JP2003284726A - 術具保持具 - Google Patents

術具保持具

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JP2003284726A
JP2003284726A JP2002091940A JP2002091940A JP2003284726A JP 2003284726 A JP2003284726 A JP 2003284726A JP 2002091940 A JP2002091940 A JP 2002091940A JP 2002091940 A JP2002091940 A JP 2002091940A JP 2003284726 A JP2003284726 A JP 2003284726A
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surgical instrument
surgical
arm
sphere
movement
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Koji Yasunaga
浩二 安永
Takashi Fukaya
孝 深谷
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】対象部位に対して、術者が所望する保持位置及
び保持方向で術具を保持可能で、且つ、処置具の微細動
作への要求に応えられるようにする。 【解決手段】ベッド固定部5はベッドサイドのレールに
固定可能になっている。ベッド固定部5の上方には、順
に、関節6、支柱7、関節8、アーム9、関節10、先
端アーム14が接続されている。先端アーム14には、
枠体16が一体的に接続されている。枠体16内部には
球状の球体17が球体の中心点であるP点を中心に回転
動作可能に配設されている。これら枠体16及び球体1
7により、回転動作伝達手段が構成されている。球体1
7には、P点を通る直線状の貫通口17aが形成され、
内部には術具3が嵌挿されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外科分野、特に脳
神経外科等で使用される術具の保持を行う術具保持具に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、脳神経外科では、頭蓋骨に開けた
小さい開口を通して、深部の処置を行っていた。
【0003】脳は、微細血管と神経が複雑にからみあっ
ており、手術作業は、この組織を傷つけないように繊細
な術具操作が求められる。
【0004】図10はこのような従来の脳外科手術の概
略を示す説明図、図11は従来の脳外科手術に用いられ
る手台を示す説明図である。
【0005】図10に示すように、実際の手術は、患者
111の術部112を拡大観察するために手術用顕微鏡
101が用いられる。また、術具102も先端が小型で
長さの長いものが使用されている。
【0006】術者121は、手術用顕微鏡101での拡
大観察を行いながら術具102で組織を傷つけないよう
に慎重に術具を操作しなければならない。
【0007】実際には手122のぶれ等をなくし、安定
して術具を操作するために、術者121は、図11示す
ような手台103といわれる器具に手122を置いて術
具操作を行うこともある。
【0008】一方、特開平6−113997号公報に
は、腹腔内に挿入された処置具や内視鏡を保持する医療
器具ホルダ装置が開示されている。
【0009】これは、患者の体腔壁の挿入孔を中心に処
置具や内視鏡を操作するためのものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の脳神
経外科手術においては、術者は、周辺の組織を傷つけな
いように、かつ長い術具の先端が震えない様に注意しな
がら術具を微妙に操作しなければならず、非常に神経を
使い、大きな疲労を招いていた。
【0011】手台等の補助具を用いる場合は、常に手台
が設置されたままであり手術操作の邪魔になっていた。
【0012】特開平6−113997号公報に記載の装
置では、体腔壁の挿入孔は手術における普遍の位置(術
部に対して一定の位置)であるため、挿入孔を通して体
腔内に挿入される処置具や内視鏡は、処置や観察を目的
とする部位(術部)に対して移動動作が制限されてい
た。即ち、体腔孔を中心とした傾斜と挿入方向の進退し
かできなかった。
