JP2825237B2 - 自動通報設備 - Google Patents
自動通報設備Info
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- JP2825237B2 JP2825237B2 JP63180426A JP18042688A JP2825237B2 JP 2825237 B2 JP2825237 B2 JP 2825237B2 JP 63180426 A JP63180426 A JP 63180426A JP 18042688 A JP18042688 A JP 18042688A JP 2825237 B2 JP2825237 B2 JP 2825237B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、報知設備が火災や盗難等の発生を検出した
ときに、消防署あるいは遠隔地点に設けられた中央管理
センタ等の通報先に、電話回線等の公衆回線を介して通
報を行う自動通報設備に関するものである。
ときに、消防署あるいは遠隔地点に設けられた中央管理
センタ等の通報先に、電話回線等の公衆回線を介して通
報を行う自動通報設備に関するものである。
[従来の技術及び問題点] 電話回線等を経由して、火災受信機等の自動報知設備
からの火災等の異常信号を消防署等に伝送する通報設備
は知られている。
からの火災等の異常信号を消防署等に伝送する通報設備
は知られている。
この種の通報設備においては、受信機が火災センサも
しくは防犯センサ等からの動作信号を受信すると、火災
や盗難等を表わす固有の信号を自動通報設備に送出し、
これにより、自動通報設備が電話回線を介して電話局番
の信号を送って通話可能状態となってからアドレスを付
加した固有信号を通報先もしくは通話先に送出する。こ
の結果、通報先もしくは通話先では、固有信号を受信す
ることにより、アドレスを照合して火災もしくは侵入者
の存在等を知ることができる。
しくは防犯センサ等からの動作信号を受信すると、火災
や盗難等を表わす固有の信号を自動通報設備に送出し、
これにより、自動通報設備が電話回線を介して電話局番
の信号を送って通話可能状態となってからアドレスを付
加した固有信号を通報先もしくは通話先に送出する。こ
の結果、通報先もしくは通話先では、固有信号を受信す
ることにより、アドレスを照合して火災もしくは侵入者
の存在等を知ることができる。
しかしながら、従来のシステムにおいて、正常時には
受信機側から通報先に対して全く信号を発信しないた
め、電話回線の故障や自動通報設備の故障を発見できな
いという欠点があった。
受信機側から通報先に対して全く信号を発信しないた
め、電話回線の故障や自動通報設備の故障を発見できな
いという欠点があった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、このような自動通報設備において、自動通
報設備が正常に機能しているか否かを確認できるように
することを目的とするものである。
報設備が正常に機能しているか否かを確認できるように
することを目的とするものである。
このため、本発明では、自動報知設備としての受信機
が接続される、通報設備の自動送信装置が、定期的に正
常信号(コード信号あるいは音声信号)を通報先の受信
部もしくは通報受信装置に向けて送信できるようにする
ことを第1の目的としている。
が接続される、通報設備の自動送信装置が、定期的に正
常信号(コード信号あるいは音声信号)を通報先の受信
部もしくは通報受信装置に向けて送信できるようにする
ことを第1の目的としている。
また、自動報知設備の受信機に、火災や盗難等の異常
信号とは別のトリガ信号を定期的に出力するトリガ部を
設け、通報設備の通報送信装置はトリガ信号を受信する
と正常信号を通報先の受信部もしくは通報受信装置に向
けて送信できるようにすることを第2の目的している。
この場合、通報設備の通報送信装置には、受信機よりト
リガ信号を定期的に受信しているか否かを判別する機能
を持たせ、トリガ信号を定期的に受信しなくなったとき
に、自動通報設備の異常を示すコードあるいは音声の異
常信号を送出できるようにすることもできる。
信号とは別のトリガ信号を定期的に出力するトリガ部を
設け、通報設備の通報送信装置はトリガ信号を受信する
と正常信号を通報先の受信部もしくは通報受信装置に向
けて送信できるようにすることを第2の目的している。
この場合、通報設備の通報送信装置には、受信機よりト
リガ信号を定期的に受信しているか否かを判別する機能
を持たせ、トリガ信号を定期的に受信しなくなったとき
に、自動通報設備の異常を示すコードあるいは音声の異
常信号を送出できるようにすることもできる。
さらに、自動報知設備の受信機に導通試験(地区回
線、例えば電源兼信号線、が正常が否かを判別する試
験)や火災試験等の異常試験(受信機が正常に動作する
か否かの試験で、疑似的に火災信号等の異常信号を入力
させることにより行う)等の試験を定期的に行わせてそ
の結果、例えば断線あるいは受信機異常、もしくは正常
等の状態信号を出力させるようにし、通報設備の通報送
信装置は、受信機より出力される状態信号を受信する
と、その状態信号に対応した情報コード信号あるいは音
声信号で自動的に通報先の受信部もしくは通報受信装置
に向けて送信できるようにすることを第3の目的として
いる。この場合、通報設備の通報送信装置、受信機より
状態信号を定期的に受信しているか否か判別する機能を
持たせ、状態信号を定期的に受信しなくなったときに、
自動報知設備の異常を送出できるようにすることもでき
る。
線、例えば電源兼信号線、が正常が否かを判別する試
験)や火災試験等の異常試験(受信機が正常に動作する
か否かの試験で、疑似的に火災信号等の異常信号を入力
させることにより行う)等の試験を定期的に行わせてそ
の結果、例えば断線あるいは受信機異常、もしくは正常
等の状態信号を出力させるようにし、通報設備の通報送
信装置は、受信機より出力される状態信号を受信する
と、その状態信号に対応した情報コード信号あるいは音
声信号で自動的に通報先の受信部もしくは通報受信装置
に向けて送信できるようにすることを第3の目的として
いる。この場合、通報設備の通報送信装置、受信機より
状態信号を定期的に受信しているか否か判別する機能を
持たせ、状態信号を定期的に受信しなくなったときに、
自動報知設備の異常を送出できるようにすることもでき
る。
最後に、通報設備の通報送信装置がコード信号あるい
は音声信号に、火災信号等の異常信号とは異なる符号を
付して送信する場合には、遠方に設けられる通報先の受
信部もしくは通報受信装置では、火災信号等の異常信号
と定期的に送られる信号とを識別できることを第4の目
的としている。
