JP2000295372A - 警備システム - Google Patents

警備システム

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JP2000295372A
JP2000295372A JP2000024347A JP2000024347A JP2000295372A JP 2000295372 A JP2000295372 A JP 2000295372A JP 2000024347 A JP2000024347 A JP 2000024347A JP 2000024347 A JP2000024347 A JP 2000024347A JP 2000295372 A JP2000295372 A JP 2000295372A
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unit
monitoring
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JP2000024347A
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Reijiro Nishiyama
礼二郎 西山
Toru Matsubayashi
徹 松林
Mitsuo Odaka
光雄 小高
Yasuhiko Saito
泰彦 斎藤
Katsuyuki Shikakura
克之 鹿倉
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Sohgo Security Services Co Ltd
Original Assignee
Sohgo Security Services Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、監視装置の変更や監視装置の電話
番号の変更時の手間及び時間を軽減でき、システムの信
頼性を向上できる警備システムを提供することを目的と
する。 【解決手段】 異常の発生を検出する検出手段1
1nからの検出信号が入力すると警報パケットをISD
N網に送出する制御装置3と、制御装置からISDN網
4を通して警報パケットを受信すると警報の受信を報知
する監視装置5とから構成され、監視装置5は、少なく
とも制御装置との通信回線の接S続を指示する入力を行
う入力部53を有し、入力部からの指示により監視装置
からISDN網を通し制御装置までの通信回線を接続す
る。このため、障害により監視装置を変更したり、また
は監視装置の電話番号を変更するとき、監視装置の入力
部から制御装置の電話番号及び回線接続の指示を入力す
るだけで良く、監視装置の変更や監視装置の電話番号を
変更する手間及び時間を軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は警備システムに関
し、特に、監視区域で火災や侵入等の異常が発生したと
きに、通信回線を介して遠隔の監視センタに警報を送信
する警備システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、監視区域にセンサを配置し
て、このセンサにより監視区域で発生する火災や侵入等
の異常を検出し、センサが異常を検出したときに制御装
置より通信回線を介して遠隔の監視センタに配置した監
視装置に警報を送信する警備システムがある。
【0003】従来の警備システムでは、操作者が制御装
置に設けた操作器により警備開始操作を行うと、制御装
置に対して警備開始信号が供給され、この警備開始信号
を供給された制御装置は警備モードに切り替わる。監視
区域で侵入や火災等の異常が発生すると、監視区域に設
置した各種のセンサが検出信号を出力する。この検出信
号は制御装置に供給される。制御装置は、警備モード中
に検出信号が供給されると、予め設定されている遠隔の
監視センタに設置された監視装置の電話番号をダイヤル
し、電話回線等の通信回線を介して監視装置に警報を送
信する。この警報には少なくとも制御装置の識別情報お
よび異常の種類を示す情報が含まれている。監視装置は
制御装置からの警報を受信すると、警報音や警報表示等
により警報の受信を監視センタにいる監視員に報知す
る。
【発明が解決しようとする課題】上記従来の警備システ
ムでは、制御装置が警備モードに切り替わったときに、
制御装置から監視装置へダイヤルして警報を送信するよ
うにしているため、地震や監視装置の故障等により監視
センタが機能しなくなった場合や、監視センタの移転等
により監視装置の電話番号が変更になった場合には、監
視区域へ出向き、制御装置に設定している監視装置の電
話番号を変更しなければならない。通常、監視装置では
複数の監視区域の異常の有無を監視しているため、複数
の監視区域の全ての制御装置に設定されている電話番号
を変更するためには、手間と時間を要するという問題が
あった。また、監視装置が機能しなくなった場合は、監
視装置の機能が回復するまでの間、もしくは、制御装置
に設定している電話番号を別の監視装置の電話番号に変
更するまでの間、監視区域が無警備状態となり、警備シ
ステム自体の信頼性が低下するという問題があった。
【0004】さらに、監視センタの移転等により監視セ
ンタの電話番号を変更する場合は、全ての制御装置に設
定されている電話番号の変更作業が終了するまでは、移
転前の監視センタと移転後の監視センタの両方の監視装
置を稼動させていなければならず、コストがかかるとい
う問題があった。また、上記従来の警備システムでは、
制御装置は監視区域内で異常が発生する毎に監視装置に
ダイヤルし、通信回線の接続動作を行なわなければなら
ず、異常が発生してから監視装置で警報を受信するまで
に時間がかかるという問題があった。
【0005】さらに、制御装置は、センサからの検出信
号が入力したときにすでに監視区域の電話回線が使用中
の場合、この電話回線を強制的に切断し、電話回線を使
用可能な状態にしてから、監視センタとの通信回線の接
続動作を行い、警報を送信するようにしている。このた
め、通話中であるにもかかわらず、電話回線が切断され
てしまうという問題があった。
【0006】なお、電話回線を切断しないために制御装
置と監視装置を専用回線で接続する方法を取ることが考
えられるが、この場合、電話回線とは別に専用回線を接
続しなければならず、また、接続される制御装置の台数
と同じ数の専用回線が必要になり、新たな制御装置を追
加すると通信回線の接続工事等が必要になり、手間およ
びコストがかかるという問題があった。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、監視装置の変更や監視装置の電話番号の変更時の手
間および時間を軽減できると共に、監視装置に迅速に警
報を送信し、かつ、システムの信頼性を向上できる警備
システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、異常の発生を検出する検
出手段を有し、前記検出手段からの検出信号が入力する
と自装置の識別情報と異常の種類を示す情報を含む警報
に宛先を示す論理チャネル番号を含むヘッダを付加した
警報パケットをISDN網に送出する制御装置と、前記
制御装置から前記ISDN網を通して警報パケットを受
信すると警報の受信を報知する監視装置とから構成され
る警備システムにおいて、前記監視装置は、少なくとも
前記制御装置の電話番号と当該制御装置との通信回線の
接続を指示する信号の入力を行なう入力部を有し、前記
入力部からの指示により前記ISDN網を通し前記制御
装置までの通信回線を接続する。
【0009】このように、入力部からの指示により監視
装置から前記ISDN網を通し制御装置までの通信回線
を接続するため、障害により監視装置を変更したり、ま