【0013】脳神経外科等の微細な手術において、処置
具の操作が制限されることは、手術自体が不可能とな
る。即ち、手術中にボールあるいは旋回中心点を任意に
移動できることは、脳外手術での必要な構成であるが、
特開平6−113997号公報では、体腔孔に対して回
転中心点を合わせる構成しか記載されていない。即ち、
特開平6−113997号公報に記載の装置では、術具
を装置に装着した状態で、術具を平行移動できなかっ
た。 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、対象
部位に対して、術者が所望する保持位置及び保持方向で
術具を保持可能で、且つ、処置具の微細動作への要求に
応えられる処置具保持具を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の術具保持具は、被検部に対して略直線
状に延出する術具と、前記術具を操作するための操作部
と、前記術具を支持する支持手段と、前記支持手段に接
続され、前記操作部の変位を前記術具の先端の回転動作
として伝達する回転動作伝達手段と、前記回転動作伝達
手段を3軸方向に移動するための移動手段と、前記移動
手段の移動を制限する動作制限手段と、前記動作制限手
段の動作を制御する動作制御手段と、を備えることを特
徴とする。
【0015】請求項2に記載の術具保持具は、請求項1
記載の術具保持具であって、更に、前記術具の回転動作
を制限するために、前記回転動作伝達手段の動作を制限
する転動制限手段と、前記転動制限手段の動作を制御す
る転動制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0016】請求項3に記載の術具保持具は、請求項2
記載の術具保持具であって、更に、前記動作制御手段及
び前記転動制御手段の動作を選択的に切り換えるための
切り換え手段を備えることを特徴とする。
【0017】請求項1ないし3に記載の術具保持具で
は、前記回転動作伝達手段が前記操作部の変位を前記術
具の先端の回転動作として伝達し、前記移動手段が前記
回転動作伝達手段を3軸方向に移動可能にし、前記動作
制限手段が前記移動手段の移動を制限し、動作制御手段
が前記動作制限手段の動作を制御するので、対象部位に
対して、術者が所望する保持位置及び保持方向で術具を
保持可能で、且つ、処置具の微細動作への要求に応えら
れる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1及び図2は本発明の第1の実
施の形態に係り、図1は術具保持具を用いた脳外科手術
システムの概略図、図2は脳外科手術システムの具体的
な構成を示す説明図である。
【0019】(構成)図1に示すように、脳外科手術シ
ステムは、ベッド1と、術具支持装置2と、術具3と、
コントロールボックス4とから構成さる。
【0020】術具支持装置2は、ベッド1のベッドサイ
ドに接続されている。術具3は、た前記術具支持装置2
に保持されている。コントロールボックス4は、前記術
具支持装置2と前記術具3に電気的に接続されている。
【0021】また、前記術具支持装置2、術具3及びコ
ントロールボックス4は、術具保持具を構成している。
【0022】次に、図2を用いて脳外科手術システムの
具体的な構成を説明する。図2に示すように、ベッド固
定部5はベッドサイドのレールに固定可能になってい
る。ベッド固定部5の上方には、順に、関節6、支柱
7、関節8、アーム9、関節10、先端アーム14が接
続されている。
【0023】関節6は、ベッド固定部5に対して支柱
が、鉛直軸O1まわりに回動可能になっている。また、
関節6は、ベッド固定部5に対して固定可能になるよう
に、電磁ブレーキ11を備えている。
【0024】関節8は、支柱7に対してアーム9が、紙
面に垂直な軸O2まわりに回動可能になっている。ま
た、関節8は、支柱7に対して固定可能になるように、
電磁ブレーキ12を備えている。
【0025】関節10は、アーム9に対して先端アーム
14が、紙面に垂直な軸O3まわりに回動可能になって
いる。また、関節10は、アーム9に対して固定可能に
なるように固定可能に電磁ブレーキ13を備えている。
【0026】各電磁ブレーキ11、12、13は後述の
コントロールボックス4内のブレーキ駆動回路15に接
続されている。
【0027】これらベッド固定部5、関節6、支柱7、
関節8、アーム9、関節10及び先端アーム14によ
り、術具3を支持する支持手段が構成されている。
