JP2008085609A - 集中検針装置及びメータ - Google Patents
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Abstract
【課題】交換前後において設定データの移行を確実にかつ迅速に実行することができ、交換作業の付加を低減させる。
【解決手段】これまで使用してきた集中検針装置(A)では、所定の入力操作を受け付けた場合(S1)、管理テーブルをメモリ内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成する(S2)。そして生成した設定電文を、管理テーブルに記載された検針順序番号順にこれから使用する集中検針装置(B)に送信する(S3)。集中検針装置(B)では、受信した設定電文を使用して、管理テーブルを自身のメモリにコピーする(S4)。これにより専用の外部通信機器等を使用する必要なく、交換される集中検針装置(A)と交換後に使用する集中検針装置(B)とを相互に接続することで、管理テーブルの設定データを直接コピーすることができる。
【選択図】図4
【解決手段】これまで使用してきた集中検針装置(A)では、所定の入力操作を受け付けた場合(S1)、管理テーブルをメモリ内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成する(S2)。そして生成した設定電文を、管理テーブルに記載された検針順序番号順にこれから使用する集中検針装置(B)に送信する(S3)。集中検針装置(B)では、受信した設定電文を使用して、管理テーブルを自身のメモリにコピーする(S4)。これにより専用の外部通信機器等を使用する必要なく、交換される集中検針装置(A)と交換後に使用する集中検針装置(B)とを相互に接続することで、管理テーブルの設定データを直接コピーすることができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、集合住宅の各住戸等に設置されている通信機能付きのメータ、及びメータ情報を通信で読み出して表示する集中検針装置に関する。
一般的に複数の住戸を有する集合住宅や施設では、複数のメータの集中検針を行うための集中検針装置が設置される。集中検針装置と複数のメータにより構成される集中検針システムでは、複数のメータが各々通信線を介して集中検針装置に接続され、各メータで計量したそれぞれの検針値(流量積算値)を集中検針装置の表示手段に表示させることができる。
集中検針システムに使用されるメータには、通信機能付きの水道メータやガスメータがある。水道メータやガスメータは法律で使用期間が定められており、これらメータが使用期間に達した場合には交換する必要がある。法律で定められた使用可能期間は、水道メータの場合は8年間、ガスメータの場合は10年間である。
メータを交換する場合、これまで使用していたメータとこれから使用するメータとを同一の内容で運用するために、これまで使用していたメータに対する各種の設定データを専用の外部通信機器等を用いて読み出し、これから使用するメータに対して設定する。この場合、外部通信機器を用いて、これまで使用していたメータの設定データと同一の設定データをこれから使用するメータに設定するようにしている。これら設定データとしては、例えば、メータが備えるアラーム機能や検針データの記憶機能、セキュリティ機能などを実行するために使用する設定データがある。
また集中検針装置においても、メータ交換の時期に合わせて新しい集中検針装置に交換することが一般的である。この場合もメータと同様な手順で、専用の外部通信機器等を用いてこれから使用する集中検針装置に対して管理テーブル情報を設定する。この場合にも、これから使用する集中検針装置に対しては、これまで使用していた集中検針装置と同一の管理テーブル情報を設定する必要がある。管理テーブルは、例えばメータ毎の接続先のポート番号、部屋番号、ID番号、検針順序番号などを関連付けて管理するためのテーブルである。
上記のような集中検針装置に関し、特許文献1には、複数の中継伝送部を介してそれぞれ多数の電文入出力データに各種情報設定を短時間で行うようにした集中自動検針装置が開示されている。
特開平5−260563号公報
メータや集中検針装置を交換する際には、専用の外部通信機器等を準備し、取り付け・取り外しを行う必要があり、また専用の外部通信機器等で同一の設定を行う場合、設定データの漏れや入力間違い等が発生する恐れがある。この場合、これから使用するメータや集中検針装置では、これまで使用していたものと同一の動作を行うことができなくなるという問題が発生する。
また交換すべきメータや集中検針装置から専用の外部通信機器等で設定データを読み出し、新たなメータや集中検針装置に設定を行う場合、通信時間や交換作業に多大な時間を費やさなくてはならない。
また交換すべきメータや集中検針装置から専用の外部通信機器等で設定データを読み出し、新たなメータや集中検針装置に設定を行う場合、通信時間や交換作業に多大な時間を費やさなくてはならない。
