JPH01236895A - 誤着信時の回線切替え防止方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 親局と子局が専用回線と予備回線で接続されて、専用回
線の障害時は予備回線に切替えるデータ収集システムに
おける誤着信時の回線切替え防止方式に関し、 呼信号は親局からか否か推定可能にして、親局以外から
発信された呼信号による回線切替えを防止することを目
的とし、 親局と子局を専用回線と予備回線で接続し、正常状態で
は親局は専用回線を通して子局をポーリングしてデータ
を収集し、専用回線が障害のとき親局は予備回線を通し
て子局へ呼信号を送って子局に予備回線への切替えを行
なわせ、該予備回線を通してポーリングしてデータ収集
を行なうシステムにおける誤着信時の回線切替え防止方
式において、子局に、ポーリングの時間間隔を計時する
タイマと、該タイマがタイムアウトするときセットされ
るフラグを設け、子局は該フラグがセットされていると
きのみ、予備回線を通して、の呼信号に応答して、専用
回線から予備回線への切替えを行なうよう構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、親局と子局が専用回線と予備回線で接続され
て、専用回線の障害時は予備回線に切替えるデータ収集
システムにおける誤着信時の回線切替え防止方式に関す
る。

広域に分散するコンピュータと各種端末等を結ぶ通信シ
ステムがあり、このようなシステムでは各部の回線およ
び装置の状態を監視してアラームデータを集中管理セン
ターへ送り、−括管理することがある。上記の親局と子
局は例えば上記のセンターと各部監視装置であり、か＼
る親局と子局は専用回線（自社回線）で結ばれ、親局は
ポーリングにより子局からアラームデータを収集する。

また専用回線の障害に対処すべく、親局と子局は予備回
線（公衆回線）で結ばれ、専用回線の障害時には予備回
線に切換えて、ポーリングによるアラームデータ収集を
続行する。このシステムでは子局は、公衆回線より呼信
号が着信すると、専用回線から公衆回線へ切替えるので
、親局以外から発信された呼信号に対しても回線の切替
えを行なう。本発明は、この誤着信時の回線切替えを防
止する方式に係るものである。

〔従来の技術〕

第７図にデータ収集システムの概要を示す。１０ａ、１
０ｂは通信システムの端末装置で例えばＬＡＮ、ＰＢＸ
などであり、１２ａ、１２ｂ、　・・・・・・は同中継
局で例えばＭＡＸ　（マルチメディアの多重化装置）、
１４は同中央局で例えばホストコンピュータである。２
０ａ、２０ｂ、・・・・・・はデータ収集システムの子
局、２２は間親局である。子局は各端末装置および中継
局などに配置され、当該回線および各種装置の状態を監
視して監視データ（アラームデータ）を自己のデイスプ
レィに表示し、また親局からポーリングされるとき該監
視データを親局へ送る。親局でアラームデータを集中管
理すると、通信システムの各部の状態が一目で分るだけ
でなく、障害部位の特定なども可能になる。この親局２
２と子局２０ａ、２０ｂ、・・・・・・は専用線２４ａ
、２４ｂ、・・・・・・で結ばれるが、専用線の障害時
は公衆回線で結ばれる。

第５図、第６図にデータ収集システムのデータ送受信要
領を示す。これらの図に示すように正常状態では専用回
線を使って親局は子局にポーリングし、子局はこれを受
信■するとアラームデータを親局へ送信■する。専用回
線の障害で親局が公衆回線を使って子局を呼出す（ダイ
ヤリングする）と、子局はこれを受けて専用から予備へ
回線切替えを行なう■。この状態で親局が予備回線を使
ってポーリングすると子局はこれを受け、アラームデー
タを予備回線を通して送出する■。専用線が修復すると
再び回線切替えが行なわれて、予備回線から専用回線へ
復帰し■、専用回線を通してのポーリングによるデータ
収集が行なわれる■。

専用回線を通しての送受信００時に（専用回線に切替っ
ている状態で）、親局以外からの呼信号があっても子局
は公衆回線への回線切替えを行なう■。親局は子局が公
衆回線へ切替えてしまったことは知らないから、相変ら
ず専用回線を使ってポーリングする■が、子局はこれを
受信できない■。親局は所定回ポーリングし、それでも
子局から応答がないと、子局異常と見做す０゜そして公
衆回線を使って子局を呼出す■が、子局は既に上記親局
以外の発呼者へ切替っているから話し中＠信号が帰って
くるだけである。こうして専用ｕ線も公衆回線も使えな
（なり、データ収集は中断してしまう。

〔発明が解決しようとする課題〕

このように単純に呼びがあれば専用回線から公衆回線へ
切替える方式では、誤って発信された呼信号を受取って
回線を切替えてしまい、誤った発信元と回線が接続され
て親局とは専用回線でも公衆回線でもつなからな（なり
、データ収集が中断してしまうという問題がある。

本発明はか＼る点を改善し、呼信号は親局からか否か推
定可能にして、親局以外から発信された呼信号による回
線切替えを防止することを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