【0028】先端アーム14には、枠体16が一体的に
接続されている。枠体16内部には球状の球体17が球
体の中心点であるP点を中心に回転動作可能に配設され
ている。
【0029】これら枠体16及び球体17により、回転
動作伝達手段が構成されている。
【0030】球体17には、P点を通る直線状の貫通口
17aが形成され、内部には術具3が嵌挿されている。
【0031】Oリング23は、球体17と術具3の間に
押圧されており、球体17に対して術具3が所定の摩擦
力を持って貫通孔17a内を移動可能になっている。O
リング23は、伝達比変更手段及び支持位置可変手段と
なっている。
【0032】術具3の把持部3aにはボタン状のスイッ
チ20が配設されている。スイッチ20は後述のコント
ロールボックス4内のスイッチ入力回路21に接続され
ている。
【0033】次にコントロールボックス4の電気系に関
して説明する。図2中の破線部は、コントロールボック
ス4であり、以下にその内部を説明する。
【0034】スイッチ入力回路21は、制御回路22に
接続されている。制御回路22は、ブレーキ駆動回路1
5に接続されている。
【0035】制御回路22は、前記スイッチ入力回路2
1からの入力に応じて、ブレーキ駆動回路15に所定の
信号を出力するロジック回路を備えている。
【0036】ブレーキ駆動回路15は、制御回路22か
らの信号を入力し各電磁ブレーキ11、12、13に駆
動信号を出力する。
【0037】(作用)実際の手術においては、まず術具3
を患者111の術部112に挿入する。この動作におい
ては、術具3のスイッチ20を押すとスイッチ入力回路
21を介して制御回路22に信号が入力される。この入
力に従い、制御回路22は、ブレーキ駆動回路15に信
号を出力し、ブレーキ駆動回路15から電磁ブレーキ1
1,12,13に駆動信号が出力される。これにより、
各電磁ブレーキ11,12,13の固定が解除される。
従って、関節6,8,10が回動可能となり、支柱7が
鉛直軸O1まわりに、アーム9が回転軸O2まわりに、
先端アームが回転軸O3まわりに回動可能になり、枠体
16が3次元的に移動可能となる。
【0038】この時、枠体16に対して球体17はP点
を中心に回転動作可能であり、術具3は術具支持装置2
に拘束されることなく自在に移動、傾斜が可能となる。
【0039】次に、患者111の術部112を処置する
場合は、術具3のスイッチ20を放す。これにより術具
支持装置2の関節6、8、10が固定される。即ち、支
柱7、アーム9、先端アーム14の動きが固定され、術
具3は枠体16に対する球体17の転動によるP点を中
心とした傾斜と、Oリング23の摩擦に抗しての貫通孔
17a内の進退のみ可能となる。
【0040】これにより、術具3はP点を支点として支
持されているため、術具3の先端がぶれることがなく安
定して微妙な操作が可能である。
【0041】(効果)第1の実施の形態によれば、術具3
の挿脱時にスイッチ20を押すだけで術具3が自在に移
動可能となり、操作が簡単である。また、術具3が回転
動作伝達手段と支持手段により保持されているために、
術具先端が震えることなく操作できる。また、術具3の
把持部3aの移動を術具先端に転動により伝達している
ため、術具先端をスムーズかつ正確に移動できる。これ
により、術者の疲労軽減につながるとともに、より深部
の微細な手術が可能となる。
【0042】(第2の実施の形態)図3は本発明の第2
の実施の形態に係る脳外科手術システムの具体的な構成
を示す説明図である。図3において、図2の第1の実施
の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略
している。
【0043】(構成)第2の実施の形態は、第1の実施の
形態に対して、先端アーム、術具および電気構成のみ異
なる。
【0044】図3に示すように、先端アーム30は、枠
体33が一体的に接続され、内部に球体31が配設され
る。球体31は球体の中心点であるP点を中心に回転動
作可能である。これら枠33及び球体31は、前記支持
手段に接続され、術具37の操作部の変位を前記術具3
7の先端の回転動作として伝達する回転動作伝達手段が
構成されている。
【0045】ソレノイド32は、枠体33に固定され、
駆動軸32aを一体に備えている。駆動軸32aの端部
には球体31を押圧するブレーキパッド34が一体的に
固定されている。バネ35は枠体33とブレーキパッド
34間に押圧された状態で挿入されている。
