JP2002117432A - 紙葉類取扱装置 - Google Patents

紙葉類取扱装置

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JP2002117432A JP2000306027A JP2000306027A JP2002117432A JP 2002117432 A JP2002117432 A JP 2002117432A JP 2000306027 A JP2000306027 A JP 2000306027A JP 2000306027 A JP2000306027 A JP 2000306027A JP 2002117432 A JP2002117432 A JP 2002117432A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金種により厚みが異なる紙幣を投入された場
合でもそれが一枚かどうかを確実に確認でき、厚みが異
なる紙幣が混合していても取り扱え、紙幣偽造防止のた
めの種々の新しい特徴技術が使われた近年発行される新
しい紙幣にも対応でき、紙幣面の異物を検知できる紙葉
類取扱装置を提供すること。 【解決手段】 紙幣検査手段301により順次送られて
くる紙幣1000の種類を特定し、紙幣の種類と紙幣全
面の厚み情報を記録した基準厚みテーブル201−2か
ら、前記特定した種類の紙幣の基準厚み情報を読み出
し、この基準厚み情報と紙幣面の複数箇所の情報が得ら
れるように設置された複数個の紙幣厚み検査手段108
により実測した実測厚み情報とを比較することにより、
紙幣が一枚であるか否か、異物があるか否かを確認す
る。108−1は基準ローラ、108−3:検知ロー
ラ、108−5:変位センサ、201:制御部、201
−1:一枚判定部、201−3:検査判定部。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば現金自動取
引装置の紙幣取扱機構などに用いられる紙葉類取扱装置
に関し、特に世界中の大きさや厚さの異なる様々な紙幣
を取扱うのに好適な紙葉類取扱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現金自動取引装置は、現在では広く世界
中に普及している。日本と韓国を除くアジア、ヨーロッ
パ、アメリカその他のほとんどの地域で使用されている
現金自動取引装置では、払い出しは利用者の希望する額
の現金紙幣を直接払い出し、預入は利用者が預入する紙
幣や小切手を封筒に入れ、その封筒を現金自動取引装置
の封筒預入口から挿入して封筒預入機構に集積すること
により行われている。
【0003】この方式は、広く世界中に普及している
が、現金自動取引装置を運用する金融機関などでは、一
日の現金自動取引装置の運用の終了後、預入された封筒
を開封して中の現金や小切手の金額を確認し、伝票と突
き合わせたりコンピュータに入力する作業が必要であ
り、これらの作業を行わなければ一日の預入業務を終了
することができなかった。これらの作業は、ほとんどが
手作業で行われるため金融機関にとって大きな負担とな
っていた。
【0004】一方、上記方式では、預入を行った場合に
利用者の口座に即座に入金されないので、預入した金額
が自分の口座に実際に入金されるまでの間は利用者にと
って不安である。また、伝票の金額と封筒内の実際の金
額が不一致であることが後でわかった場合、それが利用
者の勘違いに起因するものなのかシステム側の誤動作に
起因するものなのかが即座に判断することができないた
め、利用者と金融機関の間のトラブルの原因となる可能
性があった。
【0005】これに対し、日本や韓国では、預入する紙
幣を直接現金自動取引装置の入金口に投入し、現金自動
取引装置の紙幣取扱装置が投入された紙幣を自動的に検
査、計数し、その結果をリアルタイムで表示し、利用者
がその表示に対して承認(確認)入力し、その時点で一
件毎に預入業務が終了するようになっているため、現金
自動取引装置の運用の終了後の銀行の負担が大きく軽減
されるばかりでなく、利用者との間で現金不一致などの
トラブルが発生する可能性が大幅に軽減される。
【0006】日本または韓国に設置される現金自動取引
装置は、それが設置されている日本または韓国の紙幣の
みを取扱えればよかったため、その紙幣取扱装置はそれ
