JP2003187365A - 警報装置 - Google Patents

警報装置

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JP2003187365A
JP2003187365A JP2001384041A JP2001384041A JP2003187365A JP 2003187365 A JP2003187365 A JP 2003187365A JP 2001384041 A JP2001384041 A JP 2001384041A JP 2001384041 A JP2001384041 A JP 2001384041A JP 2003187365 A JP2003187365 A JP 2003187365A
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sensor
unit
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alarm
control unit
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JP2001384041A
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English (en)
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Ichiro Tachibana
一朗 橘
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Nef KK
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Nef KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】警備先に到着した警備員が監視センタに通知さ
れた警報が真の警報か誤報か等の警備先の状況を的確に
把握し、その状況を監視センタに知らせると共に、警備
先での対応を迅速に行えるようにする警報装置を提供す
ること。 【解決手段】複数の警備場所1〜nに設けられたセンサユ
ニットS1〜Snの感知器(センサ)C1〜Cnで検知した
警備情報を電話回線aを介して監視センタに送信する際
に、センサC1〜Cnが異常を感知して警報を送信した
後、異常を感知したセンサを強制復旧させ、復旧後にそ
のセンサが異常を感知しないとき、そのセンサの故障に
よる誤報と判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は警報装置に関し、特
に警備先で火災、不法侵入、ガス漏れ、設備異常等の異
常を検知した際に、電話回線を介して遠隔地の監視セン
タに設置される監視装置へ異常信号を送信する警報装置
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】斯かる警報装置は、一般的に警報をセン
サにより感知したとき、警備を監視している監視センタ
に設置されている監視装置に電話回線を使用することに
より送信していた。監視センタでは、警報が受信される
と警備区域を巡回している警備会社のパトロールカーに
無線で状況を伝え、警備員を警備先へ急行させていた。
警備員が警備先へ到着したとき、不審者(賊)が入った
形跡がなく、火災等の発生もなく、また各センサは正常
状態である場合も数多くあった。また、センサの故障に
よる誤報の発生も数多くある。そこで、警備員は、警備
状態を確認後に、警備先から監視センタへ警備先の状況
を警備会社のパトロールカーに設置してある無線機を使
用して連絡していた。従って、警備員は、警備先から警
報により警備先へ急行して異常がなかった場合に、監視
センタへ連絡するために誤報であるか否かを知る要求が
ある。
【0003】斯かる技術分野における従来技術は、例え
ば特開平11−272970号公報の「監視・警報シス
テムにおける監視端末制御装置」、特開平5−1514
85号公報の「セキュリティ監視通報システム」および
特開平11−161882号公報の「警報監視盤」等に
開示されている。上述した要求に応えるために、例えば
最初の従来技術には、センサ動作後に、予め設定した所
定時間のセンサの動作回数を計測し、動作回数を含む通
報電文およびセンサ動作回数を含むセンサの動作状況の
履歴を監視センタ装置に送信することが提案されてい
る。この従来技術は、監視・警報センサ装置において送
信された通報電文を受信し、通報電文のセンサ番号を基
