JP2614181B2 - 機器及び回線障害検知機能を有する機械警備システム - Google Patents

機器及び回線障害検知機能を有する機械警備システム

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JP2614181B2
JP2614181B2 JP27646493A JP27646493A JP2614181B2 JP 2614181 B2 JP2614181 B2 JP 2614181B2 JP 27646493 A JP27646493 A JP 27646493A JP 27646493 A JP27646493 A JP 27646493A JP 2614181 B2 JP2614181 B2 JP 2614181B2
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総太郎 石橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、契約ユーザ宅に設置し
た各種センサ群により部屋内への不審者の侵入や盗難、
部屋内設備の異常を検知して、これを公衆通信回線を通
じて警備会社の監視センタに通報する機械警備システム
に関し、更に詳しくはユーザ宅と警備会社の監視センタ
との間に介在する各種機器の故障並びに公衆通信回線の
断線をも常時チェックするようにして信頼性を飛躍的に
高めた機械警備システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、機械警備の普及は目ざましく、そ
の警備対象は工場、オフィス、商店、更には一般家庭に
まで広がっている。現在主流となっている機械警備シス
テムの手法は専用通信回線を使用する方法であり、その
具体的な形態は、センサ群を備えた警報装置が設置され
ている契約エンドユーザ宅(以下、ユーザ宅と称する。
また、ユーザ宅の概念には工場、オフィス、商店、一般
家庭の全てを含むものとする)と、警備会社の監視セン
タとを電信電話会社の専用通信回線で接続し、ユーザ宅
のセンサ群が検知信号を監視センタから遠隔監視する手
法である。そして専用回線は交換局を通すことなくユー
ザ宅と監視センタとが直結されており、回線も常時接続
状態となっている。この手法では監視センタはセンサ群
からの検知信号を監視すると同時に、ユーザ宅と監視セ
ンタとの間に介在する機器の故障や回線断線の発生状況
をも常に監視していることから、その信頼性は極めて高
いものの、専用通信回線の使用料金が高額であるという
欠点がある。
【0003】これに対して、専用通信回線に代えて公衆
通信回線(一般加入回線)を使用した機械警備システム
も存在している。この方法は、図7に示すように、ユー
ザ宅Aと、電信電話会社の中継局群E及び警備会社の監
視センタFとを公衆通信回線Gで接続して全体系を構成
したものであり、ユーザ宅Aには各種センサ群A1を設
置するとともに、センサ群監視回路A21と通信回路A
22を組み込んだ警備監視装置A2を設け、センサ群A
1からの出力信号をセンサ群監視回路A2によって常時
監視し、センサ群監視回路A2が警報信号を発令すべき
と判断したときに、通信回路A22を作動させて警備会
社の監視センタFに対して自動ダイヤルして警報信号T
1を送信することによってユーザ宅Aの異常事態を通報
し、この通報を受けた監視センタFが異常事態報知回路
F1を作動させて警報を発令するものである。中継局群
Eとしては例えばエンド側回線収容取扱所B、交換局
C,C及びセンタ側回線収容取扱所D等が具体的には挙
げられるが、その介在局数及びその具体的形態は様々で
ある。
【0004】この方法は、公衆通信回線を使用している
ことに加えて、ユーザ宅で異常事態が発生したときのみ
自動ダイヤルにより監視センタと回線接続するものであ
るから、回線使用料が安価である利点があるものの、回
線が常時接続状態にないため、ユーザ宅Aと監視センタ
Fとの間の回線断線をチェックできず、信頼性に劣る欠
点がある。例えば、ユーザ宅Aとエンド側回線収容取扱
所Bとの間に回線異常があった場合には、センサ群A1
が異常事態を検知したとしても、監視センタFには警報
