JPH07114484A - 故障診断方法 - Google Patents

故障診断方法

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JPH07114484A
JPH07114484A JP5260614A JP26061493A JPH07114484A JP H07114484 A JPH07114484 A JP H07114484A JP 5260614 A JP5260614 A JP 5260614A JP 26061493 A JP26061493 A JP 26061493A JP H07114484 A JPH07114484 A JP H07114484A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機器の故障診断を故障現場でも行えるように
して、より迅速に故障診断を行い、しかも、FTの構築
をより容易ならしめ、故障診断データの一元管理が可能
にする。また、故障の因果関係を用いた樹木を用いて診
断をおこなう場合に、その樹木をわかりやすく表示し、
より操作性を良くし、初心者でも操作可能にする。 【構成】 機器の故障データを用いて故障診断をおこな
う方法において、前記故障データを携帯用コンピュータ
で前処理をおこない、ホストコンピュータで後処理をお
こなう垂直分散システムでシステムを構成する。また、
故障の因果関係を表した樹木の各節をカテゴリーに分類
して、各節に対応する表示項目をグループとして表示装
置に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機システムを用い
た故障診断方法に係り、特に機器の故障データを有効利
用し、その管理が容易な故障診断方法に関するものであ
る。
【0002】さらに、故障の因果関係を表した樹木(F
ault Tree、以下「FT」という)を用いた故
障診断方法(Fault Tree Analysi
s、以下「FTA」という)に係り、特に計算機システ
ムとのユーザインタフェースにおいて快適で、故障の原
因の究明、対策をより的確に行いうる故障診断方法に関
するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、FTAについては、例えば、特願
平4−87419号で本発明者が記載したように、計算
機システムを用いる技術が提案されている。
【0004】以下では、先ず、図1を用いて従来の故障
診断方法のシステム構成と故障が起こった場合のシステ
ムへの入力方法について説明する。図1は、一般的な故
障診断方法におけるシステム構成図である。図1に示す
ように、最初に現場において製品の故障が発生したと
き、対策者は、製品名称、故障の症状、条件などの情報
を収集し、保守部門に電話で連絡する。保守部門では、
得られた情報をもとにワークステーション3を用いて、
対話的に診断結果を得ることができる。このような方法
で、故障の起こった現場と故障診断方法システム使用者
とは、故障情報の連絡を行っていた。
【0005】次に、図2を用いて、従来の故障診断方法
におけるFTの作成とFTAを用いた故障診断方法の概
念について説明する。図2は、FTを作成するためのデ
ーターフローとワークステーション3での画面の推移を
描いた概念図である。
【0006】先ず、FT作成のもとになるデータは、市
場品質情報解析システム30、商用試験システム31に
あり、そのデータにより、市場品質情報と試験データを
データとして持つデータベースシステム32を構築す
る。そして、市場品質情報と試験データをデータとして
持つデータベースシステム32を用いて、製品ごとにF
Tを作成し、それをワークステーション3内に蓄えるも
のとする。矢印A1、A2、A3、A4はそのときのデ
ータの流れを示したものである。また、この市場品質情
報や試験データにより、FTの節に有する確率も作成で
きる。
【0007】ワークステーションの画面遷移33は、ワ
ークステーションの画面の遷移を代表するものを示した
ものである。先ず、診断条件設定画面に診断条件を設定
し、その後、診断手順画面により、FTAを用いて、最
終的に、診断結果画面を表示し、診断結果を得ることが
できる。
【0008】次に、図3および図4を用いて、従来のF
TAによる故障診断方法で診断を行う場合のユーザイン
タフェースについて説明する。図3は、従来のFTAに
よる故障診断方法で診断を行う場合の診断手順画面をあ
らわす図である。図4は、図3の下位の診断手順画面を
あらわす図である。
【0009】図3は、製品形式AB001のFTの一番
上の部分に対応する診断手順画面S61の図である。こ
の場合、FTの階層の一番上なので表示階層表示欄15
1には、表示階層が1であることが表示されている。
[冷えず(全く運転しない)]の現象をあらわす選択領
域159、[据付直後]の現象をあらわす選択領域15
