JP2835835B2 - 監視システム及び監視方法 - Google Patents

監視システム及び監視方法

Info

Publication number
JP2835835B2
JP2835835B2 JP24281296A JP24281296A JP2835835B2 JP 2835835 B2 JP2835835 B2 JP 2835835B2 JP 24281296 A JP24281296 A JP 24281296A JP 24281296 A JP24281296 A JP 24281296A JP 2835835 B2 JP2835835 B2 JP 2835835B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal device
communication error
error occurrence
monitoring center
monitoring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP24281296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1091886A (ja
Inventor
博文 星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Telecom Networks Ltd
Original Assignee
Fujitsu Telecom Networks Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Telecom Networks Ltd filed Critical Fujitsu Telecom Networks Ltd
Priority to JP24281296A priority Critical patent/JP2835835B2/ja
Publication of JPH1091886A publication Critical patent/JPH1091886A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2835835B2 publication Critical patent/JP2835835B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視センタにより
複数の端末装置を監視する監視システム及び監視方法に
関する。各種のビルや一般家庭に於ける火災や不法侵入
等を検出して監視センタに通報する警備システム,エレ
ベータ等の無人運転設備の異常を検出して監視センタに
通報する設備監視システム,高齢者等の緊急事態を監視
センタ等に通報する緊急通報システム等の各種の監視シ
ステムが知られている。このような監視システムに於い
て、監視センタに通報する為の端末装置側の異常発生を
検出して対策を講じることが要望されている。
【0002】
【従来の技術】図6は監視システムの説明図であり、監
視センタ51に対して交換網53を介して複数の端末装
置52が接続されている。又監視センタ51は、端末装
置52からの通報に従って、救急出動,状況確認,避難
勧告等の各種の処理を行う監視装置54を備えており、
又端末装置52は、監視センタ51に対する自動発呼機
能や電話機能を有する送受信制御部55と、火災,不法
侵入等の検出を行う各種のセンサ56とを含むものであ
る。
【0003】センサ56による火災,不法侵入等の検出
又はボタン操作等による高齢者の緊急事態発生等によっ
て、送受信制御部55は監視センタ51に自動発呼す
る。交換網53は、それによって監視センタ51の呼出
しを行い、監視センタ51の応答により発呼端末装置5
2と監視センタ51との間を接続する。それにより、発
呼端末装置52は、その設置住所等を識別できる装置番
号等の装置識別データと緊急通報情報とを、自動的又は
監視センタ51の要求により送出する。又電話機能を用
いて発呼端末装置52の住所や名称等と共に緊急事態の
内容を通報する。監視センタ51に於いては、監視装置
54により受信処理して表示し、その内容に対応した処
置を行うことになる。
【0004】又監視センタ51には、交換網53を介し
て数千以上の端末装置52が接続されることになり、各
端末装置52は、火災,不法侵入,緊急事態等が発生し
た時に監視センタ51に自動発呼するが、それ以外は監
視センタ51に発呼しない場合、端末装置52の機能が
正常であるか否かを監視センタ51に於いて把握できな
いことになる。そこで、端末装置52から定時通報を行
わせることにより、監視センタ51は端末装置52の正
常性を確認している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】監視センタ51に於い
て各端末装置52の正常性を確認する為の定時通報は、
毎日或いは毎週等のように短い間隔で行うことが望まし
いが、定時通報の為の通話料金は発呼者負担であるか
ら、端末装置52側としては長い間隔であることを要望
することになる。定時通報の間隔が長いと、次回の定時
通報までの間に発生した端末装置52の障害を監視セン
