JP2003163969A - 画像形成装置管理システムにおける無線通信装置 - Google Patents

画像形成装置管理システムにおける無線通信装置

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JP2003163969A
JP2003163969A JP2001361523A JP2001361523A JP2003163969A JP 2003163969 A JP2003163969 A JP 2003163969A JP 2001361523 A JP2001361523 A JP 2001361523A JP 2001361523 A JP2001361523 A JP 2001361523A JP 2003163969 A JP2003163969 A JP 2003163969A
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channel
wireless communication
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communication device
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JP2001361523A
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Akihiro Hamamichi
昭宏 浜道
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置管理システムに使用する無線通
信装置の無線親機と無線子機との無線通信を確実に行え
るようにする。 【解決手段】 無線通信装置の無線親局100および無
線子局101がそれぞれ、自局のスイッチの操作によっ
てテスト開始要求があった場合に、使用するCH(無線
チャネル)のキャリア周波数以外の無線通信に影響を及
ぼす可能性のある周波数(検査周波数)について順次キ
ャリアセンスを実施し、キャリアセンスレベルが所定値
を超えている検査周波数を検出した場合に、その検査周
波数に対応するCHを無線通信に影響を及ぼすノイズが
混入されたノイズ混入チャネルと判定し、ノイズ混入チ
ャネルと判定したCHの使用を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像形成装置管
理システムにおける無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置管理システムとしては、多
数のユーザ(顧客)のオフィス等に設置された1台ある
いは複数台の画像形成装置(複写機,プリンタ,印刷装
置,ファクシミリ装置等を総称する)をデータ通信装置
および公衆回線(電話回線)又は専用回線等の通信回線
を利用して、サービスセンタ(販売,サービスの拠点)
に設置されている中央管理装置(ホストマシン)と接続
可能にし、その中央管理装置により通信回線およびデー
タ通信装置を介して画像形成装置を遠隔管理するように
したものが一般に知られている。このような画像形成管
理システムにおいては、中央管理装置に通信回線を介し
て接続され、画像形成装置との通信を制御するデータ通
信装置と、その画像形成装置との間のデータ通信をコー
ドレス化(無線化)する要求が多くなっている。
【0003】これは、データ通信装置と画像形成装置と
を有線接続する場合、つまりデータ通信装置と画像形成
装置との間のデータ通信を有線化する場合、長距離にわ
たって通信線を施設しなければならなかったり、画像形
成装置の位置を変更する度に、通信線の施設を張り替え
なければならなかったりして、労力とコストがかかるこ
とや、通信線に足を引っかけて切断してしまい、遠隔管
理機能に支障をきたしてしまったりすることが多いこと
などによる。このような画像形成装置管理システムにお
いて、データ通信装置と画像形成装置との間のデータ通
信を無線化する場合、データ通信装置に無線通信装置の
無線親機(以下「無線親局」ともいう)を、画像形成装
置に無線子機(以下「無線子局」ともいう)をそれぞれ
有線接続あるいは内蔵する必要がある。
【0004】ここで、例えば無線設備標準規格RCR−
STD17Aでは、上述したような無線通信装置が無線
送信を行う場合には、それに先立って送信しようとして
いる無線チャネルをキャリアセンスしてキャリアの有無
をチェックし、一定レベルのキャリア(周波数)が検出
されたチャネルについては、送信を開始できないことに
なっている。これは、その無線チャンネルが他の無線通
信装置において使用中の場合、その通信を妨害しないた
めである。ただし、このキャリアセンスによって検出さ
れるのは、必ずしも他の無線通信装置の送信キャリアと
は限らず、例えば無線通信装置の近くに同一周波数のノ
イズを発生するものがある場合、それをキャリアとして
検出してしまうことが少なくない。
【0005】このようなノイズは定常的に発生している
ことが多く、よってその無線チャネルは他の無線通信装
置が使用していないにもかかわらず、キャリア有りと判
定され使用できないことが多い。そこで、事前に無線チ
ャネルを順次キャリアセンスし、ノイズのない無線チャ
ネルを優先的に使用できるようにする手段が、数多く提
案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなキャリアセンスでは、無線通信に影響を及ぼすノイ
ズを検出できないことがあり、無線通信に障害を与える
恐れがある。ここで、無線通信に影響を及ぼすノイズに
ついて、図8および図13を参照してもう少し具体的に
説明する。
【0007】無線設備標準規格RCR−STD17Aに
準拠した無線通信装置(無線親局)のハード構成例は、
図8に示す通りである。なお、図8のハード構成例はこ
の発明に係わるものであるが、従来と同様なので、ここ
では図8を参照する。RCR−STD17Aで割り当て
られている周波数は図13に示す通りであり、図8の無
線通信装置は、高群の周波数を送信周波数として使用
し、低群の周波数を受信周波数として使用するようにな
っている。例えば、CH(チャネル)1の信号を受信し
ようとするときは、第1局部発信周波数を408.11
25MHz{=429.8125MHz(CH1のキャ
リア周波数)−21.7MHz}に設定する。
【0008】この局部発信信号(第1局部発信周波数の
信号)と受信信号とを混合器で混合させることにより、
429.8125MHzをキャリアとする信号が、2
1.7MHzをキャリアとする信号に変換され、中間周
波信号として取り出される。しかし、図8に示すよう
に、 一般的に無線通信装置は1つのアンテナで送信と
受信を行っているため、送信回路(送信部)と受信回路
(受信部)はアンテナ送受信端で物理的に接続されてい
る。このため、送信信号が受信回路へ回り込まないよう
にフィルタ等で防止してはいるが、送信から受信への回
り込みを完全におさえることはできず、若干もれること
もあり得る。
【0009】このとき、強力な外部ノイズがアンテナか
ら入力されると、上記もれ信号と、アンテナからのノイ
ズの混合によって、混合器の出力に21.7MHz帯の
ノイズが発生することがある。例えば、1CH(44
9.7125MHz)で送信しているときに、428.
0125MHz(449.7125MHz−21.7M
Hz)の大きなノイズが混入されると、それらが混合さ
れることにより、ノイズが21.7MHz帯のノイズに
変換され、受信混合器出力に発生する。その他、検波方
式によっては、思わぬ周波数帯のノイズを検波してしま
うことが考えられる。
【0010】前述したとおり、一般に無線通信装置は、
無線通信を実施する前に、通信に使用しようとしている
チャネルが、他の無線通信装置に使用されていないか、
ノイズがないかをチェックするために、事前にそのチャ
ネルをキャリアセンスするようにしているが、上記のよ
うに、受信チャネル以外の周波数のノイズは、送信動作
しているときにのみ発生するため、上記のようなキャリ
アセンスでは、事前に認識できず、よって、ノイズの影
響を受けることを知らずに通信動作を開始してしまうこ
とになる。
【0011】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、上述した画像形成装置管理システムに使用
する無線通信装置において、無線通信に影響を及ぼすノ
イズが混入された無線チャネル(無線通信エラーを引き
起こす恐れのある無線チャネル)を事前に検出可能にす
ることにより、無線通信装置を構成する無線親機と無線
子機との無線通信を確実に行えるようにすることを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、中央管理装置と、その中央管理装置に
公衆回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装
置と、そのデータ通信装置とデータ通信する複写装置等
の画像形成装置とからなる画像形成装置管理システムに
おいて、上記データ通信装置と上記画像形成装置との間
のデータ通信を無線化するための無線通信装置であっ
て、次のようにしたことを特徴とする。
【0013】すなわち、請求項1の発明による無線通信
装置は、上記データ通信装置に有線接続あるいは内蔵さ
れる無線親機と上記画像形成装置に有線接続あるいは内
蔵される無線子機とからなり、その無線親機および無線
子機にそれぞれ、無線チャネルのキャリア周波数以外の
無線通信に影響を及ぼす可能性のある周波数について順
次キャリアセンスを実施し、キャリアセンスレベルが所
定値を超えている周波数を検出した場合に、その周波数
に対応する無線チャネルを無線通信に影響を及ぼすノイ
ズが混入されたノイズ混入チャネルと判定するノイズ混
入チャネル判定手段と、該手段によってノイズ混入チャ
ネルと判定された無線チャネルの使用を禁止するチャネ
ル使用禁止手段とを設けたものである。
【0014】請求項2の発明による無線通信装置は、請
求項1の無線通信装置において、上記無線親機および無
線子機にそれぞれ、上記チャネル使用禁止手段によって
使用禁止になった無線チャネルの総数が所定数に達した
場合に、その旨を報知する手段を設けたものである。請
求項3の発明による無線通信装置は、請求項1の無線通
信装置において、上前記無線親機および無線子機にそれ
ぞれ、上記チャネル使用禁止手段によって使用禁止にな
った無線チャネルの総数を報知する手段を設けたもので
ある。
【0015】請求項4の発明による無線通信装置は、請
求項1の無線通信装置において、上記無線親機および無
線子機にそれぞれ、上記チャネル使用禁止手段によって
使用禁止になった無線チャネルを識別する情報を報知す
る手段を設けたものである。請求項5の発明による無線
通信装置は、請求項1〜4のいずれかの無線通信装置に
おいて、上記無線親機および無線子機にそれぞれ、予め
定めた周波数制御チャネルが上記チャネル使用禁止手段
によって使用禁止になった場合に、その旨を報知する手
段を設けたものである。
【0016】請求項6の発明による無線通信装置は、請
求項1〜5のいずれかの無線通信装置において、上記ノ
イズ混入チャネル判定手段を、上記無線通信に影響を及
ぼす可能性のある同一周波数について、複数回キャリア
センスを実施し、キャリアセンスレベルが所定値を超え
ている周波数を所定回数検出した場合に、その周波数に
対応するチャネルを無線通信に影響を及ぼすノイズが混
入されたノイズ混入チャネルと判定する手段としたもの
である。
【0017】請求項7の発明による無線通信装置は、上
記データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親
機と上記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無
線子機とからなり、上記無線子機に、無線チャネルのキ
ャリア周波数以外の無線通信に影響を及ぼす可能性のあ
る周波数について順次キャリアセンスを実施し、キャリ
アセンスレベルが所定値を超えている周波数を検出した
場合に、その周波数に対応する無線チャネルを無線通信
に影響を及ぼすノイズが混入されたノイズ混入チャネル
と判定するノイズ混入チャネル判定手段と、該手段によ
ってノイズ混入チャネルと判定された無線チャネルの使
用を禁止する第1のチャネル使用禁止手段と、該手段に
よって使用禁止になった無線チャネルを識別する使用禁
止チャネル情報を上記無線親機へ送信する使用禁止チャ
ネル情報送信手段とを設け、上記無線親機に、上記無線
子機から上記使用禁止チャネル情報を受信した場合に、
該使用禁止チャネル情報が示す無線チャネルの使用を禁
止する第2のチャネル使用禁止手段を設けたものであ
る。
【0018】請求項8の発明による無線通信装置は、上
記データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線親
機と上記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される無
線子機とからなり、上記無線子機に、無線チャネルのキ
ャリア周波数以外の無線通信に影響を及ぼす可能性のあ
る周波数について順次キャリアセンスを実施し、キャリ
アセンスレベルが所定値を超えている周波数を検出した
場合に、その周波数に対応する無線チャネルを無線通信
に影響を及ぼすノイズが混入されたノイズ混入チャネル
と判定する第1のノイズ混入チャネル判定手段と、該手
段によってノイズ混入チャネルと判定された無線チャネ
ルの使用を禁止する第1のチャネル使用禁止手段と、該
手段によって使用禁止になった無線チャネルを識別する
使用禁止チャネル情報を上記無線親機へ送信する使用禁
止チャネル情報送信手段とを設け、上記無線親機に、無
線チャネルのキャリア周波数以外の無線通信に影響を及
ぼす可能性のある周波数について順次キャリアセンスを
実施し、キャリアセンスレベルが所定値を超えている周
波数を検出した場合に、その周波数に対応する無線チャ
ネルを無線通信に影響を及ぼすノイズが混入されたノイ
ズ混入チャネルと判定する第2のノイズ混入チャネル判
定手段と、該手段によってノイズ混入チャネルと判定さ
れた無線チャネルの使用を禁止すると共に、上記無線子
機から上記使用禁止チャネル情報を受信した場合に、該
使用禁止チャネル情報が示す無線チャネルの使用も禁止
する第2のチャネル使用禁止手段とを設けたものであ
る。
【0019】請求項9の発明による無線通信装置は、請
求項7又は8の無線通信装置において、上記無線親機
