JP2003067519A - 機械設備のメンテナンス情報管理システム - Google Patents

機械設備のメンテナンス情報管理システム

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JP2003067519A JP2001255179A JP2001255179A JP2003067519A JP 2003067519 A JP2003067519 A JP 2003067519A JP 2001255179 A JP2001255179 A JP 2001255179A JP 2001255179 A JP2001255179 A JP 2001255179A JP 2003067519 A JP2003067519 A JP 2003067519A
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Yoshitaka Nakamoto
善貴 中本
Kazuhiko Sakai
和彦 境
Atsushi Komatsuzaki
淳 小松崎
Hiroyuki Kawakatsu
啓行 川勝
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ポンプ施設毎の費用負担の軽減及び管理体
制の充実が図れ、しかも、メンテナンス情報管理性能の
信頼性の著しく向上が図れるようにする。 【解決手段】 ポンプデータ、アドレス、パスワードを
含む顧客情報を登録するWebページ及び点検情報を予
め決められたフォーマットで画面表示するWebページ
を持つWebコンテンツ閲覧用のWebブラウザを有す
るコンピュータ3と、ポンプ施設2の運転情報を自動検
出して帳票情報として自動通報するデータ通報装置6
と、コンピュータ3にリンクされたWebサーバ4とを
具備し、Webページに画面表示されるフォーマットに
手動入力される目視点検情報とデータ通報装置6により
送信される帳票情報とに基づきポンプ施設2を自動診断
し、その診断情報及び関連情報をWebページに画面提
示するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてポンプ施
設のメンテナンス管理に好適なシステムで、ポンプ施設
以外にも、例えばエレベータや自動販売機などのよう
に、広域に亘って点在され、かつ、比較的短いサイクル
で定期的に点検することが要求される機械設備のメンテ
ナンス情報管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のシステムとして、従来、ITを
利用した全自動メンテナナンス情報管理システムが知ら
れている。この全自動メンテナンス情報管理システム
は、ポンプ施設等の機械設備側に例えばポンプの運転日
報等を作成する上で必要な運転時間やその駆動モータへ
の通電電流値などのように、センサーや汎用計測器を用
いて自動検出可能な帳票情報を収集する情報端末を設置
し、この情報端末で収集した自動検出帳票情報をメール
等の通信手段によって遠隔位置に設定されている管理セ
ンターに送信し、管理センターではその受信した帳票情
報に基づいて機械設備の故障診断等を行い、その診断結
果を機械設備の所有者及び設備管理者に通報するように
構成されたシステムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来のIT利用の全自動メンテナンス情報管理システ
ムの場合は、あくまでもメンテナンス情報管理は各機械
設備毎で個別に行う必要があり、メンテナンス情報管理
のための投資費用が高くついたり、あるいは、管理設備
不足や実質的な情報管理時間が管理者の勤務時間内に制
限されることが原因でメンテナンスの情報管理体制自体
に不備が発生したりしやすい。
【0004】また、上記従来のシステムでは、例えばポ
ンプ運転時間、通電電流等のようにセンサーや汎用計測
器を用いて自動検出可能な帳票情報のみを用いて故障診
断等を行うものであって、例えば漏電の有無とか、結露
や錆の発生の有無等とかいった目視による点検情報が診
断のための情報に組み込まれていない、あるいは、現在
のセンサー技術からみて組み込むことが難しいために、
診断性能、ひいては、メンテナンス情報管理性能の向上