ぞれの国の紙幣に合わせて最適に構成され、調整されて
いた。特に、紙幣の重なり搬送やテープなどの紙幣面の
異物をチェックする紙葉類厚み検査手段は、日本または
韓国それぞれの国で流通している紙幣の厚みが金種によ
らず一定であるため、一種類の厚みを検査するだけでよ
かった。
【0007】このような一種類の厚みを検査する従来の
紙葉類厚み検査手段としては、例えば特開平5−278
901号公報「紙葉類の重送検知装置」に開示されたも
のがある。この公報に開示された重送検知装置は、厚さ
の測定基準となる基準ローラと、それに接して変位可能
な検知ローラと、該検知ローラの変位を電気信号に変換
する変換手段と、該変換手段の出力の積算値から基準ロ
ーラ固有の誤差を補正する補正手段とで構成され、この
構成によって基準ローラの加工精度によって検知精度が
左右されないようにしている。
【0008】しかしながら、近年発行される新しい紙幣
には、偽造防止のため種々の新しい特徴技術が使われて
おり、これらの特徴の中には紙幣の厚みに影響を与える
ものが少なくなく、それらの特徴技術は紙幣面の一部に
使用され、更に、一つの紙幣に複数種の特徴技術が使わ
れることが多い。従来の紙幣は全面にわたってほぼ厚み
は一定であったが、近年の紙幣では上述した如き特徴技
術が使われた部分の紙幣の厚みが紙幣の他の部分の厚み
と異なるようになり、結果として同一紙幣面上で部分的
に厚みが異なるようになってきている。例えば、比較的
よく使われているセキュリティスレッドは、金属や樹脂
の薄い幅の狭いテープを紙幣の紙の製造段階で漉き込ん
だものであるが、セキュリティスレッドの部分は紙幣面
の他の部分に比べて厚みが厚くなっているのが普通であ
る。
【0009】紙幣面に貼られた、紙幣の厚みに比較して
厚みが薄いテープを検知しようとすると、紙幣の重なり
を検知する場合に比べてずっと小さい厚みの変化を検知
することが必要になるが、上記のセキュリティスレッド
の部分の厚みの増加がテープの厚みと同程度であること
が多いため、セキュリティスレッドのある紙幣のテープ
検知はできなかったり、セキュリティスレッドの付近の
みテープ検知ができなかった。
【0010】従来の紙幣取扱装置の技術は、正常な紙幣
は紙幣面にわたって厚みが一定であることを前提にして
おり、上述した如き新しい偽造防止の特徴技術が使われ
た紙幣への対応は考えていなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、日本
や韓国を除くアジア、ヨーロッパ、アメリカその他の世
界の地域のほとんどの預入れ機能を有する現金自動取引
装置における紙幣取扱装置は、紙幣支払機構と封筒預入
機構を持っているが、紙幣を直接検査したり計数できる
ものではなかった。
【0012】これらの地域でも、上述したように預入す
る紙幣を直接現金自動取引装置の入金口に投入し、現金
自動取引装置の紙幣取扱装置が投入された現金を検査、
計数して結果を表示し、利用者が承認入力をすることに
より、その時点で一件毎に預入業務が終了するようにす
れば、現金自動取引装置の運用の終了後の銀行の負担が
大きく軽減され、また、現金不一致などの利用者とのト
ラブルが発生する可能性が少なくなる。
【0013】紙幣取扱装置で直接紙幣を扱う場合には、
取り扱う紙幣が確実に一枚であることを確認する必要が
ある。紙幣が一枚であることを確認するための最も確実
な方法は、紙幣の厚みをチェックし、紙幣の厚みが一枚
分であるか、それ以上であるかにより確認することであ
る。
【0014】しかしながら、世界の国々では、同一国の
紙幣でも金種により厚みが違っていたり、複数の国の紙
幣が投入されたりして、紙幣の厚みが一定でなく従来の
紙幣取扱装置では取扱うことができなかった。また、日
本または韓国でも次第に規制が緩和され、国内紙幣と同
時に海外紙幣も扱う必要が生じているが、この場合も国
内紙幣と厚みが異なる紙幣は従来の紙幣取扱装置では取
扱うことができなかった。
【0015】本発明の目的は、上述した如き問題点を解
消し、金種により厚みが異なる紙幣を投入された場合で
もそれが一枚かどうかを確実に確認することができ、ま
た厚みが異なる紙幣が混合していても取り扱える現金自
動取引装置を実現するための紙幣取扱装置を提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、紙幣偽造防止のための