特許文献1では、中継伝送部を用いることで、複数のメータ対するデータ設定を実行することができ、データ設定の時間を短縮することができ、また設置稼働後の設定データの変更等が容易になる、という効果を有しているが、上述のようにメータや集中検針装置を交換するときの設定データの移行(コピー)に関する技術を開示するものではない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、交換前後において設定データの移行を確実にかつ迅速に実行することができ、交換作業の付加を低減させることができるようにした集中検針装置及びメータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、通信機能付きメータが通信線によってそれぞれ複数接続可能な集中検針装置において、前記メータ毎に、接続先のポート番号、需用家の識別番号、ID番号、及び検針順序番号を関連付けて管理する管理テーブルに従い動作を行う集中検針装置であって、前記集中検針装置は、前記管理テーブルを記憶するメモリと、オペレータからの入力を受け付ける入力手段と、外部通信機器と通信を行う外部通信回路部とを有し、前記集中検針装置の外部通信回路部と、他の集中検針装置の外部通信回路部とを前記通信線を用いて互いに接続し、他の集中検針装置を接続した前記集中検針装置は、前記入力手段による所定の入力操作を受け付けた場合、前記管理テーブルを前記メモリ内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成し、該生成した電文を前記検針順序番号順に前記他の集中検針装置に送信することを特徴としたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記集中検針装置が、前記集中検針装置の外部通信回路部と、他の集中検針装置の外部通信回路部とが前記通信線を用いて互いに接続されているときに、前記他の集中検針装置が前記管理テーブルをメモリ内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成して送信してきた場合、受信した該電文を使用して管理テーブルを自身のメモリにコピーすることを特徴としたものである。
請求項3の発明は、通信機能付きメータが通信線によってそれぞれ複数接続可能な集中検針装置において、前記メータ毎に、接続先のポート番号、部屋番号、ID番号、及び検針順序番号を関連付けて管理する管理テーブルに従い動作を行う集中検針装置であって、前記集中検針装置は、前記管理テーブルを記憶するメモリと、オペレータからの入力を受け付ける入力手段と、外部通信機器と通信を行う外部通信回路部とを有し、前記集中検針装置の外部通信回路部と、他の集中検針装置の外部通信回路部とを前記通信線を用いて互いに接続し、他の集中検針装置を接続した前記集中検針装置は、前記入力手段による所定の入力操作を受け付けた場合、前記他の集中検針装置のメモリ内に記憶した管理テーブルを読み出す要求電文を生成し、該生成した要求電文を検針順序番号順に前記他の集中検針装置に送信し、該送信した要求電文に対する応答電文として受信した管理テーブルを自身のメモリにコピーすることを特徴としたものである。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記集中検針装置が、該集中検針装置の外部通信回路部と、他の集中検針装置の外部通信回路部とが前記通信線を用いて互いに接続されているときに、前記他の集中検針装置が前記要求電文を送信してきた場合、前記管理テーブルを前記メモリ内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成し、該生成した電文を前記応答電文として前記他の集中検針装置に送信することを特徴としたものである。
請求項5の発明は、複数の機能を有するメータにおいて、前記メータが、オペレータからの入力を受け付ける入力手段と、前記機能を実行するために使用する設定データを記憶するメモリとを有し、前記メータと、他のメータとを通信線を用いて接続し、他のメータを接続した前記メータは、前記入力手段よる所定の操作を受け付けた場合、前記設定データを前記メモリ内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成し、該生成した電文を前記他のメータに送信することを特徴としたものである。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記メータが、他のメータが接続されているときに、前記他のメータが前記設定データをメモリ内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成して送信してきた場合、受信した該電文を使用して前記設定データを自身のメモリにコピーすることを特徴としたものである。
請求項7の発明は、複数の機能を有するメータにおいて、前記メータが、オペレータからの入力を受け付ける入力手段と、前記機能を実行するために使用する設定データを記憶するメモリとを有し、前記メータと、他のメータとを通信線を用いて接続し、他のメータを接続した前記メータは、前記入力手段よる所定の操作を受け付けた場合、前記他のメータのメモリ内に記憶した設定データを読み出す要求電文を生成して前記他のメータに送信し、該送信した要求電文に対する応答電文として受信した設定データを自身のメモリにコピーすることを特徴としたものである。
請求項8の発明は、請求項7の発明において、前記メータが、前記メータの外部通信回路部と、他のメータの外部通信回路部とが前記通信線を用いて互いに接続されているときに、前記他のメータが前記要求電文を送信してきた場合、前記設定データを前記メモリ内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成し、該生成した電文を前記応答電文として前記他のメータに送信することを特徴としたものである。
