JPH096847A - ガス機器の修理/営業支援システム - Google Patents

ガス機器の修理/営業支援システム

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JPH096847A
JPH096847A JP7150297A JP15029795A JPH096847A JP H096847 A JPH096847 A JP H096847A JP 7150297 A JP7150297 A JP 7150297A JP 15029795 A JP15029795 A JP 15029795A JP H096847 A JPH096847 A JP H096847A
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JP
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repair
gas equipment
failure diagnosis
failure
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JP7150297A
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Kaoru Kubota
薫 久保田
Shigeru Hamada
滋 浜田
Kiwamu Suzuki
究 鈴木
Koichiro Ito
康一郎 伊藤
Masa Ishimoto
雅 石本
Satoru Morita
森田  哲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス機器の故障箇所及びその故障原因を迅速
かつ的確に突き止め得ると共に、修理または営業に有効
に活用され得るガス機器の修理/営業支援システムを提
供することである。 【構成】 本発明のガス機器の修理/営業支援システム
は、ガス機器の修理現場において、被修理ガス機器21
に内蔵された電子回路にマイクロコンピュータを内蔵し
た故障診断装置3を接続して故障診断情報を得ると共
に、該故障診断情報及び/または修理作業員の要請に基
づいて、各種情報を予め記憶した記憶装置5または12
から修理または営業に必要な情報を取り出すようにした
ことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス給湯器などのガス
機器の修理や販売に際し、修理作業員や販売員を支援す
るためのガス機器の修理/営業支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ガス給湯器、ガスファンヒータ、ガスル
ームエアコンなどのガス機器は長年使用していると、部
品の経年劣化や使用状況の変化あるいは電気的な接続不
良の発生などにより点火不良や火力の低下あるいは炎の
立ち消えなど様々な故障を起こすことがある。
【0003】このような場合、ガス機器の使用者はその
地域のサービスセンターに故障の発生を電話で連絡し、
点検(故障診断)および修理を依頼する。電話を受けた
サービスセンターではガス機器の機種名や故障箇所ある
いは故障の状況などを使用者から聞き取り、予め用意さ
れている作業シートに書き込み、修理の期日を指定す
る。
【0004】修理作業員はガス機器の修理に出かける前
に、取扱説明書や工事説明書やテクニカルガイド等で作
業に必要な技術情報を得、使用者から聞き取った情報に
基づいて故障箇所を予測し、かつ交換部品を用意し、さ
らに現場でのガス機器の設置状況を記録した図面などが
あればそれをコピーした上で、現場に赴くようにしてい
る。
【0005】現場においては、故障したガス機器の故障
原因と考えられる箇所を点検し、目視で故障原因を判断
できない場合は、テスターを使って検査するなど各種の
作業を通して、故障の原因を突き止める。その後、修理
費を見積り、それを使用者に提示し、使用者の了解を得
て部品交換などを含む実質的な修理作業に入る。最後に
試運転を行ってガス機器の正常な動作を確認することに
よって一連の修理を完了する。修理作業員はサービスセ
ンターに戻って修理作業の内容を記録する。
【0006】ところで、最近はガス機器の開発サイクル
が早まり新製品や改良機種が次々に市場に出回るため
に、修理作業員側の修理技術の習得が追いつかず、故障
診断や修理に際して戸惑う場合がある。また、機能向上
のためにガス機器には電気的な制御が採用される傾向が
ある。このためガス機器には複雑な電子回路や数多くの
電子部品が使用されるようになり、これらのトラブルや
配線あるいはコネクタのトラブルが原因の故障も発生す
ることが考えられる。
【0007】このような状況の中で起きたガス機器の故
障に対しては、使用者は勿論専門の修理作業員でも容易
に故障原因を予測することが困難になってきている。こ
れにより、修理を行うのに必要な技術情報を得るために
取扱説明書、工事説明書、テクニカルガイド等あらゆる
技術資料を用意することが従来に増して必須となるばか