種々の新しい特徴技術が使われた近年発行される新しい
紙幣にも対応できる現金自動取引装置を実現するための
紙幣取扱装置を提供することにある。本発明の他の目的
は、厚みが異なる紙幣が混合していても、テープなどの
紙幣面の異物を検知することができる紙葉類取扱装置を
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、紙葉類取扱装置に少なくとも紙葉類を検
査して種類を特定する紙葉類検査手段と、紙葉類の厚み
を検査する紙葉類厚み検査手段、およびこれらを制御す
る制御部を持つ。
【0017】紙葉類検査手段は、搬送されてくる紙葉類
を各種のセンサにより計測し、制御部で計測結果を処理
し、紙葉類の発行国、金種などの種類を特定する。紙葉
類の種類が特定されたら、制御部は、制御部に予め保持
している紙葉類の種類と厚み情報の関係のテーブル(基
準厚みテーブル201−2)を参照し、その紙葉類の基
準厚み情報をテーブルから読み出す。
【0018】次に、制御部の一枚判定部は、紙葉類厚み
検査手段が計測した実測厚み情報を、前記テーブルから
読み出した基準厚み情報と比較して、両者の関係がある
定められた範囲内にあれば紙葉類は一枚かつ紙幣面に異
物無しと判定し、範囲外であれば一枚でないか紙幣面に
異物有りと判定する。
【0019】本発明では、紙葉類厚み検査手段を紙葉類
の搬送方向と直角方向に複数個設け、搬送方向と直交方
向の紙幣面の複数箇所の厚み情報を取り込み、前記紙葉
類の基準厚み情報のテーブルには前記偽造防止の特徴技
術が使用されて部分的に厚さが異なる情報も書き込んで
おき、紙幣面の複数箇所の実測厚み情報と紙幣面全面の
基準厚み情報を比較することにより、偽造防止のための
新しい特徴技術を使用した紙幣にも対応できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して詳細に説明する。図1は、本発明を適用した現金
自動取引装置の外観を示す斜視図である。同図に示すよ
うに、現金自動取引装置1の上部内部には、上部正面板
1aに設けられたカードスロット2aと連通し利用者の
カードを処理し、取引明細票を印字して放出するカード
・明細票処理機構2と、取引の内容を表示および入力す
る顧客操作部5を備えている。また、現金自動取引装置
1の向かって下部内部には、紙幣を処理する紙幣取扱装
置10を備えており、上部の傾いた面に紙幣スロット1
0aが設けられている。
【0021】また、紙幣取扱装置10の下部の紙幣収納
部は、装置筐体1bとは別の数十mmの厚い鉄板で構成
する金庫筐体6で囲まれている。装置筐体1bも堅固な
筐体構造であるが、現金を収納する金庫筐体6はさらに
堅固な構造を有しており、これでセキュリティを高めて
いる。この現金自動取引装置1は、カード、紙幣、明細
票を媒体とし、利用者の預入れ、支払、振込などの処理
を行うことができる。
【0022】図2は、本装置の制御関係を示す制御ブロ
ック図である。前述のように、現金自動取引装置1に納
められたカード・明細票処理機構2、紙幣取扱装置10
および顧客操作部5は、バス7aを介して本体制御部7
と接続されており、本体制御部7の制御の下に必要な動
作を行う。本体制御部7は、上記の他に、インタフェー
ス部7b、係員操作部7c、外部記憶装置7dともバス
7aで接続されており、必要なデータのやりとりを行う
が、本発明の特徴には直接関係がないので詳細な説明は
省略する。なお、図2に示した1eは、上記各機構、構
成部分に電力を供給する電源部である。
【0023】図3は、図1の現金自動取引装置1の中
で、本発明に係る紙幣取扱装置10の構成の一例を示す
側面図である。なお、この構成の詳細については、同一
出願人が出願した特願平11−296533号に開示さ
れている。同図に示すように、紙幣取扱装置10は、利
用者が紙幣の投入・取り出しを行う入出金口20と、紙
幣の判別を行う紙葉類検査手段301と、紙幣が一枚で
あることを判定する紙葉類厚み検査手段108と、入金
した紙幣を取引成立までの間一旦収納する一時保管庫4
0と、入金時取引が成立した紙幣を収納する1個のリジ
ェクト庫60と、入出金兼用の2個のリサイクル庫80
と、リサイクル庫80に補充する紙幣や、リサイクル庫
80から回収した紙幣を収納する装填・回収庫81と、
紙葉類検査手段301を通り、入出金口20,一時保管
庫40,リジェクト庫60,2個のリサイクル庫80,
