JP2001273584A - 計量装置用設定器および計量装置用設定管理システム - Google Patents

計量装置用設定器および計量装置用設定管理システム

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JP2001273584A
JP2001273584A JP2000088475A JP2000088475A JP2001273584A JP 2001273584 A JP2001273584 A JP 2001273584A JP 2000088475 A JP2000088475 A JP 2000088475A JP 2000088475 A JP2000088475 A JP 2000088475A JP 2001273584 A JP2001273584 A JP 2001273584A
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meter
weighing device
gas
setting device
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JP2000088475A
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Shinichi Sato
真一 佐藤
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラムの変更にともなう作業負荷を軽減
させた計量装置用設定器および計量装置用設定管理シス
テムを提供する。 【解決手段】 メータ設定器30とホストコンピュータ
70とは、インターネット50を介して接続されてい
る。メータ設定器30のCPU35は、ホストコンピュ
ータ70のCPU71から、ガスメータ10の型式番号
に対応した設定プログラムPを取得する。取得した設定
プログラムPに基づいてメータ設定器30が稼動するこ
とにより、ガスメータ10の各種設定が行われる。設定
プログラムPを変更する際の作業負荷を軽減させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計量装置の設定を
行うための計量装置用設定器およびこの計量装置用設定
器と統括機器とを含んで構成される計量装置用設定管理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、計量対象の消費量を計量するこ
とを目的として、消費者宅ごとに各種の計量装置、すな
わち「メータ」が設置されている。この「メータ」とし
ては、例えば、ガスメータ,水道メータ,電力メータな
どがある。これらのメータは、消費者宅に設置されてい
る消費機器(例えばガスレンジ,洗濯機,冷蔵庫等)に
対して配管または電線等を通じて供給される計量対象、
すなわち家庭用燃料ガス(以下、単に「ガス」ともい
う。),水道水,電力等の消費量を測定するものであ
り、その用途に応じてさまざまな機能を備えている。
【0003】例えば、ガスの消費量、すなわち配管中を
流れるガスの流量を測定するためのガスメータが備える
機能としては、(1)測定機能の他、(2)所定の時間
間隔ごとにガスの流量データ等の各種情報を収集する情
報収集機能、(3)収集した各種情報を随時記憶して蓄
積する情報記憶機能、(4)各種情報を表示パネル等に
表示する表示機能、(5)ガスを消費する消費者の安全
を確保するために、必要に応じて警告動作(ガス供給の
遮断等)を実行する保安機能などがある。ガスメータ
は、例えば、その型式番号に応じて、上記の各種機能の
うちの任意の機能を備えている。
【0004】ここで、上記の「保安機能」によって警告
動作を実行するための動作機構としては、例えば、(5
−1)ガスの消費状態を所定の期間(安全継続時間T)
にわたって継続して検知したときに、ガスの漏洩が生じ
ているものと判断して警告動作を実行する「安全継続時
間認識遮断機構」や、(5−2)所定の消費量(安全最
大流量QZ )以上のガス消費量を検出したときに、消費
者に対して危険をともなう過大なガスの消費状態を検知
したものと判断して警告動作を実行する「安全最大流量
認識遮断機構」や、(5−3)ガスの消費量が段階的に
変化した際のガス変化量ΔQを検出し、所定の変化量
(基準変化量ΔQJ )以上のガス変化量ΔQを検出した
ときに、消費者に対して危険をともなう急激なガス消費
量の変化を検出したものと判断して警告動作を実行する
「流量変化認識遮断機構」などがある。保安機能を有す
るガスメータは、一連の保安機構に係る警告動作を実行
するために、上記した安全継続時間T,安全最大流量Q
Z ,基準変化量ΔQJ などの各種の設定項目(以下、
「パラメータ」という。)を備えている。なお、上記で
は、ガスメータの保安機能に関するパラメータの一例に
ついて説明したが、ガスメータが有する他の諸機能
((1)測定機能〜(4)表示機能)についても各種の
パラメータが存在する。
【0005】一般に、ガスメータが各種機能を実行する
ために必要なパラメータの設定値は、ガス事業者等によ
り、ガスメータ用の設定器を用いて必要に応じて設定さ
れる。各パラメータの設定値は、全消費者宅において一
定の値を有するように設定されたり、または消費者宅に
設置されているガス器具の個数や消費規模等に基づい
て、各消費者宅ごとに互いに異なる値を有するように設