Aは、診断条件設定画面S4で現象として入力したこと
に対応して、反転して表示される。
【0010】そして、さらに、診断を継続する場合、
[診断継続]の選択領域156を選択する。そうする
と、FTの構造に対応した画面である図4の診断手順画
面が表示される。なお、この場合、表示階層は、2とな
る。診断者が診断手順画面をみることにより、製品異常
が原因であると認識したとき、[製品異常]の現象をあ
らわす領域162の部分をマウスを用いて選択し、反転
表示せしめた後に、[診断継続]などの処置を行うこと
ができる。
【0011】このように、従来のFTAによる故障診断
方法のユーザインタフェースでは、FTの形状を操作す
るものが意識しなければならず何枚もの画面に渡る操作
が必要になる場合もあった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術に係る故
障診断方法は、FTを計算機システムによって処理し、
その故障の原因や対策を表示装置等に表示するものであ
る。
【0013】しかしながら、先ず第一に、診断の対象と
なる機器から情報を得る手段とその故障診断が行える計
算機システムのある場所または装置に伝える手段につい
て考慮されていない。というのも、通常故障の機器があ
る場所と故障診断が行える計算機システムとは、互いに
離れた場所にあり、故障の現場にいる者が電話等で計算
機システムのオペレータに連絡をするので、不便であ
り、正確性も期しがたいからである。
【0014】また、特に、本発明者は、確率をFTに付
与して、故障診断を行う方法を提案しているが、FTに
付与する確率とFTの形状を診断結果によって更新する
手段についても考慮されていない。FTに付与すべき確
率は、常に最新のものを用いるのが望ましく、製品の設
計変更や新たな故障の発生によってFTを更新しなけれ
ばならないことも多々あるからである。
【0015】したがって、故障診断を行う計算機システ
ムのデータ入力に誤りがある等システムへの入力がボト
ルネックになるおそれがあり、また、刻々変わる故障の
状況には対応し難いという問題があった。
【0016】また、第二に計算機システムのユーザに対
するユーザインターフェースについても考慮されていな
い。すなわち、従来、発明者が提案した故障診断方法に
おいては、表示装置にFT等を表示する方法や操作方法
は、洗練されたものとはいい難い。
【0017】というのも、従来、提案して方法では、F
Tの形状をユーザに意識させ、トリーの形状をたどる操
作が必要となり、何枚もの画面をめくることになるから
である。別言すれば収集された機器の故障情報を、すぐ
に利用できる形態になっておらず、ユーザの入力すべき
故障箇所、確認内容や故障原因に関する事項が整理され
てユーザに提示されるものではない。そのため、FTの
概念に習熟し、しかも、システムの操作になれたもので
なければ十分に使いこなせないという問題があった。特
に、家電製品のように種類が多く、製品ごとに構成要素
が異なるものに対しては、かかる問題はシステム運用上
の大きな障壁となる。
【0018】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、その第一の目的は、機器の故
障診断を故障現場でも行えるようにして、より迅速に故
障診断を行い、しかも、FTの構築をより容易ならし
め、故障診断データの一元管理が可能な故障診断方法を
提供することである。
【0019】また、その第二の目的は、ユーザがFTA
を行う場合に、FTをわかりやすく表示し、より操作性
が良く、FTの概念に習熟しておらずシステムの操作に
なれていないユーザでもFTAを行うことのできる故障
診断方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の故障診断方法に係る第一の発明の構成は、
計算機システムにより、収集された機器の故障データを
参照することにより故障診断をおこなう方法において、
前記故障データを携帯用コンピュータで前処理をおこな
い、ホストコンピュータで後処理をおこなうことを特徴
とする故障診断方法である。
【0021】また、計算機システムにより、収集された
機器の故障データを参照することにより故障診断をおこ
なう方法において、携帯用コンピュータを用いて前記故
障データの収集または加工をおこない、ホストコンピュ
ータで前記故障データの一元管理をおこなうことを特徴
とする故障診断方法である。
【0022】より詳しくは、前記機器の故障データが、
故障の因果関係を表した樹木を構築するためのデータで
ある、故障の因果関係を表した樹木を用いて故障診断を
おこなう前記機器の故障データを計算機システムで処理
する故障診断方法である。
【0023】さらに、機器の故障データを携帯用記憶装
置に記憶し、該携帯用記憶装置により、携帯用コンピュ
ータに前記故障データを入力することを特徴とする前記
