JPH03253810A - 手術用顕微鏡の鏡体部位置調整制御装置 - Google Patents

手術用顕微鏡の鏡体部位置調整制御装置

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JPH03253810A
JPH03253810A JP2053228A JP5322890A JPH03253810A JP H03253810 A JPH03253810 A JP H03253810A JP 2053228 A JP2053228 A JP 2053228A JP 5322890 A JP5322890 A JP 5322890A JP H03253810 A JPH03253810 A JP H03253810A
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mirror body
switch
circuit
signal
microscope
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JP2053228A
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Masahiko Kinukawa
正彦 絹川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、手術用顕微鏡の鏡体部位置調整制御装置に関
する。
〔従来の技術〕
近年医学のめざましい進歩に伴って新しい手術。
手技が開発されてきており、微細な手術を手術用顕微鏡
(実体顕微鏡)で拡大観察しながら行うマイクロサージ
ヤリ−の分野でも、これらの進歩に伴ってより高性能な
手術用顕微鏡が要求されるようになってきている。
特に脳神経外科手術においては、手術用顕微鏡の鏡体部
の位置決めの容易さ、厳密さが要求され、手術中に頻繁
に行なわれる観察角度の変更に要する時間を極力短くし
たいという要望がある。即ち、手術用顕微鏡の鏡体部は
、作業空間内の所望位置に迅速且つ適確に位置決めがで
きなければならない。
このような要求を満たすために、例えば特公昭55−3
6116号公報にはハンドルにより3つの互いに垂直な
軸を中心としての自由な合成回転を可能にする3軸自在
力ルダンリンク機構を介して固定の支持体に支承された
、該リンク機構の空間的に自由に調整可能な端部に顕微
鏡鏡体部が固定され、その顕微鏡鏡体部の回転並びに変
位をロックしたり解除したりする電磁鎖錠が設けられ、
更にハンドルに一個のスイッチボタンが設けられていて
、そのスイッチボタンを押すと、最初の段階では顕微鏡
鏡体部を位置決め後ロックしている全ての電磁鎖錠にパ
ルス発生器により間欠的な給電が行われて電磁鎖錠が間
欠的に解除されることにより顕微鏡鏡体部の位置決めに
おける微調整が可能となり、さらにスイッチボタンを完
全に押し込むと、前記電磁鎖錠に連続的な給電が行われ
て電磁鎖錠が完全解除されることによりフリー状態での
位置決めが可能となるような装置が開示されている。そ
して、この装置による顕微鏡鏡体部の観察方向の変更の
際には、前記ハンドルのスイッチボタンの操作により全
ての軸受の電磁鎖錠が解除され、操作力量を加えた全て
の任意の方向に動くようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、実際に手術例えば脳神経外科手術において頭
蓋内深部での手術を行うことになるような場合顕微鏡鏡
体部も観察部位の変更にあわせて上下方向の粗動を頻繁
に行う必要もあるが、脳表層部等の比較的平坦部の手術
では前記のような上下方向の粗動は殆ど必要としない場
合が多い。更に、術者が座位で手術を行う場合では通常
は上下方向の粗動の使用頻度が少ない場合が多い。この
ような場合、前記顕微鏡鏡体部の位置調整を行うために
は、術者が所望の方向変更に対しハンドルに正確に操作
方向、操作力量を伝達しなければならず、ともすれば術
