JP2002165804A - 医療用スタンド装置 - Google Patents

医療用スタンド装置

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JP2002165804A
JP2002165804A JP2001275721A JP2001275721A JP2002165804A JP 2002165804 A JP2002165804 A JP 2002165804A JP 2001275721 A JP2001275721 A JP 2001275721A JP 2001275721 A JP2001275721 A JP 2001275721A JP 2002165804 A JP2002165804 A JP 2002165804A
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Katsushige Nakamura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量な医療機器の支持に好適で、患者のベッ
ドに直接設置したり或いはベッドの傍の狭いスペースに
設置することができる医療用スタンド装置を提供する。 【解決手段】 軽量な医療機器の支持に好適で、患者の
ベッドに直接設置したり或いはベッドの傍の狭いスペー
スに設置することができる医療用スタンド装置を提供す
る。フロアFから離れたベース10と、水平回動部材1
1と、突起部11aを利用することにより、縦サブリン
ク14と横サブリンク15を含む医療機器支持用の平行
リンク機構6を、患者7を載置する載置台8に直接的に
取付可能なスタンド装置を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は医療用のスタンド
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、脳神経外科等においいては、手術
顕微鏡で患部を拡大観察しながらの顕微鏡手術が行われ
ている。このように手術顕微鏡を用いる手術の場合は、
手術顕微鏡の使い易さがそのまま手術時間の短縮に結び
つき、その時間短縮により患者及び医者双方の肉体的・
精神的な疲労が軽減される。
【0003】手術顕微鏡のような医療機器を使い易くす
るたの補助装置としては、従来から手術顕微鏡を支持す
るのに好適なスタンド装置が提案されている(例えば、
特開平6−197912号公報参照)。この種のスタン
ド装置は、平行リンク機構とカウンタウエイトを備える
ことで、重量物としての手術顕微鏡を極めて軽い力で任
意の空中位置に移動・停止させるものである。そのた
め、術者はまるで自分の手足のように素早くしかも簡単
に手術顕微鏡の位置を変更して、求める患部に手術顕微
鏡を向けて停止させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなスタンド装置は、重量の大きい手術顕微鏡(および
付属機器)を支持するためのものであるため、スタンド
装置自体も大変に大型で、重量の大きなものになり、軽
量な医療機器、例えばホトンラジエイションシステム、
内視鏡、計測機器などを支持するには不向きであった。
すなわち、軽量の医療機器を支持するには、従来のスタ
ンド装置は大きすぎて、搬送や、取り扱い性の面で不便
であった。
【0005】また、手術顕微鏡の移動に合わせて、その
反対側に支持されたカウンタウエイトも大きく移動する
ため、スタンド装置を設置するためのスペースを広く必
要とし、ベッドの傍の狭いスペースに設置することがで
きなかった。また、患者のベッドに直接設置することも
できなかった。
【0006】本発明は、このような従来の技術に着目し
てなされたものであり、軽量な医療機器の支持に好適
で、患者のベッドに直接設置したり或いはベッドの傍の
狭いスペースに設置することができる医療用スタンド装
置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
患者を載置する載置台にフロアから離れたベースを固定