装填・回収庫81に対し、紙幣を搬送する紙幣搬送路5
0と、全体の制御を行う制御部70とから構成される。
【0024】紙葉類取扱装置10は、入出金口20、紙
葉類検査手段301、紙葉類厚み検査手段108、一時
保管庫40、紙幣搬送路50(501a〜501iな
ど)から構成される上部搬送機構1aと、リジェクト庫
60、リサイクル庫80、装填・回収庫81および、各
収納庫の前面に配され、保守時に各収納庫毎に独立して
開閉可能な搬送路90(901a〜901c,902a
〜902d,904a〜904bなど)から構成される
下部紙幣機構1bとから構成される。
【0025】図4は、紙葉類取扱装置10のブロック図
である。同図に示すように、紙葉類取扱装置10におい
て、制御部35は、装置の本体制御部7とバス7aを介
して接続され、本体制御部7からの指令および紙葉類取
扱装置10の状態検出に応じて紙葉類取扱装置10の制
御を行い、また、紙葉類取扱装置10の状態を、必要に
応じて本体制御部7に送る。紙葉類取扱装置10の中
で、制御部35は、各ユニット(入出金口20、紙葉類
検査手段301、紙葉類厚み検査手段108、一時保管
庫40、紙幣搬送路50、リジェクト庫60、リサイク
ル庫80、装填・回収庫81)の駆動モータや電磁ソレ
ノイドやセンサと接続され、取引に応じて、センサで状
態を監視しながら、アクチュエータを駆動制御する。
【0026】また、紙幣搬送路50は、紙葉類検査手段
301、紙葉類厚み検査手段108、を双方向に通過
し、矢印501a〜501iおよび901a〜901
c、902a〜902d、904a〜904bに示す搬
送路を経由して、入出金口20、一時保管庫40、リジ
ェクト庫60、リサイクル庫80、装填・回収庫81を
接続している。各矢印のうち片方向矢印は、紙幣がその
矢印方向にのみ搬送する一方向紙幣搬送路で、両方向の
矢印は、紙幣が取引動作毎に双方向のいずれかに切り替
えて搬送する双方向搬送路である。
【0027】図5は、図3の紙幣搬送路50(501a
〜501iおよび901a〜901c、902a〜90
2d、904a〜904b)と各ユニット(20,30
1,108,40,60,80,81)の関係を模式的
に示す図である。これらの紙幣搬送路は、図示せぬ駆動
モータで駆動し、図6〜図9に模式的に示すように、各
取引動作毎にモータの回転方向を切り替える。さらに、
紙幣搬送路50の分岐点には、切替えゲート502,5
03,504、505および3ヶ所の903があって、
各取引動作毎にそれぞれ記号a,bないしcのように紙
幣搬送方向を切り替える。
【0028】紙幣搬送路50のうち、下部紙幣機構1b
にあって、リジェクト庫60、リサイクル庫80、装填
・回収庫81の前部にある3ヶ所の紙幣搬送路901a
〜c、902a〜cは、一体となって開閉できるように
された開閉搬送路90を構成しており、係員は、対応す
る開閉搬送路90を開いてリジェクト庫60、リサイク
ル庫80、装填・回収庫81の操作を個々に行うことが
できる。
【0029】一時保管庫40は、入金取引時、入出金口
20から入金され、紙葉類検査手段301で金種が確定
した紙幣を、回転ドラム401(図3参照)に順次収納
し、取引が成立するまで一旦保留し、取引成立後、回転
ドラム401から順次放出する機能を有する。あわせ
て、詳細は後述するが、本実施例では、出金取引時、紙
葉類検査手段301で金種が確定しないリジェクト紙幣
を、収納し、出金動作が終了するまで一旦保留し、動作
終了後、出金リジェクト収納動作時、リジェクト紙幣を
放出する機能を有する。
【0030】リジェクト庫60は、仕切板607で仕切
られた前後に2つの収納部601、602を持つ。前収
納部601に収納する紙幣は、紙幣搬送路(矢印501
g)から、切り替えゲート903が図示903bの状態
に切り替わり、矢印902dの水平方向に搬送され、集
積される。
【0031】後収納部602に収納する紙幣は、紙幣搬
送路(矢印501i)から、切り替えゲート506が図
示506aの状態に切り替わり、矢印904aの水平方
向に搬送され、集積される。
【0032】本実施例では、後述するように、前収納部
601は、入金取引時、リサイクル庫80に収納しない
(出金用には使わない)紙幣(非還流紙幣と呼ぶ)や、
出金取引時に鑑別部で、金種が判定できない紙幣や、搬