定される。特に、上記の後者の場合には、消費者宅にお
ける過去のガス消費状況等も加味して、消費者によるガ
スの消費状況を反映するように各パラメータの設定値を
設定することができる。なお、上記したガスメータ用の
設定器を用いることにより、ガスメータが備える各種パ
ラメータ(例えば安全継続時間T)の値を設定すること
ができる他、例えば、ガスメータの任意の機能(例えば
保安機能)の設定および任意の機能における動作機構
(例えば保安機能における安全継続時間認識遮断機構)
の設定等を行うこともできる。なお、上記の「設定」に
は、新規設定および変更設定(追加設定,削除設定を含
む)等が含まれる。
【0006】図6は、従来のガスメータ用の設定器(以
下、単に「メータ用設定器」ともいう。)130の概略
構成およびその接続状態を表すものである。図6では、
メータ用設定器130とガスメータ110とが接続コー
ド120を介して接続されている状態を表している。
【0007】このメータ用設定器130は、消費者宅1
01に設置されているガスメータ110が備える任意の
機能、動作機構およびパラメータ値の設定(以下、単に
「ガスメータ110の設定」ともいう。)を行うための
ものである。このメータ用設定器130は、例えば、メ
ータ用設定器130を操作するための操作ボタン131
と、ガス事業者等が設定作業を行うために必要な設定情
報が表示される表示部132とを備えている。ガス事業
者等は、ガスメータ110とメータ用設定器130とを
接続コード120を介して接続して、双方の機器間を相
互に通信可能な状態にしたのち、表示部132に表示さ
れる設定情報に基づいて操作ボタン131を操作するこ
とにより、ガスメータ110の設定作業を行うことがで
きる。
【0008】ガスメータ110の設定作業を行うために
必要な設定プログラムは、メータ用設定器130に搭載
された、電気的に書き換え不可能な図示しないROM
(ReadOnly Memory)に格納されている。メータ用設定
器130に搭載されたROMには、例えば、数種類のガ
スメータの型式番号に対応した設定プログラムが格納さ
れている。ガス事業者等がメータ用設定器130を用い
てガスメータ110の設定作業を行う際には、ガスメー
タ110の型式番号に対応した設定プログラムがROM
から随時読み出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、消費
者へより質の高いサービスを提供し、またガスの使用に
ともなう消費者の安全をより確実に確保すべく、新たな
機能や動作機構を備えるガスメータが開発され、消費者
宅に設置されている。このような動向にともない、新た
な機能や動作機構を備えるガスメータの設定を行うため
には、そのガスメータの型式番号に対応した新たな設定
プログラムが必要となる。すなわち、メータ用設定器1
30のROMに格納されている既存の設定プログラムを
新たな設定プログラムに変更する必要がある。
【0010】しかしながら、従来のメータ用設定器13
0では、メータ用設定器130のROMに格納されてい
る既存の設定プログラムを新たな設定プログラムに変更
する場合には、ROMに格納されている既存の設定プロ
グラムを電気的に書き換えることができないため、RO
Mを搭載したプリント基板ごと交換しなければならな
い。また、既に使用中のメータ用設定器130に搭載さ
れている設定プログラムを変更する場合には、メータ用
設定器130ごと交換しなければならない。このため、
メータ用設定器130に搭載されている設定プログラム
を変更する際の作業負荷が大きく、またROM交換のた
めのコストを要するという問題がある。特に、メータ用
設定器130ごと交換する場合には、必ずしもメータ用
設定器130本体の耐久限度(寿命)と設定プログラム
の変更時期とが一致しないことから、メータ用設定器1
30本体の利用効率が悪いという問題がある。
【0011】また、従来のメータ用設定器130では、
ROMに格納することができる設定プログラムの容量に
限度があるため、1台のメータ用設定器130で対応す
ることができるガスメータ110の型式番号が限定され
ることとなる。このため、多種の型式番号を有するガス
メータの設定を行うためには、多数のメータ用設定器1
30が必要となる。
【0012】上記のような問題は、ガスメータ用の設定
器(例えばメータ用設定器130)のみに限られるもの
ではなく、水道メータや電力メータ用の設定器について
も共通するものである。
【0013】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その第1の目的は、設定プログラムの変更にとも
なう作業負荷およびコストの軽減を図りつつ、外部との
相互通信が可能な計量装置用設定器を提供することにあ
る。
【0014】また、本発明の第2の目的は、プログラム
の変更にともなう作業負荷およびコストを軽減すること
が可能な計量装置用設定管理システムを提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の計量装置用設定
器は、計量対象の消費量を計量する計量装置の設定を行
うための計量装置用設定器であって、設定動作を制御す
るための制御手段と、制御手段と外部の統括機器との間
を電子通信回線を介して相互に通信させるための情報通
信手段とを備え、制御手段が、統括機器から電子通信回
線を介して設定動作を行うために必要な設定プログラム
