サーバシステムが判断した場合に
は、交換部品の供給依頼を供給元に送信し、交換部品の
配送先から交換部品の受領通知を受信すると、部品供給
又は修繕が可能になった旨の通知を現場に送信すること
で、現場に交換部品を迅速に届けることができる。ま
た、この場合においても、故障原因の推定は既に行われ
ていることから、故障原因に対応する修繕に必要な情報
を修繕情報として現場に送信することで、作業者が的確
な修繕を行うことができる。これらの結果、機器の修繕
を迅速、容易かつ安価に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る遠隔故障診断
システムを示す概略構成図である。
【図2】 上記遠隔故障診断システムの作動を示すシー
ケンス図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態に係る遠隔故障診断
システムの概略構成図である。
【図4】 本発明の第3の実施形態に係る遠隔故障診断
システムの概略構成図である。
【図5】 本発明の第4の実施形態に係る遠隔故障診断
システムの概略構成図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 機器 4 サーバシステム 10,20 オペレータ 11,21 PC 12 サーバ 13,23 電話機 31 PC(供給元端末) 41 PC(供給先端末) 51 PC(修繕者端末)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311W

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバシステムが、ネットワークを介し
    て現場に設置された機器の故障診断を行う遠隔故障診断
    方法であって、 運転開始指令を前記機器に送信するステップと、 前記機器から受信した動作信号に基づいて故障原因を推
    定するステップと、 前記故障原因に対応する修繕情報を現場に送信するステ
    ップとを備えることを特徴とする遠隔故障診断方法。
  2. 【請求項2】 前記故障原因を推定するステップは、 前記機器から受信した動作信号に基づいて運転現況情報
    を生成するステップと、 前記運転現況情報を予め記憶されている正常運転情報と
    対比するステップとを備えることを特徴とする請求項1
    に記載の遠隔故障診断方法。
  3. 【請求項3】 前記修繕情報の送信後、前記運転開始指
    令を前記機器に再度送信するステップと、 受信した前記動作信号に基づいて生成した前記運転現況
    情報を前記正常運転情報と対比させるステップとを更に
    備えることを特徴とする請求項2に記載の遠隔故障診断
    方法。
  4. 【請求項4】 前記故障原因の推定により、前記機器が
    設置された現場への交換部品の供給が必要であると判断
    した場合に、前記交換部品の供給依頼を供給元に送信す
    るステップと、 前記交換部品の配送先から前記交換部品の受領通知を受
    信すると、部品供給又は修繕が可能になった旨の通知を
    現場に送信するステップとを更に備えることを特徴とす
    る請求項1から3のいずれかに記載の遠隔故障診断方
    法。
  5. 【請求項5】 現場に設置された機器がネットワークを
    介してサーバシステムに接続されており、前記機器の故
    障診断を前記サーバシステムが行う遠隔故障診断システ
    ムであって、 前記サーバシステムは、運転開始指令を前記機器に送信
    し、前記機器から受信した動作信号に基づいて故障原因
    を推定した後、前記故障原因に対応する修繕情報を現場
    に送信することを特徴とする遠隔故障診断システム。
  6. 【請求項6】 前記サーバシステムにネットワークを介
    して接続された部品供給元端末及び部品供給先端末を更
    に備え、 前記サーバシステムは、前記故障原因の推定により、前
    記機器が設置された現場への交換部品の供給が必要であ
    ると判断した場合に、前記交換部品の供給依頼を前記部
    品供給元端末に送信し、 前記部品供給先端末から前記交換部品の受領通知を受信
    すると、部品供給又は修繕が可能になった旨の通知を現
    場に送信することを特徴とする請求項5に記載の遠隔故
    障診断システム。
  7. 【請求項7】 前記サーバシステムにネットワークを介
    して接続された修繕者端末を更に備え、 前記サーバシステムは、前記故障原因の推定により、現
    場において手作業による修繕が必要であると判断した場
    合に、当該修繕に必要な情報を抽出して前記修繕者端末
    に送信することを特徴とする請求項5に記載の遠隔故障
    診断システム。
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