JP3279945B2 - データ授受の異常処理方法 - Google Patents

データ授受の異常処理方法

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JP3279945B2
JP3279945B2 JP3018997A JP3018997A JP3279945B2 JP 3279945 B2 JP3279945 B2 JP 3279945B2 JP 3018997 A JP3018997 A JP 3018997A JP 3018997 A JP3018997 A JP 3018997A JP 3279945 B2 JP3279945 B2 JP 3279945B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、統括管理
局において積雪、風速等の気象情報を収集し、該情報に
基づいて統括管理局から各地の道路管理事務所へ除雪指
示を伝達し、各道路管理事務所から除雪完了報告を統括
管理局へ送る気象情報通報システム等、データの授受を
徹底させる必要のあるシステムにおいて、データ授受に
異常が発生した場合の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の気象情報の伝達は、統括管理局及
び道路管理事務所に置かれた電話機又はファクシミリを
使用して、加入電話回線を介して、電話機又はファクシ
ミリ相互で行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】統括管理局(親局)か
ら道路管理事務所(子局)へ気象情報を通報する時、道
路管理事務所に応答者が不在の場合は、統括管理局から
道路管理事務所が応答するまで発信しなければならず、
また道路管理事務所では統括管理事務所から着信のあっ
たことがわからないため、着信を待ち受ける態勢をとら
ないので、無効な呼の繰返しや通報の遅延が生ずる。
【0004】また道路管理事務所から統括管理局へ発信
し、道路管理事務所から統括管理局へ、若しくは統括管
理局から道路管理事務所へデータ伝送を行おうとする
時、統括管理局のデータ処理部が機能停止の状態にある
場合、道路管理事務所からの着信に対し統括管理局のデ
ータ処理部の機能が停止していることを統括管理局自体
の担当者が知らないこともあり得るので、この様な場合
は双方でその対応に混乱を生ずる可能性がある。
【0005】本発明は、これらの問題を解決するために
提案するもので、子局の応答者が不在の時及び親局のデ
ータ機能が停止している時のように、データの授受が正
常に行えない場合、その事態を関係者に徹底することが
できる異常処理方法を得ることを課題とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は例えば気象情報を集約する親局と、該親局
と気象情報の授受を行う子局とを加入電話回線で結合
し、親局と子局とは音声信号を授受する音声モードと、
データ信号を授受するデータモードの何れか一方のモー
ドに切替設定できるようになっていて、待機時には親局
はデータモード、子局は音声モードとなっており、親局
から気象情報を通報する時は、親局は音声モードに転換
した後子局へ発呼して気象情報を送付する旨のメッセー
ジを伝え、子局は当該メッセージを受信してモード切替
操作をすることによりモード切替信号を親局へ送信した
後、自局をデータモードに転換し、親局は上記モード切
替信号を受信することにより自局をデータモードに転換
して、上記気象情報を子局へ送信するようにしてあるシ
ステムにおいて、親局から子局を呼び出して、子局で応
答者不在等のため、設定時間を越えても応答されない場
合は、子局で自動応答を行い、モード切替信号を親局へ
送信するとともに自局をデータモードに転換し、親局に
おいては、上記モード切替信号を受信してデータモード
に転換し、上記設定時間の経過後、当該子局から応答信
号を受信したことにより、子局に警告信号を送出した後
電話回線を開放し次位の子局への発信動作に進むように
し、子局においては上記親局からの警告信号を受信して
警報を発報した後、電話回線を開放し再び音声モードに
戻るが、警報の発報は継続されるようにし、子局担当者
が上記警報を聞いて確認操作を行えば、警報は停止する
ようにしたものである。
【0007】また子局からデータモードで発信し、子局
から親局へデータを送信し若しくは親局の気象情報を検
索・受信する際、親局のデータ処理部が機能停止してい
る場合は、親局で応答した後、親局から子局へデータ処
理部の休止を告げる警告信号を送出するとともに、親局
は当該子局コードとデータ授受不能の記録を行い、且つ
警報音を発報し、子局においては上記警告信号を受信し
て警報表示を行うとともに警報音を発報するようにした
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図面は何れも本発明の実施例を示
