JP2001045161A - 集中伝送装置と自動検針システム - Google Patents

集中伝送装置と自動検針システム

Info

Publication number
JP2001045161A
JP2001045161A JP11211654A JP21165499A JP2001045161A JP 2001045161 A JP2001045161 A JP 2001045161A JP 11211654 A JP11211654 A JP 11211654A JP 21165499 A JP21165499 A JP 21165499A JP 2001045161 A JP2001045161 A JP 2001045161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
terminal
meter
center
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11211654A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4050849B2 (ja
Inventor
Hiroshi Matsushita
博 松下
Masahiro Yasui
昌広 安井
Noriaki Iwamoto
則晃 岩元
Tomohide Nakamura
知英 中村
Isao Yuzawa
功 湯澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Aichi Tokei Denki Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Aichi Tokei Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd, Aichi Tokei Denki Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP21165499A priority Critical patent/JP4050849B2/ja
Publication of JP2001045161A publication Critical patent/JP2001045161A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4050849B2 publication Critical patent/JP4050849B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集中伝送装置がメータのアラーム情報を取得
し、代理発呼する方式の、メータのアラーム履歴情報が
なくなるのを防ぐ。メータのアラーム情報の最新のもの
を伝送する。 【解決手段】 集中伝送装置14Aは、センターポーリ
ング中にガスメータXからの発呼による端末発呼起動信
号を検出するとセンターポーリング通信を中断して、メ
ータXからの端末発呼起動信号を読み取る。端末発呼起
動信号を読み取った後、センターポーリング通信がタイ
ムアウトで終了し、回線端末装置16Aの回線が開くま
で待って、集中伝送装置14Aは発呼のあったメータX
に成り代わって回線端末装置16Aへ端末発呼起動信号
を送信する。回線端末装置16Aは端末発呼起動信号を
受信すると、その発呼先電話番号へ電話をかけ、センタ
ー装置11との回線を接続する。センター装置11はメ
ータXに対して発呼情報の要求を出し、メータXは発呼
情報をセンター装置11に伝える。その後、センター装
置11が終了信号をメータXに伝える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅の各住戸
に設置されているガスメータ、水道メータ等を検針する
自動検針システムにおける双方向通信型集中伝送装置
と、この集中伝送装置を備えた自動検針システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動検針システムにおける集中検針盤が
特開平3−62769号で公知である。以下これを第1
の従来技術という。
【0003】この集中検針盤は、集合住宅に設置されて
いる複数個のガス、水道などのメータ端末と通信線にて
接続され、更にT−NCUを介して一般公衆電話回線と
接続され、センターからの要求による検針及びメータ端
末からの警報発報等の中継機能を有する双方向通信型集
中検針盤であって、センター網制御装置からノーリンギ
ング手順によって呼び出されたT−NCUを通して、初