請求項9の発明は、請求項5ないし8のいずれかの発明において、前記設定データが、アラーム機能を実行するために使用する所定の設定データを含み、前記アラーム機能は、漏水検知機能、流量ゼロ検知機能、逆流検知機能、過大流量検知機能、及び超過流量検知機能のうちの一部もしくは全てを含むことを特徴としたものである。
請求項10の発明は、請求項5ないし8のいずれかの発明において、前記設定データが、検針データ記憶機能を実行するために使用する所定の設定データを含み、前記検針データ記憶機能は、定時検針機能、ロードサーベイデータ機能のうちの一部もしくは全てを含むことを特徴としたものである。
請求項11の発明は、請求項5ないし8のいずれかの発明において、前記設定データが、発呼先電話番号設定機能を実行するために使用する所定の設定データを含み、前記発呼先電話番号設定機能により設定可能な発呼先電話番号は、アラーム機能用発呼先電話番号、ロードサーベイデータ機能用発呼先電話番号、および定時検針機能用発呼先電話番号のうちの一部もしくは全てを含むことを特徴としたものである。
請求項12の発明は、請求項5ないし11のいずれかの発明において、前記メータが、水道メータであることを特徴としたものである。
請求項13の発明は、請求項5ないし11のいずれかの発明において、前記メータが、ガスメータであることを特徴としたものである。
本発明によれば、交換前後において設定データの移行を確実にかつ迅速に実行することができ、交換作業の付加を低減させることができるようにした集中検針装置及びメータを提供することができる。
特に本発明では、集中検針装置あるいはメータがメモリ内に記憶している複数種類の設定データに対応した設定電文を生成して送信することにより、あるいは設定データの要求電文を生成して交換前に使用していたメータあるいは集中検針装置から設定データを読み出すことにより、専用の外部通信機器等を使用する必要なく、交換前の装置と交換後の装置を接続して設定データを直接コピーすることができるようになる。またこれにより、データの設定漏れや入力間違いが発生することがなく、また従来の設定データの読み出しと再設定に要する通信時間に対して、大幅な通信時間の削減が可能となる。
図1は、本発明に適用可能な集中検針装置によるシステム構成例を説明するための図である。図1に示すように、集中検針装置1は、集合住宅2の各需要家宅ごとに設けられたメータ(M)の集中検針を行う。ここで集合住宅2には、部屋番号101,102,201,202,301,302の各需要家宅があるものとする。これら各需用家宅に設置されたメータ(M)と集中検針装置1とは伝送線路3で接続されている。なおここでは便宜的に集合住宅を例にしているが、集中検針を行う各需要家宅は個別住宅であってもよい。
図2は集中検針装置に設定される管理テーブルの一例を示す図である。集中検針装置1には、メータ毎に、接続先のポート番号、部屋番号、ID番号(メータID)、及び検針順序を関連付けて管理するための管理テーブルが保持されている。ポート番号は、集中検針装置に設けられている通信線の接続用ポートであり、一つのポートに複数のメータを接続することができる。集中検針装置1ではID番号を付加した起動電文を出力することで特定のメータと通信を行うことができる。また部屋番号は、本発明の需用家の識別番号の一例に該当する。集中検針装置1は、管理テーブルで管理されている設定データに基づいて動作し、検針順序に従って各メータを集中検針する処理を行う。
図3は、本発明による集中検針装置の構成例を説明するためのブロック図である。集中検針装置1は、オペレータからの入力を受け付けるスイッチ11と、管理テーブルを記憶するメモリ12と、接続されたメータ20a〜20cの検針値を表示する表示部13と、接続されたメータ20a〜20cとの間で通信を行うメータ通信回路部16a〜16cと、外部通信機器と通信を行う外部通信回路部14と、通信処理,表示処理,スイッチ処理,及びメモリ入出力処理などを司る制御部15とを有している。上記のスイッチ11は、オペレータからの入力を受け付ける本発明の入力手段に該当する。
図4は、集中検針装置の設定データをコピーするときの処理例を説明するための図である。本実施形態に係る集中検針装置は、集中検針装置を新しく更新する際に、これまで使用され交換される集中検針装置の外部通信回路部4と、交換後に使用する新しい集中検針装置の外部通信回路部4とを通信線を用いて互いに接続する。説明のためにここでは、これまで使用され交換された集中検針装置を集中検針装置(A)とし、交換後に使用される新しい集中検針装置を集中検針装置(B)とする。
集中検針装置(A)の制御部15では、スイッチ11に対する所定の入力操作を受け付けた場合(ステップS1)、管理テーブルをメモリ12内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成する(ステップS2)。そして生成した設定電文を、管理テーブルに記載された検針順序番号順に集中検針装置(B)に送信する(ステップS3)。集中検針装置(B)では、集中検針装置(A)から受信した設定電文を使用して、管理テーブルを自身のメモリ12にコピーする(ステップS4)。
