JP3171305B2 - 自動検針システムにおける自動通報装置 - Google Patents

自動検針システムにおける自動通報装置

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JP3171305B2
JP3171305B2 JP12249695A JP12249695A JP3171305B2 JP 3171305 B2 JP3171305 B2 JP 3171305B2 JP 12249695 A JP12249695 A JP 12249695A JP 12249695 A JP12249695 A JP 12249695A JP 3171305 B2 JP3171305 B2 JP 3171305B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線を介して情報
センタに接続されるとともに複数のマイコン付きガスメ
ータが接続され、各ガスメータによって検針したガス使
用量を通信回線を介して情報センタに通報する自動検針
システムにおける自動通報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動検針システムとして
は、図12に示すように、電話回線DLを介して情報セ
ンタSに接続された1つの自動通報装置ATに1つのガ
スメータGを信号線Lによって接続したものが一般的で
あるが、このようなシステムにおいて、ガスメータと自
動通報装置との間の結線の異常やガスメータ自身の異常
をチェックするには、図13に示すような通信プロトコ
ルによるテスト機能によって確認することが行われる。
【0003】すなわち、自動通報装置ATに設けた図示
しないテストスイッチをオン操作すると、自動通報装置
ATからガスメータGに対して信号線Lを介してデータ
要求を送出し、このデータ要求に応じてガスメータGが
データ応答を送出する。このデータ応答を受けた自動通
報装置ATは情報センタSの電話番号を自動ダイヤリン
グする。この自動ダイヤリングにより電話回線DLを介
して情報センタSと接続されると、自動通報装置ATか
ら情報センタSに通信の開始を通知する。自動通報装置
ATから通信の開始を受信した情報センタSは自動通報
装置ATに対して応答を送出し、この応答に応じて自動
通報装置ATは情報センタSに対してデータを送信し、
このデータを受信した情報センタSは自動通報装置AT
に応答を送出することによって一連の通報動作が完了す
る。通報動作を完了した自動通報装置ATは情報センタ
Sに対して回線を断する旨の連絡を行い、またこの連絡
を受けた情報センタS自身も回線の断を自動通報装置A
Tに対して連絡することにより、接続されていた回線の
断を行う。
【0004】なお、情報センタSでは、上記通信により
自動通報装置ATからIDを付されて通報されてくる電
文を受信すると、顧客マスタを検索し、検索できたデー
タより顧客名、住所等をCRT画面上に出力するように
なるので、その結果を設置場所に連絡することができ
る。
【0005】上述のように1つのガスメータのみが接続
されるようになされた自動通報装置では、集合住宅に自
動通報装置を設置する場合、各戸に設置されるガスメー
タ毎に自動通報装置を設置しなければならなくなり、そ
の分自動通報装置や電話回線の数も増えるので設置費用
上好ましくない。
【0006】そこで、図14に示すように、1つの自動
通報装置ATに複数のガスメータG 1 〜Gn が信号線L
1 〜Ln を介して接続されるようにすれば、1つの電話
回線DLで複数のガスメータG1 〜Gn の検針値を情報
センタSに通報することのできる自動検針システムを構
成することができる。しかし、この自動検針システムの
自動通報装置ATには、複数のガスメータG1 〜Gn
テストする機能がない。このため、各ガスメータとの結
線の異常及びガスメータ自体の異常をチェックするに当
たっては、従来と同様の考え方に基づいてシステムを構
成すると、通報はガスメータの発呼によってのみ可能で
あるため、ガスメータの数量分の通報回数が必要であ
る。
【0007】すなわち、図15に示すような通信プロト
コルによるテスト機能によって、各ガスメータとの結線
の異常及びガスメータ自身の異常のチェックが行われ
る。先ず、ガスメータG1 における発呼事象の発生によ
りガスメータG1 から自動通報装置ATに対して信号線
Lを介して起動要求が送出される。この起動要求に応じ
て自動通報装置ATがガスメータG1 に対してデータ要
求1を送出する。このデータ要求に応じてガスメータG
1 が自動通報装置ATに対してデータ応答を送出するの
で、自動通報装置ATはガスメータG1 からのデータを
収集できる。
【0008】以後、自動通報装置ATは上述のような手
順でガスメータG2 以降のガスメータからのデータを収
集し、最後にガスメータGn からのデータを収集したと
ころで次の動作に移る。すなわち、自動通報装置ATは
情報センターの電話番号を自動ダイヤリングすると、こ
れに応じて電話回線を介して情報センタと接続され、こ
の回線接続の後、自動通報装置ATから情報センタに通
信の開始を通知する。自動通報装置ATから通信の開始
を受信した情報センタは自動通報装置に対して応答を送
出し、この応答に応じて自動通報装置ATは情報センタ
に対してガスメータG1 〜Gn から収集したデータを送
信し、このデータを受信した情報センタは自動通報装置
ATに応答を送出することによって一連の通報動作が完