たは監視装置の電話番号を変更するとき、監視装置の入
力部から制御装置の電話番号および回線接続の指示を入
力するだけで良く、監視装置の変更や監視装置の電話番
号を変更する手間及び時間を軽減でき、障害時の復旧を
迅速に行うことができ、システムの信頼性を向上でき
る。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
警備システムにおいて、前記監視装置は、前記制御装置
との通信回線が切断されたことを検出したときに前記I
SDN網から出力される第1の切断指示パケットが入力
すると、断線警報を報知する。
【0011】このように、制御装置との通信回線が切断
されたことを検出したときISDN網から出力される第
1の切断指示パケットが入力すると、断線警報を報知す
るため、何らかの理由で通信回線が切断され警備ができ
なくなった場合に警報を報知することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
警備システムにおいて、前記監視装置は、前記ISDN
網から出力される第1の切断指示パケットが入力する
と、通信回線を開放した後、当該制御装置との通信回線
を接続する。
【0013】このように、制御装置との通信回線が切断
されたことを検出したときISDN網から出力される第
1の切断指示パケットが入力すると、当該制御装置との
通信回線の接続動作を行うため、何らかの理由で通信回
線が切断された場合であっても、自動的に回線を復旧さ
せることができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の警備システムにおいて、前記監視装
置は、前記制御装置との通信回線が接続できなかったと
きに前記ISDN網から出力される第2の切断指示パケ
ットが入力すると、通信回線を開放した後、再度当該制
御装置までの通信回線を接続する。
【0015】このように、制御装置との通信回線が接続
できなかったことを検出したときISDN網から出力さ
れる第2の切断指示パケットが入力すると、再度当該制
御装置との通信回線の接続動作を行うため、回線が混雑
していた等何らかの理由で通信回線が接続できなかった
場合であっても、回線の接続動作を繰り返し行い、自動
的に回線を接続させることができる。
【0016】制御装置自体の故障等の原因で、繰返し制
御装置との通信回線の接続動作を行っても回線が接続さ
れないことがある。パケット通信では、送信したパケッ
トの量によって通信費用が課金されるため、通信回線が
接続できなかった場合に通信回線の接続動作を行うと、
その分の通信費用が課金されることになる。
【0017】そこで、請求項5に記載の発明は、請求項
4記載の警備システムにおいて、前記監視装置は、所定
回数連続して前記ISDN網からの第2の切断指示パケ
ットが入力すると、当該制御装置までの通信回線の接続
を停止するとともに、当該制御装置との通信回線を接続
できなかったことを報知する。
【0018】このように、所定回数連続して制御装置と
の通信回線が接続できなければ、当該制御装置との通信
回線の接続動作を中止するため、不要なパケットを繰返
し送信することを防ぐことができ、これにより不要な通
信費用を軽減することができる。
【0019】なお、上記従来の警備システムでは、制御
装置が監視装置にダイヤルし警報を送信しているため、
信号の送信にかかる費用は全て発信者である制御装置に
課金され、制御装置にて負担している。しかしながら、
本発明では監視装置から制御装置にダイヤルしている。
このため、信号の送信にかかる費用が監視装置に課金さ
れることになり、従来の警備システムと料金体系が違っ
てしまうという問題があった。
【0020】そこで、請求項6に記載の発明は、請求項
1乃至5記載のいずれかに記載の警備システムにおい
て、前記監視装置は、信号の送信にかかる費用を制御装
置に課金するか否かを設定する課金設定部を有し、前記
制御装置は、信号の送信にかかる費用を制御装置に課金
することを許可するか否かを設定する課金許可部を有
し、前記課金設定部で信号の送信にかかる費用を制御装
置に課金するように設定され、かつ、前記課金許可部で
信号の送信にかかる費用を制御装置に課金することを許
可すると設定されている場合は、前記監視装置との通信
回線の接続を行なう。
【0021】このように、監視装置及び制御装置にて信
号の送信にかかる費用を着信者である制御装置に課金す
ると設定されている場合は、信号の送信にかかる費用を
制御装置に課金することができる。また、制御装置は、
監視装置にて信号の送信にかかる費用を制御装置に課金
すると設定されている場合は、課金の許可が設定されて
いることを条件に監視装置との通信回線の接続を行うた
め、信号の送信にかかる費用を制御装置に課金すること
を許可していない制御装置に対して誤って信号の送信に
かかる費用を課金してしまうことを防ぐことができる。
【発明の実施の形態】以下、本願の警備システムについ
て、図面を用いて説明する。
【0022】
【実施例1】図1に本発明の警備システムの第1の実施
例のブロック図を示す。同図中、センサ(検出手段)1
〜1nは、監視区域の各部に配置され、監視区域内の
人の存在や火災の発生等を検出したときに検出信号を出
力する。操作器2は、操作者の操作に応じてモード切換
信号を出力する。
【0023】制御装置3は、制御部31、送受信部3
2、モード記憶部33、課金許可部34から構成されて
いる。制御部31は、制御装置3の全体を制御する。ま
た、制御部31は、操作器2からのモード切換信号が供
給されると、モード記憶部33に記憶している動作モー
ドが警備モードと解除モードのいずれであるかを確認
し、モード記憶部33に記憶している動作モードが警備
モードであった場合は解除モード信号を、解除モードで
あった場合は警備モード信号をそれぞれモード記憶部3
3に供給する。また、センサ1〜1nそれぞれからの
検出信号が供給されると、モード記憶部33に記憶して
いる動作モードを確認し、モード記憶部33に記憶して
いる動作モードが警備モードであった場合は、送受信部
32に検出信号に応じた異常の種類を示す情報と、制御
装置3の識別情報を含む警報を送受信部32に出力す
る。
【0024】送受信部32は、制御部31から警報を供
給されると、信号種別情報や論理チャネル番号、送信順
序番号等の信号の送信に必要な情報を含むヘッダを付加
してISDN網4の回線接続装置41に供給し、また、
ISDN網4の回線接続装置41から供給される信号を
受信して制御部31に供給する。
【0025】モード記憶部33は、制御部31から供給
される警備モード信号または解除モード信号に応じて警
備モードまたは解除モードの動作モードを記憶する。
【0026】課金許可部34は、信号の送信にかかる費
用を制御装置3(着信側)に課金することを許可するか
否かを設定する。ISDN網4は、回線接続装置41、
交換機42a,42b、回線接続装置43〜43nと
から構成され、回線接続装置41,43〜43nそれ
ぞれは交換機42a,42bと通信回線で接続されてい
る。
【0027】回線接続装置41は、ISDN網4と監視
区域内の配線の分岐点であり、監視区域に設置され、制
御装置3の送受信部32から供給される信号を交換機4
2aに送信し、交換機42aから供給される信号を制御
装置3の送受信部32に供給する。
【0028】交換機42a,42bは、回線接続装置4
1,43〜43nからの受信信号を空き回線を利用し
て相手方の交換機42b,42aに送信する。また、相
手方の交換機42b,42aからの受信信号をヘッダに
含まれる送信順序番号に基づき並べ換え、回線接続装置
41,43〜43nに送信する。
【0029】また、交換機42a,42bと回線接続装
置41,43〜43nとの間の通信回線または交換機
42a,42b間の通信回線に異常が発生すると、回線