し、該ベースに垂直な回動軸を中心にして回動自在な水
平回動部材を設け、該水平回動部材に設けた回動支点
に、一対づつの平行な縦リンク及び横リンクを組み合わ
せた平行リンク機構を支持し、平行リンク機構の上側の
横リンクを延長して形成した支持アームの先端側に医療
機器を支持し、平行リンク機構の回動支点を挟んだ医療
機器とは反対側に、回動支点を中心とした平行リンク機
構の倒れ方向に加わる重量を相殺して医療機器を空中停
止せしめるカウンタウエイトを設け、前記支持アームの
先端側に先端リンクを軸支し、支持アームの始点となる
平行リンク機構の連結軸にクランク部材を軸支し、縦リ
ンクに平行な縦サブリンクと支持アームに平行な横サブ
リンクとを前記クランク部材を介して連結し、縦サブリ
ンクの下端を水平回動部材に形成された水平な突起部の
先端に軸支し、横サブリンクのクランク部材とは反対側
の端部に、先端リンクの上端を軸支することで先端リン
クを常に一定の姿勢に維持せしめ、該先端リンクの下端
に医療機器を支持したものである。
【0008】請求項1記載の発明によれば、フロアから
離れたベースと、水平回動部材と、突起部を利用するこ
とにより、縦サブリンクと横サブリンクを含む医療機器
支持用の平行リンク機構を、患者を載置する載置台に直
接的に取付可能なスタンド装置を実現することができ
る。従って、このスタンド装置は、フロア上における設
置スペースが不要で、軽量な医療機器の支持に好適であ
る。
【0009】請求項2記載の発明は、フロア上に設置さ
れたベースに、垂直な回動軸を中心に水平回動自在な支
柱を設け、該支柱に上下2つの回動支点を設け、上側回
動支点に、一対づつの平行な縦リンク及び横リンクを組
み合わせた平行リンク機構を支持し、平行リンク機構の
上側の横リンクを延長して形成した支持アームの先端側
に先端リンクを軸支し、支持アームの始点となる平行リ
ンク機構の連結軸にクランク部材を軸支し、縦リンクに
平行な縦サブリンクと支持アームに平行な横サブリンク
とを前記クランク部材を介して連結し、縦サブリンクの
下端を支柱に形成された水平な第1上側突起部の先端に
軸支し、横サブリンクのクランク部材とは反対側の端部
に、先端リンクの上端を軸支することで先端リンクを常
に一定の姿勢に維持せしめ、該先端リンクの下端に医療
機器を支持し、下側回動支点に縦リンクと常に平行状態
を維持する連動縦リンクの上端を軸支し、横リンクと同
じ長さで常に平行状態を維持する連動横リンクの一端を
前記連動縦リンクの下端に軸支し、縦リンクの下端に第
2上側突起部を形成すると共に、連動縦リンクの上端に
第2上側突起部と同じ長さで平行な下側突起部を形成
し、該下側突起部の先端と、第2上側突起部の先端と
を、上側回動支点と下側回動支点を結ぶ直線に平行な連
動縦サブリンクにて連結し、平行リンク機構における下
側の横リンクの医療機器とは反対側の端部と、連動横リ
ンクの他端とを、上側回動支点と連動横リンクの一端と
を結ぶ直線に平行な重量作用リンクにて連結し、該連動
横リンクの他端にカウンタウエイトを設け、そして、前
記上側回動支点を中心とした医療機器の変位に連動し
て、下側回動支点に接近・離反するカウンタウエイトの
重量を、平行リンク機構に作用させて医療機器を空中停
止せしめるものである。
【0010】請求項2記載の発明によれば、フロア上に
設置されたベースと、支柱と、第1上側突起部と、第2
上側突起部と、下側突起部と、連動縦サブリンクと、重
量作用リンクを利用することにより、縦サブリンクと横
サブリンクを含む医療機器支持用の平行リンク機構を、
狭いスペースでも設置可能なスタンド装置を実現するこ
とができる。従って、このスタンド装置は、従来のよう
な広いスペースが不要で、軽量な医療機器の支持に好適
である。
【0011】請求項3記載の発明は、下側回動支点を、
上側回動支点の真下位置から、医療機器側にオフセット
した位置に設定したものである。
【0012】請求項3記載の発明によれば、カウンタウ
エイトが支柱に近づくため、更にカウンタウエイトの動
く範囲が小さくなり、スタンド装置のための設置スペー
スを更に狭くすることができる。
【0013】請求項4記載の発明は、先端リンクに第1