及び拡充には自ずと限界があった。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、メンテナンス情報管理を一元化して各機械設備毎の
費用負担の軽減及び情報管理体制の充実を図ることがで
き、しかも、メンテナンス情報管理性能の信頼性の著し
い向上及び拡充を実現することができる機械設備のメン
テナンス情報管理システムを提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る機械設備のメンテナンス情報管理シス
テムは、機械設備を所有する顧客名、機械設備データ、
アドレス、パスワードを含む顧客情報を登録するWeb
ページ及び機械設備の点検情報を予め決められたフォー
マットで画面表示するWebページを持つWebコンテ
ンツを閲覧するためのWebブラウザを有するコンピュ
ータと、少なくとも自動診断部、台帳データ登録部及び
帳票データベースを有し上記コンピュータにリンクされ
たサーバと、機械設備の帳票情報を自動的かつ連続的に
検出し、かつ、その検出帳票情報を上記サーバの帳票デ
ータベースに自動通報するデータ通報装置とを具備し、
Webブラウザ上で閲覧可能なWebコンテンツのうち
の一つのWebページに画面表示される上記フォーマッ
トに設備管理者により入力される点検情報と上記データ
通報装置により自動通報される帳票情報に基づいて、上
記サーバにより機械設備を自動診断し、その診断情報及
び関連情報をWebブラウザ上のWebページに画面提
示するように構成していることを特徴とするものであ
る。
【0007】上記構成の本発明によれば、コンピュータ
のWebブラウザを起動しWebコンテンツをアクセス
して一つのWebページに顧客名やパスワード等の顧客
情報を登録した後、別のWebページを開いて予め決め
られたフォーマットで機械設備の点検情報を画面表示さ
せる。この状態で設備管理者は目視によって得た点検情
報をWebページ上のフォーマットに入力することによ
り、その目視点検情報とデータ通報装置を介してサーバ
の帳票データベースに自動的かつ連続的に自動通報され
更新されている現在の帳票情報とに基づいて顧客先の機
械設備がサーバを介して自動診断され、その診断情報及
び関連情報からなるメンテナンス情報がWebページに
画面提示されることになる。
【0008】このように一般人の共通言語となるフォー
マットを使ってメンテナンス情報を一元管理し、その管
理結果をWebページで閲覧することにより、各機械設
備側で個別に情報管理する必要がなくなり、メンテナン
スの情報管理のための各機械設備毎での費用負担の軽減
が図れるとともに、一元管理による設備の充実化と24
時間いつでも必要に応じてメンテナンス情報の入手が可
能であることの相乗によってメンテナンス情報管理体制
の充実が図れる。
【0009】また、点検情報の入力形態が設備管理者に
よる手動入力形式であるために、例えば漏電の有無と
か、結露や錆の発生の有無等といった目視による点検情
報の多くを診断のための情報に組み込みやすく、そのよ
うな多くの目視による点検情報とセンサーや汎用計測器
を用いて自動的かつ連続的に検出されデータ通報装置に
より自動通報され更新されている現在の帳票情報とを組
み合わせて診断することによって、診断性能、ひいて
は、メンテナンス情報管理性能の信頼性を高めることが
可能である。
【0010】上記構成のシステムにおいて、上記サーバ
が、設備管理者により入力される点検情報と自動通報さ
れる帳票情報に基づいて機械設備の自動故障診断を行う
とともに、その故障部の修理に要する見積りを自動作成
し、それら故障診断結果及び作成見積りを、点検情報及
び帳票情報の送信元コンピュータに返信して該コンビュ
ータのWebブラウザ上のWebページに画面提示させ
るような構成を採用することにより、機械設備の故障診
断結果に応じて予算計画を立てる上で次に必要となる故
障部の修理見積りを同時に得ることが可能であり、故障
診断とは別個に修理見積りを依頼する場合に比べて、見
積りのための管理者負担を軽減できるのみならず、故障
部の修理等に対して迅速に対応することができる。
【0011】また、上記構成のシステムにおけるコンピ
ュータに、機械設備の自動診断に関する情報及び関連情
報を記録するログファイルを保有させておくことによ
り、修理や部品交換等に伴って先に登録された機械設備