に、上記第2のチャネル使用禁止手段によって使用禁止
になった無線チャネルの総数が所定数に達した場合に、
その旨を報知する手段を設けたものである。請求項10
の発明による無線通信装置は、請求項7又は8の無線通
信装置において、上記無線親機に、上記第2のチャネル
使用禁止手段によって使用禁止になった無線チャネルの
総数を報知する手段を設けたものである。請求項11の
発明による無線通信装置は、請求項7又は8の無線通信
装置において、上記無線親機に、上記第2のチャネル使
用禁止手段によって使用禁止になった無線チャネルを識
別する情報を報知する手段を設けたものである。
【0020】請求項12の発明による無線通信装置は、
請求項7〜11のいずれかの無線通信装置において、上
記無線親機を1台、上記無線子機を複数台備え、上記無
線親機に、上記各無線子機からそれぞれ上記使用禁止チ
ャネル情報を受信した場合に、該使用禁止チャネル情報
が示す無線チャネルを上記各無線子機毎に分けて管理す
るチャネル管理手段を設けたものである。請求項13の
発明による無線通信装置は、請求項7〜12のいずれか
の無線通信装置において、上記無線親機に、予め定めた
周波数制御チャネルが上記第2のチャネル使用禁止手段
によって使用禁止になった場合に、その旨を報知する手
段を設けたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】まず、この発明の実施形態を説明
する前に、この発明の基礎となる画像形成装置管理シス
テムを図面に基づいて具体的に説明する。図2は、この
発明の基礎となる画像形成装置管理システムの構成例を
示すブロック図である。この画像形成装置管理システム
は、遠隔診断を前提とした5台の画像形成装置(複写装
置等)1〜5と有線通信回線を介して接続されたデータ
通信装置7と、データ通信装置7と公衆回線8(専用回
線等の他の通信回線でもよい)を介して接続される中央
管理装置6とを備え、中央管理装置6が、公衆回線8,
データ通信装置7,および有線通信回線を介して各画像
形成装置1〜5を集中的に遠隔管理できるようにしたも
のである。
【0022】データ通信装置7は、公衆回線8に接続さ
れ、中央管理装置6からの指令信号を画像形成装置1〜
5へ選択的に送信したり、逆に画像形成装置1〜5から
の各種通報データを公衆回線8を経由して中央管理装置
6へ送信する。このデータ通信装置7は、24時間通電
を行っていて、通常画像形成装置1〜5の電源がオフに
なっている夜間でも、中央管理装置6との通信を可能に
している。このデータ通信装置7と各画像形成装置1〜
5とは、シリアル通信インタフェースRS−485(有
線通信回線)によりマルチドロップ接続されていて、デ
ータ通信装置7からのポーリング,セレクティングによ
り各画像形成装置1〜5との通信を行っている。
【0023】図3は、各画像形成装置1〜5の制御部の
構成例を示すブロック図である。各画像形成装置1〜5
の制御部はそれぞれ、CPU11,リアルタイムクロッ
ク回路12,ROM13,RAM14,不揮発性RAM
15,入出力ポート16,およびシリアル通信制御ユニ
ット17a,17b,17cからなるPPC(複写装
置)コントローラと、パーソナルインタフェース(以下
「インタフェース」を「I/F」ともいう)18と、シ
ステムバス19とを備えている。CPU11は、ROM
13内の制御プログラムによってこの制御部全体を統括
的に制御する中央処理装置である。リアルタイムクロッ
ク回路12は、時刻情報を発生するものであり、CPU
11がそれを読み込むことによって現在の時刻を知るこ
とができる。
【0024】ROM13は、CPU11が使用する制御
プログラムを含む各種固定データを格納している読み出
し専用メモリである。RAM14は、CPU11がデー
タ処理を行う際に使用するワークメモリ等として使用す
る一時記憶用メモリである。不揮発性RAM15は、図
示しない操作表示部からのモード指示の内容などを記憶
するメモリであり、画像形成装置の電源がオフになって
も記憶内容を保持できるようになっている。入出力ポー
ト16は、画像形成装置内のモータ,ソレノイド,クラ
ッチ等の出力負荷やセンサ・スイッチ類を接続してい
る。
【0025】シリアル通信制御ユニット17aは、操作
表示部との信号のやりとりを行っている。シリアル通信
制御ユニット17bは、図示しない原稿送り部との信号
のやりとりを行っている。シリアル通信制御ユニット1
7cは、図示しない転写紙後処理部との信号のやりとり
を行っている。パーソナルI/F18は、データ通信装
置7との間の通信を司るインタフェース回路であり、C
PU11のデータ通信装置7との通信処理のための負荷
を軽減するために設けられている。もちろん、CPU1
1の処理能力が充分であれば、このパーソナルI/F1
8の機能をCPU11に取り込んでも差し支えない。
【0026】このパーソナルI/F18の主な機能は、
以下の(1)〜(4)に示す通りである。 (1)データ通信装置7からのポーリング,セレクティ
ングの監視 (2)データ通信装置7への肯定応答,否定応答処理 (3)データ通信装置7との間の送受信データの正当性
のチェック,パリティチェック,およびエラー発生時の
再送要求処理 (4)データ通信装置7との間の送受信データのヘッダ
処理 システムバス19はアドレスバス,コントロールバス,
データバスからなるバスラインであり、CPU11,リ
アルタイムクロック回路12,ROM13,RAM1
4,不揮発性RAM15,入出力ポート16,シリアル
通信制御ユニット17a,17b,17c,およびパー
ソナルI/F18を相互に接続する。
【0027】図4は、図2のデータ通信装置7の一例を
示すブロック構成図である。このデータ通信装置7は、
CPU41,ROM42,RAM43,不揮発性RAM
44,リアルタイムクロック回路(以下「RTC」とい
う)45,画像形成装置I/F46,網制御装置(以下
「NCU」という)47,モデム48,およびLED表
示部49からなる。CPU41は、ROM42内の制御
プログラムによって次のような制御を行う。つまり、5
台の画像形成装置1〜5を制御したり、公衆回線8経由
で中央管理装置6に対する指令信号の送受信を制御した
り、画像形成装置1〜5からの各種通報データにより、
公衆回線8経由で中央管理装置6に対して発呼を行った
り、公衆回線8を画像形成装置1〜5側に接続するか、
一般電話機(TEL)又はファクシミリ装置(FAX)
側に接続するかの切り替え制御を行うなど、このデータ
通信装置7全体を統括的に制御する中央処理装置であ
る。
【0028】ROM42は、CPU41が使用する制御
プログラムを含む各種固定データを格納している読み出
し専用メモリである。RAM43は、CPU41がデー
タ処理を行う際に使用するワークメモリ等として使用す
る一時記憶用メモリである。不揮発性RAM44は、中
央管理装置6および複数の画像形成装置1〜5の一方か
ら他方への送信データや、複数の画像形成装置1〜5の
中から1台を特定するそれぞれのデバイスコードおよび
IDコード,中央管理装置6の電話番号,回線接続が成
功しなかった場合の再発呼回数(リトライ回数),再発
呼間隔などを記憶するメモリであり、電池によってバッ
クアップされている。
【0029】RTC45は、時刻情報を発生するもので
あり、CPU41がそれを読み込むことによって現在の
時刻を知ることができる。画像形成装置I/F46は、
画像形成装置1〜5との間のシリアル通信を司るインタ
フェース回路である。NCU47は、データ通信装置7
を公衆回線8に通信可能に接続するためのものであり、
自動発着信機能を備えている。モデム48は、送受信す
るデータを変復調する。LED表示部49は、データ通
信装置7の電源入力状態やデータ通信装置7が公衆回線
8に通信可能に接続されていない時などに、その旨を知
らせるためのものである。
【0030】次に、この画像形成装置管理システムの概
略機能について説明する。この画像形成装置管理システ
ムの機能には、大きく分けて以下の(1)〜(3)に示
す3種類の機能がある。 (1)中央管理装置6から画像形成装置1〜5への通信
制御 (2)画像形成装置1〜5から中央管理装置6又はデー
タ通信装置7への通信制御 (3)データ通信装置7独自の制御 (1)の中央管理装置6から画像形成装置1〜5への通
信制御には、例えば以下の(a)〜(c)に示すものが
ある。
【0031】(a)特定の画像形成装置のトータル画像
形成枚数(積算画像形成枚数),給紙段(給紙トレイ)
毎の画像形成枚数,転写紙サイズ毎の画像形成枚数,ミ
スフィード回数,転写紙サイズ毎のミスフィード回数,
転写紙搬送位置毎のミスフィード回数等の読み取りおよ
びリセット (b)画像形成装置を構成する各ユニットの制御電圧,
電流,抵抗,タイミング等の調整値の設定および読み取
り (c)(2)の通信制御による画像形成装置1〜5から
中央管理装置6への通信制御に対する結果返送 これらの制御は、中央管理装置6からの指令信号を受信
して、データ通信装置7から画像形成装置1〜5へのセ
レクティングによって行う。セレクティングとは、接続
されている5台の画像形成装置1〜5の中から1台を選
択して通信する機能をさす。
【0032】図5は、データ通信装置7におけるセレク
ティング動作の一例を示すフローチャートである。各画
像形成装置1〜5はそれぞれユニークな(特定の)デバ
イスコードを持っており、データ通信装置7は予め定め
られたセレクティング機能を示す特定コード(又はコー
ドの組み合わせ)と選択すべき画像形成装置のデバイス
コードとをシリアル通信インタフェースRS−485上
に送出する。各画像形成装置1〜5はそれぞれ、セレク
ティング機能を示す特定コード(又はコードの組み合わ
せ)により、次に続くデバイスコードと自己のデバイス
コードとを比較し、両コードが一致した時に自分がセレ
クティングされたことを知る。
【0033】ここで、セレクティングされた画像形成装
置は、送出すべきデータがある場合には、予め定められ
た特定コード(又はコードの組み合わせ)によるビジー
(busy)応答を出力する。データ通信装置7は、こ
のビジー応答を受けると、セレクティング動作を中断
し、以下に述べるポーリング動作に移行する。セレクテ
ィングされた画像形成装置は、送出すべきデータがない
場合には、セレクティングに対応可能か否かを判断し、
対応可能ならば予め定められた特定コード(又はコード
の組み合わせ)による肯定応答を出力してデータ通信装
置7との通信を実行する。
【0034】対応不可能の場合は、予め定められた特定
コード(又はコードの組み合わせ)による否定応答を出
力してデータ通信装置7との通信を終了する。また、デ
ータ通信装置7が出力したデバイスコードに対応する画
像形成装置が電源OFFなどの理由で肯定応答も否定応
答も出力できない場合には、データ通信装置7は予め定
められた一定時間経過後にセレクティング動作を終了す
る。
【0035】(2)の画像形成装置1〜5から中央管理
装置6又はデータ通信装置7への通信制御には、例えば
以下の(a)〜(e)に示すものがある。 (a)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、画像形成動作
が不可能となる故障等の異常が発生した場合に、その旨
を示すデータ(通報要因)を即時にデータ通信装置7お
よび公衆回線8を介して中央管理装置6へ通報する(緊
急通報)。 (b)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、使用者(顧
客)による操作表示部上のキー操作により、画像形成モ
ードからそれとは異なる使用者が必要な要求(修理依頼
やサプライ補給依頼)を入力するための使用者要求入力
モードに移行し、操作表示部の文字表示部に使用者要求
入力画面を表示させ、その画面上の所定キーの押下によ
って使用者が必要な要求が入力された場合に、その旨を
示すデータを即時にデータ通信装置7および公衆回線8
を介して中央管理装置6へ通報する(緊急通報)。
【0036】(c)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、
積算画像形成枚数が予め設定された一定枚数(通報レベ
ル値)に達した場合に、その旨を示すデータを即時にデ
ータ通信装置7および公衆回線8を介して中央管理装置
6へ通報する(緊急通報)。 (d)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、予め設定され
た一定期間毎に積算画像形成枚数を示すデータをデータ
通信装置7へ通報し、そのデータ通信装置7はその日
(当日)の指定時刻(これは中央管理装置6により設定
され、データ通信装置7内の不揮発性RAM44に記憶
しておく)にそれまでに受信したデータをまとめて公衆
回線8を介して中央管理装置6へ通報する(非緊急通
報)。この通信制御には、指定時刻に達する前にそれま
でに受信したデータの通報回数が予め定められた回数に
達した場合、その指定時刻を待たずに中央管理装置6へ
の送信を行う制御も含まれる。
【0037】(e)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、
画像形成動作開始は可能であるが、交換部品の指定回
数,指定時間への接近,センサの規格レベルへの到達な
ど、予防保全を必要とする事象が発生した時にその旨を
示すデータをデータ通信装置7へ通報し、そのデータ通
信装置7はその日の指定時刻(これは中央管理装置6に
より設定され、データ通信装置7内の不揮発性RAM4
4に記憶しておく)にそれまでに受信したデータをまと
めて公衆回線8を介して中央管理装置6へ通報する(非
緊急通報)。この通信制御には、指定時刻に達する前に
それまでに受信したデータの通報回数が予め定められた
回数に達した場合、その指定時刻を待たずに中央管理装
置6への送信を行う制御も含まれる。これらの通信制御
は、データ通信装置7からのポーリング時に行う。ポー
リングとは、接続されている5台の画像形成装置1〜5
を順番に指定し、その指定された画像形成装置からの通
信要求の有無を確認する機能をさす。
【0038】図6は、データ通信装置7におけるポーリ
ング動作の一例を示すフローチャートである。データ通
信装置7は、予め定められたポーリング機能を示す特定
コード(又はコードの組み合わせ)と選択すべき画像形
成装置のデバイスコード(識別番号)とをシリアル通信
インタフェースRS−485上に送出する。各画像形成
装置1〜5はそれぞれ、ポーリング機能を示す特定コー
ド(又はコードの組み合わせ)により、次に続くデバイ
