JP2000067354A - 遠隔監視装置 - Google Patents

遠隔監視装置

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JP2000067354A
JP2000067354A JP10231758A JP23175898A JP2000067354A JP 2000067354 A JP2000067354 A JP 2000067354A JP 10231758 A JP10231758 A JP 10231758A JP 23175898 A JP23175898 A JP 23175898A JP 2000067354 A JP2000067354 A JP 2000067354A
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monitoring center
check
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terminal device
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JP10231758A
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Inventor
Masafumi Kadowaki
雅史 門脇
Takeshi Imaizumi
武 今泉
Kiyoshi Sonomoto
潔 園本
Hiroshi Makino
浩 牧野
Kenichi Morita
健一 森田
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常発報の受信能力の低下を防止するととも
に、端末装置及び通信回線の動作のチェックに要する通
信費用の削減が可能な遠隔監視装置の提供。 【解決手段】 端末チェック用発信信号が、各ビルA1
〜Amに配置される端末装置T1〜Tmのうちの例えば
端末装置T1から通信回線2Bを介して予め決められた
時刻及び時間間隔で送出され、監視センタ装置3Cに着
信後、監視センタ装置3Cが応答する前に送信が中止さ
れる。発呼着番特定装置10aは、この信号の着信時に
端末装置T1の回線番号を特定する。情報処理部11
は、この回線番号を基に、記憶部14に記憶される端末
装置T1〜Tmのデータから端末装置T1を特定する。
端末チェック部12は、着信した端末チェック用発信信
号の時刻及び時間間隔と、予め決められた着信時刻及び
着信の時間間隔とを比較判断し、端末装置T1及び通信
回線2Bの動作のチェックを行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末装置及び通信
回線の動作が、正常か異常かを監視センタ装置で検出可
能な遠隔監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遠隔監視装置は、各ビルに設置
されている各種の設備機器の動作状態を監視し、それら
の動作状態の異常検出時に異常発報を送出する複数の端
末装置と、これらの複数の端末装置と通信回線を介して
選択的に接続される監視センタ装置とを具備し、端末装
置が異常発報を出力すると、その異常発報は、通信回線
を介して監督センタ装置に伝送され、監視センタ装置の
表示部に異常発報の所定情報の内容が表示されるもので
ある。
【0003】ところで、上述の遠隔監視装置は、複数の
端末装置のいずれか、または複数の端末装置と監視セン
タ装置との間を接続する通信回線のいずれかに故障が発
生すると、故障した端末装置から異常発報が出力され
ず、また故障した通信回線に異常発報が供給されても、
その異常発報が監視センタ装置に到達しないというよう
な不具合を生じることになる。
【0004】従来では、このような不具合を回避するた
めに、監視センタ装置と複数の端末装置との間で定期的
に所定情報の送受を行い、この所定情報の送受が正確に
行われているかどうかを確認することによって、複数の
端末装置及び通信回線の動作が正常か異常かを検出する
チェック機能付き遠隔監視装置がすでに開発されてい
る。
【0005】ここで、従来のチェック機能付き遠隔監視
装置を図に基づいて説明する。
【0006】図5は、従来のチェック機能付き遠隔監視
装置の構成の一例を示すブロック図である。
【0007】図5に示すように、従来、チェック機能付
き遠隔監視装置は、複数のビルA1〜Amのそれぞれに
各種設備機器E11〜E1n,Em1〜Empが配備さ
れ、これらの設備機器E11〜E1n,Em1〜Emp