信号は通報されないため、ユーザ宅Aの異常事態発生は
発見できない。これは、単なる回線異常によっても生ず
るが、不法侵入者による回線切断によっても同様の事態
が生じる。回線障害を監視センタF側から確認する手段
はないことからこれは極めて深刻な問題である。
【0005】このような不都合を解消すべく次の方法
が、電信電話会社によって提案されている。この方法は
図8で示される。即ち、ユーザ宅Aに、例えば7〜8K
Hz程度の通話帯域外信号を常時発信する通話帯域外信
号送信回路A3を設け、実際に回線使用しているか否か
に関わらずこの通話帯域外信号T2を、公衆通信回線G
に乗せて電信電話会社のエンド側回線収容取扱所Bに向
けて常時送信し続けるようにする。他方、電信電話会社
の中継局群Eにおけるエンド側回線収容取扱所Bには、
公衆通信回線Gによって伝送される信号の中から通話帯
域外信号T2をフィルター等によって取り出すととも
に、その通話帯域外信号T2の信号の有無を常時監視す
る通話帯域外信号有無監視回路B11と、通話帯域外信
号T2の停止を検知したときに警報信号送信用の通常回
線とは別回線である機器・回線障害連絡用回線Hを通じ
て機器・回線障害信号を警備会社の監視センタFに通報
する機器・回線障害信号送信回路B12とを備えた信号
監視装置B1とを設置しておく。そして、通話帯域外信
号有無監視回路B11が通話帯域外信号T2が途絶えた
ことを検知したときには、ユーザ宅Aとエンド側回線収
容取扱所Bとの間の回線が断線していると判断して、監
視センタFに設けた機器・回線障害報知回路F2に対し
て機器・回線障害信号T3を送信することにより機器・
回線障害を通報する仕組みである。エンド側回線収容取
扱所Bから監視センタFへの機器・回線障害信号の通報
は、自動ダイヤルによって行われる。
【0006】この機器・回線障害検知のシステムは基本
的に電信電話会社から大口顧客である警備会社に対する
顧客サービスという体裁をとっていることから、エンド
側回線収容取扱所Bに設置される通話帯域外信号監視装
置B1の設置費用並びに運用コストは電信電話会社の負
担であり、エンドユーザや警備会社の負担は軽微に抑え
られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような機械警備シ
ステムによれば、回線断線の有無がエンド側回線収容取
扱所Bで常時監視されているので、公衆通信回線利用で
も一定の信頼性を有する機械警備システムの提供が可能
となるものの、しかしながらこのシステムにおいてもい
まだ解決すべき課題は残されていた。
【0008】前記機械警備システムは、回線断線のチェ
ック機能は有するものの、機器障害に対してはチェック
機能を有さず、また回線断線のチェック機能もユーザ宅
Aとエンド側回線収容取扱所Bとの間の回線のみに限ら
れている。例えば、警備監視装置A2や周辺機器のCP
Uが停止した場合やプログラムの暴走等によりユーザ宅
Aに設置された装置群が正常動作しない状態に陥った場
合や、中継局群Eに介在する交換機が故障している場合
には、これら障害は検知できない。また、回線障害であ
ってもエンド側回線収容取扱所Bと警備会社の監視セン
タFとの間で発生した回線障害は検知できない。
【0009】このように電信電話会社によって提案され
ている前記方法は、公衆通信回線を利用した機械警備シ
ステムの信頼性をある程度高めることはできるものの、
いまだ不十分である。本発明はかかる現況に鑑みてなさ
れたものであり、エンドユーザと警備会社の監視センタ
との間のいかなる箇所において機器障害や回線断線が発
生した場合でも、機器・回線障害を的確に検知すること
ができる機械警備システムを提供せんとするものであ
り、しかもこのようなハイグレードな機械警備システム
を電信電話会社の電話網に手を加えることなくエンドユ
ーザ宅に設置する機器の工夫のみによって実現しようと
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明者は鋭意検討を行った結果、次の着想を得た。即
ち、エンドユーザ側に設置される装置群の中に通話帯域
外信号送信回路の発信停止を制御する機能を付加し、セ