機器の故障データを計算機システムで処理する故障診断
方法である。
【0024】より詳しくは、前記機器の故障データが、
故障の因果関係を表した樹木を構築するためのデータで
ある、故障の因果関係を表した樹木を用いて故障診断を
おこなう前記携帯用記憶装置を用いる故障診断方法であ
る。
【0025】上記目的を達成するために、本発明の故障
診断方法に係る第二の発明の構成は、計算機システムに
より、故障の因果関係を表した樹木を用いて故障診断を
おこなう方法において、前記計算機システムに1個以上
の表示装置を有し、前記故障の因果関係を表した樹木の
各節をカテゴリーに分類して、各節に対応する表示項目
をグループとして前記表示装置に表示することを特徴と
する故障診断方法である。
【0026】より詳しくは、前記樹木の節に故障原因の
確率を有し、グループとして表示された前記表示項目
を、対応する前記樹木の節の確率の高い順に表示するこ
とを特徴とする前記表示項目をグループとして前記表示
装置に表示する故障診断方法である。
【0027】また詳しくは、グループとして表示された
前記表示項目のなかで、重複する表示項目があった場合
に、ひとつの表示項目を表示し他は省略することを特徴
とする前記表示項目をグループとして前記表示装置に表
示する故障診断方法である。
【0028】また、前記計算機システムに1個以上の表
示装置と1個以上の入力装置を有し、該入力装置を用い
て前記表示項目を選択するときに、任意のグループの任
意の表示項目が選択可能であることを特徴とする前記表
示項目をグループとして前記表示装置に表示する故障診
断方法である。
【0029】さらに、計算機システムにより、故障の因
果関係を表した樹木を用いて故障診断をおこなう方法に
おいて、前記計算機システムに1個以上の表示装置と1
個以上の入力装置を有し、該入力装置を用いて前記表示
項目を選択し、選択された該表示項目に対応する前記樹
木の節の親の節と子の節に対応する表示項目を前記表示
装置に表示することを特徴とする前記表示項目をグルー
プとして前記表示装置に表示する故障診断方法である。
【0030】より詳しくは、特に、故障診断方法前記選
択された表示項目と他の表示項目を区別して表示するこ
とを特徴とする前記表示項目をグループとして前記表示
装置に表示する故障診断方法である。
【作用】
【0031】第一の発明の作用として、携帯用小型コン
ピュータを用いるため、故障の現場でより迅速な故障診
断が行えるようになる。
【0032】また別の作用として、ICカード等の携帯
可能の小型の記憶装置を用いることにより、故障データ
や製品ごとのFTの持ち運びが容易となり、前記携帯用
小型コンピュータに適宜、その製品のFTを入力するこ
とにより、製品に対応したシステムが構築することが簡
単にできるようになる。また、その故障データを入力す
ることによりFTの構築が容易になる。
【0033】さらに、各ローカルコンピュータより入力
したデータをホストコンピュータで一元的に管理できる
ことにより、システムの信頼性が向上する。
【0034】第二の発明の作用として、FTの各項目を
概念的に整理して表示させるため、視覚的にわかりやす
く、その各項目の関連付けは計算機を用いて自動的に行
うため、ユーザはFTを意識することはない。したがっ
て、ユーザはFTを探索し、何枚もの画面をめくる操作
の煩わしさから解放される。
【0035】また、これに関連した作用としては、グル
ープ分けされた表示項目の任意のところから選択できる
ため診断の効率が向上する。
【0036】さらに、表示項目が確率の高い順に表示さ
れるため、ユーザは診断の正しさをある程度推測しなが
ら診断をおこなうことができる。
【0037】さらに別の作用としては、重複した表示項
目は、ひとつのみ表示され他は省略されるため表示スペ
ースの省略となる。
【0038】
【実施例】以下、本発明に係る各実施例を、図5ないし
図24を用いて説明する。
【0039】〔I〕最初に、図5および図6を用いて、
本実施例にかかる故障診断システムの構成を説明する。
図5は、本発明の一実施例に係る故障診断方法における
垂直分散型のシステム構成図、図6は、本発明の一実施
例に係る故障診断方法における水平分散型のシステム構
成図である。
【0040】図5に示す故障診断システムは、いわゆる
垂直分散型といわれるコンピュータシステムにより実現
したものであり、中央のホストコンピュータに複数のロ
ーカルコンピュータであるワークステーションが接続さ
れている形態である。
【0041】加えて、本発明においては、故障がおこっ
た現場での入力、診断のために携帯に便利なハンドヘル
ドコンピュータ、故障データや製品のFTの授受のため
にICカード等の小型で携帯に便利な記録装置を用いる
ことを特徴とするものである。
【0042】すなわち、顧客が使用中の機器が故障発生
の際に、ハンドヘルドコンピュータh5により現地にお
いて故障の現象を入力した後、診断を行う。