データが変更されたとき、そのデータ変更に関する情報
を記録に残すことが可能であり、その記録情報を次回以
降の診断に活用し常に効率のよい、かつ、最適な診断を
行うことができる。
【0012】さらに、上記機械設備側に、機械設備の点
検情報を入力可能で、かつ、入力された点検情報をコン
ピュータに通信手段を介して送信可能な携帯点検端末を
設ける構成とすることにより、フォーマットへの目視点
検情報の入力にあたり、設備管理者が機械設備の設置場
所に赴き、そこで点検結果(情報)をペーパー等に記入
した後、その記入したペーパー等を持ち帰り、それを見
ながら点検情報をWebページ上のフォーマットに打ち
込むといった煩雑な作業は不要で、機械設備の設置場所
に赴いた設備管理者が携帯している点検端末へ点検情報
を入力するだけでよく、目視点検情報の入力作業の簡素
化、迅速化、効率化が図れるとともに、一人の管理者が
複数箇所の機械設備における目視点検情報の入力を担当
することが可能である。
【0013】なお、本発明に係るシステムは、広域に亘
って点在し、年間を通じてポンプが休みなく継続運転さ
れることから比較的短いサイクルで定期的に点検するこ
とが要求されるポンプ施設のメンテナンス情報管理に特
に有効に適用できるが、ポンプ施設以外、例えばエレベ
ータや自販機等にも適用することで優れたメンテナンス
情報管理性能を発揮させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明をポンプ施設のメ
ンテナンス情報管理システムに適用した場合のシステム
構成図であり、マンホールポンプ等の複数台のポンプ
1、図示省略するがポンプ駆動用モータ、制御盤、水位
計、通報装置等を設置し、広域に点在されているポンプ
施設(機場)2を所有する各顧客先Aには、管理者Hが
操作するパソコン等のコンピュータ3と、ポンプ施設2
における各ポンプ1の運転時間や通電電流値など運転日
報を作成する上で必要な帳票情報d1をセンサーや汎用
計測器を用いて自動的かつ連続的に検出し、かつ、その
検出帳票情報d1を後述するWebサーバ4側の帳票デ
ータベース4Gに自動通報するデータ通報装置6とが設
けられている一方、ポンプ製造メーカー等が設定した中
央管理センターC側には、インターネットINS(登録
商標)を通じてリンクされたWebサーバ4が設置され
ている。
【0015】各顧客先Aに設置されている上記コンピュ
ータ3は、各ポンプ施設2を所有する顧客名、ポンプデ
ータ(ポンプ番号やポンプ諸元等)、アドレス、パスワ
ードを含む顧客情報を管理者Hによる入力操作で画面登
録する図2に示すようなWebページP1及びポンプ施
設2の月例点検情報を予め決められたフォーマットFで
画面表示する図3に示すようなWebページP2を持つ
Webコンテンツを閲覧するためのWebブラウザを有
している。なお、Webコンテンツは、入力点検情報d
2及び帳票情報d1を基に自動的に故障診断を行い、か
つ、自動的に故障部の修理に要する見積りを自動作成す
る故障診断メニューと登録された顧客情報に基づいて施
設の更新計画を自動作成する更新計画メニュー並びに登
録されたポンプデータに基づいて最適な設備診断を自動
的に行う設備診断メニューとのメニュー選択を行うため
のWebページ等も有している。
【0016】図3のWebページに画面表示されるフォ
ーマットFは、例えば図4に示すように、顧客名、担当
者名、ポンプ施設名、オーダーNO等の顧客情報の記入
欄の他に、例えばオイル交換の有無、オイルの色、ポン
プとモータ間のケーブルの破損の有無、制御盤の漏電の
有無、錆の発生の有無、水位計チェーンの破損の有無な
ど管理者Hが目視によって点検する多くの目視点検項目
の記入欄の両方が含まれ、それら記入欄が質問形式で予
め設定された配列の一覧表に作成されている。また、上
記データ自動通報装置6により自動通報される帳票情報
d1は複数台のポンプ1の運転時間及び通電電流値等で
ある。
【0017】一方、管理センターC側に設置されている
Webサーバ4側には、故障診断部4Aと、設備診断部
4Bと、各ポンプ施設2の場所、ポンプ容量、型式、供
用開始年度、修理履歴等のデータを集計一覧化した台帳
データ登録部4C、故障部の修理に要する見積りを自動
作成する見積り自動作成部4D、診断に関する情報及び