タ51では認識できないから、端末装置52側が正常で
あるが緊急通報がない場合であるか、又は障害発生によ
り緊急通報ができない場合であるかを識別できない問題
がある。本発明は、通信エラー発生を契機に通信エラー
発生端末装置を探索して、障害発生端末装置又は障害発
生回線を特定することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の監視システム
は、図1を参照して説明すると、(1)監視センタ1と
複数の端末装置2とを交換網3を介して接続し、監視セ
ンタ1に端末装置2から緊急情報等を送出する監視シス
テムに於いて、監視センタ1は、端末装置2対応に、定
時通報,通信エラー履歴等の端末装置情報を記録する記
録部5と、通信エラー検出時に、記録部5を参照して通
信エラー発生端末装置候補を探索して表示し且つ通信エ
ラー発生端末装置候補に試験通報送出要求を行い、試験
通報を基に当該端末装置2又は回線の障害の有無を判定
するデータ処理部4とを備えている。又端末装置2は従
来例と同様に送受信制御部8と各種のセンサ9とを含む
構成を有するものであり、又監視センタ1のデータ処理
部4は、送受信処理部6を介して受信した定時通報及び
過去の通信エラー等を記録部5に記録し、通信エラー発
生時に、記録部5の内容を参照して通信エラー発生端末
装置候補を抽出し、試験通報送出するように依頼し、そ
の試験通報を基に障害発生端末装置か又は回線かを判定
する。
【0007】又本発明の監視方法は、(2)監視センタ
1により交換網3を介して接続された複数の端末装置2
を監視する監視方法に於いて、監視センタ1は、端末装
置2からの発呼に伴う該端末装置の特定ができない通信
エラー発生時に、この端末装置の定時通報からの経過期
間と、次回の定時通報時刻と、過去の通信エラー発生履
歴とを基に通信エラー発生端末装置候補を探索し、この
通信エラー発生端末装置候補に対して試験通報送出要求
を行い、この試験通報送出要求に対するデータ通信試験
が正常か否かを判定し、このデータ通信試験が正常でな
い場合、当該端末装置又は回線の障害発生と判定する過
程を含むものである。
【0008】又(3)監視センタ1は、端末装置2の定
時通報からの経過期間が所定期間より短い時は通信エラ
ー発生端末装置候補から除き、定時通報からの経過期間
が所定期間以上の時で、且つ現時刻から次回の定時通報
まで所定時間内か否かを判定し、所定時間内でない時は
可能性小の通信エラー発生端末装置候補とし、所定時間
内で且つ過去に通信エラー発生履歴無しの場合は可能性
中の通信エラー発生端末装置候補とし、過去に通信エラ
ー発生履歴有りの場合は可能性大の通信エラー発生端末
装置候補とし、通信エラー発生の可能性の大きい順に端
末装置に対して試験通報送出要求を行う過程を含むこと
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の監視
システムの説明図であり、1は監視センタ、2は端末装
置、3は交換網、4はデータ処理部、5は記録部、6は
送受信処理部、7は表示部、8は送受信制御部、9はセ
ンサである。端末装置2の送受信制御部8は、監視セン
タ1に対する自動発呼機能や電話機能を有し、火災,不
法侵入等を検出する各種のセンサ9等を接続し、センサ
9等からの入力がない時は、予め設定された定時通報時
に自動発呼機能によって監視センタ1に対して異常無し
を示す定時通報を行う。
【0010】又監視センタ1の送受信処理部6は、交換
網3を介した端末装置2からの発呼に対する応答,定時
通報や緊急通報の受信処理,端末装置2に対する端末装
置特定の為の装置識別データの要求並びに受信処理等を
行うものである。データ処理部4と、記録部5と、表示
部7とは、例えば、パソコン(パーソナルコンピュー
タ)によって構成することも可能であり、記録部5は、
半導体集積回路メモリ,磁気ディスク装置,光磁気ディ
スク装置等の各種の記憶装置により構成することができ
る。
【0011】端末装置2のセンサ9による火災,不法侵
入等の検出或いは緊急ボタンの押下等により、送受信制
御部8から監視センタ1に対して自動発呼すると、交換
網3は監視センタ1の呼出しを行い、監視センタ1は、
送受信処理部6により自動応答して、端末装置2の装置
識別データを要求する。端末装置2は装置識別データの
要求により或いは監視センタ1の自動応答により、端末
装置2の設置住所等を識別できる装置識別データを送出
する。又火災発生,不法侵入発生,緊急事態発生等の緊
急通報内容を送出する。監視センタ1の送受信処理部6
に於いて受信処理し、データ処理部4に転送し、データ
処理部4は、表示部7に受信緊急通報内容を表示し、救
急出動,状況確認,避難勧告等の各種の処置を講じる。
【0012】又端末装置2の送受信制御部8は、従来例
と同様に1ヵ月等の比較的長期間の間隔の定時通報を自
動的に行う機能を有するもので、監視センタ1では、デ
ータ処理部4の制御により、定時通報端末装置の装置識
別データを基に記録部5の端末装置対応の定時通報日時
を更新する。従って、次回の定時通報日時に定時通報を
受信できない場合は、その端末装置又はその回線に障害
が発生したと判定して、障害回復の処置を講じることに
なる。
【0013】又端末装置2の送受信制御部8の自動発呼