りか、被修理ガス機器に添付してある故障診断シート等
の資料を利用せざるを得ない。
【0008】さらに、故障箇所がガス機器の心臓部に当
たる高価な部分であったり、長期の使用結果による広範
囲に渡る劣化部分であったりする場合には、修理が不可
能であるか、あるいは修理費がかさみ、ガス機器を買い
替えることが必要になる。このような場合、従来では、
ガス機器の仕様などをカタログで調査したり、新しいガ
ス機器の設置が可能であるかどうかを判断するためにガ
ス配管設備、メータ設置場所、設置する部屋の構造など
の情報をホストコンピュータから取り出すために一旦サ
ービスセンタに戻ったり、買い替えに要する費用の見積
もりを行うためにセールスマニュアルを参照したりして
対応している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、使用者か
ら聞き取った情報だけでは故障原因を予め的確に予測し
難いことから、必要な修理部品を用意して持参すること
ができず、緊急の修理要請に応じることができない。一
方、故障原因の予測を間違った場合には、その場での対
応が不可能になる。また、紛失等で被修理ガス機器に故
障診断シート等の資料が添付されてない場合、その場で
故障診断や修理を行うことが不可能になることもある。
さらに、技術情報は分厚い冊子であり、被修理ガス機器
に添付されている故障診断シートは新聞紙大またはそれ
以上の大きさの模造紙に記載されているため、限られた
スペースしかない作業現場では必要な技術情報を読み取
り難く、情報の活用に不便を来す。また、ガス機器の買
い替えが必要な時には、カタログを調査したり、セール
スマニュアルを参照しながら見積もりを作成したりする
ために時間がかかる。修理現場には新規売り込みのため
の情報が著しく不足しており、ホストコンピュータから
の情報提供を受けるために、一旦、サービスセンターに
戻る必要があり、再度の訪問を行わなければならず、タ
イムリーな営業活動ができない。また、見積もりや設置
条件などが不正確になる確率が高くなり、さらに容量の
相違といったミスが生じる場合もあり、需要家(ユー
ザ)との間でトラブル発生の原因となる。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ガス機器の故障箇所およ
びその故障原因を迅速かつ的確に突き止め得ると共に、
修理または営業に有効に活用され得るガス機器の修理/
営業支援システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の基本態様によれば、ガス機器の修理現場に
おいて、被修理ガス機器に内蔵された電子回路にマイク
ロコンピュータを内蔵した故障診断装置を接続して故障
診断情報を得ると共に、該故障診断情報および/または
修理作業員の要請に基づいて、各種の情報を予め記憶し
た記憶装置から必要な情報を取り出すようにしたことを
特徴とするガス機器の修理/営業支援システムが提供さ
れる。
【0012】本発明は、上記の基本態様に基づいて、以
下に記載するような幾つかの好ましい実施態様を有す
る。
【0013】故障診断装置が被修理ガス機器の電子回路
から出力される電気信号に基づいてガス機器の故障を自
動的に診断する自動故障診断機能を有する。
【0014】記憶装置がサービスセンターに設置された
ホストコンピュータであると共に、故障診断装置が通信
機能を有しており、これによって通信回線を介して修理
に必要な技術情報または営業に必要な情報をホストコン
ピュータからリアルタイムで得ることができる。
【0015】故障診断装置に自動故障診断機能を実行さ
せるためのシーケンス情報が前記通信回線を介して前記
ホストコンピュータから前記故障診断装置に伝送され
る。
【0016】通信回線の代わりに記録装置がICカード
であると共に、該ICカードが故障診断装置に装填され
るようになっていても良い。
【0017】なお、容量が足りるなら、記憶装置は故障
診断装置に内蔵されたメモリであっても良い。
【0018】
【作用】本発明によれば、被修理ガス機器に内蔵された
電子回路にマイクロコンピュータを内蔵した故障診断装
置を接続することによって被修理ガス機器の故障診断情
報を得ると共に、このようにして得た故障診断情報およ
び/または修理作業員の要請に基づいて、記憶装置に予
め記憶された各種情報の中から修理に必要な技術情報ま
たは営業に必要な情報を取り出すことができる。これに
より、ガス機器に発生した故障の原因を迅速かつ的確に
突き止めることができるので、現場での作業性が向上す
ると共に、緊急の修理要請にタイムリーに応じることが
できる。
【0019】さらに、修理が不可能であるか、修理費が
かさむためにガス機器の買い替えが必要な場合、修理現
場において故障診断装置を介してホストコンピュータか
ら営業に必要な情報を瞬時に取り出すことができるの
で、ミスがなくなり、作業性が著しく向上する。
【0020】
【実施例】以下、本発明を添付の図面に基づいて更に詳
細に説明する。
【0021】図1は本発明によるガス機器の修理/営業
