JPH0728781A - 故障修理支援システム - Google Patents

故障修理支援システム

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Publication number
JPH0728781A
JPH0728781A JP17437193A JP17437193A JPH0728781A JP H0728781 A JPH0728781 A JP H0728781A JP 17437193 A JP17437193 A JP 17437193A JP 17437193 A JP17437193 A JP 17437193A JP H0728781 A JPH0728781 A JP H0728781A
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JP
Japan
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handy terminal
failure
central management
management system
storage device
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Pending
Application number
JP17437193A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Tsuyama
努 津山
Kayo Tsunekawa
佳世 恒川
Shigeru Sato
茂 佐藤
Sadao Shimosha
貞夫 下社
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ハンディ・タ−ミナル2は、フォールト・ツ
リーを探索することにより、故障原因の候補を出力装置
に出力する。フォールト・ツリーの各要素は、発生確率
の値を付されており、ハンディ・タ−ミナル・システム
2の、故障原因の候補の通知に応じて、ワークステーシ
ョン3の制御装置は、各要素の発生確率の値を変更す
る。中央管理システム1は、前記ハンディ・タ−ミナル
・システムからの指示に応じて、製品の部品の発注伝票
を作成する。 【効果】 故障原因の候補を表示し、調整・修理などの
手段を表示する。修理のための訪問回数、修理完了まで
の所要時間、修理に要する部品などを低減させることが
できる。フォールト・ツリー中の発生確率の値を更新す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機器の故障の現象から
因果関係を探索し、原因や対策を表示する故障修理支援
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、機器の故障診断について、例え
ば特開平2-161567号公報では画面に故障の因果関係を表
した木を表示し、対話型操作により原因の方向に向かっ
て対象事象を適宜移動させながら診断を行っている。
【0003】従来より行われている診断では、フォール
ト・ツリーを作成し、フォールト・ツリー上の、関係す
る各事象が実際に発生している現象や、製品の状態に該
当するかどうか逐一調査して、故障の原因を、上記フォ
ールト・ツリーの下の階層に向かって探索する。なお。
上記フォールト・ツリーは、設計者等の、該製品に精通
した専門家により作成される。上記専門家は、発生して
いる故障の現象を最上層都市、それに関係する事象を列
挙して、因果関係に応じて、木構造を形成させることに
より、上記フォールト・ツリーを作成する。
【0004】また、特開平4-100167号公報では、通信端
末を用いて診断し、対処方法のマニュアルを出力させる
技術について記載されている。さらに、該公報では、故
障情報や履歴を記憶装置に格納する技術についても記載
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フォールト・
ツリーを探索する上で判断基準の一つとなる、因果関係
の強さを表す、発生確率に関する概念は、上記の従来技
術では考慮されていない。また、確率を診断結果によっ
て更新する手段についても考慮されていない。以上の理
由により、従来の技術では機器の故障診断を行う上で実
用性に欠ける面があった。
【0006】そこで、本発明は、機器の故障の原因を突
き止め、調整・修理などの手段を表示することができ、
修理のための訪問回数、修理完了までの所要時間、修理
に要する部品などを低減させることができる故障修理支
援システムを提供することを目的とする。また、フォー
ルト・ツリー中の発生確率データを更新することができ
る故障修理支援システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、ハンディ・タ−ミナル・システムと中
央管理システムとを有し、該ハンディ・タ−ミナル・シ
ステムは、制御装置および記憶装置を有するハンディ・
タ−ミナルと、出力装置と、伝送制御装置とを備え、上
記中央管理システムは、制御装置および記憶装置を有す
るワ−クステ−ションと、伝送制御装置とを備え、上記