は音声信号に、火災信号等の異常信号とは異なる符号を
付して送信する場合には、遠方に設けられる通報先の受
信部もしくは通報受信装置では、火災信号等の異常信号
と定期的に送られる信号とを識別できることを第4の目
的としている。
なお、通報設備の通報送信装置が音声信号のみを送信
ずる場合には、遠方の通報先の受信部もしくは通報受信
装置は電話で良い。
ずる場合には、遠方の通報先の受信部もしくは通報受信
装置は電話で良い。
具体的には、本発明によれば、火災報知設備等の自動
報知設備(RE)が火災等の異常の発生を検出したとき
に、異常の発生を遠隔地点にある通報先に公衆回線(T
L)を介して通報する通報設備(ATX)において、 定期的に異常信号の代わりに正常信号を送出させる正
常信号送出手段が設けられてなる自動通報装置が提供さ
れる。
報知設備(RE)が火災等の異常の発生を検出したとき
に、異常の発生を遠隔地点にある通報先に公衆回線(T
L)を介して通報する通報設備(ATX)において、 定期的に異常信号の代わりに正常信号を送出させる正
常信号送出手段が設けられてなる自動通報装置が提供さ
れる。
本発明のもう1つの具体的な態様によれば、火災報知
設備等の自動報知設備(RE)が火災等の異常の発生を検
出したときに、異常の発生を遠隔地点にある通報先(AT
X)に公衆回線(TL)を介して通報する通報設備(ATX、
ARX)において、 前記自動報知設備(RE)が接続される通報送信装置
(ATX)と、前記公衆回線を介して該通報送信装置が接
続される通報受信装置(ARX)とを備え、 前記通報送信装置には、火災信号等の異常信号の代わ
りに正常信号を定期的に送出させる正常信号送出手段
(TX、IF22、IF23、ステップ307、317、318、)が、 前記通報受信装置には、前記通報送信装置から受信し
た信号が異常信号が正常信号かを判別する判別手段(RA
M31、ステップ405、406)が、 それぞれ設けられてなる自動通報設備が提供される。
設備等の自動報知設備(RE)が火災等の異常の発生を検
出したときに、異常の発生を遠隔地点にある通報先(AT
X)に公衆回線(TL)を介して通報する通報設備(ATX、
ARX)において、 前記自動報知設備(RE)が接続される通報送信装置
(ATX)と、前記公衆回線を介して該通報送信装置が接
続される通報受信装置(ARX)とを備え、 前記通報送信装置には、火災信号等の異常信号の代わ
りに正常信号を定期的に送出させる正常信号送出手段
(TX、IF22、IF23、ステップ307、317、318、)が、 前記通報受信装置には、前記通報送信装置から受信し
た信号が異常信号が正常信号かを判別する判別手段(RA
M31、ステップ405、406)が、 それぞれ設けられてなる自動通報設備が提供される。
本発明のもう1つの具体的な態様によれば、火災報知
設備等の自動報知設備(RE)が火災等の異常の発生を検
出したときに、異常の発生を遠隔地点にある通報先に公
衆回線(TL)を介して通報する通報設備(ATX、ARX)に
おいて、 前記自動報知設備(RE)が接続される通報送信装置
(ATX)と、前記公衆回線を介して該通報送信装置が接
続される通報受信装置(ARX)とを備え、 前記通報送信装置には、前記自動報知設備より出力さ
れる少なくとも火災信号等の異常信号と正常信号を受信
する入力手段(IF21、ステップ301、302)と、該入力手
段が信号を受信したときに受信内容を判別する(ステッ
プ303、304)と共に、判別結果に対応する少なくとも異
常信号と正常信号とのいずれかを送出させる(IF22、IF
23、TX、ステップ305、306、307、317、318)判別送出
手段とが、 前記通報受信装置には前記通報送信装置から受信した
信号が少なくとも異常信号か正常信号かを判別する判別
手段(RAM31、ステップ405、406)が、 それぞれ設けられてなる自動通報設備が提供される。
設備等の自動報知設備(RE)が火災等の異常の発生を検
出したときに、異常の発生を遠隔地点にある通報先に公
衆回線(TL)を介して通報する通報設備(ATX、ARX)に
おいて、 前記自動報知設備(RE)が接続される通報送信装置
(ATX)と、前記公衆回線を介して該通報送信装置が接
続される通報受信装置(ARX)とを備え、 前記通報送信装置には、前記自動報知設備より出力さ
れる少なくとも火災信号等の異常信号と正常信号を受信
する入力手段(IF21、ステップ301、302)と、該入力手
段が信号を受信したときに受信内容を判別する(ステッ
プ303、304)と共に、判別結果に対応する少なくとも異
常信号と正常信号とのいずれかを送出させる(IF22、IF
23、TX、ステップ305、306、307、317、318)判別送出
手段とが、 前記通報受信装置には前記通報送信装置から受信した
信号が少なくとも異常信号か正常信号かを判別する判別
手段(RAM31、ステップ405、406)が、 それぞれ設けられてなる自動通報設備が提供される。
本発明のさらにもう1つの具体的な態様によれば、火
災報知設備等の自動報知設置(BE)が火災等の異常の発
生を検出したときに異常の発生を遠隔地点にある通報先
に公衆回線(TL)を介して自動通報する通報設備(AT
X、ARX)において、 前記自動報知設備(RE)には、前記通報設備の通報送
信装置(ATX)に定期的にトリガ信号を出力するトリガ
手段(CL11、IF12、ステップ214)が、 前記通報送信装置には、前記自動報知設備からの前記
トリガ信号を入力したときに火災情報等の異常情報の代
わりに正常情報を送出させる送出手段(IF22、IF23、T
X、ステップ307、317、318)が、 それぞれ設けられてなることを特徴とする自動通報設
備が提供される。
災報知設備等の自動報知設置(BE)が火災等の異常の発
生を検出したときに異常の発生を遠隔地点にある通報先
に公衆回線(TL)を介して自動通報する通報設備(AT
X、ARX)において、 前記自動報知設備(RE)には、前記通報設備の通報送
信装置(ATX)に定期的にトリガ信号を出力するトリガ
手段(CL11、IF12、ステップ214)が、 前記通報送信装置には、前記自動報知設備からの前記
トリガ信号を入力したときに火災情報等の異常情報の代
わりに正常情報を送出させる送出手段(IF22、IF23、T
X、ステップ307、317、318)が、 それぞれ設けられてなることを特徴とする自動通報設
備が提供される。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について説明する。
前述したように本発明では、正常時に一定時間ごとに
通報先に「正常状態」である旨の信号を送出するように
しており、これにより、通報先はシステムは正常に機能
しているか否かを確認することができる。
通報先に「正常状態」である旨の信号を送出するように