者が意図しない方向にも顕微鏡鏡体部を動かしてしまう
こともある。特に、上下方向の粗動は、観察方向の変更
に伴う焦点距離の補正として作動させることになるため
、観察方向を変更する場合多少の変更であれば必要のな
い場合も多い。
本発明は、上記問題点に鑑み、手術中の観察7位置調整
即ち鏡体部位置調整において不要な方向の移動をなくす
ことができ、その結果微調整を簡単化することができ、
それらの所要時間を短縮することが可能となり、ひいて
は手術時間の短縮となり、患者又は術者の苦痛を少しで
も減らすことができるようにした手術用顕微鏡の鏡体部
位置調整制御装置を提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明による手
術用顕微鏡の鏡体部位置調整制御装置は、支柱と、該支
柱と鏡体部との間を連結し該鏡体部の三次元移動を可能
にする複数の中間支持体とを有し、前記支柱と前記中間
支持体との間、前記中間支持体間、前記中間支持体と鏡
体部との間の各接続部が相対回転可能であると共に、前
記各接続部に該相対回転を解除したり鎖錠したりする電
磁鎖錠を有する制御軸受が設けられている手術用顕微鏡
の鏡体部位置調整制御装置において、 操作方向別の複数のスイッチを有する操作部と、該スイ
ッチからの入力により駆動すべき制動軸受を判別する制
御回路と、該制御回路からの入力により駆動すべき制動
軸受へ駆動出力を出力する駆動部とを設けたことを特徴
としている。
従って、複数の操作スイッチの操作により各々対応する
移動方向のみの移動の解除及び鎖錠が簡単に行なえ且つ
そのうちの複数を選択することも可能となるので、不要
と判断された方向の移動を防ぎながら顕微鏡鏡体部の位
置調整が行なえる。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づき本発明の詳細な説明する
。第1図は本発明による鏡体部位置調整制御装置の第1
実施例を含む手術用顕微鏡の全体図である。
第1図において、BL、、BL2.BL、、BL4.B
Ls及びBL、は、組込みの電磁鎖錠とそれにより鎖錠
及び解錠し得る制動円板を有する単軸制動軸受である。
これらは、双眼の顕微鏡鏡体部Mの操作ハンドルHmに
配置された後述のスイッチSml+  Sm2+  S
maを操作すると、所属の回転軸A、、A2.A、、A
、、A、及びA8の周囲を後述の各支持棒が自由に回転
できるようにし、そして上記スイッチが非動作のときは
これらの各回転運動を鎖錠する。lは、垂直軸状に組み
込まれた案内管2を有する室の床に固定されたペデスタ
ルである。案内管2において、固定ねじ3をゆるめると
支柱4を矢印P0の方に調整できる。この支柱4の自由
端に制動軸受B L lが支持され、後述の如くスイッ
チSm+を操作すると制動軸受BL、を垂直軸A1の回
りを矢印Pの方向に回転できる。制動軸受BL、の横に
組み込まれた制動軸受BL2は、支持棒5の担持体とし
て役目をし、支持棒5を軸A、と交差する方向の水平軸
A2の周囲を矢印P2の方向に旋回させる。支持棒5の
一端部においては、平衡おもりGaが矢印Paの方向に
位置調整できるようにして取付けられている。支持棒5
の他端部に制動軸受BL、が設けられ、制動軸受BL、
は軸A2に平行な方向の水平軸A3を介して制動軸受B
 L tと結合している。制動軸受BL、においては、
第2の支持棒(中間支持体)6が調整角度γを変化させ
るために軸A、と交差する方向の水平軸A。
の回りを回転できるように配置されている。他方、制動
軸受BL、の軸A3の回りで、支持棒6は水平軸A3の
回りを矢印P3の方向に旋回できる。
また支持棒6の一端部において、平衡おもりGbが矢印
Pbの方向に位置調整できるように取付けられている。
支持棒6の他端部には制動軸受BL6が結合しており、
その制動軸A4と交差する方向の軸A、の回りを、平行
案内リンク機構Pのリンクa1が別のリンクa2+aa
+a++a5およびa。と共に、角度αを変化させるよ
うに旋回する。リンクa。は、この場合支持棒6の突出