第１図および第２図に示すように、本発明では親局から
の呼信号なのか否かの判定手段として切替フラグＦを設
ける。切替フラグＦは、正常時即ち専用回線使用時に親
局からのポーリング間隔（呼び出しデータ受信から次の
呼び出しデータ受信までの時間）をタイマで計数し、該
時間間隔が規定時間を越えたら、専用回線が異常である
と見做してセットし、この切替フラグＦがセットされて
いる状態なら公衆回線への切替えを有効とする。

〔作用〕

か＼る切替フラグＦを設けると、データ収集及び回線切
替えは次の如くなる。即ち第１図、第２図に示すように
、フラグＦがオフである正常状態では専用線を使用した
ポーリングによるデータ収集が行なわれ、呼信号があっ
てもこれは無視し■、回線切替えは行なわない。専用回
線に障害が発生すると子局はポーリングされなくなり、
前記タイマがタイムアウトして切替フラグＦをセットす
る■。こうなると、親局はポーリングに対する応答がな
いので予備回線への接続要求を出し■、これを受けて子
局は回線切替えを行なう■。これにより予備回線を使用
してのポーリングによるデータ収集が行なわれる■。−
回のポーリングが終了すると予備回線から専用回線への
切替えが行なわれ■、専用回線が修復すれば■正常状態
に復帰する■。正常状態ではポーリング信号（呼出しデ
ータ）が専用回線を通して所定時間間隔でくるからタイ
マはタイムアウトすることはなく、切替フラグＦはリセ
ットされる。専用回線が修復しないとき（■）は再びタ
イムアウトとなり、切替フラグＦはセントされたままと
なる。

こうして本発明では、予備回線有効フラグＦがセントさ
れていない状態では公衆回線に呼信号が着信しても回線
切替えを行なわず、該フラグがセットされている状態で
のみ公衆回線の呼信号着信に対し回線の切替えを行なう
ので、子局が親局以外と公衆回線で結ばれ、データ収集
不能になるようなことがない。

〔実施例〕

第３図に子局装置の実施例を示す。２４Ａは子局、親局
間の専用回線、２４Ｂは同予備回線である。子局２０は
データ収集部３０、送信バッファ３２、受信バッファ３
４、送受信部３６、回線切替え部３８、タイマ４０、フ
ラグＦの設定部４２を備える。

子局は通常は送受信部３６が回線切替え部３８により専
用回線２４Ａと接続し、受信バッファ３４には専用回線
２４Ａからの受信データが設定され、データ収集部３０
が収集して送信バッファ３２に設定したデータを送受信
部３６、回線切替え部３８、専用回線２４Ａの経路で送
出する。専用回線を通して親局からのポーリングが所定
間隔で入るので、タイマ４０はタイムアウトする前にリ
セット／リスタートを繰り返し、フラグ設定部４２はフ
ラグＦをセットしない。

専用回線の障害で、規定時間を越えても受信データが来
ない（ポーリングが来ない）と、タイマ４０はタイムア
ウトし、これを受けてフラグ設定部４２はフラグＦを設
定する。親局はポーリングに対する子局からの応答がな
いので専用回線異常と判断し、予備回線２４Ｂを通して
子局へ呼信号を送る。これを受けると回線切替え部は、
フラグＦをチエツクしそれがセント（オン）なら専用回
線から予備回線への回線切替えを行なう。

回線切替え後は送受信部３６は予備回線２４Ｂと接続さ
れ、受信バッファ３４には予備回線からの受信データが
設定され、送信バッファに設定したデータを予備回線よ
り送出する。

第４図は子局の構成を別の態様で示すブロック図である
。５０はＣＰＵ　（中央処理装置）、４４は入力部、４
６は出力部、４８は回線処理部、５２は予備回線接続部
である。入力部４４はデータ入力装置５４と接続し、デ
ータ収集を行なう。つまりこの入力部４４は第３図のデ
ータ収集部３０に相当し、データ入力装置５４は第７図
の端末１０、中継局１２等に設置されて回線と装置の監
視、アラームデータの採取を行なう。採取したデータは
表示もするが、表示出力装置５６はその表示装置である
。回線処理部４８および予備回線接続部５２は第３図の
送受信部および回線切替え部３８に相当する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、誤着信による回線
切替えを防ぐことができ、子局装置の性能向上、安定な
データ収集に寄与することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方式を示すブロック図、第２図は本発明
方式を示すタイムチャート、第３図は子局の構成を示す
ブロック図、第４図は子局の構成を他の態様で示すブロ
ック図・ 第５図は従来方式を示すブロック図、 第６図は従来方式を示すタイムチャート、第７図はデー
タ収集システムの説明図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、親局と子局を専用回線と予備回線で接続し、正常状
   態では親局は専用回線を通して子局をポーリングしてデ
   ータを収集し、専用回線が障害のとき親局は予備回線を
   通して子局へ呼信号を送って子局に予備回線への切替え
   を行なわせ、該予備回線を通してポーリングしてデータ
   収集を行なうシステムにおける誤着信時の回線切替え防
   止方式において、 子局に、ポーリングの時間間隔を計時するタイマと、該
   タイマがタイムアウトするときセットされるフラグを設
   け、 子局は該フラグがセットされているときのみ、予備回線
   を通しての呼信号に応答して、専用回線から予備回線へ
   の切替えを行なうことを特徴とする誤着信時の回線切替
   え防止方式。