それに関連する見積り情報等を記録するログファイルを
持つ記憶部4E、及び上記データ通報装置6から自動通
報されてくる帳票情報d1を通信制御部4Hで受信して
データ更新する帳票データベース4G並びに上記コンピ
ュータ3のWebページへの入力目視点検情報d2、帳
票データベース4Gにおける更新帳票情報及び台帳デー
タ登録部4Cの登録データに基づいて各部4A〜4Eの
動作を制御する制御部4Fが具備されている。
【0018】次に、上記のように構成されたポンプ施設
のメンテナンス情報管理システムによる情報管理動作を
図5のフローチャートに基づいて説明する。ポンプ施設
2における各ポンプ1の運転時間及び通電電流値など運
転日報を作成する上で必要な帳票情報d1はセンサーや
汎用計測器を用いて自動的かつ連続的に検出され、その
検出帳票情報d1がデータ通報装置6から通信制御部4
Hを経てWebサーバ4側の帳票データベース4Gに自
動通報されて常時更新されている。
【0019】この状態で、管理者Hの操作によってコン
ピュータ3のWebブラウザを任意に起動しWebコン
テンツをアクセスして一つのWebページを開き、新規
なポンプ施設2である場合は、そのWebページP1
に、図2に示すように、顧客名やパスワード等の顧客情
報を入力操作してポンプ施設2の登録を行う(S11〜
S13)。
【0020】続いて、クリック操作でメニュー選択用の
Webページを開いて、故障診断メニュー、更新計画メ
ニュー、設備診断メニューのいずかを選択する(ステッ
プS14)。選択したメニューが故障診断メニューであ
る場合は、クリック操作により次のWebページP2を
開いて図3及び図4に示すように、月例点検情報を予め
決められたフォーマットFで画面表示する。
【0021】このようにして画面表示されたフォーマッ
トFの質問に答える形で管理者Hが目視による点検内容
をフォーマットF上に手動入力すると、その入力目視点
検情報がインターネットINSを通じて中央管理センタ
ーCのWebサーバ4に送信される。このWebサーバ
4に送信された目視点検情報とデータ通報装置6を介し
ての自動通報により更新されている帳票データベース4
Gにおける現在の帳票情報及び台帳データ登録部4Cの
登録データに基づいて、該当する顧客先Aのポンプ施設
2における機器の故障が故障診断部4Aで自動診断され
るとともに、見積り自動作成部4Aでその故障部の修理
に要する見積りが自動作成され、その故障診断結果の情
報及び作成見積りd3が、例えば図6及び図7に示すよ
うな状態で、コンピュータ3のWebページP3,P4
に画面提示される(ステップS15〜S18)。
【0022】また、選択したメニューが更新計画メニュ
ーである場合は、登録された顧客情報に基づいて部品等
の修理の有無が判定され、修理無しと判定されたときは
コンピュータ3のWebページに画面表示され、かつ、
修理有りと判定されたときは自動更新計画が再作成され
る(ステップS19〜S21)。
【0023】さらに、選択されたメニューが設備診断メ
ニューである場合は、登録されたポンプデータに基づい
て設備診断部4Bで最適な設備診断が自動的に行われ、
その診断結果がコンピータ3のWebページに画面表示
される(ステップS22,S23)。
【0024】上記のうち、故障診断については、Web
ページP3,P4に画面提示された故障診断結果の情報
及び見積りを閲覧し、そこに提示された故障診断結果に
対する見積り条件がOKかどうかを管理者H側で判断
し、OKの場合は修理業務を発注する(ステップS2
4,S25)。そして、故障修理、更新計画、設備診断
のいずれの場合も、それら動作が終了した時点で、それ
までにアクセスした点検情報や見積り情報等を記憶部4
Eのログファイルに記録し、管理者H以外の施設担当者
にメール等で送信する(ステップS26〜S28)。
【0025】上述のように、故障診断情報、設備診断情
報、修理に要する見積り等々のメンテナンス情報を中央
管理センターCで一元管理し、その管理結果をWebペ
ージで閲覧可能とすることによって、各ポンプ施設2毎
での個別の情報管理が不要となり、各ポンプ施設2毎で
の費用負担の軽減が図れるとともに、情報管理のための
設備の充実化と24時間いつでも必要に応じて故障診断
情報等のメンテナンス情報の入手が可能であることの相
乗によってメンテナンス情報管理体制の充実が図れる。