このような動作により、集中検針装置がメモリ内に記憶している管理テーブルに対応した設定電文を生成して送信することができ、専用の外部通信機器等を使用する必要なく、交換される集中検針装置(A)と交換後に使用する集中検針装置(B)とを相互に接続することで、管理テーブルの設定データを直接コピーすることができるようになる。またこれによりデータ設定の間違いを確実に防止することができる。また従来の設定データの読み出しと再設定に要する通信時間に対して大幅な通信時間の削減が可能となる。
図5は、集中検針装置の設定データをコピーするときの他の処理例を説明するための図である。上記図4の例では、交換される集中検針装置(A)に対する所定入力に従って集中検針装置(A)が設定電文を生成し、新しい集中検針装置(B)に送信するようにしていたが、他の動作例として、集中検針装置(B)に対する所定入力に従って、集中検針装置(B)から集中検針装置(A)に対して管理テーブルに対応する電文を生成して送信するように要求してもよい。
本例では、集中検針装置(B)の制御部15では、スイッチ11に対する所定の入力操作を受け付けた場合(ステップS11)、集中検針装置(A)のメモリ12内に記憶した管理テーブルを読み出す要求電文を生成し(ステップS12)、その生成した要求電文を集中検針装置(A)に送信する(ステップS13)。
集中検針装置(A)では、集中検針装置(B)から送信された要求電文に対する応答電文として、管理テーブルをメモリ12内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成する(ステップS14)。そして生成した設定電文を、管理テーブルに記載された検針順序番号順に集中検針装置(B)に送信する(ステップS15)。集中検針装置(B)では、集中検針装置(A)から受信した設定電文を使用して、管理テーブルを自身のメモリ12にコピーする(ステップS16)。
集中検針装置(A)では、集中検針装置(B)から送信された要求電文に対する応答電文として、管理テーブルをメモリ12内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成する(ステップS14)。そして生成した設定電文を、管理テーブルに記載された検針順序番号順に集中検針装置(B)に送信する(ステップS15)。集中検針装置(B)では、集中検針装置(A)から受信した設定電文を使用して、管理テーブルを自身のメモリ12にコピーする(ステップS16)。
このような動作により、新しく使用する集中検針装置(B)では、これまで使用されてきた集中検針装置(A)に対して、そのメモリ内に記憶している管理テーブルに対応した設定電文を送信するように要求することにより、その要求に対する応答電文を使用して管理テーブルをコピーすることができる。これにより専用の外部通信機器等を使用する必要なく、交換される集中検針装置(A)と交換後に使用する集中検針装置(B)とを相互に接続することにより、管理テーブルの設定データを直接コピーすることができるようになる。またこれによりデータ設定の間違いを確実に防止することができる。また従来の設定データの読み出しと再設定に要する通信時間に対して大幅な通信時間の削減が可能となる。
図6は、本発明に適用可能なメータの構成例を説明するためのブロック図である。本発明のメータは、ガスメータ及び水道メータに対して適用が可能である。
メータ10は複数の機能を実行可能であり、オペレータからの入力を受け付ける入力部21と、複数の機能を実行するために使用する設定データを記憶するメモリ22と、検針値等を表示する表示部23と、接続された集中検針装置1との間で通信を行う通信回路部26と、外部通信機器と通信を行う外部通信回路部24と、積算カウンタ27及び流量センサ28とが設けられる。積算カウンタ27の積算値はメモリ22もしくは制御部25の内部メモリに記憶され、通信回路部26により集中検針装置1に送信することができる。
メータ10は複数の機能を実行可能であり、オペレータからの入力を受け付ける入力部21と、複数の機能を実行するために使用する設定データを記憶するメモリ22と、検針値等を表示する表示部23と、接続された集中検針装置1との間で通信を行う通信回路部26と、外部通信機器と通信を行う外部通信回路部24と、積算カウンタ27及び流量センサ28とが設けられる。積算カウンタ27の積算値はメモリ22もしくは制御部25の内部メモリに記憶され、通信回路部26により集中検針装置1に送信することができる。
図7は、メータの設定データをコピーするときの処理例を説明するための図である。本実施形態に係るメータは、メータを新しく更新する際に、これまで使用され交換されるメータの外部通信回路部24と、交換後に使用する新しいメータの外部通信回路部24とを通信線を用いて互いに接続する。説明のためにここでは、これまで使用され交換されるメータをメータ(A)とし、交換後に使用される新しいメータをメータ(B)とする。
メータ(A)の制御部25では、入力部21に対する所定の入力操作を受け付けた場合(ステップS21)、所定の設定データをメモリ12内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成する(ステップS22)。所定の設定データとは、複数の機能を有するメータにおいて、各機能を実行するために使用される各種の設定データを指す。設定データは、メータが有する機能に応じて予め所定値が設定されている。これら設定データの具体例については後述する。
そしてメータ(A)では、生成した設定電文をメータ(B)に送信する(ステップS23)。メータ(B)では、メータ(A)から受信した設定電文を使用して、メータ(A)の設定データを自身のメモリ22にコピーする(ステップS24)。