を取得するようにしたものである。
【0016】本発明の計量装置用設定器では、情報通信
手段によって電子通信回線を介して外部の統括機器と制
御手段との間が相互に通信可能となり、制御手段によっ
て統括機器から電子通信回線を介して設定動作を行うた
めに必要なプログラムが取得される。
【0017】本発明の計量装置用設定器では、さらに、
設定プログラムを格納するための格納手段を備えるよう
にしてもよい。このような場合には、さらに、制御手段
と計量装置とを接続配線を介して相互に通信させるため
の設定通信手段を備え、制御手段が、格納手段に格納し
た設定プログラムに基づいて接続配線を通じて設定動作
を行うようにしてもよい。
【0018】また、本発明の計量装置用設定器または計
量装置用設定管理システムでは、電子通信回線として、
インターネットを用いるようにしてもよいし、または電
話回線を用いるようにしてもよい。
【0019】また、本発明の計量装置用設定器では、計
量装置が、燃料用ガスの消費量を計量するものであるよ
うにしてもよいし、水道水の消費量を計量するものであ
るようにしてもよいし、または電力消費量を計量するも
のであるようにしてもよい。
【0020】本発明の計量装置用設定管理システムは、
請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の1また
は2以上の計量装置用設定器と統括機器とを含み、それ
ぞれが電子通信回線を介して接続された計量装置用設定
管理システムであって、計量装置用設定器が、統括機器
から電子通信回線を介して計量装置の設定動作を行うた
めに必要な設定プログラムを取得するようにしたもので
ある。
【0021】本発明の計量装置用設定管理システムで
は、計量装置用設定器によって、統括機器から電子通信
回線を介して計量装置の設定動作を行うために必要な設
定プログラムが取得される。
【0022】本発明の計量装置用設定管理システムで
は、一の計量装置用設定器が、他の計量装置用設定器と
電子通信回線を介して設定プログラムを送受信するよう
にしてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施の形態に係る「計
量装置用設定管理システム」としてのメータ用設定管理
システム100の概略構成を表すものである。なお、本
実施の形態に係る「計量装置用設定器」としてのメータ
用設定機30は、図1に示したメータ用設定管理システ
ム100の構成要素のうちの一つであるので、以下併せ
て説明する。メータ用設定器の設定対象である「計量装
置」は、例えば家庭用燃料ガス、水道水または電力など
の計量対象の消費量を測定するガスメータ、水道メータ
または電力メータなどである。以下では、例えば、ガス
メータ10の各種設定を行うためのメータ用設定器30
について説明する。また、例えば、主に、メータ用設定
器30を用いて、ガスメータ10が各種機能を実行する
ためのパラメータ値を設定する場合について説明する。
【0025】本実施の形態に係るメータ用設定管理シス
テム100は、例えばインターネット50などの電子通
信回線を介して互いに接続された、例えばメータ用設定
器30、他のメータ用設定器130およびホストコンピ
ュータ70などの各端末ユニットにより構成されてい
る。なお、図1では、メータ用設定器30が、接続コー
ド20を介してガスメータ10と接続されている状態を
表している。一の端末ユニット(例えばメータ用設定器
30)は、他の端末ユニット(例えばホストコンピュー
タ70)と相互に独立して通信することが可能になって
いる。図1では、端末ユニットとして、2台のメータ用
設定器(メータ用設定器30,他のメータ用設定器13
0)が配設されている場合を表しているが、必ずしもこ
のような場合に限られるものではなく、例えば、1台の
みまたは3台以上のメータ用設定器が配設されるように
してもよい。また、端末ユニットとしてのホストコンピ
ュータ70もまた1台のみに限らず、例えば複数台配設
されるようにしてもよい。なお、他のメータ用設定器1
30の構造および機能は、メータ用設定器30とほぼ同
様である。ここで、接続コード20が、本発明における
「接続配線」の一具体例に対応し、インターネット50
が、本発明における「電子通信回線」の一具体例に対応
する。
【0026】ガスメータ10は、図示しない配管中を流
れるガスの流量を測定することを目的として、例えば、
消費者宅1の外壁近傍に設置されている。このガスメー
タ10は、従来の場合とほぼ同様の各種機能を有し、そ
の各種機能を実行するための多様なパラメータを備えて
いる。ガスメータ10が備える各種パラメータの設定値
は、例えば、ガスメータ10の設置時またはその以前に
おいて、ガス事業者等によって任意の値に設定されてい
る。
【0027】メータ用設定器30は、ガスメータ10が
備える各種パラメータなどの設定を行うためのものであ
り、通信線40を介してインターネット50と接続され
ている。メータ用設定器30は、インターネット50を
介して他の端末ユニット(例えばホストコンピュータ7
0)と相互に通信することが可能になっている。なお、
このメータ用設定器30は、例えば、他の端末ユニット
(例えばホストコンピュータ70)と常時通信可能にな
っているわけではなく、他の端末ユニットと各種情報を
送受信する必要がある場合にのみインターネット50と
接続されるようになっている。また、メータ用設定器3
0は、例えば、ガスメータ10ともまた、その設定作業