送状態が異常であった紙幣を収納する。運用リジェクト
収納部と呼ぶ。一方、後収納部602は、出金した紙幣
を利用者が取り忘れた場合に、次の利用者の取引を継続
するために、取り忘れた紙幣を収納する。取り忘れ回収
部と呼ぶ。
【0033】運用リジェクト収納部601は、約500
枚の収納が可能な空間を持ち、取り忘れ回収部は、約2
00枚の収納が可能な空間を持つ。仕切板607は、2
つの収納部の容量の比に合せて、前収納部側を広く配置
してある。仕切板607の位置を可変に調整できるよう
に構成すれば、収納する紙幣の目的に合わせて、様々な
用途に対応できる。
【0034】次に、本実施例の紙幣取扱装置10の代表
的な動作である入金取引と出金取引について、図6〜図
9の紙幣取扱装置10の模式図を用いて説明する(詳細
な構成および参照符号については図3参照)。入金取引
時は、図6に示す利用者が入金した紙幣を計数する入金
計数動作と、図7に示す計数した金額に対する利用者の
確認入力後、金種毎に個別の収納庫に収納する入金収納
動作に別れる。
【0035】<入金計数時>図6は、入金計数時の動作
を説明するための図である。同図に示すように、入金計
数時は、入出金口20に投入された紙幣を、一枚ずつに
分離し、矢印501a、501b方向に搬送する。この
とき、紙葉類厚み検査手段108で紙幣が一枚であるこ
とを確認し、紙葉類検査手段301で紙幣の金種、真偽
を判定する。
【0036】金種や真偽の判別、および一枚であること
の確認ができた紙幣は、切替えゲート503が503a
に切り替えられ、矢印501cから501dの方向へ搬
送され、一時保管庫40に一旦収納される。紙葉類検査
手段301で金種や真偽が判別できなかった紙幣、また
は紙葉類厚み検査手段108で一枚であることが確認で
きなかった紙幣、または傾きや紙幣同志の間隔の異常と
なった入金リジェクト紙幣は、一時保管庫40には取り
込まれず、切り替えゲート503が503bに切り替え
られることによって、矢印501fを通過し、入出金口
20に収納され、利用者に返却される。
【0037】<入金収納時>図7は、入金収納時の動作
を説明するための図である。同図に示すように、入金収
納時は、一時保管庫40の回転ドラム401(図3参
照)を収納時とは逆に回転し、回転ドラム401に巻き
取っていた紙幣を、収納時とは逆の順に逆の方向(矢印
501d)に送出して、矢印501c、501b方向に
搬送し、紙葉類検査手段301を通過させた後、切替え
ゲート502を図示502b方向に切り替え、501
g、901a、901b、901cなどを介して、リジ
ェクト庫60、リサイクル庫80のいずれかの切替えゲ
ート903を図示903b方向に切り替えて指定の収納
庫に収納する。
【0038】このとき、紙葉類検査手段301で再度金
種、真偽などを判定し、その結果によって収納庫を指定
するようにしてもよいが、入金計数時に一時保管庫40
に収納する際の全紙幣の判別結果を記憶する手段を設け
ておき、その記憶内容に基づき、収納庫を指定するよう
にしてもよい。後者の方が、収納庫の指定に要する処理
時間を短縮でき、紙幣搬送路のうち矢印501g、90
1a、901b、901cの部分を短縮できる。
【0039】<出金時>図8は、出金取引時の動作を説
明するための図である。同図に示すように、出金取引時
は、リサイクル庫80の各金種毎の金庫から所定の枚数
づつ繰り出し、矢印901c、901b、901a、5
01gと経由させ、紙葉類検査手段301で金種を判別
し、紙葉類厚み検査手段108で一枚であることを確認
し、切替えゲート503で分岐させて、入出金口20に
収納し、利用者に支払われる。
【0040】紙葉類検査手段301で判別できなかった
り、紙葉類厚み検査手段108で一枚であることが確認
できず、出金リジェクトが発生した場合には、その紙幣
は、切替えゲート503を図示503aに切り替え、入
金計数時と同様に、一時保管庫40に一旦収納する。不
足分の紙幣はリサイクル庫80から追加し繰り出され
る。
【0041】<出金リジェクト時>図9は、出金リジェ
クト時の動作を説明するための図である。同図に示すよ
うに、出金取引時にリジェクトが発生し、一時保管庫4
0に収納した場合には、同図に示す出金リジェクト収納
動作を行う。本実施例では、出金リジェクト紙幣は、一
時保管庫40から、図示のように、全てリジェクト庫6
0に収納する。あるいは、紙葉類検査手段301を通過