このような動作により、メータがメモリ内に記憶している設定データに対応した設定電文を生成して送信することができ、専用の外部通信機器等を使用する必要なく、交換されるメータ(A)と交換後に使用するメータ(B)とを相互に接続することで、メータ(A)の設定データを直接コピーすることができるようになる。またこれにより設定データの設定間違いを確実に防止することができる。また従来の設定データの読み出しと再設定に要する通信時間に対して大幅な通信時間の削減が可能となる。
図8は、メータの設定データをコピーするときの他の処理例を説明するための図である。上記図7の例では、交換されるメータ(A)に対する所定入力に従ってメータ(A)が設定電文を生成し、新しいメータ(B)に送信するようにしていたが、他の動作例として、メータ(B)に対する所定入力に従って、メータ(B)からメータ(A)に対して設定データに対応する電文を生成して送信するように要求してもよい。
本例では、集中検針装置(B)の制御部25では、入力部21に対する所定の入力操作を受け付けた場合(ステップS21)、メータ(A)のメモリ22内に記憶した設定データを読み出す要求電文を生成し(ステップS32)、その生成した要求電文をメータ(A)に送信する(ステップS33)。
メータ(A)では、メータ(B)から送信された要求電文に対する応答電文として、設定データをメモリ22内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成する(ステップS34)。そして生成した設定電文をメータ(B)に送信する(ステップS35)。メータ(B)では、メータ(A)から受信した設定電文を使用して、メータ(A)の設定データを自身のメモリ22にコピーする(ステップS36)。
メータ(A)では、メータ(B)から送信された要求電文に対する応答電文として、設定データをメモリ22内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成する(ステップS34)。そして生成した設定電文をメータ(B)に送信する(ステップS35)。メータ(B)では、メータ(A)から受信した設定電文を使用して、メータ(A)の設定データを自身のメモリ22にコピーする(ステップS36)。
このような動作により、新しく使用するメータ(B)では、これまで使用されてきたメータ(A)に対して、そのメモリ内に記憶している設定データに対応した設定電文を送信するように要求することにより、その要求に対する応答電文を使用して設定データをコピーすることができる。これにより専用の外部通信機器等を使用する必要なく、交換されるメータ(A)と交換後に使用するメータ(B)とを相互に接続することにより、メータ(A)の設定データを直接コピーすることができるようになる。またこれによりデータ設定の間違いを確実に防止することができる。また従来の設定データの読み出しと再設定に要する通信時間に対して大幅な通信時間の削減が可能となる。
次に通信機能付きメータが備える各種の機能と、その機能を実行するために設定される設定データについてその具体例を説明する。
メータが備える複数の機能の例としては、例えば、所定のアラームを発するためのアラーム機能や検針データを記憶するための検針データ記憶機能、あるいは発呼先の電話番号を設定するための発呼先電話番号設定機能などがある。
また上記のアラーム機能には、漏水検知機能、流量ゼロ検知機能、逆流検知機能、過大流量検知機能、及び超過流量検知機能などがある。また上記検針データ記憶機能には、定時検針機能、及びロードサーベイデータ機能などがある。さらに上記発呼先電話番号設定機能には、アラーム機能用発呼先電話番号設定機能、ロードサーベイデータ機能用発呼先電話番号設定機能、ロードサーベイデータ機能用発呼先電話番号設定機能、及び定時検針機能用発呼先電話番号設定機能などがある。以下にこれら機能と、その機能に使用する設定データとを説明する。
メータが備える複数の機能の例としては、例えば、所定のアラームを発するためのアラーム機能や検針データを記憶するための検針データ記憶機能、あるいは発呼先の電話番号を設定するための発呼先電話番号設定機能などがある。
また上記のアラーム機能には、漏水検知機能、流量ゼロ検知機能、逆流検知機能、過大流量検知機能、及び超過流量検知機能などがある。また上記検針データ記憶機能には、定時検針機能、及びロードサーベイデータ機能などがある。さらに上記発呼先電話番号設定機能には、アラーム機能用発呼先電話番号設定機能、ロードサーベイデータ機能用発呼先電話番号設定機能、ロードサーベイデータ機能用発呼先電話番号設定機能、及び定時検針機能用発呼先電話番号設定機能などがある。以下にこれら機能と、その機能に使用する設定データとを説明する。
(漏水検知機能)
漏水検知機能は、通信機能付きメータとして水道メータが用いられているとき、その水道メータに接続される配管における漏水を検知するための機能である。水道メータは、予め定めた一定時間毎に水道メータを流れる水の流量チェックを行い、その流量が予め定められている流量判定値を越え、かつその流量判定値を越えた状態が予め定められている時間判定値を越えたときに、「漏水」であると判定して警告表示を行う。すなわち、漏水検知機能における設定データは、上記の流量判定値と時間判定値が該当する。なおガスメータの場合は接続配管におけるガス漏れを検知するガス漏れ検知機能となる。