【0046】ソレノイド32は、電気的に後述のソレノ
イド駆動回路53に接続され、通電時にバネ35の押圧
力に抗して駆動軸32aを図中左方向に移動させる。こ
のようなソレノイド、ブレーキパッド、バネにより制動
手段が構成されている球体31には、P点を通る直線状
の貫通孔36が形成され、内部には術具37が進退可能
に嵌挿されている。
【0047】ハウジング31aは球体31上部に形成さ
れた円筒状のボス31bに配設されている。
【0048】ソレノイド38はハウジング31aに固定
され、駆動軸38aを一体に備えている。駆動軸38a
の端部には術具37を押圧するブレーキパッド39が一
体的に固定されている。
【0049】バネ40はハウジング31aとブレーキパ
ッド38間に押圧された状態で挿入されているで。
【0050】ソレノイド38は、電気的に後述のソレノ
イド駆動回路49に接続され、通電時にバネ40の押圧
力に抗して駆動軸38aを図中左方向に移動させる。こ
のような貫通孔36、ソレノイド38、ブレーキパッド
38及びバネ40により伝達比変更手段及び支持位置移
動手段を構成している。
【0051】触覚センサ41は術具37の把持部37a
に配設されている。スイッチ20は、第1の実施の形態
と同一のスイッチである。
【0052】触覚センサ41及びスイッチ20は、それ
ぞれ後述の触覚センサ入力回路51及びスイッチ入力回
路21に接続されている。
【0053】次にコントロールボックス56の電気系に
関して説明する。図3の図中破線部はコントロールボッ
クス56でありその内部を説明する。
【0054】スイッチ入力回路21は第1の実施の形態
と同様になっている。触覚センサ入力回路51は制御回
路52に接続されている。
【0055】制御回路52は、前記スイッチ入力回路2
1、触覚センサ人力回路51、第1の実施の形態同様の
ブレーキ駆動回路15、さらにソレノイド駆動回路5
3,49に接続されている。
【0056】制御回路52は、前記スイッチ入力回路2
1、触覚センサ入力回路51からの入力に応じて、ブレ
ーキ駆動回路15およびソレノイド駆動回路53,49
に所定の信号を出力するロジック回路を備えている。
【0057】(作用)表1に、触覚センサ41、スイッチ
20の入力による術具37の動作状態を示す。
【0058】
【表1】 に示すスイッチ20及び触覚センサ41が入力されな
い状態では、第1の実施の形態と同様に電磁ブレーキ1
1、12、13が固定されている。また、球体31は、
バネ35によりブレーキパット34を介して押圧され、
枠体33に対して固定される。同様に、術具37は、バ
ネ40により、ブレーキパット39を介して押圧され、
球体31に対して固定されている。すなわち術具37の
移動及び傾斜が固定されている。
【0059】に示す実際の手術において、術具を術部
に挿入、退避させる場合は、第1の実施の形態と同様に
スイッチ20を押す。これにより、スイッチ入力回路2
1を介して制御回路52に信号が入力される。
【0060】制御回路52は、所定のロジックに従いブ
レーキ駆動回路15とソレノイド駆動回路53の両方に
信号を出力する。
【0061】これにより第1の実施の形態と同様の作用
により枠体33が3次元的に移動可能となる。またソレ
ノイド駆動回路53はソレノイド32に駆動信号を出力
し、ソレノイド32は駆動軸32aを図中左に移動させ
る。これによりブレーキパット34がバネ35の押圧に
抗して左に移動し、球体31の枠体33に対する固定が
解除される。すなわち枠体33に対して球体31がP点
を中心に回転動作可能となり、術具37は術具支持装置
2に拘束されることなく自在に移動、傾斜が可能とな
る。これによって術具37の術部への挿脱が容易におこ
なえる。
【0062】術部に示すを処置する時は、術具37の
把持部37aを握る。これにより触覚センサー41から
触覚センサ入力回路51を介して制御回路52に信号が
出力される。制御回路52は、所定のロジックに従い、
ソレノイド駆動回路53、49両方に信号を出力する。
これによりソレノイド32、38両方が駆動する。
【0063】ソレノイド32の動作は前述と同様であ
り、またソレノイド38もソレノイド32と同様の作用
により術具37の球体31に対する固定が解除され、貫
通孔36内の進退が可能となる。
【0064】これにより、球体31のP点を中心とした
転動と術具37のスライドが可能となり、第1の実施の
形態と同様に術具37はP点を支点として支持され、術