機能は正常であるが、データ送出機能の劣化により装置
識別データを監視センタ1に於いて正しく受信できない
ことがある。その場合は、端末装置2と接続された状態
で監視センタ1は装置識別データの要求を行い、所定回
数繰り返しても装置識別データを正しく受信できない時
に、通信エラー発生と判定する。しかし、この場合は通
信エラー発生の端末装置を特定できないものである。
【0014】そこで、監視センタ1は、データ処理部4
によって記録部5を参照して通信エラー発生端末装置候
補を探索し、通信エラー発生の可能性の大きい端末装置
に対して送受信処理部6から自動発呼し、試験通報送出
要求を行い、この試験通報送出要求に対するデータ通信
が正常であるか否かを判定し、正常でない場合は、通信
エラー発生端末装置と判定する。
【0015】図2は本発明の実施の形態の機能ブロック
図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、10はキ
ーボード等の操作部、11,21はNCU部(網制御
部)、12,22はループ検出部、13,23は被呼検
出部、14,24はライントランス、15,25はモデ
ム部、16,26は主制御部、17,27はマイクロプ
ロセッサ(MPU)、18,28はリードオンリメモリ
(ROM)、19,29はランダムアクセスメモリ(R
AM)、20はデータ転送部、30は操作部、31はハ
ンズフリー部である。
【0016】ループ検出部12,22は、交換網3に対
してループを形成して、オフフックによる発呼又は応答
を行うものであり、又被呼検出部13,23は、交換網
3からの呼出しを検出して、ループ検出部12,22に
ループを形成して応答するものである。又ライントラン
ス14,24は、モデム部15,25と主制御部16,
26等と接続する為のものである。
【0017】又端末装置2の操作部30は、緊急ボタ
ン,相談ボタン,外出ボタン,スピーカボタン,フック
スイッチ及び手動ダイヤル用の押しボタン等を含み、又
主制御部27のリードオンリメモリ28に監視センタ1
の電話番号等が格納され、又端末装置2を識別する為の
装置識別データがリードオンリメモリ28又はランダム
アクセスメモリ29に格納されている。ハンズフリー部
31はハンズフリーにより通話を可能とする送受話器に
相当し、又モデム部25は、装置識別データ等のデータ
を送出する機能を備えている。
【0018】センサ9による火災,不法侵入等の検出又
は操作部30の緊急ボタン等の操作により、主制御部2
6のマイクロプロセッサ27は、リードオンリメモリ2
8から監視センタ1の電話番号を読出し、NCU部21
を制御して、監視センタ1へ自動発呼する。又主制御部
26のマイクロプロセッサ27は、設定された定時通報
日時に於いて前述の緊急通報の為の自動発呼と同様に監
視センタ1に対して自動発呼する。
【0019】監視センタ1は、NCU部11と、モデム
部15と、主制御部16と、データ転送部20と、デー
タ処理部4と、記録部5と、表示部7と、キーボード等
の操作部10とを含み、このデータ処理部4と記録部5
と表示部7と操作部10とはパソコンにより実現するこ
とができる。そして、交換網3からの呼出信号をNCU
部11の被呼検出部13に於いて検出すると、主制御部
27に通知し、主制御部27の制御によりループ検出部
12に於いてループを形成して応答し、モデム部25か
ら発呼端末装置に対して装置識別データ要求を行う。
【0020】端末装置2は、装置識別データ要求に対し
て、主制御部26の制御により、装置識別データをモデ
ム部25からNCU部21を介して送出する。又装置識
別データと共に緊急通報内容又は定時通報内容を送出す
る。なお、端末装置2は、監視センタ1に自動発呼し、
監視センタ1の応答確認により自動的に装置識別データ
を送出すると共に、緊急通報内容又は定時通報内容を送
出する構成とすることもできる。
【0021】監視センタ1は、端末装置2からの装置識
別データをNCU部11を介してモデム部15により受
信し、主制御部16の制御によりデータ転送部20を介
してデータ処理部4に転送する。データ処理部4は、装
置識別データと緊急通報内容又は定時通報内容とを識別
し、記録部5を参照して表示部7に緊急通報内容と装置
識別データに従った端末装置2の名称や住所等を表示す
る。又定時通報の場合は、例えば、記録部5の定時通報
日時を更新する。記録部5は、例えば、端末装置番号
と、加入者氏名と、電話番号と、定時通報等の何らかの
前回の通報日時と、通信エラー発生の履歴と、話中か否
か等の現在の状態とを含む記録内容とすることができ
る。
【0022】前述の端末装置2からの装置識別データを
監視センタ1に於いて正しく受信できない通信エラー発
生時には、発呼端末装置を特定できないから、回線切断
した後は試験通報要求を行うこともできないことにな
る。そこで、データ処理部4は、記録部5を参照して通
信エラー発生端末装置候補を抽出し、試験通報要求を行
い、この試験通報要求を行った端末装置からのデータ通
信が正常であれば、通信エラー発生端末装置でなはく、
データ通信が異常であれば、通信エラー発生端末装置と
判定し、障害回復処置をとることになる。
【0023】図3は本発明の実施の形態の通信エラー発
生端末装置特定のフローチャートであり、前述のよう