漏水検知機能は、通信機能付きメータとして水道メータが用いられているとき、その水道メータに接続される配管における漏水を検知するための機能である。水道メータは、予め定めた一定時間毎に水道メータを流れる水の流量チェックを行い、その流量が予め定められている流量判定値を越え、かつその流量判定値を越えた状態が予め定められている時間判定値を越えたときに、「漏水」であると判定して警告表示を行う。すなわち、漏水検知機能における設定データは、上記の流量判定値と時間判定値が該当する。なおガスメータの場合は接続配管におけるガス漏れを検知するガス漏れ検知機能となる。
(流量ゼロ検知機能)
流量ゼロ検知機能は、メータに接続される配管におけるガスや水の流量がないことを検知するための機能である。メータは、予め定めた一定時間毎にメータに接続される配管における流量をチェックし、その流量の増加量がない(増加量ゼロ)状態が連続して所定時間続いたときに、「流量ゼロ日数」が1日であることを記録する。そしてこの流量ゼロ日数が予め設定されている流量ゼロ判定値に達したときに、「流量ゼロ」が発生したものと判定して警告表示を行う。すなわち、流量ゼロ判定機能における設定データは、上記の所定時間と流量ゼロ判定値とが該当する。
流量ゼロ検知機能は、メータに接続される配管におけるガスや水の流量がないことを検知するための機能である。メータは、予め定めた一定時間毎にメータに接続される配管における流量をチェックし、その流量の増加量がない(増加量ゼロ)状態が連続して所定時間続いたときに、「流量ゼロ日数」が1日であることを記録する。そしてこの流量ゼロ日数が予め設定されている流量ゼロ判定値に達したときに、「流量ゼロ」が発生したものと判定して警告表示を行う。すなわち、流量ゼロ判定機能における設定データは、上記の所定時間と流量ゼロ判定値とが該当する。
(逆流検知機能)
逆流検知機能は、メータに接続される配管におけるガスや水が逆流していることを検知するための機能である。メータは、予め定めた一定時間毎にメータに接続される配管における流量をチェックし、逆流が生じている状態が予め定めた逆流判定回数まで連続して発生したときに、「逆流」が発生したものと判定して警告表示を行う。すなわち、逆流検知機能における設定データは、上記の逆流判定回数が該当する。
逆流検知機能は、メータに接続される配管におけるガスや水が逆流していることを検知するための機能である。メータは、予め定めた一定時間毎にメータに接続される配管における流量をチェックし、逆流が生じている状態が予め定めた逆流判定回数まで連続して発生したときに、「逆流」が発生したものと判定して警告表示を行う。すなわち、逆流検知機能における設定データは、上記の逆流判定回数が該当する。
(過大流量検知機能(超過流量検知機能))
過大流検知機能は、過大な流量のガスや水が流れた状態を検知するための機能である。メータは、予め定めた一定時間毎にメータに接続される配管における流量をチェックし、その流量が、予め定められている流量判定値を越え、かつその超過量の合計(累積値)が、予め設定されている過大判定値に達したときに、「過大流量」であると判定して警告表示を行う。すなわち、過大流量判定機能における設定データは、上記の流量判定値と過大判定値が該当する。
過大流検知機能は、過大な流量のガスや水が流れた状態を検知するための機能である。メータは、予め定めた一定時間毎にメータに接続される配管における流量をチェックし、その流量が、予め定められている流量判定値を越え、かつその超過量の合計(累積値)が、予め設定されている過大判定値に達したときに、「過大流量」であると判定して警告表示を行う。すなわち、過大流量判定機能における設定データは、上記の流量判定値と過大判定値が該当する。
(定時検針機能)
定時検針機能は、予め設定された定時検針時にメータの検針値をメータが記憶、更新する機能である。定時検針機能によって記憶された定時検針値とアラーム情報は、遠隔から通信によって確認することができる。定時検針機能における設定データは、上記の定時検針を行うための日時設定値が該当する。
定時検針機能は、予め設定された定時検針時にメータの検針値をメータが記憶、更新する機能である。定時検針機能によって記憶された定時検針値とアラーム情報は、遠隔から通信によって確認することができる。定時検針機能における設定データは、上記の定時検針を行うための日時設定値が該当する。
(ロードサーベイデータ機能)
ロードサーベイデータ機能は、一定間隔でメータの積算値を記憶する機能である。例えばロードサーベイ機能には、「日量」、「連続」、「停止」、「継続」などの設定が可能である。「日量」の場合、1日に一度予め定めた定時検針時刻に積算値を記憶する。積算値は所定回数分だけ記憶され、常に最新の所定回数分のデータを記憶する。また「連続」の場合、予め設定された開始時刻から、予め設定された時間間隔毎に積算値を記憶する。積算値は所定回数分だけ記憶され、常に最新の所定回数分のデータを記憶する。
ロードサーベイデータ機能は、一定間隔でメータの積算値を記憶する機能である。例えばロードサーベイ機能には、「日量」、「連続」、「停止」、「継続」などの設定が可能である。「日量」の場合、1日に一度予め定めた定時検針時刻に積算値を記憶する。積算値は所定回数分だけ記憶され、常に最新の所定回数分のデータを記憶する。また「連続」の場合、予め設定された開始時刻から、予め設定された時間間隔毎に積算値を記憶する。積算値は所定回数分だけ記憶され、常に最新の所定回数分のデータを記憶する。