スコードと自己のデバイスコードとを比較し、両コード
が一致した時に自分がポーリングされたことを知る。
【0039】次に、ポーリングされた画像形成装置は、
送出データ(データ通信装置7又は中央管理装置6に対
する通信要求)があればデータ通信装置7との通信を開
始し、通信要求がない時又は開始した通信が終了した時
は予め定められた特定コード(又はコードの組み合わ
せ)による終了応答を出力してデータ通信装置7との通
信を終了する。データ通信装置7は、終了応答を受け取
ると、次の画像形成装置へのポーリングに移行する。ま
た、データ通信装置7が出力するデバイスコードに対応
する画像形成装置が、電源OFFなどの理由で通信を開
始できなかったり、あるいは終了応答も出力できない場
合、データ通信装置7は予め定められた一定時間経過後
にポーリング動作を終了する。このポーリングは、セレ
クティングが発生しない限り、接続されている画像形成
装置1〜5に対して順次繰り返される。
【0040】(3)のデータ通信装置7独自の制御に
は、例えば以下の(a)(b)に示すものがある。 (a)トータルカウンタ値(積算画像形成枚数)の読み
出し (b)(2)の画像形成装置1〜5から中央管理装置6
への通信制御に対する結果返送 トータルカウンタ値の読み出しの制御は、データ通信装
置7から画像形成装置1〜5への1日1回定時(0時0
分、但しこの時刻に画像形成装置の電源がOFFになっ
ている場合は、この時刻以降に初めて電源がONになっ
た時)のセレクティングによって行う。
【0041】データ通信装置7は、接続されている画像
形成装置毎にトータルカウンタ用のメモリを2個(仮に
これらをそれぞれA,Bとする)用意してあり、上記1
日1回のセレクティングによって読み取ったトータルカ
ウンタ値をメモリAに書き込む。したがって、メモリA
は毎日(但し例えば休日のように1日中画像形成装置の
電源がON状態にならない場合はこの限りでない)前日
の値が書き換えられることになる。また、毎月1回予め
決められた日時(これは中央管理装置6により設定さ
れ、データ通信装置7内の不揮発性RAM44に記憶さ
れる)にメモリAに記憶されているトータルカウンタ値
をメモリBにコピーする。データ通信装置7から中央管
理装置6へはメモリBの内容が送られるが、その転送方
法には以下の(a)(b)に示す2通りの方法がある。
【0042】(a)中央管理装置6は、上記日時(メモ
リAの内容がメモリBにコピーされる日時)以降にデー
タ通信装置7のメモリBに記憶されたトータルカウンタ
値を読みに行く。 (b)データ通信装置7は、上記日時以降に自発呼して
メモリBに記憶されたトータルカウンタ値を公衆回線8
を介して中央管理装置6へ送出する。なお、自発呼を行
う日時も中央管理装置6により設定され、データ通信装
置7内の不揮発性RAM44に記憶される。なお、デー
タ通信装置7は、接続されている画像形成装置毎にメモ
リA,Bを組み合わせたメモリを複数組用意している。
これは、例えば白黒コピー用,アプリケーションコピー
用,カラーコピー用等の種々のトータルカウンタ値が考
えられるためである。
【0043】次に、この発明を実施する無線通信装置を
用いた画像形成装置管理システムについて、図1および
図7以降の各図面に基づいて具体的に説明する。図1お
よび図7はこの発明を実施する画像形成装置管理システ
ムの異なる構成例を示すブロック図であり、前述した図
2を含む各図面と一致する部分には同一符号を付してそ
れらの説明を省略する。図1に示す画像形成装置管理シ
ステムでは、データ通信装置7と画像形成装置1との間
のデータ通信を無線化するために、データ通信装置7と
画像形成装置1との間に無線通信装置を介挿している。
【0044】そして、無線通信装置を、データ通信装置
7に有線接続される(内蔵されてもよい)無線親局10
0と、画像形成装置1に有線接続される(内蔵されても
よい)無線子局101とによって構成している。ここ
で、画像形成装置1は、図3に示したように、データ通
信装置7の画像形成装置I/F46と有線接続可能なシ
リアル通信制御ユニット(シリアル通信インタフェース
RS−485)を有するパーソナルI/F18を備えて
いる。そのため、データ通信装置7と画像形成装置1と
の間への無線通信装置の介挿を容易にするために、無線
親局100に、データ通信装置7の画像形成装置I/F
46と有線接続可能なシリアル通信インタフェースRS
−485を設けることは勿論、無線子局101に、パー
ソナルI/F18のシリアル通信制御ユニットと同等の
シリアル通信インタフェースRS−485を設けてい
る。
【0045】図7に示す画像形成装置管理システムで
は、データ通信装置7と各画像形成装置1〜5との間の
データ通信を無線化するために、データ通信装置7と各
画像形成装置1〜5との間に無線通信装置を介挿してい
る。そして、無線通信装置を、データ通信装置7に有線
接続される(内蔵されてもよい)無線親局100と、各
画像形成装置1〜5にそれぞれ有線接続される(内蔵さ
れてもよい)無線子局101〜105とによって構成し
ている。
【0046】ここで、各画像形成装置1〜5はそれぞ
れ、図3に示したように、データ通信装置7の画像形成
装置I/F46と有線接続可能なシリアル通信制御ユニ
ット(シリアル通信インタフェースRS−485)を有
するパーソナルI/F18を備えている。そのため、デ
ータ通信装置7と各画像形成装置1〜5との間への無線
通信装置の介挿を容易にするために、無線親局100
に、データ通信装置7の画像形成装置I/F46と有線
接続可能なシリアル通信インタフェースRS−485を
設けることは勿論、各無線子局101〜105にそれぞ
れ、パーソナルI/F18のシリアル通信制御ユニット
と同等のシリアル通信インタフェースRS−485を設
けている。
【0047】図8は、図1および図7の無線親局100
の構成例を示すブロック図である。無線親局100は、
アンテナ111,無線送信部112,無線受信部11
3,制御部114,RS485ドライバ(外部I/F
部)115,不揮発性メモリ116,スイッチ部11
7,およびLED表示部118からなる。無線送信部1
12は、制御部114より入力される送信データを無線
信号に変換してアンテナ111へ出力する。つまり、所
定の周波数の信号を制御部114より入力される送信デ
ータにより変調し、無線信号としてアンテナ111へ出
力する。
【0048】無線受信部113は、アンテナ111より
入力される無線信号を受信データに変換して制御部11
4へ出力する。つまり、アンテナ111より入力される
無線信号の所定の周波数帯について復調し、受信データ
として制御部114へ出力する。また、所定の周波数の
強度(入力レベル)を制御部114へ提供する。制御部
114は、無線送信部112,無線受信部113,RS
485ドライバ115,不揮発性メモリ116,スイッ
チ部117,およびLED表示部118の制御を行う。
RS485ドライバ115は、シリアル通信インタフェ
ースRS−485の制御を行う。つまり、データ通信装
置7とのデータの送受信を制御する。
【0049】不揮発性メモリ116は、無線通信装置の
呼出名称,メーカコード,子局ID(対向局ID),管
理テーブルなど、無線通信に必要な情報を記憶する。こ
こで、呼出名称は、個々の無線局に固有に与えられる数
字によるコードであり、製造時に書き込まれる。ここで
は、そのコードを無線親局100の親局IDとして使用
する。メーカコードは、製造メーカ等を識別するための
コードであり、製造時などに書き込まれる。
【0050】子局IDは、送信相手先である無線子局を
識別するためのIDであり、製造時又は設置時などに予
め書き込まれる。管理テーブルは、対向局となる無線子
局の子局識別番号と子局IDとを関連付けて記憶管理す
るものであり、予め不揮発性メモリ116に記憶(登
録)されているものとする。図10の(a)は図1に示
した画像形成装置管理システムの場合の無線親局100
の不揮発性メモリ116に記憶される管理テーブルを、
同図の(b)は図7に示した画像形成装置管理システム
の場合の無線親局100の不揮発性メモリ116に記憶
される管理テーブルをそれぞれ示す図である。
【0051】スイッチ部117は、後述するテスト動作
を開始したり、動作モードを設定したりする際に使用す
るスイッチにより構成される。LED表示部118は、
無線親局100の動作状態、つまり図7の無線子局10
1〜105(図1の無線子局101を含む)との通信状
態や、テスト動作時の結果などを表示する。なお、LE
D表示部118の代わりに、文字表示部等の他の表示部
を備えたり、スピーカ等の音声出力部を設けたり、ある
いは表示部と音声出力部の両方を備えるようにしてもよ
い。
【0052】ここで、図1および図7に示した画像形成
装置管理システムでは、無線親局100におけるこの発
明による各種機能(ノイズ混入チャネル判定手段および
チャネル使用禁止手段を含む各手段としての機能)に対
応するプログラムを制御部114内のROMに予め記憶
しておき、制御部114内のCPUがそのプログラムに
従って動作すると共に、制御部114内のRAM,不揮
発性メモリ116,およびLED表示部118等を使用
することにより、上記各種機能を実現することができ
る。
【0053】なお、無線親局100における各種機能
は、必ずしも全て実現する必要はなく、必要な機能のみ
を実現可能にすることもできる。また、無線親局100
の機能をデータ通信装置7に内蔵することもできる。こ
の場合、データ通信装置7のCPU41,ROM42等
からなる制御部が無線親局100の制御部114の機能
を、データ通信装置7のLED表示部49が無線親局1
00のLED表示部118の機能を、データ通信装置7
の不揮発性RAM44が無線親局100の不揮発性メモ
リ116の機能をそれぞれ果すようにすればよい。
【0054】図9は、図7の無線子局101〜105
(図1の無線子局101を含む)の構成例を示すブロッ
ク図である。無線子局101〜105はそれぞれ、無線
親局100と同様に、アンテナ121,無線送信部12
2,無線受信部123,制御部124,RS485ドラ
イバ125,不揮発性メモリ126,スイッチ部12
7,およびLED表示部128からなる。無線送信部1
22は、制御部124より入力される送信データを無線
信号に変換してアンテナ121へ出力する。つまり、所
定の周波数の信号を制御部124より入力される送信デ
ータにより変調し、無線信号としてアンテナ121へ出
力する。
【0055】無線受信部123は、アンテナ121より
入力される無線信号を受信データに変換して制御部12
4へ出力する。つまり、アンテナ121より入力される
無線信号の所定の周波数帯について復調し、受信データ
として制御部124へ出力する。また、所定の周波数の
強度を制御部124へ提供する。制御部124は、無線
送信部122,無線受信部123,RS485ドライバ
125,不揮発性メモリ126,スイッチ部127,お
よびLED表示部128の制御を行う。RS485ドラ
イバ125は、シリアル通信インタフェースRS−48
5の制御を行う。つまり、画像形成装置1〜5とのデー
タの送受信を制御する。
【0056】不揮発性メモリ126は、無線通信装置の
呼出名称,メーカコード,親局ID(対向局ID)な
ど、無線通信に必要な情報を記憶する。ここで、呼出名
称は、個々の無線局に固有に与えられる数字によるコー
ドであり、製造時に書き込まれる。ここでは、そのコー
ドを子局IDとして使用する。メーカコードは、製造メ
ーカ等を識別するためのコードであり、製造時などに書
き込まれる。親局IDは、送信相手先である無線親局を
識別するためのIDであり、製造時又は設置時などに予
め書き込まれる。
【0057】スイッチ部127は、テスト動作を開始し
たり、動作モードを設定したりする際に使用するスイッ
チにより構成される。LED表示部128は、それを有
する無線子局の動作状態、および無線親局100への送
信結果や、テスト動作時の結果などを表示する。なお、
LED表示部128の代わりに、文字表示部等の他の表
示部を備えたり、スピーカ等の音声出力部を設けたり、
あるいは表示部と音声出力部の両方を備えるようにして
もよい。
【0058】ここで、図1および図7に示した画像形成
装置管理システムでは、無線子局101〜105におけ
るこの発明による各種機能(ノイズ混入チャネル判定手
段およびチャネル使用禁止手段を含む各手段としての機
能に対応するプログラムを制御部124内のROMに予
め記憶しておき、制御部124内のCPUがそのプログ
ラムに従って動作すると共に、制御部124内のRA
M,不揮発性メモリ126,およびLED表示部128
等を使用することにより、上記各種機能を実現すること
ができる。
【0059】なお、無線子局101〜105における各
種機能は、必ずしも全て実現する必要ではなく、必要な
機能のみを実現可能にすることもできる。また、無線子
局の機能を画像形成装置に内蔵することもできる。この
場合、画像形成装置のCPU11,ROM13等からな
る制御部が無線子局の制御部124の機能を、画像形成
装置の操作表示部が無線子局のLED表示部128の機
能を、画像形成装置の不揮発性RAM15が無線子局の
不揮発性メモリ126の機能をそれぞれ果すようにすれ
ばよい。
【0060】次に、図1に示した画像形成装置管理シス
テムにおける無線親局100および無線子局101によ
る無線通信回線接続動作を説明する。なお、図7に示し
た画像形成装置管理システムにおける無線親局100お
よび無線子局101〜105による無線通信回線接続動
作も同様なので、その説明を省略する。無線親局100
と無線子局101とが無線通信を行うためには、送信側
の無線局(例えば無線親局100)が図11の動作を、
受信側の無線局(例えば無線子局101)が図12の動
作をそれぞれ行うことにより、無線通信回線を接続(形
成)する必要がある。
【0061】例えば、無線親局100は、データ通信装
置7に有線接続されているI/Fライン(シリアル通信
インタフェースRS−485)より順次入力されるデー
タを一時バッファリングしながら、ポーリングコマンド
(ポーリング信号)またはセレクティングコマンド(セ
レクティング信号)に一致するデータ(所定の制御デー
タ)を検出する処理を行い、そのデータ(ポーリング/
セレクティング)を検出した時に、図11に示す無線通
信回線接続動作を開始する。
【0062】図11は、送信側の無線局による無線通信
回線接続動作の一例を示すフローチャートである。送信
側の無線局は、無線通信回線接続動作を開始すると、ま
ず無線通信に使用する無線チャネル(以下「CH」と略