ハンディ・タ−ミナル・システムの伝送制御装置と上記
中央管理システムの伝送制御装置とは、回線によって接
続される故障修理支援システムにおいて、上記中央管理
システムの記憶装置と、上記ハンディ・タ−ミナルの記
憶装置とは、フォールト・ツリーを構成する、故障の外
部現象と、該外部現象に因果関係を有する各要素と、各
要素間の因果関係とを格納する領域を有し、上記ハンデ
ィ・タ−ミナルの制御装置は、上記フォールト・ツリー
を探索することにより、上記フォールト・ツリー内の少
なくとも1の要素を、故障原因の候補として上記出力装
置に出力する手段を有することを特徴とする故障修理支
援システムを提供する。
【0008】また、前記中央管理システムの記憶装置
は、修理および点検のうち少なくともいずれか一方に関
する情報を記述したドキュメント・デ−タを保持し、前
記中央管理システムの制御装置は、前記ハンディ・タ−
ミナル・システムからの指示に応じて、回線を介して、
該ハンディ・タ−ミナル・システムへ上記ドキュメント
・デ−タを送信する手段を有し、前記ハンディ・タ−ミ
ナル・システムの出力装置は、受信した上記ドキュメン
ト・デ−タを出力する手段を有することを特徴とする故
障修理支援システムを提供する。前記ハンディ・タ−ミ
ナル・システムの出力装置は、印書出力する手段を有し
てもよい。
【0009】さらに、前記中央管理システムの記憶装置
に保持された前記フォールト・ツリーの各要素は、発生
確率の値を付されており、前記ハンディ・タ−ミナル・
システムは、故障原因の候補として上記出力装置に出力
された上記フォールト・ツリーの要素を、中央管理シス
テムに通知する手段を有し、前記ワークステーションの
制御装置は、上記通知に応じて、中央管理システムの記
憶装置に保持された前記フォールト・ツリーの各要素に
付された発生確率の値を変更する手段を有することを特
徴とする故障修理支援システムを提供する。
【0010】また、前記中央管理システムは、前記ハン
ディ・タ−ミナル・システムからの指示に応じて、製品
の部品の発注伝票を作成する手段を有し、上記ハンディ
・タ−ミナル・システムは、上記中央管理システムに、
上記発注伝票の作成を指示する手段を有する故障修理支
援システムが提供される。
【0011】
【作用】本発明の故障修理支援システムは、故障診断の
ためのフォールト・ツリーや、点検、修理の内容記述し
たドキュメントを記憶装置内に保持している中央管理シ
ステムと、操作者が携帯することのできるハンディ・タ
ーミナル・システムとを備える。中央管理システムとハ
ンディ・ターミナル・システムとは、通信回線により接
続されており、双方向の情報の授受が可能である。
【0012】本発明の故障修理支援システムは、フォー
ルト・ツリー上で、入力された外部現象の下位に位置す
る要素を表示し、表示した要素からの選択を受け付ける
ことで、フォールト・ツリーの下層に位置する原因と推
定される現象や部品を特定する。また、因果関係の強さ
を表す発生確率を、故障診断のたびに更新することによ
り、中央管理システムに保持されている各要素の発生確
率を、常に適正な値に保つことができる。
【0013】本発明によって、顧客が使用中の機器が故
障発生の際に、その現象から木を探索することにより、
機器の故障の原因を突き止め、調整・修理などの手段を
指示することが可能である。これによって、修理のため
の訪問回数、修理完了までの所要時間、修理に要する部
品などを低減できるため、サービス・コストの低減およ
び製品に対する顧客の信頼度の向上を図ることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。本実施例の故障修理支援システムは、携帯可能な小
型端末(ハンディ・ターミナル・システム)に入力され
た故障の現象に応じて、該小型端末により、推定される
原因部品と対処方法とを提示し、かつ、該部品の在庫状
況や、部品の構造を示す図面などを出力し、さらに、該
部品の発注を受け付けることのできるシステムである。
【0015】本実施例の故障修理支援システムの全体構
成を図1に示す。本実施例のシステムは、中央管理シス
テム1と、少なくとも1つのハンディ・ターミナル・シ
ステム2とを有し、中央管理システム1とハンディ・タ
ーミナル・システム2とは、回線により接続されてい
る。なお、図1には、上記ハンディ・ターミナル・シス
テム2を2つ有する場合の実施例について示している
が、ハンディ・ターミナル・システム2は1つ以上であ
ればいくつ接続されていてもよい。
【0016】中央管理システム1は、ワークステーショ
ン3、外部記憶装置4、伝送制御装置5とを備える。外
部記憶装置4は、故障診断の対象となる製品の情報が保
持されている。また、伝送制御装置5は、通信の制御を
行う。ワークステーション3は、複数のハンディ・ター
ミナル・システム2からの処理要求を同時に受け付け、
要求されたドキュメントデータ、製品型番別部品番号デ
ータ、および、部品在庫データを外部記憶装置4から取
り出し、伝送制御装置5aを介して、該要求を行ったハ
ンディ・ターミナル・システム2に伝送する。また、ワ
ークステーション3は、タッチパネルになっている表示
画面を有し、入出力を受け付けることができる。
【0017】ハンディ・ターミナル・システム2は、ハ