部に即ち軸A4の方向に固定されている。リンクal+
a2及びa、は強制的に常に互いに平行にされ、リンク
a4およびa、は、常に軸A4に平行になっている。平
行案内リンク機構Pの平面は、支持棒6と共に制動軸受
BL、においてその縦軸A4の回りを回転し、従って角
度γが相応して変化させられる。リンク機構Pのリンク
a。
の軸方向突出部に、支持棒7を回転可能に担持する制動
軸受BL、が固定されており、その軸A6の回りを支持
棒7が角度βを任意に変化させるために回転できるよう
になっている。支持棒7には顕微鏡鏡体部M及び操作ハ
ンドルHmが固定されている。
制動軸受B L sの一時的な位置により、軸A4及び
A6の交点の一時的な位置が設定され、そしてその交点
を通ってまた仮の旋回軸A5が制動軸受BL、の軸に平
行にリンクa4の長さに相当する間隔の所に存在するこ
とになる。
従って、顕微鏡鏡体部Mの方向設定は、軸交点At 、
A= 、Asにより三つの独立の角度γ、α。
βを自由に調整できる。他方、支柱4の垂直軸AIの回
りの旋回運動、水平軸A2の回りの支持棒5の旋回運動
及び水平軸A3の回りの支持棒6の旋回運動によって、
制動軸受B L sの位置は大きな球状領域内において
三次元的に自由に調整できる。
第2図(A)及び(B)は操作ハンドルHmの拡大斜視
図、第3図は第2図(A)I−III線に沿う断面図で
ある。操作ハンドルHmの主桿8は取付部9を介して鏡
体Mに固定され、その先端部にはグリップ10が取付け
られている。グリップIOは、第3図に示した如く、主
桿8に底浅円筒状の上カバー11及び下カバー12が夫
々接着及びネジ12aにより固定され、両力バー11及
び12の間において握り部13が主桿8に上下摺動可能
に嵌装されている。又、握り部13は、主桿8に設けら
れたフランジ部8aとの間及び下カバー12との間に夫
々合成されたバネ14及び15により上カバー11の内
面と握り部13の上端面との間及び下カバー12の内面
と握り部13の下端面との間に適当な隔たりが存在する
ように位置せしめられている。そして、上カバー11の
内面及び握り部13の上端面に夫々固着された環状電極
16a及び16bによりスイッチSm+が構成され、下
カバー12の内面及び握り部13の下端面との間に夫々
固着された環状電極17a及び17bによりスイッチS
m2が構成されている。又、握り部13の側面には押釦
タイプのスイッチS m aが設けられている。
第4図は第1実施例の電気回路のブロック図である。1
8はスイッチ回路18aとOR回路18bとから成る入
力部であって、スイッチ回路18aは、スイッチSm1
+  Sm21  Sm+からの各信号S、、S、、S
、を検出して各スイッチSm+ l  Sm21  S
msに対応する操作信号RR2,Qを出力し、OR回路
18bは操作信号R,,R,の入力によりOR出力とし
て操作信号Rを出力するようになっている。19は図示
しないOR回路を含んでいる制御回路であって、OR回
路18bから操作信号Rが入力された時は制動軸受BL
g 、BLsの電磁鎖錠を駆動する駆動回路20に駆動
命令信号T1を出力し、スイッチ回路18aから操作信
号Qが入力された時は制動軸受BL、、BL、、BL5
.BL、の電磁鎖錠を駆動する駆動回路21に駆動命令
信号T2を出力し、両信号R,Qが入力された時に両駆
動回路20.21に共に駆動命令信号T、、T2を出力
するようになっている。尚、制御回路19内に操作信号
Qの入力により駆動命令信号T、、T2を共に出力する
ロジック回路を設け、図示しないスイッチにより該ロジ
ック回路に切り換えるようにしても良い。駆動回路20
は駆動命令信号T1の入力により制動軸受BL、、BL
、を解除或いは鎖錠するための駆動出力を出力し、駆動
回路21は駆動命令信号T2の入力により制動軸受BL
BL、、BLs 、BL、を解除或いは鎖錠するための
駆動出力を出力するように構成されている。
本実施例は上述の如く構成されているから、術者が顕微
