JP2834109B2 - 移動通信システム - Google Patents

移動通信システム

Info

Publication number
JP2834109B2
JP2834109B2 JP8335437A JP33543796A JP2834109B2 JP 2834109 B2 JP2834109 B2 JP 2834109B2 JP 8335437 A JP8335437 A JP 8335437A JP 33543796 A JP33543796 A JP 33543796A JP 2834109 B2 JP2834109 B2 JP 2834109B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
control zone
call
control
call loss
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8335437A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10174151A (ja
Inventor
健治 尼▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Mobile Communications Ltd
Priority to JP8335437A priority Critical patent/JP2834109B2/ja
Publication of JPH10174151A publication Critical patent/JPH10174151A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2834109B2 publication Critical patent/JP2834109B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
に関し、特に、システムの障害を自動的に検知して復旧
を行う障害復旧方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の移動通信システムにおいては、各
々の制御ゾーンで移動局からの発着呼ができない場合、
ユーザーからのクレームによってシステムの異常を認識
している。また、各々の制御ゾーンで所定時間発着信を
行い、接続をできない確率を呼損率としてカウントし、
定期的に保守監視端末に報告している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、制御ゾーンごとに定期的に保守監視端末に報告して
いるだけであるので、保守者が意識して呼損率を監視し
ていなければ、制御ゾーンの異常がわからなかった。従
って、保守者が呼損率によって異常に気付かないときは
ユーザーからのクレームによって制御ゾーンの異常を知
り得ることも多かった。そのため、従来においては、シ
ステムに異常が発生した場合、障害の復旧に時間がかか
るという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、制御
ゾーンごとに異常の発生を検知し、リアルタイムで障害
の復旧を行うことが可能な移動通信システムを提供する
ことを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
目的を達成するために、移動局からの発着信を中継する
ための複数の基地局と、各々の基地局の運用状態を監視
するための基地局監視制御装置とを有する移動通信シス
テムにおいて、各々の基地局の制御ゾーンごとに呼損率
を測定する手段と、各制御ゾーンごとに測定された呼損
率に基づいて呼損回数を累加算する手段と、累加算され
た呼損回数に応じて制御ゾーンの復旧を行う手段とを有
することを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の移動
通信システムの一実施形態の構成を示したブロック図で
ある。図1において、1,2,3,…Nはそれぞれ所定
のサービスエリアごとに配置された無線の基地局であ
る。各々の基地局は移動局からの発着信を中継する。ま
た、各々の基地局が管轄するサービスエリアは複数の制
御ゾーンに分割されていて、各基地局は最大で6つの制
御ゾーンまで待つことが可能である。図1においては、
基地局1の制御ゾーンを1a〜1f、基地局3の制御ゾ
ーンを3a〜3fとして示している。本実施形態では、
詳しく後述するように制御ゾーン単位で呼損率を測定
し、制御ゾーン単位で呼損回数を累積加算し、制御ゾー
ン単位で呼損回数に応じて復旧を行う。
【0007】基地局監視制御装置4は、各々の基地局の
運用状態を監視する装置であり、各基地局の運用状況を
ISDN回線を介して保守監視端末5へ報告する。保守
監視端末5はオペレーションセンター(図示せず)内に
設けられていて、基地局監視制御装置4に種々の制御信
号を送信し、基地局監視制御装置4の制御を行う。ま
た、基地局監視制御装置4は移動体交換機6とISDN
回線を介して接続されている。移動体交換機6は、一般
加入電話と移動局を接続して一般加入電話と移動局の通
話を可能にする交換機である。試験用送受信機7は、詳
しく後述するように基地局監視制御装置4の指示に基づ
いて制御ゾーンの発信確認を行う装置である。図1では
試験用送受信機7は基地局1だけに併設されているが、
実際には各基地局に併設されている。
【0008】次に、本実施形態の具体的な動作を図2及
び図3に基づいて説明する。まず、図2は各基地局の制
御ゾーンごとに障害を検知する処理を示したフローチャ
ートである。図2において、まず、基地局監視制御装置
4は対象の制御ゾーンの呼損率を測定する(S20
1)。例えば、基地局1の制御ゾーン1aの呼損率を測
定する場合は、基地局1を制御して所定時間発着信を行
い、そのときの接続できなかった確率を呼損率として測
定する。呼損率については、従来よく知られているの
で、詳しい説明は省略する。呼損率の測定を終了する
と、基地局監視制御装置4は呼損率が100%であるか
どうかを判定し(S202)、呼損率が100%でなけ
れば(S202がNO)、その制御ゾーンの呼損回数を
0に設定する(S203)。
【0009】即ち、本実施形態では、制御ゾーンの呼損
率が100%であったときにその制御ゾーンは異常であ
ると判断し、呼損率が100%でなければ正常であると
判断している。呼損回数は基地局監視制御装置4内で制
御ゾーンごとにカウンタ(図示せず)などを用いて累加
算されている数値である。なお、本実施形態では、呼損