ンサ群監視回路が発する警報信号に基づいて監視センタ
に対して自動ダイヤルを行ったときに監視センタとの回
線接続が成功しなかった場合や監視センタへの通報作業
が正常終了しなかった場合には通話帯域外信号を停止さ
せるようにすれば、エンド側回線収容取扱所に設置され
た信号監視装置は、ユーザ宅とエンド側回線収容取扱所
との間の回線断線を検知した場合と同じように、監視セ
ンタに対して機器・回線障害信号を送出することとな
り、監視センタ側において、機器・回線障害の発生を検
知できる。
【0011】このような着想に基づいて成された本発明
は次の構成を有する。警報装置が設置されているユーザ
宅と、電信電話会社の中継局と、警備会社の監視センタ
とを公衆通信回線で接続して全体系が構成され、異常事
態発生時にユーザ宅から警備会社の監視センタに警報信
号を自動ダイヤルにより送信することでユーザ宅の異常
事態を警備会社の監視センタに通報する機械警備システ
ムであって、ユーザ宅には、不法侵入、盗難、火災等の
異常事態を検知するセンサ群と、当該センサ群からの出
力信号を常時監視し、センサ群から異常信号が検知され
たときに警報信号を発信するセンサ群監視回路と、セン
サ群監視回路が警報信号を発信したときに監視センタに
対して自動ダイヤルを行い公衆通信回線を通じて警備会
社の監視センタに警報信号の送信を試行する通信回路
と、通話帯域外信号の発信部を有し、この通話帯域外信
号を、前記警報信号を送信する公衆通信回線に乗せて電
信電話会社の交換局に対して常時送信し続けるととも
に、外部からの通話帯域外信号送信停止指令を受けたと
きに通話帯域外信号の送信を停止する通話帯域外信号送
信回路と、前記通信回路の自動ダイヤルによる監視セン
タとの回線接続が成功したか否か、及び監視センタへの
警報信号の通報作業が正常終了したか否かを監視し、回
線不接続又は通報作業の異常終了を検知したときに前記
通話帯域外信号送信回路に対して通話帯域外信号送信停
止指令を与える機器・回線監視回路とを備えさせ、電信
電話会社の中継局には、ユーザ宅から自動ダイヤルされ
たときに、ユーザ宅と警備会社の監視センタとを回線接
続する交換機と、公衆通信回線を通じてユーザ宅から当
該中継局に対して常時送信されている通話帯域外信号の
送信が停止していないか否かを常時監視する通話帯域外
信号有無監視回路と、通話帯域外信号有無監視回路が通
話帯域外信号の停止を検知したときに前記警報信号の送
信を試行した通常回線とは別の回線である機器・回線障
害連絡用回線を通じて機器・回線障害信号を警備会社の
監視センタに通報する機器・回線障害信号送信回路とを
備えさせ、警備会社の監視センタには、通常回線を通じ
て警報信号を受け取ったときにユーザ宅の異常事態の発
生を報知する異常事態報知回路と、機器・回線障害連絡
用回線を通じて機器・回線障害信号を受け取ったとき
に、ユーザ宅と警備会社の監視センタとの間に介在する
機器又は回線の障害発生を報知する機器・回線障害報知
回路とを備えさせている。
【0012】上記のものは、警報信号通報目的で監視セ
ンタに対して自動ダイヤルを試行した際に、機器異常や
回線異常を検知した場合に通話帯域外信号送信回路に対
して通話帯域外信号送信停止指令を下すように構成され
ているが、ユーザ宅に設置された機器群の正常動作を常
時チェックする自己診断回路をユーザ宅に備えさせ、こ
の自己診断回路が機器障害を検出したときにも通話帯域
外信号送信回路に対して通話帯域外信号送信停止指令を
与えるようにしてもよい。
【0013】また上記のものは通話帯域外信号の停止の
みを検知することとしたが、機器・回線監視回路に、停
止状態にある通話帯域外信号の発信再開を検知する機能
を付加し、機器・回線障害の復旧情報も監視するように
してもよい。
【0014】
【作用】このような機械警備システムは次のように動作
する。先ず工場、オフィス、商店、一般家庭等のユーザ
宅に設置されたセンサ群が不法侵入、盗難、火災等を検
知してセンサ群監視回路に知らせる。センサ群監視回路
はセンサ群から受け取った出力信号を分析判断したうえ
警報信号を監視センタに送るよう通信回路に指示する。
通信回路は、予め登録されている電話番号に基づいて監
視センタに対して自動ダイヤルを行い、監視センタへの