称する)(RCR−STD17Aでは1〜9CHのいず
れか)を選択し、その選択したCHをキャリアセンスす
る。ここで、キャリアセンスとは、選択したCHについ
て、そのCHを他の装置が使用しているか使用していな
いかを調べることをいい、例えば、そのCHの周波数に
無線受信部の受信周波数を同調させた場合の無線電波の
受信強度(入力レベル)を測定し、その受信強度が所定
値(所定レベル)以上ある場合は、そのCHが使用中で
あると判断し、所定値より低い場合には空きCHである
と判断する。
【0063】選択したCHのキャリアセンスにより、そ
のCHが使用中であると判断した場合は、再びCH(但
し前回と異なるCH)を選択し、その選択したCHをキ
ャリアセンスする。そして、今回選択したCHも使用中
であると判断した場合には、再びCHの選択に戻って上
述と同様の処理を繰り返し行い、その処理を所定回数繰
り返しても使用可能なCH(空きCH)を選択できなか
った場合は、無線通信回線接続動作を終了する。
【0064】選択したCHのキャリアセンスにより、そ
のCHが使用可能なCH(空きCH)であると判断した
場合は、そのCH情報および不揮発性メモリから導き出
した対向局ID(通信相手先のID)を無線接続制御情
報に付加し、次に送受信CHである無線送信部の送信C
H(送信周波数)および無線受信部の受信CH(受信周
波数)を周波数制御CH(RCR−STD17Aの場合
は10CH)にセットし、その周波数制御CHをキャリ
アセンスする。ここで、無線設備標準規格RCR−ST
D17Aで定められているCH(無線チャネル)と周波
数との関係を図13に示す。この中で、CH番号10
(10CH)の2波が、周波数制御CHとして使用する
ことが定められている。また、複信方式又は半複信方式
のデータCHは、CH番号10の2波を除く同一CH番
号の対波を使用する。
【0065】周波数制御CHのキャリアセンスにより、
周波数制御CHが使用中であると判断した場合は、所定
時間待った後、再度周波数制御CHをキャリアセンス
し、所定回数キャリアセンスしても周波数制御CHの空
き状態を検出できなかった場合は、無線通信回線接続動
作を終了する。周波数制御CHのキャリアセンスによ
り、周波数制御CHの空きを確認できた場合は、その周
波数制御CHが使用可能なため、上述した無線接続制御
情報を含む無線通信回線接続要求情報を送信する。ここ
で、送信側の無線局が送信する無線接続制御情報のデー
タフォーマットの一例を図14に示す。なお、図14の
A局IDは送信側の無線局のIDを、B局IDは受信側
の無線局(対向局)のIDをそれぞれ示す。
【0066】送信側の無線局は、無線通信回線接続要求
情報の送信後、送受信CHを先に捕捉(選択)したCH
(空きCH)の周波数にセットして、受信側の無線局
(B局)からの無線通信回線接続応答情報の受信を待
つ。但し、所定時間待っても無線通信回線接続応答情報
を受信できない場合は、無線通信回線接続動作を終了す
る。所定時間内に、受信側の無線局から無線通信回線接
続応答情報を受信した場合は、両無線局の(無線親局1
00と無線子局101との)無線通信回線の接続が完了
したことになり、無線通信回線接続動作を終了する。そ
の後、送信側の無線局は、自局に有線接続されている外
部装置(データ通信装置7又は画像形成装置1)から受
信したデータを受信側の無線局へ無線送信する。
【0067】一方、受信側の無線局は、通常、無線受信
部の受信周波数(受信CH)を周波数制御CHの周波数
に同調させておき、送信側の無線局から周波数制御CH
で送信される無線接続制御情報を含む無線通信回線接続
要求情報を監視し、無線通信回線接続要求情報を受信し
た時に、図12に示す無線通信回線接続動作を開始す
る。
【0068】図12は、受信側の無線局による無線通信
回線接続動作の一例を示すフローチャートである。受信
側の無線局は、無線通信回線接続動作を開始すると、ま
ず受信した無線通信回線接続要求情報に含まれている無
線接続制御情報中のメーカコード,対向局(B局)ID
が自身の不揮発性メモリに記憶されているメーカコー
ド,自局(B局)ID(呼出名称)と一致するか否かを
調べ、一致していなければ今回の無線通信回線接続要求
情報の受信を無効とし、無線通信回線接続動作を終了
し、他の無線通信回線接続要求情報の受信待ちの状態に
戻る。
【0069】メーカコード,対向局IDが自身のものと
一致した場合は、受信した無線通信回線接続要求情報に
含まれている無線接続制御情報中のCH情報に基づい
て、送受信CHをセット、つまり無線送信部の送信CH
を指定された(送信側の無線局で先に捕捉された)CH
(空きCH)の周波数にセットし、無線受信部の受信C
Hを指定されたCHの周波数にセットする。その後、指
定されたCHをキャリアセンスし、そのCHが使用可能
なCHであると判断した場合に、無線通信回線接続応答
情報を無線送信(返送)し、それによって両無線局の無
線通信回線の接続が完了するため、無線通信回線接続動
作を終了する。
【0070】以上により、両無線局間で無線通信回線を
形成し、この無線通信回線を介してそれぞれの無線局に
接続されている外部装置同士のデータ通信が可能にな
る。なお、以降の無線通信は、送信するデータがないと
きも、対向局に対して無線通信回線が接続されているこ
とを示すため、また他の無線通信装置に対してその通信
チャネルを使用中であることを示すために、キャリア信
号を送出している。
【0071】図15は、図8の無線親局100の無線受
信部113の構成例を示すブロック図である。なお、図
9の無線子局101〜105の無線受信部123も図1
5と同様の構成のため、その説明を省略する。図15
は、449.7125〜449.825MHzを送信周
波数に、429.8125〜429.925MHzを受
信周波数にそれぞれ設定した無線親局100の無線受信
部113の例を示しており、その無線受信部113には
ダブルスーパへテロダイン方式という検波方式を使用し
ている。そこで、図15により、CH1(429.81
25MHz)の信号を受信する場合を例に無線受信部1
13の動作について説明する。
【0072】429.8125MHzの信号を受信する
ために、周波数シンセサイザ131は、第1局部発信周
波数を408.1125MHzにセットして、その周波
数の信号である第1局部発信信号を第1混合器132に
供給する。一方、アンテナ111からの受信信号を、ア
ンテナ共用器133および増幅器134を経由して第1
混合器132に供給させ、第1局部発信信号と混合させ
る。このとき、第1混合器132からは様々な信号が出
力されるが、第1局部発信周波数(408.1125M
Hz)と21.7MHzの差を持つ429.8125M
Hzをキャリアとする信号だけが、21.7MHzバン
ドパスフィルタ135を通過できる。
【0073】さらに、21.7MHzバンドパスフィル
タ135を通過した信号を第2混合器136に供給さ
せ、周波数シンセサイザ131からの21.25MHz
の第2局部発信信号と混合させ、450KHzバンドパ
スフィルタ137を通すことによって信号成分を抽出
し、その後復調器138に入力して復調させる。復調器
138の出力は、そのままでは制御部114で扱えない
ため、波形成型器139によって2値化信号に成形さ
せ、制御部114へ供給させる。なお、これらの処理を
行っている間、無線送信部112はCH1である44
9.7125MHzのキャリア信号を送出している。
【0074】ところで、アンテナ共用器133は、フィ
ルタ等の組み合わせにより、アンテナ111から入力さ
れた信号(受信信号)は無線受信部113へ、無線送信
部112から出力された信号(送信信号)はアンテナ1
11へそれぞれ送出されるように構成されているが、送
信信号が無線受信部113へ漏れ込むことを完全に防ぐ
ことはできない。このとき、449.7125MHzと
21.7MHzの差を持つ428.0125MHzのノ
イズがアンテナ111から入力されると、この2波の混
合出力が21.7MHzバンドパスフィルタ135を通
過してしまい、本来の受信信号と重畳され、復調データ
は本来のデータとは異なるものになってしまう。
【0075】このようにして、使用するCH(無線チャ
ネル)のキャリア周波数以外の受信(無線通信)に影響
を及ぼす可能性のある周波数は、449.7125〜4
49.825MHzを送信周波数とする無線親局100
の場合には図16に示す周波数(混入可能な周波数)
が、429.8125〜429.9250MHzを送信
周波数とする無線親局100の場合には図17に示す周
波数が考えられる。なお、回路構成によっては、上記の
他に、無線通信に影響を及ぼす無線チャネル以外の周波
数があり得る。
【0076】そこで、上述したような問題を解消するた
め、送信側の無線局および受信側の無線局となる無線親
局100および無線子局101(又は101〜105)
が、後述するこの発明に係わる処理を実行する。以下、
図1に示した画像形成装置管理システムに使用される無
線通信装置を構成する無線親局100および無線子局1
01によるこの発明に係わるテスト動作(ノイズ混入チ
ャネル判定処理を含む処理)、および図11に示した画
像形成装置管理システムに使用される無線通信装置を構
成する無線親局100および無線子局101〜105に
よるこの発明に係わるテスト動作について、図18以降
のフローチャートも参照して具体的に説明する。
【0077】なお、無線親局100と無線子局101
(又は無線子局101〜105)が無線通信を行うため
には、前述したように、一方の無線局が図11によって
説明した動作を、他方の無線局が図12によって説明し
た動作をそれぞれ行うことにより、無線通信回線を接続
する必要があるが、以降の説明では、無線通信回線接続
動作およびそれに伴う無線通信回線切断動作の説明は省
略する。図18〜図31は、この発明に係わるテスト動
作(ここでは449.7125〜449.8250MH
zを送信周波数とした場合に対応するものとする)のそ
れぞれ異なる実施形態(各請求項に対応する実施形態を
含む)を示すフローチャートである。
【0078】〔第1実施形態:図18〕図18は、無線
親局100および無線子局101(又は無線子局101
〜105)によるこの発明に係わるテスト動作の第1例
を示すフローチャートである。無線親局100および無
線子局101はそれぞれ、自局のスイッチ部上のスイッ
チの操作によってテスト開始要求があった場合に、図1
8のテスト動作を開始する。
【0079】そして、テスト通信のための受信周波数
(以下「検査周波数」ともいう)を428.0125M
Hzから0.0125MHzずつ加算した周波数(RX
Fの値)に順次設定(セット)し、それぞれの場合につ
いてキャリアセンスを実施して入力レベル(キャリアセ
ンスレベル)を測定する(各RXFの値に無線受信部の
受信周波数を同調させた場合の無線電波の受信強度を測
定する)ことにより、各RXFの値毎に入力レベルが所
定値を超えているかどうかを判断する。また、キャリア
センスを実施する毎に対応するCHを識別する情報であ
るCH番号を示すカウンタC1をインクリメント(+
1)する。
【0080】そして、入力レベルが所定値を超えている
と判断した場合、つまり入力レベルが所定値を超えてい
る検査周波数を検出した場合に、その検査周波数に対応
するCH(カウンタC1の値を示すCH)を無線通信に
影響を及ぼすノイズが混入されたノイズ混入チャネルと
判定し、カウンタC1の値を図示しないテーブル(NG
CH)に記憶する。その後、カウンタC1の値が「1
0」になると、テーブル(NGCH)に記憶したカウン
タC1の値を示すCHを使用禁止とし、テスト動作を終
了する。
【0081】このように、第1実施形態では、画像形成
装置管理システムに使用される無線通信装置の無線親局
100および無線子局101(又は無線子局101〜1
05)がそれぞれ、自局のスイッチ部上のスイッチの操
作によってテスト開始要求があった場合に、使用するC
H(無線チャネル)のキャリア周波数以外の無線通信に
影響を及ぼす可能性のある周波数(検査周波数)につい
て順次キャリアセンスを実施し、キャリアセンスレベル
が所定値を超えている検査周波数を検出した場合に、そ
の検査周波数に対応するCHを無線通信に影響を及ぼす
ノイズが混入されたノイズ混入チャネルと判定し、使用
禁止にすることにより、無線通信エラーを引き起こす恐
れのあるCHを使用することがなくなるため、無線通信
装置の無線親局100と無線子局101との無線通信を
確実に行わせることが可能になる。つまり、無線通信に
支障をきたす状況を回避することが可能になる。
【0082】ここで、ノイズ混入チャネルと判定された
CHの使用を禁止せず、単にノイズ混入チャネルが検出
された旨を報知するようにすることも考えられるが、そ
れだけではノイズ源を判別することは難しく、よって、
無線通信装置の設置場所を変えたり、アンテナの方向を
変えたりしたうえで、上記キャリアセンスを実施すると
いう処理を繰り返すことで、ノイズの影響を受けない場
所を探さなければならない。しかし、第1実施形態によ
れば、ノイズ混入チャネルと判定されたCHの使用を禁
止するので、上述した効果を得ることができる。
【0083】〔第2実施形態:図19〕図19は、無線
親局100および無線子局101(又は無線子局101
〜105)によるこの発明に係わるテスト動作の第2例
を示すフローチャートである。無線親局100および無
線子局101はそれぞれ、自局のスイッチ部上のスイッ
チの操作によってテスト開始要求があった場合に、図1
9のテスト動作を開始する。
【0084】そして、テスト通信のための受信周波数
(検査周波数)を428.0125MHzから0.01
25MHzずつ加算した周波数(RXFの値)に順次設
定し、それぞれの場合についてキャリアセンスを実施し
て入力レベル(キャリアセンスレベル)を測定する(各
RXFの値に無線受信部の受信周波数を同調させた場合
の無線電波の受信強度を測定する)ことにより、各RX
Fの値毎に入力レベルが所定値を超えているかどうかを
判断する。また、キャリアセンスを実施する毎にカウン
タC1をインクリメント(+1)する。
【0085】そして、入力レベルが所定値を超えている
と判断した場合、つまり入力レベルが所定値を超えてい
る検査周波数を検出した場合に、その検査周波数に対応
するCH(カウンタC1の値を示すCH)を無線通信に
影響を及ぼすノイズが混入されたノイズ混入チャネルと
判定し、カウンタC1の値を図示しないテーブル(NG
CH)に記憶すると共に、カウンタC2をインクリメン
ト(+1)する。
【0086】その後、カウンタC1の値が「10」にな
ると、テーブル(NGCH)に記憶したカウンタC1の