また「停止」の場合、予め設定された開始時刻から、予め設定された時間間隔毎に積算値を記憶する。そして積算値は所定回数分だけ記憶され、その時点で積算値の記憶処理を停止する。ここでは記憶している最古のデータ取得日時を記憶する。
また「継続」の場合、予め設定された開始時刻から、予め設定された時間間隔毎に積算値を記憶する。積算値は所定回数のブロック×複数の回数だけ記憶され、通信による最初のブロックのデータ要求を受信するか、もしくは全記録データ数(所定回数のブロック×複数)が一杯になったときに、最初のブロックのデータを消去する。
また「継続」の場合、予め設定された開始時刻から、予め設定された時間間隔毎に積算値を記憶する。積算値は所定回数のブロック×複数の回数だけ記憶され、通信による最初のブロックのデータ要求を受信するか、もしくは全記録データ数(所定回数のブロック×複数)が一杯になったときに、最初のブロックのデータを消去する。
ロードサーベイデータ機能においては、「日量」設定の場合の定時検針日時、「連続」設定の場合の積算値の記憶の開始時刻(月日時分)及び積算値を記憶する時間間隔、「停止」設定の場合の積算値の記憶の開始時刻及び積算値を記憶する時間間隔、「継続」設定の場合の積算値の記憶の開始時刻及び積算値を記憶する時間間隔が、ロードサーベイデータ機能を実行するための設定データに該当する。
(発呼先電話番号設定機能)
発呼先電話番号設定機能は、アラーム機能、ロードサーベイデータ機能、及び定時検針機能において、集中監視センタなどの通信相手先を発呼するための電話番号を設定するための機能である。発呼先電話番号設定機能を用いて、各機能毎に個別の電話番号を設定することができる。例えば定時検針機能を使用して検針値を送信する通信相手先、アラーム機能によりアラーム情報(警告情報)が発生したときにそのアラーム情報を送信する通信相手先、あるいはロードサーベイ機能により生成したロードサーベイ情報を送信する通信相手先を設定することができる。上記各機能に応じた通信相手先(集中監視センタなど)は、各機能ごとに別々の通信相手先を設定することができ、また全て同一の通信相手先を設定することもできる。上記の各機能に応じた発呼先電話番号が、発呼先電話番号設定機能における設定データに該当する。
発呼先電話番号設定機能は、アラーム機能、ロードサーベイデータ機能、及び定時検針機能において、集中監視センタなどの通信相手先を発呼するための電話番号を設定するための機能である。発呼先電話番号設定機能を用いて、各機能毎に個別の電話番号を設定することができる。例えば定時検針機能を使用して検針値を送信する通信相手先、アラーム機能によりアラーム情報(警告情報)が発生したときにそのアラーム情報を送信する通信相手先、あるいはロードサーベイ機能により生成したロードサーベイ情報を送信する通信相手先を設定することができる。上記各機能に応じた通信相手先(集中監視センタなど)は、各機能ごとに別々の通信相手先を設定することができ、また全て同一の通信相手先を設定することもできる。上記の各機能に応じた発呼先電話番号が、発呼先電話番号設定機能における設定データに該当する。
本発明に係る実施形態では、上記のような設定データを集中検針装置またはメータのメモリ内に記憶し、設定データに対応した設定電文を生成して送信することにより、専用の外部通信機器等を使用する必要なく、これまで使用された集中検針装置またはメータの設定データを、これから使用する新たな集中検針装置またはメータに直接コピーすることができるようになる。
1…集中検針装置、2…集合住宅、3…伝送線路、4…外部通信回路部、10…メータ、11…スイッチ、12…メモリ、13…表示部、14…外部通信回路部、15…制御部、16a,16b,16c…メータ通信回路部、20a,20b,20c…メータ、21…入力部、22…メモリ、23…表示部、24…外部通信回路部、25…制御部、26…通信回路部、27…積算カウンタ、28…流量センサ。
Claims (13)
- 通信機能付きメータが通信線によってそれぞれ複数接続可能な集中検針装置において、
前記メータ毎に、接続先のポート番号、需用家の識別番号、ID番号、及び検針順序番号を関連付けて管理する管理テーブルに従い動作を行う集中検針装置であって、
前記集中検針装置は、前記管理テーブルを記憶するメモリと、
オペレータからの入力を受け付ける入力手段と、
外部通信機器と通信を行う外部通信回路部とを有し、
前記集中検針装置の外部通信回路部と、他の集中検針装置の外部通信回路部とを前記通信線を用いて互いに接続し、
他の集中検針装置を接続した前記集中検針装置は、前記入力手段による所定の入力操作を受け付けた場合、前記管理テーブルを前記メモリ内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成し、該生成した電文を前記検針順序番号順に前記他の集中検針装置に送信することを特徴とする集中検針装置。 - 前記集中検針装置は、前記集中検針装置の外部通信回路部と、他の集中検針装置の外部通信回路部とが前記通信線を用いて互いに接続されているときに、前記他の集中検針装置が前記管理テーブルをメモリ内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成して送信してきた場合、受信した該電文を使用して管理テーブルを自身のメモリにコピーすることを特徴とする請求項1に記載の集中検針装置。
- 通信機能付きメータが通信線によってそれぞれ複数接続可能な集中検針装置において、