期設定電文を受け各住戸に接続されているメータ端末を
接続端子番号順に接続して検針指令を出し、検針電文を
受信し、その電文中の需要家識別コードを抽出し、接続
端子番号との対応表をつくりあげる初期設定機能と、前
記センター網制御装置からノーリンギング手順によって
呼び出されたT−NCUを通して、メータ端末に対する
データ設定要求制御電文を受け、その電文中に含まれる
需要家識別コードをもとに対応するメータ端末を選択的
に接続し、前記センター網制御装置とメータ端末の通信
中継を通信手順に従って行うセンターポーリング通信中
継機能と、複数個のうちの一つのメータ端末が発するセ
ンター呼び出し要求電文の先頭をとらえるとその電文を
そのままT−NCUに送信し、そのメータ端末を選択的
に接続保持し、T−NCUが行った通常の電話発呼によ
り接続された受信用センター網制御装置とメータ端末の
通信中継を通信手順に従って行う端末発呼通信中継機能
と、外部に設定器を接続することによって接続端子番号
順に定間隔で検針し、集中検針盤またはメータ端末の内
部データをモニターし、集中検針盤の初期設定を行うこ
とができる設定器通信機能を有する。
【0004】ところで、この種の集中検針盤を用いた自
動検針システムでメータ端末として通信機能付マイコン
メータを使用するガス供給事業者では、通信機能付マイ
コンメータから「遮断の5分前予告アラーム」が発呼で
きたときに、センター側からその需要家(顧客)に対し
て「何か異常はないか」等の確認を電話で行うセキュリ
ティサービスを有料で提供している。
【0005】通信機能付マイコンメータからの発呼通信
が仮にセンターポーリング通信と重なる等で失敗した場
合、マイコンメータには通信が成功するまで約3分間隔
で再発呼をするリトライ機能がある為最終的にはメータ
からの発呼情報はセンターに届くようになっている。
【0006】マイコンメータはガスの異常使用を検知し
てガスの供給を自動的に遮断するセキュリティ機能を備
えており、遮断する5分前にはもうすぐ遮断する旨をセ
ンターに通報する「遮断の5分前予告アラーム」を発呼
する機能を備えている。
【0007】また、集中検針盤は、センターからのポー
リング通信、メータ端末からの発呼通信の区別なく、先
着優先で通信の中継を行うようになっていた。そして、
集中検針盤に接続されている数十個〜数百個のすべての
メータ端末の指針値をセンターポーリングで検針するに
は、一度のポーリング通信の時間が数分〜数十分と言う
長時間を要するものであった。
【0008】前記第1の従来技術では、集中検針盤(以
下集中伝送盤と言う)に接続されている多数の通信機能
付ガスメータをセンターポーリングで検針中に、マイコ
ンメータから緊急を要する「遮断の5分前予告アラー
ム」の発呼があっても、先着優先で継続してセンターポ
ーリング通信を行うため、ガスメータ(マイコンメー
タ)からのリトライ発呼でセンターにアラーム情報が届
いたときには、ガスの供給を遮断した後であって、メー
タが遮断する前に顧客に連絡をとれない場合が生じ、前
記セキュリティサービスの役に立たない情報となってし
まうという欠点があった。
【0009】この欠点を無くして、需要家(顧客)に十
分なサービスを提供する集中伝送盤が特開平10−28
5292号で提案されている。以下これを第2の従来技
術という。
【0010】この自動検針用集中伝送盤は、集合住宅の
各住戸に設置されている複数個の発信機能付マイコンガ
スメータ等のメータ端末と通信線にて接続され、更に端
末用網制御装置を介して一般公衆電話回線と接続され、
センターからの要求による検針及びメータ端末からの警
報発報等の中継機能を有する双方向通信型集中伝送盤に
おいて、センターポーリング通信中にメータ端末から
「遮断の5分前予告アラーム発呼」等の発呼があった場
合、ポーリングを中断し、センターに成り代わってメー
タ端末からの発呼電文を受信し、受信したメータ端末か
らの発呼データをメータ端末に成り代わってセンターに
発呼するようになっていた。
【0011】こうすることによって、第1の従来技術で
はポーリング通信と重なって発呼に失敗した場合、発呼
のデータがセンターに届くのは早くても約3分後のリト
ライ時であったものが、集中伝送盤がメータに成り代わ
って発呼することにより、最初の発呼からせいぜい30
〜40秒程度の遅れでメータの発呼情報がセンターに届
くようになる。
【0012】この第2の従来技術を図5、図6及び図7
に従って具体的に説明する。図5において、1,…,
X,…,Nは通信機能付マイコンガスメータ(メータ端
末)、11はセンター、12は集合住宅、13はセンタ
ー11内のセンターコンピュータ、14は集中伝送盤、