【0043】したがって、従来の故障診断方法では、遠
隔地の連絡を行わなければならなかったの対して、即時
に診断でき、結果を得ることができるので、使用するも
のは、診断に要する時間、労力が大幅に短縮できること
になる。診断において原因究明の根拠となるデータや調
整・修理などの方法、最新のFTは、製品ごとにICカ
ードh6に格納しておき、対象となる製品にしたがって
ICカードを選択し差し替えを行う。
【0044】このようにすれば、比較的小型のコンピュ
ータであっても、多くの製品の種類に対応することがで
き、柔軟なシステム構成が可能であり、用いるべき故障
データも常に新しいものを用いることができる。
【0045】故障の診断と修理の実績は、例えば1週間
に一回の割合で、現地を取り纏める機能をもつ支店レベ
ルの拠点において、ハンドヘルド・コンピュータh5か
らデータ収集・管理ステーションh4へアップロードす
ることができる。
【0046】データ収集・管理ステーションh4をもつ
拠点は、ワークステーションh2と画像ファイリングシ
ステムによって故障の診断と調整・修理の指示を行うこ
とを可能であり、ハンドヘルドコンピュータh5を持っ
ていないサービスマンからの問い合わせに答えることが
できる。ここで述べた各拠点は、全国のセンタ機能を担
うホストコンピュータh1に接続されており、故障の診
断・修理の実績をアップロードするとともにこのアップ
ロードされた情報を整理したものをダウンロードする仕
組になっている。
【0047】したがって、このような構成で故障データ
の一元管理を行えば、管理が容易で各地方の拠点でも最
新の故障データにより故障診断を行なうことができる。
【0048】図6は、いわゆる水平分散型といわれるコ
ンピュータシステムにより実現したものであり、LAN
(Local Area Network)により複数
のワークステーションを接続してなる形態である。この
システムにより各ワークステーションで診断をおこな
い、接続された画像ファイリングシステムにアクセス
し、画像情報を参照しながら、調整、修理などの手段を
指示することができる。
【0049】〔II〕次に、図7ないし図11を用い
て、本実施例に係るFTについて説明する。図7ないし
図9は、「リモコンきかず」という現象に対応したFT
である。図10および図11は、「圧縮機全く動作せ
ず」という現象に対応したFTである。
【0050】すなわち、図7ないし図9は、3枚一組の
FTであり、それぞれ接続子でつなぎ合わせてみ
られたい。また、同様に、図10および図11は、2枚
一組のFTであり、それぞれ接続子でつなぎ合わせ
てみられたい。
【0051】この2種類のFTは、ルームエアコンの故
障の原因と結果の因果関係をツリーのデータ構造で表し
たものであり、以下の説明にこれらを用いることとす
る。
【0052】ここで、以下の説明に用いるFTのノード
(ツリーのデータ構造をあらわす用語であり、「節」と
もいう)の表示方法について説明する。
【0053】図7ないし図11には、横座標と縦座標が
表示されている。したがって、FTのノードをあらわす
ために、この数字の対を用いることにする。例えば、
「リモコンきかず」(4,26)、「電源電圧NG」
(5,28)、「圧縮機全く動作せず」(3,157
0)の如くである。また、特に、各ノードに付された確
率も表示したいときは、「リモコンきかず」[61%]
(4,26)とあらわすことにする。
【0054】〔III〕次に、前述した図7ないし図1
1を適宜参照しながら、図12ないし図24を用いて、
本発明に係る実施例の診断手順画面のユーザインタフェ
ースについて、詳細に説明する。
【0055】これらの表示内容は、図7ないし図11に
示されるFTと計算機の内部でその対応を認識してお
り、ユーザをして、診断の条件設定とFTの探索を同一
画面上で操作可能とするものである。しかも、データ入
力をおこなうと必要にして最少限度の故障の因果関係が
明確になり、迅速に故障原因の探索ができるユーザイン
タフェースを提供するものである。
【0056】(1)先ず、図12ないし図14を用い
て、診断のための前提条件を入力するための手順につい
て説明する。図12は、故障診断画面で、未だなにも表
示されていない初期状態の画面をあらわす図である。図
13は、故障診断画面で、製品区分が表示された画面を
あらわす図である。図14は、故障診断画面で、故障状
況が表示された画面をあらわす図である。
【0057】最初に、顧客あるいは現地におもむいたサ
ービスマン等の故障状況を把握した者から聞き出した製
品の区分、形式や故障の現象を要約したものなどの診断
のための前提事項を入力する必要がある。
【0058】入力する方法は、[製品]c1の空欄をマ
ウスにより指示すると、図13に示すように、FTが登
録されている製品の一覧があらわれるので該当する製品
をマウスで指定することにより行うことができる。本実