時にのみ接続されるようになっている。
【0028】このメータ用設定器30は、例えば、ガス
メータ10の設定時以外には、ガスメータ10の設定を
行うための設定プログラムを所有していない。ガス事業
者等は、ガスメータ10の設定時において、外部の管理
センタ60内に設置されているホストコンピュータ70
とメータ用設定器30とをインターネット50を介して
接続させたのち、ガスメータ10の型式番号に対応した
設定プログラムPをホストコンピュータ70からメータ
用設定器30に取り込むことにより、このメータ用設定
器30を用いてガスメータ10の設定を行うことができ
るようになっている。なお、上記した「メータ用設定器
30への設定プログラムPの取り込み」に関する詳細に
ついては、後述する。
【0029】このメータ用設定器30は、例えば、イン
ターネット50などの電子通信回線をを介して外部と相
互に通信可能な汎用の携帯情報端末装置と同様の構成を
有するものである。図2は、メータ用設定器30の概観
を表すものである。メータ用設定器30の外装を構成す
る筐体31には、メータ用設定器30を起動させるため
の起動スイッチ32と、ガスメータ10の設定作業に関
する設定情報IJ を表示するための表示パネル33とが
設けられている。ガス事業者等は、起動スイッチ32を
押してメータ用設定器30を起動させたのち、表示パネ
ル33に表示される設定情報IJ を確認しながらメータ
用設定器30を操作することにより、ガスメータ10の
設定作業を行うことができる。
【0030】表示パネル33は、例えば、液晶素子によ
って構成されており、一般に「タッチパネル」または
「タッチスクリーン」と呼ばれる入力装置としての機能
を有している。すなわち、ガス事業者等は、表示パネル
33の表面における任意の領域に対して操作ペン34の
先端Sを接触させることにより、表示パネル33に表示
された情報のうちの一部を選択したり、または数値を入
力することができるようになっている。具体的には、例
えば、表示パネル33に表示された設定項目「A」、
「B」,「C」のうち、「B」の表示領域に対して操作
ペン34の先端Sを接触させることにより、設定項目
「B」を選択することができるようになっている。同様
に、数値項目「1」,「2」,「3」のうち、「2」,
「1」の表示領域を操作ペン34によって順に選択する
ことにより、数値「21」を入力することができるよう
になっている。上記の「タッチパネル」または「タッチ
スクリーン」の動作方式としては、パネル部の表面に積
層された透明な抵抗膜に対して導電体(例えば操作ペン
34)を接触させたときに生じる抵抗変化を検出するこ
とにより、パネル部と操作ペン34との接触位置を検出
する「抵抗膜方式」や、パネル部の周辺に配設された発
光素子〜受光素子間に生じるを操作ペン34が遮ること
により、パネル部と操作ペン34との接触位置を検出す
る「光方式」などがある。
【0031】管理センタ60は、消費者宅1から離れた
遠隔地に存在し、ガスを使用する消費者およびガスメー
タ10等に関する各種情報を管理するためのガス事業者
等の管理拠点である。管理センタ60内には、消費者の
ガス消費データおよびガスメータ10の各種設定状況等
を統括して管理するためのホストコンピュータ70が設
置されている。ホストコンピュータ70は、例えば、メ
ータ用設定管理システム100においてサーバコンピュ
ータとして機能する業務用の大型コンピュータである。
ガス事業者等は、ホストコンピュータ70を自由に操作
することができるようになっている。このホストコンピ
ュータ70もまた、通信線40を介してインターネット
50と接続されており、外部(例えばメータ用設定器3
0)と相互に通信することが可能になっている。ここ
で、ホストコンピュータ70が、本発明における「統括
機器」の一具体例に対応する。
【0032】図3は、図1に示したメータ用設定管理シ
ステム100を構成する各端末ユニットの詳細な構成例
を表すものである。以下では、図3を参照して、各端末
ユニットの構成例について順に説明すると共に、メータ
用設定器30の設定対象となるガスメータ10の詳細な
構成例についても説明する。なお、他のメータ用設定器
130の構造および機能はメータ用設定器30とほぼ同
様であるので、その説明を省略する。図3において、図
1に示した構成要素と同一の部分には同一の符号を付す
ものとする。
【0033】まず、メータ用設定器30の設定対象であ
るガスメータ10は、ガスメータ10が各種機能を実行
するための各種パラメータ等を格納するためのRAM
(Random Access Memory)11と、接続コード20を介
してガスメータ10とメータ用設定器30とを接続させ
るための通信端末部A12とを備えている。RAM11
に格納されている各種パラメータ等の情報は、必要に応
じて電気的に書き換えることが可能になっている。な
お、ガスメータ10全体の動作は、ガスメータ10に設
けられた図示しないCPU(Central Processing Unit
;中央演算処理装置)によって制御されるようになっ
ている。
【0034】次に、メータ用設定器30は、上記した筐
体31(図2参照)の内部に、ガスメータ10の設定動
作を含む各種動作を制御するためのCPU35と、ガス
メータ10の設定を行うために必要な設定プログラムP
を格納するためのRAM(Random Access Memory)36