警報信号の送信を試みる。ユーザ宅と監視センタとの間
に介在する各種機器や回線に障害がない場合は、監視セ
ンタとの回線が接続されて警報信号が監視センタに通報
される。警報信号を受信した監視センタは警備員を急行
させる手配をする。通常、機器・回線障害はないから、
このケースがほとんどである。尚、回線には通話帯域外
信号が常に流されている。
【0015】これに対して、ユーザ宅と監視センタとの
間に介在する各種機器や回線に障害があった場合には、
自動ダイヤルを行っても回線接続がなされないか、ある
いは回線接続されても警報信号の通報作業が正常終了し
ない。この場合は機器・回線監視回路が通話帯域外信号
送信回路に対して通話帯域外信号送信停止指令を下し、
通話帯域外信号の発信を停止させる。電信電話会社のエ
ンド側回線収容取扱所に装備された通話帯域外信号有無
監視回路は通話帯域外信号の発信状態を常に監視してお
り、通話帯域外信号の停止を検知したならば、機器・回
線障害信号送信回路に機器・回線障害信号を監視センタ
に向けて発信するように指令を与える。この指令を受け
た機器・回線障害信号送信回路は警報信号送信用の通常
回線とは別の回線である機器・回線障害連絡用回線を通
じて機器・回線障害信号を警備会社の監視センタに通報
する。機器・回線障害信号を受信した監視センタは、警
報信号を受信した場合と同様、警備員を現場に急行させ
る。
【0016】また請求項2記載のように、ユーザ宅に設
置された機器群の正常動作を常時チェックする自己診断
回路を設け、この自己診断回路が機器障害を検知したと
きにも通話帯域外信号の停止指令を出すようにした場合
は、機器故障が発生すると即座にその状況が監視センタ
に通報されるので、警報信号通報目的で回線接続を試行
するときまで故障状態が放置されることはなくなる。
【0017】また、機器・回線監視回路に、停止常態に
ある通話帯域外信号の発信再開を検知する機能を付加し
たときには、機器・回線障害の復旧情報も得ることがで
きる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に基づき説明す
る。図1は本発明の機械警備システムの全体概要を示し
ている。本機械警備システムは、図8で示した従来例と
同様、通常はユーザ宅Aと、電信電話会社の中継局群E
と、警備会社の監視センタFとを公衆通信回線Gで接続
して全体系が構成され、機器・回線障害が検知されたと
きには中継局群Eと監視センタFとが前記公衆通信回線
Gとは別の公衆通信回線である機器・回線障害連絡用回
線Hによって接続されるように構成されている。
【0019】本願発明の特徴は電信電話会社の中継局群
E以降の既存設備に一切手を触れることなくユーザ宅A
に設置する装置群のみに特別な工夫を施すだけで、中継
局群E以降の設備の動作態様に新たな機能を付与するこ
とであり、具体的には本来、ユーザ宅Aと中継局群Eの
中のエンド側回線収容取扱所Bとの間の回線断線検知機
能しか保有していなかった機械警備システムに、ユーザ
宅Aから監視センタFに向かう経路途中に存在するいか
なる機器・回線障害であっても、それを検知できる機能
を付与して機械警備システムのグレードを高めるもので
ある。
【0020】中継局群E以降(図ではエンド側回線収容
取扱所Bより右側)は図8で示したものと同じである。
中継局群Eはエンド側回線収容取扱所B、交換局C,
C、及びセンタ側回線収容取扱所Dとから構成されてお
り、その介在局数は図例のものに限定されず様々なもの
がある。エンド側回線収容取扱所Bには、回線接続を実
行する交換機B2とともに、公衆通信回線Gによって送
信される信号から取り出した通話帯域外信号T2が継続
的に発信しているか、あるいは停止しているかを検知す
る通話帯域外信号有無監視回路B11と、この通話帯域
外信号有無監視回路B11が通話帯域外信号の停止を検
知したときに、予め指定された機器・回線障害連絡用回
線Hを通じて機器・回線障害信号を警備会社の監視セン
タに通報する機器・回線障害信号送信回路B12とが一
体的に組み込まれた信号監視装置B1が内蔵されてい
る。図例のものでは、信号監視装置B1はエンド側回線
収容取扱所Bに設けられているが、中継局群Eを構成す