了する。通報動作を完了した自動通報装置ATは情報セ
ンタに回線を断する旨の連絡を行い、またこの連絡を受
けた情報センタは自身も回線の断を自動通報装置ATに
連絡を行うことにより、接続されていた回線の断を行
う。
【0009】なお、情報センタでは、自動通報装置AT
からIDを付されて通報されてくる電文を受信すると、
顧客マスタを検索し、検索できたデータより顧客名、住
所等がCRT画面上に出力されるようになるので、その
結果を設置場所に連絡することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように複数のマ
イコン付きガスメータが接続された従来の自動通報装置
では、ガスメータの異常をチェックするためにガスメー
タに発呼事象を発生させ、n個のガスメータとの通信を
行う必要がある。また、ガスメータの異常チェックの開
始は手動によるものでかつ終了まで時間がかかる。しか
も、ガスメータの異常は情報センタ側でしか分からない
ので、情報センタから設置場所に連絡するための人手が
必要であるなどの問題があった。
【0011】更に、自動通報装置にガスメータの接続さ
れていない端子があっても、情報センタ側ではこれを認
識することができないので、異常チェックをやり忘れた
ガスメータとの区別がつかないという問題もある。
【0012】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、ガスメータとの結線の異常及びガスメータ自身の
異常を短い時間の通信により自動的にチェックし、しか
もその結果を情報センタ側の人が介在することなく設置
場所にて確認できるようにした自動検針システムにおけ
る自動通報装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明により成された自動検針システムにおける自動通
報装置は、図1の基本構成図に示すように、通信機能を
有する複数のガスメータ311 〜31n の検針値を1つ
の通信回線2,4で情報センタ1に通報できるようにし
た自動検針システムであって、リセットスイッチと、テ
ストスイッチ307aと、電源の投入又は前記リセット
スイッチの操作に応じて前記複数のガスメータとの通信
を順次行い、各ガスメータとの結線の異常及び各ガスメ
ータ自体の異常をチェックし、その結果を格納するガス
メータ検査手段301a−1と、該ガスメータ検査手段
による検査結果を表示する表示手段310と、前記テス
トスイッチの操作に応じて前記複数のガスメータのうち
の特定の1つに対してデータ要求を行い、該データ要求
に応じて送出されてくるデータ応答に応じて前記情報セ
ンタの電話番号を自動ダイヤリングし、前記情報センタ
との間の通信回線としての電話回線を確保し、該電話回
線を介して接続された前記情報センタに対してデータを
送出して情報センタとの間の通信回線を検査する回線検
査手段301a−2と、を備えることを特徴としてい
る。
【0014】本発明により成された自動検針システムに
おける自動通報装置は、図1の基本構成図に示すよう
に、通信機能を有する複数のガスメータの検針値を1つ
の通信回線で情報センタに通報できるようにした自動検
針システムであって、電源の投入に応じて前記複数のガ
スメータとの通信を順次行い、各ガスメータとの結線の
異常及び各ガスメータ自体の異常をチェックし、その結
果を格納するガスメータ検査手段301a−1と、該ガ
スメータ検査手段による検査結果を表示する表示手段3
10と、前記複数のガスメータが接続されうる複数の端
子TA1 〜TAnと、前記複数の端子のうち前記ガスメ
ータが接続されている端子に関する情報を設定する端子
情報設定手段308とを更に備え、前記ガスメータ検査
手段が、前記端子情報設定手段による設定情報に基づい
て、ガスメータが接続されている前記端子に対してのみ
前記通信のためのデータを送出することを特徴としてい
る。
【0015】前記自動通報装置は、テストスイッチ30
7aと、該テストスイッチの操作に応じて前記複数のガ
スメータのうちの1つに対してデータ要求を行い、該デ
ータ要求に応じて送出されてくるデータ応答に応じて前
記情報センタの電話番号を自動ダイヤリングし、前記情
報センタとの間の通信回線としての電話回線を確保し、
該電話回線を介して接続された前記情報センタに対して
データを送出して情報センタとの間の通信回線を検査す
る回線検査手段301a−2とを更に備えることを特徴
としている。
【0016】
【作用】以上の構成において、通信機能を有する複数の
ガスメータ311 〜31n の検針値を1つの通信回線
2,4で情報センタ1に通報できるようにした自動検針
システムの自動通報装置がガスメータ検査手段301a
−1と表示手段310とを備え、ガスメータ検査手段3
01a−1が電源の投入又はリセットスイッチの操作
応じて複数のガスメータ311 〜31n との通信を順次
行い、各ガスメータとの結線の異常及び各ガスメータ自
体の異常をチェックし、その結果を格納するので、ガス
メータとの結線の異常及び各ガスメータ自体の異常のチ
ェックをガスメータとの間の通信だけで行うことがで
き、しかも表示手段310がこの格納した検査結果を表
示するようになっているので、検査を自動的に開始させ
かつその結果を自動的に表示させることができるととも
に、情報センタからの確認も必要なくすることができ
る。
【0017】しかも、自動通報装置が備える複数のガス
メータが接続されうる複数の端子TA1 〜TAn のうち
ガスメータが接続されている端子に関する情報を端子情