と、CPU35とガスメータ10とを接続させるための
通信端末部B37と、CPU35とインターネット50
とを接続させるための通信端末部C38とを備えてい
る。CPU35自体が動作するための動作プログラム
は、図示しないROMに格納されている。筐体31の表
面の一部には、上記した表示パネル33(図2参照)が
設けられている。ここで、CPU35が、本発明におけ
る「制御手段」の一具体例に対応し、RAM36が、本
発明における「格納手段」の一具体例に対応する。ま
た、通信端末部A37が、本発明における「設定通信手
段」の一具体例に対応し、通信端末部B38が、本発明
における「情報通信手段」の一具体例に対応する。
【0035】CPU35は、メータ用設定器30全体の
動作を制御すると共に、(1)ガスメータ10の型式番
号の識別、(2)設定プログラムPの取得、(3)ガス
メータ10が備えるパラメータの設定などのガスメータ
10の設定作業に係る一連の動作を行うようになってい
る。以下では、上記したCPU35の特徴的な設定動作
の内容について、順に説明する。
【0036】(1)「ガスメータ10の型式番号の識別
動作」 CPU35は、接続コード20を介してガスメータ10
と接続された状態において、ガスメータ10のRAM1
1からガスメータ10の型式番号などを含む識別情報I
S を取り込み、設定対象であるガスメータ10の型式番
号を識別する。この識別情報IS には、ガスメータ10
の型式番号の他、その型式番号に対応した各種パラメー
タおよびその設定値、パラメータ値の変更履歴、ガスメ
ータ10の製造年月日およびその修理履歴、ガスメータ
10の管轄先の電話番号、消費者宅に設置されているガ
ス器具の個数や消費者による過去のガス消費状況などの
プライベートデータなどの各種情報が含まれている。ガ
ス事業者等は、上記の識別情報IS に基づいて、各パラ
メータの設定値を検討したり、またはガスメータ10の
交換時期等を判断する。なお、ガスメータ10の故障等
によって、ガスメータ10を代替品と交換する場合に
は、例えば、上記の識別情報IS のうちの一部または全
部を代替品のRAMに書き込み、交換後のガスメータの
管理に上記の各種情報を継続して使用する。
【0037】(2)「設定プログラムPの取得動作」 CPU35は、インターネット50を介して管理センタ
60内のホストコンピュータ70と接続された状態にお
いて、ホストコンピュータ70からガスメータ10の型
式番号に対応した設定プログラムPを取得し、RAM3
6に格納する。なお、このとき取得する設定プログラム
Pは、CPU35からホストコンピュータ70に対して
出力される型式信号SK に応じて選択される。ガスメー
タ10の設定時において、インターネット50などの電
子通信回線を通じて設定プログラムPを取得するように
することにより、メータ用設定器30またはその記憶素
子部品(例えばROM)等の交換を必要とする従来の場
合とは異なり、メータ用設定器30に搭載されている設
定プログラムを容易に変更することができる。また、ガ
スメータ10の開発状況に対応した最新の設定プログラ
ムを取得することができると共に、ガスメータ10の設
定を行う作業員等が遠隔地に存在する管理センタ60に
赴くことなく、容易に設定プログラムPを取得すること
ができる。
【0038】なお、メータ用設定器30に取り込んだ設
定プログラムPを、メータ用設定器30から他のメータ
用設定器130に対してインターネット50を介して転
送することもできる。もちろん、他のメータ用設定器1
30が取り込んだ他の設定プログラムをメータ用設定器
30に転送することもできる。
【0039】(3)「ガスメータ10の設定動作」 CPU35は、接続コード20を介してガスメータ10
と接続された状態において、RAM36に格納した設定
プログラムPに基づいて動作し、ガス事業者等によって
入力される設定内容(例えば任意のパラメータの設定値
等)に応じて、ガスメータ10のRAM12に格納され
ている任意のパラメータの設定値を変更する。
【0040】なお、メータ用設定器30を用いて上記し
た(1)〜(3)のそれぞれの設定作業を行う際には、
ガス事業者等は、例えば、メータ用設定器30〜ガスメ
ータ10間またはメータ用設定器30〜ホストコンピュ
ータ70間を接続させたのち、メータ用設定器30を操
作して暗証番号を入力する。そして、メータ用設定器3
0と接続させた機器(例えばガスメータ10)におい
て、入力された暗証番号が正規の番号と合致するもので
あるかどうかが判定され、正規の番号と合致するもので
あると判定された場合にのみ一連の設定動作を行うこと
ができる。これにより、ガス使用に関する消費者のプラ
イベートデータの漏洩や、ガス事業者等以外の第3者等
による不当なガスメータ10の設定作業等を防止するこ
とができる。
【0041】RAM36は、ガスメータ10の設定を行
うために必要な設定プログラムPを格納するためのもの
である。このRAM36には、例えば、ガスメータ10
の設定時以外においては設定プログラムが格納されてお
らず、ガスメータ10の設定時において、ホストコンピ
ュータ70から取り込まれた設定プログラムPが格納さ
れるようになっている。RAM36の記憶容量として
は、例えば、任意の型式番号を有する一のガスメータに
対応した設定プログラムPを格納することができる容量
を確保していれば十分である。このため、多種の型式番
号に対応した設定プログラムを格納するために大きな記
