JP2002269664A - 集中管理システム - Google Patents

集中管理システム

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JP2002269664A JP2001064359A JP2001064359A JP2002269664A JP 2002269664 A JP2002269664 A JP 2002269664A JP 2001064359 A JP2001064359 A JP 2001064359A JP 2001064359 A JP2001064359 A JP 2001064359A JP 2002269664 A JP2002269664 A JP 2002269664A
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Shogo Ueda
省吾 植田
Hisahiro Fukuoka
久博 福岡
Hiroshi Hagio
博司 萩尾
Katsushi Kitaarashi
勝志 北嵐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備異常に関する最新情報の入手を容易化
し、ユーザに対して十分な安心感および満足感を与える
集中管理システムを提供する。 【解決手段】 中央監視装置5は、マンホールポンプ場
21の端末装置11から異常通報信号を受信すると、サ
ービスセンタ4の電話機71等およびユーザの端末装置
61等に対して、異常情報を通報する。中央監視装置5
は、サービスマンから復旧作業に関する情報を逐一受け
取り、ユーザの端末装置61等に対して、復旧作業の準
備を開始したこと、復旧作業を進行中であること、復旧
作業を完了したことをそれぞれ伝える第1、第2、第3
サービス情報を順次送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数地区の設備を
一括して管理する集中管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平7−31265
4号公報や特開平10−326109号公報に開示され
ているように、各地区の設備(例えばポンプ場)に設け
られた端末装置と、それら端末装置に通信回線を介して
接続された中央監視装置とを備え、当該中央監視装置に
よって各地区の設備を一括管理するシステムが知られて
いる。
【0003】この種の集中管理システムでは、中央監視
装置は各端末装置から設備に関する情報を定期的に受け
取り、各地区の設備の状態を監視する。設備に異常が生
じたときには、当該設備の端末装置から中央監視装置に
対して、異常内容に応じた異常通報信号が送信される。
異常通報信号を受信した中央監視装置は、異常の発生し
た設備およびその異常内容等の情報をユーザやサービス
マン等に通報する。そして、通報を受けたサービスマン
は当該設備の復旧に向かう一方、通報を受けたユーザ
は、必要に応じて適当な措置を講ずることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシステ
ムは、ユーザに対して異常の有無(つまり、異常の発生
とその解除)のみを通知するものであったため、通報を
受けたユーザがその異常に対してサービスマンがどのよ
うな対応をしているかを知るためには、その都度サービ
スセンタ等に問い合わせをしなければならず、面倒な手
間を要していた。つまり、ユーザにとって異常の発生を
知ることはできても、その対応についての最新情報を簡
単に得ることはできず、ユーザ自身の対応を迅速かつ的
確に行うにあたって改善の余地のあるものであった。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、設備異常に関する最
新情報の入手を容易化し、ユーザに対して十分な安心感
および満足感を与える集中管理システムを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る集中管理システムは、複数地区の設備
のそれぞれの異常検出器に接続された複数の端末装置
と、上記各端末装置に通信回線を介して接続された中央
監視装置とを備え、上記異常検出器が異常を検出すると
該異常検出器に接続された端末装置から上記中央監視装
置に対して異常通報信号が送信される集中管理システム
であって、上記中央監視装置は、上記異常通報信号を受
信すると、少なくとも異常発生の事実および異常発生地
区を伝達するための異常情報をサービスマンに通報する
とともに、該異常情報を上記設備の所有者または利用者
に対して提供し、上記サービスマンに上記異常情報を通
報した後、少なくとも上記所有者または利用者に対して
復旧作業の準備中であることを伝える第1サービス情報
を提供し、上記サービスマンから復旧作業を開始したこ
とを伝える作業開始信号を受信すると、少なくとも上記
所有者または利用者に対して復旧作業の進行中であるこ
とを伝える第2サービス情報を提供し、上記サービスマ
ンから復旧作業の終了を伝える復旧完了信号を受信する
と、少なくとも上記所有者または利用者に対して復旧の