ンディ・ターミナル6、印書出力装置7、および、伝送
制御装置5bを備える。伝送制御装置5bは、通信の制
御を行う。印書出力装置7は、受信した情報を出力する
ファクシミリとしての機能と、ハンディ・ターミナル6
の作成した情報を出力するプリンタとしての機能とを有
する。なお、本実施例では、共用の出力装置によりファ
クシミリとプリンタとの機能を実現しているが、それぞ
れ別個のファクシミリ装置とプリンタ装置とを備えても
よい。また、上記の印書出力装置以外に、上記の情報を
画像出力する画像出力装置を備えてもよい。
【0018】ハンディ・ターミナル6の構成を図18に
示す。ハンディ・ターミナル6は、中央処理装置8と、
内部記憶装置9と、外部記憶装置10と、入出力装置1
2とを有する。本実施例では、外部記憶装置10は、C
D−ROMやICカード読み取り装置を備える。また、
入出力装置12は、表示画面を有する。本実施例では、
該表示画面はタッチパネルになっており、該画面のあら
かじめ定義された領域を押圧することにより、該領域に
定義付けられた情報を入力することができる。なお、入
力方法はこれに限られない。マウスによる入力や、キー
ボードによる入力など、他の入力方法を用いてもよく、
また、これらを併用してもよい。
【0019】上記ハンディ・ターミナル6は、故障の現
象の入力をけ付け、該現象の原因を、上記フォールト・
ツリーの探索により推定し、対処方法を提示する。さら
に、上記ハンディ・ターミナル6は、操作者の要求に応
じて、原因となった部品の構造図や対処方法などに関す
るドキュメント・データ、製品型別部品番号データ、部
品在庫データを伝送制御装置を介して中央管理システム
から入力する。さらに、操作者の要求に応じて、中央管
理システムに、外部品の発注指示を送る。
【0020】ここで、ハンディ・ターミナル6の処理の
流れを説明する。まず、本実施例のシステムは、現象の
解析を行うため、操作者による入力を受け付ける。該処
理を図2を用いて説明する。
【0021】ハンディ・ターミナル6は、入出力装置1
2を介して、まず最初に、顧客名、電話番号、ファクシ
ミリ番号の入力を受け付け、さらに、診断の初期条件
(図2の21に図示)として、故障した製品の名称およ
びの形式の入力を受け付ける。次に、ハンディ・ターミ
ナル6は、上記入力された製品の主仕様を表示し、故障
の現象の入力を受け付ける。
【0022】ハンディ・ターミナル6は、入力された初
期条件に対応する因果関係を、外部記憶装置10から内
部記憶装置9に読み込む。この場合、因果関係は、入力
された故障現象(例えば、「冷えず」という現象)を頂
点としたツリー構造(図2の22に図示)で表現され
る。なお、ここで表示されるツリーは、図5に示すよう
に、「冷えず」という故障の現象を頂点としたフォール
ト・ツリーであり、故障の現象や、原因、対処方法を表
す節点(表示画面では、矩形50で表されている)と、
節点を結ぶ線51とからなる。節点を結ぶ線51は、因
果関係を表しており、節点50は、下位(右方向)のも
のほど機器の内部に立ち入った細かい事象となってい
る。下位から2番目の階層52には、直接原因となる事
象を表す要素が属しており、最下位の階層53には各原
因に対応した処置となる事象を表す要素が属している。
また、各要素には、該要素の確率が付されている。
【0023】さらに、ハンディ・ターミナル6は、操作
者による上記ツリーの節点の選択を受け付ける。本実施
例では、表示画面はタッチパネルになっており、ペンな
どにより表示画面上の、選択を所望する節点が表示され
た領域を押圧することにより、選択の入力がなされる。
【0024】上記「冷えず」を頂点とするツリーにおい
て、例えば、発生している故障が、「運転途中」に発生
した場合、操作者は、「運転途中」の接点を選択する。
この節点の選択により、ハンディ・ターミナル6の探索
の対象は、選択された節点(詳細な現象、上記の例では
「運転途中」)を頂点としたツリーとなる(図2の23
に図示)。このように、ツリー内の節点の選択を受け付
け、探索対象を選択された節点を頂点とするツリーとす
ることで、より確率の高い故障原因を求めることができ
る。また、ハンディ・ターミナル6は、選択に従って、
内部記憶装置9内に保持されたツリーを更新する。各節
点に付随する確率が、上記の故障の発生により変化した
からである。
【0025】なお、ハンディ・ターミナル6は、入出力
装置12を介して、表示された節点の内容に関する情報
を表示する指示を受け付けることができる。この指示を
受けたハンディ・ターミナル6は、中央管理システム
に、上記情報を要求し、中央管理システムから送信され
た情報を出力する。なお、出力は、表示画面に行うこと
もでき、印書出力装置7から出力させることもできる。
上記情報には、処置方法(図2の24に図示)や、回路
図(図2の25に図示)などがある。このような機能に
より、操作者は、ツリーの頂点に接続される下位の複数
の候補のうちどれが成立しているか(どの節点を選択す
べきか)が容易に判定できない場合であっても、該候補
に関係するドキュメントを出力させ、該ドキュメントを
もとに、選択の判断を行うことができる。
【0026】上記の、節点の選択およびツリーの表示の