しており、これにより、通報先はシステムは正常に機能
しているか否かを確認することができる。
具体的には以下の方法があり、すべて一定時間ごとに
下記動作を行う。
下記動作を行う。
(a)自動通報設備の送信部すなわち通報送信装置自身
が正常信号を送出する。(前述の第1の目的に対応。) (b)火災もしくは防犯受信機等が正常信号を自動通報
設備に送出し、その結果、自動通報設備が正常信号を通
報先に送出する。(前述の第2の目的に対応。) (c)火災もしくは防犯受信機等が、接続されているセ
ンサの機能試験を行い、機能が正常である場合は正常信
号を、異常である場合はセンサ故障信号を、各々自動通
報設備に送出し、その結果、自動通報設備が各々の信号
を通報先に送出する。(前述の第3の目的に対応。) (d)上記項目(a)〜(c)のいずれの場合にも、遠
方に設けられる自動通報設備の受信部もしくは通報受信
装置は、自動通報設備の通報送信装置から送出される火
災信号等の異常信号と定期的に送出される信号とを識別
できる手段を有する。(前述の第4の目的に対応。) なお、自動通報設備の通報送信装置が音声信号のみを
送信する場合には、遠方の通報受信装置は電話で良い。
が正常信号を送出する。(前述の第1の目的に対応。) (b)火災もしくは防犯受信機等が正常信号を自動通報
設備に送出し、その結果、自動通報設備が正常信号を通
報先に送出する。(前述の第2の目的に対応。) (c)火災もしくは防犯受信機等が、接続されているセ
ンサの機能試験を行い、機能が正常である場合は正常信
号を、異常である場合はセンサ故障信号を、各々自動通
報設備に送出し、その結果、自動通報設備が各々の信号
を通報先に送出する。(前述の第3の目的に対応。) (d)上記項目(a)〜(c)のいずれの場合にも、遠
方に設けられる自動通報設備の受信部もしくは通報受信
装置は、自動通報設備の通報送信装置から送出される火
災信号等の異常信号と定期的に送出される信号とを識別
できる手段を有する。(前述の第4の目的に対応。) なお、自動通報設備の通報送信装置が音声信号のみを
送信する場合には、遠方の通報受信装置は電話で良い。
上に挙げた項目(a)〜(c)は、ユーザもしくは施
設の重要度に応じて選択されることとなるが、以下の実
施例では上記項目(c)及び(d)の場合を、火災検出
の場合を例にとって、受信機、通報送信装置、並びに通
報受信装置について説明する。
設の重要度に応じて選択されることとなるが、以下の実
施例では上記項目(c)及び(d)の場合を、火災検出
の場合を例にとって、受信機、通報送信装置、並びに通
報受信装置について説明する。
なお、本明細書全体を通じて「通報」とは、受信機の
状態を電話回線等を介して消防署等の通報先へ知らせる
ことを意味し、「報知」とは受信機の設置場所に居る監
視員や建物内の人々に知らせることを意味する。
状態を電話回線等を介して消防署等の通報先へ知らせる
ことを意味し、「報知」とは受信機の設置場所に居る監
視員や建物内の人々に知らせることを意味する。
第1図は、本発明の一実施例による火災通報設備を示
す系統ブロック回路図であり、コード信号を自動送信す
る場合の例である。図において、REは、複数の火災感知
器もしくはセンサDE1〜DEnが接続される火災受信機、AT
Xは、火災受信機REが例えば火災を検知したときに通報
先に通報を行う通報送信装置、ARXは、通報先に設けら
れて通報送信装置ATXからの信号を受信する通報受信装
置である。なお、本実施例では通報送信装置ATX及び通
報受信装置ARXで自動通報設備を構成している。
す系統ブロック回路図であり、コード信号を自動送信す
る場合の例である。図において、REは、複数の火災感知
器もしくはセンサDE1〜DEnが接続される火災受信機、AT
Xは、火災受信機REが例えば火災を検知したときに通報
先に通報を行う通報送信装置、ARXは、通報先に設けら
れて通報送信装置ATXからの信号を受信する通報受信装
置である。なお、本実施例では通報送信装置ATX及び通
報受信装置ARXで自動通報設備を構成している。
火災受信機REにおいて、UPU11はマイクロプロセッ
サ、ROM1は第2図のフローチャートで後述するプログラ
ムを記憶したプログラム記憶領域、RAM11は作業領域、T
RXは、インターフェースIF11を介してマイクロプロセッ
サMPU11側接続され、かつ電源兼信号線Lを介して火災
感知器DE1〜DEnが接続される送受信部、CL11はインター
フェースIF13を介してマイクロプロセッサMPU11側に接
続される時計、DOPはインターフェースIF14を介してマ
イクロプロセッサMPU11側に接続される操作表示部、そ
してIF12は、火災受信機REを通報送信装置ATXに接続す
るインターフェースである。なお、本実施例では火災受
信機REはR型としており、各火災感知器からポーリング
によって、火災現象に基づく物理量のセンサ・レベルを
収集するものとする。
サ、ROM1は第2図のフローチャートで後述するプログラ
ムを記憶したプログラム記憶領域、RAM11は作業領域、T
RXは、インターフェースIF11を介してマイクロプロセッ
サMPU11側接続され、かつ電源兼信号線Lを介して火災
感知器DE1〜DEnが接続される送受信部、CL11はインター
フェースIF13を介してマイクロプロセッサMPU11側に接
続される時計、DOPはインターフェースIF14を介してマ
イクロプロセッサMPU11側に接続される操作表示部、そ
してIF12は、火災受信機REを通報送信装置ATXに接続す
るインターフェースである。なお、本実施例では火災受
信機REはR型としており、各火災感知器からポーリング
によって、火災現象に基づく物理量のセンサ・レベルを
収集するものとする。
また通報送信装置ATXにおいて、MPU21はマイクロプロ
セッサ、ROM21は第3図のフローチャートで後述するプ
ログラムを記憶したプログラム記憶領域、RAM21は作業
領域、TXは、インターフェースIF22及びIF23を介してマ
イクロプロセッサMPU21側に接続され、かつ公衆電話TL
を介して通報送信装置ATXを通報受信装置ARXに接続す
る、ダイアラ、モデム等を有する送信器、DP2は、通信
異常等を表示するためにインターフェースIF24を介して
マイクロプロセッサMPU21側に接続される表示器、そし
てIF21は、通報送信装置ATXを火災受信機REに接続する
インターフェースである。
セッサ、ROM21は第3図のフローチャートで後述するプ
ログラムを記憶したプログラム記憶領域、RAM21は作業
領域、TXは、インターフェースIF22及びIF23を介してマ
イクロプロセッサMPU21側に接続され、かつ公衆電話TL
を介して通報送信装置ATXを通報受信装置ARXに接続す
る、ダイアラ、モデム等を有する送信器、DP2は、通信