の動作の異常を検出した時に、異常発報を出力する複数
の端末装置T1〜Tmと、これらの端末装置T1〜Tm
と通信回路2Bを介して選択的に接続される監視センタ
装置3Cとを具備している。
【0008】監視センタ装置3Cは、端末装置から出力
された異常発報を通信回線2Bを介して受信する受信部
10、情報処理部11、端末チェック部12、出力振分
部13、記憶部14、発報種別判別部15、及び異常発
報の所定情報の内容を表示する表示卓1〜nを有する表
示部16、出動拠点17を備えている。
【0009】上述のように構成される遠隔監視装置は、
端末装置T1〜Tm及び通信回線2Bの動作状態が、正
常であるか異常であるかをチェックする場合には、監視
センタ装置と端末装置T1〜Tmとの間で通信回線2B
を介して所定情報の送受信が行われる。
【0010】ここで、端末装置T1が、端末チェック用
発報を送信する場合を例に挙げると、端末装置T1は、
オフフック、発信音の送出、ダイアリング等の一連の動
作を行い、交換機からリングバックトーンを受信する。
監視センタ装置3Cが応答すると、即ち端末装置T1と
監視センタ装置3Cとの間の通信が通信回線2Bを介し
て可能な状態にセットされると、端末装置T1は、端末
チェック用発報を監視センタ装置3Cに送信する。
【0011】監視センタ装置3Cは、送信された端末チ
ェック用発報を受信すると、この端末チェック用発報の
所定情報の内容の過不足の有無や、この端末チェック用
発報が着信した時刻(現実到来時刻)が決められた範囲
時間(登録到来時間)内に着信しているかを判断する。
監視センタ装置3Cは、端末チェック用発信信号の所定
情報の内容に過不足が無く、また現実到来時刻が、登録
到来時間内であると判断したときは、端末装置T1及び
この端末装置T1に接続された通信回線2Bの動作が正
常であると判断する。また、監視センタ装置3Cが、端
末チェック用発報の所定情報の内容もしくは、チェック
発報の現実到来時刻のいずれかが適当でない場合、端末
装置T1またはこの端末装置T1に接続された通信回線
2Bの少なくとも一方が異常であると判断する。
【0012】上述のように、端末装置T1〜Tm及び通
信回線2Bの動作のチェックは、端末装置T1〜Tmと
監視センタ装置3Cとの間が通信可能な状態にセットさ
れてから所定情報の送受信を行うことで実施していた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のチェ
ック機能付き遠隔監視装置では、監視センタ装置3Cに
通信回線2Bを介して接続される端末装置T1〜Tm、
及びこれに接続された通信回線2Bの動作のチェックを
行うことができるものの、監視センタ装置3Cと端末装
置T1〜Tmとの間が通信可能な状態にセットされ、所
定情報の送受信を通信回線2Bを介して行うので、端末
装置T1〜Tm及び通信回線2Bの動作をチェックする
毎に通信費用が掛かってしまう。
【0014】また、端末チェック用発報の受信は、異常
発報と同様に、通信回線2Bを一定時間占有して行われ
る。この占有される一定時間内においては、受信部10
は異常発報の受信を行うことがでず、異常発報の受信能
力を制限する場合があった。
【0015】本発明の目的は、端末装置の動作のチェッ
クに際し、通信回線の占有時間を短縮し、端末装置及び
通信回線の動作のチェック中に異常発報の受信能力を制
限するのを抑えるとともに、端末装置及び通信回線の動
作のチェックに掛かる通信費用の削減が可能な遠隔監視
装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、各ビルに配置されている
各種の設備機器の動作状態を監視し、それらの動作の異
常検出時に異常発報を送出する複数の端末装置と、これ
ら複数の端末装置と通信回線を介して選択的に接続され
る監視センタ装置とを具備し、前記端末装置が異常発報
を出力すると、この異常発報は、前記通信回線を介して
前記監視センタ装置の受信部に伝送され、前記監視セン
タ装置の表示部に前記異常発報の内容が表示されるよう
にした遠隔監視装置において、前記受信部が、前記端末
装置の回線番号を特定する発呼着番特定装置と、前記端
末装置とデータ通信を行う通信装置とを具備し、かつ前
記複数の端末装置は、予め決められた時刻及び時間間隔
で端末チェック用発信信号を出力し、前記受信部の通信
装置が応答する前に、前記端末チェック用発信信号の送
信を終了するとともに、前記端末チェック用発信信号が
前記通信装置に着信すると、前記通信装置が応答する前
に前記発呼着番特定装置で回線番号を特定し、前記端末