報設定手段308が設定していて、この端子情報設定手
段308による設定情報に基づいて、ガスメータ検査手
段がガスメータが接続されている端子に対してのみ通信
のためのデータを送出するので、通信の必要のない端子
へのデータの送出がなくなってその分通信時間の短縮が
図れ、またガスメータの接続されていない端子と結線異
常との区別を明確につけることができる。
【0018】更に、自動通報装置の回線検査手段301
a−2は、テストスイッチ307aの操作に応じて前記
複数のガスメータのうちの特定の1つに対してデータ要
求を行い、該データ要求に応じて送出されてくるデータ
応答に応じて前記情報センタの電話番号を自動ダイヤリ
ングし、前記情報センタとの間の通信回線としての電話
回線を確保し、該電話回線を介して接続された前記情報
センタに対してデータを送出して情報センタとの間の通
信回線を検査するので、複数のガスメータの数だけ電話
回線を接続することが必要ないので、通信時間の短縮と
電話料金を節約を図ることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は本発明による自動通報装置を適用したガス
自動検針システムの概略構成を示す図である。同図に示
すように、例えばLPG販売業者とLPG消費先とに情
報センタ1と端末器31 〜3nとをそれぞれ設置し、こ
れらの間を電話回線2,4のような通信回線で結び、端
末から情報センタにガスの検針値を定期的に通報した
り、LPGボンベの残量が少なくなっていることを端末
から情報センタに通報したりする。
【0020】同図において、情報センタ1は、ホストコ
ンピュータ1aと送受信装置1bと加入者電話機1cと
からなり、電話回線2を介して図示しない最寄りの電話
交換局に接続されている。本発明にかかる自動通報装置
を組み込んだ端末器31 〜3nは全て同一の構成で、各
々は電話回線4を介して図示しない最寄りの電話交換局
に接続さている。上記情報センタ1はLPG販売業者の
例えばLPG配送所などに、各端末器31 〜3nはLP
G消費先にそれぞれ配置される。
【0021】図3は集合住宅などに設置される端末器の
1 〜3nのうちの1つを31 示し、この端末器31
図3に示すように1つの自動通報装置30とn個のガス
メータ311 〜31n を有する。この自動通報装置30
の端子L1 及びL2 には電話回線4(図2)が、端子T
1 及びT2 には加入者電話機(図示せず)が、そして端
子TA1 〜TAnには各々が各家庭に設置される複数の
マイコン付きガスメータ(以下単にガスメータという)
311 〜31n がそれぞれ接続されている。
【0022】情報センタ1においては、各端末器の自動
通報装置30とガスメータ311 〜31n の各々とに設
定するための設定データが、ホストコンピュータ1aの
図示しない操作コンソールのキー操作によって作成さ
れ、この設定データは、自動通報装置30とガスメータ
311 〜31n の設置時に、情報センタ1側から所定の
電文型式にして通信回線2,4を介して送られて自動通
報装置30とガスメータ311 〜31n 内に設定され
る。
【0023】自動通報装置30は、図3に示すように、
予め定めた制御プログラムに基づいて後述するフローチ
ャートに従って動作する中央処理ユニット(CPU)3
01a、制御プログラムを格納した読み出し専用のリー
ドオンリーメモリ(ROM)301b、各種のデータを
格納したランダムアクセスメモリ(RAM)301c、
各種の設定データが格納されバックアップ電源なしに記
憶内容を保持できる電気的に書き替え可能なプログラマ
ブルリードオンリーメモリ(PROM)301d、及び
年月日時分(実時間)データを発生してCPU301a
に供給する時計・カレンダ301eを内蔵したマイクロ
コンピュータ(MPU)301を有する。なお、時計・
カレンダ301eのカウンタの内容は、CPU301a
から供給されるデータにより書き替えられ、時計・カレ
ンダ301eが発生する年月日時分データの修正が行わ
れ得るようになっている。
【0024】MPU301の入出力パラレルポートに
は、データバスを介してモデム(変復調回路)302が
接続され、MPU301で処理可能な0〜Fの数字を表
す4ビットパラレルデータと、電話回線4を通じて伝送
される信号との間の変換を行う。信号は例えば2つの周
波数の信号の組合せで0〜Fの数字を表すFSK信号が
使用され得る。また、MPU301のn個の入出力シリ
アルポートには、ガスメータ311 〜31n が接続され
るようになっている。
【0025】MPU301の入力ポートには、電池電圧
低下検出回路303の出力が直接、16Hz検出回路3
04及びTEL検出回路305の出力がフォトカプラP
1及びPC2 を介してそれぞれ接続されている。電池
電圧低下検出回路303は例えば3Vのリチュウム電池
306の電圧が一定値以下に低下したことを検出して検
出信号を出力し、この検出信号をMPU301が入力ポ
ートを通じて読み込む。リチュウム電池306の電圧を
昇圧するDC−DCコンバータ306aの出力電圧は、
MPU301自身や他の部分の動作電源として各部に供
給されるが、常時供給する必要のない部分には、MPU
301の出力ポートからの制御信号によってオン・オフ
されるスイッチングトランジスタQ1 を介して供給され
るようになっている。なお、DC−DCコンバータ30
6aもMPU301の出力ポートからの制御信号によっ
てその動作がオン・オフ制御されるようになっている。