施例では、製品の区分がルームエアコンの場合を説明す
る。
【0059】次に、[形式]c2をキー入力する。図1
4では、「XY001」と入力された場合を示してい
る。
【0060】最後に、[現象]c3の欄を入力する場
合、[現象]c3の空欄をマウスにより指示すると図1
4に示すように、故障の状況を最も端的に表現したも
の、すなわち、FTの頂上の現象の一覧が表れそのなか
から選択することができる。本実施例では、故障の現象
として、「冷暖房不良」を選択するものとする。
【0061】なお、図14における件数1401は、登
録内容の件数をあらわしており、画面に表示できる項目
以上の場合は、項目の右側に表示されているスクロール
バー1402を用いてスクロールを行うこともできる。
以上で、診断のための初期条件の入力は、完了である。
【0062】(2)次に、図15を用いて、上記前提条
件の入力の後に、どのように、ユーザにFTの持つ情報
を提供するかについて説明する。図15は、故障診断画
面で、前提条件入力後に対応するFTの内容をユーザに
提示する画面をあらわす図である。
【0063】すなわち、本発明では、FTを用いてユー
ザが診断しやすくするために、FTを種々の観点から分
類し、カテゴリーに分けて表示する。この実施例では、
[故障内容]d1、[自己診断モード]d2、[確認内
容]d3、[故障原因]d4に分類している。
【0064】このようにすれば、ユーザは、ツリー上の
データ構造を意識することはなく、画面上に分類された
項目、例えば、どのような故障がおこっているか?、診
断のために確認すべき内容はなにか?などを意識すれば
良い。したがって、故障診断をおこなうにあたり、非常
に理解しやすく実際の故障診断の環境にマッチしたユー
ザインタフェースを提供することができる。
【0065】また、FTの内容がこの画面1枚におさま
り、操作するたびに、ダイナミックに画面の表示を変
え、必要な情報を表示してやるので、従来例で示したよ
うに何枚もの画面をめくる煩わしさから解放される。
【0066】さらに、ユーザは、画面上に表示されたど
の項目でも選択することができるのでその点でも使い勝
手の良いユーザインタフェースであるということができ
る。
【0067】FTと画面の表示項目の対応の詳細、具体
的な操作は、以下の(3)、(4)で説明しよう。
【0068】(3)第一の操作例を、図15ないし図1
9を用いて説明する。なお、その際に、図7ないし図9
のFTを適宜参照する。図16は、[リモコンきかず]
を選択した場合の診断手順画面をあらわす図である。図
17は、図16の場合に加えて[リモコンで受信音(ピ
ッ)する]を選択した場合の診断手順画面をあらわす図
である。図18は、図16、図17の場合に加えて[サ
ービスSWで室外基運転しない]を選択した場合の診断
手順画面をあらわす図である。図19は、第一の操作例
に対する診断結果画面をあらわす図である。
【0069】第一の操作例は、図15において、故障内
容として、6.[リモコンきかず]1501を選択した
場合である。選択は、マウスポインタを動かして指示す
ることにより、または、キーボードによりおこなうこと
ができる。その場合には、画面は、図16に示すように
なる。また、[リモコンきかず]の選択に対応したFT
は、図7ないし図9のf01で示した部分である。
【0070】図16の表示を見ればわかるように、選択
された[リモコンきかず]の対応するFTの「リモコン
きかず」(4,25)の下位項目が、確認内容、故障原
因のようにグループ分けをして表示される。[リモコン
きかず]1602のハッチングは実際に選択されたこと
を示している。各グループの中では、FTの各ノードに
付された確率の高い順に表示するので、ユーザは、ある
程度故障の原因等の蓋然性を推測しながら診断をおこな
うことができる。なお、この確率は、各FTのノードに
付された確率の積として求めることができる。例えば、
図16の確認内容の7.[ブレーカOFF]の確率は、
「電源未投入」(5,26)[20%]と「ブレーカO
FF」(6,26)[50%]により、10%として求
めることができる。
【0071】表示の際には、該当する項目で重複するも
の、例えば、「2Aヒューズ切れ」(9,33)、「2
Aヒューズ切れ」(9,57)は、一つの項目のみ表示
し表示スペースの節約を図っている。
【0072】次に、図16において、確認内容の4.
[リモコンで受信音(ピッ)する]1601を選択する
ものとする。そうすれば、画面は、図17に移行する。
また、[リモコンで受信音(ピッ)する]の選択に対応
したFTは、図7のf02で示した部分である。
【0073】これは、図17よりさらに、故障原因がし
ぼられ、診断のフェーズがすすんだことを示している。
また、既に選択された[リモコンきかず]1702、
[リモコンで受信音(ピッ)する]1703は、ハッチ
ングして表示されている。
【0074】次に、図17において、確認内容の8.