率が100%であったときに、対象の制御ゾーンは異常
であると判断しているが、呼損率による判断基準は、1
00%に限ることはなく、例えば、95%、98%にす
るなど任意に決めればよい。
【0010】一方、S202で呼損率が100%であっ
た場合は、該当する制御ゾーンの呼損回数が3以上であ
るかどうかを判定する(S204)。もし、呼損回数が
3以下であれば、基地局監視制御装置4は該当する制御
ゾーンの基地局に併設された試験用送受信機7に該当す
る制御ゾーンの制御TRX(送受信装置)の周波数を通
知する(S205)。また、基地局監視制御装置4は該
当する試験用送受信機7に対して該当する制御ゾーンの
発信確認を指示する試験呼要求信号を送信する(S20
6)。
【0011】試験用送受信機7は試験呼要求信号を受信
すると、該当する制御ゾーンで先に通知された周波数を
用いて発信確認を行う。例えば、制御ゾーン1aの発信
確認を行うとすると、試験用送受信機7は制御ゾーン1
aとオペレーションセンターの保守監視端末5との間で
発信確認を行う。発信確認は保守監視端末5との間に限
ることはない。発信確認を終了すると、試験用送受信機
7は発信確認の結果を判定し、判定結果による正常また
は異常を試験呼制御結果報告信号に設定して基地局監視
制御装置4に送信する。
【0012】基地局監視制御装置4は試験呼制御結果報
告信号を受信すると、詳しく後述するように結果を確認
した後、呼損回数に応じて障害の復旧処理を行う。ま
た、該当する制御ゾーンの呼損回数に1を加算し(S2
07)、続いてS201で得られた呼損率を内部定期ト
ラヒック報告用テーブルに設定して(S208)、対象
の制御ゾーンの処理を終了する。
【0013】一方、S202で呼損率が100%に達し
ていなかった場合、あるいはS204で呼損回数が3以
上であった場合は、直接S208に進んで、そのときの
呼損率を定期トラヒック報告用テーブルに設定して処理
を終了する。ここで、基地局監視制御装置4は以上のよ
うな図2のフローチャートの処理を配下の基地局1,
2,3、…、Nのすべての制御ゾーンごとに行い、また
すべての制御ゾーンに対して定期的に行っている。
【0014】図3は前述のように試験用送受信機7から
試験呼制御結果報告信号を受信した場合の処理を示した
フローチャートである。図3において、基地局監視制御
装置4は試験呼制御結果報告信号を受信すると、その中
から該当制御ゾーンにおける発信確認の制御結果を抽出
する(S301)。次いで、制御結果をもとに発信確認
の結果が正常であるか異常であるかを判定する(S30
2)。ここで、正常であった場合は、そのまま処理を終
了する。なお、この場合、通常は該当制御ゾーンの呼損
率は100%であるので異常と判定される。また、S3
02で該当制御ゾーンの異常が確認された場合は、基地
局監視制御装置4は該当制御ゾーンの現在の呼損回数が
1であるかどうかを判定する(S303)。
【0015】呼損回数は前述のように基地局監視制御装
置4内のカウンタで制御ゾーンごとに累加算されている
ので、例えば、基地局1の制御ゾーン1aが障害の対象
の制御ゾーンであるとすると、基地局監視制御装置4は
制御ゾーン1aの現在の呼損回数の値を読み出し、その
値が1であるかどうかを判断する。ここで、もし該当す
る制御ゾーンの呼損回数が1であれば、基地局監視制御
装置4は該当する制御ゾーンの基地局を制御して現在使
用している制御TRXを予備TRXに切替える(S30
4)。これによって、該当制御ゾーンの障害は直ちに復
旧し、次に図2の処理を行うときは該当制御ゾーンの呼
損回数は0となる。また、本実施形態では、呼損回数に
よって障害のレベルをレベル1、レベル2、レベル3の
3段階に分けており、呼損回数が1のときは最も障害の
程度の軽いレベル1の障害であるとして、予備TRXへ
の切替えを行う。
【0016】一方、S303で呼損回数が1でなかった
場合は、基地局監視制御装置4は該当制御ゾーンの呼損
回数が2であるかどうかを判定する(S305)。も
し、該当制御ゾーンの呼損回数が2であれば、基地局監
視制御装置4は該当制御ゾーンの基地局を制御して制御
TRXのリセット制御(再起動)を行う(S306)。
呼損回数が2のときはレベル2の障害であり、ソフト的
な要因などで異常が発生したときは、通常、このリセッ
ト制御を行うことよって制御ゾーンの障害は正常に復旧
する。
【0017】また、S305で呼損回数が2でない場合
は、該当制御ゾーンの現在の呼損回数は3であり、最も
障害の程度の重いレベル3の障害のときである。レベル
3の障害のときは、もはや該当制御ゾーンの遠隔操作に
よる自動復旧は困難であるので、基地局監視制御装置4
はオペレーションセンターの保守監視端末5に該当制御
ゾーンの監視制御は不能である旨を通知する。従って、
レベル3の障害の場合は、オペレーションセンターの保
守者によって該当制御ゾーンの障害の調査、復旧を行
う。
【0018】基地局監視制御装置4は、以上の説明のよ
うに試験用送受信機7から試験呼制御結果報告信号を受
信するごとに図3の処理を行い、そのときの該当制御ゾ
ーンの現在の呼損回数に応じてレベル1〜レベル3の復
旧処理を行う。このように図2、図3の処理を行うこと
によって、制御ゾーンごとに障害の発生及び障害の程度
を自動的に検出することができ、また、障害のレベルに
応じてリアルタイムで障害の復旧を行うことができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、制
御ゾーンごとに呼損率に基づいて呼損回数を累加算し、
呼損回数に応じて障害の復旧を行うようにしたので、各
々の制御ゾーンの障害の発生を自動的に検出できるばか
りでなく、制御ゾーンの障害をリアルタイムで復旧する
ことができる。また、呼損回数による障害のレベルに応
じた復旧が可能となり、障害の復旧を効率的に行うこと
ができる。従って、保守者の業務を効率化でき、また、
信頼性の高い移動通信システムを実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動通信システムの一実施形態を示し
たブロック図である。
【図2】図1の実施形態の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図3】図1の実施形態の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1,2,3,…N 基地局 1a〜1f 制御ゾーン 3a〜3f 制御ゾーン 4 基地局監視制御装置 5 保守監視端末 6 移動体交換機 7 試験用送受信機