完了を伝える第3サービス情報を提供するものである。
【0007】上記集中管理システムでは、いずれかの地
区の設備が異常状態に陥ると、その設備の異常検出器が
異常を検出し、端末装置から中央監視装置に対して異常
通報信号が送信される。中央監視装置は異常通報信号を
受信すると、サービスマンに異常情報を通報するととも
に、設備の所有者または利用者(以下、ユーザともい
う)に対して異常情報を提供する。これにより、サービ
スマンおよびユーザは設備の異常を迅速かつ的確に把握
することができる。
【0008】中央監視装置は、サービスマンに異常情報
を通報した後、少なくともユーザに対して、復旧作業の
準備中であることを伝達するための第1サービス情報を
提供する。これにより、ユーザは異常が発生したことだ
けでなく、現時点で復旧作業の準備が行われていること
を迅速かつ簡単に把握することができ、その後の対応が
容易になる。
【0009】一方、サービスマンは異常の発生した設備
に出向き、復旧作業を開始する。この際、サービスマン
は復旧作業を開始したことを伝える作業開始信号を中央
監視装置に送信する。中央監視装置は、当該作業開始信
号を受信すると、少なくともユーザに対して、復旧作業
が進行中であることを伝達するための第2サービス情報
を提供する。これにより、ユーザは現時点で復旧作業が
始まっていることを迅速かつ簡単に把握することがで
き、その後の対応が容易になる。
【0010】やがて、サービスマンは当該設備の補修を
終え、復旧作業を終了する。この際、サービスマンは復
旧作業が完了したことを伝える復旧完了信号を中央監視
装置に送信する。中央監視装置は、当該復旧完了信号を
受信すると、少なくともユーザに対して、復旧作業が完
了したことを伝達するための第3サービス情報を提供す
る。これにより、ユーザは上記設備の補修が完了したこ
とを迅速かつ簡単に把握することができる。
【0011】以上のようにして、ユーザは設備の異常お
よびその復旧作業についての最新情報を容易に入手する
ことができる。
【0012】上記集中管理システムにおいて、中央監視
装置は、外部の端末装置から所定の情報提供要請信号を
受信すると、該端末装置に対して異常情報、第1サービ
ス情報、第2サービス情報および第3サービス情報のう
ちの1または2以上の情報を提供するように構成されて
いてもよい。
【0013】このことにより、遠隔地の事務所等に駐在
する者等であっても、設備の異常およびその復旧作業に
ついての最新情報を簡単に入手できるようになる。
【0014】上記集中管理システムにおいて、中央監視
装置は、サービスマンに異常情報を通報した後、該サー
ビスマンから該異常情報を受け取ったことを伝える確認
信号を受信してから第1サービス情報を提供するもので
あってもよい。
【0015】このことにより、中央監視装置は、確認信
号を受信することによって、サービスマンに対して異常
情報が伝達されたことを確認することができ、サービス
マンによる復旧作業の準備が確実に始まっていることを
把握する。したがって、ユーザに提供される第1サービ
ス情報の信頼性は向上する。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ユーザ
に対して設備の異常の発生、復旧作業の準備、進行、お
よび完了についてのそれぞれの情報を提供するので、ユ
ーザ自身に負担をかけることなく、設備についての最新
情報を逐次提供することができる。したがって、ユーザ
自身の迅速かつ的確な対応を効果的に支援することがで
き、ユーザに十分な安心感および満足感を与えることが
できる。
【0017】外部の端末装置から要請があった場合に、
当該端末装置に対して情報を提供することとすれば、遠
隔地からも最新情報を収集することが可能となる。
【0018】中央監視装置がサービスマンからの確認信
号を受信してから第1サービス情報を提供することとす
れば、第1サービス情報の信頼性を向上させることがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0020】図1に示すように、集中管理システム1
は、複数の地区に設けられたマンホールポンプ場21,
21,…を一括管理するものであり、マンホールポンプ
場の集中管理センタ3に設けられた中央監視装置5と、
各マンホールポンプ場21に設けられた端末装置11と
を備えている。中央監視装置5と各端末装置11とは、
一般公衆回線2を介して接続されている。また、中央監
視装置5は、一般公衆回線2を介してマンホールポンプ
場のユーザの端末装置61〜63と信号の送受信が自在
になっている。ユーザの端末装置61〜63としては、
パーソナルコンピュータ、ファクシミリ、電話機等を好
適に用いることができる。また同様に、中央監視装置5
は、一般公衆回線2を介して、サービスマンが駐在する
サービスセンタ4の電話機71およびファクシミリ72
や、サービスマンの携帯する通信機器(ポケットベル
(登録商標)、携帯電話機、ノートパソコン等)73と
の間でも信号の送受信が自在に構成されている。
【0021】図2に示すように、中央監視装置5は、監
視用コンピュータ51,56と、外部応答用CTIサー