自転軸を設けて自転アームを軸支し、該自転アームに第
1自転軸と直交する第2自転軸を設けて医療機器を保持
する保持部材を軸支し、第1自転軸と第2自転軸の交点
に医療機器の重心を一致させて医療機器の姿勢を可変自
在に支持したものである。
【0014】請求項4記載の発明によれば、自転アーム
と保持部材により、医療機器の姿勢を可変自在に支持す
ることができる。従って、医療機器の位置や姿勢の微調
整を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。
【0016】図1〜図8は、この発明の第1実施形態を
示す図である。この実施形態のスタンド装置1は、一対
づつの平行な縦リンク2、3及び横リンク4、5を組み
合わせた平行リンク機構6を回動支点Sに支持し、平行
リンク機構6の横リンク4を延長して形成した支持アー
ム4aの先端側に医療機器Mを支持し、回動支点Sを中
心とした平行リンク機構6の倒れ方向に加わる重量を相
殺して医療機器Mを空中停止せしめるカウンタウエイト
Wを設けた基本構造となっている。
【0017】このスタンド装置1は、患者7を載置する
水平に設置される載置台8に取付けるタイプであって、
側面形状が概略コ字状を呈した取付手段9によって、支
持台としてのベース10をフロアFから高い位置にある
載置台8の縁部に取付けている。ベース10には、垂直
の回動軸α1が設けられ、この回動軸α1を中心に水平
回動部材11が回動自在に取付けられている。水平回動
部材11の回動は、回動軸α1に設けられた電磁クラッ
チC1により、その回動をロックできるようになってい
る。この水平回動部材11に前記平行リンク機構6の回
動支点Sが設けられ、回動支点Sに設けられた電磁クラ
ッチC2(図3参照)により、回動支点Sを中心とし
た、平行リンク機構6の倒れ方向での変形をロックでき
るようになっている。
【0018】平行リンク機構6は、縦リンク2、3およ
び横リンク4、5の両端を各々連結軸β1〜β4で連結
して形成したものであり、縦リンク2と横リンク5との
連結軸β4に設けた電磁クラッチC3によって、平行リ
ンク機構6の倒れ方向での変形状態をロックできるよう
になっている。一方、縦リンク3と横リンク5との連結
軸β3にはカウンタウエイトWが設けられている。
【0019】平行リンク機構6の上側の横リンク4に
は、その横リンク4をそのまま延長した支持アーム4a
が一体的に形成され、その先端には先端リンク12が連
結軸β5にて回動自在に取付けられている。ここで、支
持アーム4aは上側に向けて湾曲形成されており、術者
の頭部と干渉しにくい構造となっている。
【0020】支持アーム4aの始点となっている連結軸
β1にはL字形のクランク部材13が軸支され、このク
ランク部材13には連結軸β1と同一の水平線上に位置
する水平支点β6と、連結軸β1と同一の垂直線上に位
置する垂直支点β7が設定されている。そして、前記水
平支点β6と、水平回動部材11に形成された水平な突
起部11aの先端の連結軸β8とを、縦リンク2と平行
で且つ回動支点Sから連結軸β1に至る直線長さと同一
長さを有する縦サブリンク14にて連結している。ま
た、クランク部材13の垂直支点β7と先端リンク12
の上端の連結軸β9との間を、支持アーム4a(連結軸
β1から連結軸β5までの直線)と平行で且つ該支持ア
ーム4aの長さ(連結軸β1から連結軸β5までの直線
長さ)と同一長さの横サブリンク15にて連結してい
る。従って、機構的には前記回動支点S→連結軸β1→
連結軸β6→連結軸β8にて「補助平行リンク機構」が
形成され、また連結軸β1→連結軸β5→連結軸β9→
連結軸β7にて別の「補助平行リンク機構」が形成され
ることになる。
【0021】図2に示す如く、先端リンク12の下端に
は第1自転軸β10が設けてあり、第1自転軸β10に
概略L字状の自転アーム16を軸支している。自転アー
ム16には第1自転軸β10と直交する第2自転軸β1
1が更に設けられ、この第2自転軸β11に医療機器M
を保持するための狭持部17aを備えた保持部材17が
軸支してある。そのため、医療機器Mは保持された状態