【0026】特に、故障の自動診断だけでなく、その故
障部の修理に要する費用の見積りを自動作成してWeb
ページに画面提示するように構成していることによっ
て、見積りのための管理者負担を軽減できるのみなら
ず、ポンプ施設2の故障診断結果に応じた予算計画が立
てやすく、かつ、故障部の修理等に対して適切迅速な対
応策をとることができる。
【0027】また、点検情報を管理者Hによる手動入力
形式としているために、センサーや汎用計測器を用いて
自動検出可能な帳票情報でなく、例えば漏電の有無と
か、結露や錆の発生の有無等といった目視による点検情
報の多くも故障診断のための情報に組み込みやすく、こ
のような多くの目視点検情報とデータ通報装置6により
自動検出通報され、かつ、更新されている現在の帳票情
報とを組み合わせて診断することによって、診断性能、
ひいては、メンテナンス情報管理性能の信頼性を高める
ことが可能である。
【0028】なお、上記実施の形態では、目視点検情報
を管理者Hが直接WebページP2のフォーマットF上
に手動入力する場合について説明したが、図1中に仮想
線で示すように、ポンプ施設(機場)2を所有する各顧
客先Aに、管理者Hが携帯しつつ、ポンプ施設2におけ
る各部の目視点検情報を入力可能で、かつ、入力された
目視点検情報d2をコンピュータ3に通信手段を介して
送信可能な携帯点検端末5を具備させることによって、
管理者Hがポンプ施設2の設置場所に赴き、そこで目視
点検結果(情報)をペーパー等に記入した後、その記入
したペーパー等を持ち帰り、それを見ながら目視点検情
報d2をWebページp2上のフォーマットF上に打ち
込むといった煩雑な作業が不要で、ポンプ施設2の設置
場所に赴い管理者Hがその場で携帯点検端末5へ目視点
検情報d2を入力するだけでよく、目視点検情報の入力
作業の簡素化、迅速化、効率化が図れるとともに、一人
の管理者Hが複数箇所のポンプ施設2のメンテナンス情
報管理を担当することが可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上要するに、本発明は、一般人の共通
言語となるフォーマットを使ってメンテナンス情報を一
元管理し、その管理結果をWebページで誰でも簡単、
かつ、自由に閲覧可能としているので、各機械設備毎で
の個別の情報管理が不要で、情報管理のための各機械設
備毎の費用負担を軽減できるだけでなく、充実した設備
のもとでの情報管理と24時間いつでも必要に応じてメ
ンテナンス情報を入手できることと、多くの目視による
点検情報を診断のための情報に組み込みやすいこと、さ
らには、多くの目視点検情報とセンサーや汎用計測器を
用いて自動的かつ連続的に検出されデータ通報装置によ
り自動通報され更新されている現在の帳票情報とを組み
合わせて診断すること、の相乗によって、診断性能、ひ
いては、メンテナンス情報管理性能の信頼性を著しく高
めることができるという効果を奏する。
【0030】特に、故障診断及び故障部の修理に要する
見積り作成を自動化することによって、設備管理者側に
おける見積りのための負担を軽減できるのみならず、故
障部の修理等に対する予算計画が立てやすいとともに、
故障に対して適正かつ迅速な対応策を採ることができ
る。
【0031】また、目視点検情報を携帯点検端末から入
力可能な構成を採用することによって、目視点検情報の
入力作業の簡素化、迅速化、効率化が図れるとともに、
一人の管理者によるメンテナンス情報管理の担当数を複
数箇所の機械設備に拡大することができ、点在する多数
の機械設備のメンテナンス情報管理に要する費用、殊に
人件費の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をポンプ施設のメンテナンス情報管理シ
ステムに適用した場合のシステム構成図である。
【図2】顧客情報を登録する時のWebページ画面の説
明図である。
【図3】故障診断のための月例点検情報を入力する時の
Webページ画面の説明図である。
【図4】図3のWebページに画面表示される月例点検
情報のフォーマットの一例を示す詳細図である。
【図5】同上システムの管理動作を説明するフローチャ
ートである。
【図6】故障診断結果の情報が提示されたWebページ
画面の説明図である。
【図7】故障部の修理に要する見積りが提示されたWe