反復(ツリーの探索)により求められた診断結果を表示
する画面を図3に示す。まず、ハンディ・ターミナル6
は、入出力装置12の表示画面に、探索したツリーの最
下層から2番目の階層の節点に登録されている要素(直
接原因となった部品)を、発生確率の高い順に、表示さ
せる(図3の31に図示)。この時、初期条件として入
力された製品の形式および故障の現象も表示させる。さ
らに、ハンディ・ターミナル6は、入出力装置12を介
して、点検方法を表示させる部品の入力や、処置方法を
表示させる部品の入力を受け付ける。
【0027】上記の点検方法を表示させる部品の入力が
あった場合、ハンディ・ターミナル6は、入力された部
品に関する点検方法を中央管理システム1に問い合わ
せ、得られた点検方法のドキュメントを表示画面に表示
する(図3の32に図示)。処置方法を表示させる部品
の入力があった場合、ハンディ・ターミナル6は、入力
された部品に関する処置方法を中央管理システム1に問
い合わせ、得られた処置方法に関するドキュメントを表
示画面に表示する(図3の33に図示)。
【0028】次に、本実施例で故障の診断支援に用いら
れるツリーおよびツリーの探索方法について説明する。
本実施例は、上述したように、故障の因果関係を表した
フォールト・ツリーを、操作者の選択に応じて探索する
ことにより、より確率の高い故障原因を表示する。
【0029】上記のフォールト・ツリーの例として、エ
アコン(製品の形式をA001とする)のフォールト・
ツリーの全体構成を示したフォールト・ツリーの一部を
図4に示す。ツリーは、構造、制御方法、機能、電源の
種類により分岐し、さらに故障現象ごとに、故障の事象
(詳細な現象、原因部品、対処方法を含む)を節点とし
て有するツリーを形成している。なお、図4に示す例で
は、ツリーは、まず、構造がセパレート型であるか一体
型であるか(分岐点41)、制御の方法がインバータで
あるか一定速であるか(分岐点42)、機能は冷房暖房
兼用か冷房専用か(分岐点43)、電源は100Vか単相20
0Vか3相200Vか(分岐点44)、で逐次分岐し、さら
に、故障の現象を表す層、故障の原因を表す層へと分岐
している(ツリー45)。
【0030】上記の故障の現象、原因、対処方法を表す
階層部分(ツリー45)は、図5に「冷えず」という故
障の現象を頂点とした例で示すように、下位(右方向)
の階層に表現された節点50ほど機器の内部に立ち入っ
た細かい事象となっており、さらに、原因や、対処方法
も節点に含まれている。さらに、各節点には、該節点の
表現する事象の発生確率も登録されている。
【0031】本実施例では、図6に示すデータ構造を中
央管理装置1の外部記憶装置4に保持することにより、
上記のフォールト・ツリーを実現している。フォールト
・外部記憶装置4は、FTA(Fault Tree Analysis)
形式テーブル61と、FTAデータ管理テーブル62
と、構造定義テーブル63と、要素別データテーブル6
4と、テスト手順テーブル65と、処置部品テーブル6
6と、FTA現象変換テーブル67と、事例変換テーブ
ル68とを有する。
【0032】FTA形式テーブル61には、製品の形式
格納領域611と、作成コード格納領域612とが設け
られており、それぞれ、製品の形式と、該製品の対応す
るFTAデータ管理テーブル62内の項目を示す作成コ
ードが保持されている。
【0033】FTAデータ管理テーブル62には、上記
FTA形式テーブル61に記録されている製品の形式と
の対応関係を表すための作成コードを保持する作成コー
ド格納領域621と、故障の外部現象を保持する外部現
象格納領域622と、該外部現象ごとに付されたFTA
番号を格納するFTA番号格納領域623とを有する。
【0034】構造定義テーブル63と、要素別データテ
ーブル64と、テスト手順テーブル65と、処置部品テ
ーブル66とは、上記FTA番号毎に備えられている。
フォールトツリー上で、該FTA番号の対応する外部現
象の下位の階層の節点に表現される要素(現象、原因部
品、対処方法)は、要素別データテーブル64で管理さ
れている。要素別データテーブル64は、各要素に付さ
れた番号、該要素に関するドキュメントの検索に使用さ
れる図形番号、該要素の表す現象の名称、該現象の発生
確率を有する。
【0035】要素の親子関係は、構造定義テーブル63
で管理されており、各要素の親に当たる要素の番号およ
び子に当たる要素の番号、子の要素の数が登録されてい
る。また、要素に対応したテスト方法、および、該要素
が原因だった場合の対処方法は、テスト手順テーブル6
5に登録されている。さらに、要素が部品を表す場合
は、該要素の要素番号に対応する部品名、部品番号、価
格、在庫量が、処置番号テーブル66に登録されてい
る。
【0036】さらに、現象コードと現象名との対応関係
が、FTA現象変換テーブル67に登録されている。ま
た、現象に対応する事例を表示するための事例管理番号
などが、現象コードに対応して、事例管理テーブル68
に保持されている。
【0037】本実施例の故障修理支援システムの処理の
流れを以下に述べる。まず、中央管理システム1は、故
障した製品の種類、型番、故障現象、顧客名、住所等の
入力を受け付ける。ハンディ・ターミナル・システム2