支援システムに関する一例の全体構成を示す。図1にお
いて、参照数字1は予め定められたエリアのガス需要家
を対象にして総合的なサービスを行うサービスセンター
を示しており、このサービスセンターでは需要家のガス
の使用状況を常に監視すると共に、需要家のガス機器の
異常事態に緊急に対応する体制を備えており、修理作業
員も常時待機している。このサービスセンターには、需
要家のガス使用量を記録、積算してガス料金を算出した
り、エリア内のガス消費の動向を監視、分析したり、後
述するような外部とのデータ通信を行うためのホストコ
ンピュータ11が備えられており、そのデータベース1
2には、本発明に関連する範囲に限って言えば、サービ
スエリア内で使用されている全ガス機器の仕様データ、
例えば需要家ごとのガス機器の機種、その取扱説明書及
び工事説明書、そしてそのガス使用量など、またガス機
器の設置および修理に関するデータ(例えば設置/修理
時期、現場の配管図、故障箇所、交換部品、修理作業員
の氏名など)、さらにはサービスエリアで使用可能な新
旧機種の仕様や価格に関するデータなどが予め記憶され
ている。
【0022】一方、参照数字2はサービスセンター1の
管轄エリア内の一需要家すなわちガス機器の使用者であ
り、いまこの需要家2では故障診断対象となる被修理ガ
ス機器(たとえばガス給湯器)21が使われており、更
に電話機22が備えられている。この電話機22は通常
の公衆電話回線10を介してサービスセンター1と通信
することが可能になっている。
【0023】参照数字3は修理作業員が携帯して現場で
被修理ガス機器21と接続(正確には、被修理ガス機器
21に内蔵されている電子回路に接続)して故障診断に
使用される、マイクロコンピュータを内蔵した故障診断
装置である。なお、故障診断装置3にはCCDカメラ4
が接続できるようになっている。
【0024】図2は故障診断装置3の構成の一例を概略
的に示す。
【0025】故障診断装置3は良く知られたハンドヘル
ドコンピュータとほぼ同様な外観および機能を備えてお
り、被修理ガス機器21とはコネクタ3aを介して相互
に接続され、CCDカメラ4とはコネクタ3cを介して
接続されるようにになっている。また、図示しないプリ
ンタとはコネクタ3dを介して接続できるようになって
いる。更に、この故障診断装置3の特徴は、図1に図示
の電話機22をコネクタ3bを介して接続することによ
って公衆電話回線10を介してサービスセンター1のホ
ストコンピュータ11と通信することができ、必要なデ
ータの授受ができるようになっている点である。
【0026】故障診断装置3の表面パネルには、図2の
(a)に示されるように、故障診断の手順をメッセージ
で表示したり被修理ガス機器21の仕様データを表示し
たりする、例えば、液晶構成の表示部31、データ入出
力用及びサービスセンター1との通信に利用するキーボ
ード32、オン/オフスイッチ33、モード切り替え用
のモードスイッチ等を含む各種の操作ボタン34が設け
られている。
【0027】故障診断装置3の回路構成としては、図2
の(b)に示されるように、故障診断装置3の動作およ
びサービスセンター1との通信を制御するCPUで構成
された制御部35、電圧/電流検出手段等を含む検出部
36、故障診断中または故障診断後に修理作業員が入力
した故障関連の情報やデータあるいは要求したときにサ
ービスセンター1から伝送されてくるデータを記憶する
メモリ37、上記キーボード32や各種の操作ボタン3
4で構成されるデータ入力部38等を有する。
【0028】次に、本発明による修理施工支援システム
の動作をガス機器の修理作業に関連して説明する。
【0029】修理作業員はサービスセンター1で予め作
成した作業シートを一応用意するものの、現場でガス機
器の使用者(需要家)から故障状況を再度確認した後、
予め用意した資料およびホストコンピュータ11から得
たデータに基づいて修理作業を開始する。
【0030】その際、修理に必要なデータが足りない場
合は、故障診断装置3を電話機22に接続し、公衆電話
回線10を介してサービスセンター1に不足データを求
めることができる。サービスセンター1ではこの要求が
あったときはホストコンピュータ11が要求された不足
データをデータベース12から読み出し、公衆電話回線
10を通じて故障診断装置3に伝送する。伝送されてき
たデータは故障診断装置3の内部のメモリ37に保存さ
れる。
【0031】修理作業員は必要なデータがすべて揃った
ところで故障状況に対応して予め定められた手順で作業
を開始し、故障の原因を突き止める。関連部位の点検、
動作の確認、接触不良の有無のチェック、電圧/電流チ
ェックなどを順次行っていくと、故障箇所及びその故障
原因が判明する。故障の原因が不良部品にあることもあ
る。この段階で修理作業員は故障原因に基づいて修理費
用の見積書を作成し使用者に提示する。使用者がこの見
積りに同意をした後、故障原因を除くために実質的な修
理作業に入る。必要があれば部品を交換する。最後に試
運転を行い、ガス機器が正常に動作することを確認して
修理作業を完了する。