bページ画面の説明図である。
【符号の説明】
1 ポンプ 2 ポンプ施設 3 コンピュータ 4 Webサーバ 4A 故障診断部 4B 設備診断部 4C 台帳データ登録部 4D 見積り自動作成部 4E ログファイルを持つ記憶部 4F 制御部 4G 帳票データベース 5 携帯点検端末 6 データ通報装置 A 顧客先 C 中央管理センター INS インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05B 23/02 G05B 23/02 T (72)発明者 小松崎 淳 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内 (72)発明者 川勝 啓行 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内 Fターム(参考) 3H020 AA03 AA07 BA11 BA21 CA00 DA00 EA12 EA16 EA17 3H022 AA01 BA07 CA48 CA50 DA16 3H045 AA06 AA09 AA14 AA23 AA31 BA31 BA41 CA00 CA23 CA28 CA29 DA00 DA31 EA38 EA49 EA50 5H223 AA01 BB01 CC01 DD01 DD07 DD09 EE06 EE11 EE30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械設備を所有する顧客名、機械設備デ
    ータ、アドレス、パスワードを含む顧客情報を登録する
    Webページ及び機械設備の点検情報を予め決められた
    フォーマットで画面表示するWebページを持つWeb
    コンテンツを閲覧するためのWebブラウザを有するコ
    ンピュータと、少なくとも自動診断部、台帳データ登録
    部及び帳票データベースを有し上記コンピュータにリン
    クされたサーバと、機械設備の帳票情報を自動的かつ連
    続的に検出し、かつ、その検出帳票情報を上記サーバの
    帳票データベースに自動通報するデータ通報装置とを具
    備し、Webブラウザ上で閲覧可能なWebコンテンツ
    のうちの一つのWebページに画面表示される上記フォ
    ーマットに設備管理者により入力される点検情報と上記
    データ通報装置により自動通報される帳票情報に基づい
    て、上記サーバにより機械設備を自動診断し、その診断
    情報及び関連情報をWebブラウザ上のWebページに
    画面提示するように構成していることを特徴とする機械
    設備のメンテナンス情報管理システム。
  2. 【請求項2】 上記サーバは、設備管理者により入力さ
    れる点検情報と自動通報される帳票情報に基づいて機械
    設備の自動故障診断を行うとともに、その故障部の修理
    に要する見積りを自動作成し、それら故障診断結果及び
    作成見積りを、点検情報及び帳票情報の送信元コンピュ
    ータに返信して該コンビュータのWebブラウザ上のW
    ebページに画面提示させるように構成されている請求
    項1に記載の機械設備のメンテナンス情報管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記コンピュータは、機械設備の自動診
    断に関する情報及び関連情報を記録するログファイルを
    有している請求項1または2に記載の機械設備のメンテ
    ナンス情報管理システム。
  4. 【請求項4】 上記機械設備側には、機械設備の点検情
    報を入力可能で、かつ、入力された点検情報を上記コン
    ピュータに通信手段を介して送信可能な携帯点検端末が
    設けられている請求項1ないし3のいずれかに記載の機
    械設備のメンテナンス情報管理システム。
  5. 【請求項5】 管理対象とする機械設備が、広域に亘っ
    て点在するポンプ施設である請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の機械設備のメンテナンス情報管理システム。
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