15は電話交換機、16は双方向通信型端末用網制御装
置、17はノーリンギング回線に接続されセンターポー
リングを行うセンター網制御装置、18は通常の電話回
線に接続され端末発呼を自動受信する受信用網制御装
置、19は電話局内に設置されるノーリンギングサービ
ス用のトランクである。
【0013】図6に示す集中伝送盤14において、20
はCPU及び周辺回路からなる制御部で、その機能は電
文監視機能と電文判別機能と電文送受信機能と接続テー
ブル作成機能の四つに大別される。21は回線切換及び
発呼検知部、22は回線接続部、23は電源部である。
【0014】メータからの発呼を優先するために、ポー
リング通信で電話回線使用中に発呼があった場合は、電
話回線を開けるために、集中伝送盤14はポーリング通
信を無視する。
【0015】その結果、タイムアウトによってポーリン
グ通信が終了し、電話回線が開き状態となる。集中伝送
盤14がセンター11に成り代わってメータからの発呼
を受信する。その後電話回線が開くのを待って、集中伝
送盤14が先に得たメータの発呼情報をメータに成り代
わってセンター11へ発呼する。
【0016】集中伝送盤14は図6のように構成されて
いて、常にセンターポーリング通信の有無及びメータか
らの発呼の有無を監視している。端末用網制御装置16
からセンターポーリング通信がかかると、CPUがそれ
を検知し、ポーリング通信を開始する。
【0017】ポーリング通信中にメータから発呼がある
と、発呼検知部21からCPUに発呼割り込み信号が入
る。CPUは発呼割り込み信号が入ると、現在行ってい
るポーリング通信を中断して、回線選択制御信号を回線
切換部に送り、発呼のあったメータの回線を選択してC
PUと接続し、メータからの発呼情報を受信して読み取
る。
【0018】メータからの発呼情報を読み取った後、セ
ンターポーリング通信がタイムアウトで終了し、端末用
網制御装置(T−NCU)16の回線が開く(ポーリン
グ通信を中断してから20秒経過すればポーリング通信
はタイムアウトで終了し、T−NCUの回線は開き状態
となる)まで待って、集中伝送盤14は発呼のあったメ
ータに成り代わってCPUからT−NCUへメータの発
呼電文を送信し、センター11に発呼情報を送る(図7
参照)。従って代理発呼方式と呼ばれている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】前記第2の従来技術で
は、集中伝送盤がセンター装置に成り代わってメータの
アラーム情報等を取得し、このときメータのみが持って
いる発呼履歴が更新されてしまうため(メータは発呼通
信の正常終了で発呼履歴を更新するような仕様となって
いるため)、メータのアラーム履歴が消えてしまうとい
う問題点があった。
【0020】メータのアラーム履歴が消えてしまうと、
集中伝送盤がメータのアラーム情報を取得し代理発呼を
したものの、その代理発呼が失敗した場合、センターへ
は発呼があったことが伝わらず、後にメータの情報を呼
んでも履歴が残らない(判らない)ことになる。
【0021】また、メータのアラーム情報はアラーム事
象の発生と同時に発呼情報が更新されるが、代理発呼の
場合、最小でも20秒程度以前の状態しかセンターに伝
わらない(必ず20秒以上前の古いデータとなる)。
【0022】即ち、代理発呼方式では、メータのアラー
ム情報が最新の情報ではなく、時間的に古くなったデー
タとなってしまうという問題点があった。また、代理発
呼方式は集中伝送盤がメータの端末情報信号を取得(送
受信)しなければならないため、その分のバッファメモ
リを確保しなければならなかった。
【0023】また、代理発呼方式は、集中伝送盤がメー
タの発呼情報信号を取得(送受信)しなければならず、
さらにメータに成り代わって発呼するには、代理発呼が
失敗したときを考慮して、メータが持っている、いわゆ
る発呼のリトライ機能も集中伝送盤が代理で実施しなけ
ればならないため、その分制御部での処理が煩雑となっ
てしまうという問題点もあった。
【0024】そこで、本発明はこれらの問題点を解消で
き、かつ前記バッファメモリが不要な集中伝送装置と該
集中伝送装置を備えた自動検針システムを提供すること
を目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、複数の端末装置と通信線にて接
続され、また回線端末装置を介して一般公衆回線又は専
用回線でセンター装置に接続された集中伝送装置におい
て、前記端末装置からの端末発呼起動信号を検出するた
めの発呼検出部と、前記センター装置とのセンターポー
リング通信を中断するための通信中断手段と、前記端末