接続装置41,43〜43nに対し制御装置3との通
信回線が切断されたことを示す第1の切断指示パケット
を送信する。
【0030】回線接続装置43〜43nは、ISDN
網と警備会社の監視センタ等の配線の分岐点であり、監
視センタ等に設置され、監視装置5を構成する送受信部
51 〜51nからの入力信号を交換機42bに送信
し、交換機42bからの受信信号を監視装置5を構成す
る送受信部51〜51nに供給する。
【0031】監視装置5は、警備会社などの監視センタ
に配置され、送受信部51〜51n、制御部52、入
力部53、報知部54、記憶部55、課金設定部56か
ら構成されている。
【0032】送受信部51〜51nは、制御部52か
らの信号が入力すると、信号種別情報や論理チャネル番
号、送信順序番号等の信号の送信に必要な情報を含むヘ
ッダを付加し、当該入力信号をISDN網4を構成する
回線接続装置43〜43nに供給する。また、ISD
N網4の回線接続装置43〜43nから受信した信号
を制御部52に供給する。
【0033】入力部53は、監視区域の個別情報(名称
や住所、電話番号、地図情報など)が入力されると、当
該個別情報を制御部52に供給する。また、操作者の操
作に応じて選択された制御装置3との間のリンクの設定
を開始するための接続指令信号を制御部52に対し供給
する。
【0034】報知部54は、制御部52からの警報や個
別情報が供給されると当該入力信号を音声や表示等によ
り報知する。
【0035】記憶部55は、制御部52から供給される
監視区域の個別情報を記憶する。課金設定部56は、操
作者の設定に応じて信号の送信にかかる費用を制御装置
3(着信者)に課金するか否かを設定する。
【0036】制御部52は、入力部53から監視区域の
個別情報が入力すると、当該個別情報を記憶部55に記
憶させる。また、入力部53からの入力により記憶部5
5に記憶している監視区域のうちいずれかが選択され、
かつ、入力部53から接続指令信号が入力されると、当
該監視区域に設置した制御装置3との間のリンクの設定
を開始する。そして、送受信部51〜51nからの警
報または断線警報が入力すると、当該警報または断線警
報に含まれる制御装置3の識別情報をもとに記憶部55
に記憶している当該制御装置3の個別情報を読み込み。
当該個別情報と警報に含まれる異常の種類を示す情報を
報知部54に出力する。
【0037】図2は監視装置5の動作のフローチャート
を示す。同図中、ステップS10,S12,S14,S
16それぞれで個別情報入力か、接続指令信号入力か、
警報受信か、第1の切断指示パケット受信かが判別さ
れ、個別情報入力であれば、ステップS18で入力され
た個別情報を記憶し、ステップS10に進む。接続指令
信号入力であれば、ステップS20で回線接続動作が行
われ、ステップS22で着呼が完了するのを確認してス
テップS10に進む。警報受信であれば、ステップS2
4で個別情報を読み込み、ステップS26で警報を表示
してステップS10に進む。第1の切断指示パケット受
信であれば、ステップS28で回線開放動作が行われ、
ステップS30で断線警報を表示してステップS10に
進む。
【0038】図3に制御装置3の動作のフローチャート
を示す。同図中、ステップS40,S42,S44,S
46それぞれで呼設定信号受信か、モード切換信号入力
か、検出信号入力か、第1の切断指示パケット受信かが
判別され、呼設定信号受信であれば、ステップS48で
回線接続動作が行われ、ステップS40に進む。モード
切換信号入力であれば、ステップS50で動作モードが
警備モード中であるか否かを判別し、動作モードが警備
モードであればステップS52で解除モードに切り換
え、ステップS54で警備モードでなければ警備モード
に切り換えて、ステップS40に進む。
【0039】検出信号入力であれば、ステップS56で
動作モードが警備モードであるか否かを判別し、警備モ
ード中のときのみステップS58で警報を送信してステ
ップS40に進む。第1の切断指示パケット受信であれ
ば、ステップS60で回線開放動作が行われ、ステップ
S60で回線開放が完了するのを確認してステップS4
0に進む。
【0040】図4にISDN網4の動作のフローチャー
トを示す。同図中、ステップS70,S72,S74そ
れぞれでリンク設定か、警報受信か、回線異常かが判断
され、リンク設定であれば、ステップS76で回線接続
動作が行われ、ステップS78で着呼が完了するのを確
認してステップS70に進む。警報受信であれば、ステ
ップS80で警報を送信してステップS70に進む。回
線異常であれば、ステップS82で回線開放動作が行わ
れ、ステップS70に進む。
【0041】次に、この警備システムの動作について、
図2,3,4のフローチャート及び図5の接続動作シー
ケンスにしたがって説明する。
【0042】1.リンクの設定 新たな区域を監視区域とし、監視センタでの監視を開始
するためには、まず、監視センタにいる監視員が、監視
装置5の入力部53より当該監視区域の住所や名称、電
話番号、地図等のデータを入力する。入力部53は、入
力されたデータを監視装置5の制御部52に供給する。
制御部52は、入力部53からのデータが供給されると
(S10)、当該データを記憶部55に供給する。記憶
部55は、監視装置5の制御部52からのデータを当該
監視区域の個別情報として記憶する(S18)。その
後、監視員は必要なデータを全て入力し終えると、当該
監視区域に設置した制御装置5とISDN回線のリンク
の設定を開始させるために、入力部53から接続指令信
号を入力する。
【0043】監視装置5の制御部52は、入力部53か
ら接続指令信号が供給されると(S12)、まず、パケ
ット通信における加入者プロトコルを規定するCCIT
T勧告Q.931に基づき、例えば送受信部51を介
して回線接続装置43に呼設定のためのDチャネル情
報であるリンク設定パケットを供給する。この場合、こ
のリンク設定パケットのレイヤ2におけるSAPIに
は、リンク設定後実施したいデータ通信モードがCCI
TT勧告X.25に基づいたDチャネルパケット通信で
あることを示す「16」が設定されている。回線接続装
置43は、監視装置5からのリンク設定パケットを通
信回線を介して交換機42bに送信する(S76)。交
換機42bは、このリンク設定パケットを受信すると、
レイヤ2を終端するとともに、受信したリンク設定パケ
ットのSAPIを確認し、SAPI=16であることか
ら、要求されているデータ通信モードがDチャネルパケ
ット通信モードであると判断するとともに、リンク設定
パケットを受信したことを示す設定確認パケットを回線
接続装置43に返送する。回線接続装置43は、受
信した設定確認パケットを監視装置5に供給する。監視
装置5の制御部52は、送受信部51を介して回線接
続装置43からの設定確認が入力すると、監視装置5
と回線接続装置43との間に通信パスが設定されたと
判断し、制御装置5のアドレスを含むヘッダを付した発
呼要求パケットを送受信部51を介して回線接続装置
43に供給する。
【0044】回線接続装置43は、監視装置5からの
発呼要求パケットが供給されると、当該発呼要求パケッ
トを通信回線を介して交換機42bに送信する。交換機
42bは、回線接続装置43を介して監視装置5から
の発呼要求パケットを受信すると、ヘッダに含まれるア
ドレスにより指定された制御装置3を認識し、通信回
線、当該制御装置3側の交換機42aおよび回線接続装
置41を介して当該制御装置3に対して呼設定パケット
を供給する。制御装置3の制御部31は、送受信部32
を介して回線接続装置41からの呼設定が供給されると
(S40)、リンクの設定が可能であることを示す応答
パケットを送受信部32を介して回線接続装置41に供
給する。回線接続装置41は、制御装置3からの応答パ