【0026】上記16Hz検出回路304の両方の入力
は、常時は図示のような状態にあってMPU301の制
御のもとで切り替えられる互いに連動する切替スイッチ
SW 1 及びSW2 を介して電話回線4が接続される端子
2 及びL1 に接続されるとともに、電話機が接続され
る端子T1 及びT2 の一方T2 に接続されている。そし
て、16Hz検出回路304は電話回線4を通じて外部
から入力される着信呼び出し中であることを示す16H
zの呼出し信号を検出して着信検出信号をフォトカプラ
PC1 を介して出力し、この検出信号はMPU301に
よって読み込まれる。
【0027】また、TEL検出回路305の一方の入力
は、一方の切替スイッチSW1 を介して電話回線4が接
続される一方の端子L1 に接続されるとともに、他方の
入力は電話機が接続される他方の端子T1 に接続されて
いる。そして、TEL検出回路305は加入者電話機が
使用中であることを検出して使用中検出信号をフォトカ
プラPC2 を介して出力し、この検出信号はMPU30
1によって読み込まれる。
【0028】また、MPU301の他の入力ポートに
は、自動通報装置30自身の情報センタ1及びガスメー
タ311 〜31n の1つに対する通信機能を検査するテ
ストを開始させる際にオン操作されるテストスイッチ3
07a、MPU301の動作をリセットして初期状態か
ら開始させる際にオン操作されるリセットスイッチ30
7b、情報センタ1からの送られてくるデータを設定デ
ータとして受信し、自身の設定データとしてRAM30
1cの所定のエリアに格納するとともにガスメータ用の
設定データとしてガスメータ311 〜31n の対応する
ものに格納させる際にオン操作されるデータ設定スイッ
チ307cがそれぞれ接続されている。
【0029】更に、MPU301の別の入力ポートに
は、n個のガスメータ311 〜31nを接続するためM
PU301に設けたn個の入出力ポート(ガスメータ接
続用端子)のうちどの入出力ポートにガスメータが実際
に接続されているかを設定するためのn個の接点を有す
る端子情報設定手段としてのディップスイッチ308が
マルチプライヤ308aを介して接続されている。この
ディップスイッチ308のn個の接点は、そのオフ状態
によって、ガスメータ311 〜31n が接続されていな
いガスメータ接続用端子に関する情報をMPU301に
与える。この情報は、MPU301がその動作を開始し
た初期に、ガスメータとの間の通信を行ってガスメータ
311 〜31n との結線の異常及びガスメータ自身の異
常を検査する際に、ガスメータが接続されていないガス
メータ接続用端子についての通信を行わないようにし、
検査時間の短縮を図るためと、ガスメータが接続される
べきガスメータ接続用端子にガスメータが正常に接続さ
れているかどうかの判断のためとに利用される。
【0030】そして、MPU301の出力ポートには、
フォトカプラPC3 を介してスイッチングトランジスタ
2 のベースが接続されており、スイッチングトランジ
スタQ2 がMPU301の制御のもとでフォトカプラP
3 を介してオン状態にされることにより、電話回線4
を全波整流器309、トランジスタQ2 を介して結合ト
ランスTの一次巻線L1に接続する。結合トランスTの
二次巻線L2は電話回線4に対して擬似負荷として働
き、この二次巻線L2にはモデム302の入出力が接続
されている。
【0031】また、MPU301の出力ポートには、互
いに連動する切替スイッチSW1 及びSW2 の制御入力
が接続されており、これらの切替スイッチSW1 及びS
2はガスメータ311 〜31n における発呼事象の発
生によって自動通報装置30が情報センタに通報しなけ
ればならないとき、或いは、情報センタからの情報を受
信するときに、MPU301の出力ポートから出力され
る制御信号により図示の状態と反対側に切り替えられ
る。
【0032】更に、MPU301の他の出力ポートには
2桁の数字表示器310が接続されている。この数字表
示器310は、上記リセットスイッチ307bのオン操
作や電源投入に応じてMPU301がその動作を開始し
た初期に行われるガスメータとの結線の異常及びガスメ
ータ自身の異常の検査の結果、異常が発生したガスメー
タがある場合に、そのガスメータの接続されているガス
メータ接続用端子のNoを順番に表示するためなどに使用
される。この表示器310に表示された情報は、自動通
報装置30の設置場所において、異常のあるガスメータ
を確認するために利用でき、情報センタ側から確認する
必要をなくするので、設置時に情報センタ側の人がかか
わって一々現場の人に異常ガスメータを知らせる面倒を
なくすることができる。
【0033】なお、311は手動切替スイッチであり、
図示のような状態において、電話回線4に加入者電話機
とともに16Hz検出回路304及びTEL検出回路3
05或いは全波整流器309を接続し、図示と反対の状
態において、電話回線4に加入者電話機のみを接続する
ようになっている。よって、手動切替スイッチ311が
図示の状態にあるとき、切替スイッチSW1 及びSW2
が図示の状態から反対側に切り替えられると、加入者電
話機とともに16Hz検出回路304及びTEL検出回
路305が電話回線4から切り離され、その代わりに全
波整流器309のみが接続されるようになって、モデム
302を介して情報センタとのデータの授受が可能にな
る。
【0034】上記MPU301が予め定めたプログラム
に従って行う機能には、ガス検針機能、電池電圧低下検