であらゆる方向に自転可能となっている。また、自転軸
β10、β11には電磁クラッチC4、C5が設けられ
ていて、医療機器Mの回転位置をロックすることができ
る。さらには、第1自転軸β10と第2自転軸β11の
交点と医療機器Mの重心を一致させる。尚、本発明で
は、自転アーム16および保持部材17の形状は、自転
軸β10と第2自転軸β11の交点に医療機器Mの重心
を一致させるようになっていればその他の形状であって
もよい。
【0022】更に、本実施例のスタンド装置1はさらに
別の重量バランスが実現されている。すなわち、回動軸
α1のまわりの回動に関する重量バランスが確保されて
いる。具体的には回転軸α1に対して互いに対向する部
分同士の重量バランスが合っている。本実施例のスタン
ド装置1を円柱形状の空間内の質量分布としてとらえる
ことができる。ここで円柱空間は中心軸α1を有し、対
向する複数の微小空間対から構成されると考えることが
できる。中心軸α1が鉛直方向から角度θ傾斜した場合
には、各微小空間には中心軸に直交する方向に重力成分
△g=gsinθ(gは重力加速度)が作用する。この場
合には微小空間対の重心が中心軸α1のいずれかにあれ
ば中心軸のまわりのトルクが発生しない。したがってす
べての各微小空間対について各重心が中心軸α1上のい
ずれかにあれば中心軸のまわりの円柱空間内の重量バラ
ンスが常に実現して、たとえ中心軸α1が傾いても円柱
空間内の物体(スタンド装置)が中心軸α1のまわりに
回転することがない。
【0023】したがって、仮に、スタンド装置1を傾い
た載置台7に取付けても、電磁クラッチC1をフリーに
した際に、平行リンク機構6が回転軸α1を中心にして
勝手に回動しない。逆にスタンド装置1をきわめて容易
に回動軸α1のまわりに回動することができる。言い換
えれば、スタンド装置1を取り付ける載置台8自体が傾
いている場合であっても、その都度面倒な水平調整を行
う必要がない。
【0024】前述したこのスタンド装置1の機構上の動
作を図4〜図7に基づいて説明する。このスタンド装置
1の機構上の動作において、第1の特徴は医療機器Mを
上下動させたり(図4、図5)、或いは医療機器Mを回
動支点Sに近づいたり、遠ざけたりする(図6、7)場
合も、平行リンク機構6、支持アーム4a、電磁クラッ
チC1〜C5、医療機器M等の重量は、全てカウンタウ
ェイトWにて相殺されるため、電磁クラッチC2、C3
をフリーにした状態で、任意の空中位置に医療機器Mを
停止させることができる。より詳細には図5の支持アー
ム4aの姿勢(位置)は図4の姿勢に対して上下方向に
変化しているがこの変化は、近似的には平行リンク6の
姿勢(位置)を固定し、連結軸β1を仮想的な支点と
し、カウンタウェイトWを連結軸β2に支持したものと
等価である。したがって支持アーム4aの上下方向に変
化しても仮想的な支点β1に対する重量バランスが保た
れる。また、図6は図5に対して支持アーム4aの姿勢
を維持した状態で実質的に平行リンク6の傾斜角度のみ
が変化している状態を示す。この場合は平行リンク6機
構により、支持アーム4aの先に支持される医療機器M
等の重量物およびカウンタウェイトWの回動支点Sの回
動軸のまわりの重量バランスが維持される。したがって
上下方向および水平方向の姿勢の変化を組み合わせれ
ば、図7に例示するような任意の位置に医療機器Mが位
置しても重量バランスが保たれる。なお、いずれの場合
にも上述した回動軸α1のまわりの重量バランスが保た
れている。
【0025】第2の特徴は、回動支点S→連結軸β1→
連結軸β6→連結軸β8にて形成された「補助平行リン
ク機構」と、連結軸β1→連結軸β5→連結軸β9→連
結軸β7にて形成した別の「補助平行リンク機構」との
組み合わせによって、先端リンク12が常に一定の姿勢
に維持されることである。すなわちクランク部材13を
介して2つの補助平行リンク機構が連結されることによ
り回動支点Sと回動軸β8を結ぶ直線の方向と連結軸β
5と連結軸β9を結ぶ直線の方向の相対関係が常に一定
に保たれる。さらに回動支点Sと回動軸β8の位置は水
平回動部材に固定されている結果先端リンク12の姿勢