ケットが入力されると、通信回線を介して当該応答パケ
ットを交換機42aに送信する。回線接続装置41から
の応答パケットを受信した交換機42aは、使用チャネ
ルをDチャネル、および、通信モード設定をパケットモ
ードにそれぞれ設定するリンク設定パケットを回線接続
装置41に返送する。
【0045】回線接続装置41は、交換機からのリンク
設定パケットを制御装置3に供給する。制御装置3の制
御部31は、送受信部32を介して回線接続装置41か
らリンク設定が供給されると、データ通信モードをDチ
ャネルパケット通信モードとするとともにリンク設定を
受信したことを示す設定確認パケットを送受信部32を
介して回線接続装置41に供給する。回線接続装置41
は、制御装置3からの設定確認パケットを通信回線を介
して交換機42aに送信する。交換機42aが、回線接
続装置41を介して制御装置3からの設定確認パケット
を受信すると、制御装置3と交換機42aとの間に、通
信パスが設定されたことになる。すると、交換機42a
は、回線接続装置を介して制御装置3に着呼パケットを
供給する。
【0046】制御装置3の制御部31は、送受信部32
を介して回線接続装置41からの着呼が供給されると、
この着呼を受付けたことを示す着呼受付パケットを送受
信部32を介して回線接続装置41へ供給する。回線接
続装置41は、制御装置3からの着呼受付パケットが供
給されると、通信回線を介して交換機42aに送信す
る。制御装置3側の交換機42aは、回線接続装置を介
して制御装置3からの着呼受付パケットを受信すると、
通信回線、監視装置側の交換機42bおよび回線接続装
置43を介して監視装置5に制御装置3との間の通信
パスが設定されたことを示す着呼完了パケットを送信す
る(S78)。これにより、監視装置5と制御装置3と
の間にパケット通信パスが設定される。監視装置5の制
御部52は、送受信部51を介して着呼完了が供給さ
れると(S22)、新たな監視区域に設置した制御装置
3との間のパケット通信パスが設定され、監視可能な状
態になったと判断し、この状態を維持する。
【0047】なお、監視装置5の課金設定部56におい
て、信号の送信にかかる費用を制御装置3(着信者)に
課金すると設定されている場合、監視装置5の制御部5
2は、発呼要求パケットを送受信部51を介して回線
接続装置43に供給する際、この発呼要求パケット
に、信号の送信にかかる費用を制御装置3(着信者)に
課金することを示す着信課金要求データを加えて供給す
る。そして、制御装置3側の交換機42aは、回線接続
装置41を介して制御装置3からの設定確認パケットを
受信すると、回線接続装置41を介して制御装置3に着
信課金要求データを含む着呼パケットを供給する。制御
装置3の制御部31は、送受信部32を介して回線接続
装置41からの着呼が供給されると、この着呼に着信課
金要求データが含まれているか否かを確認し、着信課金
要求データが含まれている場合は、課金許可部34にお
いて、信号の送信にかかる費用を制御装置3(着信者)
に課金することを許可すると設定されているか否かを確
認する。
【0048】制御装置3の制御部31は、課金許可部3
4において、信号の送信にかかる費用を制御装置3(着
信者)に課金することを許可すると設定されていた場合
は、着呼パケットを受付けたことを示す着呼受付パケッ
トを送受信部32を介して回線接続装置41へ供給す
る。しかし、課金許可部34において、信号の送信にか
かる費用を制御装置3(着信者)に課金することを許可
すると設定されていなかった場合は、着呼受付パケット
は出力せず、監視装置5から要求されたパスの設定を拒
否する(監視装置5との信号の送受信を拒否する)こと
を示す着呼拒否パケットを送受信部32を介して回線接
続装置41に供給する。回線接続装置41は、この着呼
拒否パケットを通信回線を介して交換機42aに送信す
る。
【0049】制御装置3側の交換機42aは、回線接続
装置41を介して制御装置3からの着呼拒否パケットを
受信すると、通信回線、監視装置5側の交換機42bお
よび回線接続装置43を介して監視装置5に対し、制
御装置3から着信課金要求が拒否されたためパスの設定
が行えなかったことを示す第2の切断指示パケットを供
給する。
【0050】監視装置5の送受信部51は、回線接続
装置43から第2の切断指示パケットが供給される
と、当該監視装置5の制御部52に対して切断理由(制
御装置3から着信課金要求が拒否されたためパスの設定
が行えなかった)を供給する。監視装置5の制御部52
は、切断理由が供給されると、当該切断理由とパスの設
定が行えなかった制御装置3の個別情報を報知部54に
供給する。また、送受信部51を介して回線接続装置
43に対して回線の開放動作を開始することを示す切
断確認パケットを出力し、リンク設定の復旧動作を行
う。報知部54は、監視装置5の個別情報および切断理
由が供給されると、監視区域の住所や電話番号等のデー
タとともに切断理由を音声や文字により監視センタの監
視員に報知する。
【0051】なお、監視装置5の制御部52は、回線接
続装置43から切断理由が供給された場合は、回線の
開放後、再度リンクの設定を行う。但し、この際、発呼
要求パケットには着信課金要求データは含まないものと
する。これにより、確実に制御装置3とのリンクの設定
を行うことができる。
【0052】2.警備モードへの切り換え 監視区域の警備を開始する場合、まず、監視区域の最終
退出者は、操作器2により制御装置3の動作モードを警
備モードに切り換えるためのモード切り換え操作(鍵の
操作や暗証番号の入力、カードデータの照合等)を行
う。操作器2は、正規のモード切り換え操作がなされる
と、制御装置3に対しモード切換信号を供給する。制御
装置3の制御部31は、操作器2からのモード切換信号
が供給されると(S42)、モード記憶部33に記憶し
ている動作モードが警備モードと解除モードのいずれで
あるかを確認し(S50)、モード記憶部33に記憶し
ている動作モードが解除モードであった場合、モード記
憶部33に対し警備モード信号を供給する。モード記憶
部33は、警備モード信号が供給されると、監視区域の
動作モードを警備モードと記憶する(S54)。
【0053】その後、例えば侵入者により窓が開けられ
ると、この窓の開放を例えばセンサ1が検出してセン
サ1から制御装置3の制御部に対して検出信号が出力
される。制御装置3の制御部31は、センサ1からの
検出信号が供給されると(S44)、モード記憶部33
に記憶している動作モードが警備モードであるか否かを
確認し(S56)、動作モードが警備モードであった場
合は当該検出信号に基づき異常の種類を示す情報と制御
装置3毎に予め付与されている識別情報を含む警報を送
受信部32に供給する。送受信部32は、入力した警報
に論理チャネル番号やデータの送信順序番号等のデータ
の転送に必要な情報を含むヘッダを付し、警報パケット
として回線接続装置41に供給する(S58)。回線接
続装置41は、送受信部32からの警報パケットが供給
されると(S72)、当該警報パケットをISDN網4
を構成する交換機42aに送信する交換機42aは、警
報パケットを受信すると、ヘッダに含まれる論理チャネ
ル番号をもとに送信先である監視装置5に接続された回
線接続装置43に対して、当該警報パケットを送信す
る。監視センタに設置された回線接続装置43は、当
該警報パケットを監視装置5の送受信部51に供給す
る(S80)。監視センタの送受信部51は、この警
報パケットが供給されると(S14)、監視装置5の制
御部52に対して警報を供給する。監視装置5の制御部
52は、警報が供給されると、当該警報に含まれる監視
装置5の識別情報をもとに、記憶部55に記憶している
当該監視装置5のデータを読み込み(S24)、この読
み込んだデータと受信した警報を報知部54に供給す
る。報知部54は、監視装置5のデータおよび警報が供