出機能、時計及びカレンダ機能、伝送制御機能などの他
に設定データ設定機能及びテスト機能などがある。
【0035】上記設定データ設定機能は、自動通報装置
30及びガスメータ311 〜31nが動作するために必
要な設定データを、自動通報装置30中のMPU301
内のPROM301dとガスメータ311 〜31n の各
々に格納するための機能である。設定データとしては、
図4に示すように、顧客コード(ID)、通報先(情報
センタ)電話番号、電話機の方式(ダイヤル式、プッシ
ュボタン式の別)、現在日付、現在時刻、通報時刻など
のNo.1 〜No.18及びNo.26の項目の自動通報装置3に設
定される通報用設定データと、残量管理警告レベル、残
量管理カウンタ値、メータ制御コード値などのNo.19〜N
o.25の項目の各ガスメータ311 〜31n に設定される
メータ用設定データとからなっている。情報センタ側で
は顧客コード(ID)に基づいて自動通報装置とガスメ
ータを管理することになる。
【0036】また、情報センタ側から自動通報装置に、
自動通報装置から情報センタ側に送る電文型式のフォー
マットは図5に示す形式にされ、電文型式のフォーマッ
トにはガスメータの器番を書き込むメータ種類格納部
(以下器番部という)がある。この器番はガスメータの
大きさなどの種類に応じて予めガスメータのマイコン内
のメモリに記憶されているコード番号であって、情報セ
ンタ側でガスメータの種類を知りたいときなどに利用さ
れる。
【0037】そして、情報センタ側から自動通報装置側
に通報用設定データを送るときには図5(a)の電文型
式(下り電文)を図6に示すように器番部「」及びガ
スメータ側に設定する場合には器番部「n」(ガスメー
タ接続用端子No.)として自動通報装置に送る。その応
答としてガスメータから情報センタ側に情報を送るとき
にはガスメータ側は器番部を「αα」(αα:ガスメー
タの種類に応じてガスメータのマイコンが保有している
コード番号)として自動通報装置に送り、これに応じて
自動通報装置が図5(b)の電文型式(上り電文)にし
て情報センタ側に送る。また、ガスメータより情報セン
タ側に異常情報を送るときには「αα」で自動通報装置
へ、センタに「n」で送る。
【0038】次に、センタ側は自動通報装置から電文を
受信し、受信したデータのIDに対応する顧客マスタの
自動通報装置を検索し、受信した器番「n」よりサブ顧
客マスタファイルを検索し、検索した器番に対応するよ
り顧客名、ガスメータ使用者、住所、電話番号などがホ
ストコンピュータのCRT画面に表示される。
【0039】次に、上述した設定データを設定するとき
の通信シーケンスを図7を用いて説明する。同図におい
て、まず情報センタ側又は自動通報装置が設置された加
入者電話機側から電話をかけて相互間を電話回線によっ
て接続する。その後情報センタ側のオペレータと自動通
報装置を設置した現場の作業者間でこれから設定データ
の設定作業に入ることの意思の疎通を図り、これに続い
て現場作業者が設定スイッチ307cをオン操作してか
ら情報センタ側から自動通報装置に対して通信を開始す
る。この通信開始信号を受信した自動通報装置は応答信
号を情報センタ側に送信する。そして、情報センタ側は
応答信号があると、図5(a)の電文型式のIDデータ
を自動通報装置に送出し、自動通報装置は受信後に応答
信号を情報センタ側に送出する。このとき、情報センタ
側から自動通報装置に送出される通報用設定データは顧
客コード(ID)が付加された図4に示すNo.1〜No.1
8及びNo.26であり、自動通報装置はこれらのデータ
をPROM301dの所定エリアに記憶する。
【0040】次に、情報センタ側は自動通報装置に接続
されているガスメータ311 のためのメータ用設定デー
タを自動通報装置を介してガスメータに送出し、このメ
ータ用設定データを受けたガスメータ側は応答データを
自動通報装置を介して情報センタ側に送出する。ここで
メータ用設定データというのは図4のNo.19〜No.25
の設定データであり、ガスメータ内の図示しないMPU
内のメモリに格納される。そして、情報センタ側は、最
後のNo.25の設定データの送出に対する応答データを
受信すると、次のガスメータ312 に対しても同様の通
信シーケンスを繰り返し行い、最後のガスメータに対す
る送信が終了したところで自動通報装置と電話回線を開
放する。なお、通報用設定データが繰り返し送られる
が、自動通報装置においてはこの通報用設定データが受
信される毎にそれ以前の設定データにオーバライトされ
る。
【0041】図7の通信シーケンスを参照して説明した
設定データ設定時の自動通報装置の動作の詳細を、CP
U301aが予め定めた制御プログラムに従って行う処
理を示す図8のフローチャートを参照して以下説明す
る。
【0042】通常待機状態にあるMPU301のCPU
301aは、任意の入力ポートに信号の入力があり、こ
れが情報センタからの電話呼出しであるときには、情報
センタからの受信処理を開始する。そして、その最初の
ステップS1において通信開始信号の受信を待ち、通信
開始信号を受信するとステップS2に進んで情報センタ
への応答信号を送出する。その後ステップS3に進んで
通報用設定データの受信を待ち、通報用設定データを受
信するとステップS4に進んでこの受信した通報用設定
データをPROM301d内の所定のエリアに格納す
る。続くステップS5で情報センタへの応答信号を送出
してからステップS6に進み、ここでステップS4で受