の入出力装置12がこれらの情報の入力を受け付けた場
合は、回線11を介して中央管理システム1のワークス
テーション3に該情報を通知する。中央管理システム1
のワークステーション3が直接入力を受け付けることも
できる。ハンディ・ターミナル・システム2が入力を受
け付けた場合は、ワークステーション3は、回線を介し
て通知された情報を、ワークステーション3の表示画面
に表示することができる。
【0038】次に、操作者の指示に応じて、中央管理シ
ステム1の外部記憶装置4に保持されている顧客毎の情
報と故障の因果関係の記述されているフォールト・ツリ
ーとをハンディ・ターミナル・システム2の記憶装置1
0内に格納する。操作者は、上記の情報を保持したハン
ディ・ターミナル・システム2を用いて故障の診断およ
び対処を行う。なお、ハンディ・ターミナル・システム
2は、小型の装置なので、操作者が持ち運ぶことがで
き、故障の発生した現地へ赴く際、携帯することができ
る。
【0039】操作者は、ハンディ・ターミナル・システ
ム2に故障した製品の種類、型番および故障の現象を入
力することにより、ハンディ・ターミナル・システム2
に故障の原因の推定を行わせることができる。診断の対
象となる故障修理の依頼元71、製品名72、製品の形
式73を指定する画面を図7に示す。
【0040】図7に示すように、画面70には、入力対
象のメニュー75が表示され、該メニュー内の、入力情
報が定義された領域を押圧することにより、入力を行う
ことができる。なお、図7では、例として製品名72の
入力を行う際に表示されるメニューを示した。本実施例
では、入力はメニューの選択により行われるが、キーボ
ードからの文字データの入力により行われるようにして
もよい。
【0041】ハンディ・ターミナル・システム2は、図
7の画面70により製品の種類、型番を指定されると、
その製品の主仕様を表示する画面を表示する。該画面を
図8に示す。該画面により、操作者は、故障修理の対象
である製品の基本的な知識を得ることができる。
【0042】さらに、ハンディ・ターミナル・システム
2は、故障現象の入力を受け付けるため、故障現象入力
画面を表示する。該画面を図9に示す。故障現象入力画
面90は、故障現象の候補の列挙されたメニュー91を
有し、ハンディ・ターミナル・システム2は、該故障現
象の候補の選択を受け付ける。さらに、故障現象入力画
面90は診断指示入力領域92を有する。
【0043】診断指示入力領域92の押圧により、診断
の開始が指示されると、ハンディ・ターミナル・システ
ム2は、画面70において入力された製品の種類、型番
における、故障現象入力画面90において選択された故
障現象(例えば「冷暖房不良」)を頂点とするツリーを
探索し、該現象の下位の節点(詳細な故障現象)を候補
として表示する。該画面を図10に示す。詳細現象指定
画面100は、故障の詳細な現象の候補が列挙され、各
候補ごとに点検結果(正常:OK(101)、異常:N
G(102))の入力を受け付けられるようになってい
る。
【0044】詳細な故障の現象が指定されると、ハンデ
ィ・ターミナル・システム2は、因果関係の探索を進め
るため、確認内容表示画面を表示する。該画面を図11
に示す。確認内容表示画面110には、上記選択された
詳細現象の下位の節点が、確認すべき事象として表示さ
れる。ハンディ・ターミナル・システム2は、操作者に
よる確認され、該当するとされた項目の指定を受け付け
る。
【0045】上記の指定を受けたハンディ・ターミナル
・システム2は、故障原因の候補を表示する。該表示画
面を図12に示す。原因候補表示画面120には、上記
指定された確認事象121、および、該事象のの下位の
節点(原因の候補)122が表示される。
【0046】ハンディ・ターミナル・システム2は、入
力された故障の原因の候補である部品を、ツリーを探索
することで検出し、出力する。候補が複数存在する場
合、操作者は、故障の発生した機器の、原因の候補とな
っている各部品を点検することにより真の原因を突き止
めることができる。
【0047】この際、操作者は、ハンディ・ターミナル
・システム2に対して、点検方法の出力を指示すること
ができる。詳細現象指定画面100、確認内容表示画面
110、および原因候補表示画面120は、点検事例表
示指示領域103を有する。該領域103の押圧により
点検方法の出力を指示されたハンディ・ターミナル・シ
ステム2は、中央管理システム1に各候補の点検方法を
表すドキュメントを検索する指示を送信する。中央管理
システム1は、テスト手順テーブル65内に保持された
テスト方法に関する情報を基に、得られたドキュメント
の内容をハンディ・ターミナル・システム2に送信す
る。ハンディ・ターミナル・システム2は、送信された
内容を印書装置7から出力する。本実施例のシステムに
よれば、操作者は、候補となっている各部品等の点検方
法をあらかじめ知っていなくても、各部品等を点検する
ことができる。
【0048】詳細現象指定画面100、確認内容表示画
面110、および原因候補表示画面120は、いずれ
も、結果表示指示領域104を有する。結果表示指示領
域104の押圧により診断結果の出力を指示されたハン
ディ・ターミナル・システム2は、その時点で入力され