給されると、監視区域の住所や電話番号等のデータとと
もに受信した警報の種類等を音声や文字により監視セン
タの監視員に報知する(S26)。
【0054】3.解除モードへの切り換え 第一入室者は、監視区域に入室する場合、まず、操作器
により制御装置3の動作モードを解除モードに切り換え
るためのモード切り換え操作(鍵の操作や暗証番号の入
力、カードデータの照合等)を行う。操作器2は、正規
のモード切り換え操作がなされると、制御装置3に対し
モード切換信号を供給する。制御装置3の制御部31
は、操作器2からのモード切換信号が供給されると(S
42)、モード記憶部33に記憶している動作モードが
警備モードと解除モードのいずれであるかを確認し(S
50)、モード記憶部33に記憶している動作モードが
警備モードであった場合、モード記憶部33に対し解除
モード信号を供給する。モード記憶部33は、解除モー
ド信号が供給されると、監視区域の動作モードを解除モ
ードと記憶する(S52)。
【0055】その後、この入室者により窓が開けられる
と、この窓の開放をセンサ1が検出してセンサ1
ら制御装置3の制御部31に対して検出信号が出力され
るが、制御装置3の制御部31は、センサ1からの検
出信号が入力しても(S44)、記憶した監視区域の警
備状態が解除モードであるため(S56)、警報の出力
は行わない。
【0056】4.断線監視 制御装置3が故障したり、回線接続装置と交換機あるい
は交換機どうしを接続している通信回線がリンク設定
後、何らかの理由により切断された場合(S74)、交
換機42bは、監視センタに設置した回線接続装置43
に対して通信ができなくなった理由(切断理由)とそ
の制御装置3のアドレスを含む第1の切断指示パケット
を送信する。回線接続装置43は、この第1の切断指
示パケットを受信すると、当該第1の切断指示パケット
を監視装置5の送受信部51に供給する。監視装置5
の送受信部51は、回線接続装置43から第1の切
断指示パケットが供給されると(S16)、当該監視装
置5の制御部52に対して断線理由と当該制御装置3の
アドレスを含む断線警報を供給する。
【0057】監視装置5の制御部52は、断線警報が供
給されると、当該断線警報に含まれる制御装置3のアド
レスをもとに、記憶部55に記憶している当該制御装置
3の個別情報を読み込み、この読み込んだ個別情報と供
給された切断理由を報知部54に供給する。また、送受
信部51を介して回線接続装置43に対して回線の
開放動作を開始することを示す切断確認パケットを出力
し、リンク設定の復旧動作を行う(S28)。報知部5
4は、制御装置3の個別情報および断線理由が供給され
ると、監視区域の住所や電話番号等のデータとともに監
視区域との通信回線に異常が発生したこと等を音声や文
字により監視センタの監視員に報知する(S30)。な
お、この切断指示パケットは、監視区域の警備モードに
関係なくISDN網4の交換機から送信されるものであ
るため、常時断線の発生を監視することができる。
【0058】
【実施例2】図6に本発明の警備システムの第2の実施
例のブロック図を示す。同図中、センサ(検出手段)1
〜1n、操作器2、制御装置3、ISDN網4は、実
施例1と同じものであるため、ここでは説明を省略す
る。
【0059】監視装置5は、警備会社などの監視センタ
に配置され、送受信部51〜51n、制御部52、入
力部53、報知部54、記憶部55、課金設定部56、
カウンタ57から構成されている。
【0060】送受信部51〜51n、入力部53、報
知部54、記憶部55、課金設定部56は、第1実施例
とおなじものであるため、ここでは説明を省略する。
【0061】制御部52は、入力部53から監視区域の
個別情報が入力すると、当該個別情報を記憶部55に記
憶させる。また、入力部53からの入力により記憶部5
5に記憶している監視区域のうちいずれかが選択され、
かつ、入力部53から接続指令信号が入力されると、当
該監視区域に設置した制御装置3との間のリンクの設定
を開始する。そして、送受信部51〜51nからの警
報または断線警報が入力すると、当該警報または断線警
報に含まれる制御装置3の識別情報をもとに記憶部55
に記憶している当該制御装置3の個別情報を読み込み、
当該個別情報と警報に含まれる異常の種類を示す情報を
報知部54に出力する。なお、断線警報または切断理由
が入力した場合、カウンタ57にカウント信号を出力す
るとともに再度リンクの設定を行う。ただし、カウンタ
57のカウント値が所定の値になると動作を中止し、当
該切断理由と当該制御装置3の個別情報を報知部54に
出力する。
【0062】カウンタ57は、制御部52からのカウン
ト信号が入力すると、記憶しているカウント値に1を加
算し、リセット信号が入力すると、カウント値をリセッ
トする。
【0063】図7は監視装置5の動作のフローチャート
を示す。同図中、ステップS10,S12,S14,S
16それぞれで個別情報入力か、接続指令信号入力か、
警報受信か、第1の切断指示パケット受信かが判別さ
れ、個別情報入力であれば、ステップS18で入力され
た個別情報を記憶し、ステップS10に進む。接続指令
信号入力であれば、ステップS20で回線接続動作が行
われ、ステップS22で着呼が完了するのを確認してス
テップS10に進む。なお、ステップS22で着呼が完
了したのを確認できなかった場合は、ステップS101
に進み、第2の切断指示パケット受信かが判別され、第
2の切断指示パケット受信であれば、ステップS102
で回線開放動作が行われるとともにステップS103で
カウンタに1が加算される。そして、ステップS104
でカウンタのカウント値が所定値(本実施例では10と
する。)になっているか判別され、カウント値が10に
なっていなければ、ステップS101へ進む。ステップ
S104で、カウンタのカウント値が10になっていた
場合は、ステップS105にて記憶している個別情報を
読み込み、ステップS106で当該個別情報と警報を表
示するとともに、ステップS107でカウンタをリセッ
トする。
【0064】警報受信であれば、ステップS24で個別
情報を読み込み、ステップS26で警報を表示してステ
ップS10に進む。第1の切断指示パケット受信であれ
ば、ステップS28で回線開放動作が行われ、ステップ
S30で断線警報を表示するとともに、ステップS10
8で回線接続動作を行う。ステップS108で回線接続
動作が行われ、ステップS109で着呼が完了するのを
確認すると、ステップS110で個別情報を読み込み、
ステップS111にて当該個別情報と復旧信号を表示し
てステップS10に進む。
【0065】なお、ステップS109で着呼が完了した
のを確認できなかった場合は、ステップS112に進
み、第2の切断指示パケット受信かが判別され、第2の
切断指示パケット受信であれば、ステップS113で回
線開放動作が行われるとともにステップS114でカウ
ンタに1が加算される。そして、ステップS115でカ
ウンタのカウント値が所定値(本実施例では10とす
る。)になっているか判別され、カウント値が10にな
っていなければ、ステップS108へ進む。ステップS
115で、カウンタのカウント値が10になっていた場
合は、ステップS116にて記憶している個別情報を読
み込み、ステップS117で当該個別情報と警報を表示
するとともに、ステップS118でカウンタをリセット
する。
【0066】図3に制御装置3の動作のフローチャート
を、また、図8にISDN網4の動作フローチャートを
それぞれ示す。なお、図3の動作フローチャートは、実
施例1のものと同じであるため、ここでは説明を省略す
る。
【0067】図8にISDN網4の動作のフローチャー
トを示す。同図中、ステップS70,S72,S74そ
れぞれでリンク設定か、警報受信か、回線異常かが判断