する際に、再度金種、真偽を判別し、判別可能な紙幣
で、リサイクル庫80に収納できる金種の紙幣はリサイ
クル庫80に収納するようにすれば、リジェクト紙幣の
枚数を低減でき、資金効率の向上が図れる。
【0042】次に、本発明の特徴である、紙幣が一枚か
あるいは紙幣面に異物がないかなどを判定する方法につ
いて図面を用いて詳細に説明する。図10は、本発明に
係る一枚判定手段の一実施例の構成を説明するための図
である。同図に示すように、本実施例における紙葉類厚
み検査手段108は、支持軸まわりに回転可能に取付け
られた基準ローラ108−1と、支点まわりに回転可能
に支持されたアーム108−2に支持された検知ローラ
108−3から構成されている。検知ローラ108−3
は、アーム108−2に取付けられたスプリング108
−4により基準ローラ108−1方向に付勢されてい
る。基準ローラ108−1と検知ローラ 108−3
は、接触した状態で回転するように構成されている。さ
らに、検知ローラ108−3の変位を検知する変位セン
サ108−5が設けられている。
【0043】この構成において、紙幣1000が搬送さ
れてくると、この紙幣1000は基準ローラ108−1
と検知ローラ108−3に挟まれて搬送される。このと
き、検知ローラ108−3は基準ローラ108−1に対
して紙幣1000の厚みに相当する変位をする。変位セ
ンサ108−5は、検知ローラ108−3の変位を検知
し、紙幣の厚みに相当する信号を出力する。
【0044】制御部201は、一枚判定部201−1
と、複数の紙幣の発行国、金種とその紙幣の紙幣の厚み
情報を記述した基準厚みテーブル201−2を持ってい
る。
【0045】また、紙葉類検査手段301は搬送ローラ
対301−1、301−2、301−3が設けられてお
り、紙葉類の特徴を検出する磁気、可視光、赤外光、蛍
光その他のセンサ304を取り付けた紙葉類ガイド30
2−1、302−1の間を紙葉類を搬送する。前記紙葉
類の特徴を検出する磁気、可視光、赤外光、蛍光その他
のセンサ304の出力は、制御部201の中の検査判定
部201−3に伝送され、それぞれのセンサに対応する
アルゴリズムで処理して、紙葉類の発行国、金種などが
検査判定される。
【0046】検査判定部201−3における検査判定結
果は、そのまま紙幣取扱装置10の制御部70に伝送さ
れ、紙幣取扱装置10内部の制御や、必要な業務処理に
利用されると同時に、一枚判定部201−1に伝送され
る。一枚判定部201−1では、検査判定部201−3
から受け取った検査判定結果により、基準厚みテーブル
201−2をアクセスし、当該紙幣の発行国、金種に対
応する基準厚み情報を読み出す。
【0047】また、前記紙葉類厚み検査手段108の変
位センサ108−5の出力は、制御部201の一枚判定
部201−1に送られ、変位センサ108−5の出力か
ら紙幣面の実測厚み情報を算出する。
【0048】次に、一枚判定部201−1は、基準厚み
情報と実測厚み情報を比較して、両者の差が一定の範囲
内であれば一枚、範囲外であれば一枚でないと判定し、
判定結果を制御部70に報告する。このとき、搬送方向
と直交方向の紙幣の位置は一定ではないため、検査判定
部201−3は紙幣の搬送方向と直交する方向の位置情
報を一枚判定部201−1に伝送し、これを受けて、一
枚判定部201−1は実測厚み情報と基準厚み情報の搬
送方向と直交する方向の位置を合わせて判定する。
【0049】一つの実施例では、厚み情報を紙幣の搬送
方向の断面積Sとする(後述する図11参照)。紙葉類
厚み検査手段108−1からは紙幣の厚みが得られるの
で、これを搬送方向に積分する(例えば、一定期間毎に
得られる厚みを加算する)ことにより紙幣の実測厚み情
報としての断面積Sを求めることができる。ここで求め
た断面積Sを、基準厚みテーブル201−2から読み出
した基準厚み情報と比較して、ほぼ等しければ(予め決
められた誤差の範囲内であれば)紙幣は一枚であると判
定でき、基準厚みテーブル201−2から読み出した値
より大きければ紙幣は一枚ではないと判定できる。
【0050】紙葉類厚み検査手段108は原理的には1
個だけでもよいが、好ましくは紙幣の搬送方向と直交す
る方向に紙幣幅をカバーするように複数個並べて設置さ
れており、紙幣面の複数箇所における厚み情報Si(i
=1,2,3・・n)を出力することができるようにな