憶容量を必要とした従来の場合よりも、設定プログラム
を格納するための記憶素子の記憶容量が少なくて済む。
【0042】通信端末部B37は、CPU35とガスメ
ータ10の通信端末部A12とを接続させるためのもの
である。CPU35は、通信端末部B37,接続コード
20,通信端末部A12を介してガスメータ10と相互
に通信することができるようになっている。
【0043】通信端末部C38は、CPU35から出力
される接続要求信号SY に応じて、CPU35とインタ
ーネット50とを接続させるためのものである。このと
き、通信端末部C38は、接続要求信号SY と共にCP
U35から出力される接続先選択信号ST に応じて、接
続先選択信号ST に対応する接続先(他の端末ユニッ
ト;例えばホストコンピュータ70)とCPU35とを
接続させるようになっている。また、通信端末部C38
は、他の端末ユニットから出力される接続要求信号に応
じて、その接続要求信号の発信元である端末ユニットと
CPU35とを接続させるようになっている。
【0044】次に、管理センタ60内に設置されたホス
トコンピュータ70は、ガスメータ10の各種設定を行
うために必要な設定プログラムP等を含む各種情報の入
出力を行うCPU71と、CPU71と他の端末ユニッ
ト(例えばメータ用設定器30)とをインターネット5
0を介して接続させるための通信端末部D72とを備え
ている。通信端末部D72は、メータ用設定器30に搭
載されている通信端末部C38とほぼ同様の機能を有す
るものである。すなわち、CPU71もまた、通信端末
部D72を介してインターネット50と接続されること
により、他の端末ユニットと相互に通信することができ
るようになっている。なお、CPU71から出力される
設定プログラムP等を含む各種情報は、例えば、ガス事
業者等が管理するホームページに収録されており、ガス
メータ10の設定作業を行う作業員等は、メータ用設定
器30を操作して上記のホームページにアクセスするこ
とにより、所望の設定プログラムPを入手することがで
きるようになっている。
【0045】次に、図1〜図3と、図4および図5とを
参照して、本実施の形態に係るメータ用設定管理システ
ム100の動作について説明する。ここで、図4は、メ
ータ用設定器30の動作を表すものであり、図5は、ホ
ストコンピュータ70の動作を表すものである。なお、
以下では、主に、メータ用設定器30〜ホストコンピュ
ータ70間における設定プログラムPの送受信に関する
動作について説明する。また、メータ用設定器30と他
の端末ユニットとの間で行われる暗証番号の照合動作に
ついては、メータ用設定器30〜ホストコンピュータ7
0間において行われるものついてのみ説明する。
【0046】このメータ用設定用設定管理システム10
0では、メータ用設定器30とガスメータ10とを接続
コード20を介して接続し、双方の機器が相互に通信可
能になった状態において、まず、メータ用設定器30に
おいて、設定対象となるガスメータ10から識別情報I
S を取り込み、ガスメータ10の型式番号を識別する
(図4:ステップS101)。次に、メータ用設定器3
0のCPU35から通信端末部C38に対して接続要求
信号SY を出力し、CPU35とインターネット50と
を接続させる(図4;ステップS102)。次に、CP
U35から通信端末部C38に対して接続先選択信号S
T を出力し、通信端末部C38の接続対応先としてホス
トコンピュータ70の通信端末部D72を指定する(図
4;ステップS103)。CPU35から出力された接
続先選択信号ST は、インターネット50を介して、ホ
ストコンピュータ70の通信端末部D72に入力され
る。
【0047】このとき、ホストコンピュータ70の通信
端末部D72に対して、接続先選択信号ST と共に、ガ
ス事業者等がメータ用設定器30を操作して入力した暗
証番号を含む照合信号も同時に入力される。ここで、ホ
ストコンピュータ70の通信端末部D72において、メ
ータ用設定器30に入力された暗証番号が正規の番号と
合致するものであるかどうか(図5;ステップS20
1)が判定される。入力された暗証番号が正規の番号と
合致しない場合(図5;ステップS201N)には、ホ
ストコンピュータ70のCPU71からメータ用設定器
30のCPU35に対して、入力された暗証番号が間違
っている旨の警告情報を送信する。なお、暗証番号が所
定の回数(例えば3回)にわたって合致しないときに
は、ホストコンピュータ70は、メータ用設定器30と
の通信動作を中断する。一方、入力された暗証番号が正
規の番号と合致した場合(図5;ステップS201Y)
には、通信端末部D72において、通信端末部C38か
ら入力された接続先選択信号S T に応じて、ホストコン
ピュータ70のCPU71とインターネット50とを接
続させる(図5;ステップS202)。これにより、メ
ータ用設定器30のCPU35とホストコンピュータ7
0のCPU71とがインターネット50を介して接続さ
れ、相互に通信可能となる。
【0048】次に、CPU35からCPU71に対し
て、ガスメータ10の型式番号に対応した型式信号SK
を出力する(図4;ステップS104)。次に、CPU
35から出力された型式番号SK に応じて、CPU71
からCPU35に対して、型式信号SK に対応した設定
プログラムPを送信する(図5;ステップS203)。
最後に、ガスメータ30のCPU35において、ホスト