に、監視センタ1に於いて、発呼端末装置からの装置識
別データを正しく受信できない場合に通信エラー発生と
判断し、表示部7に通信エラー発生を表示する。この通
信エラー発生により、自動的或いはオペレータが操作部
10の特定キー押下等による通信エラー発生端末装置特
定処理の開始を指示すると、データ処理部4は、記録部
5の端末装置対応の記録内容を検索し、現時刻から例え
ば3日以内に何らかの通報があった否かを判定する
(a)。
【0024】定時通報や緊急通報等があった場合は、短
期間に部品劣化等により障害状態となることは極めて少
ないから、通信エラー発生候補ではないと判定し
(d)、その結果を表示部7に表示する(o)。又何ら
かの通報がなかった場合は、現時刻から1時間以内に定
時通報の時刻となるか否かを判定する(b)。
【0025】現時刻から1時間以内に定時通報の時刻と
ならない場合は、可能性小の通信エラー発生端末装置候
補とする(e)。又現時刻から1時間以内に定時通報の
時刻となる場合は、過去に通信エラー発生の有無を判定
し(c)、通信エラー発生無しの場合は、可能性中の通
信エラー発生端末装置候補とし(f)、通信エラー発生
有りの場合は、可能性大の通信エラー発生端末装置候補
とする(g)。即ち、過去に通信エラー発生の履歴があ
り、且つ前回の定時通報から次回の定時通報までの期間
に近い時間を経過しているから、最も可能性が大きいと
判定する。
【0026】そして、通信エラー発生端末装置候補の有
無を判定し(h)、有りの場合は、通信エラー発生端末
装置候補のデータを表示部7に表示し(i)、その通信
エラー発生端末装置に対してオートダイヤル処理を行い
(j)、試験通報要求を行う(k)。試験通報要求を受
信した端末装置からの装置識別データ等のデータ通信が
正常か否かを判定し(l)、正常の場合は、通信エラー
発生端末装置候補から削除し(m)、ステップ(h)に
戻って通信エラー発生端末装置候補がまだ残存している
か否かを判定し、残存している場合は、前述の処理を繰
り返す。
【0027】又データ通信が異常の場合は、通信エラー
発生端末装置として特定し(n)、その結果を表示部7
に表示し(o)、通信エラー発生端末装置の特定処理を
終了し(p)、保守者の派遣等により障害発生の端末装
置の修復作業等を行うことになる。
【0028】図4は本発明の実施の形態の表示内容の説
明図であり、(A)は、通信エラー発生により表示部7
に通信エラー発生が表示された状態を示し、表示画面に
形成された「特定」キーをマウス等によりクリックし
て、通信エラー発生端末装置特定処理を開始する。な
お、キーボード等の操作部10のファンクションキーや
コマンドキー等の押下により通信エラー発生端末装置特
定処理を開始することも勿論可能である。
【0029】又(B)は、(D)に示す記録部5の記録
内容を表示部7に表示した状態を示し、図3に於けるス
テップ(i)による表示状態に相当する。又記録部5の
記録内容は、端末装置番号(端末No)、氏名、電話番
号、前回の何らかの通報の日時、過去の通信エラー発生
の有無及び日時、状態等を含むものであり、この状態
は、通信エラー発生端末装置特定処理に於けるオートダ
イヤルにより呼出しを行った時に、話中であるか不在で
あるか等の状態を示すもので、呼出しに応答して試験通
報要求によるデータ通信が正常の場合は、表示画面から
削除する。
【0030】又(C)は、端末装置番号0001が話中
であり、端末装置番号0002が正常の場合に於いて、
端末装置番号0002が表示画面から削除されて、端末
装置番号0001の表示内容が残った場合の更新画面を
示す。又(B)に於ける通信エラー発生端末装置候補の
表示に於いて、可能性の大中小の順に表示し、先頭から
順にオートダイヤル処理を行わせ、データ通信が正常の
場合は表示画面から削除することができる。
【0031】この場合、データ通信が異常の端末装置が
複数発生する可能性もあるが、それぞれ通信エラー発生
端末装置として特定された場合に、保守者の派遣等によ
り修復し、緊急通報に遺漏がないようなシステムとする
ことができる。
【0032】図5は本発明の実施の形態の通信エラー発
生判定の説明図であり、端末装置2から自動発呼機能に
より監視センタ1にダイヤルし、監視センタ1の送受信
処理部6に於いてフックオフにより応答して装置識別デ
ータを要求し、端末装置2のモデム部25の障害等によ
りデータ送出が正常に行われない場合、所定間隔で5回
データ要求を繰り返し、正常にデータ受信ができない場
合、フックオンして回線を切断する。端末装置2は、例
えば、1分間隔でリトライを行うように設定されている
から、リダイヤルにより監視センタ1に再発呼すること
になる。
【0033】このリダイヤルによっても正常なデータ通
信ができない場合、送受信処理部6は通信エラーと判定
する。この場合の端末装置2のリダイヤルによる繰り返
し回数は、間違い電話による場合と、通信エラー発生端
末装置の迅速な判定とを考慮して選定するもので、2〜
3回程度とすることができる。そして、送受信処理部6
は通信エラーと判定すると、データ処理部4に通信エラ
ー発生を通知し、データ処理部4は表示部7に、図4の
(A)に示すように、通信エラー発生を表示することに