発呼起動信号を発呼した前記端末装置に回線を優先的に
接続するための発呼優先接続手段と、前記端末装置から
の前記端末発呼起動信号を受信するとともに、受信した
端末発呼起動信号を前記センター装置に送信する発呼起
動信号送受信手段と、受信した信号を中継して送信する
ための通信中継手段とを備え、前記センター装置とのセ
ンターポーリング通信中に前記端末装置から前記端末発
呼起動信号が発呼されると、前記発呼検出部が前記端末
発呼起動信号を検知して発呼割込信号を生成し、この発
呼割込信号に基づいて前記通信中断手段はセンターポー
リング通信を中断するとともに、前記発呼優先接続手段
は前記端末発呼起動信号を発呼した前記端末装置に回線
を接続し、前記発呼起動信号送受信手段は回線を接続し
た前記端末装置から前記端末発呼起動信号を受信すると
ともに、前記センター装置に前記回線端末装置を介して
前記端末発呼起動信号を送信し、その後前記通信中継手
段は前記センター装置からの発呼情報要求信号を中継し
て前記端末装置に伝送するとともに、前記端末装置から
の発呼情報信号を中継して前記センター装置に伝送する
ことを特徴とする集中伝送装置である。
【0026】センターポーリング通信中に端末装置から
の端末発呼起動信号を発呼検出部が検出すると、集中伝
送装置はセンターポーリング通信を中断して、端末装置
からの端末発呼起動信号(発呼先電話番号)を受信部で
受信して読み取る。
【0027】端末装置からの端末発呼起動信号を読み取
った後、センターポーリング通信がタイムアウトで終了
し、回線端末装置の回線が開くまで待って、集中伝送装
置は発呼のあった端末装置に成り代わって回線端末装置
へ端末発呼起動信号を送信する。
【0028】回線端末装置は端末発呼起動信号を受信す
ると、その発呼先電話番号へ電話をかけ、センターとの
回線を接続する。その後はセンターと端末装置が1対1
で回線接続状態となる。
【0029】そして、請求項2の発明は、複数のメータ
端末と、これらメータ端末と通信線にて接続された請求
項1の集中伝送装置と、この集中伝送装置と回線端末装
置を介して一般公衆回線または専用回線で接続されたセ
ンター装置と、を備えた自動検針システムであって、前
記集中伝送装置は、前記センター装置とのセンターポー
リング通信中に前記メータ端末が前記端末発呼起動信号
を発呼すると、それを検知してセンターポーリング通信
を中断するとともに、前記メータ端末からの前記端末発
呼起動信号を受信し、前記センター装置は、センターポ
ーリング通信がタイムアウトにて中断したことを検知し
て回線を開放し、その後、前記集中伝送装置は、前記回
線端末装置に、前記メータ端末から受信した前記端末発
呼起動信号を送信し、前記センター装置は前記回線端末
装置の回線接続動作によって、再び回線が接続される
と、前記端末発呼起動信号に応答して、発呼情報要求信
号を前記集中伝送装置を介して前記メータ端末に伝送
し、前記メータ端末は前記発呼情報要求信号に応答し
て、発呼情報信号を前記集中伝送装置を介して前記セン
ター装置に伝送することを特徴とする自動検針システム
である。
【0030】また、請求項3の発明は、請求項2の自動
検針システムにおいて、前記センター装置は、発呼優先
禁止信号を前記集中伝送装置に送信する発呼優先禁止信
号生成手段を備え、前記集中伝送装置は、前記メータ端
末からの前記端末発呼起動信号を優先的に処理すること
を禁止する発呼優先禁止手段を備え、前記センター装置
の前記発呼優先禁止信号生成手段が、前記発呼優先禁止
信号を前記集中伝送装置に伝送すると、前記集中伝送装
置の前記発呼優先禁止手段は前記発呼優先禁止信号に基
づいて、その有効期間中、前記端末発呼起動信号の優先
的処理を禁止することを特徴とするものである。
【0031】また、請求項4の発明は、請求項3の自動
検針システムにおいて、前記集中伝送装置がセンター装
置からの終了信号を受信するまで、あるいは通信エラー
等によって通信が中断されたことを検知するまでを、前
記有効期間とするものである。
【0032】メータ端末がガスメータの場合、端末発呼
のなかには圧力低下遮断発呼や感震遮断発呼などのアラ
ーム発呼があり、これらのアラーム発呼は複数のガスメ
ータに殆ど同時に発生することがある。このような場
合、メータ発呼優先機能をもつ集中伝送盤を利用した自
動検針システムでは、メータがリトライ発呼機能によっ
て次々に発呼しセンターポーリング通信がなかなか成功
しない虞れがあるが、端末発呼起動信号の優先処理を禁
止することによりこの虞れを回避する。
【0033】
【発明の実施の形態】次に本発明の好ましい実施の形態
を図1〜図3の実施例に基いて説明する。図1におい
て、1,…,X,…,Nは通信機能付マイコンガスメー