[サービスSWで室外基運転しない]1701を選択す
るものとする。そうすれば、画面は、図18に移行す
る。また、[リモコンで受信音(ピッ)する]の選択に
対応したFTは、図7のf03で示した部分である。
【0075】さて、ハッチングして表示された[リモコ
ンきかず]1802、[リモコンで受信音(ピッ)す
る]1803、[サービスSWで室外基運転しない]1
804は、実際に選択された部分である。[パワーモニ
タ点灯のまま]1805は、選択された項目の[サービ
スSWで室外基運転しない]に対応するノード「サービ
スSWで室外基運転しない」(7,40)の一つ上のノ
ードである「パワーモニタ点灯のまま」(6,39)を
具現したものであることに留意する。
【0076】最後に、図18の[診断結果]コマンド1
801を選択すると、図19の診断結果画面に移行し、
診断結果が得られる。すなわち、図15から図18まで
の手順によってしぼられた原因とそれに対応する処置を
表示するものである。なお、[診断結果]コマンド18
01は、図15から図18の任意のフェーズで選択可能
であることを注意しておく。ただあまり候補がしぼられ
ていない状況で診断結果画面を見ても診断の実効が得ら
れないだけのはなしである。
【0077】第一の操作例では、原因として「セメント
抵抗断線」(9,40)、「10〜25Aヒューズ断
線」(9,41)、「CN6接触NG」(9,42)、
「フォトカプラNG」(9,43)、「電解コンデンサ
NG」(9,44)、「室外電源回路NG」(9,4
5)がしぼられ、対応する処置である「セメント抵抗断
線電源リレ/交換」(10,40)、「ヒューズ ヒュ
ーズホルダ/交換」(10,41)、「接触/手直し」
(10,42)、「フォトカプラ/交換」(10,4
3)、「電解コンデンサ/交換」(10,44)、「室
外電源回路/点検、修理」(10,45)が表示される
ことになる。
【0078】図19の診断結果画面において、現象概略
と診断経緯の表1901には、これまでの操作によって
入力された現象の概略と診断の経緯が整理された形で表
示される。診断表1902には、診断の結果が「部品
名」と「処置」という形で整理されて表示される。
【0079】(4)第二の操作例を、図15、図20な
いし図24を用いて説明する。なお、その際に、図10
ないし図11のFTを適宜参照する。図20は、[圧縮
機全く動作せず]を選択した場合の診断手順画面をあら
わす図である。図21は、図20の場合に加えて[室外
機自己診断ランプ]を選択した場合の診断手順画面をあ
らわす図である。図22は、図20、図21の場合に加
えて[ピーク電源カット]を選択した場合の診断手順画
面をあらわす図である。図23は、図20、図21、図
22の場合に加えて室外機自己診断ランプの点灯モード
のひとつを選択した場合の診断手順画面をあらわす図で
ある。図24は、第二の操作例に対する診断結果画面を
あらわす図である。
【0080】第二の操作例は、図15において、故障内
容として、8.[圧縮機全く動作せず]1502を選択
した場合である。その場合には、画面は、図20に示す
ようになる。また、[圧縮機全く動作せず]の選択に対
応したFTは、図10および図11のf11で示した部
分である。
【0081】第一の操作例でも説明したように、選択さ
れた[圧縮機全く動作せず]の対応するFTの「圧縮機
全く動作せず」(3,1570)の下位項目が、確認内
容、故障原因のようにグループ分けをして表示される。
【0082】ただし、「室外機自己診断点灯」(5,1
580)に対応する表示項目は、自己診断モードの2.