され、リンク設定であれば、ステップS76で回線接続
動作が行われ、ステップS78で着呼が完了するのを確
認してステップS70に進む。なお、ステップS76で
回線接続動作を行った結果、着呼が完了せず、ステップ
S84で制御装置3との通信回線が接続できなかった場
合は、ステップS86で回線の開放動作を行い、ステッ
プS70に進む。警報受信であれば、ステップS80で
警報を送信してステップS70に進む。回線異常であれ
ば、ステップS82で回線開放動作が行われ、ステップ
S70に進む。
【0068】次に、本願の実施例2の警備システムの動
作について、図3,7,8のフローチャートにしたがっ
て説明する。なお、警備モードまたは解除モードへの切
り換えの動作は、実施例1と同じであるため、ここでは
説明を省略する。
【0069】1.リンクの設定 監視センタにいる監視員が、監視装置5の入力部53よ
り当該監視区域の住所や名称、電話番号、地図等のデー
タを入力すると、入力部53は、入力されたデータを監
視装置5の制御部52に供給する。制御部52は、入力
部53からのデータが供給されると(S10)、当該デ
ータを記憶部55に供給する。記憶部55は、監視装置
5の制御部52からのデータを当該監視区域の個別情報
として記憶する(S18)。
【0070】その後、監視員は、当該監視区域に設置し
た制御装置5とISDN回線のリンクの設定を開始させ
るために、入力部53から接続指令信号を入力する。
【0071】監視装置5の制御部52は、入力部53か
ら接続指令信号が供給されると(S12)、まず、リン
ク設定パケットを供給する。回線接続装置43は、監
視装置5からのリンク設定パケットを通信回線を介して
交換機42bに送信する(S76)。交換機42bは、
このリンク設定パケットを受信すると、設定確認パケッ
トを回線接続装置43に返送する。回線接続装置43
は、受信した設定確認パケットを監視装置5に供給す
る。監視装置5の制御部52は、送受信部51 を介し
て回線接続装置43からの設定確認が入力すると、発
呼要求パケットを送受信部51を介して回線接続装置
43に供給する。
【0072】回線接続装置43は、監視装置5からの
発呼要求パケットが供給されると、当該発呼要求パケッ
トを通信回線を介して交換機42bに送信する。交換機
42bは、回線接続装置43を介して監視装置5から
の発呼要求パケットを受信すると、ヘッダに含まれるア
ドレスにより指定された制御装置3を認識し、通信回
線、当該制御装置3側の交換機42aおよび回線接続装
置41を介して当該制御装置3に対して呼設定パケット
を供給する。
【0073】制御装置3の制御部31は、送受信部32
を介して回線接続装置41からの呼設定が供給されると
(S40)、応答パケットを送受信部32を介して回線
接続装置41に供給する。
【0074】回線接続装置41は、制御装置3からの応
答パケットが入力されると、通信回線を介して当該応答
パケットを交換機42aに送信する。回線接続装置41
からの応答パケットを受信した交換機42aは、リンク
設定パケットを回線接続装置41に返送する。
【0075】回線接続装置41は、交換機からのリンク
設定パケットを制御装置3に供給する。制御装置3の制
御部31は、送受信部32を介して回線接続装置41か
らリンク設定が供給されると、設定確認パケットを送受
信部32を介して回線接続装置41に供給する。回線接
続装置41は、制御装置3からの設定確認パケットを通
信回線を介して交換機42aに送信する。交換機42a
が、回線接続装置41を介して制御装置3からの設定確
認パケットを受信すると、制御装置3と交換機42aと
の間に、通信パスが設定されたことになる。すると、交
換機42aは、回線接続装置を介して制御装置3に着呼
パケットを供給する。
【0076】制御装置3の制御部31は、送受信部32
を介して回線接続装置41からの着呼が供給されると、
着呼受付パケットを送受信部32を介して回線接続装置
41へ供給する。回線接続装置41は、制御装置3から
の着呼受付パケットが供給されると、通信回線を介して
交換機42aに送信する。制御装置3側の交換機42a
は、回線接続装置を介して制御装置3からの着呼受付パ
ケットを受信すると、通信回線、監視装置側の交換機4
2bおよび回線接続装置43を介して監視装置5に着
呼完了パケットを送信する(S78)。これにより、監
視装置5と制御装置3との間にパケット通信パスが設定
される。監視装置5の制御部52は、送受信部51
介して着呼完了が供給されると(S22)、新たな監視
区域に設置した制御装置3との間のパケット通信パスが
設定され、監視可能な状態になったと判断し、この状態
を維持する。
【0077】なお、監視装置5の課金設定部56におい
て、信号の送信にかかる費用を制御装置3(着信者)に
課金すると設定されている場合、監視装置5の制御部5
2は、発呼要求パケットを送受信部51を介して回線
接続装置43に供給する際、この発呼要求パケット
に、信号の送信にかかる費用を制御装置3(着信者)に
課金することを示す着信課金要求データを加えて供給す
る。そして、制御装置3側の交換機42aは、回線接続
装置41を介して制御装置3からの設定確認パケットを
受信すると、回線接続装置41を介して制御装置3に着
信課金要求データを含む着呼パケットを供給する。
【0078】制御装置3の制御部31は、送受信部32
を介して回線接続装置41からの着呼が供給されると、
この着呼に着信課金要求データが含まれているか否かを
確認し、着信課金要求データが含まれている場合は、課
金許可部34において、信号の送信にかかる費用を制御
装置3(着信者)に課金することを許可すると設定され
ているか否かを確認する。
【0079】制御装置3の制御部31は、課金許可部3
4において、信号の送信にかかる費用を制御装置3(着
信者)に課金することを許可すると設定されていた場合
は、着呼受付パケットを送受信部32を介して回線接続
装置41へ供給する。しかし、課金許可部34におい
て、信号の送信にかかる費用を制御装置3(着信者)に
課金することを許可すると設定されていなかった場合
は、着呼受付パケットは出力せず、着呼拒否パケットを
送受信部32を介して回線接続装置41に供給する。回
線接続装置41は、この着呼拒否パケットを通信回線を
介して交換機42aに送信する。
【0080】制御装置3側の交換機42aは、回線接続
装置41を介して制御装置3からの着呼拒否パケットを
受信すると、通信回線、監視装置5側の交換機42bお
よび回線接続装置43を介して監視装置5に対し、第
2の切断指示パケットを供給する(S84)。
【0081】監視装置5の送受信部51は、回線接続
装置43から第2の切断指示パケットが供給される
と、当該監視装置5の制御部52に対して切断理由を供
給する。監視装置5の制御部52は、切断理由が供給さ
れると、当該切断理由とパスの設定が行えなかった制御
装置3の個別情報を報知部54に供給する。また、送受
信部51を介して回線接続装置43に対して切断確
認パケットを出力し、リンク設定の復旧動作を行う。報
知部54は、監視装置5の個別情報および切断理由が供
給されると、監視区域の住所や電話番号等のデータとと
もに切断理由を音声や文字により監視センタの監視員に
報知する。
【0082】なお、制御装置3の課金許可部34におい
て、信号の送信にかかる費用を制御装置3に課金するこ
とが許可されていない等、何らかの理由により制御装置
3との通信回線の接続動作が行えなかった場合、交換機
42bより、監視センタに設置した回線接続装置43
に対して切断理由とその制御装置3のアドレスを含む第
2の切断指示パケットを送信する。回線接続装置43
は、この第2の切断指示パケットを受信すると、当該第
2の切断指示パケットを監視装置5の送受信部51
供給する。監視装置5の送受信部51は、回線接続装
置43から第2の切断指示パケットが供給されると