にセンサが設置されている顧客番号、警備対象物件名お
よびセンサ発報種別を表示すると共にセンサの作動回数
を一覧表にして表示している。監視・警報センタの監視
員は、この一覧表に表示されたセンサの作動回数を判定
基準値として利用し、判定基準から異常発生の状況を把
握して警報発生時、該警報が真の警報か誤報かを判定し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、斯かる従来技
術では、監視センタにおいて誤報と判断された警報に対
し警備先へ急行する必要がなく、万一真の警報であった
場合には警備先での対処ができなくなるという問題があ
った。また、監視センタから警報があったことを受けて
警備先へ急行する警備員は、警備先へ到着し、警備先の
状況に異常がなければ必ず警報を感知したとされるセン
サの点検を行なわなければならない。そして、センサ異
常がなければ誤報とし、センサの故障を発見したときは
センサ故障の誤報情報を監視センタへ無線により口頭で
連絡しなければならないという問題があった。
【0005】しかも、センサ故障の場合には、センサの
種類および設置場所を、監視センタを一度中継して保守
センタへ通報するというリアルタイム性に欠ける。ま
た、無線を使用して口頭で連絡をするため、警備先の正
確な状態を連絡できないという問題があった。更に、警
備先に到着した警備員は、警備先での警報送信装置にて
警報を感知したセンサに故障がみられなかったとき、そ
のセンサが今までに誤報を発生した履歴等も確認できな
かったので、警備先での迅速な対応を行えないという問
題もあった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上述した従来技術の課題に鑑
みなされたものであり、警備先に到着した警備員が警備
先の状況を的確に把握し、その状況を監視センタに知ら
せると共に警備先での迅速な対応を行えるようにする警
報装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による警報装置
は、火災、ガス漏れ、不法侵入、設備異常等の異常を警
備場所に設けられた複数のセンサで検知した警備情報
を、電話回線を介して監視センタへ送信する装置であっ
て、それぞれセンサに接続された複数のセンサユニット
が、センサ情報線を介して接続されたセンサ監視部と、
このセンサ監視部に接続されたセンサ強制復旧制御部と
を備え、複数のセンサユニットの何れかのセンサが異常
を検出した際に、センサ強制復旧制御部により異常を検
出したセンサを強制的に復旧させ、誤報の有無を確認す
る。
【0008】また、本発明の警報装置の好適実施形態に
よると、センサユニットの設置場所情報を記憶するセン
サ場所記憶部を備えている。センサ監視部からのセンサ
情報を記憶するセンサ動作記憶部を備えている。センサ
動作記憶部からの警報情報を編集する送信データ編集部
と、この送信データ編集部からの送信データを、電話回
線を介して監視センタへ送る網制御部を備えている。こ
の網制御部は、データ送信部、データ受信部およびダイ
ヤル発生部を含み、電話番号記憶部からの送信先電話番
号情報を読み込んでダイヤル発生部により自動ダイヤル
する。センサの誤報情報を記憶するセンサ状態記憶部を
備え、適宜に誤報表示部に表示する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による警報装置の好
適実施形態の構成および動作を、添付図面を参照して詳
細に説明する。
【0010】先ず、図1は、本発明による警報装置の好
適実施形態の全体構成を示すブロック図である。この警
報装置100は、電話回線aに接続された網制御部1、
確認情報入力部2、電話番号記憶部3、誤報表示部4、
センサ設置場所記憶部5、感知器状態記憶部6、送信デ
ータ編集部7、時計部8、センサ強制復旧制御部9、セ
ンサ動作記憶部10およびセンサ監視部11により構成
される。センサ監視部11には、それぞれ感知器(セン
サ)C1〜Cnを有する複数の警備場所1〜nを監視し、更
に火災、ガス漏れ等の複数の感知器K1〜Knが接続され
ている。
【0011】次に、図1に示す各構成要素の基本機能を
説明する。センサ監視部11は、不法侵入を感知する複
数の感知器C1〜Cn(警備場所1〜警備場所n)、火災
やガス漏れ等を感知する複数の感知器K1〜Knで感知さ
れた感知信号を監視する。網制御部1は、感知器C1〜
CnおよびK1〜Knの設置場所を示すセンサ設置場所情
報を、監視センタ(図示せず)は電話回線aを介して受
信する。センサ設置場所記憶部5は、このセンサ設置場
所情報を記憶する。センサ動作記憶部10は、センサ監