鏡鏡体部Mに取付けられたグリップ10を握り、グリッ
プlOに設けられたスイッチSm+を押した場合には、
その信号S、が入力部18のスイッチ回路18aに入力
されるので、スイッチ回路18aから制御回路19に操
作信号Qが入力され、これを受けて制御回路19は駆動
回路21に駆動命令信号T2を出力し、その結果駆動回
路21の駆動出力により制動軸受BL、、BL4.BL
s 、BL6が解除され、顕微鏡鏡体部Mをその時位置
していた水平面上において任意に移動させ得るべく回転
軸A、、A、、As 、A6がフリーの状態となり、術
者は顕微鏡鏡体部Mを1 2 上記水平面上において左右方向を傾ける操作及び俯仰操
作を自由に行なうことができる。そして、グリップ部1
0のスイッチS m aから手を離してOFFにするこ
とにより、制動軸受BLBL、、BL、、BL、の各々
の電磁鎖錠は鎖錠状態に戻り、顕微鏡鏡体部Mは位置固
定される。
又、グリップlOの握り部13を握り上梓8の軸に沿っ
て上方向に移動させるべく操作した場合には、環状電極
16a、16bが接触してスイッチS m +がONと
なり、又握り部13を下方向に移動させるべく操作した
場合には、環状電極17a、17bが接触してスイッチ
S m 2がONとなる。従って、その信号S1又はS
2が入力部18のスイッチ回路18aに入力され、その
操作信号R1又はR2がOR回路18bへ入力され、操
作信号Rが制御回路19に出力される。制御回路19で
は、駆動回路20に駆動命令信号TIを出力し、該駆動
回路20からの駆動出力により制動軸受BL2.BL、
が解除され、顕微鏡鏡体部Mがその時の位置に対し上方
向又は下方向の移動が可能となる。
尚、制御回路19に設けたスイッチにより、前記操作信
号Qにより駆動命令信号TIのみでなく駆動命令信号T
2も共に出力するように設定することもできる。
かくして、上記のような構成により、術者は術部Oを観
察しながらグリップ10をスイッチSmsを押しながら
操ることにより顕微鏡鏡体部Mをその時点で位置する水
平面上において左右方向及び俯仰方向においてのみ自由
に移動せしめることができ且つスイッチS m sの押
圧をやめることによりその位置に固定される。従って、
術者が観察部位を変更する際に鏡体部Mをフォーカス位
置を殆ど変えることなく動かすことができる。又、グリ
ップlOを上方向又は下方向に操作することにより(こ
の時スイッチSm、又はS m 2がONになる)顕微
鏡鏡体部Mを上下方向にのみ自由に移動させることが可
能になり、術者はフォーカスのための鏡体部Mの粗動を
行う際に観察方向を変えずに行うことができる。勿論、
スイッチS m hを押しながらグリップ10を上下に
操作することにより全体をフリーにすることも可能であ
るため、観察部位を大幅に変更する際も何ら支障がおこ
らない。又、操作力量も変化しないため、片手で操作可
能である。
上記の効果は、眼科、形成整形科の分野において手術用
顕微鏡を用いる場合に特に有効である。
というのも、これらの分野で行なわれる手術部位は体表
面部が多いので、上下方向移動を固定しながら水平面上
を顕微鏡鏡体部を移動することによりより速く観察した
い部位を探すことができ、手術の進行を促すことになる
。又、フォーカス操作においても上下方向移動もできる
ことによりフォーカス粗動が簡単に行えることになり、
その際の不要な移動を除くことにより操作時間の短縮が
計れることになる。
第5図(A)及び(B)は第2実施例の操作ノ\ンドル
Hmの拡大斜視図、第6図は第2実施例の電気回路のブ
ロック図である。尚、第2実施例を含む手術用顕微鏡全
体の構成は第1実施例(第1図)と同じなので、その説
明は省略する。
第5図に示した如く、操作ハンドルHmのグリップ10
の側面にはスイッチS m 3の他に更に押圧力により
ONとなる4つのシートスイッチ型のスイッチS m3
11 3m3z+  Smas、  Sm5tが配置さ
れている。そして、第6図に示した如く、各スイッチS
m1+ Smt l Sms + Sm、1t Sm+