っている。この場合は、基準厚みテーブル201−2に
も紙幣の搬送方向と直交する方向に並べられた複数の紙
葉類厚み検査手段108のそれぞれの位置に対応して複
数の基準厚み情報を記述しておく。これにより、それぞ
れの位置において一枚判定を行うことができ、一枚判定
の精度を向上することができる(後述する図11参
照)。
【0051】次に、セキュリティスレッドが使用されて
いる紙幣における厚みチェックについて説明する。近年
の外国紙幣には種々の偽造防止のための特徴技術が使用
されており、例えばセキュリティスレッドが使用されて
いる紙幣はセキュリティスレッドの部分のみ厚さが厚く
なっている。
【0052】図11は、セキュリティスレッドを使用し
ている紙幣の厚み検査の説明図である。同図において、
紙幣1000にはセキュリティスレッド1000−1が
使用されていて、その部分は他より厚みが厚くなってい
る。先に述べたように紙葉類厚み検査手段108は搬送
方向と直交方向に複数個設けられており、セキュリティ
スレッド1000−1の位置の紙葉類厚み検査手段を紙
葉類厚み検査手段1083とすると、紙葉類厚み検査手
段1083は他の紙葉類厚み検査手段108i(i=
1,2,4,5・・n)よりも紙幣の厚さが厚いことを
示す出力を出力する。従って、同図に示すように、セキ
ュリティスレッド1000−1部分の実測厚み情報であ
る断面積S3は他の部分の断面積Snよりも大きくな
る。
【0053】一方、セキュリティスレッド1000−1
の位置およびセキュリティスレッド1000−1部分の
厚みは、発行国や金種によりその位置が決まっているの
で、基準厚みテーブル201−2に、発行国および金種
に対応して、それぞれの紙幣のセキュリティスレッドの
位置とその基準厚み情報である断面積を予め書き込んで
おく。
【0054】検査判定部201−3からの検査判定結果
は、紙幣が紙葉類検査手段301を通過したときの表
裏、左右、天地、傾き、搬送方向と直交方向の位置の情
報を含んでいるので、一枚判定部201−1は基準厚み
テーブル201−2から複数個ある紙葉類厚み検査手段
108i(i=1,2,4,5,・・)からの出力に対
しては、それぞれの位置に対応した厚み情報、すなわち
紙葉類厚み検査手段108i(i=1,2,4,5,・
・)のそれぞれの位置に対応した断面積を読み出し、紙
葉類厚み検査手段1083からの出力に対しては、セキ
ュリティスレッド1000−1の部分の断面積を読み出
して比較する。このようにすることにより、紙幣面内で
局部的に厚みが異なっていても、確実に厚みをチェック
することが可能となる。
【0055】以上述べたように、本実施例では、まず紙
葉類検査手段301によりその紙幣がどのようなもので
あるかを判定し、その結果により基準厚みテーブル20
1−2からその紙幣の紙幣全面の断面積の基準値を読み
出す。一方、紙葉類厚み検査手段108からの厚み情報
を基にその紙幣の紙幣面の複数個の断面積の実測値を求
め、一枚判定部201−1で、この断面積の実測値を前
記の基準値と比較することにより、その紙幣が一枚かど
うか判定を行う。
【0056】以上の構成を採用することにより、連続し
て搬送されてくる紙幣の発行国、金種が異なり、厚みが
それぞれ異なっても、更には、一枚の紙幣面内で厚みが
異なっていても、一枚毎に該当する基準厚み情報を読み
出し実測厚み情報をそれと順次比較していくので、一枚
かどうかの判定を確実に行うことが可能になる。
【0057】なお、上記の例では、基準厚みテーブル2
01−2に基準厚み情報として断面積を記述している
が、さらにセキュリティを高めた紙幣について述べる。
図12は、Aの部分で厚くし、Bの部分で薄くして偽造
しにくくしてセキュリティを向上させた紙幣を示す図で
あり、図13は、基準厚みテーブル201−2の記述内
容の一例である。
【0058】本例では、基準厚みテーブル201−2に
は、金種(国内,国外を問わず、取り扱おうとする全て
の金種)ごとに、紙幣の搬送方向の断面積ではなく、該
紙幣の基準寸法情報(基準サイズ、基準厚さ)と、特異
厚さの部分ごとの位置とその厚さ、およびそれぞれの公
差(許容誤差)が記述されている。
【0059】例えば、図13の「金種01」として記述
した厚み情報は、図12に示す紙幣に対するものであ
り、紙幣の基準寸法情報として、長手方向の寸法が1
60mm,短手方向の寸法が76mm、基準厚さが0.