信して格納したデータが通報用設定データの最後のもの
であるかどうかを判定し、このステップS6の判定がΝ
Oのときには上記する4に戻って次のものを受信する。
このステップS4〜S6の実行によりPROM301d
に格納される通報用設定データは、図4について上述し
たNo.1 〜No.18、No.26の項目のデータであり、図5の
(a)の電文型式で伝送されてくる。
【0043】その後ステップS7に進み、ここでメータ
用設定データの受信を待ち、メータ用設定データを受信
するとステップS8に進んでこの受信したメータ用設定
データをRAM301c内の所定のエリアに一時格納す
る。続くステップS9で一時格納した受信データ中の器
番を抽出し、この抽出した器番に対応する端子にメータ
用設定データを送出する。なお、最初に伝送されてくる
電文中の器番部にはガスメータが接続されている一番若
い端子No.、例えば「01」がセットされている。その
後ステップS10に進んでガスメータからの応答信号を
待つ。
【0044】そしてガスメータからの応答信号を受信す
るとステップS11に進んで応答信号を情報センタに送
出する。この器番データの送出は、図5の(b)の電文
型式で伝送されてくる。その後ステップS12に進み、
ここで応答信号中の器番が最後のものであるかどうかを
判定する。このステップS12の判定がΝOのときには
ステップS1に戻ってその後のガスメータのデータ設定
のための通信開始を待つ。また、ステップS12の判定
がYESのときには接続されていた電話回線を断するた
めの回線接続断処理を行ってからステップS14に進ん
でスタンバイ状態にする。
【0045】上記MPU301が予め定めたプログラム
に従って行うテスト機能には、自動通報装置30自身の
情報センタ1及びガスメータ311 〜31n の1つに対
する通信機能を検査する機能と、自動通報装置とガスメ
ータとの間の結線の異常とガスメータ自身の異常とを検
査する機能とがある。
【0046】前者の機能はテストスイッチ307aをオ
ン操作することにより開始し、自動通報装置30自身の
情報センタ1及びガスメータ311 〜31n の1つに対
する通信機能を検査する。そして、このテスト機能のと
きの通信シーケンスを図9を用いて説明する。同図にお
いて、自動通報装置30においてテストスイッチ307
aをオン操作すると、自動通報装置30は特定の1つの
ガスメータに対してデータ要求を行い、これに対してガ
スメータが行うデータ応答を受信すると、通報用設定デ
ータとして格納している通報先電話番号を自動ダイヤリ
ングして情報センタを呼び出し、情報センタとの電話回
線の接続を行う。
【0047】その後、自動通報装置30は、通信の開始
を示す通信開始信号を情報センタに伝送し、これに対す
る応答を待つ。そして、自動通報装置30は通信開始信
号に対する応答を受信すると、次にデータを送信し、こ
のデータの送信に対する応答を受信したところで、電話
回線の断を行う旨の連絡を行う。これに対して情報セン
タからの電話回線の断を行う旨の連絡を自動通報装置3
0が受けたところで、一連の通信シーケンスを終了した
として電話回線の断を行う。
【0048】上記MPU301が予め定めたプログラム
に従って行うテスト機能のうちの後者の機能、すなわ
ち、自動通報装置30とガスメータ311 〜31n との
間の結線の異常とガスメータ自身の異常とを検査する機
能は、電源投入によってMPU301の動作を開始させ
ることにより、或いは、MPU301の動作をリセット
して初期状態から開始させるリセットスイッチ307b
をオン操作することにより自動的に開始する。
【0049】そして、MPU301が動作を開始した初
期の段階で、図10及び図11に示すフローチャートの
処理を行ってガスメータとの結線の異常及びガスメータ
自身の異常についての検査を行ってその結果を表示器3
10に表示する。すなわち、MPU301が電源投入に
より、或いは、リセットスイッチ307bのオン操作に
より動作を開始すると、その最初のステップS21にお
いて初期化を行ってからステップS22に進み、ここで
ガスメータ接続用端子のNo.1 に対応するディップスイ
ッチの接点がオンしているか否かをディップスイッチ3
08が接続されている入力ポートの状態を読み込むこと
によって判定する。
【0050】このステップS22の判定がΝOのときに
は、No.1 のガスメータ接続用端子にガスメータが接続
されていないと判断し、このガスメータ接続用端子を通
じての通信を行わずにステップS23に進む。これに対
し、ステップS22の判定がYESのときには、No.1
のガスメータ接続用端子にガスメータが接続されている
と判断し、ステップS24に進んでこのNo.1 のガスメ
ータ接続用端子に接続されたガスメータとの通信を実行
し、その結果、通信が正常に行われないなどの異常があ
るときにはそのガスメータ接続用端子のNo.をRAM3
01cの所定のエリアに記憶してからステップS23に
進む。
【0051】上記ステップS23においてはガスメータ
接続用端子のNo.2 に対応するディップスイッチの接点
がオンしているか否かをディップスイッチ308が接続
されている入力ポートの状態を読み込むことによって判
定し、この判定もΝOのときには順次No.3、 No.4……に
対応するディップスイッチ308の接点について同様の
判定を行う。また、ステップS23の判定がYESのと
きにはステップS25に進んでNo.2 のガスメータ接続
用端子に接続されたガスメータとの通信を実行し、その