[室外機自己診断ランプ]2001である。これは、後
述するようにここを選択した場合、特殊なユーザインタ
フェースを提供するからである。
【0083】さて、それでは、図20において、自己診
断モードの2.[室外機自己診断ランプ]2001を選
択するものとしよう。そうすれば、図21に示されるよ
うに、別の画面が開かれ、室外機自己診断ランプの点灯
モードを選択することができるようになる。これは、実
際の故障した機器を計算機上でシュミレートするもので
ある。また、対応するFTは、図10および図11のf
12で示した部分であり、画面上の各点灯モードは、F
Tの
【数1】 から、
【数2】 に対応している。
【0084】ここで、第二の操作例では、図21の
【数3】 を選択するものとする。ここで、対応するFTは、図1
1のf13で示した部分であり、選択したノードは、
【数4】 に対応する。
【0085】選択されると、室外機自己診断ランプの点
灯モード画面閉じられて、画面は、図22に移行する。
【0086】次に、故障原因1.[ピーク電源カット]
2201を選択し、画面は、図23に示すものに移行す
る。ここで、これまで選択してきたものは、ハッチング
して表示された[圧縮機全く動作せず]2302、[室
外機自己診断ランプ]2303、[ピーク電源カット]
2304である。また、対応するFTは、図11のf1
4で示した部分である。
【0087】最後に、図23の[診断結果]コマンド2
301を選択し、図24の診断結果画面に移行する。
【0088】第二の操作例では、原因として「ピーク電
源カット」(9,40)がしぼられ、対応する処置であ
る「パワーモジュール/点検・交換」(10,160
9)、「圧縮機/点検・交換」(10,1610)、
「制御基板/点検・交換」(10,1611)、「パワ
ー基板/点検・交換」(10,1612)が表示される
ことになる。図24の診断結果画面の表示は、第一の操
作例と同様の如くである。
【0089】
【発明の効果】第一の発明によれば、機器の故障診断を
故障現場でも行えるようにして、より迅速に故障診断を
行い、しかも、FTの構築をより容易ならしめ、故障診
断データの一元管理が可能な故障診断方法を提供でき
る。
【0090】また、第二の発明によれば、ユーザがFT
Aを行う場合に、FTをわかりやすく表示し、より操作
性が良く、FTの概念に習熟おらずシステムの操作にな
れていないユーザでもFTAを行うことのできる故障診
断方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な故障診断方法におけるシステム構成図
である。
【図2】FTを作成するためのデーターフローとワーク
ステーション3での画面の推移を描いた概念図である。
【図3】従来のFTAによる故障診断方法で診断を行う
場合の診断手順画面をあらわす図である。
【図4】図3の下位の診断手順画面をあらわす図であ
る。
【図5】本発明の一実施例に係る故障診断方法における
垂直分散型のシステム構成図である。
【図6】本発明の一実施例に係る故障診断方法における
水平分散型のシステム構成図である。
【図7】「リモコンきかず」という現象に対応したFT
(その一)である。
【図8】「リモコンきかず」という現象に対応したFT
(その二)である。
【図9】「リモコンきかず」という現象に対応したFT
(その三)である。
【図10】「圧縮機全く動作せず」という現象に対応し
たFT(その一)である。
【図11】「圧縮機全く動作せず」という現象に対応し
たFT(その二)である。
【図12】故障診断画面で、未だなにも表示されていな
い初期状態の画面をあらわす図である。
【図13】故障診断画面で、製品区分が表示された画面
をあらわす図である。
【図14】故障診断画面で、故障状況が表示された画面
をあらわす図である。
【図15】故障診断画面で、前提条件入力後に対応する
FTの内容をユーザに提示する画面をあらわす図であ
る。
【図16】[リモコンきかず]を選択した場合の診断手
順画面をあらわす図である。
【図17】図16の場合に加えて[リモコンで受信音
(ピッ)する]を選択した場合の診断手順画面をあらわ
す図である。
【図18】図16、図17の場合に加えて[サービスS
Wで室外基運転しない]を選択した場合の診断手順画面
をあらわす図である。
【図19】第一の操作例に対する診断結果画面をあらわ
す図である。
【図20】[圧縮機全く動作せず]を選択した場合の診
断手順画面をあらわす図である。
【図21】図20の場合に加えて[室外機自己診断ラン
プ]を選択した場合の診断手順画面をあらわす図であ
る。
【図22】図20、図21の場合に加えて[ピーク電源
カット]を選択した場合の診断手順画面をあらわす図で
ある。
【図23】図20、図21、図22の場合に加えて室外
機自己診断ランプの点灯モードのひとつを選択した場合
の診断手順画面をあらわす図である。
【図24】第二の操作例に対する診断結果画面をあらわ
す図である。
【符号の説明】
1…故障製品、2…電話器、3…ワークステーション、
4…データベースシステム、5…光ディスクシステム、
30…市場品質情報解析システム、31…商用試験シス
テム、32…市場品質情報と試験データをデータとして
持つデータベースシステム、33…ワークステーション
の画面遷移。L1〜L2…伝送線。A1〜A7…データ
のながれを示す矢印。S61…従来例の診断手順画面
(その一)、S62…従来例の診断手順画面(その
二)。151…表示階層表示欄、152…事例件数表示
欄、153…[全体図]の選択領域、154…[回路
図]の選択領域、155…[事例表示]の選択領域、1