ている情報をもとに、判明している原因の候補を表示す
る診断結果表示画面を出力する。診断結果表示画面を図
13に示す。
【0049】診断結果表示画面130は、診断対象の製
品の型式を表示する領域131と、入力された故障の外
部現象を表示する領域132とを有する。さらに、該画
面130は、原因の候補である部品を、確率(要素別デ
ータテーブル64に保持されている)の高い順に表示す
る原因表示領域133を有する。原因表示領域は、部品
名表示領域134と、部品番号表示領域135と、処置
方法表示領域136と、価格表示領域137とを有す
る。なお、処置方法表示領域136には、表示された部
品に対応してテスト手順テーブル内に保持されている対
処方法が表示される。対処方法表示領域136内に表示
されている「交」は交換を、「点修」は点検修理を表し
ている。また、本実施例では、処置方法が交換の場合、
価格表示領域137には、処置部品テーブル66に保持
されている該部品の価格が100円単位で表示される。
【0050】さらに、上記画面130は、点検方法また
は処置方法を表示させるための方法表示指示領域138
を有する。該領域138の押圧を受けたハンディ・ター
ミナル・システム2は、指定された部品名に対応する処
置方法表示領域136の表示内容に応じて、点検方法ま
たは対処方法を印書出力装置7から出力する。なお、出
力され内容は、ハンディ・ターミナル・システム2から
要求を受けた中央管理システム1より送信されたもので
ある。上記領域138の押圧を受けたハンディ・ターミ
ナル・システム2の表示するドキュメント種別指定画面
を図14に示す。
【0051】ドキュメント種別指定画面140は、中央
管理システム1の外部記憶装置4に蓄積されているドキ
ュメント・デ−タを検索するために、出力を要求するド
キュメントの種別の指定を受け付ける画面である。該画
面140には、外部記憶装置4に保持されているドキュ
メントの種別が列挙されている。
【0052】上記画面140に列挙されたドキュメント
種別のうち、故障事例が選択された場合、ハンディ・タ
ーミナル・システム2は、入力された製品の型番と故障
の現象とに該当する故障の現象と製品の型式との組み合
わせを表示し、表示させるものの指定を受け付ける。該
表示画面を図15に示す。操作者による指定を受け付け
ると、ハンディ・ターミナル・システム2は、指定され
た項目に関するドキュメント・デ−タとして、中央管理
システム1の外部記憶装置4に登録されている事例を表
示する。
【0053】ドキュメント種別指定画面140に列挙さ
れたドキュメント種別のうち、取扱説明据付説明が選択
された場合、ハンディ・ターミナル・システム2は、入
力された製品の型番に該当するものの目次を表示し、表
示させるものの指定を受け付ける。該表示画面を16に
示す。参照を要求する分書の項目が指定されると、ハン
ディ・ターミナル・システム2は、指定された項目に関
するドキュメント・デ−タとして、中央管理システム1
の外部記憶装置4に登録されている取扱説明または据付
説明が表示される。
【0054】本実施例のシステムは、さらに、入力され
た部品の名称と診断の対象である製品の型番に応じて、
処置方法を表すドキュメントと部品番号とを出力するこ
とができる。操作者がハンディ・ターミナル・システム
2に対処方法と部品番号との出力を指示すると、ハンデ
ィ・ターミナル・システム2は、それらの情報を中央管
理システム1に要求する。中央管理システム1は、入力
された製品の型番と部品名とを基に、部品番号と処置方
法のドキュメントとを検索し、検索により得られたそれ
らの情報をハンディ・ターミナル・システム2に送信す
る。ハンディ・ターミナル・システム2は、処置方法の
ドキュメントについては、印書出力装置に出力し、部品
番号は文字情報として内部記憶装置に保持する。
【0055】なお、本実施例のシステムでは、ハンディ
・ターミナル・システム2を介して、中央管理システム
1に部品の発注を指示することもできる。部品の発注を
指示された中央管理システム1は、注文伝票を発行す
る。これにより、修理の現場から容易に注文を行うこと
ができ、修理作業の担当者に早期に部品を届けることが
できる。また、中央管理システムの外部記憶装置4の処
置部品テーブル66には、部品の在庫状況の情報が保持
されており、該部品の在庫がない場合でも、早期に工場
からの取り寄せなどを指示することができる。
【0056】また、本実施例のシステムでは、故障の診
断が終了するたびに、因果関係のツリーに記録されてい
る各節点の確率のデータが更新される。中央管理システ
ム1の行う、発生確率更新の処理をPAD(Problem Ana
lysis Diagram)図として図17に示す。なお、ここで
は、故障の診断により原因の候補とされた部品が1種の
場合の処理について説明する。
【0057】中央管理システム1のワークステーション
3の制御装置は、診断処理により原因とされた要素の要
素番号と階層値(親の要素の数)とを得る(ステップ1
701)。次に、制御装置は、更新処理を、親が無くな
るまで繰り返した(ステップ1702)のち、処理を終
了する(ステップ1703)。
【0058】上記更新処理は、次の手順により行われ