る他の中継局に設けることもできる。
【0021】監視センタFには通常の公衆通信回線Gを
通じて送信されてくる警報信号T1に基づいて異常事態
警報を報知する異常事態報知回路F1と、機器・回線障
害連絡用回線Hを通じて送信されてくる機器・回線障害
信号T3に基づいて機器・回線障害を報知する機器・回
線障害報知回路F2が設けられている。異常事態報知回
路F1と機器・回線障害報知回路F2とはそれぞれ独立
した装置とすることも、あるいは同一装置内に一体的に
組み込むこともできる。
【0022】信号監視装置B1内における警報信号T1
と通話帯域外信号T2の取り出しは、例えば図2に示す
ようにローパスフィルタB13とハイパスフィルタB1
4との組み合わせ回路を用いることによって行うことが
できる。
【0023】本発明の設備構成上の最大の特徴は、ユー
ザ宅Aに設ける回路群であり、具体的には、従来の常時
発信させていた通話帯域外信号送信回路A3に代えて、
外部指令に基づいて発信停止制御が可能な通話帯域外信
号送信回路A3´(図1参照)と、この通話帯域外信号
送信回路A3´に対して通話帯域外信号送信停止指令を
与える機器・回線監視回路A23を設けたことである。
【0024】機器・回線監視回路A23は、機器障害及
び回線断線を検査して、これら機器又は回線に異常を検
出したときに通話帯域外信号送信回路A3´に対して通
話帯域外信号送信停止指令を与えるものであり、その異
常検出は警報信号T1の通報目的で監視センタFに自動
ダイヤルすることによって行う。即ち、センサ群監視回
路A21の警報発令指令に基づいて通信回路A22が監
視センタFへの自動ダイヤルを試行したときに、回線接
続が出来なかった場合や回線接続ができたとしても監視
センタFとの通信が正常終了しないような場合に機器又
は回線の何処かに障害があると判断するように構成され
ている。
【0025】図3はユーザ宅Aに設置される機器群のよ
り詳細な実施例である。センサ群A1は、侵入検知セン
サ、盗難防止センサや火災センサ等を複数設置して構成
されるもので、センサ素子としては、圧力センサ、光セ
ンサ、熱センサ等の公知のセンサが使用される。複数セ
ンサを用いることなくセンサ個数が1個の場合もある。
【0026】警備監視装置A2´は、センサ群A1から
出力されるデジタル信号又はデジタル信号を取り込むた
めの入出力インターフェース(I/O)と、CPUとよ
り実質上構成されるセンサ群監視回路A21´と、通信
回路を主構成とする通信ユニットA22´を有してい
る。信号送出装置A6には、7.8KHzの通話帯域外
信号を送出する信号発生器A31と当該信号発生器A3
1による通話帯域外信号の発信及び停止を制御する制御
回路A32とから構成される通話帯域外信号送信回路A
3´が内蔵されている。機器・回線障害検証用の信号と
して通話帯域外信号を用いるのは、本機械警備システム
が公衆通信回線Gを使用したシステムであり、使用する
公衆通信回線Gは電話器A5を用いて一般通話用として
も共用されるため、通話に障害を与えないようにするた
めである。したがって、一般通話に障害を与えないもの
であれば機器・回線障害信号として通話帯域外信号以外
のものを用いることも原理的には可能である。しかしな
がら、この場合、電信電話会社が既に提案している方式
との整合性がはかれないため、エンド側回線収容取扱所
B内に設置される信号監視装置B1の変更が必要になる
ことはいうまでもない。
【0027】また警備監視装置A2´から送出される警
報信号T1と通話帯域外信号送信回路A3´から送出さ
れる通話帯域外信号T2はそれぞれローパスフィルタ
(LPF)A61及びハイパスフィルタ(HPF)A6
2を経由して混合され雷防護素子(ARR)A63及び
保安器A7を通過させて公衆通信回線Gに接続されてい
る。
【0028】ユーザ宅Aに設置される機器群にはCPU
や通信ユニットA22´の動作やプログラムの実行状態
を常時監視する自己診断回路A4を設けることもでき
る。このように自己診断回路A4を設ければ、機器に障
害を発見した段階で、即座に通話帯域外信号送信停止指
令を出して、監視センタFに対して機器・回線障害が発
生したことを通報することができるので、警報信号T1