(S101)、当該監視装置5の制御部52に対して切
断理由と当該制御装置3のアドレスを供給する。
【0083】監視装置5の制御部52は、制御装置3の
アドレスと切断理由が供給されると、送受信部51
介して回線接続装置43に対して回線の開放動作を開
始することを示す切断確認パケットを出力し、リンク設
定の復旧動作を行う(S102)とともに、カウンタ5
7にカウント信号を出力する(S103)。
【0084】カウンタ57は、制御部52からのカウン
ト信号が入力すると、記憶しているカウント値に1を加
算する。
【0085】制御部52は、カウンタ57のカウント値
が10になっていなければ(S104)、ステップS2
0へ進み、再度制御装置3との通信回線の接続動作を行
う。なお、ステップS104でカウンタ57のカウント
値が10であり、つまり、制御装置3との通信回線の接
続動作を10回行ったが当該制御装置との通信回線が接
続できなければ、当該制御装置3のアドレスをもとに記
憶部55から当該制御装置の個別情報を読み込み(S1
05)、読み込んだ個別情報と供給された切断理由を報
知部54に供給する。報知部54は、制御装置3の個別
情報および切断理由が供給されると、監視区域の住所や
電話番号等のデータとともに制御装置3との通信回線の
接続動作が行えなかったこと等を音声や文字により監視
センタの監視員に報知する(S106)。また、制御部
52は、カウンタ57にリセット信号を出力し(S10
7)、ステップ10へ進む。
【0086】カウンタ57は、制御部52からのリセッ
ト信号が入力すると、カウント値を初期値へ戻す。
【0087】2.断線監視 制御装置3が故障したり、回線接続装置と交換機あるい
は交換機どうしを接続している通信回線がリンク設定
後、何らかの理由により切断された場合(S74)、交
換機42bは、監視センタに設置した回線接続装置43
に対して切断理由とその制御装置3のアドレスを含む
第1の切断指示パケットを送信する。回線接続装置43
は、この第1の切断指示パケットを受信すると、当該
第1の切断指示パケットを監視装置5の送受信部51
に供給する。監視装置5の送受信部51は、回線接続
装置43から第1の切断指示パケットが供給されると
(S16)、当該監視装置5の制御部52に対して断線
理由と当該制御装置3のアドレスを含む断線警報を供給
する。
【0088】監視装置5の制御部52は、断線警報が供
給されると、当該断線警報に含まれる制御装置3のアド
レスをもとに、記憶部55に記憶している当該制御装置
3の個別情報を読み込み、この読み込んだ個別情報と供
給された切断理由を報知部54に供給する。また、送受
信部51を介して回線接続装置43に対して回線の
開放動作を開始することを示す切断確認パケットを出力
し、リンク設定の復旧動作を行う(S28)。報知部5
4は、制御装置3の個別情報および断線理由が供給され
ると、監視区域の住所や電話番号等のデータとともに監
視区域との通信回線に異常が発生したこと等を音声や文
字により監視センタの監視員に報知する(S30)。こ
の第1の切断指示パケットは、監視区域の警備モードに
関係なくISDN網4の交換機から送信されるものであ
るため、常時断線の発生を監視することができる。
【0089】なお、監視装置5の制御部51は、ステッ
プS16にて断線警報が供給されると、ステップS28
で当該制御装置3との通信回線の開放動作を開始するこ
とを示す切断確認パケットを出力し、通信回線の開放動
作を行う。そして、通信回線の開放動作が終了すると、
当該制御装置3とのリンク設定の復旧(通信回線の接
続)動作を行う。これにより、監視装置5と制御装置3
との間のパケット通信パスが改めて設定され、送受信部
51を介して着呼完了が供給されると(S109)、
監視装置5の制御部52は、当該制御装置3との間のパ
ケット通信パスが復旧(設定)され、監視可能な状態に
なったと判断する。そして、当該制御装置3の個別情報
を記憶部55から読み込み、読み込んだ個別情報と当該
制御装置3との通信回線が復旧(接続)したことを示す
復旧信号を報知部54へ供給する。
【0090】報知部54は、制御部52からの個別情報
および復旧信号が供給されると、音声や文字により当該
制御装置3との間のパケット通信パスが再設定されたこ
と等を監視センタの監視員に報知する(S111)。
【0091】なお、何らかの理由により制御装置3との
通信回線が接続できなかった(パケット通信パスの設定
ができなかった)場合、交換機42bより、監視センタ
に設置した回線接続装置43に対して切断理由とその
制御装置3のアドレスを含む第2の切断指示パケットが
送信される。回線接続装置43は、この第2の切断指
示パケットを受信すると、当該第2の切断指示パケット
を監視装置5の送受信部51に供給する。
【0092】監視装置5の送受信部51は、ステップ
S108において通信回線の接続動作を行った結果、回
線接続装置43から第2の切断指示パケットが供給さ
れると(S112)、当該監視装置5の制御部52に対
して切断理由と当該制御装置3のアドレスを供給する。
【0093】監視装置5の制御部52は、制御装置3の
アドレスと切断理由が供給されると、送受信部51
介して回線接続装置43に対して回線の開放動作を開
始することを示す切断確認パケットを出力し、リンク設
定の復旧動作を行う(S113)とともに、カウンタ5
7にカウント信号を出力する(S114)。
【0094】カウンタ57は、制御部52からのカウン
ト信号が入力すると、記憶しているカウント値に1を加
算する。
【0095】制御部52は、カウンタ57のカウント値
が10になっていなければ(S115)、ステップS1
08へ進み、再度制御装置3との通信回線の接続動作を
行う。なお、ステップS115でカウンタ57のカウン
ト値が10である、つまり、制御装置3との通信回線の
接続動作を10回行ったが当該制御装置3との通信回線
が接続できなければ、当該制御装置3のアドレスをもと
に記憶部55から当該制御装置の個別情報を読み込み
(S116)、読み込んだ個別情報と供給された切断理
由を報知部54に供給する。
【0096】報知部54は、制御装置3の個別情報およ
び切断理由が供給されると、監視区域の住所や電話番号
等のデータとともに制御装置3との通信回線の接続動作
が行えなかったこと等を音声や文字により監視センタの
監視員に報知する(S117)。また、制御部52は、
カウンタ57にリセット信号を出力し(S118)、ス
テップ10へ進む。カウンタ57は、制御部52からの
リセット信号が入力すると、カウント値を初期値へ戻
す。
【0097】
【発明の効果】本発明においては、監視装置5は制御装
置3の電話番号及び接続指令信号が供給されると、入力
された電話番号の制御装置3との間の通信回線の捕捉動
作を行うようにしているため、監視装置5が機能しなく
なった場合は予備の監視センタの監視装置に、また、監
視センタの移転等により監視装置5の電話番号が変更に
なった場合は新しい監視センタの監視装置に、それぞれ
機能しなくなったあるいは移転前の監視装置5で監視し
ていた監視区域の電話番号を入力するだけでよく、全て
の監視区域に出向いて制御装置3に設定している電話番
号を変更する必要がなく、手間と時間を省略することが
できる。
【0098】また、監視装置5が機能しなくなった場合
であっても、他の(予備の)監視装置に機能しなくなっ
た監視装置で監視していた監視区域の電話番号を入力す
るだけで警備を再開することができるため、警備システ
ムの復旧を迅速に行うことができ、警備システム自体の
信頼性を確保することができる。
【0099】さらに、移転後の監視センタの監視装置
に、移転前の監視センタの監視装置で監視していた監視
区域の電話番号を入力すれば警備を開始することができ
るため、移転前の監視装置が回線を切断した後すぐに移