異常等を表示するためにインターフェースIF24を介して
マイクロプロセッサMPU21側に接続される表示器、そし
てIF21は、通報送信装置ATXを火災受信機REに接続する
インターフェースである。
最後に、通報受信装置ARXにおいて、MPU31はマイクロ
プロセッサ、ROM31は第4図のフローチャートで後述す
るプログラムを記憶したプログラム記憶領域、RAM31は
作業領域、RXはインターフェースIF31を介してマイクロ
プロセッサMPU31側に接続され、かつ公衆電話線TLを介
して通報送信装置ATXからの情報を受信する受信器、DP3
はインターフェースIF33を介してマイクロプロセッサMP
U31側に接続される表示器、そして最後にCL31はインタ
ーフェースIF32を介してマイクロプロセッサMPU31側に
接続される時計である。
プロセッサ、ROM31は第4図のフローチャートで後述す
るプログラムを記憶したプログラム記憶領域、RAM31は
作業領域、RXはインターフェースIF31を介してマイクロ
プロセッサMPU31側に接続され、かつ公衆電話線TLを介
して通報送信装置ATXからの情報を受信する受信器、DP3
はインターフェースIF33を介してマイクロプロセッサMP
U31側に接続される表示器、そして最後にCL31はインタ
ーフェースIF32を介してマイクロプロセッサMPU31側に
接続される時計である。
第2図は、第1図の火災受信機REの本発明に関係した
動作を説明するための図であり、記憶領域ROM11に記憶
されているプログラムをフローチャートで示している。
動作を説明するための図であり、記憶領域ROM11に記憶
されているプログラムをフローチャートで示している。
最初に、火災感知器DE1〜DEnからのセンサ・データL1
がインターフェースIF11から読込まれる(ステップ20
1)。本実施例では火災受信機REはR型としており、セ
ンサ・データは、ポーリングによって火災感知器から収
集される、例えば物理量に基づくセンサ・レベルであ
る。もし、読込まれたセンサ・データが火災の発生を表
わしていれば(ステップ202のY)、操作表示部DOPに火
災発生を表示する等の適当な火災動作が取られた(ステ
ップ203)後、通報送信装置ATXのインターフェースIF21
に送信すべく、インターフェースIF12に火災信号がセッ
トされ、その後、ステップ201に戻って次のセンサ・デ
ータの読込みに移る。
がインターフェースIF11から読込まれる(ステップ20
1)。本実施例では火災受信機REはR型としており、セ
ンサ・データは、ポーリングによって火災感知器から収
集される、例えば物理量に基づくセンサ・レベルであ
る。もし、読込まれたセンサ・データが火災の発生を表
わしていれば(ステップ202のY)、操作表示部DOPに火
災発生を表示する等の適当な火災動作が取られた(ステ
ップ203)後、通報送信装置ATXのインターフェースIF21
に送信すべく、インターフェースIF12に火災信号がセッ
トされ、その後、ステップ201に戻って次のセンサ・デ
ータの読込みに移る。
もし読込まれたセンサ・データが火災の発生を表わし
ていなければ(ステップ202のN)、時計CL11から時刻L
2を読込んで(ステップ205)試験時刻か否かが判定さ
れ、未だ試験時刻でなければ(ステップ206のN)、ス
テップ201に戻って次のセンサ・データを読込む。
ていなければ(ステップ202のN)、時計CL11から時刻L
2を読込んで(ステップ205)試験時刻か否かが判定さ
れ、未だ試験時刻でなければ(ステップ206のN)、ス
テップ201に戻って次のセンサ・データを読込む。
試験時刻となったならば(ステップ206のY)、火災
感知器すなわちセンサに試験命令を送出する(ステップ
207)。試験命令に応答し、本実施例のR型でポーリン
グ方式の場合には、センサは正常であれば火災判断レベ
ルに相当する出力すなわちセンサ・レベルを送出してく
る。なお、通常のオン・オフ式の感知器の場合には正常
か異常かの試験を行い、その結果を送出してくる。ま
た、P型の場合には、例えば導通試験が行われる。
感知器すなわちセンサに試験命令を送出する(ステップ
207)。試験命令に応答し、本実施例のR型でポーリン
グ方式の場合には、センサは正常であれば火災判断レベ
ルに相当する出力すなわちセンサ・レベルを送出してく
る。なお、通常のオン・オフ式の感知器の場合には正常
か異常かの試験を行い、その結果を送出してくる。ま
た、P型の場合には、例えば導通試験が行われる。
ステップ207で試験命令が送出された後、試験制限時
間Tの間に、本実施例の場合における火災信号に相当す
るセンサ・レベルが送出されてくるか否かを判定する。
すなわち、まず、試験時間制限用タイマとしてのカウン
タL3を0にセットした(ステップ208)後、1つづつ増
分していき(ステップ209)、増分するごとにインター
フェースIF11からセンサ・データL1を読込んで(ステッ
プ210)、火災か否かを判定していき(ステップ211)、
火災発生が無い内に制限時間Tが経過してしまうと(ス
テップ211のN、及びステップ212のY)、当該火災感知
器は故障と見なされ、インターフェースIF12にセンサ故
障信号がセットされる(ステップ213)。また制限時間
T内に火災発生があれば(P型の場合は「導通」であれ
ば)(ステップ211のY)、インターフェースIF12にセ
ンサ正常信号がセットされ(ステップ214)、その後、
当該火災感知器に復旧命令が送出される(ステップ21
5)。
間Tの間に、本実施例の場合における火災信号に相当す
るセンサ・レベルが送出されてくるか否かを判定する。
すなわち、まず、試験時間制限用タイマとしてのカウン
タL3を0にセットした(ステップ208)後、1つづつ増
分していき(ステップ209)、増分するごとにインター
フェースIF11からセンサ・データL1を読込んで(ステッ
プ210)、火災か否かを判定していき(ステップ211)、
火災発生が無い内に制限時間Tが経過してしまうと(ス
テップ211のN、及びステップ212のY)、当該火災感知
器は故障と見なされ、インターフェースIF12にセンサ故
障信号がセットされる(ステップ213)。また制限時間
T内に火災発生があれば(P型の場合は「導通」であれ
ば)(ステップ211のY)、インターフェースIF12にセ
ンサ正常信号がセットされ(ステップ214)、その後、
当該火災感知器に復旧命令が送出される(ステップ21
5)。
第3図は、第1図の通報送信装置ATXの本発明に関係
した動作を説明するための図であり、記憶領域ROM21に
記憶されているプログラムをフローチャートで示してい
る。
した動作を説明するための図であり、記憶領域ROM21に
記憶されているプログラムをフローチャートで示してい
る。