バ52,57と、データベースサーバ53と、パーソナ
ルコンピュータ54とがLAN(Local Area Network)
55を介して接続されて構成されている。
【0022】監視用コンピュータ56およびCTIサー
バ57は、監視用コンピュータ51またはCTIサーバ
52が故障したときに作動するものであり、通常は監視
用コンピュータ51およびCTIサーバ52のみが作動
する。つまり、監視用コンピュータ56およびCTIサ
ーバ57は、予備のコンピュータである。通常使用する
監視用コンピュータ51およびCTIサーバ52から予
備の監視用コンピュータ56およびCTIサーバ57へ
の切り替えは、ボイスワープ(日本電信電話株式会社の
サービス名)を利用すること等により、自動的に行われ
るようになっている。
【0023】監視用コンピュータ51は、主としてマン
ホールポンプ場21に関する情報を収集するコンピュー
タであり、図示しないモデムを介して、一般公衆回線2
から延びる2本の受信専用回線22,22および2本の
送信専用回線23,23に接続されている。
【0024】CTIサーバ52は、一般公衆回線2から
延びる2本の受信専用回線24,24および2本の送信
専用回線25,25に接続されている。このCTIサー
バ52は、監視用コンピュータ51およびデータベース
サーバ53と連携することにより、一般公衆回線2を通
じて外部と信号の送受信を行うものである。ここでいう
信号は、音声信号をも含むものである。
【0025】予備の監視用コンピュータ56およびCT
Iサーバ57も、上記監視用コンピュータ51およびC
TIサーバ52と同様の構成を有している。したがっ
て、中央監視装置5は、端末装置11からのデータ収集
および通報受信用に2回線、端末装置11に対するデー
タ収集および通報確認のための送信用に2回線、音声,
FAX,ポケベル等の通報転送用に2回線、外部からの
確認,問い合わせのための受信用に2回線の合計8つの
回線を有しており、さらにバックアップ用に同様の8回
線を有している。つまり、合計で16本の回線を通じて
一般公衆回線2に接続されている。
【0026】データベースサーバ53は、監視用コンピ
ュータ51から送られてくるマンホールポンプ場21の
運転状態に関する情報と、CTIサーバ52が送受信す
る音声情報等を保存するものである。
【0027】パーソナルコンピュータ54は、集中管理
センタ3に駐在しているシステム管理者およびサービス
マン等に異常情報を通報したり、それらシステム管理者
等がデータベースサーバ53に保存されている情報等を
収集するために設けられている。なお、ポンプ場集中管
理センタ3以外の場所に、LAN55またはその他の通
信回線に接続されたパーソナルコンピュータ等の端末機
器を設置していてもよい。これにより、営業所等の遠隔
地においても、所定の情報を収集することができる。な
お、このようなパーソナルコンピュータ54の台数は特
に限定されるものではない。また、パーソナルコンピュ
ータの代わりに、他の情報端末装置を用いてもよいこと
は勿論である。
【0028】次に、図3を参照しながら、管理対象の設
備としてのマンホールポンプ場21の構成を説明する。
マンホールポンプ場21の汚水槽31には、汚水の流入
配管34と、吐出配管35とが設けられている。汚水槽
31の内部には、一対のポンプ32,33が設置されて
いる。両ポンプ32,33の吐出部は、吐出配管35に
接続されている。汚水槽31の上部は、マンホール蓋3
6によって覆われている。
【0029】第1ポンプ32および第2ポンプ33は、
汚水槽31の水位が所定位置を越えないように、汚水槽
31の汚水を適宜排出するものである。第1ポンプ32
と第2ポンプ33とは、交互に運転を行うように設定さ
れている。具体的には、汚水槽31の水位が所定位置以
上になると、いずれか一方のポンプが起動し、水位が所
定の下限位置に低下するまで当該ポンプの運転が行われ
る。なお、ポンプの運転時間と汚水の排出量との間には
一定の相関関係があるので、各ポンプを起動後一定時間
だけ運転するようにしてもよい。
【0030】汚水槽31の外部には、制御盤37が設け
られている。制御盤37とポンプ32,33とは、電源
ケーブル38,39を介して接続されている。また、汚
水槽31の内部には水位センサ40が設けられており、
この水位センサ40は制御盤37に接続されている。制
御盤37は、主としてポンプ32,33の制御を行うも
のであり、汚水槽31の水位が所定位置以上になると、
ポンプ32または33を起動し、汚水槽31の汚水を排
出する。
【0031】図4に示すように、制御盤37には複数種
類の異常状態を検出する異常検出器46が設けられてい
る。この異常検出器46は、停電による異常を検出する
検出部41、汚水槽31の水位の異常上昇を検出する検
出部42、ポンプ32,33の過負荷状態による異常を
検出する検出部43、ポンプ32,33の運転電流の異
常を検出する検出部44、ポンプ32,33の運転時間
や運転回数の異常を検出する検出部45等、複数の検出
部を有している。
【0032】また、制御盤37には端末装置11が設け
られている。端末装置11は、異常検出器46に接続さ