09mm,その公差(許容誤差)が0.01mm、Aの
部分の特異厚さ情報として、長手方向の始点が76m
m,終点が84mm、短手方向の始点が0mm,終点が
76mm、Aの部分の基準厚さが0.10mm,その公
差(許容誤差)が0.01mm、Bの部分の特異厚さ情
報として、長手方向の始点が120mm,終点が140
mm、短手方向の始点が40mm,終点が50mm、B
の部分の基準厚さが0.08mm,その公差(許容誤
差)が0.01mmであることを示している。
【0060】この基準厚みテーブル201−2を用いる
ことにより、紙幣の全ての場所の厚さ、特に紙葉類の搬
送方向と直交する方向の任意の複数箇所の紙葉類の厚み
情報としての断面積を求めることができるので、該基準
厚みテーブル201−2から読み出した情報と、複数の
紙葉類厚み検査手段108i(i=1,2,3,4,・
・・n)のそれぞれからの出力とを比較(任意の位置の
厚さそのものでも紙葉類の搬送方向と直交する方向に設
置された紙葉類厚み検査手段108iの位置での断面積
でもよい)することにより、一枚かどうかの判定をより
確実に行うことが可能になる。
【0061】なお、図10は、紙幣1000が右から左
に搬送されても左から右に搬送されても紙葉類厚み検査
手段108からの出力と紙葉類検査手段301からの出
力を制御部201内で同期させることにより一枚判定が
可能なように構成されている。
【0062】また、上記説明では、紙幣の一枚判定を例
にして説明したが、同様の構成により紙幣面にテープな
どの異物の有無の判定も可能であることはいうまでもな
い。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
紙幣の厚みが異なる場合でも、更には、一枚の紙幣面内
の一部の厚みが異なる場合でも、確実に一枚か一枚でな
いか、また紙幣面にテープなどの異物が無いかを精度良
く判定することが可能な紙幣取扱装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した現金自動取引装置の外観を示
す斜視図である。
【図2】本装置の制御関係を示す制御ブロック図であ
る。
【図3】本発明に係る紙幣取扱装置の構成の一例を示す
側面図である。
【図4】本発明に係る紙葉類取扱装置のブロック図であ
る。
【図5】図3の紙幣搬送路と各ユニットの関係を模式的
に示す図である。
【図6】入金計数時の動作を説明するための図である。
【図7】入金収納時の動作を説明するための図である。
【図8】出金取引時の動作を説明するための図である。
【図9】出金リジェクト時の動作を説明するための図で
ある。
【図10】本発明に係る一枚判定手段の一実施例の構成
を説明するための図である。
【図11】セキュリティスレッドを使用している紙幣の
厚み検査の説明図である。
【図12】部分的に厚さを変えることによって偽造しに
くくしてセキュリティを向上させた紙幣を示す図であ
る。
【図13】図12に示す紙幣に対する基準厚みテーブル
201−2の記述内容の一例である。
【符号の説明】
1:現金自動取引装置、1a:現金自動取引装置の正面
板、1b:装置筐体、2:カード・明細票処理機構、2
a:カードスロット、6:金庫筐体、10:紙幣取扱装
置、10a:紙幣スロット、20:入出金口、40:一
時保管庫、50:紙幣搬送路、60:リジェクト庫、7
0:制御部、80:リサイクル庫、81:装填・回収
庫、108:紙葉類厚み検査手段、108−1:基準ロ
ーラ、108−2:アーム、108−3:検知ローラ、
108−4:スプリング、108−5:変位センサ、2
01:制御部、201−1:一枚判定部、201−2:
基準厚みテーブル、201−3:検査判定部、301:
紙葉類検査手段、301−2、301−2、301−
3:搬送ローラ対、302−1、302−2:紙葉類ガ
イド、304:センサ、401:回転ドラム、501:
搬送方向を示す矢印、503:切換えゲート、901:
搬送方向を示す矢印、903:切換えゲート、100
0:紙幣、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を一枚ずつ送出する紙葉類送出手
    段と、該紙葉類送出手段から送出された紙葉類の種類を
    特定する紙葉類検査手段と、紙葉類の厚み情報を求める
    紙葉類厚み検査手段と、複数種類の紙葉類の厚み情報を
    記憶する記憶手段と、紙葉類を集積する紙葉類集積手段
    と、これらの各手段間において紙葉類を搬送する紙葉類
    搬送手段と、前記記憶手段に記憶されている前記紙葉類
    検査手段により特定された種類の紙葉類の厚み情報と前
    記紙葉類厚み検査手段により求められた紙葉類の厚み情
    報を比較し、紙葉類の厚みが正常か否かを判定する判定
    手段と、全体を制御する制御部を有することを特徴とす
    る紙葉類取扱装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の紙葉類取扱装置におい
    て、 前記記憶手段は、紙葉類の搬送方向と直交する方向の複
    数箇所の紙葉類の厚み情報を記憶するものであり、 前記紙葉類厚み検査手段は、紙葉類の搬送方向と直交す
    る方向の複数箇所に設けられ、 前記判定手段は、紙葉類の搬送方向と直交する方向の複
    数箇所の各々において、前記記憶手段に記憶された紙葉
    類の厚み情報と前記紙葉類厚み検査手段により求められ
    た紙葉類の厚み情報とを比較して、その比較結果に基づ
    いて該紙葉類の厚みが正常か否かを判定することを特徴
    とする紙葉類取扱装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の紙葉類取扱装置におい
    て、 前記記憶手段に記憶される紙葉類の厚み情報は、紙葉類
    の搬送方向と直交する方向の複数箇所における搬送方向
    の断面積、または、紙葉類の搬送方向と直交する方向の
    複数箇所における搬送方向の厚さを表わす情報であるこ
    とを特徴とする紙葉類取扱装置。
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