転後の監視センタの制御装置に監視区域の電話番号を入
力すれば、移転後の監視装置での監視が開始されるた
め、両方の監視装置を稼動させておく必要はなく、コス
トを削減することができる。
【0100】また、本実施例では、制御装置3と監視装
置5は常時接続状態であるため、監視区域内で異常が発
生するたびに監視装置5との通信回線の接続動作を行う
必要がなく、警報を送信するだけでよい。これにより、
異常が発生してから監視センタで警報を受信するまでの
時間が短縮され、監視センタにて監視区域での異常の発
生を早期に知ることができる。
【0101】さらに、制御装置3と監視装置5との間の
通信回線としてISDN回線を使用することにより、セ
ンサからの検出信号が入力したときに通話中の電話回線
を強制的に切断せずに警報を送信することができ、しか
も、制御装置3毎の通信回線を必要としないため、新た
な制御装置3を追加する場合であっても通信回線の接続
工事等の必要がない。
【0102】また、制御装置との通信回線が切断された
ことを検出したときISDN網から出力される第1の切
断指示パケットが入力すると、当該制御装置との通信回
線の接続動作を行うため、何らかの理由で通信回線が切
断された場合であっても、自動的に回線を復旧させるこ
とができる。
【0103】さらに、制御装置との通信回線が接続でき
なかったことを検出したときISDN網から出力される
第2の切断指示パケットが入力すると、再度当該制御装
置との通信回線の接続動作を行うため、回線が混雑して
いた等何らかの理由で通信回線が接続できなかった場合
であっても、回線の接続動作を繰り返し行い、自動的に
回線を接続させることができる。
【0104】加えて、所定回数連続して制御装置との通
信回線が接続できなければ、当該制御装置との通信回線
の接続動作を中止するため、不要なパケットを繰返し送
信することを防ぐことができ、これにより不要な通信費
用を軽減することができる。
【0105】また、監視装置5及び制御装置3にて信号
の送信にかかる費用を着信者である制御装置3に課金す
ると設定することにより、信号の送信にかかる費用を制
御装置3に課金することができる。また、制御装置3
は、監視装置5にて信号の送信にかかる費用を制御装置
3に課金すると設定されている場合は、課金の許可が設
定されていることを条件に監視装置5との通信回線の接
続を行うため、信号の送信にかかる費用を制御装置3に
課金することを許可していない制御装置3に対して誤っ
て信号の送信にかかる費用を課金してしまうことを防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の警備システムの第1の実施例のブロッ
ク図である。
【図2】第1の実施例の監視装置5の動作フローチャー
トである。
【図3】制御装置3の動作フローチャートである。
【図4】第1の実施例のISDN網4の動作フローチャ
ートである。
【図5】本発明の警備システムの接続動作シーケンスで
ある。
【図6】本発明の警備システムの第2の実施例のブロッ
ク図である。
【図7】第2の実施例の監視装置5の動作フローチャー
トである。
【図8】第2の実施例のISDN網4の動作フローチャ
ートである。
【符号の説明】
〜1n センサ 2 操作器 3 制御装置 4 ISDN網 5 監視装置 31 制御部 32 送受信部 33 モード記憶部 34 課金許可部 41,43〜43n 回線接続装置 42a,42b 交換機 51〜51n 送受信部 52 制御部 53 入力部 54 報知部 55 記憶部 56 課金設定部 57 カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小高 光雄 東京都港区元赤坂1丁目3番9号 オギシ マビル 綜警電気産業株式会社内 (72)発明者 斎藤 泰彦 東京都港区元赤坂1丁目3番9号 オギシ マビル 綜警電気産業株式会社内 (72)発明者 鹿倉 克之 東京都港区元赤坂1丁目3番9号 オギシ マビル 綜警電気産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異常の発生を検出する検出手段を有し、
    前記検出手段からの検出信号が入力すると自装置の識別
    情報と異常の種類を示す情報を含む警報に宛先を示す論
    理チャネル番号を含むヘッダを付加した警報パケットを
    ISDN網に送出する制御装置と、 前記制御装置から前記ISDN網を通して警報パケット
    を受信すると警報の受信を報知する監視装置とから構成
    される警備システムにおいて、 前記監視装置は、 少なくとも前記制御装置の電話番号と当該制御装置との
    通信回線の接続を指示する信号の入力を行なう入力部を
    有し、 前記入力部からの指示により前記ISDN網を通し前記
    制御装置までの通信回線を接続することを特徴とする警
    備システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の警備システムにおいて、 前記監視装置は、 前記制御装置との通信回線が切断されたことを検出した
    ときに前記ISDN網から出力される第1の切断指示パ
    ケットが入力すると、断線警報を報知することを特徴と
    する警備システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の警備システムにおいて、 前記監視装置は、 前記ISDN網から出力される第1の切断指示パケット
    が入力すると、通信回線を開放した後、当該制御装置と
    の通信回線を接続することを特徴とする警備システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の警備
    システムにおいて、 前記監視装置は、 前記制御装置との通信回線が接続できなかったときに前
    記ISDN網から出力される第2の切断指示パケットが
    入力すると、通信回線を開放した後、再度当該制御装置
    までの通信回線を接続することを特徴とする警備システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の警備システムにおいて、 前記監視装置は、 所定回数連続して前記ISDN網からの第2の切断指示
    パケットが入力すると、当該制御装置までの通信回線の
    接続を停止するとともに、当該制御装置との通信回線を
    接続できなかったことを報知することを特徴とする警備
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の警備
    システムにおいて、 前記監視装置は、 信号の送信にかかる費用を制御装置に課金するか否かを
    設定する課金設定部を有し、 前記制御装置は、 信号の送信にかかる費用を制御装置に課金することを許
    可するか否かを設定する課金許可部を有し、 前記課金設定部で信号の送信にかかる費用を制御装置に
    課金するように設定され、かつ、前記課金許可部で信号
    の送信にかかる費用を制御装置に課金することを許可す
    ると設定されている場合は、前記監視装置との通信回線
    の接続を行なうことを特徴とする警備システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009505605A (ja) * 2005-08-22 2009-02-05 キム、サン−キュ 双方向無線通信のための設定情報を自動的に同期化する装置及びその方法
CN104240460A (zh) * 2013-06-06 2014-12-24 杭州海康威视数字技术股份有限公司 报警主机进行报警的方法及该报警主机

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