値を示すCHを使用禁止とした後、カウンタC2の値
(ノイズ混入チャネルと判定したCHつまり使用禁止C
Hの総数)が所定値(所定数)に達したか否かを判断
し、カウンタC2の値が所定値に達していない場合には
そのまま、所定値に達した場合にはその旨(NGCHが
多いこと)を自局に設けているLED表示部の所定LE
Dの点灯又は点滅によって報知させることにより、無線
通信装置の設置環境が無線通信に適していないことを警
告した後、テスト動作を終了する。
【0087】ここで、ノイズ混入チャネルと判定したC
Hを使用禁止とすることで、無線通信においてノイズの
影響を受けることを防止できるが、使用禁止CHが多い
と、使用可能なCHの選択肢が少なくなり、無線通信機
会を逸することが多くなる。しかし、上記報知内容から
操作者(サービスマン又はユーザ)は使用禁止CHが多
いことを知ることができるため、事前に対処できる。つ
まり、無線通信装置の位置を変更したり、アンテナの方
向を変更して、上述したテスト動作を実施させることに
よりノイズ混入チャネルによる通信障害の発生しない設
置位置又はアンテナ方向を探索しておくことができ、使
用禁止CHの総数を減らすことが可能になる。
【0088】このように、第2実施形態では、画像形成
装置管理システムに使用される無線通信装置の無線親局
100および無線子局101(又は無線子局101〜1
05)がそれぞれ、自局のスイッチ部上のスイッチの操
作によってテスト開始要求があった場合に、使用するC
Hのキャリア周波数以外の無線通信に影響を及ぼす可能
性のある周波数(検査周波数)について順次キャリアセ
ンスを実施し、キャリアセンスレベルが所定値を超えて
いる検査周波数を検出した場合に、その検査周波数に対
応するCHを無線通信に影響を及ぼすノイズが混入され
たノイズ混入チャネルと判定し、使用禁止にすると共
に、カウンタC2の値(使用禁止CHの総数)が所定値
(所定数)に達した場合に、その旨(NGCHが多いこ
と)を自局に設けているLED表示部の所定LEDの点
灯又は点滅によって報知させるので、次のような効果を
得ることができる。
【0089】すなわち、上記報知内容から操作者は使用
禁止CHが多いことを知ることもできる。そのため、無
線通信装置の設置の際に無線通信環境の良否を判断で
き、上述したようにノイズ混入チャネルと判定され、使
用禁止となったCHの総数が多ければ、その総数が少な
くなるように直ちに対処することができる。したがっ
て、無線通信装置の無線親局100と無線子局101と
の無線通信をより確実に行わせることが可能になる。
【0090】〔第3実施形態:図20〕図20は、無線
親局100および無線子局101(又は無線子局101
〜105)によるこの発明に係わるテスト動作の第3例
を示すフローチャートである。無線親局100および無
線子局101はそれぞれ、自局のスイッチ部上のスイッ
チの操作によってテスト開始要求があった場合に、図2
0のテスト動作を開始するが、その動作は図19によっ
て説明した第2実施形態の動作と若干異なるだけなの
で、その異なる部分のみを説明する。すなわち、カウン
タC1の値が「10」になり、テーブル(NGCH)に
記憶したカウンタC1の値を示すCHを使用禁止とした
後、カウンタC2の値(使用禁止CHの総数)を自局に
設けているLED表示部の所定LEDの点灯又は点滅に
よって報知させた後、テスト動作を終了する。
【0091】操作者は、その報知によって使用禁止CH
(ノイズ混入チャネルと判定されたCH)を知ることが
できる。ここで、混入するノイズは、1種類とは限ら
ず、また周波数的に広がりをもったノイズであることも
ある。よって、使用禁止CHの総数を報知することによ
り、その状況を把握しやすくなり、対処しやすくなる。
この場合、無線通信に詳しくない人の場合、第2実施形
態で示したような報知(NGCHが多い旨の報知)の方
が扱いやすいが、無線通信に精通した人であれば、使用
禁止CHの総数の報知の方が扱いやすく、無線通信に適
した無線通信装置の設置位置又はアンテナ方向を探索で
きる。
【0092】このように、第3実施形態では、画像形成
装置管理システムに使用される無線通信装置の無線親局
100および無線子局101(又は無線子局101〜1
05)がそれぞれ、自局のスイッチ部上のスイッチの操
作によってテスト開始要求があった場合に、使用するC
Hのキャリア周波数以外の無線通信に影響を及ぼす可能
性のある周波数(検査周波数)について順次キャリアセ
ンスを実施し、キャリアセンスレベルが所定値を超えて
いる検査周波数を検出した場合に、その検査周波数に対
応するCHを無線通信に影響を及ぼすノイズが混入され
たノイズ混入チャネルと判定し、使用禁止にすると共
に、使用禁止CHの総数を自局に設けているLED表示
部の所定LEDの点灯又は点滅によって報知させるの
で、次のような効果を得ることができる。
【0093】すなわち、上記報知内容から操作者は使用
禁止CHの総数を知ることもできる。そのため、無線通
信に精通した操作者であれば、無線通信装置の設置等の
際に無線通信環境の良否を的確に判断でき、使用禁止と
なったCHの総数が多ければ、その総数が少なくなるよ
うに直ちに対処することができる。したがって、無線通
信装置の無線親局100と無線子局101との無線通信
を確実に行わせることができるなお、第2実施形態と第
3実施形態とを組み合わせ、使用禁止CHが所定数に達
した場合、その旨およびそのCH数の両方を自局に設け
ているLED表示部の所定LEDの点灯又は点滅によっ
て報知させることもできる。
【0094】〔第4実施形態:図21〕図21は、無線
親局100および無線子局101(又は無線子局101
〜105)によるこの発明に係わるテスト動作の第4例
を示すフローチャートである。無線親局100および無
線子局101はそれぞれ、自局のスイッチ部上のスイッ
チの操作によってテスト開始要求があった場合に、図2
1のテスト動作を開始するが、その動作は図18によっ
て説明した第1実施形態の動作と若干異なるだけなの
で、その異なる部分のみを説明する。
【0095】すなわち、カウンタC1の値が「10」に
なり、テーブル(NGCH)に記憶したカウンタC1の
値を示すCHを使用禁止とした後、テーブル(NGC
H)の内容、つまり使用禁止CHを識別する情報(使用
禁止CH情報)を自局に設けているLED表示部の所定
LEDの点灯又は点滅によって報知させた後、テスト動
作を終了する。
【0096】このように、第4実施形態では、画像形成
装置管理システムに使用される無線通信装置の無線親局
100および無線子局101(又は無線子局101〜1
05)がそれぞれ、自局のスイッチ部上のスイッチの操
作によってテスト開始要求があった場合に、使用するC
Hのキャリア周波数以外の無線通信に影響を及ぼす可能
性のある周波数(検査周波数)について順次キャリアセ
ンスを実施し、キャリアセンスレベルが所定値を超えて
いる検査周波数を検出した場合に、その検査周波数に対
応するCHを無線通信に影響を及ぼすノイズが混入され
たノイズ混入チャネルと判定し、使用禁止にすると共
に、使用禁止CHを識別する情報を自局に設けているL
ED表示部の所定LEDの点灯又は点滅によって報知さ
せるので、その報知内容から操作者は使用禁止CHを容
易且つ確実に把握することができ、無線通信装置の設置
等の際に無線通信環境の良否をより的確に判断でき、無
線通信装置の無線親局100と無線子局101との無線
通信をより確実に行わせることができる。
【0097】なお、使用禁止CHを識別する情報とし
て、そのCHの周波数(キャリアセンスレベルが所定値
を超えている検査周波数であるノイズの周波数でもよ
い)を自局に設けているLED表示部の所定LEDの点
灯又は点滅によって報知させることもできる。
【0098】〔第5実施形態:図22〕図22は、無線
親局100および無線子局101(又は無線子局101
〜105)によるこの発明に係わるテスト動作の第5例
を示すフローチャートである。無線親局100および無
線子局101はそれぞれ、スイッチ部上のスイッチ操作
によってテスト開始要求があった場合に、図22の動作
を開始するが、その動作は図18によって説明した第1
実施形態と同様の動作に以下に示す動作を加えたもので
ある。
【0099】すなわち、キャリアセンスの実施により、
入力レベルが所定値を超えている検査周波数を検出し
(入力レベルが所定値を超えていると判断し)、その検
査周波数に対応するCH(カウンタC1の値が示すC
H)を無線通信に影響を及ぼすノイズが混入されたノイ
ズ混入チャネルと判定し、カウンタC1の値をテーブル
(NGCH)に記憶した後、その値が「10(予め定め
た周波数制御CHであるCH10)」であった場合(C
H10がノイズ混入チャネルと判定した場合)に、CH
10がNG(ノイズ混入チャネル又は使用禁止チャネ
ル)であることを自局に設けているLED表示部の所定
LEDの点灯又は点滅によって報知させる。ここで、一
般的にCHを自動的に選択する無線通信装置(例えば無
線親局に相当する)では、周波数制御CHが定められて
おり、この周波数制御CH上でどのCHで通信するかを
相手の無線通信装置(例えば無線子局に相当する)に伝
えている。よって、この周波数制御CHがノイズの影響
を受けている場合には、全く通信できなくなる。
【0100】このように、第5実施形態では、画像形成
装置管理システムに使用される無線通信装置の無線親局
100又は無線子局101がそれぞれ、第1実施形態と
同様の動作に加え、予め定めた周波数制御CHがノイズ
混入チャネルと判定した場合(使用禁止になった場合)
に、その旨を自局に設けているLED表示部の所定LE
Dの点灯又は点滅によって報知させるので、操作者は無
線通信について重要な障害があることを事前に知ること
ができる。したがって、無線通信装置の設置等の際に無
線通信環境の良否をより的確に判断でき、無線通信装置
の無線親局100と無線子局101との無線通信を確実
に行わせることができる。
【0101】なお、無線親局100および無線子局10
1がそれぞれ、スイッチ部上のスイッチ操作によってテ
スト開始要求があった場合に、図19によって説明した
第2実施形態あるいは図20によって説明した第3実施
形態と同様の動作に加え、キャリアセンスの実施によ
り、入力レベルが所定値を超えている検査周波数を検出
し、その検査周波数に対応するCH(カウンタC1の値
が示すCH)を無線通信に影響を及ぼすノイズが混入さ
れたノイズ混入チャネルと判定し、カウンタC2をイン
クリメント(+1)した後、カウンタC1の値が「10
(予め定めた周波数制御CHであるCH10)」であっ
た場合に、CH10がNGであることを自局に設けてい
るLED表示部の所定LEDの点灯又は点滅によって報
知させることもできる。
【0102】あるいは、無線親局100および無線子局
101がそれぞれ、スイッチ部上のスイッチ操作によっ
てテスト開始要求があった場合に、図21によって説明
した第4実施形態と同様の動作に加え、キャリアセンス
の実施により、入力レベルが所定値を超えている検査周
波数を検出し、その検査周波数に対応するCH(カウン
タC1の値が示すCH)を無線通信に影響を及ぼすノイ
ズが混入されたノイズ混入チャネルと判定し、カウンタ
C1の値をテーブル(NGCH)に記憶した後、その値
が「10(予め定めた周波数制御CHであるCH1
0)」であった場合に、CH10がNGであることを自
局に設けているLED表示部の所定LEDの点灯又は点
滅によって報知させることもできる。
【0103】〔第6実施形態:図23〕図23は、無線
親局100および無線子局101(又は無線子局101
〜105)によるこの発明に係わるテスト動作の第6例
を示すフローチャートである。無線親局100および無
線子局101はそれぞれ、スイッチ部上のスイッチ操作
によってテスト開始要求があった場合に、図23の動作
を開始するが、その動作は図18によって説明した第1
実施形態の動作と若干異なるだけなので、その異なる部
分のみを説明する。
【0104】すなわち、カウンタC1の他にカウンタC
3を用意し、同一の検査周波数について予め設定された
所定回数(複数回)だけキャリアセンスを繰り返し実施
して入力レベルを測定し、入力レベルが所定値を越えて
いることを所定回数検出した場合、つまり入力レベルが
所定値を越えている検査周波数を所定回数検出した場合
に、その検査周波数に対応するCH(カウンタC1の値
を示すCH)を無線通信に影響を及ぼすノイズが混入さ
れたノイズ混入チャネルと判定し、カウンタC1の値を
テーブル(NGCH)に記憶する。
【0105】ここで、この画像形成装置管理システムで
使用されている無線通信装置の無線親局100又は無線
子局101がある検査周波数についてキャリアセンスし
たときに、たまたま無線通信装置を有する他の無線シス
テムが通信中のため、入力レベルが所定値を越えている
検査周波数を検出してしまうことがある。また、ノイズ
によって、入力レベルが所定値を越えている検査周波数
を検出した場合でも、そのノイズが突発的に発生したも
のであって、定常的に発生しているものではない場合が
ある。
【0106】このように、第6実施形態では、画像形成
装置管理システムに使用される無線通信装置の無線親局
100又は無線子局101がそれぞれ、図23によって
説明した動作のうち、複数の検査周波数についてキャリ
アセンスを実施する場合、同一の検査周波数について複
数回キャリアセンスを実施して入力レベルを測定し、そ
の入力レベルが所定値を越えている検査周波数を所定回
数検出した場合に、その検査周波数に対応するCHを無
線通信に影響を及ぼすノイズが混入されたノイズ混入チ
ャネルと判定することにより、より正確なテストを行え
るため、操作者は無線通信装置の設置等の際に無線通信
環境の良否を更に的確に判断でき、無線通信装置の無線
親局100と無線子局101との無線通信を一層確実に
行わせることが可能になる。
【0107】なお、無線親局100又は無線子局101
がそれぞれ、図19〜図22によって説明した第2〜5
実施形態のいずれかと同様の動作のうち、複数の検査周
波数についてキャリアセンスを実施する場合、同一の検
査周波数について複数回キャリアセンスを実施して入力
レベルを測定し、その入力レベルが所定値を越えている
検査周波数を所定回数検出した場合に、その検査周波数
に対応するCHを無線通信に影響を及ぼすノイズが混入
されたノイズ混入チャネルと判定することもできる。
【0108】また、上述した第1〜第6実施形態では、
無線親局100および無線子局101がそれぞれ、自局
のスイッチ部上のスイッチの操作によってテスト開始要