結果、通信が正常に行われないなどの異常があるときに
はそのガスメータ接続用端子のNo.をRAM301cの
所定のエリアに記憶してから次に進む。
【0052】そして、ステップS26において最後のN
o.n に対応するディップスイッチの接点がオンしている
か否かを判定し、この判定がΝOのときにはステップS
27に進み、YESのときにはステップS28に進んで
No.n のガスメータ接続用端子に接続されたガスメータ
との通信を実行し、その結果、通信が正常に行われない
などの異常があるときにはそのガスメータ接続用端子の
No.をRAM301cの所定のエリアに記憶してからス
テップS27に進む。ステップS27においては、上記
ステップS24、S25、ステップS28において記憶
した結果に基づいて結果表示処理を行ってからステップ
S29に進んでガスメータ或いは情報センタからの起動
によって所定の処理を行うスタンバイ状態、すなわち、
待機状態に入る。
【0053】上記ステップS7の結果表示処理において
は、図11に示すフローチャートの処理を行う。すなわ
ち、その最初のステップS27aにおいてRAM301
cの所定のエリアに異常のあるガスメータ接続用端子の
No.に関する情報があるか否かを判定する。このステッ
プS27aの判定がΝOのとき、すなわち、異常のある
No.情報がないときには、ステップS27bに進んで表
示器310に正常表示を行う。そして、続くステップS
27cにおいて所定時間のタイマを起動してスタートさ
せ、続くステップS27dにおいてタイマが所定時間を
計時してタイムオーバとなるのを待つ。所定時間が経過
してステップS27dの判定がYESとなるとステップ
S27eに進んで表示器310の表示を消灯させてから
元のフローチャートのステップS29に進む。
【0054】上記ステップS27aの判定がYESのと
き、すなわち、RAM301cの所定のエリアに異常の
あるガスメータ接続用端子のNo.に関する情報があると
きにはステップS27fに進み、ここで表示器310に
異常表示を行わせる。その後ステップ27gに進み、こ
こで異常のあるガスメータが接続されているガスメータ
接続用端子のNo.を順次表示させる。そして、最後の異
常のあるガスメータが接続されているガスメータ接続用
端子のNo.を表示させてからステップS27hに進み、
ここでリセットスイッチ307bのオン操作があるか否
かを判定する。このステップS27hの判定がΝOのと
きには上記ステップS27fに戻り、ステップS27f
〜S27hの処理が繰り返される。
【0055】上記ステップS27f〜S27hの処理が
繰り返されている間、表示器310には異常のあるガス
メータが接続されているガスメータ接続用端子のNo.が
一定時間間隔で繰り返し表示され続けるので、この表示
を作業者が見ながら表示されているガスメータ接続用端
子のNo.に接続されているガスメータをチェックし、異
常を解消するための作業を行うことができる。そして、
異常解消作業を終了して、作業者がリセットスイッチ3
07bをオン操作すると、次のステップS27hの判定
がYESになり、MPU301のスタートからの動作を
開始するようになる。このとき、再度異常検査を実行す
るので、作業者が行った異常解消のための作業の結果を
表示器310の表示により確認することができる。
【0056】以上説明した実施例の自動通報装置によれ
ば、図3中のCPU301aは、図10のフローチャー
トのステップS22〜S28の実行により、電源の投入
に応じて複数のガスメータ311 〜31n との通信を順
次行い、各ガスメータとの結線の異常及び各ガスメータ
自体の異常をチェックし、その結果を格納するガスメー
タ検査手段301a−1として働く。また、図9の通信
シーケンスの実行により、テストスイッチの操作に応じ
て複数のガスメータ311 〜31n のうちの1つに対し
てデータ要求を行い、該データ要求に応じて送出されて
くるデータ応答に応じて情報センタの電話番号を自動ダ
イヤリングし、情報センタとの間の通信回線としての電
話回線を確保し、該電話回線を介して接続された前記情
報センタに対してデータを送出して情報センタとの間の
通信回線を検査する回線検査手段301a−2として働
く。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
源の投入又はリセット操作に応じてガスメータとの結線
の異常及び各ガスメータ自体の異常のチェックをガスメ
ータとの間の通信だけで行い、しかもその検査結果を表
示することによって、検査を自動的に開始させかつその
結果を自動的に表示させることができるとともに、情報
センタからの確認も必要なくしているので、ガスメータ
との結線の異常及びガスメータ自身の異常を短い時間の
通信により自動的にチェックし、しかもその結果を情報
センタ側の人が介在することなく設置場所にて確認でき
るようになるという効果が得られる。
【0058】しかも、ガスメータの検査を、ガスメータ
が接続されている端子に対してのみ通信のためのデータ
を送出することで行い、通信の必要のない端子へのデー
タの送出をなくしているので、その分通信時間の短縮が
図れ、またガスメータの接続されていない端子と結線異
常との区別を明確につけることができ、検査結果による
異常ガスメータの発見と手直し作業を効率よく行うこと
ができる。
【0059】更に、テスト開始操作に応じて1つのガス
メータに対してデータ要求して得られるデータ応答に応
じて自動ダイヤリングして確保した電話回線を介して情