すもので、図1はネットワーク構成図、図2は親局要部
ブロック図、図3は子局要部ブロック図である。
【0009】本発明の実施例にかかるシステムは図1に
示すように、親局Mと複数の子局S1〜Snが加入電話
回路網Nで結合されて構成される。
【0010】例えば、気象情報通報において本システム
を使用する場合を例にとると、親局Mは、例えば気象情
報を収集し、除雪指示等を通報する統括管理局に設置さ
れ、子局S(複数局を相互に区別する必要のない時は符
号をSとする)は、当該除雪指示を受報し、除雪を行
い、除雪終了を通報する道路管理事務所に設置される。
本気象情報通報システムの通常の動作シーケンスを説明
する。
【0011】本気象情報通報システムにおいて、待機時
には親局Mはデータモード、子局S1〜Snは音声コー
ドとなっている。
【0012】親局Mから子局Sを呼び出し気象情報、除
雪指示を通報する場合は、親局Mでは通報すべき情報を
予め通報装置に投入した後、音声モードに転換し、子局
Sに対する発報起動操作が行われる。
【0013】これにより親局Mは子局Sを呼び出すべく
加入電話回路網Nに発呼し、子局Sには加入電話回路網
Nから呼出信号が到来し、当該子局Sに着信が表示され
る。該着信に対し子局Sで応答操作を行うと、加入電話
回路網Nを介して当該子局Sから親局Mに応答信号が送
出され、これによって親局Mは子局Sの応答を確認する
と、気象情報送付メッセージを当該子局Sへ送信し、子
局Sは該気象情報送付メッセージを受信して、これが放
音される。
【0014】このメッセージには、子局Sで次に行うべ
きモード切替操作の案内が含まれている。
【0015】上記メッセージを受信して、子局Sでは気
象情報通報のための着信であることが判明し、当該子局
Sでモード切替操作を行うと、当該子局Sからモード切
替信号を親局Mに送信するとともに自局を音声モードか
らデータモードに転換する。親局Mは上記モード切替信
号を受信して自局を音声モードからデータモードに転換
する。
【0016】子局Sは上記モード切替信号を送信した
後、自局IDコードを親局Mへ送信する。
【0017】親局Mは該IDコードを受信して、該ID
コードが自局に登録されている子局SのIDコードと一
致することを確認した後、自局のIDコードを子局Sへ
送信する。
【0018】子局Sは該親局MのIDコードを受信し
て、該IDコードが自局メモリにある親局MのIDコー
ドと一致することを確認し、確認がとれれば親局MへI
Dコード確認信号を送る。
【0019】親局M或いは子局Sの何れかでIDコード
の確認がとれない場合は、親局Mから子局Sへ、或いは
子局Sから親局MへIDコード再送要求を返送し、再度
IDコードの送信を促す。
【0020】上記IDコードの確認の後、親局Mは子局
Sへ気象情報等を通報し、子局Sは該気象情報等を受信
し、記録又は/及び表示する。
【0021】上記気象情報等の受信完了を確認した当該
子局Sの受報管理者が、受信確認操作を行うと、当該子
局Sから親局Mに受信確認データが送信され、親局Mは
該受信確認データを受信し、記録又は/及び表示する。
【0022】上記受信確認データには、気象情報等の通
報受信確認者名と受信確認操作時刻のデータが含まれて
おり、これによって親局Mは、子局Sにおいて受信を確
認した管理者の氏名を自局に登録された当該子局の通報
受信確認者名と比較・確認し、その結果が受信確認デー
タとともに表示されるので、気象情報等の通報が周知徹
底される。
【0023】以上のように親局Mで通報受信確認者名を
確認し、受信確認データを記録又は/及び表示すると、
親局Mは電話回線を開放し、自局をデータモードから音
声モードに転換して、次位の子局Sへの通報に進むか、
或いはそのまま待機状態に戻る。
【0024】子局Sは受信確認データ送出後、又は気象
情報等の印字出力後、電話回線を開放し、音声モードに
転換した後待機状態に戻る。
【0025】次に子局Sから親局Mを呼び出し、子局S
から除雪終了報告の送信、或いは親局Mの気象情報等を
検索・受信する場合は、子局Sは親局Mを呼び出すべく
自局をデータモードに転換した後加入電話回路網Nに発
呼し、これにより親局Mには加入電話回路網Nから呼出
信号が到来し、親局Mに着信が表示される。
【0026】上記着信に対し親局Mで応答すると加入電
話回路網Nを介して子局Sに応答信号が送られる。
【0027】子局Sは、上記親局Mの応答信号を受信し
た後、自局IDコードを親局Mへ送信する。
【0028】以後親局MとのIDコードの交換・確認の
動作は、前記親局Mから子局Sを呼び出す場合と同様で
ある。
【0029】上記IDコードの交換・確認後、子局Sか
ら除雪終了等のデータ送信、或いは親局Mの気象情報等
の検索・受信を行った後、子局Sで電話回線を切断する
操作を行うと、切断信号が子局Sから加入電話回路網N
を介して親局Mへ送出され、親局Mは該切断信号を受信
して電話回線を開放し、待機状態に戻る。
【0030】子局Sは上記切断信号を送出した後、電話