コンピュータ70のCPU71から送信された設定プロ
グラムPを取り込み、RAM36に格納する(図4;ス
テップS105)。
【0049】なお、ホストコンピュータ70から取り込
んだ設定プログラムPをメータ用設定器30のRAM3
6に格納したのち、この設定プログラムPに基づいてメ
ータ用設定器30が稼動することにより、ガスメータ1
0の設定作業が行われる。
【0050】以上説明したように、本実施の形態に係る
メータ用設定管理システム100およびメータ用設定器
30によれば、ガスメータ10の設定時において、ガス
メータ10の設定を行うために必要な設定プログラムP
をインターネット50などの電子通信回線を通じてメー
タ用設定器30に取り込むようにしたので、メータ用設
定器30またはその記憶素子部品(例えばROM)を交
換せずに、メータ用設定器30に搭載されている設定プ
ログラムを容易に更新することができる。したがって、
従来の場合よりも、メータ用設定器30に搭載されてい
る設定プログラムを変更する際の作業負荷を軽減させ、
記憶素子部品の交換等に要するコストを削減することが
できる。このメータ用設定器30によれば、特に、1台
のメータ用設定器30を用いて、新旧にわたる多様な型
式番号のガスメータ10に対応する設定プログラムを入
手することができる。
【0051】また、上記のように、必要に応じてメータ
用設定器30に設定プログラムを取り込むようにするこ
とにより、従来のように、メータ用設定器30内の記憶
素子(例えばROM)に多種の設定プログラムPを格納
しておく必要がない。メータ用設定器30に取り込んだ
設定プログラムを格納するためのRAM36の記憶容量
としては、任意の型式番号を有する一のガスメータに対
応した設定プログラムPを格納することができる容量を
確保していれば十分である。このため、多様な型式番号
に対応した設定プログラムを格納するために、大きな記
憶容量を有する記憶素子を必要とした従来の場合より
も、設定プログラムを格納するため記憶素子の記憶容量
が少なくて済む。これにより、メータ用設定器30の製
造コストを削減することができる。
【0052】また、本実施の形態では、複数存在する各
メータ用設定器間(例えばメータ用設定器30〜他のメ
ータ用設定器130間)をインターネット50を介して
接続させるようにしたので、各メータ用設定器間で設定
プログラム等を含む各種情報を送受信することができ
る。
【0053】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
てきたが、本発明は上記実施の形態において説明したも
のに限定されるものではなく、種々の変形が可能であ
る。
【0054】上記実施の形態では、メータ用設定管理シ
ステム100を構成する各端末ユニット間を接続させる
ためのネットワーク(電子通信回線)としてインターネ
ット50を用いるようにしたが、必ずしもこれに限られ
るものではなく、インターネット50の他、例えば、イ
ントラネットやエクストラネットなどを用いるようにし
てもよい。また、上記のネットワークの他にも有線電話
回線(例えば、アナログ回線およびISDN回線等)、
汎用型携帯電話(例えばiモード通信)およびPHS、
ブルートゥースなどの通信媒体を用いてメータ用設定用
設定管理システム100を構築するようにしてもよい。
いずれの場合においても、上記実施の形態の場合とほぼ
同様の効果を得ることができる。
【0055】また、上記実施の形態では、メータ用設定
器30の構成部品に関して、設定プログラムPを格納す
るための記憶素子としてRAM36を用いるようにした
が、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、設
定プログラムPを格納するための記憶素子としてEEP
(Electrically Erasable Programmable)ROMを用い
るようにしてもよい。記憶素子としてEEPROMを用
いることにより、メータ用設定器30の電源を切った状
態においても、取り込んだ設定プログラムPを保存する
ことができる。
【0056】また、上記実施の形態では、メータ用設定
器30をガスメータ10の設定用として用いる場合につ
いて説明したが、必ずしもこれに限られるものではな
く、例えば、水道メータや電力メータ用の設定器として
用いるようにしてもよい。このような場合においても、
上記実施の形態で説明したガスメータの場合とほぼ同様
の効果を得ることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項8のいずれか1項に記載の計量装置用設定器または
請求項9ないし請求項12のいずれか1項に記載の計量
装置用設定管理システムによれば、計量装置用設定器
が、統括機器から電子通信回線を介して計量装置の設定
動作を行うために必要な設定プログラムを取得するよう
にしたので、設定プログラムを変更する際の作業負荷お
よびコストを軽減させることができる。
【0058】特に、請求項10記載の計量装置用設定管
理システムによれば、一の計量装置用設定器が電子通信
回線を介して他の計量装置用設定器と設定プログラムの
送受信するようにしたので、各計量装置用設定器間で設
定プログラムを共有化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るメータ用設定管理シ
ステムの概略構成を表すブロック図である。
【図2】図1に示したメータ用設定器の概観を表す図で