チェック用発信信号を出力した端末装置を特定すること
により端末装置の動作のチェックを実施する構成にして
ある。
【0017】このように構成した請求項1に係る発明で
は、端末装置から端末チェック用発信信号が監視センタ
装置に送出されたものの、監視センタ装置から端末装置
に応答がなされる以前に、端末装置及び通信回線のと監
視センタ装置の動作のチェックを実施することができ
る。即ち、端末チェック用発信信号に基づく端末装置及
びこれに接続される通信回線の動作のチェックを所定情
報を送受信することなく実施でき、この動作のチェック
中に異常発報の受信能力を制限することがなく、また端
末装置及び通信回線の動作のチェックに掛かる通信費用
を削減することができる。
【0018】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明において、前記受信部が、前記端末チェック用
発信信号を専用に受信する第1の受信手段と、前記異常
発報を専用に受信する第2の受信手段とを備えたことを
特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の遠隔監視装置の実施
形態を図に基づいて説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施形態の構成を示す
ブロック図、図2は、本実施形態に備えられる端末装置
における処理手順を示すフローチャート、図3は、本実
施形態に備えられる監視センタ装置における処理手順を
示すフローチャートである。なお、図1において、前述
の図5に示された構成要素と同じ要素には同じ符号を付
している。
【0021】図1に示すように、本実施形態は、ビルA
1〜Amに設置され、これらのビルA1〜Amのそれぞ
れに設けられる設備機器E11〜E1n,Em1〜Em
Pの動作の異常を検出した時に出力する異常発報などの
発報情報を出力するとともに、自身の動作が正常か異常
かをチェックをさせるための端末チェック用発信信号を
出力する端末装置T1〜Tmと、端末装置T1〜Tmに
監視センタ装置3C(後述)を選択的に接続する通信回
線2Bと、設備機器E11〜E1n,Em1〜EmPの
それぞれの動作状態を、端末装置T1〜Tmから送出さ
れる発報情報によって監視するとともに、端末装置T1
〜Tm及び通信回線2Bの動作状態をチェックする監視
センタ装置3Cとを備えている。
【0022】監視センタ装置3Cは、端末装置T1〜T
mのうちの監視センタ装置3Cに接続された端末装置、
例えば端末装置T1の回線番号を特定する発呼着番特定
装置10a、端末装置T1〜Tmとデータ通信を行う通
信装置10bを備える受信部10cと、端末装置T1〜
Tmの情報、例えば端末装置T1〜Tmから送出される
端末チェック用発信信号が監視センタ装置3Cに到達す
る予め決められた時刻(登録到来時刻)や、端末チェッ
ク用発信信号が監視センタ装置3Cに定期的に到達する
予め決められた時間間隔(登録到来間隔)を記憶すると
ともに、端末装置T1〜Tmのそれぞれの回線番号と例
えば名称との関係を記憶する記憶部14と、端末装置T
1〜Tmから送出される端末チェック用発信信号が到達
した時刻(現実到来時刻)や、複数回送られてくる端末
チェック用発信信号が到達する時間間隔(現実到来間
隔)などを記憶するとともに、発呼着番特定装置10a
によって特定された端末装置T1の回線番号をキー情報
として、記憶部14に記憶される上述の端末装置T1〜
Tmに係る情報から端末装置T1の例えば名称を特定
し、また送られてきた発報情報の解析を行う情報処理部
11と、この解析された発報情報を表示卓1〜nのいず
れかに表示する表示部16と、特定の端末装置に対する
現実到来時刻と登録到来時刻、現実到来間隔と登録到来
間隔を比較判断し、その結果を表示部16に報知する端
末チェック部12と、出力振分け部13と、要時に、異
常発報の解析結果を表示する出動拠点17とを備えてい
る。
【0023】なお、端末装置T1〜Tmと、監視センタ
装置3Cの情報処理部11とのそれぞれには、時計機能
が備えられている。監視センタ装置3Cは端末装置T1
〜Tmに、これら両方の時計機能の示す時刻が一致した
状態を保つために、端末装置T1〜Tmの時計機能の時
刻を変更し、一致させる時刻変更情報を定期的に供給し
ている。また、これらの時計機能の示す時刻に従って、
端末装置T1〜Tmは、上述の登録到来時間や、登録到
来間隔に適するように、予め決められた時刻及び時間間
隔で上述の端末チェック用発信信号を監視センタ装置3
Cに送信している。また、異常発報と端末チェック用発
信信号の送信時間には、上限を設定してある。端末チェ