z+S rll a 8.S m s +からの各信号
S l +  S2+  Sl +S 31+  53
21  S+s+  S34が入力部22に入力せしめ
られ、入力部22は各々のスイッチ信号による操作状態
を操作信号Uとして制御回路23へ出力する。制御回路
23は、操作信号Uから駆動すべき電磁鎖錠を決定する
図示しない判別回路と、各駆動回路への駆動命令信号と
して、制御軸受BL、の電磁鎖錠の駆動回路24への駆
動命令信号Tll制動軸受BL2の電磁鎖錠の駆動回路
25への駆動命令信号T21制動軸受BL3の電磁鎖錠
の駆動回路26への駆動命令信号T3+制動軸受BL、
の電磁鎖錠の駆動回路27への駆動命令信号Tll制動
軸受BL6の電磁鎖錠の駆動回5 路28への駆動命令信号Ti+ 制動軸受BL、の電磁
鎖錠の駆動回路29への駆動命令信号T6を夫々出力す
る出力回路とを有している。各駆動回路は夫々対応する
制動軸受を解除又は鎖錠すべく駆動出力を出力する。又
、制御回路23における判別回路23は、信号Sl又は
S2が入力された時、信号S3が入力された時、信号S
 31又はS 31が入力された時、信号S3□又はS
atが入力された時の4つのモードに判別するロジック
回路を有していて、信号S、が入力された時は信号T1
乃至T、をすべてを出力し、信号S、又はS2が入力さ
れた時は信号T2.T、を出力し、信号S、1又は83
3が入力された時は信号T2.T3.T、を出力し、信
号S31又はS3tが入力された時は信号TI T4を
出力する回路構成となっている。又、これらの場合が重
複することも可能となっている。
本実施例は上述の如く構成されているから、術者がグリ
ップlOをスイッチS m sを押しながら操作するこ
とにより観察部位即ち鏡体部Mの位置を決定するとき、
入力部22にはスイッチS m 。
6 からのスイッチ信号S3が入力され、入力部22゜制御
回路23に操作信号U′を出力する。制御回路23では
操作信号U′によりスイッチS m 3がONであると
判別し、駆動回路24乃至駆動回路29に各々対応すべ
く駆動命令信号T1乃至T6を出力する。従って、駆動
回路24乃至駆動回路29では、各々駆動出力を出力し
て制動軸受BL、乃至BL、を解除する。従って、回転
軸A1乃至A6が全てフリーの状態となり、術者は顕微
鏡鏡体部Mを自由に移動せしめることができ、スイッチ
S m sの押圧をやめることによりその位置に固定す
ることができる。その後の傾き等の微変更又は微移動に
関しては、例えばグリップ10のスイッチS m Il
l  S m h*を押すことにより入力部22にスイ
ッチ信号S、□、S3.が入力され、制御回路22にそ
の時の操作信号U′によりスイッチS m s□、Sm
atがONであると判別し、駆動回路24へ駆動命令信
号T1を駆動回路27へ駆動命令信号T4を夫々出力し
、駆動回路24と駆動回路27により制動軸受BL、と
BL、を解除させ、顕微鏡鏡体部Mの左右方向の傾斜と
移動のみができるようにする。又、スイッチSm31と
スイッチSm+aの押圧により上記と同様な原理で顕微
鏡鏡体部Mの前後方向の移動と俯仰のみができるように
なる。それらの際に、他の制動軸受は鎖錠状態のままで
あるため他の支持棒は動かないようになっている。更に
は、複数のスイッチ操作例えばスイッチSm、lを押圧
しつつグリップ10の握り部13を上下方向操作するこ
とにより、顕微鏡鏡体部Mを術部にそって前後方向に移
動させることと俯仰することがフォーカス粗動もあわせ
て行なえることになり且つ左右方向の移動なしで行える
ことになる。
かくして、このような構成により、術部において術者か
ら見て顕微鏡鏡体部Mの前後方向、左右方向の移動や俯
仰が簡単に行なえ、且つ単独方向のみの操作も可能とな
ると共に、操作力量も変化しないため片手で操作可能と
なる。例えば術中の突然の出血等の際にも片手で吸引器
等を操作しながら、顕微鏡鏡体部Mの操作を所望の方向
にのみ動かせるものである。このことにより、術中顕微