視部11からの感知器C1〜CnおよびK1〜Knのセンサ
情報(感知状況)を得ると共に時計部8から時刻情報を
受け取り記憶する。送信データ編集部7は、センサ動作
記憶部10に記憶されたセンサ情報(感知信号)を警報
情報として送信するための編集を行う。電話番号記憶部
3は、送信先を送信先電話番号として記憶する。
【0012】網制御部1は、電話番号記憶部3に記憶さ
れている監視センタに設置されている監視装置又は保守
センタの電話番号を読み出し、自動ダイヤルして監視セ
ンタ又は保守センタを呼び出し、送信データ編集部7で
編集された警報情報を送信する。また、網制御部1は、
監視センタからの呼び出しに応答し、監視装置に送られ
た誤報情報に対する誤報履歴確認要求を受信する。セン
サ強制復旧制御部9は、警報の送信後、センサ動作記憶
部10からセンサ復旧要求を受けセンサ監視部11に対
して感知器C1〜Cnの復旧信号を送る。感知器状態記憶
部6は、センサ強制復旧制御部9から強制復旧後の感知
器の状況である感知器情報を得て記憶する。確認情報入
力部2は、警備先の異常状態の対処が完了した旨の落着
情報を監視センタへ送信するための入力がなされ、また
誤報表示部4で誤報が表示されており且つ警備先に異常
が見当たらない場合に、誤報の確定を示す誤報確認情報
が入力される。更に、誤報がセンサ故障によるものと警
備員が判断した場合には、センサ故障の入力がされ、こ
れらを記憶する。
【0013】更に、警報装置100には、誤報表示部4
が設けられている。この誤報表示部4は、感知器状態記
憶部6において誤報と判断された誤報情報およびセンサ
設置場所記憶部5からセンサの設置場所情報およびセン
サ種類を得て表示すると共に感知器状態記憶部6に記憶
されている感知器C1〜Cnにおける誤報履歴の誤報表示
を読み出し表示する。
【0014】図2は、図1中に示すセンサ監視部11お
よびセンサユニットS1〜Snの詳細構成と、センサ監視
部11およびセンサユニットS1〜Snの接続状態とを
示す。センサ監視部11は、センサ感知部21および通
信部22により構成される。また、通信部22は、セン
サ情報受信制御部23、送信部24および受信部25を
含んでいる。各センサユニットS1〜Snは、送信制御部
41、アドレス検出部42、異常検出部43、送信部4
4および受信部45により構成され、それぞれ感知器C
1〜Cnが接続されている。
【0015】ここで、センサ感知部21には、センサ強
制復旧制御部9から信号線115、127および129
を介して、それぞれセンサ状態情報、センサ動作確認情
報およびセンサ復旧情報が入出力される。また、センサ
感知部21は、センサ動作記憶部10と信号線で結ば
れ、センサ情報が出力される。センサ感知部21および
通信部22のセンサ情報受信制御部23間は、信号線1
31および132で結ばれる。更に、センサ監視部11
の通信部22内の送信部24および受信部25とセンサ
ユニットS1〜Snの受信部45および送信部44間は、
信号線116で結ばれている。即ち、センサ監視部11
の通信部22は、センサが設置されている警備場所(玄
関、部屋、台所、納戸等)での感知器C1〜Cnの異常感
知、復旧又は強制復旧後の感知器状態を信号線116を
介して受け取る。
【0016】次に、図3は、図1の網制御部1の詳細構
成およびそれと関連する各部との信号のやりとりを示
す。図3において、網制御部1は、ダイヤル発生部3
1、データ受信部32および警備情報送信部33により
構成される。ダイヤル発生部31は、電話番号記憶部3
との間で信号線101により結ばれると共に電話回線a
を介して監視センタに接続されている。また、ダイヤル
発生部31は、データ受信部32および警備情報送信部
33に接続されている。データ受信部32は、信号線1
22を介して送信データ編集部7に接続され、また信号
線103および121を介して、それぞれセンサ設置場
所記憶部5および電話番号記憶部3と接続されている。
警備情報送信部33は、信号線104および126を介
して送信データ編集部7と接続されている。ダイヤル発
生部31は、電話回線aを介して監視センタ又は保守セ
ンタへ自動ダイヤルする。データ受信部32は、監視装
置に送られた誤報情報に対する誤報履歴確認要求又はセ
ンサ設置場所情報を受信する。また、警備情報送信部3
3は、警備情報の送信を行う。
【0017】次に、図1〜図3に示す本発明による警報
装置の好適実施形態の動作を、図4および図5のフロー
チャートを参照して説明する。図4および図5は、それ
ぞれセンサユニットS1〜Snの強制復旧動作および送信
動作を示す。先ず、図1に示す如く構成された警報装置