が常に一定に保持される。
【0026】従って、図4〜図7に示す如く、連結軸β
1を中心に支持アーム4aを上下させても、また、回動
支点Sを中心に平行リンク機構6を倒して医療機器Mを
載置台8の左右方向(水平方向)に移動させても、先端
リンク12は常に一定の姿勢を維持する。このように、
平行リンク機構6を変形させて、医療機器Mを上下・左
右に移動させても、先端リンク12は常に一定の姿勢を
維持するため、医療機器Mの保持状態にも変化はなく、
また、先端リンク12が倒れないということは、スタン
ド装置1の操作中に、先端リンク12が術者の頭部等に
干渉するおそれもない。
【0027】第3の特徴点は、第1自転軸β10と第2
自転軸β11の交点に医療機器Mの重心を一致させてあ
るため、自転軸β10,β11を中心に医療機器Mが勝
手に自転しないことである。そのため、電磁クラッチC
4、C5をフリーにしても、医療機器Mはあらゆる方向
に自転自在で、且つ常にバランスして停止する。
【0028】このような3つの特徴点を備えるスタンド
装置1は、すべてのクラッチC1〜C5をフリーにした
状態で、医療機器Mの位置および姿勢を同時に変化させ
ることができ、変化させた後に、その状態を維持するこ
とができる。これは、まさに医療機器Mのまわりに「無
重力空間」を作り、医療機器Mを空中に浮べたような状
態といえる。そのため、本実施形態のスタンド装置1で
支持した医療機器Mは、術者や患者の微少な動きにも対
応して、その位置や姿勢を微調整することができる。
【0029】ここで、実際の医療現場での実施例を考察
する。例えば、医療機器Mとして、図2に示すフォトン
ラジエションシステムを用いた癌の再発防止処置を行う
場合にはスタンド装置1でフォトンラジエションシステ
ムを支持する。患者とフォトンラジエションシステムを
弱く連結しておけば、呼吸による患部の微小な移動に対
しても、フォトの放射位置を患部に追従させることでき
る。そのため、より確実で有効な癌の再発防止処置が可
能となる。
【0030】また、医療機器M′として、図8に示すよ
うな内視鏡を支持することもできる。この医療機器M′
は、保持部材17′に形成された挟持部28内に支持さ
れている。挟持部28は、V形を対向させた菱形形状を
有し、ツマミ29を回すことにより内視鏡を着脱でき
る。このような内視鏡を支持する場合、従来は、術者が
内視鏡本体を支持しながら、患者の気道や食道に挿入し
た内視鏡の先端部をアクチュエータにより動かして、患
部を手術しなければならなかった。そのため、術者は片
手で長時間内視鏡を支持しながら、他方の手で内視鏡の
先端部を操作しなければならず、術者の負担が大きいと
共に操作に熟練を要していた。しかしながら、本実施形
態のスタンド装置1によれば、術者は、自分の手足のよ
うに動くスタンド装置1に内視鏡本体を支持させておい
て、患者の気道や食道にあわせて内視鏡の先端部を動か
したり、アクチュエータによる患部の手術に集中するこ
とができる。このように本実施形態のスタンド装置1は
「力強い助っ人」として術者の負担を軽減し、手術の短
時間化にも寄与する。
【0031】9及び図10は、この発明の第2実施形態
を示す図である。本実施形態はカウンタウエイトWをフ
ロアFに近接させたタイプのスタンド装置18である。
尚、第1実施形態と重複する符号および説明は省略す
る。
【0032】スタンド装置18のベース19はロック機
構付キャスタ20を備え、図示せぬロック機構を解除す
ることにより、キャスタ20を介してフロアF上を移動
できるようになっている。このベース19の上には、垂
直な回動軸α1を中心にして回動自在な支柱21が設け
られ、ベース19および支柱21が支持台を構成する。
この支柱21の回動は電磁クラッチC6によりロックす
ることができる。
【0033】この支柱21には上下に2つの回動支点S
1、S2が設けられている。下側回動支点S2は、上側
回動支点S1の真下位置よりも、医療機器M側にオフセ
ットしている。そして、上側回動支点S1には平行リン
ク機構6の連結軸β4が軸支され、下側回動支点S2に
は連動縦リンク22の上端が軸支されている。すなわ