通報送信装置ATXに設けられているインターフェースI
F21には、火災受信機REのインターフェースIF12からの
入力信号がセットされ、従って最初に、該インターフェ
ースIF21の内容S1を読込んで(ステップ301)、火災受
信機REからの信号が入力されたか否かが判定される(ス
テップ302)。火災受信機REからの信号が入力されてい
れば(ステップ302のY)、次にその入力信号が、第2
図のステップ204で送信された火災信号か、ステップ213
で送信されたセンサ故障か、もしくはステップ214で送
信された正常信号かが判定される(ステップ303及び30
4)。火災信号であれば(ステップ303のY)、該火災信
号並びにアドレスをインターフェースIF22にセットし
(ステップ305)、センサ故障信号であれば(ステップ3
04のY)、該センサ故障信号並びにアドレスをインター
フェースIF22にセットし(ステップ306)、そして正常
信号であれば(ステップ304のN)、該正常信号並びに
アドレスをインターフェースIF22にセットする(ステッ
プ307)。
F21には、火災受信機REのインターフェースIF12からの
入力信号がセットされ、従って最初に、該インターフェ
ースIF21の内容S1を読込んで(ステップ301)、火災受
信機REからの信号が入力されたか否かが判定される(ス
テップ302)。火災受信機REからの信号が入力されてい
れば(ステップ302のY)、次にその入力信号が、第2
図のステップ204で送信された火災信号か、ステップ213
で送信されたセンサ故障か、もしくはステップ214で送
信された正常信号かが判定される(ステップ303及び30
4)。火災信号であれば(ステップ303のY)、該火災信
号並びにアドレスをインターフェースIF22にセットし
(ステップ305)、センサ故障信号であれば(ステップ3
04のY)、該センサ故障信号並びにアドレスをインター
フェースIF22にセットし(ステップ306)、そして正常
信号であれば(ステップ304のN)、該正常信号並びに
アドレスをインターフェースIF22にセットする(ステッ
プ307)。
次に、インターフェースIF23に通報先もしくは通話先
のアドレスすなわち電話番号がセットされる(ステップ
308)。セットされると内蔵のダイアラが自動起動して
通話先のアドレスをコールする。ダイアラのダイアル
中、呼び出し時間としてタイマを第1の所定時間例えば
15秒にセットし該第1の所定時間が経過するのを待つ
(ステップ309)。第1の所定時間が経過したならば
(ステップ309のY)、インターフェースIF23の内容す
なわち電話回線の状態データS2が読込まれ(ステップ31
0)、該状態データS2がビジー状態を示しているか否
か、すなわち通話中のため回線がふさがっているか否か
が判定される(ステップ311)。
のアドレスすなわち電話番号がセットされる(ステップ
308)。セットされると内蔵のダイアラが自動起動して
通話先のアドレスをコールする。ダイアラのダイアル
中、呼び出し時間としてタイマを第1の所定時間例えば
15秒にセットし該第1の所定時間が経過するのを待つ
(ステップ309)。第1の所定時間が経過したならば
(ステップ309のY)、インターフェースIF23の内容す
なわち電話回線の状態データS2が読込まれ(ステップ31
0)、該状態データS2がビジー状態を示しているか否
か、すなわち通話中のため回線がふさがっているか否か
が判定される(ステップ311)。
通話中であれば(ステップ311のY)、タイマを第2
の所定時間、例えば5分にセットした後、インターフェ
ースIF23をクリアし(ステップ313)、時間待ちの後、
再度、通話先のアドレスをセットすることにより、通話
先をコールする(ステップ308)。このようにしてステ
ップ308から313までの動作を繰り返すことにより、通話
中のままの状態が第2の所定時間、例えば5分間以上継
続したことが判定されると(ステップ312のY)、通信
異常を表示し(ステップ314)、タイマをリセットした
後、ステップ301に戻る。
の所定時間、例えば5分にセットした後、インターフェ
ースIF23をクリアし(ステップ313)、時間待ちの後、
再度、通話先のアドレスをセットすることにより、通話
先をコールする(ステップ308)。このようにしてステ
ップ308から313までの動作を繰り返すことにより、通話
中のままの状態が第2の所定時間、例えば5分間以上継
続したことが判定されると(ステップ312のY)、通信
異常を表示し(ステップ314)、タイマをリセットした
後、ステップ301に戻る。
ビジー状態でないことが判定されるか、もしくは第2
の所定時間内にビジー状態が解除されたことが判定され
ると(ステップ311のN)、次に、レディー状態か否
か、すなわち回線がつながったか否かが判定され(ステ
ップ315)、未だレディー状態でなければ(ステップ315
のN)、タイマを第3の所定時間、例えば3分にセット
する。レディー状態とならないうちに第3の所定時間が
経過したことを判定されたならば(ステップ316の
Y)、通信異常を表示し(ステップ314)、かつタイマ
をリセットしてステップ301に戻る。
の所定時間内にビジー状態が解除されたことが判定され
ると(ステップ311のN)、次に、レディー状態か否
か、すなわち回線がつながったか否かが判定され(ステ
ップ315)、未だレディー状態でなければ(ステップ315
のN)、タイマを第3の所定時間、例えば3分にセット
する。レディー状態とならないうちに第3の所定時間が
経過したことを判定されたならば(ステップ316の
Y)、通信異常を表示し(ステップ314)、かつタイマ
をリセットしてステップ301に戻る。
第3の所定時間内にレディー状態となったならば(ス
テップ315のY)、インターフェースIF22のデータ送信
ビットをセットした後(ステップ317)、タイマを第4
の所定時間にセットする。インターフェースIF22にデー
タ送信ビットをセットすることにより通報受信装置ARX
に対して、火災信号(ステップ305)、センサ故障信号
(ステップ306)、または正常信号(ステップ307)のい
ずれかが送信されるが、送信が完了しないうちに第4の
所定時間が経過したことが判定された場合には(ステッ
プ319のY)、通信異常を表示器DP2に表示し(ステップ
314)、かつタイマをリセットした後、ステップ301に戻
る。
テップ315のY)、インターフェースIF22のデータ送信
ビットをセットした後(ステップ317)、タイマを第4
の所定時間にセットする。インターフェースIF22にデー
タ送信ビットをセットすることにより通報受信装置ARX
に対して、火災信号(ステップ305)、センサ故障信号
(ステップ306)、または正常信号(ステップ307)のい