回線を開放するとともに自局をデータモードから音声モ
ードに転換し、待機状態に戻る。
【0031】図2により親局Mの要部の構成を説明す
る。
【0032】親局Mは、当該親局M側の各種データ処
理、通報制御処理を行うデータ処理部1と、加入電話回
路網Nとデータ処理部1との間に設けられ、電話回線L
に対する制御及び通話回路を有する回線制御部2と、子
局Sに対する音声によるメッセージの送出制御を行う音
声制御部3と、データ処理部1に種々の指令情報等を投
入するためのキーボード4と、データ処理部1から出力
される情報を文字等で可視的に表示するディスプレイ5
で構成される。
【0033】データ処理部1は、パーソナルコンピュー
タで構成されており、該パーソナルコンピュータの構成
のうち、本実施例に係るものはCPU101と、気象情
報メモリ102と、IDコードメモリ103と、受信確
認データメモリ104と、除雪情報メモリ105と、未
達子局メモリ106である。
【0034】気象情報メモリ102は各地の積雪、風速
等を格納するメモリ、IDコードメモリ103は自局及
び全子局S1〜SnのIDコードを格納するメモリ、受
信確認データメモリ104は子局Sから送信される受信
確認データを格納するメモリ、除雪情報メモリ105は
子局Sから送信される除雪作業報告(場所、開始時刻、
終了時刻等)を格納するメモリ、未達子局メモリ106
は気象情報受信の確認がとれなかった子局番号を格納す
るメモリである。
【0035】回線制御部2は、CPU201と、電話回
線Lに対して回線ループの開閉制御及び着信信号の検出
を行うループ制御部202と、親局Mの動作モードを音
声モード又はデータモードに切替設定するモード切替部
203と、モデム204と、ダイヤル信号としてのDT
MF信号を送出するDTMF送出部205と、被呼子局
Sから送られてくるモード切替信号としてのDTMF信
号を受信するトーン信号受信部206と、警報音を発報
する可聴音放音部207と、データ処理部1との間のイ
ンターフェース208と、CPU201の中にあるタイ
マ209(通常、CPU201によりソフトウエアで設
定されるタイマ)及びメモリ210で構成されている。
【0036】音声制御部3は、CPU301と、気象情
報送付メッセージを組み立てるためのデータを格納する
メッセージメモリ302と、該メッセージメモリ302
から出力されたデータをアナログ信号、即ち音声信号に
変換するD/A交換部303と、データ処理部1との間
のインターフェース304で構成されている。
【0037】次に、図3により子局Sの要部の構成を説
明する。
【0038】子局Sは、ディスプレイ及びプリンタ(図
示していない)を有するマイクロコンピュータ制御の、
所謂多機能電話機で構成されており、CPU701と、
電話回線Lに対して回線ループの開閉制御を行うループ
制御部702と、子局Sの動作モードを音声モード又は
データモードに切替設定するモード切替部703と、モ
デム704と、ダイヤル信号及びモード切替信号として
のDTMF信号を送出するDTMF送出部705と、着
信検出部706と、通常の通話に供される通話回路部7
07及び送受器708と、着信信号及び親局Mからの気
象情報通報メッセージ並びに警告音を放音する可聴音放
音部709と、親局Mから受信した気象情報を格納する
気象情報メモリ701と、親局M及び自局IDコードを
格納するIDコードメモリ711と、親局Mに送信する
除雪終了情報を格納する除雪情報メモリ712、CPU
701内に有するタイマ(通常、CPU701によりソ
フトウエアで設定されるタイマ)713及びダイヤル信
号としてのDTMF信号を発生させるDTMF−OSC
714と、ダイヤル釦その他各種機能釦を含むキーボー
ド715と、文字等を可視的に表示するディスプレイ7
16で構成される。図2及び図3によって実施例に係る
親局M及び子局Sの動作を説明する。
【0039】親局Mから子局Sへ気象情報を通報する場
合は、親局Mでキーボード4のキー操作によりモード切
替指示を行った後通報起動操作を行うと、データ処理部
1のCPU101は先ずモード切替指示を検出し、これ
をインターフェース208を介して回線制御部2のCP
U201へ送付し、CPU201は該モード切替指示を
受信してモード切替部203を制御し、親局Mをデータ
モードから音声モードを転換する。
【0040】次いでCPU101は上記通報起動操作を
検出して子局番号メモリ(図示していない)から最上位
の子局を指定する。
【0041】以下、次に述べる子局Sに対する通報動作
の終了毎に順次、下位の子局を呼び出し、通報を行う。
【0042】また必要により子局番号をディスプレイ5
に表示し、扱者が子局番号を選択し、選択完了により該
子局へ発呼することも可能である。
【0043】次にデータ処理部1のCPU101は、回
線制御部2に対して発呼指令を行い、回線制御部2で
は、CPU201がインターフェース208を介して当
該発呼指令を読み込むと、CPU201の制御によって
ループ制御部202で電話回線Lに対する回線ループが
閉結され、加入電話回路網Nに対する発呼起動が完了す
る。
【0044】データ処理部1から回線制御部2には、子
局Sの電話番号情報が送出されており、回線制御部2の
CPU201は、上記発呼起動制御の後、DTMF送出
部205を制御して、子局Sの電話番号に対応するダイ
ヤル信号を送出する。
【0045】親局Mは前記のように音声モードとなって
おり、モード切替部203が図示する方向にあるので、
上記ダイヤル信号はモード切替部203及びループ制御
部202を介して電話回線Lへ送出される。
【0046】加入電話回路網Nは上記ダイヤル信号を受
信して、対応の子局Sを選択・接続し、着信信号を当該
子局Sへ送出する。
【0047】子局Sは電話回線Lに着信信号が送られて
くると、当該着信信号はループ制御部702、モード切
替部703を経て着信検出部706で検出され、CPU
701によって着信検出情報が読み込まれる。
【0048】CPU701は該着信検出情報を読み込む
と、可聴音放音部709を制御して着信を可聴的に表示
し、これを聴いて当該子局Sの扱者がキーボード715
の応答釦を押下するか、送受器708をオフフックする
と、CPU701はこれを検出してループ制御部702
を制御し、電話回線Lに対し直流ループを閉じ、応答表
示する。
【0049】上記電話回線Lに対する応答表示は、加入
電話回路網Nを介して、親局Mに電話回線Lの極性の反
転として表示され、親局Mのループ制御部202は該極
性反転を検出し、該極性反転情報をCPU201へ送出
する。
【0050】CPU201は該極性変反転情報を受信し
て子局Sが応答したことを知り、インターフェース20
8を介して当該子局Sの応答情報をデータ処理部1のC
PU101に伝達する。
【0051】データ処理部1のCPU101は当該応答
情報を読み込むと、音声制御部3のCPU301をイン
ターフェース304を介して制御し、メッセージメモリ
302から気象情報通報メッセージが読み出されてD/
A変換部303で音声信号に変換された後、当該気象情
報通報メッセージが電話回線Lに送出される。
【0052】上記気象情報メッセージは、加入電話回路
網Nを介して当該子局Sへ送られてくる。
【0053】この時、当該子局Sは音声モードであるの
で、当該メッセージはループ制御部702、モード切替
部703、通話回路部707を経て、可聴音放音部70
9又は送受器708から放音される。
【0054】この気象情報通報メッセージにはモード切
替操作の指示が含まれているので、扱者がこれを聴いて
キーボード715によりモード切替操作を行うと、CP
U701は当該モード切替操作を読み込んで、DTMF
送出部705を制御してモード切替信号として定められ
たDTMF信号を電話回線Lに送出した後、モード切替
部703を制御して自局Sの動作モードをデータモード
に転換し、ループ制御部702をモデム704側へ接続
する。
【0055】上記DTMF信号によるモード切替信号
は、親局Mにおいて、ループ制御部202、モード切替
部203を経て、トーン信号受信部206で受信され、
CPU201は当該トーン信号受信部206から上記モ
ード切替信号の受信情報を読み込み、モード切替部20
3を制御して、親局Mの動作モードをデータモードに転
換する。
【0056】即ち、電話回線Lの接続はモデム204側
に切替わる。
【0057】子局Sにおいて、上記モード切替信号を送
出した後、CPU701はIDコードメモリ711から
自局IDコードを読み出し、モデム704、切替部70
3、ループ制御部702を経て、親局Mへ該自局IDコ
ードを送信する。
【0058】親局Mは、該子局SのIDコードを、ルー
プ制御部202、モード切替部203、モデム204を
経てCPU201で受信し、これをインターフェース2
08を介してデータ処理部1のCPU101へ送付す
る。
【0059】データ処理部1のCPU101は該子局S
のIDコードを受信して、IDコードメモリ103に格
納された子局IDコードを読み出し、前記受信した子局
SのIDコードと比較して一致がとれることを確認した
後、IDコードメモリ103から自局IDコードを読み
出し、上記子局SのIDコード受信と逆の経路で該自局
IDコードを子局Sへ送信する。
【0060】子局Sは、親局Mから送信された親局Mの
IDコードを、上記自局IDコードの送出と逆の経路を
経て、CPU701で受信し、次いでCPU701はI
Dコードメモリ711から親局MのIDコードを読み出
し、前記受信した親局MのIDコードとの比較を行い、
その一致を確認した後、親局MへIDコード確認信号を
上記IDコードの送信と同じ経路で送出する。
【0061】親局Mは上記IDコード確認信号を、子局
IDコードの受信経路と同一の経路を経て、CPU10
1で受信した後、気象情報の通報動作に入る。
【0062】即ち、CPU101は気象情報メモリ10
2に格納されている気象情報を読み出して回線制御部2
に送付し、回線制御部2のCPU201は、モデム20
4、モード切替部203、ループ制御部202を経てデ
ータ処理部1から送付された気象情報を電話回線Lへ送
出する。
【0063】子局Sは、上記親局Mから送出された気象
情報をループ制御部702、モード切替部703、モデ
ム704を経てCPU701で受信して、気象情報メモ
リ710に格納し、ディスプレイ716に表示する。
【0064】子局Sのディスプレイ716に表示された
気象情報を確認した扱者は、キーボード715の操作に
よって受信確認操作を行う。
【0065】該受信確認操作をCPU701で読み込む
と、CPU701は受信確認データ(受信者氏名、受信
確認時刻等からなる)を受信者名メモリ、時計(何れも
図示しない)から読み出して作成し、モデム704を介
して電話回線Lに該受信確認データを送出後、ループ制
御部702を制御して電話回線Lの直流ループを開放す
ることにより電話回線Lを切断し、モード切替部703
を図示の方向に戻して当該子局Sを待機状態に復帰さ
せ、次の着呼に備える。
【0066】親局Mでは、上記子局Sからの受信確認デ
ータは、回線制御部2のモデム204を介してCPU2
01で受信され、インターフェース208を介してデー
タ処理部1に当該受信確認データが転送される。
【0067】データ処理部1のCPU101は転送され
た受信確認データを受信確認データメモリ104に格納
し、又は/及びディスプレイ5に表示する。
【0068】データ処理部1からは、受信確認データの
記録/表示が終わったことを示す通報完了情報が回線制
御部2に送付され、これを受けてCPU201はループ
制御部202を制御して電話回線Lの直流ループを開放
し、モード切替部203を制御して親局Mを音声モード
に戻し、次位の子局Sへの発呼に移るか、或いはデータ
モードのまま待機状態に戻る。
【0069】一方、子局S又は親局Mにおいて、前記受
信したIDコードと、自局に記憶してある当該相手局の
IDコードとの一致が得られなかった時は、相手局へ
(子局Sからは親局Mへ、親局Mからは子局Sへ)ID
コード再送要求を送出し、該IDコード再送要求を受け
た局は自局IDコードを相手局へ再送する。
【0070】上記方法で再送されたIDコードを、前記
方法で再度チェックし、ここで一致が得られれば上記正
常動作を進める。
【0071】一定回数のIDコード再送の結果、IDコ
ードの一致が得られなかった時は、親局Mは、当該子局
Sを未達子局メモリ106に未達子局として記憶し、又
は/及びディスプレイ5に表示し、当該子局Sに対する
接続を断ち、次位の子局Sの呼び出しに移るか、又は待
機状態に戻る。
【0072】次に子局Sに扱者が不在の場合について説
明すると、この時には、親局Mからの呼び出しに対し、
子局Sでは応答されないので着信の可聴的表示が継続す
ることになる。
【0073】子局Sにおいて、CPU701は着信検出
情報を受け取ると同時にタイマ713を起動して扱者の
応答を監視している。
【0074】扱者不在等のためタイマ713の設定時間
が過ぎても応答がないと、CPU701はループ制御部
702を制御して電話回線Lに対する直流ループを閉じ
た後、DTMF送出部705を制御してモード切替信号
として定められたDTMF信号を送出するとともにモー
ド切替部703を制御して自局の動作モードを音声モー
ドからデータモードへ転換する。
【0075】一方、親局Mは子局Sの呼び出しの際、子
局Sの電話番号送出終了の時点でタイマ209を起動す
る。
【0076】タイマ209は子局Sのタイマ713の時
限よりやや長く(加入電話回路網Nの接続遅延時間だけ
長く)設定され(即ちタイマ209は子局Sのタイマ7
13の時限と一致するように設定され)ており、この時
限で子局Sの応答を監視している。
【0077】上記子局Sにおいて、タイマ713の時限
で自動応答が行われると、親局Mでは子局扱者による応
答時と同様、電話回線Lからの応答信号をループ制御部
202で受信し、CPU201で該応答信号を受信す
る。
【0078】上記のように、子局Sから引き続いてモー
ド切替信号が送られてくるので、該モード切替信号は、
親局Mにおいて、前記子局扱者による応答時と同様トー
ン信号受信部206で受信され、これがCPU201へ
送付される。
【0079】CPU201は該モード切替信号を受信し
て、モード切替部203を制御して親局Mを音声モード
からデータモードに転換する。
【0080】該モード切替信号受信に先立って、上記応
答信号を検出した時点で、親局Mのタイマ209は時限
を超過しているので、当該親局Mが上記モード切替信号
によりデータモードに転換するとCPU201は、モデ
ム204、モード切替部203、ループ制御部202を
経て、警告信号を子局Sへ送出する。
【0081】子局Sでは、上記警告信号をループ制御部
702、モード切替部703、モデム704を経て、C
PU701で受信し、CPU701は可聴音放音部70
9を制御して警報を発報するとともに、ループ制御部7
02を制御し、電話回線Lの回線ループを開放して電話
回線Lを切断し、且つモード切替部703を制御して音
声モードに戻す。
【0082】この時、子局Sに表示された警報は消滅す
ることなく維持される。
【0083】子局Sの扱者が上記警報を聴いて、気象情
報の通報があったことを確認し、警報音停止操作をキー
ボード715により行うと、CPU701は該操作を検
出し、可聴音放音部709を制御して警報音を停止して
待機状態に戻る。
【0084】親局Mでは前記警告信号を送出した後、回
線制御部2のCPU201はデータ処理部1に対して、
現在通報している子局Sが情報未達局であることを示す
情報を送付し、データ処理部1のCPU101は当該情
報を受信すると、その時の被呼子局Sの子局番号を未達
子局メモリ106に格納した後、データ処理部1から電
話回線Lの開放指示が回線制御部2に送付され、これを
受けてCPU201はループ制御部202を制御して電
話回線Lの直流ループを開放し、且つモード切替部20
3を制御して自局を音声モードに戻し、次位の子局Sへ
の発呼に入る。親局Mでは全子局Sへの気象情報通報が
一巡した後、上記未達子局メモリ106に格納された子
局Sに対し、再度気象情報の通報を行う。
【0085】該再度の気象情報の通報に際しては、上記
未達子局Sでは、扱者が上記警報音を聴取した結果、通
常は次回の通報を待ち受けるので気象情報を確実に扱者
に伝達することができる。
【0086】次に子局Sから親局Mを呼び出す場合、即
ち、例えば子局Sから親局Mに除雪終了報告を行い、或
いは親局Mに集められた気象情報を子局Sで検索し、必
要により該情報を記録するような場合の動作を説明す
る。
【0087】子局Sにおいて、送受器708をフックオ
フするか、又はキーボード715で発呼操作を行うと、
CPU701はこれを検出してディスプレイ716に選
択すべきメニューを示す。
【0088】次いでキーボード715の操作により、例
えば、除雪終了報告を選択し、実行操作を行う(除雪終
了報告は事前にキーボード715よりディスプレイ71
6を利用して除雪情報メモリ712に設定しておく)。
【0089】CPU701は上記実行操作を検出して、
モード切替部703を制御して動作モードを音声モード
からデータモードに転換し、且つループ制御部702を
制御して電話回線Lに対する直流ループを閉じることに
より電話回線Lに発呼情報を送った後、CPU701内
のメモリ(図示していない)から親局Mの電話番号を読
み出し、該電話番号に対応するDTMF信号をダイヤル
信号としてDTMF−OSC714からモデム704、
モード切替部703、ループ制御部702を経て電話回
線Lへ送出する。
【0090】加入電話回路網Nは上記ダイヤル信号を受
信して、親局Mを選択・接続し、着信信号を親局Mへ送
出する。
【0091】親局Mでは、該着信信号を回線制御部2の
ループ制御部202で検出し、CPU201によって該
着信検出情報が読み込まれると、CPU201は回線制
御部202を制御して電話回線Lの直流ループを作り応
答を表示する。
【0092】該応答表示は加入電話回路網Nを介して子
局Sに送られ、子局Sにおいて、ループ制御部702で
該応答表示を検出し、これをCPU701へ送る。
【0093】CPU701は該応答表示を受けて、ID
コードメモリ711に格納された自局のIDコードを読
み出し、親局Mへ送出するが、以降IDコードの交換・
確認は前記親局Mから子局Sを呼び出して気象情報の通
報を行う場合と同様である。子局Sにおいて、親局Mへ
IDコード確認信号を送出した後、CPU701は除雪
情報メモリ712から前記除雪情報を読み出し、モデム
704、モード切替部703、ループ制御部702を経
て電話回線Lへ送出する。
【0094】この時該除雪情報はディスプレイ716に
並行的に表示され、子局Sの扱者がモニタすることがで
きる。
【0095】上記除雪情報は加入電話回路網Nを介して
親局Mへ送信され、親局Mでは、回線制御部202、ル
ープ制御部203、モデム204を経てCPU201で
受信され、更に、インターフェース208を介してデー
タ処理部1のCPU101に送付される。
【0096】CPU101は該除雪情報データを受信し
て除雪情報メモリ105に格納し、ディスプレイ5に表
示する。
【0097】ディスプレイ5に表示された除雪情報は親
局Mの管理者が確認の上、キーボード4の操作により消
去することができる。
【0098】子局Sから親局Mの気象情報を検索する場
合は、前記除雪終了報告と同様な発呼操作によりディス
プレイ716に選択すべきメニューを表示した後、気象
情報を検索するメニューを選択し、実行操作を行う。
【0099】以後、親局M及び子局S相互でIDコード
の交換・確認を終了するまでは前記除雪終了報告の場合
と同様である。
【0100】IDコードの交換・確認が終了した時点で