具37の先端かぶれることなく安定して微妙な操作が可
能である。
【0065】次に、術具37の把持部37aの移動量に
対して術具先端の移動量を変更させる場合について説明
する。すなわち、術具37に対する転動の中心点である
P転を移動させる方法について説明する。
【0066】まず、把持部を37aの触覚センサ41を
押し、術具37を貫通孔36内で進退させる。
【0067】次に、触覚センサ41を放し、スイッチ2
0を押して、術具37の先端を術部に移動させる。
【0068】そして、把持部37aの触覚センサ41を
押して術部を処置する。これにより、術具37の把持部
37aとP点間の距離R、P点と術具先端の距離Sの比
S/Rが任意に変更できる。 比S/Rが小さいほど把
持部37aの移動量に対して術具37の先端の移動量が
小さくなり、より微妙な術具操作が可能となる。
【0069】(効果)第2の実施の形態によれば、第1
の実施の形態と同様の効果が得られるとともに、球体3
1の固定解除及び術具37の進退にそれぞれソレノイド
を設けた為、術具37を放した時も術具は静止する。こ
れにより、術具を操作しない時にいちいち術具を術部か
ら退避させなくても良い。
【0070】また術具の保持をOリング等の摩擦により
行っていないため、術具操作時の傾斜及び進退の動きが
軽くなっている。
【0071】更に、術部の状態(大きさ,微細さ等)に
合わせて把持部37aとP点の距離R、P点と術具37
の先端の距離Sの比S/R、すなわち操作入力に対する
術具先端の移動量の割合が最適な状態に設定でき、確実
に手術が行える。
【0072】また比S/Rの変更動作も触覚センサ41
及びスイッチ20のスイッチ操作で簡単に行えるため、
手術時間の短縮につながる。
【0073】(第3の実施の形態)図4は本発明の第3
の実施の形態に係る術具保持具を用いた手術用顕微鏡の
外形を示す説明図である。
【0074】(構成)第3の実施の形態は、第1の実施の
形態の術具保持具の枠体16を手術用顕微鏡に接続した
ものである。すなわち手術用顕微鏡を支持手段とした場
合である。
【0075】図4に示すように、手術用顕微鏡69の架
台70は手術室床に設置されるである。
【0076】水平アーム71は架台70に対して鉛直軸
O10まわりに回動自在になっている。また、水平アー
ム71は架台70に対して電磁ブレーキ76aにより固
定可能になっている。
【0077】ブロック72は水平アーム71に対して鉛
直軸O11まわりに回動自在になっている。また、ブロ
ック72は水平アーム71に対して電磁ブレーキ76b
により固定可能になっている。
【0078】上下アーム73はブロック72に対して水
平軸O12まわりに回動自在になっている。また、上下
アーム73はブロック72に対して電磁ブレーキ76c
により固定可能になっている。
【0079】垂下アーム74は、上下アーム73先端に
接続され、上下アーム73に対して鉛直軸O13まわり
に回動自在になっている。また、垂下アーム74は上下
アーム73に対して電磁ブレーキ76dにより固定可能
になっている。
【0080】湾曲アーム75は、垂下アーム74の下端
に接続され、垂下アーム74に対して水平軸O14まわ
りに回動自在になっている。また、湾曲アーム75は垂
下アーム74に対して電磁ブレーキ76eにより固定可
能になっている。
【0081】手術用顕微鏡69の鏡体77は湾曲アーム
75に対して水平軸O15まわりに回動自在になってい
る。また、鏡体77は湾曲アーム75に対して電磁ブレ
ーキ76fにより固定可能になっている。
【0082】接続アーム80は、鏡体77に一体的に配
設され、先端に第1の実施の形態と同様の枠体16が接
続されている。 球体17及び術具3は、いずれも第1
の実施の形態と同様である。
【0083】(作用)手術用顕微鏡69を用いた手術の場
合、術者は、手術用顕微鏡69の図示しないスイッチを
押して、各電磁ブレーキを解除し、鏡体77を移動傾斜
させて鏡体77の視野を術部に合わせる。この作業中、
術具3は球体17に装着されていない。
【0084】術部を処置する場合は、術具3を球体17
に挿入し手術を行う。この後の手術作業は、第1の実施
例と同様であり説明は省略する。
【0085】(効果)第3の実施の形態によれば、枠体1
6が手術用顕微鏡69に支持されているため、新たな支
持部材が不要であり、広い手術スペースを確保できる。
【0086】また、手術用顕微鏡69で術部を拡大観察
しながら、手術を行うため本発明の術具保持具が効果的