前記メータ毎に、接続先のポート番号、部屋番号、ID番号、及び検針順序番号を関連付けて管理する管理テーブルに従い動作を行う集中検針装置であって、
前記集中検針装置は、前記管理テーブルを記憶するメモリと、
オペレータからの入力を受け付ける入力手段と、
外部通信機器と通信を行う外部通信回路部とを有し、
前記集中検針装置の外部通信回路部と、他の集中検針装置の外部通信回路部とを前記通信線を用いて互いに接続し、
他の集中検針装置を接続した前記集中検針装置は、前記入力手段による所定の入力操作を受け付けた場合、前記他の集中検針装置のメモリ内に記憶した管理テーブルを読み出す要求電文を生成し、該生成した要求電文を検針順序番号順に前記他の集中検針装置に送信し、
該送信した要求電文に対する応答電文として受信した管理テーブルを自身のメモリにコピーすることを特徴とする集中検針装置。 - 前記集中検針装置は、該集中検針装置の外部通信回路部と、他の集中検針装置の外部通信回路部とが前記通信線を用いて互いに接続されているときに、前記他の集中検針装置が前記要求電文を送信してきた場合、前記管理テーブルを前記メモリ内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成し、該生成した電文を前記応答電文として前記他の集中検針装置に送信することを特徴とする請求項3に記載の集中検針装置。
- 複数の機能を有するメータにおいて、
前記メータは、オペレータからの入力を受け付ける入力手段と、
前記機能を実行するために使用する設定データを記憶するメモリとを有し、
前記メータと、他のメータとを通信線を用いて接続し、
他のメータを接続した前記メータは、前記入力手段よる所定の操作を受け付けた場合、前記設定データを前記メモリ内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成し、該生成した電文を前記他のメータに送信することを特徴とするメータ。 - 前記メータは、他のメータが接続されているときに、前記他のメータが前記設定データをメモリ内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成して送信してきた場合、受信した該電文を使用して前記設定データを自身のメモリにコピーすることを特徴とする請求項5に記載のメータ。
- 複数の機能を有するメータにおいて、
前記メータは、オペレータからの入力を受け付ける入力手段と、
前記機能を実行するために使用する設定データを記憶するメモリとを有し、
前記メータと、他のメータとを通信線を用いて接続し、
他のメータを接続した前記メータは、前記入力手段よる所定の操作を受け付けた場合、前記他のメータのメモリ内に記憶した設定データを読み出す要求電文を生成して前記他のメータに送信し、該送信した要求電文に対する応答電文として受信した設定データを自身のメモリにコピーすることを特徴とするメータ。 - 前記メータは、前記メータの外部通信回路部と、他のメータの外部通信回路部とが前記通信線を用いて互いに接続されているときに、前記他のメータが前記要求電文を送信してきた場合、前記設定データを前記メモリ内に記憶する時に受信した設定電文と同一の電文を生成し、該生成した電文を前記応答電文として前記他のメータに送信することを特徴とする請求項7に記載の集中検針装置。
- 前記設定データは、アラーム機能を実行するために使用する所定の設定データを含み、前記アラーム機能は、漏水検知機能、流量ゼロ検知機能、逆流検知機能、過大流量検知機能、及び超過流量検知機能のうちの一部もしくは全てを含むことを特徴とする請求項5ないし8のいずれか1に記載のメータ。
- 前記設定データは、検針データ記憶機能を実行するために使用する所定の設定データを含み、前記検針データ記憶機能は、定時検針機能、ロードサーベイデータ機能のうちの一部もしくは全てを含むことを特徴とする請求項5ないし8のいずれか1に記載のメータ。
- 前記設定データは、発呼先電話番号設定機能を実行するために使用する所定の設定データを含み、前記発呼先電話番号設定機能により設定可能な発呼先電話番号は、アラーム機能用発呼先電話番号、ロードサーベイデータ機能用発呼先電話番号、および定時検針機能用発呼先電話番号のうちの一部もしくは全てを含むことを特徴とする請求項5ないし8のいずれか1に記載のメータ。
- 前記メータは、水道メータであることを特徴とする請求項5ないし11のいずれか1に記載のメータ。
- 前記メータは、ガスメータであることを特徴とする請求項5ないし11のいずれか1に記載のメータ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006262808A JP2008085609A (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | 集中検針装置及びメータ |
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JP2006262808A JP2008085609A (ja) | 2006-09-27 | 2006-09-27 | 集中検針装置及びメータ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2006-09-27 JP JP2006262808A patent/JP2008085609A/ja active Pending
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