タ(メータ端末)、11はセンター装置、12は集合住
宅、13はセンター装置11内のセンターコンピュー
タ、14Aは本発明に係る集中伝送装置、15は電話交
換機、16Aは回線端末装置(例えばT−NCUな
ど)、17はノーリンギング回線に接続されセンターポ
ーリングを行うセンター網制御装置、18は通常の電話
回線に接続され端末発呼を自動受信する受信用網制御装
置、19は電話局内に設置されるノーリンギングサービ
ス用のトランクである。
【0034】図2に示す集中伝送装置14Aにおいて、
20AはCPU及び周辺回路からなる制御部、21Aは
回線切換部、21Bは端末発呼起動信号を検出する発呼
検出部、22Aは第1回線接続部、22Bは第2回線接
続部、23は電源部、24は接続テーブル記憶部であ
る。
【0035】制御部20Aは、従来技術と同様な信号
(電文)監視手段20a、信号(電文)判別手段20
b、接続テーブル作成手段20cの他に、センター装置
11との通信を中断する通信中断手段20dと、端末発
呼起動信号を発呼した端末装置に回線を優先的に接続す
るための発呼優先接続手段20eと、端末装置から端末
発呼起動信号を受信するとともに、受信した端末発呼起
動信号をセンター装置11に送信する発呼起動信号送受
信手段20fと、受信した信号を中継して送信するため
の通信中継手段20gを備えている。
【0036】集中伝送装置14Aは図2のように構成さ
れていて、常にセンターポーリング通信の有無、及びメ
ータ端末からのアラーム発呼などの端末発呼の有無を監
視している。センター装置11からデータ要求が出て、
回線端末装置16Aからセンターポーリング通信がかか
ると、信号監視手段20aがそれを検知し、ポーリング
通信を開始する。
【0037】ポーリング通信中にメータ端末からの発呼
があると、発呼検出部21Bが検知して発呼割り込み信
号を生成し、制御部20Aに発呼割り込み信号を送出す
る。制御部20Aは発呼割り込み信号を受け付けると、
通信中断手段20dにより回線(第1回線)を強制的に
切断することによって、現在行っているポーリング通信
を中断するとともに回線選択制御信号を回線切換部21
Aに送り、発呼のあったメータ端末の回線(第2回線)
を選択して制御部20Aと接続し、発呼起動信号送受信
手段20fによりメータ端末からの端末発呼起動信号
(発呼先電話番号)を受信して読み取る。
【0038】メータ端末からの端末発呼起動信号を読み
取った後、センターポーリング通信がタイムアウトで終
了し、回線端末装置(例えばT−NCU)16Aの回線
が開く(ポーリング通信を中断してから20秒経過すれ
ばポーリング通信はタイムアウトで終了し、回線端末装
置16Aの回線は開き状態となる)まで待って、集中伝
送装置14Aは発呼のあったメータ端末に成り代わって
発呼起動信号送受信手段20fから回線端末装置(例え
ばT−NCU)16Aなどへメータ端末の端末発呼起動
信号を送信する。
【0039】回線端末装置(例えばT−NCU)16A
は端末発呼起動信号を受信すると、その発呼先電話番号
へ電話をかけ、センター装置11との回線を接続する。
その後は通信制御をすべてセンター装置11及びメータ
端末に委託する通信中継手段20gの作用により、集中
伝送装置14Aを中継しないセンター装置11とメータ
端末が1対1で回線接続状態となる従来と同様の通信シ
ーケンスとなる。
【0040】即ち、センター装置11はメータ端末に対
して発呼情報の要求を出し、メータ端末は発呼情報を前
記センター装置11に伝え、その後センター装置11が
終了信号をメータ端末に伝える。このとき、集中伝送装
置14Aは通信の中継だけを行う。
【0041】センター装置11とのセンターポーリング
通信中に端末装置からの端末発呼起動信号が発呼される
と、この端末発呼起動信号を発呼検出部21Bが検知し
て発呼割込信号を生成し、この発呼割込信号に基づいて
通信中断手段20dはセンターポーリング通信を中断す
るとともに、発呼優先接続手段20eは端末発呼起動信
号を発呼した前記端末装置に回線を接続し、発呼起動信
号送受信手段20fは回線を接続した前記端末装置から
端末発呼起動信号を受信するとともに、センター装置1
1に回線端末装置(例えばT−NCU)16Aを介して
前記端末発呼起動信号を送信し、その後通信中継手段2
0gはセンター装置11からの発呼情報要求信号を中継
して前記端末装置に伝送するとともに、前記端末装置か
らの発呼情報信号を中継してセンター装置11に伝送す
る。
【0042】このように、実施例ではメータ端末からの
発呼を優先するために、ポーリング通信で電話回線使用
中に発呼があった場合は、メータ端末からの端末発呼起