100の警報動作を、図1を参照にして説明する。設置
場所1〜nの何れかの感知器C1〜Cnが異常を感知する
と、センサ監視部11は、ポーリング通信によりセンサ
情報線116を介してセンサ情報を得る。
【0018】ここで、図2を参照して、センサ監視部1
1および感知器C1〜Cnが接続されているセンサユニッ
トS1〜Snとの通信を説明する。センサ感知部21は、
ポーリング通信にてセンサユニットS1〜Snから感知器
C1〜Cnの状態を得るため、信号線131を介してセン
サ情報要求信号を一定時間毎にセンサ情報受信制御部2
3に送る。センサ情報受信制御部23は、このセンサ情
報要求信号を受けると、センサユニットS1〜Snに対応
したセンサアドレスを発生させ、送信部24に出力す
る。送信部24は、このセンサアドレスを、センサ情報
線116を介してセンサユニットS1〜Snに送信する。
【0019】図5のフローチャートに示す如く、センサ
ユニットS1〜Snは、受信部45よりセンサアドレスを
受信してアドレス検出部42へ送る。アドレス検出部4
2は、受信したセンサアドレスを自アドレスと比較し
て、アドレス一致信号を出力するか否か判断する(ステ
ップB1)。アドレスが一致した場合には(ステップB
1:Y)、アドレス検出部42は、信号線133を介し
てアドレス一致信号を送信制御部41に対して出力す
る。送信制御部41は、このアドレス一致信号を受ける
と、異常検出部43にて感知器C1〜Cnの状態を読み取
り(ステップB2)、感知器C1〜Cnが異常を検出して
いるか否か判断する(ステップB3)。感知器C1〜Cn
が正常である場合には(ステップB4:N)、感知器復
旧情報を送信部44へ出力する(ステップB4)。感知
器C1〜Cnが異常を感知している場合には(ステップB
5:Y)、感知器異常情報を送信部44へ出力する。
【0020】次に、センサユニットS1〜Snの送信部4
4は、センサ情報線116を介して感知(センサ)情報
をセンサ監視部11内の通信部22の受信部25へ送信
する。受信部25は、受信したセンサ情報をセンサ情報
制御部23へ送る。センサ情報制御部23は、このセン
サ情報を受けると、信号線132を介して、センサアド
レスに対応したセンサユニットS1〜Snのセンサ情報
(動作確認情報)をセンサ感知部21に送る。センサ感
知部21は、感知情報を受けると、信号線119を介し
てセンサ動作記憶部10にセンサ情報を送る。
【0021】図1において、センサ動作記憶部10は、
時計部8より信号線109を介して時刻情報を、信号線
119を介してセンサ監視部11よりセンサ情報を得
て、センサユニットC1〜Cnに対応したセンサの状態を
記憶する。そして、センサ状態が異常であった場合に
は、送信データ編集部7に対し信号線107を介してセ
ンサユニットS1〜Snの異常が発生した時刻情報および
信号線110を介してセンサの異常情報を警報(又は警
備)情報として送る。また、信号線111を介してセン
サ強制復旧制御部9対しセンサ強制復旧信号を出力して
センサのリセット(強制復旧)を要求する。
【0022】次に、送信データ編集部7は、信号線11
0を介して警報情報が与えられると、信号線126を介
して網制御部1に送信要求信号を発生させ、警備情報を
監視センタへ送信するための送信データに編集する。網
制御部1は、送信データ編集部7から信号線126を介
して送信要求信号が与えられると、電話回線aを閉結
し、電話番号記憶部3から信号線101を介して監視装
置の電話番号情報を読み出し、自動ダイヤルを行い、監
視センタに設置されている監視装置を呼び出し、通信可
能状態にする。そこで、網制御部1は、信号線104を
介して送信データ編集部7で編集された送信データを受
け、監視センタへ送信する。その後、網制御部1は、監
視装置から送信データが受信できたことを示す確受信号
を受信すると、信号線122を介して確受情報を送信デ
ータ編集部7へ送る。送信データ編集部7は、この確受
情報を受けると、信号線126を介して網制御部1に送
られる送信要求信号を停止する。
【0023】センサ強制復旧制御部9は、センサ動作記
憶部10から信号線111を介してセンサ強制復旧信号
(センサ復旧要求)が与えられると、図2に示すセンサ
感知部21に対して信号線129を介してセンサ復旧情
報を送る。センサ感知部21は、感知しているセンサユ
ニットS1〜Snに対して強制復旧させるための強制復旧
情報を、信号線132を介してセンサ情報受信制御部2
3に送る。センサ情報受信制御部23は、この強制復旧
情報を受けると、センサユニットS1〜Snに対応したセ
ンサアドレスを発生させ強制復旧情報を送信部24に出