ち、図9に示すように、縦リンク2と支柱21の主軸が
略一致しているときに、上側回動支点S1は連動縦リン
ク22の下側回動支点S2と連結軸β14を結ぶ直線の
延長上からオフセットされている。
【0034】支柱21における上側回動支点S1に相当
する位置には第1上側突起部30が形成されている。こ
の第1上側突起部30において上側回動支点S1、連結
軸β8間の距離と方向はクランク部材13の水平部分に
おける連結軸β1、水平支点β6間の距離と等しくかつ
その方向に平行である。そして、第1上側突起部30の
先端の連結軸β8と、クランク部材13の水平支点β6
とが、縦リンク2と平行な縦サブリンク14にて連結さ
れている。
【0035】また、図9において、縦リンク2の下端に
は水平方向へ突出する第2上側突起部2aが形成され、
連動縦リンク22の上端には、第2上側突起部2aと同
じ長さで平行な下側突起部22aを形成している。言い
換えると第2上側突起部2aにおける上側回動支点S
1、連結軸β12間を結ぶ直線の長さおよび方向と連動
縦リンク22の上端における下側回動支点S2、連結軸
β13間を結ぶ直線の長さおよび方向が同一である。そ
して、第1上側突起部2aの先端の連結軸β12と、下
側突起部22aの先端の連結軸β13とを、上側回動支
点S1と下側回動支点S2間を結ぶ直線L1に平行な連
動縦サブリンク24により連結している。従って、上側
回動支点S1→連結軸β12→連結軸β13→下側回動
支点S2にて第1の「補助平行リンク機構」が形成され
る。そのため、連動縦リンク22の姿勢は縦リンク2の
姿勢と常に平行となる。
【0036】また、平行リンク機構6における下側の横
リンク5の医療機器Mとは反対側の連結軸β3、連動横
リンク23の連結軸β15間は、上側回動支点S1と連
動横リンク22の下端の連結軸β14とを結ぶ直線L2
に平行な重量作用リンク25で連結される。従って、連
結軸β14→連結軸β15→連結軸β3→連結軸β4に
よって仮想的な第2の「補助平行リンク機構」が形成さ
れている。そのため、連動横リンク23の姿勢(位置)
は横リンク5の姿勢(位置)と実質的に同一となる。
【0037】そして、連結軸β15にカウンタウエイト
Wを設けて、この重量を重量作用リンク25を介して、
平行リンク機構6の連結軸β3に作用させる。また、下
側回動支点S2に電磁クラッチC7を設け、連動縦リン
ク22の連結軸β14に別の電磁クラッチC8を設けて
いる。電磁クラッチC7は、連動縦サブリンク24に関
連する動きをロックするためのもので、電磁クラッチC
8は、重量作用リンク25に関連する動きをロックする
ためのものである。
【0038】このスタンド装置18の機構上の動作を説
明する。図10に示すように、医療機器Mを矢印X方向
に水平移動させると、その動きは縦リンク2を倒しなが
ら支持アーム4aを少しずつ持ち上げた姿勢になる。こ
れは縦リンク2を倒すだけだと、縦リンクの傾斜に伴っ
て連結軸β1の高さが低くなって医療機器Mの位置が下
がるからである。その結果、平行リンク機構6の変形状
態は、第1の補助平行リンクによって点線矢印A0→A
1→A2と連動することにより連動縦リンク22の姿勢
が縦リンク2の姿勢に協働して傾斜し、さらに仮想的な
第2の補助平行リンクによってB1→B2と協働するこ
とによりカウンタウエイトWが下側回動支点S2に接近
する。即ち、上側回動支点S1を中心として医療機器M
の位置を変えると、その変位に連動してカウンタウエイ
トWが下側回動支点S2に接近または離反する。そし
て、このカウンタウエイトWの重量は重量作用リンク2
5を介して連結軸β3に作用し、平行リンク機構6の倒
れ方向に加わる重量を相殺して、第1実施形態のスタン
ド装置と同様に医療機器Mを空中停止させることができ
る。すなわち医療機器Mを操作する際に外力をほとんど
必要としないので無重力状態における機器の操作に類似
している。
【0039】本実施形態によれば、下側回動支点S2の
周辺の低い位置にカウンタウエイトWを設けることによ
り、スタンド装置18は安定した状態になる。また、安
定用のアーム26が支柱18に外挿した筒体27に備え