【0032】その後、修理作業員は故障診断装置3のキ
ーボード32や各種操作ボタン34を操作して使用者の
コード番号、ガス機器の特定、作業完了時のガス機器の
状態データ、故障診断の結果や修理の結果など予め定め
た項目についての修理結果情報およびデータを故障診断
装置3に入力する。修理の内容によってはガス機器の特
定部位の状況を画像として保存する方が好ましいと判断
した場合はCCDカメラ4を故障診断装置3に接続し、
その特定部位の現状をCCDカメラ4で撮影し、その映
像データも修理結果情報として故障診断装置3の内部メ
モリ37に保存する。すべての修理結果情報およびデー
タが故障診断装置3に入力された後、修理作業員は故障
診断装置3を電話機22に接続し、その修理結果情報お
よびデータを公衆電話回線10を介してサービスセンタ
ー1のホストコンピュータ11に伝送し、データベース
12に格納する。これにより修理結果情報およびデータ
はサービスセンター1に全て保管される。
【0033】一方、故障箇所がガス機器の心臓部に当た
る高価な部分であったり、長期の使用結果による広範囲
に渡る劣化部分であったりすることが故障診断で判明し
た場合には、修理不可能か、あるいは修理費がかさみ、
ガス機器を買い替えなければならないことになる。この
ような場合でも、新たなガス機器の仕様、買い替え費用
の見積もり、ガス配管設備、メータ設置場所、設置する
部屋の構造等、新しいガス機器の売り込みに関する営業
に必要な情報を修理現場において故障診断装置3を介し
てホストコンピュータ11から瞬時に取り出し、需要家
に提供することができる。これによって、営業マンの派
遣を別途要請することなく、効果的なリアルタイムの営
業活動を修理作業員自らが行い得る。
【0034】上記実施例の故障診断装置3は修理情報お
よびデータが入力でき、一時的に記憶でき、自己の持つ
通信機能を利用してその情報およびデータをサービスセ
ンター1のホストコンピュータ11に伝送できる機能を
有するものであるが、その機能に加えて、故障診断装置
3を被修理ガス機器21に接続してそのガス機器21の
所定部位の電圧/電流値あるいはガス機器内部に設けた
温度センサその他のセンサからの信号を取り込み、それ
らの情報を用いて予め定めたシーケンスに従って被修理
ガス機器21の故障を自動的に診断する自動故障診断機
能を備えたものであってもよい。このような自動故障診
断機能を有する故障診断装置の場合は、故障診断のため
のシーケンスは故障診断装置3自身の内部メモリに組み
込まれていてもよいし、故障診断作業のたびに通信回線
を通じてサービスセンター1から伝送するようにしても
よい。
【0035】また、図3に示すように、故障診断のため
のシーケンスをICカード5のような記憶媒体に納めて
おいて、故障診断の都度そのICカード5を故障診断装
置3のICカード装填部5aに装填して利用する形式で
もよい。
【0036】このように、自動故障診断機能を有する故
障診断装置3を用いれば、それほど習熟していない修理
作業員でも十分な修理作業を行うことが可能である。
【0037】さらに、上記の実施例においては、被修理
ガス機器21の故障診断に必要な情報およびデータの不
足時に、サービスセンター1から公衆電話回線10を通
じて不足データを伝送させるようにしたが、その不足情
報およびデータがガス機器に関するものである場合は、
予めガス機器の機種毎にその種の情報およびデータをI
Cカード5に記憶して用意しておけば修理対象機種に合
ったICカード5を現場に持って行くだけで十分であ
る。
【0038】更に、故障診断装置3とサービスセンター
1との間のデータの伝送は公衆電話回線10を利用した
通信手段だけでなく、無線による通信でもよいことは言
うまでもない。
【0039】上記実施例では本発明をガス機器の故障修
理および営業(新しいガス機器の売り込みに)関連して
説明したが、新たにガス機器を設置する施工の場合にも
本発明の適用が可能であることは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被修理ガス機器に内蔵された電子回路にマイクロコンピ
ュータを内蔵した故障診断装置を接続することによって
被修理ガス機器の故障診断情報を迅速かつ正確に得るこ
とができると共に、このようにして得た故障診断情報お
よび/または修理作業員の要請に基づいて、記憶装置に
予め記憶された各種情報の中から修理に必要な技術情報
または営業に必要な情報を取り出すことができるので、
次のような効果を得ることができる。 (1)被修理ガス機器に関する取扱説明書、工事説明
書、テクニカルガイド、その他のデータを修理/工事現
場に持参したり、調べたりする必要がなくなり、現場で
の作業性が著しく向上する。 (2)故障診断装置を介して、ホストコンピュータ等の
記憶装置から必要な情報を取り出すことができるので、
緊急の修理要請に対応することができる。 (3)故障診断装置を被修理ガス機器に接続するだけ
で、故障箇所及び故障原因を迅速かつ正確に突き止める
ことができるので、修理に関する習熟度が浅い修理作業