ック用発信信号の送信時間は、異常発報の送信時間より
短く、監視センタ装置3Cに着信してから、監視センタ
装置3Cが応答する前に送信を中止する程度の時間に設
定してある。また、異常発報の送信時間は、監視センタ
装置3Cが応答するために要する時間より長い時間に設
定してある。
【0024】今、図1に示すように、1つのビル、例え
ばビルA1に設けられる端末装置T1が、端末チェック
用発信信号を送出する。この手順は図2に示すように、
まず端末装置T1が、通信回線2Bに対して発信の合図
であるオフフックを行う(手順S1)。通信回線2Bが
使用可能な状態であれば、端末装置T1に対してダイア
ルトーンが送出される。端末装置T1は、このダイアル
トーンを受信したかどうかを判断する(手順S2)。今
は、端末装置T1はダイアルトーンを受信し「ye
s」、通信回線2Bに対して監視センタ装置3Cとの接
続を要求する接続要求信号を送出する、即ちダイヤリン
グを行う(手順S3)。接続要求を受けた通信回線2B
が、呼出信号を送出して監視センタ装置3Cを呼び出す
間、端末装置T1に対しては、リングバックトーンが送
出される。端末装置T1は、このリングバックトーンを
受信したかどうかの判断を行う(手順S4)。今は、端
末装置T1は、リングバックトーンを受信し「ye
s」、端末チェック用発信信号の送信時間が、監視セン
タ装置3Cが応答する前に上限に達し、タイムアウトよ
り、端末装置T1は、通信回線2Bに対して端末チェッ
ク用発信信号の発信中止の合図であるオンフックが行わ
れたかどうかを判別する(手順S5)。今は、オンフッ
クが行われ「yes」、端末装置T1側での処理を終了
する。
【0025】一方、監視センタ装置3Cは、端末チェッ
ク用発信信号を受信する。この手順は、図3に示すよう
に、通信回線2Bから呼出信号を受信する(手順C
1)。このとき発呼着番号特定装置10aは、接続要求
を行った回線番号を特定する(手順C2)。情報処理部
11は、この特定された回線番号をキー情報として、こ
の回線番号に対応する端末チェック用発信信号を送出し
た端末装置T1を、記憶部14に記憶された端末装置T
1〜Tmの回線番号と名称との関係の中から端末装置T
1が何であるかを特定する(手順C3)。監視センタ装
置3Cは、端末装置T1が特定されると、端末装置T1
の上述のオンフックによって、呼出信号の送出を中断さ
れたかどうかを判断する(手順C4)。今は、端末チェ
ック用発信信号が出力される時間が上述のように短いの
で、呼出信号が中断され、監視センタ装置3Cは、送ら
れてきた信号(チェック用発信信号)が、端末チェック
用発信信号であるとみなして、端末チェック用発信信号
が監視センタ装置3Cの情報処理部11に到達した時刻
を記憶部14に記憶し、端末チェック用発信信号の受信
を完了する(手順C5)。端末チェック部12は、この
記憶部14に記憶された端末チェック用発信信号の着信
時刻を基に、現実到時刻と登録到来時刻との比較判断
や、現実到来間隔と登録到来間隔との比較判断を行う。
そして、端末チェック部12は、これらに不一致(例え
ば現実到来間隔>登録到来間隔)がある場合は、即ち端
末装置T1及び通信回線2Bの動作が正常であることを
確認できなかった場合は、端末装置T1と通信回線2B
の少なくとも一方に動作の異常の可能性があるとして、
表示部16に報知する。異常の内容は、表示卓1〜nの
いずれかに表示され、監視センタ装置3C側での処理を
終了する。
【0026】また、端末装置T1が、設備機器E11〜
E1nのうちのいずれかの動作状態の異常を検知し、異
常発報を監視センタ装置3Cに送出する場合の手順は、
端末チェック用発信信号の場合と同様に、図2に示すよ
うに、まず端末装置T1が、通信回線2Bに対して発信
の合図であるオフフックを行う(手順S1)。通信回線
2Bが使用可能な状態であれば、端末装置T1に対して
ダイアルトーンが送出さられる。端末装置T1は、この
ダイアルトーンを受信したかどうかを判断する(手順S
2)。今は、端末装置T1はダイアルトーンを受信する
「yes」ので、次に端末装置T1は、通信回線2Bに
対して監視センタ装置3Cとの接続を要求する接続要求
信号を送出する、即ちダイヤリングを行う(手順S
3)。接続要求を受けた通信回線2Bが、呼出信号を送
出して監視センタ装置3Cを呼び出す間、端末装置T1
に対しては、リングバックトーンが送出される。端末装
置T1は、このリングバックトーンを受信したかどうか
の判断を行う(手順S4)。今は、端末装置T1は、リ
ングバックトーンを受信し「yes」、端末装置T1が