求があった場合に、テストを実行するようにしたが、以
下の(A1)〜(A3)のいずれかに示すようにしても
よい。 (A1)無線親局100は、データ通信装置7のスイッ
チ(新たに追加する必要がある)の操作によってテスト
開始要求があった場合に、テストを実行する。無線子局
101は、画像形成装置1の表示操作部のキー操作によ
ってテスト開始要求があった場合に、テストを実行す
る。
【0109】(A2)無線親局100は、自局のスイッ
チ部117又はデータ通信装置7のスイッチの操作によ
ってテスト開始要求があった場合に、テスト開始要求を
示すテスト開始要求信号を無線子局101へ無線送信す
る。また、その前又は後に自局のテストを実行する。無
線子局101は、無線親局100からテスト開始要求信
号を受信した場合に、テストを実行する。それによっ
て、操作者が無線子局101側でテストを実行させるた
めのスイッチの操作を行う必要がなくなるため、その分
だけ操作者の作業負担を軽減することができる。
【0110】(A3)無線親局100は、中央管理装置
6から公衆回線8およびデータ通信装置7を介してテス
ト開始要求信号を受信した場合に、テスト開始要求信号
を無線子局101へ無線送信する。また、その前又は後
に自局のテストを実行する。無線子局101は、無線親
局100からテスト開始要求信号を受信した場合に、テ
ストを実行する。それによって、センタオペレータによ
る中央管理装置6上の遠隔操作で無線親局100および
無線子局101にテストを実行させることができる。
【0111】さらに、第2〜第6実施形態では、無線親
局100および無線子局101がそれぞれ、自局のノイ
ズ混入チャネルと判定したCHである使用禁止CHに関
する情報を自局に設けているLED表示部の所定LED
の点灯又は点滅によって報知させるようにしたが、無線
親局100が、自局の使用禁止CHに関する情報をデー
タ通信装置7に設けているLED表示部の所定LEDの
点灯又は点滅によって報知させ、無線子局101が、自
局の使用禁止CHに関する情報を画像形成装置1に設け
ている操作表示部の図示しない文字表示部への文字表示
によって報知させることもできる。それによって、操作
者がデータ通信装置7上でその無線親局100の使用禁
止CHに関する情報の内容を、画像形成装置1上で無線
子局101の使用禁止CHに関する情報の内容をそれぞ
れ認識し、無線通信装置の設置環境を把握することが可
能になるため、その分だけ操作者の作業負担を軽減する
ことができる。
【0112】また、第2〜第6実施形態では、無線親局
100が、自局の使用禁止CHに関する情報を自局のL
ED表示部118又はデータ通信装置7のLED表示部
49に報知(表示)させたり、無線子局101(又は無
線子局101〜105)が、自局の使用禁止CHに関す
る情報を自局のLED表示部128又は画像形成装置の
文字表示部に報知させたりしたが、無線親局100,無
線子局101(又は無線子局101〜105),データ
通信装置7,又は画像形成装置が他の表示部を設けてい
る場合は、それらの表示部に使用禁止CHに関する情報
を報知させることもできる。あるいは、無線親局10
0,無線子局101(又は無線子局101〜105),
データ通信装置7,あるいは画像形成装置がスピーカ等
の音声出力部を設けている場合は、その音声出力部に使
用禁止CHに関する情報を報知(音声出力)させること
もできる。
【0113】〔第7実施形態:図24,図25〕図24
は、無線子局101(又は無線子局101〜105)の
みによるこの発明に係わるテスト動作の第1例を示すフ
ローチャートである。図25は、無線親局100のみに
よるこの発明に係わるテスト動作の第1例を示すフロー
チャートである。なお、第7実施形態以降の各実施形態
では、無線親局100が無線子局101に対して使用可
能なCHを指定するような無線通信装置を使用するもの
とする。
【0114】無線子局101は、自局のスイッチ部上の
スイッチの操作によってテスト開始要求があった場合
に、図24のテスト動作を開始するが、その動作は図1
8によって説明した第1実施形態の動作と若干異なるだ
けなので、その異なる部分のみを説明する。すなわち、
カウンタC1の値が「10」になり、テーブル(NGC
H)に記憶したカウンタC1の値を示すCHを使用禁止
とした後、テーブル(NGCH)の内容、つまり使用禁
止CHを識別する情報(使用禁止CH情報)を無線親局
100へ送信した後、テスト動作を終了する。
【0115】一方、無線親局100は、自局のスイッチ
部上のスイッチの操作によってテスト開始要求があった
場合に、図25のテスト動作を開始し、自局のスイッチ
部上のスイッチの操作によってテスト終了要求が発生す
るまでの間に、無線子局101から使用禁止CH情報を
受信すると、その情報が示す使用禁止CHを自局におい
ても使用禁止にし、テスト動作を終了する。無線子局1
01から使用禁止CH情報を受信する前に、テスト終了
要求が発生した場合には、そのままテスト動作を終了す
る。
【0116】このように、第7実施形態では、画像形成
装置管理システムに使用される無線通信装置の無線子局
101(又は無線子局101〜105)が、自局のスイ
ッチ部上のスイッチの操作によってテスト開始要求があ
った場合に、使用するCH(無線チャネル)のキャリア
周波数以外の無線通信に影響を及ぼす可能性のある周波
数(検査周波数)について順次キャリアセンスを実施
し、キャリアセンスレベルが所定値を超えている検査周
波数を検出した場合に、その検査周波数に対応するCH
を無線通信に影響を及ぼすノイズが混入されたノイズ混
入チャネルと判定して使用禁止にし、その使用禁止にな
ったCHを識別する情報(使用禁止CH情報)を無線親
局100へ送信し、その使用禁止CH情報を受信した無
線親局100が、その受信情報が示すCHの使用を禁止
することにより、無線通信エラーを引き起こす恐れのあ
るCHを使用することがなくなるため、第1実施形態と
同様の効果を得ることができる。
【0117】ここで、無線親局100が無線子局101
に対して使用可能なCHを指定するような無線通信装置
では、無線子局101に使用可能なCHの選択権がな
く、無線子局101にとって、使用禁止となるCHを無
線親局100が指定したときは、無線親局100に対す
る送信を開始できず、通信が中断してしまう。しかし、
第7実施形態によれば、無線通信エラーを引き起こす恐
れのあるCHを使わないようすることができ、上記通信
の中断を回避できる。
【0118】〔第8実施形態:図24,図26〕図26
は、無線親局100のみによるこの発明に係わるテスト
動作の第2例を示すフローチャートである。なお、無線
子局101(又は無線子局101〜105)によるこの
発明に係わるテスト動作は、図24によって説明したテ
スト動作と同様なので、その説明は省略する。無線親局
100は、自局のスイッチ部上のスイッチの操作によっ
てテスト開始要求があった場合に、図26のテスト動作
を開始するが、その動作は図18によって説明した第1
実施形態の動作に新たな動作を追加したものなので、そ
の新たな動作を中心に説明する。なお、図26のテーブ
ル(NGCH1)は、図1のテーブル(NGCH)と同
様のものである。
【0119】すなわち、カウンタC1の値が「10」に
なり、テーブル(NGCH1)に記憶したカウンタC1
の値を示すCHを使用禁止とした後、自局のスイッチ部
上のスイッチの操作によってテスト終了要求が発生する
までの間に、無線子局101から使用禁止CH情報を受
信すると、その情報が示す使用禁止CHを図示しないテ
ーブル(NGCH2)に記憶し、その使用禁止CHを自
局においても使用禁止にし、テスト動作を終了する。無
線子局101から使用禁止CH情報を受信する前に、テ
スト終了要求が発生した場合には、そのままテスト動作
を終了する。
【0120】このように、第8実施形態では、画像形成
装置管理システムに使用される無線通信装置の無線子局
101(又は無線子局101〜105)が、自局のスイ
ッチ部上のスイッチの操作によってテスト開始要求があ
った場合に、使用するCH(無線チャネル)のキャリア
周波数以外の無線通信に影響を及ぼす可能性のある周波
数(検査周波数)について順次キャリアセンスを実施
し、キャリアセンスレベルが所定値を超えている検査周
波数を検出した場合に、その検査周波数に対応するCH
を無線通信に影響を及ぼすノイズが混入されたノイズ混
入チャネルと判定して使用禁止にし、その使用禁止にな
ったCHを識別する情報(使用禁止CH情報)を無線親
局100へ送信し、その使用禁止CH情報を受信した無
線親局100が、その受信情報が示すCHの使用を禁止
すると共に、無線子局101と同様の処理によってノイ
ズ混入チャネルと判定した自局のCHの使用を禁止する
ことにより、無線通信エラーを引き起こす恐れのあるC
Hの使用をより確実に回避できるため、第1実施形態と
同様の効果を確実に得ることができる。ここで、無線親
局100の送信周波数と無線子局101の送信周波数が
異なる場合、無線子局101における使用禁止CHだけ
使用禁止にしても不十分である。
【0121】〔第9実施形態:図24,図27〕図27
は、無線親局100のみによるこの発明に係わるテスト
動作の第3例を示すフローチャートである。なお、無線
子局101(又は無線子局101〜105)によるこの
発明に係わるテスト動作は、図24によって説明したテ
スト動作と同様なので、その説明は省略する。無線親局
100は、自局のスイッチ部上のスイッチの操作によっ
てテスト開始要求があった場合に、図27のテスト動作
を開始するが、その動作は図26によって説明した第8
実施形態の動作と若干異なるだけなので、その異なる部
分のみを説明する。
【0122】すなわち、カウンタC1の値が「10」に
なり、テーブル(NGCH1)に記憶したカウンタC1
の値を示すCHを使用禁止とした後、自局のスイッチ部
上のスイッチの操作によってテスト終了要求が発生する
までの間に、無線子局101から使用禁止CH情報を受
信すると、その情報が示す使用禁止CHを図示しないテ
ーブル(NGCH2)に記憶し、その使用禁止CHを自
局においても使用禁止にすると共に、使用禁止CHの総
数(自局の使用禁止CHの総数と無線子局101の使用
禁止CHの総数の和)を算出し、その算出値が所定値
(所定数)に達していた場合に、その旨(NGCHが多
いこと)を自局に設けているLED表示部の所定LED
の点灯又は点滅によって報知させた後、テスト動作を終
了する。無線子局101から使用禁止CH情報を受信す
る前に、テスト終了要求が発生した場合には、そのまま
テスト動作を終了する。
【0123】ここで、無線親局100にとっての使用禁
止CHと、無線子局101にとっての使用禁止CHを総
合すると、使用可能なCHが極端に少なくなってしまう
ことがあり、通常の無線通信において、無線通信機会を
逸する可能性が大きくなり、警告が必要である。しか
し、上記報知内容から操作者は使用禁止CHが極端に多
いことを知ることができるため、第2実施形態で説明し
た作業と同様の作業を行うことによって事前に対処でき
る。
【0124】このように、第9実施形態では、画像形成
装置管理システムに使用される無線通信装置の無線子局
101(又は無線子局101〜105)が、自局のスイ
ッチ部上のスイッチの操作によってテスト開始要求があ
った場合に、使用するCH(無線チャネル)のキャリア
周波数以外の無線通信に影響を及ぼす可能性のある周波
数(検査周波数)について順次キャリアセンスを実施
し、キャリアセンスレベルが所定値を超えている検査周
波数を検出した場合に、その検査周波数に対応するCH
を無線通信に影響を及ぼすノイズが混入されたノイズ混
入チャネルと判定して使用禁止にし、その使用禁止にな
ったCHを識別する情報(使用禁止CH情報)を無線親
局100へ報知し、その使用禁止CH情報を受信した無
線親局100が、その受信情報が示すCHの使用を禁止
すると共に、無線子局101と同様の処理によってノイ
ズ混入チャネルと判定した自局のCHの使用を禁止した
後、自局の使用禁止CHの総数と無線子局101の使用
禁止CHの総数の和が所定数に達した場合に、その旨を
自局に設けているLED表示部の所定LEDの点灯又は
点滅によって報知させるので、次のような効果を得るこ
とができる。
【0125】すなわち、上記報知内容から操作者は使用
禁止CHが極端に多いことを知ることもできる。そのた
め、無線通信装置の設置の際に無線通信環境の良否を判
断でき、上述したようにノイズ混入チャネルと判定さ
れ、使用禁止となったCHの総数が多ければ、その総数
が少なくなるように直ちに対処することができる。した
がって、無線通信装置の無線親局100と無線子局10
1との無線通信をより確実に行わせることが可能にな
る。また、操作者が無線親局100および無線子局10
1における使用禁止CHが多いことを一度に認識し、無
線通信装置の設置環境を把握することが可能になるた
め、その分だけ操作者の作業負担を軽減することもでき
る。
【0126】〔第10実施形態:図24,図28〕図2
8は、無線親局100のみによるこの発明に係わるテス
ト動作の第4例を示すフローチャートである。なお、無
線子局101(又は無線子局101〜105)によるこ
の発明に係わるテスト動作は、図24によって説明した
テスト動作と同様なので、その説明は省略する。無線親
局100は、自局のスイッチ部上のスイッチの操作によ
ってテスト開始要求があった場合に、図28のテスト動
作を開始するが、その動作は図26によって説明した第
8実施形態の動作と若干異なるだけなので、その異なる
部分のみを説明する。
【0127】すなわち、カウンタC1の値が「10」に
なり、テーブル(NGCH1)に記憶したカウンタC1
の値を示すCHを使用禁止とした後、自局のスイッチ部
上のスイッチの操作によってテスト終了要求が発生する
までの間に、無線子局101から使用禁止CH情報を受
信すると、その情報が示す使用禁止CHを図示しないテ
ーブル(NGCH2)に記憶し、その使用禁止CHを自
局においても使用禁止にすると共に、使用禁止CHの総
数(自局の使用禁止CHの総数と無線子局101の使用
禁止CHの総数の和)を算出し、その算出値を自局に設
けているLED表示部の所定LEDの点灯又は点滅によ
って報知させた後、テスト動作を終了する。無線子局1
01から使用禁止CH情報を受信する前に、テスト終了
要求が発生した場合には、そのままテスト動作を終了す
る。
【0128】操作者は、その報知によって無線子局10
1の使用禁止CHの総数と無線親局100の使用禁止C
Hの総数の和を知ることができる。ここで、両方の無線
局の使用禁止CHの総数又は使用可能なCH数がわかっ