なる。そして、前述の通信エラー発生端末装置特定処理
が行われるものである。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、緊急通
報用の端末装置の部品劣化等による装置識別データ等の
データ送出レベルの低下や回線状態の不良によるデータ
通信が正常に行われない通信エラー発生時に、監視セン
タ1に於いては、通信エラー発生端末装置を識別できな
いから、記録部5に記録された定時通報等の通報の日時
や過去の通信エラーの記録等を基に、通信エラー発生端
末装置候補を抽出し、この端末装置に対して順次試験通
報を要求し、それによるデータ通信が異常の場合に、通
信エラー発生端末装置と判定するものであり、緊急通報
システム,警備システム,ホームセキュリティシステ
ム,設備監視システム等の各種の監視システムに於ける
端末装置の通信エラー発生を基に、障害発生の端末装置
又は回線を特定できるから、迅速に修復処置を行い、監
視システムの信頼性を向上することができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の監視システムの説明図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態の機能ブロック図である。
【図3】本発明の実施の通信エラー発生端末装置特定の
フローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態の表示内容の説明図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態の通信エラー発生判定の説
明図である。
【図6】監視システムの説明図である。
【符号の説明】
1 監視センタ 2 端末装置 3 交換網 4 データ処理部 5 記録部 6 送受信処理部 7 表示部 8 送受信制御部 9 センサ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視センタと複数の端末装置とを交換網
    を介して接続し、前記監視センタに前記端末装置から緊
    急情報等を送出する監視システムに於いて、 前記監視センタは、前記端末装置対応に、定時通報,通
    信エラー履歴等の端末装置情報を記録する記録部と、通
    信エラー検出時に前記記録部を参照して通信エラー発生
    端末装置候補を探索して表示し且つ該通信エラー発生端
    末装置候補に試験通報送出要求を行い、該試験通報を基
    に当該端末装置又は回線の障害の有無を判定するデータ
    処理部とを備えたことを特徴とする監視システム。
  2. 【請求項2】 監視センタにより交換網を介して接続さ
    れた複数の端末装置を監視する監視方法に於いて、 前記監視センタは、前記端末装置からの発呼に伴う該端
    末装置の特定ができない通信エラー発生時に、該端末装
    置の定時通報からの経過期間と、次回の定時通報時刻
    と、過去の通信エラー発生履歴とを基に通信エラー発生
    端末装置候補を探索し、該通信エラー発生端末装置候補
    に対して試験通報送出要求を行い、該試験通報送出要求
    に対するデータ通信試験が正常か否かを判定し、該デー
    タ通信試験が正常でない場合、当該端末装置又は回線の
    障害発生と判定する過程を含むことを特徴とする監視方
    法。
  3. 【請求項3】 前記監視センタは、前記端末装置の定時
    通報からの経過期間が所定期間より短い時は通信エラー
    発生端末装置候補から除き、前記定時通報からの経過期
    間が所定期間以上の時で、且つ現時刻から次回の定時通
    報まで所定時間内か否かを判定し、所定時間内でない時
    は可能性小の通信エラー発生端末装置候補とし、所定時
    間内で且つ過去に通信エラー発生履歴無しの場合は可能
    性中の通信エラー発生端末装置候補とし、過去に通信エ
    ラー発生履歴有りの場合は可能性大の通信エラー発生端
    末装置候補とし、通信エラー発生の可能性の大きい順に
    端末装置に対して試験通報送出要求を行う過程を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の監視方法。
JP24281296A 1996-09-13 1996-09-13 監視システム及び監視方法 Expired - Lifetime JP2835835B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24281296A JP2835835B2 (ja) 1996-09-13 1996-09-13 監視システム及び監視方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24281296A JP2835835B2 (ja) 1996-09-13 1996-09-13 監視システム及び監視方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1091886A JPH1091886A (ja) 1998-04-10
JP2835835B2 true JP2835835B2 (ja) 1998-12-14