動信号を受信するとともに、電話回線を開けるため、集
中伝送装置14Aはポーリング通信を無視する。
【0043】その結果、タイムアウトによってポーリン
グ通信が終了し、電話回線が開き状態となる。その後集
中伝送装置14Aは、先に受信した端末発呼起動信号を
回線端末装置(例えばT−NCU)16Aに送信して発
呼する。メータ端末側にもタイムアウトはあるが、通
常、端末発呼起動信号のあとのタイムアウトは長く設定
されているため、その後は通常のメータ発呼と同様の通
信シーケンスとなる。
【0044】ところで、請求項3,4の発明は、多数の
メータ端末からのリトライ発呼の続出によるセンターポ
ーリング通信の不成功を回避するためのもので、図2の
ように集中伝送装置14Aの制御部20Aに、センター
装置11からの発呼優先禁止信号(端末発呼禁止信号と
呼んでも良い)を受信したときは発呼検出機能を一時的
に止める、いわば発呼優先禁止手段(端末発呼禁止機能
と呼んでも良い)20hを備えることで具体化でき、そ
の通信手順の例を図4に示す。センター装置11は、発
呼優先禁止信号を集中伝送装置14Aに伝送する図示さ
れていない発呼優先禁止信号生成手段を備えている。
【0045】
【発明の効果】本発明の自動検針用集中伝送装置と自動
検針システムは、集中伝送装置がセンター装置に成り代
わってメータ端末の発呼情報を取得しメータ端末に対し
終了信号を送出するのではなく、集中伝送装置がメータ
端末からの端末発呼起動信号のみ受け取ってから電話回
線の開きを待ち、その後端末発呼起動信号を送出して発
呼通信を開始する方式であり、発呼優先したときにメー
タ端末に対し終了信号を送出するのはセンター装置から
終了信号を受け取ったときのみであって、集中伝送装置
が独自に終了信号を送出していないため、集中伝送装置
がメータ端末のアラーム履歴の情報を消してしまうこと
がない。
【0046】また、集中伝送装置はメータ端末の発呼情
報を先取りせずに発呼優先を実施しているので、電話回
線がつながるまでにメータ端末の発呼情報等が更新され
ても、その更新された情報は最速でセンター装置に届く
ことになる。従ってセンター装置へはメータ端末の最新
の情報が伝わる。
【0047】また、集中伝送装置は、端末装置としての
メータ端末の発呼情報を送受信するためのバッファメモ
リが不要となり、かつ発呼優先が失敗してもメータ端末
が持つリトライ機能に任せれば良いため、集中伝送装置
にはリトライ機能が不要となるため、その分制御手段で
の処理が簡単で良いことになる。更にまた、請求項3,
4の発明では、メータ端末がガスメータの場合に、リト
ライ発呼によるセンターポーリング通信の不成功を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動検針システムの全体構成図であ
る。
【図2】本発明の集中伝送装置の実施例のブロック図で
ある。
【図3】本発明における通信手順を示す図である。
【図4】本発明の別の実施例の通信手順を示す図であ
る。
【図5】従来技術の全体構成図である。
【図6】従来技術の集中伝送盤のブロック図である。
【図7】従来技術の通信手順を示す図である。
【符号の説明】
1,…,X,…,N 端末装置、メータ端末(通信機
能付マイコンガスメータ) 11 センター装置 12 集合住宅 14A 集中伝送装置 15 電話交換機 16A 回線端末装置(例えばT−NCUなど) 20A 制御部 20d 通信中断手段 20e 発呼優先接続手段 20f 発呼起動信号送受信手段 20g 通信中継手段 20h 発呼優先禁止手段 21B 発呼検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安井 昌広 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 岩元 則晃 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 中村 知英 愛知県名古屋市熱田区千年一丁目2番70号 愛知時計電機株式会社内 (72)発明者 湯澤 功 愛知県名古屋市熱田区千年一丁目2番70号 愛知時計電機株式会社内 Fターム(参考) 2F073 AA07 AA08 AA19 AB05 BB09 BC01 CC01 CC11 DE12 EE01 GG01 GG07 5K048 AA06 BA35 CA03 CA05 DA02 DC07 EB10 EB12 5K101 KK12 MM07 NN21 PP03 QQ08 QQ19 RR17 RR19 TT06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末装置と通信線にて接続さ