た方がより、状況を把握しやすく、状況に応じた対処が
可能となる。この場合、第3実施形態で説明したよう
に、無線通信に精通した人であれば、使用禁止CHの総
数の報知の方が扱いやすく、無線通信に適した無線通信
装置の設置位置又はアンテナ方向を探索できる。
【0129】このように、第10実施形態では、画像形
成装置管理システムに使用される無線通信装置の無線子
局101(又は無線子局101〜105)が、自局のス
イッチ部上のスイッチの操作によってテスト開始要求が
あった場合に、使用するCH(無線チャネル)のキャリ
ア周波数以外の無線通信に影響を及ぼす可能性のある周
波数(検査周波数)について順次キャリアセンスを実施
し、キャリアセンスレベルが所定値を超えている検査周
波数を検出した場合に、その検査周波数に対応するCH
を無線通信に影響を及ぼすノイズが混入されたノイズ混
入チャネルと判定して使用禁止にし、その使用禁止にな
ったCHを識別する情報(使用禁止CH情報)を無線親
局100へ送信し、その使用禁止CH情報を受信した無
線親局100が、その報知情報によって認識したCHの
使用を禁止すると共に、無線子局101と同様の処理に
よってノイズ混入チャネルと判定した自局のCHの使用
を禁止した後、自局の使用禁止CHの総数と無線子局1
01の使用禁止CHの総数の和を自局に設けているLE
D表示部の所定LEDの点灯又は点滅によって報知させ
るので、次のような効果を得ることができる。
【0130】すなわち、上記報知内容から操作者は両方
の無線局の使用禁止CHの総数を知ることもできる。そ
のため、無線通信に精通した操作者であれば、無線通信
装置の設置の際に無線通信環境の良否を判断でき、使用
禁止となったCHの総数が多ければ、その総数が少なく
なるように直ちに対処することができる。したがって、
無線通信装置の無線親局100と無線子局101との無
線通信をより確実に行わせることができる。
【0131】また、操作者が無線親局100および無線
子局101における使用禁止CHの総数を一度に認識
し、無線通信装置の設置環境を把握することが可能にな
るため、その分だけ操作者の作業負担を軽減することも
できる。なお、第9実施形態と第10実施形態とを組み
合わせ、両方の無線局の使用禁止CHが所定数に達した
場合、その旨およびそのCH数の両方を無線親局100
に設けているLED表示部の所定LEDの点灯又は点滅
によって報知させることもできる。
【0132】〔第11実施形態:図24,図29〕図2
9は、無線親局100のみによるこの発明に係わるテス
ト動作の第5例を示すフローチャートである。なお、無
線子局101(又は無線子局101〜105)によるこ
の発明に係わるテスト動作は、図24によって説明した
テスト動作と同様なので、その説明は省略する。無線親
局100は、自局のスイッチ部上のスイッチの操作によ
ってテスト開始要求があった場合に、図29のテスト動
作を開始するが、その動作は図26によって説明した第
8実施形態の動作と若干異なるだけなので、その異なる
部分のみを説明する。
【0133】すなわち、カウンタC1の値が「10」に
なり、テーブル(NGCH1)に記憶したカウンタC1
の値を示すCHを使用禁止とした後、自局のスイッチ部
上のスイッチの操作によってテスト終了要求が発生する
までの間に、無線子局101から使用禁止CH情報を受
信すると、その情報が示す使用禁止CHを図示しないテ
ーブル(NGCH2)に記憶し、その使用禁止CHを自
局においても使用禁止にすると共に、自局の使用禁止C
Hおよび無線子局101の使用禁止CHをそれぞれ識別
する情報(使用禁止CH情報)を自局に設けているLE
D表示部の所定LEDの点灯又は点滅によって報知させ
た後、テスト動作を終了する。無線子局101から使用
禁止CH情報を受信する前に、テスト終了要求が発生し
た場合には、そのままテスト動作を終了する。
【0134】このように、第11実施形態では、画像形
成装置管理システムに使用される無線通信装置の無線子
局101(又は無線子局101〜105)が、自局のス
イッチ部上のスイッチの操作によってテスト開始要求が
あった場合に、使用するCH(無線チャネル)のキャリ
ア周波数以外の無線通信に影響を及ぼす可能性のある周
波数(検査周波数)について順次キャリアセンスを実施
し、キャリアセンスレベルが所定値を超えている検査周
波数を検出した場合に、その検査周波数に対応するCH
を無線通信に影響を及ぼすノイズが混入されたノイズ混
入チャネルと判定して使用禁止にし、その使用禁止にな
ったCHを識別する情報(使用禁止CH情報)を無線親
局100へ送信し、その使用禁止CH情報を受信した無
線親局100が、その受信情報が示すCHの使用を禁止
すると共に、無線子局101と同様の処理によってノイ
ズ混入チャネルと判定した自局のCHの使用を禁止した
後、自局の使用禁止CHおよび無線子局101の使用禁
止CHをそれぞれ識別する情報を自局に設けているLE
D表示部の所定LEDの点灯又は点滅によって報知させ
るので、次のような効果を得ることができる。
【0135】すなわち、上記報知内容から操作者は両方
の無線局の使用禁止CHを識別する情報を知ることもで
き、更に状況を把握しやすく、状況に応じた対処が可能
となる。したがって、無線通信装置の設置等の際に無線
通信環境の良否をより的確に判断でき、無線通信装置の
無線親局100と無線子局101との無線通信をより確
実に行わせることができる。また、操作者が無線親局1
00および無線子局101における使用禁止CHを一度
に認識し、無線通信装置の設置環境を把握することが可
能になるため、その分だけ操作者の作業負担を軽減する
こともできる。
【0136】〔第12実施形態:図24,図30〕図3
0は、無線親局100のみによるこの発明に係わるテス
ト動作の第6例を示すフローチャートである。なお、無
線子局101〜105によるこの発明に係わるテスト動
作は、図24によって説明したテスト動作と同様なの
で、その説明は省略する。無線親局100は、自局のス
イッチ部上のスイッチの操作によってテスト開始要求が
あった場合に、図30のテスト動作を開始する。
【0137】そして、自局のスイッチ部上のスイッチの
操作によってテスト終了要求が発生するまでの間に、各
無線子局101〜105のいずれか(最初は無線子局1
01)から使用禁止CH情報(無線子局を識別する子局
IDが付加されているものとする)を受信する毎に、そ
の受信情報に付加されている子局IDから送信元の無線
子局の子局識別番号を検索し、その子局識別番号と使用
禁止CH情報が示す使用禁止CHとを対応付けることに
より、使用禁止CHを各無線子局101〜105毎に分
けて管理し、全ての無線子局101〜105からの使用
禁止CH情報の受信に対する処理が終了すると、テスト
動作を終了する。無線子局101から使用禁止CH情報
を受信する前に、テスト終了要求が発生した場合には、
そのままテスト動作を終了する。
【0138】ここで、無線通信装置が1台の無線親局1
00と複数台の無線子局101〜105とからなる場
合、各無線子局101〜105の使用禁止CHを全て使
用禁止にしてしまうと、使用可能なCHが少なくなって
しまう。そこで、第12実施形態では、無線親局100
が、上述したように使用禁止CHを各無線子局101〜
105毎に分けて管理している。そして、図示は省略し
ているが、いずれかの無線子局と無線通信を行う際に、
その通信相手の使用禁止CHを自局においても禁止する
ようにしている。例えば、無線子局101と無線通信を
行う際には、その無線子局101の使用禁止CHを自局
においても禁止する。
【0139】このように、第12実施形態では、無線子
局101〜105が第7実施形態と同様の処理を行い、
無線親局100が各無線子局101〜105から順次受
信した使用禁止CH情報が示す使用禁止CHをその各無
線子局101〜105毎に分けて管理し、いずれかの無
線子局と無線通信を行う際に、その通信相手の使用禁止
CHを自局においても禁止するので、第7実施形態と同
様の効果に加え、次のような効果を得ることもできる。
つまり、無線親局100が各無線子局101〜105の
使用禁止CHを必要に応じて選択的に自局においても禁
止するため、使用可能なCHの総数を無駄に減少させず
に済む。なお、無線親局100による使用禁止CHの各
無線子局101〜105別の管理を、第8実施形態〜第
11実施形態における無線親局100の処理にそれぞれ
加えることもできる。
【0140】〔第13実施形態:図24,図31〕図3
1は、無線親局100のみによるこの発明に係わるテス
ト動作の第7例を示すフローチャートである。なお、無
線子局101〜105によるこの発明に係わるテスト動
作は、図24によって説明したテスト動作と同様なの
で、その説明は省略する。無線親局100は、自局のス
イッチ部上のスイッチの操作によってテスト開始要求が
あった場合に、図31のテスト動作を開始するが、その
動作は図26によって説明した第8実施形態の動作と若
干異なるだけなので、その異なる部分のみを説明する。
【0141】すなわち、カウンタC1の値が「10」に
なり、テーブル(NGCH1)に記憶したカウンタC1
の値を示すCHを使用禁止とした後、自局のスイッチ部
上のスイッチの操作によってテスト終了要求が発生する
までの間に、無線子局101から使用禁止CH情報を受
信すると、その情報が示す使用禁止CHを図示しないテ
ーブル(NGCH2)に記憶し、その使用禁止CHを自
局においても使用禁止にした後、10CH(予め定めた
周波数制御CH)が使用禁止になっているか(ノイズ混
入チャネルと判定されたか)どうかを判断し、使用禁止
になっていなければそのまま、使用禁止になっていれば
10CHが使用禁止になっている旨を自局に設けている
LED表示部の所定LEDの点灯又は点滅によって報知
させた後、テスト動作を終了する。無線子局101から
使用禁止CH情報を受信する前に、テスト終了要求が発
生した場合には、そのままテスト動作を終了する。
【0142】このように、第13実施形態では、画像形
成装置管理システムに使用される無線通信装置の無線子
局101(又は無線子局101〜105)が、自局のス
イッチ部上のスイッチの操作によってテスト開始要求が
あった場合に、使用するCH(無線チャネル)のキャリ
ア周波数以外の無線通信に影響を及ぼす可能性のある周
波数(検査周波数)について順次キャリアセンスを実施
し、キャリアセンスレベルが所定値を超えている検査周
波数を検出した場合に、その検査周波数に対応するCH
を無線通信に影響を及ぼすノイズが混入されたノイズ混
入チャネルと判定して使用禁止にし、その使用禁止にな
ったCHを識別する情報(使用禁止CH情報)を無線親
局100へ送信し、その使用禁止CH情報を受信した無
線親局100が、その受信情報が示すCHの使用を禁止
すると共に、無線子局101と同様の処理によってノイ
ズ混入チャネルと判定した自局のCHの使用を禁止した
後、予め定めた周波数制御CHが使用禁止になっている
場合(ノイズ混入チャネルと判定した場合)に、その旨
を自局に設けているLED表示部の所定LEDの点灯又
は点滅によって報知させるので、操作者は無線通信につ
いて重要な障害があることを事前に知ることができる。
したがって、無線通信装置の設置等の際に無線通信環境
の良否をより的確に判断でき、無線通信装置の無線親局
100と無線子局101との無線通信を確実に行わせる
ことができる。また、操作者が無線親局100および無
線子局101における周波数制御CHの使用禁止を一度
に認識し、無線通信装置の設置環境を把握することが可
能になるため、その分だけ操作者の作業負担を軽減する
こともできる。
【0143】なお、無線親局100による予め定めた周
波数制御CHが使用禁止になっている旨の報知を、第8
実施形態〜第12実施形態における無線親局100の処
理にそれぞれ加えることもできる。また、第7実施形態
〜第13実施形態において、無線親局100,無線子局
101(又は無線子局101〜105),あるいはその
両無線局が、複数の検査周波数についてキャリアセンス
を実施する場合、同一の検査周波数について複数回キャ
リアセンスを実施して入力レベルを測定し、その入力レ
ベルが所定値を越えている検査周波数を所定回数検出し
た場合に、その検査周波数に対応するCHを無線通信に
影響を及ぼすノイズが混入されたノイズ混入チャネルと
判定することもできる。
【0144】さらに、上述した第7〜第13実施形態で
は、無線親局100および無線子局101がそれぞれ、
自局のスイッチ部上のスイッチの操作によってテスト開
始要求があった場合に、テストを実行するようにした
が、前述の(A1)〜(A3)のいずれかに示すように
してもよい。さらにまた、第9〜第11,第13実施形
態では、無線親局100が、使用禁止CHに関する情報
を自局に設けているLED表示部の所定LEDの点灯又
は点滅によって報知させるようにしたが、以下の(C
1)(C2)のいずれかに示すようにしてもよい。
【0145】(C1)使用禁止CHに関する情報をデー
タ通信装置7に設けているLED表示部の所定LEDの
点灯又は点滅によって報知させる。それによって、操作
者がデータ通信装置7上で使用禁止CHに関する情報の
内容を一度に認識し、無線通信装置の設置環境を把握す
ることが可能になるため、その分だけ操作者の作業負担
を軽減することができる。 (C2)使用禁止CHに関する情報をデータ通信装置7
によって中央管理装置6へ送信させる。なお、この送信
を中央管理装置6から公衆回線8およびデータ通信装置
7を介してテスト開始要求信号を受信した場合に行うこ
ともできる。それによって、遠隔地の中央管理装置6で
顧客の無線通信装置の使用禁止CHに関する情報の内容
を認識し、その無線通信装置の設置環境を把握すること
ができる。
【0146】また、前述した第9〜第11,第13実施
形態では、無線親局100が、使用禁止CHに関する情
報を自局のLED表示部118又はデータ通信装置7の
LED表示部49に報知(表示)させるようにしたが、
無線親局100又はデータ通信装置7が他の表示部を設
けている場合には、それらの表示部に使用禁止CHに関
する情報を報知させることもできる。あるいは、無線親
局100又はデータ通信装置7がスピーカ等の音声出力
部を設けている場合は、その音声出力部に使用禁止CH
に関する情報を報知させることもできる。
【0147】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、画像形成装置管理システムに使用する無線通信装
置の無線親機と無線子機との無線通信を確実に行わせる