鏡鏡体部Mを観察部位から誤って所望の位置に対して大
幅に外してしまうこともなくなり、そのための気をつか
うこともなくなるため、手術時間も短縮できることにな
り、患者さらには術者への苦痛を減少させることができ
る。
上記の効果は、脳外科手術のように観察部位が頭蓋内等
の体腔内深部の場合で、観察方向を頻繁に且つ大幅に変
更することが要求される場合に特に有効である。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明による手術用顕微鏡の鏡体部位置調
整制御装置は、手術中の観察位置調整即ち鏡体部位置調
整において不要な方向の移動をなくすことができ、その
結果微調整を簡単化することができ、それらの所要時間
を短縮することが可能となり、ひいては手術時間の短縮
となり、患者又は術者の苦痛を減らすことができる。又
、本発明装置は電気的制御装置なので、後付けしても鏡
体部付近の支持棒を大型化することなく且つ安価9 にて上記効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による鏡体部位置調整制御装置の第1実
施例を含む手術用顕微鏡の全体図、第2図(A)及び(
B)は第1実施例の操作ハンドルの拡大図、第3図は第
2図(A)I−111線に沿う断面図、第4図は第1実
施例の電気回路のブロック図、第5図(A)及び(B)
は第2実施例の操作ハンドルの拡大斜視図、第6図は第
2実施例の電気回路のブロック図である。 BL   ・・・・ BL、・・・・制動軸受、AI+
 ・・・・ A6・・・・回転軸、Ga、Gb・・・・
平衡おもり、Hm・・・・操作ハンドル、Sm+ + 
 Smz +  Sm3Sm31S+  Sms□+ 
 Sm5s+  Smi+””スイッチ、1・・・・ペ
デスタル、2・・・・案内管、3・・・・固定ねじ、4
・・・・支柱、5,6.7・・・・支持棒、P・・・・
リンク機構、a + + ””+  a i +  a
 o ””リンク、M・・・・顕微鏡鏡体部、8・・・
・上梓、9・・・・取付部、lO・・・・グリップ、1
1・・・・上カバー 12・・・・下カバー 13・・
・・握り部、14.15・・・・バネ、0 6a、16b、17a、17b・・・・環状電極、8.
22・・・・入力部、18a・・・・スイッチ回路、8
b・・・・OR回路、19.23・・・・制御回路、0
.21,24,25,26,27,28.2・・・・駆
動回路。 ロ  μ N 勃 U) U) U) ○ 、−1 m32

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支柱と、該支柱と鏡体部との間を連結し該鏡体部の三次
    元移動を可能にする複数の中間支持体とを有し、前記支
    柱と前記中間支持体との間、前記中間支持体間、前記中
    間支持体と鏡体部との間の各接続部が相対回転可能であ
    ると共に、前記各接続部に該相対回転を解除したり鎖錠
    したりする電磁鎖錠を有する制御軸受が設けられている
    手術用顕微鏡の鏡体部位置調整制御装置において、操作
    方向別の複数のスイッチを有する操作部と、該スイッチ
    からの入力により駆動すべき制動軸受を判別する制御回
    路と、該制御回路からの入力により駆動すべき制動軸受
    へ駆動出力を出力する駆動部とを設けたことを特徴とす
    る鏡体部位置調整制御装置。
JP2053228A 1990-03-05 1990-03-05 手術用顕微鏡の鏡体部位置調整制御装置 Pending JPH03253810A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1994028815A1 (fr) * 1993-06-15 1994-12-22 Mitaka Kohki Co., Ltd. Support d'appareil optique
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