ずれかが送信されるが、送信が完了しないうちに第4の
所定時間が経過したことが判定された場合には(ステッ
プ319のY)、通信異常を表示器DP2に表示し(ステップ
314)、かつタイマをリセットした後、ステップ301に戻
る。
第4の所定時間内に送信が完了したことが判定された
場合には(ステップ318のY)、インターフェースIF22
及びIF23をクリアし(ステップ320)、かつ通信異常表
示をクリアして(ステップ321)、ステップ301に戻る。
場合には(ステップ318のY)、インターフェースIF22
及びIF23をクリアし(ステップ320)、かつ通信異常表
示をクリアして(ステップ321)、ステップ301に戻る。
第4図は、第1図の通報受信装置ARXの本発明に関係
した動作を説明するための図であり、記憶領域ROM31に
記憶されているプログラムをフローチャートで示してい
る。
した動作を説明するための図であり、記憶領域ROM31に
記憶されているプログラムをフローチャートで示してい
る。
第3図のステップ305、306及び307でインターフェー
スIF22にセットされた内容が、通報送信装置ATXの送信
器TX並びに公衆電話線TLを介して、通報受信装置ARXの
受信器RXに送信されてくることにより、受信割込みが生
ずれば(ステップ401のY)、インターフェースIF31か
ら該受信内容R1を読込み(ステップ402)、受信内容R1
の内、アドレスをR2、信号をR3とする(ステップ40
3)。作業領域RAM31には、当該通報受信装置ARXに接続
されている通報送信装置ATXの数N、すなわちアドレスR
2の数N分の記憶領域が設けられており、読込まれた信
号R3は、作業領域RAM31のアドレスR2に対応する該当位
置に記憶される(ステップ404)。
スIF22にセットされた内容が、通報送信装置ATXの送信
器TX並びに公衆電話線TLを介して、通報受信装置ARXの
受信器RXに送信されてくることにより、受信割込みが生
ずれば(ステップ401のY)、インターフェースIF31か
ら該受信内容R1を読込み(ステップ402)、受信内容R1
の内、アドレスをR2、信号をR3とする(ステップ40
3)。作業領域RAM31には、当該通報受信装置ARXに接続
されている通報送信装置ATXの数N、すなわちアドレスR
2の数N分の記憶領域が設けられており、読込まれた信
号R3は、作業領域RAM31のアドレスR2に対応する該当位
置に記憶される(ステップ404)。
作業領域RAM31の、アドレスR2に対応する位置に記憶
された信号R3は、次に、第3図のステップ305でセット
された火災信号(ステップ405のY)、ステップ306でセ
ットされたセンサ故障信号(ステップ406のY)、もし
くはステップ307でセットされた正常信号(ステップ405
及び406のN)のいずれであるかが判定される。もし、
火災信号か(ステップ405のY)もしくはセンサ故障信
号(ステップ406のY)であるならば、アドレスR2と共
にR3の内容をインターフェースIF33にセットすることに
より表示器DP3に表示し(ステップ407)、その後、ステ
ップ401に戻って次の受信割込みを待つ。
された信号R3は、次に、第3図のステップ305でセット
された火災信号(ステップ405のY)、ステップ306でセ
ットされたセンサ故障信号(ステップ406のY)、もし
くはステップ307でセットされた正常信号(ステップ405
及び406のN)のいずれであるかが判定される。もし、
火災信号か(ステップ405のY)もしくはセンサ故障信
号(ステップ406のY)であるならば、アドレスR2と共
にR3の内容をインターフェースIF33にセットすることに
より表示器DP3に表示し(ステップ407)、その後、ステ
ップ401に戻って次の受信割込みを待つ。
もし、受信割込みが無ければ(ステップ401のN)、
インターフェースIF32を介して時計CL31から時刻R4を読
込み(ステップ408)、検査時刻であるか否かが判定さ
れる。もし、検査時刻になっているならば(ステップ40
9のY)、通報送信装置ATXからの信号が定期的に通報受
信装置ARXに送信されてきているか否かの検査が行われ
る。従って、作業領域RAM31のN個分のアドレス位置を
順番に検査していくための変数n(n=1〜N)と、無
応答のアドレスの数を計数するための変数k(k=1〜
N)とが最初0にセットされ(ステップ410)、その
後、nを順番に1つづつ増分していくことにより(ステ
ップ411)、各アドレスnに対応する作業領域RAM31の位
置に信号が有るか否かが判定されていく(ステップ41
2)。火災信号か、センサ故障信号か、もしくは正常信
号かのいずれかが有れば(ステップ412のY)、通報送
信装置ATXと通報受信装置ARXとの伝送関係は正常なの
で、何もせずにそのまま次のアドレスに対応する位置の
検査に移る。もし、いずれの信号も存在しなければ(ス
テップ412のN)、インターフェースIF33にn番アドレ
ス無応答をセットして表示器DP3に表示し(ステップ41
3)、次に、変数kを1つ増分し(ステップ414)、そし
て、次のアドレスに対応する位置の検査に移る。
インターフェースIF32を介して時計CL31から時刻R4を読
込み(ステップ408)、検査時刻であるか否かが判定さ
れる。もし、検査時刻になっているならば(ステップ40
9のY)、通報送信装置ATXからの信号が定期的に通報受
信装置ARXに送信されてきているか否かの検査が行われ
る。従って、作業領域RAM31のN個分のアドレス位置を
順番に検査していくための変数n(n=1〜N)と、無
応答のアドレスの数を計数するための変数k(k=1〜
N)とが最初0にセットされ(ステップ410)、その
後、nを順番に1つづつ増分していくことにより(ステ
ップ411)、各アドレスnに対応する作業領域RAM31の位
置に信号が有るか否かが判定されていく(ステップ41
2)。火災信号か、センサ故障信号か、もしくは正常信
号かのいずれかが有れば(ステップ412のY)、通報送
信装置ATXと通報受信装置ARXとの伝送関係は正常なの
で、何もせずにそのまま次のアドレスに対応する位置の
検査に移る。もし、いずれの信号も存在しなければ(ス
テップ412のN)、インターフェースIF33にn番アドレ
ス無応答をセットして表示器DP3に表示し(ステップ41
3)、次に、変数kを1つ増分し(ステップ414)、そし
て、次のアドレスに対応する位置の検査に移る。
このようにして作業領域RAM31の信号R3の記憶領域の
Nアドレスに対応するすべての位置を検査してしまった
ら(ステップ415のY)、作業領域RAM31の信号R3の記憶
領域をクリアし(ステップ416)、次に、変数kの値が
Nに達したか否かが判定される(ステップ417)。変数
kの値がアドレスの数Nに等しいということは、すべて