る。まず、制御装置は、処理対象の要素の親の要素番
号、子の要素番号、子の数を、構造定義テーブル63よ
り求める(ステップ1704)。次に、制御装置は、要
素別データテーブル64内に四時されている確率データ
の更新処理を行う(ステップ1705)。確率データの
更新処理には、処理対象の要素の確率データの更新(ス
テップ1707)と、子の要素の確率データの更新(ス
テップ1708)とが含まれる。最後に、制御装置は、
処理対象の要素番号を、現在の処理対象の要素番号か
ら、親の要素番号に入れ替える(ステップ1706)。
上記の手順を繰り返すことにより、確率データの更新を
行うことができる。
【0059】なお、処理対象の要素の確率データの更新
(ステップ1707)は、確率データの読み取り処理
(ステップ1709)と、確率データの更新処理(ステ
ップ1710)とを含む。読み取り処理(ステップ17
09)は、処理対象の要素番号を有する構造定義テーブ
ル63内の行の添字を求め(ステップ1711)、該添
字から、要素別データテーブル64内の、処理対象の要
素の行の添字を求め(ステップ1712)、該行内に保
持されている確率の値を求める(ステップ1713)処
理である。また、更新処理(ステップ1710)は、上
記の読み取り処理(ステップ1709)により検出され
た、更新しようとする確率の値の格納領域に、計算によ
り求められた新たな確率の値を格納する(ステップ17
14)処理である。新たな確率の値は、現在の確率の値
に1を加え、100倍したものを101で割ることによ
り求める(ステップ1714)。
【0060】子の要素の確率データの更新(ステップ1
708)は、確率データの読み取り処理(ステップ17
15)と、確率データの更新処理(ステップ1716)
とを含む。読み取り処理(ステップ1715)は、処理
対象の要素の子の要素の要素番号を有する構造定義テー
ブル63内の行の添字を求め(ステップ1717)、該
添字から、要素別データテーブル64内の、上記子の要
素の行の添字を求め(ステップ1718)、該行内に保
持されている確率の値を求める(ステップ1719)処
理である。また、更新処理(ステップ1716)は、上
記の読み取り処理(ステップ1715)により検出され
た、更新しようとする確率の値の格納領域に、ステップ
1714と同様の計算方法(ステップ1720)により
求められた新たな確率の値を格納する(ステップ171
6)処理である。
【0061】なお、故障の原因の候補が1種にしぼれな
かった場合は、ステップ1714およびステップ172
0において、現在の確率の値に加える値を1/nとする
こともできる。ここで、nは原因の候補の数である。
【0062】さらに、中央管理システム1は、ハンディ
・ターミナル・システム2を介して、操作者よりの、対
象製品の種類、型番、故障現象、診断経緯、診断結果、
および、作業完了状況あるいは作業途中状況の入力を受
け付けることができる。中央管理システム1は、上記伝
送内容を作業実績として登録する。また、修理作業が完
了しなかったものは、翌日以降の作業指示リストに組み
入れる。上記作業実績の登録内容や、作業指示リスト
は、作業の管理に用いられる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、顧客が使用中の機器が
故障発生の際に、その現象からフォールト・ツリーの節
点を逐次表示し、選択を受け付けることにより、機器の
故障の原因を突き止め、調整・修理などの手段を表示す
ることができる。このため、修理のための訪問回数、修
理完了までの所要時間、修理に要する部品などを低減さ
せることができる。
【0064】さらに、本実施例によれば、故障診断のた
びに、該故障の原因に応じて、上記フォールト・ツリー
の節点に付されている発生確率を更新することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の故障修理支援システムのハードウエ
ア構成図である。
【図2】 故障診断の最のツリーの探索中に出力される
表示画面の例を示す説明図である。
【図3】 故障診断終了時に出力される表示画面の例を
示す説明図である。
【図4】 フォールト・ツリーの例を示す説明図であ
る。
【図5】 フォールト・ツリーのうち、1つの故障現象
を頂点とする一部を示す説明図である。
【図6】 フォールト・ツリーのデータ構造を示す説明
図である。
【図7】 修理依頼元および製品の種類の入力画面を示
す説明図である。
【図8】 製品の主仕様を表示する画面を示す説明図で
ある。
【図9】 故障現象入力画面を示す説明図である。
【図10】 詳細現象指定画面を示す説明図である。
【図11】 確認内容表示画面を示す説明図である。
【図12】 原因候補表示画面を示す説明図である。
【図13】 診断結果表示画面を示す説明図である。
【図14】 ドキュメント種別指定画面を示す説明図で
ある。
【図15】 出力させる故障事例のドキュメントを選択
させるための表示画面を示す説明図である。
【図16】 出力させる取扱説明または据付説明のドキ
ュメントを選択させるための表示画面を示す説明図であ
る。
【図17】 確率の値を更新する際の処理を示す流れ図
である。
【図18】 ハンディ・ターミナルのハードウエア構成