Family

ID=17094663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24281296A Expired - Lifetime JP2835835B2 (ja) 1996-09-13 1996-09-13 監視システム及び監視方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2835835B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013090096A (ja) * 2011-10-17 2013-05-13 Hitachi Building Systems Co Ltd ビル遠隔監視装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1091886A (ja) 1998-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5511109A (en) Security system using call display
US5027383A (en) Supervised, interactive alarm reporting system
CA2042619C (en) Monitored personal emergency response system
US4390750A (en) Remote supervisory system
US8396446B2 (en) Two way voice communication through GSM with alarm communication
US6825762B2 (en) Device for directing a premises alarm panel to a backup radio network upon detection of use of the PSTN by another premises device
US8085911B2 (en) Central monitoring station with method to process call based on call source identification information
JP2835835B2 (ja) 監視システム及び監視方法
JP2825237B2 (ja) 自動通報設備
JP3212802B2 (ja) 遠隔監視装置
JP4367224B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JP3310792B2 (ja) 自動通報方法及び自動通報装置
JP4140874B2 (ja) 非常通報装置、センタ装置、及びそれらを用いた警備システム
JP2848364B2 (ja) 警報送信装置
JPS6068499A (ja) 非常通報応答システム
JP3486544B2 (ja) 監視システム
JPH01298856A (ja) 音声通報方式
JP4194410B2 (ja) 監視用端末装置
JP3107647B2 (ja) 異常通報装置
JP2002269664A (ja) 集中管理システム
JP2000322676A (ja) センタ装置
KR19980066852A (ko) 페이징을 이용한 무인기기의 관리장치 및 방법
JPH06152829A (ja) 保守装置
JP2003289401A (ja) 異常通報システム、異常通報装置および通報受信装置
JP2000251180A (ja) 機械警備システム

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071009

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081009

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081009

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091009

Year of fee payment: 11

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091009

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101009

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101009

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111009

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131009

Year of fee payment: 15

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term