のアドレスから信号を受信できなかったことを意味し、
この場合は公衆電話線TLとの接続が不良であることをも
含め、実質的に通報受信装置ARX自身の故障であると考
えられるので、インターフェースIF33を介して表示器DP
3にその旨が表示される(ステップ418)。
Nアドレスに対応するすべての位置を検査してしまった
ら(ステップ415のY)、作業領域RAM31の信号R3の記憶
領域をクリアし(ステップ416)、次に、変数kの値が
Nに達したか否かが判定される(ステップ417)。変数
kの値がアドレスの数Nに等しいということは、すべて
のアドレスから信号を受信できなかったことを意味し、
この場合は公衆電話線TLとの接続が不良であることをも
含め、実質的に通報受信装置ARX自身の故障であると考
えられるので、インターフェースIF33を介して表示器DP
3にその旨が表示される(ステップ418)。
なお、通報送信装置ATXが定期的に正常信号を送出す
る場合には、通報送信装置ATXにタイマを設け、このタ
イマの制御によって正常信号を送出させるようにすれば
良い。
る場合には、通報送信装置ATXにタイマを設け、このタ
イマの制御によって正常信号を送出させるようにすれば
良い。
[発明の効果] 以上、本発明によれば、自動火災報知設備あるいは防
犯設備等の自動報知設備が警報状態の発生を検出したと
きに、警報発生を遠隔地点にある通報先に公衆回線を介
して通報する通報装置において、前記自動報知設備が接
続される通報送信装置と、前記公衆回線を介して該通報
送信装障が接続される通報受信装置とを備え、前記自動
報知設備には、前記通報送信装置に定期的に定期情報
(例:トリガ信号、状態情報)を出力する手段が設けら
れ、前記通報送信装置には、前記自動報知設備から出力
される前記警報発生を示す信号並びに定期情報を受信す
る受信手段と、前記受信手段が前記警報発生を示す信号
を受信したときにその警報情報を前記通報受信装置に送
出する第1の送出手段と、前記受信手段が受信する前記
定期情報に基づき前記自動報知設備の状態が正常状態か
異常状態かを判別してその状態情報を前記通報受信装置
に送出させる第2の送出手段とが設けられ、前記通報受
信装置には、前記通報装置から受信した情報が状態情報
が否か判別し、状態情報であれは異常か正常かを判別
し、少なくとも異常の時はその旨を報知する判別報知手
段が設けられたので、自動報知設備と通報設備の双方が
正常に機能している(正常状態の状態情報の受信)、自
動報知設備の一部もしくは全部の機能に異常が発生して
いるが通報送信装置は正常に機能している(異常状態の
状態情報の受信)、通報送信装置または公衆回線が異常
である(状態情報の無受信)、という状況の判別が行え
るという効果がある。
犯設備等の自動報知設備が警報状態の発生を検出したと
きに、警報発生を遠隔地点にある通報先に公衆回線を介
して通報する通報装置において、前記自動報知設備が接
続される通報送信装置と、前記公衆回線を介して該通報
送信装障が接続される通報受信装置とを備え、前記自動
報知設備には、前記通報送信装置に定期的に定期情報
(例:トリガ信号、状態情報)を出力する手段が設けら
れ、前記通報送信装置には、前記自動報知設備から出力
される前記警報発生を示す信号並びに定期情報を受信す
る受信手段と、前記受信手段が前記警報発生を示す信号
を受信したときにその警報情報を前記通報受信装置に送
出する第1の送出手段と、前記受信手段が受信する前記
定期情報に基づき前記自動報知設備の状態が正常状態か
異常状態かを判別してその状態情報を前記通報受信装置
に送出させる第2の送出手段とが設けられ、前記通報受
信装置には、前記通報装置から受信した情報が状態情報
が否か判別し、状態情報であれは異常か正常かを判別
し、少なくとも異常の時はその旨を報知する判別報知手
段が設けられたので、自動報知設備と通報設備の双方が
正常に機能している(正常状態の状態情報の受信)、自
動報知設備の一部もしくは全部の機能に異常が発生して
いるが通報送信装置は正常に機能している(異常状態の
状態情報の受信)、通報送信装置または公衆回線が異常
である(状態情報の無受信)、という状況の判別が行え
るという効果がある。
第1図は、本発明の一実施例による火災通報設備を示す
系統ブロック回路図、第2図は、第1図の火災受信機RE
の本発明に関係した動作を説明するための図であり、記
憶領域ROM11に記憶されているプログラムのフローチャ
ートを示す図、第3図は、第1図の通報送信装置ATXの
本発明に関係した動作を説明するための図であり、記憶
領域ROM21に記憶されているプログラムのフローチャー
トを示す図、第4図は、第1図の通報受信装置ARXの本
発明に関係した動作を説明するための図であり、記憶領
域ROM31に記憶されているプログラムのフローチャート
を示す図である。 図において、 DE1〜DEnは火災感知器、REは火災受信機、ATXは通報送
信装置、ARXは通報受信装置、Lは電源兼信号線、TLは
公衆電話線である。 火災受信機REにおいて、MPU11はマイクロプロセッサ、R
OM11は第2図のフローチャートで示すプログラムを記憶
したプログラム記憶領域、RAM11は作業領域、TRXは送受
信部、CL11は時計、DOPは操作表示部、IF12は火災受信
機REを通報送信装置ATXに接続するインターフェース、 通報送信装置ATXにおいて、MPU21はマイクロプロセッ
サ、ROM21は第3図のフローチャートで示すプログラム
を記憶したプログラム記憶領域、RAM21は作業領域、TX
は送信器、DP2は表示器、IF21は通報送信装置ATXを火災
受信器REに接続するインターフェース、 通報受信装置ARXにおいて、MPU31はマイクロプロセッ
サ、ROM31は第4図のフローチャートで示すプログラム
を記憶したプログラム記憶領域、RAM31は作業領域、RX
は受信器、DP3は表示器、CL31は時計、 である。
系統ブロック回路図、第2図は、第1図の火災受信機RE
の本発明に関係した動作を説明するための図であり、記
憶領域ROM11に記憶されているプログラムのフローチャ
ートを示す図、第3図は、第1図の通報送信装置ATXの
本発明に関係した動作を説明するための図であり、記憶
領域ROM21に記憶されているプログラムのフローチャー
トを示す図、第4図は、第1図の通報受信装置ARXの本
発明に関係した動作を説明するための図であり、記憶領
域ROM31に記憶されているプログラムのフローチャート
を示す図である。 図において、 DE1〜DEnは火災感知器、REは火災受信機、ATXは通報送
信装置、ARXは通報受信装置、Lは電源兼信号線、TLは
公衆電話線である。 火災受信機REにおいて、MPU11はマイクロプロセッサ、R
OM11は第2図のフローチャートで示すプログラムを記憶