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局からの発着信を中継するための複
    数の基地局と、各々の基地局の運用状態を監視するため
    の基地局監視制御装置とを有する移動通信システムにお
    いて、前記複数の基地局の各々の制御ゾーンごとに呼損
    率を測定する手段と、各制御ゾーンごとに測定された呼
    損率に基づいて呼損回数を累加算する手段と、累加算さ
    れた呼損回数に応じて制御ゾーンの復旧を行う手段とを
    有することを特徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動通信システムにお
    いて、前記加算手段は、測定された呼損率が100%の
    ときに呼損回数に1を加算することを特徴とする移動通
    信システム。
JP8335437A 1996-12-16 1996-12-16 移動通信システム Expired - Fee Related JP2834109B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8335437A JP2834109B2 (ja) 1996-12-16 1996-12-16 移動通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8335437A JP2834109B2 (ja) 1996-12-16 1996-12-16 移動通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10174151A JPH10174151A (ja) 1998-06-26
JP2834109B2 true JP2834109B2 (ja) 1998-12-09

Family

ID=18288561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8335437A Expired - Fee Related JP2834109B2 (ja) 1996-12-16 1996-12-16 移動通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2834109B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8412274B2 (en) 2006-06-08 2013-04-02 Hitachi Kokusai Electric Inc. Wireless base station device
JP4668850B2 (ja) * 2006-06-08 2011-04-13 株式会社日立国際電気 無線基地局装置
JP2016127485A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 富士通株式会社 無線装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10174151A (ja) 1998-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5027383A (en) Supervised, interactive alarm reporting system
JPH03106232A (ja) 移動通信システムの回線異常検出方法
JP2549203B2 (ja) 昇降機の遠隔監視制御装置
JP2834109B2 (ja) 移動通信システム
JPH05307693A (ja) 遠隔監視装置
JPH02216959A (ja) ビル遠隔監視装置
JP3908394B2 (ja) 電話回線装置
JPH04291867A (ja) 通信システムの外部監視装置
JPH01126056A (ja) 主回線異常時の復旧方式
JP3433453B2 (ja) パケット交換システムおよびパケット交換機
JP3219179B2 (ja) 通信網自律管理方法
JPS6036148B2 (ja) 障害処理方式
KR100442428B1 (ko) 교환기의 가입자 보드 보호방법
JPH01236895A (ja) 誤着信時の回線切替え防止方式
JPH05236544A (ja) 電子機器の遠隔初期化装置
JPH05101290A (ja) ビル遠隔監視装置
JP2002314684A (ja) 通信設備、監視装置、監視制御システムおよび通信設備の監視制御方法
JPH1041901A (ja) 監視制御装置
JPH04260232A (ja) 移動通信システムにおける制御チャネルの監視方式
JPH05244265A (ja) 通信システム
JPS5970348A (ja) 非常緊急通話代替方式
JPH10327215A (ja) 監視制御システム
JPH0446436A (ja) パケット交換網の網管理方法と網管理装置
JPH0344255A (ja) 通信装置
JPH02173898A (ja) 遠隔監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081002

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091002

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091002

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101002

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111002

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees