JP3326865B2 - 回線端末装置 - Google Patents
回線端末装置Info
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Description
線網を利用した端末発呼方式によりデータ端末装置と中
央監視装置やホームコントローラの間のデータ転送を行
う回線端末装置に関するものである。
末装置1はデータ端末装置2を公衆回線3に接続する装
置である。ここでデータ端末装置2は最近普及している
マイクロコンピュータ内蔵の通信機能付き自動ガス遮断
装置(通称マイコンメータ)で、ガスメータに接続され
ガス流量を計測し異常を検出するとガスの供給を遮断す
るものでさらに検針値や遮断事由等を回線端末装置1を
介して中央監視装置4に通報する装置である。そしてこ
の種のデータ端末装置2の通報は最初に発信先電話番号
で構成された電文を送信することで通報動作を開始する
通信プロトコルが一般的であった。そしてこのデータ端
末装置2が一対の信号線5を介し送受信インタフェース
部6に接続されている。
ターフェース部6で波形整形され受信部7で受信電文を
受信する。受信電文解読部8は受信部7で受信した電文
がデータ端末装置2からの起動要求である発信先電話番
号であると解読すると、発信部9はこの発信先電話番号
に従って発信を行い公衆回線3を介して中央監視装置4
と接続する。以降はデータ端末装置2と中央監視装置4
との間でアナログ信号とデジタル信号の変換を行う変復
調部10と信号の転送制御を行う転送部11及び送受信
インターフェース部6を介して半二重通信を行うように
なっている。
ような構成では、データ端末装置が定期的に通報するよ
うに設定されてない場合は電池電圧低下等の回線端末装
置自身の異常を発見するには設置現場に点検作業に行か
なければならなかったり、あるいはデータ端末装置が定
期的に通報するように設定されていた場合は定期的な通
報が来ないことを中央監視装置側で確認するまで回線端
末装置の異常に気付かないという課題があった。
末装置に設定器等で異常時の発信先電話番号や需要家I
D等を設定する機能を追加し、設定しなければならない
という問題を有していた。
るもので、第1の目的は設定器等で発信先情報を設定し
なくても電池電圧低下等の回線端末装置そのものの異常
を検出すると中央監視装置に発信し通報することを目的
とする。
装置の異常かを効率良く知らせることを目的とする。
めに、本発明の回線端末装置は、データ端末装置を公衆
回線に接続するために回線とデータ端末装置との間に接
続され、一対の信号線に接続されたデータ端末装置と半
二重通信する送受信インターフェース部と、送受信イン
ターフェース部からの信号から受信電文を受信する受信
部と、受信部で受信した受信電文を解読する受信電文解
読部と、受信電文解読部で解読した発信先情報に従って
発信を行う発信部と、受信電文解読部で解読した発信先
情報を記憶しておく発信先情報記憶部と、異常の有無を
検出する異常検出部と、異常検出部が異常を検出すると
発信先情報記憶部で記憶している発信先情報に従って接
続のための発信を行う異常検出時発信部と、前記異常検
出時発信部で接続後に異常状態が発生していることを知
らせる電文を送信する異常通報部とを備えたものであ
る。
部で解読したデータ端末装置からの電文に含まれる需要
家IDを記憶しておく需要家ID記憶部と、異常通報部
から送信される電文に需要家ID記憶部で記憶している
需要家IDを付加する需要家ID付加部とを備えたもの
である。
がデータ端末装置からの電文を解読し発信先情報がある
と、発信先情報記憶部に発信先情報を記憶しておき、需
要家IDがあると需要家ID記憶部に記憶しておく。異
常検出部が異常を検出すると発信先情報記憶部で記憶し
ている発信先情報に従って異常検出時発信部は発信を行
う。中央監視装置と回線が接続されると需要家ID付加
部は異常通報部から送信される異常発生情報を知らせる
電文に需要家ID記憶部で記憶している需要家IDを付
加する。中央監視装置はこの電文を受信することにより
どの回線端末装置に異常があるかを知ることができる。
いて説明する。
構成図である。なお図3と同一番号のものは同じ機能を
有する構成要素である。13は発信先情報記憶部で受信
電文解読部8で解読した発信先情報を記憶する。14は
異常検出部で回線端末装置自身の異常例えば電池電圧低
下やデータ端末装置2との接続異常等を定期的に診断す
る。15は異常検出時発信部で異常検出部14が異常を
検出すると発信先情報記憶部13に記憶されている発信
先情報に従って発信を行う。16は異常通報部で中央監
視装置3に対して異常が発生していることを知らせる電
文を送信する。
でデータ端末装置2は、遮断事由や検針値を回線端末装
置12を介して中央監視装置4に通報する装置でマイク
ロコンピュータ内蔵の通信機能付き自動ガス遮断装置で
ある。このデータ端末装置2はガス供給遮断が発生した
り検針値通報時刻になると最初に中央監視装置4が接続
されている電話番号で構成された起動電文を送信するこ
とで通報動作を開始する。回線端末装置12の送受信イ
ンターフェース部6ではデータ端末装置2から信号線5
を介して入力される信号(起動電文)を波形整形し、受
信部7に渡す。受信部7はこの信号から受信電文を受信
する。
文がデータ端末装置2からの起動要求である発信先電話
番号であると判断すると発信先情報記憶部13に発信先
電話番号を記憶させる。発信部9は受信電文解読部8で
解読した発信先電話番号に従って発信を行い公衆回線3
を介して中央監視装置4と回線接続する。以降はデータ
端末装置2と中央監視装置9との間でアナログ信号とデ
ジタル信号の変換を行う変復調部10と信号の転送制御
を行う転送部11及び送受信インターフェース部6を介
して半二重通信を行う。
低下等の異常が無いかを自己診断する。異常検出部14
が電池電圧低下を検出すると異常検出時発信部15は発
信先情報記憶部13に記憶している電話番号先に接続の
ための発信を行う。記憶している電話番号先すなわち中
央監視装置4と回線が接続されると異常通報部16は電
池電圧低下の情報で構成された電文を送出し変復調部1
0でアナログ信号に変換して中央監視装置4へ通報す
る。
信するとデータ端末装置2に対して通信を行うことでデ
ータ端末装置2の需要家IDを解読し、どこに設置して
いる回線端末装置が電池電圧低下になっているかを判定
する。
に通報テストを行っているので回線端末装置には必ず発
信先情報が記憶されていることになり、電池電圧低下等
の回線端末装置の異常を中央監視装置へ知らせるために
データ端末装置を定期的に通報するように設定してなく
ても良いし、回線端末装置の点検作業に現場へ出向く必
要が無い。またデータ端末装置が定期的に通報するよう
に設定されていた場合でも定期通報時刻になる前に中央
監視装置側で回線端末装置の異常を確認することができ
る。
明する。図2において前記一実施例と相違する点は受信
電文解読部8で解読したデータ端末装置2からの電文に
含まれる各データ端末装置毎に割り当てられている需要
家ID(識別コード)を記憶しておく需要家ID記憶部
16と、異常通報部15から送信される電文に需要家I
D記憶部16で記憶している需要家IDを付加する需要
家ID付加部17となる構成としたことにあり、この構
成によればデータ端末装置2から中央監視装置4へ転送
される検針値等の電文を受信電文解読部8で解読し、需
要家IDが含まれていれば需要家ID記憶部16で記憶
しておく。
と異常検出時発信部15は発信先情報記憶部13に記憶
している電話番号先に接続のための発信を行う。記憶し
ている電話番号先すなわち中央監視装置4と回線が接続
されると需要家ID付加部17は異常通報部15から送
信される電池電圧低下の情報で構成された電文に需要家
ID記憶部16で記憶している需要家IDを付加するこ
とで需要家IDが付加された電池電圧低下情報の電文が
変復調部10で変調され回線3に送出される。中央監視
装置4ではこの電文を受信し需要家IDを判読すること
により、この需要家IDが割り当てられているデータ端
末装置2が接続されているこの回線端末装置18に電池
電圧低下の異常があるかを知ることができる。
と通信を行ってデータ端末装置の需要家IDを読みとる
必要が無く、通信時間を短縮して効率良くどの回線端末
装置に異常が発生しているかを判別できる。
れば、次の効果が得られる。
線端末装置の異常を即座に確認できるため早期対応がで
きる。 (2)データ端末装置を定期的に通報するように設定し
なくても中央監視装置で回線端末装置の異常を確認でき
るためデータ端末装置に不要な定期通報を設定しなくて
も良い。従って通信コストを削減できる。 (3)中央監視装置から定期的に発信して回線端末装置
の異常を確認する必要がないため不要な通信コストを削
減できる。 (4)回線端末装置に設定器等で異常時の発信先電話番
号を設定する機能を追加しなくても良いので設定器が不
要になる。
しているかをデータ端末装置の識別コードを読み出す通
信をすることなく判別できるので通信コストを削減でき
る。 (6)回線端末装置に設定器等で需要家ID等の識別コ
ードを設定する機能を追加しなくても良い。また設定器
を新たにつくったりする必要もないし、設定作業も不要
である。
ック構成図
ロック構成図
Claims (2)
- 【請求項1】 公衆回線とデータ端末装置との間に接続
され、前記データ端末装置と半二重通信する送受信イン
ターフェース部と、前記送受信インターフェース部から
の信号から受信電文を受信する受信部と、前記受信部で
受信した受信電文を解読する受信電文解読部と、前記受
信電文解読部で解読した発信先情報に従って発信を行う
発信部と、前記受信電文解読部で解読した発信先情報を
記憶しておく発信先情報記憶部と、異常の有無を検出す
る異常検出部と、前記異常検出部が異常を検出すると前
記発信先情報記憶部で記憶している発信先情報に従って
接続のための発信を行う異常検出時発信部と、前記異常
検出時発信部で接続後に異常状態が発生していることを
知らせる電文を送信する異常通報部とからなる回線端末
装置。 - 【請求項2】 受信電文解読部で解読したデータ端末装
置からの電文に含まれる需要家IDを記憶しておく需要
家ID記憶部と、異常通報部から送信される電文に前記
需要家ID記憶部で記憶している需要家IDを付加する
需要家ID付加部から構成された請求項1記載の回線端
末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09911893A JP3326865B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 回線端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09911893A JP3326865B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 回線端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06311258A JPH06311258A (ja) | 1994-11-04 |
JP3326865B2 true JP3326865B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=14238880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09911893A Expired - Lifetime JP3326865B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 回線端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3326865B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-26 JP JP09911893A patent/JP3326865B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06311258A (ja) | 1994-11-04 |
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