送信する端末チェック用発信信号の送信時間が、監視セ
ンタ装置3Cが応答する前に、タイムアウトよって、通
信回線2Bに対して端末チェック用発信信号の発信中止
の合図であるオンフックが行われたかどうかを判別する
(手順S5)。今は、異常発報の送信時間は、監視セン
タ装置3Cが応答するには十分な時間があり、オンフッ
クは行われず「no」、送信した異常発報に対して監視
センタ装置3Cから応答される。端末装置T1は、監視
センタ装置3Cからの応答を受信した後、即ち通信可能
な状態にセットされた後に、異常の内容等の所定情報を
監視センタ装置3Cに送信し、端末装置T1側での処理
は終了する。
【0027】一方、監視センタ装置3Cが、異常発報を
受信し、その処理をする場合の手順は、図3に示すよう
に、通信回線2Bから呼出信号を受信する(手順C
1)。このとき発呼着番号特定装置10aは、接続要求
を行った回線番号を特定する(手順C2)。情報処理部
11は、この特定された回線番号をキー情報として、こ
の回線番号に対応する端末チェック用発信信号を送出し
た端末装置T1を、端末装置T1〜Tmの情報を格納す
る記憶部14から特定する(手順C3)。監視センタ装
置3Cは、端末装置T1が特定されると、端末装置T1
の上述のオンフックによって、呼出信号の送出を中断さ
れたかどうかを判断する(手順C4)。異常発報の送信
時間は、監視センタ装置3Cが応答するには十分に長い
時間であり、今はまだ送信時間の上限に達していないの
でオンフックは行われず、端末装置T1からの呼出信号
は中断されない「no」ので、監視センタ装置3Cの通
信装置10bは、異常発報に応答する(手順C6)。監
視センタ装置3Cと通信装置10bとの間は、通信可能
な状態にセットされ、端末装置T1から送出される異常
の内容などの所定情報を受信する。情報処理部11は、
受信した所定情報から異常が発生した現場名、異常内容
などを解析する。情報処理部11は、この解析結果を表
示部16に報知する。表示部16は、表示卓1〜nのう
ちのいずれかにこの解析結果を表示する、もしくは、出
動拠点17に解析結果を表示して監視センタ装置3C側
での処理を終了する。
【0028】上述のように本実施形態では、端末装置T
1〜Tmと監視センタ装置3Cとの間が、通信可能な状
態にセットされなくても、端末装置T1〜Tmから送信
される端末チェック用発信信号の監視センタ装置3Cへ
の着信に基ずいて、監視センタ装置3Cが、登録到来時
刻と現実到来時刻との比較判断や、登録到来間隔と現実
到来間隔と比較判断によって、端末装置T1〜Tm及び
通信回線2Bを動作のチェックができる。したがって、
端末装置T1〜Tm及び通信回線2Bの動作のチェック
のために通信回線2Bを占有することがなく、通信費用
を削減できるとともに、異常発報の受信能力の低下を防
止でき、これにより端末装置T1〜Tm及び通信回線2
Bの動作のチェックと設備機器E11〜E1n,Em1
〜Empの動作状態の監視とを効率良く行うことができ
る。
【0029】なお、本実施形態では図1に示す構成とし
ているが、図4に示すように、端末装置T1〜Tmから
送信されるチェック用発信信号を専用に受信し、発呼着
番特定装置10a、通信装置10aを備える第1の受信
手段と、この第1の受信手段の回線番号を記憶させてい
る端末装置T1〜Tmと、異常発報を専用に受信し、通
信装置10dを備える第2の受信手段とを具備する受信
部10cとしてもよい。
【0030】このように、受信部10cに、第1の受信
手段と第2の受信手段とを具備させた別の実施形態によ
れば、上述の実施形態と同様の効果を奏する他、異常発
報の処理に際し、端末装置T1の回線番号を特定する処
理を要することなく極めて短時間のうちに端末装置T1
と監視センタ装置3Cを通信可能な状態にセットでき、
設備機器E11〜E1n,Em1〜Empの動作状態の
異常に対する迅速な対応を実施できる。このようにすれ
ば、端末装置T1〜Tm及び通信回線2Bの動作のチェ
ックと設備機器E11〜E1n,Em1〜Empの動作
状態の監視とをさらに効率良く行うことができる。
【0031】
【発明の効果】このように各請求項に係る発明は、端末
装置と監視センタ装置との間が、通信可能な状態にセッ
トされなくても、端末装置及びこれに接続された通信回
線の動作が正常か異常かをチェックできる。このように
すれば、通信費用を削減できるとともに、異常発報の受
信能力の低下を防止でき、端末装置及びこれに接続され
た通信回線の動作のチェックと設備機器の動作状態の監
視とを効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本実施形態に備えられる端末装置における処理