    れ、また回線端末装置を介して一般公衆回線又は専用回
    線でセンター装置に接続された集中伝送装置において、 前記端末装置からの端末発呼起動信号を検出するための
    発呼検出部と、前記センター装置とのセンターポーリン
    グ通信を中断するための通信中断手段と、前記端末発呼
    起動信号を発呼した前記端末装置に回線を優先的に接続
    するための発呼優先接続手段と、前記端末装置からの前
    記端末発呼起動信号を受信するとともに、受信した端末
    発呼起動信号を前記センター装置に送信する発呼起動信
    号送受信手段と、受信した信号を中継して送信するため
    の通信中継手段とを備え、 前記センター装置とのセンターポーリング通信中に前記
    端末装置から前記端末発呼起動信号が発呼されると、前
    記発呼検出部が前記端末発呼起動信号を検知して発呼割
    込信号を生成し、この発呼割込信号に基づいて前記通信
    中断手段はセンターポーリング通信を中断するととも
    に、前記発呼優先接続手段は前記端末発呼起動信号を発
    呼した前記端末装置に回線を接続し、前記発呼起動信号
    送受信手段は回線を接続した前記端末装置から前記端末
    発呼起動信号を受信するとともに、前記センター装置に
    前記回線端末装置を介して前記端末発呼起動信号を送信
    し、その後前記通信中継手段は前記センター装置からの
    発呼情報要求信号を中継して前記端末装置に伝送すると
    ともに、前記端末装置からの発呼情報信号を中継して前
    記センター装置に伝送することを特徴とする集中伝送装
    置。
  2. 【請求項2】 複数のメータ端末と、これらメータ端末
    と通信線にて接続された請求項1記載の集中伝送装置
    と、この集中伝送装置と回線端末装置を介して一般公衆
    回線または専用回線で接続されたセンター装置と、を備
    えた自動検針システムであって、 前記集中伝送装置は、前記センター装置とのセンターポ
    ーリング通信中に前記メータ端末が前記端末発呼起動信
    号を発呼すると、それを検知してセンターポーリング通
    信を中断するとともに、前記メータ端末からの前記端末
    発呼起動信号を受信し、前記センター装置は、センター
    ポーリング通信がタイムアウトにて中断したことを検知
    して回線を開放し、 その後、前記集中伝送装置は、前記回線端末装置に、前
    記メータ端末から受信した前記端末発呼起動信号を送信
    し、前記センター装置は前記回線端末装置の回線接続動
    作によって、再び回線が接続されると、前記端末発呼起
    動信号に応答して、発呼情報要求信号を前記集中伝送装
    置を介して前記メータ端末に伝送し、前記メータ端末は
    前記発呼情報要求信号に応答して、発呼情報信号を前記
    集中伝送装置を介して前記センター装置に伝送すること
    を特徴とする自動検針システム。
  3. 【請求項3】 前記センター装置は、発呼優先禁止信号
    を前記集中伝送装置に送信する発呼優先禁止信号生成手
    段を備え、 前記集中伝送装置は、前記メータ端末からの前記端末発
    呼起動信号を優先的に処理することを禁止する発呼優先
    禁止手段を備え、 前記センター装置の前記発呼優先禁止信号生成手段が、
    前記発呼優先禁止信号を前記集中伝送装置に伝送する
    と、前記集中伝送装置の前記発呼優先禁止手段は前記発
    呼優先禁止信号に基づいて、その有効期間中、前記端末
    発呼起動信号の優先的処理を禁止することを特徴とする
    請求項2記載の自動検針システム。
  4. 【請求項4】 前記有効期間とは、前記集中伝送装置が
    センター装置からの終了信号を受信するまで、あるいは
    通信エラー等によって通信が中断されたことを検知する
    までとすることを特徴とする請求項3記載の自動検針シ
    ステム。
JP21165499A 1999-07-27 1999-07-27 自動検針システム Expired - Lifetime JP4050849B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21165499A JP4050849B2 (ja) 1999-07-27 1999-07-27 自動検針システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21165499A JP4050849B2 (ja) 1999-07-27 1999-07-27 自動検針システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001045161A true JP2001045161A (ja) 2001-02-16