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する画像形成装置管理システム
の構成例を示すブロック図である。
【図2】この発明の基礎となる画像形成装置管理システ
ムの構成例を示すブロック図である。
【図3】図2の画像形成装置1〜5の制御部の構成例を
示すブロック図である。
【図4】図2のデータ通信装置7の一例を示すブロック
構成図である。
【図5】図4のデータ通信装置7におけるセレクティン
グ動作の一例を示すフロー図である。
【図6】同じくポーリング動作の一例を示すフロー図で
ある。
【図7】この発明を実施する画像形成装置管理システム
の他の構成例を示すブロック図である。
【図8】図1,図7の無線親局100の構成例を示すブ
ロック図である。
【図9】図1,図7の無線子局101〜105の構成例
を示すブロック図である。
【図10】図1に示した画像形成装置管理システムの場
合の無線親局100の不揮発性メモリに記憶される管理
テーブルおよび図7に示した画像形成装置管理システム
の場合の無線親局100の不揮発性メモリに記憶される
管理テーブルをそれぞれ示す図である。
【図11】図1,図7の無線親局100および無線子局
101〜105がそれぞれデータ送信を行う場合の無線
通信回線接続動作の一例を示すフロー図である。
【図12】図1,図7の無線親局100および無線子局
101〜105がそれぞれデータ受信を行う場合の無線
通信回線接続動作の一例を示すフロー図である。
【図13】無線設備標準規格RCR−STD17Aで定
められている無線チャネルと周波数との関係を示す図で
ある。
【図14】図1,図7の無線親局100および無線子局
101〜105がそれぞれ送信する無線接続制御情報の
データフォーマットの一例を示す図である。
【図15】図8の無線親局100の無線受信部113の
構成例を示すブロック図である。
【図16】図8の無線親局100における無線チャネル
と送信周波数を含む各周波数との関係の一例を示す図で
ある。
【図17】同じく無線チャネルと送信周波数を含む各周
波数との関係の他の例を示す図である。
【図18】図8,図9の無線親局100および無線子局
101〜105によるこの発明に係わるテスト動作の第
1例を示すフロー図である。
【図19】同じくこの発明に係わるテスト動作の第2例
を示すフロー図である。
【図20】同じくこの発明に係わるテスト動作の第3例
を示すフロー図である。
【図21】同じくこの発明に係わるテスト動作の第4例
を示すフロー図である。
【図22】同じくこの発明に係わるテスト動作の第5例
を示すフロー図である。
【図23】同じくこの発明に係わるテスト動作の第6例
を示すフロー図である。
【図24】図9の無線子局101〜105のみによるこ
の発明に係わるテスト動作の第1例を示すフロー図であ
る。
【図25】図8の無線親局100のみによるこの発明に
係わるテスト動作の第1例を示すフロー図である。
【図26】同じくこの発明に係わるテスト動作の第2例
を示すフロー図である。
【図27】同じくこの発明に係わるテスト動作の第3例
を示すフロー図である。
【図28】同じくこの発明に係わるテスト動作の第4例
を示すフロー図である。
【図29】同じくこの発明に係わるテスト動作の第5例
を示すフロー図である。
【図30】同じくこの発明に係わるテスト動作の第6例
を示すフロー図である。
【図31】同じくこの発明に係わるテスト動作の第7例
を示すフロー図である。
【符号の説明】
1〜5:画像形成装置 6:中央管理装置 7:データ通信装置 8:公衆回線 11,41:CPU 13,42:ROM 14,43:RAM 15,44:不揮発性RAM 17a,17b,17c:シリアル通信制御ユニット 18:パーソナルI/F 46:画像形成装置I/F 47:NCU 48:モデム 49,118,128:LED表示部 100:無線親局 101〜105:無線子局 111,121:アンテナ 112,122:無線送信部 113,123:無線受信部 114,124:制御部 115,125:RS485ドライバ 116,126:不揮発性メモリ 117,127:スイッチ部 131:周波数シンセサイザ 132:第1混合器 133:アンテナ共用器 134:増幅器 135:21.7MHzバンドパスフィルタ 136:第2混合器 137:450KHzバンドパスフィルタ 138:復調器 139:波形成型器
フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA12 BB04 CC08 FF02 FF22 5K067 AA33 BB21 CC04 DD17 DD23 DD52 EE02 EE10 EE16 FF16 FF23 HH22 HH23 JJ02 JJ03 KK13 KK15 5K101 KK01 LL14 NN17

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央管理装置と、該中央管理装置に公衆
    回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置
    と、該データ通信装置とデータ通信する複写装置等の画
    像形成装置とからなる画像形成装置管理システムにおい
    て、前記データ通信装置と前記画像形成装置との間のデ
    ータ通信を無線化するための無線通信装置であって、 前記データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線
    親機と前記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される
    無線子機とからなり、 前記無線親機および前記無線子機にそれぞれ、 無線チャネルのキャリア周波数以外の無線通信に影響を
    及ぼす可能性のある周波数について順次キャリアセンス
    を実施し、キャリアセンスレベルが所定値を超えている
    周波数を検出した場合に、その周波数に対応する無線チ
    ャネルを無線通信に影響を及ぼすノイズが混入されたノ
    イズ混入チャネルと判定するノイズ混入チャネル判定手
    段と、 該手段によってノイズ混入チャネルと判定された無線チ
    ャネルの使用を禁止するチャネル使用禁止手段とを設け
    たことを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線通信装置において、 前記無線親機および前記無線子機にそれぞれ、 前記チャネル使用禁止手段によって使用禁止になった無
    線チャネルの総数が所定数に達した場合に、その旨を報
    知する手段を設けたことを特徴とする無線通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の無線通信装置において、 前記無線親機および前記無線子機にそれぞれ、 前記チャネル使用禁止手段によって使用禁止になった無
    線チャネルの総数を報知する手段を設けたことを特徴と
    する無線通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の無線通信装置において、 前記無線親機および前記無線子機にそれぞれ、 前記チャネル使用禁止手段によって使用禁止になった無
    線チャネルを識別する情報を報知する手段を設けたこと
    を特徴とする無線通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    無線通信装置において、 前記無線親機および前記無線子機にそれぞれ、 予め定めた周波数制御チャネルが前記チャネル使用禁止
    手段によって使用禁止になった場合に、その旨を報知す
    る手段を設けたことを特徴とする無線通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    無線通信装置において、 前記ノイズ混入チャネル判定手段が、前記無線通信に影
    響を及ぼす可能性のある同一周波数について、複数回キ
    ャリアセンスを実施し、キャリアセンスレベルが所定値
    を超えている周波数を所定回数検出した場合に、その周
    波数に対応するチャネルを無線通信に影響を及ぼすノイ
    ズが混入されたノイズ混入チャネルと判定する手段であ
    ることを特徴とする無線通信装置。
  7. 【請求項7】 中央管理装置と、該中央管理装置に公衆
    回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置
    と、該データ通信装置とデータ通信する複写装置等の画
    像形成装置とからなる画像形成装置管理システムにおい
    て、前記データ通信装置と前記画像形成装置との間のデ
    ータ通信を無線化するための無線通信装置であって、 前記データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線
    親機と前記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される
    無線子機とからなり、 前記無線子機に、 無線チャネルのキャリア周波数以外の無線通信に影響を
    及ぼす可能性のある周波数について順次キャリアセンス
    を実施し、キャリアセンスレベルが所定値を超えている
    周波数を検出した場合に、その周波数に対応する無線チ
    ャネルを無線通信に影響を及ぼすノイズが混入されたノ
    イズ混入チャネルと判定するノイズ混入チャネル判定手
    段と、 該手段によってノイズ混入チャネルと判定された無線チ
    ャネルの使用を禁止する第1のチャネル使用禁止手段
    と、 該手段によって使用禁止になった無線チャネルを識別す
    る使用禁止チャネル情報を前記無線親機へ送信する使用
    禁止チャネル情報送信手段とを設け、 前記無線親機に、 前記無線子機から前記使用禁止チャネル情報を受信した
    場合に、該使用禁止チャネル情報が示す無線チャネルの
    使用を禁止する第2のチャネル使用禁止手段を設けたこ
    とを特徴とする無線通信装置。
  8. 【請求項8】 中央管理装置と、該中央管理装置に公衆
    回線等の通信回線を介して接続されるデータ通信装置
    と、該データ通信装置とデータ通信する複写装置等の画
    像形成装置とからなる画像形成装置管理システムにおい
    て、前記データ通信装置と前記画像形成装置との間のデ
    ータ通信を無線化するための無線通信装置であって、 前記データ通信装置に有線接続あるいは内蔵される無線
    親機と前記画像形成装置に有線接続あるいは内蔵される
    無線子機とからなり、 前記無線子機に、 無線チャネルのキャリア周波数以外の無線通信に影響を
    及ぼす可能性のある周波数について順次キャリアセンス
    を実施し、キャリアセンスレベルが所定値を超えている
    周波数を検出した場合に、その周波数に対応する無線チ
    ャネルを無線通信に影響を及ぼすノイズが混入されたノ
    イズ混入チャネルと判定する第1のノイズ混入チャネル
    判定手段と、 該手段によってノイズ混入チャネルと判定された無線チ
    ャネルの使用を禁止する第1のチャネル使用禁止手段
    と、 該手段によって使用禁止になった無線チャネルを識別す
    る使用禁止チャネル情報を前記無線親機へ送信する使用
    禁止チャネル情報送信手段とを設け、 前記無線親機に、 無線チャネルのキャリア周波数以外の無線通信に影響を
    及ぼす可能性のある周波数について順次キャリアセンス
    を実施し、キャリアセンスレベルが所定値を超えている
    周波数を検出した場合に、その周波数に対応する無線チ
    ャネルを無線通信に影響を及ぼすノイズが混入されたノ
    イズ混入チャネルと判定する第2のノイズ混入チャネル
    判定手段と、 該手段によってノイズ混入チャネルと判定された無線チ
    ャネルの使用を禁止すると共に、前記無線子機から前記
    使用禁止チャネル情報を受信した場合に、該使用禁止チ
    ャネル情報が示す無線チャネルの使用も禁止する第2の
    チャネル使用禁止手段とを設けたことを特徴とする無線
    通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8記載の無線通信装置にお
    いて、 前記無線親機に、前記第2のチャネル使用禁止手段によ
    って使用禁止になった無線チャネルの総数が所定数に達
    した場合に、その旨を報知する手段を設けたことを特徴
    とする無線通信装置。
  10. 【請求項10】 請求項7又は8記載の無線通信装置に
    おいて、 前記無線親機に、前記第2のチャネル使用禁止手段によ
    って使用禁止になった無線チャネルの総数を報知する手
    段を設けたことを特徴とする無線通信装置。
  11. 【請求項11】 請求項7又は8記載の無線通信装置に
    おいて、 前記無線親機に、前記第2のチャネル使用禁止手段によ
    って使用禁止になった無線チャネルを識別する情報を報
    知する手段を設けたことを特徴とする無線通信装置。
  12. 【請求項12】 請求項7乃至11のいずれか一項に記
    載の無線通信装置において、 前記無線親機を1台、前記無線子機を複数台有してお
    り、 前記無線親機に、前記各無線子機からそれぞれ前記使用
    禁止チャネル情報を受信した場合に、該使用禁止チャネ
    ル情報が示す無線チャネルを前記各無線子機毎に分けて
    管理するチャネル管理手段を設けたことを特徴とする無
    線通信装置。
  13. 【請求項13】 請求項7乃至12のいずれか一項に記
    載の無線通信装置において、 前記無線親機に、 予め定めた周波数制御チャネルが前記第2のチャネル使
    用禁止手段によって使用禁止になった場合に、その旨を
    報知する手段を設けたことを特徴とする無線通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009200806A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Shimizu Corp 送信周波数制限装置、無線操縦システム、及び、送信周波数制限方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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