56…[診断継続]の選択領域、157…[診断結果]
の選択領域、158…[終了]の選択領域、159…
[冷えず(全く運転しない)]の現象をあらわす領域、
15A…[据付直後]の現象をあらわす領域、15B…
[運転途中]の現象をあらわす領域、15C…[時々]
の現象をあらわす領域、15D…確率をあらわす数値。
161…[据付直後]の現象をあらわす領域、162…
[製品異常]の現象をあらわす領域、163…[据付環
境不適]の現象をあらわす領域、164…確率をあらわ
す数値。C1…[製品]の表示領域、C2…[形式]の
表示領域、C3…[現象]の表示領域。1401…故障
状況の件数、1402…スクロールバー。d1…[故障
内容]の表示欄、d2…[自己診断モード]の表示欄、
d3…[確認内容]の表示欄、d4…[故障原因]の表
示欄。1501…[リモコンきかず]、1502…[圧
縮機全く動作せず]。1601…[リモコンで受信(ピ
ッ)する]、1602…選択された[リモコンきか
ず]。1701…[サービスSWで室外基運転しな
い]、1702…選択された[リモコンきかず]、17
03…選択された[リモコンで受信(ピッ)する]。1
801…[診断結果]コマンド選択欄、1802…選択
された[リモコンきかず]、1803…選択された[リ
モコンで受信(ピッ)する]、1804…選択された
[サービスSWで室外基運転しない]、1805…[パ
ワーモニタ点灯のまま]。1901…現象概略、診断経
緯の表、1902…診断表。2001…[室外機自己診
断ランプ]。2101…室外機自己診断ランプの点灯モ
ードの一態様。2201…[ピーク電源カット]。23
01…[診断結果]コマンド選択欄、2302…選択さ
れた[圧縮機全く動作せず]、2303…選択された
[室外機自己診断ランプ]、2304…選択された[ピ
ーク電源カット]。2401…現象概略、診断経緯の
表、2402…診断表。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下社 貞夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機システムにより、収集された機器
    の故障データを参照することにより故障診断をおこなう
    方法において、前記故障データを携帯用コンピュータで
    前処理をおこない、ホストコンピュータで後処理をおこ
    なうことを特徴とする故障診断方法。
  2. 【請求項2】 計算機システムにより、収集された機器
    の故障データを参照することにより故障診断をおこなう
    方法において、携帯用コンピュータを用いて前記故障デ
    ータの収集または加工をおこない、ホストコンピュータ
    で前記故障データの一元管理をおこなうことを特徴とす
    る故障診断方法。
  3. 【請求項3】 前記機器の故障データが、故障の因果関
    係を表した樹木を構築するためのデータである、故障の
    因果関係を表した樹木を用いて故障診断をおこなう請求
    項1および請求項2記載のいずれかの故障診断方法。
  4. 【請求項4】 収集された機器の故障データを携帯用記
    憶装置に記憶し、該携帯用記憶装置により、前記携帯用
    コンピュータに前記故障データを入力することを特徴と
    する請求項1および請求項2記載のいずれかの故障診断
    方法。
  5. 【請求項5】 前記機器の故障データが、故障の因果関
    係を表した樹木を構築するためのデータである、故障の
    因果関係を表した樹木を用いて故障診断をおこなう請求
    項4記載の故障診断方法。
  6. 【請求項6】 計算機システムにより、故障の因果関係
    を表した樹木を用いて故障診断をおこなう方法におい
    て、前記計算機システムに1個以上の表示装置を有し、
    前記故障の因果関係を表した樹木の各節をカテゴリーに
    分類して、各節に対応する表示項目をグループとして前
    記表示装置に表示することを特徴とする故障診断方法。
  7. 【請求項7】 前記樹木の節に故障原因の確率を有し、
    グループとして表示された前記表示項目を、対応する前
    記樹木の節の確率の高い順に表示することを特徴とする
    請求項6記載の故障診断方法。
  8. 【請求項8】 グループとして表示された前記表示項目
    のなかで、重複する表示項目があった場合に、ひとつの
    表示項目を表示し他は省略することを特徴とする請求項
    6記載の故障診断方法。
  9. 【請求項9】 前記計算機システムに1個以上の表示装
    置と1個以上の入力装置を有し、該入力装置を用いて前
    記表示項目を選択するときに、任意のグループの任意の
    表示項目が選択可能であることを特徴とする請求項6記
    載の故障診断方法。
  10. 【請求項10】 計算機システムにより、故障の因果関
    係を表した樹木を用いて故障診断をおこなう方法におい
    て、前記計算機システムに1個以上の表示装置と1個以
    上の入力装置を有し、該入力装置を用いて前記表示項目
    を選択し、選択された該表示項目に対応する前記樹木の
    節の親の節と子の節に対応する表示項目を前記表示装置
    に表示することを特徴とする請求項6記載の故障診断方
    法。
  11. 【請求項11】 特に、前記選択された表示項目と他の
    表示項目を区別して表示することを特徴とする請求項1
    0記載の故障診断方法。
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