れた制御部48と、一般公衆回線2に接続された送受信
手段たるモデム49とを備えている。制御部48は、中
央監視装置5に対して所定期間ごとにポンプ場の運転デ
ータ(例えば、ポンプ32,33の運転時間、運転回
数、運転電流、汚水槽の水位等の情報等)を送信する一
方、異常検出器46から検出信号を受けると、異常内容
に応じた異常通報信号を送信するように構成されてい
る。
【0033】次に、いずれかのポンプ場21において異
常が発生した場合の集中管理システム1の動作について
説明する。
【0034】まず、ポンプ場21に異常が発生すると、
当該ポンプ場21の異常検出器46がその異常を検出
し、当該ポンプ場21の端末装置11から中央監視装置
5に対して、当該ポンプ場21の識別番号、異常発生の
事実およびその異常内容等を含んだ異常に関する情報
(以下、異常情報という)を伝えるための異常通報信号
を送信する。
【0035】中央監視装置5の監視用コンピュータ51
が上記異常通報信号を受信すると、CTIサーバ52は
サービスセンタ4の電話機71、ファクシミリ72また
はサービスマンの携帯通信機器73に対して上記異常情
報を送信するとともに、ユーザの端末装置61〜63に
対しても同様の異常情報を送信する。なお、異常情報の
送信には音声信号を用いてもよく、非音声信号を用いて
もよい。
【0036】異常情報を受けたサービスマンは、異常情
報を受け取った事実を伝えるために、中央監視装置5に
対して確認信号を返信する。ここで確認信号を返信する
こととした理由は、サービスセンタ4の電話機71が自
動応答する場合(いわゆる留守番電話機能が作動した場
合)や、サービスマンの携帯通信機器73が通信可能圏
外にある場合等、実際にはサービスマンに対して異常情
報が通報されていないのにも拘わらず、異常通報信号を
送信したことのみによって異常情報が通報されたとみな
されることを防止するためである。確認信号の送信は、
例えば、異常情報の通報を受けた後に押しボタン式電話
機の所定のボタン(例えば、「#」等の記号や「1」等
の数字のボタン)を押すことや、通報を受けたことを音
声で返答すること等により実行される。なお、確認信号
の送受信は行った方が好ましいものの必ずしも必要では
なく、省略することも可能である。
【0037】そして、上記確認信号を送信したサービス
マンは、復旧作業の準備を開始し、異常の発生したポン
プ場21に向かうことになる。一方、上記確認信号を受
信した中央監視装置5のCTIサーバ52は、ユーザの
端末装置61〜63に対して、異常の生じたポンプ場に
対する対応に関して現時点では復旧作業の準備中である
ことを伝える第1サービス情報を送信する。そして、ユ
ーザは当該第1サービス情報を受け取ることにより復旧
作業の準備が始まったことを把握し、必要に応じて適当
な対応を講ずることになる。
【0038】サービスマンは、上記ポンプ場21に到着
すると、中央監視装置5に対して復旧作業の開始を伝え
る作業開始信号を送信する。この作業開始信号の送信
は、確認信号の送信と同様にして実行することができ
る。上記作業開始信号を受信した中央監視装置5のCT
Iサーバ52は、ユーザの端末装置61〜63に対し
て、現時点では復旧作業が進行中であることを伝える第
2サービス情報を送信する。その結果、ユーザは当該第
2サービス情報を受け取ることにより復旧作業が開始さ
れたことを把握し、必要に応じて適当な対応を講ずるこ
とになる。
【0039】サービスマンはポンプ場の補修を終えて復
旧作業を完了すると、中央監視装置5に対してその旨を
伝える復旧完了信号を送信する。この復旧完了信号の送
信も確認信号の送信と同様にして実行することができ
る。上記復旧完了信号を受信した中央監視装置5のCT
Iサーバ52は、ユーザの端末装置61〜63に対し
て、復旧作業が完了してポンプ場が正常な状態に戻った
ことを伝える第3サービス情報を送信する。その結果、
ユーザは復旧作業が完了したことを把握することにな
る。
【0040】このように、本集中管理システム1によれ
ば、ユーザは集中管理センタ3に対して問い合わせの電
話をかけなくても、ポンプ場の異常発生から復旧に至る
までの最新の情報を容易に入手することができる。
【0041】なお、上記の各情報は、ユーザの端末装置
61〜63に送信されるだけでなく、データベースサー
バ53に逐一保存される。そのため、集中管理センタ3
のシステム管理者またはサービスマン等は、パーソナル
コンピュータ54を用いることによって、上記各情報を
容易に入手することができる。また、遠隔地の営業所等
においても、LAN55またはその他の通信回路を介し
てデータベースサーバ53に接続された情報端末機器
(例えばパーソナルコンピュータ等)を用いることによ
り、上記各情報を入手することができるようになってい
る。例えば、遠隔地に設置されたパーソナルコンピュー
タから情報提供要請信号を送信すると、データベースサ
ーバ53から当該パーソナルコンピュータに対して所定
のデータが自動的に送信されるようになっている。
【0042】上記実施形態では、中央監視装置5はすべ
てのユーザの端末装置61〜63に対して一律に各情報
を提供するようになっていたが、ユーザの端末装置61