に使用できる。
【0087】尚、第3の実施の形態では、術具は第1の
実施の形態の枠体16に接続しているが、第2の実施の
形態の枠体31を用いても良い。
【0088】図5は本発明の第3の実施の形態の変形例
を示す説明図である。図5の変形例に示すように、手術
用顕微鏡ではなく、硬性内視鏡81と硬性内視鏡81を
支持する支持装置82を用いた手術を行う場合は、術具
3を回転動作可能に支持する支持手段の枠体16及び球
体17を、硬性内視鏡81に設置しても良い。
【0089】このような変形例により、同様に手術スペ
ースの確保が可能である。また、内視鏡81で術部を拡
大観察しながら、手術を行うため本発明の術具保持具が
効果的に使用できる。
【0090】(第4の実施の形態)図6は本発明の第4
の実施の形態に係る術具保持具に用いられる先端アーム
および術具の具体的構成を示す説明図である。
【0091】(構成)第4の実施の形態は、第2の実施の
形態に対して、先端アームおよび術具の構成のみ異なっ
ており、その部分の構成を以下に説明する。
【0092】図6に示すように、第1アーム60は第1
の実施の形態と同様に関節10に接続された第1アーム
であり、先端に第2の実施の形態とと同じ枠体33を備
える。
【0093】第1アーム60の関節10と枠体33の間
には第1アームに対して回転動作可能な球体62が配設
されている。
【0094】第1アーム60の球体62と関節部10の
間には、第1アーム60から直角方向に突出した突出腕
60aが一体的に形成されている。突出腕60aには、
この突出腕60aに対して、回転動作可能な球体68を
備える。
【0095】第2アーム61を関節10側(図中左)から
順に説明すると、第2アーム61は、前記球体68に嵌
挿され、図中左右方向にスライド可能なスライド部61
aを備えている。第2アーム61は、中間部に後述の第
3アームの球体65を回転動作可能に支持している。ま
た第2アーム61の端部には球体64を回転動作可能に
支持している。
【0096】術具67は、前記球体64に一体的に固定
されている。術具67の下方は第2の実施の形態と同様
に球体31に進退可能に支持されている。第4の実施の
形態の術具67は先端に電極を備えたバイポーラであ
る。
【0097】第3アーム63は、下方から順に前記球体
62に嵌挿され、スライド可能なスライド部63aと、
前記第2アーム61に対して転動自在の球体65を備え
ている。
【0098】第3アーム63の上端部は、ネジ63bが
形成され、把持部66が進退可能に螺合している。把持
部66には、第2の実施の形態と同様の触覚センサ41
が配設されている。
【0099】転動伝達手段は、第1、第2及び第3アー
ム60,61,63と各球体62,64,65より構成
されている。
【0100】伝達比変更手段である操作入力部移動手段
は、把持部66、ネジ63bより構成されている。
【0101】スイッチ20は、第1の実施の形態と同一
のスイッチでり、第1アーム60に配設されている。
【0102】本実施の形態の電気的構成は第2実施の形
態と同一であるため、説明は省略する。
【0103】このような構成により、第1、第2及び第
3アーム60,61,63と各球体62,64,65は
前記回転動作伝達手段を3軸方向に移動するための移動
手段となっている。
【0104】枠体33は、前記移動手段の移動を制限す
る動作制限手段となっている。
【0105】本実施の形態の場合、図3に示した、コン
トロールボックス56は前記動作制限手段の動作を制御
する動作制御手段となっている。
【0106】(作用)図7乃至図9は第4の実施の形態の
動作原理を説明する第1乃至第3の説明図である。
【0107】まず、触覚センサ41、スイッチ20が押
されていない状態では、第2の実施の形態と同様に第1
のアーム60全体の動き、枠体33に対する球体31の
転動、球体31に対する術具67の進退は固定されてい
る。すなわち、術具67の移動傾斜は固定されている。
【0108】次に、触覚センサ41を押した場合の作用
について説明する。触覚センサ41を押すと、第2の実
施の形態と同様に、球体31が回転動作可能かつ術具6
7が球体31に対して進退可能な状態となる。この状態
で、図7に示すように、術具67を紙面左右方向に移動
させる場合において、把持部66を図中矢印A方向に傾
斜させると、球体62を中心に第3アーム63が傾斜
し、これに伴い第2アーム61のスライド部61aが球
体68に対してスライドする。また球体64,65,3