ある。
【図3】図1に示したメータ用設定管理システムにおけ
る各端末ユニットの詳細な構成例を表すブロック図であ
る。
【図4】メータ用設定器の動作を説明するための流れ図
である。
【図5】ホストコンピュータの動作を説明するための流
れ図である。
【図6】従来のメータ用設定器の概観およびその接続状
態を表すブロック図である。
【符号の説明】
1…消費者宅、10…ガスメータ、11,36…RA
M、12…通信端末部A、20…接続コード、30…メ
ータ用設定器、31…筐体、32…起動スイッチ、33
…表示パネル、34…操作ペン、35,71…CPU、
37…通信端末部B、38…通信端末部C、40…通信
線、50…インターネット、60…管理センタ、70…
ホストコンピュータ、72…通信端末部D、100…メ
ータ用設定管理システム、130…他のメータ用設定
器、IJ …設定情報、IS …識別情報、P…設定プログ
ラム、SK …型式信号、ST…接続先選択信号、SY
接続要求信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F073 AA06 AA07 AA08 AA09 AB01 BB07 BB09 BC01 CC03 CC07 CC12 CD00 DD03 DD07 DE11 FG01 FG02 GG01 GG04 GG08 5B076 BB06 5K048 AA04 BA36 CA08 DA02 DC04 DC07 EA11 EB02 EB03 EB06 EB10 FB08 FB09 FC01 GC03 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA23 5K101 KK12 LL01 LL05 MM04 NN03 NN18 NN25 NN34 SS07 TT06 UU16

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量対象の消費量を計量する計量装置の
    設定を行うための計量装置用設定器であって、 設定動作を制御するための制御手段と、 前記制御手段と外部の統括機器との間を電子通信回線を
    介して相互に通信させるための情報通信手段とを備え、 前記制御手段は、前記統括機器から前記電子通信回線を
    介して前記設定動作を行うために必要な設定プログラム
    を取得することを特徴とする請求項1記載の計量装置用
    設定器。
  2. 【請求項2】 さらに、 前記設定プログラムを格納するための格納手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の計量装置用設定器。
  3. 【請求項3】 さらに、 前記制御手段と前記計量装置とを接続配線を介して相互
    に通信させるための設定通信手段を備え、 前記制御手段は、前記格納手段に格納した前記設定プロ
    グラムに基づいて、前記接続配線を通じて前記設定動作
    を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の計量装置用設定器。
  4. 【請求項4】 前記電子通信回線としてインターネット
    を用いることを特徴とする請求項1ないし請求項3のい
    ずれか1項に記載の計量装置用設定器。
  5. 【請求項5】 前記電子通信回線として電話回線を用い
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
    1項に記載の計量装置用設定器。
  6. 【請求項6】 前記計量装置は、燃料用ガスの消費量を
    計量するものであることを特徴とする請求項1記載の計
    量装置用設定器。
  7. 【請求項7】 前記計量装置は、水道水の消費量を計量
    するものであることを特徴とする請求項1記載の計量装
    置用設定器。
  8. 【請求項8】 前記計量装置は、電力消費量を計量する
    ものであることを特徴とする請求項1記載の計量装置用
    設定器。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれか1項
    に記載の1または2以上の計量装置用設定器と統括機器
    とを含み、それぞれが電子通信回線を介して接続された
    計量装置用設定管理システムであって、 前記計量装置用設定器は、前記統括機器から前記電子通
    信回線を介して計量装置の設定動作を行うために必要な
    設定プログラムを取得することを特徴する計量装置用設
    定管理システム。
  10. 【請求項10】 一の計量装置用設定器は、他の計量装
    置用設定器と前記電子通信回線を介して前記設定プログ
    ラムを送受信することを特徴とする請求項9記載の計量
    装置用設定管理システム。
  11. 【請求項11】 前記電子通信回線としてインターネッ
    トを用いることを特徴とする請求項9または請求項10
    に記載の計量装置用設定管理システム。
  12. 【請求項12】 前記電子通信回線として電話回線を用
    いることを特徴とする請求項9または請求項10に記載
    の計量装置用設定管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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