JP4050849B2 JP4050849B2 (ja) 2008-02-20

Family

ID=16609386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21165499A Expired - Lifetime JP4050849B2 (ja) 1999-07-27 1999-07-27 自動検針システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4050849B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085609A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Ricoh Elemex Corp 集中検針装置及びメータ
JP2009246491A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Osaka Gas Co Ltd 集中伝送盤及び端末機器監視システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085609A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Ricoh Elemex Corp 集中検針装置及びメータ
JP2009246491A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Osaka Gas Co Ltd 集中伝送盤及び端末機器監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4050849B2 (ja) 2008-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11205831A (ja) マルチメディア構内交換装置及び構内交換システム
CN105141756A (zh) 一种处理异常的方法和装置
JP2001045161A (ja) 集中伝送装置と自動検針システム
JP3670105B2 (ja) 自動検針用集中伝送盤
JP4194410B2 (ja) 監視用端末装置
JP2848363B2 (ja) 警備監視システム
JP3760522B2 (ja) 回線端末装置
JP2542269B2 (ja) ノ―リンギング通信システム
JP4499644B2 (ja) 端末網制御装置
KR100222425B1 (ko) 원격 정보처리 시스템
JPH0983656A (ja) 端末網制御装置
JPH01126056A (ja) 主回線異常時の復旧方式
JP3100821B2 (ja) 端末側網制御装置
JP3310792B2 (ja) 自動通報方法及び自動通報装置
KR200371148Y1 (ko) 원격 핀패드 시스템
JP4099851B2 (ja) データ端末通信システム
JP3357524B2 (ja) ノーリンギング通信システム
KR20070024221A (ko) 전전자 교환기 프로세서의 장애 감지 복구 장치 및 그 방법
JP3326865B2 (ja) 回線端末装置
JPH10174151A (ja) 移動通信システム
JP3486544B2 (ja) 監視システム
KR920006890B1 (ko) 주 분배반을 이용한 종합 원격 정보 시스템에서의 가입자 상태 스케닝방법
JPH04109792A (ja) 自動販売データ収集システム
JP3440743B2 (ja) 発呼受信システム
JPH04265054A (ja) データ通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050916

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070814

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4050849

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131207

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term