1,68が回転動作する。すなわち術具67先端は図中
矢印B方向に移動する。
【0109】次に、図8に示すように、術具67を紙面
垂直方向に移動させる場合には、把持部66を図中矢印
C方向に傾斜させる。すると、球体62を中心に第3ア
ーム63が傾斜し、これに伴い第2アーム61のスライ
ド部61aが球体68に対してスライドする。また球体
64、65、31、68の転動により術具67先端は図
中矢印D方向に移動する。
【0110】次に、図9に示すように、術具67を紙面
上下方向に移動させる場合には、把持部66を図中朱印
E方向に移動させる。すると、球体62に対して第3ア
ーム63が上方にスライドする。これに伴い球体64、
65、68の転動により球体64が上方に移動し、術具
67先端は図中矢印F方向に移動する。
【0111】これら3方向の操作の組み合わせにより、
術具67先端を自在に移動可能である。
【0112】術具67を術部に挿脱する場合、スイッチ
20を押すと、第2の実施の形態と同様に、枠体33が
三次元的に移動可能となる。また球体31も枠体33に
対して回転動作可能となる。これにより、術具67を術
部に自在に挿脱可能となる。
【0113】次に、把持部66の移動量に対して術具6
7先端の移動量を変更させる場合について説明する。
【0114】図6に示すように、把持部66をネジ53
bに対して回転させると、把持部66が第3アーム63
に対して矢印G方向に進退する。これにより、把持部6
6とP点間の垂直距離R、P点と術具先端の距離Sの比
S/Rが任意に変更可能となる。すなわち把持部66紙
面上方に延出させると、術具67先端のより微細な操作
が可能となる。
【0115】(効果)第4の実施の形態では、術具67
を操作する把持部66が術具67と分離して構成されて
いるため、手術中に他の術具や器具を使用する場合でも
把持部66が邪魔になることがない。
【0116】また、把持部66とP点間の垂直距離R、
P点と術具先端の距離Sの比S/Rが任意に変更可能で
あるため、術部の状態に合わせて最適な術具操作が行わ
れる。
【0117】更に、術部66の状態(大きさ,微細さ
等)に合わせて把持部66とP点の距離R、P点と術具
67の先端の距離Sの比、すなわち操作入力に対する術
具先端の移動量の割合が最適な状態に設定でき、確実に
手術が行える。
【0118】これにより、第4の実施の形態では、対象
部位に対して、術者が所望する保持位置及び保持方向で
術具を保持可能で、且つ、処置具の微細動作への要求に
応えられ、術者の疲労軽減につながるとともに、より深
部の微細な手術が可能となる。
【0119】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施の形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0120】(付記項1) 被検部に対して略直線状に
延出する術具と、前記術具を操作するための操作部と、
前記術具を支持する支持手段と、前記支持手段に接続さ
れ、前記操作部の変位を前記術具の先端の回転動作とし
て伝達する回転動作伝達手段と、前記回転動作伝達手段
を3軸方向に移動するための移動手段と、前記移動手段
の移動を制限する動作制限手段と、前記動作制限手段の
動作を制御する動作制御手段と、前記術具の回転動作を
制限するために、前記回転動作伝達手段の動作を制限す
る転動制限手段と、前記転動制限手段の動作を制御する
転動制御手段と、前記動作制御手段及び前記転動制御手
段の動作を選択的に切り換えるための切り換え手段と、
を備え、前記切り換え手段は、前記術具に設けられてい
ることを特徴とする術具保持具。
【0121】(付記項2) 術部を処置する術具と前記
術具を支持し、前記術具の操作入力部の変位を、転動に
より術具先端の変位に伝達する転動伝達手段と、前記転
動伝達手段を3次元的に移動、固定可能に支持する支持
手段と、を具備したことを特徴とする術具保持具。
【0122】(付記項3) 前記転動伝達手段は、前記
術具の操作入力部の変位に対する術具先端の変位の割合
を変更可能な伝達比変更手段を備えることを特徴とする
付記項2に記載の術具保持具。
【0123】(付記項4) 前記伝達比変更手段は、前
記支持手段の支持位置を移動させる支持位置移動手段で
あることを特徴とする付記項3に記載の術具保持具。
【0124】(付記項5) 前記伝達比変更手段は、前
記術具の操作入力部を移動させる操作入力部移動手段で