力する。送信部24は、センサ情報線116を介してセ
ンサアドレスおよび強制復旧情報をセンサユニットS1
〜Snに送信する。
【0024】次に、図4のフローチャートに示す如く、
センサユニットS1〜Snは、受信部45にセンサアドレ
スおよび強制復旧情報を受信し、アドレス検出部42へ
送る。アドレス検出部42は、受信したセンサアドレス
と自アドレスとを比較し、アドレス一致信号を出力する
か否か判断する(ステップA1)。アドレスが一致した
場合には(ステップA1:Y)、信号線133を介して
アドレス一致信号を送信制御部41へ送る。送信制御部
41は、このアドレス一致信号を受けると、受信部45
から信号線134を介して強制復旧情報を受け、制御線
135を介して感知器C1〜Cnにリセット信号を送る。
その後、異常検出部43にて感知器C1〜Cnの状態を読
み取る(ステップA2)。
【0025】次に、感知が異常を検出しているか否か判
断する(ステップA3)。異常を検出している場合には
(ステップA3:Y)、感知器をリセットする(ステッ
プA4)。そして、感知器がリセットされたか否か判断
する(ステップA5)。リセットされている場合には
(ステップA5:Y)、上述したステップA1へ戻る。
一方、感知器がリセットされていない場合には(ステッ
プA5:N)、感知器復旧異常情報を送信部44へ出力
し(ステップA6)、その後にステップA1へ戻る。ま
た、上述したステップA3で異常を検出していない場合
には(ステップA3:N)、感知器復旧済情報を送信部
44へ出力し(ステップA7)、その後に上述したステ
ップA1へ戻る。
【0026】即ち、送信部44は、センサ情報線116
を介して感知(センサ)情報をセンサ監視部11の受信
部25へ送信する。受信部25は、受信した感知情報を
センサ情報制御部23へ送る。センサ情報制御部23
は、感知情報を受けると、信号線132を介してセンサ
アドレスに対応したセンサユニットS1〜Snのセンサ情
報をセンサ感知部21に送る。センサ感知部21は、こ
の感知情報を受けると、信号線115を介してセンサ強
制復旧制御部9に対しセンサ状態情報を送る。センサ強
制復旧部9は、このセンサ状態情報を受けると、信号線
105を介して感知器状態記憶部6に感知器C1〜Cnの
異常感知後に感知器を強制復旧ができない旨の強制復旧
異常情報を送って記憶する。感知器状態記憶部6は、こ
の感知器復旧異常情報をセンサの故障による誤報と判断
し、信号線106を介して誤報情報を誤報表示部4に送
ると共に信号線108を介して送信編集部7にも感知器
復旧異常情報を送る。
【0027】次に、センサ強制復旧制御部9は、感知器
C1〜Cnの強制復旧後の動作を確認するため、図2に示
すセンサ監視部11のセンサ感知部21に対して信号線
127を介してセンサ動作確認情報を送る。そこで、セ
ンサ感知部21は、強制復旧させたセンサユニットS1
〜Snに対しその後の動作を確認するため、信号線13
2を介してセンサ動作確認情報をセンサ情報受信制御部
23に送る。センサ情報受信制御部23は、信号線12
7を介してセンサ感知部21がセンサ動作確認情報を受
けると、センサユニットS1〜Snに対応したセンサアド
レスを発生させ送信部24に送る。そこで、送信部24
は、センサ情報線116を介してセンサアドレスをセン
サユニットS1〜Snに送信する。
【0028】図5のフローチャートに示す如く、センサ
ユニットS1〜Snは、受信部45よりセンサアドレスを
受信し、アドレス検出部42へ送る。アドレス検出部4
2は、受信したセンサアドレスが自アドレスと一致した
とき、信号線133を介してアドレス一致信号を送信制
御部41へ送る。送信制御部41は、このアドレス一致
信号を受けると、異常検出部43にて感知器C1〜Cnの
状態を読み取る。感知器C1〜Cnが復旧しているとき
は、感知器復旧情報を感知情報として送信部44に送
り、感知器が異常を感知しているときは、感知器異常情
報を感知情報として送信部44へ送る。送信部44は、
センサ情報線116を介して感知情報をセンサ監視部1
1の受信部25へ送信する。受信部25は、受信した感
知情報をセンサ情報制御部23へ送る。センサ情報制御
部23は、感知情報を受けると、信号線132を介して
センサアドレスに対応したセンサユニットS1〜Snのセ
ンサ情報をセンサ感知部21に送る。センサ感知部21
は、感知情報を受けると、センサ強制復旧制御部9に対
し信号線115を介してセンサ状態情報を送る。センサ
強制復旧部9は、センサ状態情報を受けると、感知器C
1〜Cnの異常感知後に感知器を強制復旧した後の感知器
の状態を感知器状態記憶部6に記憶する。