てあり、このアーム26を載置台8に固定することで、
より重量のある医療機器Mも支持することができる。
【0040】また、本実施形態によれば上側回動支点S
1から離隔した距離にカウンタウェイトWが支持されて
いるにもかかわらず、縦リンク2を傾斜してもカウンタ
ウェイトWが大きく移動することがなく、しかも連動縦
リンク22により縦リンク2の傾斜に伴って連結軸β1
4の位置を修正するために上述したB2の変位が生じて
支持アーム4aの位置を修正することができる。
【0041】このように、カウンタウエイトWの動きが
小さく、また下側回動支点S2をオフセットしたことに
より、更にカウンタウエイトWが支柱21に近づいた状
態で動くため、狭いスペースでも設置可能である。本実
施例は床上に配置するベース19を使用する例を用いた
が、第1の実施例のように載置台の縁部に取り付けるベ
ースを使用することも可能である(図示せず)。
【0042】尚、以上の説明では、「軽量な医療機器」
として、フォトンラディエーションシステム、内視鏡、
計測機器などを例にしたが、「軽量な医療機器」として
手術用顕微鏡を排除するものではない。手術用顕微鏡で
あっても、従来より小型で軽量なものであったり、アシ
スタント鏡やビデオカメラ等のアクセサリーを除いて軽
量化したものは、本発明のスタンド装置が支持する対象
となる。
【0043】
【発明の効果】本発明による医療用スタンド装置は、フ
ロアから離れたベースと、水平回動部材と、突起部を利
用することにより、縦サブリンクと横サブリンクを含む
医療機器支持用の平行リンク機構を、患者を載置する載
置台に直接的に取付可能なスタンド装置を実現すること
ができる。従って、このスタンド装置は、フロア上にお
ける設置スペースが不要で、軽量な医療機器の支持に好
適である。
【0044】本発明の別の実施形態に係る医療用スタン
ド装置は、フロア上に設置されたベースと、支柱と、第
1上側突起部と、第2上側突起部と、下側突起部と、連
動縦サブリンクと、重量作用リンクを利用することによ
り、縦サブリンクと横サブリンクを含む医療機器支持用
の平行リンク機構を、狭いスペースでも設置可能なスタ
ンド装置を実現することができる。従って、このスタン
ド装置は、従来のような広いスペースが不要で、軽量な
医療機器の支持に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のスタンド装置を示す正面図。
【図2】図1のスタンド装置による医療機器の支持部分
を示す斜視図。
【図3】図1のスタンド装置の取付状態を示す斜視図。
【図4】平行リンク機構の支持アームを上げた変形状態
を示す概略図。
【図5】平行リンク機構の支持アームを下げた変形状態
を示す概略図。
【図6】平行リンク機構の縦リンクを一方へ倒し、支持
アームを下げた変形状態を示す概略図。
【図7】平行リンク機構の縦リンクを他方へ倒し、支持
アームを上げた変形状態を示す概略図。
【図8】内視鏡の支持状態を示す斜視図。
【図9】第2実施形態のスタンド装置の正面図。
【図10】図9のスタンド装置の平行リンク機構の一変
形状態を示す正面図。
【符号の説明】
1 スタンド装置 2、3 縦リンク 2a 第2上側突起部 4、5 横リンク 4a 支持アーム 6 平行リンク機構 7 患者 8 載置台 9 取付手段 10 ベース 11 水平回動部材 12 先端リンク 13 クランク部材 14 縦サブリンク 15 横サブリンク 16 自転アーム 17、17′ 保持部材 18 スタンド装置 19 ベース 21 支柱 22 連動縦リンク 22a 下側突起部 23 連動横リンク 30 第1上側突起部 S 回動支点 S1 上側回動支点 S2 下側回動支点 L1、L2 直線 M、M′ 医療機器 W カウンタウエイト α1 回動軸 β10 第1自転軸 β11 第2自転軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者を載置する載置台にフロアから離れ
    たベースを固定し、該ベースに垂直な回動軸を中心にし
    て回動自在な水平回動部材を設け、該水平回動部材に設