員でも十分対処することができる。 (4)適切で積極的な営業活動をタイミング良く行うこ
とができると共に、機種の選定ミスや設置ミスが解消さ
れる。 (5)その場で見積もりの作成や在庫の確認ができるた
め、業務の効率が著しく向上する。 (6)取扱説明書、工事説明書、テクニカルガイド、機
器の仕様等の情報を改訂する際は、ホストコンピュータ
等の記憶装置の記憶を更新するだけで済むようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス機器の修理/営業支援システ
ムの全体構成図である。
【図2】本発明で使用される故障診断装置の一実施例を
示し、(a)はその表面パネル部の平面図であり、
(b)は内部の回路構成を示すブロック図である。
【図3】本発明で使用される故障診断装置の別の実施例
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 サービスセンター 2 需要家 3 故障診断装置 4 CCDカメラ 5 ICカード 10 公衆電話回線 11 ホストコンピュータ 12 データベース 21 被修理ガス機器 22 電話機 31 表示部 32 キーボード 33 オン/オフスイッチ 34 操作ボタン 35 制御部 36 検出部 37 メモリ 38 データ入力部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 23/02 301 H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 0360−3H G05B 15/02 M (72)発明者 伊藤 康一郎 東京都墨田区緑2−13−7 アーバンハイ ツ両国1109 (72)発明者 石本 雅 神奈川県川崎市高津区梶ケ谷2−11−2 梶ケ谷寮222号 (72)発明者 森田 哲 東京都大田区中央6−9−5 大森寮24号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス機器の修理現場において、被修理ガ
    ス機器に内蔵された電子回路にマイクロコンピュータを
    内蔵した故障診断装置を接続して故障診断情報を得ると
    共に、該故障診断情報および/または修理作業員の要請
    に基づいて、各種の情報を予め記憶した記憶装置から必
    要な情報を取り出すようにしたことを特徴とするガス機
    器の修理/営業支援システム。
  2. 【請求項2】 前記故障診断装置が被修理ガス機器の電
    子回路から出力する電気信号に基づいてガス機器の故障
    を自動的に診断する自動故障診断機能を有することを特
    徴とする請求項1に記載のガス機器の修理/営業支援シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記記憶装置がサービスセンターに設置
    されたホストコンピュータ内にあると共に、前記故障診
    断装置が通信機能を有し、通信回線を介して修理に必要
    な技術情報をホストコンピュータからリアルタイムで得
    ることができることを特徴とする請求項1および請求項
    2のいずれかに記載のガス機器の修理/営業支援システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記記憶装置がサービスセンターに設置
    されたホストコンピュータ内にあると共に、前記故障診
    断装置が通信機能を有し、通信回線を介して営業に必要
    な情報をホストコンピュータからリアルタイムで得るこ
    とができることを特徴とする請求項1および請求項2の
    いずれかに記載のガス機器の修理/営業支援システム。
  5. 【請求項5】 前記故障診断装置に自動故障診断機能を
    実行させるためのシーケンス情報が前記通信回線を介し
    て前記ホストコンピュータから前記故障診断装置に伝送
    されることを特徴とする請求項3に記載のガス機器の修
    理/営業支援システム。
  6. 【請求項6】 前記故障診断装置に自動故障診断機能を
    実行させるためのシーケンス情報が前記通信回線を介し
    て前記ホストコンピュータから前記故障診断装置に伝送
    されることを特徴とする請求項4に記載のガス機器の修
    理/営業支援システム。
  7. 【請求項7】 前記記録装置がICカードであると共
    に、該ICカードが前記故障診断装置に装填されるよう
    になっていることを特徴とする請求項1および請求項2
    のいずれかに記載のガス機器の修理/営業支援システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記記憶装置が前記故障診断装置に内蔵
    されたメモリであることを特徴とする請求項1および請
    求項2のいずれかに記載のガス機器の修理/営業支援シ
    ステム。
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