を通報する目的で監視センタFとの回線接続を試行する
時期を待つことなく、機械警備システムの保守管理を常
時完全なものとすることができる。ユーザ宅Aに設置さ
れる機器群の構成は、上記各回路に相当するものが単独
あるいは他の回路と組み合わした状態で存在していれ
ば、その具体的態様は限定されず、例えばユーザ宅Aに
設置される警備監視装置A2´や通話帯域外信号送信回
路A3´等がそれぞれ独立装置として構成されている場
合もあれば、また全体が一体装置として構成されている
場合もある。
【0029】このような構成の機械警備システムの作動
態様は、次の4つのパターンによって概要が説明でき
る。 回線及び機器に障害がない状態でセンサ群が異常事態
を検知した場合。この場合の機械警備システムにおける
信号の流れは図4で示される。即ち、センサ群A1が異
常を検知すると、この信号がセンサ群監視回路A21に
よって分析判断され、警報発令の必要ありと判断されれ
ば、通信回路A22によって監視センタFに対して自動
ダイヤルが行われ、監視センタFと回線接続すると同時
に警報信号T1を送信することによって監視センタFに
異常事態を通報する。通話帯域外信号送信回路A3´か
らは通話帯域外信号T2が常時発信されており、通話帯
域外信号T2が継続発信状態にあることはエンド側回線
収容取扱所Bに設置された通話帯域外信号有無監視回路
B11によって認識されている。異常事態の通報を受け
た監視センタFは要員をユーザ宅Aに急行させる手配を
する。
【0030】ユーザ宅Aとエンド側回線収容取扱所B
とを結ぶ回線に断線がある場合。この場合の信号の流れ
は図5によって示される。図中P1地点で回線断線が発
生したとすれば、通話帯域外信号T2の伝達がP1地点
で途絶え、この通話帯域外信号T2が途絶えたという状
態がエンド側回線収容取扱所Bに装備された通話帯域外
信号有無監視回路B11によって認識される。通話帯域
外信号有無監視回路B11は機器・回線障害信号送信回
路B12に対して機器・回線障害信号の送信指令を与
え、機器・回線障害信号送信回路B12は予め指定され
た機器・回線障害連絡用回線Hを通じて自動ダイヤルに
より監視センタFを呼び出し、監視センタFに機器・回
線障害信号T3を送信する。機器・回線障害の通報を受
けた監視センタFは要員をユーザ宅Aに派遣する手配を
する。この場合、センサ群A1が異常を関知しているか
否かは無関係である。
【0031】エンド側回線収容取扱所Bと監視センタ
Fとを結ぶ回線に断線があったり機器障害がある場合。
この場合の信号の流れは図6によって示される。例え
ば、センタ側回線収容取扱所Dと監視センタFとの間に
おける図中P2地点で断線が発生した状態で、センサ群
の異常事態検出に基づいて警報信号T1を監視センタF
に通報すべく自動ダイヤルしても、回線接続は行われな
い。回線接続が不成功に終わった事態はユーザ宅Aに装
備された機器・回線監視回路A23によって認識され、
回線断線を検知した機器・回線監視回路A23は通話帯
域外信号送信回路A3´に対して通話帯域外信号送信停
止指令を出し、更にこの指令を受けた通話帯域外信号送
信回路A3´は通話帯域外信号T2の発信を停止させ
る。エンド側回線収容取扱所Bに装備された通話帯域外
信号有無監視回路B11は通話帯域外信号T2の停止を
認識したことを機器・回線障害信号送信回路B12に報
せ、機器・回線障害信号送信回路B12は自動ダイヤル
によって監視センタFを呼び出し、機器・回線障害連絡
用回線Hによって機器・回線障害信号T3を監視センタ
Fに送信する。機器・回線障害の通報を受けた監視セン
タFは要員をユーザ宅Aに派遣する手配をする。ここで
は回線断線の場合についてのみ説明したが、ユーザ宅A
と監視センタFとの間に介在する各種機器に障害がある
場合も回線断線時と同様、回線接続できないか、あるい
は回線接続が成功したとしても通信が正常終了しないの
で、図6で示された信号の流れとほぼ同様の形態とな
る。
【0032】自己診断回路A4を設けた場合であっ
て、この自己診断回路A4が機器異常を検知した場合。
この場合は自己診断回路A4が機器異常を検出したとき
に、通話帯域外信号送信回路A3´に対して通話帯域外