したプログラム記憶領域、RAM11は作業領域、TRXは送受
信部、CL11は時計、DOPは操作表示部、IF12は火災受信
機REを通報送信装置ATXに接続するインターフェース、 通報送信装置ATXにおいて、MPU21はマイクロプロセッ
サ、ROM21は第3図のフローチャートで示すプログラム
を記憶したプログラム記憶領域、RAM21は作業領域、TX
は送信器、DP2は表示器、IF21は通報送信装置ATXを火災
受信器REに接続するインターフェース、 通報受信装置ARXにおいて、MPU31はマイクロプロセッ
サ、ROM31は第4図のフローチャートで示すプログラム
を記憶したプログラム記憶領域、RAM31は作業領域、RX
は受信器、DP3は表示器、CL31は時計、 である。
Claims (3)
- 【請求項1】自動火災報知設備あるいは防犯設備等の自
動報知設備が警報状態の発生を検出したときに、警報発
生を遠隔地点にある通報先に公衆回線を介して通報する
通報装置において、 前記自動報知設備が接続される通報送信装置と、前記公
衆回線を介して該通報送信装置が接続される通報受信装
置とを備え、 前記自動報知設備には、前記通報送信装置に定期的に定
期情報(例:トリガ信号、状態情報)を出力する手段が
設けられ、 前記通報送信装置には、前記自動報知設備から出力され
る前記警報発生を示す信号並びに定期情報を受信する受
信手段と、 前記受信手段が前記警報発生を示す信号を受信したとき
にその警報情報を前記通報受信装置に送出する第1の送
出手段と、 前記受信手段が受信する前記定期情報に基づき前記自動
報知設備の状態が正常状態か異常状態かを判別してその
状態情報を前記通報受信装置に送出させる第2の送出手
段とが設けられ、 前記通報受信装置には、 前記通報送信装置から受信した情報が状態情報か否か判
別し、状態情報であれは異常か正常かを判別し、少なく
とも異常の時はその旨を報知する判別報知手段が設けら
れ、 てなることを特徴とする自動通報設備。 - 【請求項2】自動火災報知設備あるいは防犯設備等の自
動報知設備が警報状態の発生を検出したときに、警報発
生を遠隔地点にある通報先に公衆回転を介して通報する
通報装置において、 前記自動報知設備が接続される通報送信装置と、前記公
衆回線を介して該通報送信装置が接続される通報受信装
置とを備え、 前記自動報知設備には、 前記通報送信装置に定期的にトリガ信号を出力するトリ
ガ手段が設けられ、 前記通報送信装置には、 前記自動報知設備から出力される前記警報発生を示す信
号並びにトリガ信号を受信する受信手段と、 前記受信手段が前記警報発生を示す信号を受信したとき
にその警報惰報を前記通報受信装置に送出する第1の送
出手段と、 前記受信手段に前記トリガ信号が定期的に入力している
か否か判別するとともに、前記トリガ信号が入力したと
きには正常状態を示す状態情報を、トリガ信号が定期的
に入力しなくなった時は異常状態を示す状態情報を前記
通報受信装置に送出させる第2の送出手段とが設けら
れ、 前記通報受信装置には、 前記通報送信装置から受信した情報が状態情報か否か判
別し、状態情報であれぱ異常か正常かを判別し、少なく
とも異常の時はその旨を報知する判別報知手段が設けら
れ、 てなることを特徴とする自動通報設備。 - 【請求項3】自動火災報知設備あるいは防犯設備等の自
動報知設備が警報状態の発生を検出したときに、警報発
生を示す情報を遠隔地点にある通報先に公衆回線を介し
て通報する通報装置において、前記自動報知設備が接続
される通報送信装置と、前記公衆回線を介して該通報送
信装置が接続される通報受信装置とを備え、 前記自動報知設備には、 該自動報知設備が正常状態か故障状態かを定期的に試験
してその状態情報を前記通報送信装置に出力する状態監
視手段が設けられ、 前記通報送信装置には、 前記自動報知設備から出力される前記警報発生を示す情
報並びに前記状態情報を受信する入力手段と、 前記入力手段が前記警報発生を示す情報を受信したとき
に警報情報を前記通報受信装置に前記公衆回線を介して
送出させる第1の送出手段と、 前記入力手段が前記状態情報を受信したときに受信内容
を判別すると共に判別結果に対応する少なくとも異常ま
たは正常を示す状態情報を前記通報受信装置に前記公衆
回線を介して送出させる第2の送出手段とが設けられ、
前記通報受信装置には、前記通報送信装置から受信した
情報が状態情報か否か判別し、状態情報であれぱ異常か
正常かを判別し、少なくとも異常の時はその旨を報知す
る判別報知手段が設けられ、 てなることを特徴とする自動通報設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63180426A JP2825237B2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 自動通報設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63180426A JP2825237B2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 自動通報設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0231298A JPH0231298A (ja) | 1990-02-01 |
JP2825237B2 true JP2825237B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=16083049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63180426A Expired - Fee Related JP2825237B2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 自動通報設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2825237B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210099776A (ko) * | 2020-02-05 | 2021-08-13 | 최옥선 | 정상동작 확인이 가능한 경보시스템 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH077559A (ja) * | 1993-06-14 | 1995-01-10 | Chuo Denshi Kk | ワンタッチダイヤル通報装置 |
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