報センタに対してデータを送出して情報センタとの間の
通信回線を検査し、複数のガスメータの数だけ電話回線
を接続することを必要なくしているので、情報センタと
の間の電話回線の検査のための通信時間の短縮と電話料
金を節約を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動通報装置の基本構成を示すブ
ロック図である。
【図2】自動検針システムの全体構成の簡略構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明による自動通報装置の一実施例の回路構
成を示す図である。
【図4】図3の装置において、情報センタから送出され
る設定データの一例を示す図である。
【図5】情報センタと自動通報装置との間の通信におけ
る電文型式のフォーマットを示す図である。
【図6】図5の電文型式を使用して情報センタが行うガ
スメータの器番情報の収集の仕方を示す図である。
【図7】情報センタから送出される設定データにより自
動通報装置及びガスメータに設定データを設定する際に
情報センタ−自動通報装置−ガスメータ間で行う通信の
プロトコルを示す図である。
【図8】図3の自動通報装置のCPUが行う情報センタ
からの受信処理を示すフローチャートである。
【図9】図3の自動通報装置が有するテスト機能により
情報センタ−自動通報装置−ガスメータ間で行う通信の
プロトコルを示す図である。
【図10】図3の自動通報装置のCPUが電源投入時に
行うガスメータの異常検査処理を示すフローチャートで
ある。
【図11】図10中の1ステップの結果表示処理を示す
フローチャートである。
【図12】従来の自動検針システムにおける自動通報装
置の一例を示す図である。
【図13】図12の自動検針システムにおいて情報セン
タ−自動通報装置−ガスメータ間で行う通信のプロトコ
ルを示す図である。
【図14】従来の自動検針システムにおける自動通報装
置の他の例を示す図である。
【図15】図14の自動検針システムにおいて情報セン
タ−自動通報装置−ガスメータ間で行う通信のプロトコ
ルを示す図である。
【符号の説明】
1 情報センタ 2,4 通信回線(電話回線) 30 自動通報装置 311 〜31n 複数のガスメータ 301a−1 ガスメータ検査手段(CPU) 301a−2 回線検査手段(CPU) 307a テストスイッチ 308 端子情報設定手段(ディップスイッ
チ) 310 表示手段(数字表示器) TA1 〜TAn 複数の端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 H04M 11/00 G08C 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機能を有する複数のガスメータの検
    針値を1つの通信回線で情報センタに通報できるように
    した自動検針システムであって、リセットスイッチと、 テストスイッチと、 電源の投入又は前記リセットスイッチの操作に応じて前
    記複数のガスメータとの通信を順次行い、各ガスメータ
    との結線の異常及び各ガスメータ自体の異常をチェック
    し、その結果を格納するガスメータ検査手段と、 該ガスメータ検査手段による検査結果を表示する表示手
    段と 前記テストスイッチの操作に応じて前記複数のガスメー
    タのうちの特定の1つに対してデータ要求を行い、該デ
    ータ要求に応じて送出されてくるデータ応答に応じて前
    記情報センタの電話番号を自動ダイヤリングし、前記情
    報センタとの間の通信回線としての電話回線を確保し、
    該電話回線を介して接続された前記情報センタに対して
    データを送出して情報センタとの間の通信回線を検査す
    る回線検査手段と、 を備えることを特徴とする自動通報装置。
  2. 【請求項2】 通信機能を有する複数のガスメータの検
    針値を1つの通信回線で情報センタに通報できるように
    した自動検針システムであって、 電源の投入に応じて前記複数のガスメータとの通信を順
    次行い、各ガスメータとの結線の異常及び各ガスメータ
    自体の異常をチェックし、その結果を格納するガスメー
    タ検査手段と、 該ガスメータ検査手段による検査結果を表示する表示手
    段と、 前記複数のガスメータが接続されうる複数の端子と、 前記複数の端子のうち前記ガスメータが接続されている
    端子に関する情報を設定する端子情報設定手段とを備
    え、 前記検査手段が、前記端子情報設定手段による設定情報
    に基づいて、ガスメータが接続されている前記端子に対
    してのみ前記通信のためのデータを送出することを特徴
    とする自動通報装置。
  3. 【請求項3】 テストスイッチと、 該テストスイッチの操作に応じて前記複数のガスメータ
    のうちの1つに対してデータ要求を行い、該データ要求
    に応じて送出されてくるデータ応答に応じて前記情報セ
    ンタの電話番号を自動ダイヤリングし、前記情報センタ
    との間の通信回線としての電話回線を確保し、該電話回
    線を介して接続された前記情報センタに対してデータを
    送出して情報センタとの間の通信回線を検査する回線検
    査手段を更に備えることを特徴とする請求項2記載の自
    動通報装置。
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