手順を示すフローチャートである。
【図3】本実施形態のに備えられる監視センタ装置にお
ける処理手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図5】従来のチェック機能付き遠隔監視装置の構成の
一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
A1〜Am ビル T1〜Tm 端末装置 E11〜E1n 設備機器 Em1〜Emp 設備機器 2B 通信回路 3C 監視センタ装置 10a 発呼着番特定装置 10b 通信装置 10c 受信部 10d 通信装置 11 情報処理部 12 端末チェック部 13 出力先振分装置 14 記憶部 16 表示部(表示卓1〜n) 17 出動拠点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311H (72)発明者 園本 潔 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 牧野 浩 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 森田 健一 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA19 BB11 BB73 BB74 CC02 CC04 CC23 CC35 DD23 DD33 EE15 FF01 FF02 FF23 FF30 GG09 GG11 GG18 GG19 GG24 GG30 GG31 GG43 GG51 GG66 GG67 GG83 5K048 AA00 BA51 DA02 DC07 EB11 FB04 GB01 GB05 HA01 HA02 5K101 KK11 LL01 PP10 UU02 UU15 VV03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ビルに配置されている各種の設備機器
    の動作状態を監視し、それらの動作の異常検出時に異常
    発報を送出する複数の端末装置と、これら複数の端末装
    置と通信回線を介して選択的に接続される監視センタ装
    置とを具備し、前記端末装置が異常発報を出力すると、
    この異常発報は、前記通信回線を介して前記監視センタ
    装置の受信部に伝送され、前記監視センタ装置の表示部
    に前記異常発報の所定情報の内容が表示されるようにし
    た遠隔監視装置において、前記受信部が、前記端末装置
    の回線番号を特定する発呼着番特定装置と、前記端末装
    置とデータ通信を行う通信装置とを具備し、かつ前記複
    数の端末装置は、予め決められた時刻及び時間間隔で端
    末チェック用発信信号を出力し、前記受信部の通信装置
    が応答する前に、前記端末チェック用発信信号の送信を
    終了するとともに、前記端末チェック用発信信号が前記
    通信装置に着信すると、前記通信装置が応答する前に前
    記発呼着番特定装置で回線番号を特定し、前記端末チェ
    ック用発信信号を出力した端末装置を特定することによ
    り端末装置の動作のチェックを実施することを特徴とす
    る遠隔監視装置。
  2. 【請求項2】 前記受信部が、前記端末チェック用発信
    信号を専用に受信する第1の受信手段と、前記異常発報
    を専用に受信する第2の受信手段とを備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の遠隔監視装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002183852A (ja) * 2000-12-11 2002-06-28 祥澄 ▼高▲木 セキュリティシステム
CN101860730A (zh) * 2010-04-21 2010-10-13 中兴通讯股份有限公司 一种3g远程监控方法、系统及远程监控器

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JP2002183852A (ja) * 2000-12-11 2002-06-28 祥澄 ▼高▲木 セキュリティシステム
CN101860730A (zh) * 2010-04-21 2010-10-13 中兴通讯股份有限公司 一种3g远程监控方法、系统及远程监控器

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