〜63の設置場所や時間帯に応じて、通報の仕方を変更
してもよい。
【0043】例えば、特定のユーザに対しては、異常情
報および第1〜第3サービス情報のうちのいずれか1、
2または3の情報のみを提供するようにしてもよい。例
えば、故障の有無のみを把握したいと考えているユーザ
に対しては、異常情報および第3サービス情報のみを提
供するようにしてもよい。
【0044】夜間には徒にユーザに負担をかけることの
ないように、異常情報、第1サービス情報および第2サ
ービス情報の送信は中止し、第3サービス情報のみを提
供するようにしてもよい。
【0045】また、異常内容に応じて提供する情報を選
択するようにしてもよい。例えば、軽微な異常の場合に
は、異常情報、第1サービス情報および第2サービス情
報の送信は省略し、第3サービス情報のみを提供するよ
うにしてもよい。
【0046】なお、本発明はマンホールポンプ場の集中
管理システムに限定されるものではなく、その他の設備
の集中管理に適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】集中管理システムの構成図である。
【図2】中央監視装置のブロック図である。
【図3】マンホールポンプ場の構成図である。
【図4】中央監視装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 集中管理システム 2 一般公衆回線(通信回線) 3 集中管理センタ 4 サービスセンタ 5 中央監視装置 11 端末装置 21 マンホールポンプ場(設備) 37 制御盤 46 異常検出器 61〜63 ユーザの端末装置 71 電話機 72 ファクシミリ 73 携帯通信機器
フロントページの続き (72)発明者 萩尾 博司 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和工 業株式会社産機システム事業部内 (72)発明者 北嵐 勝志 兵庫県西宮市田近野町6−84 新明和ソフ トテクノロジ株式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA07 AA31 BB12 BB46 BB74 DD08 DD33 EE05 EE14 FF01 FF02 FF04 FF19 FF23 GG67 GG83 GG90 5K048 BA30 BA34 CA08 DA02 DC07 EA11 EB08 EB12 FB08 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA21 5K101 KK13 LL01 LL05 MM07 NN03 NN18 NN21 NN34 RR12 SS07 TT06 UU16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数地区の設備のそれぞれの異常検出器
    に接続された複数の端末装置と、上記各端末装置に通信
    回線を介して接続された中央監視装置とを備え、上記異
    常検出器が異常を検出すると該異常検出器に接続された
    端末装置から上記中央監視装置に対して異常通報信号が
    送信される集中管理システムであって、 上記中央監視装置は、 上記異常通報信号を受信すると、少なくとも異常発生の
    事実および異常発生地区を伝達するための異常情報をサ
    ービスマンに通報するとともに、該異常情報を上記設備
    の所有者または利用者に対して提供し、 上記サービスマンに上記異常情報を通報した後、少なく
    とも上記所有者または利用者に対して復旧作業の準備中
    であることを伝える第1サービス情報を提供し、 上記サービスマンから復旧作業を開始したことを伝える
    作業開始信号を受信すると、少なくとも上記所有者また
    は利用者に対して復旧作業の進行中であることを伝える
    第2サービス情報を提供し、 上記サービスマンから復旧作業の終了を伝える復旧完了
    信号を受信すると、少なくとも上記所有者または利用者
    に対して復旧の完了を伝える第3サービス情報を提供す
    ることを特徴とする集中管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の集中管理システムであ
    って、 中央監視装置は、外部の端末装置から所定の情報提供要
    請信号を受信すると、該端末装置に対して異常情報、第
    1サービス情報、第2サービス情報および第3サービス
    情報のうちの1または2以上の情報を提供することを特
    徴とする集中管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の集中管理システムであ
    って、 中央監視装置は、サービスマンに異常情報を通報した
    後、該サービスマンから該異常情報を受け取ったことを
    伝える確認信号を受信してから第1サービス情報を提供
    することを特徴とする集中管理システム。
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