図である。
【符号の説明】
1:中央管理装置、 2:ハンディ・ターミナル・シス
テム、 3:ワークステーション、 4:中央管理装置
の外部記憶装置、 5a、5b:伝送制御装置、 6:
ハンディ・ターミナル、 7:印書出力装置、 8:ハ
ンディ・ターミナルの中央処理装置、 9:ハンディ・
ターミナルの内部記憶装置、 10:ハンディ・ターミ
ナルの外部記憶装置、 10a:CD−ROM、 10
b:ICカード読み取り装置、 11:回線、 12:
入出力装置、 31:診断結果表示画面、 32:点検
方法表示画面、 33:処置方法表示画面、41:構造
の分岐点、 42:制御方法の分岐点、 43:機能の
分岐点、 44:電源の分岐点、 45:故障現象を頂
点とするツリーの階層、 50:節点を表す矩形、5
1:因果関係を表す線、 52:故障の直接原因を表す
階層、 53:対処方法を表す階層、 61:FTA形
式テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下社 貞夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンディ・タ−ミナル・システムと中央管
    理システムとを有し、該ハンディ・タ−ミナル・システ
    ムは、制御装置および記憶装置を有するハンディ・タ−
    ミナルと、出力装置と、伝送制御装置とを備え、上記中
    央管理システムは、制御装置および記憶装置を有するワ
    −クステ−ションと、伝送制御装置とを備え、上記ハン
    ディ・タ−ミナル・システムの伝送制御装置と上記中央
    管理システムの伝送制御装置とは、回線によって接続さ
    れる故障修理支援システムにおいて、 上記中央管理システムの記憶装置と、上記ハンディ・タ
    −ミナルの記憶装置とは、 フォールト・ツリーを構成する、故障の外部現象と、該
    外部現象に因果関係を有する各要素と、各要素間の因果
    関係とを格納する領域を有し、 上記ハンディ・タ−ミナルの制御装置は、上記フォール
    ト・ツリーを探索することにより、上記フォールト・ツ
    リー内の少なくとも1の要素を、故障原因の候補として
    上記出力装置に出力する手段を有することを特徴とする
    故障修理支援システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記中央管理システムの記憶装置は、修理および点検の
    うち少なくともいずれか一方に関する情報を記述したド
    キュメント・デ−タを保持し、 前記中央管理システムの制御装置は、前記ハンディ・タ
    −ミナル・システムからの指示に応じて、回線を介し
    て、該ハンディ・タ−ミナル・システムへ上記ドキュメ
    ント・デ−タを送信する手段を有し、 前記ハンディ・タ−ミナル・システムの出力装置は、受
    信した上記ドキュメント・デ−タを出力する手段を有す
    ることを特徴とする故障修理支援システム。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記ハンディ・タ−ミナル・システムの出力装置は、印
    書出力する手段を有すること特徴とする故障修理支援シ
    ステム。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記中央管理システムの記憶装置に保持された前記フォ
    ールト・ツリーの各要素は、発生確率の値を付されてお
    り、 前記ハンディ・タ−ミナル・システムは、故障原因の候
    補として上記出力装置に出力された上記フォールト・ツ
    リーの要素を、中央管理システムに通知する手段を有
    し、 前記ワークステーションの制御装置は、上記通知に応じ
    て、中央管理システムの記憶装置に保持された前記フォ
    ールト・ツリーの各要素に付された発生確率の値を変更
    する手段を有することを特徴とする故障修理支援システ
    ム。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記ハンディ・タ−ミナルの記憶装置に保持された前記
    フォールト・ツリーの各要素は、発生確率の値を付され
    ており、 上記ハンディ・タ−ミナルの制御装置は、前記フォール
    ト・ツリー内の要素に、上記発生確率の値を付して出力
    することを特徴とする故障修理支援システム。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記ハンディ・タ−ミナル・システムは、前記中央管理
    システムに、製品の部品の発注伝票の作成を指示する手
    段を有し、 前記中央管理システムは、上記ハンディ・タ−ミナル・
    システムからの指示に応じて、発注伝票を作成する手段
    を有する故障修理支援システム。
  7. 【請求項7】請求項3において、 前記ハンディ・タ−ミナル・システムの出力装置は、フ
    ァクシミリ装置であること特徴とする故障修理支援シス
    テム。
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