ことを特徴とする付記項3に記載の術具保持具。
【0125】(付記項6) 前記転動伝達手段は、前記
術具の傾斜を固定解除可能な制動手段を備えたことを特
徴とする付記項2乃至5のいずれかに一つに記載の術具
保持具。
【0126】(付記項7) 前記転動伝達手段は、前記
術具を回転動作可能に支持する転動支持部材と、前記操
作入力部の動作を前記転動支持部材に転動により伝達す
る動作伝達手段を備えたことを特徴とする付記項2乃至
6のいずれかに一つに記載の術具保持具。
【0127】(付記項8) 前記動作伝達手段は、操作
人力部と前記術具間にロッドを回転動作可能に接続して
なることを特徴とする付記項6に記載の術具保持具。
【0128】(付記項9) 前記支持手段は、術部を観
察する医用光学機器および医用光学機器支持装置である
ことを特徴とする付記項2乃至8のいずれかに一つに記
載の術具保持具。
【0129】(付記項10) 前記医用光学機器および
前記医用光学機器支持装置は、手術用顕微鏡であること
を特徴とする付記項9に記載の術具保持具。
【0130】(付記項11) 前記医用光学機器は内視
鏡であり、前記医用光学機器支持装置は内視鏡支持装置
であることを特徴とする付記項9に記載の術具保持具。
【0131】
【発明の効果】以上述べた様に本発明によれば、対象部
位に対して、術者が所望する保持位置及び保持方向で術
具を保持可能で、且つ、処置具の微細動作への要求に応
えられるので、術者の疲労軽減につながるとともに、よ
り深部の微細な手術が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る術具保持具を
用いた脳外科手術システムの概略図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る脳外科手術シ
ステムの具体的な構成を示す説明図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る脳外科手術シ
ステムの具体的な構成を示す説明図。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る術具保持具を
用いた手術用顕微鏡の外形を示す説明図。
【図5】本発明の第3の実施の形態の変形例を示す説明
図。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る術具保持具に
用いられる先端アームおよび術具の具体的構成を示す説
明図。
【図7】本発明の第4の実施の形態の動作原理を説明す
る第1の説明図。
【図8】本発明の第4の実施の形態の動作原理を説明す
る第2の説明図。
【図9】本発明の第4の実施の形態の動作原理を説明す
る第3の説明図。
【図10】従来の脳外科手術の概略を示す説明図。
【図11】従来の脳外科手術に用いられる手台を示す説
明図。
【符号の説明】
1 …ベッド 2 …術具支持装置 3 …術具 4 …コントロールボックス 5 …ベッド固定部 6,8,10 …関節 7 …支柱 9 …アーム 11,12,13 …電磁ブレーキ 14 …先端アーム 15 …ブレーキ駆動回路 16 …枠体 17 …球体 20 …スイッチ 21 …スイッチ入力回路 22 …制御回路 23 …Oリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検部に対して略直線状に延出する術具
    と、 前記術具を操作するための操作部と、 前記術具を支持する支持手段と、 前記支持手段に接続され、前記操作部の変位を前記術具
    の先端の回転動作として伝達する回転動作伝達手段と、 前記回転動作伝達手段を3軸方向に移動するための移動
    手段と、 前記移動手段の移動を制限する動作制限手段と、 前記動作制限手段の動作を制御する動作制御手段と、 を備えることを特徴とする術具保持具。
  2. 【請求項2】 更に、前記術具の回転動作を制限するた
    めに、前記回転動作伝達手段の動作を制限する転動制限
    手段と、前記転動制限手段の動作を制御する転動制御手
    段と、を備えることを特徴とする請求項1記載の術具保
    持具。
  3. 【請求項3】 更に、前記動作制御手段及び前記転動制
    御手段の動作を選択的に切り換えるための切り換え手段
    を備えることを特徴とする請求項2記載の術具保持具。
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