【0029】そこで、感知器状態記憶部6は、強制復旧
した後の感知の状態が異常であれば、先に送信した警報
が真の警報と判断する。復旧状態のままであれば、セン
サの故障による誤報と判断し、信号線106を介して誤
報情報を誤報表示部4に送ると共に送信データ編集部7
に対し信号線108を介して誤報情報を送る。送信デー
タ編集部7は、信号線108を介して誤報情報が与えら
れると、信号線126を介して送信要求信号を発生させ
ると共に警備情報を監視センタへ誤報情報として送信す
るための送信データに編集する。網制御部1は、この送
信要求信号を受けると、電話回線aを閉結し、電話番号
記憶部3から信号線101を介して監視装置の電話番号
情報を読み出し、自動ダイヤルを行い監視センタに設置
されている監視装置を呼び出し通信可能状態にする。そ
こで、網制御部1は、送信データ編集部7で編集された
送信データを、信号線104を介して受けて監視センタ
へ送信する。その後、網制御部1は、信号線122を介
して監視装置から送信データが受信できたことを示す確
受信号を受信すると、これを送信データ編集部7へ送
る。送信データ編集部7は、この確受情報を受けると、
信号線126を介して網制御部1に送る送信要求信号を
停止する。
【0030】次に、図3を参照して、監視センタに設置
されている監視装置から誤報があった感知器の誤報履歴
の確認要求があった場合の動作を説明する。ダイヤル発
生部31は、電話回線aから着呼があった場合に、電話
回線aを閉結して通信可能状態にする。データ受信部3
2は、監視装置から誤報履歴確認要求を受信したとき、
信号線122を介して誤報履歴確認要求を送信データ編
集部7に送る。送信データ編集部7は、この誤報履歴確
認要求を受けると、誤報履歴確認要求を要求線A123
を介して感知器状態記憶部6に送る。感知器状態記憶部
6は、誤報履歴確認要求を受けると、記憶されている誤
報情報を送信した感知器の誤報履歴情報を、信号線10
8を介して送信データ編集部7へ送る。そこで、送信デ
ータ編集部7は、誤報履歴情報を受けると、誤報情報送
信した感知器の誤報履歴を監視センタへ送信するための
送信データに編集する。警備情報送信部33は、送信デ
ータ編集部7で編集された送信データを、信号線104
を介して受け、監視センタへ送信する。
【0031】その後、データ受信部32は、監視装置か
ら送信データが受信できたことを示す確受信号を受信す
ると、信号線122を介して確受情報を送信データ編集
部7へ送る。送信データ編集部7は、確受情報を受ける
と、信号線126を介して網制御部1に送る送信要求信
号を停止する。図1に示す誤報表示部4は、感知器状態
記憶部6に記憶されている感知器C1〜Cnの誤報情報
を、信号線106を介して読み出す。また、誤報表示部
4は、信号線112を介してセンサ設置場所記憶部5か
ら感知器C1〜Cnに対応する設置場所情報を得て、感知
器C1〜Cnにおける誤報情報の内容を表示する。
【0032】次に、警備員が警備先の状態を確認し、そ
の内容を監視センタへ連絡する動作を、図3を参照して
説明する。確認情報入力部2は、警備員により、警報に
対する対処を完了した旨の落着情報又は誤報表示部4で
表示されている感知器C1〜Cnを特定した誤報表示に基
づき、実際に誤報と判断する。この誤報確認情報の入力
がなされたとき、信号線102の警備先状態情報として
送信データ編集部7へ送る。送信データ編集部7は、こ
の警備先情報が与えられると、信号線126に送信要求
信号を発生させると共に警備情報を、監視センタへ誤報
情報を送信するための送信データに編集する。そして、
信号線126を介して網制御部1へ送信要求信号を送
り、網制御部1を起動して警備先の状態確認情報を送信
する。
【0033】更に、この特定実施形態では、警備員がセ
ンサを点検してセンサの故障を特定した場合には、確認
情報入力部2より入力を行えるようにしている。確認情
報入力部2は、センサの故障が入力されると、警備先情
報として信号線102を介して送信データ編集部7へ送
る。送信データ編集部7は、信号線102の警備先情報
を受けると、センサ設置場所記憶部5から入力された故
障したセンサに対応した設置場所情報を、信号線112
を介して読み出す。そして、信号線126に送信要求信
号を発生させると共に警備情報を、監視サンタおよび保
守センタ(図示せず)へセンサの故障と設置場所情報を
送信するための送信データに編集し、信号線126を介
して送信要求信号が網制御部1に送られる。そして、網
制御部1を起動し、故障したセンサの情報を送信可能に
する。
【0034】以上、本発明による警報装置の好適実施形