    けた回動支点に、一対づつの平行な縦リンク及び横リン
    クを組み合わせた平行リンク機構を支持し、 平行リンク機構の上側の横リンクを延長して形成した支
    持アームの先端側に医療機器を支持し、平行リンク機構
    の回動支点を挟んだ医療機器とは反対側に、回動支点を
    中心とした平行リンク機構の倒れ方向に加わる重量を相
    殺して医療機器を空中停止せしめるカウンタウエイトを
    設け、 前記支持アームの先端側に先端リンクを軸支し、支持ア
    ームの始点となる平行リンク機構の連結軸にクランク部
    材を軸支し、縦リンクに平行な縦サブリンクと支持アー
    ムに平行な横サブリンクとを前記クランク部材を介して
    連結し、 縦サブリンクの下端を水平回動部材に形成された水平な
    突起部の先端に軸支し、 横サブリンクのクランク部材とは反対側の端部に、先端
    リンクの上端を軸支することで先端リンクを常に一定の
    姿勢に維持せしめ、該先端リンクの下端に医療機器を支
    持したことを特徴とする医療用スタンド装置。
  2. 【請求項2】 フロア上に設置されたベースに、垂直な
    回動軸を中心に水平回動自在な支柱を設け、該支柱に上
    下2つの回動支点を設け、上側回動支点に、一対づつの
    平行な縦リンク及び横リンクを組み合わせた平行リンク
    機構を支持し、 平行リンク機構の上側の横リンクを延長して形成した支
    持アームの先端側に先端リンクを軸支し、支持アームの
    始点となる平行リンク機構の連結軸にクランク部材を軸
    支し、縦リンクに平行な縦サブリンクと支持アームに平
    行な横サブリンクとを前記クランク部材を介して連結
    し、 縦サブリンクの下端を支柱に形成された水平な第1上側
    突起部の先端に軸支し、 横サブリンクのクランク部材とは反対側の端部に、先端
    リンクの上端を軸支することで先端リンクを常に一定の
    姿勢に維持せしめ、該先端リンクの下端に医療機器を支
    持し、 下側回動支点に縦リンクと常に平行状態を維持する連動
    縦リンクの上端を軸支し、横リンクと同じ長さで常に平
    行状態を維持する連動横リンクの一端を前記連動縦リン
    クの下端に軸支し、 縦リンクの下端に第2上側突起部を形成すると共に、連
    動縦リンクの上端に第2上側突起部と同じ長さで平行な
    下側突起部を形成し、該下側突起部の先端と、第2上側
    突起部の先端とを、上側回動支点と下側回動支点を結ぶ
    直線に平行な連動縦サブリンクにて連結し、 平行リンク機構における下側の横リンクの医療機器とは
    反対側の端部と、連動横リンクの他端とを、上側回動支
    点と連動横リンクの一端とを結ぶ直線に平行な重量作用
    リンクにて連結し、 該連動横リンクの他端にカウンタウエイトを設け、そし
    て、前記上側回動支点を中心とした医療機器の変位に連
    動して、下側回動支点に接近・離反するカウンタウエイ
    トの重量を、平行リンク機構に作用させて医療機器を空
    中停止せしめることを特徴とする医療用スタンド装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の医療用スタンド装置であ
    って、 下側回動支点を、上側回動支点の真下位置から、医療機
    器側にオフセットした位置に設定したことを特徴とする
    医療用スタンド装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の医
    療用スタンド装置であって、 先端リンクに第1自転軸を設けて自転アームを軸支し、
    該自転アームに第1自転軸と直交する第2自転軸を設け
    て医療機器を保持する保持部材を軸支し、第1自転軸と
    第2自転軸の交点に医療機器の重心を一致させて医療機
    器の姿勢を可変自在に支持したことを特徴とする医療用
    スタンド装置。
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