は、親局M及び子局Sの何れもデータモードとなってお
り、以後、子局Sの扱者は定められた手順でキーボード
715からコマンドを送り(情報検索に固定的な一連の
コマンド等は、上記IDコードの交換・確認後自動的に
送出することも可能である)、親局Mのデータ処理部1
の気象情報メモリ102にアクセスし、該気象情報メモ
リ102に格納されたデータを検索・記録する。
【0101】上記除雪終了報告、或いは気象情報の検索
・記録を終了すれば、子局Sの扱者はキーボード710
から終了コマンドを親局Mへ送出し(除雪終了報告の場
合は、除雪終了データの送出終了に続いて自動的に終了
コマンドを送出することも可能である)、自局を終話さ
せる。
【0102】終話によりCPU701は、ループ制御部
702を制御して電話回線Lの直流ループを開くことに
より電話回線Lへ終話信号を送り、且つモード切替部7
03を制御して音声モードに転換し、平常状態に戻る。
【0103】親局Mでは、上記子局Sからの終了コマン
ドをデータ処理部1のCPU101で受信し、CPU1
01は回線制御部2へ終話情報を送る。
【0104】回線制御部2のCPU201は、インター
フェース208を介して該終話情報を受信し、ループ制
御部202を制御して、電話回線Lの直流ループを開放
することにより電話回線Lに終話信号を送り、平常状態
に戻る。
【0105】ところで、上記子局Sから親局Mを呼び出
す際、親局Mのデータ処理部1が、保守その他の理由で
停止している場合は、データ処理部1を停止する前にキ
ーボード4からデータ処理部1の一時休止をする旨を入
力すると、CPU101はこれを検出し、回線制御部2
へ送付する。
【0106】回線制御部2は該情報をインターフェース
208を介してCPU201で受信し、メモリ210に
記憶させ、その後データ処理部1を停止させるか、或い
は、回線制御部2のCPU201によりインターフェー
ス208を介してデータ処理部1のCPU101が停止
状態にあることを検出してその旨をメモリ210に記憶
しておく。
【0107】上記子局Sから親局Mを呼び出す場合と同
じ手順で、子局Sから親局Mを呼び出すと、親局Mが自
動応答を行い、子局Sが該応答を検出して自局のIDコ
ードを送出し、親局Mで該IDコードを受信・確認した
後、親局MのCPU201は、上記メモリ210を読み
出し、データ処理部1が機能停止状態にあることを検知
し、子局Sにモデム204、モード切替部203、ルー
プ制御部202を経て警告信号を送出する。
【0108】子局Sは、該警告信号をループ制御部70
2、モード切替部703、モデム704を経てCPU7
01で受信し、ディスプレイ716に親局Mのデータ処
理部の機能停止の旨を表示するとともに、可聴音放音部
709を制御して一定時間の間警報音を発報する。
【0109】親局Mは上記警告信号を送出した後、子局
Sからの着信に対し警告信号を送出した旨を当該子局S
のIDコードとともにCPU201によりメモリ210
に記憶し、且つ可聴音放音部207を制御して一定時間
の間警報音を発報して、親局Mにおいてもデータ処理部
1の機能停止の状態を徹底し、その後、CPU201は
切断信号を上記警告信号と同じ経路で子局Sへ送出した
後、ループ制御部202を制御して電話回線Lに対する
直流ループを開放して平常状態に戻る。
【0110】子局Sは、上記親局Mからの切断信号を上
記警告信号と同じ経路を経てCPU701で受信し、C
PU701は該切断信号を受信してループ制御部702
を制御して電話回線Lに対する直流ループを開放し、且
つモード切替部703を制御してデータモードから音声
モードに転換し、平常状態に戻る。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は親局Mと
複数の子局Sとが加入電話回路網Nで結合されていて、
両者間で例えば気象情報データの授受を行うシステムに
おいて、親局Mから子局Sを呼び出す時、子局Sで応答
者が不在等で応答できない場合は、子局Sへ着信した
後、一定の時限を超えた時点で、子局Sは自動応答し、
子局S及び親局Mとともにデータモードに切替え、親局
Mから子局Sへ警告信号を送出し、子局Sは該警告信号
を受信して警報を発報するようになし、又子局Sから親
局Mを呼び出す時、親局Mのデータ処理部の機能が停止
中の場合は、親局Mで応答し、子局SからのIDコード
を受信した後、データ処理部の機能が停止中である旨の
警告信号を親局Mから子局Sへ送出し、子局Sは該警告
信号を受信してその旨の表示及び発報をなし、又親局M
も警報音を発報し、子局S及び親局Mの両方の扱者にデ
ータ処理部の機能が停止中であることを知らしめるよう
にし、且つ親局Mは当該子局SのIDコードとともに警
告信号を発信したことを記憶するようにしたものであ
り、本発明によれば、子局Sの応答者不在等の場合は、
親局Mからの通報のための着信があったことの警報が発
報されているので、次回の親局Mからの通報を待ち受け