信号送信停止指令が与えられる。通話帯域外信号の発信
停止を認識した通話帯域外信号有無監視回路B11は機
器・回線障害信号送信回路B12に対して機器・回線障
害信号T3を監視センタFに向けて機器・回線障害連絡
用回線Hを通じて送信するように指令を与える。機器・
回線障害の通報を受けた監視センタFは要員をユーザ宅
Aに派遣する手配をする。
【0033】このように、上記各ケースに対応して監視
センタFの異常事態報知回路F1又は機器・回線障害報
知回路F2が作動する。異常事態報知回路F1が作動し
た場合は、ユーザ宅Aのセンサ群A1が異常検知してい
るとの判断が即座に下せるため派遣要員としては警備員
を選任することが最適であると判断できるが、機器・回
線障害報知回路F2が作動した場合には、この作動原因
が純粋に機器・回線障害に起因するものか、それとも警
報信号T1の発令も関与しているのかを即断することは
できない。したがって、監視センタFの異常事態報知回
路F1が作動した場合には派遣要員としては警備員を兼
ねた保守点検要員を派遣することが望ましい。
【0034】このように本発明によれば、センサ群A1
が異常を検出した場合に加えて、機器・回線障害が発生
したときにも、その状態を監視センタFに通報すること
ができる。しかも機器・回線障害の検査対象はユーザ宅
Aから監視センタFにいたる全経路が対象であるから信
頼性が極めて高い。尚、上記実施例では、機器・回線障
害の通報のみ行うこととしたが、発信停止している通話
帯域外信号T2の発信再開を検知するようにすれば、機
器・回線障害の復旧をも監視センタ側で把握することも
できる。
【0035】
【発明の効果】本発明の機械警備システムによれば、セ
ンサ群が異常を検出した場合に加えて、機器・回線障害
が発生したときにも、その状態を監視センタに通報する
ことができる。しかも機器・回線障害の検査対象はユー
ザ宅から監視センタにいたる全経路が対象となっている
から信頼性の極めて高い機械警備システムを提供でき
る。
【0036】また、請求項2記載のように、ユーザ宅に
設置された機器群の正常動作を常時チェックする自己診
断回路を備えさせ、この自己診断回路が機器障害を検知
したときにも通話帯域外信号の停止指令を出すようにし
た場合は、機器故障が発生すると即座にその状況が監視
センタに通報されるので、警報信号通報目的で回線接続
を試行するときまで故障状態が放置されることはなくな
り、より信頼性の高い機械警備システムが提供できる。
【0037】また、機器・回線監視回路に、停止常態に
ある通話帯域外信号の発信再開を検知する機能を付加し
たときには、機器・回線障害の復旧情報も得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の機械警備システムの全体概要を示す
ブロック説明図
【図2】 同機械警備システムにおけるエンド側回線収
容取扱所の一実施例を示すブロック説明図
【図3】 同機械警備システムにおけるユーザ宅に設置
される機器群の一実施例を示すブロック説明図
【図4】 本発明の機械警備システムの信号の流れを示
すブロック説明図
【図5】 本発明の機械警備システムの信号の流れを示
すブロック説明図
【図6】 本発明の機械警備システムの信号の流れを示
すブロック説明図
【図7】 従来の機械警備システムの全体概要を示すブ
ロック説明図
【図8】 従来の機械警備システムの全体概要を示すブ
ロック説明図
【符号の説明】
A ユーザ宅 B エンド側回線
収容取扱所 C 交換局 D センタ側回線
収容取扱所 E 中継局群 F 監視センタ G 公衆通信回線 H 機器・回線障
害連絡用回線 A1 センサ群 A2 警備監視装
置 A2´警備監視装置 A21 センサ群監
視回路 A21´センサ群監視回路 A22 通信回路 A23 機器・回
線監視回路 A3 通話帯域外信号送信回路 A3´通話帯域外
信号送信回路 A31 信号発生器 A32 制御回路 A4 自己診断回路 A5 電話器 A6 信号送出装置 A61 ローパスフ
ィルタ A62 ハイパスフィルタ A63 雷防止素
子 A7 保安器 B1 信号監視装
置 B11 通話帯域外信号有無監視回路 B12 機器・回線障害信号送信回路 B13 ローパスフィルタ B14 ハイパス