態の構成および動作を詳述した。しかし、斯かる実施形
態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定
するものではない。本発明の要旨を逸脱することなく、
特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること、当
業者には容易に理解できよう。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
の警報装置によると、次に如き実用上の顕著な効果が得
られる。即ち、警備先に到着した警備員が警備先の状況
を的確に把握し、その状況を本発明の警報装置を使用し
て監視監視センタに通知すると共に、警備先での対応を
迅速に行えるようにしている。特に、警報が監視センタ
へ通報されたにも拘らず警備先にて異常が発見されず、
その原因を感知器の故障とした誤報として特定すること
ができた場合には、警備先での対応の時間を短縮する。
その理由は、従来のように監視センタに警備先の状況を
無線により連絡し、また警備先での異常が発見されなか
ったとき、複数の感知器を点検していたのでは、警備先
での対応にも時間がかかっていたからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による警報装置の好適実施形態の全体構
成を示すブロック図である。
【図2】図1中のセンサ監視部およびセンサユニットの
詳細構成を示すブロック図である。
【図3】図1中の網制御部の詳細構成を示すブロック図
である。
【図4】図1中のセンサユニットの強制復旧動作を説明
するフローチャートである。
【図5】図1中のセンサユニットの動作を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 網制御部 2 確認情報入力部 3 電話番号記憶部 4 誤報表示部 5 センサ設置場所記憶部 6 感知器状態記憶部 7 送信データ編集部 8 時計部 9 センサ強制復旧制御部 10 センサ動作記憶部 11 センサ監視部 21 センサ感知部 22 通信部 23 センサ情報受信制御部 24、44 送信部 25、45 受信部 31 ダイヤル発生部 32 データ受信部 33 警備情報送信部 41 送信制御部 42 アドレス検出部 43 異常検出部 100 警報装置 S1〜Sn センサユニット C1〜Cn センサ(感知器) a 電話回線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災、ガス漏れ、不法侵入、設備異常等の
    異常を警備場所に設けられた複数のセンサで検知した警
    備情報を、電話回線を介して監視センタに送信する警報
    装置において、 それぞれ前記センサを含む複数のセンサユニットが、セ
    ンサ情報線を介して接続されたセンサ監視部と、該セン
    サ監視部に接続されたセンサ強制復旧制御部とを備え、
    前記複数のセンサユニットの何れかのセンサが異常を検
    出した際に、前記センサ強制復旧制御部により前記異常
    を検出したセンサを強制的に復旧させ、誤報の有無を確
    認することを特徴とする警報装置。
  2. 【請求項2】前記センサユニットの設置場所情報を記憶
    するセンサ設置場所記憶部を備えることを特徴とする請
    求項1に記載の警報装置。
  3. 【請求項3】前記センサ監視部からのセンサ情報を記憶
    するセンサ動作記憶部を備えることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の警報装置。
  4. 【請求項4】前記センサ動作記憶部からの警報情報を編
    集する送信データ編集部と、該送信データ編集部からの
    送信データを、電話回線を介して前記監視センタへ送る
    網制御部を備えることを特徴とする請求項3に記載の警
    報装置。
  5. 【請求項5】前記網制御部は、警備情報送信部、データ
    受信部およびダイヤル発生部を備え、電話番号記憶部か
    らの送信先電話番号情報を読み込んで前記ダイヤル発生
    部により自動ダイヤルすることを特徴とする請求項4に
    記載の警報装置。
  6. 【請求項6】前記センサの誤報情報を記憶するセンサ状
    態記憶部を備え、適宜に誤報表示部に表示することを特
    徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の警報装置。
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