ることが可能となり、又親局Mのデータ処理部の機能停
止の場合は、親局Mと子局Sが同時にその事情を知り得
ること及び親局Mにデータ処理部の機能停止中に親局M
を呼び出した子局SのIDコードが記憶されているの
で、以後適切な対応をとることが可能となる。
【0112】上記方法により、データ授受の異常発生の
事実を、親局及び子局の双方で徹底できるので、その後
の適切な措置によりデータ授受の迅速化及び徹底を図る
ことができるという大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のネットワーク構成図。
【図2】本発明実施例の親局要部ブロック図。
【図3】本発明実施例の子局要部ブロック図。
【符号の説明】
L…電話回線 M…親局 N…加入電話回路網 S1〜Sn…子局 1…データ処理部 2…回線制御部 3…音声制御部 101,201,301,701…CPU 102,710…気象情報メモリ 103,711…
IDコードメモリ 104…受信確認データメモリ 105,712…
除雪情報メモリ 106…未達子局メモリ 202,702…
ループ制御部 203,703…モード切替部 204,704…
モデム 205,705…DTMF送出部 206…トーン受
信部 207,709…可聴音放音部 208,304…
インターフェース部 209,713…タイマ 210…メモリ 302…メッセージメモリ 303…D/A変
換部 4,715…キーボード 5,716…ディ
スプレイ 706…着信検出部 707…通話回路
部 708…送受器 714…DTMF
−OSC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池端 誠 東京都文京区小石川2丁目5番7号 明 星電気株式会社内 (72)発明者 黒川 勉 群馬県伊勢崎市長沼町2223番地 明星電 気株式会社伊勢崎工場内 (56)参考文献 特開 平7−199745(JP,A) 特開 平4−213944(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/14 H04L 12/24 H04L 12/26 H04M 11/00 303 H04B 3/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局と複数の子局とが加入電話回線で結
    合されており、親局と子局との間では、音声信号を授受
    する音声モードと、データ信号を授受するデータモード
    の双方のモードで情報伝送が行われるようになっている
    データ伝送システムにおいて、親局から複数の子局に順
    次発信して、親局から子局にデータを送付する動作で
    は、子局の応答の後、親局から子局にデータ送付開始メ
    ッセージを音声モードで送付し、その後親局と子局をデ
    ータモードに転換してデータの授受を行い、データの授
    受終了時には、子局から親局にデータの受信確認信号を
    データモードで送付することにより、親局と子局を平常
    状態に復帰させるようにされているシステムにおけるデ
    ータ授受の異常時の処理方法であって、親局から子局を
    呼び出して、設定時間以内に人為的応答が子局でなされ
    ない時は、当該子局で自動応答して、子局及び親局をデ
    ータモードに転換した後、親局から子局へ警告信号を送
    信し、子局では該警告信号を受信することにより警報を
    発報し、親局では上記警告信号を送信したことにより該
    子局を未達子局として処理して、次位の子局への発信動
    作へ進むようにされているデータ授受の異常処理方法。
  2. 【請求項2】 親局と複数の子局とが加入電話回線で結
    合されており、親局と子局との間では、音声信号を授受
    する音声モードと、データ信号を授受するデータモード
    の双方のモードで情報伝送が行われるようになっている
    データ伝送システムにおいて、子局から親局へ発信し
    て、親局から子局へ、若しくは子局から親局へデータを
    送付する動作では、親局の応答の後、データモードで子
    局から親局へデータ送付要求信号、若しくはデータ送付
    開始信号を送信することにより、データの授受を行うよ
    うにされているシステムにおけるデータ授受の異常時の
    処理方法であって、親局でデータの送付機能若しくは受
    入機能が停止状態にある時には、親局の応答の後、デー
    タモードで親局から子局へデータ授受不可の信号を送付
    し、子局では該データ授受不可の信号を受信することに
    より、警報表示又は/及び警報音を発報し、親局では当
    該子局コード及びデータ授受不可の旨を記録するととも
    に警報音の発報を行うようにされているデータ授受の異
    常処理方法。
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