フィルタ B2 交換機 F1 異常事態報
知回路 F2 機器・回線障害報知回路 T1 警報信号 T2 通話帯域外
信号 T3 機器・回線障害信号

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警報装置が設置されているユーザ宅と、
    電信電話会社の中継局と、警備会社の監視センタとを公
    衆通信回線で接続して全体系が構成され、異常事態発生
    時にユーザ宅から警備会社の監視センタに警報信号を自
    動ダイヤルにより送信することでユーザ宅の異常事態を
    警備会社の監視センタに通報する機械警備システムであ
    って、 ユーザ宅には、 不法侵入、盗難、火災等の異常事態を検知するセンサ群
    と、 当該センサ群からの出力信号を常時監視し、センサ群か
    ら異常信号が検知されたときに警報信号を発信するセン
    サ群監視回路と、 センサ群監視回路が警報信号を発信したときに監視セン
    タに対して自動ダイヤルを行い公衆通信回線を通じて警
    備会社の監視センタに警報信号の送信を試行する通信回
    路と、 通話帯域外信号の発信部を有し、この通話帯域外信号
    を、前記警報信号を送信する公衆通信回線に乗せて電信
    電話会社の交換局に対して常時送信し続けるとともに、
    外部からの通話帯域外信号送信停止指令を受けたときに
    通話帯域外信号の送信を停止する通話帯域外信号送信回
    路と、 前記通信回路の自動ダイヤルによる監視センタとの回線
    接続が成功したか否か、及び監視センタへの警報信号の
    通報作業が正常終了したか否かを監視し、回線不接続又
    は通報作業の異常終了を検知したときに前記通話帯域外
    信号送信回路に対して通話帯域外信号送信停止指令を与
    える機器・回線監視回路とを備えさせ、 電信電話会社の中継局には、 ユーザ宅から自動ダイヤルされたときに、ユーザ宅と警
    備会社の監視センタとを回線接続する交換機と、 公衆通信回線を通じてユーザ宅から当該中継局に対して
    常時送信されている通話帯域外信号の送信が停止してい
    ないか否かを常時監視する通話帯域外信号有無監視回路
    と、 通話帯域外信号有無監視回路が通話帯域外信号の停止を
    検知したときに前記警報信号の送信を試行した通常回線
    とは別の回線である機器・回線障害連絡用回線を通じて
    機器・回線障害信号を警備会社の監視センタに通報する
    機器・回線障害信号送信回路とを備えさせ、 警備会社の監視センタには、 通常回線を通じて警報信号を受け取ったときにユーザ宅
    の異常事態の発生を報知する異常事態報知回路と、 機器・回線障害連絡用回線を通じて機器・回線障害信号
    を受け取ったときに、ユーザ宅と警備会社の監視センタ
    との間に介在する機器又は回線の障害発生を報知する機
    器・回線障害報知回路とを備えさせてなる機器及び回線
    障害検知機能を有する機械警備システム。
  2. 【請求項2】 ユーザ宅に設置された機器群の正常動作
    を常時チェックする自己診断回路をユーザ宅に備えさ
    せ、自己診断回路が異常検出したときに通話帯域外信号
    送信回路に対して通話帯域外信号送信停止指令を与えて
    なる請求項1記載の機器及び回線障害検知機能を有する
    機械警備システム。
  3. 【請求項3】 機器・回線監視回路に、停止常態にある
    通話帯域外信号の発信再開を検知する機能を付加し、機
    器・回線障害の復旧情報も監視してなる請求項1又は2
    記載の機器及び回線障害検知機能を有する機械警備シス
    テム。
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JPS6193763A (ja) * 1984-10-12 1986-05-12 Matsushita Electric Works Ltd 非常通報装置
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